JP4654660B2 - プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents
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Description
このような画像形成装置では、トナー収容室に収容されるトナーが消費されたときに、現像カートリッジを交換するようにしており、トナーの残量を検知するために、現像剤残量検知手段を備えている。
本発明の目的は、現像剤収容部内の現像剤の量を、精度よく検知して判断することのできる画像形成装置、および、その画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジを提供することある。
また、現像剤収容部の移動によって、各検知光通過ポイントが切り替わるので、複数の検知光通過ポイントに対応して、複数の現像剤量検知手段を設けることを、不要とすることができる。そのため、装置構成の簡略化およびコストの低減化を図ることができる。
また、現像剤の量を連続して検知することができるので、より正確な現像剤の量の検知を達成することができる。
また、現像剤収容部の上下移動によって、各検知光通過ポイントが、鉛直方向において切り替わる。そのため、簡易な構成で、検知光の高精度の検知を達成することができる。
このような構成によると、判断手段は、異なる検知光通過ポイントから得られる複数の受光結果に基づいて、現像剤の量を判断することができる。そのため、現像剤の量を精度よく判断することができる。
このような構成によると、判断手段は、各検知光通過ポイントと、各検知光通過ポイントに対応する各受光結果に基づいて、現像剤の量を判断する。そのため、より詳細に現像剤の量を判断することができる。
このような構成によると、報知手段が、判断手段の判断結果に基づいて、現像剤の量を報知するので、使用者に、判断手段の判断結果に基づいた現像剤の量を認識させることができる。
このような構成によると、複数の検知光通過ポイントに対応して複数の検知窓を設けた場合に比べて、現像剤の検知窓からの漏れを生じる割合を減少させることができる。
このような構成によると、現像剤収容部内において鉛直方向に異なる複数の検知光通過ポイントを通過させた検知光を、受光部によって受光することができる。そのため、現像剤の量をより一層精度よく検知することができる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の発明において、前記現像カートリッジを、前記現像剤担持体が前記感光体に対して接離するように移動させる接離手段を備え、前記接離手段による前記現像カートリッジの移動に伴う前記現像剤収容部の移動により、各前記検知光通過ポイントが切り替わることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記現像剤量検知手段は、前記接離手段による前記現像カートリッジの移動に伴う前記現像剤収容部の移動により、各前記検知光通過ポイントが切り替わるタイミングで、前記受光部において、前記検知光を受光し、前記判断手段は、その受光結果に基づいて、現像剤の量を判断することを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記現像剤担持体と前記感光体と離間されている離間状態から、前記現像剤担持体と前記感光体とが接触される接触状態となるように、前記接離手段によって前記現像カートリッジが移動されたときに、前記現像剤量検知手段は、前記受光部において、前記検知光を受光することを特徴としている。
また、請求項11に記載の発明は、請求項7ないし10のいずれかに記載の発明において、前記感光体と、前記現像カートリッジとは、それら前記感光体および前記現像カートリッジを1組として、複数の色に対応して、複数組設けられていることを特徴としている。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の発明において、各前記感光体は、水平方向に並んで配置されていることを特徴としている。
また、請求項13に記載の発明は、請求項11または12に記載の発明において、記録媒体をピックアップして供給するための供給手段と、記録媒体を排出するための排出手段とを備え、複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジは、記録媒体の搬送経路において、前記供給手段と前記排出手段との間に配置され、前記供給手段によってピックアップされる記録媒体のピックアップ方向と、複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジによって、順次画像が形成される画像形成位置での記録媒体の搬送方向とが、反対方向となり、前記画像形成位置での記録媒体の搬送方向と、前記排出手段により排出される記録媒体の排出方向とが反対方向となるように、配置されていることを特徴としている。
また、請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジは、前記画像形成位置での記録媒体の搬送方向およびこれに直交する記録媒体の厚さ方向に対して、傾斜する方向に沿って着脱されることを特徴としている。
また、請求項15に記載の発明は、請求項13または14に記載の発明において、複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジに対応して、露光装置が複数設けられており、前記画像形成位置での記録媒体の搬送方向において、複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジと、それに対応する複数の露光装置とが、交互に配置されていることを特徴としている。
また、装置構成の簡略化およびコストの低減化を図ることができる。
また、より正確な現像剤の量の検知を達成することができる。
また、簡易な構成で、検知光の高精度の検知を達成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、現像剤の量を精度よく判断することができる。
請求項3に記載の発明によれば、より詳細に現像剤の量を判断することができる。
請求項4に記載の発明によれば、使用者に、判断手段の判断結果に基づいた現像剤の量を認識させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、現像剤の量をより一層精度よく検知することができる。
請求項9に記載の発明によれば、適切なタイミングで現像剤の量を検知して、現像剤の量をより一層精度よく検知することができる。
請求項13に記載の発明によれば、記録媒体の搬送経路を確保しつつ、装置の小型化を図ることができる。
請求項14に記載の発明によれば、感光カートリッジおよび現像カートリッジの着脱の操作性の向上を図ることができる。
図1において、このカラーレーザプリンタ1は、複数のプロセス部27が水平方向において並列的に配置される、横置きタイプのタンデム方式のカラーレーザプリンタであって、本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するための給紙部4、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5、画像が形成された用紙3を排紙するための排紙部6を備えている。
各プロセス収容部12は、図18に示すように、後述するドラムカートリッジ31および後述する現像カートリッジ32を収容し、後述するドラムカートリッジ31のホルダ部43が装着されるドラム収容部13と、後述する現像カートリッジ32が装着される現像収容部14とを備えている。
給紙部4は、図1に示すように、本体ケーシング2内の底部において、本体ケーシング2に対して正面側から水平方向に着脱自在に装着される給紙トレイ21と、その給紙トレイ21の正面側上方に設けられる供給手段としてのピックアップローラ22および給紙ローラ23と、給紙ローラ23の正面側上方に設けられる給紙側U字パス24と、給紙側U字パス24の途中に設けられる搬送ローラ25およびレジストローラ26とを備えている。
給紙側U字パス24は、上流側端部が、下方において給紙ローラ23に隣接し、用紙3が正面側に向かって給紙されるように、下流側端部が、上方において後述する搬送ベルト168に隣接し、用紙3が背面側に向かって排紙されるような、略U字状の用紙3の搬送経路として形成されている。
画像形成部5は、プロセス部27、転写部28および定着部29を備えている。プロセス部27は、複数色のトナーの各色ごとに設けられている。すなわち、プロセス部27は、イエロープロセス部27Y、マゼンタプロセス部27M、シアンプロセス部27Cおよびブラックプロセス部27Kの4つからなる。これらプロセス部27は、本体ケーシング2の各プロセス収容部12に配置され、正面側から背面側に向かって互いに間隔を隔てて、水平方向において重なるように、順次並列して配置されている。
スキャナユニット30は、スキャナケーシング35と、そのスキャナケーシング35内に、レーザ発光部(図示せず)、ポリゴンミラー36、2つのレンズ37および38および反射鏡39とを備えている。
また、現像収容部14におけるスキャナケーシング35の幅方向両側および上側と、スキャナケーシング35の正面壁34の近傍(スキャナケーシング35の正面壁34と現像収容空間16との間であって、後述する中板54が配置される空間)とには、ドラムカートリッジ31の後述する延出部44が収容される延出部収容空間18が形成されている。
そして、スキャナユニット30では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザ光が、ポリゴンミラー36で反射され、レンズ37、反射鏡39、レンズ38を、順次通過または反射して、出射窓40から出射される。
ドラム筐体41は、ホルダ部43と、ホルダ部43から延出される延出部44とを備え、樹脂材料から一体成形されている。
なお、ホルダ部43の厚さは、現像カートリッジ32の現像筐体64の厚さよりも、厚く形成されている。
各ホルダ側壁45には、図6および図7に示すように、その底面側部分に、後方に向かって開放される略U字状の現像位置決め溝48が形成されている。また、現像位置決め溝48の前方には、感光ドラム42のドラム軸60が挿通される挿通部49が形成されている。
延出部44は、図2および図3に示すように、ホルダ部43がドラム収容部13に装着された状態で、現像収容部14において、スキャナケーシング35の上端部より上方に延出するように、ホルダ部43から後方に向かって延設されている。
各延出側部52は、図2に示すように、底面側が開放される断面略コ字状をなし、各外側面が各ホルダ側壁45の現像位置決め溝48の天面側から、連続して後方に延びるように、ホルダ部43の幅方向両側から、後方に向かって延びるように形成されている。
また、各延出側部52の外側面には、長手方向途中に、幅方向外方に向かって突出するドラムボス部56が設けられている。
延出後壁53は、各延出側部52の後端部を連結するように幅方向に沿って延び、その幅方向中央部には、ドラムカートリッジ31を把持して、ドラムカートリッジ31のドラム収容部13に対する着脱を操作するためのドラム取っ手57が設けられている。
なお、図8ないし図16を参照する現像カートリッジ32の説明では、現像カートリッジ32が装着された状態において、現像カートリッジ32の厚さ方向における背面側に位置される側を「天面側」、正面側に位置される側を「底面側」とし、現像カートリッジ32の装着方向下流側を「前側」、現像カートリッジ32の装着方向上流側を「後側」とする。
箱部材70は、幅方向に沿って互いに間隔を隔てて対向配置される1対の側壁72と、各側壁72の後端部を連結する後壁73と、各側壁72および後壁73で囲まれる部分を被覆するように、各側壁72および後壁73の底面側端部に連結される底壁74とを一体的に備えている。
各前側壁72は、前端縁から前後方向途中まで延び、現像ローラ67、層厚規制ブレード68、供給ローラ66およびアジテータ69の両端部であって、これらを挟む前方位置において、前後方向の対向距離が互いに等しくなるように、平行して配置されている。
各傾斜壁76は、前後方向において、各前端縁が各前側壁72と連続し、各後端縁が各後側壁77とに連続するように、これらの間に配置され、その対向距離が、各前端縁から各後端縁に向かって次第に長くなるように傾斜して配置されている。各傾斜壁76の内壁面は、図15に示すように、トナーの排出を案内するための傾斜面178とされている。各傾斜面178によって、各前側壁75間の対向距離が各後側壁77間の対向距離よりも短くても、それらの間に段差がなく、それらの間でトナーを滞留させることなく、トナーを円滑に案内して、後述するトナー収容室92から排出することができる。
また、後壁73は、図9および図15に示すように、幅方向に延びる細長矩形板状に形成されている。
また、底壁74は、図16に示すように、平板状をなし、その前方位置(すなわち、各前側壁75が対向している現像カートリッジ32の装着方向上流側部分)には、アジテータ69の回転軌跡に対応するように、天面側に向かって断面円弧状に突出する排出壁78と、供給ローラ66の外径に沿って断面円弧状に湾曲する供給ローラ収容壁79と、現像ローラ67を露出させる斜め底面側前方に向かって傾斜する舌壁80とが、後側から前側に向かって順次連続して形成されている。
また、底壁74の内壁面には、図15に示すように、前方位置と後方位置との間であって、幅方向中央部において、上方に向かって立設する支柱部材81が設けられている。
この支柱部材81は、底壁74の外壁面に設けられた底側把持部96と対向する底壁74の内壁面に設けられ、図16に示すように、後壁73の厚さ方向長さとほぼ同じ長さで立設され、図15に示すように、各側壁72、後壁73および後述する仕切壁83のいずれからも離間するように、後述するトナー収容室92の幅方向および前後方向の中央部に配置されている。また、この支柱部材81は、断面略雫形状の筒状に形成されており、その略断面雫形状の先細り形状とされる一方側端部が後側に配置され、略断面雫形状の丸底形状とされる他方側端部が前側に配置されるように、設けられている。そして、後側に配置される一方側端部において、先細り形状として形成されている略V字形状の両テーパ面が、トナーを排出方向(現像カートリッジ32の装着状態における下方)に案内するための案内面82とされている。この案内面82によって、トナーを排出方向の下流側に向けて円滑に案内することができるので、トナーが補強柱65に引っ掛かって滞留することを防止することができる。
この仕切壁83は、幅方向に延びる細長矩形板状をなし、各前側壁75の天面側端縁から厚さ方向中途まで設けられ、天面側に向かって突出する、排出壁78の前端部と供給ローラ収容壁79の後端部との接続部分と、厚さ方向において間隔を隔てて対向するように形成されている。
なお、この箱部材70において、各側壁72の天面側端縁部、仕切壁83の天面側端縁部および後壁73の天面側端縁部には、図15に示すように、蓋部材71の周縁部を当接させるための鍔部85が形成されている。
天壁87は、前方位置に対向配置される幅狭矩形平板状の前天壁88と、後方位置に対向配置され、前天壁88に対してより深く窪む幅広矩形平板状の後天壁89と、前後方向においてそれらの間に設けられる略台形平板状の中天壁90とを一体的に備えている。
また、天壁87の内壁面には、図15に示すように、中天壁90における幅方向中央部に、支柱部材81の天面側端部を嵌合する嵌合筒部91が設けられている。この嵌合筒部91は、天壁87の外壁面に設けられた天側把持部97と対向する天壁87の内壁面に設けられ、図16に示すように、中天壁90から底面側に向かって、後天壁89の当接部86に対する窪み距離よりも、長く突出するように形成されている。また、この嵌合筒部91は、その断面形状が、支柱部材81の断面略雫形状よりも若干大きい相似形状の断面略雫形状をなし、嵌合筒部91を嵌合できるように、筒状に形成されている。また、この嵌合筒部91には、支柱81の案内面82に対応して、案内面82が形成されている。
この現像筐体64は、底側把持部96と天側把持部97とが厚さ方向において対向配置される薄型に形成されており、ユーザは、この底側把持部96と天側把持部97とを、片手で挟むように把持して、保持することができる。
また、トナー収容室92より前方の、供給ローラ収容壁79および舌壁80を含む底壁74と、その前方の底壁74と連続する各側壁72(すなわち、前側壁75の前端縁から前後方向途中部分まで)と、仕切壁83とで、現像室93が形成されている。
また、このトナー収容室92には、一方の後側壁77に、厚み方向を貫通する側面視略円形状の充填口としてのトナー充填口98が形成されている。
また、このトナー収容室92には、図11および図12に示すように、このトナー収容室92内に収容されるトナーの残量を検知するための検知光を通過させる検知窓100が、各前側壁75に、幅方向において対向するように、それぞれ形成されている。
また、補強柱65は、互いに幅方向において対向配置される各検知窓100の間を通過する検知光の光路上に位置しないように、光路より後方に配置されている。
なお、トナー充填口98も、図15に示すように、攪拌部材152の回転軌跡の投影面と、回転軸151の軸方向において重ならなうように、アジテータ69よりも後方に配置されている。
現像室93には、天面側から前方にかけて開放される開口部159が形成されている。
また、現像室93において、舌壁80の前端部には、図8に示すように、トナーの漏れを防止するために、現像ローラ67の周面に底面側から圧接するように対向配置されるアゴ部153が、幅方向の全体にわたって形成されている。
供給ローラ66は、図16に示すように、現像室93内において、排出口84の前方に配置され、供給ローラ収容壁79に収容されるように、幅方向に沿って設けられている。
現像ローラ67は、現像室93内において、供給ローラ66に対して斜め天面側前方に配置され、舌壁80と対向するように、幅方向に沿って設けられている。この現像ローラ67は、各前側壁75に回転自在に支持される金属製の現像ローラ軸157と、その現像ローラ軸157の周りを被覆する導電性のゴム部材からなる現像ローラ層158とを備えている。より具体的には、現像ローラ層158は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴム、シリコーンゴムまたはEPDMゴムなどからなる弾性体のローラ層と、そのローラ層の表面に被覆され、ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などが主成分とされるコート層との2層構造からなる。
層厚規制ブレード68は、仕切壁83の前壁面において、幅方向の全体にわたって設けられている。この層厚規制ブレード68は、図16に示すように、金属の板ばね部材からなるブレード160と、ブレード160の天面側端部を挟持して、仕切壁83の前壁面に固定する固定部材161と、ブレード160の底面側端部に設けられる絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部162とを備えている。この層厚規制ブレード68は、ブレード160が厚さ方向に配置され、その天面側端部が、固定部材161によって仕切壁83の前壁面に固定される一方、その底面側端部に設けられる押圧部162が、現像ローラ67の現像ローラ層158を、ブレード160のばね力によって、後側から押圧するように、設けられている。
また、本体ケーシング2において、各プロセス収容部12には、図17に示すように、ドラムカートリッジ31の着脱を案内するために、ドラムカートリッジ31のドラム軸60が挿通される案内溝101が形成されている。この案内溝101は、左側板8および右側板9において、互いに幅方向外側に窪むように対向して設けられ、上方から下方に向かって後側に傾斜するようなドラムカートリッジ31の着脱方向に沿って配置されている。
また、各案内溝101の長手方向途中には、背面側に向かって側面視矩形状に窪むドラム位置決め溝103が形成されている。このドラム位置決め溝103は、ドラムボス部56を受けることができるように、左側板8および右側板9の幅方向対向位置に、それぞれ形成されている。
これら発光部180および受光部181は、幅方向において、現像カートリッジ32の現像収容部14を挟んで、互いに対向配置されている。
また、上下方向(鉛直方向)においては、図23に示す現像カートリッジ32の後述する離間状態、および、図25に示す現像カートリッジ32の後述する接触状態の両方の状態において、幅方向において各検知窓100と対向するように配置されている。
また、左側板8および右側板9には、図19に示すように、ドラムカートリッジ31に対して現像カートリッジ32を接離させる接離手段としての接離機構106が設けられている。
第1付勢ばね117は、引張りばねからなり、その一端が、左側板8および右側板9の外側面においてボス挿通溝133の下端部(最深部)の下方から突出するように設けられる第1固定軸124に固定されている。また、他端が、カム当接部122に係止されている。これによって、第1押圧部材116は、常には、第1付勢ばね118の付勢力によって、ボス当接部121が現像ボス部95の移動経路に対して進出する方向(前方)、かつ、カム当接部122がカム120と近接する方向(上方)に、付勢される。
また、支持軸123には、図22に示すように、第1押圧部材116および第2押圧部材118がともに回動自在に支持されているが、第1押圧部材116は、第2押圧部材118に対して幅方向外側に配置されている。また、第1押圧部材116のボス当接部121は、幅方向内側に向かって膨出するように形成され、第2押圧部材118のボス当接爪部125は、幅方向外側に向かって膨出するように形成されている。そのため、ボス当接部121の上側押圧面134と、ボス当接爪部125の下側押圧面135とは、現像ボス部95の移動方向において重なるように配置されている。
そして、現像カートリッジ32が、現像収容部14に装着されてはいるが、非画像形成動作時には、感光ドラム42と現像ローラ67とが離間する離間状態となるように、カム120の当接面131が第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127と当接し、これらを下方に向かって押し下げている。
また、第2押圧部材118は、離間状態において、第2付勢ばね119が圧縮され、その第2付勢ばね119の付勢力よりも大きい押圧力で、ボス当接爪部125が現像ボス部95を離脱方向に押圧する方向、回転規制爪部126が第1固定軸124と近接する方向に、回動されている。この離間状態において、ボス当接爪部125は、現像ボス部95の移動経路において、後述する接触状態に対して、現像ボス部95の装着方向上流側に配置される。
ドラムカートリッジ31のホルダ部43が、現像収容部14の現像収容空間16を通過するときには、ドラムカートリッジ31の各ツノ部51が、現像収容部14の各レール部17と対向して、装着途中において、度々互いに摺擦される。このように、各ツノ部51と各レール部17とを摺擦させれば、スキャナケーシング35の正面壁34とホルダ天壁46との間に隙間を形成して、これらが互いに摺擦されることを阻止することができる。
このカラーレーザプリンタ1では、各プロセス収容部12において、スキャナケーシング35の正面壁34が、現像収容空間16に向かって膨出するように配置されており、現像収容部14においては、ドラムカートリッジ31に現像カートリッジ32が装着された状態では、現像収容部14でのドラムカートリッジ31の通過が規制されている。しかし、現像収容部14においては、ドラムカートリッジ31から現像カートリッジ32が分離された状態では、現像収容空間16でのドラムカートリッジ31の通過が許容されている。
次いで、現像カートリッジ32の底側把持部96と天側把持部97とを、片手で挟むように把持して、図19に示すように、各現像ボス部95を、各ボス挿通溝133に対向させて、現像カートリッジ32を下方へ押し下げる。そうすると、各現像ボス部95が、各ボス挿通溝133に挿通され、図20に示すように、各現像ボス部95の移動経路に臨む各ボス当接爪部125と当接する。各ボス当接爪部125は、各現像ボス部95によって装着方向に向けて押圧されるが、カム当接部122がカム120の当接面131に当接しているため、第2押圧部材118の回動は規制される。そのため、各現像ボス部95は、それ以上、装着方向へ向かうことが規制され、各ボス当接爪部125との当接位置で止まり、その結果、現像カートリッジ32が、ドラムカートリッジ31に対して、感光ドラム42と現像ローラ67との間に間隔が隔てられる離間状態で保持される。これによって、現像カートリッジ32は、現像収容部14の現像収容空間16に収容され、本体ケーシング2に装着されたドラムカートリッジ31に装着される。
すなわち、このレーザプリンタ1において、現像カートリッジ32を、離間状態から接触状態へと移動させるには、まず、離間状態において、カム120の当接面131が第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127と当接している状態から、カム120を回転させて、カム120の離間面132が第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127と対向する状態にする。
また、接触状態においては、第1押圧部材116および第2押圧部材118が、第1付勢ばね117および第2付勢ばね119によって、それぞれ付勢されるので、カム120の離間面132と、第1押圧部材116のカム当接部122および第2押圧部材118のカム当接突起127との間に、隙間が形成される。
そして、後述するように、現像カートリッジ32が離間状態から接触状態へと移動したときに、光センサ182によるトナーの残量検知が実行され、発光部180から、後述するように、上側検知光通過ポイントとなるトナー収容室92における各検知窓100の上端部を通過するように、受光部181に向けて、検知光が発光される。
そして、後述するように、現像カートリッジ32が接触状態から離間状態へと移動したときに、光センサ182によるトナーの残量検知が実行され、発光部180から、後述するように、下側検知光通過ポイントとなるトナー収容室92における各検知窓100の下端部を通過するように、受光部181に向けて、検知光が発光される。
そして、現像収容部14において、離間状態および接触状態に選択的に配置できるように、ドラムカートリッジ32に装着された現像カートリッジ32では、現像ローラ67の現像ローラ軸157が、ドラム筐体41の位置決め溝48に嵌合することにより、現像カートリッジ32がドラムカートリッジ32に対して位置決めされる。
そして、ドラムカートリッジ31がドラム収容部13に装着されると、図示しない接点間の接続により、感光ドラム42がアース接続され、画像形成動作時には、スコロトロン型帯電器62に帯電バイアスが印加される。また、図示しないギヤの噛合により、画像形成動作時には、モータ138からの駆動力が入力され、感光ドラム42が回転される。
排出口84から排出されたトナーは、供給ローラ66に供給される。供給ローラ66に供給されたトナーは、供給ローラ66の回転により、現像ローラ67に供給され、このとき、供給ローラ66と、現像バイアスが印加されている現像ローラ67との間で正に摩擦帯電される。
一方、ドラムカートリッジ31では、スコロトロン型帯電器62が、帯電バイアスの印加により、コロナ放電を発生させて、感光ドラム42の表面を一様に正帯電させている。感光ドラム42の表面は、感光ドラム42の回転に伴って、スコロトロン型帯電器62により一様に正帯電された後、スキャナユニット30からのレーザ光の高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
駆動ローラ166は、イエロープロセス部16Yが収容されるプロセス収容部12よりも正面側に配置されている。従動ローラ167は、ブラックプロセス部16Kが収容されるプロセス収容部12よりも背面側に配置されている。
そして、駆動ローラ166の駆動により、従動ローラ167が従動され、搬送ベルト168が、これら駆動ローラ166および従動ローラ167の間を、各プロセス部27の感光ドラム42と対向して接触する画像形成位置において、感光ドラム42と同方向に回転するように、周回移動される。
加熱ローラ170は、その表面に離型層が形成される金属素管からなり、その軸方向に沿ってハロゲンランプが内装されている。そして、ハロゲンランプにより、加熱ローラ170の表面が定着温度に加熱される。また、加圧ローラ171は、加熱ローラ170を押圧するように設けられている。
排紙部6は、排紙側U字パス172、排出手段としての排紙ローラ173、および、排紙トレイ174を備えている。
排紙側U字パス172は、上流側端部が、下方において定着部29に隣接し、用紙3が背面側に向かって給紙されるように、下流側端部が、上方において排紙トレイ174に隣接し、用紙3が正面側に向かって排紙されるような、略U字状の用紙3の搬送経路として形成されている。
排紙トレイ174は、本体ケーシング2の上面に、正面側から背面側に向かって下方に傾斜する傾斜壁として形成されている。
定着部29から搬送されてくる用紙は、排紙側U字パス172の上流側端部に、背面側に向かって給紙され、その給紙側U字パス84内において、搬送方向が反転され、排紙ローラ173により、正面側に向かって排紙トレイ174上に排紙される。
さらに、トナーが消費されると、トナーは、ニアエンプティレベルよりもさらに鉛直方向下方に降下して、現像カートリッジ32を交換すべき残量まで消費されたエンプティレベルに到達する。
そして、このカラーレーザプリンタ1では、各プロセス部12において、光センサ182によって、非画像形成動作時における現像カートリッジ32の離間状態と、画像形成動作時における現像カートリッジ32の接触状態との両方の状態で、発光部180および受光部181によって、トナー収容室92の各検知窓100を介する検知光の検知の有無により、ニアエンプティレベルおよびエンプティレベルを検知し、これによって、トナー収容室92内のトナーの残量を判断するようにしている。
次に、図27および図28を参照して、このカラーレーザプリンタ1におけるトナーの残量を判断する制御の参考例について説明する。なお、以下に説明する制御は、各プロセス部12において、各現像カートリッジ32毎に、個別(他の現像カートリッジ32とは無関係に)になされている。
CPU183は、各種の制御プログラムが格納されるROM184と、制御プログラムの実行時に一時的な数値が格納されるRAM185とを備えている。ROM184には、トナーの残量を判断するためのトナー残量判断プログラムが格納されている。
ニアエンプティランプ188は、CPU183からの第2点灯信号の入力により、トナー収容室92内のトナーが、現像カートリッジ32を交換すべき残量に近づいたニアエンプティレベルで点灯する。
図28において、トナー残量判断プログラムの処理は、CPU183に印刷ジョブが入力されたとき、CPU183によってイニシャル動作を開始したときなど、現像カートリッジ32が離間状態から接触状態へと移動するタイミングをトリガとして、開始される。なお、処理開始時は、現像カートリッジ32は離間状態にある。
現像カートリッジ32の離間状態において、光センサ182の検知が実行されると、図20に示すように、発光部180から、トナー収容室92における各検知窓100の下端部(以下、「下側検知光通過ポイント」という。)を通過するように、受光部181に向けて、検知光が発光される。
すなわち、下側検知光通過ポイントは、トナー収容室92内のトナーが、自重により鉛直方向下方の排出口84側に移動した状態において、トナー収容室92内のトナーが、現像カートリッジ32を交換すべき残量まで消費されたエンプティレベルで、検知光が通過可能となる位置に配置されている。そのため、発光部180から発光した検知光が、下側検知光通過ポイントを通過して、受光部181で受光したときには、トナー収容室92内のトナーが、現像カートリッジ32を交換すべき残量まで消費されているので、エンプティランプ187を点灯させて、現像カートリッジ32を交換すべきことを、ユーザに報知する。
そして、受光部181が検知光を受光して、「トナー無し」と判断されれば(S6:NO)、CPU183は、ニアエンプティランプ188に第2点灯信号を入力して、ニアエンプティランプ188を点灯させた後(S7)、そのまま、印刷ジョブを実行する(S8)。
すなわち、発光部180から発光した検知光が、上側検知光通過ポイントを通過せず、トナー収容室92内のトナーによって遮光されたときには、トナー収容室92内のトナーが、ニアエンプティレベルよりも、多量に残存している。そのため、ユーザに対して、トナーの残量に関して注意喚起をしなくても、通常通りの画像形成を確保することができる。
このようなトナーの残量の判断処理においては、発光部180から発光される検知光を、上側検知光通過ポイントおよび下側検知光通過ポイントにおいて通過させて、受光部181により受光する。そのため、上側検知光通過ポイントおよび下側検知光通過ポイントのうち、いずれかの一方の検知光通過ポイントに異常が生じて、それによって誤検知を生じても、他の正常な検知光通過ポイントで、正常に検知することができる。その結果、トナーの残量の精度のよい検知を達成することができる。
また、上記したトナーの残量の判断処理では、現像カートリッジ32の離間状態と接触状態との間の移動によって、上側検知光通過ポイントと下側検知光通過ポイントとが切り替わるので、上側検知光通過ポイントと下側検知光通過ポイントとに対応して、光センサ182をそれぞれ設けることを、不要とすることができる。そのため、装置構成の簡略化およびコストの低減化を図ることができる。
なお、上記の参考例では、トナー残量判断プログラムの処理によって、上側検知光通過ポイントおよび下側検知光通過ポイントにおいて、それぞれ検知光を通過させて、トナーの有無を検知したが、本発明の一実施形態では、現像カートリッジ32が離間状態と接触状態との間を移動するときに、光センサ182によって、各検知窓100の上端部と下端部との間を、鉛直方向に沿って連続的にトナーの有無を検知して、トナー収容室92内のトナーの残量を、たとえば、パーセントでレベル表示する。
図29において、図27と同様の部材には、同一の符号を付しその説明を省略する。
図29において、トナー残量表示部186には、上記したエンプティランプ187およびニアエンプティランプ188に代えて、エンプティレベルゲージランプ189が設けられている。このエンプティレベルゲージランプ189は、CPU183からのトナーの残量に対応したレベル信号の入力により、トナー収容室92内のトナーの残量を、パーセントでレベル表示する。
図30において、トナー残量表示プログラムの処理は、トナー残量判断プログラムと同様に、CPU183に印刷ジョブが入力されたとき、CPU183によってイニシャル動作を開始したときなど、現像カートリッジ32が離間状態から接触状態へと移動するタイミングをトリガとして、開始される。なお、処理開始時は、現像カートリッジ32は離間状態にある。
上記のトナー残量表示プログラムによれば、現像カートリッジ32が離間状態から接触状態へと移動する移動中に、光センサ182が、各検知窓100に対して、現像カートリッジ32の移動経路に沿って、連続して検知光通過ポイントに検知光を入射して、トナーの有無を連続して検知する。そのため、トナー収容室92内のトナーの残量を、パーセントでレベル表示することができるので、より正確なトナーの残量の検知を達成することができる。
なお、上記の実施形態では、検知窓100を、現像カートリッジ32が現像収容部14に装着された状態において、上下方向に長い側面視略楕円形状に形成したが、たとえば、上下方向に長い側面視略矩形状に形成してもよい。
また、上記の実施形態では、現像カートリッジ32における、感光ドラム42に対する現像ローラ67の接離動作に併せて、CPU183によってトナーの残量を検知したが、別途、トナーの残量を検知するために、現像カートリッジ32を移動させるように、制御することもできる。但し、現像カートリッジ32の接離動作に併せて、トナーの残量を検知するほうが、制御の単純化を図ることができる。
また、上記の説明では、各感光ドラム42から、直接、用紙3に転写するタンデム方式のカラーレーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、各色毎のトナー像を、各感光体から一旦中間転写体に転写し、その後、用紙に一括転写する中間転写タイプのカラーレーザプリンタとして構成することもでき、さらには、モノクロのレーザプリンタとして構成することもできる。
2 本体ケーシング
3 用紙
22 ピックアップローラ
30 スキャナユニット
31 ドラムカートリッジ
32 現像カートリッジ
42 感光ドラム
67 現像ローラ
84 排出口
92 トナー収容室
100 検知窓
106 接離機構
180 発光部
181 受光部
182 光センサ
183 CPU
186 トナー残量表示部
173 排紙ローラ
Claims (15)
- 現像剤の量を検知するための検知光を通過させる検知光通過ポイントを複数有し、内部に現像剤を収容する現像剤収容部と、
前記検知光通過ポイントに対して検知光を入射する発光部、および、前記検知光通過ポイントから出射する前記検知光を受光する受光部を有する現像剤量検知手段とを備え、
前記現像剤収容部は、各前記検知光通過ポイントが重力方向において切り替わるように、上下方向に直線的に移動可能に設けられており、
前記発光部は、前記現像剤収容部が移動する移動経路に沿って、連続して検知光通過ポイントに対して検知光を入射することを特徴とする、画像形成装置。 - 異なる前記検知光通過ポイントをそれぞれ通過した前記検知光を前記受光部で受光した各受光結果に基づいて、現像剤の量を判断するための判断手段を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記判断手段は、各前記検知光通過ポイントと、各前記検知光通過ポイントに対応する各受光結果に基づいて、現像剤の量を判断することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記判断手段の判断結果に基づいて、現像剤の量を報知するための報知手段を備えていることを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成装置。
- 前記現像剤収容部は、前記検知光を入射および出射させるための検知窓を備え、
すべての前記検知光通過ポイントが、同一の検知窓に設けられていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 各前記検知光通過ポイントは、互いに鉛直方向に間隔を隔てて設けられていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤収容部を有する現像カートリッジと、
静電潜像が形成される感光体と、
前記現像剤担持体は、前記感光体の上方に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記現像カートリッジを、前記現像剤担持体が前記感光体に対して接離するように移動させる接離手段を備え、
前記接離手段による前記現像カートリッジの移動に伴う前記現像剤収容部の移動により、各前記検知光通過ポイントが切り替わることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記現像剤量検知手段は、前記接離手段による前記現像カートリッジの移動に伴う前記現像剤収容部の移動により、各前記検知光通過ポイントが切り替わるタイミングで、前記受光部において、前記検知光を受光し、前記判断手段は、その受光結果に基づいて、現像剤の量を判断することを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記現像剤担持体と前記感光体と離間されている離間状態から、前記現像剤担持体と前記感光体とが接触される接触状態となるように、前記接離手段によって前記現像カートリッジが移動されたときに、前記現像剤量検知手段は、前記受光部において、前記検知光を受光することを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記感光体と、前記現像カートリッジとは、それら前記感光体および前記現像カートリッジを1組として、複数の色に対応して、複数組設けられていることを特徴とする、請求項7ないし10のいずれかに記載の画像形成装置。
- 各前記感光体は、水平方向に並んで配置されていることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
- 記録媒体をピックアップして供給するための供給手段と、記録媒体を排出するための排出手段とを備え、
複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジは、記録媒体の搬送経路において、前記供給手段と前記排出手段との間に配置され、
前記供給手段によってピックアップされる記録媒体のピックアップ方向と、複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジによって、順次画像が形成される画像形成位置での記録媒体の搬送方向とが、反対方向となり、
前記画像形成位置での記録媒体の搬送方向と、前記排出手段により排出される記録媒体の排出方向とが反対方向となるように、配置されていることを特徴とする、請求項11または12に記載の画像形成装置。 - 前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジは、前記画像形成位置での記録媒体の搬送方向およびこれに直交する記録媒体の厚さ方向に対して、傾斜する方向に沿って着脱されることを特徴とする、請求項13に記載の画像形成装置。
- 複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジに対応して、露光装置が複数設けられており、
前記画像形成位置での記録媒体の搬送方向において、複数組の前記感光カートリッジおよび前記現像カートリッジと、それに対応する複数の露光装置とが、交互に配置されていることを特徴とする、請求項13または14に記載の画像形成装置。
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