JPH1039691A - 感光体の寿命検知方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ - Google Patents
感光体の寿命検知方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジInfo
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- JPH1039691A JPH1039691A JP8213178A JP21317896A JPH1039691A JP H1039691 A JPH1039691 A JP H1039691A JP 8213178 A JP8213178 A JP 8213178A JP 21317896 A JP21317896 A JP 21317896A JP H1039691 A JPH1039691 A JP H1039691A
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Abstract
し、画像形成中に複数の帯電条件を備えた接触帯電を用
いたプロセスカートリッジにおいて、感光ドラムの正確
な寿命検知を行なう。 【解決手段】 バイアス印加条件nに基づき印加されて
いる時間tnを検出し、検出された時間t1〜tnと、
係数k1、k2・・・knを用いて感光体のダメージ指
数DをD=k1×t1+k2×t2・・・knの式から
演算し、感光体ダメージ指数Dを寿命積算値に積算し、
積算された積算値と予め定めておいた寿命情報とを比較
し、この比較結果に基づき、積算された感光体ダメージ
積算値が予め定めておいた感光体の寿命とする積算時間
以上であるとき、感光体の寿命をユーザに警告あるいは
表示する。
Description
装置に用いる感光体寿命検知方法、前記感光体寿命方法
を用いた画像形成装置、及び前記画像形成装置に用いる
プロセスカートリッジ、及び前記プロセスカートリッジ
を着脱可能な電子写真画像形成装置に関する。
えば電子写真複写機、電子写真プリンター(例えば、L
EDプリンター、レーザービームプリンター等)、電子
写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッ
サー等が含まれる。
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電
子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
あるか、又は帯電手段、現像手段、クリーニング手段の
少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリ
ッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とする
ものであるか、更に少なくとも現像手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装
置本体に着脱可能とするものをいう。
電子写真感光体(一般には感光ドラムが多い)の寿命を
検知するためには、以下の方法があった。
る方法 最も簡便な方法は、プリント(複写)するサイズが異な
る場合であっても、例えば、A4サイズとA3サイズの
場合も同じ1枚とカウントしてしまうので寿命検知の精
度が良くないという欠点があった。又、1ジョブ当りに
何枚プリントするかによって1枚当りのドラム回転時間
が異なるので寿命検知の精度が良くなかった。
する方法 この方法は、特開平4−51259号公報の従来技術に
開示されている。実際に感光ドラムの帯電電位の低下或
いは潜像コントラストの減少を直接表面電位センサによ
り検知できるので、従来例1に比較して出力画像の状態
を反映させた精度の良い寿命検知が可能である。
力を処理する電気回路等が必要となり、コストが高くな
る。又、長手方向については、センサ位置に対応したド
ラム上の情報しか判断材料が無いので、部分的な不良に
対して弱く、又、センサのばらつき、経時変化等の不安
定さも考えると必ずしも正確な寿命検知方法とは言いき
れない。
を上げる方法として以下の方法がある。
ント(複写)枚数を積算する代わりに感光ドラムの回転
数を積算する方法が開示されている。同様な内容で感光
ドラムの回転時間を積算する方法もある。どちらも、プ
リント枚数を積算する場合に比べて、1回のプリントに
対して紙サイズに対応して、紙サイズが大きければ回転
数が多くなり、紙サイズが小さければ回転数が少なくな
るので紙サイズの違いによる寿命検知の誤差が小さくな
る。又、1ジョブ当りのプリント枚数に拘わらず直接ド
ラムの回転数(回転時間)を積算するので、寿命検知の
精度は良いというメリットがある。
即ち、特開平4−98265号公報には、転写チャージ
ャーが作動したときのみのドラム回転数を積算すること
により、実際の画像形成が行われているときのドラム回
転数が積算されているので、より正確な寿命検知が可能
であることが開示されている。
ば、帯電が実行されている間のドラム回転数とクリーニ
ング部材が当接している間のドラム回転数とをそれぞれ
積算して、それぞれの設定値(寿命)に対して寿命の判
断を行うことが開示されている。
ングをユーザに事前に知らせる方法として、以下のもの
もある。
先ず、プロセスカートリッジをクリーナーと像担持体よ
り構成し、このプロセスカートリッジに記憶素子を設け
る。加えて、像担持体の寿命に基づく交換表示動作は、
プリント枚数を積算して、像担持体の保証寿命が来た
ら、使用不可とするために装置を停止させるものであ
り、保証寿命までの間に、交換時期がせまっていること
を表示して準備を促すことと、更に続けて使用すると装
置を停止させるときが近付いていることを促す表示をす
る。
示動作は、トナー補給用の駆動モーターのオン時間を積
算していき、諸々のバラツキを配慮した最悪条件で最も
早くくると思われる積算時間で装置を停止させる。この
場合も装置を停止させるまでの間に積算時間のある値で
交換を促す表示と、又、更に進んだ積算時間で装置を停
止させるときが近付いていることを促す表示を出す。
又、像担持体寿命に基づく動作とトナー収納部容量に基
づく動作は、通常は、プリント枚数が優先されるように
設定されているが万が一、像密度が異常に多くて、トナ
ー補給が頻繁に行われて像担持体の保証枚数より早く満
杯になってしまいそうな時に、後者の作用が機能するよ
うになっている。
に、記憶素子に画像形成装置の一次帯電器の通算通電時
間を画像形成装置内に装備したCPUより一括して書き
込むと共に、その後の一次帯電器の通算時間を書き込み
保存するようにして、使用済みのプロセスカートリッジ
の記憶素子を回収、解析することにより、この使用済み
のプロセスカートリッジを用いていた画像形成装置の現
在における像担持体(感光ドラム)の回転数やコロトロ
ンの放電時間等の通算の量が正確に把握でき、プロセス
カートリッジ交換のインターバルで、画像形成装置に対
する情報収集を行うことができるとしている。
における画像形成装置の像担持体の作動サイクル数、オ
ゾンフィルタの交換時期、像担持体の磨耗データ予測等
を把握することができる。しかしながら、この公報にお
いての像担持体の寿命判断はあくまで、プリント枚数に
よっているので、上述したように、寿命予測の精度は良
くない点に変わりはない。
おいては、従来用いられてきたコロナ帯電装置に代わ
り、接触帯電装置が広く用いられるようになってきてい
る。接触帯電装置は従来のコロナ帯電装置に比べて低い
印加バイアスで済むこと、オゾンの発生が非常に少ない
こと、帯電装置を構成する部品が少なくて済み、安価に
提供できるなどの点でメリットが大きい。
により、ブラシ帯電装置とローラ帯電装置に大きく2つ
に分けられる。ブラシ帯電装置は、ブラシの刷毛目、長
期にわたって感光体と当接された場合の毛の倒れ等に問
題がある。
帯電を得るためのローラの抵抗調節が必要なこと、ロー
ラを構成するゴムからのブリードによるドラム汚染を防
止しなければならないこと、均一な帯電を得るためにロ
ーラの形状、表面性等に厳しい制約があることなどの難
しい問題がある。
イアスのみ印加されるもの(以下、DC帯電という)、
DCバイアスにACバイアスを重畳したもの(以下、A
C帯電という)がある。一般に、AC帯電はDC帯電に
比べて均一帯電が可能であるという特徴がある。
ラを用い印加バイアスを放電開始電圧の2倍以上のAC
電圧にDC電圧を重畳するもの(特開昭63−1496
69号公報、特開平1−267667号公報)、帯電部
材として導電性ブラシを用い印加バイアスを放電開始電
圧の2倍以下のAC電圧にDC電圧を重畳するもの(特
開平6−130732号公報)等がある。
量が少ない、帯電装置を構成する部品が少なくて済み、
安価に提供できることは既に述べたが、反面コロナ帯電
に比べて感光ドラムに与えるダメージが大きく、特にO
PCドラムにおいてはその傾向が顕著である。
ラムに与えるダメージは、印加電圧によって異なり印加
電圧が大きいほどダメージが大きく、DC電圧のみを印
加した場合でもバイアス印加無しでOPCドラムを回転
させた場合に比べ増加し、又、AC電圧を印加すると更
にそのダメージ(特にOPCドラムの削れ量)はDC電
圧のみを印加した場合の数倍程度に及ぶことが判明し
た。
を印加するとこの現象は顕著であるが、放電開始電圧の
2倍以下のAC電圧であってもやはりDC電圧のみに比
べて数倍程度のダメージはある。
もOPCドラムのダメージが増加する傾向にある。
圧を併用し、又、画像形成中に複数の帯電条件を備えた
接触帯電を用いた画像形成装置において感光ドラムの寿
命を検知しようとした場合、従来のドラム回転数を用い
る寿命検知の方法では、正確な感光ドラムの寿命予測が
困難になり、寿命がきていて画像不良が発生していても
警告がでなかったり、まだ寿命が来ていないときに警告
を出してしまう不都合が生じる恐れがある。
確な寿命検知を行なうための感光体寿命検知方法、前記
検知方法を用いた画像形成装置、前記画像形成装置に装
着されるプロセスカートリッジ、及びこのプロセスカー
トリッジを備えた画像形成装置を提供することである。
命による交換時期が近いことを正確に検知するための感
光体寿命検知方法、前記検知方法を用いた画像形成装
置、前記画像形成装置に装着されるプロセスカートリッ
ジ、このプロセスカートリッジを備えた画像形成装置を
提供することである。
電子写真感光体の寿命検知方法、この検知方法を用いた
画像形成装置及びプロセスカートリッジ、このプロセス
カートリッジを備えた画像形成装置にて達成される。要
約すれば、本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形
成装置の電子写真感光体の寿命検知方法において、前記
電子写真感光体に作用する帯電手段が前記電子写真感光
体に印加する電圧は、DCバイアス成分及びACバイア
ス成分を含み、且つ画像形成動作中において、バイアス
印加無し、DCバイアスのみ印加、DCバイアスにAC
バイアスを重畳したバイアスを印加、更にACバイアス
の場合、電圧値、電流値、周波数に関してn種類(n≧
2)のバイアス印加条件を持ち、前記画像形成装置本体
は、前記バイアス印加条件nに基づき前記帯電手段にバ
イアスが印加されている時間tnを検出し、検出された
時間t1、t2・・・tnと予め決められた係数k1、
k2・・・knを用いて、前記電子写真感光体のダメー
ジ指数Dを D=k1×t1+k2×t2+・・・+kn×tn (但し、k1>0、k2≧0、k3≧0、・・・、kn
≧0) の式に基づき演算し、前記電子写真感光体のダメージ指
数Dを感光体ダメージ積算値に積算し、積算された積算
値と予め定めておいた前記電子写真感光体の寿命とする
寿命情報とを比較し、該比較結果に基づいて、積算され
た感光体ダメージ積算値が予め定めておいた前記電子写
真感光体の寿命とする積算時間以上であるとき、前記電
子写真感光体の寿命を警告或いは表示することを特徴と
する電子写真感光体の寿命検知方法である。
れた時間t1、t2・・・tnの比率により前記係数k
2、k3・・・knの値を変化させることが好ましい。
に画像を形成する画像形成装置の電子写真感光体の寿命
検知方法において、前記電子写真感光体に作用する帯電
手段が前記電子写真感光体に印加する電圧は、DCバイ
アス成分及びACバイアス成分を含み、且つ画像形成動
作中において、バイアス印加無し、DCバイアスのみ印
加、DCバイアスにACバイアスを重畳したバイアスを
印加、更にACバイアスの場合、電圧値、電流値、周波
数に関してn種類(n≧2)のバイアス印加条件を持
ち、前記バイアス印加条件nに基づき前記帯電手段にバ
イアスが印加されている時間tnを検出し、検出した時
間t1、t2・・・tnを積算値S1、S2・・・Sn
に積算し、積算された積算値S1、S2・・・Snと予
め決められた係数k1、k2・・・knを用いて、前記
電子写真感光体のダメージ指数Dを D=k1×S1+k2×S2+・・・+kn×Sn (但し、上式において、k1>0、k2、k3、・・・
kn≧0である。) の式に基づき演算し、前記ダメージ指数Dと予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報Rを比
較し、該比較結果に基づいて前記ダメージ指数Dが予め
定めておいた前記電子写真感光体の寿命とする積算時間
以上であるとき、前記電子写真感光体の寿命を警告ある
いは表示することを特徴とする電子写真感光体の寿命検
知方法が提供される。
S1、S2・・・Snの比率により前記係数k2、k3
・・・knの値を変化させることが好ましい。
に画像を形成する画像形成装置において、(a)電子写
真感光体に作用する帯電手段を有し、前記帯電手段に印
加される電圧は、DCバイアス成分及びACバイアス成
分を含み、且つ画像形成動作中において、バイアス印加
無し、DCバイアスのみ印加、ACバイアスを重畳した
バイアスを印加、更にACバイアスの場合電圧値、電流
値、周波数に関してn種類(n≧2)のバイアス印加条
件を持ち、前記バイアス印加条件nに基づき前記帯電手
段にバイアスが印加されている時間tnを検出する検出
手段と、該検出手段により検出された時間t1、t2・
・・tnと予め決められた係数k1、k2・・・knを
用いて、前記電子写真感光体のダメージ指数Dを D=k1×t1+k2×t2+・・・+kn×tn (但し、k1>0、k2≧0、k3≧0、・・・、kn
≧0) の式に基づき演算する手段と、前記電子写真感光体のダ
メージ指数Dを感光体ダメージ積算値に積算する積算手
段と、該積算手段により積算された積算値と予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報とを比
較する手段と、該比較手段の結果に基づいて前記積算手
段により積算された感光体ダメージ積算値が予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報以上で
あるとき、前記電子写真感光体の寿命を警告或いは表示
する警告手段あるいは報知手段と、(b)前記記録媒体
を搬送する搬送手段と、を有することを特徴とする画像
形成装置が提供される。
子写真感光体の交換準備を促すため、予め定めておいた
少なくとも一つ以上の前記寿命情報よりも小さい警告情
報、及び前記寿命情報とを前記感光体ダメージ積算値と
比較する比較手段と、該比較手段の結果に基づいて、前
記積算手段により積算された積算値が予め定めておいた
警告情報以上であるとき前記電子写真感光体の交換準備
を警告あるいは表示し、前記比較手段の結果に基づいて
前記積算手段により積算された積算値が予め定めておい
た寿命情報以上であるとき前記電子写真感光体の寿命を
警告あるいは表示する手段を有し、前記警告手段あるい
は表示手段により前記電子写真感光体の寿命が警告ある
いは表示されたとき、画像形成装置本体の画像形成動作
を中止することが好ましい。
媒体に画像を形成する画像形成装置において、(a)前
記電子写真感光体に作用する帯電手段を有し、前記帯電
手段に印加される電圧は、DCバイアス成分及びACバ
イアス成分を含み、且つ画像形成動作中において、バイ
アス印加無し、DCバイアスのみ印加、ACバイアスを
重畳したバイアスを印加、更にACバイアスの場合電圧
値、電流値、周波数に関してn種類(n≧2)のバイア
ス印加条件を持ち、バイアス印加条件nに基づき前記帯
電手段にバイアスが印加されている時間tnを検出する
手段と、該検出手段により検出された時間t1、t2・
・・tnを積算値S1、S2・・・Snに積算する積算
手段と、積算された積算値S1、S2・・・Snと予め
決められた係数k1、k2・・・knを用いて、前記電
子写真感光体のダメージ指数Dを、 D=k1×S1+k2×S2+・・・+kn×Sn (但し、k1>0、k2、k3、・・・kn≧0) の式に基づき演算する手段と、該演算手段により演算さ
れた感光体ダメージ指数Dと予め定めておいた前記電子
写真感光体の寿命とする寿命情報とを比較する比較手段
と、該比較手段の結果に基づいて前記演算手段により演
算された感光体ダメージ指数が予め定めておいた前記電
子写真感光体の寿命とする寿命情報以上であるとき、前
記電子写真感光体の寿命を警告あるいは表示する警告手
段あるいは報知手段と、(b)前記記録媒体を搬送する
搬送手段と、を有することを特徴とする画像形成装置が
提供される。
記電子写真感光体の交換準備を促すため、予め定めてお
いた少なくとも一つ以上の前記寿命情報よりも小さい警
告情報、及び前記寿命情報とを前記感光体ダメージ指数
と比較する比較手段と、該比較手段の結果に基づいて、
前記演算手段により演算された感光体ダメージ指数が予
め定めておいた警告情報以上であるとき、前記電子写真
感光体の交換準備を警告あるいは表示し、前記比較手段
の結果に基づいて前記演算された感光体ダメージ指数が
予め定めておいた寿命情報以上であるとき前記電子写真
感光体の寿命を警告あるいは表示する手段を有し、前記
警告手段あるいは表示手段により前記電子写真感光体の
寿命が警告あるいは表示されたとき、画像形成装置本体
の画像形成動作を中止することが好ましい。
装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用する、少
なくとも帯電手段を有するプロセス手段とを有し、前記
帯電手段に印加される電圧は、DCバイアス成分及びA
Cバイアス成分を含み、且つ画像形成動作中において、
バイアス印加無し、DCバイアスのみ印加、ACバイア
スを重畳したバイアスを印加、更にACバイアスの場合
電圧値、電流値、周波数に関してn種類(n≧2)のバ
イアス印加条件を持ち、前記画像形成装置本体は、前記
バイアス印加条件nに基づき前記帯電手段にバイアスが
印加されている時間tnを検出する検出手段と、該検出
手段により検出された時間t1、t2・・・tnと予め
決められた係数k1、k2・・・knを用いて、前記電
子写真感光体のダメージ指数Dを D=k1×t1+k2×t2+・・・+kn×tn (但し、k1>0、k2≧0、k3≧0、・・・、kn
≧0) の式に基づき演算する手段と、前記電子写真感光体のダ
メージ指数Dを感光体ダメージ積算値に積算する積算手
段と、該積算手段により積算された積算値と予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報とを比
較する手段と、該比較手段の結果に基づいて前記積算手
段により積算された感光体ダメージ積算値が予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報以上で
あるとき、前記電子写真感光体の寿命を警告或いは表示
する警告手段あるいは報知手段とを有することを特徴と
するプロセスカートリッジが提供される。
し、前記画像形成装置本体が前記記憶手段に書き込まれ
た内容を読み出す手段を有することが好ましい。前記電
子写真感光体の寿命に関する情報を記憶し、前記積算値
が書き込まれる記憶手段を有し、前記画像形成装置本体
が前記記憶手段から前記電子写真感光体の寿命に関する
情報及び前記積算値を読み出す手段を有することが好ま
しい。
装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用する、少
なくとも帯電手段を有するプロセス手段とを有し、前記
帯電手段に印加される電圧は、DCバイアス成分及びA
Cバイアス成分を含み、且つ画像形成動作中において、
バイアス印加無し、DCバイアスのみ印加、ACバイア
スを重畳したバイアスを印加、更にACバイアスの場合
電圧値、電流値、周波数に関してn種類(n≧2)のバ
イアス印加条件を持ち、前記画像形成装置本体は、前記
バイアス印加条件nに基づき前記帯電手段にバイアスが
印加されている時間tnを検出する手段と、該検出手段
により検出した時間t1、t2・・・tnを積算値S
1、S2・・・Snに積算する積算手段と、積算された
積算値S1、S2・・・Snと予め決められた係数k
1、k2・・・knを用いて、前記電子写真感光体のダ
メージ指数Dを D=k1×S1+k2×S2+・・・+kn×Sn (但し、k1>0、k2、k3、・・・kn≧0であ
る。) の式に基づき演算する手段と、該演算手段により演算さ
れた感光体ダメージ指数と予め定めておいた前記電子写
真感光体の寿命とする寿命情報とを比較する比較手段
と、該比較手段の結果に基づいて前記演算手段により演
算された感光体ダメージ指数が予め定めておいた前記電
子写真感光体の寿命とする寿命情報以上であるとき、前
記電子写真感光体の寿命を警告あるいは表示する警告手
段あるいは報知手段と有することを特徴とするプロセス
カートリッジが提供される。
セスカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像
を形成する画像形成装置において、(a)電子写真感光
体と、前記電子写真感光体に作用する、少なくとも帯電
手段を有するプロセス手段とを有し、前記帯電手段に印
加される電圧は、DCバイアス成分及びACバイアス成
分を含み、且つ画像形成動作中において、バイアス印加
無し、DCバイアスのみ印加、ACバイアスを重畳した
バイアスを印加、更にACバイアスの場合、電圧値、電
流値、周波数に関してn種類(n≧2)のバイアス印加
条件を持つプロセスカートリッジを、装置本体に取外し
可能に装着するための装着手段と、(b)前記バイアス
印加条件nに基づき前記帯電手段にバイアスが印加され
ている時間tnを検出する検出手段と、該検出手段によ
り検出された時間t1、t2・・・tnと予め決められ
た係数k1、k2・・・knを用いて、前記電子写真感
光体のダメージ指数Dを D=k1×t1+k2×t2+・・・+kn×tn (但し、k1>0、k2≧0、k3≧0、・・・、kn
≧0) の式に基づき演算する手段と、前記電子写真感光体のダ
メージ指数Dを感光体ダメージ積算値に積算する積算手
段と、該積算手段により積算された積算値と予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報とを比
較する手段と、該比較手段の結果に基づいて前記積算手
段により積算された感光体ダメージ積算値が予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報以上で
あるとき、前記電子写真感光体の寿命を警告或いは表示
する警告手段あるいは報知手段と、(c)前記記録媒体
を搬送する搬送手段と、を有することを特徴とする画像
形成装置が提供される。
ロセスカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画
像を形成する画像形成装置において、(a)電子写真感
光体と、前記電子写真感光体に作用する、少なくとも帯
電手段を有するプロセス手段とを有し、前記帯電手段に
印加される電圧は、DCバイアス成分及びACバイアス
成分を含み、且つ画像形成動作中において、バイアス印
加無し、DCバイアスのみ印加、ACバイアスを重畳し
たバイアスを印加、更にACバイアスの場合、電圧値、
電流値、周波数に関してn種類(n≧2)のバイアス印
加条件を持つプロセスカートリッジを、装置本体に取外
し可能に装着するための装着手段と、(b)前記バイア
ス印加条件nに基づき前記帯電手段にバイアスが印加さ
れている時間tnを検出する手段と、該検出手段により
検出された時間t1、t2・・・tnを積算値S1、S
2・・・Snに積算する積算手段と、積算された積算値
S1、S2・・・Snと予め決められた係数k1、k2
・・・knを用いて、前記電子写真感光体のダメージ指
数Dを、 D=k1×S1+k2×S2+・・・+kn×Sn (但し、k1>0、k2、k3、・・・kn≧0) の式に基づき演算する手段と、該演算手段により演算さ
れた感光体ダメージ指数Dと予め定めておいた前記電子
写真感光体の寿命とする寿命情報とを比較する比較手段
と、該比較手段の結果に基づいて前記演算手段により演
算された感光体ダメージ指数が予め定めておいた前記電
子写真感光体の寿命とする寿命情報以上であるとき、前
記電子写真感光体の寿命を警告あるいは表示する警告手
段あるいは報知手段と、(c)前記記録媒体を搬送する
搬送手段と、を有することを特徴とする画像形成装置が
提供される。
体の寿命検知方法、画像形成装置、及びプロセスカート
リッジを図面に即して更に詳しく説明する。
する。図1に、本実施例の画像形成装置である、レーザ
ー光を用いて露光を行うプリンター(LBP)が示され
る。
る電子写真感光体1、帯電ローラ2、現像装置7、及び
クリーニング装置14のプロセス手段が組み込まれてい
るプロセスカートリッジ17、転写ローラ13、定着装
置15、光学系としてレーザースキャナ4、ミラー6等
が配設されている。尚プロセスカートリッジ17は、装
置本体に対して装着ガイド手段80により交換自在に装
着されている。
す。
ミニウム製の導電性基体1bの表面に光導電性の感光層
1aを積層して構成し、図中矢印A方向に100mm/
secの周速をもって回転駆動される。
性の均一帯電を受け、次いで、レーザースキャナ4によ
り出力される、ビデオコントローラ(不図示)から送ら
れれる画像情報の時系列電気デジタル画像信号に対応し
たレーザー露光5により、600dpiの解像度をもっ
て走査露光がなされ、画像形成装置本体に設置されてい
るミラー6を介して、表面に静電潜像が形成される。
像スリーブ11上に担持されたトナー8により反転現像
され、トナー像として顕像化される。
紙P上に転写される。そして、トナー像の転写を受けた
転写紙Pは、感光体1から分離されて搬送手段70を介
して定着装置15へ導入され、そこでトナー像の定着を
受けた後、画像形成装置本体から排出される。転写工程
を経た後の感光体1は、残トナーをクリーニング装置1
4にてクリーニングされ再度帯電工程に供される。
を採用したものでトナー8を担持してこれを感光体1へ
と搬送する回動可能に支持されたトナー担持体である現
像スリーブ11と現像スリーブ11内に固定された磁界
発生手段10と、トナー収容室3とを有している。
Cバイアスが印加できる電源16と接続されており、本
実施例では、ピーク間電圧1200Vの矩形波に−50
0VのDC成分が供給されると現像スリーブ11上に薄
層に塗布されたトナー8は、感光体1との対向部におい
て感光体1上に現像される。
分トナーを使用しており、トナー収容室3に収容されて
いる。
層2bと表層2cとが巻装された2層構成になってい
る。芯金2aは直径6mm、ローラの外径は12mmで
あり、ローラ長は約220mmである。また、芯金2a
の両端は、図示矢印cの方向にそれぞれ500gfずつ
加圧されており、感光体1に1.5mm程度のニップを
もって接している。
体1に対して従動回転する構成とされている。
次バイアス印加電源12に接続されており、本実施例に
おいては感光体回転中、バイアス印加条件1として画像
形成領域を含む一部分でACバイアス(ピーク間電圧1
600V、周波数1000Hz、正弦波)にDCバイア
ス−700Vを重畳したバイアスを印加し、感光体1表
面を約−680Vに均一帯電する。又、感光体回転中そ
の他の部分において、バイアス印加条件2として−12
50Vのみを印加し、感光体1表面を約−680Vに帯
電する部分と、バイアス印加条件3としてバイアスを印
加しない部分とが存在する(図3参照)。
条件1;画像領域において均一な良好画像を得るため、
又、プリント終了時に表面電位を除電するためにACバ
イアスを用いる、バイアス印加条件2;特に均一表面電
位は必要としないが現像器からのトナーの不必要な現像
の防止、転写部材のクリーニング等のための一定の表面
電位が必要であり、感光ドラムのダメージの少ないDC
バイアスのみを用いる、バイアス印加条件3;特に一定
の表面電位を必要としないためバイアスは印加しない、
という目的により切り替えられている。
ACバイアスの電圧値(又は電流値)を下げる、周波数
を落す等の方法もあり、同様に有効である。
体の寿命検知方法について説明する。図3にプリント動
作シーケンス、図4に感光体の寿命検知方法に関するフ
ローチャートを示す。
部22により回転動作を制御されており、接触帯電部材
である帯電ローラ2には、一次バイアス印加電源12よ
り適宜、ACバイアス、DCバイアスが一次AC電圧出
力指示部21と一次DC電圧出力指示部20により独立
に制御され印加される。一次AC電圧出力指示部21、
一次DC電圧出力指示部20及び感光体回転指示部22
はバイアス印加時間検出部23に連結されており、プリ
ント動作の1ジョブ中の各バイアス印加条件の印加時間
t1、t2、t3が検出される。
示すように、t1は一次AC電圧出力指示部21からの
印加時間情報Tac(t1=Tac=Tac1+Tac
2)、t2は一次DC電圧出力指示部20からの印加時
間情報tdcから一次AC電圧を重畳している時間Ta
cdcを引いたもの(t2=Tdc−Tacdc)、t
3は感光体回転指示部22からの感光体回転時間情報T
drからt1、t2を引いたもの(t1=Tdr−(t
1+t2))として求められる。
3にて各バイアス印加条件での印加時間t1、2t、t
3が検出される(ステップ1(S1))。
アス印加条件の印加時間t1、t2、t3は感光体ダメ
ージ演算部24に引き渡され、感光体ダメージ指数Dが
次の式により演算される(S2)。
0.1である。
いる感光体ダメージ積算値Sに1ジョブ間の感光体ダメ
ージ指数Dを加算して、感光体ダメージ積算値Sを更新
する(Snew=Sold+D、S3)。この作業は、
プリント動作の1ジョブ毎に繰り返される。1ジョブが
終了し、感光体ダメージ積算記憶部25に記憶している
積算値Sの更新が終了すると、比較部26は、感光体寿
命情報記憶部27から予め設定された寿命情報Rを読み
込み、更新された感光体ダメージ積算値Sとの大小関係
を比較する(S4、S6)。
Rよりも大きい場合には警告部(表示部)28に信号を
送り、寿命であることを警告あるいは表示する(S
5)。
積算値Sが警告(寿命)情報より小さい場合には、特に
警告等を表示せず、通常動作に戻る(S7)。
転時間、一次DC印加時間、一次AC印加時間、又は、
転写バイアス印加時間はそれぞれ異なっている。
状態における感光体1へのダメージ、特にドラム削れに
着目して検討した結果、バイアスが印加されていない状
態でのドラム削れを1とした場合、一次DCバイアスが
印加された状態でのドラム削れは2〜3、一次ACバイ
アスが印加された状態でのドラム削れは8〜10と大き
な差があることが判明した。この結果は、感光体として
ポリカーボ樹脂をメインバインダーとした表層を持つO
PC感光体を用い、感光体クリーニングとしてブレード
クリーニングを用いた系にて検討した結果得られた。
ラム削れによって支配的に決定されると考えられると、
各バイアス印加条件毎の印加時間にそれぞれ係数をか
け、合計した演算値を積算してドラム削れ量を推測し、
寿命を判断することで精度良い寿命検知が可能となる。
時間とドラム削れ量がほぼ比例するコロナ帯電を用いた
ものであったので、ドラム回転数あるいはドラム回転時
間を積算することで、精度良い寿命検知が可能であった
が、上述してきたように、帯電手段として接触帯電を用
い、且つACバイアスを印加した系においては、ドラム
回転時間とドラム削れ量は比例せず精度良い寿命検知と
はならない。
算することで、ある程度AC印加している時間を推測す
ることが可能であるが、図3のシーケンスに示すとお
り、ACバイアスは画像領域より多めの時間印加されて
おり、又、プリント動作終了時にも印加されているた
め、ほぼ画像領域にのみ印加されている転写バイアスの
印加時間Ttrとは差があり、この差が寿命検知に対し
て精度を落してしまうことになる。
出部23によりプリント動作の1ジョブ中の各バイアス
印加条件の印加時間t1、t2、t3を検出し、感光体
ダメージ演算部24により感光体ダメージ指数Dを前出
の式、及び各係数を用いて演算し、感光体ダメージ積
算値Sを最新の積算値で更新することにより、感光体1
のドラム削れ量を推定し、正確な寿命検知が可能とな
る。
スポンジ帯電ローラを用いたが、ソリッドゴムのローラ
であってもよく、又、ローラ形状に限定されるものでも
なく、ブレード形状、ブラシ形状、ブラシローラ等であ
ってもかまわない。
の演算係数は、 k1=1、k2=0.3、k3=0.1 としたが、感光体材料、バイアス印加条件の組み合わ
せ、クリーニング方式等により変化するものなので、各
系において、最適値を適宜選択すればよい。又、シーケ
ンスにおいて特に感光ドラムの削れに大きく影響を及ぼ
さない(演算係数knがk1に対して著しく小さい、印
加時間tnがt1に対して著しく小さい等)バイアス印
加条件の項は、必要とされる精度を落さない程度で省略
してもよい。
ラ、現像装置、クリーニング装置を一体化したプロセス
カートリッジを用いた例について述べているが、感光体
単品を消耗品として交換するような画像形成装置におい
ても同様な効果があることは言うまでもない。
いて説明する。
報記憶部27において、感光体寿命を判定するための情
報を2段階に設定している。即ち、ユーザに感光体寿命
が近づいたので、交換の準備をするように促すことを指
示するための警告情報Yと、真の感光体寿命である寿命
情報Rとの2段階に設定している。当然ながら、警告情
報Y<感光体寿命Rなる関係である。
部25により回転動作を制御されており、接触帯電部材
である帯電ローラ2には、一次バイアス印加電源12よ
り適宜ACバイアス、DCバイアスが一次AC電圧出力
指示部21と一次DC出力指示部20により独立して制
御され印加される。
圧出力指示部20、及び感光体回転指示部22はバイア
ス印加時間検出部23に連結されており、プリント動作
の1ジョブ中の各バイアス印加条件の印加時間t1、t
2、t3が検出される(S11)。
アス印加条件の印加時間t1、t2、t3は感光体ダメ
ージ演算部24に引き渡され、感光体ダメージ指数Dが
実施例1にて示した次の式、 D=k1×t1+k2×t2+k3×t3 ・・・ (上式にて、各係数は、k1=、k2=0.3、k3=
0.1である。)により演算される。
いる感光体ダメージ積算値Sに1ジョブ間の感光体ダメ
ージ指数Dを加算して、感光体ダメージ積算値Sを更新
する(Snew=Sold+D、S13)。
繰り返される。1ジョブが終了し、感光体ダメージ積算
記憶部25に記憶している積算値Sの更新が終了する
と、比較部26は、感光体寿命記憶部27から予め設定
された警告情報Y及び寿命情報Rを読み込み(S1
6)、感光体ダメージ積算記憶部25からは、更新され
た積算値Sを読み込む。
(S14)、その結果、更新された積算値Sが警告情報
Yより小さい場合は、通常のプリントシーケンスに戻
し、感光体1の寿命情報は表示しない(S17)。
が、S≧Yであれば、積算値Sと寿命情報Rとを比較す
る(S15)。S<Rであれば、警告部(表示部)にユ
ーザに感光体寿命が近づいたので、通常動作は継続しつ
つ交換の準備をするように促すように指示する(S1
8)。
部)28にユーザに感光体の寿命であることを伝え、感
光体の交換をするように促すように指示すると共にプリ
ント動作を阻止する(S19)。感光体1が新しく交換
されたことが確認されたら、再びプリント動作を許可す
る。
るための情報を警告情報と寿命情報の2段階に設定して
いるが、それ以上細かく設定して、詳細な感光体の寿命
情報をユーザに提示してもよいことは言うまでもない。
くなって交換する時期が近いことを感知できて、予め新
しい感光体を準備して寿命になったときに直ちに交換で
き、又、感光体が寿命になったときには、装置を停止す
るので、寿命になった後にプリントを行なうことによる
本体のダメージを防止することができる。
明する。画像形成装置の概略構成は、実施例1と同様で
あるので、変更点のみについて説明する。
ジは、電子写真感光体1、帯電ローラ2、現像装置3、
及びクリーニング装置14を一体化したものであった
が、本実施例においては、電子写真感光体1、帯電ロー
ラ2、及びクリーニング装置を一体化したドラムユニッ
ト(プロセスカートリッジ)29を一体化し、装置本体
に対して装着ガイド手段80により交換自在とされてお
り、現像装置7は別ユニットとしている。ドラムユニッ
ト29内には、記憶手段である記憶素子30を搭載し、
又、ドラムユニット29の容器には、画像形成装置に装
着された際に本体の制御部と通信可能なように接続端子
(不図示)が設けられている。
で省略する。
示部22により回転動作を制御されており、接触帯電部
材である帯電ローラ2には、一次バイアス印加電源12
より適宜ACバイアス、DCバイアスが一次AC電圧出
力指示部21と一次DC電圧出力指示部20により独立
に制御され印加される。
圧出力指示部20及び感光体回転指示部22はバイアス
印加時間検出部23に連結されており、プリント動作の
1ジョブ中の各バイアス印加条件の印加時間t1、t
2、t3が検出される(S21)。
アス印加条件の印加時間t1、t2、t3は感光体ダメ
ージ演算部24に引き渡され、感光体ダメージ指数Dが
次の式、 D=k1×t1+k2×t2+k3×t3 ・・・ (ここで、上記各係数は、k1=、k2=0.3、k3
=0.1である。)により演算される。
ニット29内の記憶素子30に連結されており、1ジョ
ブ毎に記憶素子30から感光体ダメージ積算値Sを読み
込んで感光体ダメージ積算値Sを更新する(S22)。
了し、ドラムユニット29の記憶素子30に記憶してい
る積算値Sの更新が終了すると(S23)、比較部26
は、ドラムユニット29の記憶素子30から、更新され
た積算値S及び予め設定され記憶されている寿命情報R
を読み込み、両者の大小関係を比較する(S24)。そ
の結果、更新された積算値Sが寿命情報Rよりも大きい
場合(S≧R)には警告部(表示部)28に信号を送り
寿命であることを警告あるいは表示し、本体のプリント
行為を禁止する(S25)。
<R)には、特に警告表示をせず通常動作に戻る(S2
6)。
素子30を設けたことにより、ユニット毎に記憶されて
いる感光体ダメージ指数が異なるので、ユニットの判別
が容易にできる。即ち、新品のユニットに交換した際、
誤ってユーザが古いユニットを装着しても、特別に識別
手段を設けることなく判断できるので、ユーザの交換ミ
スを防止でき、誤って寿命を越えたドラムユニットを使
用し、不良画像を出力するなどの不具合を防止できる。
ラムユニット29の記憶素子30に予め記憶させること
により、寿命の異なるドラムユニットを装着した場合に
おいてもそれぞれの寿命に応じて、適切に寿命を検知し
警告等を行うことができる。
明する。画像形成装置の概略構成は、実施例1と同じで
あるので、変更点のみについて説明する。
感光体1、帯電ローラ2、及びクリーニング装置14を
一体化してドラムユニット(プロセスカートリッジ)2
9とし、現像装置7は別ユニットとし、ドラムユニット
29内には、記憶素子30を搭載した例である。又、ド
ラムユニット29の容器には、画像形成装置本体に装着
された際に本体の制御部と通信可能なように接続端子
(不図示)が設けられていることも同様である。
体の寿命検知方法が、プリント動作の1ジョブ中の各バ
イアス印加条件の印加時間t1、t2、t3を検知し、
感光体ダメージ演算部により感光体ダメージ指数を演算
した後、本体の感光体ダメージ積算記憶部又はドラムユ
ニットの記憶素子に感光体ダメージ積算値を記憶してい
たのに対し、各バイアス印加条件の印加時間t1、t
2、t3そのものを各積算値S1、S2、S3に積算記
憶し、任意のタイミングにおいて積算値S1、S2、S
3を読み出し、感光体ダメージ演算部において係数k
1、k2、k3を用いてトータルの感光体ダメージ指数
Dを式、 D=k1×S1+k2×S2+k3×S3 ・・・ により求める点、更には、係数k1、k2、k3の値
を、各バイアス印加条件の印加時間の積算値S1、S
2、S3の比率により可変とする点である。
本発明の特徴部分である感光体の寿命検知方法について
説明する。
部22により回転動作を制御されており、接触帯電部材
である帯電ローラ2には、一次バイアス印加電源12よ
り適宜ACバイアス、DCバイアスが一次AC電圧出力
指示部21と一次DC電圧出力指示部20により独立に
制御され印加される。
力指示部20及び感光体回転指示部22はバイアス印加
時間検出部23に連結されており、プリント動作の1ジ
ョブ中の各バイアス印加条件の印加時間t1、t2、t
3が検出される(S31)。
アス印加条件の印加条件t1、t2、t3は感光体ダメ
ージ演算部24に引き渡され、感光体ダメージ演算部2
4は連結されているドラムユニット29内の記憶素子3
0から、記憶している感光体各バイアス印加条件の印加
時間の積算値S1、S2、S3を読み込み、その値に1
ジョブ間の各バイアス印加条件の印加時間t1、t2、
t3を加算して、記憶素子30に記憶している各バイア
ス印加条件の印加時間の積算値S1、S2、S3を更新
する(S32、S33)。
印加時間の積算値S1、S2、S3を用いて、感光体ダ
メージ指数Dが式、 D=k1×S1+k2×S2+k3×S3 ・・・ により演算される(S34)。
イアス印加条件の印加時間の積算値S1、S2、S3の
比率によって適宜調整される。本実施例では、感光体ド
ラム削れに対する影響度の最も大きいバイアス印加条件
1(正弦波、周波数1000Hz、ピーク間電圧160
0VのACバイアスにDCバイアス−700Vを重畳し
たバイアス)の印加時間の積算値S1に注目し、感光ド
ラム回転時間(S1+S2+S3)に対するバイアス印
加時間条件1の印加時間積算値S1の割合ρを演算し、
割合ρにより、 k1=1、k2=0.5×ρ、k3=0.2×ρ としている。
比較部26は、ドラムユニット29の記憶素子30か
ら、予め設定され記憶されている寿命情報Rを読み込
み、演算された感光体ダメージ指数Dと大小関係を比較
する(S35)。
Dが寿命情報Rより大きい場合(D≧R)には警告部
(表示部)28に信号を送り寿命であることを警告ある
いは表示する(S36)。
さい場合には、特に警告等の表示をせず、通常動作に戻
る(S37)。
加時間積算値S1の感光ドラム回転時間(S1+S2+
S3)に対する割合により、バイアス印加条件2、3の
印加時間積算値S2、S3に関する係数k2、k3を変
化させた理由は、次のような実験結果に基づいている。
イアス印加、DCバイアス印加のみの印加、バイアス印
加無し等のバイアス印加条件の違いにより感光ドラムの
ダメージ(主に削れ量)に違いがある。特に、ACバイ
アス印加時の感光ドラムの削れ量は、その他の場合に比
べ多くなることが実験により確認された。
中のACバイアスの印加時間の程度により、それ以外の
バイアス印加条件時の感光ドラムの削れ量にも影響があ
ると考え、感光ドラムの回転時間中のACバイアスの印
加時間割合を50%→70%と変えて単位時間当りの感
光ドラムの削れ量を測定する実験をした。
大きい程、その他のバイアス印加条件時の感光ドラムの
削れ量を1としてDCバイアスのみの印加時で0.20
→0.4程度、バイアス印加無し時において0.1→
0.15程度と増加していることが判明した。この実験
も実施例1同様に、感光体1としてポリカーボ樹脂をメ
インバインダーとした表層を持つOPC感光体を用い、
感光体クリーニングとしてブレードクリーニングを用い
た系にて行った。
光ドラムのダメージ指数の演算係数k1、k2、k3
を、感光ドラム回転時間(S1+S2+S3)に対する
バイアス印加条件1の印加時間積算値S1の割合ρによ
り簡易的に k1=1、k2=0.5×ρ、k3=0.2×ρ と設定した。
枚数1万枚程度)場合、実施例1〜3のように感光ドラ
ムのダメージ指数の演算係数k1、k2、k3を定数と
しても従来方式に対し、十分精度を上げることができる
が、感光ドラムの寿命が長い(例えば通紙可能枚数5万
枚程度)場合、耐久枚数の増加に比例して誤差も大きく
なるため本実施例のように演算係数を変化させた方がよ
り精度を上げることができる。
記憶素子30を設け、各バイアス印加条件の印加時間t
1、t2、t3そのものを各積算値S1、S2、S3に
積算して記憶素子30に記憶し、任意のタイミングにお
いて積算値S1、S2、S3を読み出し、感光体ダメー
ジ演算部24において積算値S1、S2、S3の比率に
より決まる係数k1、k2、k3を用いてトータルの感
光体ダメージ指数Dを求める方式を用いることにより、
感光体の寿命を精度よく推測することができる。
収することにより実際の市場の使用状況に関する情報を
多く収集することができ、そのデータに基づき演算係数
を微調整する等を行い、更なる高精度化を図ることがで
きる。
いう目的に関しては、各バイアス印加条件の印加時間t
1、t2、t3の積算値S1、S2、S3は画像形成装
置本体に記憶してもよく、又、実施例1〜3のように1
ジョブ中の各バイアス印加条件の印加時間t1、t2、
t3を検知し、感光体ダメージ演算部により感光体ダメ
ージ指数を演算した後、本体の感光体ダメージ積算記憶
部又はドラムユニットの記憶素子に感光体ダメージ積算
値を記憶する方式において、1ジョブ毎に感光体ダメー
ジ指数を演算する際に、1ジョブ中の各バイアス印加条
件の印加時間t1、t2、t3の比率から係数k1、k
2、k3を変化させ、1ジョブでの感光体ダメージ指数
を求めても、同様に効果がある。
ジの演算係数の簡易的な式により、係数を、k1=1、
k2=0.5×ρ、k3=0.2×ρとしたが、感光体
材料、バイアス印加条件の組み合わせ、クリーニング方
式等により変化するものなので、各系において最適値及
び可変方法を適宜選択すればよい。
材の抵抗変動、感光ドラム削れによる感光ドラムの容量
変動により、ACバイアスの電圧値、電流値を変化し、
感光ドラムが受けるダメージ量も変化するような場合、
ACバイアスの電圧値又は電流値を検知する手段を設
け、それによりACバイアス印加時の演算係数を変化さ
せる方法も効果的である。
示したモノカラーレーザビームプリンタに本発明を適用
した場合について説明したが、実施例5においては、本
発明を図10及び図11に示す、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックのフルカラーレーザビームプリンタに
適用する。
示の駆動手段によって図時矢印方向に駆動され、ローラ
ー帯電器72により所定の電位に均一に帯電される。次
いで、イエローの画像模様に従った信号が入力された露
光装置73により、レーザ光が感光ドラム71に照射さ
れ、感光ドラム71上に潜像が形成される。
持体75に支持された現像装置74a、74b、74
c、74dのうち、例えばイエロートナーが収容された
現像装置74aが感光ドラム71に対向するように支持
体5が回転され、上記の潜像は現像装置74aによって
可視化される。次いで、現像されたトナー像は中間転写
体である中間転写ベルト66上に転写される。
61、62、63上に張設され、不図示の駆動源に連結
された支持ローラー62が回転することにより、図中矢
印方向に移動する。又、中間転写ベルト66の内側の感
光ドラム対向部には、一次転写ローラ64が設けられ、
不図示の高圧電源から所定のバイアスが印加され、感光
ドラム71上のトナーは中間転写ベルト66上に転写さ
れる。
ン、黒の順に現像装置74b、74c、74dにより実
施することによって中間転写ベルト66上に4色のトナ
ー像が形成される。
6の移動と同期をとって給紙装置76から搬送手段77
を介して搬送された転写紙上に、2次転写ローラー65
により一括転写される。更に、転写紙は、加熱・加圧定
着装置78によって溶融固着されカラー画像が得られ
る。
ド手段を備えたクリーニング装置79によって清掃され
る。
2、感光ドラム71、及びクリーニング装置79が一体
のプロセスカートリッジ90として、図11に示すよう
な外観を有するように構成され、装置本体に対して装着
ガイド手段80により脱着自在とされている。更に、上
記の実施例のカートリッジメモリ部4と同様に機能する
記憶手段84を備えている。
セスカートリッジと同様に、装置本体と脱着可能な構成
とされている。これらの構成により、従来サービスマン
が行なっていた上記部材の交換、メンテナンスをユーザ
が簡単に行なうことができる。
置に、実施例1、2、3及び4にて説明した本発明を適
用することにより、上記と同様の作用効果を得ることが
できる。
によれば、電子写真感光体の正確な寿命検知を行なうこ
とができ、装置本体の作動を停止できることにより、寿
命後のプリントによる本体ダメージを防止でき、又、電
子写真感光体の寿命による交換時期が近いことを正確に
検知できる電子写真感光体の寿命検知方法、この寿命検
知方法を用いた画像形成装置及びプロセスカートリッ
ジ、このプロセスカートリッジを備えた画像形成装置を
得ることができる。
る。
トリッジを示す構成図である。
す図である。
ャートである。
る。
ートである。
る。
ートである。
ある。
スカートリッジの外観図である。
段) 24 感光体ダメージ演算部(演算手段) 25 感光体ダメージ積算記憶部(積算手
段) 26 比較部(比較手段) 28 警告部(表示部・警告手段・報知手
段) 30、84 記憶素子(記憶手段) 70、77 搬送手段 80 装着手段
Claims (33)
- 【請求項1】 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
の電子写真感光体の寿命検知方法において、前記電子写
真感光体に作用する帯電手段が前記電子写真感光体に印
加する電圧は、DCバイアス成分及びACバイアス成分
を含み、且つ画像形成動作中において、バイアス印加無
し、DCバイアスのみ印加、DCバイアスにACバイア
スを重畳したバイアスを印加、更にACバイアスの場
合、電圧値、電流値、周波数に関してn種類(n≧2)
のバイアス印加条件を持ち、前記画像形成装置本体は、
前記バイアス印加条件nに基づき前記帯電手段にバイア
スが印加されている時間tnを検出し、検出された時間
t1、t2・・・tnと予め決められた係数k1、k2
・・・knを用いて、前記電子写真感光体のダメージ指
数Dを D=k1×t1+k2×t2+・・・+kn×tn (但し、k1>0、k2≧0、k3≧0、・・・、kn
≧0) の式に基づき演算し、前記電子写真感光体のダメージ指
数Dを感光体ダメージ積算値に積算し、積算された積算
値と予め定めておいた前記電子写真感光体の寿命とする
寿命情報とを比較し、該比較結果に基づいて、積算され
た感光体ダメージ積算値が予め定めておいた前記電子写
真感光体の寿命とする積算時間以上であるとき、前記電
子写真感光体の寿命を警告或いは表示することを特徴と
する電子写真感光体の寿命検知方法。 - 【請求項2】 前記ダメージ指数の演算時に、前記検出
された時間t1、t2・・・tnの比率により前記係数
k2、k3・・・knの値を変化させることを特徴とす
る請求項1の電子写真感光体の寿命検知方法。 - 【請求項3】 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
の電子写真感光体の寿命検知方法において、前記電子写
真感光体に作用する帯電手段が前記電子写真感光体に印
加する電圧は、DCバイアス成分及びACバイアス成分
を含み、且つ画像形成動作中において、バイアス印加無
し、DCバイアスのみ印加、DCバイアスにACバイア
スを重畳したバイアスを印加、更にACバイアスの場
合、電圧値、電流値、周波数に関してn種類(n≧2)
のバイアス印加条件を持ち、前記バイアス印加条件nに
基づき前記帯電手段にバイアスが印加されている時間t
nを検出し、検出した時間t1、t2・・・tnを積算
値S1、S2・・・Snに積算し、積算された積算値S
1、S2・・・Snと予め決められた係数k1、k2・
・・knを用いて、前記電子写真感光体のダメージ指数
Dを D=k1×S1+k2×S2+・・・+kn×Sn (但し、上式において、k1>0、k2、k3、・・・
kn≧0である。) の式に基づき演算し、前記ダメージ指数Dと予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報Rを比
較し、該比較結果に基づいて前記ダメージ指数Dが予め
定めておいた前記電子写真感光体の寿命とする積算時間
以上であるとき、前記電子写真感光体の寿命を警告ある
いは表示することを特徴とする電子写真感光体の寿命検
知方法。 - 【請求項4】 前記ダメージ指数の演算時に、前記積算
値S1、S2・・・Snの比率により前記係数k2、k
3・・・knの値を変化させることを特徴とする請求項
3の電子写真感光体の寿命検知方法。 - 【請求項5】 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
において、(a)電子写真感光体に作用する帯電手段を
有し、前記帯電手段に印加される電圧は、DCバイアス
成分及びACバイアス成分を含み、且つ画像形成動作中
において、バイアス印加無し、DCバイアスのみ印加、
ACバイアスを重畳したバイアスを印加、更にACバイ
アスの場合電圧値、電流値、周波数に関してn種類(n
≧2)のバイアス印加条件を持ち、前記バイアス印加条
件nに基づき前記帯電手段にバイアスが印加されている
時間tnを検出する検出手段と、該検出手段により検出
された時間t1、t2・・・tnと予め決められた係数
k1、k2・・・knを用いて、前記電子写真感光体の
ダメージ指数Dを D=k1×t1+k2×t2+・・・+kn×tn (但し、k1>0、k2≧0、k3≧0、・・・、kn
≧0) の式に基づき演算する手段と、前記電子写真感光体のダ
メージ指数Dを感光体ダメージ積算値に積算する積算手
段と、該積算手段により積算された積算値と予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報とを比
較する手段と、該比較手段の結果に基づいて前記積算手
段により積算された感光体ダメージ積算値が予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報以上で
あるとき、前記電子写真感光体の寿命を警告或いは表示
する警告手段あるいは報知手段と、(b)前記記録媒体
を搬送する搬送手段と、を有することを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項6】 電子写真感光体が寿命に達する前に前記
電子写真感光体の交換準備を促すため、予め定めておい
た少なくとも一つ以上の前記寿命情報よりも小さい警告
情報、及び前記寿命情報とを前記感光体ダメージ積算値
と比較する比較手段と、該比較手段の結果に基づいて、
前記積算手段により積算された積算値が予め定めておい
た警告情報以上であるとき前記電子写真感光体の交換準
備を警告あるいは表示し、前記比較手段の結果に基づい
て前記積算手段により積算された積算値が予め定めてお
いた寿命情報以上であるとき前記電子写真感光体の寿命
を警告あるいは表示する手段を有し、前記警告手段ある
いは表示手段により前記電子写真感光体の寿命が警告あ
るいは表示されたとき、画像形成装置本体の画像形成動
作を中止することを特徴とする請求項5の画像形成装
置。 - 【請求項7】 前記ダメージ指数の演算時に、前記検出
された時間t1、t2・・・tnの比率により前記係数
k2、k3・・・knの値を変化させることを特徴とす
る請求項5又は6の画像形成装置。 - 【請求項8】 記録媒体に画像を形成する画像形成装置
において、(a)前記電子写真感光体に作用する帯電手
段を有し、前記帯電手段に印加される電圧は、DCバイ
アス成分及びACバイアス成分を含み、且つ画像形成動
作中において、バイアス印加無し、DCバイアスのみ印
加、ACバイアスを重畳したバイアスを印加、更にAC
バイアスの場合電圧値、電流値、周波数に関してn種類
(n≧2)のバイアス印加条件を持ち、バイアス印加条
件nに基づき前記帯電手段にバイアスが印加されている
時間tnを検出する手段と、該検出手段により検出され
た時間t1、t2・・・tnを積算値S1、S2・・・
Snに積算する積算手段と、積算された積算値S1、S
2・・・Snと予め決められた係数k1、k2・・・k
nを用いて、前記電子写真感光体のダメージ指数Dを、 D=k1×S1+k2×S2+・・・+kn×Sn (但し、k1>0、k2、k3、・・・kn≧0) の式に基づき演算する手段と、該演算手段により演算さ
れた感光体ダメージ指数Dと予め定めておいた前記電子
写真感光体の寿命とする寿命情報とを比較する比較手段
と、該比較手段の結果に基づいて前記演算手段により演
算された感光体ダメージ指数が予め定めておいた前記電
子写真感光体の寿命とする寿命情報以上であるとき、前
記電子写真感光体の寿命を警告あるいは表示する警告手
段あるいは報知手段と、(b)前記記録媒体を搬送する
搬送手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項9】 前記電子写真感光体が寿命に達する前に
前記電子写真感光体の交換準備を促すため、予め定めて
おいた少なくとも一つ以上の前記寿命情報よりも小さい
警告情報、及び前記寿命情報とを前記感光体ダメージ指
数と比較する比較手段と、該比較手段の結果に基づい
て、前記演算手段により演算された感光体ダメージ指数
が予め定めておいた警告情報以上であるとき、前記電子
写真感光体の交換準備を警告あるいは表示し、前記比較
手段の結果に基づいて前記演算された感光体ダメージ指
数が予め定めておいた寿命情報以上であるとき前記電子
写真感光体の寿命を警告あるいは表示する手段を有し、
前記警告手段あるいは表示手段により前記電子写真感光
体の寿命が警告あるいは表示されたとき、画像形成装置
本体の画像形成動作を中止することを特徴とする請求項
8の画像形成装置。 - 【請求項10】 前記ダメージ指数の演算時に、前記演
算された積算値S1、S2、・・・Snの比率により前
記係数k2、k3、・・・knの値を変化させることを
特徴とする請求項8又は9の画像形成装置。 - 【請求項11】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセ
スカートリッジにおいて、電子写真感光体と、前記電子
写真感光体に作用する、少なくとも帯電手段を有するプ
ロセス手段とを有し、前記帯電手段に印加される電圧
は、DCバイアス成分及びACバイアス成分を含み、且
つ画像形成動作中において、バイアス印加無し、DCバ
イアスのみ印加、ACバイアスを重畳したバイアスを印
加、更にACバイアスの場合電圧値、電流値、周波数に
関してn種類(n≧2)のバイアス印加条件を持ち、前
記画像形成装置本体は、前記バイアス印加条件nに基づ
き前記帯電手段にバイアスが印加されている時間tnを
検出する検出手段と、該検出手段により検出された時間
t1、t2・・・tnと予め決められた係数k1、k2
・・・knを用いて、前記電子写真感光体のダメージ指
数Dを D=k1×t1+k2×t2+・・・+kn×tn (但し、k1>0、k2≧0、k3≧0、・・・、kn
≧0) の式に基づき演算する手段と、前記電子写真感光体のダ
メージ指数Dを感光体ダメージ積算値に積算する積算手
段と、該積算手段により積算された積算値と予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報とを比
較する手段と、該比較手段の結果に基づいて前記積算手
段により積算された感光体ダメージ積算値が予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報以上で
あるとき、前記電子写真感光体の寿命を警告或いは表示
する警告手段あるいは報知手段とを有することを特徴と
するプロセスカートリッジ。 - 【請求項12】 前記画像形成装置本体は、電子写真感
光体が寿命に達する前に前記電子写真感光体の交換準備
を促すため、予め定めておいた少なくとも一つ以上の前
記寿命情報よりも小さい警告情報、及び前記寿命情報と
を前記感光体ダメージ積算値と比較する比較手段と、該
比較手段の結果に基づいて、前記積算手段により積算さ
れた積算値が予め定めておいた寿命情報以上であるとき
前記電子写真感光体の交換準備を警告あるいは表示し、
前記比較手段の結果に基づいて前記積算手段により積算
された積算値が予め定めておいた警告情報以上であると
き前記電子写真感光体の寿命を警告あるいは表示する警
告手段あるいは表示手段にを有し、警告手段あるいは表
示手段により前記電子写真感光体の寿命が警告あるいは
表示されたとき、画像形成装置本体の画像形成動作を中
止することを特徴とする請求項11のプロセスカートリ
ッジ。 - 【請求項13】 前記積算値が書き込まれる記憶手段を
有し、前記画像形成装置本体が前記記憶手段に書き込ま
れた内容を読み出す手段を有することを特徴とする請求
項1又は2のプロセスカートリッジ。 - 【請求項14】 前記電子写真感光体の寿命に関する情
報を記憶し、前記積算値が書き込まれる記憶手段を有
し、前記画像形成装置本体が前記記憶手段から前記電子
写真感光体の寿命に関する情報及び前記積算値を読み出
す手段を有することを特徴とする請求項11又は12の
プロセスカートリッジ。 - 【請求項15】 前記演算手段による前記ダメージ指数
の演算時に、前記検出手段により検出された時間t1、
t2・・・tnの比率により前記係数k2、k3・・・
knの値を変化させることを特徴とする請求項11から
14のうちいずれかひとつのプロセスカートリッジ。 - 【請求項16】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセ
スカートリッジにおいて、電子写真感光体と、前記電子
写真感光体に作用する、少なくとも帯電手段を有するプ
ロセス手段とを有し、前記帯電手段に印加される電圧
は、DCバイアス成分及びACバイアス成分を含み、且
つ画像形成動作中において、バイアス印加無し、DCバ
イアスのみ印加、ACバイアスを重畳したバイアスを印
加、更にACバイアスの場合電圧値、電流値、周波数に
関してn種類(n≧2)のバイアス印加条件を持ち、前
記画像形成装置本体は、前記バイアス印加条件nに基づ
き前記帯電手段にバイアスが印加されている時間tnを
検出する手段と、該検出手段により検出した時間t1、
t2・・・tnを積算値S1、S2・・・Snに積算す
る積算手段と、積算された積算値S1、S2・・・Sn
と予め決められた係数k1、k2・・・knを用いて、
前記電子写真感光体のダメージ指数Dを D=k1×S1+k2×S2+・・・+kn×Sn (但し、k1>0、k2、k3、・・・kn≧0であ
る。) の式に基づき演算する手段と、該演算手段により演算さ
れた感光体ダメージ指数と予め定めておいた前記電子写
真感光体の寿命とする寿命情報とを比較する比較手段
と、該比較手段の結果に基づいて前記演算手段により演
算された感光体ダメージ指数が予め定めておいた前記電
子写真感光体の寿命とする寿命情報以上であるとき、前
記電子写真感光体の寿命を警告あるいは表示する警告手
段あるいは報知手段と有することを特徴とするプロセス
カートリッジ。 - 【請求項17】 前記画像形成装置本体は、電子写真感
光体が寿命に達する前に前記電子写真感光体の交換準備
を促すため、予め定めておいた少なくとも一つ以上の前
記寿命情報よりも小さい警告情報、及び前記寿命情報と
を前記感光体ダメージ指数と比較する比較手段と、該比
較手段の結果に基づいて、前記演算手段により演算され
た感光体ダメージ指数を予め定めておいた警告情報以上
であるとき前記電子写真感光体の交換準備を警告あるい
は表示し、前記比較手段の結果に基づいて前記演算手段
により演算された感光体ダメージ指数が予め定めておい
た寿命情報以上であるとき前記電子写真感光体の寿命を
警告あるいは表示する手段とを有し、前記警告手段ある
いは表示手段により前記電子写真感光体の寿命が警告あ
るいは表示されたとき、画像形成装置本体の画像形成動
作を中止することを特徴とする請求項16のプロセスカ
ートリッジ。 - 【請求項18】 前記積算値が書き込まれる記憶手段を
有し、前記画像形成装置本体が前記記憶手段に書き込ま
れた内容を読み出す手段を有することを特徴とする請求
項16又は17のプロセスカートリッジ。 - 【請求項19】 前記電子写真感光体の寿命に関する情
報を記憶し、前記積算値が書き込まれる記憶手段を有
し、前記画像形成装置本体が前記記憶手段から前記電子
写真感光体の寿命に関する情報及び前記積算値を読み出
す手段とを有することを特徴とする請求項16又は17
のプロセスカートリッジ。 - 【請求項20】 前記演算手段による前記ダメージ指数
の演算時に、前記積算値S1、S2・・・Snの比率に
より前記係数k2、k3・・・knの値を変化させるこ
とを特徴とする請求項16から19のうちいずれかひと
つのプロセスカートリッジ。 - 【請求項21】 前記プロセスカートリッジとは、前記
プロセス手段として少なくとも帯電手段と、現像手段又
はクリーニング手段と、前記電子写真感光体とを一体的
にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置
本体に対して着脱可能とするものである請求項11から
20のうちいずれかひとつのプロセスカートリッジ。 - 【請求項22】 前記プロセスカートリッジとは、前記
プロセス手段として少なくとも帯電手段と、現像手段及
びクリーニング手段の少なくとも一つと、前記電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る請求項11から20のうちいずれかひとつのプロセス
カートリッジ。 - 【請求項23】 前記プロセスカートリッジとは、前記
プロセス手段としての少なくとも帯電手段及び現像手段
と、前記電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものである請求項21から30のうちいずれ
かひとつのプロセスカートリッジ。 - 【請求項24】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
って、記録媒体に画像を形成する画像形成装置におい
て、(a)電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作
用する、少なくとも帯電手段を有するプロセス手段とを
有し、前記帯電手段に印加される電圧は、DCバイアス
成分及びACバイアス成分を含み、且つ画像形成動作中
において、バイアス印加無し、DCバイアスのみ印加、
ACバイアスを重畳したバイアスを印加、更にACバイ
アスの場合、電圧値、電流値、周波数に関してn種類
(n≧2)のバイアス印加条件を持つプロセスカートリ
ッジを、装置本体に取外し可能に装着するための装着手
段と、(b)前記バイアス印加条件nに基づき前記帯電
手段にバイアスが印加されている時間tnを検出する検
出手段と、該検出手段により検出された時間t1、t2
・・・tnと予め決められた係数k1、k2・・・kn
を用いて、前記電子写真感光体のダメージ指数Dを D=k1×t1+k2×t2+・・・+kn×tn (但し、k1>0、k2≧0、k3≧0、・・・、kn
≧0) の式に基づき演算する手段と、前記電子写真感光体のダ
メージ指数Dを感光体ダメージ積算値に積算する積算手
段と、該積算手段により積算された積算値と予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報とを比
較する手段と、該比較手段の結果に基づいて前記積算手
段により積算された感光体ダメージ積算値が予め定めて
おいた前記電子写真感光体の寿命とする寿命情報以上で
あるとき、前記電子写真感光体の寿命を警告或いは表示
する警告手段あるいは報知手段と、(c)前記記録媒体
を搬送する搬送手段と、を有することを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項25】 前記電子写真感光体が寿命に達する前
に前記電子写真感光体の交換準備を促すため、予め定め
ておいた少なくとも一つ以上の前記寿命情報よりも小さ
い警告情報、及び前記寿命情報とを前記感光体ダメージ
積算値と比較する比較手段と、該比較手段の結果に基づ
いて、前記積算手段により積算された積算値が予め定め
ておいた寿命情報以上であるとき、前記電子写真感光体
の交換準備を警告あるいは表示し、前記比較手段の結果
に基づいて前記積算手段により積算された積算値が予め
定めておいた寿命情報以上であるとき前記電子写真感光
体の寿命を警告あるいは表示する手段を有し、前記警告
手段あるいは表示手段により前記電子写真感光体の寿命
が警告あるいは表示されたとき、画像形成装置本体の画
像形成動作を中止することを特徴とする請求項24の画
像形成装置。 - 【請求項26】 前記プロセスカートリッジが前記積算
値が書き込まれる記憶手段を有し、装置本体が前記記憶
手段に書き込まれた内容を読み出す手段を有することを
特徴とする請求項24又は25の画像形成装置。 - 【請求項27】 前記プロセスカートリッジが、前記電
子写真感光体の寿命に関する情報を記憶し、前記積算値
が書き込まれる記憶手段を有し、装置本体が前記記憶手
段から前記電子写真感光体の寿命に関する情報及び前記
積算値を読み出す手段を有することを特徴とする請求項
24又は25の画像形成装置。 - 【請求項28】 前記演算手段による前記ダメージ指数
の演算時に、前記検出手段により検出された時間t1、
t2・・・tnの比率により前記係数k2、k3・・・
knの値を変化させることを特徴とする請求項24から
27のうちいずれかひとつの画像形成装置。 - 【請求項29】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
って、記録媒体に画像を形成する画像形成装置におい
て、(a)電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作
用する、少なくとも帯電手段を有するプロセス手段とを
有し、前記帯電手段に印加される電圧は、DCバイアス
成分及びACバイアス成分を含み、且つ画像形成動作中
において、バイアス印加無し、DCバイアスのみ印加、
ACバイアスを重畳したバイアスを印加、更にACバイ
アスの場合、電圧値、電流値、周波数に関してn種類
(n≧2)のバイアス印加条件を持つプロセスカートリ
ッジを、装置本体に取外し可能に装着するための装着手
段と、(b)前記バイアス印加条件nに基づき前記帯電
手段にバイアスが印加されている時間tnを検出する手
段と、該検出手段により検出された時間t1、t2・・
・tnを積算値S1、S2・・・Snに積算する積算手
段と、積算された積算値S1、S2・・・Snと予め決
められた係数k1、k2・・・knを用いて、前記電子
写真感光体のダメージ指数Dを、 D=k1×S1+k2×S2+・・・+kn×Sn (但し、k1>0、k2、k3、・・・kn≧0) の式に基づき演算する手段と、該演算手段により演算さ
れた感光体ダメージ指数Dと予め定めておいた前記電子
写真感光体の寿命とする寿命情報とを比較する比較手段
と、該比較手段の結果に基づいて前記演算手段により演
算された感光体ダメージ指数が予め定めておいた前記電
子写真感光体の寿命とする寿命情報以上であるとき、前
記電子写真感光体の寿命を警告あるいは表示する警告手
段あるいは報知手段と、(c)前記記録媒体を搬送する
搬送手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項30】 前記電子写真感光体が寿命に達する前
に前記電子写真感光体の交換準備を促すため、予め定め
ておいた少なくとも一つ以上の前記寿命情報よりも小さ
い警告情報、及び前記寿命情報とを前記感光体ダメージ
指数と比較する比較手段と、該比較手段の結果に基づい
て、前記積算手段により積算された感光体ダメージ指数
が予め定めておいた警告情報以上であるとき、前記電子
写真感光体の交換準備を寿命を警告あるいは表示し、前
記比較手段の結果に基づいて前記演算手段により演算さ
れた感光体ダメージ指数が予め定めておいた寿命情報以
上であるとき前記電子写真感光体の寿命を警告あるいは
表示する警告手段あるいは表示手段を有し、前記警告手
段あるいは表示手段により前記電子写真感光体の寿命が
警告あるいは表示されたとき、画像形成装置本体の画像
形成動作を中止することを特徴とする請求項29の画像
形成装置。 - 【請求項31】 前記プロセスカートリッジが、前記積
算値が書き込まれる記憶手段を有し、装置本体が前記記
憶手段に書き込まれた内容を読み出す手段を有すること
を特徴とする請求項29又は30の画像形成装置。 - 【請求項32】 前記プロセスカートリッジが、前記電
子写真感光体の寿命に関する情報を記憶し、前記積算値
が書き込まれる記憶手段を有し、装置本体が前記記憶手
段から前記電子写真感光体の寿命に関する情報及び前記
積算値を読み出す手段を有することを特徴とする請求項
29又は30の画像形成装置。 - 【請求項33】 前記演算手段による前記ダメージ指数
の演算時に、前記積算値S1、S2・・・Snの比率に
より前記係数k2、k3・・・knの値を変化させるこ
とを特徴とする請求項29から32のうちいずれかひと
つの画像形成装置。
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