JPH08179594A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08179594A
JPH08179594A JP6318052A JP31805294A JPH08179594A JP H08179594 A JPH08179594 A JP H08179594A JP 6318052 A JP6318052 A JP 6318052A JP 31805294 A JP31805294 A JP 31805294A JP H08179594 A JPH08179594 A JP H08179594A
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Akito Onishi
明人 大西
Masayuki Ishikawa
匡幸 石川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯電ローラの使用度、環境に関係なく感光ド
ラムの帯電電位を一定にする。 【構成】 記録用紙の印刷枚数をカウントするページカ
ウンタメモリ20と、ページカウンタメモリ20から印
刷枚数データを受取り、帯電ローラ3の未使用時を0枚
とした場合に、印刷媒体が0枚の時に適正値よりも高い
電圧を帯電ローラ3に印加し、その後印刷枚数に応じて
徐々に電圧を低くし、所定枚数以降は適正値である一定
の電圧を印加する電源制御回路18とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プリンタに使
用される画像形成装置に係り、特に感光体を帯電する帯
電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プリンタに使用される画
像形成装置には、回転する感光体の表面を帯電ローラに
より一様に帯電した後に静電潜像、トナー像を形成し、
トナー像を印刷媒体に転写するものがある。以下に、そ
のような従来の画像形成装置に用いられる帯電ローラに
ついて説明する。
【0003】帯電ローラは、導電性シャフトの周りを半
導電性ゴムで覆って形成され、像担持体である感光ドラ
ムに押し当てられる。導電性シャフトにマイナスの電荷
を印加すると、帯電ローラの表面と感光ドラムの表面と
の間の微小空隙における放電により、感光ドラムの表面
が一様に帯電される。導電性シャフトの電圧印加には、
電源や電子写真プリンタの装置そのものを小形、低コス
トに抑える目的から、直流の一定電圧を印加するDC方
式が使用されている。
【0004】ところで、従来使用される画像形成装置に
おいては、帯電ローラの表面には、印刷動作を繰り返す
うちにトナーが付着してくる。付着したトナーは、その
後一定量に落ち着き、以後安定した帯電が行われる。帯
電装置の設計時には、導電性シャフトに印加する一定電
圧を、帯電ローラ上のトナーの付着量が一定に落ち着い
た状態において、感光ドラムの表面に約−750V〜−
800Vの適正な帯電電位が得られるように、−130
0Vに設定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置に
あっては、帯電ローラ上のトナーの付着量が一定に落ち
着いた状態において、感光ドラムの表面に約−750V
〜−800Vの適正な帯電電位が得られるように、導電
性シャフトに一定電圧を印加しているが、トナーの付着
量が一定に落ち着くまでには、50枚程度の印刷をしな
ければならず、それ以前の印刷においては、帯電ローラ
上にトナーがまだ十分に付着していないので、感光ドラ
ムの表面を充分に帯電することができず、画像濃度が濃
すぎたり、現像の際に露光部分以外にもトナーが付着し
て印刷品質が悪くなるという問題点があった。また、環
境の温度や湿度が低くても、帯電ローラの半導電性ゴム
の抵抗値が高くなって、帯電ローラ部分での電圧ドロッ
プ、つまり消費電力が大きくなり、感光ドラム側へ印加
する電圧が小さくなるので、同じ様に感光ドラムの表面
を充分に帯電することができず、現像の際に露光部分以
外にもトナーが付着して印刷品質が悪くなるという問題
点があった。さらには、環境により感光ドラムの表面電
位が変化し、それに伴って画像濃度も変化してしまうと
いう問題点があった。
【0006】ところで、こうした帯電ローラ上のトナー
が帯電能力を向上させる働きについて、その詳細なメカ
ニズムはまだ分かっていないが、トナーのような微粒子
が帯電ローラの粗れた表面に入り込むことにより、帯電
ローラの表面が一様に平坦になり、帯電ローラと感光ド
ラムとの微小空隙の間隔がより一様化し、さらに電解方
向も一様化するので、帯電能力が向上するものと予想さ
れている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置においては、印刷媒体の印刷
枚数をカウントするカウンタと、カウンタから印刷枚数
データを受取り、帯電ローラ未使用時を0枚とした場合
に、印刷媒体が0枚の時に適正値よりも高い電圧を帯電
ローラに印加し、その後印刷枚数に応じて徐々に電圧を
低くし、所定枚数以降は適正値である一定の電圧を印加
する電源制御回路とを設けた。
【0008】
【作用】上記のように構成された画像形成装置のカウン
タが、印刷媒体が印刷される度に印刷枚数をカウントし
て電源制御回路に印刷枚数データを送ると、電源制御回
路は、帯電ローラ未使用時を0枚とした場合に、印刷媒
体が0枚の時に適正値よりも高い電圧を帯電ローラに印
加し、その後印刷枚数に応じて徐々に電圧を低くし、所
定枚数以降は適正値である一定の電圧を印加する。
【0009】
【実施例】本発明の第一実施例について図面を参照しな
がら説明する。図2は第一実施例の電子写真プリンタを
示す説明図である。図2において、電子写真プリンタ1
の感光ドラム2の周りには、帯電ローラ3、発光ダイオ
ードアレイヘッド(LEDヘッド)4、現像装置5、転
写装置12、除電用光源15、クリーニング装置14が
順に設けられ、画像形成装置25が構成されている。ま
た、その両側に給紙部9と定着装置13とが設けられて
いる。
【0010】感光ドラム2は、矢印B方向に一定速度で
回転し、表面が帯電ローラ3により一様に帯電されて電
荷が付与される。この帯電した感光ドラム2上には、L
EDアレイヘッド4により画像光4aが照射され、静電
潜像が形成される。この静電潜像は、感光ドラム2が矢
印B方向に回転することにより、現像装置5内の現像ロ
ーラ6と対向する位置に至る。ここでトナー7aが感光
ドラム2の表面の帯電電位と同極性に帯電され、静電潜
像に付着されて可視像化(トナー像の形成)される。
【0011】一方、給紙ローラ8によって給紙部9から
一枚ずつ送り込まれた記録用紙10は、感光ドラム2と
タイミングを合わせてシートガイド11に導かれ、転写
装置12の転写ローラ12aにより媒体としての記録用
紙10上に転写される。この未定着トナー像を備えた記
録用紙10は、図示せぬ搬送手段により定着装置13の
方向へ搬送され、定着装置13によって加熱、加圧され
ることにより、トナー像が記録用紙10上に定着して印
刷が完了する。
【0012】その後、感光ドラム2上の静電潜像は、除
電用光源15の光照射により消去され、記録用紙10に
転写されずに感光ドラム2上に残っているトナーは、ク
リーニング装置14のクリーニングローラ16により除
去、回収される。回収されたトナー7aは、現像装置5
に戻され再利用される。そして、次の画像形成行程に入
り、感光ドラム2は再び帯電ローラ3により帯電され
る。なお、帯電ローラ3は、導電性シャフト3aの周り
を半導電性部材3bで覆って形成されており、図示せぬ
電源から導電性シャフト3aに電圧が付与され、この電
圧が半導電性ゴム3bを介して感光ドラム2の表面に印
加される。なお、半導電性部材3bは、ゴムや樹脂から
なっている。
【0013】上述したような画像形成装置25の帯電制
御について説明する。図1は本発明の第一実施例を示す
ブロック図、図3は印刷枚数と印加電圧との関係を示す
グラフ、図4は印刷枚数と感光ドラム帯電電位との関係
を示すグラフである。図1において、帯電装置22は、
帯電ローラ3に電源17、電源制御回路18、A/Dコ
ンバータ19、ページカウンタメモリ20、リセットス
イッチ21が順に接続されて構成される。ページカウン
タメモリ20は、未使用の帯電ローラが使用され始めて
からの印刷枚数をカウントし、記憶する。また、カウン
トした枚数データをA/Dコンバータ19を介して電源
制御回路18に送る。電源制御回路18は、ページカウ
ントメモリ20から受け取った枚数データに応じて電源
17の帯電ローラ3に対する電源出力を制御する。
【0014】電子写真プリンタ1の製造直後、または画
像形成装置25の交換直後は、帯電ローラ3がまだ未使
用の状態なので、リセットスイッチ21がページカウン
タメモリ20内の枚数データを0枚にしている。印刷開
始時には印刷枚数が0枚なので、ページカウンタメモリ
20は、ページカウント信号aを出力する。A/Dコン
バータ19でデジタル信号からアナログ信号に変換され
たページカウント信号aを受け取った電源制御回路18
は、電源17に電源制御信号a´を出力する。電源制御
信号a´を受け取った電源17は、図3に示すように、
帯電ローラ3に−1450Vの電圧を出力する。
【0015】ページカウンタメモリ20は、カウントし
た印刷枚数が10枚まで、信号aを出力し、帯電ローラ
3には−1450Vが印加される。10枚程印刷された
ところで、帯電ローラ3の表面にトナー7aが少し付着
してくる。ページカウンタメモリ20は、カウントした
印刷枚数が10〜20枚のときにはページカウント信号
bを出力し、電源制御回路18が電源制御信号b´を出
力し、図3に示すように帯電ローラ3には−1400V
が印加される。印刷枚数が増えるごとに、帯電ローラ3
の表面にトナー7aがさらに付着して微小空隙が適正な
程に拡がってくる。従ってページカウンタメモリ20
は、カウントした印刷枚数が20〜50枚のときにはペ
ージカウント信号cを出力し、電源制御回路18が電源
制御信号c´を出力し、図3に示すように帯電ローラ3
には−1450Vが印加される。
【0016】50枚印刷するころには、帯電ローラ3に
充分なトナーが付着して帯電が安定してくるので、ペー
ジカウンタメモリ20は、それ以降はページカウント信
号dを出力する。これにより電源制御回路18が電源制
御信号d´を出力し、図3に示すように帯電ローラ3に
は常に−1300Vが印加される。いずれの場合も、図
4に示すように感光ドラム2は、適正値である−750
〜−850Vにほぼ帯電される。このように、印刷枚数
に応じて除々に帯電ローラに印加する電圧を低くするこ
とにより、未使用の帯電ローラを使用し始めてからしば
らくの間でも、常に適正な帯電電位で感光ドラムを帯電
することが可能となるので、画像濃度が濃すぎたり、現
像の際に露光部分以外にもトナーが付着して印刷品質が
悪くなるということを防止し得る。
【0017】次に、第一実施例の変形例について図面を
参照しながら説明する。図5は第一実施例の変形例を示
すブロック図、図6は印刷枚数と印加電圧との関係を示
すグラフ、図7は印刷枚数と感光ドラム帯電電位との関
係を示すグラフである。図5において、帯電装置23に
は、電源制御回路18とページカウンタメモリ20との
間にアナログ信号処理回路24が接続されている。アナ
ログ信号処理回路24は、電源制御回路18に送る信号
を、アナログ的に変化させる信号増幅回路である。帯電
装置23のその他の構成要素は、第一実施例の帯電装置
22と同様である。
【0018】電子写真プリンタ1の製造直後、または画
像形成装置25の交換直後は、帯電ローラ3がまだ未使
用の状態なので、リセットスイッチ21がページカウン
タメモリ20内の枚数データを0枚にしている。ページ
カウンタメモリ20は、0枚から50枚までのそれぞれ
のページカウント信号eをアナログ信号処理回路24に
出力する。アナログ信号処理回路24で処理されたペー
ジカウント信号eは、電源制御回路18に送られる。電
源制御回路18は、図5に示すように、−1450Vか
ら−1300Vまで、印加電圧を印刷枚数に応じてアナ
ログ的に低くしていくように制御する電源制御信号を電
源17に送る。
【0019】印字枚数が50枚を越えると、これ以降は
ページカウンタメモリ20がページカウント信号fを電
源制御回路18に送り続ける。これにより電源制御回路
18が電源制御信号を出力し、図5に示すように帯電ロ
ーラ3には常に−1300Vが印加される。いずれの場
合も、感光ドラム2は、図7に示すように、適正値であ
る−800Vにほぼ帯電される。このように、印刷枚数
に応じて除々に帯電ローラに印加する電圧をアナログ的
に低くすることにより、さらに適正値に近い帯電電位を
得ることができるので、印刷品質が向上する。
【0020】次に、本発明の第二実施例について図面を
参照しながら説明する。図6は第二実施例の電子写真プ
リンタを示す外観図である。図6において、電子写真プ
リンタ31の外側壁には、センサユニット32が設けら
れている。センサユニット32内には、装置外部の環境
温度を検出するサーミスタなどの温度センサ33と、環
境湿度を検出する湿度センサ34とが配置されている。
第二実施例の電子写真プリンタ32のその他の構成要
素、および画像形成プロセスについては、第一実施例と
同様であるので説明は省略する。
【0021】上述したような電子写真プリンタ31にお
ける帯電装置の帯電制御について説明する。図7は本発
明の第二実施例を示すブロック図、図8は環境温度と印
加電圧との関係を示すグラフである。図7において、帯
電装置35は、帯電ローラ3に電源17、電源制御回路
36、電源CPU37、センサ駆動電源38が順に接続
されて構成される。センサ駆動電源38には、温度セン
サ33と湿度センサ34とが接続されている。センサ駆
動電源38は、温度センサ33と湿度センサ34とを駆
動する。電源CPU37は、温度センサ33と湿度セン
サ34とに流れる電流を温度データ、湿度データとして
処理し、電源制御回路36に送信する。電源制御回路3
6は、電源CPU37から受け取った温度データ、湿度
データに応じて電源17の帯電ローラ3に対する電源出
力を制御する。
【0022】電子写真プリンタ31の図示せぬ電源スイ
ッチがオンされると、温度センサ33と湿度センサ34
は、その時点での環境温度と環境湿度をそれぞれ検出す
る。電源CPU37は、温度センサ33、湿度センサ3
4に流れる電流を温度データ、湿度データに処理して電
源制御回路36に送信する。電源制御回路36は、電源
CPU37から受け取った温度データ、湿度データに応
じて、図8に示すように、温度、湿度が低い程電源17
が帯電ローラ3に対して印加する電圧を高く設定する。
曲線gは湿度20%、曲線hは湿度40%、曲線iは湿
度60%、曲線jは湿度80%の場合を示す。
【0023】電源17は、電子写真プリンタ31の電源
スイッチがオフされるまで設定された電圧を印加し続け
る。これにより、感光ドラム2の表面の帯電電位は、常
に適正値である−750V〜−800Vに保たれる。な
お、温度センサ33は、電子写真プリンタの外側壁に設
けられているので、定着器のヒートローラの熱に影響を
受けることはない。
【0024】このように、環境温度、環境湿度に応じて
帯電ローラ3に印加する電圧を設定することにより、温
度や湿度が低い場合でも、常に適正な電圧で帯電するこ
とが可能となるので、環境により画像濃度が変化してし
まったり、現像の際に露光部分以外にもトナーが付着し
て印刷品質が悪くなるということを防止し得る。なお、
本実施例においては、電子写真プリンタの電源スイッチ
をオンした時点の温度と湿度とを検出したが、リアルタ
イムで温度、湿度を検出して印加電圧を制御すれば、さ
らに適正値に近い帯電電位を得ることができる。
【0025】次に、本発明の第三実施例について図面を
参照しながら説明する。なお、第三実施例の電子写真プ
リンタの構成要素と画像形成プロセスについては、第
一、第二実施例と同様であるので、説明は省略する。図
9は本発明の第三実施例を示すブロック回路図、図10
は転写電圧、帯電電流と印加電圧との関係を示すグラフ
である。図9において、第三実施例の画像形成装置41
は、転写電圧が環境によって変化することから、帯電す
る直前の感光ドラム2の電位を転写電圧と帯電電流とか
ら検出し、その値に応じて印加電圧を制御するものであ
る。
【0026】帯電装置42は、帯電ローラ3に電源1
7、電源制御回路43、電源CPU44が順に接続され
て構成される。帯電ローラ3と電源17との間には、帯
電電流検出回路45が設けられている。電源CPU44
には、帯電電流検出回路45の他に、転写電圧検出回路
46と転写電圧電源制御回路47とが接続されている。
転写電圧検出回路46は、電源48と、電源48に接続
された転写ローラ12aとの間に設けられている。また
電源48には、転写電圧電源制御回路47が接続されて
いる。
【0027】まず、転写ローラ12aに印加する転写電
圧の検出について説明する。転写電圧は、あらかじめ転
写ローラ12aに一定電流が流れるように印加されてお
り、図2中の記録用紙10が転写ローラ12aと感光ド
ラム2との間に挿入された瞬間に、一定電流から求めら
れる電圧でラッチされ、定電圧化されて転写ローラ12
aに印加される。このとき、定電圧となった転写電圧
は、分圧抵抗R1、R2により分圧され、バッファ49
を通ってコンデンサ50に電荷として蓄えられる。この
コンデンサ50に蓄えられた電荷と基準電圧51とをコ
ンパレータ52により比較することで、転写電圧値が求
められる。コンパレータ52は、A/Dコンバータ53
を介してデジタル信号S1を電源CPU44に送る。
【0028】次に、帯電電流の検出について説明する。
電源CPU44の信号S0により、帯電ローラ3に基準
となる電圧が印加されている。このとき、基準抵抗RS
を流れる電流値を降圧器54、55により降圧し、コン
パレータ56、57により比較することで基準抵抗RS
を流れる電流値を検出する。コンパレータ56、57
は、それぞれA/Dコンバータ58、59を介してデジ
タル信号S2、S3を電源CPU44に送る。
【0029】電源CPU44は、転写電圧検出回路46
から送られてきた転写電圧の信号S1と、帯電電流検出
回路45から送られてきた帯電電流の信号S2、S3と
から、帯電ローラ抵抗値、帯電前ドラム電位などを計算
し、信号S4、S5を電源制御回路43に送る。電源制
御回路43は、これらの信号から図10に示すように印
加電圧を設定する。図10の曲線kは転写電圧が+30
00V、曲線lは+2000V、曲線mは+1000V
の場合を示す。なお、第三実施例において、転写電圧と
帯電電流の検出、および印加電圧設定は、リアルタイム
で行っている。これにより、感光ドラム2の表面の帯電
電位は、常に適正値の−800Vに保たれる。
【0030】このように、転写電圧と帯電電流とを検出
し、これらの値に応じて帯電ローラ3に印加する電圧を
設定することにより、帯電ローラ上へのトナー付着量に
よる帯電不安定時や、その他どのような環境において
も、常に適正な電圧で帯電することが可能となるので、
環境による画像濃度のばらつきや、現像の際に露光部分
以外にもトナーが付着して印刷品質が悪くなるというこ
とを防止し得る。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0032】すなわち、印刷媒体の印刷枚数をカウント
するカウンタと、カウンタから印刷枚数データを受取
り、帯電ローラ未使用時を0枚とした場合に、印刷媒体
が0枚の時に適正値よりも高い電圧を帯電ローラに印加
し、その後印刷枚数に応じて徐々に電圧を高くし、所定
枚数以降は適正値である一定の電圧を印加する電源制御
回路とを設けたことにより、未使用の帯電ローラを使用
し始めてからしばらくの間でも、常に適正な帯電電位で
感光ドラムを帯電するので、画像形成濃度が濃くなり過
ぎたり、現像の際に露光部分以外にもトナーが付着して
印刷品質が悪くなるということを防止しし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示すブロック図である。
【図2】第一実施例の電子写真プリンタを示す説明図で
ある。
【図3】印刷枚数と印加電圧との関係を示すグラフであ
る。
【図4】印刷枚数と感光ドラム帯電電位との関係を示す
グラフである。
【図5】第一実施例の変形例を示すブロック図である。
【図6】印刷枚数と印加電圧との関係を示すグラフであ
る。
【図7】印刷枚数と感光ドラム帯電電位との関係を示す
グラフである。
【図8】第二実施例の電子写真プリンタを示す外観図で
ある。
【図9】本発明の第二実施例を示すブロック図である。
【図10】環境と印加電圧との関係を示すグラフであ
る。
【図11】本発明の第三実施例を示すブロック回路図で
ある。
【図12】転写電圧、帯電電流と印加電圧との関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
2 感光ドラム 3 帯電ローラ 10 記録用紙 12、41 画像形成装置 18、36、43 電源制御回路 20 ページカウンタメモリ 24 アナログ信号処理回路 33 温度センサ 34 湿度センサ 45 帯電電流検出回路 46 転写電圧検出回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体の表面を帯電ローラにより一様に
    帯電した後に静電潜像、トナー像を形成し、トナー像を
    印刷媒体に転写する画像形成装置において、印刷媒体の
    印刷枚数をカウントするカウンタと、 カウンタから印刷枚数データを受取り、帯電ローラ未使
    用時を0枚とした場合に、印刷媒体が0枚の時に適正値
    よりも高い電圧を帯電ローラに印加し、その後印刷枚数
    に応じて徐々に電圧を低くし、所定枚数以降は適正値で
    ある一定の電圧を印加する電源制御回路とを設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記印刷枚数データ信号を、デジタル信
    号からアナログ信号に変換するアナログ信号変換回路を
    設けた請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 感光体の表面を帯電ローラにより一様に
    帯電した後に静電潜像、トナー像を形成し、トナー像を
    印刷媒体に転写する画像形成装置において、 環境温度を検出する温度センサと、 環境湿度を検出する湿度センサと、 温度センサから温度データ、湿度センサから湿度データ
    を受取り、各データに応じて帯電ローラに印加する電圧
    を設定する電源制御回路とを設けたことを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 感光体の表面を帯電ローラにより一様に
    帯電した後に静電潜像、トナー像を形成し、転写装置に
    よって電圧を印加された印刷媒体にトナー像を転写する
    画像形成装置において、 転写装置による印刷媒体の転写電圧を検出する転写電圧
    検出回路と、 帯電電流を検出する帯電電流検出回路と、 転写電圧と帯電電流とに応じて帯電ローラに印加する電
    圧を設定する電源制御回路とを設けたことを特徴とする
    帯電装置。
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