JP6144025B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、例えば、像担持体上に形成されたトナー像を転写材に転写することにより画像を形成する電子写真方式の画像形成装置に適用し得るものである。
従来、中間転写方式の電子写真カラープリンタは、例えばブラックK、イエローY、マゼンタM、シアンCの各色に対応する感光体上に形成されたトナー像を、一旦像担持体(中間転写体)に転写(1次転写)して重ね合わせ、その後に像担持体上に担持されているトナー像を記録媒体に再度転写(2次転写)することで画像を形成している。
中間転写方式の電子写真カラープリンタに関しては、特許文献1において開示されるものがある。従来の中間転写方式の電子写真カラープリンタは、例えばブラックK、イエローY、マゼンタM、シアンCの各色に対応する感光体それぞれ対して、像担持体としての中間転写ベルトを介して1次転写ローラが当接して配置されて、1次転写ニップ部を形成している。1次転写ローラには、感光体上に形成されるトナー像の帯電極性と逆極性の転写バイアスが印加されて、トナー像が中間転写ベルトに1次転写される。
また、2次転写ローラが中間転写ベルトに対向して配置されて、2次転写ニップ部を形成している。2次転写ローラには、中間転写ベルト上のトナー像の帯電極性を逆極性の転写バイアスが印加されて、2次転写ニップ部に搬送されてきた記録媒体41にトナー像が転写される。
特開2012−053085号公報
一般的に、2次転写ローラは、体積抵抗率が10Ω・cm〜10Ω・cm程度の中抵抗のものが用いられ、望ましくは10Ω・cm〜10Ω・cm程度のものが用いられる。一方、記録媒体の体積抵抗率は10Ω・cm〜1015Ω・cm程度とさまざまである。
比較的体積抵抗率が高い記録媒体にトナー像を2次転写する場合、以下のような問題が発生する。
2次転写ローラの幅は、2次転写可能な最も幅が広い記録媒体の幅より、数mm程度長く設計されている。そのため、2次転写ニップ部内で中間転写ベルトと2次転写ローラとの間に記録媒体が挟みこまれている部分と挟みこまれていない部分が存在する。
2次転写ニップ部内の記録媒体が挟み込まれている部分(以下、媒体内領域と称す。)の抵抗値は、記録媒体が存在しない領域(以下、媒体外領域と称す。)の抵抗値に比べて、記録媒体が存在する分高くなる。しかし、比較的体積抵抗率の高い記録媒体(例えば1011Ω・cm以上)が存在する場合、媒体内領域と媒体外領域との抵抗値の差が顕著になる。このような状況においては、2次転写部に2次転写バイアスを印加した場合、媒体内領域を流れる2次転写電流密度と媒体外領域を流れる2次転写電流密度とは大きく異なり、例えば2倍以上異なる場合も生じ得る。
ところで、記録媒体は同質の素材であってもサイズがさまざまであり、したがって記録媒体の幅方向の長さもさまざまである。上記のように、記録媒体の体積抵抗率が比較的高いものの場合、媒体領域内と媒体領域外との2次転写電流密度が大きく異なるため、記録媒体の幅が異なると、2次転写ニップ部全体を流れる電流値の合計、すなわち2次転写電流値が大きく異なる結果となる。
良好な2次転写結果を得るためには、媒体内領域の電流密度を所定の値に制御することが必要であるが、上記のように記録媒体の幅が変化すると、媒体内領域の電流値と媒体外領域の電流値との合計である2次転写電流値としては異なる電流値に制御する必要がある。
そのため、記録媒体の幅方向の長さが変化しても、媒体内領域の電流密度を所定の値に維持できるように、2次転写電流値を精度良く、かつ、容易に制御することができる画像形成装置が求められている。
かかる課題を解決するために、本発明は、(1)1又は複数の画像形成部と、(2)1又は複数の画像形成部により形成される現像剤像を表面に担持する像担持体と、(3)像担持体に担持されている現像剤像を記録媒体に転写する転写部と、(4)転写部に電圧を供給する電圧供給部と、(5)記録媒体が転写部に存在しない状態で、電圧供給部から転写部に所定値の電圧を印加するときの転写電流値を測定する転写電流測定部と、(6)転写電流測定部と転写部との間に直列に接続された抵抗体と、(7)記録媒体の電気的特性情報を記憶する記憶部と、(8)電圧供給部が転写部に供給する転写電圧値を制御する制御部とを備え、制御部が、記録媒体が前記転写部に存在しない状態で、電圧供給部から前記転写部に印加した電圧値と、転写電流測定部により測定された転写電流値とに基づいて、記録媒体が存在しない状態での転写部の無媒体電圧値と、無媒体電圧値に基づいて、記録媒体が存在しない状態での転写部の無媒体電流密度とを算出し、記録媒体の種類に基づく幅方向の長さと、抵抗体の抵抗値と、記録媒体の電気的特性情報を参照して得た記録媒体領域に流れる電流密度と、記録媒体が存在しない状態での転写部の無媒体電圧値及び無媒体電流密度の相関関係と記録媒体領域に印加する電圧値とに基づいて求めた記録媒体領域外に流れる電流密度とに基づいて、像担持体の現像剤像を記録媒体に転写するときに、転写電圧値を決定することを特徴とする画像形成装置である。
本発明は、記録媒体の幅方向の長さが変化しても、媒体内領域の電流密度を所定の値に維持できるように、2次転写電流値を精度良く、かつ、容易に制御することができる。
第1の実施形態のカラー画像記録装置の内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施形態の各画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cの内部構成を説明する説明図である。 第1の実施形態の記録媒体収容カセットの構成を示す構成図である。 第1の実施形態の記録媒体収容カセットの媒体幅長検出機構の構成を示す構成図である。 第1の実施形態のスイッチ切替部材とスイッチ部との接続関係を説明する説明図である。 第1の実施形態のスイッチ切替部材によるスイッチの切り替え機構を説明する説明図である。 第1の実施形態のスイッチのON/OFFと記録媒体の幅長との関係を示す変換表の構成例を示す図である。 第1の実施形態の2次転写ローラの断面図である。 第1の実施形態のカラー画像記録装置の制御系の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の2次転写バイアス供給部、2次転写電流測定部、2次転写ローラの接続構成を示す構成図である。 第1の実施形態の2次転写部の電圧−電流特性検出動作処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の媒体電流テーブルの構成を示す構成図である。 第1の実施形態の媒体電圧テーブルの構成を示す構成図である。 第1の実施形態の2次転写バイアス値の算出方法を示すフローチャートである。 第1の実施形態の2次転写部の領域に印加する電圧及び電流の分布特性を説明する説明図である。 第2の実施形態のカラー画像記録装置の内部構成を示す内部構成図である。 第2の実施形態のカラー画像記録装置の制御系の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態のラインイメージセンサによる記録媒体の形状検出処理を説明する説明図である。 第2の実施形態の制御部がラインイメージセンサからの出力ビデオイメージに基づいて記録媒体の連続的な幅長の検出処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の2次転写電圧の制御方法の処理を示すフローチャートである。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明の画像形成装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態は、中間転写方式を採用する電子写真方式のカラー画像記録装置に本発明を適用する場合を例示する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態のカラー画像記録装置1Aの内部構成を示す内部構成図である。
図1において、第1の実施形態のカラー画像記録装置1Aは、画像形成部としての4個の画像形成ユニット2K、2Y、2M、2C、像担持体としての中間転写ベルト12、駆動ローラ13、アイドルローラ14、2次転写バックアップローラ35、1次転写ローラ15K、15Y、15M、15C、2次転写ローラ36、クリーニングブレード33、クリーナ容器32、記録媒体収容カセット19、ホッピングローラ16、レジストセンサ21、レジストローラ17、ピンチローラ18、ガイド部34、定着器28、排出ガイド51、温湿度センサ69を有する。
まず、第1の実施形態のカラー画像記録装置1Aが備える、画像形成部としての各画像形成ユニット2K、2Y、2M、2C、及び、1次転写部の構成を説明する。
カラー画像記録装置1Aは、4個の独立した画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cを備える。4個の画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cは、それぞれブラックK、イエローY、マゼンタM、シアンCの像を、中間転写ベルト12の表面に記録するものである。
4個の画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cは、中間転写ベル12の回転方向Aの手前から順に、画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cの順に配置されている。さらに、4個の画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cは、像担持体としての中間転写ベルト12の表面上に、感光体6K、6Y、6M、6Cが接触して配置されている。
図2は、各画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cの内部構成を説明する説明図である。なお、図2では、代表として画像形成ユニット2Kの内部構成を示すが、他の画像形成ユニット2Y、2M、2Cも同様の構成である。
図2において、画像形成ユニット2Kは、感光体6K、感光体6Kを一様に帯電させるチャージローラ5K、感光体6Kの表面を露光して静電潜像を書き込む露光部としてのLEDヘッド3K、感光体6K表面の静電潜像をトナーで現像する現像ローラ7K、現像ローラ7Kの表面にトナーを供給しつつ現像ローラ7Kとの間でトナーをこすりつけてマイナス極性に摩擦帯電させるスポンジローラ9K、現像ローラ7K表面に供給されたトナーを均一な薄層にする現像ブレード8K、スポンジローラ9Kにトナーを供給する現像剤容器10K、感光体表面に残留したトナーをクリーニングするクリーニングブレード4Kを有して構成されている。
なお、図2は、画像形成ユニット2Kの内部構成であるため、現像剤容器10Kには、ブラックトナーが収容されているが、他の画像形成ユニット2Y、2M、2Cの現像剤容器には、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーが収容される。
中間転写ベルト12は、駆動ローラ13、アイドルローラ14、2次転写バックアップローラ235により巻きかけられ、感光体6K、6Y、6M、6Cの表面に形成された像を担持する像担持体である。なお、中間転写ベルト12は、図1の矢印Aの方向に回転する。また、中間転写ベルト12は、例えば、半導電性プラスチップフィルム等を無端ベルト状に成形したもの等を用いることができる。
中間転写ベルト12を挟んで感光体6K、6Y、6M、6Cに対向する位置に、1次転写ローラ15K、15Y、15M、15Cが配置されている。これらの構成を1次転写部とも呼ぶ。
1次転写部において、1次転写ローラ15K、15Y、15M、15Cはそれぞれ、例えばスプリング等の弾性体によって感光体6K、6Y、6M、6Cに押し当てられており、1次転写ニップ部を形成している。
また、1次転写部において、感光体6K、6Y、6M、6C上に形成されたトナー像は、1次転写ローラ15K、15Y、15M、15Cに印加される1次転写バイアスによって、中間転写ベルト12上に転写、積層される。
積層されたトナー像は、中間転写ベルト12に搬送されて、2次転写部に到達する。ここで、中間転写ベルト12を挟んで、2次転写バックアップローラ35と2次転写ローラ36とが配置されている。これらの構成を2次転写部とも呼ぶ。
記録媒体収容カセット19は、記録媒体41の束である記録媒体束40を収容するものである。ホッピングローラ16は、記録媒体収容カセット19に収容されている記録媒体束40のうち、最上層の記録媒体41を取り出す。取り出された記録媒体41は、レジストローラ17及びピンチローラ18のニップ部に向けて搬送される。
図3は、記録媒体収容カセット19の構成を示す構成図である。図3に示すように、記録媒体収容カセット19は、X方向に可動であり、収容されている記録媒体41を固定する媒体幅固定部102及び103を備える。図3において、X方向は記録媒体束40の幅方向であり、Y方向は記録媒体束40の長さ方向であり、Z方向は記録媒体束40の高さ方向である。
なお、図3では、2個の媒体幅固定部102及び103を備える場合を例示するが、固定壁に対してX方向に可動する1個の媒体幅固定部としても良い。
ここで、記録媒体収容カセット19の媒体幅固定部102及び103により、収容されている記録媒体41の幅方向の長さを検出する媒体幅長検出機構101について図4を用いて説明する。媒体幅長検出機構101は、幅検知部の一例である。
図4は、記録媒体収容カセット19の媒体幅長検出機構101の構成を示す構成図である。図4において、X方向は記録媒体束40の幅方向であり、Y方向は記録媒体束40の長さ方向である。
図4に示すように、媒体幅長検出機構部101は、媒体幅固定部102及び103と、ギヤ104〜107、スイッチ切替部材108、スイッチ部109を有する。
図4において、媒体幅固定部102及び103は、記録媒体束40の幅の長さによってX方向に可動するものである。記録媒体収容カセット19に記録媒体束40が収容されると、ユーザは媒体幅固定板102b及び103bをX方向に移動させ、媒体幅固定板102b及び103bの内面を記録媒体束40の側面に当てる。媒体幅固定板102b及び103bには、X方向に延びるスライド部102a及び103aが連結されている。媒体幅固定板102b及び103bの移動により、スライド部102a及び103aがX方向にスライドする。
また、スライド部102a及び103aはギヤ104に連結している。ギヤ104は、スライド部102a及び103aのX方向の移動に応じて回転するものである。さらに、ギヤ105〜107は、ギヤ104の回転をスイッチ切替部材108に伝達するものである。
スイッチ切替部材108は、ギヤ107から回転が伝達され、自身が回転することにより、接触するスイッチ部109をON/OFFするものである。
図5は、スイッチ切替部材108とスイッチ部109との接続関係を説明する説明図である。
図5に示すように、スイッチ切替部材108は、例えば円柱形状等でなる本体108eと、スイッチ部109と接触する4個の接触リング108a〜108dと、ギヤ107と接続する歯車部108fとを有して構成される。
4個の接触リング108a〜108dは、互いに周期が1対2対4対8となる凹凸部(接触片)を有する環状部材である。接触リング108a〜108dの凸部はスイッチ部109のスイッチ109a〜109dをONとし、凹部はスイッチ部109のスイッチ109a〜109dをOFFとする。
図6は、スイッチ切替部材108によるスイッチ109の切り替え機構を説明する説明図である。
スイッチ切替部材108の回転角度は媒体固定版102および103の間隔、すなわち記録媒体束40の幅に連動している。そのため、記録媒体束40の幅の長さによって、スイッチ109a〜109dのON/OFF組み合わせが変化する。
例えば、図6(C)において、スイッチ切替部材108とスイッチ109a〜109dがAの位置で接触している場合、図6(A)に示すように、スイッチ109a〜109dのON/OFF組み合わせは(OFF,ON,ON,OFF)である。また、図6(C)のBの位置で接触している場合、スイッチ109a〜109dのON/OFF組み合わせは(ON,OFF,ON,OFF)である。
このように、スイッチ109a〜109dのON/OFF組み合わせは、記録媒体41に対応している。
図7は、スイッチ109a〜109dのON/OFFと記録媒体41の幅長との関係を示す変換表110の構成例を示す図である。後述するカラー画像記録装置1Aの制御部53は、図7を参照し、スイッチ109a〜109dからの信号に基づいて記録媒体41の幅長を検出することができる。
例えば、図7の変換表110において、スイッチ109a〜109dのON/OFF組み合わせが(OFF,OFF,OFF,OFF)の場合、記録媒体41の幅長は、210mm〜220mmであると判断することができる。
なお、この実施形態では、4個のスイッチ109a〜109dのON/OFFに基づいて、記録媒体41の幅長を検出する場合を例示したが、スイッチ数は、4個に限定されるものではない。
図1において、ホッピングローラ16に取り出された記録媒体41は、レジストローラ17とピンチローラ18とのニップ部に到達する。
レジストセンサ21は、記録媒体41がレジストローラ17とピンチローラ18のニップ部に到達したことを検知するものである。
レジストローラ17は、中間転写ベルト12上に1次転写されたトナー像が、2次転写バックアップローラ35と2次転写ローラ36との2次転写ニップ部に到達するタイミングにあわせて、記録媒体41を2次転写部に送りだすものである。
2次転写部では、中間転写ベルト12を2次転写ローラ36と2次転写バックアップローラ35が挟み込んで2次転写ニップ部を形成している。2次転写部は、本発明の転写部の一例である。
図8は、実施形態の2次転写ローラ36の断面図である。図8に示すように、2次転写ローラ36は、金属シャフト72と、金属シャフト72を覆う半導電層71とで構成される。なお、2次転写バックアップローラ35は、全体が金属で構成されている。
2次転写部に送り出された記録媒体41は、中間転写ベルト12上のトナー像と重なりながら、2次転写ニップ部に噛みこまれる。2次転写ローラ36には、2次転写電圧が印加されており、中間転写ベルト12上のトナー像が記録媒体41に転写される。
中間転写ベルト12上のトナー像が転写された記録媒体41は、中間転写ベルト12及び2次転写ローラ36に引き続き搬送されて、定着器28に到達する。
定着器28は、図1に示すように、定着ローラ25、定着ローラ25を内部から加熱するハロゲンヒータ27、加圧ローラ26を有して構成される。
加圧ローラ26は、例えばスプリング等の弾性体により定着ローラ25に押し当てられており、定着ニップ部を形成している。
定着器28に到達した記録媒体41は定着ニップ部において加熱及び加圧され、記録媒体41上に転写されたトナー像が溶融、定着し、フルカラー画像が記録媒体41上に形成される。フルカラー画像が形成された記録媒体41は、排出ガイド51に導かれてカラー画像形成装置上面のスタッカ30に排出される。
また、画像形成装置1は温湿度センサ69が実装されており、画像形成装置1周囲の温湿度を検出している。
次に、第1の実施形態のカラー画像記録装置1Aの制御系50Aの構成を、図面を参照しながら説明する。
図9は、この実施形態のカラー画像記録装置1Aの制御系50Aの構成を示すブロック図である。図9において、制御部53、高圧制御部60、コマンド/画像処理部51等は、例えば、CPUが、記憶部に格納される処理プログラムを実行することにより実現されるものである。
コマンド/画像処理部51は、ホスト側からのコマンド及び画像データを処理部又は装置であり、カラー記録装置1全体の制御するものである。また、コマンド/画像処理部51は、画像データを解釈し、画像データをビットマップに展開し、ビットマップデータをLEDヘッド3K、3Y、3M、3Cに与えるものである。
制御部53は、コマンド/画像処理部51からの指令に従い、レジストセンサ21からの出力を監視し、定着器28のハロゲンヒータ27の制御や高圧制御部60への各高圧出力の指示を行うものである。
また、制御部53は、フラッシュメモリ68と接続されており、フラッシュメモリ68に記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムの実行を行う。
さらに、制御部53は、温湿度センサ69が接続されており、画像形成装置1の周囲の温度、湿度を検出する。またさらに、制御部53は、スイッチ109が接続されており、図7の変換表110を参照して、スイッチ部109からのON/OFFの信号に基づいて、記録媒体収容カセット19に収容されている記録媒体束40の幅を検知する。
高圧制御部60は、制御部53から各高圧出力の指示を受け取ると、チャージバイアス供給部61、現像バイアス供給部62、スポンジバイアス供給部66、1次転写バイアス供給部63、2次転写バイアス供給部64の制御を行う。
ここで、チャージバイアス供給部61は、チャージバイアスをチャージローラ5K、5Y、5M、5Cに供給するものである。また、現像バイアス供給部62は、現像バイアスを現像ローラ7E、7Y、7M、7Cに供給するものである。また、スポンジバイアス供給部66は、スポンジバイアスをスポンジローラ9K、9Y、9M、9Cに供給するものである。
さらに、1次転写バイアス供給部63は、1次転写バイアスを1次転写ローラ15K、15Y、15M、15Cに供給するものであり、2次転写バイアス供給部64は、2次転写バイアスを2次転写ローラ36に供給するものである。
2次転写バイアス供給部64は、高圧制御部60により定電圧制御されており、2次転写バイアス供給部64の出力部(出力端子)に所定の定電圧を出力する。2次転写バイアス供給部64は、電圧供給部の一例である。
また、高圧制御部60は、2次転写ローラ36に流れる2次転写電流を測定する2次転写電流測定部65と接続している。2次転写電流測定部65は、転写電流測定部の一例である。
図10は、2次転写バイアス供給部64、2次転写電流測定部65、2次転写ローラ36の接続構成を示す構成図である。
2次転写バイアス供給部64は、2次転写電流測定部65を介して接地されており、また固定抵抗81を介して2次転写ローラ36に接続されている。また、2次転写バックアップローラ35は接地されている。
従って、2次転写電流測定部65は、2次転写部に流れる2次転写電流値を測定することができる。
抵抗体としての固定抵抗81は、2次転写ローラ36の体積抵抗率の周方向のムラによる転写ムラを軽減する働きがある。すなわち、2次転写ローラ36の体積抵抗率が低い部位が中間転写ベルト12と接触しているときは、2次転写電流値が増加するが、同時に固定抵抗81の電圧降下が大きくなり電流増加を制限する。
逆に、2次転写ローラ36の体積抵抗率が高い部位が中間転写ベルト12と接触しているときは、2次転写電流値が減少するが、同時に固定抵抗81の電圧降下が小さくなり電流減少を制限する。その結果、2次転写ローラ36の抵抗値に周方向のムラによる2次転写電流値の変化を小さくできる。
(A−2)第1の実施形態の動作
以下、第1の実施形態のカラー画像記録装置1Aにおける動作を、図面を参照しながら説明する。
まず、第1の実施形態のカラー画像記録装置1Aの印刷動作を説明する。
カラー画像記録装置1Aは、印刷画像データを受信すると、画像形成動作を開始する。
図9において、制御部53は、ハロゲンヒータ27を制御して定着器28を温め、トナー像を記録媒体41に定着可能な温度範囲になるように制御する。
定着器28が温まると、制御部53は駆動ローラ13及び各画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cを駆動開始する。同時に、制御部53は、高圧制御部60に指令を出し、チャージバイアス供給部61、現像バイアス供給部62及びスポンジバイアス供給部66をオンして、画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cに所定の高電圧バイアスを供給する。
ここで、感光体6上へのトナー像の形成動作について、画像形成ユニット2Kを例にとって説明する。
チャージローラ5Kには、チャージバイアス供給部61から、−1000Vのチャージバイアスが供給されて、感光体6K表面を−600Vに帯電させる。また現像ローラ7Kには、現像バイアス供給部62から、−200Vの現像バイアスが供給される。さらに、スポンジローラ9Kには、スポンジバイアス供給部66から、−250Vのスポンジバイアスが供給される。
現像剤容器10Kからトナーは、スポンジローラ9Kと現像ローラ7Kに強く擦られてマイナス極性に摩擦帯電する。マイナス極性に摩擦帯電されたトナーは、スポンジバイアスと現像バイアスの電位差によって現像ローラ7Kに付着させられる。現像ローラ7Kに付着したトナーは、現像ブレード8Kによって均一な厚さにならされて、現像ローラ7Kにトナー層を形成する。現像ローラ7K上に形成されたトナー層は、現像ローラ7Kの回転によって感光体6Kとのニップ部に運ばれる。
コマンド/画像処理部51は、LEDヘッド3Kを駆動して感光体6K表面を露光する。感光体6Kの表面において、露光された部分は−50Vに除電され、静電潜像が形成される。静電潜像は、感光体6Kの回転に伴って現像ローラ7Kと感光体6Kのニップ部に運ばれる。現像ローラ7Kには−200Vの現像バイアスが印加されているので、マイナス極性に帯電しているトナーは電位差によって感光体6Kの静電潜像部にのみ付着されて、トナー像として現像される。
画像形成ユニット2Y、2M、2Cにおいても、画像形成ユニット2Kと同様な動作によって、感光体6Y、6M、6C上にトナー像が現像される。
感光体6K、6Y、6M、6C上にトナー像が形成されると、感光体6K、6Y、6M、6C上のトナー像が中間転写ベルト12と感光体6K、6Y、6M、6Cの接触部、すなわち1次転写ニップ部に到達する前に、高圧制御部60は、1次転写バイアス供給部63をオンにして、転写ローラ15K、15Y、15M、15Cに1次転写バイアスを供給する。これにより、感光体6K、6Y、6M、6C上に形成されたトナー像が中間転写ベルト12上に転写積層する。
中間転写ベルト12上へのトナー像の1次転写が開始されると、所定のタイミングの後、制御部53は、ホッピングローラ16を駆動して記録媒体収容カセット19から記録媒体41を取り出す。取り出された記録媒体41は、レジストローラ17及びピンチローラ18のニップ部に搬送される。
さらに、中間転写ベルト12上のトナー像が2次転写ニップ部に到達するタイミングにあわせて、レジストローラ17が駆動して記録媒体41を2次転写ニップ部に送り込む。記録媒体41は中間転写ベルト12上のトナー像と重なり合いながら、2次転写ニップ部に噛みこまれて搬送される。
制御部53は、記録媒体41が2次転写ニップ部に送り込まれるタイミングにあわせて、2次転写バイアス供給部64をONして、2次転写バイアスを2次転写ローラ36に供給する。その結果、記録媒体41には中間転写ベルト12上のトナー像が転写される。
記録媒体41は、2次転写ローラと2次転写バックアップローラのニップ部を通過すると、定着器28に案内される。記録媒体41が定着器28に到達すると、既に定着可能温度に到達しているヒートローラ25と、これに圧接する加圧ローラ26に狭持搬送されて、トナー像が記録媒体41に定着される。定着が終了すると、記録媒体41はガイド29に案内されてスタッカ30へ排出され印刷動作が完了する。
以上のようにして、記録媒体収容カセット19から繰り出された記録媒体41に、カラー画像が記録される。
次に、第1の実施形態の2次転写部の電圧−電流特性検出動作を、図11を用いて説明する。図11は、第1の実施形態の2次転写部の電圧−電流特性検出動作処理を示すフローチャートである。
第1の実施形態の電圧−電流特性検出動作は、電源ON時、あるいは印刷JOB受信時など、印刷動作の前に実施される。つまり、電圧−電流特性検出は、記録媒体41が2次転写ニップ内に存在しない状態で実施される。
図11において、電圧−電流特性検出動作が起動されると、制御部53は、駆動ローラ13を駆動開始する(S301)。
続いて、高圧制御部60は2次転写バイアス供給部64を制御して所定の第1の電圧V1[V]を2次転写部に印加し、2次転写電流測定部65が2次転写電流値I1[μA]を検出する(S302)。
続いて、同様に、高圧制御部60は2次転写バイアス供給部64を制御して所定の第2の電圧V2[V]を2次転写部に印加し、2次転写電流測定部65が2次転写電流値I2[μA]を検出する(S303)。
ここで、2次転写電流測定部65による2次転写電流値I1及びI2の測定は、記録媒体41が、2次転写ニップ部に存在しない状態で行う。また、2次転写電流測定部65は、記録媒体41が2次転写ニップ部に存在しない状態で、少なくとも1回、2次転写電流値I1及びI2の測定を行う。例えば、電源ON後、印刷動作前に少なくとも1回、2次転写電流値I1及びI2を測定できればよい。
制御部53は、第1の電圧V1[V]及び第2の電圧V2[V]の印加時の2次転写ローラ36の金属シャフト72とバックアップローラ35との間のシャフト間電圧Vs1[V]及びVs2[V]を、オームの法則に基づいて計算する(S304)。
Vs1=V1−I1×R …(1)
Vs2=V2−I2×R …(2)
ただし、R[MΩ]は固定抵抗81の抵抗値
続いて、シャフト間電圧がVs1[V]及びVs2[V]のときの電流密度J1[μA/mm]及びJ2[μA/mm]を下式(3)及び(4)に基づいて計算する(S305)。なお、電流密度は2次転写ローラ36の単位長さ当たりの電流値を表す。また、2次転写ローラ36の長さはL[mm]とする。
J1=I1/L …(3)
J2=I2/L …(4)
続いて、制御部53は、シャフト間電圧Vs[V]と電流密度J[μA]との相関を線形近似式で表す(S306)
J=a×Vs+b …(5)
ただし
a=(J2−J1)/(Vs2−Vs1) …(6)
b=(J1×Vs2−J2×Vs1)/(Vs2−Vs1) …(7)
以上のようにして、記録媒体41が2次転写ニップ部に存在しない状態での、Vs[V]とJ[μA]の関係が求まる。
ここで、制御部53による式(1)〜(6)の計算は、電源ON後、印刷動作前に、少なくとも1回なされればよい。
次に、制御部53が、記録媒体41へトナー像を転写する際の2次転写バイアス値の決定方法を説明する。
図12は、媒体電流テーブル120の構成を示す構成図であり、図13は、媒体電圧テーブル121の構成を示す構成図である。
記録媒体の電気的特性情報としての媒体電流テーブル120及び媒体電圧テーブル121は、例えば、記憶部としてのFLASHメモリ68に格納される。制御部53は、FLASHメモリ68に格納される媒体電流テーブル120及び媒体電圧テーブル121を用いて、記録媒体41へトナー像を転写する際の2次転写バイアス値を決定する。
媒体電流テーブル120及び媒体電流テーブル121は、図12及び図13に示すように、温湿度センサ69から温度(℃)及び湿度(%)の検出値によって、媒体電流値及び媒体電圧値を参照する値が決定する構造となっている。
媒体電流テーブル120及び媒体電圧テーブル121は、良好な2次転写結果を得られるときに記録媒体部分に流れる電流密度と記録媒体が背負う電圧を実測して求めたものである。図12の媒体電流テーブル120の単位は[μA/mm]であり、図13の媒体電圧テーブル121の単位は[kV]である。
なお、図12、図13に示した媒体電流テーブル120及び媒体電圧テーブル121は一例であり、記録媒体41の種類別、又は印刷速度毎に複数異なったものを設けてもよい。また、図12及び図13において、温度と湿度の分類領域も、これに限ったものではなく、より細分化しても良く又はより粗く分類しても良い。
次に、第1の実施形態の2次転写バイアス値の算出方法を、図面を参照しながら詳細に説明する。図14は、第1の実施形態の2次転写バイアス値の算出方法を示すフローチャートである。
まず、制御部53は、温湿度センサ69から周囲温度及び周囲湿度を取得する。さらに、制御部53は、媒体幅長検出機構部101から記録媒体41の幅方向の長さWを取得する。
記録媒体41の幅方向の長さWは、上述した媒体幅長検出機構部101が検出する。記録媒体41の幅方向の長さWは、検出幅の範囲の中央値とする(S311)。
例えば、媒体幅長検出機構部101が、スイッチ109a〜109dからのON/OFF信号に基づいて図7を参照して、記録媒体41の幅を「210mm〜220mm」と検出するとする。この場合、制御部53は、210mm〜220mmの中央値である215mmを、記録媒体41の幅方向の長さWとする。
なお、スイッチ部109に設けられるスイッチ数がより多く設けられ、記録媒体41の幅長がより精度良く求められるときには、中央値でなく、媒体幅長検出機構部101により得られた値をそのまま使用するようにしてもよい。
続いて、制御部53は、FLASHメモリ68に格納されている媒体電流テーブル120及び媒体電圧テーブル121を参照して、温湿度センサ69からの温度及び湿度の検出結果に基づいて、媒体電流値Jp[μA/mm]及び媒体電圧値Vp[V]を一意に定める(S312)。
続いて、制御部53は、媒体電流値Jp[μA/m]及び媒体電圧値Vp[V]を実現する2次転写ローラ36の金属シャフト72と2次転写バックアップローラ35との間に印加されるべき電圧値V[V]を計算する(S313)。
図15は、第1の実施形態の2次転写部の領域に印加する電圧及び電流の分布特性を説明する説明図である。図15において、領域Iは、記録媒体41が存在する媒体内領域であり、領域IIは、記録媒体41が存在しない媒体外領域である。
S313において制御部53が求めた電圧値V[V]は、図15の媒体領域(領域I)に印加される電圧である。つまり、電圧値Vは、媒体電圧値Vp[V]と、2次転写ローラ36と中間転写ベルト12とからなるそれ以外の領域(領域II)に掛かる電圧値Vin[V]との和である。
ここで、2次転写ローラ36と中間転写ベルト12からなる領域も、流れる電流密度はJp[μA/mm]であるから、電圧値Vinは、式(8)に基づいて以下のようにして求まる。
Vin=(Jp−b)/a …(8)
したがって、電圧値V[V]は、式(9)に基づいて以下のように求まる(S313)。
V=Vin+Vp=(Jp−b)/a+Vp …(9)
続いて、制御部53は、記録媒体41が存在しない領域(領域II)に流れる電流密度Jout[μA/m]を求める。
領域IIに印加される電圧は、2次転写バックアップローラ35及び2次転写ローラ36の金属シャフト72は共に金属であり等電位面を形成しているから、領域Iの電圧Vと等しい。したがって、Jout[μA/mm]は式(10)を用いて以下のように求まる(S314)。
Jout=a×V+b …(10)
続いて、制御部53は、2次転写ローラ36全体を流れる電流値Itr[μA]を求める。2次転写ローラの長さを[mm]とすると、記録媒体41の幅長がWなので、記録媒体41が存在しない領域(領域II)の幅はL−W[mm]である。したがって、Itr[μA]は以下のように計算される(S315)。
Itr=Jp×W+Jout×(L−W) …(11)
以上から、制御部53は、2次転写バイアス供給部64が出力すべき電圧値Vtr[V]を以下のように計算する(S316)。
Vtr=V+Itr×R …(12)
以上のようにして求められたVtr[V]を2次転写バイアス供給部64から出力すれば、幅W[mm]の記録媒体41において、媒体領域において電流密度Jp[μA/mm]を実現できるので、良好な2次転写結果を得ることができる。
なお、媒体電流テーブル120及び媒体電圧テーブル121は、何れかのテーブルを媒体抵抗値Rp=Jp/Vpテーブルで置き換えても良い。媒体電流値Jp、媒体電圧値Vp、媒体抵抗値Rpのいずれか2つのテーブルを用意すれば、媒体電流値Jp、媒体電圧値Vpを求めることが可能であるので、第1の実施形態の動作を実現可能である。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、2次転写部の記録媒体41が存在しない状態での電圧−電流特性検出動作を行い、なおかつ記録媒体41の媒体幅長検知機構101と記録媒体41の2次転写が良好となる媒体部の電流密度テーブル120と記録媒体が背負う媒体電圧テーブル121を設けたことにより、記録媒体の幅が異なる場合でも、良好に2次転写することが可能である。
(B)第2の実施形態
次に、本発明の画像形成装置の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態は、2次転写部の記録媒体41が存在しない状態での電圧−電流特性検出動作を行い、なおかつ記録媒体41の媒体幅長検知機構101と記録媒体41の2次転写が良好となる媒体部の電流密度テーブル120と記録媒体が背負う媒体電圧テーブル121を設けたことにより、記録媒体の幅が異なる場合でも、良好に2次転写することが可能とするものである。
しかしながら、第1の実施形態の構成は、例えば長方形でない記録媒体、すなわち2次転写中に記録媒体の幅長が変化する記録媒体の場合に対応できないことがある。
そこで、第2の実施形態では、2次転写中に記録媒体の幅長が変化するような記録媒体でも、良好な2次転写を行えるようにする実施形態を説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
図16は、第2の実施形態のカラー画像記録装置1Bの内部構成を示す内部構成図である。
図16において、第1の実施形態のカラー画像記録装置1Bは、4個の画像形成ユニット2K、2Y、2M、2C、像担持体としての中間転写ベルト12、駆動ローラ13、アイドルローラ14、2次転写バックアップローラ35、1次転写ローラ15K、15Y、15M、15C、2次転写ローラ36、クリーニングブレード33、クリーナ容器32、記録媒体収容カセット19、ホッピングローラ16、レジストセンサ21、レジストローラ17、ピンチローラ18、ガイド部34、定着器28、排出ガイド51、温湿度センサ69、ラインイメージセンサ130を有する。
第2の実施形態のカラー画像記録装置1Bは、幅検知部としてのラインイメージセンサ130を備える点で、第1の実施形態と構成が異なる。
なお、第1の実施形態のカラー画像記録装置1Aと同一又は対応する構成要素には、図1と同一の符号を付している。
ラインイメージセンサ130は、レジストローラ17と2次転写バックアップローラ35との間に配置されており、媒体収容カセット19から繰り出された記録媒体141の幅長を連続的に検出するものである。
次に、第2の実施形態のカラー画像記録装置1Bの制御系50Bの構成を、図面を参照しながら説明する。
図17は、この実施形態のカラー画像記録装置1Bの制御系50Bの構成を示すブロック図である。
図17において、カラー画像記録装置1Bの制御系50Bは、図9の制御系50Aの構成に加えて、制御部53が、ラインイメージセンサ130と接続するドライブ回路部131、タイマ132、RAM133と接続する構成である。
なお、第2の実施形態の制御部53は、第1の実施形態のスイッチ部109と接続していない。
制御部53は、ドライブ回路部131を介して、ラインイメージセンサ130から記録媒体41の幅長を検出するセンサ信号を取得する。また、制御部53は、時間経過を測定するタイマ132と接続し、一時的にデータを記憶するRAM133と接続している。
なお、図9に示した第1の実施形態における制御系50Aのブロック図と同一又は対応する構成要素に関しては、同じ番号を付してある。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、第2の実施形態のカラー画像記録装置1Bにおける動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
カラー画像記録装置1Bにおける画像形成処理の動作は、第1の実施形態で説明したため、ここでの詳細な説明は割愛する。以下では、第2の実施形態に係るラインイメージセンサ130による連続的な記録媒体幅長の検知処理及びそれに伴う2次転写電圧制御処理を、図面を参照して詳細に説明する。
中間転写ベルト12上へのトナー像の1次転写が開始されると、所定のタイミングの後、制御部53は、ホッピングローラ16を駆動して記録媒体収容カセット19から記録媒体141を取り出し、レジストローラ17とピンチローラ18のニップ部に記録媒体141を送り込む。
さらに、中間転写ベルト12上のトナー像が2次転写ニップ部に到達するタイミングにあわせて、レジストローラ17が駆動して、記録媒体141が2次転写ニップ部に搬送される。
記録媒体141がレジストローラ17に搬送されるのに伴って、記録媒体141はラインイメージセンサ130に到達する。
ラインイメージセンサ130は、ドライブ回路部131にて駆動されており、前を通過していく記録媒体141の幅方向の断面画像を連続的に取り込み、制御部53にビデオデータとして与える。
制御部53は、ラインイメージセンサ130から取得したビデオデータを解釈し、記録媒体141の幅方向の断面形状を連続的に検出する。
図18は、第2の実施形態のラインイメージセンサ130による記録媒体141の形状検出処理を説明する説明図である。
図18(A)は、ラインイメージセンサ130と、ラインイメージセンサ130を通過する記録媒体141との位置関係を示す図である。図18(B)は、図18(A)の位置にあるラインイメージセンサ130が記録媒体141の撮像する出力ビデオイメージを示す図である。
図18(A)に示すように、例えば、記録媒体141はドーナツ状の形状をしているものとする。記録媒体141がラインイメージセンサ130を通過する際、ラインイメージセンサ130は、記録媒体141の幅方向の断面画像を連続的にビデオデータとして撮像して出力ビデオイメージを制御部53に与える。
例えば、図18(A)のときには、ラインイメージセンサ130は、図18(B)に示すように、記録媒体141の媒体領域W1及びW2を有する出力ビデオイメージを出力する。
制御部53は、ラインイメージセンサ130からの出力ビデオイメージを取得すると、記録媒体141の媒体領域の合計値W(=W1+W2)を検出する。
図19は、第2の実施形態の制御部53がラインイメージセンサ130からの出力ビデオイメージに基づいて記録媒体141の連続的な幅長の検出処理を示すフローチャートである。
まず、記録媒体141の先端がラインイメージセンサ130に到達すると(S401)、制御部53は、タイマ132をリセットする。そして、制御部53は、タイマ132のタイマ値Tのカウントを開始する(S402)。
制御部53は、例えば、Δt[s]毎に、ラインイメージセンサ130からの出力ビデオイメージに基づいて、記録媒体141の媒体領域幅長Wを求め、合計N回の媒体領域幅長Wを求める(S403〜S407)。
つまり、制御部53は、カウント値nをn=1として(S403)、タイマ132からタイマ値に基づいて所定時間間隔(Δt)になると(S404)、その時点の記録媒体141の媒体領域幅長Wを求めて、その媒体領域幅長WをRAM133に記憶する(S405)。ここで、W(nΔt)は、(n×Δt)時点で検出した媒体領域幅長を示す。
その後、制御部53は、カウント値nを1だけインクリメントして(S406)、処理をS404に戻してカウント値nがn>Nとなるまで繰り返し行う(S407)。
上記の処理により、制御部53は、ラインイメージセンサ130を通過する記録媒体141について、Δt[s]の間隔で、記録媒体141の媒体領域幅長値WをN回検出することができる。
ここで、制御部53は、媒体領域幅長値WをN回検出するものとする。このとき、記録媒体141の長さ方向(すなわち搬送方向)の長さがS[mm]とするとき、検出回数Nは、S/10以上であることが望ましい。さらには、検出回数Nは、S/10以上となる最小の整数とすることが望ましい。従って、記録媒体141の走行速度をu[mm/s]とするとき、Δt=(S/N)/u[s]とすることが望ましい。以上のようにして、記録媒体141の媒体領域幅長Wが長さ方向の全域に亘ってS/N[mm]ピッチで測定することができる。
図20は、第2の実施形態の2次転写電圧の制御方法の処理を示すフローチャートである。
タイマ132がリセットされ(S403)、ラインイメージセンサ130による記録媒体141の幅長検知が開始されると同時に、制御部53は、温湿度センサ69からセンサ信号を取得して、周囲温度及び周囲湿度を取得する(S412)。
そして、制御部53は、FLASHメモリ68に格納される媒体電流テーブル120及び媒体電圧テーブル121を参照して、取得した周囲温度及び周囲湿度に基づいて、対応する媒体電流値Jp[μA/mm]及び媒体電圧値Vp[V]を読み出す(S413)。
続いて、制御部53は、電圧値V[V]及び電流密度Jout[μA/mm]を計算する(S414、S415)。ここで、制御部53は、式(9)及び式(10)を用いて、電圧値V[V]及び電流密度Jout[μA/mm]を求める。
なお、電圧値V[V]及び電流密度Jout[μA/mm]は、媒体領域幅長Wに依存するものではない。そのため、同一の記録媒体141を用いた印刷処理において、S414及びS415で一度計算すればよい。
引き続き、制御部53はタイマ132を監視し、記録媒体141がラインイメージセンサ130から2次転写部に到達するのに必要な時間T0経過すると、2次転写電圧値の算出を開始する(S416、S417)。
制御部53は、RAM133にアクセスして、媒体領域幅長W[mm]を読み出し(S418)、媒体領域幅長W[mm]のときに印加するべき2次転写電圧値を計算し、計算した2次転写電圧値を2次転写バイアス供給手段64に出力させる。(S418〜S420)。
ここで、制御部53は、記録媒体141がラインイメージセンサ130から2次転写部に到達するまでの時間T0経過してから、例えば、Δt[s]毎に、RAM133に記憶されているN個の媒体領域幅長Wを順番に読み出す。
まず、制御部53は、2次転写ローラ36全体に流れる電流Itr[μA]を式(13)に従って求める。
Itr(T)
=Jp×W(nΔt)+Jout×{L−W(nΔt)} …(13)
式(13)では、(n×Δt)時点で、ラインイメージセンサ130の出力ビデオイメージから検出した媒体領域幅長W(すなわち、記録媒体141の幅長の合計値)がW(nΔt)であるため、記録媒体141が存在する領域の電流密度JpにW(nΔt)を掛け、記録媒体141が存在しない領域の電流密度Joutに{L−W(nΔt)}を掛ける。
次に、制御部53は、2次転写バイアス供給部64が出力すべき電圧Vtr[V]を以下のようにして求める(S420)。
Vtr(T)=V+Itr(T)×R …(14)
ただし
T=T0+(n−1)Δt
制御部53は、所定時間間隔Δt[s]が経過するとカウント値nを1だけインクリメントして(S421)、カウント値nがn>Nとなるまでの処理を繰り返す(S422)。つまり、制御部53は、Δt毎に、媒体領域幅長値Wの値を更新し、また記録媒体141の後端まで2次転写が完了すると2次転写バイアス供給を終了とする。
このようにして、図18に例示するような搬送方向に連続的に幅長が変化する記録媒体であっても、2次転写電圧を記録媒体の幅に合わせて制御することで、良好な2次転写結果を得ることができる。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、ラインイメージセンサ130が記録媒体141の幅を連続的に測定し、記録媒体141が2次転写ニップ部を通過するまでの間の2次転写バイアス供給部64の出力を記録媒体141の幅の変化に同調させて制御できるようにした。これにより、長方形ではない、すなわち幅が2次転写中に変化する記録媒体であっても、記録媒体の全域にわたって良好に2次転写することが可能である。
(C)他の実施形態
上述した第1及び第2の実施形態においても種々の変形実施形態を説明したが、以下の他の変形実施形態にも本発明は適用することができる。
(C−1)上述した第1の実施形態では、記録媒体の幅方向の長さを検知する手段として媒体幅長検知機構101を備える場合を例示した。しかし、プリンタやコピー機等の画像形成装置の種類によっては、記録媒体収容カセットに収容する記録媒体を指定したり又は予め設定したりするものもある。このように、記録媒体収容カセットに収容されている記録媒体の種類(例えば、A4サイズ、B5サイズ等)が認識できる場合には、制御部が、設定されている記録媒体の種類を取得して、上述した第1の実施形態の処理を行うようにしてもよい。
また、上述した第2の実施形態についても、例えばDVDやCD等の記録媒体の種類が認識可能である場合、制御部が、設定されている記録媒体の種類を取得して、上述した第2の実施形態の処理を行うようにしてもよい。
(C−2)上述した第1及び第2の実施形態では、カラー画像記録装置に本発明を適用する場合を例示したが、中間転写方式を採用する画像形成装置であれば、例えば、コピー機、複合機、FAX装置など種々の装置に適用することができる。
1A及び1B…カラー画像記録装置、
2K、2Y、2M、2C…画像形成ユニット、
15K、15Y、15M、15C…1次転写ローラ、12…中間転写ベルト、
35…2次転写バックアップローラ、36…2次転写ローラ、
69…温湿度センサ、53…制御部、60…高圧制御部、64…2次転写バイアス供給部、65…2次転写電流測定部、81…固定抵抗、68…FLASHメモリ、120…媒体電流テーブル、121…媒体電圧テーブル、
101…媒体幅長検知機構、130…ラインイメージセンサ。

Claims (7)

  1. 1又は複数の画像形成部と、
    前記1又は複数の画像形成部により形成される現像剤像を表面に担持する像担持体と、
    前記像担持体に担持されている前記現像剤像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記転写部に電圧を供給する電圧供給部と、
    前記記録媒体が前記転写部に存在しない状態で、前記電圧供給部から前記転写部に所定値の電圧を印加するときの転写電流値を測定する転写電流測定部と、
    前記転写電流測定部と前記転写部との間に直列に接続された抵抗体と、
    前記記録媒体の電気的特性情報を記憶する記憶部と、
    前記電圧供給部が前記転写部に供給する転写電圧値を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部が、
    前記記録媒体が前記転写部に存在しない状態で、前記電圧供給部から前記転写部に印加した電圧値と、前記転写電流測定部により測定された前記転写電流値とに基づいて、前記記録媒体が存在しない状態での前記転写部の無媒体電圧値と、前記無媒体電圧値に基づいて、前記記録媒体が存在しない状態での前記転写部の無媒体電流密度とを算出し、
    前記記録媒体の種類に基づく幅方向の長さと、前記抵抗体の抵抗値と、前記記録媒体の電気的特性情報を参照して得た前記記録媒体領域に流れる電流密度と、前記記録媒体が存在しない状態での前記転写部の前記無媒体電圧値及び前記無媒体電流密度の相関関係と前記記録媒体領域に印加する電圧値とに基づいて求めた前記記録媒体領域外に流れる電流密度とに基づいて、前記像担持体の前記現像剤像を前記記録媒体に転写するときに、前記転写電圧値を決定する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記転写電圧値は、式(A)で求められることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
    Vtr=V+(Jp×W+Jout×(L−W))×R…(A)
    Vは前記記録媒体領域に印加する電圧値、
    Jpは、前記記録媒体領域に流れる電流密度、
    Joutは、前記記録媒体領域外に流れる電流密度、
    Wは、前記記録媒体の幅方向の長さ、
    Rは、前記抵抗体の抵抗値とする。
  3. 前記記録媒体の電気的特性情報は、予め設定された、温湿度に対応する媒体電流テーブル及び温湿度に対応する媒体電圧テーブルを参照して選択されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記媒体電流テーブル及び前記媒体電圧テーブルは、印刷速度毎に、複数設定されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記転写部に搬送される前記記録媒体の面上における、搬送方向と略垂直方向の幅方向の長さを連続的に検知し、検知結果を前記制御部に与える幅検知部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 記制御部が、前記幅検知部の検知結果に基づいて、前記像担持体上の前記現像剤像を前記記録媒体に転写するときに、前記電圧供給手段が供給する前記転写電圧値を連続的に制御することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記記憶部に記憶されている前記記録媒体の電気的特性情報は、前記記録媒体に前記像担持体上の前記現像剤像が良好に転写される条件のときに、前記記録媒体が背負う電圧値、前記記録媒体に流れる電流値、前記記録媒体の抵抗値のうち、いずれか2個を少なくとも含むものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
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