JP2566999B2 - プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジおよび画像形成装置

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JP2566999B2 JP62293572A JP29357287A JP2566999B2 JP 2566999 B2 JP2566999 B2 JP 2566999B2 JP 62293572 A JP62293572 A JP 62293572A JP 29357287 A JP29357287 A JP 29357287A JP 2566999 B2 JP2566999 B2 JP 2566999B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真装置等の画像形成装置に装着可能
なプロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジを装
着可能であって、記録媒体に画像を形成する画像形成装
置に関する。
[従来の技術] 現在、コンピュータ・ファクシミリ・CAD等の情報機
器の端末装置のプリンタとして、電子写真による静電記
録方式が多く適用されている。
これらのプリンタでは、情報信号をレーザービーム・
LED・LCD等により静電潜像担持体としての感光ドラム上
に書き込み、それを現像装置によって可視像化し、その
後転写紙に転写・定着する工程により記録像が得れる
が、従来のプリンタでは記録像は例えば黒色だけの1色
であった。
しかしながら、最近では記録像がより明瞭となり且つ
情報の理解がより容易となる等の理由から、例えばフォ
ーマットの色と計算値やデータ値の色とが異なる色で表
現されたり、CADにより出力された図面の一部が他の色
で出力される等、2色又はそれ以上の複数の色で区別さ
れることが、望まれている。
このような多色記録を可能とする電子写真装置の一例
を第11図に示す。静電潜像担持体としての導電基板上
に、光導電層を塗布して構成されるドラム状の電子写真
感光体101を回転自在に設け、該感光ドラム101を帯電器
102で一様に帯電し、次に例えばレーザのような発光素
子によって第1の情報信号103の露光して第1の静電潜
像を形成し、第1の現像装置104で可視化する。この後
第2を帯電器105で再び一様に帯電し、次にレーザのよ
うな発光素子によって第2の情報信号106を露光して第
2の潜像を形成し、第2の現像装置107によって可視化
する。次いで転写帯電器108で転写紙Pへ転写、更に定
着装置109により定着する。又、感光ドラム101上の転写
残トナーはクリーニング装置110によってクリーニング
される。
このような電子写真装置では、その使用が長時間に及
ぶと、感光体の交換、現像剤の補給や交換、クリーナに
捕集された転写残トナー量の管理、帯電線の清掃、その
他の調整や交換が必要で、このような保守作業は専門の
サービスマンが行うこととなる。しかし、この電子写真
装置を常時良好な状態で作動させるのに、上記専門知識
を持つサービスマンに頼ることなく保守作業をする手法
が提案されている。
その一例として、装置に内包する感光ドラムと、放電
器・現像器等の各プロセス手段を複数組合わせたものを
カートリッジ化し、、のカートリッジを画像形成装置本
体に着脱交換する構成として、保守・修理・消耗品の交
換等においても、単にプロセスカートリッジを新しいプ
ロセスカートリッジと交換することにより直ちに装置本
体の使用を可能とするものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら前述プロセスカートリッジを多色記録に
適用しようとした場合に、通常殆どの場合において黒等
の一色のみの画像をプリントし、特殊な用途のみに他の
色画像をプリントするユーザにとっては、複数個の現像
装置を同一プロセスカートリッジに組込むことは高価な
ものとなってしまう。
そこで本発明は前記の問題点を解消するものであっ
て、操作性が容易であって安価な、多色記録に適用可能
なプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供するも
のである。
またさらに本発明は、プロセスカートリッジが寿命に
したときに、これを報知して不都合を未然に防止するこ
とのできるプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提
供するものである。
[問題点を解決するための手段] 第一の本発明は、画像形成装置本体に着脱可能なプロ
セスカートリッジにおいて、電子写真感光体と、前記電
子写真感光体に形成された潜像をトナーを用いて現像す
るためのメイン現像手段と、前記現像手段で用いられる
トナーを収納する現像トナー収納部と、前記電子写真感
光体に残留するトナーを除去するクリーニング手段と、
前記クリーニング手段によって前記電子写真感光体から
除去されたトナーを収納するクリーニングトナー収納部
と、前記電子写真感光体の回転数を検出するための感光
体寿命検出手段と、前記現像トナー収納部に収納されて
いるトナーの残量を検出するためのトナー残量検出手段
と、前記クリーニングトナー収納部に収納されているト
ナーの収納量を検出するためのトナー収納量検出手段
と、画像形成装置本体に装着された際に、前記電子写真
感光体に照射するための第1の画像光を受け入れるため
の第1の露光開口と、画像形成装置本体に装着された際
に、前記電子写真感光体に照射するための第2の画像光
を受け入れるための第2の露光開口と、を有するメイン
カートリッジと、前記電子写真感光体に形成された潜像
を前記メイン現像手段とは異なった色のトナーを用いて
現像するためのサブ現像手段を有して、前記メインカー
トリッジに対して、前記メインカートリッジの有する前
記第1の露光開口と第2の露光開口との間に取り外し可
能に装着されるサブカートリッジと、を有することを特
徴とするプロセスカートリッジである。
また第二の本発明は、プロセスカートリッジを着脱可
能で、記録媒体に画像を形成するための画像形成装置に
おいて、(a)電子写真感光体と、前記電子写真感光体
に形成された潜像をトナーを用いて現像するためのメイ
ン現像手段と、前記現像手段で用いられるトナーを収納
する現像トナー収納部と、前記電子写真感光体に残留す
るトナーを除去するクリーニング手段と、前記クリーニ
ング手段によって前記電子写真感光体から除去されたト
ナーを収納するクリーニングトナー収納部と、前記電子
写真感光体の回転数を検出するための感光体寿命検出手
段と、前記現像トナー収納部に収納されているトナーの
残量を検出するためのトナー残量検出手段と、前記クリ
ーニングトナー収納部に収納されているトナーの収納量
を検出するためのトナー収納量検出手段と、画像形成装
置本体に装着された際に、前記電子写真感光体に照射す
るための第1の画像光を受け入れるための第1の露光開
口と、画像形成装置本体に装着された際に、前記電子写
真感光体に照射するための第2の画像光を受け入れるた
めの第2の露光開口と、を有するメインカートリッジ
と、前記電子写真感光体に形成された潜像を前記メイン
現像手段とは異なった色のトナーを用いて現像するため
のサブ現像手段を有して、前記メインカートリッジに対
して、前記メインカートリッジの有する前記第1の露光
開口と第2の露光開口との間に取り外し可能に装着され
るサブカートリッジと、を有するプロセスカートリッジ
を装着するための装着部と、(b)前記装着部に装着さ
れたプロセスカートリッジの有する前記感光体寿命検出
手段、トナー残量検出手段、及び、トナー収納量検出手
段のいずれか一つが所定値に達したことを検出した場合
に、その検出結果を報知をするための報知手段と、
(c)前記第1の露光開口と第2の露光開口から前記メ
インカートリッジ内へ侵入して、前記電子写真感光体に
照射される前記第1の画像光と第2の画像光とを発射す
るための露光手段と、(d)前記記録媒体を搬送するた
めの搬送手段と、を有することを特徴とする画像形成装
置である。
〔作用〕
本発明によれば、(1)現像手段のトナー量が所定量
以下となったとき、(2)像担持体が所定の使用量に達
したとき、(3)クリーニング手段のトナー量が所定充
満量に達したとき、その何れの場合にも報知することが
できる。
〔実施例〕
図面は本発明の一実施例を示すものである。
なお、以下説明する実姉例は、像担持体の周囲に、潜
像形成工程・現像工程・クリーニング工程等のプロセス
手段を配設して装置本体に着脱するメインカートリッジ
に少なくとも現像手段を有する1つまたは複数のサブカ
ートリッジを着脱可能に構成したプロセスカートリッジ
を用いる画像形成装置であって、前記メインカートリッ
ジ内に、現像装置のトナー残量検知手段及び像担持体の
使用度数検知手段・クリーニング装置のトナー充満検知
手段の両方又は一方を設け、それ等の検知手段の何れか
が所定値を外れた信号を発したとき、該メインカートリ
ッジの寿命を知らせる表示手段を設けた画像形成装置で
ある。またさらに、その表示装置の作動時、またはその
作動後所定枚数のプリントをした後に装置本体の動作を
停止させるように構成したものである。
さて第1図はメインカートリッジ1にサブカートリッ
ジ2を取り付けた状態の縦断面図を示し、像担持体とし
ての感光ドラム11・第1帯電器12・第1露光窓13・第2
帯電器14・第2露光窓15・第2現像器16をメインカート
リッジ1に一体化したものである。サブカートリッジ2
は第1現像装置21を備えている。3はメインカートリッ
ジ1に、サブカートリッジを嵌合その他の手法で取り付
け固定する部材で、その装着固定した際に、現像装置21
と、感光ドラム11の相互位置関係は所定の設定値例えば
感光ドラム11に対して現像スリーブ21aを400μの間隙を
置いて固定される。サブカートリッジ2は、嵌合固定部
材3を解除することによってメインカートリッジ1に対
して矢示の上方に取りはずし可能である。
第2図は上記両カートリッジ1・2を画像形成装置本
体に組込んだ状態の概略構成を示したもので、装置本体
の枠体等は省略してある。
メインカートリッジ1は、サブカートリッジ2を取付
けた状態で装置本体に設けたガイド4に係合して案内さ
れて装置本体に着脱可能に装填される。なおサブカート
リッジ2は装置本体に設けたガイド等に沿って装填する
ように構成してもよい。
前記感光ドラム11の感光層および潜像形成条件・現像
条件等の画像形成条件その他は適宜であるが、上記第2
図の装置による画像形成プロセスの一例を第3図のプロ
セス説明図に基づいて説明する。
OPCを感光層として有する感光ドラム11は、メインカ
ートリッジ1に配置された第1の帯電器12によって−50
0V程度に一様に帯電される(第3図(1))。次に露光
窓13を通してフォーマット等の第1の画像光6を感光ド
ラム11上に露光する(第3図(2))。その第1の画像
光6は、第2図図示の第1の半導体レーザ5を光源とし
て第1の画像信号により変調された第1のレーザビーム
であり、該第1のレーザビームは、モータ54により一定
の回転数で回転する回転多面鏡53により偏光され、結像
レンズ55を経て、折り返しミラー56で反射された後、感
光ドラム11上をラスタ走査され、第1の静電潜像を形成
する。これらの露光光学系は装置本体に組込まれてい
る。
上記第1の静電潜像は、サブカートリッジ2に配置さ
れた第1の現像装置21によって現像される。該現像装置
21は磁性粒子と赤等の有彩色トナーとからなる現像剤を
有し、第1の静電潜像を有彩色に反転現像し、第1のト
ナー像を形成する(第3図(3))。
次にカートリッジ1に配置された第2の帯電器14によ
り、再び負に一様に帯電するが既に形成されているトナ
ー像電位が−700V程度となるように設定する(第3図
(4))。このように設定することによって、非画像部
電位は、−800V程度に抑えられるため、感光ドラム11が
過剰帯電されて破損することはない。
その後、露光窓15を通して、データ等の第2の画像信
号7を感光ドラム11上に露光する。このときの露光はネ
ガ露光であって露光部は−200V程度に減衰される(第3
図(5))。その第2の画像光7は、第2の半導体レー
ザ52を光源として第2の画像信号により変調された第2
のレーザビームであり、該第2のレーザビームは、回転
多面鏡53により偏光され、結像レンズ55を経て感光ドラ
ム11上をラスタ走査されて第2の静電潜像が形成され
る。
その第2の静電潜像はメインカートリッジ1に配置さ
れた第2の現像装置16によって現像されるが、第1のト
ナー像電位が第2の帯電器14によって、電位が高められ
ているために、該第2の現像装置16では、第2の静電潜
像だけが現像される(第3図(6))。該現像装置16は
黒の一成分磁性トナーを現像スリーブ16aに薄層に形成
し、感光ドラム11とは、該トナーが非接触で現像するジ
ャンピング現像装置であり、第2の静電潜像を黒に現像
し第2のトナー像を得る。
このように形成された2色のトナー像は、装置本体に
配置された転写装置8によって、転写紙Pに同時に転写
され、分離装置9で感光ドラムから転写紙Pを剥離させ
て定着装置10により定着される。
さらに上記2色以外の他の色画像をプリントする場合
は、その色のトナーを収容したサブカートリッジ2と交
換するものである。
本発明は、上記例示のような、メインカートリッジ1
とこれに着脱するサブカートリッジ2とから成るプロセ
スカートリッジを用いた画像形成装置に適用するもの
で、以下実施例を説明する。
実施例1 A.像担持体感光体11の使用頻度検知 第4図に示すように感光ドラム11の軸に設けた歯車G1
に連動する歯車列G2〜G8をメインカートリッジ1の側壁
内面に装着し、感光ドラム11の使用限界を例えば1万回
転と設定し、その回転に当り最終歯車G8が例えば1/4回
転するように歯車比を設定する。そして最終歯車G8の軸
に接点板18を設け、その接点18aに対応する固定接点18b
を上記側壁内面に設けて、感光ドラム11が1万回転した
とき接点18a・18bを閉じて感光体の使用頻度検知信号を
発するドラム回転カウンタを構成する。
B.メインカートリッジ1に配した第2現像装置16のトナ
ー残量検知 第1図示のようにピエゾ素子16bを現像装置ホッパ側
壁内側の一方に配置し、トナーが消費されホッパ内のト
ナー残量がそれ以下ではスリーブ16a軸方向に画像欠落
を生じたり、画質低下をもたらすレベルになると、ピエ
ゾ素子16bの出力が変化して例えば第5図の回路が動作
してトナー残量検知信号を発する位置関係に配置する。
トナー送り部材16cはトナーをスリーブ16aの近傍に搬
送すると同時に、ピエゾ素子16b表面のトナーを常に清
掃して、ピエゾ素子16bが正確に作動するように構成し
ている。
C.クリーニング装置のトナー充満検知 クリーナ17の上壁内面に満タン検知を行うピエゾ素子
17aを設け、トナー内捕集トナーが一定値以上となった
時に、出力を発生する前記第5図と略等しい検知回路を
設ける。17bはピエゾ素子17aの清掃部材である。
第6図は上記のA.像担持体の使用頻度、B.第2現像装
置のトナー残量、C.クリーナのトナー充満の各検知信号
の1つがその各検知回路A・B・Cから発せられたとき
動作する表示手段のブロック図を示すもので、その信号
の1つが例えばOR回路Dに入力すると、その回路Dから
表示回路Eに信号を送り例えば発光ダイオードLEDを発
光させ、メインカートリッジ1の寿命をユーザに警告す
るものである。
また、上記の表示警告と同時に、装置本体の動作を停
止させ、或は感光ドラムカウンタ(第4図)から第2信
号を発して、前記表示警告後複数枚プリントした後、上
記の動作停止作動を行わせることもできる。
実施例2 実施例1は感光ドラム11の回転数で規正するものであ
るが、給紙枚数で同じ警告表示を行うこともできる。
第7図はその実施例を示すもので、コントローラ114
が給紙タイミングローラ112を駆動する信号S1を、モー
タ113に発信するのと同期してメインカートリッジ1に
配設したカウンタ19に信号S2を送る。カウンタ19はコン
トローラ114からの信号S2を受けて加算していき、規定
数例えば1万枚に達すると、コントローラ114に信号Sa
を送る。
カウンタ19は機械式カウンタ又は、不揮発性メモリを
具備した電気式カウンタであり、カートリッジ1・2を
本体装置より取りはずしてもカウンタ19はクリアされな
い。
このような構成においてコントローラ114は上記のカ
ウンタ19からの信号Sa、現像装置16のトナー無し信号Sb
及びクリーナ17からの満タン信号Scの1つを受け、表示
素子LED2を発光させる信号S3を発信する。
実施例3 第8図の実施例は、カートリッジ1・2を本体装置に
装着すると、感光ドラム11は、本体装置に配したロータ
リーエンコーダ117・118と連結され、感光ドラム11の回
転と1:1でロータリーエンコーダの円板117は回転する。
ロータリーエンコーダのホトダイオード118からのカ
ウント数を信号Saとしてコントローラ114に送り以下実
施例2と同様に作動し表示素子LED2を発光させる。
実施例4 第9図は第2現像装置16のトナー残量検知手段、クリ
ーナ17のトナー充満検知手段の別の実施例である。
図中16fは第2現像装置16のホッパ内において、現像
スリーブ16aに対面する金属棒、17dはクリーナ17の上壁
内面に取付けた電極板、17eはその電極板17dに対面して
設けた金属棒である。その金属棒16f・17eはカートリッ
ジの長手方向(紙面と直角)に伸び、その金属棒16fは
スリーブ16aと、また金属棒17eは電極板17dとの間でコ
ンデンサを形成し、それぞれ第10図に示した回路と接続
されている。
さらに第2現像装置16はスリーブ16aに交流電源41及
び直流電源42により直流に交流を重畳した現像バイアス
を印加して、現像を行う。43・44は第1現像装置21のバ
イアス電源である。
スリーブ16aと金属棒16fの間の空間に存在するトナー
量によってコンデンサ容量に変化を生じ、それに起因し
てスリーブ16aから誘導される電圧を第10図に示す回路
の出力端子に信号Sbとして検知する。
クリーナ17においては、前記の電極板17dに現像バイ
アス電源41・42からバイアスを導き、同様に金属棒17e
と接続した第10図と同様な回路によって、トナー充満信
号Scを出力する。
これらの出力Sb・Scを、比較回路45を介して、予め設
定されたスライスレベルと比較し、トナー量を検知し、
第6図と同様な回路を用いて、メインカートリッジの寿
命を警告する。
ところで像担持体の寿命及びクリーナの残トナー捕集
能力については、 (1)本プロセスカートリッジに用いる感光ドラムと
してOPC・アモルファスSi等の非常に長寿命の感光ドラ
ムであって、予想されるクリーナ容量による残トナー捕
集能力を十分に超える寿命を有する感光ドラムを用いる
場合、 又は、(2)本プロセスカートリッジに用いるクリー
ナに捕集されたトナーを、例えば感光ドラム内部へパイ
プを通して送り込む手段によって、クリーナの残トナー
捕集能力を充分に大きく構成し、感光ドラムの寿命によ
り、十分に長時間に亘って残トナー捕集能力を維持する
ことが可能な場合、 等がある。
これらの場合には、必ずしも像担持体の使用度数検知
手段、クリーニング装置のトナー充満検知手段の両方を
用いることは、必要でなくどちらか一方を設ければ充分
である。
このような構成においても、前述した実施例と同様
に、現像装置のトナー残量検知手段及び像担持体の使用
度数検知手段又はクリーニング装置のトナー充満検知手
段の少なくとも一方が所定値を外れた信号を発したと
き、カートリッジの寿命を警告し、更には表示警告と同
時に、装置本体の動作を停止させ、或は警告後複数枚プ
リントした後、上記の動作停止作動を行わせることもで
きる。
以上説明したように、前述実施例によれば、現像装置
のトナー残量検知手段及び像担持体の使用度数検知手段
・クリーニング装置のトナー充満検知手段の両方又は一
方を設け、それ等の検知手段の一つから規定値を越えた
検知信号を受けたとき表示回路によりメインカートリッ
ジの寿命を表示警告してユーザに知らせることによっ
て、前記問題点に記載した種々の不都合を解消し、常に
良質の画像を得ることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、現像手段のトナー量が所定量以下に
なったとき、像担持体が所定の使用量に達したとき、ク
リーニング手段のトナー量が所定量に達したとき、その
いずれの場合にも報知することができるので、常に良質
の画像を得ることができる。特に本発明によれば、プロ
セスカートリッジをメインカートリッジに着脱する構成
のプロセスカートリッジにおいて有効である。なぜなら
ば、サブカートリッジをメインカートリッジに着脱する
構成では、サブカートリッジの使用頻度によって、捕集
される転写残トナーの量が異なるため、メインカートリ
ッジのクリーナ容量を予想して設計しても、サブカート
リッジの使用頻度が高いと、クリーナ容量を超えてしま
う虞れがあるが、本発明によればそれを未然に防止でき
るからである。そこで本発明によれば、操作性が容易で
あって安価な、多色記録に適用可能なプロセスカートリ
ッジ及び画像形成装置を提供することができる。またさ
らに本発明によれば、多色の画像形成を簡易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を実施した画像形成装置のプロセスカー
トリッジの縦断面図、 第2図は上記プロセスカートリッジを画像形成装置本体
に組込んだ状態の概略構成説明図、 第3図は多色複写時のプロセス説明図、 第4図は感光ドラム回転カウンタの説明図、 第5図は第2現像装置のトナー残量検知回路、クリーナ
の満タン検知回路の例示図、 第6図は表示警告装置のブロック図、 第7図は給紙枚数を信号源とする実施例の正面図、 第8図は感光ドラムの回転数をロータリーエンコーダで
検出する実施例、 第9図は第1現像装置、クリーナの所要検出を現像バイ
アス電源を利用して得る実施例、 第10図はその検出回路、第11図は多色記録電子写真装置
の従来例の説明図。 1……メインカートリッジ 2……サブカートリッジ 11……感光ドラム 16……第2現像装置 16a……現像スリーブ 17……クリーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 月田 辰一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 藤井 春夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−191860(JP,A) 特開 昭59−87464(JP,A) 特開 昭62−112174(JP,A) 特開 昭63−85763(JP,A) 実開 昭57−115065(JP,U) 実開 昭62−2072(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカ
    ートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された潜像をトナーを用いて
    現像するためのメイン現像手段と、 前記現像手段で用いられるトナーを収納する現像トナー
    収納部と、 前記電子写真感光体に残留するトナーを除去するクリー
    ニング手段と、 前記クリーニング手段によって前記電子写真感光体から
    除去されたトナーを収納するクリーニングトナー収納部
    と、 前記電子写真感光体の回転数を検出するための感光体寿
    命検出手段と、 前記現像トナー収納部に収納されているトナーの残量を
    検出するためのトナー残量検出手段と、 前記クリーニングトナー収納部に収納されているトナー
    の収納量を検出するためのトナー収納量検出手段と、 画像形成装置本体に装着された際に、前記電子写真感光
    体に照射するための第1の画像光を受け入れるための第
    1の露光開口と、 画像形成装置本体に装着された際に、前記電子写真感光
    体に照射するための第2の画像光を受け入れるための第
    2の露光開口と、 を有するメインカートリッジと、 前記電子写真感光体に形成された潜像を前記メイン現像
    手段とは異なった色のトナーを用いて現像するためのサ
    ブ現像手段を有して、前記メインカートリッジに対し
    て、前記メインカートリッジの有する前記第1の露光開
    口と第2の露光開口との間に取り外し可能に装着される
    サブカートリッジと、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】プロセスカートリッジを着脱可能で、記録
    媒体に画像を形成するための画像形成装置において、 (a)電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された潜像をトナーを用いて
    現像するためのメイン現像手段と、 前記現像手段で用いられるトナーを収納する現像トナー
    収納部と、 前記電子写真感光体に残留するトナーを除去するクリー
    ニング手段と、 前記クリーニング手段によって前記電子写真感光体から
    除去されたトナーを収納するクリーニングトナー収納部
    と、 前記電子写真感光体の回転数を検出するための感光体寿
    命検出手段と、 前記現像トナー収納部に収納されているトナーの残量を
    検出するためのトナー残量検出手段と、 前記クリーニングトナー収納部に収納されているトナー
    の収納量を検出するためのトナー収納量検出手段と、 画像形成装置本体に装着された際に、前記電子写真感光
    体に照射するための第1の画像光を受け入れるための第
    1の露光開口と、 画像形成装置本体に装着された際に、前記電子写真感光
    体に照射するための第2の画像光を受け入れるための第
    2の露光開口と、 を有するメインカートリッジと、 前記電子写真感光体に形成された潜像を前記メイン現像
    手段とは異なった色のトナーを用いて現像するためのサ
    ブ現像手段を有して、前記メインカートリッジに対し
    て、前記メインカートリッジの有する前記第1の露光開
    口と第2の露光開口との間に取り外し可能に装着される
    サブカートリッジと、 を有するプロセスカートリッジを装着するための装着部
    と、 (b)前記装着部に装着されたプロセスカートリッジの
    有する前記感光体寿命検出手段、トナー残量検出手段、
    及び、トナー収納量検出手段のいずれか一つが所定値に
    達したことを検出した場合に、その検出結果を報知をす
    るための報知手段と、 (c)前記第1の露光開口と第2の露光開口から前記メ
    インカートリッジ内へ侵入して、前記電子写真感光体に
    照射される前記第1の画像光と第2の画像光とを発射す
    るための露光手段と、 (d)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
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