JP5233112B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
このようなシートセンサは、シートに接触して揺動するレバーと、このレバーと一体に形成された扇状の遮蔽板とからなるアクチュエータを軸支し、搬送されてきたシートがレバーに当接して、アクチュエータ全体が揺動すると、遮蔽板がフォトインタラプタの検出光を遮り、これによりシートの有無やループ量を検出するように構成されている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、設置スペースが従来よりも少なくて済むシートセンサを使用する画像形成装置を提供することを目的とする。
[実施の形態1]
<プリンタ1の構成>
図1は、プリンタ1の全体の構成を示す概略図である。
画像形成部10は、中間転写ベルト110を、駆動ローラ111、従動ローラ112および補助ローラ113、114で張架し、これを不図示の駆動装置により矢印A方向に周回駆動すると共に、当該中間転写ベルト110の下方にその走行方向に沿って4個の作像ユニット121〜124を列設してなる作像部120で形成されたイエロー、マゼンタ、シアン及びブラック(Y、M、C、BK)のトナー像を、中間転写ベルト110に多重転写(一次転写)するように構成される。
中間転写ベルト110上に転写されたトナー像は、二次転写ローラ141と中間転写ベルト110の駆動ローラ111で支持されている部分との当接部である転写ニップ部において所定の転写電界を受けて、給紙部20からタイミングを合わせて搬送されてきた記録シート上に二次転写され、その後、定着ローラ301と加圧ローラ302とを備えた定着装置30において熱定着された後、排紙トレイ31上に排出される。
また、本実施の形態では、定着装置30がユニット化されており、上記再給紙部40を開放した状態でさらに、定着装置30を矢印Cの方向に取り外すことができ、必要に応じて交換が可能なようになっている。
定着装置30の定着ローラ301の回転速度は制御可能となっており、この定着ローラ301による搬送速度V1を、二次転写部位140における中間転写ベルト110による搬送速度V2よりも若干遅くすることにより、二次転写部140と定着装置30の各ニップ部で挟持された記録シートに徐々にループが形成されていく。ループセンサ50により当該ループ量が所定の値、たとえば30mmに達したと検知されたら、次に定着ローラ301による搬送速度V1を二次転写部140における搬送側V2よりも少しだけ速くしてループを若干解消し、所定時間経過後、再度ループ形成するように制御する。これにより、記録シートが二次転写部140と定着装置30のニップ部に同時に通紙されている間は、常に所定量の範囲のループが形成されるように構成されている。
<ループセンサ50の構成>
図3は、ループセンサ50の全体の構成を示す斜視図であり、内部が分かりやすいようにフレーム54の一部を破断して示している。
このアクチュエータ51は、図2(a)に示すようにアクチュエータ本体52とアクチュエータ副体53の2つの部品を図2(b)に示すように同軸上に組み合わせて構成される。
シート接触レバー部521は、搬送されてきた記録シートのループに押されて図の時計回りに揺動し、これに連れて遮蔽板524、525も揺動し、後述のフォトインタラプタの検出光を遮蔽、もしくは遮蔽を解除する(後者の場合を以下、「開放する」という。)。本例では遮蔽板524の方が、遮蔽板525よりも若干大きく形成されているため、両者の検出光を遮蔽・開放するタイミングが異なり、これにより2種の異なる揺動角(すなわち、異なるループ量)を検出できるようにしている。
回転規制部532は、 図2(b)に示すように、アクチュエータを組み立てた状態において、アクチュエータ本体52のアーム部523の上面に当接して、アクチュエータ本体52とアクチュエータ副体53の時計回りになす角度が同図に示す場合よりも大きくならないように規制し、また、反時計回りについての回転については許容する構成としている。
遮蔽板524、525は、それぞれ「コ」の字型のフォトインタラプタ55、56の、検出光が通過する領域に配される。
不図示のガイドレールに沿って、定着装置30を装着すべく図5(a)の矢印方向に水平に押し込むと定着装置30の筐体303の下部に設けられている係合突起304が、係合板531の上縁部に当接して、これを下方に押し下げるため、アクチュエータ51全体が時計回りに揺動し、そのシート接触レバー部521の先端が定着装置30のシート受け入れ口305に少し挿入された位置で停止する。
なお、定着装置30を図の右側に抜き出す際には、係合突起304と係合板531の係合も解除され、アクチュエータ51の姿勢も図5(a)の状態となり、シート接触レバー部521の先端が下方に後退するので、シート受け入れ口305と干渉することがなく、定着装置30の脱着操作がスムーズに行える。
[実施の形態2]
上記実施の形態1においては、定着装置をユニット化し、これを画像形成装置本体に対して着脱可能に構成して、アクチュエータ51の係合板531が装着された定着装置と係合することにより、上記アクチュエータ本体の先端が定着装置のシート受け入れ口に挿入された姿勢となるようにした。この際、遮蔽板524、525はアクチュエータ本体521と一体に形成したが、この遮蔽板524、525をアクチュエータ副体53の方と一体にしても構わない。この場合には、図2(a)においてアーム部523、遮蔽板524、525がアクチュエータ副体53と一体成形されることになる。
[実施の形態3]
定着装置が脱着可能となっていない機種においては、係合板531は不要なので、アクチュエータ本体と遮蔽板のみを別体にするようにしてもよい。
図8(a)(b)は、図7のアクチュエータ60の揺動動作を示す図である。ここでは図3におけるフレーム54やコイルバネ526、527などは図示を省略している。
紙詰まりなどが発生して、シート検出部611がそれ以上右方向に倒されても、遮蔽部621の下端がストッパ部材631に当接して、それ以上は揺動しないため、遮蔽部621の揺動するスペースがその分不要となるので、この場合でも、省スペース化に資するものである。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明の内容が、上記の実施の形態に示された具体例に限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を考えることができる。
(1) 図3におけるコイルバネ526、527はそれぞれ板バネや引っ張りバネなどの付勢手段で代用することができる。
また、もともとアクチュエータ副体53はその重量により図4の時計回りに回転しようとするため、コイルバネ526も必ずしも必要ではない場合もある。
(3)また、検知手段として上記実施の形態では、フォトインタラプタを使用したが、これに限定されず、たとえば反射型の光電センサであってもよいし、また、遮蔽板を磁性体で構成すれば、磁気センサによりその揺動動作を検知することも可能である。
(4)上記においては、本発明に係る画像形成装置として、タンデム型のカラープリンタについて説明したが、いわゆる4サイクル型のカラープリンタ、モノクロプリンタであってもよい。また画像形成装置としては、プリンタの他に複写機、FAX、これらの複合機(MFP:Multiple Function Peripheral)などであってもよい。
10 画像形成部
20 給紙部
30 定着装置
50 ループセンサ
51 アクチュエータ
52 アクチュエータ本体
53 アクチュエータ副体
54 フレーム
55,56 フォトインタラプタ
521,611 シート接触レバー部
531 係合板
532,6231 回転規制部
524,525,621 遮蔽板
543,631 ストッパ部
Claims (1)
- 定着装置を着脱可能に備える画像形成装置であって、
シートと接触して第1の方向に揺動するアクチュエータと、このアクチュエータの揺動動作を検出する検知手段とを備えたシートセンサを前記定着装置の記録シート搬送方向上流側に備え、
前記アクチュエータは、
シートに接触するシート接触レバー部を有する第1の揺動体と、
前記第1の揺動体と同軸上に揺動可能に軸支され、前記第1の揺動体と当接する角度規制手段を備えた第2の揺動体と、
第2の揺動体の揺動角が所定の揺動角になると、当該第2の揺動体の被係合部に係合して、第2の揺動体がそれ以上第1の方向に揺動しないように規制する揺動規制手段と
を備え、
前記角度規制手段は、前記第1の揺動体のシート接触レバー部に対して、前記第2の揺動体の前記被係合部を有する部分の、前記第1の方向になす角度が、所定の角度よりも大きくならないように規制し、
前記定着装置を装着する際に、前記第2の揺動体が、前記定着装置に係合してアクチュエータ全体を第1の方向に揺動し、前記定着装置の装着が完了した状態で、前記第1の揺動体の先端部が、前記定着装置の記録シート受け入れ開口部に進入した姿勢となるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
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