JP2009282475A - 画像形成装置 - Google Patents

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慶太 中島
Yuji Mitsui
裕二 三井
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Abstract

【課題】記録媒体の斜行や印字精度の性能を確保しつつ、ジャム紙の視認性が良くジャム処理を容易に行える画像形成装置を提供する。
【解決手段】装置本体に対して開閉可能に備えられた開閉ドア50と、開閉ドア50の内側に配され、装置本体側に回動支点を持ち、装置本体に対して開閉可能に備えられ、トナー像を記録媒体上に転写する転写ユニット13aと、を有する画像形成装置において、開閉ドア50の開動作により、転写ユニット13aを連動して開く連動手段と、連動手段により、閉位置である第一の位置から第二の位置まで開かれた転写ユニットを保持する保持手段と、を備え、転写ユニット13aは、保持手段を解除することで、転写ユニット13aが開状態とされる第三の位置に移動可能とされる。
【選択図】図3

Description

本発明は、シート等の記録媒体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置において記録媒体が装置内でジャムをした時、その殆どをユーザが処理している。このため、近年の画像形成装置においては、ユーザがジャム処理を簡単に行えるように様々な工夫がなされている。
例えば、特許文献1では、通常の搬送路と両面搬送路(再給紙部)の2つの搬送路を同時に開放してジャム処理を容易にしている。
特開2006−259449号公報
近年、高スピード化や高画質化に伴い、印字精度や搬送性の要求レベルが高まっている。
しかしながら、上記従来例では、二次転写ローラが開閉ドアに設けられているため、二次転写部のアラインメントの精度を、上記要求レベルを満たすまで保つことは困難であった。また、開閉ドアの重量が大きくなってしまうことで、開閉ドアを開閉する時、あまりユーザの印象が好ましくないものになる恐れがあった。また、その課題を解決するために、開閉ドアにダンパ機構を設けた場合においても、コスト高になってしまう恐れがあった。
そこで本発明の目的は、記録媒体の斜行や印字精度の性能を確保しつつ、ジャム紙の視認性が良くジャム処理を容易に行える画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、記録媒体の斜行や印字精度の性能を確保しつつ、片面印字のジャム紙の視認性とジャム処理性向上と、両面印字のジャム紙の視認性とジャム処理性向上を両立させた画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、第一の態様によれば、
装置本体に対して開閉可能に備えられた開閉ドアと、
前記開閉ドアの内側に配され、装置本体側に回動支点を持ち、装置本体に対して開閉可能に備えられ、トナー像を記録媒体上に転写する転写ユニットと、
を有する画像形成装置において、
前記開閉ドアの開動作により、前記転写ユニットを連動して開く連動手段と、
前記連動手段により、閉位置である第一の位置から第二の位置まで開かれた前記転写ユニットを保持する保持手段と、
を備え、
前記転写ユニットは、前記保持手段を解除することで、前記転写ユニットが開状態とされる第三の位置に移動可能とされることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の第二の態様によれば、
装置本体に対して開閉可能に備えられた開閉ドアと、
前記開閉ドアの内側に配され、装置本体側に回動支点を持ち、装置本体に対して開閉可能に備えられ、トナー像を記録媒体上に転写する転写ユニットと、
を有する画像形成装置において、
前記開閉ドアの開動作により、前記転写ユニットを連動して開く連動手段と、
前記連動手段により、開閉される前記転写ユニットを保持する保持手段と、
両面印字を行うための両面印字用記録媒体搬送手段と、
を有し、
前記開閉ドアは、前記両面印字用記録媒体搬送手段の一部を備え、
前記転写ユニットは、前記両面印字用記録媒体搬送手段の一部を備え、
前記転写ユニットに備えられた前記両面印字用記録媒体搬送手段は、前記開閉ドアに備えられた前記両面印字用記録媒体搬送手段と対向する位置に備えられ、前記開閉ドアに備えられた前記両面印字用記録媒体搬送手段の対向側を形成し、
前記転写ユニットは、
前記転写ユニットが、印字状態の位置である第一の位置と、
前記保持手段が、前記開閉ドアの開動作によって前記転写ユニットを保持する位置である第二の位置と、
前記保持手段を解除することで前記転写ユニットを開状態に移動させ保持する位置である第三の位置と、
に移動可能とされることを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の画像形成装置は、
(1)転写ユニットを装置本体に設けることで、記録媒体の斜行や印字精度の性能を確保ができる。
(2)また、開閉ドアの開動作と連動して一つの動作で、転写ユニットを開く機構を設けたので、片面印字中のジャム紙の視認性やジャム処理性と、両面印字中のジャム紙の視認性やジャム処理性の両方が優れている。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
[画像形成装置の全体構成]
先ず、図1を参照して、本実施例に係る画像形成装置100の全体構成について説明する。図1は、画像形成装置100の全体構成を示す縦断面図である。
なお、本実施例の画像形成装置100は、画像形成装置本体であるカラーレーザープリンタ(以下、「プリンタ部」という。)100Aの下部にオプション給紙装置(以下、「給紙オプション部」という。)90を増設した構成とされる。
(画像形成プロセス部)
図1に示す画像形成装置100は、プリンタ部、即ち、装置本体100Aに対して着脱自在なプロセスカートリッジ3(3a、3b、3c、3d)を備えている。これら4個のプロセスカートリッジ3(3a、3b、3c、3d)は、同一構造であるが、異なる色、すなわち、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のトナーによる画像を形成する点で相違している。プロセスカートリッジ3(3a、3b、3c、3d)は、現像ユニット4(4a、4b、4c、4d)と、クリーナユニット5(5a、5b、5c、5d)によって構成されている。
このうち前者の現像ユニット4(4a、4b、4c、4d)は、現像ローラ6(6a、6b、6c、6d)と、現像剤塗布ローラ7(7a、7b、7c、7d)、及びトナー容器41(41a、41b、41c、41d)を有している。
一方、後者のクリーナユニット5(5a、5b、5c、5d)は、ドラムクリーニングブレード8(8a、8b、8c、8d)と、廃トナー容器51(51a、51b、51c、51d)とを有している。更に、クリーナユニット5(5a、5b、5c、5d)は、像担持体であるドラム状の電子写真感光体(以下、「感光ドラム」という。)1(1a、1b、1c、1d)と、帯電手段としての帯電ローラ2(2a、2b、2c、2d)と、を備えている。
プロセスカートリッジ3(3a、3b、3c、3d)の鉛直下方にはスキャナユニット9が配置され、画像信号に基づく露光を感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)に対して行う。
感光ドラム1a、1b、1c、1dは、それぞれ、帯電ローラ2a、2b、2c、2dによって所定の負極性の電位に帯電された後、スキャナユニット9によってそれぞれ静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像ユニット4a、4b、4c、4dによって反転現像されて負極性のトナーが付着され、それぞれY、M、C、Bkのトナー像が形成される。
転写ユニットとしての中間転写ベルトユニット10は、中間転写ベルト10eが駆動ローラ10f、テンションローラ10gに張架されており、該テンションローラ10gが矢印T方向に張力をかけている。また、各感光ドラム1a、1b、1c、1dに対向して、中間転写ベルト10eの内側に一次転写手段である一次転写ローラ10a、10b、10c、10dが配設されており、不図示のバイアス印加手段により転写バイアスを印加する構成となっている。
各感光ドラム1が図1における時計周りに回転し、中間転写ベルト10eを反時計周りに回転させ、さらに一次転写ローラ10a、10b、10c、10dに正極性のバイアスを印加する。これにより、感光ドラム1(1a、1b、1c、1d)上に形成されたトナー像は、感光ドラム1a上のトナー像から順次、中間転写ベルト10e上に一次転写され、4色のトナー像が重なった状態で二次転写部13まで搬送される。
一方、トナー像転写後に、感光ドラム1a、1b、1c、1d表面に残ったトナーは、クリーニングブレード8a、8b、8c、8dによって除去される。また、記録媒体であるシートSへの二次転写後に中間転写ベルト10e上に残ったトナーは、転写ベルトクリーニング装置11によって除去される。除去されたトナーは、廃トナー容器51(51a、51b、51c、51d)から廃トナー搬送路(不図示)を通過し、装置奥面部に配置された廃トナー回収容器(不図示)へと回収される。
(シート給紙部)
本実施例の画像形成装置では、3つのシート給紙装置(シート給紙部)を有する。第1のシート給紙はプリンタ部100内部に設けられた本体シート給紙部20、第2のシート給紙部はプリンタ100側面に設けられた手差しシート給紙部30、第3のシート給紙部はプリンタ部100の下方に増設された給紙オプション部90である。
本体シート給紙部20は、シートSを収納する給紙カセット21内からシートSを給紙する給紙ローラ22と、分離手段である分離ローラ23を有する。給紙カセット21に収納されたシートSは、給紙ローラ22に圧接され、分離ローラ23によって一枚ずつ分離され搬送される。そして、分離されたシートSは、本体給紙搬送路25を経てレジストローラ対14に搬送される。
手差しシート給紙部30は、シートSを積載する中板31と、中板31の最上のシートSを給紙する給紙ローラ32と、分離手段である分離パット33を有する。中板31が持ち上がり、中板31上に積載されたシートSが給紙ローラ32に圧接され、分離パット33によって一枚ずつ分離され搬送される。そして、分離されたシートSは手差し給紙搬送路34を経て、再給紙ローラ対35に搬送され、再給紙搬送路36を通過してレジストローラ対14に搬送される。再給紙ローラ対35及び再給紙搬送路36は、後述する両面印字用記録媒体搬送時にも共用の搬送路となる。
オプション給紙装置90は、ピックローラ91、フィードローラ92、リタードローラ93の協働により積載されたシート束から一枚ずつ分離し、中間搬送ローラ対94、オプション排紙ローラ対95を経て、プリンタ部装置本体100AへシートSを搬送する。オプション給紙装置90より搬送されたシートSは、プリンタ部100内に設けられたオプション給紙搬送路96を経て、レジストローラ対14へ搬送される。
以上、説明したように、プリンタ部100のレジストローラ対14上流側では、3つの搬送路が合流する構成である。
(二次転写部と定着部)
レジストローラ対14によりシートSは、二次転写部13に搬送される。二次転写部13において、二次転写ローラ13aに正極性のバイアスを印加することにより、搬送されたシートSに、中間転写ベルト10e上の4色のトナー像を二次転写する。
トナー像転写後のシートSは、定着部15に搬送され、定着ローラ15aと加圧ローラ15bとによって加熱、加圧されてその表面にトナー像が定着される。
(反転排紙部)
定着されたシートSは、事前に選択された片面印字か両面印字かに応じて、切替フラッパ16により選択的に搬送路が切り替えられる。
片面印字が選択された場合には、定着されたシートSは、切替フラッパ16により排紙ローラ対17に向けて搬送され、そのまま排紙トレイ18上へ排出される。
両面印字が選択された場合には、切替フラッパ16によりスイッチバックローラ対19に向けて搬送される。スイッチバックローラ対19は、シートSを排紙トレイ18に向けて搬送したのち、シートSの後端が定着部15を抜けるタイミングで逆転回転すると同時に、切替フラッパ16が切り替わり、反転搬送路37に向けてシートSを搬送する。両面搬送ローラ対38は、シートSを再給紙ローラ対35まで搬送する。再給紙ローラ対35により再給紙されたシートSは、反転された状態で、再給紙搬送路36に合流し、再びレジストローラ対14に搬送される。レジストローラ対14以降のシート搬送及びトナー像の転写について上述した片面印字時と同様である。
(ジャム処理)
次に、本発明で特徴的なプリント動作中に用紙のジャムが発生した場合の動作について説明する。
図2は、装置本体100Aに対し開閉可能に備えられたユーザアクセスドア(開閉ドア)50が閉じられた状態を示す概略図である。
図3は、図2におけるユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aとの連動機構部付近の拡大図である。
図4は、図2、図3に示すユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aとの連動機構部付近の略斜視図である。
図13は、図2の状態からユーザアクセスドア50を略90度開けた状態を示す概略図である。
図14は、図13におけるユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aとの連動機構部付近の拡大図である。
ユーザアクセスドア50には、両面搬送ローラ対38を含む反転搬送路37、手差し給紙部30及び再給紙ローラ対35が固定されている。これらは回動支点50aを中心に回動するユーザアクセスドア50の開動作に伴って回動する。また、再給紙ローラ対35は不図示のギア駆動列によって不図示のモータより回転動力を伝達されている。しかし、図13に示すような開位置へとユーザアクセスドア50を開いた状態では、そのギア列が切断されている。
二次転写ユニット13aは、二次転写ローラ13bと二次転写ガイド13cで構成される。回動支点13dは装置本体側に設けられ、二次転写ユニット13aは、回動支点13dを中心に回動する。
本実施例では、図2の状態から、ユーザアクセスドア50を開く1アクションで、印字状態(即ち、閉位置である第一の位置)にある二次転写ユニット13aが略60度開いた状態(第二の位置)(図13、図14)にすることができる。つまり、二次転写ユニット13aは、ユーザアクセスドア50が閉位置にある印字状態(第一の位置)から、二次転写ユニット13aが略60度開いた第二の位置へと移動可能とされる。
そのため、ユーザは、ジャム紙の所在が本体シート給紙部20からレジストローラ対14の間にある場合は、オプション搬送ガイド26の不図示のスリットから(図13にて視線Aにより)確認することができる。また、レジストローラ対14から定着部15の間にある場合は、搬送路が開放されているため(図13にて視線Bにより)、一目で確認することができる。いずれの場合も、ジャム処理作業を容易に行うことができる。
以下に、図2の状態(第一の位置)から、ユーザアクセスドア50を開く1アクションで、二次転写ユニット13aが略60度開いた状態(第二の位置)(図13、図14)に移動可能とするための構成について説明する。
図5は、図2の状態からユーザアクセスドア50を略5度開いた状態を示す概略図である。
図6は、図5におけるユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aとの連動機構部付近の拡大図である。
図7は、図2の状態からユーザアクセスドア50を略10度開いた状態を示す概略図である。
図8は、図7におけるユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aとの連動機構部付近の拡大図である。
図9は、図2の状態からユーザアクセスドア50を略25度開いた状態を示す概略図である。
図10は、図9におけるユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aとの連動機構部付近の拡大図である。
図11は、図2の状態からユーザアクセスドア50を略45度開いた状態を示す概略図である。
図12は、図11におけるユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aとの連動機構部付近の拡大図である。
本実施例によると、図3に示すように、ユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aとの連動機構(連動手段)を構成するリンク部材60は、リンク部材回動支点60dの回りに回転可能に設置されている。リンク部材60は、後述するように、本実施例では、二次転写ユニット13aの保持手段の保持部材としての機能をも有している。
また、リンク部材60は、リンク付勢部材61によりリンク部材回動支点60dを中心に反時計周り(図3の矢印A方向)に付勢されている。
従って、図2に示すように、ユーザアクセスドア50が閉状態に位置する時は、リンク部材60は、リンク付勢部材61によりリンク部材回動支点60dを中心に反時計周りに、即ち、閉方向へと付勢され、不図示の回転止めで図3の位置に保持されている。本実施例では、図3に示すように、リンク付勢部材61は、ネジリコイルバネとされているが、付勢能力があればどのような構成、形状をしていてもよい。
その際、リンク部材60とユーザアクセスドア50が係合するための、リンク部材60の第一の係合部60aとユーザアクセスドア50の係合部50bは係合していない。また、リンク部材60と二次転写ユニット13aが係合するためのリンク部材60の第二の係合部60bと二次転写ユニットの係合部13eは係合していない。
ユーザアクセスドア50が閉じた状態(図2、図3)から略5度まで開くと(図5、図6)、リンク部材60の第一の係合部60aはユーザアクセスドア50の係合部50bと係合し、リンク部材60は時計周りに回動し始める。即ち、ユーザアクセスドア50の開動作により、リンク部材60を回転させる。
ユーザアクセスドア50をさらに略10度まで開くと(図7、図8)、リンク部材60の接触部60cが二次転写ユニット13aの係合部13eに接触する。従って、リンク部材60の回転動作によって、二次転写ユニット13aは回動支点13dを中心に時計周りに、即ち、開方向に回動し始める。
ユーザアクセスドア50をさらに略25度まで開くと(図9、図10)、リンク部材60の第一の係合部60aと開閉ドアの係合部50bの係合が解除され、リンク部材60はリンク付勢部材61により反時計周りに回転し始める。また、二次転写ユニット13aの重心が二次転写ユニット13aの回動支点13dより装置外側に来るため、二次転写ユニット13aは、自重により時計周り方向に開き始める。そして、リンク付勢部材61により反時計周りに回動していたリンク部材60は、自重により時計周りに回動している二次転写ユニット13aの係合部13eと接触する(図11、図12)。そして、リンク部材60と二次転写ユニット13aは、二次転写ユニット13aの自重により再び時計周りに回動する。この時、リンク部材60に組み付けられたリンク付勢部材61により、転写ユニットの開動作に対してダンパ効果を得ることができるので、安全性、信頼性に優れている。
自重により時計回りに回動していた二次転写ユニット13aが略60度開くと(図13、図14)、リンク部材60の第二の係合部60bと二次転写ユニット13aの係合部13eが係合し、二次転写ユニット13aは略60度開いた位置で保持される。即ち、リンク部材60は、本実施例では、二次転写ユニット13aの保持手段の保持部材としても機能している。この構成により、省スペース、コストダウンを図ることができる。
上記の構成により、前述のようにユーザアクセスドア50が閉じられた状態から、ユーザアクセスドア50を開ける1アクションで、二次転写ユニット13aを略60度開いた状態に保持することができる(図13、図14)。従って、ユーザはジャム紙の所在を容易に一目で確認することができ、ジャム処理作業を容易に行うことができる。また、二次転写ユニット13aは装置本体側に設けられているため、二次転写部のアラインメントの精度を保ちやすく、シートSの斜行や印字精度の性能を確保しやすい。
(中間ベルトユニット交換)
次に、中間ベルトユニット10を交換する場合の動作について説明する。
前述のようにユーザアクセスドア50を、図2に示す閉じられた状態から開くと、二次転写ユニット13aが略60度開いた位置に保持される(図13、図14)。しかし、中間ベルトユニット10を交換する場合、二次転写ユニット13aが、中間ベルトユニット10の着脱軌跡と干渉してしまう。
その場合、図14に示した矢印B方向にリンク部材60を押し下げると、リンク部材60の第二の係合部60bと二次転写ユニット13aの係合部13eの係合が解除される。それによって、図15、図16に示されるように、二次転写ユニット13aの係合部13eがリンク部材60の第一の係合部60aの上に乗り上げる。これにより、二次転写ユニット13aは、リンク部材60などとされる保持手段によって略90度開いた開状態、即ち、第三の位置に保持される。
このように、ユーザアクセスドア50を開けて、リンク部材60と二次転写ユニット13aの係合を解除するだけで、中間ベルトユニット10までアクセスでき、中間ベルトユニット10の交換作業を容易に行うことができる。
また、二次転写ユニット13aが、図13、図14に示される略60度開いた位置に保持されている時に、ユーザが誤って、図14に示す矢印Cの方向に所定以上の負荷を与えてしまうことがある。この場合においても、リンク部材60と二次転写ユニット13aの係合は解除される。そのため、リンク部材60や二次転写ユニット13aを壊すことがなく、信頼性、安全性の高い装置を提供できる。
また、リンク部材60や二次転写ユニット13aやユーザアクセスドア50がどの位置に開けられている状態からでも、不図示の構成によりユーザアクセスドア50を閉める1アクションで、リンク部材60と二次転写ユニット13aは、図2、図3、図4の初期位置に自動復帰する構成となっている。
上記本実施例では、リンク部材60が連動手段と保持手段の機能を有するものとして説明した。しかし、その他の実施例として、リンク部材60の機能を2部品に分解することができる。例えば、ユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aの連動手段として、第一の係合部60aと接触部60cを持ち合わせた連動部材を装置の手前側に配する。そして、二次転写ユニット13aを略60度で保持する保持手段として、第二の係合部60bを持ち合わせた保持部材を装置の奥側に配置することもできる。
実施例2
次に、本発明の画像形成装置の第2の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置は、図1を参照して説明した実施例1の画像形成装置と同じ構成とされる。従って、画像形成装置の全体構成についての説明は、実施例1の説明を援用し、ここでの再度の説明は省略し、本実施例の特徴部について以下に説明する。
本実施例によれば、記録媒体の斜行や印字精度の性能を確保しつつ、片面印字のジャム紙の視認性とジャム処理性向上と、両面印字のジャム紙の視認性とジャム処理性向上を両立させた画像形成装置を提供することができる。
本実施例によれば、実施例1と同様のシート給紙部の構成とされ、特に、本実施例の特徴部を構成する反転排紙部について説明する。
図1及び図2を参照すると、本実施例の画像形成装置においては、実施例1で説明したように、定着されたシートSは事前に選択された片面印字か両面印字かに応じて、切替フラッパ16により選択的に搬送路が切り替えられる。
片面印字が選択された場合には、定着されたシートSは切替フラッパ16により排紙ローラ対17に向けて搬送され、そのまま排紙トレイ18上へ排出される。
両面印字が選択された場合には、切替フラッパ16によりスイッチバックローラ対19に向けて搬送される。スイッチバックローラ対19はシートSを排紙トレイ18に向けて搬送したのち、シートSの後端が定着部15を抜けるタイミングで逆転回転すると同時に、切替フラッパ16が切り替わり、反転搬送路37に向けてシートSを搬送する。
本実施例によると、反転搬送路37を抜けたシートSは、両面印字用記録媒体搬送手段へと搬送される。本実施例によると、両面印字用記録媒体搬送手段は、二次転写ユニット13aと開閉ドア50に、その構成の一部が分けて設置される。
つまり、図3を参照すると、反転搬送路37を抜けたシートSは、二次転写ユニット13aに備えられた二次転写両面搬送部13rと、その対向側に配置されているユーザアクセスドア50に備えられたユーザアクセスドア両面搬送部50rに搬送される。両面搬送ローラ対38は、シートSを再給紙ローラ対35まで搬送する。この時、両面搬送ローラ対38は、二次転写ユニット13aに備えられているが、ユーザアクセスドア50に備えられていてもよい。また、両面搬送ローラ38a及び両面搬送コロ38bをそれぞれ、二次転写ユニット13a及びユーザアクセスドア50に備えられていてもよい。
再給紙ローラ対35により再給紙されたシートSは、図1に示すように、反転された状態で、再給紙搬送路36に合流し、再びレジストローラ対14に搬送される。レジストローラ対14以降のシート搬送およびトナー像の転写について上述した片面印字時と同様である。
(ジャム処理)
次に、本実施例で特徴的なプリント動作中に用紙のジャムが発生した場合の動作について説明する。
図1にて理解されるように、ユーザアクセスドア50には、反転搬送路37の一部、手差し給紙部30が固定されており、これらは回動支点50aを中心に回動するユーザアクセスドア50の開動作に伴って回動する。
二次転写ユニット13aは、二次転写ローラ13b、二次転写ガイド13c、二次転写両面搬送部13rで構成される。回動支点13dは装置本体側に設けられ、二次転写ユニット13aは、回動支点13dを中心に回動する。
本実施例では、図2の状態から、ユーザアクセスドア50を開く1アクションで、二次転写ユニット13aを図13、図14に示すように約60度開いた状態にすることができる。このとき、画像形成装置の大きさ、二次転写ユニット13a、ユーザアクセスドア50の大きさによって、二次転写ユニット13aの開き角度を35〜65度程度に設定する。
それにより、ユーザはジャム紙の所在が両面印字の場合は、図13にて視線Aと視線Cより確認することができる。また、片面印字の場合は、搬送路が開放されているため(図13にて視線Aと視線Bにより)、一目で確認することができる。そして、片面印字時、両面印字時の場合でも、ジャム処理作業を容易に行うことができる空間を提供することができる。
以下に、図2の状態(第一の位置)から、ユーザアクセスドア50を開く1アクションで二次転写ユニット13aが略60度開いた状態(第二の位置)(図13、図14)にするための構成について、図3、図17、図18をも参照して説明する。
図17は、図5におけるユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aとの連動機構部付近の拡大図である。
図18は、図11におけるユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aとの連動機構部付近の拡大図である。
図3を参照して実施例1にて説明したように、ユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aとの連動機構の一つであるリンク部材60は、リンク付勢部材61によりリンク部材回動支点60dを中心に反時計周り(図3の矢印A方向)に付勢されている。
従って、図2に示すように、ユーザアクセスドア50が閉じられた状態に位置する時は、リンク部材60は、リンク付勢部材61によりリンク部材回動支点60dを中心に反時計周りに付勢され、不図示の回転止めで図3の位置に保持されている。本実施例では、図3に示すように、リンク付勢部材61は、ネジリコイルバネとされているが、付勢能力があればどのような構成、形状をしていてもよい。
その際、リンク部材60とユーザアクセスドア50が係合するための、リンク部材60の第一の係合部60aとユーザアクセスドア50の係合部50bは係合していない。また、リンク部材60と二次転写ユニット13aが係合するためのリンク部材60の第二の係合部60cと二次転写ユニットの係合部13eは係合していない。
ユーザアクセスドア50が閉じた状態(図2、図3)から略5度まで開くと(図5、図6)、リンク部材60の第一の係合部60aはユーザアクセスドア50の係合部50bと係合し、リンク部材60は時計周りに回動し始める。
ユーザアクセスドア50をさらに略10度まで開くと(図7、図8)、リンク部材60の接触部60cが二次転写ユニット13aの係合部13eに接触し、二次転写ユニット13aは回動支点13dを中心に時計周りに回動し始める。
ユーザアクセスドア50をさらに略25度まで開くと(図9、図10)、リンク部材60の第一の係合部60aと開閉ドアの係合部50bの係合が解除され、リンク部材60はリンク付勢部材61により反時計周りに回転し始める。また、二次転写ユニット13aの重心が二次転写ユニット13aの回動支点13dより装置外側に来るため、二次転写ユニット13aは、自重により時計周り方向に開き始める。そして、リンク付勢部材61により反時計周りに回動していたリンク部材60は、自重により時計周りに回動している二次転写ユニット13aの係合部と接触する(図11、図12)。そして、リンク部材60と二次転写ユニット13aは、二次転写ユニット13aの自重により再び時計周りに回動する。この時、リンク部材60に組み付けられたリンク付勢部材61により、転写ユニットの開動作に対してダンパ効果を得ることができるので、安全性、信頼性に優れている。
自重により時計回りに回動していた二次転写ユニット13aが略60度開くと(図13、図14)、リンク部材60の第二の係合部60bと二次転写ユニット13aの係合部13eが係合し、二次転写ユニット13aは略60度開いた位置(第二の位置)で保持される。
この時、図17に示すように、二次転写ユニットの係合部13eとリンク部材回動支点60dとの距離イと、同じく図18に示すように、二次転写ユニットの係合部13eとリンク部材回動支点60dとの距離ロの関係は、以下の式が成り立つ。
距離イ<距離ロ
上記の構成により、前述のようにユーザアクセスドア50が閉じられた状態から、ユーザアクセスドア50を開ける1アクションで、二次転写ユニット13aを略60度開いた状態に保持することができる(図13、図14)。そのため、ユーザは、ジャム紙の所在を容易に一目で確認することができ、ジャム処理作業を容易に行うことができる。また、二次転写ユニット13aは、装置本体側に設けられているため、二次転写部のアラインメントの精度を保ちやすく、シートSの斜行や印字精度の性能を確保しやすい。
(中間ベルトユニット交換)
次に、中間ベルトユニット10を交換する場合の動作について説明する。
前述のようにユーザアクセスドア50を閉じられた状態(図2)から開くと、二次転写ユニット13aが略60度開いた位置に保持される(図13、図14)。しかし、中間ベルトユニット10を交換する場合、二次転写ユニット13aが、中間ベルトユニット10の着脱軌跡と干渉してしまう。
その場合、図14に示した矢印B方向にリンク部材60を押し下げると、リンク部材60の第二の係合部60bと二次転写ユニット13aの係合部13eの係合が解除される。そして、図15、図16に示されるように、二次転写ユニット13aの係合部13eがリンク部材60の第一の係合部60aの上に乗り上げる。これによてって、、二次転写ユニット13aは、リンク部材60等を有した保持手段によって略90度開いた位置(第3の位置)に保持される。
このようにユーザアクセスドア50を開けて、リンク部材60と二次転写ユニット13aの係合を解除するだけで、中間ベルトユニット10までアクセスでき、中間ベルトユニット10の交換作業を容易に行うことができる。
また、二次転写ユニット13aが略60度開いた位置に(図13、図14)保持されている時に、図14に示された矢印Cの方向(開方向)に、ユーザーが誤って所定以上の負荷を与えてしまうことがある。この場合においても、リンク部材60と二次転写ユニット13aの係合は解除されるため、リンク部材60や二次転写ユニット13aを壊すことがなく信頼性、安全性の高い装置を提供できる。
また、リンク部材60や二次転写ユニット13aやユーザアクセスドア50がどの位置に開けられている状態からでも、不図示の構成によりユーザアクセスドア50を閉める1アクションで、リンク部材60と二次転写ユニット13aは、図2、図3、図4の初期位置に自動復帰する構成となっている。
上記実施例では、リンク部材60は、連動手段及び保持手段としての機能を有するものとして説明した。しかし、その他の実施例としてリンク部材60の機能を2部品に分解することができる。例えば、ユーザアクセスドア50と二次転写ユニット13aの連動手段として、第一の係合部60aと接触部60cを持ち合わせた連動部材を装置の手前側に配する。そして、二次転写ユニット13aを略60度で保持する保持手段として、第二の係合部60bを持ち合わせた保持部材を装置の奥側に配置することができる
実施例3
上記各実施例では、本発明は、中間転写方式のカラー画像形成装置であるとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明は、例えば、直接転写方式のカラー画像形成装置とすることもできる。斯かる画像形成装置は、各プロセスカートリッジ3へと転写ベルトのような記録材担持体にて記録媒体(シートS)を搬送し、このシートSに対して、それぞれ感光ドラム1の表面に形成されたトナー画像が順次直接転写されてカラー画像が記録される。このとき、転写ベルト等は、転写ユニットを構成し、上記実施例と同様に、開閉ドアの開閉と連動して、印字状態の第一の位置から、第二の位置へと、更には、開状態の第三の位置へと移動可能に構成することができる。
斯かる直接転写方式のカラー画像形成装置においても、実施例1、2と同様に構成することにより、同様の作用効果を達成し得る。
本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の概略構成を説明する図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置において、ユーザアクセスドアが閉じられた状態を示す概略図である。 図2におけるユーザアクセスドア−二次転写ユニット連動機構部付近の拡大図である。 図2、図3におけるユーザアクセスドア−二次転写ユニット連動機構部付近の斜視図である。 図2の状態からユーザアクセスドアを略5度開いた状態を示す概略図である。 図5におけるユーザアクセスドア−二次転写ユニット連動機構部付近の拡大図である。 図2の状態からユーザアクセスドアを略10度開いた状態を示す概略図である。 図7におけるユーザアクセスドア−二次転写ユニット連動機構部付近の拡大図である。 図2の状態からユーザアクセスドアを略25度開いた状態を示す概略図である。 図9におけるユーザアクセスドア−二次転写ユニット連動機構部付近の拡大図である。 図2の状態からユーザアクセスドアを略45度開いた状態を示す概略図である。 図11におけるユーザアクセスドア−二次転写ユニット連動機構部付近の拡大図である。 図2の状態からユーザアクセスドアを略90度開けた状態を示す概略図である。 図13におけるユーザアクセスドア−二次転写ユニット連動機構部付近の拡大図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置において、二次転写ユニットが略90度開いた状態を示す概略図である。 図15におけるユーザアクセスドア−二次転写ユニット連動機構部付近の拡大図である。 図6と同様の、図5におけるユーザアクセスドア−二次転写ユニット連動機構部付近の拡大図である。 図12と同様の、図11におけるユーザアクセスドア−二次転写ユニット連動機構部付近の拡大図である。
符号の説明
3a〜3d プロセスカートリッジ
10 中間ベルトユニット
13 二次転写部
13a 二次転写ユニット
13b 二次転写ローラ
13c 二次転写ガイド
13d 回動支点
13e 二次転写ユニットの係合部
13r 二次転写両面搬送部
20 本体シート給紙部
26 オプション搬送ガイド
30 手差し給紙部
35 再給紙ローラ対
36 再給紙搬送路
37 反転搬送路
38 両面搬送ローラ対
38a 両面搬送ローラ
38b 両面搬送コロ
50 ユーザアクセスドア(開閉ドア)
50a ユーザアクセスドアの回動支点
50b ユーザアクセスドアの係合部
50r ユーザアクセスドア両面搬送部
60 リンク部材、保持部材(連動手段、保持手段)
60a リンク部材の第一の係合部
60b リンク部材の第二の係合部
60c リンク部材の接触部
60d リンク部材回動支点
61 リンク付勢部材

Claims (7)

  1. 装置本体に対して開閉可能に備えられた開閉ドアと、
    前記開閉ドアの内側に配され、装置本体側に回動支点を持ち、装置本体に対して開閉可能に備えられ、トナー像を記録媒体上に転写する転写ユニットと、
    を有する画像形成装置において、
    前記開閉ドアの開動作により、前記転写ユニットを連動して開く連動手段と、
    前記連動手段により、閉位置である第一の位置から第二の位置まで開かれた前記転写ユニットを保持する保持手段と、
    を備え、
    前記転写ユニットは、前記保持手段を解除することで、前記転写ユニットが開状態とされる第三の位置に移動可能とされることを特徴とする画像形成装置。
  2. 装置本体に対して開閉可能に備えられた開閉ドアと、
    前記開閉ドアの内側に配され、装置本体側に回動支点を持ち、装置本体に対して開閉可能に備えられ、トナー像を記録媒体上に転写する転写ユニットと、
    を有する画像形成装置において、
    前記開閉ドアの開動作により、前記転写ユニットを連動して開く連動手段と、
    前記連動手段により、開閉される前記転写ユニットを保持する保持手段と、
    両面印字を行うための両面印字用記録媒体搬送手段と、
    を有し、
    前記開閉ドアは、前記両面印字用記録媒体搬送手段の一部を備え、
    前記転写ユニットは、前記両面印字用記録媒体搬送手段の一部を備え、
    前記転写ユニットに備えられた前記両面印字用記録媒体搬送手段は、前記開閉ドアに備えられた前記両面印字用記録媒体搬送手段と対向する位置に備えられ、前記開閉ドアに備えられた前記両面印字用記録媒体搬送手段の対向側を形成し、
    前記転写ユニットは、
    前記転写ユニットが、印字状態の位置である第一の位置と、
    前記保持手段が、前記開閉ドアの開動作によって前記転写ユニットを保持する位置である第二の位置と、
    前記保持手段を解除することで前記転写ユニットを開状態に移動させ保持する位置である第三の位置と、
    に移動可能とされることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記連動手段は、前記開閉ドアに設けられた係合部と、装置本体に回動支点を備え回転可能なリンク部材と、を有し、
    前記開閉ドアの開動作により、前記開閉ドアの係合部が前記リンク部材と係合して前記リンク部材を回転させて、その回転動作によって、前記リンク部材が前記転写ユニットを開方向に付勢して開けることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記保持手段は、前記転写ユニットに設けた係合部と、装置本体側に回動支点を持つ回転可能な保持部材と、を有し、
    前記保持部材の回動支点と前記転写ユニットの係合部との距離が、前記転写ユニットの第一の位置よりも第二の位置の方が長くなるように前記回動支点を配し、
    前記転写ユニットの開動作と共に回転動作する前記転写ユニットの係合部を前記保持部材に備えられた係合部が第二の位置で受け止め係合することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  5. 前記保持部材が、付勢部材で閉方向に付勢されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記転写ユニットが第二の位置において前記保持部材と係合して保持されている時、前記保持部材と前記転写ユニットのいずれか一つを開方向に所定以上の負荷をかけることで、前記転写ユニットの係合部と前記保持部材の係合部の係合が解除され、前記転写ユニットが第三の位置まで開くことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記リンク部材と前記保持部材は同一のものであることを特徴とする請求項3〜6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
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