JP2007237682A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤が劣化するのを防止することができるようにする。
【解決手段】像担持体と、該像担持体に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像剤担持体と、記録媒体に現像剤像を転写する転写部と、前記像担持体、現像剤担持体及び転写部の少なくとも一つを作動させる駆動部と、装置外部の環境温度を取得する外部温度取得部と、前記環境温度に対応させて前記駆動部の駆動速度を設定する制御部とを有する。この場合、装置外部の環境温度が取得され、該環境温度に対応させて駆動部の駆動速度が設定されるので、発生する摩擦熱を小さくすることができる。したがって、現像剤が所定の温度以上に高くならないので、現像剤が劣化したり、現像剤の流動性が低下したり、帯電不良が発生したりするのを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置、例えば、プリンタにおいては、感光体ドラムの表面を、帯電ローラによって帯電させ、LEDヘッドによって露光して静電潜像を形成し、該静電潜像に現像ローラ上で薄層化された現像剤としてのトナーが静電的に付着させられてトナー像が形成され、該トナー像を転写ローラによって用紙に転写し、画像の形成、すなわち、印刷を行うようになっている。また、転写後に前記感光体ドラム上に残留した現像剤としてのトナーは、クリーニングブレードによって除去される。なお、前記感光体ドラム、帯電ローラ、現像ローラ等によって画像形成ユニット(現像装置)が構成される。
そして、トナー像が転写された用紙は、定着器に送られ、該定着器においてトナー像が用紙に定着させられるようになっている。
ところで、前記プリンタを構成する各要素は、用紙に対応させて設定された印刷速度、定着温度等に従って印刷を行うようになっている。また、プリンタには、感光体ドラムの近傍にプリンタ内の温度を検出するための温度センサが配設され、検出された温度が設定温度より高くなると、一時的に印刷を停止させ、間欠印刷を行うことによって、トナーが所定の温度以上に高くならないようにしている。したがって、トナーの流動性が低下したり、帯電不良が発生したりするのを防止するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−309535号公報
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、検出されるプリンタ内の温度が設定温度以下である場合は通常の印刷が行われるが、例えば、プリンタの置かれた環境が比較的高温下であると、プリンタ内部の排熱効率が低下するので、短時間で設定温度より高くなってしまう。
そして、印刷が行われてプリンタ内の温度が設定温度より高くなると、設定温度以下になるまで間欠印刷が行われるようになっているが、排熱効率が低下した環境下では間欠印刷を行っても、またすぐに内部温度が高くなってしまう。
したがって、長時間にわたって高温の環境下でトナーが放置されることになり、トナーが劣化してしまう。
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、現像剤が劣化するのを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、像担持体と、該像担持体に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像剤担持体と、記録媒体に現像剤像を転写する転写部と、前記像担持体、現像剤担持体及び転写部の少なくとも一つを作動させる駆動部と、装置外部の環境温度を取得する外部温度取得部と、前記環境温度に対応させて前記駆動部の駆動速度を設定する制御部とを有する。
本発明によれば、画像形成装置においては、像担持体と、該像担持体に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像剤担持体と、記録媒体に現像剤像を転写する転写部と、前記像担持体、現像剤担持体及び転写部の少なくとも一つを作動させる駆動部と、装置外部の環境温度を取得する外部温度取得部と、前記環境温度に対応させて前記駆動部の駆動速度を設定する制御部とを有する。
この場合、装置外部の環境温度が取得され、該環境温度に対応させて駆動部の駆動速度が設定されるので、発生する摩擦熱を小さくすることができる。したがって、現像剤が所定の温度以上に高くならないので、現像剤が劣化したり、現像剤の流動性が低下したり、帯電不良が発生したりするのを防止することができる。
また、駆動速度を低くすることによって、記録媒体に伝達される熱量を少なくすることができるので、定着温度を低く設定することができる。さらに、駆動部が熱を発生するのを抑制することができるので、連続的に画像を形成しているときに、画像形成装置内の温度が上昇するのを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタを使用し、画像の形成、すなわち、印刷を行う場合について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概略図である。
図に示されるように、装置本体の下部に図示されない記録媒体としての用紙を収容する媒体収容部としての給紙カセット11が配設され、該給紙カセット11の前端に隣接させて、用紙を1枚ずつ分離して給紙する給紙機構が配設される。該給紙機構は、給紙ローラ12a、12bを備え、給紙機構によって給紙された用紙は、上部に配設された搬送ローラ部14に送られ、更に搬送ローラ部15に送られ、その後、搬送部材としての、かつ、第1の転写部材としての転写ベルト17が、ベルト搬送用の駆動部としての図示されないベルトモータによって走行させられるのに伴って、前記転写ベルト17によって搬送され、画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cと転写部としての転写ユニットu1との間を通過させられる。なお、各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22C及び転写ユニットu1によって、画像形成部が構成され、該画像形成部によって、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアン及びの各色の画像形成が行われる。
なお、前記転写ユニットu1は、駆動ローラ27、ベルトアイドルローラ28、前記駆動ローラ27とベルトアイドルローラ28との間に張設された前記転写ベルト17、及び転写ベルト17を挟んで画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cの像担持体としての各感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cと対向させて配設された第2の転写部材としての転写ローラ51Bk、51Y、51M、51Cを備える。なお、前記ベルトアイドルローラ28は、転写ベルト17がたるまないように張力を与える。
前記各転写ローラ51Bk、51Y、51M、51Cは、各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cにおいて、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cによって形成された各色の現像剤像としてのトナー像を、前記用紙に転写し、カラーのトナー像を形成する。
続いて、用紙は、定着部としての定着器18に送られ、該定着器18においてカラーのトナー像が用紙に定着させられ、カラーの画像が形成される。そして、定着器18から送られた用紙は、搬送ローラ19によって搬送された後、排出搬送ローラ20によって装置本体外に排出される。なお、31は、定着器18から送られた用紙を上部カバー23に排出し、堆積させるための排出ユニットである。
前記各感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cの表面を露光して静電潜像を形成するために露光装置としての各LEDヘッド21Bk、21Y、21M、21Cが、各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cと対向させて配設される。
前記各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cは、プリンタの装置本体に対して着脱自在に配設され、そのために、プリンタの装置本体の上部に上部カバー23が開閉自在に配設される。なお、前記各LEDヘッド21Bk、21Y、21M、21Cは上部カバー23によって保持される。
前記定着器18には、定着用の駆動部としての図示されない定着モータによって回転させられる定着部材としての定着ローラ25、及び該定着ローラ25と連れ回る加圧部材としての加圧ローラ26が配設され、前記定着ローラ25内に配設された加熱体としてのヒータ25aからの熱によってトナーは用紙上で溶融させられる。
前記定着ローラ25は、鉄、アルミニウム等の芯金上にシリコーンゴム等の弾性体を被覆することによって形成され、該弾性体の表面にフッ素系樹脂が被覆され、該フッ素系樹脂は、トナーの付着を防止する。また、加圧ローラ26は、鉄、アルミニウム等の芯金上にシリコーンゴム等の弾性体を被覆することによって形成され、該弾性体の表面には、フッ素系樹脂が被覆され、該フッ素系樹脂は、用紙を搬送中に用紙ジャムが発生した場合に、定着されなかったトナー像のトナーがオフセットして、前記定着ローラ25に付着するのを防止する。
そして、前記定着ローラ25と対向させて定着部温度検出部としての定着用サーミスタ30が配設され、該定着用サーミスタ30によって検出された温度に基づいて、定着ローラ25が所定の定着温度になるようにヒータ25aが間欠制御、すなわち、オン・オフ制御される。また、本実施の形態においては、プリンタ外、すなわち、装置外部の環境温度を検出して取得する外部温度取得部としての、かつ、環境温度検出部としての環境サーミスタ32が配設される。なお、図において、環境サーミスタ32は給紙機構に配設されるように記載されているが、実際は、プリンタの筐体としてしの外装部材の直近に配設される。
図3は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの側面図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの外装部材を除去した状態の側面図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの外装部材を除去した状態の斜視図である。
図に示されるように、プリンタの外装部材35には通気孔としての孔35aが形成される。該孔35aの近傍(奥)において、孔35aに対向させて環境サーミスタ32が、転写ローラ51Bk、51Y、51M、51Cに高圧の転写電圧を印加するための基板36上に配設される。該基板36は、外装部材35と対向させて配設され、前記環境サーミスタ32は、基板36の外装部材35に面する側に配設される。これにより、環境サーミスタ32が基板36によってプリンタ内部と仕切られるので、プリンタ内からの熱の影響を受けるのを防止することができる。また、基板36は、各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22の側面全域を覆い、プリンタ内外を仕切る仕切部材として機能する。前記環境サーミスタ32は、基板36上において、定着器18より下方に、かつ、装置本体の前方に位置させて、しかも、用紙の搬送方向における定着器18より上流側に取り付けられる。
また、装置外部の環境温度を精度良く検出するために、図5に示されるように、環境サーミスタ32は、外装部材35に近接させて配設される。
次に、各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cについて説明する。各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cは、内部のトナーの色は異なるが構造は同じであるので、画像形成ユニット22Bkについてだけ説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における画像形成ユニットの断面図である。
図に示されるように、画像形成ユニット22Bkには、矢印方向に回転する感光体ドラム52Bkの表面を、一様に、かつ、均一に帯電させる帯電装置としての帯電ローラ40Bk、潜像としての静電潜像を現像してトナー像を形成する現像剤担持体としての現像ローラ41Bk、非磁性二成分のトナーを収容し、画像形成ユニット22Bkの本体、すなわち、画像形成ユニット本体に対して着脱自在に配設された現像剤カートリッジとしてのトナーカートリッジ42、及び該トナーカートリッジ42から供給されたトナーを現像ローラ41Bkに供給するとともに、トナーを摩擦によって帯電させる現像剤供給部材としてのスポンジローラ43Bkが配設される。
前記帯電ローラ40Bk、及び現像ローラ41Bkにおいてはそれぞれ感光体ドラム52Bkに対して図示されないギヤの減速比によって周速度に差、すなわち、周速差が形成され、スポンジローラ43Bkにおいては現像ローラ41Bkに対して図示されないギヤによって同じ方向に回転させられ、周速差が形成される。
また、前記感光体ドラム52Bkの近傍に、感光体温度検出部としての、かつ、内部温度検出部としての内部サーミスタ44が、感光体ドラム52Bkと対向させて配設され、プリンタ内の、かつ、画像形成ユニット22Bk内の温度、すなわち、内部温度が、前記内部サーミスタ44によって、感光体ドラム52Bkの表面温度から検出され、検出された表面温度に基づいて、トナーが感光体ドラム52Bkに付着した際に、トナーが劣化する恐れがあるかどうかが判断される。
前記内部サーミスタ44は、感光体ドラム52Bk上のトナー像が用紙に転写させられた後の感光体ドラム52Bkの表面温度を検出することができるように、感光体ドラム52Bkの回転方向における転写ローラ51Bkより下流側の、かつ、現像ローラ41Bkより上流側の印刷領域外に配設され、未定着のトナーが付着するのを防止し、又は、用紙ジャムが発生した場合に、内部サーミスタ44が変形するのを防止する。
次に、前記構成のプリンタの制御装置について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの第1の制御ブロック図、図7は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの第2の制御ブロック図である。なお、図6及び7に示される制御ブロック図は、一つの印刷制御装置について分割して示したものである。
図において、61は、図示されないマイクロプロセッサ、ROM、RAM、入出力ポート、タイマ等を備えた制御部としての印刷制御部であり、該印刷制御部61は図示されない上位装置、例えば、ホストコンピュータからインタフェース制御部62を介して受信された印刷データ及び制御コマンドに基づいて、プリンタの全体の印刷動作の制御を行い、印刷を行い、カラー画像を形成する。なお、前記インタフェース制御部62は、前記ホストコンピュータにプリンタの状態を表す情報を送信するとともに、ホストコンピュータから受信された制御コマンドを解析し、受信された印刷データを色ごとに受信メモリ63に記録する。そして、前記インタフェース制御部62を介してホストコンピュータから入力された印刷データは、印刷制御部61によって編集され、LEDヘッド21Bk、21Y、21M、21Cに送るための各色の画像データとして画像データ編集メモリ64に記録される。該画像データ編集メモリ64は、受信メモリ63に一時的に格納された印刷データを受け取り、各LEDヘッド21Bk、21Y、21M、21Cに送るために編集処理されたイメージデータを格納する。
また、65は操作部としての操作パネルであり、該操作パネル65は、プリンタの状態を表示する図示されないLED、及び操作者がプリンタへの指示を入力するための図示されないスイッチを備える。
そして、66は、用紙の搬送位置を検出する複数のセンサ、前記プリンタの内部の各部の温度及び湿度を検出する図示されないセンサ、及びカラー画像の濃度を検出する図示されないセンサから成るセンサ部であり、該センサ部66の各センサのセンサ出力は印刷制御部61に送られる。
該印刷制御部61には、帯電電圧制御部67、ヘッド制御部69、現像電圧制御部71、転写電圧制御部73、IDモータ制御部75、搬送モータ制御部77、搬送ベルトモータ制御部79、及び定着制御部81が接続される。
そして、前記帯電電圧制御部67は、印刷制御部61からの指令を受け、各帯電ローラ40Bk、40Y、40M、40Cに電圧を印加し、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cの表面を帯電させるための制御を行う。なお、前記帯電電圧制御部67は、各色ごとに制御を行うための帯電電圧制御部68Bk、68Y、68M、68Cを備え、各帯電ローラ40Bk、40Y、40M、40Cに印加される帯電電圧を制御する。
また、前記ヘッド制御部69は、印刷制御部61からの指令を受け、画像データ編集メモリ64に記録された各色の画像データを受け、前記各色の画像データを各LEDヘッド21Bk、21Y、21M、21Cに送り、LEDアレイのLED素子を選択的に発光させ、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cの表面に光を照射して露光させるための制御を行い、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52C上に静電潜像を形成する。なお、前記ヘッド制御部69は、各色ごとに制御を行うためのヘッド制御部70Bk、70Y、70M、70Cを備え、各LEDヘッド21Bk、21Y、21M、21Cにイメージデータを所定のタイミングで送信するための制御を行う。
また、前記現像電圧制御部71は、印刷制御部61からの指令を受け、各現像ローラ41Bk、41Y、41M、41Cに現像電圧を印加し、各感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52C上に形成された静電潜像に、トナーを付着させ、トナー像を形成するための制御を行う。なお、前記現像電圧制御部71は、各色ごとに制御を行うための現像電圧制御部72Bk、72Y、72M、72Cを備え、各現像ローラ41Bk、41Y、41M、41Cに印加される現像電圧を制御し、各LEDヘッド21Bk、21Y、21M、21Cによって露光された部分にトナー像を形成する。
また、前記転写電圧制御部73は、印刷制御部61からの指令を受け、各転写ローラ51Bk、51Y、51M、51Cに転写電圧を印加し、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52C上に形成されたトナー像を用紙に転写するための制御を行う。なお、前記転写電圧制御部73は、各色ごとに制御を行うための、かつ、各トナー像を順次用紙に転写するための、転写電圧制御部74Bk、74Y、74M、74Cを備える。
また、前記IDモータ制御部75は、印刷制御部61からの指令を受け、各感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52C、帯電ローラ40Bk、40Y、40M、40C及び各現像ローラ41Bk、41Y、41M、41Cを回転させるための画像形成用の駆動部としてのIDモータ76を駆動する。
さらに、前記搬送モータ制御部77は、用紙を給紙し、画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cまで搬送するための搬送用の駆動部としての搬送モータ78を駆動し、前記搬送ベルトモータ制御部79は、画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cにおいては各感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cでトナー像が転写された用紙を定着器18まで搬送するための搬送ベルトモータ80を駆動する。
また、前記定着制御部81は、印刷制御部61からの指令を受け、定着器18(図1)に内蔵されたヒータ25aに定着電圧を印加し、用紙に転写されたトナー像を定着するための制御を行う。なお、前記定着制御部81は、定着サーミスタ30による検出温度に基づいて、ヒータ制御部81bによって、前記ヒータ25aをオン・オフ制御するとともに、定着器18が所定の設定温度になったときに、モータ制御部81aによって、定着用の駆動部としての定着モータ82を駆動して定着ローラ25及び加圧ローラ26を回転させる。
また、感光体ドラム52Bkの表面温度を検出するために内部サーミスタ44が、装置外部の環境温度を検出するために環境サーミスタ32が配設される。
ところで、前記各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cにおいて、IDモータ76を駆動すると、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cが回転させられるとともに、帯電ローラ40Bk、40Y、40M、40C及び現像ローラ41Bk、41Y、41M、41Cが回転させられ、このとき、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cの周速度と、帯電ローラ40Bk、40Y、40M、40C及び現像ローラ41Bk、41Y、41M、41Cの各周速度との周速差が設定されていて、該周速差によって摩擦熱が発生させられる。また、スポンジローラ43Bk、43Y、43M、43Cと現像ローラ41Bk、41Y、41M、41Cとは、同様に周速差が設定されているだけでなく、かつ、トナーを摩擦帯電させるために、同じ方向に回転させられるので、大きな摩擦熱が発生させられる。
そこで、本実施の形態においては、高温環境時に、画像形成速度としての、かつ、駆動速度としての印刷速度を低くし、発生する摩擦熱を小さくし、プリンタ内の温度を低くするようにしている。
そのために、前記印刷制御部61は、インタフェース制御部62を介してホストコンピュータから送信された制御コマンド及び印刷データを受信する。前記ホストコンピュータによって印刷命令を受けると、まず、前記印刷制御部61は、受信した印刷情報に基づいて印刷速度V及び定着温度Tを決定する。
この場合、環境サーミスタ32によって検出された環境温度Teに対応した印刷速度V0、V1、V2及び定着速度T0、T1、T2を設定する。すなわち、現在の外部環境がプリンタの排熱効率と比較して適しているかどうかを判断する閾値Tc1、Tc2(Tc1<Tc2)をあらかじめ設定し、印刷開始時の環境温度Teと閾値Tc1、Tc2との大小関係によってそれぞれ適切な印刷速度V0、V1、V2を決定する。該印刷速度は
V0>V1>V2
の関係にあり、環境温度Teが高温を検出するのに従って印刷速度Vは低速側に設定されるようにする。
また、印刷速度Vの低下によって定着ローラ25から用紙に伝達される単位時間当たりの熱量が大きくなるので、定着温度Tを低温側に設定することができる。該定着温度Tはそれぞれ
T0>T1>T2
とした。また、印刷制御部61は、内部の温度上昇を監視するための内部サーミスタ44によって検出された検出温度Tiに基づいて、画像形成モードとしての印刷モードを、連続画像形成モードとしての連続印刷、又は間欠画像形成モードとしての間欠印刷のいずれで行うかを判断する。そして、連続印刷が可能であるか間欠印刷に移行するべきかを判定するための判定温度としての閾値Tc0と検出温度Tiとを比較して印刷モードを決定する。
本実施の形態においては、例えば、単位面積当たりの重量が70〔g /mm2 〕の用紙に対して印刷を行う場合の良好な印刷設定として、印刷速度Vは、印刷速度V0を155〔mm/sec〕とし、印刷速度V1を140〔mm/sec〕とし、印刷速度V2を120〔mm/sec〕とした。また、定着温度Tは、定着温度T0を225〔℃〕とし、定着温度T1を220〔℃〕とし、定着温度T2を155〔℃〕とした。
さらに、前記環境サーミスタ32からの環境温度Teに基づいて印刷動作を判定するに当たり、閾値Tc1を25〔℃〕とし、閾値Tc2を30〔℃〕とした。そして、内部サーミスタ44の検出温度Tiに対する判定温度Tc0を48〔℃〕とした。
なお、前記印刷速度は、IDモータ76、搬送モータ78、搬送ベルトモータ80、定着モータ82等を駆動することによって得られる。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
図8は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャート、図9は本発明の第1の実施の形態における外部サーミスタの制御テーブルを示す図、図10は本発明の第1の実施の形態における内部サーミスタの制御テーブルを示す図である。
まず、印刷制御部61は、インタフェース制御部62を介してホストコンピュータから送信された制御コマンド及び印刷データを受信する。前記ホストコンピュータによって印刷命令を受けると、前記印刷制御部61の図示されない初期設定処理手段は、初期設定処理を行い、受信した印刷コマンドに基づいて、初期設定値として、あらかじめ設定された印刷速度V0及び定着温度T0を設定する。
次に、印刷制御部61の図示されない環境温度判定処理手段は、環境温度判定処理を行い、環境サーミスタ32によって検出された環境温度Teを読み込み、該環境温度Teと閾値Tc1とを比較する。そして、環境温度Teが閾値Tc1より低い場合は、印刷制御部61の図示されない条件設定処理手段は、条件設定処理を行い、印刷速度VをV0に、定着温度TをT0に設定する。
一方、前記環境温度Teが閾値Tc1以上である場合、前記条件設定処理手段は、印刷速度VをV1に、印刷制御部61の図示されない温度設定処理手段は、定着温度TをT1に設定する。
次に、前記環境温度判定処理手段は、環境温度Teと閾値Tc2とを比較し、環境温度Teが閾値Tc2より低い場合、前記条件設定処理手段は、印刷速度VをV1に、定着温度TをT1に設定する。また、環境温度Teが閾値Tc2以上である場合、前記条件設定処理手段は、印刷速度VをV2に、定着温度TをT2に設定する。
続いて、印刷制御部61の図示されない内部温度判定処理手段は、内部温度判定処理を行い、内部サーミスタ44によって検出された検出温度Tiを読み込み、該検出温度Tiと閾値Tc0とを比較する。そして、検出温度Tiが閾値Tc0より低い場合は、印刷制御部61の図示されないモード選択処理手段は、モード選択処理を行い、印刷モードとして、印刷制御部において印刷データの準備がされ次第、順次、印刷を実行する連続印刷を選択し、前記条件設定処理手段は、連続印刷中の印刷速度Vを印刷速度V0に、定着温度TをT0に設定する。
また、検出温度Tiが閾値Tc0以上である場合、モード選択処理手段は、印刷モードとして、印刷開始時点で、また、各ページについて印刷が終了するごとに、設定された条件、本実施の形態においては、検出温度Tiが閾値Tc0以上である場合に、あらかじめ設定された所定の時間だけ一時的に印刷を中断する間欠印刷を選択し、前記条件設定処理手段は、間欠印刷中の印刷速度Vを印刷速度V0に、定着温度TをT0に設定する。
そして、前記印刷制御部61の図示されない画像形成処理手段は、画像形成処理を行い、指定された枚数の印刷を行う。
そのために、まず、前記画像形成処理手段の定着温度判定処理手段は、定着温度判定処理を行い、定着制御部81(図7)に指令を送り、定着サーミスタ30から検出温度を読み込み、定着ローラ25の温度が使用可能な温度範囲にあるかどうかを判断する。そして、定着ローラ25の温度が使用可能な温度範囲にない場合、前記画像形成処理手段の定着器加熱処理手段は、定着器加熱処理を行い、定着ローラ25の温度が使用可能な温度範囲に到達するまでヒータ25aをオンにして定着ローラ25を加熱する。このとき、前記検出温度が定着温度Tに到達すると、前記画像形成処理手段の定着器回転処理手段は、定着器回転処理を行い、定着制御部81に指令を送り、定着モータ82を駆動して定着ローラ25を印刷速度Vに対応する回転速度で回転させる。
次に、前記画像形成処理手段の駆動処理手段は、駆動処理を行い、IDモータ制御部75及び搬送ベルトモータ制御部79を介して各感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52C、各帯電ローラ40Bk、40Y、40M、40C、及び各現像ローラ41Bk、41Y、41M、41C用のIDモータ76を印刷速度Vで駆動し、同時に、前記画像形成処理手段の電圧制御処理手段は、電圧制御処理を行い、帯電電圧制御部67、現像電圧制御部71及び転写電圧制御部73に指令を送り、各色の帯電ローラローラ40Bk、40Y、40M、40C、現像ローラ41Bk、41Y、41M、41C及び転写ローラ51Bk、51Y、51M、51Cに、それぞれ帯電電圧、現像電圧及び転写電圧を印加する。
また、図示されない媒体残量検出部としての用紙残量センサによって用紙の残量が、媒体寸法検出部としての用紙サイズセンサによって用紙のサイズが検出され、印刷制御部61の図示されない媒体搬送処理手段は、媒体搬送処理を行い、搬送モータ制御部77に指令を送り、搬送モータ78を駆動して、給紙カセット11にセットされている用紙の種類に合った搬送、すなわち、用紙送りを開始する。
ここで、搬送モータ78は、用紙の搬送方向における双方向に駆動することが可能であり、前記媒体搬送処理手段は、最初に搬送モータ78を逆方向に駆動することによって、用紙を給紙カセット11から繰り出し、用紙を、図示されない用紙吸入口センサが検出するまで設定された量だけ搬送する。続いて、前記媒体搬送処理手段は、搬送モータ78を正方向に駆動することによって、用紙を画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cに供給する。
前記画像形成処理手段のヘッド駆動処理手段は、ヘッド駆動処理を行い、用紙が印刷可能な位置に到達すると、画像データ編集メモリ64からイメージデータを読み出し、該イメージデータを、所定のタイミング信号と共にヘッド制御部69に送る。そして、該ヘッド制御部69は、1ライン分のイメージデータを受けた時点において、各LEDヘッド21Bk、21Y、21M、21Cにラッチ信号を送り、イメージデータをLEDヘッド21Bk、21Y、21M、21Cに保持させる。
また、ヘッド制御部69は、次のタイミング信号を受ける前に、LEDヘッド21Bk、21Y、21M、21Cに印刷駆動信号STBを送る。その結果、LEDヘッド21Bk、21Y、21M、21Cは保持されたイメージデータに基づいて印刷を行い、ラインごとに印刷が行われる。
前記LEDヘッド21Bk、21Y、21M、21Cは、負の極性の電位に帯電させられた感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cの表面を照射し、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cの表面に電位の高くなったドットによって静電潜像を形成する。
そして、負の極性の電位に帯電させられたトナーが、電気的な吸引力によって、前記静電潜像の各ドットに吸引され、トナー像が形成される。その後、トナー像は感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cと転写ローラ51Bk、51Y、51M、51Cとの間に形成された図示されない転写部に送られる。
一方、前記画像形成処理手段の転写処理手段は、転写処理を行い、転写電圧制御部73に指令を送り、転写ローラ51Bk、51Y、51M、51Cに、正の極性の電位の転写電圧を印加する。その結果、転写ローラ51Bk、51Y、51M、51Cは転写部を通過する用紙にトナー像を転写する。そして、トナー像が転写された用紙は、定着器18に送られ、転写されたトナー像は定着器18の熱によって用紙に定着温度Tで定着させられる。続いて、トナー像が定着させられた用紙は、更に搬送されて、媒体排出検出部としての図示されない用紙排出口センサを通り、プリンタ外に排出される。
次に、画像形成処理手段の終了判定処理手段は、終了判定処理を行い、受信した印刷命令に基づいて、指定された枚数の印刷が終了したかどうかを判断し、指定された枚数の印刷が終了していない場合、再び、前記環境温度判定処理手段は、環境温度Teを読み込み、該環境温度Teと閾値Tc1とを比較する。そして、指定された枚数の印刷が終了するまで、前述された動作を繰り返し、印刷速度V及び定着温度Tを設定するとともに、印刷動作を選択する。
そして、指定された枚数の印刷が終了し、用紙が前記用紙排出口センサを通過すると、前記電圧制御処理手段は、帯電ローラ40Bk、40Y、40M、40C、現像ローラ41Bk、41Y、41M、41C、転写ローラ51Bk、51Y、51M、51Cへの帯電電圧、現像電圧及び転写電圧の印加を終了し、同時に、IDモータ76、搬送モータ78、搬送ベルトモータ80、定着モータ82等のモータの駆動を停止させる。そして、再度印刷命令を受信すると、前述された動作を繰り返す。
このように、本実施の形態においては、各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cにおいて、IDモータ76を駆動すると、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cが回転させられるとともに、帯電ローラ40Bk、40Y、40M、40C及び現像ローラ41Bk、41Y、41M、41Cが回転させられ、このとき、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cの周速度と、帯電ローラ40Bk、40Y、40M、40C及び現像ローラ41Bk、41Y、41M、41Cの各周速度との差、すなわち、周速差が設定されていて、該周速差によって摩擦熱が発生させられる。また、スポンジローラ43Bk、43Y、43M、43Cと現像ローラ41Bk、41Y、41M、41Cとは、同様に周速差が設定されているだけでなく、かつ、トナーを摩擦帯電させるために、同じ方向に回転させられるので、大きな摩擦熱が発生させられる。
ところが、本実施の形態においては、高温環境時には印刷速度が低くされるので、発生する摩擦熱を小さくすることができる。したがって、トナーが所定の温度以上に高くならないので、トナーが劣化したり、トナーの流動性が低下したり、帯電不良が発生したりするのを防止することができる。
また、印刷速度を低くすることによって、用紙に伝達される熱量を少なくすることができるので、定着温度を低く設定することができる。さらに、IDモータ76、搬送モータ78、搬送ベルトモータ80、定着モータ82等のモータが熱を発生するのを抑制することができるので、連続印刷中のプリンタ内の温度が上昇するのを抑制することができる。また、連続印刷の時間を長くすることができ、間欠印刷が行われにくくなるので、操作者にとっては快適で、かつ、良好な印刷結果を得ることができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 初期設定値として印刷速度V0及び定着温度T0を設定する。
ステップS2 環境温度Teが閾値Tc1以上であるかどうかを判断する。環境温度Teが閾値Tc1以上である場合はステップS4に、環境温度Teが閾値Tc1より小さい場合はステップS3に進む。
ステップS3 印刷速度VをV0に、定着温度TをT0に設定する。
ステップS4 印刷速度VをV1に、定着温度TをT1に設定する。
ステップS5 環境温度Teが閾値Tc2以上であるかどうかを判断する。環境温度Teが閾値Tc2以上である場合はステップS7に、環境温度Teが閾値Tc2より小さい場合はステップS6に進む。
ステップS6 印刷速度VをV1に、定着温度TをT1に設定する。
ステップS7 印刷速度VをV2に、定着温度TをT2に設定する。
ステップS8 検出温度Tiが閾値Tc0以上であるかどうかを判断する。検出温度Tiが閾値Tc0以上である場合はステップS10に、検出温度Tiが閾値Tc0より小さい場合はステップS9に進む。
ステップS9 連続印刷を行う。
ステップS10 間欠印刷を行う。
ステップS11 指定された枚数の印刷が終了したかどうかを判断する。指定された枚数の印刷が終了した場合は処理を終了し、指定された枚数の印刷が終了していない場合はステップS2に戻る。
ところで、本実施の形態においては、各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cに配設されるすべての感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cに内部サーミスタ44を配設し、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cの温度を常に監視することによって、トナーが劣化するのを防止するようにしている。
ところが、各感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cにそれぞれ内部サーミスタ44を配設すると、プリンタのコストが高くなってしまう。
そこで、内部サーミスタの取付位置を限定した場合のプリンタの特性について説明する。
図11は本発明の第1の実施の形態における内部サーミスタの取付位置の例を示す図、図12は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの起動時の内部サーミスタによる検出温度のタイムチャート、図13は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの停止時の内部サーミスタによるて検出温度のタイムチャートである。なお、図12及び13において、横軸に印刷時間及び放置時間を、縦軸に検出温度を採ってある。
図11において、44Bkは、ブラックの画像形成ユニット22Bkの感光体ドラム52Bkと対向させて配設された内部サーミスタ、44Cは、シアンの画像形成ユニット22Cと対向させて配設された内部サーミスタ、44bは駆動ローラ27と対向させて配設され、プタンタ内の温度、すなわち、内部温度を駆動ローラ27の表面温度によって検出する内部温度検出部としての内部サーミスタである。
また、図12において、線L1は、プリンタを起動したときの、内部サーミスタ44Bkによって検出された感光体ドラム52Bkの温度の推移を表し、線L2は、内部サーミスタ44Cによって検出された感光体ドラム52Cの温度の推移を表し、線L3は、内部サーミスタ44bによって検出された駆動ローラ27の温度の推移を表す。
そして、図13において、線L11は、プリンタを停止させたときの、内部サーミスタ44Bkによって検出された感光体ドラム52Bkの温度の推移を表し、線L12は、内部サーミスタ44Cによって検出された感光体ドラム52Cの温度の推移を表し、線L13は、内部サーミスタ44bによって検出された駆動ローラ27の温度の推移を表す。
あらかじめ各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cの各感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cの温度の推移を調べると、線L2、12で示されるように、感光体ドラム52Cの温度が最も高温に達することが分かる。そこで、感光体ドラム52Cだけに内部サーミスタ44Cを配設することができる。
したがって、一つの画像形成ユニット22Cにだけ内部サーミスタ44Cを配設することによって、プリンタのコストを低くすることができる。
なお、同様に、あらかじめ、感光体ドラム52Bk、52Y、52Mの温度の推移が分かるので、感光体ドラム52Bk、52Y、52Mのうちの、いずれか一つの感光体ドラムだけに内部サーミスタを配設し、該内部サーミスタによって検出された温度に基づいて、内部のトナーの温度を予測することができる。そして、外部の環境温度に基づいて印刷速度又は定着温度を設定することができる。
ところで、プリンタ本体の寿命に対して画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cの寿命は短いので、各画像形成ユニット内のサーミスタを省き、図11に示されるように、例えば、一つの内部サーミスタ44bを転写ベルト17に当接するように配設することによって、プリンタのコストを低くすることができる。
この場合、同様に、内部サーミスタ44bによって検出された駆動ローラ27の温度と、各感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cの温度との相関が分かると、内部サーミスタ44bによって検出された温度に基づいて、各感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52C上トナーの温度を予測することができる。そして、外部の環境温度に基づいて印刷速度又は定着温度を設定することができる。
ところで、用紙の温度は、プリンタ外の環境温度と比較して等しいか、プリンタ外の環境温度以上の温度であり、プリンタ内の温度と比較して等しいか、又はプリンタ内の温度以下の温度であるので、少数枚の印刷を行う場合に、印刷時間が短いと、画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cの表面を冷却する効果が発生する。ところが、多数枚の印刷を行う場合に、印刷時間が長いと、IDモータ76、搬送モータ78、定着モータ82等による発熱、及び画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22C自体の発熱によって、内部温度が高くなってしまう。
そこで、プリンタ外の環境温度に応じて、ある時間内における印刷枚数を計測することによって、画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22Cの温度を制御するようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図14は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの概略図、図15は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの要部を示す断面図、図16は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの第2の制御ブロック図である。
図に示されるように、給紙ローラ12aと搬送ローラ部14、15との間の搬送路に、通過する用紙の枚数を計測する枚数計数部としての枚数カウンタ85が配設される。また、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52Cの近傍には、第1の実施の形態のような内部サーミスタ44Bk、44Y、44M、44Cは配設されない。そして、印刷制御部61内に枚数カウンタ85で計数された記録枚数としての印刷枚数を記録するために、枚数記録部86が配設される。
該枚数記録部86の記録容量を小さくするために、枚数記録部86は複数のブロック86aから成り、前記印刷制御部61の図示されない枚数記録処理手段は、枚数記録処理を行い、プリンタの電源が投入されたときの計数を開始し、ある一定時間、本実施の形態においては、10分が経過するたびに、計数された印刷枚数を所定のブロック86aに記録する。そして、印刷制御部61の図示されない情報更新処理手段は、情報更新処理を行い、最も先に記録された印刷枚数を消去して、ブロック86aを開放し、次の単位時間の印刷枚数を記録する。本実施の形態においては、前記枚数記録部86は最大60分間の印刷枚数を記録することができるように、6個のブロック86aから成る。
また、印刷制御部61の図示されない印刷モード判定処理手段は、印刷モード判定処理を行い、過去にカウントされた印刷枚数Piを判定枚数としての閾値Pc0と比較することにによって、印刷モードを連続印刷又は間欠印刷のどちらで行うかを判断する。なお、本実施の形態においては、判定枚数Pc0を200枚とした。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
図17は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの動作を示す第1のフローチャート、図18は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの動作を示す第2のフローチャート、図19は本発明の第2の実施の形態における枚数記録部の制御テーブルを示す図である。
まず、印刷制御部61は、インタフェース制御部62を介してホストコンピュータから送信された制御コマンド及び印刷データを受信する。前記ホストコンピュータによって印刷命令を受けると、前記印刷制御部61の初期設定処理手段は、初期設定処理を行い、受信した印刷コマンドに基づいて、初期設定値として、あらかじめ設定された印刷速度V0及び定着温度T0を決定する。
次に、印刷制御部61の図示されない環境温度判定処理手段は、環境温度判定処理を行い、環境サーミスタ32によって検出された環境温度Teを読み込み、該環境温度Teと閾値Tc1とを比較する。そして、環境温度Teが閾値Tc1より低い場合は、印刷制御部61の図示されない条件設定処理手段は、条件設定処理を行い、印刷速度VをV0に、定着温度TをT0に設定する。
続いて、印刷制御部61の図示されない枚数判定処理手段は、枚数判定処理を行い、枚数記録部86から、過去10分間の印刷枚数Piを読み出し、閾値Pc0と比較する。そして、印刷枚数Piが閾値Pc0より小さい場合、印刷制御部61の図示されないモード選択処理手段は、モード選択処理を行い、印刷モードとして連続印刷を選択し、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V0に、定着温度TをT0にして連続印刷を行う。また、印刷枚数Piが閾値Pc0以上である場合、モード選択処理手段は、印刷モードとして間欠印刷を選択し、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V0に、定着温度Tを定着温度T0にして間欠印刷を行う。
一方、前記環境温度Teが閾値Tc1以上である場合、前記条件設定処理手段は、印刷速度VをV1に、印刷制御部61の温度設定処理手段は、定着温度TをT1に設定する。
続いて、前記環境温度判定処理手段は、環境温度Teと閾値Tc2とを比較し、環境温度Teが閾値Tc2より低い場合、前記条件設定処理手段は、印刷速度VをV1に、定着温度TをT1に設定する。
続いて、前記枚数判定処理手段は、枚数記録部86から、過去30分間の印刷枚数Pi′を読み出し、閾値Pc0と比較する。前記印刷枚数Pi′が閾値Pc0より小さい場合、モード選択処理手段は、印刷モードとして連続印刷を選択し、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V0に、定着温度TをT0にして連続印刷を行う。
前記印刷枚数Pi′が閾値Pc0以上である場合、モード選択処理手段は、印刷モードとして間欠印刷を選択し、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V1に、定着温度Tを定着温度T1にして間欠印刷を行う。
また、環境温度Teが閾値Tc2以上である場合、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V2に、定着温度Tを定着温度T2に設定する。
続いて、前記枚数判定処理手段は、枚数記録部86から、過去60分間の印刷枚数Pi″を読み出し、閾値Pc0と比較する。前記印刷枚数Pi″が閾値Pc0より小さい場合、モード選択処理手段は、印刷モードとして連続印刷を選択し、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V2に、定着温度TをT2にして連続印刷を行う。一方、前記印刷枚数Pi″が閾値Pc0以上である場合、モード選択処理手段は、印刷モードとして間欠印刷を選択し、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V2に、定着温度TをT2にして間欠印刷を行う。
これは、環境温度が高い場合、印刷時に発生した熱が排熱されにくく、プリンタ内部の温度が下がりにくいので、長い期間、内部温度が高いままの状態になりやすいからである。
そして、前記印刷制御部61の画像形成処理手段は、画像形成処理を行い、指定された枚数の印刷を行う。
このように、本実施の形態においては、印刷枚数が計数され、記録されるので、サーミスタ等によって各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22C内のトナーを監視することなく、各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22C内の温度を予測することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 初期設定値として印刷速度V0及び定着温度T0を設定する。
ステップS22 環境温度Teが閾値Tc1以上であるかどうかを判断する。環境温度Teが閾値Tc1以上である場合はステップS27に、環境温度Teが閾値Tc1より小さい場合はステップS23に進む。
ステップS23 印刷速度VをV0に、定着温度TをT0に設定する。
ステップS24 過去10分間の印刷枚数Piが閾値Pc0以上であるかどうかを判断する。過去10分間の印刷枚数Piが閾値Pc0以上である場合はステップS26に、過去10分間の印刷枚数Piが閾値Pc0より小さい場合はステップS25に進む。
ステップS25 連続印刷を行う。
ステップS26 間欠印刷を行う。
ステップS27 印刷速度VをV1に、定着温度TをT1に設定する。
ステップS28 環境温度Teが閾値Tc2以上であるかどうかを判断する。環境温度Teが閾値Tc2以上である場合はステップS33に、環境温度Teが閾値Tc2より小さい場合はステップS29に進む。
ステップS29 印刷速度VをV1に、定着温度TをT1に設定する。
ステップS30 過去30分間の印刷枚数Pi′が閾値Pc0以上であるかどうかを判断する。過去30分間の印刷枚数Pi′が閾値Pc0以上である場合はステップS32に、過去30分間の印刷枚数Pi′が閾値Pc0より小さい場合はステップS31に進む。
ステップS31 連続印刷を行う。
ステップS32 間欠印刷を行う。
ステップS33 印刷速度VをV2に、定着温度TをT2に設定する。
ステップS34 過去60分間の印刷枚数Pi″が閾値Pc0以上であるかどうかを判断する。過去60分間の印刷枚数Pi″が閾値Pc0以上である場合はステップS36に、過去60分間の印刷枚数Pi″が閾値Pc0より小さい場合はステップS35に進む。
ステップS35 連続印刷を行う。
ステップS36 間欠印刷を行う。
ステップS37 指定された枚数の印刷が終了したかどうかを判断する。指定された枚数の印刷が終了した場合は処理を終了し、指定された枚数の印刷が終了していない場合はステップS22に戻る。
なお、本実施の形態においては、枚数カウンタ85を搬送路上に配設するようになっているが、搬送路において、用紙を検出する媒体検出部としての媒体検出センサと兼用することができる。したがって、各種の媒体検出センサを枚数カウンタ85として使用することができる。その場合、各種の媒体検出センサによって検出された印刷枚数を使用し、装置外部の環境温度に基づいて、印刷速度又は定着温度を設定することができる。
ところで、各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22C内において、感光体ドラム52Bk、52Y、52M、52C、帯電ローラ40Bk、40Y、40M、40C、現像ローラ41Bk、41Y、41M、41C、スポンジローラ43Bk、43Y、43M、43C等は、IDモータ76を駆動することによって回転させられ、用紙を搬送するために搬送ベルトモータ制御部79を駆動し、定着器18において、定着ローラ25及び加圧ローラ26は、定着モータ82を駆動することによって回転させられる。
そこで、装置外部の環境温度に応じて、ある時間内におけるIDモータ76、搬送ベルトモータ制御部79、定着モータ82等の各モータの作動時間としての通電時間を計時することによって、各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22C内の温度を制御するようにした本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1、第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図20は本発明の第3の実施の形態におけるプリンタの第2の制御ブロック図である。
図に示されるように、前記印刷制御部61には、第1の作動時間計時部としてのIDモータ通電計時部90、及び第2の作動時間計時部としての定着モータ通電計時部91が接続され、IDモータ通電計時部90はIDモータ76の通電時間を計時し、定着モータ通電計時部91は定着モータ82の通電時間を計時する。また、前記IDモータ通電計時部90内に、計時されたIDモータ76の通電時間を記録するための第1の作動時間記録部としての通電時間記録部90Mが形成され、前記定着モータ通電計時部91内に、計時された定着モータ82の通電時間を記録するための第2の作動時間記録部としての通電時間記録部91Mが形成される。
前記通電時間記録部90Mの記録容量を小さくするために、通電時間記録部90Mは複数、本実施の形態においては、二つのブロック90a、90bから成り、前記IDモータ通電計時部90の図示されない通電時間記録処理手段は、通電時間記録処理を行い、プリンタの電源が投入されたときの計時を開始し、ある一定時間、本実施の形態においては、30分が経過するたびに、計時された通電時間を所定のブロック90a、90bに記録する。なお、各ブロック90a、90bに記録することができる最大の通電時間は60〔分〕である。そして、IDモータ通電計時部90の図示されない情報更新処理手段は、情報更新処理を行い、先に記録された通電時間を消去して、ブロックを開放し、次の単位時間の通電時間を記録する。
同様に、前記通電時間記録部91Mの記録容量を小さくするために、通電時間記録部91Mは複数、本実施の形態においては、二つのブロック91a、91bから成り、前記定着モータ通電計時部91の図示されない通電時間記録処理手段は、通電時間記録処理を行い、プリンタの電源が投入されたときの計時を開始し、ある一定時間、本実施の形態においては、30分が経過するたびに、計時された通電時間を所定のブロック91a、91bに記録する。なお、通電時間は、各ブロック91a、91bに分単位で記録され、各ブロック91a、91bに記録することができる最大の通電時間は60〔分〕である。そして、定着モータ通電計時部91の図示されない情報更新処理手段は、情報更新処理を行い、先に記録された通電時間を消去して、ブロックを開放し、次の単位時間の通電時間を記録する。
また、前記印刷制御部61の印刷モード判定処理手段は、印刷モード判定処理を行い、過去に計時された通電時間を判定時間と比較することにによって、印刷モードを連続印刷又は間欠印刷のどちらで行うかを判断する。
IDモータ76については、現在を含む通電時間をTi1とし、該通電時間Ti1より過去の通電時間をTi2とし、定着モータ82については、現在を含む通電時間をTf1とし、該通電時間Tf1より過去の通電時間をTf2とし、30分が経過するごとに、
Ti2=Ti1(Ti1の値をTi2に代入)
Ti1=0
Tf2=Tf1(Tf1の値をTf2に代入)
Tf1=0
に切り替わるようにした。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
図21は本発明の第3の実施の形態におけるプリンタの動作を示す第1のフローチャート、図22は本発明の第3の実施の形態におけるプリンタの動作を示す第2のフローチャートである。
まず、印刷制御部61はインタフェース制御部62を介してホストコンピュータから送信された制御コマンド及び印刷データを受信する。前記ホストコンピュータによって印刷指示を受けると、前記印刷制御部61の初期設定処理手段は、初期設定処理を行い、受信した印刷コマンドに基づいて、初期設定値として、あらかじめ設定された印刷速度V0及び定着温度T0を設定する。
次に、前記印刷制御部61の環境温度判定処理手段は、環境温度判定処理を行い、環境サーミスタ32によって検出された環境温度Teを読み込み、該環境温度Teと閾値Tc1とを比較する。そして、環境温度Teが閾値Tc1より低い場合は、前記印刷制御部61の条件設定処理手段は、条件設定処理を行い、印刷速度VをV0に、定着温度TをT0に設定する。
続いて、印刷制御部61の図示されない通電時間判定処理手段は、通電時間判定処理を行い、通電時間記録部90Mから、現在を含む30分間の通電時間Ti1を、通電時間記録部91Mから、現在を含む30分間の通電時間Tf1を読み出し、30分に対する通電時間Ti1、Tf1の割合を表す通電時間比Ti1/30、Tf1/30を算出する。
そして、前記通電時間判定処理手段は、通電時間比Ti1/30、Tf1/30が第1の閾値、本実施の形態においては、0.7に達しているかどうか、すなわち、
Ti1/30≧0.7
又は
Tf1/30≧0.7
であるかどうかを判断する。そして、
Ti1/30<0.7
又は
Tf1/30<0.7
である場合、モード選択処理手段は、印刷モードとして連続印刷を選択し、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V0に、定着温度TをT0に設定して連続印刷を行う。
また、
Ti1/30≧0.7
又は
Tf1/30≧0.7
である場合は、モード選択処理手段は、印刷モードとして間欠印刷を選択し、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V0に、定着温度TをT0に設定して間欠印刷を行う。
一方、環境温度Teが閾値Tc1以上である場合、前記条件設定処理手段は、印刷速度VをV1に、前記温度設定処理手段は、定着温度TをT1に設定する。
次に、前記環境温度判定処理手段は、環境温度Teと閾値Tc2とを比較し、環境温度Teが閾値Tc2より低い場合、前記条件設定処理手段は、印刷速度VをV1に、定着温度TをT1に設定する。
続いて、前記通電時間判定処理手段は、通電時間記録部90Mから、現在を含む30分間の通電時間Ti1、及び過去30分間の通電時間Ti2を、通電時間記録部91Mから、現在を含む30分間の通電時間Tf1、及び過去30分間の通電時間Tf2を読み出し、30分に対する通電時間Ti1、Tf1の割合を表す通電時間比Ti1/30、Tf1/30、及び現在を含む30分及び過去の30分の合計の60分に対する通電時間(Ti1+Ti2)、(Tf1+Tf2)の割合を表す通電時間比(Ti1+Ti2)/60、(Tf1+Tf2)/60を算出する。
そして、前記通電時間判定処理手段は、通電時間比Ti1/30、Tf1/30が第2の閾値、本実施の形態においては、0.5に達しているかどうか、及び、通電時間比(Ti1+Ti2)/60、(Tf1+Tf2)/60が第1の閾値0.7に達しているかどうか、すなわち、
Ti1/30≧0.5
又は
(Ti1+Ti2)/60≧0.7
又は
Tf1/30≧0.5
又は
(Tf1+Tf2)/60≧0.7
であるかどうかを判断する。そして、
Ti1/30<0.5
又は
(Ti1+Ti2)/60<0.7
又は
Tf1/30<0.5
又は
(Tf1+Tf2)/60<0.7
である場合、モード選択処理手段は、印刷モードとして連続印刷を選択し、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V1に、定着温度TをT1に設定して連続印刷を行う。
また、
Ti1/30≧0.5
又は
(Ti1+Ti2)/60≧0.7
又は
Tf1/30≧0.5
又は
(Tf1+Tf2)/60≧0.7
である場合、モード選択処理手段は、印刷モードとして間欠印刷を選択し、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V1に、定着温度TをT1に設定して間欠印刷を行う。
また、環境温度Teが閾値Tc2以上である場合、前記条件設定処理手段は、印刷速度VをV2に、前記温度設定処理手段は、定着温度TをT2に設定する。
そして、前記通電時間判定処理手段は、通電時間比Ti1/30、Tf1/30が第3の閾値、本実施の形態においては、0.3に達しているかどうか、及び、通電時間比(Ti1+Ti2)/60、(Tf1+Tf2)/60が第2の閾値0.5に達しているかどうか、すなわち、
Ti1/30≧0.3
又は
(Ti1+Ti2)/60≧0.5
又は
Tf1/30≧0.3
又は
(Tf1+Tf2)/60≧0.5
であるかどうかを判断する。そして、
Ti1/30<0.3
又は
(Ti1+Ti2)/60<0.5
又は
Tf1/30<0.3
又は
(Tf1+Tf2)/60<0.5
である場合、モード選択処理手段は、印刷モードとして連続印刷を選択し、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V2に、定着温度TをT2に設定して連続印刷を行う。
また、
Ti1/30≧0.3
又は
(Ti1+Ti2)/60≧0.5
又は
Tf1/30≧0.3
又は
(Tf1+Tf2)/60≧0.5
である場合、モード選択処理手段は、印刷モードとして間欠印刷を選択し、条件設定処理手段は、印刷速度Vを印刷速度V2に、定着温度TをT2に設定して間欠印刷を行う。
これは、環境温度が高い場合、印刷時に発生した熱が排熱されにくく、プリンタ内部の温度が、長い期間、高いままの状態になりやすいからである。
そして、前記印刷制御部61の画像形成処理手段は、画像形成処理を行い、指定された枚数の印刷を行う。
このように、本実施の形態においては、通電時間が計数され、記録されるので、サーミスタ等の温度検出部材によって各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22C内のトナーを監視することなく、各画像形成ユニット22Bk、22Y、22M、22C内の温度を予測することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS41 初期設定値として印刷速度V0及び定着温度T0を設定する。
ステップS42 環境温度Teが閾値Tc1以上であるかどうかを判断する。環境温度Teが閾値Tc1以上である場合はステップS47に、環境温度Teが閾値Tc1より小さい場合はステップS43に進む。
ステップS43 印刷速度VをV0に、定着温度TをT0に設定する。
ステップS44 通電時間比(Ti1/30)が第1の閾値0.7以上、又は通電時間比(Tf1/30)が第1の閾値0.7以上であるかどうかを判断する。通電時間比(Ti1/30)が第1の閾値0.7以上、又は通電時間比(Tf1/30)が第1の閾値0.7以上である場合はステップS46に、通電時間比(Ti1/30)が第1の閾値0.7以上、又は通電時間比(Tf1/30)が第1の閾値0.7以上でない場合はステップS45に進む。
ステップS45 連続印刷を行う。
ステップS46 間欠印刷を行う。
ステップS47 印刷速度VをV1に、定着温度TをT1に設定する。
ステップS48 環境温度Teが閾値Tc2以上であるかどうかを判断する。環境温度Teが閾値Tc2以上である場合はステップS53に、環境温度Teが閾値Tc2より小さい場合はステップS49に進む。
ステップS49 印刷速度VをV1に、定着温度TをT1に設定する。
ステップS50 通電時間比(Ti1/30)が第2の閾値0.5以上、又は通電時間比(Ti1+Ti2)/60が第1の閾値0.7以上、又は通電時間比(Tf1/30)が第2の閾値0.5以上、又は通電時間比(Tf1+Tf2)/60が第1の閾値0.7以上であるかどうかを判断する。通電時間比(Ti1/30)が第2の閾値0.5以上、又は通電時間比(Ti1+Ti2)/60が第1の閾値0.7以上、又は通電時間比(Tf1/30)が第2の閾値0.5以上、又は通電時間比(Tf1+Tf2)/60が第1の閾値0.7以上である場合はステップS52に、通電時間比(Ti1/30)が第2の閾値0.5以上、又は通電時間比(Ti1+Ti2)/60が第1の閾値0.7以上、又は通電時間比(Tf1/30)が第2の閾値0.5以上、又は通電時間比(Tf1+Tf2)/60が第1の閾値0.7以上でない場合はステップS52に進む。
ステップS51 連続印刷を行う。
ステップS52 間欠印刷を行う。
ステップS53 印刷速度VをV2に、定着温度TをT2に設定する。
ステップS54 通電時間比(Ti1/30)が第3の閾値0.3以上、又は通電時間比(Ti1+Ti2)/60が第2の閾値0.5以上、又は通電時間比(Tf1/30)が第3の閾値0.3以上、又は通電時間比(Tf1+Tf2)/60が第2の閾値0.5以上であるかどうかを判断する。通電時間比(Ti1/30)が第3の閾値0.3以上、又は通電時間比(Ti1+Ti2)/60が第2の閾値0.5以上、又は通電時間比(Tf1/30)が第3の閾値0.3以上、又は通電時間比(Tf1+Tf2)/60が第2の閾値0.5以上である場合はステップS56に、通電時間比(Ti1/30)が第3の閾値0.3以上、又は通電時間比(Ti1+Ti2)/60が第2の閾値0.5以上、又は通電時間比(Tf1/30)が第3の閾値0.3以上、又は通電時間比(Tf1+Tf2)/60が第2の閾値0.5以上でない場合はステップS55に進む。
ステップS55 連続印刷を行う。
ステップS56 間欠印刷を行う。
ステップS57 指定された枚数の印刷が終了したかどうかを判断する。指定された枚数の印刷が終了した場合は処理を終了し、指定された枚数の印刷が終了していない場合はステップS42に戻る。
なお、本実施の形態においては、IDモータ76及び定着モータ82の通電時間を計時するようになっているが、実験によってIDモータ76及び定着モータ82の通電時間と、搬送モータ78、搬送ベルトモータ80等の通電時間との相関を求めておけば、搬送モータ78、搬送ベルトモータ80等の通電時間に基づいて内部温度を予測することができるので、外部の環境温度に基づいて印刷速度又は定着温度を設定することができる。
また、本実施の形態においては、IDモータ76及び定着モータ82の通電時間を計時するようになっているが、一般に、モータを安定して駆動するためには、整定時間が必要になる。そこで、IDモータ76及び定着モータ82に供給される電流の変化で制御を行っても内部温度を予測することができる。
さらに、例えば、ステッピングモータにおいては、モータ制御部から送られてくるパルスによって駆動されるようになっているので、単位時間当たりのパルス数に基づいて内部温度を予測することができる。
前記各実施の形態においては、トナーとして非磁性二成分トナーを使用したときの、摩擦による帯電させられる際の発熱について説明しているが、トナーとして磁性トナー、二成分トナー等を使用する場合には、トナーが感光体ドラムに到達する過程において、感光体ドラムに接する現像ローラの回転に伴って発熱が生じる場合に、本発明を適用することができる。
また、前記各実施の形態においては、LEDタンデム方式のプリンタについて説明しているが、レーザ方式、中間転写方式等のプリンタに適用することができる。
さらに、前記各実施の形態においては、環境温度検出部としての環境サーミスタ32が外装部材35内に配設されるようになっているが、外装部材35外に配設することができる。また、パーソナルコンピュータ、赤外線センサ等のような外部機器から通信機器を介して環境温度を温度情報としてプリンタに送ることができる。その場合、印刷制御部61内に外部温度取得部としての環境温度検出部が形成される。
そして、本実施の形態においては、画像形成装置のうちのプリンタについて説明しているが、本発明を、画像処理装置のうちの複写機、ファクシミリ装置、複合機等に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における画像形成ユニットの断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概略図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの側面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの外装部材を除去した状態の側面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの外装部材を除去した状態の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの第1の制御ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの第2の制御ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における外部サーミスタの制御テーブルを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における内部サーミスタの制御テーブルを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における内部サーミスタの取付位置の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの起動時の内部サーミスタによる検出温度のタイムチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの停止時の内部サーミスタによるて検出温度のタイムチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの概略図である。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの要部を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの第2の制御ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における枚数記録部の制御テーブルを示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるプリンタの第2の制御ブロック図である。 本発明の第3の実施の形態におけるプリンタの動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるプリンタの動作を示す第2のフローチャートである。
符号の説明
18 定着器
32 環境サーミスタ
35 外装部材
35a 孔
41Bk、41Y、41M、41C 現像ローラ
44、44b 内部サーミスタ
51Bk、51Y、51M、51C 転写ローラ
52Bk、52Y、52M、52C 感光体ドラム
61 印刷制御部
85 枚数カウンタ
86 枚数記録部
90 IDモータ通電計時部
90M、91M 通電時間記録部
91 定着モータ通電計時部
Te 環境温度
Ti 検出温度
u1 転写ユニット
V 印刷速度

Claims (13)

  1. (a)像担持体と、
    (b)該像担持体に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像剤担持体と、
    (c)記録媒体に現像剤像を転写する転写部と、
    (d)前記像担持体、現像剤担持体及び転写部の少なくとも一つを作動させる駆動部と、
    (e)装置外部の環境温度を取得する外部温度取得部と、
    (f)前記環境温度に対応させて前記駆動部の駆動速度を設定する制御部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. (a)像担持体と、
    (b)該像担持体に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像剤担持体と、
    (c)記録媒体に現像剤像を転写する転写部と、
    (d)転写された前記現像剤像を記録媒体に定着させる定着部と、
    (e)装置外部の環境温度を取得する外部温度取得部と、
    (f)前記環境温度に対応させて前記定着部の定着温度を設定する制御部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記外部温度取得部は、外装部材に形成された通気孔の奥に配設される請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記外部温度取得部は、前記定着部より下方に配設される請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記外部温度取得部は、記録媒体の搬送方向における定着部より上流側に配設される請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記駆動速度は、環境温度が高いほど低く設定される請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記定着温度は、環境温度が高いほど低く設定される請求項2に記載の画像形成装置。
  8. (a)画像形成装置内の内部温度を検出する内部温度検出部を有するとともに、
    (b)前記制御部は、環境温度及び内部温度に対応させて駆動速度を設定する請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記内部温度検出部は、前記像担持体の表面温度を検出する請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記内部温度検出部は、前記像担持体と対向させて配設された転写部材の表面温度を検出する請求項8に記載の画像形成装置。
  11. (a)画像が形成される記録媒体の枚数を計数する枚数計数部を有するとともに、
    (b)前記制御部は、計数された枚数を枚数記録部に記録し、記録された枚数に基づいて駆動速度を設定する請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 前記枚数計数部は、記録媒体の搬送路上に配設され、搬送路を通過する記録媒体の枚数を計数する請求項11に記載の画像形成装置。
  13. (a)画像を形成するための作動時間を計時する作動時間計時部を有するとともに、
    (b)前記制御部は、計時された作動時間を作動時間記録部に記録し、記録された作動時間に基づいて駆動速度を設定する請求項1に記載の画像形成装置。
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