JP4856975B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関し、特に画像形成手段(プロセスカートリッジ)を着脱自自在に備えたものに関する。
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置としては、装置本体に感光体ドラム、帯電ローラ、現像ローラ等を一体に備えた画像形成手段であるプロセスカートリッジを脱着可能に配し、このプロセスカートリッジにより画像形成部を構成するようにしたものがある。
図6は、このようなプロセスカートリッジを備えた従来の画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図であり、図6において、Gはプロセスカートリッジである。そして、このレーザビームプリンタは、このプロセスカートリッジGにより構成される画像形成部105の他、給紙カセット107と、給紙カセット107に収納されたシートPを給送するシート給送ローラ108を有するシート給送装置Cを備えている。
また、装置本体120に開閉可能に配されたマルチトレイ111と、マルチトレイ111に積載されたシートPを給送するシート給送ローラ112を有するマルチ手差し給送装置Mを備えている。さらに、両面搬送ローラ119により排紙部121から給送されたシートPを再給紙ローラ123により画像形成部105に再給送する両面給送装置Dを備えている。なお、図6において、106は、プロセスカートリッジGの着脱を行う際に開閉されるカートリッジドアである。
ここで、このような構成のレーザビームプリンタにおいて、例えばシート給送装置Cより給送されたシートPは反転搬送パスQを通過してレジストローラ対113に導かれる。また、マルチ手差し給送装置Mより給送されたシートPは直接レジストローラ対113に導かれる。さらに、両面給送装置Dより搬送されたシートPは反転搬送パスRを通過してレジストローラ対113に導かれる。
そして、このようにシート給送装置C、マルチ手差し給送装置M及び両面給送装置Dのいずれかから給送され、レジストローラ対113に導かれたシートPは、この後、レジストローラ対113により斜行が補正される。さらに、この後、レジストローラ対113により所定のタイミングで画像形成部105に搬送され、画像が形成される。
ところで、このレーザビームプリンタにおいて、プロセスカートリッジG、シート給送装置C及び両面給送装置Dのジャム処理機構は夫々独自に設けられていた。即ち、プロセスカートリッジG及びレジストローラ対113にジャム(紙詰まり)が生じた場合には、図7に示すように、カートリッジドア106を上方に開放するようにしている。そして、このようにカートリッジドア106を上方に開放することにより形成される開口部J1からプロセスカートリッジGを取り出した後、ジャム処理を行うようにしている。
また、反転搬送路Q,再給紙パスRにジャムが生じた場合は、装置本体120から給紙カセット107を取り出してシート給送装置Cを開放することによって形成される開口部J2からジャムしたシートを取り出すようにしている。
なお、このようなジャム処理のための構成としては、他にマルチ手差し給送装置M及び反転ガイド124をドアユニットとして一体的に構成したものがある。そして、ジャム発生時、ドアユニットのみを回動させてシートの反転搬送路を開放することにより、ジャム処理スペースを確保するように構成されているものがある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開平7−215531号公報 実公平2−15881号公報
ところで、従来のレーザビームプリンタ等の画像形成装置では、設置スペースを含む使い勝手の観点からカートリッジドア106の開閉、シート給送装置C及びマルチ手差し給送装置Mの操作は、すべて同じ方向から行えるようにすることが望ましい。
ここで、カートリッジドア106の開閉等を1方向、例えば装置本体120の側方から行うようにした場合、図7に示すようにプロセスカートリッジGを着脱する際、マルチ手差し給送装置Mを避けるため開口部J1を装置本体120上部に形成する必要がある。しかし、このように開口部J1を装置本体120上部に形成すると、カートリッジドア106を上方に開くようにしなければならず、この場合、装置本体120の上方にドア開閉用のスペースが必要となる。
一方、プロセスカートリッジG及びレジストローラ対113でジャムが発生した場合には、既述したようにカートリッジドア106を開放してプロセスカートリッジGを取り外した後、上方の開口部J1からジャムしたシートを除去するようにしている。また、反転搬送路Q,Rでジャムが発生した場合には、シート給送装置Cを開放し、下方の開口部J2からジャムシートを除去するようにしている。
しかし、このようにジャムの発生した場所に応じて異なる操作を行うようにした場合、ジャムシートを発見するのに時間を要する。さらに、下方からのジャム処理は視認性が悪く、ジャム処理作業が面倒であり、シート処理性が低い。
なお、特許文献1及び特許文献2の場合はドアユニットを開放することにより、ジャムシートを除去するようにしているが、この場合も、ジャムの発生した場所に応じて異なる操作を行うことから、同様にジャムシートを発見するのに時間を要する。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、シート処理性を高くすることができ、かつ装置本体上方のスペースを小さくすることのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、装置本体に着脱自在に装着される画像形成手段を有する画像形成部と、前記画像形成部にシートを供給する第1のシート給送部と、前記第1のシート給送部から供給されるシートを前記画像形成部に案内するシート搬送通路と、前記シート搬送通路に合流させてシートを前記画像形成部に供給する第2のシート給送部と、前記第2のシート給送部に隣接させて前記装置本体に回動自在に設けられ、前記画像形成手段を前記装置本体に着脱するために開放される扉と、前記第2のシート給送部に一体に設けられ、前記シート搬送通路を構成し、かつ前記扉の開放に連動して回動して前記シート搬送通路を開放する通路部材と、を備え、前記第2のシート給送部は、シートを前記画像形成部に供給し、前記扉が閉じられた際には前記画像形成手段の取り出し方向下流側に位置するシート給送手段を有し、前記扉の開放に連動して前記第2のシート給送部を、前記シート給送手段が前記画像形成手段の着脱を妨げない位置となるように退避させると共に前記第2のシート給送部と一体に前記通路部材を移動させて前記シート搬送通路を開放することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成手段を着脱する際、開放される扉の開放に連動して第2の給送部を画像形成手段の着脱を邪魔しない位置に退避させることにより、装置本体上方のスペースを小さくすることができる。また、扉の開放に連動して通路部材を回動させてシート搬送通路を開放することにより、ジャム等のシート処理性を高くすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例としてレーザビームプリンタの概略構成を示す図である。
図1において、50はレーザビームプリンタ、51はレーザビームプリンタ本体(以下、プリンタ本体という)、52は画像形成部であり、この画像形成部52の下方には第1のシート給送部を構成するシート給送装置Cが配置されている。さらに、プリンタ本体51の側面には、第2の給送部を構成するマルチ手差し給送装置Mが配置されている。
なお、本実施の形態では、手差し給送装置として複数枚のシートをユーザがセットして、最上位のシートから順次給送するマルチ手差し給送装置を説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、シートを1枚ずつセットする一枚手差し給送装置であってもよい。
ここで、画像形成部52は、プリンタ本体51に脱着可能に装着されると共に、感光体ドラム1、帯電ローラ2、現像ローラ3、クリーニング手段4及びトナー収納部5を備えたプロセスカートリッジGにより構成されている。また、画像形成部52は、感光体ドラム1の表面を露光して感光体ドラム上に静電潜像を形成するレーザスキャナSを備えている。
なお、帯電ローラ2は、感光体ドラム1の表面を均一に帯電させる帯電手段であり、現像ローラ3は、レーザスキャナSによって形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像手段である。また、クリーニング手段4は、トナー画像転写後、感光体ドラム1の表面に残ったトナーを除去するものである。
第1のシート給送部を構成するシート給送装置Cはプリンタ本体51の下部に設けられると共に、プリンタ本体51に着脱自在に装着される給紙カセット7と、給紙カセット上のシートPを1枚ずつ給送するシート給送ローラ8aとを備えている。ここで、給紙カセット7は、不図示のバネ等の加圧手段により中板7aを押し上げ、中板7a上に積載されたシートPを給送ローラ8aに圧接させて、両者間に摩擦力が発生するように構成されている。また、この給紙カセット7は押圧バネ8bによって押圧されて給送ローラ8aに圧接している分離パッド8を備えている。
第2のシート給送部を構成するマルチ手差し給送装置Mは、プリンタ本体51の側壁面に回動軸6aを支点として回動可能に取り付けられるシート積載部であるマルチトレイ11とを備えている。また、マルチトレイ11に積載されたシートPを送り出すシート給送部材であるシート給送ローラ12aと、中板12dを備えている。なお、シート給送ローラ12aにはバネ12fにより付勢される支持アーム12cに保持された分離パッド12bが圧接している。また、マルチトレイ11には延長トレイ22が設けられている。
中板12dは上下方向に回動自在に設けられると共に、不図示のカムにより上昇し、マルチトレイ11に積載されたシートPをシート給送ローラ12aに圧接させるようにしている。なお、シート給送ローラ12aが回転することによりシートPが移動を開始すると、中板12dは元の位置に下がり、シートPのシート給送ローラ12aへの圧接を解除するようになっている。これにより、移動を開始したシートPは分離パッド12bにより最上側のみが1枚分離されて送り出される。
また図1において、14aは転写部であり、この転写部14aは、感光体ドラム1と、感光体ドラム1に圧接して転写ニップを形成する転写ローラ14により構成されている。9はシート給送ローラ8aにより送り出されるシートPを反転搬送させるシート搬送路である反転搬送路Qを構成する反転ガイドであり、10a、10bはシートPの搬送をガイドする上ガイド及び下ガイドである。
次に、このように構成されたレーザビームプリンタ50における画像形成動作について説明する。
画像形成動作が開始されると、まず感光体ドラム1は矢印方向に回転し、不図示の高圧電源から給電される帯電ローラ2によって所定の極性、所定の電位に一様に帯電される。そして、表面が帯電された後の感光体ドラム1に対し、レーザスキャナSから画像情報に基づいて反射したレーザ光Lが照射され、これにより感光体ドラム上に静電潜像が形成される。
次に、この静電潜像は、現像ローラ3の回転に伴い適度の帯電を受けたトナーが感光体ドラム1上に供給されて静電潜像に付着することにより現像され、トナー画像として可視化される。
一方、このようなトナー像形成動作に並行してシート給送装置Cにおいては、シート給送ローラ8aによりシートPが送り出される。また、マルチ手差し給送装置Mにおいては、シート給送ローラ12aによりマルチトレイ11に積載されたシートSが給送される。
ここで、給紙カセット7に積載収納されているシートPが給送されると、このシートPはシート給送ローラ12aに圧接する分離パッド8により1枚ずつ分離される。この後、搬送ローラ対23a,23bにより、反転ガイド9と下ガイド10bとの間に形成される反転搬送路Qを搬送されてレジストローラ対13まで搬送される。
また、マルチ手差し給送装置Mにおいて、マルチトレイ11に積載されたシートPが給送されると、このシートPは、まずシート給送ローラ12aに圧接する分離パッド12bにより分離される。この後、上ガイド10aと下ガイド10bとの間に形成される搬送路を搬送されてレジストローラ対13まで搬送される。
次に、このようにシート給送装置C、又はマルチ手差し給送装置Mからレジストローラ対13まで搬送されたシートPは、レジストローラ対13において斜行が補正される。この後、レジストローラ対13によりシートPの先端が、感光体ドラム1の表面に形成されたトナー像の先端と一致するようにタイミングが取られて転写部14aに搬送される。
そして、このように転写部14aに搬送されたシートPには、転写ローラ14により、感光体ドラム1の表面のトナー像が転写される。なお、転写されずに感光体ドラム1上に残った転写残トナーはクリーニング手段4により不図示の廃トナー容器に収納される。そして、表面をクリーニングされた感光体ドラム1は繰り返し次の画像形成プロセスに入る。
次に、トナー像が転写されたシートPは定着装置15に搬送され、この定着装置15において熱及び圧力が印加されてトナー像がシートPに定着される。この後、トナー像が定着されたシートPは、定着装置15のシート搬送下流部に配設された搬送ローラ対16により排紙ローラ対17まで搬送され、排紙ローラ対17によりプリンタ本体51の上部に設けられた排紙部18上に排出される。
ところで、反転搬送路Qの外側のガイドを構成する通路部材である反転ガイド9はプロセスカートリッジGの側方に位置するマルチ手差し給送装置Mのシート給送ローラ12a、分離パッド12b及び支持アーム12cを保持するフレームを兼ねている。また、搬送ローラ対23a,23bの一方の搬送ローラ対23bを保持するフレームを兼ねている。そして、反転ガイド9が設けられているマルチ手差し給送装置Mは回動軸9aを中心にプリンタ本体51に回動可能に取り付けられている。
また、図1において、6はプロセスカートリッジGをプリンタ本体51に着脱自在に装着するための扉であるCRGドアであり、このCRGドア6はマルチトレイ11の回動軸6aを支点としてプリンタ本体51に回動可能に取り付けられている。なお、このプリンタ本体51に回動自在に設けられ、プロセスカートリッジGを着脱する際、開放されるCRGドア6は閉じた状態のときは前カバーを兼ねている。
ここで、CRGドア6の回動軸6aはマルチ手差し給送装置Mの回動軸9aとは別個に設けられているが、反転ガイド9とCRGドア6は不図示のリンクで連結されており、これによりCRGドア6の開閉に伴って反転ガイド9も開閉する機構となっている。
そして、このように構成することにより、図2に示すようにCRGドア6の把手6bを引くことによりCRGドア6とプリンタ本体51との係合を外すと、CRGドア6は回動軸6aを中心に時計回り方向に回動する。また、このとき反転ガイド9は不図示のリンクでCRGドア6に連結されているため矢印b方向に移動する。
ここで、マルチ手差し給送装置MはCRGドア6の回動軸6aとは異なる回動軸9aを中心に回動することから、シート給送ローラ12aは下方回動し、プロセスカートリッジGの側方への移動が可能となる位置に退避する。そして、このようにシート給送ローラ12aが下方回動することにより、プロセスカートリッジGのプリンタ本体51側方への着脱が可能となる。また、このようにシート給送ローラ12aが下方回動することにより、反転搬送路Q上方の空間を広く開放することができ、シート処理が容易になる。
さらに、CRGドア6の操作によってマルチ手差し給送装置Mに一体に設けられている反転ガイド9が移動することにより反転搬送路Qが開放されることから、反転搬送路QがCRGドア6の開口部J1より目視可能となる。また、この後、プロセスカートリッジGを取り外すことにより、転写部14a及び定着装置15もCRGドア6の開口部J1より目視可能となる。
つまり、CRGドア6を開く、或はこの後、プロセスカートリッジGを取り外す動作を行うだけで反転搬送路Q、転写部14a及び定着装置15がCRGドア6の開口部J1より目視可能となり、ジャムシートの発見が容易となる。
また、反転ガイド9が開放されることで搬送ローラ対23a,23bのニップが開放され、CRGドア6の開口部J1からのジャム処理スペースを確保することができ、給紙カセット7を着脱することなく、ジャム処理作業が可能となる。このように、1つのCRGドア6の操作のみでジャム処理作業が可能となる。
このように、CRGドア6の開放に連動し、シート給送ローラ12aをプロセスカートリッジGの側方への移動が可能となる位置に退避させることにより、プリンタ本体51の上方のスペースを小さくするができる。また、CRGドア6の開放に連動して反転ガイド9を回動させて反転搬送路Qを開放することにより、シート処理性を高くすることができる。
つまり、CRGドア6を開放するだけでプロセスカートリッジGの着脱及び反転搬送路Qの開放が同時に可能となり、ジャム箇所の特定やシートの視認性向上によりジャム処理の作業性を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図3は、本実施の形態に係る画像形成装置の一例としてレーザビームプリンタの概略構成を示す図である。なお、本実施の形態にかかるレーザビームプリンタは、シートPの両面に画像を形成することのできる機能を有したものである。また、図3において、図1と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図3において、DはシートPの両面に画像を形成するため、一面に画像が形成されたシートを再度、画像形成部52に搬送するシート再搬送部である両面給送装置である。そして、このような両面給送装置Dを備えたレーザビームプリンタにおいて、シートPの両面に画像を形成する場合、まず給紙カセット7、若しくはマルチトレイ11より給送されたシートPは、レジストローラ対13によって転写部14aに搬送される。
次に、シートPは、この転写部14aを通過する際に感光体ドラム1の表面のトナー像が転写され、この後、定着装置15に搬送される。そして、この定着装置15を通過する際に熱及び圧力が印加されてトナー像が定着される。
次に、このように1面目にトナー画像が定着されたシートPは、搬送ローラ対16及び排紙ローラ対17の順回転により搬送される。この後、シートPの後端が定着装置15を通過すると、搬送ローラ対16及び排紙ローラ対17の所定のタイミングでの逆回転により、シートPは両面給送装置Dの搬送路21に搬送される。
次に、シートPは、搬送路21に設けられた両面搬送ローラ対19にニップされて搬送路21を通過し、再搬送通路である再給紙パスRへ給送される。このとき、シートPは反転し、表裏がいれかわった向きになっている。なお、この再給紙パスRは、両面給送装置Dから搬送されたシートPの反転案内手段を兼ねた反転ガイド9と、中ガイド10cと、再給紙ガイド10dとにより形成されるものである。
次に、この再給紙パスRで反転したシートPは、レジストローラ対13まで搬送され、このレジストローラ対13において斜行が補正された後、レジストローラ対13により転写部14aに搬送される。そして、このように転写部14aに搬送されたシートPには、転写ローラ14により感光体ドラム1の表面のトナー像が転写され、この後、定着装置15に搬送され、この定着装置15において熱及び圧力が印加されてトナー像がシートPに定着される。
次に、このようにトナー像が定着されたシートPは、搬送ローラ対16により排紙ローラ対17まで搬送され、排紙ローラ対17により排紙部18上に排出される。
次に、このような構成のレーザビームプリンタ50のジャム処理について説明する。
プリンタ本体51内にジャムが発生すると、まず図3に示すCRGドア6の把手6bを引いてCRGドア6とプリンタ本体51との係合を外する。これにより、CRGドア6は図4に示すように回動軸6aを中心に時計回り方向に回動する。このとき、マルチ手差し給送装置Mは不図示のリンクによりCRGドア6に連結されているため図4に示す矢印b方向に移動する。
ここで、マルチ手差し給送装置MはCRGドア6の回動軸6aとは異なる回動軸9aを中心に回動することから、図5に示すようにシート給送ローラ12aが矢印cに示すようにプロセスカートリッジGの側方への移動が可能となる位置へ下方回動する。そして、このようにシート給送ローラ12aが下方回動することにより、プロセスカートリッジGは矢印dに示すようにプリンタ本体51側方への着脱が可能となる。
また、このCRGドア6の操作によってマルチ手差し給送装置Mが移動することにより、図4に示すように、反転ガイド9が回動して給紙カセット7からの反転搬送路Qのみならず両面給送装置Dからの再給紙パスRも開放される。これにより、反転搬送路Q及び再給紙パスRがCRGドア6の開口部J1より目視可能となる。また、この後、プロセスカートリッジGを取り外すことにより、転写部14a及び定着装置15もCRGドア6の開口部J1より目視可能となる。
つまり、CRGドア6を開く、或はこの後、プロセスカートリッジGを取り外す動作を行うだけで反転搬送路Q、再給紙パスR、転写部14a及び定着装置15がCRGドア6の開口部J1より目視可能となり、ジャムシートの発見が容易となる。
また、反転ガイド9が開放されることで搬送ローラ対23a,23bのニップが開放され、CRGドア6の開口部J1からのジャム処理スペースを確保することができ、給紙カセット7を着脱することなく、ジャム処理作業が可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例としてレーザビームプリンタの概略構成を示す図。 上記レーザビームプリンタのCRGドアを開放したときの状態を示す図。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の一例としてレーザビームプリンタの概略構成を示す図。 上記レーザビームプリンタのCRGドアを開放したときの状態を示す図。 上記レーザビームプリンタのCRGドアを開放した後、プロセスカートリッジを取り外すときの状態を示す図。 従来の画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図。 従来のレーザビームプリンタのプロセスカートリッジを取り外すときの状態を示す図。
符号の説明
6 CRGドア
6a 回動軸
9 反転ガイド
9a 回動軸
11 マルチトレイ
12a シート給送ローラ
50 レーザビームプリンタ
51 レーザビームプリンタ本体
52 画像形成部
C シート給送装置
D 両面給送装置
G プロセスカートリッジ
M マルチ手差し給送装置
P シート
Q 反転搬送路
R 再給紙パス

Claims (4)

  1. 装置本体に着脱自在に装着される画像形成手段を有する画像形成部と、
    前記画像形成部にシートを供給する第1のシート給送部と、
    前記第1のシート給送部から供給されるシートを前記画像形成部に案内するシート搬送通路と、
    前記シート搬送通路に合流させてシートを前記画像形成部に供給する第2のシート給送部と
    記第2のシート給送部に隣接させて前記装置本体に回動自在に設けられ、前記画像形成手段を前記装置本体に着脱するために開放される扉と、
    前記第2のシート給送部に一体に設けられ、前記シート搬送通路を構成し、かつ前記扉の開放に連動して回動して前記シート搬送通路を開放する通路部材と、を備え、
    前記第2のシート給送部は、シートを前記画像形成部に供給し、前記扉が閉じられた際には前記画像形成手段の取り出し方向下流側に位置するシート給送手段を有し、前記扉の開放に連動して前記第2のシート給送部を、前記シート給送手段が前記画像形成手段の着脱を妨げない位置となるように退避させると共に前記第2のシート給送部と一体に前記通路部材を移動させて前記シート搬送通路を開放することを特徴とする画像形成装置。
  2. 一面に画像が形成されたシートを再度、前記画像形成部に搬送するシート再搬送部を備え、
    前記通路部材は、前記シート再搬送部からのシートを再度前記画像形成部に搬送する再搬送通路を構成し、かつ前記扉の開放に連動して前記第2のシート給送部が退避することにより前記再搬送通路を開放することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第2のシート給送部は、前記装置本体の側面に回動自在に設けられたシート積載部と、前記シート積載部に積載されたシートを給送する前記シート給送手段とを有する手差し給紙部であり、
    前記扉は前記シート積載部と同軸上に回動自在に設けられ、該シート積載部と一体に回動することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記シート搬送通路に配された搬送ローラ対の一方を前記通路部材に設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
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