JP2005331720A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 キャリア減耗量を現像剤の温度変化も考慮して正確に管理して現像剤ライフを決めると共に、現像剤ライフを通して、常に安定した画像濃度制御を行えると共に、モノクロやカラーに関係なくトナーのかぶりや飛散を起こすことのない画像形成装置を提供することを課題目的にする。
【解決手段】 像担持体としての感光体上に静電潜像を形成し現像装置の現像剤担持体から供給される現像剤のトナーによって前記静電潜像を現像する画像形成装置において、前記現像装置近傍又は現像剤の温度を検知する温度検知手段と、(作像する画像の面積率を検知する画像面積率検知手段と、)前記現像装置の現像剤駆動距離を検知する現像剤駆動距離検知手段とを有し、前記の各検知手段によって検知される現像剤駆動距離(と平均画像面積率)と平均使用温度から現像剤ライフを決定することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図14
【解決手段】 像担持体としての感光体上に静電潜像を形成し現像装置の現像剤担持体から供給される現像剤のトナーによって前記静電潜像を現像する画像形成装置において、前記現像装置近傍又は現像剤の温度を検知する温度検知手段と、(作像する画像の面積率を検知する画像面積率検知手段と、)前記現像装置の現像剤駆動距離を検知する現像剤駆動距離検知手段とを有し、前記の各検知手段によって検知される現像剤駆動距離(と平均画像面積率)と平均使用温度から現像剤ライフを決定することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図14
Description
本発明は、現像剤のライフを正確に決定し、画像濃度が常に適正値に維持され、かぶりや飛散やキャリア付着等現像時に起こる故障が無く安定した画像が得られるように制御できる画像形成装置に関する。
従来から、現像剤の使用過程を通じて、常に安定した画像が形成できるように画像形成装置を制御する試みが為されてきた。例えば、特許文献1に示すように消耗品としてのトナーの残量を検知記憶して残りプリント可能枚数を表示するようにしたものや、特許文献2に示すように、プロセスカートリッジ内のトナー情報を読み取り帯電バイアス条件を補正して適正画像を維持させようとするものや、特許文献3に示すように第1の画像面積率(以下印字率とも言う)で印字したときの印字枚数及びトナー濃度センサー出力の関係データと、第2の印字率で印字したときの印字枚数及びトナー濃度センサー出力の関係データと、を記憶し記憶されたデータに基づく所定計算式から推定した出力電圧とトナー濃度出力値によってトナー補給を制御するようにしたものや、特許文献4に示すように、1プリント毎の印字率が所定値より小さい場合に、画像形成を行う前に帯電露光現像の各手段を動作させ、印字率の割合に応じて市松模様パターンを形成させ転写をさせないように切り替えてそのパターンのトナーを強制排出させるようにしたものや、特許文献5に示すように、トナー濃度センサの検出値に基づくトナー消費量と、印字枚数,印字率,高圧手段のバイアス値に基づき算出されるトナー消費量との差分に応じてトナー帯電量を予測し、その予測トナー帯電量に基づき、トナー付着量が所定値になるように高圧手段の電圧値を調整するようにしたものや、特許文献6に示すように、現像剤搬送部材の温度情報と現像剤搬送部材の動作時間を積算し、その積算値に基づきライフエンドをを表示するようにしたものや、特許文献7に示すように、現像剤カートリッジのトナーシール開封検知をして開封スタート後からの画像形成時間を測定し、所定時間が経過したら、感光体帯電及び現像バイアスを変更してゆくようにしたもの等が知られている。
また、キャリア膜厚やスペント等は、現像剤担持体としての現像ローラの現像剤駆動距離(現像剤摺動距離)に応じて変化することは従来から知られていて、現像剤駆動距離(現像剤摺動距離)のカウント値で現像剤交換のメッセージをだしたり、トナー補給制御を実施していた。しかし、比較的高い印字率のコピーが行われるカラー画像形成装置においては、所定の現像剤駆動距離(現像剤摺動距離)に達していないにもかかわらず、トナーのかぶりや飛散が多くなったり、膜厚減耗の進行によりキャリア付着が発生しやすくなるといった問題が起こって来た。
そして、何れも正確な現像剤のライフエンドを把握できず、的確なトナー濃度や画像濃度に制御することが困難であった。
また、テスト時には比較的トナー濃度がばらつかないように制御されていても、市場においては、狙いより大きくばらつき、その結果かぶりや飛散の発生や、画像濃度が薄くなってしまう等の問題もあった。
特開2000−351270号公報
特開平9−120249号公報
特許第2937392号公報
特許第3029648号公報
特開2001−42613号公報
特開2003−208063号公報
特開2001−154475号公報
本発明は上述のような問題点を解消して現像剤ライフを通して、常に安定した画像濃度制御を行えると共に、モノクロやカラーに関係なくトナーのかぶりや飛散を起こすことのない画像形成装置を提供することを課題目的にする。
この目的は次の(1)〜(9)の技術手段の何れかによって達成される。
(1)像担持体としての感光体上に静電潜像を形成し、現像装置の現像剤担持体から供給される現像剤のトナーによって前記静電潜像を現像する画像形成装置において、前記現像装置近傍又は現像剤の温度を検知する温度検知手段と、作像する画像の面積率を検知する画像面積率検知手段と、前記現像装置の現像剤駆動距離を検知する現像剤駆動距離検知手段とを有し、前記の各検知手段によって検知される現像剤駆動距離と平均画像面積率と平均使用温度から現像剤ライフを決定することを特徴とする画像形成装置。
(2)前記現像剤ライフは前記現像剤駆動距離Yと平均使用温度Tを下記の数式数1に入力して得られるトナースペント量Sが所定値を超えたときにライフエンドに到達したと判断されるようにしたことを特徴とする(1)項に記載の画像形成装置。
ただし、γ1は平均使用温度Tに対する補正係数の関数の方向係数であり、δ1はその切片である。
ただし、γ1は平均使用温度Tに対する補正係数の関数の方向係数であり、δ1はその切片である。
(3)前記現像剤ライフが決定されて現像剤の交換時期が来たときには現像剤交換のメッセイジが表示されるようにしたことを特徴とする(1)又は(2)項に記載の画像形成装置。
(4)像担持体としての感光体上に静電潜像を形成し、現像装置の現像剤担持体から供給される現像剤のトナーによって前記静電潜像を現像する画像形成装置において、作像する画像の面積率を検知する画像面積率検知手段と、前記現像装置の現像剤駆動距離を検知する現像剤駆動距離検知手段と、前記現像装置近傍又は現像剤の温度を検知する温度検知手段と、前記現像装置の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段と、前記現像装置にトナーを補給するトナー補給手段とを有し、前記の各検知手段によって検知される現像剤駆動距離と平均使用温度と平均画像面積率とトナー濃度とに基づいて、前記トナー補給手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
(5)前記の各検知手段によって検知される現像剤駆動距離Yと平均使用温度Tを下記の数式数2及び数3に入力して得られるトナースペント量Sを介するトナー濃度検知手段に印加するコントロール電圧の補正値Vc1と、
前記の各検知手段によって検知される現像剤駆動距離Yと平均画像面積率Xを、現像剤駆動距離Yがある特定値P未満のときは下記の数式数4及び数5に、現像剤駆動距離Yがある特定値P以上のときは下記の数式数6及び数7に入力し、演算されて得られるキャリア膜厚減耗量Z1、Z2を介するトナー濃度検知手段に印加するコントロール電圧の補正値Vc2とが求められ、
下記の数式数8に示すように、その各補正値Vc1とVc2を、初期現像剤で決定したトナー濃度検知手段に印加するコントロール電圧の初期値Voから差し引いた値Vcをトナー濃度検知手段に印加してトナー補給手段を制御するようにしたことを特徴とする(4)項に記載の画像形成装置。
ただし、γ1は平均使用温度Tに対する補正係数の関数の方向係数であり、δ1はその切片であり、α1、α2は現像剤駆動距離Yがそれぞれある特定値P未満のとき及びある特定値P以上のとき、補正係数を表す関数の方向係数であり、β1,β2は切片であり、α3、β3は数6の最終項の切片を構成する関数の係数であり、Z1、Z2はそれぞれ現像剤駆動距離Yがある特定値P未満及びある特定値P以上の場合のキャリア膜厚減耗量であり、α4はキャリア膜厚減耗量とセンサ補正値Vc2のステップ値との関係を示す関数の方向係数である。
前記の各検知手段によって検知される現像剤駆動距離Yと平均画像面積率Xを、現像剤駆動距離Yがある特定値P未満のときは下記の数式数4及び数5に、現像剤駆動距離Yがある特定値P以上のときは下記の数式数6及び数7に入力し、演算されて得られるキャリア膜厚減耗量Z1、Z2を介するトナー濃度検知手段に印加するコントロール電圧の補正値Vc2とが求められ、
下記の数式数8に示すように、その各補正値Vc1とVc2を、初期現像剤で決定したトナー濃度検知手段に印加するコントロール電圧の初期値Voから差し引いた値Vcをトナー濃度検知手段に印加してトナー補給手段を制御するようにしたことを特徴とする(4)項に記載の画像形成装置。
ただし、γ1は平均使用温度Tに対する補正係数の関数の方向係数であり、δ1はその切片であり、α1、α2は現像剤駆動距離Yがそれぞれある特定値P未満のとき及びある特定値P以上のとき、補正係数を表す関数の方向係数であり、β1,β2は切片であり、α3、β3は数6の最終項の切片を構成する関数の係数であり、Z1、Z2はそれぞれ現像剤駆動距離Yがある特定値P未満及びある特定値P以上の場合のキャリア膜厚減耗量であり、α4はキャリア膜厚減耗量とセンサ補正値Vc2のステップ値との関係を示す関数の方向係数である。
(6)像担持体としての感光体上に静電潜像を形成し、現像装置の現像剤担持体から供給される現像剤のトナーによって前記静電潜像を現像する画像形成装置において、作像する画像の面積率を検知する画像面積率検知手段と、前記現像装置の現像剤駆動距離を検知する現像剤駆動距離検知手段と、前記現像剤担持体にDCバイアスを印加するDCバイアス印加手段とを有し、少なくとも現像剤駆動距離と平均画像面積率に基づいて、前記DCバイアス印加手段のDCバイアス値を制御することを特徴とする画像形成装置。
(7)像担持体としての感光体上に静電潜像を形成し、現像装置の現像剤担持体から供給される現像剤のトナーによって前記静電潜像を現像する画像形成装置において、作像する画像の面積率を検知する画像面積率検知手段と、前記現像装置の現像剤駆動距離を検知する現像剤駆動距離検知手段と、前記現像剤担持体を駆動する現像剤担持体駆動手段を有し、少なくとも現像剤駆動距離と平均画像面積率に基づいて、前記現像剤担持体駆動手段の回転数を制御することを特徴とする画像形成装置。
(8)像担持体としての感光体上に静電潜像を形成し、現像装置の現像剤担持体から供給される現像剤のトナーによって前記静電潜像を現像する画像形成装置において、前記像担持体上に電位を形成する帯電手段と、作像する画像の面積率を検知する画像面積率検知手段と、前記現像装置の現像剤駆動距離を検知する現像剤駆動距離検知手段と、前記現像剤担持体にDCバイアスを印加するDCバイアス印加手段とを有し、少なくとも現像剤駆動距離と平均画像面積率に基づいて、前記帯電手段によって形成された前記像担持体上の未露光部の電位VHと前記DCバイアス印加手段のDCバイアス値を制御することを特徴とする画像形成装置。
(9)前記画像形成装置はカラー画像形成装置であることを特徴とする(1)〜(8)の何れか1項に記載の画像形成装置。
本発明により、次のような効果を奏することができた。
第1に現像剤担持体としての現像ローラによる現像剤駆動距離と平均使用温度と平均画像の面積率から現像剤ライフの警告を表示し、画像形成のダメージとなる不具合を防止することができる。
第2に現像剤のライフを正確に判断することができるため、適切なトナー濃度補正が可能となり常に安定した画像濃度制御が行われ、画像形成のダメージとなる不具合を防止することができる。
第3に現像剤のライフを通して、キャリア現像を防ぐことができるため、ベタパッチ画像上にキャリアが付着するといった問題も発生しなくなり、パッチ検査においても正確な画像濃度検知が可能になり、常に安定した画像濃度制御が行われ、画像形成のダメージとなる不具合を防止することができる。
第4に現像剤のライフと共に現像ローラの回転数をアップすることで、現像DCバイアスを下げることが可能になり、現像剤のライフを通してキャリア現像を防ぐことができるため、正確な画像濃度検知が可能になり、常に安定した画像濃度制御が行われ、画像形成のダメージとなる不具合を防止することができる。
第5に従来外のライフと共に感光体暗電位Vhと現像ローラ電位Vdcの電位のギャップをアップしてゆくことで白地部に発生していた「かぶり」という不具合はなくなり、安定した画像が得られるようになった。
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の画像形成装置の実施の形態としてのカラー画像形成装置を示す断面構成図である。
このカラー画像形成装置は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、無端ベルト状中間転写体ユニット7と、給紙搬送手段21及び定着手段としてのベルト式定着装置24とから成る。画像形成装置の本体Aの上部には、原稿画像読み取り装置SCが配置されている。
イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1Y、該感光体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像装置4Y、一次転写手段としての一次転写ローラ5Y、クリーニング手段6Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1M、該感光体1Mの周囲に配置された帯電手段2M、露光手段3M、現像装置4M、一次転写手段としての一次転写ローラ5M、クリーニング手段6Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1C、該感光体1Cの周囲に配置された帯電手段2C、露光手段3C、現像装置4C、一次転写手段としての一次転写ローラ5C、クリーニング手段6Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部10Kは、第1の像担持体としてのドラム状の感光体1K、該感光体1Kの周囲に配置された帯電手段2K、露光手段3K、現像装置4K、一次転写手段としての一次転写ローラ5K、クリーニング手段6Kを有する。
無端ベルト状中間転写体ユニット7は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持された半導電性エンドレスベルト状の第2の像担持体としての無端ベルト状中間転写体70を有する。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kより形成された各色の画像は、一次転写ローラ5Y,5M,5C,5Kにより、回動する無端ベルト状中間転写体70上に逐次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセット20内に収容された記録媒体として用紙等の転写材Pは、給紙手段21により給紙され、複数の中間ローラ22A,22B,22C,22D、レジストローラ23を経て、二次転写手段5Aに搬送され、転写材P上にカラー画像が一括転写される。カラー画像が転写された転写材Pは、定着装置、例えばベルト式定着装置24により定着処理され、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。
一方、二次転写手段としての二次転写ローラ5Aにより転写材Pにカラー画像を転写した後、転写材Pを曲率分離した無端ベルト状中間転写体70は、クリーニング手段6Aにより残留トナーが除去される。
画像形成処理中、一次転写ローラ5Kは常時、感光体1Kに圧接している。他の一次転写ローラ5Y,5M,5Cはカラー画像形成時にのみ、それぞれ対応する感光体1Y,1M,1Cに圧接する。
二次転写ローラ5Aは、ここを転写材Pが通過して二次転写が行われる時にのみ、無端ベルト状中間転写体70に圧接する。
また、装置本体Aから筐体8を支持レール82L,82Rを介して引き出し可能にしてある。
筐体8は、画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、無端ベルト状中間転写体ユニット7とから成る。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kは、垂直方向に縦列配置されている。感光体1Y,1M,1C,1Kの図示左側方には無端ベルト状中間転写体ユニット7が配置されている。無端ベルト状中間転写体ユニット7は、ローラ71,72,73,74,76を巻回して回動可能な無端ベルト状中間転写体70、一次転写ローラ5Y,5M,5C,5K及びクリーニング手段6Aとから成る。
筐体8の引き出し操作により、画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、無端ベルト状中間転写体ユニット7とは、一体となって、本体Aから引き出される。
このように感光体1Y,1M,1C,1K上に帯電、露光、現像によりトナー像を形成し、転写ベルト260上で各色を重ね合わせ、一括して転写材Pに転写し、定着装置、例えばベルト式定着装置24で加圧及び加熱により固定して定着する。トナー像を転写材Pに転移させた後の感光体1Y,1M,1C,1Kは、クリーニング装置6Aで転写時に感光体に残されたトナーを清掃した後、上記の帯電、露光、現像のサイクルに入り、次の像形成が行われる。
本発明の画像形成装置の各現像装置4Y,4M,4C,4Kには、現像剤担持体としての現像ローラ401とそれにDCバイアスを印加するDCバイアス印加手段403又は直流と共に交流のバイアスも印加させるDC−ACバイアス印加手段405が設けられている。更に各現像装置4Y,4M,4C,4Kには、トナー濃度検知手段410とトナー補給手段420が設けられ、それぞれYMCKのトナー濃度が検知され、トナー濃度が適正値になるようにトナーが補給されるようになっている。また、それとは別に感光体上に形成されるパッチ画像の画像濃度を検知する画像濃度検知手段430が設けられている。
本発明は現像剤耐久力が画像面積率(印字率)に依存するものであり、その現像剤耐久力に対して、現像剤駆動距離の要素も取り入れて現像装置中のトナー濃度を常に適正に保持するためにトナー補給量を制御したり、画像濃度を適正にするために、更にはキャリア現像やトナー飛散を防止するために、現像ローラに印加するDCバイアスやACバイアスを制御する手段を提供するものである。
以下に本発明についての詳細を説明する。
画像形成装置として、上記のようなタンデムフルカラー複写機を用いて本発明を展開したが、その諸元を記すと以下のようになる。
ラインスピードL/S=220mm/sであり、
感光体のドラム外径は60mmであり、有機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネイトに分散させたものを塗布してある。電荷輸送層を含めた感光体層の膜厚は25μmである。
ラインスピードL/S=220mm/sであり、
感光体のドラム外径は60mmであり、有機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネイトに分散させたものを塗布してある。電荷輸送層を含めた感光体層の膜厚は25μmである。
感光体非画像部電位:フィードバック制御され、制御可能範囲は−250V〜−900Vである。
感光体の全露光電位:−40〜150V。
露光:レーザー走査方式であり、半導体レーザー(LD)のパワーは300μWである。
現像:2成分現像方式
現像ローラ:外径30mm
現像ローラ駆動モータとしてはDCモータが用いられている。
現像バイアス印加手段として
DCバイアス:−200〜−700V、
ACバイアス:0.5kVp−p〜2.0kVp−p、2kHz〜7kHz
トナー濃度検知手段(以下トナー濃度センサとも言う):キャリアの透磁率を用いてキャリアに対するトナーの比率を検出するセンサである。
現像ローラ:外径30mm
現像ローラ駆動モータとしてはDCモータが用いられている。
現像バイアス印加手段として
DCバイアス:−200〜−700V、
ACバイアス:0.5kVp−p〜2.0kVp−p、2kHz〜7kHz
トナー濃度検知手段(以下トナー濃度センサとも言う):キャリアの透磁率を用いてキャリアに対するトナーの比率を検出するセンサである。
このトナー濃度センサは現像装置内のキャリアとトナーの割合を質量比で測定するものであり、図18の模式図のように電源電圧Viの入力部とセンサ出力電圧VLの出力部とコントロール電圧Vc印加部とアース機能を持たせる部とで結線部が構成されており、その機能を簡単に具体的に説明すると、例えば図19の線図に示すように、トナー濃度が例えば6.0%の初期現像剤に対する、トナー濃度センサ出力値VLが2.5Vとなるためのコントロール電圧値の初期値を9.0Vとした場合に、初期現像剤に対してVc=9.0Vの制御電圧を印加することで、VLが2.5Vより大きくなって行くときにトナー補給を行えばトナー濃度を6.0%前後で制御が可能である。これに対してVc=8.5Vで印加すると、VLは1.9V付近にずれるため、VLが2.5Vとなるまでトナー補給が行われず、トナー濃度は5.4%まで低下させることができる。この状態を維持して制御すればトナー濃度は5.4%前後で制御される。
トナー補給器:トナー濃度センサの検知情報に応じてトナー補給量を決めて現像装置へ補給する。
Dotカウンタ:各プリントにおいてプリント画像を構成するドット数がカウントされフルカウントに対する割合が画像の面積率即ち印字率として正確に記禄され、それまでの累積と平均印字率を正確に割り出すことができる。
摺動距離(現像剤駆動距離)カウンタ:現像ローラの周速に時間を乗じた累積量である。
2成分現像剤:
キャリアはそのコアにコーティング樹脂をコートしたものであり、バージンのキャリア粒径を42μmにしてある。重合トナーとしての、トナー粒径は6.5μmである。
無端ベルト状中間転写体は、シームレス半導電樹脂ベルトであり、材質がポリイミド、表面抵抗率が1×1011Ω/□、体積抵抗率が1×108Ω・cmである。
キャリアはそのコアにコーティング樹脂をコートしたものであり、バージンのキャリア粒径を42μmにしてある。重合トナーとしての、トナー粒径は6.5μmである。
無端ベルト状中間転写体は、シームレス半導電樹脂ベルトであり、材質がポリイミド、表面抵抗率が1×1011Ω/□、体積抵抗率が1×108Ω・cmである。
1次転写手段:無端ベルト状中間転写体背面に発泡ローラを設置(外径20mm、抵抗値は1×106Ω)し、温湿度とカウンタでマトリックスを組んだ電流値テーブルから所定の電流値を選択し印加する。無端ベルト状中間転写体の張力は49Nにした。
1次転写導電性部材は電性ローラを使用、該導電性ローラの押圧力は4.9Nにした。
2次転写手段は無端ベルト状中間転写体をバックアップローラと二次転写ローラで挟み込んだ構成で抵抗値はともに1×107Ω、温湿度とカウンターでマトリックスを組んだ電流値テーブルから所定の電流値を選択して印加するようにした。
無端ベルト状中間転写体のクリーニングブレードはウレタンブレードを用い、自由長9mm、厚さ2mm、当接角17度にした。
無端ベルト状転写体の駆動ローラ外径は30mmのものを用いた。
[現像剤耐久力の印字率依存性について]
現像剤耐久力の指標としては従来から認知されているものとして
1.キャリア膜厚(コーティング樹脂の質量%)
2.トナースペント
がある。これら指標の測定方法としては、現像剤を界面活性剤(洗剤等)で溶かしてトナーとキャリアとに分割し、キャリアに対して有機溶剤MEK(メチルエチルケトン)でキャリアのコア表面に付着している樹脂とスペントトナーを溶剤中に溶解する。
現像剤耐久力の指標としては従来から認知されているものとして
1.キャリア膜厚(コーティング樹脂の質量%)
2.トナースペント
がある。これら指標の測定方法としては、現像剤を界面活性剤(洗剤等)で溶かしてトナーとキャリアとに分割し、キャリアに対して有機溶剤MEK(メチルエチルケトン)でキャリアのコア表面に付着している樹脂とスペントトナーを溶剤中に溶解する。
キャリア膜厚については、その溶剤にて樹脂を溶かした前後のキャリア重量比から算出し、トナースペントに関しては顔料の溶け出した溶剤を、所定の波長の光を透過させた際の透過率で計測する。
これら現像剤耐久力を示す指標は現像ローラの現像剤駆動距離(現像剤摺動距離)に応じて変化し、距離が進むほどキャリア膜厚の減耗は進み、スペントするトナー量は増えて行って透過率は減少していく。図2と図3のグラフに、印字率を変えたときの現像剤摺動距離に対するキャリア膜減耗量と、トナースペント量(透過率)を示す。
上記図2のグラフのように、現像剤摺動距離が進むほど、キャリア膜減耗量は大きくなる。また、図3のグラフのように、トナースペント量を示す透過率(%T)は現像剤摺動距離が進むほど低下している。これはキャリア表面に対するトナースペント量が多くなって溶剤中に溶け出したトナー量も多くなり、透過率(%T)が低下していることを示す。
また、印字率依存性について見てみると、印字率が高い時の方がキャリア膜減耗量、トナースぺント量(透過率%T)ともに悪化していることがわかる。キャリア膜減耗量に関しては、トナーが消費される課程においてキャリア側がトナーから何らかのストレスを受けてキャリアコーティング剤が削られると推定。トナースペントに関しては、現像剤中を通過するトナーの量が大きいほど、トナースペント量は大きくなると推定しており、キャリア膜減耗、トナースペント、ともに印字率が高いほど(トナーの消費量が大きいほど)キャリアの劣化が進むということを示している。
キャリア膜減耗量の増加や、トナースペント量の増加が発生すると、トナー帯電量が低下し、それにともなってトナー飛散や「カブリ」といった不具合を発生するようになる。また、トナー濃度制御についても、印字率に応じて膜減耗量やトナースペント量が変化してくれば、それらの違いによってトナー濃度のバラツキが生じてくる。また、高い印字率(トナー消費量)で使用しつづけた場合、キャリア膜減耗量が大きく進んでキャリア膜厚が薄くなり、現像剤ライフ後半においてDCバイアスが高くなった時にキャリアがトナーと一緒に現像されてしまう現象である「キャリア現像」といった不具合も生じてくる。
これらのことより、印字率(トナー消費量)に応じてキャリア劣化(キャリア膜減耗量やトナースペント量の増加)の進み具合が異なり、現像剤ライフは使用の仕方(どれくらいの印字率で使用するか?、どのくらいのトナー消費量で使用するか?)によって異なってくるということを示す。従って、現像剤に対するライフの決め方、また現像剤の耐久補正などは印字率(トナー消費量)を考慮したものにしなければならない。
[現像剤耐久の温度依存性について]
トナースペント量は現像剤摺動距離が進むほど、また印字率が大きいほど大きくなるということはすでに述べた。ここで、トナースペント量を悪化させる因子として考えられる「温度」について依存性を見てみた。図4,図5のグラフに現像剤温度条件を変えたときの現像剤摺動距離に対するトナースペント量の推移を示す。
トナースペント量は現像剤摺動距離が進むほど、また印字率が大きいほど大きくなるということはすでに述べた。ここで、トナースペント量を悪化させる因子として考えられる「温度」について依存性を見てみた。図4,図5のグラフに現像剤温度条件を変えたときの現像剤摺動距離に対するトナースペント量の推移を示す。
この図4,図5のグラフより、現像剤温度が高いほどトナースペント量が悪化するということがわかる。トナースペント量が悪化すれば、すでに述べたようにキャリア表面にトナーが付着するためキャリアの帯電性能が衰え、トナー帯電量が低下してトナー飛散やカブリといった不具合が発生しやすくなる。
このことより、現像剤の使用温度に応じてキャリア劣化(トナースペント量)の進み具合が異なり、現像剤ライフは使用の経過(どれくらいの環境で使用し続けたか、どれくらいの現像剤温度で使用していたか)によって異なってくるということを示す。
従って、現像剤に対するライフの決め方、また現像剤の耐久補正などは現像剤の平均使用温度も考慮したものにしなければならない。
トナースペントも耐久性に影響を及ぼしているが、下限値70%に対して余程トナー環境が高温でない限り殆ど影響しない汚れであり、キャリア膜減耗量の影響の方がはるかに大きいといえる。
このような要因を考慮して各請求項の実施の形態例について述べる。
先ず請求項1、2、3の実施の形態例について述べるが、これは現像剤摺動距離と平均使用温度からの現像剤ライフ決定手段に関するものである。
すでに述べたように、トナースペントが進むとキャリアの帯電性能が衰え、トナー帯電量の低下を引き起こしてトナー飛散やカブリと言った不具合を生じるようになる。従来からの知見から、トナースペントとしてはスタート時を透過率100%(トナースペント量ゼロ)とすると、ライフエンド時ではトナースペント85%(スタート時からのトナースペント量としては15%)を確保しないとトナー帯電量の低下を引き起こし、トナー飛散やカブリと言った不具合を引き起こす。従って、トナースペント85%(トナースペント量としては15%)に達したら現像剤のライフエンドとする。そこで、以下の手段によって現像剤摺動距離と現像剤の使用平均温度からトナースペント量を算出し、ライフエンドを決定するようにした。前述の図4,図5のグラフに、現像剤の使用温度を変えたときのトナースペント量の推移が示されているが、現像剤摺動距離が増加するに応じてトナースペント量は大きくなり、また現像剤の平均使用温度が高いほどその傾きは高くなっているのがわかる。
そこで、以下の数式数9を用いてトナースペント量を導く。
尚、数9は前述の数1のγ1及びδ1に実険値を当て実用化させたものである。
上記計算を実施するタイミングは、朝の起動時に機械を立ち上げた時、もしくは環境変動時、あるいはある定期プリント数(例えば5000プリント)毎に行い、算出された「予想トナースペント量」が15%を越えていれば現像剤ライフエンドに到達したと判断して、ユーザーに「現像剤交換」を伝える。
上記の手段によって現像剤ライフエンドをユーザーに正確に伝えることでトナー飛散やカブリと言った不具合を起こさず、スタートから現像剤ライフエンドまで良好な画像を得ることが可能となる効果がある。
次に請求項4、5の実施の形態の一例について述べる。これは、現像剤摺動距離と平均使用温度と平均画像面積率からトナー補給手段を制御する手段に関するものである。
現像剤の平均使用温度や印字率の違いによってトナースペント量やキャリア膜減耗量が異なり、現像剤の使い方によって現像剤の劣化度合いが異なってくる。そのため、その劣化度合いのバラツキに応じてトナー濃度もバラツキが生じるようになる。従って、この現像剤の劣化度合いのバラツキを現像剤の使用環境から予想し、劣化度合いに応じたトナー濃度制御の補正が必要となってくる。それについて順を追って説明する。
1.平均使用温度に対する補正量の算出
まず、上記に示した現像剤ライフの決定手段で、平均使用温度とその時の現像剤摺動距離から予想されるトナースペント量を算出する。そのトナースペント量に対し、図7のグラフよりトナー濃度センサ(キャリア透磁率を検出するセンサ)の補正量(ここで言っているVc1とはトナー濃度センサのコントロール電圧値を示し、グラフではその電圧値を8bit変換したデジタル値で示している。即ち0〜5Vの目盛りを0〜256stepの目盛りに置き換えている)を算出する。
まず、上記に示した現像剤ライフの決定手段で、平均使用温度とその時の現像剤摺動距離から予想されるトナースペント量を算出する。そのトナースペント量に対し、図7のグラフよりトナー濃度センサ(キャリア透磁率を検出するセンサ)の補正量(ここで言っているVc1とはトナー濃度センサのコントロール電圧値を示し、グラフではその電圧値を8bit変換したデジタル値で示している。即ち0〜5Vの目盛りを0〜256stepの目盛りに置き換えている)を算出する。
トナースペント量が大きくなると、キャリア表面にトナーが付着してくるため透磁率を検出するトナー濃度センサはセンサ出力値が弱くなるため、その分補正値を加えてやらなければならない。
その補正値は図7の直線グラフより求まる。
従って、平均使用温度とその時の現像剤摺動距離と図6に示すような補正係数から算出されるトナー濃度センサの補正値Vc1は以下の数式数10より求まる。
尚、数10は前記数3のγ1、δ1及びδ2の数値を実験的に求めて具体化したものである。
2.平均画像面積率に対する補正量の算出
現像剤の劣化因子(キャリア膜減耗量とトナースペント量)は画像の印字率(トナー消費量)に依存しており、印字率が高いほど(トナーの消費量が高いほど)現像剤の劣化は進む。従って、その使用した平均画像面積率(平均印字率)に対しても補正が必要になってくる。以下に現像剤摺動距離に対するキャリア膜減耗量と画像面積率(印字率)との関係を示す。
現像剤の劣化因子(キャリア膜減耗量とトナースペント量)は画像の印字率(トナー消費量)に依存しており、印字率が高いほど(トナーの消費量が高いほど)現像剤の劣化は進む。従って、その使用した平均画像面積率(平均印字率)に対しても補正が必要になってくる。以下に現像剤摺動距離に対するキャリア膜減耗量と画像面積率(印字率)との関係を示す。
上記、現像剤摺動距離Yに対するキャリア膜減耗量Zの関係を表す図8のグラフと、現像剤駆動距離Yのある特定値Pとしての実施の形態例としてPが10kmに算出された例について述べると次のようになる。P未満、即ちPが10km未満のときの画像面積率(印字率)Xと補正係数の関係を示す図9のグラフ及び、現像剤駆動距離Yのある特定値Pが10km以上のときの印字率Xと補正係数の関係を示す図10のグラフ及び印字率と切片との関係を表す図11のグラフがある。それらのグラフより、現像剤摺動距離と平均画像面積率からキャリア膜厚減耗量の推定値を算出することが出来る。その算出式を以下の現像剤駆動距離Yのある特定値Pが10km未満のときの数式数11及び現像剤駆動距離Yのある特定値Pが10km以上のときの数式数12に示す。
尚、上記のある特定値Pは現像剤の処方や現像システムの違い等によって変わるものであるが、極一般的なトナー現像においてテストを試みた結果ではP=10kmとして差し支えないことを確認した。しかし、このようにPは上記現像条件によって変わるので10kmに限定されるものではない。
次に、現像剤摺動距離とその時の平均画像面積率から上記式を用いて算出したキャリア膜厚減耗量の推定値から、トナー濃度センサの補正値を割り出す。キャリアの膜減耗量が大きくなるとキャリアの抵抗値は下がり、トナー帯電量が低下するためトナー濃度としては一般的に上昇傾向になる。従って、トナー濃度センサの補正値としてはトナー濃度を下げる方向(Vcを下げる方向)に補正を加える必要がある。膜減耗量に対するVcの下げ量Vc2を示したグラフが図12のグラフになる。
(ここで言っているVc2とはトナー濃度センサのコントロール電圧値(調整値)を示し、図12のグラフではその電圧値を8bit変換したデジタル値で示している。即ち2〜10Vの目盛りを0〜256stepの目盛りに置き換えている)
従って上記式より、現像剤摺動距離とその時の平均印字率より求まるトナー濃度センサの補正値Vc2は現像剤駆動距離Yのある特定値Pが10km未満のとき次の数式数13及び現像剤駆動距離Yのある特定値Pが10km以上のとき次の数式数14より求まる。
(ここで言っているVc2とはトナー濃度センサのコントロール電圧値(調整値)を示し、図12のグラフではその電圧値を8bit変換したデジタル値で示している。即ち2〜10Vの目盛りを0〜256stepの目盛りに置き換えている)
従って上記式より、現像剤摺動距離とその時の平均印字率より求まるトナー濃度センサの補正値Vc2は現像剤駆動距離Yのある特定値Pが10km未満のとき次の数式数13及び現像剤駆動距離Yのある特定値Pが10km以上のとき次の数式数14より求まる。
以上より、現像剤摺動距離と平均使用温度と平均画像面積率から算出されるトナー濃度センサの補正値は、平均使用温度から算出した補正値Vc1と、平均画像面積率から算出した補正値Vc2を足した値となる。(平均画像面積率のトナースペントに対する補正値は、キャリア膜厚減耗量に対する補正値の中でなされるものとした。)従って、トナー濃度センサのコントロール電圧Vc値は、以下の数式数15のようにVcの初期調整値Voから上記補正値Vc1とVc2を引いた値となる。
上記補正値の算出はプリント中でも常に行い、その補正値を加算したコントロール電圧Vcでトナー濃度制御を行う。図13のグラフに、その補正値を加えない従来のトナー濃度制御を行った時のトナー濃度推移と、図14のグラフに上記平均使用温度と平均画像面積率に対してトナー濃度制御を行った時の本発明のトナー濃度推移を示す。
今回の平均使用温度と平均画像面積率に対して補正を加えたトナー濃度制御時のトナー濃度推移の方がはるかに安定したトナー濃度推移を得られているのがわかる。
次に請求項6、7の実施の形態の一例について述べる。これは現像剤摺動距離と平均画像面積率から現像DCバイアス値と現像剤担持体の回転数を制御する手段に関するものである。
キャリア膜減耗量が進み、膜厚が薄くなっていくると、現像DCバイアスが高くなった時にキャリア現像が発生するようになる。これは、キャリアの膜厚が薄くなって来たことでキャリアの抵抗値が下がり、キャリアに電荷注入され、トナーと一緒にキャリアも現像してしまう現象である。
従って、平均画像面積率が非常に大きい状態で現像剤を使用していた場合、キャリアの膜減耗量も大きくなって現像剤ライフに到達する前に上記のような不具合を発生してしまう可能性がある。
そこで、キャリア膜厚の低下に応じて現像DCバイアス値もキャリア現像が発生しないような低いDCバイアス値に変更して行き、その時に低下した現像性に関しては現像剤担持体の回転数を上げることで現像性を稼ぎ、「キャリア現像」の不具合未発生と現像性の確保を両立させる。
前述の数11の式及び数12の式にて現像剤摺動距離と平均画像面積率(印字率)から推定されるキャリア膜厚減耗量を算出する。例えば、キャリア膜厚がスタート時に、1.8%(質量パーセント)であった場合、算出されたキャリア膜厚減耗量が0 5%とすると、その時のキャリア膜厚は1.8−0.5=1.3%となる。こうすることでキャリア膜厚推定値を算出することが出来る。キャリア膜減耗量推定値と、その時の現像DCバイアス上限値の推移を図15のグラフに示す。
上記図15のグラフにように、キャリア膜厚に応じて現像DCバイアス値を「キャリア現像」の上限値より小さくしてやることでキャリア膜厚値が小さくなった時に発生しやすくなる、「キャリア現像」を回避することが可能となる。尚、この上限値を超えたDCバイアスで現像した場合、キャリア現像が発生するために画像濃度としては淡いと判断し、DCバイアスを更に高い設定としてしまうため、結果的に適正な濃度の画像が得られなくなってしまう。
また、現像DCバイアス値を最大値にしても目標画像濃度が得られない場合は、現像DCバイアス値は最大値で固定とし、現像剤担持体(現像ローラ)の回転数を上げることで現像性を得るような手段に転ずる。こうすることで平均画像面積率が高かった場合にキャリア膜減耗が進んで発生しやすくなる「キャリア現像」を回避し、安定した画像を得ることが可能となった。
上記のように行う画像安定化手段とは、例えば中間転写ベルト上にパッチ画像を作成し、そのパッチ画像を光学センサなどで読み取り、その出力に応じて目標の画像濃度に達しているかどうかを判断し、達していない場合には現像DCバイアスや現像剤担持体(現像ローラ)の回転数を変えて目標の現像性が得られるような現像DCバイアス値や現像剤担持体の回転数を決定する制御のことである。
上記のように、数11、数12の式によって算出されたキャリア膜減耗量推定値に応じて現像DCバイアスを制御することでキャリア膜減耗量が大きくなった時に発生しやすくなる不具合「キャリア現像」を回避し、安定した画像を得ることが可能となった。また、色毎にトナーの消費率が異なってキャリアの膜減耗量も色毎にばらついた場合でも、色毎にキャリア膜減耗量の推定値を算出することで正確な補正が実施可能となる。
上記手段によって現像DCバイアスの制御を行ったときの実写テスト結果を以下の表1に示す。ここに○はキャリア現像が全く無く良好、△はキャリア現像が僅か見られるが実用上差し支えない程度、×はキャリア現像が多く実用不可を表す。
従来の制御では現像剤ライフの後半でキャリア現像が発生する場合があり、不安定であったのに対し、新しい制御によって、高温高湿(HH)、常温常湿(NN)、低温低湿(LL)の全ての環境条件において本発明の制御はキャリア現像の発生を抑制することができた。
次に請求項7の実施の形態の一例について述べる。
また、キャリア膜減耗量に応じてDCバイアス値を低下させる目的で、現像剤担持体(現像ローラ)の回転数を上げてゆくという制御も行うことができる。キャリア膜減耗量推定値とそのときの現像剤担持体(現像ローラ)の回転数の推移を図16のグラフに示す。
上記のように、数11及び数12によって算出されたキャリア膜減耗量推定値に応じて、現像剤担持体(現像ローラ)の回転数を制御することで現像DCバイアス値を下げ、キャリア膜減耗量が大きくなったときに発生しやすくなる「キャリア現像」の不具合を回避し安定した画像を得ることが可能になる。また、色毎にトナーの消費率が異なってキャリアの膜減耗量も色毎にばらついた場合でも、色毎にキャリア膜減耗量の推定値を算出することで正確な補正が実施可能となる。
上記手段によって現像DCバイアス、現像剤担持体(現像ローラ)回転数制御を行ったときの実写テスト結果を以下の表2に示すが、上記表1の結果と同様に、環境条件を変えても従来の制御条件に較べてキャリア現像の発生のない安定した制御が得られることが分かる。
キャリア膜減耗量に応じて現像ローラ回転数を制御することで現像DCバイアス値を下げ、現像剤ライフ後半で発生していたキャリア現像の抑制をすることが出来た。ここに○はキャリア現像が全く無く良好、△はキャリア現像が僅か見られるが実用上差し支えない程度、×はキャリア現像が多く実用不可を表す。
次に請求項8の実施の形態の一例について述べる。これは現像剤摺動距離と平均画像面積率から現像DCバイアス値と像担持体上の未露光部電位Vhとのギャップ(Vh−Vdc)を制御する手段に関する。
キャリア膜厚が薄くなってくるとキャリアの抵抗値が下がり、キャリアのトナーに対する帯電付与機能が衰えてくるためトナー帯電量が低下し、「カブリトナー」が増加してくるという不具合を生じてくる。そこで、キャリア膜厚の減耗量に応じてVh−Vdcのギャップを制御することでカブリが発生しないようにした。以下、図17のグラフにキャリア膜厚減耗量に対するVh−Vdcギャップの推移を示す。
・上記のように、キャリア膜減耗量の推定値に対して現像DCバイアスVdcと像担持体(ドラム状感光体)上の未露光部電位Vhとのギャップ(Vh−Vdc)を制御してやることで、色毎のカブリ電界(カブリが発生するVh−Vdc電界ギャップ)のバラツキに対しても補正を行い、カブリの発生しないVh−Vdcのギャップを正確に確保することが可能となった。こうすることで現像剤ライフを通してカブリの発生しない安定した画像を得ることができる。
・上記のように、キャリア膜減耗量の推定値に対して現像DCバイアスVdcと像担持体(ドラム状感光体)上の未露光部電位Vhとのギャップ(Vh−Vdc)を制御してやることで、色毎のカブリ電界(カブリが発生するVh−Vdc電界ギャップ)のバラツキに対しても補正を行い、カブリの発生しないVh−Vdcのギャップを正確に確保することが可能となった。こうすることで現像剤ライフを通してカブリの発生しない安定した画像を得ることができる。
上記手段によって現像DCバイアスVdcと像担持体(感光体ドラム)上の未露光部電位Vhとのギャップ(Vh−Vdc)の制御を行ったときの結果を以下の表3に示す。ここに○は画像カブリが全く無く良好、△は画像カブリが僅か見られるが実用上差し支えない程度、×は画像カブリが多く実用不可を表す。
キャリア膜減耗量に応じて感光体ドラム上の未露光部電位Vhと現像DCバイアスVdcのギャップVh−Vdcを制御することで現像剤ライフを通して「カブリ」発生のない良好な画像を得ることが可能となった。
上記に示したキャリア膜減耗量の印字率に対する依存性や、上記算出式に示した係数は、現像剤(キャリア粒径やキャリアコアの抵抗値、トナー粒径、トナーの外添剤処方等)や現像システムの違いによって変わってくるものである。
1Y,1M,1C,1K 感光体
4Y,4M,4C,4K 現像手段
5Y,5M,5C,5K 一次転写手段としての一次転写ローラ
5A 二次転写手段としての二次転写ローラ
6Y,6M,6C,6K クリーニング手段
7 無端ベルト状中間転写体ユニット
24 ベルト式定着装置
70 無端ベルト状中間転写体
401 現像ローラ
403 DCバイアス印加手段
405 DC−ACバイアス印加手段
410 トナー濃度検知手段
420 トナー補給手段
430 画像濃度検知手段
P 転写材
4Y,4M,4C,4K 現像手段
5Y,5M,5C,5K 一次転写手段としての一次転写ローラ
5A 二次転写手段としての二次転写ローラ
6Y,6M,6C,6K クリーニング手段
7 無端ベルト状中間転写体ユニット
24 ベルト式定着装置
70 無端ベルト状中間転写体
401 現像ローラ
403 DCバイアス印加手段
405 DC−ACバイアス印加手段
410 トナー濃度検知手段
420 トナー補給手段
430 画像濃度検知手段
P 転写材
Claims (9)
- 像担持体としての感光体上に静電潜像を形成し、現像装置の現像剤担持体から供給される現像剤のトナーによって前記静電潜像を現像する画像形成装置において、前記現像装置近傍又は現像剤の温度を検知する温度検知手段と、作像する画像の面積率を検知する画像面積率検知手段と、前記現像装置の現像剤駆動距離を検知する現像剤駆動距離検知手段とを有し、前記の各検知手段によって検知される現像剤駆動距離と平均画像面積率と平均使用温度から現像剤ライフを決定することを特徴とする画像形成装置。
- 前記現像剤ライフが決定されて現像剤の交換時期が来たときには現像剤交換のメッセイジが表示されるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 像担持体としての感光体上に静電潜像を形成し、現像装置の現像剤担持体から供給される現像剤のトナーによって前記静電潜像を現像する画像形成装置において、作像する画像の面積率を検知する画像面積率検知手段と、前記現像装置の現像剤駆動距離を検知する現像剤駆動距離検知手段と、前記現像装置近傍又は現像剤の温度を検知する温度検知手段と、前記現像装置の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段と、前記現像装置にトナーを補給するトナー補給手段とを有し、前記の各検知手段によって検知される現像剤駆動距離と平均使用温度と平均画像面積率とトナー濃度とに基づいて、前記トナー補給手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
- 前記の各検知手段によって検知される現像剤駆動距離Yと平均使用温度Tを下記の数式数2及び数3に入力して得られるトナースペント量Sを介するトナー濃度検知手段に印加するコントロール電圧の補正値Vc1と、
前記の各検知手段によって検知される現像剤駆動距離Yと平均画像面積率Xを、現像剤駆動距離Yがある特定値P未満のときは下記の数式数4及び数5に、現像剤駆動距離Yがある特定値P以上のときは下記の数式数6及び数7に入力し、演算されて得られるキャリア膜厚減耗量Z1,Z2を介するトナー濃度検知手段に印加するコントロール電圧の補正値Vc2とが求められ、
下記の数式数8に示すように、その各補正値Vc1とVc2を、初期現像剤で決定したトナー濃度検知手段に印加するコントロール電圧の初期値Voから差し引いた値Vcをトナー濃度検知手段に印加してトナー補給手段を制御するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
ただし、γ1は平均使用温度Tに対する補正係数の関数の方向係数であり、δ1はその切片であり、α1、α2は現像剤駆動距離Yがそれぞれある特定値P未満のとき及びある特定値P以上のとき、補正係数を表す関数の方向係数であり、β1,β2は切片であり、α3、β3は数6の最終項の切片を構成する関数の係数であり、Z1、Z2はそれぞれ現像剤駆動距離Yがある特定値P未満及びある特定値P以上の場合のキャリア膜厚減耗量であり、α4はキャリア膜厚減耗量とセンサ補正値Vc2のステップ値との関係を示す関数の方向係数である。
- 像担持体としての感光体上に静電潜像を形成し、現像装置の現像剤担持体から供給される現像剤のトナーによって前記静電潜像を現像する画像形成装置において、作像する画像の面積率を検知する画像面積率検知手段と、前記現像装置の現像剤駆動距離を検知する現像剤駆動距離検知手段と、前記現像剤担持体にDCバイアスを印加するDCバイアス印加手段とを有し、少なくとも現像剤駆動距離と平均画像面積率に基づいて、前記DCバイアス印加手段のDCバイアス値を制御することを特徴とする画像形成装置。
- 像担持体としての感光体上に静電潜像を形成し、現像装置の現像剤担持体から供給される現像剤のトナーによって前記静電潜像を現像する画像形成装置において、作像する画像の面積率を検知する画像面積率検知手段と、前記現像装置の現像剤駆動距離を検知する現像剤駆動距離検知手段と、前記現像剤担持体を駆動する現像剤担持体駆動手段を有し、少なくとも現像剤駆動距離と平均画像面積率に基づいて、前記現像剤担持体駆動手段の回転数を制御することを特徴とする画像形成装置。
- 像担持体としての感光体上に静電潜像を形成し、現像装置の現像剤担持体から供給される現像剤のトナーによって前記静電潜像を現像する画像形成装置において、前記像担持体上に電位を形成する帯電手段と、作像する画像の面積率を検知する画像面積率検知手段と、前記現像装置の現像剤駆動距離を検知する現像剤駆動距離検知手段と、前記現像剤担持体にDCバイアスを印加するDCバイアス印加手段とを有し、少なくとも現像剤駆動距離と平均画像面積率に基づいて、前記帯電手段によって形成された前記像担持体上の未露光部の電位VHと前記DCバイアス印加手段のDCバイアス値を制御することを特徴とする画像形成装置。
- 前記画像形成装置はカラー画像形成装置であることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
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