JP2781133B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2781133B2
JP2781133B2 JP5261603A JP26160393A JP2781133B2 JP 2781133 B2 JP2781133 B2 JP 2781133B2 JP 5261603 A JP5261603 A JP 5261603A JP 26160393 A JP26160393 A JP 26160393A JP 2781133 B2 JP2781133 B2 JP 2781133B2
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    • G03G2215/0604Developer solid type
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    • G03G2215/0609Developer solid type two-component magnetic brush

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図13) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用
【0002】実施例 (a)画像形成装置の説明(図2乃至図9) (b)一実施例の説明(図10乃至図12) (c)他の実施例の説明 発明の効果
【0003】
【産業上の利用分野】本発明は、装置の水平設置及び垂
直設置の両方において、画像形成動作可能な画像形成装
置に関する。
【0004】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の
画像形成装置では、普通紙記録の要請から電子写真装置
等の潜像形成型装置が利用されている。このような画像
形成装置では、感光ドラムに静電潜像を形成する。次
に、この感光ドラムの静電潜像を粉体現像剤で現像して
可視像化する。更に、感光ドラムの粉体現像像をシート
に転写し、そのシートを分離して、シートの粉体現像像
を定着するものである。
【0005】このような画像形成装置では、装置の設置
スペースを変化できるようにして、設置スペースを有効
に利用することが望まれている。
【0006】
【従来の技術】図13は従来技術の説明図である。電子
写真装置において、感光ドラム90のトナー像を用紙に
転写するため、用紙の搬送と感光ドラム90のトナー像
の位置との同期をとる必要がある。このため、用紙カセ
ットから取り出した用紙をレジストローラ91に突き当
てた後、感光ドラム90のトナー像に同期して、レジス
トローラ91により用紙を送るようにしている。
【0007】このレジストローラ91への用紙の到達を
検出するため、用紙検出器9が設けられる。一般に、こ
の用紙検出器9として、周知の光学センサを用いられて
いる。しかし、画像形成装置では、装置内でトナーが飛
散し易い。このため、飛散トナーが光学センサに付着し
て、センサの性能を低下させる。このため、用紙を機械
的に検出する機械的センサが用いられる。
【0008】図13に示すように、この種の用紙検出器
9は、レバー保持ブロック80に設けた回転軸81に、
検出レバー82を設けている。検出レバー82の先端
は、一対の用紙ガイド93、94に規定される搬送パス
に突き出している。一方、検出レバー82の後端に対応
して、レバー保持ブロック80に透過型センサ83が設
けられている。更に、検出レバー82は、スプリング8
4により搬送パス方向に付勢されている。
【0009】この動作を説明する。用紙が搬送パスにな
い状態では、図13に示すように、検出レバー82の後
端が、透過型センサ83を遮らないため、透過型センサ
83の出力により、用紙無しが認識できる。一方、用紙
の先端が検出レバー82の先端に接触すると、検出レバ
ー82は、スプリング84の付勢力に抗して、用紙の搬
送力により、図の時計方向に回動する。これにより、検
出レバー82の後端は、透過型センサ83を遮り、用紙
到達を検出できる。このような機械的センサでは、用紙
の搬送力よりスプリング84の付勢力が小さく設定され
ている。
【0010】一方、例えば、日本国特開平4−3231
25号公報には、水平設置しても、垂直設置しても動作
する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置
では、装置の水平設置においても、垂直設置において
も、画像形成動作を行う目的である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 前述した用紙検出器では、装置を垂直設置した時と水
平設置した時で、検出レバーの重心位置により、回動モ
ーメント力が変化する。このため、装置を水平設置した
時と垂直設置した時とで、用紙の検出タイミングが相違
する。これにより、レジストローラの駆動タイミングが
相違し、転写像にずれが発生する。
【0012】装置を小型化すると、前記用紙検出器も
小さくなる。これを構成するスプリングを小さくなり、
例えば、数mm程度の大きさである。このため、かかる
微小部品を取り付ける作業に手間がかかり、装置のコス
トを高くする。
【0013】従って、本発明は、装置を水平設置して
も、垂直設置しても、安定に搬送シートを検出するため
の画像形成装置を提供することを目的とする。
【0014】又、本発明は、装置を水平設置しても、垂
直設置しても、搬送シートの転写位置ずれを防止するた
めの画像形成装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、装置の水平方向の設置及び
垂直方向の設置の両方において画像形成動作可能な画像
形成装置において、回転するエンドレス状の潜像担持体
20と、前記潜像担持体20に潜像を形成する潜像形成
手段21、22と、前記潜像担持体20の潜像を粉体現
像剤により現像する現像手段23と、前記潜像担持体2
0の現像像を搬送パスを搬送されるシ−トに転写する転
写手段26と、回転軸を中心に回動し、回転中心と重心
を結ぶ線が重力方向に対し40°乃至50°に設定され
た検出レバー191と前記検出レバー191を検出する
検出手段193とを含み、前記搬送パスで前記シートを
検出するためのシート検出手段19とを有する。
【0016】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記シート検出手段19は、前記シートに接触する先端
部と、前記検出手段193に検出される後端部とを有す
る。
【0017】本発明の請求項3は、請求項1又は2にお
いて、前記シート検出手段19は、前記検出レバー19
1の後端の回動位置を規制する規制部材194を有す
る。
【0018】本発明の請求項4は、請求項2又は3にお
いて、前記シート検出手段19は、前記検出レバー19
1の先端の回動位置を規制する規制部材195を有す
る。
【0019】本発明の請求項5は、請求項1又は2又は
3又は4において、シートの先端を揃え且つ前記転写手
段26方向に搬送するレジストローラ12を有し、前記
シート検出手段19を前記搬送パスの前記レジストロー
ラ12の手前に設けた。
【0020】
【作用】本発明の請求項1では、図1(A)に示すよう
に、回転軸を中心に回動する検出レバー191の回転中
心Rと重心gを結ぶ線の角度を、重力方向に対し、およ
そ45°の角度に設定した。このようにすると、図1
(B)に示す、装置の水平設置時の回転モーメントM1
と、図1(C)に示す、垂直設置時の回転モーメントM
2とがほぼ等しくなる。これにより、シート検出時のシ
ート搬送力に対する抗力が同一となり、シート検出タイ
ミングを同一とすることができる。このため、水平設
置、垂直設置の両方において、同一のタイミングでシー
トを検出することができる。又、微小な復旧スプリング
を必要としない。この角度としては、理論的には45°
が望ましいが、抗力が同一の範囲としては、±5°を考
慮し、40°乃至50°とした。
【0021】本発明の請求項2では、先端部でシートに
接触し、後端部で検出手段193に検出されるため、安
定な検出動作が可能となる。
【0022】本発明の請求項3では、検出レバー191
の後端の回動位置を規制する規制部材194を設けたた
め、水平設置しても、垂直設置しても、検出レバー19
1の回転開始位置を同一とすることができる。
【0023】本発明の請求項4では、検出レバー191
の先端の回動位置を規制する規制部材195を設けたた
め、シート搬送中に、検出レバー191の後端がシート
搬送パスに出現しないようにして、安定なシート搬送と
復帰力を保証するものである。
【0024】本発明の請求項5では、シートの先端を揃
え且つ前記転写手段26方向に搬送するレジストローラ
12の手前に、シート検出手段19を設けたので、シー
トを検出して、レジストローラ12を駆動制御する際
に、水平設置しても、垂直設置しても、転写ずれを防止
できる。
【0025】
【実施例】
(a)画像形成装置の説明 図2は本発明の一実施例画像形成装置の構成図、図3は
図2の装置の水平設置状態図、図4は図2の装置の垂直
設置状態図である。この画像形成装置として、電子写真
プリンタを示している。
【0026】図2に示すように、感光ドラム20は、ア
ルミドラム上に機能分離型有機感光体を厚さ約20ミク
ロンに塗布したものである。その外径は24mmであ
り、矢印反時計方向に周速度25mm/sで回転され
る。前帯電器21は、スコロトロンで構成される非接触
型帯電器である。そして、前帯電器21は、感光ドラム
20の表面を一様帯電し、感光ドラム20の表面を−5
80Vに帯電する。
【0027】光学ユニット22は、一様帯電された感光
ドラム20を画像露光して、感光ドラム20に静電潜像
を形成するものである。この光学ユニット22には、L
EDアレイとセルフォックアレイとを組み合わせたLE
D光学系が用いられている。この光学ユニット22の画
像露光によって、感光ドラム20に−50〜−100V
の静電潜像が形成される。
【0028】現像器23は、感光ドラム20の静電潜像
に帯電トナーを供給し、可視像化するものであり、図5
以下にて後述するものである。現像器23の現像ローラ
24は、現像剤を感光ドラム20に搬送するものであ
る。現像器23のトナーカートリッジ25は、磁性トナ
ーが充填されているものである。このトナーカートリッ
ジ25は、交換可能に現像器23に取り付けられる。こ
のトナーカートリッジ25は、トナーエンプティ時に交
換され、磁性トナーを現像器23に補給する。
【0029】転写器26は、コロナ放電器で構成されて
いる。この転写器26は、感光ドラム20上のトナー像
を静電的に用紙に転写するものである。即ち、コロナワ
イヤに電源より+3〜+6kVの電圧を印加することに
より、コロナ放電で電荷を発生して、用紙裏面を帯電さ
せ、感光ドラム20上のトナー像を用紙Pに転写するも
のである。この電源は、一定電荷量を用紙に供給するこ
とにより、環境による転写効率の低下を低減できる定電
流電源が望ましい。
【0030】定着器27は、熱源であるハロゲンランプ
を内部に備えたヒートローラと加圧ローラ(バックアッ
プローラ)とから構成されている。そして、用紙を加熱
することにより、用紙にトナー像を定着するものであ
る。
【0031】散らし(均一化)ブラシ28は、導電性ブ
ラシで構成されている。この散らしブラシ28は、感光
ドラム20に接触して、感光ドラム20上の残留したト
ナーの集中を分散して、現像器23の残留トナーの回収
を容易とする。更に、この散らしブラシ28に、交流電
圧を印加することにより、感光ドラム20上の残留トナ
ーをひきはがし、且つ再度戻す往復運動を生ぜしめる。
これにより、残留トナーを適度に散らすことができる。
更に、放電開始電圧以上の電圧を印加することにより、
感光ドラム20を除電する効果もあり、残留電荷による
ポジ残像を除去するものである。
【0032】図2に示すように、用紙カセット10は、
用紙を収容し、装置に着脱自在なものである。この用紙
カセット10は、装置の下部に設けられ、図の左側であ
る装置前面から着脱できる。ピックローラ11は、用紙
カセット10の用紙をピックするものである。レジスト
ローラ12は、ピックされた用紙が突き当てられてるこ
とにより、用紙の先端を揃え、その後、転写器26に搬
送するものである。排紙ローラ13は、定着後の用紙を
スタッカ14に排出するものである。スタッカ14は、
装置の上面に設けられ、排出された用紙をスタックする
ものである。
【0033】プリント板15は、装置の制御回路を搭載
するものである。電源16は、装置の各部に電力を供給
するものである。I/F(インターフェース)コネクタ
17は、外部ケーブルに接続され、装置に挿入されて、
プリント板15のコネクタと接続されるものである。オ
プションボード18は、別の種類のエミュレータ回路、
フォントメモリ等を搭載するためのものである。用紙検
出器19は、レジストローラ12の手前に設けられてい
る。この用紙検出器19は、ピックローラ11でピック
された用紙のレジストローラ12への到達を検出するた
めのものであり、図10以下で後述するものである。
【0034】この実施例の動作を説明すると、スコロト
ロン帯電器21により、感光ドラム20の表面を、−5
80Vに一様帯電した後、LED光学系22により画像
露光することにより、感光ドラム20には、背景部が−
580Vで、印字部が−50〜−100Vの静電潜像が
形成される。現像器23の現像ローラ24のスリーブ2
41には、現像バイアス電圧(−450V)が印加され
ている。このため、感光ドラム20の静電潜像は、現像
器23により、予めキャリアとの攪拌によりマイナス帯
電された磁性重合トナーによって現像され、トナー像と
なる。
【0035】一方、用紙は、用紙カセット10からピッ
クローラ11によりピックされ、レジストローラ12の
手前で用紙検出器19により検出される。この用紙は、
レジストローラ12で先端が揃えられた後、前述の用紙
検出器19の出力によるレジストローラ12の駆動によ
り、転写器26方向に搬送される。そして、感光ドラム
20のトナ−像は、転写器26によって、静電力により
用紙に転写される。この用紙のトナー像は、定着器27
により用紙上に定着され、U字形状の搬送パスを通っ
て、排紙ローラ13によりスタッカ14に排出される。
【0036】一方、トナー像の用紙への転写率は、10
0%でなく、いくらかなトナーが感光ドラム20に残留
する。この残留トナーを除去する方法として、クリーナ
ーを除去した周知のクリーナーレスプロセスを用いてい
る(例えば、電子写真学会誌第30巻 第3号 第29
3頁乃至第301頁 論文「一成分非磁性現像方式を用
いたクリーナーレスレーザープリンタ」等)。
【0037】このクリーナーレスプロセスでは、クリー
ナーを除去し、転写残りトナーを現像器23で回収する
ことにより、転写残りトナーを再び印刷に使用するプロ
セスである。クリーナーレスプロセスでは、クリーナー
を除去して、代わりに導電性の均一化ブラシ28を設け
ている。この記録プロセスでは、感光体20上の転写残
りトナ−を、散らし(均一化)ブラシ28によって分散
する。そして、この後、感光ドラム20上にトナ−が付
着した状態で、コロナ帯電器21で一様帯電し、光学ユ
ニット22で画像露光を行い、現像器23で転写残りト
ナ−の回収と同時に現像を行う。
【0038】この均一化ブラシ28によるトナ−分散
は、一部に集中しているトナ−を分散することによっ
て、単位面積当たりのトナ−量を小さくして、現像器2
3による回収を容易にする。更に、残留トナーが、コロ
ナ帯電器21におけるイオンシャワ−のフィルターとな
ることによる帯電が不均一となることを抑止し、且つ画
像露光工程におけるフィルタ−となることによる露光が
不均一となることを抑制する効果がある。
【0039】この記録プロセスのポイントは、現像工程
と同時に、感光ドラム20上のトナ−を回収することで
ある。これを、感光ドラム20をマイナス帯電させ、ト
ナ−もマイナス帯電させたもので説明する。感光ドラム
20の表面電位は、帯電器21により、−580Vに設
定され、画像露光で電位が低下した露光部は、0〜−数
10Vに電位が低下して、静電潜像を形成する。現像時
には、表面電位と潜像電位のほぼ中間の現像バイアス電
圧(例えば、−450V)を現像器23の現像ロ−ラ2
4に印加する。
【0040】現像工程では、現像ロ−ラ24上に付着し
ているマイナス帯電トナ−が、現像バイアスと潜像電位
とで形成する電界によって、感光ドラム20上の静電潜
像に付着してトナ−像を形成する。クリ−ナ−レスプロ
セスでは、この現像工程と同時に、散らしブラシ28に
よる均一化プロセスで感光ドラム20上に分散された転
写残りトナ−が、表面電位と現像バイアスとで形成する
電界によって、感光ドラム20上より現像ロ−ラ24に
回収される。
【0041】このようなクリーナーレスプロセスでは、
トナ−を廃棄する機構が必要なく、装置の小型化が可
能となる、廃棄トナ−を貯蔵するスペースが必要でな
い、印刷に寄与しないトナ−がなくなるため、経済的
である、トナ−を廃棄しないので、環境保護に則して
いる、クリーナーで感光ドラムのトナーを除去するに
は、クリーナーで感光ドラムを削ってしまうが、クリー
ナーを用いないため、感光ドラムの寿命が長くなる等の
利点がある。
【0042】この装置は、クリーナーを有しない等の理
由により、極めて小型にでき、パーソナルユースのプリ
ンタとして、机上の設置が容易である。又、図3に示す
ように、用紙カセット10を設置面と水平とする水平設
置ができる。この図において、5は操作パネルであり、
装置の状態を表示するとともに、装置に動作を指示する
ためのものである。30は用紙ガイドであり、スタッカ
14の先端に設けられる。この用紙ガイド30は、スタ
ッカ14に排出される用紙の先端を押さえ、且つ先端を
揃える効果がある。この実施例では、装置前面から用紙
カセット10の着脱が可能である。更に、排出用紙も装
置前面に排出される。
【0043】更に、図4に示すように、図2の装置のI
/Fコネクタ17側を設置面に設け、用紙カセット10
を設置面と垂直とする垂直設置で画像形成が可能であ
り、これにより設置面積をより小さくできる。この時、
スタッカ14に排出される用紙の倒れを押さえるための
用紙押さえ31を、スタッカ14に設けることにより、
垂直設置しても、用紙の倒れを防止できる。又、装置の
設置面側に、スタンド32を設けることにより、垂直設
置しても、装置を安定に設置できる。
【0044】更に、クリーナーレスプロセスをとって
も、前帯電器21と転写器26とを、非接触型の放電器
で構成したため、感光ドラム20上のトナーが、これら
ユニットに付着することがなく、安定に一様帯電と転写
を実行できる。
【0045】図5は図2の現像器の構成図、図6は図5
の現像器の要部断面図、図7は図5の現像器の垂直設置
状態図、図8はトナー供給動作説明図、図9は本発明の
特性図である。
【0046】図5に示すように、現像ローラ24は、金
属製のスリーブ241と、その内部に設けた複数の磁極
のマグネット240から構成される。この現像ローラ2
4は、スリーブ241内部のマグネット240を固定
し、スリーブ241の回転によって、後述する磁性現像
剤を搬送するものである。この現像ローラ24は、直径
が16mmであり、感光ドラム20の周速の3倍(75
mm/s)で回転する。
【0047】現像ローラ28の周囲には、現像室230
が形成されており、現像室230内には、磁性キャリア
と磁性トナーの混合物である1.5成分現像剤が充満し
ている。この現像室230は、上部の仕切部材230−
1と下部の底部230−2により形成され、一定の容積
である。
【0048】このため、現像室230に一定量の磁性キ
ャリアを入れると、この現像室230内の磁性トナーの
量も一定となる。このため、この現像室230の現像剤
量は一定であるため、消費された磁性トナーをトナーホ
ッパ231から供給すると、トナー濃度は一定となり、
トナー濃度の制御を不要にできる。即ち、トナー濃度の
制御ポイントに相当するキャリア量を、現像室230に
充填することにより、自動的にトナー濃度は所定の範囲
に制御される。
【0049】又、この現像室230は、常に現像剤が、
現像ローラ24の周囲に満たされているため、装置を垂
直設置しても、現像室230内の現像剤が片寄り、現像
ローラ24に十分な現像剤を供給できなくなる事態を防
止できる。
【0050】現像剤は、磁性キャリアに、平均粒径35
ミクロンのマグネタイトキャリアを用い、磁性トナー
に、重合法を用いて製造した平均粒径7ミクロンの磁性
トナーを用いている。この重合トナーは、粒径が揃い、
粒度分布がシャープであるため、転写工程において、感
光ドラム20のトナー像と用紙との密着性が均一とな
る。このため、転写部での電界が均一となるため、従来
の粉砕法によるトナーより、転写効率を向上させること
ができる。粉砕トナーでは、60〜90%であった転写
効率が、重合トナーでは、90%以上に改善される。ト
ナー濃度は、5〜60wt%が適当であるが、本実施例
では、30wt%に設定した。
【0051】ドクターブレード234は、現像ローラ2
4が感光ドラム20に供給する現像剤量が、感光ドラム
20上の静電潜像に供給過剰にならないように、反対に
供給不足にならないように調整するものである。調整
は、ドクターブレード234のエッジと現像ローラ24
表面とのギャップで行い、通常ギャップは、0.1〜
1.0mm程度に調整される。
【0052】トナーホッパ231には、磁性トナーのみ
が充填されており、内部に供給ローラ232が備えられ
ている。この供給ローラ232の回転により、トナーを
現像室230に供給するものである。
【0053】この現像室230内に供給されたトナー
は、現像ローラ24のスリーブの現像剤搬送力、現像ロ
ーラ24の磁力及びドクターブレード234の現像剤規
制機能によって、現像室230内で攪拌され、キャリア
と摩擦することにより、所定極性及び帯電量に帯電す
る。本実施例では、マイナスに帯電するように、キャリ
アとトナーの帯電系列を調整している。
【0054】更に、図6に示すように、ブレード234
の上流側で、仕切部材230−1により、現像ローラ2
4との間隔を、現像ローラ24上に形成される磁気ブラ
シの穂高より小さくする。ここでは、図6に示すよう
に、間隔aを2.0mmに設定してある。これにより、
現像ローラ24上の磁気ブラシが、仕切部材230−1
により規制を受け、現像ローラ24の回転により、磁気
ブラシが力を受ける。このため、現像室230内での現
像剤の攪拌性が強まり、トナー濃度の高い範囲でも、安
定したトナー帯電量が得られる。
【0055】又、この間隔を現像ローラ24の周囲で一
定とすることにより、水平設置しても、垂直設置して
も、帯電効果が変わることがないようにしている。
【0056】トナーホッパ231と現像室230との間
には、前記仕切部材230−1の先端と底部230−2
とで形成されるトナー供給路235が設けられている。
このトナー供給路235の幅bは、図6に示すように、
1.5mmである。このトナー供給路235によりトナ
ーホッパ231のトナーが、現像室230に供給され
る。
【0057】この現像室230を形成する底部230−
2には、前記トナー供給路235の位置において、前記
トナーホッパ231に突き出した突き出し部230−3
を備えている。更に、この底部230−2は、感光ドラ
ム20側から上方に向かう斜め面を形成している。この
突き出し部230−3の先端と仕切り部材230−1の
先端との間隔cは、図6に示すように、c=1.0〜
1.5mmに設定されている。即ち、この分だけ傾斜し
ている。更に、仕切り部材230−1の先端と現像ロー
ラ24との距離dは、4.5〜6.0mmに設定されて
いる。
【0058】図5に示すように、このトナーカートリッ
ジ25とトナーホッパ231の両壁面の角度Fは、重力
方向Gに対し、およそ45度に設定されていて、トナー
の流動方向を45度としている。これにより、後述する
ように、装置を垂直設置しても、トナーの供給が円滑に
行われるようにしている。
【0059】次に、この現像器の動作を説明する。図5
は図3で示した装置の水平設置時の現像器の状態を示し
ており、トナーカートリッジ25とトナーホッパ231
の壁面の角度Fを、重力方向Gに対し、凡そ45度とし
ている。このため、トナーがトナーホッパ231の底部
に向かい流動して、供給ローラ232に円滑に供給され
る。
【0060】この水平設置においては、重力により、ト
ナーは、トナーホッパ231において、底方向の流動性
を有するため、供給ローラ232は、トナーホッパ23
1の底側のトナーを、掻き上げる。この時、図8(A)
に示すように、供給ローラ232で押し上げられたトナ
ーは、底部230−2の突き出し部230−3により、
いったん仕切り部材230−1に突き当たり、トナー供
給路235に入り込む。これにより、トナー供給ローラ
232の供給分のトナーのみが、トナー供給路235に
入り込むとともに、仕切り部材230−1の当該部分が
バッファの役目を果たし、トナー供給ローラ232によ
る押し込み力が、直接トナー供給路235へ影響しな
い。従って、過剰なトナーの押し込みを防止でき、現像
室230で足りなくなったトナー量分だけトナー供給さ
れる。
【0061】この場合において、前記底部230−2
は、現像ローラ24の回転方向に対し、上方に傾いてい
るため、感光ドラム20を通過した後の現像ローラ24
の磁気ブラシ及びこれから外れたキャリアが、底部23
0−2を通って、トナー供給路235よりトナー供給室
231に漏れることがない。このため、現像室230の
スタータキャリアの減少を防止でき、安定な1.5成分
現像が可能となる。
【0062】一方、図7の図4で示した装置を垂直設置
時の現像器の状態においても、トナーカートリッジ25
とトナーホッパ231の壁面の角度Fを、重力方向Gに
対し、凡そ45度としているため、垂直に設置しても、
トナーを供給ローラ231に円滑に供給できる。
【0063】この時、図7に示すように、トナーは、仕
切り部材230−1のトナーホッパ231側に滞留し、
トナー供給路235から現像室230に落下し易くな
る。しかし、図8(B)で示すように、前記した底部2
30−2の突き出し部230−3により、トナーのトナ
ー供給路235の落下を規制するため、トナーの落下は
殆ど生じない。従って、トナーの供給は、トナー供給ロ
ーラ232の回転力によることになる。
【0064】即ち、図8(B)に示すように、供給ロー
ラ232で押されたトナーは、底部230−2の突き出
し部230−3により、いったん仕切り部材230−1
に突き当たり、トナー供給路235に入り込む。これに
より、トナー供給ローラ232の供給分のトナーのみ
が、トナー供給路235に入り込むとともに、仕切り部
材230−1の当該部分がバッファの役目を果たし、ト
ナー供給ローラ232による押し込み力が、直接トナー
供給力とならない。従って、過剰なトナーの押し込みを
防止でき、現像室230で足りなくなったトナー量分だ
けトナー供給される。
【0065】この事は、装置を水平設置しても、垂直設
置しても、現像室230へのトナー供給能力に変化がな
いことである。このため、装置を水平設置しても、垂直
設置しても、現像室230のトナー濃度は変化せず、画
像濃度の変化を防止できる。
【0066】即ち、現像室230に供給されるトナー
は、トナー供給ローラ232によるものが殆どとなり、
トナーの重力方向への流動性に影響されないトナー供給
が実現できる。このため、装置の設置方向が変化して
も、トナー供給量が変化しないため、安定な現像動作が
可能となる。
【0067】又、垂直設置とすると、現像器23からの
現像剤の落下が生じるおそれがあるが、現像剤に磁性二
成分現像剤を使用しているため、現像ローラ24に現像
剤が、磁力により保持されるため、垂直に設置しても、
現像剤の落下は殆ど生じない。特に、磁性キャリアと磁
性トナーを使用すると、キャリアとトナーとの両方が、
現像ローラ24のマグネットローラに保持されるため、
一層現像剤の落下を防止でき、かかる垂直設置しても、
安定な現像が可能となる。
【0068】図9は、装置を横(水平)設置して、印刷
を行った後、装置を縦(垂直)設置して印刷を行った場
合の、トナー濃度Tcの変化を示す特性図である。
【0069】先ず、装置を水平設置して、現像器23の
現像室230に所定量のスタートキャリアを入れて、現
像器を動作させて、印刷を行った。この結果、現像室2
30にトナーホッパ231から徐々に、トナーが供給さ
れるため、印刷枚数の増加に従い、トナー濃度は増加
し、現像室230にキャリアとトナーが満杯となる時点
では、トナー濃度は30wt%となった。以降、印刷枚
数が増加しても、トナー濃度に変化はなかった。
【0070】次に、この状態で、装置を垂直設置に変化
させ、印刷を行った。この結果、トナー濃度は、水平設
置時と変化はなかった。一方、特開平3−252686
号公報等による従来の1.5成分現像器の構成では、図
の白丸に示すように、垂直設置すると、トナー濃度は高
くなる。水平設置と垂直設置とでは、トナー濃度が変化
し、画像濃度が変化した。この事は、前述のトナー供給
の安定作用を裏付けるものである。これにより、装置を
水平設置しても、垂直設置しても、画像濃度に変化のな
い画像形成が可能となり、水平設置と垂直設置との両方
が可能な画像形成装置が実現できる。
【0071】次に、トナーカートリッジ25とトナーホ
ッパ231の壁面の角度について述べる。垂直方向も考
慮すると、重力方向に対し、45度±15度程度が適当
であり、好ましくは45度±5度程度が良好な結果が得
られる。
【0072】(b)一実施例の説明 図10は本発明の一実施例構成図、図11は図10の構
成の水平設置時の動作説明図、図12は図10の構成の
垂直設置時の動作説明図である。
【0073】図10に示すように、一対の用紙ガイド6
0、61の間に形成された搬送パスを用紙が通過する。
この搬送パスには、前述のレジストローラ12が設けら
れている。このレジストローラ12の手前に、用紙検出
器19が設けられている。用紙検出器19において、お
よそ逆L字形状の保持ブロック190が設けられてい
る。
【0074】この保持ブロック190は、先端に回転軸
192を中心に回動する検出レバー191を保持する。
検出レバー191は、搬送パスに突き出す先端部191
−1と、保持ブロック190側に突き出した後端部19
1−2とを有する。この検出レバー191は、図1で説
明したように、回転中心Rと重心gとを結ぶ線が、重力
方向に対し、およそ45°の角度となるように設定され
ている。
【0075】又、保持ブロック190の左端には、透過
型センサ193が設けられている。透過型センサ193
は、発光素子と受光素子とが対向しており、この間を前
記検出レバー191の後端部191−2が通過するか否
かにより用紙検出出力を発生するものである。更に、こ
の保持ブロック190には、前記検出レバー191の後
端部191−2の位置を図の回転開始位置に規制する突
き当て部材(第1の規制部材)194と、検出レバー1
91の先端部191−1の位置を回転終了位置に規制す
る第2の規制部材195とを設けている。
【0076】水平設置時の動作を、図11により説明す
る。図11(A)に示すように、用紙がない状態では、
用紙検出器19では、検出レバー191の後端部191
−2が、突き当て部材194に突き当てられおり、その
先端部191は、搬送パスに突き出している。
【0077】次に、図11(B)に示すように、用紙が
到来すると、用紙の先端が検出レバー191の先端部1
91−1を押し、検出レバー191を回転軸192を中
心に回動させる。これにより、検出レバー191の後端
部191−2が、透過型センサ193を遮り、用紙検出
出力を発生する。用紙検出出力の発生から一定時間後
に、レジストローラ12が回転され、用紙は転写器26
方向に搬送される。
【0078】更に、図11(C)に示すように、検出レ
バー191は、用紙に押され、検出レバー191の先端
部191−1は、規制部材195で規制され、これ以上
回転することはない。これにより、検出レバー191の
後端部191−2が、搬送パスに突き出すことを防止で
きる。
【0079】そして、用紙がレジストローラ12を抜け
ると、検出レバー191が開放され、検出レバー191
の自重により、反対方向に回転して、レバー保持ブロッ
ク190の当接部材194により停止する。
【0080】又、垂直設置時の動作を、図12により説
明する。図12(A)に示すように、用紙がない状態で
は、用紙検出器19では、検出レバー191の後端部1
91−2が、突き当て部材194に突き当てられおり、
その先端部191は、搬送パスに突き出している。
【0081】次に、図12(B)に示すように、用紙が
到来すると、用紙の先端が検出レバー191の先端部1
91−1を押し、検出レバー191を回転軸192を中
心に回動させる。これにより、検出レバー191の後端
部191−2が、透過型センサ193を遮り、用紙検出
出力を発生する。用紙検出出力の発生から一定時間後
に、レジストローラ12が回転され、用紙は転写器26
方向に搬送される。
【0082】更に、図12(C)に示すように、検出レ
バー191は、用紙に押され、検出レバー191の先端
部191−1は、規制部材195で規制され、これ以上
回転することはない。これにより、検出レバー191の
後端部191−2が、搬送パスに突き出すことを防止で
き、且つ検出レバー191が重力で回転して、用紙検出
前の位置に戻れる回転角度を保つことができる。
【0083】そして、用紙がレジストローラ12を抜け
ると、検出レバー191が開放され、検出レバー191
の自重により、反対方向に回転して、レバー保持ブロッ
ク190の当接部材194により停止する。
【0084】このようにして、検出レバーの回転中心と
重心とを結ぶ線を、重力方向に対しおよそ45°の角度
に設定することにより、用紙検出タイミングを、水平設
置及び垂直設置の両方で同一とすることができる。又、
復旧スプリングを必要としないため、組み立てが容易と
なる。
【0085】(c)他の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能
である。 前述の実施例では、現像剤に、磁性キャリアと磁性重
合トナーとの組み合わせによる1.5成分現像剤を用い
ているが、磁性トナーとして、磁性粉砕トナーを用いる
こともできる。
【0086】現像ローラ24において、スリーブのみ
を回転しているが、マグネットも回転させても良い。
【0087】画像露光部として、LED光学系を用い
たが、レーザ−光学系、液晶シャッタ光学系、EL(エ
レクトロ・ルミネッセンス)光学系等を用いても良い。
【0088】潜像形成機構を電子写真機構で説明した
が、トナ−像を転写する潜像形成機構(例えば,静電記
録機構等)にも使用でき、シ−トは用紙に限らず、他の
媒体を用いることができる。更に、感光ドラムはドラム
状に限らず、ベルト状であっても良い。
【0089】画像形成装置をプリンタで説明したが、
複写機、ファクシミリ等他の画像形成装置であっても良
い。
【0090】検出手段として、透過型フォトセンサを
用いた例で説明したが、磁気センサ−等の他のセンサを
用いても良い。
【0091】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 回転軸を中心に回動する検出レバー191の回転中心
Rと重心gを結ぶ線の角度を、重力方向に対し、およそ
45°の角度に設定したので、装置の水平設置時の回転
モーメントM1と、垂直設置時の回転モーメントM2と
がほぼ等しくなる。これにより、シート検出時のシート
搬送力に対する抗力が同一となり、シート検出タイミン
グを同一とすることができる。このため、水平設置、垂
直設置の両方において、同一のタイミングでシートを検
出することができる。
【0093】又、微小な復旧スプリングを必要としな
いため、組み立てが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例構成図である。
【図3】図2の装置の水平設置状態図である。
【図4】図2の装置の垂直設置状態図である。
【図5】図2の現像器の構成図である。
【図6】図5の現像器の要部断面図である。
【図7】図5の現像器の垂直設置状態図である。
【図8】図5の現像器の動作説明図である。
【図9】本発明による特性図である。
【図10】本発明の一実施例構成図である。
【図11】図10の水平設置時の動作説明図である。
【図12】図10の垂直設置時の動作説明図である。
【図13】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
12 レジストローラ 19 シート検出機構 20 感光ドラム(潜像担持体) 21 前帯電器(潜像形成部) 22 LED光学系(潜像形成部) 23 現像器 26 転写器 191 検出レバー 192 回転軸 193 透過型センサ 191−1 先端部 191−2 後端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 7/02 G03G 15/00 510

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の水平方向の設置及び垂直方向の設
    置の両方において画像形成動作可能な画像形成装置にお
    いて、 回転するエンドレス状の潜像担持体(20)と、 前記潜像担持体(20)に潜像を形成する潜像形成手段
    (21、22)と、 前記潜像担持体(20)の潜像を粉体現像剤により現像
    する現像手段(23)と、 前記潜像担持体(20)の現像像を搬送パスを搬送され
    るシ−トに転写する転写手段(26)と、 回転軸を中心に回動し、回転中心と重心を結ぶ線が重力
    方向に対し40°乃至50°に設定された検出レバー
    (191)と前記検出レバー(191)を検出する検出
    手段(193)とを含み、前記搬送パスで前記シートを
    検出するためのシート検出手段(19)とを有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記シート検出手段(19)は、前記シ
    ートに接触する先端部と、前記検出手段(193)に検
    出される後端部とを有することを特徴する請求項1の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シート検出手段(19)は、前記検
    出レバー(191)の後端の回動位置を規制する規制部
    材(194)を有することを特徴とする請求項2の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記シート検出手段(19)は、前記検
    出レバー(191)の先端の回動位置を規制する規制部
    材(195)を有することを特徴とする請求項2又は3
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 シートの先端を揃え且つ前記転写手段
    (26)方向に搬送するレジストローラ(12)を有
    し、前記シート検出手段(19)を前記搬送パスの前記
    レジストローラ(12)の手前に設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2又は3又は4の画像形成装置。
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