JPH07175368A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JPH07175368A JPH07175368A JP5319413A JP31941393A JPH07175368A JP H07175368 A JPH07175368 A JP H07175368A JP 5319413 A JP5319413 A JP 5319413A JP 31941393 A JP31941393 A JP 31941393A JP H07175368 A JPH07175368 A JP H07175368A
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡易な構成でありながら現像剤の残量を正確に
把握でき、これにより現像剤に関する監視処理を最適な
タイミングで良好に行うことを可能とする。 【構成】黒画素カウント手段9aにより、記録した黒画
素の数をカウントし、この黒画素数からトナーの消費量
を検出する。またトナー補給検出部8により、トナーホ
ッパ41への一定量ごとのトナーの補給を検出する。そ
してトナー残量監視処理手段により、トナーの消費量と
一定量ごとのトナーの補給との関係からトナーホッパ4
1内のトナーの残量を監視し、このトナーの残量に基づ
いたタイミングで、例えばトナー補給警告の表示や記録
動作の実行禁止などの所定の処理を行う。
把握でき、これにより現像剤に関する監視処理を最適な
タイミングで良好に行うことを可能とする。 【構成】黒画素カウント手段9aにより、記録した黒画
素の数をカウントし、この黒画素数からトナーの消費量
を検出する。またトナー補給検出部8により、トナーホ
ッパ41への一定量ごとのトナーの補給を検出する。そ
してトナー残量監視処理手段により、トナーの消費量と
一定量ごとのトナーの補給との関係からトナーホッパ4
1内のトナーの残量を監視し、このトナーの残量に基づ
いたタイミングで、例えばトナー補給警告の表示や記録
動作の実行禁止などの所定の処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置などのよ
うな画像記録装置に関する。
うな画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真記録装置では、貯留容器に貯留
されたトナーを使用して画像の記録を行うが、この画像
の記録にともなってトナーが消費され、貯留容器内のト
ナー残量が減少する。そして貯留容器からトナーがなく
なると、当然のことながら画像の記録が行えなくなる。
そこで貯留容器に検出器を設け、トナー残量の監視を行
っている。
されたトナーを使用して画像の記録を行うが、この画像
の記録にともなってトナーが消費され、貯留容器内のト
ナー残量が減少する。そして貯留容器からトナーがなく
なると、当然のことながら画像の記録が行えなくなる。
そこで貯留容器に検出器を設け、トナー残量の監視を行
っている。
【0003】ところで貯留容器におけるトナーの有無を
検出するように検出器を設けると、トナーの残量が僅か
となったことが分からず、従ってトナーが無くなったこ
とが検出されてからトナーの供給を要求することになる
ため、この要求に応じてトナーの供給がなされるまでの
間には記録動作が一切行えなくなってしまう。
検出するように検出器を設けると、トナーの残量が僅か
となったことが分からず、従ってトナーが無くなったこ
とが検出されてからトナーの供給を要求することになる
ため、この要求に応じてトナーの供給がなされるまでの
間には記録動作が一切行えなくなってしまう。
【0004】そこで、貯留容器内のトナー残量が所定量
以下であることを検出するように検出器を設け、トナー
残量が所定量以下となった場合にユーザに対してトナー
の補給を要求する。この状態では、貯留容器内にトナー
が残っているので、トナーの補給がなされるまでの間に
も記録動作を行うことができる。しかし、この状態でト
ナーの補給が行われなかった場合、貯留容器内のトナー
が無くなってもこれを検出することができず、このよう
に貯留容器内のトナーが無くなったのちには、記録濃度
の低下が生じる。また、トナーが無い状態のままで動作
を続けてしまうことにより、最悪の場合には装置の故障
を引き起こすおそれもある。
以下であることを検出するように検出器を設け、トナー
残量が所定量以下となった場合にユーザに対してトナー
の補給を要求する。この状態では、貯留容器内にトナー
が残っているので、トナーの補給がなされるまでの間に
も記録動作を行うことができる。しかし、この状態でト
ナーの補給が行われなかった場合、貯留容器内のトナー
が無くなってもこれを検出することができず、このよう
に貯留容器内のトナーが無くなったのちには、記録濃度
の低下が生じる。また、トナーが無い状態のままで動作
を続けてしまうことにより、最悪の場合には装置の故障
を引き起こすおそれもある。
【0005】この点を防ぐべく従来は、検出器がトナー
残量が少なくなったことを検出するときのトナー残量
(前記所定量)のトナーを使用して記録可能な画像枚数
を予め固定的に設定しておき、検出器での検出後、トナ
ー補給が行われることなく上記枚数分の記録を行った場
合、記録動作を停止するようにしている。
残量が少なくなったことを検出するときのトナー残量
(前記所定量)のトナーを使用して記録可能な画像枚数
を予め固定的に設定しておき、検出器での検出後、トナ
ー補給が行われることなく上記枚数分の記録を行った場
合、記録動作を停止するようにしている。
【0006】ところが、画像1枚当りのトナーの使用量
は、画像の内容に応じて変化するため、妥当なタイミン
グで記録動作を停止させることができない。なお、トナ
ー残量が所定量以下であることおよびトナーが無くなっ
たことをそれぞれ検出するように複数の検出器を設ける
方法もあるが、装置の大型化およびコスト上昇を招き、
好ましくない。
は、画像の内容に応じて変化するため、妥当なタイミン
グで記録動作を停止させることができない。なお、トナ
ー残量が所定量以下であることおよびトナーが無くなっ
たことをそれぞれ検出するように複数の検出器を設ける
方法もあるが、装置の大型化およびコスト上昇を招き、
好ましくない。
【0007】一方、電子写真記録装置では、静電荷像担
持体(一般には感光ドラム)に対して電子写真プロセス
を実行することにより画像の記録を行うものであるが、
感光ドラムの表面には電子写真プロセスを実現するため
に種々の部材(トナー、記録紙、現像ローラ、転写ロー
ラおよびクリーニングブレードなど)が接触しており、
これらの部材によって機械的ストレスを受けている。こ
のため、感光ドラムの表面は摩耗し、劣化するものとな
っており、一定量の使用後に交換する必要がある。
持体(一般には感光ドラム)に対して電子写真プロセス
を実行することにより画像の記録を行うものであるが、
感光ドラムの表面には電子写真プロセスを実現するため
に種々の部材(トナー、記録紙、現像ローラ、転写ロー
ラおよびクリーニングブレードなど)が接触しており、
これらの部材によって機械的ストレスを受けている。こ
のため、感光ドラムの表面は摩耗し、劣化するものとな
っており、一定量の使用後に交換する必要がある。
【0008】そこで従来は、感光ドラムが交換された時
点からの記録枚数をカウントすることによって感光ドラ
ムの摩耗量を監視している。しかしながら感光ドラム
は、同じ1枚を記録する場合であっても、画像のサイズ
(記録紙のサイズ)によって摩耗量が異なる。従って、
記録枚数のカウント値が同じであっても、実際の摩耗量
には使用状況に応じて大きなばらつきがあり、不正確で
ある。
点からの記録枚数をカウントすることによって感光ドラ
ムの摩耗量を監視している。しかしながら感光ドラム
は、同じ1枚を記録する場合であっても、画像のサイズ
(記録紙のサイズ)によって摩耗量が異なる。従って、
記録枚数のカウント値が同じであっても、実際の摩耗量
には使用状況に応じて大きなばらつきがあり、不正確で
ある。
【0009】なお、記録紙のサイズの比に応じて記録枚
数に重み付けをすれば使用状況に応じたばらつきを解消
することができるが、処理が複雑になってしまうため好
ましくない。
数に重み付けをすれば使用状況に応じたばらつきを解消
することができるが、処理が複雑になってしまうため好
ましくない。
【0010】しかも感光ドラムは実際の記録動作のとき
以外でも駆動される場合がある。このため、記録枚数に
重み付けをしたとしても、記録枚数に基づいて摩耗量を
検出する限り、検出した摩耗量と実際の摩耗量との間に
は誤差が出てしまう。
以外でも駆動される場合がある。このため、記録枚数に
重み付けをしたとしても、記録枚数に基づいて摩耗量を
検出する限り、検出した摩耗量と実際の摩耗量との間に
は誤差が出てしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来は、
1つの検出器で現像剤の残量を検出しているため、現像
剤の残量を正確に把握することが困難であり、現像剤に
関する監視処理が不正確であるという不具合があった。
検出器を複数配置すれば、現像剤の残量を正確に把握す
ることが可能であるが、装置の大型化およびコスト上昇
を招くという不具合があった。
1つの検出器で現像剤の残量を検出しているため、現像
剤の残量を正確に把握することが困難であり、現像剤に
関する監視処理が不正確であるという不具合があった。
検出器を複数配置すれば、現像剤の残量を正確に把握す
ることが可能であるが、装置の大型化およびコスト上昇
を招くという不具合があった。
【0012】また従来は、静電荷像担持体の摩耗量を記
録枚数に基づいて検出しているため、静電荷像担持体の
劣化具合を正確に把握することが困難であり、静電荷像
担持体に関する監視処理が不正確であるという不具合が
あった。
録枚数に基づいて検出しているため、静電荷像担持体の
劣化具合を正確に把握することが困難であり、静電荷像
担持体に関する監視処理が不正確であるという不具合が
あった。
【0013】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、第1に、簡易
な構成でありながら現像剤の残量を正確に把握でき、こ
れにより現像剤に関する監視処理を最適なタイミングで
良好に行うことができる画像記録装置を提供することに
ある。
たものであり、その目的とするところは、第1に、簡易
な構成でありながら現像剤の残量を正確に把握でき、こ
れにより現像剤に関する監視処理を最適なタイミングで
良好に行うことができる画像記録装置を提供することに
ある。
【0014】また第2に、静電荷像担持体の摩耗量を正
確に把握でき、これにより静電荷像担持体に関する監視
処理を最適なタイミングで良好に行うことができる画像
記録装置を提供することにある。
確に把握でき、これにより静電荷像担持体に関する監視
処理を最適なタイミングで良好に行うことができる画像
記録装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに本発明は、記録画像の黒画素の数をカウントする黒
画素カウント手段と、例えばトナーホッパなどの貯留容
器への例えばトナーなどの現像剤の補給がなされたこと
を検出する例えばトナー補給検出部などの補給検出手段
と、トナー残量監視処理手段とを設け、このトナー残量
監視処理手段では、前記黒画素カウント手段のカウント
値および前記補給検出手段の検出結果に基づいて前記貯
留容器での前記現像剤の残量を監視し、例えば前記貯留
容器での前記現像剤の残量が第1所定量を下回ったこと
に応じて現像剤の補給を促す所定の警報を発する処理を
行い、また前記貯留容器での前記現像剤の残量が第2所
定量を下回ったことに応じて記録動作の実行を禁止する
処理を行うなどの、前記現像剤の残量に応じた所定の処
理を行うようにした。
めに本発明は、記録画像の黒画素の数をカウントする黒
画素カウント手段と、例えばトナーホッパなどの貯留容
器への例えばトナーなどの現像剤の補給がなされたこと
を検出する例えばトナー補給検出部などの補給検出手段
と、トナー残量監視処理手段とを設け、このトナー残量
監視処理手段では、前記黒画素カウント手段のカウント
値および前記補給検出手段の検出結果に基づいて前記貯
留容器での前記現像剤の残量を監視し、例えば前記貯留
容器での前記現像剤の残量が第1所定量を下回ったこと
に応じて現像剤の補給を促す所定の警報を発する処理を
行い、また前記貯留容器での前記現像剤の残量が第2所
定量を下回ったことに応じて記録動作の実行を禁止する
処理を行うなどの、前記現像剤の残量に応じた所定の処
理を行うようにした。
【0016】また第2の目的を達成するために本発明
は、例えば感光ドラムなどの静電荷像担持体が交換され
たことを検出する例えばユニット交換検出部などの交換
検出手段と、この交換検出手段により交換されたことが
検出されてからの前記静電荷像担持体の総駆動時間をカ
ウントする例えばドラム駆動時間カウント手段などのカ
ウント手段と、例えばドラム劣化監視処理手段などの監
視処理手段とを備え、この監視処理手段では、前記カウ
ント手段のカウント値に基づいて前記静電荷像担持体の
劣化を監視し、例えば前記カウント手段のカウント値が
第1所定値を上回ったことに応じて前記静電荷像担持体
の交換を促す所定の警報を発する処理を行い、また前記
カウント手段のカウント値が第2所定値を上回ったこと
に応じて記録動作の実行を禁止する処理を行うなどの、
前記静電荷像担持体の劣化に応じた所定の処理を行うよ
うにした。
は、例えば感光ドラムなどの静電荷像担持体が交換され
たことを検出する例えばユニット交換検出部などの交換
検出手段と、この交換検出手段により交換されたことが
検出されてからの前記静電荷像担持体の総駆動時間をカ
ウントする例えばドラム駆動時間カウント手段などのカ
ウント手段と、例えばドラム劣化監視処理手段などの監
視処理手段とを備え、この監視処理手段では、前記カウ
ント手段のカウント値に基づいて前記静電荷像担持体の
劣化を監視し、例えば前記カウント手段のカウント値が
第1所定値を上回ったことに応じて前記静電荷像担持体
の交換を促す所定の警報を発する処理を行い、また前記
カウント手段のカウント値が第2所定値を上回ったこと
に応じて記録動作の実行を禁止する処理を行うなどの、
前記静電荷像担持体の劣化に応じた所定の処理を行うよ
うにした。
【0017】
【作用】第1の発明によれば、記録した黒画素の数に応
じて、現像剤の実際の消費量が検出され、一定量毎のト
ナー補給との関係から貯留容器内の現像剤の残量が正確
に監視される。そしてこの現像剤の正確な残量に基づい
た最適なタイミングで、例えば補給警告や記録動作禁止
などの所定の処理が行われる。
じて、現像剤の実際の消費量が検出され、一定量毎のト
ナー補給との関係から貯留容器内の現像剤の残量が正確
に監視される。そしてこの現像剤の正確な残量に基づい
た最適なタイミングで、例えば補給警告や記録動作禁止
などの所定の処理が行われる。
【0018】また第2の発明によれば、静電荷像担持体
の総駆動時間、すなわち静電荷像担持体が他の部材によ
ってストレスを受けてる総時間に応じて、静電荷像担持
体の実際の劣化具合が正確に検出され、この正確な劣化
具合に基づいた最適なタイミングで、例えば交換警告や
記録動作禁止などの所定の処理が行われる。
の総駆動時間、すなわち静電荷像担持体が他の部材によ
ってストレスを受けてる総時間に応じて、静電荷像担持
体の実際の劣化具合が正確に検出され、この正確な劣化
具合に基づいた最適なタイミングで、例えば交換警告や
記録動作禁止などの所定の処理が行われる。
【0019】
(第1実施例)以下、図面を参照して本発明の第1実施
例につき説明する。図1は本実施例に係る画像記録装置
を適用してなる電子写真装置の要部構成を一部破断して
示す図である。
例につき説明する。図1は本実施例に係る画像記録装置
を適用してなる電子写真装置の要部構成を一部破断して
示す図である。
【0020】図中、1は感光ドラムである。この感光ド
ラム1は、例えばアルミニウムなどの導電体により形成
され、外周面に感光導電材料を塗布して感光層を形成し
たものである。感光ドラム1は、図示しない駆動伝達機
構により図示矢印方向に回転される。感光ドラム1の周
辺には、感光ドラム1の外周面に沿って帯電装置2、露
光装置3、現像装置4、転写装置5およびクリーニング
装置6がそれぞれ配置されている。
ラム1は、例えばアルミニウムなどの導電体により形成
され、外周面に感光導電材料を塗布して感光層を形成し
たものである。感光ドラム1は、図示しない駆動伝達機
構により図示矢印方向に回転される。感光ドラム1の周
辺には、感光ドラム1の外周面に沿って帯電装置2、露
光装置3、現像装置4、転写装置5およびクリーニング
装置6がそれぞれ配置されている。
【0021】帯電装置2は、例えば周知のスコロトロン
帯電器などよりなり、感光ドラム1の表面を所定電位
(例えば−600V)に均一帯電する。露光装置3は例
えばLEDヘッドを含んでなり、感光ドラム1の感光面
の露光を行って感光ドラム1の感光面に静電潜像を形成
するものである。
帯電器などよりなり、感光ドラム1の表面を所定電位
(例えば−600V)に均一帯電する。露光装置3は例
えばLEDヘッドを含んでなり、感光ドラム1の感光面
の露光を行って感光ドラム1の感光面に静電潜像を形成
するものである。
【0022】現像装置4は、トナーホッパ41、トナー
パック42、供給ローラ43、現像ローラ44、現像ブ
レード45、支持棒46、板ばね47、支持体48およ
び補強板49からなる。
パック42、供給ローラ43、現像ローラ44、現像ブ
レード45、支持棒46、板ばね47、支持体48およ
び補強板49からなる。
【0023】トナーホッパ41は、側面の一部および上
面を開口した中空の容器であり、内部空間にトナー(図
示せず)を貯留する。このトナーホッパ41の上部の開
口部41aには、トナーパック42が装着されている。
トナーパック42は一面を開口した容器であり、その内
部にトナーが充填されるとともに、開口がシールシート
(図示せず)によって封止されている。そしてトナーパ
ック42は、図示の如くトナーホッパ41に装着した状
態でシールシートを除去することにより、内部に充填さ
れたトナーをトナーホッパ41へと供給するものとなっ
ている。
面を開口した中空の容器であり、内部空間にトナー(図
示せず)を貯留する。このトナーホッパ41の上部の開
口部41aには、トナーパック42が装着されている。
トナーパック42は一面を開口した容器であり、その内
部にトナーが充填されるとともに、開口がシールシート
(図示せず)によって封止されている。そしてトナーパ
ック42は、図示の如くトナーホッパ41に装着した状
態でシールシートを除去することにより、内部に充填さ
れたトナーをトナーホッパ41へと供給するものとなっ
ている。
【0024】供給ローラ43は導電性スポンジからなる
もので、その一部がトナーホッパ41の内部に位置する
状態で、トナーホッパ41の側面の開口部に設置されて
いる。供給ローラ43は、現像ローラ44に当接してい
る。現像ローラ44は、感光ドラム1と供給ローラ43
との間に配置されている。現像ローラ44は、感光ドラ
ム1および供給ローラ43におのおの当接している。供
給ローラ43および現像ローラ44は、図示しない回転
駆動機構によってそれぞれ図示矢印方向に回転される。
供給ローラ43は、トナーホッパ41に貯留されている
トナーを担持して現像ローラ44に供給する。現像ロー
ラ44は、供給ローラ43によって供給されるトナーを
担持して感光ドラム1の表面に接触させる。
もので、その一部がトナーホッパ41の内部に位置する
状態で、トナーホッパ41の側面の開口部に設置されて
いる。供給ローラ43は、現像ローラ44に当接してい
る。現像ローラ44は、感光ドラム1と供給ローラ43
との間に配置されている。現像ローラ44は、感光ドラ
ム1および供給ローラ43におのおの当接している。供
給ローラ43および現像ローラ44は、図示しない回転
駆動機構によってそれぞれ図示矢印方向に回転される。
供給ローラ43は、トナーホッパ41に貯留されている
トナーを担持して現像ローラ44に供給する。現像ロー
ラ44は、供給ローラ43によって供給されるトナーを
担持して感光ドラム1の表面に接触させる。
【0025】現像ブレード45は、シリコンゴムやウレ
タンなどにより形成されている。この現像ブレード45
は、現像ローラ44に平行に配置された円柱状の支持棒
46に支持されており、現像ローラ44に当接してい
る。支持棒46は、支持体48に固定された板ばね47
によって現像ローラ44側に所定の力で押圧されてい
る。このため現像ブレード45は、所定の力で現像ロー
ラ44に押圧されている。支持体48は、トナーホッパ
41の側壁に固定されている。
タンなどにより形成されている。この現像ブレード45
は、現像ローラ44に平行に配置された円柱状の支持棒
46に支持されており、現像ローラ44に当接してい
る。支持棒46は、支持体48に固定された板ばね47
によって現像ローラ44側に所定の力で押圧されてい
る。このため現像ブレード45は、所定の力で現像ロー
ラ44に押圧されている。支持体48は、トナーホッパ
41の側壁に固定されている。
【0026】補強板49は、支持体48およびサイドカ
バー7に固定されており、後述するプロセスユニットの
剛性を高めるとともに、現像ローラ44に担持されたト
ナーが飛散するのを防止する。
バー7に固定されており、後述するプロセスユニットの
剛性を高めるとともに、現像ローラ44に担持されたト
ナーが飛散するのを防止する。
【0027】転写装置5は、感光ドラム1に対して平行
に配置された転写ローラ51を有してなる。この転写ロ
ーラ51には、図示しない転写電源からトナーの帯電電
位とは逆極性で所定電圧値(例えば+1350V)の転
写電圧が印加される。そしてこの転写装置5は、感光ド
ラム1と転写ローラ51との間に挿通された記録紙Pに
対して、感光ドラム1に形成されたトナー像を転写する
ものである。
に配置された転写ローラ51を有してなる。この転写ロ
ーラ51には、図示しない転写電源からトナーの帯電電
位とは逆極性で所定電圧値(例えば+1350V)の転
写電圧が印加される。そしてこの転写装置5は、感光ド
ラム1と転写ローラ51との間に挿通された記録紙Pに
対して、感光ドラム1に形成されたトナー像を転写する
ものである。
【0028】一方クリーニング装置6は、クリーニング
ブレード61、廃トナー収容部62および廃トナーロー
ラ63よりなる。クリーニングブレード61は、感光ド
ラム1に当接して配置され、感光ドラム1に付着してい
るトナーを掻き落とす。廃トナー収容部62は、クリー
ニングブレード61によって掻き落とされたトナー(廃
トナー)を回収する。廃トナーローラ63は、クリーニ
ングブレード61によって掻き落とされたトナーを、廃
トナー収容部62側へと搬送する。
ブレード61、廃トナー収容部62および廃トナーロー
ラ63よりなる。クリーニングブレード61は、感光ド
ラム1に当接して配置され、感光ドラム1に付着してい
るトナーを掻き落とす。廃トナー収容部62は、クリー
ニングブレード61によって掻き落とされたトナー(廃
トナー)を回収する。廃トナーローラ63は、クリーニ
ングブレード61によって掻き落とされたトナーを、廃
トナー収容部62側へと搬送する。
【0029】サイドカバー7は、感光ドラム1、帯電装
置2、現像装置4およびクリーニング装置6を一体的に
まとめ、プロセスユニットを形成するものである。この
サイドカバー7によって形成されるプロセスユニット
は、図示しない装置本体に対して着脱自在であり、感光
ドラム1の交換の必要がある場合には、このプロセスユ
ニットを新しいものに交換するものとなっている。
置2、現像装置4およびクリーニング装置6を一体的に
まとめ、プロセスユニットを形成するものである。この
サイドカバー7によって形成されるプロセスユニット
は、図示しない装置本体に対して着脱自在であり、感光
ドラム1の交換の必要がある場合には、このプロセスユ
ニットを新しいものに交換するものとなっている。
【0030】さて、8はトナー補給検出部である。この
トナー補給検出部8は、トナーパック42のフランジ部
42aに対向するようにトナーホッパ41の上端に配置
されている。トナー補給検出部8は、反射型の光センサ
を有してなり、対向している部材が白色および黒色のい
ずれであるかを検出するものである。
トナー補給検出部8は、トナーパック42のフランジ部
42aに対向するようにトナーホッパ41の上端に配置
されている。トナー補給検出部8は、反射型の光センサ
を有してなり、対向している部材が白色および黒色のい
ずれであるかを検出するものである。
【0031】9は主制御部である。主制御部9は例えば
マイクロコンピュータを主制御回路として有してなり、
本電子写真装置を総括的に制御する。この主制御部9
は、電子写真装置における周知の一般的な制御を行う制
御手段に加えて、黒画素カウント手段9aと、トナー残
量監視処理手段9bとを有している。ここで黒画素カウ
ント手段9aは、記録画像における黒画素の数をカウン
トするものである。またトナー残量監視処理手段9b
は、トナー補給検出部8の検出結果と黒画素カウント手
段9aによるカウント値に基づいてトナーホッパ41内
でのトナーの残量を監視するとともに、トナーの残量に
応じて警告や記録禁止などの処置を行うものである。
マイクロコンピュータを主制御回路として有してなり、
本電子写真装置を総括的に制御する。この主制御部9
は、電子写真装置における周知の一般的な制御を行う制
御手段に加えて、黒画素カウント手段9aと、トナー残
量監視処理手段9bとを有している。ここで黒画素カウ
ント手段9aは、記録画像における黒画素の数をカウン
トするものである。またトナー残量監視処理手段9b
は、トナー補給検出部8の検出結果と黒画素カウント手
段9aによるカウント値に基づいてトナーホッパ41内
でのトナーの残量を監視するとともに、トナーの残量に
応じて警告や記録禁止などの処置を行うものである。
【0032】10は操作パネルであり、使用者が主制御
部9に対して各種の指示入力を行うための、キースイッ
チ群などからなる操作部10aと、使用者に対する各種
の情報を表示するための、LCDなどからなる表示部1
0bとから構成されている。
部9に対して各種の指示入力を行うための、キースイッ
チ群などからなる操作部10aと、使用者に対する各種
の情報を表示するための、LCDなどからなる表示部1
0bとから構成されている。
【0033】次に以上のように構成された電子写真装置
の動作につき説明する。まず、画像の記録は次のように
して行われる。すなわち、まず感光ドラム1の表面(感
光面)は、帯電装置2によって所定電位(例えば−60
0V)に帯電される。続いて、帯電されたのちの感光ド
ラム1の感光面を、記録すべき画像に応じて露光装置3
によって露光し、感光面に静電潜像を形成する。そし
て、この感光ドラム1の感光面に形成された静電潜像の
現像を現像装置4で行う。
の動作につき説明する。まず、画像の記録は次のように
して行われる。すなわち、まず感光ドラム1の表面(感
光面)は、帯電装置2によって所定電位(例えば−60
0V)に帯電される。続いて、帯電されたのちの感光ド
ラム1の感光面を、記録すべき画像に応じて露光装置3
によって露光し、感光面に静電潜像を形成する。そし
て、この感光ドラム1の感光面に形成された静電潜像の
現像を現像装置4で行う。
【0034】現像装置4は、トナーホッパ41から主と
して供給ローラ43により供給されるトナーを現像ロー
ラ44に担持し、搬送して感光ドラム1の表面に接触さ
せる。現像ローラ44に担持されたトナーは搬送される
際、現像ブレード45によって薄層化されるとともに、
所定の極性(ここでは感光ドラム1の帯電電位と同極性
であり、負極性)に摩擦帯電される。
して供給ローラ43により供給されるトナーを現像ロー
ラ44に担持し、搬送して感光ドラム1の表面に接触さ
せる。現像ローラ44に担持されたトナーは搬送される
際、現像ブレード45によって薄層化されるとともに、
所定の極性(ここでは感光ドラム1の帯電電位と同極性
であり、負極性)に摩擦帯電される。
【0035】現像ローラ44には、図示しない現像バイ
アス電源から感光ドラム1の帯電電位と同極性かつ低電
圧(例えば−200V)な現像バイアスを印加してあ
り、静電潜像、現像バイアスおよびトナーの電荷の間の
電界の作用により、感光ドラム1に選択的にトナーを付
着させる。すなわち、感光ドラム1上の未露光部分に
は、感光ドラム1側が高電位であるためにトナーが付着
せず、また露光され除電された部分には、感光ドラム1
側が低電位であるためにトナーが付着する。このように
して感光ドラム1の表面に静電潜像に対応するトナー像
が形成される。そしてこのトナー像は、転写装置5によ
って記録紙Pに転写される。
アス電源から感光ドラム1の帯電電位と同極性かつ低電
圧(例えば−200V)な現像バイアスを印加してあ
り、静電潜像、現像バイアスおよびトナーの電荷の間の
電界の作用により、感光ドラム1に選択的にトナーを付
着させる。すなわち、感光ドラム1上の未露光部分に
は、感光ドラム1側が高電位であるためにトナーが付着
せず、また露光され除電された部分には、感光ドラム1
側が低電位であるためにトナーが付着する。このように
して感光ドラム1の表面に静電潜像に対応するトナー像
が形成される。そしてこのトナー像は、転写装置5によ
って記録紙Pに転写される。
【0036】転写装置5は、画像の記録時においては、
転写ローラ51に正極性の転写電圧(例えば+1350
V)が印加されている。感光ドラム1と転写ローラ51
との間には記録紙Pが挿通されており、転写ローラ51
からは記録紙Pの背面に電荷の注入が行われる。ここで
記録紙Pの背面に注入される電荷は正極性であるので、
負極性に帯電しているトナーは記録紙P側に引き付けら
れ、これにより感光ドラム1の表面に形成されたトナー
像が記録紙Pに転写される。
転写ローラ51に正極性の転写電圧(例えば+1350
V)が印加されている。感光ドラム1と転写ローラ51
との間には記録紙Pが挿通されており、転写ローラ51
からは記録紙Pの背面に電荷の注入が行われる。ここで
記録紙Pの背面に注入される電荷は正極性であるので、
負極性に帯電しているトナーは記録紙P側に引き付けら
れ、これにより感光ドラム1の表面に形成されたトナー
像が記録紙Pに転写される。
【0037】この後、感光ドラム1の感光面は、記録紙
Pが剥離された後、転写されずに残留しているトナーが
クリーニング装置6で除去される。以上が画像の記録に
係る動作であるが、この記録動作を行っていると、トナ
ーホッパ41に貯留されたトナーが消費され、トナーホ
ッパ41でのトナー残量が減少して行く。そこで主制御
部9は、黒画素カウント手段9aおよびトナー残量監視
処理手段9bによって次のような処理を行っている。
Pが剥離された後、転写されずに残留しているトナーが
クリーニング装置6で除去される。以上が画像の記録に
係る動作であるが、この記録動作を行っていると、トナ
ーホッパ41に貯留されたトナーが消費され、トナーホ
ッパ41でのトナー残量が減少して行く。そこで主制御
部9は、黒画素カウント手段9aおよびトナー残量監視
処理手段9bによって次のような処理を行っている。
【0038】まず主制御部9には、トナーパック42の
1個分のトナーがトナーホッパ41に貯留されている状
態からトナーホッパ41でのトナー残量が所定量となる
までに記録可能な黒画素数A1と、トナーパック42の
1個分のトナーがトナーホッパ41に貯留されている状
態からトナーホッパ41内のトナーが無くなるまでに記
録可能な黒画素数B1とが予め設定されている。なおB
1は、記録途中において記録した黒画素数がB1に到達
したとしても、そのページの記録を残りのトナーで終了
できるようにマージンを見て設定してある。また初期の
状態においてトナーホッパ41には、トナーパック42
の1個分のトナーが貯留されている。
1個分のトナーがトナーホッパ41に貯留されている状
態からトナーホッパ41でのトナー残量が所定量となる
までに記録可能な黒画素数A1と、トナーパック42の
1個分のトナーがトナーホッパ41に貯留されている状
態からトナーホッパ41内のトナーが無くなるまでに記
録可能な黒画素数B1とが予め設定されている。なおB
1は、記録途中において記録した黒画素数がB1に到達
したとしても、そのページの記録を残りのトナーで終了
できるようにマージンを見て設定してある。また初期の
状態においてトナーホッパ41には、トナーパック42
の1個分のトナーが貯留されている。
【0039】さて主制御部9は起動されると、トナー補
給警告表示値を示す変数Aを上記A1に、また記録動作
実行禁止値を示す変数Bを上記B1にそれぞれ設定する
(ステップ2a)。また、記録黒画素の総数のカウント
値を示す変数Xを0に設定する(ステップ2b)。
給警告表示値を示す変数Aを上記A1に、また記録動作
実行禁止値を示す変数Bを上記B1にそれぞれ設定する
(ステップ2a)。また、記録黒画素の総数のカウント
値を示す変数Xを0に設定する(ステップ2b)。
【0040】次に記録動作を実行すると、主制御部9は
この記録動作において記録した黒画素数をカウントして
変数Xをカウントアップするとともに、その時点の総数
を変数X1に設定する(ステップ2c)。ここで記録し
た黒画素の数は、画像データ中の黒画素を示すビットの
数によってカウントすることができる。さらに主制御部
9は、黒画素総数値X1がトナー補給警告表示値A以上
になっているか否かの判断を行い(ステップ2d)、黒
画素総数値X1がトナー補給警告表示値A以上になるま
ではそのまま黒画素総数値X1のカウントアップ動作を
継続する。
この記録動作において記録した黒画素数をカウントして
変数Xをカウントアップするとともに、その時点の総数
を変数X1に設定する(ステップ2c)。ここで記録し
た黒画素の数は、画像データ中の黒画素を示すビットの
数によってカウントすることができる。さらに主制御部
9は、黒画素総数値X1がトナー補給警告表示値A以上
になっているか否かの判断を行い(ステップ2d)、黒
画素総数値X1がトナー補給警告表示値A以上になるま
ではそのまま黒画素総数値X1のカウントアップ動作を
継続する。
【0041】黒画素総数値X1がトナー補給警告表示値
A以上になると、主制御部9は次に黒画素総数値X1が
記録動作実行禁止値Bに到達したか否かの判断を行う
(ステップ2e)。そして黒画素総数値X1が記録動作
実行禁止値Bに到達していなければ、主制御部9は表示
部10bを駆動してトナー補給警告表示を行うととも
に、トナー補給がなされたか否かの判断を行い(ステッ
プ2g)、黒画素総数値X1が記録動作実行禁止値Bに
到達するか、トナー補給がなされまでステップ2c乃至
ステップ2gの処理、すなわち表示部10bにトナー補
給警告表示を行った状態で黒画素総数値X1のカウント
アップ動作を継続する処理を繰り返す。
A以上になると、主制御部9は次に黒画素総数値X1が
記録動作実行禁止値Bに到達したか否かの判断を行う
(ステップ2e)。そして黒画素総数値X1が記録動作
実行禁止値Bに到達していなければ、主制御部9は表示
部10bを駆動してトナー補給警告表示を行うととも
に、トナー補給がなされたか否かの判断を行い(ステッ
プ2g)、黒画素総数値X1が記録動作実行禁止値Bに
到達するか、トナー補給がなされまでステップ2c乃至
ステップ2gの処理、すなわち表示部10bにトナー補
給警告表示を行った状態で黒画素総数値X1のカウント
アップ動作を継続する処理を繰り返す。
【0042】以上の状態で、使用者が、トナーホッパ4
1から古い(空の)トナーパック42を取り外して新し
い(トナーが充填された)トナーパック42を装着する
とともに、シールシートを引き剥がすと、トナーパック
42に充填されたトナーがトナーホッパ41へと落下
し、一定量のトナーの補給がなされる。さて、トナーパ
ック42のシールシートは、少なくともトナー補給検出
部8に対向する部分が白色となっている。またトナーパ
ック42のフランジ部42aは、少なくともトナー補給
検出部8に対向する部分が黒色となっている。従って、
新しいトナーパック42が装着されると、トナー補給検
出部8では白色が検出されるようになり、さらにシール
シートが引き剥がされるとトナー補給検出部8では黒色
が検出されるようになる。主制御部9はこのような変化
を捉えてトナーが補給されたことを認識し、処理をステ
ップ2gからステップ2hに移行する。そして主制御部
9はステップ2hにおいて、トナー補給警告表示値A
に、[A1+(B1−X1)]にて求まる値を、また記
録動作実行禁止値Bに、[B1+(B1−X1)]にて
求まる値をそれぞれ設定したのち、ステップ2b以降の
処理を繰り返す。ここでトナー補給警告表示値Aおよび
記録動作実行禁止値Bを上述の値に設定しているのは、
例えば図3に示す2回目のトナー補給時のように、黒画
素総数値X1が記録動作実行禁止値Bに到達する以前で
はトナーホッパ41にはまだトナーが残っているので、
この残留トナーを用いて記録できる量をA1,A2に積
算しているのである。
1から古い(空の)トナーパック42を取り外して新し
い(トナーが充填された)トナーパック42を装着する
とともに、シールシートを引き剥がすと、トナーパック
42に充填されたトナーがトナーホッパ41へと落下
し、一定量のトナーの補給がなされる。さて、トナーパ
ック42のシールシートは、少なくともトナー補給検出
部8に対向する部分が白色となっている。またトナーパ
ック42のフランジ部42aは、少なくともトナー補給
検出部8に対向する部分が黒色となっている。従って、
新しいトナーパック42が装着されると、トナー補給検
出部8では白色が検出されるようになり、さらにシール
シートが引き剥がされるとトナー補給検出部8では黒色
が検出されるようになる。主制御部9はこのような変化
を捉えてトナーが補給されたことを認識し、処理をステ
ップ2gからステップ2hに移行する。そして主制御部
9はステップ2hにおいて、トナー補給警告表示値A
に、[A1+(B1−X1)]にて求まる値を、また記
録動作実行禁止値Bに、[B1+(B1−X1)]にて
求まる値をそれぞれ設定したのち、ステップ2b以降の
処理を繰り返す。ここでトナー補給警告表示値Aおよび
記録動作実行禁止値Bを上述の値に設定しているのは、
例えば図3に示す2回目のトナー補給時のように、黒画
素総数値X1が記録動作実行禁止値Bに到達する以前で
はトナーホッパ41にはまだトナーが残っているので、
この残留トナーを用いて記録できる量をA1,A2に積
算しているのである。
【0043】一方、ステップ2c乃至ステップ2gにお
いて、表示部10bにトナー補給警告表示を行った状態
で黒画素総数値X1のカウントアップ動作を継続する処
理を繰り返し行っている状態において、黒画素総数値X
1が記録動作実行禁止値Bに到達すると、主制御部9は
処理をステップ2eからステップ2iに移行する。そし
て主制御部9は、ステップ2iにおいて記録中のページ
の記録が終了するのを待ち、終了したら以降の記録動作
の実行を禁止する(ステップ2j)。こののち主制御部
9は、トナー補給がなされるのを待つ(ステップ2
k)。そして主制御部9は、トナー補給検出部8の検出
結果より前述のようにトナー補給がなされたことを認識
すると、記録動作の実行禁止を解除し(ステップ2
l)、こののちにステップ2a以降の処理を繰り返す。
すなわち、トナー補給警告表示値AをA1に、また記録
動作実行禁止値BをB1にそれぞれリセットしたのち、
上記した処理を最初から行う。ここでトナー補給警告表
示値AをA1に、また記録動作実行禁止値BをB1にそ
れぞれリセットするのは、例えば図3に示す3回目のト
ナー補給時のように、黒画素総数値X1が記録動作実行
禁止値Bに到達したのちではトナーホッパ41にはトナ
ーが残っていないので、補給後におけるトナーホッパ4
1内のトナーの量はトナーパック41の1つ分であるか
らである。
いて、表示部10bにトナー補給警告表示を行った状態
で黒画素総数値X1のカウントアップ動作を継続する処
理を繰り返し行っている状態において、黒画素総数値X
1が記録動作実行禁止値Bに到達すると、主制御部9は
処理をステップ2eからステップ2iに移行する。そし
て主制御部9は、ステップ2iにおいて記録中のページ
の記録が終了するのを待ち、終了したら以降の記録動作
の実行を禁止する(ステップ2j)。こののち主制御部
9は、トナー補給がなされるのを待つ(ステップ2
k)。そして主制御部9は、トナー補給検出部8の検出
結果より前述のようにトナー補給がなされたことを認識
すると、記録動作の実行禁止を解除し(ステップ2
l)、こののちにステップ2a以降の処理を繰り返す。
すなわち、トナー補給警告表示値AをA1に、また記録
動作実行禁止値BをB1にそれぞれリセットしたのち、
上記した処理を最初から行う。ここでトナー補給警告表
示値AをA1に、また記録動作実行禁止値BをB1にそ
れぞれリセットするのは、例えば図3に示す3回目のト
ナー補給時のように、黒画素総数値X1が記録動作実行
禁止値Bに到達したのちではトナーホッパ41にはトナ
ーが残っていないので、補給後におけるトナーホッパ4
1内のトナーの量はトナーパック41の1つ分であるか
らである。
【0044】以上のように本実施例によれば、1つの黒
画素を記録するために使用するトナーの量が一定である
ことに着目し、記録した黒画素の数をカウントすること
によってトナーの使用量を検出しているため、センサと
してはトナーの補給を検出するためのトナー補給検出部
8を1つ設けたのみのごく簡単な構成でありながら、記
録画像の黒率のばらつき等に拘らずにトナーの使用量を
正確に検出することができ、トナー補給警告の表示およ
び記録動作の実行禁止を最適なタイミングで行うことが
できる。
画素を記録するために使用するトナーの量が一定である
ことに着目し、記録した黒画素の数をカウントすること
によってトナーの使用量を検出しているため、センサと
してはトナーの補給を検出するためのトナー補給検出部
8を1つ設けたのみのごく簡単な構成でありながら、記
録画像の黒率のばらつき等に拘らずにトナーの使用量を
正確に検出することができ、トナー補給警告の表示およ
び記録動作の実行禁止を最適なタイミングで行うことが
できる。
【0045】なお、例えば異なる複数種類の解像度の画
像を記録できるよう構成されている場合、黒画素のサイ
ズが異なるため、解像度に応じてカウント値に重み付け
をする。すなわち、例えば図4(a)に示すような解像
度[8dots/mm ×7.7lines/mm]の画像と図4(b)
に示すような解像度[8dots/mm ×3.85lines/mm]
の画像とを記録可能である場合、解像度[8dots/mm ×
7.7lines/mm]では黒画素数をそのままカウント値と
するのに対し、解像度[8dots/mm ×3.85lines/m
m]では黒画素数の2倍をカウント値とする。これによ
り、解像度の違いによる画素サイズの違いを補償して、
トナー残量の監視を適正化できる。
像を記録できるよう構成されている場合、黒画素のサイ
ズが異なるため、解像度に応じてカウント値に重み付け
をする。すなわち、例えば図4(a)に示すような解像
度[8dots/mm ×7.7lines/mm]の画像と図4(b)
に示すような解像度[8dots/mm ×3.85lines/mm]
の画像とを記録可能である場合、解像度[8dots/mm ×
7.7lines/mm]では黒画素数をそのままカウント値と
するのに対し、解像度[8dots/mm ×3.85lines/m
m]では黒画素数の2倍をカウント値とする。これによ
り、解像度の違いによる画素サイズの違いを補償して、
トナー残量の監視を適正化できる。
【0046】(第2実施例)続いて、本発明の第2実施
例につき説明する。図5は本実施例に係る画像記録装置
を適用してなる電子写真装置の要部構成を一部破断して
示す図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
例につき説明する。図5は本実施例に係る画像記録装置
を適用してなる電子写真装置の要部構成を一部破断して
示す図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0047】この電子写真装置は、感光ドラム1、帯電
装置2、露光装置3、現像装置4、転写装置5、クリー
ニング装置6、サイドカバー7、操作パネル10、ユニ
ット交換検出部11および主制御部12を有して構成さ
れている。
装置2、露光装置3、現像装置4、転写装置5、クリー
ニング装置6、サイドカバー7、操作パネル10、ユニ
ット交換検出部11および主制御部12を有して構成さ
れている。
【0048】ユニット交換検出部11は、図6に示すよ
うに、ポートP1,P2、抵抗器R1,T2、トランジ
スタTrおよびヒューズFよりなる。ポートP1は、ト
ランジスタTrのベースに接続されている。トランジス
タTrのコレクタには、抵抗器R1を介して5Vの電圧
が印加されている。トランジスタTrのエミッタは、ヒ
ューズFを介して接地されている。またトランジスタT
rのエミッタは、ポートP2にも接続されている。トラ
ンジスタTrのエミッタとポートP2とを接続するライ
ンは、抵抗R2を介して5Vの電位にプルアップされて
いる。ポートP1,P2は、ともに主制御部12に接続
されている。
うに、ポートP1,P2、抵抗器R1,T2、トランジ
スタTrおよびヒューズFよりなる。ポートP1は、ト
ランジスタTrのベースに接続されている。トランジス
タTrのコレクタには、抵抗器R1を介して5Vの電圧
が印加されている。トランジスタTrのエミッタは、ヒ
ューズFを介して接地されている。またトランジスタT
rのエミッタは、ポートP2にも接続されている。トラ
ンジスタTrのエミッタとポートP2とを接続するライ
ンは、抵抗R2を介して5Vの電位にプルアップされて
いる。ポートP1,P2は、ともに主制御部12に接続
されている。
【0049】このユニット交換検出部11は、サイドカ
バー7に固定されており、当該プロセスユニットが新品
であるか否かを検出するものである。主制御部12は、
例えばマイクロコンピュータを主制御回路として有して
なり、本電子写真装置を総括的に制御する。この主制御
部12は、電子写真装置における周知の一般的な制御を
行う制御手段に加えて、ドラム駆動時間カウント手段1
2aと、ドラム劣化監視処理手段12bとを有してい
る。ここでドラム駆動時間カウント手段12aは、感光
ドラム1の総駆動時間をカウントするものである。また
ドラム劣化監視処理手段12bは、ユニット交換検出部
11の検出結果とドラム駆動時間カウント手段12aに
よるカウント値に基づいて感光ドラム1の劣化具合を監
視するとともに、感光ドラム1の劣化具合に応じて警告
や記録禁止などの処置を行うものである。
バー7に固定されており、当該プロセスユニットが新品
であるか否かを検出するものである。主制御部12は、
例えばマイクロコンピュータを主制御回路として有して
なり、本電子写真装置を総括的に制御する。この主制御
部12は、電子写真装置における周知の一般的な制御を
行う制御手段に加えて、ドラム駆動時間カウント手段1
2aと、ドラム劣化監視処理手段12bとを有してい
る。ここでドラム駆動時間カウント手段12aは、感光
ドラム1の総駆動時間をカウントするものである。また
ドラム劣化監視処理手段12bは、ユニット交換検出部
11の検出結果とドラム駆動時間カウント手段12aに
よるカウント値に基づいて感光ドラム1の劣化具合を監
視するとともに、感光ドラム1の劣化具合に応じて警告
や記録禁止などの処置を行うものである。
【0050】次に以上のように構成された電子写真装置
の動作を説明する。さて、画像の記録に係る動作は前記
第1実施例と同様であるが、この記録動作を行っている
と、感光ドラム1が現像ローラ45、転写ローラ5、記
録紙Pおよびクリーニングブレード61によって摩耗す
る。そこで主制御部12は、ドラム駆動時間カウント手
段12aおよびドラム劣化監視処理手段12bによって
次のような処理を行っている。
の動作を説明する。さて、画像の記録に係る動作は前記
第1実施例と同様であるが、この記録動作を行っている
と、感光ドラム1が現像ローラ45、転写ローラ5、記
録紙Pおよびクリーニングブレード61によって摩耗す
る。そこで主制御部12は、ドラム駆動時間カウント手
段12aおよびドラム劣化監視処理手段12bによって
次のような処理を行っている。
【0051】主制御部12はまず、新しいプロセスユニ
ットが装着されたか否かの判断を行う(ステップ7
a)。ここで本実施例の電子写真装置では、感光ドラム
1の交換が必要である場合には、帯電装置2、現像装置
3およびクリーニング装置6を同時に交換するものとな
っており、これらをサイドカバー7により一体化してな
るプロセスユニットの交換を行うものとなっている。ま
たサイドカバー7に固定されたユニット交換検出部11
は、未使用状態ではヒューズFは溶断されていない。従
って未使用のプロセスユニットのユニット交換検出部1
1は、ポートP2が接地されてグランドレベルとなって
おり、主制御部12は上述のように未使用のプロセスユ
ニットが装着されたことを、ポートP2がグランドレベ
ルであることをもって認識する。
ットが装着されたか否かの判断を行う(ステップ7
a)。ここで本実施例の電子写真装置では、感光ドラム
1の交換が必要である場合には、帯電装置2、現像装置
3およびクリーニング装置6を同時に交換するものとな
っており、これらをサイドカバー7により一体化してな
るプロセスユニットの交換を行うものとなっている。ま
たサイドカバー7に固定されたユニット交換検出部11
は、未使用状態ではヒューズFは溶断されていない。従
って未使用のプロセスユニットのユニット交換検出部1
1は、ポートP2が接地されてグランドレベルとなって
おり、主制御部12は上述のように未使用のプロセスユ
ニットが装着されたことを、ポートP2がグランドレベ
ルであることをもって認識する。
【0052】このように新しいプロセスユニットが装着
された場合、主制御部12はユニット交換検出部11に
対してヒューズ断信号を出力する(ステップ7b)。こ
のヒューズ断信号は、「H」レベルの信号であり、ポー
トP1に与えられる。このようにポートP1に「H」レ
ベルのヒューズ断信号が供給されると、トランジスタT
rがON状態となり、ヒューズFに電流が流れる。これ
により、ヒューズFが溶断し、ポートP2に電圧が生じ
る状態となる。また主制御部12はステップ7bにおい
てヒューズ断信号を出力したのち、感光ドラム1の総駆
動時間を示す変数tをクリアする。
された場合、主制御部12はユニット交換検出部11に
対してヒューズ断信号を出力する(ステップ7b)。こ
のヒューズ断信号は、「H」レベルの信号であり、ポー
トP1に与えられる。このようにポートP1に「H」レ
ベルのヒューズ断信号が供給されると、トランジスタT
rがON状態となり、ヒューズFに電流が流れる。これ
により、ヒューズFが溶断し、ポートP2に電圧が生じ
る状態となる。また主制御部12はステップ7bにおい
てヒューズ断信号を出力したのち、感光ドラム1の総駆
動時間を示す変数tをクリアする。
【0053】さて、ステップ7aにおいて装着されてい
るプロセスユニットが新しいものではないと判断した場
合およびステップ7cの処理を行った後には、主制御部
12は処理をステップ7dに移行する。なお主制御部1
2は、ユニット交換検出部11のヒューズFが溶断さ
れ、ポートP2に電圧が生じていることをもってプロセ
スユニットが新しいものではないと判断する。
るプロセスユニットが新しいものではないと判断した場
合およびステップ7cの処理を行った後には、主制御部
12は処理をステップ7dに移行する。なお主制御部1
2は、ユニット交換検出部11のヒューズFが溶断さ
れ、ポートP2に電圧が生じていることをもってプロセ
スユニットが新しいものではないと判断する。
【0054】主制御部12はステップ7dでは、感光ド
ラム1を回転駆動するためのデバイスモータ(図示せ
ず)がONとなったか否かの判断を行い、デバイスモー
タがOFFのままであれば、ステップ7a移行の処理を
繰り返す。
ラム1を回転駆動するためのデバイスモータ(図示せ
ず)がONとなったか否かの判断を行い、デバイスモー
タがOFFのままであれば、ステップ7a移行の処理を
繰り返す。
【0055】この状態でデバイスモータがONとなる
と、主制御部12は時間tのカウントアップを開始(ス
テップ7e)したのち、デバイスモータがOFFとなる
か、または時間tが所定時間T1以上となるのを待つ
(ステップ7fおよびステップ7g)。ここで所定時間
T1は、図8に示すように、感光ドラム1を所期の性能
で機能させ得る時間T2よりもある程度の警告期間を差
し引いた値に設定されている。なお、時間T2は、感光
ドラム1の材質や周囲の部材によるストレスの量によっ
て変わるので、実験や計算により予め求め、さらに、記
録途中において感光ドラム1の総駆動時間が時間T2に
到達した場合であっても、そのページの記録を終了でき
るようにマージンを見て設定されている。
と、主制御部12は時間tのカウントアップを開始(ス
テップ7e)したのち、デバイスモータがOFFとなる
か、または時間tが所定時間T1以上となるのを待つ
(ステップ7fおよびステップ7g)。ここで所定時間
T1は、図8に示すように、感光ドラム1を所期の性能
で機能させ得る時間T2よりもある程度の警告期間を差
し引いた値に設定されている。なお、時間T2は、感光
ドラム1の材質や周囲の部材によるストレスの量によっ
て変わるので、実験や計算により予め求め、さらに、記
録途中において感光ドラム1の総駆動時間が時間T2に
到達した場合であっても、そのページの記録を終了でき
るようにマージンを見て設定されている。
【0056】ここで時間tが所定時間T1以上となる
と、主制御部12は感光ドラム1がかなり摩耗してお
り、寿命が近いと判断し、表示部10bを駆動してプロ
セスユニットの交換警告表示を行う(ステップ7h)。
と、主制御部12は感光ドラム1がかなり摩耗してお
り、寿命が近いと判断し、表示部10bを駆動してプロ
セスユニットの交換警告表示を行う(ステップ7h)。
【0057】一方、デバイスモータがOFFになると、
主制御部12は時間tのカウントアップを停止(ステッ
プ7i)したのち、時間tが所定時間T1以上で、かつ
所定時間T2以下であるか否かの判断を行う(ステップ
7j)。ここで上記条件が成り立っていれば、主制御部
12は感光ドラム1がかなり摩耗しており、寿命が近い
と判断し、表示部10bを駆動してプロセスユニットの
交換警告表示を行い(ステップ7h)、こののちステッ
プ7a移行の処理を繰り返す。
主制御部12は時間tのカウントアップを停止(ステッ
プ7i)したのち、時間tが所定時間T1以上で、かつ
所定時間T2以下であるか否かの判断を行う(ステップ
7j)。ここで上記条件が成り立っていれば、主制御部
12は感光ドラム1がかなり摩耗しており、寿命が近い
と判断し、表示部10bを駆動してプロセスユニットの
交換警告表示を行い(ステップ7h)、こののちステッ
プ7a移行の処理を繰り返す。
【0058】ステップ7jにおいて上記条件が成り立た
なかった場合、主制御部12は続いて、時間tが所定時
間T2以上であるか否かの判断を行う(ステップ7
l)。ここで時間tが所定時間T2以上であれば、主制
御部12は感光ドラム1が寿命であると判断し、以降の
記録動作を禁止する(ステップ7m)。そして主制御部
12は、プロセスユニットが未使用のものに交換される
のを待ち(ステップ7m)、交換されたら記録動作の禁
止を解除したのち、ステップ7b以降の処理を行う。
なかった場合、主制御部12は続いて、時間tが所定時
間T2以上であるか否かの判断を行う(ステップ7
l)。ここで時間tが所定時間T2以上であれば、主制
御部12は感光ドラム1が寿命であると判断し、以降の
記録動作を禁止する(ステップ7m)。そして主制御部
12は、プロセスユニットが未使用のものに交換される
のを待ち(ステップ7m)、交換されたら記録動作の禁
止を解除したのち、ステップ7b以降の処理を行う。
【0059】以上のように本実施例によれば、感光ドラ
ム1が回転している期間には常時一定のストレスを受け
ることに着目し、デバイスモータがONされて感光ドラ
ム1が駆動されている期間をカウントし、この感光ドラ
ム1の総駆動時間に基づいて感光ドラム1の摩耗度を認
識するため、複数のサイズの記録紙が混在して使用され
る場合であっても、感光ドラム1の劣化を正確に判断で
き、プロセスユニットの交換警告の表示および記録動作
の禁止を最適なタイミングで行うことができる。しかも
本実施例によれば、記録動作を行わない、例えばウォー
ミングアップ時における感光ドラム1の駆動時間も感光
ドラム1の劣化の判断に反映されるため、極めて正確に
感光ドラム1の劣化を判断できる。
ム1が回転している期間には常時一定のストレスを受け
ることに着目し、デバイスモータがONされて感光ドラ
ム1が駆動されている期間をカウントし、この感光ドラ
ム1の総駆動時間に基づいて感光ドラム1の摩耗度を認
識するため、複数のサイズの記録紙が混在して使用され
る場合であっても、感光ドラム1の劣化を正確に判断で
き、プロセスユニットの交換警告の表示および記録動作
の禁止を最適なタイミングで行うことができる。しかも
本実施例によれば、記録動作を行わない、例えばウォー
ミングアップ時における感光ドラム1の駆動時間も感光
ドラム1の劣化の判断に反映されるため、極めて正確に
感光ドラム1の劣化を判断できる。
【0060】また本実施例では、デバイスモータがON
の状態、すなわち記録動作を行っている状態では感光ド
ラム1の総駆動時間tが所定時間T2以上となろうとも
記録動作を禁止しないので、記録中のページを最後まで
記録することが可能である。
の状態、すなわち記録動作を行っている状態では感光ド
ラム1の総駆動時間tが所定時間T2以上となろうとも
記録動作を禁止しないので、記録中のページを最後まで
記録することが可能である。
【0061】なお本発明は上記各実施例に限定されるも
のではない。例えば前記第1実施例では、トナーの残量
に応じてトナー補給警告の表示および記録動作の実行禁
止を行う場合を例示しているが、例えばトナーの残量を
常時または指定時にパーセント表示するなど、任意の処
理を行って良い。
のではない。例えば前記第1実施例では、トナーの残量
に応じてトナー補給警告の表示および記録動作の実行禁
止を行う場合を例示しているが、例えばトナーの残量を
常時または指定時にパーセント表示するなど、任意の処
理を行って良い。
【0062】また補給検出手段は、例えばトナーホッパ
41内の比較的高所に設けたトナーセンサが、未検出状
態から検出状態に変わったことをもってトナー補給を検
出するなど、別の形態であっても良い。
41内の比較的高所に設けたトナーセンサが、未検出状
態から検出状態に変わったことをもってトナー補給を検
出するなど、別の形態であっても良い。
【0063】また前記第1実施例では、本発明に係る画
像記録装置を電子写真装置に適用して説明しているが、
現像剤を用いて記録を行う装置であれば、例えば静電気
録装置等のような他の装置にも本発明の適用が可能であ
る。
像記録装置を電子写真装置に適用して説明しているが、
現像剤を用いて記録を行う装置であれば、例えば静電気
録装置等のような他の装置にも本発明の適用が可能であ
る。
【0064】一方、前記第2実施例では、感光ドラム1
の摩耗度に応じてプロセスユニット交換警告の表示およ
び記録動作の禁止を行う場合を例示しているが、例えば
感光ドラム1の摩耗度を常時または指定時にパーセント
表示するなど、任意の処理を行って良い。
の摩耗度に応じてプロセスユニット交換警告の表示およ
び記録動作の禁止を行う場合を例示しているが、例えば
感光ドラム1の摩耗度を常時または指定時にパーセント
表示するなど、任意の処理を行って良い。
【0065】また交換検出手段は、本体側に設けられた
スイッチを1度だけ操作したのちに欠損する突起を感光
ドラム1側に設け、上記スイッチが操作されたことをも
って感光ドラム1が交換されたことを検出する等、別の
形態であっても良い。
スイッチを1度だけ操作したのちに欠損する突起を感光
ドラム1側に設け、上記スイッチが操作されたことをも
って感光ドラム1が交換されたことを検出する等、別の
形態であっても良い。
【0066】また前記第1実施例では、本発明に係る画
像記録装置を電子写真装置に適用して説明しているが、
他の部材によってストレスを受ける静電荷像担持体(感
光ドラムには限らない)を用いて記録を行う装置であれ
ば、例えば静電気録装置等のような他の装置にも本発明
の適用が可能である。このほか、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形実施が可能である。
像記録装置を電子写真装置に適用して説明しているが、
他の部材によってストレスを受ける静電荷像担持体(感
光ドラムには限らない)を用いて記録を行う装置であれ
ば、例えば静電気録装置等のような他の装置にも本発明
の適用が可能である。このほか、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0067】
【発明の効果】第1の本発明は、記録画像の黒画素の数
をカウントする黒画素カウント手段と、例えばトナーホ
ッパなどの貯留容器への例えばトナーなどの現像剤の補
給がなされたことを検出する例えばトナー補給検出部な
どの補給検出手段と、トナー残量監視処理手段とを設
け、このトナー残量監視処理手段では、前記黒画素カウ
ント手段のカウント値および前記補給検出手段の検出結
果に基づいて前記貯留容器での前記現像剤の残量を監視
し、例えば前記貯留容器での前記現像剤の残量が第1所
定量を下回ったことに応じて現像剤の補給を促す所定の
警報を発する処理を行い、また前記貯留容器での前記現
像剤の残量が第2所定量を下回ったことに応じて記録動
作の実行を禁止する処理を行うなどの、前記現像剤の残
量に応じた所定の処理を行うようにしたので、センサは
前記補給検出手段が1つあれば良く簡易な構成でありな
がら現像剤の残量を正確に把握でき、これにより現像剤
に関する監視処理を最適なタイミングで良好に行うこと
ができる画像記録装置となる。
をカウントする黒画素カウント手段と、例えばトナーホ
ッパなどの貯留容器への例えばトナーなどの現像剤の補
給がなされたことを検出する例えばトナー補給検出部な
どの補給検出手段と、トナー残量監視処理手段とを設
け、このトナー残量監視処理手段では、前記黒画素カウ
ント手段のカウント値および前記補給検出手段の検出結
果に基づいて前記貯留容器での前記現像剤の残量を監視
し、例えば前記貯留容器での前記現像剤の残量が第1所
定量を下回ったことに応じて現像剤の補給を促す所定の
警報を発する処理を行い、また前記貯留容器での前記現
像剤の残量が第2所定量を下回ったことに応じて記録動
作の実行を禁止する処理を行うなどの、前記現像剤の残
量に応じた所定の処理を行うようにしたので、センサは
前記補給検出手段が1つあれば良く簡易な構成でありな
がら現像剤の残量を正確に把握でき、これにより現像剤
に関する監視処理を最適なタイミングで良好に行うこと
ができる画像記録装置となる。
【0068】また第2の本発明は、例えば感光ドラムな
どの静電荷像担持体が交換されたことを検出する例えば
ユニット交換検出部などの交換検出手段と、この交換検
出手段により交換されたことが検出されてからの前記静
電荷像担持体の総駆動時間をカウントする例えばドラム
駆動時間カウント手段などのカウント手段と、例えばド
ラム劣化監視処理手段などの監視処理手段とを備え、こ
の監視処理手段では、前記カウント手段のカウント値に
基づいて前記静電荷像担持体の劣化を監視し、例えば前
記カウント手段のカウント値が第1所定値を上回ったこ
とに応じて前記静電荷像担持体の交換を促す所定の警報
を発する処理を行い、また前記カウント手段のカウント
値が第2所定値を上回ったことに応じて記録動作の実行
を禁止する処理を行うなどの、前記静電荷像担持体の劣
化に応じた所定の処理を行うようにしたので、静電荷像
担持体の劣化具合を正確に把握でき、これにより静電荷
像担持体に関する監視処理を最適なタイミングで良好に
行うことができる画像記録装置となる。
どの静電荷像担持体が交換されたことを検出する例えば
ユニット交換検出部などの交換検出手段と、この交換検
出手段により交換されたことが検出されてからの前記静
電荷像担持体の総駆動時間をカウントする例えばドラム
駆動時間カウント手段などのカウント手段と、例えばド
ラム劣化監視処理手段などの監視処理手段とを備え、こ
の監視処理手段では、前記カウント手段のカウント値に
基づいて前記静電荷像担持体の劣化を監視し、例えば前
記カウント手段のカウント値が第1所定値を上回ったこ
とに応じて前記静電荷像担持体の交換を促す所定の警報
を発する処理を行い、また前記カウント手段のカウント
値が第2所定値を上回ったことに応じて記録動作の実行
を禁止する処理を行うなどの、前記静電荷像担持体の劣
化に応じた所定の処理を行うようにしたので、静電荷像
担持体の劣化具合を正確に把握でき、これにより静電荷
像担持体に関する監視処理を最適なタイミングで良好に
行うことができる画像記録装置となる。
【図1】本発明の第1実施例に係る画像記録装置を適用
してなる電子写真装置の要部構成を一部破断して示す
図。
してなる電子写真装置の要部構成を一部破断して示す
図。
【図2】トナー残量の監視処理に係る主制御部9の処理
手順を示すフローチャート。
手順を示すフローチャート。
【図3】黒画素総数値X1の変化の一例を示す図。
【図4】黒画素数のカウント値に対する解像度に応じた
重み付けを説明する図。
重み付けを説明する図。
【図5】本発明の第2実施例に係る画像記録装置を適用
してなる電子写真装置の要部構成を一部破断して示す
図。
してなる電子写真装置の要部構成を一部破断して示す
図。
【図6】図5中のユニット交換検出部11の具体的な構
成例を示す回路図。
成例を示す回路図。
【図7】トナー残量の監視処理に係る主制御部12の処
理手順を示すフローチャート。
理手順を示すフローチャート。
【図8】所定時間T1および所定時間T2の設定条件を
示す図。
示す図。
1…感光ドラム 2…帯電装置 3…露光装置 4…現像装置 5…転写装置 6…クリーニング装置 7…サイドカバー 8…トナー補給検出部 9…主制御部 9a…黒画素カウント手段 9b…トナー残量監視処理手段 10…操作パネル 10a…操作部 10b…表示部 11…ユニット交換検出部 12…主制御部 12a…ドラム駆動時間カウント手段 12b…ドラム劣化監視処理手段
Claims (4)
- 【請求項1】 貯留容器に貯留された現像剤を使用して
画像の記録を行うものであり、かつ前記貯留容器へは前
記現像剤を一定の補給量ごと補給可能である画像記録装
置において、 記録画像の黒画素の数をカウントする黒画素カウント手
段と、 前記貯留容器への現像剤の補給がなされたことを検出す
る補給検出手段と、 前記黒画素カウント手段のカウント値および前記補給検
出手段の検出結果に基づいて前記貯留容器での前記現像
剤の残量を監視し、前記現像剤の残量に応じた所定の処
理を行うトナー残量監視処理手段とを具備したことを特
徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】 トナー残量監視処理手段は、前記貯留容
器での前記現像剤の残量が第1所定量を下回ったことに
応じて現像剤の補給を促す所定の警報を発する処理を行
い、また前記貯留容器での前記現像剤の残量が第2所定
量を下回ったことに応じて記録動作の実行を禁止する処
理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装
置。 - 【請求項3】 静電荷像担持体を用いて画像の記録を行
う画像記録装置において、 前記静電荷像担持体が交換されたことを検出する交換検
出手段と、 この交換検出手段により交換されたことが検出されてか
らの前記静電荷像担持体の総駆動時間をカウントするカ
ウント手段と、 このカウント手段のカウント値に基づいて前記静電荷像
担持体の劣化を監視し、前記静電荷像担持体の劣化に応
じた所定の処理を行う監視処理手段とを具備したことを
特徴とする画像記録装置。 - 【請求項4】 監視処理手段は、カウント手段のカウン
ト値が第1所定値を上回ったことに応じて静電荷像担持
体の交換を促す所定の警報を発する処理を行い、また前
記カウント手段のカウント値が第2所定値を上回ったこ
とに応じて記録動作の実行を禁止する処理を行うことを
特徴とする請求項3に記載の画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5319413A JPH07175368A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5319413A JPH07175368A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07175368A true JPH07175368A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18109921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5319413A Pending JPH07175368A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07175368A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1039691A (ja) * | 1996-07-23 | 1998-02-13 | Canon Inc | 感光体の寿命検知方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
JP2005266136A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Oki Data Corp | 印刷装置 |
JP2010049092A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Oki Data Corp | 画像形成装置 |
JP2010176183A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Canon Inc | 在庫管理システム、管理装置、その管理方法、及びプログラム |
JP2015164764A (ja) * | 2014-03-01 | 2015-09-17 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5319413A patent/JPH07175368A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1039691A (ja) * | 1996-07-23 | 1998-02-13 | Canon Inc | 感光体の寿命検知方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
JP2005266136A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Oki Data Corp | 印刷装置 |
JP2010049092A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Oki Data Corp | 画像形成装置 |
JP4560109B2 (ja) * | 2008-08-22 | 2010-10-13 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
JP2010176183A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Canon Inc | 在庫管理システム、管理装置、その管理方法、及びプログラム |
JP2015164764A (ja) * | 2014-03-01 | 2015-09-17 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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