JPH11143336A - 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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JPH11143336A
JPH11143336A JP9322235A JP32223597A JPH11143336A JP H11143336 A JPH11143336 A JP H11143336A JP 9322235 A JP9322235 A JP 9322235A JP 32223597 A JP32223597 A JP 32223597A JP H11143336 A JPH11143336 A JP H11143336A
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process cartridge
image forming
opening
cartridge
forming apparatus
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JP9322235A
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Kiyoharu Yoshioka
清春 吉岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手差し給紙のための開閉部材を開いてもプロ
セスカートリッジを外光などから保護することのできる
電子写真画像形成装置及び該電子写真画像形成装置に着
脱可能なプロセスカートリッジを提供すること。 【解決手段】 記録媒体を載置するために開閉可能な第
2の開閉部材101を開いた際にプロセスカートリッジ
11が露出する部分を覆うための保護部材202を前記
プロセスカートリッジ11を着脱するために開閉可能な
第1の開閉部材200に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセスカートリ
ッジを着脱可能な電子写真画像形成装置及び該電子写真
画像形成装置の電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
プロセスカートリッジに関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成プロセスを用いて、記録媒体に画像を形成
するものである。そして、電子写真画像形成装置として
は、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザ
ービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ
装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】ここで、プロセスカートリッジは、使用者
自身によって電子写真画像形成装置本体に対する着脱を
行うことができるから、電子写真画像形成装置本体のメ
ンテナンスを容易に行うことができる。
【0004】
【従来の技術】従来より、電子写真複写機等の電子写真
画像形成装置においては、その使用が長時間に及ぶと、
電子写真感光体ドラムの交換、現像器の交換、または現
像剤であるトナーの補給、帯電器の清掃、廃トナーが溜
まったクリーニング容器の交換、その他、電子写真感光
体ドラム周りの調整が必要であった。
【0005】そこで、従来、電子写真画像形成プロセス
を用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感
光体ドラム及びそれに作用するプロセス手段を一体的に
カートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像
形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方
式が採用されている。この方式によれば、電子写真画像
形成装置のメンテナンスをユーザー自身で行うことがで
きるので、格段に操作性を向上させることができた。そ
こで、このプロセスカートリッジ方式は電子写真画像形
成装置において広く用いられている。
【0006】このような電子写真画像形成装置において
は、プロセスカートリッジの着脱のための開閉ドアと、
手差し給紙のための手差しドアと、を画像形成装置本体
に隣り合わせに設けることにより、ユーザーによるプロ
セスカートリッジの着脱操作性及び手差し給紙操作性の
簡易化を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
を更に発展させたものであり、その主要な目的は、装置
本体内へ給送するための記録媒体を載置するために開閉
部材を開いてもプロセスカートリッジを外光や人為的に
接触して装着位置がずれてしまうなどから保護すること
のできる電子写真画像形成装置及び該電子写真画像形成
装置に着脱可能なプロセスカートリッジを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の構成を
特徴とする電子写真画像形成装置及び該電子写真画像形
成装置に着脱可能なプロセスカートリッジである。
【0009】〔1〕:電子写真感光体と前記電子写真感
光体に作用するプロセス手段とを有するプロセスカート
リッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成する
ための電子写真画像形成装置において、前記プロセスカ
ートリッジを着脱するために開閉可能な第1の開閉部材
と、前記記録媒体を載置するために開閉可能な第2の開
閉部材と、を有し、前記第2の開閉部材を開いた際に前
記プロセスカートリッジが露出する部分を覆うための保
護部材を前記第1の開閉部材の内側に設けたことを特徴
とする電子写真画像形成装置。
【0010】〔2〕:前記第1の開閉部材を閉じた状態
で、前記プロセスカートリッジの握手部としての凹部に
隙間をもって係合する係合部材を前記第1の開閉部材に
設けたことを特徴とする上記〔1〕の電子写真画像形成
装置。
【0011】〔3〕:前記保護部材は前記第1の開閉部
材に一体に成形された保護プレートであることを特徴と
する上記〔1〕又は〔2〕の電子写真画像形成装置。
【0012】〔4〕:前記保護部材としての保護プレー
トはリブを有して前記第1の開閉部材に一体に成形され
ていることを特徴とする上記〔3〕の電子写真画像形成
装置。
【0013】〔5〕:前記係合部材は前記第1の開閉部
材に一体に成形された補強プレートとリブとを有する上
記〔1〕乃至〔4〕の何れかの電子写真画像形成装置。
【0014】〔6〕:電子写真画像形成装置に着脱可能
なプロセスカートリッジであり、前記電子写真画像形成
装置が上記〔1〕乃至〔5〕の何れかの電子写真画像形
成装置であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
【0015】〔7〕:前記プロセスカートリッジとは、
前記プロセス手段としての少なくとも帯電手段、クリー
ニング手段、現像手段のいずれか一つと、電子写真感光
体と、を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
を電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするこ
とを特徴とする上記〔6〕のプロセスカートリッジ。
【0016】〔8〕:前記プロセスカートリッジとは、
少なくとも前記プロセス手段としての現像手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化して、電子写真画
像形成装置本体に着脱可能とすることを特徴とする上記
〔6〕のプロセスカートリッジ。
【0017】〔作用〕上記〔1〕の電子写真画像形成装
置は、記録媒体を載置するために開閉可能な第2の開閉
部材を開いた状態で第1の開閉部材に設けた保護部材が
プロセスカートリッジが露出する部分を覆って外光や人
為的に接触して装着位置がずれてしまうなどからプロセ
スカートリッジを保護する。
【0018】上記〔1〕の電子写真画像形成装置に着脱
可能なプロセスカートリッジは、電子写真画像形成装置
に装着された状態で電子写真感光体が前記保護手段によ
り外光などから保護される。
【0019】
【発明の実施の形態】〔発明の実施の形態の説明〕次に
本発明に係る実施の形態を図面を参照して説明する。電
子写真画像形成装置の実施の形態としてレーザービーム
プリンタについて説明する。以下の説明で各部材につい
てプロセスカートリッジの電子写真画像形成装置へ着脱
する方向に交叉する水平方向を長手方向というものとす
る。
【0020】以下に電子写真画像形成装置及びこれに着
脱可能なプロセスカートリッジについて、図1乃至図9
を参照して説明する。
【0021】I.電子写真画像形成装置の全体構成 この電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置とい
う。)は、図1に示すように、給紙ローラ2によって給
紙された記録紙1が搬送ローラ対3、および4、および
レジストローラ5によって搬送され、電子写真感光体と
しての感光体ドラム6と転写手段としての転写ローラ7
とに挟持されてトナー像が転写される。そして、定着ユ
ニット8にて熱定着された後に排紙ローラ9によって、
排紙トレー10上に排紙される。11は感光体ドラム6
を保持したプロセスカートリッジとしてのプロセスユニ
ット(以下、プロセスカートリッジという。)であり、
握手部としての凹部12が形成されている。13は光学
ユニットであり画像情報に従って、レーザ光を感光体ド
ラム6上に照射する。この光学ユニット13は、光源で
あるレーザーダイオード、ポリゴンミラー、レンズ及び
反射ミラー(何れも図示せず)から構成されている。
【0022】前記画像形成装置を更に詳しく説明すれ
ば、光学ユニット13から画像情報に基づいた情報光を
ドラム形状の感光体ドラム6へ照射して該感光体ドラム
6に潜像を形成し、この潜像を現像剤(以下、トナーと
いう。)で現像してトナー像を形成する。そして前記ト
ナー像の形成と同期して、記録媒体である記録紙1を給
紙カセット1aからピックアップローラである給紙ロー
ラ2で一枚ずつ分離給紙すると共に、搬送ローラ対3,
4、レジストローラ5等からなる搬送手段15で搬送
し、且つプロセスカートリッジ11としてカートリッジ
化された前記電子写真感光体である感光体ドラム6に形
成したトナー像を転写手段としての転写ローラ7に電圧
印加することによって記録紙1に転写し、その記録紙1
を搬送ガイド部材14を介して定着手段である定着ユニ
ット8へと搬送する。この定着ユニット8は駆動ローラ
8aと、ヒータ8bを内蔵すると共に支持体5cによっ
て回転可能に支持された筒状シートで構成した定着回転
体8dからなり、通過する記録紙1に熱及び圧力を印加
して転写トナー像を定着する。そしてこの記録紙1を排
出ローラ対9で搬送し、反転搬送経路を通して排紙トレ
ー10上に排紙される。なお、搬送手段15は、搬送ガ
イド部材14及び排出ローラ対9を含む。
【0023】図1において、101は装置本体Aの正面
の一部(正面の上部側)に設けられて記録用紙などの後
述する記録媒体を載置するために開閉可能な第2の開閉
部材としての手差し給紙のための手差しドア(第2の開
閉部材)、102は手差しドア101の手差しトレーで
あり、それぞれ電子写真画像形成装置本体(以下、装置
本体という。)Aに支軸103および104を中心に回
転自在に取り付けられている。そして、手差しドア10
1の溝105に対して、手差しトレー102の軸106
が係合していて、手差しドア101の開閉時に溝105
に沿って軸106が移動して、溝106端(溝106の
下端)に突き当たった位置まで手差しドア101が開く
ようになっている(図2参照)。107は紙幅押さえで
あり、操作者により記録紙1の幅に合わせられる。10
8は延長トレーであり、操作者により引き出して使われ
る。21は前フレームであり、矢印22の方向にプロセ
スカートリッジ11を引き出す際に操作の邪魔にならな
い高さになっている。200は装置本体Aの天面の一部
(天面の左側)に設けられてプロセスカートリッジ11
を着脱するために開閉可能な第1の開閉部材としての開
閉ドアであり、支点201を中心に回転可能に装置本体
Aに取り付けられている。即ち、本実施の形態では、前
記開閉ドア200と手差しドア101は、装置本体Aの
天面と正面で隣り合って設けられている。
【0024】また本実施の形態に係る画像形成装置は、
前記開閉ドア200を開くと、プロセスカートリッジ1
1を装着するためのカートリッジ装着スペースSが表れ
るように構成してある(図3参照)。ここでプロセスカ
ートリッジ11は手でつかんでカートリッジ装着スペー
スSに対し着脱される。また前記手差しドア101を開
くと、手差しドア101による手差し給紙が可能となる
他、手差し給紙ユニット24(例えば封筒専用手差し給
紙ユニット)を給紙口23に装着できるように構成して
ある(図2参照)。ここで手差し給紙ユニット24はプ
ロセスカートリッジ11に向かう紙搬送路を追加するも
のであり、手でつかんで給紙口23に対し着脱される。
手差しドア101により手差し給紙を行う場合、図2に
示すように、手差しドア101が開かれ、延長トレー1
08が引き出されて、手差しトレー102及び延長トレ
ー108上に載置した記録用紙20が給紙ローラ109
によりレジストローラ5に給紙される。また、手差し給
紙ユニット24により手差し給紙を行う場合、図2に示
すように、手差しドア101が開かれ、手差し給紙ユニ
ット24の例えば封筒などの記録用紙(図示せず)が給
紙口23を介して給紙ローラ24aによりレジストロー
ラ5に給紙される。
【0025】II.プロセスカートリッジの構成 一方、前記プロセスカートリッジ11は、電子写真感光
体と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものであ
る。ここでプロセス手段としては、例えば電子写真感光
体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に形成された
潜像を現像するための現像手段、電子写真感光体表面に
残留するトナーをクリーニングするクリーニング手段等
がある。
【0026】本実施の形態のプロセスカートリッジ11
は、図6に示すように、感光層を有する電子写真感光体
である感光体ドラム6を回転し、帯電手段である帯電ロ
ーラ30へ電圧印加して前記感光体ドラム6の表面を一
様に帯電し、この帯電した感光体ドラム6に対して前記
光学ユニット(図1参照)13からの光像を開口部31
を介して露光して潜像を形成し、該潜像を現像手段32
によって現像するように構成している。
【0027】現像手段32は、現像剤収納容器のトナー
収納部32a内のトナーを送り手段である回転可能な第
1送り部材32b1及び第2送り部材32b2で送り出
し、固定磁石32cを内蔵した現像回転体である現像ロ
ーラ32dを回転させると共に、現像ブレード32eに
よって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ3
2dの表面に形成し、そのトナーを前記潜像に応じて感
光体ドラム6へ転移させることによってトナー像を形成
して可視像化するものである。
【0028】そして転写ローラ7(図1参照)に前記ト
ナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録紙1に
転移した後は、クリーニングブレード33aによって感
光体ドラム6に残留したトナーを掻き落とすと共に、ス
クイシート33bによってすくい取り、廃トナー収納部
33cへ集めるクリーニング手段33によって感光体ド
ラム6上の残留トナーを除去するように構成している。
【0029】感光体ドラム6の転写ローラ7との接触部
はカートリッジ枠体に開口部を有し、この開口部をシャ
ッタ34で閉じるようになっている。このシャッタ34
はカートリッジ枠体を固定節とする四節連鎖機構であっ
て、シャッタ34はリンク部材35と他のリンクである
アーム部材(不図示)によって支持されている。
【0030】尚、前記感光体ドラム6等の各プロセス手
段は、一体の現像枠体36aと現像下枠36b及び一体
的としたトナー収納部32aと蓋部材36cを溶着して
一体化した現像枠体36と、クリーニング容器であるク
リーニング枠体37と、を結合して構成したカートリッ
ジ枠体に収納してカートリッジ化され、装置本体Aに設
けたカートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着され
る。
【0031】本実施の形態に係るプロセスカートリッジ
11は、前述したように、トナー枠体であるトナー収納
部32a、現像上枠36a及び現像下枠36bを一体化
した現像枠体36とクリーニング枠体37とを結合して
ハウジングを構成しているが、次にその構成について説
明する。
【0032】図6に示すように、トナー収納部32aに
はトナー送り部材32b2を回転可能に取り付けてあ
る。また現像下枠36bには現像ローラ32d及び現像
ブレード32eを取り付け、更に現像ローラ32dの近
傍には現像室内のトナーを循環させるトナー送り部材3
2b1を回転可能に取り付けてある。また、現像下枠3
6bには図6に示すように現像ローラ32dの長手方向
と対向して、前記現像ローラ32dと略平行にアンテナ
棒32gが取り付けられている。そしてトナー収納部3
2aに蓋部材36cを溶着したトナー枠体32aと現像
上枠36aと現像下枠36bからなる現像枠体36を溶
着(本実施の形態では超音波溶着)して一体的な現像ユ
ニットDを構成している。
【0033】また、クリーニング枠体37には感光体ド
ラム6、帯電ローラ8及びクリーニング手段33の各部
材を取り付けてクリーニングユニットCを構成してい
る。
【0034】そして、上記現像ユニットDと上記クリー
ニングユニットCを丸いピンの軸部材39によって互い
に回動可能に結合することによってプロセスカートリッ
ジ11を構成する。即ち、同図に示すように、現像枠体
36の長手方向(現像ローラ32dの軸線方向)両側に
形成したアーム部40の先端には現像ローラ32dに平
行に丸い形状の回動穴41が設けてある。一方、クリー
ニング枠体37の長手方向両側2箇所には前記アーム部
40を進入するための凹部42が設けてある。この凹部
42に前記アーム部40を挿入し、軸部材39をクリー
ニング枠体37の長手方向の外側から挿入し、アーム部
40端の回動穴41に嵌入させ、クリーニング枠体37
の圧入部(不図示)へ圧入することにより、現像ユニッ
トDとクリーニッグユニットCは軸部材39を中心に回
動可能に結合される。このときアーム部40の根元に立
設した図示しないダボに挿入して取り付けられた圧縮コ
イルばね43がクリーニング枠体37の凹部42の上壁
42aに当りこの圧縮コイルばね43によって現像枠体
36(36a,36b)を下方へ付勢することにより、
現像ローラ32dを感光体ドラム6へ確実に押し付け
る。現像ローラ36dの長手方向両端に現像ローラ36
dよりも大径のスペーサコロ(不図示)を取り付けるこ
とにより、このスペーサコロが感光体ドラム6に押し付
けられ、感光体ドラム6と現像ローラ36dとが一定間
隔(約300μm程度)をもって対向する。したがっ
て、現像ユニットDとクリーニングユニットCは軸部材
39を中心にして互いに回動可能であり、そこで、圧縮
コイルばね43の弾性力によって、感光体ドラム6の周
面と、現像ローラ32dの周面の位置関係を保持するこ
とができる。
【0035】III.装置本体とプロセスカートリッジ
の着脱構成 次に前記プロセスカートリッジ11を装置本体Aに対し
て着脱するための構成について説明する。
【0036】プロセスカートリッジ11の着脱は図3に
示すように、開閉ドア200を開いて行う。カートリッ
ジ装着手段は、支点201(図1参照)を中心にして開
閉ドア200を開くと、図7及び図8に示すように、装
置本体Aのカートリッジ装着スペースSの左右両側面に
前下がりであって、下方へ膨出する湾曲形状(本実施の
形態では略円弧形状)に形成したガイドレール50が設
けてあり、その上方にはガイド部材51が取り付けてあ
る。更に前記ガイドレール50の入口側にはプロセスカ
ートリッジ11のシャッタ34を開閉するために設けた
リンク部材35の突出部35b(図9参照)が係合する
引掛け部として第1傾斜面50aとこれに続いて前記第
1傾斜面50aよりも大きな傾斜の第2傾斜面50bが
形成してある。
【0037】一方、ガイドレール50に対応してプロセ
スカートリッジ11の長手方向両側面にはガイドレール
50に沿ってガイドされるガイド部が形成してある。こ
のガイド部は、カートリッジ枠体の長手方向両外側面の
略左右対象位置から突出するように構成したものであ
り、図9に示すように、第1ガイド部となるボス45a
と、第2ガイド部となるリブ45bを一体化して構成し
ている。及び長手方向反対側面においても図示せざるガ
イド部が同様にカートリッジ枠体に設けてある。前記ボ
ス45aは感光体ドラム6の回転軸の延長線上に位置
し、リブ45bは前記ボス45aから連続してプロセス
カートリッジ11の挿入方向から見て後方にガイドレー
ル50の形状に合わせて下方へ膨出した湾曲形状(本実
施の形態では略円弧形状)で延設している。
【0038】上記構成において、プロセスカートリッジ
11を装着する場合には、図9に示すボス45a及びリ
ブ45bをガイドレール50に沿わせてプロセスカート
リッジ11の先端を装置本体Aの光学ユニット13の下
に潜り込ませるように挿入する。ガイドレール50は略
円弧状に形成してあると共に、その上方にあるガイド部
材51もこれに倣った形状をしており、且つプロセスカ
ートリッジ11のリブ45bも同様な略円弧状であるた
め、挿入するに従ってプロセスカートリッジ11は略水
平になる。更にプロセスカートリッジ11を押し込む
と、装置本体Aに設けた突当部材(図示せず)がクリー
ニング枠体37の先端の両端部付近に設けた当接面(図
示せず)に当接し、次にプロセスカートリッジ11のボ
ス45aがガイドレール50の終端に形成した図8に示
す受け凹部50cに落ち込む。これにより、感光体ドラ
ム6の側端に固着したドラムギア(不図示)に一体的に
設けた図9に示す駆動伝達部44と装置本体A側の図8
に示す駆動伝達手段53とが連結する。尚、プロセスカ
ートリッジ11が上記のように装着されると同時に、シ
ャッタ34を支持するリンク部材35の突出部35bが
第1、第2の傾斜面50a,50bに進入を制限されて
シャッタ34が開く。
【0039】このようにして装置本体Aに装着されたプ
ロセスカートリッジ11は、装置本体A側のメインモー
タ(図示せず)の駆動が駆動伝達手段53を介して駆動
伝達部44に伝達されて感光体ドラム6が回転し、該感
光体ドラム6の回転をギア列を内蔵する現像部駆動伝達
ユニット(図示せず)が受けて現像ローラ32d、第1
送り部材32b1及び第2送り部材32b2が回転す
る。
【0040】IV.装置本体とプロセスカートリッジの
電気接点の構成 次に、前記プロセスカートリッジ11を装置本体Aに装
着したときに、両者を電気的に接続するための接点の接
続と配置について説明する。
【0041】プロセスカートリッジ11には、複数の電
気接点(不図示)が設けてある。即ち、1)感光体ドラ
ム6を装置本体Aとの間でアースするために、該感光体
ドラム6と電気的に接続した導電性アース接点、2)帯
電ローラ7へ装置本体Aから帯電バイアスを印加するた
めに、帯電ローラ32cの軸(不図示)と電気的に接続
した導電性帯電バイアス接点、3)現像ローラ32dに
装置本体Aから現像バイアスを印加するために、現像ロ
ーラ32dと電気的に接続した導電性現像バイアス接
点、4)トナー残量を検出するために、アンテア棒32
gと電気的に接続した導電性トナー残量検出接点、の4
個の接点がカートリッジ枠体側面と底面から露出するよ
うに設けてある。そして、前記4個の接点は、プロセス
カートリッジ11の装着方向から見て全てカートリッジ
枠体の左側の側面及び底面に、各接点が電気的にリーク
しない距離を隔てて設けられている。なお、アース接点
は棒状に形成されて感光体ドラム6内に出没可能に弾装
されており、帯電バイアス接点はクリーニングユニット
Cのクリーニング枠体37に設けられており、また、現
像バイアス接点及びトナー残量検出接点は現像枠体36
に設けられている。また、トナー残量検出接点は、プロ
セスカートリッジ11が装置本体Aに装着されたことを
装置本体Aに検出させるための、プロセスカートリッジ
有無検出接点を兼ねる。
【0042】一方、装置本体Aのカートリッジ装着スペ
ースSの一方側の内側面には、図8に示すように、前記
プロセスカートリッジ11を装着したときに、前記各接
点に接続し得る4個の接点部材(アース接点と電気的に
接続するアース接点部材、帯電バイアス接点と電気的に
接続する帯電接点部材、現像バイアス接点と電気的に接
続する現像バイアス接点部材、トナー残量検出接点と電
気的に接続するトナー検出接点部材)が設けある。
【0043】アース接点部材は図8に示すガイドレール
50の底に配した駆動伝達手段53の穴部53a内に設
けられて、該穴部53aにアース接点が入り込むことで
電気的に接続する。また、図8に示す帯電接点部材12
4、現像バイアス接点部材125、トナー検出接点12
6はガイドレール50の下方においてガイドレール50
外でガイドレール50の傍のカートリッジ装着スペース
Sの片側の壁面下に上方に向けて設けられ、プロセスカ
ートリッジ11を装着すると、該プロセスカートリッジ
11の帯電バイアス接点、現像バイアス接点、トナー残
量検出接点のそれぞれに電気的に接触する。
【0044】なお、トナー残量の検出は以下のようにし
て行われる。即ち、アンテナ棒32gと現像ローラ32
dとの間の静電容量は両者間に存在するトナー量によっ
て変化する。そこで、この静電容量の変化を電位差変化
して、装置本体Aのトナー検出接点部材と電気的につな
がっている制御部(図示せず)によって検出することに
より、トナー残量を検出するものである。
【0045】ここで前記トナー残量とは、現像ローラ3
2dとアンテナ棒32gの間に存在するトナー量が、所
定の静電容量を生ずるトナー量である。これによって、
トナー収納部32a内のトナー残量が、所定の量となっ
たことを検出できる。そこで、装置本体Aに設けた前記
制御部によって、前記トナー残量検出接点を介して静電
容量が第一の所定値になったことを検出し、トナー収納
部32a内のトナー残量が所定の量となったことを判別
する。装置本体Aは、静電容量が前記第一の所定の値に
なったことを検出すると、プロセスカートリッジ11の
交換報知を行う(例えば、ランプの点滅、ブザーによる
音の発生)。また、前記制御部は、前記静電容量が前記
第一の所定の値よりも小さい所定の値を検出することに
よって、プロセスカートリッジ11が装置本体Aに装着
されたことを検出する。また、制御部は、プロセスカー
トリッジ11が装着されたことを検出しなければ、装置
本体AAの画像形成動作を開始させない。即ち、装置本
体Aの画像形成動作を開始させない。
【0046】なおプロセスカートリッジ未装着の報知を
行っても良い(例えば、ランプの点滅等)。
【0047】V.手差しドア開状態でのプロセスカート
リッジの保護対策 ところで、本実施の形態に係る画像形成装置は、前述し
たように、開閉ドア200と手差しドア101が装置本
体Aに天面と正面で隣り合って設けてあるので、ユーザ
ーによるプロセスカートリッジ11の着脱操作及び手差
し給紙操作を簡易に行うことができるが、手差しドア1
01を開けると、手差しドア101を開けることで形成
される開口から外光がカートリッジ装着スペースS内に
入り込み、プロセスカートリッジ11の感光体ドラム6
に達して感光体ドラム6を劣化させる恐れがある。ま
た、手差しドア101による手差し給紙の際に、あるい
は手差し給紙ユニット24の着脱操作の際に、不用意に
手が上記開口からカートリッジ装着スペースSの中に入
ってプロセスカートリッジ11を触ってしまう可能性が
ある。
【0048】そこで、本実施の形態では、図1乃至4に
示すように、手差しドア101を開操作した際に形成さ
れる図2に示す開口Wからのカートリッジ装着スペース
S内への外光の入り込み、或いは前記開口Wから不用意
に手でプロセスカートリッジ11を触る人為的な接触な
どを防止するため、開閉ドア200の内側である裏面に
保護プレート(保護部材)202を一体に設けることに
よって、プロセスカートリッジ11を保護している。
【0049】前記保護プレート202は、プロセスカー
トリッジ11の長手方向に延びる平板状に形成され、開
閉ドア200を閉じた際に、装置本体Aの前フレーム2
1と対になって、カートリッジ装着スペースSを覆うよ
うに形成されている(図1参照)。また保護プレート2
02は、プロセスカートリッジ11の長手方向に沿って
開閉ドア200の裏面に並設された複数のリブ203お
よび206により補強されている(図4参照)。これら
のリブ203および206は、図1に示すプロセスカー
トリッジ11の装着方向22と直交する短手方向(図1
の左右方向)へ突出して、保護プレート202のみなら
ず該保護プレート202を備える開閉ドア200の先端
側をも補強している。
【0050】また前記開閉ドア200には、開閉ドア2
00の剛性アップのための補強プレート204が内側で
ある裏面に一体に設けられている。この補強プレート2
04は、プロセスカートリッジ11の長手方向に延びる
平板状に形成されており、プロセスカートリッジ11の
装着方向22と直交する短手方向(図1の左右方向)へ
突出するリブ205により補強されている。これらの補
強プレート204及びリブ205は、開閉ドア200を
閉じた際に、プロセスカートリッジ11の握手部である
凹部12に隙間をもって係合する形状に形成してある。
即ち、前記補強プレート204及びリブ205は、開閉
ドア200を閉じた際にプロセスカートリッジ11の握
手部である凹部12に隙間をもって係合する係合部材を
構成している。
【0051】しかして、図2に示すように、開閉ドア2
00を閉じた状態で手差しドア101が開かれても、前
フレーム21上の開口Wが開閉ドア200の保護プレー
ト202で遮蔽されているので、手差しドア101を開
操作した際に形成される上記開口Wからのカートリッジ
装着スペースS内への外光を前記保護プレート202に
より遮光することができる。従って、プロセスカートリ
ッジ11を外光から保護することができ、外光による感
光体ドラム6の劣化を防止できる。
【0052】また、上記開口Wが前記開閉ドア200の
保護プレート202で遮蔽されているので、手差しドア
101による手差し給紙の際に、あるいは手差し給紙ユ
ニット24を着脱操作する際に、不用意に手がカートリ
ッジ装着スペースSに入ることを防止することができ
る。これにより、プロセスカートリッジ11が手で触ら
れることに起因して生ずる画像の乱れ、あるいは装置本
体Aの上記各接点部材(アース接点部材、帯電接点部
材、現像バイアス接点部材、トナー検出接点部材)に対
するプロセスカートリッジ11の上記各接点(アース接
点、帯電バイアス接点、現像バイアス接点、トナー残量
検出接点)の位置ずれなどを防止することができる。即
ち、プロセスカートリッジ11を人為的に接触して装着
位置がずれてしまうことを防止することができる。
【0053】本実施の形態では、前記開閉ドア200に
保護プレート202を設けるに当たり、装置本体Aの正
面の一部を構成する前フレーム21を下記の如く形成し
てある。即ち、図3に示すように、前フレーム21の高
さが低めに抑えられていて、開閉ドア200を開いた状
態でカートリッジ装着スペースSのカートリッジ装着開
口部を大きく取れるようにしている。このように前フレ
ーム21の高さを低く抑えることで、図3及び図4に示
すように、カートリッジ装着スペースSのカートリッジ
装着開口部を大きく取れるので、開閉ドア200を開い
てプロセスカートリッジ11をつかむ際に、プロセスカ
ートリッジ11の握手部としての凹部12の視認性が格
段に向上して、プロセスカートリッジ11の装置本体A
への装着操作をより簡易に行うことができる。なお、握
手部としての凹部12は図4に示すようにプロセスカー
トリッジ11の長手方向で現像枠体36の蓋部材36c
の中央付近に設けられており、この凹部12には開閉ド
ア200を閉めた状態で上記補強プレート204および
リブ205が隙間をもって嵌まり込む。また、前フレー
ム21の高さを低く抑えることで、図5に示すように、
プロセスカートリッジ11の着脱の軌跡24に対して前
フレーム21は十分離れていることから、プロセスカー
トリッジ11の装置本体Aからの取り外し操作の妨げに
ならず、よって、プロセスカートリッジ11の装置本体
Aからの取り外し操作をより簡易に行うことができる。
【0054】このように装置本体Aの正面側のカバーで
ある手差しドア101が開けられた状態でも、保護プレ
ート202と前フレーム21とが対になっていて、外光
を遮断(遮光)したり、カートリッジ装着スペースSへ
の手の侵入を阻止したりすることができるので、外光が
カートリッジ装着スペースS内へ入り込んで感光体ドラ
ム6が劣化することによる画像の乱れを防止できる上、
不用意に手がカートリッジ装着スペースSの中に入って
プロセスカートリッジ11を触ってしまうことによる画
像の乱れ、あるいは、プロセスカートリッジ11と本体
装置Aとの各電気接点の位置ずれなどを好適に防止する
ことができる。
【0055】即ち、本実施の形態では、カートリッジ着
脱の開口(カートリッジ装着開口部)を大きく取り、開
閉ドア200から保護面(保護プレート202)を大き
く延ばしてカートリッジ装着スペースSを覆うことで、
開閉ドア200を開けた際の開口が大きく、カートリッ
ジ着脱の操作性が良く、手差しドア101を開いた状態
でもカートリッジエリア(カートリッジ装着スペース
S)が保護プレート202によりガードされていて、カ
ートリッジエリアに外光が入ったり、カートリッジエリ
ア内のプロセスカートリッジ11を不用意に手で触った
りするようなことを防止することができる。また、プロ
セスカートリッジ11の手掛け部(握手部)としての凹
部12に合わせて開閉ドア200に補強プレート204
およびリブ205を設けることで、開閉ドア200の剛
性を上げている。
【0056】このように、本実施の形態では、装置本体
Aの正面側のカバーである手差しドア101が開けられ
た状態でも、開閉ドア200に設けた保護プレート20
2とこれに対向する装置本体Aの前フレーム21とが対
になっていて、外光を遮断するので、画像形成の際の画
像の乱れを防止できる。また、手差しドア101による
手差し給紙の際に、あるいは手差し給紙ユニット24の
着脱操作の際に、不用意に手がカートリッジ装着スペー
スSの中に入ってプロセスカートリッジ11を触って画
像が乱れる、あるいは、プロセスカートリッジ11と本
体装置Aとの各電気接点の位置がずれるようなことを防
止できる。また、プロセスカートリッジ11の着脱に際
しては前フレーム21が邪魔になることなく良好なカー
トリッジ着脱操作性が提供される。また、保護プレート
202と補強プレート204とにより開閉ドア200が
補強されて剛性が向上し、操作感、質感が良くなる。更
に、これらの保護プレート202と補強プレート204
は開閉ドア200と一体成形されるので、製造コストの
低廉化を図ることができる。
【0057】VI.他の実施の形態 前述した実施の形態で示したプロセスカートリッジ11
は単色画像を形成する場合を例示したが、本発明に係る
プロセスカートリッジは現像手段を複数設け、複数色の
画像(例えば2色画像、3色画像あるいはフルカラー
等)を形成するカートリッジにも好適に適用することが
できる。
【0058】また、電子写真感光体としては、前記感光
体ドラム7に限定されることなく、例えば次のものが含
まれる。先ず感光体としては光導電体が用いられ、光導
電体としては例えばアモルファスシリコン、アモルファ
スセレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(O
PC)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状と
しては、例えばドラム状またはベルト状のものが用いら
れており、例えばドラムタイプの感光体にあっては、ア
ルミ合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着或いは塗工等
を行ったものである。
【0059】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0060】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から知られているタングステンワイヤーの三方周囲に
アルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワイ
ヤーに高電圧を印加することによって生じた正または負
のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの
表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然で
ある。
【0061】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、バッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0062】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング手段としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0063】また、前述したプロセスカートリッジと
は、例えば電子写真感光体及び現像手段と、少なくとも
プロセス手段の1つを備えたものである。従って、その
プロセスカートリッジの態様としては、前述した実施の
形態のもの以外にも、例えば電子写真感光体及び現像手
段と帯電手段とを一体的にカートリッジ化し、画像形成
装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感光体と現像
手段とを一体的にカートリッジ化し、画像形成装置本体
に着脱可能とするもの。電子写真感光体と現像手段とク
リーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、画像形
成装置本体に着脱可能にするもの等がある。
【0064】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、クリーニング手段または現像手段及び電
子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカー
トリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするも
のである。及び帯電手段、クリーニング手段及び現像手
段の少なくとも1つと電子写真感光体とを一体的にカー
トリッジ化して、画像形成装置本体に着脱可能とするも
のである。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体と
を一体的にカートリッジ化して、画像形成装置本体に着
脱可能とするものである。
【0065】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてレーザービームプリンタを例示した
が、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば、電子
写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッ
サ等の電子写真画像形成装置に使用することも当然可能
である。
【0066】また、記録媒体として記録紙を例に挙げて
説明したが、これに限定されずに例えばOHPシート等
のプラスチックシート等であっても良い。
【0067】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の電子写
真画像形成装置によれば、記録媒体を載置するために開
閉可能な第2の開閉部材を開いた際にプロセスカートリ
ッジが露出する部分を覆うための保護部材を前記プロセ
スカートリッジを着脱するための第1の開閉部材に設け
たので、前記第2の開閉部材を開いた状態で前記第1の
開閉部材に設けた保護部材により前記プロセスカートリ
ッジを外光や人為的に接触して装着位置がずれてしまう
などから保護することができる。
【0068】また、本発明のプロセスカートリッジによ
れば、前記電子写真画像形成装置に着脱可能であるの
で、電子写真画像形成装置に装着された状態で電子写真
感光体を外光などから保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の電子写真画像形成装置の縦断面
図である。
【図2】手差しドアを開いた状態を示す同電子写真画像
形成装置の縦断面図である。
【図3】手差しドアと開閉ドアを開いた状態を示す同電
子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図4】開閉ドアを開いた状態を示す同電子写真画像形
成装置の斜視図である。
【図5】プロセスカートリッジの着脱の軌跡と前フレー
ムとの位置関係を示す説明図である。
【図6】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図7】電子写真画像形成装置本体のプロセスカートリ
ッジの装着部の外観斜視図である。
【図8】電子写真画像形成装置本体のプロセスカートリ
ッジの装着部の外観斜視図である。
【図9】プロセスカートリッジの左外側側面の外観斜視
図である。
【符号の説明】
6 感光体ドラム(電子写真感光体) 11 プロセスカートリッジ 12 握手部としての凹部 30 帯電ローラ(帯電手段) 32 現像手段 33 クリーニング手段 101 手差しドア(第2の開閉部材) 200 開閉ドア(第1の開閉部材) 202 保護プレート(保護部材) 203,206 リブ 204 補強プレート(係合部材) 205 リブ(係合部材) A 電子写真画像形成装置本体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体と前記電子写真感光体に
    作用するプロセス手段とを有するプロセスカートリッジ
    を着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するための
    電子写真画像形成装置において、 前記プロセスカートリッジを着脱するために開閉可能な
    第1の開閉部材と、 前記記録媒体を載置するために開閉可能な第2の開閉部
    材と、を有し、 前記第2の開閉部材を開いた際に前記プロセスカートリ
    ッジが露出する部分を覆うための保護部材を前記第1の
    開閉部材の内側に設けたことを特徴とする電子写真画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の開閉部材を閉じた状態で、前
    記プロセスカートリッジの握手部としての凹部に隙間を
    もって係合する係合部材を前記第1の開閉部材に設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記保護部材は前記第1の開閉部材に一
    体に成形された保護プレートであることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の電子写真画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記保護部材としての保護プレートはリ
    ブを有して前記第1の開閉部材に一体に成形されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子写真画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記係合部材は前記第1の開閉部材に一
    体に成形された補強プレートとリブとを有する請求項1
    乃至4の何れか一項に記載の電子写真画像形成装置。
  6. 【請求項6】 電子写真画像形成装置に着脱可能なプロ
    セスカートリッジであり、前記電子写真画像形成装置が
    請求項1乃至5の何れか一項に記載の電子写真画像形成
    装置であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジとは、前記プ
    ロセス手段としての少なくとも帯電手段、クリーニング
    手段、現像手段のいずれか一つと、電子写真感光体と、
    を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子
    写真画像形成装置本体に対して着脱可能とすることを特
    徴とする請求項6に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジとは、少なく
    とも前記プロセス手段としての現像手段と電子写真感光
    体とを一体的にカートリッジ化して、電子写真画像形成
    装置本体に着脱可能とすることを特徴とする請求項6に
    記載のプロセスカートリッジ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007219179A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Canon Inc 画像形成装置
JP2009053286A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Kyocera Mita Corp 画像形成装置のリッド構造
JP2009282345A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2015125248A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 キヤノン株式会社 カートリッジ、画像形成装置及び画像形成装置本体
JP2018194662A (ja) * 2017-05-17 2018-12-06 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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