JP2796399B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2796399B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば多数のエレクトロ・ルミネッセンス
素子を並べてアレイ化したラインヘッドのコモンドライ
バー駆動用電源として使用される電源装置に関する。
[従来の技術] 一般にエレクトロ・ルミネッセンス(以下、ELと称す
る。)プリンタと呼ばれるプリンタは、多数のEL素子を
並べてアレイ化したラインヘッドを使用して感光体ドラ
ムへの情報記録を行うようになっている。すなわち、表
面が光導電性物質からなる感光体ドラムの表面を均一に
帯電した後、その表面をEL素子の発光により露光して画
像情報を靜電潜像の形で記録し、その靜電潜像にトナー
による現像を行った後用紙に転写して印刷を行なうよう
になっている。
このようなELプリンタに使用されるEL素子はチャネル
電極とコモン電極を備え、チャネル電極には例えば電圧
振幅が+28Vの方形波電圧が印加されるとともにコモン
電極には例えば電圧が+260V→+15V→−230V→+15V→
+260Vと周期的に変化する比較的電圧の高いパルス状の
交流電圧が印加されて発光動作を行うようになってい
る。
このコモン電極に印加される交流電圧はコモンドライ
バーで作られるが、このコモンドライバーは外部電源か
ら+260V、+15V、−230Vの各電圧が供給されるように
なっている。
そして従来コモンドライバーにこのような電圧を供給
する電源装置としては第5図に示すものが知られてい
る。
これは交流電源1に電源トランス2を介して第1、第
2の全波整流回路3,4を接続し、この各全波整流回路3,4
の出力端子に平滑コンデンサ5,6をそれぞれ接続してい
る。なお、各平滑コンデンサ5,6には抵抗7,8がそれぞれ
並列に接続されている。
前記第1の全波整流回路3の負極側出力端子と前記第
2の全波整流回路4の正極側出力端子とを接続し、その
接続点に15Vの中心電圧がライン9を介して外部から印
加されている。
前記第1の全波整流回路3の正極側出力端子にはNPN
形トランジスタ10のコレクタが接続され、そのトランジ
スタ10のエミッタには260Vの出力ライン11が接続されて
いる。
前記第2の全波整流回路4の負極側出力端子にはNPN
形トランジスタ12のエミッタが接続され、そのトランジ
スタ12のコレクタには−230Vの出力ライン13が接続され
ている。
前記トランジスタ10のコレクタ、ベースにはPNP形ト
ランジスタ14のエミッタ、コレクタが接続され、そのト
ランジスタ14のエミッタ、ベース間には抵抗15が接続さ
れている。そして前記トランジスタ14のベースを抵抗16
及びNPN形トランジスタ17のコレクタ、エミッタを介し
て前記ライン9に接続している。
前記トランジスタ12のベース、エミッタ間には抵抗18
が接続されている。そして前記トランジスタ12のベース
を抵抗19及びPNP形トランジスタ20のコレクタ、エミッ
タを介して前記ライン9に接続している。
前記出力ライン11とライン9との間には可変抵抗21と
抵抗22の直列回路並びにコンデンサ23が接続され、また
27Vの電源端子とライン9との間には抵抗24と定電圧ダ
イオード25との直列回路が接続されている。そして前記
可変抵抗21の可動端子を第1の比較回路26の非反転入力
端子(+)に接続し、前記抵抗24と定電圧ダイオード25
との接続点を前記第2の比較回路26の反転入力端子
(−)に接続している。前記第1の比較回路26は27V電
源端子とライン9との間に接続されている。
前記第1の比較回路26の出力端子を抵抗27を介して前
記トランジスタ17のベースに接続している。
前記ライン9と出力ライン13との間には可変抵抗28並
びにコンデンサ29が接続され、また前記抵抗24と定電圧
ダイオード25との接続点と10Vの電源端子との間には抵
抗30と定電圧ダイオード31との直列回路が接続されてい
る。そして前記可変抵抗28の可変端子を第2の比較回路
32の非反転入力端子(+)に接続し、前記抵抗30と定電
圧ダイオード31との接続点を前記第2の比較回路32の反
転入力端子(−)に接続している。前記第2の比較回路
32は前記抵抗24と定電圧ダイオード25との接続点と10V
の電源端子との間に接続されている。
前記第2の比較回路32の出力端子を抵抗33を介して前
記トランジスタ20のベースに接続している。
この電源装置はトランス2からの交流電圧を全波整流
回路3,4でそれぞれ全波整流し、さらに平滑コンデンサ
5,6で平滑しそのコンデンサ5,6の両端間に245V近傍の直
流電圧を得る。
そして第1の比較回路26が可変抵抗21の可動端子から
入力される検出電圧を定電圧ダイオード25によって入力
される基準電圧と比較し、トランジスタ17を制御する。
これによりトランジスタ14,10が制御され出力ライン11
とライン9との電位差が丁度245Vに保持される。ライン
9には15Vが外部から印加されているので出力ライン11
の電圧は260Vに一定に保持される。
また第2の比較回路32が可変抵抗28の可動端子から入
力される検出電圧を定電圧ダイオード31によって入力さ
れる基準電圧と比較し、トランジスタ20を制御する。こ
れによりトランジスタ12が制御されライン9と出力ライ
ン13との電位差が丁度245Vに保持される。ライン9には
15Vが外部から印加されているので出力ライン13の電圧
は−230Vに一定に保持される。
[発明が解決しようとする課題] この電源装置では出力ライン11に260Vの電圧を出力さ
せるのに可変抵抗21を使用して微調整し、また出力ライ
ン13に−230Vの電圧を出力させるのに可変抵抗28を使用
して微調整する必要があり、正、負それぞれの電圧を個
々に調整しなければならない面倒があった。また正、負
の電圧を中心電圧に対して同じ電位差の電圧に調整する
作業が面倒であった。
そこで本発明は、所定の正、負の電圧を得るための調
整作業が簡単にできる電源装置を提供しようとするもの
である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、予め設定された所定の電圧を中心電圧とし
て正電圧と負電圧を出力する電圧出力回路と、この電圧
出力回路からの正電圧出力ラインに介挿された第1の電
圧調整回路と、第1の電圧調整回路の出力端子と中心電
圧ラインとの間に接続された電圧検出回路からの検出電
圧を前記中心電圧をもとに作られた基準電圧と比較し第
1の電圧調整回路からの出力電圧が中心電圧に対して所
定レベル差の正電圧となるようにその電圧調整回路を制
御する第1の比較回路と、電圧出力回路からの負電圧出
力ラインに介挿された第2の電圧調整回路と、第1、第
2の電圧調整回路の出力端子間に接続されその出力端子
間の電圧を半分に分割する電圧分割回路と、この電圧分
割回路からの分割電圧を中心電圧を基準電圧として比較
し第2の電圧調整回路をその電圧調整回路からの出力電
圧が中心電圧に対して正電圧と同じ所定レベル差の負電
圧となるように制御する第2の比較回路を設け、電圧検
出回路からの検出電圧を調整可能にしたものである。
[作用] このような構成の本発明においては、第1の比較回路
に電圧検出回路からの検出電圧と中心電圧をもとに作ら
れた基準電圧が入力され比較される。そしてその比較結
果に基づいて第1の電圧調整回路が制御されその電圧調
整回路からの出力電圧が中心電圧に対して所定レベル差
の正電圧となるように制御される。
一方、第2の比較回路に電圧分割回路からの分割電圧
と基準電圧である中心電圧が入力され比較される。そし
てその比較結果に基づいて第2の電圧調整回路が制御さ
れその電圧調整回路からの出力電圧が中心電圧に対して
所定レベル差の負電圧となるように制御される。
従って電圧検出回路からの検出電圧を調整することに
より第1の電圧調整回路から出力される正電圧が調整さ
れ、それにより同時に第2の電圧調整回路から出力され
る負電圧も調整される。そして正電圧及び負電圧の中心
電圧に対する電位差は電圧分割回路によって等しく制御
される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。な
お、本実施例はELプリンタにおいて露光装置として使用
される多数のエレクトロ・ルミネッセンス素子を並べて
アレイ化したラインヘッドのコモンドライバー駆動用電
源に適用したものについて述べる。
第2図はELプリンタの構成を示すもので、一端を軸支
して他端側が上下に分離可能な筐体41の略中央部には表
面が光導電性物質からなる感光体ドラム42が配置されて
いる。この感光体ドラム42は駆動モータ43により一方
向、すなわち図中時計方向に回転駆動されるものであ
り、その感光体ドラム42の周囲には電子写真プロセスに
従い、感光体ドラム42の表面の感光体を帯電させる帯電
部44、この帯電部44で帯電された感光体に対して光を照
射して情報を露光記録して靜電潜像を形成するEEH(エ
ッジ・エミッタ・アレイ・ヘッド)ユニット45、このEE
Hユニット45により露光制御により形成された靜電潜像
に現像剤であるトナーを付着させる現像器46、搬送され
る用紙へ感光体ドラム42からトナー像を転写させる転写
部47、用紙に残っている電荷を除電する除電部48、感光
体ドラム42からトナーを落とすクリーニング装置49、次
の帯電に備えて感光体ドラム42を除電する除電装置50が
順に配置されている。
前記EEHユニット45はEL素子を多数並べてアレイ化し
たラインヘッドであるエッジ・エミッタ・アレイ・ヘッ
ド(EEH)を設けている。
前記転写部47は前記感光体ドラム42の下側に位置し、
その転写部47に向けて前記筐体41の他端側に設けられた
給紙カセット51からピックアップローラ52の動作によっ
て用紙が所定のタイミングで1枚ずつ搬送されるように
なっている。
この搬送される用紙は転写部47により感光体ドラム42
のトナー像が転写された後定着器53で定着され、さらに
排紙ローラ54,54によって筐体上部に排出されるように
なっている。
前記駆動モータ43は感光体ドラム42の駆動源の他、用
紙の搬送機構の駆動源にもなっている。
また前記筐体41内には内部の熱を外部に放出させるフ
ァンモータ55、直流電源装置56、前記筐体41が上下に分
離されたときそれを検知して直流電源装置56からの24V
電圧出力ラインを遮断するカバーオープンスイッチ57等
が設けられている。
第3図は回路構成を示すブロック図で、61は制御部本
体を構成するマイクロプロセッサ、62はこのマイクロプ
ロセッサ61が各部を制御するためのプログラムデータを
格納したROM(リード・オンリ・メモリ)、63は外部の
ホストコンピュータから送られてくる画像情報や各種の
処理データを格納するRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)、62はI/Oポートであって、これらはバスライン65
によって接続されている。
前記I/Oポート64には、前記駆動モータ43を駆動制御
するモータドライブ回路66、前記EEHユニット45、前記
帯電部44及び転写部47に高電圧を供給する高圧電源回路
67、前記現像器46内に設けられたトナーエンプティセン
サ68及びトナーフルセンサ69からの信号を取り込むトナ
ーセンサ回路70、キースイッチや表示器等が設けられた
操作部としてのオペレーションパネル71、搬送される用
紙を検出するペーパセンサ72、前記ファンモータ55、ホ
ストコンピュータから画像情報を受信するインターフェ
ース73及びディプスイッチ74がそれぞれ接続されてい
る。
前記直流電源56は商用交流電源75に接続され、5V端子
及びSG(接地)端子間に5V電圧を発生するとともに24V
端子及びPG(接地)端子間に24V電圧を発生するように
なっている。なお、24V端子に接続されるラインには前
記カバーオープンスイッチ57が介挿されている。
前記直流電源56からの5Vは前記マイクロプロセッサ6
1、ROM62、RAM63、I/Oポート64にそれぞれ供給され、ま
た24Vは前記モータドライブ回路66、EEHユニット45、高
圧電源67、ファンモータ55にそれぞれ供給されている。
また前記商用交流電源75にはEEH用電源76が接続され
ている。また前記直流電源56において10V、15V、27Vの
各電圧を作りその各電圧を前記EEH用電源76に供給して
いる。
前記EEH電源76からは前記EEHユニット45に対して260
V、15V及び−230Vの各電圧が供給されるようになってい
る。
前記EEHユニット45は第4図に示すように、外部入力
されるデータを印字データに変換するEEH制御回路45a、
このEEH制御回路45aからのデータに基づいてエッジ・エ
ミッタ・アレイ・ヘッド(EEH)45bのチャネル電極に電
圧振幅が+28Vの方形波電圧信号を与えるチャネルドラ
イバー45c、前記EEH制御回路45aからデータ及び前記EEH
用電源76から260V、15V、−230Vの各電圧を入力し、+2
60V→+15V→−230V→+15V→+260Vと周期的に変化す
るパルス状の交流電圧信号を前記EEH45bのコモン電極に
与えるコモンドライバー45dで構成されている。
前記EEH用電源76は本発明の要部となる電源で、第1
図に示すように前記交流電源75に電源トランス82を介し
て第1、第2の全波整流回路83,84を接続し、その各全
波整流回路83,84の出力端子に平滑コンデンサ85,86をそ
れぞれ接続して電圧出力回路を構成している。なお、各
平滑コンデンサ85,86には抵抗87,88がそれぞれ並列に接
続されている。
前記第1の全波整流回路83の負極側出力端子と前記第
2の全波整流回路84の正極側出力端子とを接続し、その
接続点に15Vの中心電圧がライン89を介して前記直流電
源56から印加されている。
前記第1の全波整流回路83の正極側出力端子にはNPN
形トランジスタ90のコレクタが接続され、そのトランジ
スタ90のエミッタには260Vの出力ライン91が接続されて
いる。
前記第2の全波整流回路84の負極側出力端子にはNPN
形トランジスタ92のエミッタが接続され、そのトランジ
スタ92のコレクタには−230Vの出力ライン93が接続され
ている。
前記トランジスタ90のコレクタ、ベースにはPNP形ト
ランジスタ94のエミッタ、コレクタが接続され、そのト
ランジスタ94のエミッタ、ベース間には抵抗95が接続さ
れている。そして前記トランジスタ94のベースを抵抗96
及びNPN形トランジスタ97のコレクタ、エミッタを介し
て前記ライン89に接続している。
前記トランジスタ92のベース、エミッタ間には抵抗98
が接続されている。そして前記トランジスタ92のベース
を抵抗99及びPNP形トランジスタ100のコレクタ、エミッ
タを介して前記ライン89に接続している。
前記トランジスタ90,94,97及び抵抗95,96は第1の電
圧調整回路を形成し、また前記トランジスタ92,100及び
抵抗98,99は第2の電圧調整回路を形成している。
前記出力ライン91とライン89との間には可変抵抗101
と抵抗102の直列回路からなる電圧検出回路並びにコン
デンサ103が接続され、また27Vの電源端子とライン89と
の間には抵抗104と基準電圧を発生する定電圧ダイオー
ド105との直列回路が接続されている。そして前記可変
抵抗101の可変端子を第1の比較回路106の非反転入力端
子(+)に接続し、前記抵抗104と定電圧ダイオード105
との接続点を前記第1の比較回路106の反転入力端子
(−)に接続している。前記第1の比較回路106は27V電
源端子とライン89との間に接続されている。
前記第1の比較回路106の出力端子を抵抗107を介して
前記トランジスタ97のベースに接続している。
前記出力ライン91と出力ライン93との間には同一抵抗
値の2つの抵抗108,109の直列回路からなる電圧分割回
路が接続されている。また前記ライン89と出力ライン93
との間にはコンデンサ110が接続されている。
そして基準電圧を取るための前記ライン89を抵抗111
を介して第2の比較回路112の非反転入力端子(+)に
接続し、前記電圧分割回路の抵抗108と109との接続点を
前記第2の比較回路112の反転入力端子(−)に接続し
ている。前記第2の比較回路112は前記抵抗104と定電圧
ダイオード105との接続点と10Vの電源端子との間に接続
されている。
前記第2の比較回路112の出力端子を抵抗113を介して
前記トランジスタ100のベースに接続している。
このような構成の本実施例においては、電源が投入さ
れると直流電源16から5V、24Vが出力されて各部に供給
されるとともに、10V、15V、27Vの各電圧がEEH用電源76
に供給される。
EEH用電源76においてはトランス82からの交流電圧を
全波整流回路83,84でそれぞれ全波整流し、さらに平滑
コンデンサ85,86で平滑しそのコンデンサ85,86の両端間
にそれぞれ245V近傍の直流電圧を発生する。
そして第1の比較回路106は可変抵抗101の可動端子か
ら入力される検出電圧を定電圧ダイオード105によって
入力される基準電圧と比較し、トランジスタ97を制御す
る。これによりトランジスタ94,90が制御され出力ライ
ン91とライン89との電位差が丁度245Vに保持される。そ
してライン89には15Vが直流電源56から印加されている
ので出力ライン91の電圧は260Vに一定に保持される。
また第2の比較回路112は電圧分割回路の抵抗108と10
9との接続点からの検出電圧を基準電圧としての15Vの中
心電圧と比較し、トランジスタ100を制御する。これに
よりトランジスタ92が制御されライン89と出力ライン93
との電位差が丁度245Vに保持される。従って出力ライン
93の電圧は−230Vに一定に保持される。
このように出力ライン91の電圧が260Vに決まれば出力
ライン93の電圧は自動的に−230Vに決まる。従って可変
抵抗101のみを調整すれば260Vと−230Vの電圧が容易に
得られるようになる。すなわち調整作業が簡単となる。
また中心電圧の15Vを第1、第2の比較回路106,112に
入力する基準電圧を作る基本電圧としているので、中心
電圧を変化させれば各出力ライン91,93の電圧も中心電
圧と同じ電圧変化をする。従って電圧を可変することも
容易となる。
こうしてEEH用電源76からEEHユニット45のコモンドラ
イバー45dに260V、15V、−230Vの各電圧が供給される。
しかしてコモンドライバー45DはEEH45bの各EL素子のコ
モン電極に+260V→+15V→−230V→+15V→+260Vと周
期的に変化するパルス状の交流電圧信号を供給するよう
になる。
こうしてEEHユニット45は露光動作可能となる。
一方、ELプリンタの装置が動作を開始すると、感光体
ドラム42の感光体は帯電部44で均一に帯電された後EEH
ユニット45のEEH45bの発光動作により露光され画情報が
靜電潜像として記録される。そしてこの靜電潜像に対し
て現像器46でトナーにより現像が行われ、転写部47にて
給紙カセット51から搬送される用紙に転写される。そし
て用紙はその後定着器53及び排紙ローラ54を介して排出
される。一方、転写を終了した感光体はクリーニング装
置49により残ったトナーのクリーニングが行われ、さら
に次の帯電に供えて除電装置50により除電される。
こうして1枚の用紙に対する印刷が行われ、この動作
が繰り返されて複数の用紙に対する印刷が行われること
になる。
なお、前記実施例は本発明をELプリンタにおいて露光
装置として使用されるエレクトロ・ルミネッセンス素子
をアレイ化したラインヘッドのコモンドライバー駆動用
電源に適用したものについて述べたが必ずしもこれに限
定されるものではなく、例えばこの種ラインヘッドを使
用するデジタルコピー装置等の機器にも適用できるもの
である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、所定の正、負の
電圧を得るための調整作業が簡単にできる電源装置を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図乃至第4図は
本発明の実施例を示すもので、第1図はEEH用電源の回
路構成図、第2図はELプリンタの構成を示す図、第3図
は回路構成を示すブロック図、第4図はEEHユニットの
構成を示すブロック図、第5図はEEH用電源の従来例を
示す回路構成図である。 76……EEH用電源、 83,84……全波整流回路、 85,86……平滑コンデンサ、 90,92,94,97,100……トランジスタ、 101……可変抵抗、 102,108,109……抵抗、 106……第1の比較回路、 112……第2の比較回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め設定された所定の電圧を中心電圧とし
    て正電圧と負電圧を出力する電圧出力回路と、この電圧
    出力回路からの正電圧出力ラインに介挿された第1の電
    圧調整回路と、前記第1の電圧調整回路の出力端子と前
    記中心電圧ラインとの間に接続された電圧検出回路から
    の検出電圧を前記中心電圧をもとに作られた基準電圧と
    比較し前記第1の電圧調整回路からの出力電圧が前記中
    心電圧に対して所定レベル差の正電圧となるようにその
    電圧調整回路を制御する第1の比較回路と、前記電圧出
    力回路からの負電圧出力ラインに介挿された第2の電圧
    調整回路と、前記第1、第2の電圧調整回路の出力端子
    間に接続されその出力端子間の電圧を半分に分割する電
    圧分割回路と、この電圧分割回路からの分割電圧を前記
    中心電圧を基準電圧として比較し前記第2の電圧調整回
    路をその電圧調整回路からの出力電圧が前記中心電圧に
    対して正電圧と同じ所定レベル差の負電圧となるように
    制御する第2の比較回路を設け、前記電圧検出回路から
    の検出電圧を調整可能にしたことを特徴とする電源装
    置。
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