JP2001109340A - カートリッジの寿命検出方法及び装置及びシステム並びにカートリッジ及び記憶媒体 - Google Patents

カートリッジの寿命検出方法及び装置及びシステム並びにカートリッジ及び記憶媒体

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JP2001109340A
JP2001109340A JP29021299A JP29021299A JP2001109340A JP 2001109340 A JP2001109340 A JP 2001109340A JP 29021299 A JP29021299 A JP 29021299A JP 29021299 A JP29021299 A JP 29021299A JP 2001109340 A JP2001109340 A JP 2001109340A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジの寿命を検出すること。 【解決手段】 カートリッジには、感光ドラム,現像ロ
ーラ,帯電ローラ,トナーを充填したトナー室が設けら
れている。また、カートリッジには、感光ドラムの回転
を検出する回転検出部が設けられている。カートリッジ
CPUは、カートリッジの使用中に、その回転数の累積
値を求め、その値をカートリッジメモリに書き込む。カ
ートリッジをプリンタ本体に装填すると、カートリッジ
メモリに書き込まれていた累積値が読み出される。累積
値が所定値以上に達していると、寿命に達した不適正な
カートリッジであると判断され、警告表示とプリント禁
止とが行われる。累積値が所定値に達していないカート
リッジでは、正常なプリントが行われる。正常なプリン
ト中に累積値に達すると、警告表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ,ファク
シミリ,複写機等の画像形成装置に交換可能にセットさ
れるカートリッジが寿命に達しているかどうかを検出す
るための方法及び装置及びシステム並びにカートリッジ
及び記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば電子写真式のプリンタでは、現像
媒体としてトナーを充填したトナーカートリッジが用い
られている。このトナーカートリッジでは、その製造時
に一定量のトナーが充填されており、プリンタに交換可
能にセットされる。このトナーカートリッジは、補充瓶
からのトナーをプリンタ内のトナー収納室へ補給するこ
とが不要であるため、手や衣服がトナーで汚れる心配が
なく、またトナーカートリッジを交換するだけでよいの
で、操作が簡単である等の利点がある。
【0003】このトナーカートリッジを更に発展させ、
感光ドラム,帯電ローラ,現像ローラ,クリーニング部
等を取り付けたプロセスカートリッジが知られている。
このプロセスカートリッジでは、感光ドラム等に寿命が
あるため、その寿命に合わせた量のトナーが充填されて
いる。また、メンテナンスが簡便であり、メンテナンス
契約も特に必要とされない等の利点があるため、個人用
プリンタ等に広く使用されている。
【0004】このプロセスカートリッジでは、消耗品,
例えばトナーがなくなると、トナーを詰め替えて再使用
することが行われている。トナーの詰め替えを行ってカ
ートリッジを長期間使用すると、感光ドラム,帯電ロー
ラ,現像ローラ等の性能が劣化し、いわゆる寿命とな
る。このように、寿命に達したカートリッジでは、印字
品質が低下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタでは、トナー切れとなった不適正なカートリッ
ジに対しては、カートリッジの交換表示をする等の対策
がとられているが、寿命に達した不適正なカートリッジ
に対しては、これまで何らの対策もとられていない。
【0006】本発明は、カートリッジの寿命を確実に検
出することができるカートリッジの寿命検出方法及び装
置及びシステムと、これらに使用されるカートリッジ及
び記憶媒体を提供することを目的とするものである。
【0007】本発明の別の目的は、寿命に達した不適正
なカートリッジを使用することができないようにするカ
ートリッジの寿命検出方法及び装置及びシステムと、こ
れらに使用されるカートリッジ及び記憶媒体とを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のカートリッジの寿命検出装置は、感
光ドラムと現像ローラと転写ローラのうちの少なくとも
1つの回転を検出する手段と、この回転検出手段からの
信号にもとづいて回転数の累積値を記憶する手段と、前
記累積値が所定値以上のときはカートリッジが寿命であ
ると判定する手段とからなることを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項2記載のカートリッジの寿命検出装
置は、カートリッジが寿命であると判定されたときに、
警告表示する表示手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項3記載のカートリッジの寿命検出装
置は、カートリッジが寿命であると判定されたときに、
このカートリッジがセットされた画像形成装置の画像形
成動作を禁止する手段を設けたものである。
【0011】請求項4記載のカートリッジの寿命検出装
置は、前記記憶手段を、カートリッジに設けたものであ
る。
【0012】請求項5記載のカートリッジの寿命検出装
置は、前記記憶手段がカートリッジに設けられているか
どうかを判定する手段と、前記記憶手段が設けられてい
ないときに、警告表示するとともに、このカートリッジ
がセットされた画像形成装置の画像形成動作を禁止する
手段とを設けたものである。
【0013】請求項6記載のカートリッジの寿命検出装
置は、カートリッジが寿命かどうかの判定を、カートリ
ッジが画像形成装置にセットされたときに行うものであ
る。
【0014】請求項7記載のカートリッジの寿命検出装
置は、前記累積値が所定値以上に達しても、カートリッ
ジがセットされた画像形成装置から取り出されない限
り、画像形成動作を許容することを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項8記載のカートリッジの寿命検出装
置は、カートリッジの識別情報を記憶するカートリッジ
側記憶手段と、感光ドラム,現像ローラ又は転写ローラ
の回転を検出する手段と、この回転検出手段からの信号
にもとづいて回転数の累積値を前記識別情報とともに記
憶する装置側記憶手段と、カートリッジ側記憶手段から
読み出した前記識別情報をもとに、前記累積値が所定値
以上のときはカートリッジが寿命であると判定する手段
とからなることを特徴とするものである。
【0016】請求項9記載のカートリッジの寿命検出装
置は、カートリッジが寿命であると判定されたときに、
警告表示する表示手段を設けたものである。
【0017】請求項10記載のカートリッジの寿命検出
装置は、カートリッジが寿命であると判定されたとき
に、このカートリッジがセットされた画像形成装置の画
像形成動作を禁止する手段を設けたものである。
【0018】請求項11記載のカートリッジの寿命検出
装置は、前記カートリッジ側記憶手段が設けられている
かどうかを判定する手段と、前記記憶手段が設けられて
いないときに、警告表示するとともに、このカートリッ
ジがセットされた画像形成装置の画像形成動作を禁止す
る手段とを設けたものである。
【0019】請求項12記載のカートリッジの寿命検出
装置は、カートリッジが寿命かどうかの判定を、カート
リッジが画像形成装置にセットされたときに行うもので
ある。
【0020】請求項13記載のカートリッジの寿命検出
装置は、カートリッジを取り出す際に、取り出し情報を
カートリッジ側記憶手段に書き込むとともに、前記判定
手段は、この情報が記憶されているときは、カートリッ
ジが寿命であると判定するものである。
【0021】請求項14記載のカートリッジの寿命検出
装置は、前記累積値が所定値以上に達しても、カートリ
ッジがセットされた画像形成装置から取り出されない限
り、画像形成動作を許容するものである。
【0022】請求項15記載のカートリッジの寿命検出
方法は、感光ドラム,現像ローラ又は転写ローラの回転
を検出し、この検出信号に基づいて回転数の累積値を記
憶し、前記累積値が所定値以上のときはカートリッジが
寿命であると判定し、警告又は画像形成動作を禁止する
ものである。
【0023】請求項16記載のカートリッジの寿命検出
システムは、静電潜像が形成される感光ドラムと、感光
ドラムを帯電させる帯電ローラと、静電潜像をトナーで
現像してトナー像にする現像ローラと、トナー収納室
と、感光ドラム又は現像ローラの回転を検出する手段
と、この回転検出手段からの検出信号にもとづいて回転
数の累積値を記憶する手段とを有するカートリッジと、
静電潜像形成,トナー像の記録紙への転写及び定着とを
行う画像形成部と、セットされたカートリッジの記憶手
段に記憶された前記累積値が所定値以上のときは、カー
トリッジが寿命であると判定して画像形成動作を禁止す
る手段とを有する画像形成装置とからなることを特徴と
するものである。
【0024】請求項17記載のカートリッジの寿命検出
システムは、静電潜像が形成される感光ドラムと、感光
ドラムを帯電させる帯電ローラと、静電潜像をトナーで
現像してトナー像にする現像ローラと、トナーを収納す
るトナー収納室と、感光ドラム又は現像ローラの回転を
検出する手段と、この回転検出手段からの検出信号にも
とづいて回転数の累積値を記憶する手段とを有するカー
トリッジと、静電潜像形成,トナー像の記録紙への転写
及び定着とを行う画像形成部と、この回転検出手段から
の検出信号にもとづいて回転数の累積値をカートリッジ
の識別情報とともに記憶する手段と、カートリッジ側記
憶手段から読み出した前記識別情報をもとに、装置側記
憶手段に記憶した累積値が所定値以上のときはカートリ
ッジが寿命であると判定して画像形成動作を禁止する手
段とを有する画像形成装置とからなることを特徴とする
ものである。
【0025】請求項18記載のカートリッジは、トナー
を収容するトナー収納室と、感光ドラム又は現像ローラ
の回転を検出する手段からの信号にもとづいて回転数の
累積値を記憶する手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0026】請求項19記載の記憶媒体は、感光ドラ
ム,現像ローラ又は転写ローラの回転を検出するステッ
プと、この検出信号をもとに回転数の累積値を記憶する
ステップと、前記累積値が所定値以上のときはカートリ
ッジが寿命であると判定するステップとを実行するプロ
グラムを記憶したことを特徴とするものである。
【0027】請求項20記載の記憶媒体は、カートリッ
ジ側記憶手段からカートリッジの識別情報を読み出すス
テップと、感光ドラム,現像ローラ又は転写ローラの回
転を検出するステップと、この検出信号をもとに回転数
の累積値を装置側記憶手段に書き込むステップと、カー
トリッジ側記憶手段から読み出した前記識別情報をもと
に、前記累積値が所定値以上のときはカートリッジが寿
命であると判定するステップとを実行するプログラムを
記憶したことを特徴とするものである。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される電子
写真方式のプリンタを示すものである。プリンタ10
は、プリンタ本体11にカートリッジ12が交換可能に
セットされている。このカートリッジ12には、トナー
14が充填されたトナー室13の他に、感光ドラム1
5,帯電ローラ16,現像ローラ17が設けられてお
り、いわゆるプロセスカートリッジの形態をしている。
【0029】感光ドラム15は、金属製の円筒体の外周
面に、光導電性の皮膜が設けられている。帯電ローラ1
6は、金属製の軸と、その外周にはめ込んだ導電性を有
する発泡ウレタンの筒体と、この発泡ウレタンの外側に
嵌めた半導電性を有するプラスチック製のチューブとか
らなる。この帯電ローラ16は発泡ウレタンの弾力によ
って、感光ドラム15の外周面に接触している。また、
感光ドラム15と帯電ローラ16との間に一定の電圧を
印加するために、感光ドラム15の円筒体と、帯電ロー
ラ16の軸は、プリンタ本体11内の電源回路に接続さ
れている。この接続のために、カートリッジ12と、プ
リンタ本体11には電気接点(図示せず)が設けられて
いる。
【0030】給紙トレイ20上には、複数枚の記録紙2
1がセットされている。給紙トレイ20の一番上にある
記録紙21が給紙ローラ22で引き出され、一対の搬送
ローラ23に向けて給紙される。搬送ローラ対23は、
記録紙21をニップして転写位置に搬送する。この転写
位置には、転写ローラ24が配置されており、カートリ
ッジ12がセットされたときに、その感光ドラム15に
接触する。
【0031】プリント時には、感光ドラム15が一定速
度で時計方向に回転する。この感光ドラム15は、帯電
ローラ16に接触しながら通過するときに外周面が一様
に帯電される。また、半導体レーザ26は、画像データ
に応じて駆動され、強度変調されたレーザ光を発生す
る。このレーザ光は、ポリゴンミラー27を経て、回転
中の感光ドラム15に入射する。ポリゴンミラー27
は、レーザ光を感光ドラム15の軸方向(主走査方向)
に振らすことで、ラスタスキャンをする。感光ドラム1
5は、レーザ光が照射された部分が除電されるから、そ
の外周に静電潜像が形成される。
【0032】トナー室13内のトナー14は、回転中の
現像ローラ17の外周に付着して搬送される。トナー1
4は、現像ローラ17に付着して搬送される間に、規制
ブレード28(図4参照)を通過する。この通過時に、
トナー14は、規制ブレード28との摩擦により、感光
ドラム15と逆極性に帯電される。このトナー14が感
光ドラム15まで運ばれると、静電力で感光ドラム15
に吸着されるため、感光ドラム15の静電潜像がトナー
像に可視化される。
【0033】感光ドラム15の回転によって、トナー像
は転写位置まで移動する。この転写位置では、記録紙2
1が、転写ローラ24と感光ドラム15との間に挟まれ
て、感光ドラム15の周速度と同じ速度で移動してい
る。転写ローラ24は、トナー像と逆の電位にバイアス
されているから、感光ドラム15上のトナー像が記録紙
21に転写される。
【0034】トナー像が転写された記録紙21は、定着
器29に向かって搬送される。この定着器29は、一対
の定着ローラ30と、ヒータ(図示せず)とから構成さ
れており、トナーを加熱して溶融する。溶融したトナー
は、記録紙21に吸着される。定着処理された記録紙2
1は、プリンタ本体11から排紙される。
【0035】感光ドラム15や現像ローラ17等を交換
しないまま、カートリッジ12が一定の印字品質を維持
しながらプリントできる枚数はおおよそ決まっている。
この枚数に達するまでの期間を、カートリッジ12ある
いは感光ドラム15等の寿命と呼ぶ。この寿命は、稼動
情報によって個々のプリンタ毎に異なる。この寿命を越
えてカートリッジ12が使い続けられると、印字品質等
の低下を招く。
【0036】図2〜図4は、カートリッジの一例を示す
ものである。図2は上部カートリッジを示し、図3は下
部カートリッジを示す。また、図4は組立状態を示す。
上部カートリッジ32及び下部カートリッジ33の本体
34,35は、黒色をしたプラスチック成形品である。
【0037】図2及び図4において、上部カートリッジ
32には、トナー室13が形成されている。このトナー
室13には、製造時に、感光ドラム15等が寿命に達す
る頃に、ちょうどトナーが使い切られる程度にトナーが
充填されている。所定量のトナーが充填されている。
【0038】トナー室13の下方には、細長なトナー供
給口13aが形成されており、使用前にはシールテープ
(図示せず)で封鎖されている。また、トナー室13の
側面には、トナーを充填するための充填口(図示せず)
が設けられており、トナーの充填後はキャップ37で封
止されている。符号38は、トナー室13の天板であ
り、上部カートリッジ本体34に接着されている。
【0039】上部カートリッジ本体34には、帯電ロー
ラ16が回転自在に取り付けられている。この帯電ロー
ラ16に近接した位置に、露光開口39が形成されてお
り、この露光開口39を通ってレーザ光が感光ドラム1
5に入射する。
【0040】上部カートリッジ32を下部カートリッジ
33に結合するために、上部カートリッジ本体34に
は、トナー室13側に2個の係止爪40が、そして帯電
ローラ16側に2個の係止爪41が形成されている。な
お、符号42〜44は、図4で明らかなように、露光室
45内にトナー14が入り込まないように、隙間を塞ぐ
ためのスポンジテープである。
【0041】図3及び図4において、下部カートリッジ
本体35には、感光ドラム15,現像ローラ17が回転
自在に取り付けられている。また、下部カートリッジ本
体35には、プリンタ本体11内に設けた駆動ギヤ(図
示せず)に噛合する従動ギヤ46が設けられている。こ
の従動ギヤ46の回転は、ギヤ47を介して現像ローラ
17に伝達され、更にギヤ48を介して感光ドラム15
に伝達される。感光ドラム15の下方に位置する部分に
開口49が形成されている。この開口49を介して転写
ローラ24が入り込んで感光ドラム15に接触する。
【0042】支持プレート50の先端には、クリーニン
グブレード51が取り付けられており、感光ドラム15
に付着している余分なトナーを掻き落とす。この掻き落
とされたトナーを廃トナー室52内に集めるために、下
部カートリッジ本体35にスクイシート53が取り付け
られている。この廃トナー室52は、支持プレート5
0,クリーニングブレード51,スクイシート53で区
画されている。
【0043】前記支持プレート50の上端がスポンジテ
ープ44に接触しているから、廃トナー室52と露光室
45とが仕切られ、それにより使用済みトナーが露光室
45を経てカートリッジ12から漏れ出ないようにして
いる。また、スポンジテープ42が下部カートリッジ本
体35の内側に接触し、そしてスポンジテープ43が規
制ブレード28の上端に接触している。これらのスポン
ジテープ42,43によって、トナー室13側と露光室
45とを仕切ることで、未使用のトナー14が露光室4
5を経てカートリッジ12から漏れ出るのが防止されて
いる。
【0044】下部カートリッジ本体35には、係合穴5
6と、係止突起57が設けられている。上部カートリッ
ジ32を下部カートリッジ33に嵌め込むと、係合穴5
6に上部カートリッジ本体34の係止爪40が嵌合し、
係止突起57に上部カートリッジ本体34の係止爪41
が係合する。これらの係止爪40,41,係合穴56,
係止突起57によって、上部カートリッジ32と下部カ
ートリッジ33とが一体的に組み立てられる。
【0045】プリンタの電気構成を示す図5において、
プリンタ本体11には、CPU(以下、プリンタCPU
という)60,メモリ(以下、プリンタメモリという)
61,レーザ26やポリゴンミラー27等からなる画像
形成部62,表示器63,帯電ローラ16に電圧を印加
する帯電回路64,転写ローラ24とカートリッジ12
と給紙ローラ22と搬送ローラ23とを駆動するモータ
66が設けられている。プリンタCPU60は、プリン
タ10の各部をシーケンス制御する。プリンタ本体11
とカートリッジ12には、それぞれを電気的に接続する
ための電気接点(図示せず)が設けられている。駆動モ
ータ66は、ドライバ67によって駆動され、従動ギア
46,ギア47,48を介して感光ドラム15を回転さ
せる。
【0046】カートリッジ12には、感光ドラム15等
の他、CPU(以下、カートリッジCPUという)6
8,メモリ(以下、カートリッジメモリという)69,
回転検出部71が設けられている。本例では、感光ドラ
ム15の回転数の累積値をもとに、カートリッジ12の
寿命を判定している。回転検出部71は、この累積値を
カウントするために、感光ドラム15の回転を検出する
ものである。この回転検出部71としては、例えば、光
源と、この光を受ける受光部とからなるフォトインタラ
プタが使用される。
【0047】感光ドラム15の一端には、突起15aが
設けられている。光源と受光部とは、この突起15aを
挟んで対面する位置に配置される。感光ドラム15が回
転して、突起15aが回転検出部71を通過すると、光
源から受光部に向かう光が、一瞬遮断される。回転検出
部71は、この突起15aの通過を検知することで感光
ドラム15が1回転したことを検出する。なお、フォト
インタラプタの代わりに反射型フォトセンサを使用して
もよい。また、マイクロスイッチを設けて、突起15a
でこれをONさせることにより、突起15aの通過を検
知するようにしてもよい。
【0048】回転検出部71は、感光ドラム15が1回
転したことを検出すると、カートリッジCPU68に検
出信号を出力する。カートリッジCPU68は、検出信
号を受けると、カートリッジメモリ69に記憶した前回
までの回転数の累積値に「1」を加算し、この新しい累
積値をカートリッジメモリ69に書き込む。
【0049】プリンタメモリ61には、カートリッジ1
2の寿命を判定する際の基準となる所定値が予め設定さ
れている。この所定値としては、感光ドラム15が寿命
に達する寿命回転数,現像ローラ17が寿命に達する寿
命回転数,帯電ローラ16が寿命に達する寿命回転数の
うち、最も小さい寿命回転数が選択される。本例では、
感光ドラム15の回転数の累積値をカウントするので、
感光ドラム15以外の部品の寿命からカートリッジの寿
命を判断する場合には、感光ドラム15の回転数と等価
の回転数が所定値として用いられる。なお、感光ドラム
15の代わりに現像ローラ17の回転を検出し、例え
ば、感光ドラム15の寿命を調べる場合は、現像ローラ
17の回転数と等価な回転数が用いられる。
【0050】プリンタCPU60は、プリント動作中、
カートリッジCPU68を介して、カートリッジメモリ
69の累積値を読み出して、累積値が所定値以上になる
と、カートリッジ12が寿命に達したと判断する。プリ
ンタCPU60は、寿命と判断すると、カートリッジ1
2が寿命であること、新品のカートリッジに交換すべき
こと等を表示器63に表示する。表示器63は、操作パ
ネル(図示せず)とともに、プリンタ本体11の外面に
設けられている。
【0051】また、プリンタCPU60は、プリント動
作開始前に、カートリッジ12が寿命に達した不適正な
カートリッジかどうかを判定する。この判定は、プリン
タ10の電源をONした時と、プリンタ10の電源がO
Nのときは、カートリッジ12がプリンタ本体11にセ
ットされた時に行われる。もし、寿命に達した不適正な
カートリッジであると判定した場合は、表示器63にカ
ートリッジが寿命であること,新品の適正なカートリッ
ジに交換すべきこと、プリントが禁止されること等を表
示し、さらに画像形成部62の作動を禁止する。
【0052】以下、上記構成による作用についてフロー
チャートを参照しながら説明する。図6は、カートリッ
ジメモリ69に累積値を書き込むようにした例を示すも
のである。プリンタ本体11のカートリッジ室(図示せ
ず)にカートリッジ12を装填するには、まず、新しい
カートリッジからシールテープを剥がしてトナー供給口
13aを開口させる。トナー排出口13aが開くと、ト
ナー室13内のトナー14が現像ローラ17へ供給可能
となる。次に、カートリッジ室の蓋を開いて、カートリ
ッジ12をカートリッジ室に装填する。カートリッジ1
2がカートリッジ室に完全に装填されると、カートリッ
ジ12とプリンタ本体11とが電気的に接続される。
【0053】プリンタ電源をONすると、カートリッジ
12のチェックが行われる。また、プリンタ電源がすで
にONされているときには、カートリッジ室の蓋が閉じ
たことを検知するスイッチ(図示せず)からの信号を受
けて、プリンタCPU60はカートリッジ12がセット
されたと判断し、カートリッジ12のチェックを行う。
まず、プリンタCPU60は、カートリッジメモリ69
の有無をチェックする。カートリッジメモリ69には、
累積値の他に、カートリッジメモリありを示すフラグが
書き込まれている。プリンタCPU60は、このフラグ
が読み出せたときには、プリンタメーカから提供された
正規のカートリッジであると判定する。
【0054】他方、正規のカートリッジでない場合に
は、カートリッジメモリ69は設けられていないことが
ある。このようなカートリッジでは、フラグを読み出す
ことができない。この正規のカートリッジでないものに
対しては、寿命に達した不適正なカートリッジと同等に
扱い、プリンタCPU60は、警告表示するとともに、
パソコン等からプリント要求があってもそれを受け付け
ず、結果的に画像形成部62のプリント動作を禁止す
る。
【0055】正規のカートリッジの場合には、カートリ
ッジメモリ69から累積値のデータを読み出す。新品の
カートリッジや、使用中のものであっても寿命に達して
いないカートリッジでは、その累積値が所定値以下なの
で、プリンタCPU60は、適正なカートリッジと判定
する。他方、累積値が所定値以上に達している場合に
は、寿命に達した不適正なカートリッジであると判断す
る。
【0056】なお、この累積値のデータが改ざんされる
と、寿命に達した事実を検出することができなくなる。
そこで、データの改ざんを防止するために、暗号化した
データを使用してプリンタCPU60でこれをデコード
したり、あるいはデータの読み出しに特殊なプロトコル
を使うのがよい。
【0057】プリンタCPU60は、寿命に達した不適
正なカートリッジであると判断した場合は、カートリッ
ジが寿命に達していること、印字品質が低下すること、
カートリッジを交換すべきこと等の警告をするととも
に、プリント動作を禁止する。
【0058】他方、プリンタCPU60は、寿命に達し
ていない適正なカートリッジであると判断した場合は、
画像形成部62のプリント動作を許容する。プリンタC
PU60は、パソコン等からプリント要求があると、画
像形成部62をシーケンス制御して記録紙21に画像や
文字を記録する。
【0059】このプリンタ10の正常動作中、カートリ
ッジCPU68は、感光ドラム15が1回転する毎に回
転検出部71からの検出信号を受けて、カートリッジメ
モリ69の累積値を更新する。プリンタCPU60は、
更新毎にカートリッジメモリ69の累積値を読み出す。
累積値が所定値以上に達すると、カートリッジが寿命に
達したと判断し、表示器63にカートリッジが寿命であ
ることを表示する。
【0060】なお、トナーの消費量はプリント内容に応
じて変化するので、トナーを使い切る前に、累積値が所
定値に達して寿命と判断されてしまうことがある。しか
し、このような場合、トナーの残量は少量であると考え
られるので、この少量のトナーを全部使用できるように
することは、ユーザーにとって有益である。また、この
場合、カートリッジは寿命に達しているが、トナーの残
量は少量であるため、それを全部使用する間、印字品質
はそれほど低下しないと考えられる。そこで、寿命表示
がなされても、カートリッジ12をプリンタ本体11か
ら取り出さない限り、そのままプリンタを稼働してプリ
ントできるようにしている。
【0061】他方、不適正なカートリッジと判断され、
プリントが禁止された状態では、パソコン等からプリン
ト要求があっても、プリンタ10はプリント動作を実行
しないため、寿命に達した不適正なカートリッジは使用
することができない。これにより、不適正なカートリッ
ジから適正なカートリッジへの交換が確実に行われる。
これは、感光ドラム15等の部品が品質保証期間を経過
した状態で使用されるのを防止し、それによる印字品質
の低下を防ぐことができる。またプリンタの故障防止に
も寄与する。
【0062】図7は、カートリッジを識別するための識
別情報(ID)を各カートリッジに割り当てるととも
に、プリンタメモリ61に感光ドラム15の回転数の累
積値を書き込む例である。カートリッジメモリ69に
は、その製造時にカートリッジIDが書き込まれる。プ
リンタCPU60は、セットされたカートリッジ12の
カートリッジIDをカートリッジメモリ69から読み出
して、プリンタメモリ61に書き込む。また、プリンタ
CPU60は、回転検出71からの検出信号を受ける
と、カートリッジIDに関係づけて、プリンタメモリ6
1に累積値を書き込む。
【0063】この例では、図8に示すように、プリンタ
CPU60は、カートリッジ12のセットが検出される
と、前述したような手順でカートリッジメモリ69の有
無をチェックする。カートリッジメモリ69が設けられ
ていないものは、正規のカートリッジでないと判断され
る。また、カートリッジメモリ69が設けられていて
も、IDを読み出すことができないときは、正規のカー
トリッジでないと判断される。
【0064】また、IDを暗号化して使用したり、ある
いはその読み出し手順に特殊なプロトコルを使用するこ
とにより、正規のカートリッジ以外では、たとえカート
リッジメモリ69が設けられていても、IDを読みだす
ことができない。これらの場合には、警告表示するとと
もに、プリント動作を禁止する。
【0065】次に、正規のカートリッジの場合は、ID
及び取り出し情報が読み出される。この取り出し情報
は、累積値が所定値に達した状態で、カートリッジ12
がプリンタ本体11から取り出される時に、カートリッ
ジメモリ69に書き込まれる。この取り出しに際して
は、カートリッジ室の蓋を開き、カートリッジロックレ
バーを操作してカートリッジのロックを解除する。この
蓋の開き動作又はカートリッジロックレバーが操作され
たことを検出するスイッチを設けて、カートリッジの取
り出し準備操作がされたことを検知する。このスイッチ
からの信号を受け取ると、プリンタCPU60は、累積
値をチェックして、その値が所定値以上の場合には、カ
ートリッジメモリ69に取り出し情報を書き込む。他
方、累積値が所定値に達していない場合には、取り出し
情報の書き込みは行われない。
【0066】読みだされた情報の内、はじめにIDの照
合が行われる。この照合では,まず、IDのデータフォ
ーマットから正規のIDかどうかをチェックする。ID
自体のチェック後に、このIDがプリンタメモリ61に
記憶されているかどうかを検査する。
【0067】ID照合によって、一度使用したことがあ
るカートリッジであると判定されると、IDに基づいて
累積値のデータをプリンタメモリ61から読みだす。も
し、累積値が所定値以上の場合は、寿命に達した不適正
なカートリッジであると判断し、警告表示とプリント動
作の禁止をする。他方、累積値が所定値に達していない
ときは、寿命に達していない適正なカートリッジである
と判断し、プリンタ10を正常動作させる。
【0068】また、ID照合によってIDが一致しない
場合には、次に、取り出し情報の有無をチェックする。
取り出し情報が有る場合には、他のプリンタで一度寿命
と判断された不適正なカートリッジであると判定し、警
告表示とプリントの禁止をする。他方、取り出し情報が
無い場合には、新品の適正なカートリッジであると判断
し、IDをプリンタメモリ61に書き込む。この場合に
は、プリンタが正常動作する。
【0069】プリンタの正常動作中、プリンタCPU6
0は、回転検出部71からの検出信号の出力を受けて、
感光ドラム15の回転数をカウントし、カートリッジI
Dに関係づけてプリンタメモリ61に回転数の累積値を
書き込む。プリンタCPU60は、累積値の書き込み後
にプリンタメモリ61を読み出し、累積値が所定値に達
すると、カートリッジが寿命に達したことを表示器63
に表示する。
【0070】カートリッジ12が寿命に達すると、カー
トリッジ12の交換が行われる。寿命に達したカートリ
ッジ12を取り出すと、前述したように、そのカートリ
ッジメモリ69に取り出し情報が書き込まれる。他方、
累積値が所定値以上となっている場合でも、カートリッ
ジ12を取り出さない限り、そのまま、プリンタを稼動
して適当な枚数のプリントをすることができる。これに
より、上述したように、カートリッジ12が寿命に達し
た場合でも、残りわずかなトナーを全部使い切ることが
できる。
【0071】さらに、本例では、取り出し情報を書き込
むので、カートリッジ12が寿命に達した状態でプリン
タ10の電源をONしても、カートリッジ12をプリン
タ本体11から取り出さない限り、不適正なカートリッ
ジと判定され、プリント動作が禁止されることはない。
【0072】この取り出し情報をチェックすることによ
り、新品のカートリッジか、他のプリンタで一度寿命と
判断されたカートリッジかの区別を行うことができる。
これにより、寿命に達した不適正なカートリッジが他の
プリンタで使用されることを防止する。
【0073】なお、取り出し情報は、カートリッジ12
が寿命に達した後、そのカートリッジ12がプリンタ本
体11から取り出される際に、カートリッジメモリ69
に書き込まれるから、カートリッジ12が寿命になった
ことを表している。したがって、ID照合をする前に、
カートリッジ取り出し情報(寿命情報)の有無を調べ、
これがあるものは不適正なカートリッジであると判定し
てもよい。
【0074】寿命に達した使用済みのカートリッジは、
カートリッジの販売業者を介して、プリンタメーカーに
回収されてリサイクルが行われる。プリンタメーカー
は、カートリッジを分解し、清掃してから各部品を検査
する。正常な部品は再使用し、寿命に達した部品は交換
される。再利用が可能な状態になったカートリッジに、
トナーを充填してから、カートリッジメモリ69に書き
込まれていた累積回転数や取り出し情報を消去する。ま
た、カートリッジメモリにIDを記憶するものでは、新
しいIDを書き込む。この再生されたカートリッジは、
適正なカートリッジとして取り扱われる。
【0075】カートリッジメモリ69の情報自体を暗号
化したり、暗号で書き込みや消去が保護されている場
合、プリンタメーカーは、情報自体が暗号で書き込まれ
ているときは、暗号を入力して情報をクリアし、また、
暗号で書き込みや消去が保護されているときは、暗号入
力で保護を解除してから情報の書き込みや消去を行う。
【0076】また、カートリッジCPU,カートリッジ
メモリ,回転検出部等が故障していることがある。この
ような場合には、これらを簡単に交換できる方が、リサ
イクルする上で望ましい。そこで、これらの部品は、カ
ートリッジから取外しができるようにするのがよい。
【0077】このように、上記例では、カートリッジの
寿命を検出して、これをユーザーに知らせるとともに、
寿命となったカートリッジが使用されることを防止して
いる。このため、不正にトナーの詰め替えが行われたカ
ートリッジも使用できないことになるので、結果的に、
トナー詰め替え業者によるトナー詰め替えを防止する効
果もある。
【0078】また、上記例では、製造時に充填されるト
ナーの量を、感光ドラム15等の寿命に応じて決定して
いる。感光ドラム15等の高性能化,長寿命化によっ
て、その寿命に達するよりも早くトナーがなくなってし
まうことがある。このような場合、ユーザーは、トナー
の詰め替えを業者に依頼して、カートリッジを再使用す
ることができる。
【0079】しかし、トナーの詰め替えを行って使用し
ていくと、その使用中にカートリッジ12が寿命に達す
る。寿命に達すると、そのカートリッジ12の使用が禁
止されることになるので、それ以降、トナーの詰め替え
を行うことができなくなる。結果的に、トナーの詰め替
え回数が一定数に制限され、繰り返しトナーが詰め替え
られてカートリッジ12が再使用されるのを防ぐことが
できる。これにより、詰め替え業者による粗悪なトナー
の詰め替えを防止することできる。
【0080】図9は、記憶媒体(CD,フロッピー,I
Cメモリ,MO等)に格納されたカートリッジの寿命検
出・使用禁止の手順を実行し、または機能や手段を実現
するためのプログラムをプリンタにインストールする例
を示す。プリンタ本体80は、パソコン81に接続され
ており、パソコン81の文字データや画像データがプリ
ンタ本体80に送られて記録紙にプリントされる。
【0081】図6及び図8に示すようなカートリッジの
寿命検出・使用禁止の手順の実行がプリンタ本体80に
与えられていない場合には、寿命に達したカートリッジ
の寿命を検出したり、その使用を禁止することができな
い。このようなプリンタ本体80に対しては、カートリ
ッジの寿命検出・使用禁止のプログラムをインストール
することが必要である。
【0082】記憶媒体であるCD82には、例えば、図
6に示すフローチャートを実行するプログラムが記憶さ
れている。このCD82は、パソコン81のCDドライ
ブ(図示せず)にセットされる。パソコン81は、CD
82に記憶されたプログラムを読み出し、プリンタ本体
80のハードディスク83に書き込む。
【0083】プリンタ本体80のCPU84は、ハード
ディスク83に書き込まれたプログラムを実行すること
で、前述したようにカートリッジの寿命を検出し、そし
て警告及び使用禁止をする。
【0084】入力装置85は、スキャナー,デジタルカ
メラ等からの画像データや文字データを入力するための
ものである。ROM86は、プリント部87のプリント
動作を制御するためのプログラムや、画像処理するため
のプログラム等が格納されている。また、RAM88に
は、データを一時的に記憶するために使われる。
【0085】なお、CD82をプリンタ本体80に直接
セットして、必要なプログラムをプリンタ本体80に書
き込んでもよい。更には、CDをプリンタ本体80にセ
ットしたまま使用し、このCDから読み出したプログラ
ムを実行して、カートリッジの寿命の判定等をしてもよ
い。
【0086】また、上記例では、感光ドラムの回転数の
累積値をもとに、カートリッジの寿命を検出するように
しているが、感光ドラムの回転数と、現像ローラ,帯電
ローラ,転写ローラの回転数とは相関関係にあるので、
現像ローラ, 帯電ローラ,転写ローラの回転数の累積値
をもとに、カートリッジの寿命を検出するようにしても
よい。
【0087】また、上記例では、カートリッジの寿命の
判定を、感光ドラム,現像ローラ,帯電ローラの各寿命
回転数の内、最も少ない寿命回転数を1つ選択しその寿
命回転数を使用して行うようにしているが、これ以外に
も、例えば、それぞれの寿命回転数の平均値を使用し
て、これをカートリッジの寿命を判定する際の基準とし
てもよい。
【0088】また、それぞれの寿命回転数及び累積回転
数を調べて、カートリッジの寿命を判定するようにして
もよい。この場合、それぞれの寿命回転数とそれぞれの
累積値回転数とをメモリに書き込む。そして、それぞれ
の累積回転数を個々的に調べ、いずれかが寿命回転数に
達したら、カートリッジの寿命と判定する。この累積回
転数及び寿命回転数としてメモリに書き込む情報として
は、感光ドラムの回転を検出して回転数をカウントする
場合には、感光ドラム,帯電ローラ,現像ローラのそれ
ぞれの回転数を感光ドラムの回転数と等価の値で書き込
んでもよいし、また、感光ドラムの回転数を、帯電ロー
ラ,現像ローラの各回転数に換算した値で書き込んでも
よい。
【0089】この場合、カートリッジをリサイクルする
際には、メモリの情報を読み出して、いずれが寿命に達
したかを調べ、寿命に達した部品及びもうすぐ寿命に達
しそうな部品だけを交換する。そして、メモリに書き込
まれた累積回転数については、交換した部品の累積回転
数だけをクリアし、交換しないものは、その累積値を保
存するのがよい。これによれば、どの部品が寿命に達し
たのかが、個別に判断できるとともに、寿命に達した部
品だけを交換することができるので、無駄のないリサイ
クルを行うことができる。
【0090】また、上記例は、プロセスカートリッジで
あるが、本発明は、トナーだけを収納したトナーカート
リッジに対しても利用することができる。また、本発明
は、プリンタの他に、ファクシミリ,複写機等の画像形
成装置にも適用される。
【0091】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
感光ドラム,現像ローラ又は転写ローラの回転を検出
し、この検出信号に基づいて回転数の累積値を記憶し、
その累積値をチェックして、カートリッジが寿命かどう
かの判定を行うから、カートリッジの寿命を確実に検出
することができる。
【0092】また、本発明は、カートリッジの寿命を検
出したときに、警告表示をしたり、プリントを禁止する
ようにしたから、寿命に達した不適正なカートリッジを
使用できないようにすることができる。この結果、不正
なトナーの詰め替えが行われたカートリッジの使用を阻
止することもでき、トナーの詰め替え防止の効果もあ
る。
【0093】更に、本発明は、記憶手段に累積値を書き
込むようにし、この情報をもとにカートリッジの寿命を
判定し、警告や画像形成動作の禁止を行っているから、
簡単かつ安価な構成で、寿命に達した感光ドラム等の寿
命によって、印字品質が低下するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真式プリンタの一例を示す概略図であ
る。
【図2】上部カートリッジの斜視図である。
【図3】下部カートリッジの斜視図である。
【図4】上部カートリッジと下部カートリッジとを組み
立てたカートリッジの断面図である。
【図5】電子写真式プリンタの電気構成を示すブロック
図である。
【図6】カートリッジ側で感光ドラムの回転数の累積値
を記憶するようにした例を示すフローチャートである。
【図7】プリンタ側で感光ドラムの回転数の累積値を記
憶するようにした電子写真式プリンタの電気構成を示す
ブロック図である。
【図8】図7の例のフローチャートである。
【図9】カートリッジの寿命検出・使用禁止のプログラ
ムを記憶媒体からプリンタにインストールする例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10 プリンタ 11 プリンタ本体 12 カートリッジ 13 トナー室 14 トナー 32 上部カートリッジ 33 下部カートリッジ 60 プリンタCPU 61 プリンタメモリ 68 カートリッジCPU 69 カートリッジメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA17 DA27 DA41 DE07 EC10 ED08 EE08 EK03 GA30 GB05 HB01 HB05 HB13 HB14 HB16 HB18 2H071 BA04 BA13 BA33 DA06 DA08 DA15 DA32

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光ドラム,現像ローラ又は転写ローラ
    の回転を検出する手段と、この回転検出手段からの信号
    にもとづいて回転数の累積値を記憶する手段と、前記累
    積値が所定値以上のときはカートリッジが寿命であると
    判定する手段とからなることを特徴とするカートリッジ
    の寿命検出装置。
  2. 【請求項2】 カートリッジが寿命であると判定された
    ときに、警告表示する表示手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のカートリッジの寿命検出装置。
  3. 【請求項3】 カートリッジが寿命であると判定された
    ときに、このカートリッジがセットされた画像形成装置
    の画像形成動作を禁止する手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のカートリッジの寿命検出装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、カートリッジに設けら
    れていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記
    載のカートリッジの寿命検出装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段がカートリッジに設けられ
    ているかどうかを判定する手段と、前記記憶手段が設け
    られていないときに、警告表示するとともに、このカー
    トリッジがセットされた画像形成装置の画像形成動作を
    禁止する手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載
    のカートリッジの寿命検出装置。
  6. 【請求項6】 カートリッジが寿命かどうかの判定は、
    カートリッジが画像形成装置にセットされたときに行わ
    れることを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の
    カートリッジの寿命検出装置。
  7. 【請求項7】 前記累積値が所定値以上に達しても、カ
    ートリッジがセットされた画像形成装置から取り出され
    ない限り、画像形成動作を許容することを特徴とする請
    求項3ないし6いずれか記載のカートリッジの寿命検出
    装置。
  8. 【請求項8】 カートリッジの識別情報を記憶するカー
    トリッジ側記憶手段と、感光ドラム,現像ローラ又は転
    写ローラの回転を検出する手段と、この回転検出手段か
    らの信号にもとづいて回転数の累積値を前記識別情報と
    ともに記憶する装置側記憶手段と、カートリッジ側記憶
    手段から読み出した前記識別情報をもとに、前記累積値
    が所定値以上のときはカートリッジが寿命であると判定
    する手段とからなることを特徴とするカートリッジの寿
    命検出装置。
  9. 【請求項9】 カートリッジが寿命であると判定された
    ときに、警告表示する表示手段を設けたことを特徴とす
    る請求項8記載のカートリッジの寿命検出装置。
  10. 【請求項10】 カートリッジが寿命であると判定され
    たときに、このカートリッジがセットされた画像形成装
    置の画像形成動作を禁止する手段を設けたことを特徴と
    する請求項8又は9記載のカートリッジの寿命検出装
    置。
  11. 【請求項11】 前記カートリッジ側記憶手段が設けら
    れているかどうかを判定する手段と、前記記憶手段が設
    けられていないときに、警告表示するとともに、このカ
    ートリッジがセットされた画像形成装置の画像形成動作
    を禁止する手段とを設けたことを特徴とする請求項8記
    載のカートリッジの寿命検出装置。
  12. 【請求項12】 カートリッジが寿命かどうかの判定
    は、カートリッジが画像形成装置にセットされたときに
    行われることを特徴とする請求項8ないし11いずれか
    記載のカートリッジの寿命検出装置。
  13. 【請求項13】 カートリッジを取り出す際に、取り出
    し情報をカートリッジ側記憶手段に書き込むとともに、
    前記判定手段は、この情報が記憶されているときは、カ
    ートリッジが寿命であると判定することを特徴とする請
    求項8ないし12いずれか記載のカートリッジの寿命検
    出装置。
  14. 【請求項14】 前記累積値が所定値以上に達しても、
    カートリッジがセットされた画像形成装置から取り出さ
    れない限り、画像形成動作を許容することを特徴とする
    請求項10ないし13いずれか記載のカートリッジの寿
    命検出装置。
  15. 【請求項15】 感光ドラム,現像ローラ又は転写ロー
    ラの回転を検出し、この検出信号に基づいて回転数の累
    積値を記憶し、前記累積値が所定値以上のときはカート
    リッジが寿命であると判定し、警告又は画像形成動作を
    禁止することを特徴とするカートリッジの寿命検出方
    法。
  16. 【請求項16】 静電潜像が形成される感光ドラムと、
    感光ドラムを帯電させる帯電ローラと、静電潜像をトナ
    ーで現像してトナー像にする現像ローラと、トナーを収
    納するトナー収納室と、感光ドラム又は現像ローラの回
    転を検出する手段と、この回転検出手段からの検出信号
    にもとづいて回転数の累積値を記憶する手段とを有する
    カートリッジと、 静電潜像形成,トナー像の記録紙への転写及び定着とを
    行う画像形成部と、セットされたカートリッジの記憶手
    段に記憶された前記累積値が所定値以上のときは、カー
    トリッジが寿命であると判定して画像形成動作を禁止す
    る手段とを有する画像形成装置とからなることを特徴と
    するカートリッジの寿命検出システム。
  17. 【請求項17】 静電潜像が形成される感光ドラムと、
    感光ドラムを帯電させる帯電ローラと、静電潜像をトナ
    ーで現像してトナー像にする現像ローラと、トナーを収
    納するトナー収納室と、感光ドラム又は現像ローラの回
    転を検出する手段と、この回転検出手段からの検出信号
    にもとづいて回転数の累積値を記憶する手段とを有する
    カートリッジと、 静電潜像形成,トナー像の記録紙への転写及び定着とを
    行う画像形成部と、この回転検出手段からの検出信号に
    もとづいて回転数の累積値をカートリッジの識別情報と
    ともに記憶する手段と、カートリッジ側記憶手段から読
    み出した前記識別情報をもとに、装置側記憶手段に記憶
    した累積値が所定値以上のときはカートリッジが寿命で
    あると判定して画像形成動作を禁止する手段とを有する
    画像形成装置とからなることを特徴とするカートリッジ
    の寿命検出システム。
  18. 【請求項18】 トナーを収納する収納室と、感光ドラ
    ム又は現像ローラの回転を検出する手段からの信号にも
    とづいて回転数の累積値を記憶する手段とを備えたこと
    を特徴とするカートリッジ。
  19. 【請求項19】 感光ドラム,現像ローラ又は転写ロー
    ラの回転を検出するステップと、この検出信号をもとに
    回転数の累積値を記憶するステップと、前記累積値が所
    定値以上のときはカートリッジが寿命であると判定する
    ステップとを実行するプログラムを記憶したことを特徴
    とする記憶媒体。
  20. 【請求項20】 カートリッジ側記憶手段からカートリ
    ッジの識別情報を読み出すステップと、感光ドラム,現
    像ローラ又は転写ローラの回転を検出するステップと、
    この検出信号をもとに回転数の累積値を装置側記憶手段
    に書き込むステップと、カートリッジ側記憶手段から読
    み出した前記識別情報をもとに、前記累積値が所定値以
    上のときはカートリッジが寿命であると判定するステッ
    プとを実行するプログラムを記憶したことを特徴とする
    記憶媒体。
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