JP7210329B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
画像形成装置に使用するトナーは過度に熱の影響を受けるとトナー同士がくっついて固着した状態になる。この状態で印刷動作を行うと、固着したトナーが現像器のドクターブレードにはさまり、白抜け画像や白点画像となって現れてしまうことがある。このような問題を解決するために、従来では大きく分けて二つの方法がとられてきた。
一つ目の方法は、現像器ケースやドクターブレードに冷却風を当て対流放熱効率を向上させることで現像器内部のトナーやドクターブレードの温度を下げる方法である。しかしながら、この方法では、画像形成装置内に冷却構造を設ける必要があり、近年の小型においてはスペースの制約がある。
二つ目の方法は、印刷中において画像形成装置内の温度が高くなった際に間欠印刷に切り替える方法である。間欠印刷では、印刷動作と印刷動作の停止とが繰り返し実行される間欠印刷では、印刷を停止することによって温度上昇を抑制することができる。
しかしながら、間欠モードへの移行タイミングと、間欠モード中の停止時間によっては、間欠モードに移行後も温度上昇を続けることがある。そのような場合には画像不良が発生してしまう場合があった。
特開2014-52485号公報
本発明が解決しようとする課題は、印刷時における温度上昇を抑制することができる画像形成装置を提供することである。
実施形態の画像形成装置は、制御部を持つ。制御部は、印刷の実行及び印刷の停止を切り替えて動作する間欠モード時において、前記印刷の動作を停止した回数である停止制御回数、又は、印刷の動作を停止した時間である停止制御時間に応じて、印刷を実行する実行時間と、印刷を停止する停止時間との比率を変更する。
本実施形態における画像形成装置の特徴を説明するための図。 実施形態の画像形成装置の全体構成例を示す外観図。 実施形態における画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図。 実施形態における通常モード時の画像形成装置が行う処理の流れを示すフローチャート。 実施形態における間欠モード時の画像形成装置が行う処理の流れを示すフローチャート。 実施形態における間欠モード時の画像形成装置が行う処理の流れを示すフローチャート。 実施形態における画像形成装置による回数δクリア判定処理の流れを示すフローチャート。
以下、実施形態の画像形成装置を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における画像形成装置の概要について説明するための図である。本実施形態における画像形成装置は、大容量・長時間の印刷を前提とした画像形成装置である。図1に示すグラフにおいて、横軸は時間(h)を表し、縦軸は機体内の温度(℃)を表す。機体内の温度は、例えば、ドラムサーミスタの温度である。また、図1におけるTH0は、上限温度を表す。一般的に画像形成装置は、上限温度TH0を超えないように印刷されることが望ましい。
画像形成装置が連続印刷を行うことで機体内の温度がTH1に達した場合(時刻t1)にそのままの制御が続くと、L1で示す曲線のように機体内の温度が上昇してしまう。その結果、機体内の温度が上限温度TH0を超えてしまうことになる。そのため、画像形成装置は、上限温度TH0を超えないように間欠動作で印刷を行う。理想は、L0のような曲線を描くように印刷と停止時間を設定するのがベストである。しかし、実験等で得た結果からL0のような曲線を目指す設定で制御を行ったとしても機体誤差や環境によりL2の曲線で示すように上限温度TH0を超えてしまうことがある。
一方、機体内の温度がTH1に達した場合(時刻t1)に、安全サイドを取ってL3のような曲線を描く制御をしてしまうとパフォーマンスがあまりにも低下してしまう。すなわち、機体内の温度がTH1に達した場合(時刻t1)に、L3のような曲線で示すように停止時間を長くした場合には、パフォーマンスがあまりにも低下してしまう。
以上の点を踏まえ、本実施形態における画像形成装置は、2段階制御することによって、印刷時における温度上昇を抑制しつつ、大容量・長時間の印刷を可能にする。具体的には、画像形成装置は、時刻t1の時点ではL0の曲線を目指すような第1段階の間欠制御を行う。その後、画像形成装置は、温度が下がらなければ時刻t2の時点でL4の曲線を目指すような第2段階の間欠制御に切り替える。以下、詳細について説明する。
図2は、実施形態の画像形成装置の全体構成例を示す外観図である。
実施形態の画像形成装置1は、複合機(MFP;Multi Function Peripheral)である。画像形成装置1は、画像形成処理及び画像定着処理を実行する。画像形成処理は、シート上に画像を形成する処理である。画像定着処理は、シート上に形成された画像を定着する処理である。シートは、例えば原稿や、文字や画像などが記載された紙などである。シートは、画像形成装置1が読み取ることができる物であればどのような物であってもよい。画像形成装置1は、シート上に表れている画像を読み取ってデジタルデータを生成し、画像ファイルを生成する。
画像形成装置1は、画像読取部10、コントロールパネル20、画像形成部30、シート収容部40、定着器50、第1温度センサ60、搬送ローラ61a,61b、排紙ローラ62a,62b及び制御装置70を備える。
画像読取部10は、読み取り対象の画像を光の明暗として読み取る。例えば、画像読取部10は、原稿読み取り台にセットされた読み取り対象のシートに印刷されている画像を読み取る。画像読取部10は、読み取った画像データを記録する。記録された画像データは、ネットワークを介して他の情報処理装置に送信されてもよい。記録された画像データは、画像形成部30によってシート上に画像形成されてもよい。
コントロールパネル20は、表示部および操作部を備える。表示部は、液晶ディスプレイおよび有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。表示部は、制御装置70の制御に応じて、画像形成装置1に関する種々の情報を表示する。操作部は、複数のボタンなどを備える。操作部は、ユーザの操作を受け付ける。操作部は、ユーザによって行われた操作に応じた信号を制御装置70に出力する。なお、表示部と操作部とは一体のタッチパネルとして構成されてもよい。
画像形成部30は、画像形成処理を実行する。画像形成処理において画像形成部30は、画像読取部10によって生成された画像データ又は通信路を介して受信された画像データに基づいて、シート上に画像を形成する。
画像形成部30は、転写ベルト31、露光部32、複数の現像器33(現像器33Y、33M、33C及び33K)、複数の感光体ドラム34(感光体ドラム34Y、34M、34C及び34K)、転写部35及び第2温度センサ36を備える。
転写ベルト31は、中間転写体である。転写ベルト31は、ローラの回転により矢印で示す方向(反時計回り)に回転する。
露光部32は、各現像器33Y、33M、33C及び33Kの感光体ドラム34Y、34M、34C及び34Kに対向する位置に設けられる。露光部32は、各感光体ドラム34Y、34M、34C及び34Kの表面(感光体層)にレーザ光を照射する。露光部32は、制御装置70の制御によって、画像データに基づいて発光制御される。露光部32は、画像データに基づいたレーザ光を照射する。これによって、各感光体ドラム34Y、34M、34C及び34Kの表面(感光体層)上の負電荷が消失する。この結果、感光体ドラム34Y、34M、34C及び34Kの表面(感光体層)には、レーザ光が照射された位置に静電気のパターンが形成される。すなわち、露光部32によるレーザ光の照射によって、感光体ドラム34Y、34M、34C及び34Kの表面(感光体層)には、静電潜像が形成される。なお、露光部32は、レーザ光の代わりに、LED(Light Emitting Diode)光を用いてもよい。
現像器33Y、33M、33C及び33Kは、トナーを感光体ドラム34Y、34M、34C及び34Kに供給する。例えば、現像器33Yは、感光体ドラム34Yの表面(感光体層)上の静電潜像をイエロー(Y)により現像する。また、現像器33Mは、感光体ドラム34Mの表面(感光体層)上の静電潜像をマゼンタ(M)により現像する。また、現像器33Cは、感光体ドラム34Cの表面(感光体層)上の静電潜像をシアン(C)により現像する。また、現像器33Kは、感光体ドラム34Kの表面(感光体層)上の静電潜像をブラック(K)のトナーにより現像する。
現像器33Y、33M、33C及び33Kは、感光体ドラム34Y、34M、34C及び34K上に可視像としてのトナー像を形成する。感光体ドラム34Y、34M、34C及び34K上に形成されたトナー像は、転写ベルト31上に転写(1次転写)される。
転写部35は、支持ローラ35a、及び2次転写ローラ35bを有する。転写部35は、転写ベルト31上のトナー像を2次転写位置Uにおいてシートに転写する。2次転写位置Uは、支持ローラ35a、及び2次転写ローラ35bが転写ベルト31を挟んで対向する位置である。転写部35は、転写ベルト31に転写電流によって制御する転写バイアスを与える。転写部35は、転写バイアスにより転写ベルト31上のトナー像をシートに転写する。制御装置70は、2次転写処理に用いる転写電流を制御する。
第2温度センサ36は、画像形成装置1の内部の温度を測定する。より具体的には、第2温度センサ36は、画像形成装置1の内部の温度として、感光体ドラム34近傍の温度を測定する。第2温度センサ36は、感光体ドラム34近傍に設置される。第2温度センサ36は、例えばサーミスタである。第2温度センサ36は、測定した感光体ドラム34近傍の温度の情報を、第2温度情報として制御装置70に出力する。
シート収容部40は、単数又は複数の給紙カセットを備える。給紙カセットは、所定のサイズ及び所定の種類のシート41を収納する。給紙カセットは、ピックアップローラを備える。ピックアップローラは、給紙カセットからシート41を1枚ずつ取り出す。ピックアップローラは、取り出したシート41を搬送部80へ供給する。
定着器50は、画像定着処理を実行する。具体的には、定着器50は、シート41に対して加熱及び加圧を行うことによって、トナー像をシート41上に定着させる。定着器50は、加熱源51、ヒートローラ52、及び加圧ローラ53を備える。加熱源51は、ハロゲンランプを有するヒータランプまたは誘導加熱(IH)方式のヒーターなどである。加熱源51は、制御装置70からの通電の有無に応じて、点灯又は消灯する。ヒートローラ52は、加熱源51に通電されて発する熱で温められる。ヒートローラ52は、シート41に対して熱を与える。加圧ローラ53は、ヒートローラ52と対向して設置される。加圧ローラ53は、シート41をヒートローラ52に押圧する。定着器50には、不図示の温度センサが備えられる。温度センサは、ヒートローラ52の温度を測定する。温度センサは、測定したヒートローラ52の温度を制御装置70に送信する。
第1温度センサ60は、画像形成装置1の内部の温度を測定する。より具体的には、第1温度センサ60は、画像形成装置1の内部の温度として、第2温度センサ36が設置されている箇所と異なる箇所の温度を測定する。例えば、第1温度センサ60は、画像形成部30以外の画像形成装置1内の温度を測定する。第1温度センサ60は、画像形成部30以外の場所に設置される。第1温度センサ60は、例えば温湿度センサである。第1温度センサ60は、測定した画像形成装置1の内部の温度の情報を、第1温度情報として制御装置70に出力する。
搬送ローラ61a及び61bは、給紙カセットから給紙されたシート41を画像形成部30へ供給する。搬送ローラ61a及び61bは、対向する位置に設置される。
排紙ローラ62a及び62bは、定着器50によって画像が形成されたシート41を排出部に排紙する。排紙ローラ62a及び62bは、対向する位置に設置される。
制御装置70は、画像形成装置1の各機能部を制御する。
搬送部80は、シート41を搬送する。搬送部80は、搬送路と、不図示の複数のローラを備える。搬送路は、シート41が搬送される経路である。ローラは、制御装置70の制御に応じて回転することによってシート41を搬送する。
図3は、画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、図3では、本実施形態における画像形成装置1の特徴的なハードウェア構成のみ示している。
画像形成装置1は、画像読取部10、コントロールパネル20、画像形成部30、第2温度センサ36、シート収容部40、定着器50、第1温度センサ60、制御装置70、補助記憶装置120、及びネットワークインタフェース130を備える。
画像読取部10、コントロールパネル20、画像形成部30、第2温度センサ36、シート収容部40、定着器50及び第1温度センサ60については、上記の説明と同様の説明になるため省略する。以下、制御装置70、補助記憶装置120、及びネットワークインタフェース130について説明する。なお、各機能部は、システムバス2を介してデータ通信可能に接続されている。
制御装置70は、制御部71、ROM(Read Only Memory)72、及びRAM(Random Access Memory)73を備える。制御部71は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサである。制御部71は、画像形成装置1の各機能部の動作を制御する。制御部71は、ROM72に記憶されたプログラムをRAM73に展開して実行することによって各種の処理を実行する。例えば、制御部71は、通常モード又は間欠モードのいずれかのモードで動作して画像形成処理及び画像定着処理を実行する。通常モードとは、印刷指示に応じて画像形成処理及び画像定着処理による印刷を連続で行うモードである。より具体的には、通常モードでは、間欠モードとは異なり、要求されたジョブを停止することなく実行するモードである。なお、ここでいう停止することなくとは、故障やトナーが切れた場合などの異常時は除く。
間欠モードとは、印刷指示に応じて画像形成処理及び画像定着処理による印刷と、印刷の停止とを繰り返し行うモードである。また、間欠モードには、第1間欠モードと、第2間欠モードとがある。第1間欠モードと、第2間欠モードとの違いは、停止時間の長さである。画像形成装置1が、間欠モードのうち、第1間欠モードと第2間欠モードのいずれで動作するのかは停止制御回数に応じて決定される。停止制御回数は、例えば間欠モード時における印刷動作を停止した回数である。なお、通常モードから間欠モードへの切り替え時点の間欠モードとしては、第1間欠モードと、第2間欠モードとのいずれのモードであってもよい。第1間欠モード時における停止時間は、第2間欠モード時における停止時間よりも長い。すなわち、画像形成装置1は、第2間欠モードで動作している場合、第1間欠モードで動作するよりも停止時間が長い。これにより、第1間欠モードで動作するよりも画像形成部30を冷却することができる。
ROM72は、制御部71を動作させるためのプログラムを記憶する。RAM73は、画像形成装置1が備える各機能部が用いるデータを一時的に記憶する。なお、RAM73は、画像読取部10が生成するデジタルデータを記憶してもよい。RAM73は、ジョブ及びジョブログを一時的に記憶してもよい。
補助記憶装置120は、例えばハードディスク又はSSD(solid state drive)であり、各種データを記憶する。各種データは、例えばデジタルデータ、ジョブ及びジョブログなどである。
ネットワークインタフェース130は、他の装置との間でデータの送受信を行う。ここで、他の装置とは、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。ネットワークインタフェース130は、入力インタフェースとして動作し、他の装置から送信されるデータ、又は、指示を受信する。他の装置から送信される指示としては、印刷の実行指示などである。また、ネットワークインタフェース130は、出力インタフェースとして動作し、他の装置に対してデータを送信する。
次に、制御部71の具体的な処理について説明する。
制御部71は、第1温度情報を第1温度センサ60から取得し、第2温度情報を第2温度センサ36から取得する。制御部71は、取得した第1温度情報及び第2温度情報を用いて、所定の温度条件を満たすか否かを判定する。また、制御部71は、間欠モード時において停止制御回数に基づいて、所定の制御条件を満たすか否かを判定する。
また、制御部71は、各種ローラを制御することによって、シート41の搬送を制御する。具体的には、制御部71は、画像形成処理及び画像定着処理の実行中には、各種ローラを動作させてシート41を搬送させる。また、制御部71は、画像形成処理及び画像定着処理の実行停止中には、各種ローラの動作を停止させてシート41の搬送を停止させる。
制御部71は、自装置の動作モードを制御する。制御部71は、判定結果に応じて、自装置の動作モードを通常モード又は間欠モードのいずれかのモードに設定する。
制御部71は、画像形成処理及び画像定着処理による印刷を制御する。具体的には、制御部716は、画像形成処理及び画像定着処理の実行中には、画像形成部30及び定着器50を動作させて印刷を実行させる。また、制御部71は、画像形成処理及び画像定着処理の実行停止中には、画像形成部30及び定着器50の動作を停止させてシート41の印刷を停止させる。なお、制御部71は、定着器50を空転させてもよいし、停止させた後に空転させてもよい。
図4は、実施形態における通常モード時の画像形成装置1が行う処理の流れを示すフローチャートである。
第1温度センサ60は、第1のタイミングで、自センサが設置されている箇所の温度を測定する。第1温度センサ60は、測定した温度の情報を第1温度情報として制御装置70に出力する。第1のタイミングは、予め設定された時刻になったタイミングであってもよいし、所定の周期が経過したタイミングであってもよい。
第2温度センサ36は、第2のタイミングで、自センサが設置されている箇所の温度を測定する。第2温度センサ36は、測定した温度の情報を第2温度情報として制御装置70に出力する。第2のタイミングは、予め設定された時刻になったタイミングであってもよいし、所定の周期が経過したタイミングであってもよい。
制御部71は、第1温度センサ60から第1温度情報を取得し、第2温度センサ36から第2温度情報を取得する(ACT101)。制御部71は、取得した第2温度情報で示される第2温度T2(感光体ドラム34近傍の温度)と、第2比較温度α℃とを比較する。第2比較温度α℃は、第2温度T2と比較するために予め設定された温度である。例えば、第2比較温度α℃は43℃である。
制御部71は、第2温度T2が第2比較温度α℃以上であるか否かを判定する(ACT102)。
第2温度T2が第2比較温度α℃以上である場合(ACT102:YES)、制御部71はACT103の処理を実行する。制御部71は、取得した第1温度情報で示される第1温度T1(画像形成部30以外の画像形成装置1内の温度)と、第1比較温度θ℃とを比較する。第1比較温度θは、第1温度T1と比較するために予め設定された温度である。例えば、第1比較温度θ℃は31℃である。
制御部71は、第1温度T1が第1比較温度θ℃以上であるか否かを判定する(ACT103)。第1温度T1が第1比較温度θ℃以上である場合(ACT103:YES)、第2温度T2が第2比較温度α℃以上であり、第1温度T1が第1比較温度θ℃以上である。そのため、制御部71は、自装置の動作モードを間欠モードに設定する(ACT104)。
ACT102の処理において、第2温度T2が第2比較温度α℃未満である場合(ACT102:NO)、制御部71は、自装置の動作モードを通常モードのまま維持する(ACT105)。
ACT103の処理において、第1温度T1が第1比較温度θ℃未満である場合(ACT103:NO)、ACT102及びACT103の判定結果は次の通りとなる。例えば、第2温度T2が第2比較温度α℃以上であり、第1温度T1が第1比較温度θ℃未満である。そのため、制御部71は、自装置の動作モードを通常モードのまま維持する(ACT105)。
図5及び図6は、実施形態における間欠モード時の画像形成装置1が行う処理の流れを示すフローチャートである。
制御部71は、印刷枚数i=1とする(ACT201)。次に、制御部71は、第1温度センサ60から第1温度情報を取得し、第2温度センサ36から第2温度情報を取得する(ACT202)。
制御部71は、取得した第1温度情報及び第2温度情報に基づいて、回数δクリア判定処理を実行する(ACT203)。回数δクリア判定処理とは、停止制御回数δの値を初期化するか否かを判定する処理である。回数δクリア判定処理の詳細については図7で説明する。回数δクリア判定処理により停止制御回数δの値を初期化すると判定された場合には、停止制御回数δの値が0となる。
一方、回数δクリア判定処理により停止制御回数δの値を初期化しないと判定された場合には、停止制御回数δの値は現在のカウント値の値となる。
制御部71は、取得した第2温度情報で示される第2温度T2と、第2比較温度α℃とを比較する。制御部71は、第2温度T2が第2比較温度α℃以上であるか否かを判定する(ACT204)。第2温度T2が第2比較温度α℃以上である場合(ACT204:YES)、制御部71はACT205の処理を実行する。制御部71は、取得した第1温度情報で示される第1温度T1と、第1比較温度θ℃とを比較する。制御部71は、第1温度T1が第1比較温度θ℃以上であるか否かを判定する(ACT205)。
第1温度T1が第1比較温度θ℃以上である場合(ACT205:YES)、制御部71は停止制御回数δが比較制御閾値δ´未満であるか否かを判定する(ACT206)。制御部71は、停止制御回数δのカウント値を取得する。比較制御閾値δ´は、間欠モード時において第1間欠モードと第2間欠モードのいずれのモードで動作するのかを判定するための基準となる値であり、例えば21回である。
停止制御回数δが比較制御閾値δ´未満である場合(ACT206:YES)、制御部71は自装置の動作モードを第1間欠モードに設定する(ACT207)。その後、画像形成装置1は、第1の停止時間β分(例えば、1分)間印刷を停止する(ACT208)。具体的には、制御部71は、第1間欠モードで動作した時点から第1の停止時間β分経過するまでの間、各種ローラを停止する。また、制御部71は、第1間欠モードで動作した時点から第1の停止時間β分経過するまでの間、画像形成部30及び定着器50の動作を停止する。例えば、制御部71は、画像形成部30及び定着器50への電力供給を停止することによって、画像形成部30及び定着器50の動作を停止してもよい。その後、制御部71は停止制御回数δのカウント値を1加算する(ACT209)。
第1の停止時間β分が経過すると、制御部71は、i枚目の印刷処理を実行する(ACT210)。その後、制御部71は、印刷枚数iと再判定枚数γとを比較して、印刷枚数i=再判定枚数γであるか否かを判定する(ACT211)。再判定枚数γは、再度印刷動作を停止させるか否かを判定するための基準となる値であり、例えば40枚である。例えば、再判定枚数γが40枚である場合、画像形成装置1は間欠モード時において40枚連続で印刷する度に、一定の期間印刷を停止する。ここで、本実施形態における連続で印刷とは、1つの印刷指示による複数枚の印刷である必要はない。例えば、本実施形態における連続で印刷とは、複数の印刷指示による複数枚の印刷であってもよい。この場合、画像形成装置1は、1つの印刷指示による印刷実行の間に入力された別の印刷指示による印刷も1つの印刷指示による印刷とカウントする。
印刷枚数i=再判定枚数γではない場合(ACT211:NO)、制御部71は全ての印刷が完了したか否かを判定する(ACT212)。ここで、全ての印刷とは、要求されたデータ全ての印刷を意味する。要求されたデータ全ての印刷が完了している場合に、制御部71は全ての印刷が完了したと判定する。一方、要求されたデータ全ての印刷が完了していない場合に、制御部71は全ての印刷が完了していないと判定する。全ての印刷が完了した場合(ACT212:YES)、制御部71は印刷枚数iを初期化する(ACT213)。
一方、全ての印刷が完了していない場合(ACT212:NO)、制御部71は印刷枚数iのカウント値に1を加算する(ACT214)。その後、画像形成装置1は、ACT210以降の処理を実行する。
ACT211の処理において、印刷枚数i=再判定枚数γである場合(ACT211:YES)、画像形成装置1はACT215の処理を実行する。具体的には、制御部71は再判定枚数γに、現時点の印刷枚数iのカウント値を加算した値を新たな再判定枚数γとする(ACT215)。例えば、再判定枚数γが30であり、印刷枚数iが30である場合、制御部71は新たな再判定枚数γを60とする。そして、制御部71は、印刷枚数iのカウント値に1を加算する(ACT216)。その後、画像形成装置1は、ACT202以降の処理を実行する。このように、画像形成装置1は、一度の印刷処理における印刷枚数iが再判定枚数γに達すると、温度情報を再度取得して動作モードを制御する。
ACT206の処理において、停止制御回数δが比較制御閾値δ´以上である場合(ACT206:NO)、制御部71は、自装置の動作モードを第2間欠モードに設定する(ACT217)。その後、画像形成装置1は、第2の停止時間β´分(例えば、2.5分)間印刷を停止する(ACT218)。具体的には、制御部71は、第2間欠モードで動作した時点から第2の停止時間β´分経過するまでの間、各種ローラを停止する。また、制御部71は、第2間欠モードで動作した時点から第2の停止時間β´分経過するまでの間、画像形成部30及び定着器50の動作を停止する。その後、制御部71は停止制御回数δのカウント値を1加算する(ACT219)。
第2の停止時間β´分が経過すると、制御部71は、i枚目の印刷処理を実行する(ACT220)。その後、制御部71は、印刷枚数iと再判定枚数γ´とを比較して、印刷枚数i=再判定枚数γ´であるか否かを判定する(ACT221)。再判定枚数γ´は、間欠モード時における動作モードの再判定を開始するための基準となる値であり、例えば40枚である。印刷枚数i=再判定枚数γ´ではない場合(ACT221:NO)、制御部71は全ての印刷が完了したか否かを判定する(ACT222)。全ての印刷が完了した場合(ACT222:YES)、制御部71は印刷枚数iを初期化する(ACT213)。
一方、全ての印刷が完了していない場合(ACT222:NO)、制御部71は印刷枚数iのカウント値に1を加算する(ACT223)。その後、画像形成装置1は、ACT220以降の処理を実行する。
ACT221の処理において、印刷枚数i=再判定枚数γ´である場合(ACT221:YES)、画像形成装置1はACT224の処理を実行する。具体的には、制御部71は再判定枚数γ´に、現時点の印刷枚数iのカウント値を加算した値を新たな再判定枚数γ´とする(ACT224)。そして、制御部71は、印刷枚数iのカウント値に1を加算する(ACT225)。その後、画像形成装置1は、ACT202以降の処理を実行する。
ACT205の処理において、第1温度T1が第1比較温度θ℃未満である場合(ACT205:NO)、制御部71はi枚目の印刷処理を実行する(ACT226)。i枚目の印刷処理が完了した後、制御部71は、印刷枚数iのカウント値に1を加算する(ACT227)。その後、画像形成装置1は、ACT202以降の処理を実行する。
ACT204の処理において、第2温度T2が第2比較温度α℃未満である場合(ACT204:NO)、制御部71はACT228の処理を実行する。制御部71は、取得した第1温度情報で示される第1温度T1と、第1比較温度θ℃とを比較する。制御部71は、第1温度T1が第1比較温度θ℃以上であるか否かを判定する(ACT228)。
第1温度T1が第1比較温度θ℃以上である場合(ACT228:YES)、第2温度T2が第2比較温度α℃未満であり、第1温度T1が第1比較温度θ℃以上である。この場合、制御部71は、i枚目の印刷処理を実行する(ACT226)。
ACT228の処理において、第1温度T1が第1比較温度θ℃未満である場合(ACT228:NO)、ACT204及びACT228の判定結果は次の通りとなる。例えば、第2温度T2が第2比較温度α℃未満であり、第1温度T1が第1比較温度θ℃未満である。この場合、制御部71は、自装置の動作モードを通常モードに設定する(ACT229)。その後、制御部71は、印刷を実行する(ACT230)。
図7は、実施形態における画像形成装置1による回数δクリア判定処理の流れを示すフローチャートである。
制御部71は、取得した第2温度情報で示される第2温度T2と、第2比較温度α´℃とを比較する。第2比較温度α´℃は、第2温度T2と比較するために予め設定された温度である。例えば、第2比較温度α´℃は42℃である。制御部71は、第2温度T2が第2比較温度α´℃未満であるか否かを判定する(ACT301)。第2温度T2が第2比較温度α´℃未満である場合(ACT301:YES)、制御部71は停止制御回数δのカウント値を初期化する(ACT302)。
一方、第2温度T2が第2比較温度α´℃以上である場合(ACT301:NO)、制御部71はACT303の処理を実行する。制御部71は、取得した第1温度情報で示される第1温度T1と、第1比較温度θ´℃とを比較する。第1比較温度θ´は、第1温度T1と比較するために予め設定された温度である。例えば、第1比較温度θ´℃は30℃である。
制御部71は、第1温度T1が第1比較温度θ´℃未満であるか否かを判定する(ACT303)。第1温度T1が第1比較温度θ´℃未満である場合(ACT303:YES)、制御部71は停止制御回数δのカウント値を初期化する(ACT302)。
一方、第1温度T1が第1比較温度θ´℃以上である場合(ACT303:NO)、制御部71は停止制御回数δのカウント値を初期化せずに図7の処理を終了する。
以上のように構成された画像形成装置1によれば、印刷時における温度上昇を抑制することが可能となる。具体的には、画像形成装置1は、画像形成装置1の動作モードを通常モードから間欠モードに切り替えた直後には第1の停止時間βの間、印刷の動作を停止する。そして、画像形成装置1は、停止制御回数δが所定の回数に達した場合には、停止時間を第1の停止時間βから第2の停止時間β´に変更する。第2の停止時間β´は、第1の停止時間βよりも長い時間である。このように、画像形成装置1は、間欠モード時における印刷動作の停止制御回数δに応じて、印刷を実行する実行時間と、印刷を停止する停止時間との比率を変更する。したがって、通常モードから間欠モードへの切り替え直後は停止時間が短く、停止制御回数δが増え続けた場合に停止時間を長くすることができる。そのため、印刷時における温度上昇を抑制することが可能となる。
画像形成装置1は、間欠モードへの移行の条件として、第1温度センサ60及び第2温度センサ36それぞれで計測された温度(第1温度T1及び第2温度T2)に基づいている。具体的には、第2温度センサ36は、画像形成部30内に設けられ、ドラムサーミスタの温度を計測している。画像形成装置1の構成によっては感光体ドラム34を結露させないためにダンプヒータが画像形成部30内に設けられる場合がある。このような場合、低温環境で電源OFForSleepしているとダンプヒータONとなり、感光体ドラム34が暖められる。そうすると、第2温度センサ36で計測される第2温度T2がダンプヒータによる熱を含めた温度となってしまい、実際の温度とは異なる。そのため、第2温度T2のみで間欠モードへの移行を判断した場合には、不要に間欠モードへ移行させてしまうことになる。そこで、このような問題を回避するため、画像形成装置1は、第1温度センサ60を画像形成部30で生じる温度の影響が受けにくい場所に設けている。そして、画像形成装置1は、第2温度T2だけでなく、第1温度センサ60で計測された第1温度T1も用いて間欠モードへの移行を判定している。画像形成装置1は、第1温度T1を参照することによってダンプヒータの影響であるか否かを判定することができる。第2温度T2が第2比較温度α℃以上であったとしても、第1温度T1が第1比較温度θ℃未満である場合には画像形成装置1はダンプヒータの影響であると判定する。その結果、画像形成装置1は、間欠モードへ移行しない。このように、画像形成装置1は、不要に間欠モードへ移行させてしまうことを抑制することができる。
画像形成装置1は、温度センサで計測された温度に基づいて間欠モードへ移行している。しかしながら、温度センサで計測される温度は、機体によりばらつきが生じる。そこで、画像形成装置1は、2段階目の制御である第1の停止時間βから第2の停止時間β´への切り替えについては制御回数で行っている。これにより、温度センサのばらつきの影響を抑制することができる。
また、画像形成装置1は、印刷枚数iが再判定枚数γに達するまでの間は連続で印刷の動作を実行し、印刷の動作を停止しない。そのため、頻繁に印刷の動作を停止することによる生産性の悪化を抑制することができる。
以下、画像形成装置1の変形例について説明する。
画像形成装置1は、図4の処理においてACT103の処理を実行した後にACT102の処理を実行してもよい。この場合、画像形成装置1は、ACT103の処理でNOとなるとACT105の処理を行い、ACT103の処理でYESとなるとACT102の処理を行う。さらに、画像形成装置1は、ACT102の処理でNOとなるとACT105の処理を行い、ACT102の処理でYESとなるとACT104の処理を行う。
画像形成装置1は、図5の処理においてACT205の処理を実行した後にACT204の処理を実行してもよい。この場合、画像形成装置1は、ACT205の処理でNOとなると、ACT228の処理として第2温度T2が第2比較温度α℃以上であるか否かの判定を行う。また、画像形成装置1は、ACT205の処理でYESとなると、ACT204の処理を行う。さらに、画像形成装置1は、ACT204の処理でNOとなるとACT226の処理を行い、ACT204の処理でYESとなるとACT206の処理を行う。
画像形成装置1は、図7の処理においてACT303の処理を実行した後にACT301の処理を実行してもよい。この場合、画像形成装置1は、ACT303の処理でNOとなるとACT301の処理を行い、ACT303の処理でYESとなるとACT302の処理を行う。さらに、画像形成装置1は、ACT301の処理でNOとなると図7の処理を終了し、ACT301の処理でYESとなるとACT302の処理を行う。
本実施形態では、第1比較温度θ℃が、第1比較温度θ´℃よりも大きい場合を例に説明したが、特に限定される必要はない。例えば、第1比較温度θ℃が、第1比較温度θ´℃と同じであってもよいし、第1比較温度θ´℃よりも小さくてもよい。同様に、第2比較温度α℃が、第2比較温度α´℃よりも大きい場合を例に説明したが、特に限定される必要はない。例えば、第2比較温度α℃が、第2比較温度α´℃と同じであってもよいし、第2比較温度α´℃よりも小さくてもよい。
画像形成装置1は、停止制御回数δが比較制御閾値δ´以上となった場合に、第2の停止時間β´を第1の停止時間βよりも短くしてもよい。
画像形成装置1は、停止制御回数δが所定の回数に達した場合には、停止時間だけでなく、実行時間も変更するように構成されてもよい。例えば、画像形成装置1の制御部71は、停止時間を変更前より長くし、実行時間を変更前より短くしてもよい。また、例えば、画像形成装置1の制御部71は、実行時間を変更前より長くし、停止時間を変更前及び変更後の実行時間より長くしてもよい。
上記のように、停止時間を変更前より長くし、実行時間を変更前より短くする場合、実行時間が短くなると印刷枚数も減少する。また、停止時間は長くなる。そのため、印刷時における温度上昇を抑制することが可能となる。また、実行時間を変更前より長くし、停止時間を変更前及び変更後の実行時間より長くすると、印刷枚数は増えるが停止時間も長くなる。そのため、印刷時における温度上昇を抑制することが可能となる。
画像形成装置1は、比較制御閾値を複数持って、比較制御閾値を超えるたびに停止時間を長くするように構成されてもよい。
本実施形態では、画像形成装置1は、停止制御回数δに応じて、実行時間と、停止時間との比率を変更する構成を示したが、これに限定される必要はない。例えば、画像形成装置1は、停止制御回数δに代えて停止制御時間に応じて、実行時間と、停止時間との比率を変更してもよい。停止制御時間とは、一度の印刷処理における印刷を停止した時間の総時間である。また、例えば、画像形成装置1は、停止制御回数δに代えて印刷実行時間に応じて、実行時間と、停止時間との比率を変更してもよい。印刷実行時間とは、一度の印刷処理における印刷の実行時間の総時間である。また、例えば、画像形成装置1は、停止制御回数δに代えて印刷実行制御回数に応じて、実行時間と、停止時間との比率を変更してもよい。印刷実行制御回数とは、一度の印刷処理における印刷の実行回数の総回数である。例えば、一度の印刷処理において大量の印刷が行われる場合、印刷の実行と、印刷の停止とが繰り返し行われる。この際の印刷を実行した回数の総回数が印刷実行制御回数である。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の画像形成装置1によれば、制御部を持つ。制御部は、停止制御回数、停止制御時間、印刷実行時間及び印刷実行制御回数のいずれかに応じて、実行時間と、停止時間との比率を変更する。これにより、印刷時における温度上昇を抑制することができる。
上述した実施形態における画像形成装置1の一部の機能をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録する。そして、上述したプログラムを記録した記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、オペレーティングシステムや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、可搬媒体や記憶装置等のことをいう。可搬媒体は、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等である。また、記憶装置は、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等である。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するものである。通信回線は、インターネット等のネットワークや電話回線等である。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、サーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリであってもよい。揮発性メモリは、一定時間プログラムを保持しているものである。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。また上記プログラムは、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…画像読取部,20…コントロールパネル,30…画像形成部,31…転写ベルト,32…露光部,33…現像器,34…感光体ドラム,35…転写部,36…第2温度センサ,40…シート収容部,50…定着器,51…加熱源,52…ヒートローラ,53…加圧ローラ53,60…第1温度センサ,61a,61b…搬送ローラ,62a,62b…排紙ローラ,70…制御装置,71…制御部,72…ROM,73…RAM,120…補助記憶装置,130…ネットワークインタフェース

Claims (5)

  1. 印刷の実行及び印刷の停止を切り替えて動作する間欠モード時において、前記印刷の動作を停止した回数である停止制御回数、又は、印刷の動作を停止した時間である停止制御時間に応じて、印刷を実行する実行時間と、印刷を停止する停止時間との比率を変更する制御部、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記制御部は、基体内の温度が閾値温度以上の場合に前記間欠モードを実行し、所定枚数の印刷動作後に前記間欠モードを再び実行するか否かを判断する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記停止制御回数、又は、前記停止制御時間が閾値未満である場合に前記印刷の動作を第1の停止時間分停止させ、前記停止制御回数、又は、前記停止制御時間が閾値以上である場合に、前記印刷の動作を、前記第1の停止時間と異なる第2の停止時間分停止させる、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記停止制御回数、又は、前記停止制御時間が閾値以上である場合に、前記第2の停止時間分停止するとともに、前記実行時間を変更する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、画像形成装置内の温度が閾値未満になった場合に、前記停止制御回数、又は、前記停止制御時間のカウント値を初期化する、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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