JP2006228439A - 非水電解液電池および非水電解液電池の製造方法 - Google Patents

非水電解液電池および非水電解液電池の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 より確実に内部でのガスの発生を減少させて膨れを抑制でき、高温雰囲気での使用に適した非水電解液電池と、その製造方法を提供する。
【解決手段】 二酸化マンガンを活物質に含有する正極を備えた非水電解液電池の製造方法であって、上記電池の組み立て工程の前に、カールフィッシャー法で測定される水分率が100ppm以下の上記正極について、その表面を、R−SO (Rは炭化水素残基を意味する)または該イオンを有する化合物で被覆する工程を有することを特徴とする非水電解液電池の製造方法である。
【選択図】なし

Description

本発明は、非水電解液電池に関し、さらに詳しくは高温雰囲気での使用に適した非水電解液電池に関するものである。
最近、タイヤ内部の圧力センサーなどのように100℃を超す高温雰囲気で使用する機器の電源として使用できる電池が必要とされるようになってきた。そして、そのような用途には、リチウム一次電池やリチウムイオン二次電池などに代表される非水電解液電池が有力な候補として挙げられている。
このような用途の非水電解液電池としては、二酸化マンガンまたはフッ化黒鉛を正極活物質とし、負極にリチウムまたはリチウム合金を用いたリチウム一次電池や、コバルト酸リチウム、マンガン酸リチウムなどを正極活物質とし、負極に炭素質材料を用いたリチウムイオン二次電池などが負荷特性や低温特性が優れていることから適していると考えられる。しかし、これらの電池は、高温で放置したり、高温で使用すると、電解液の溶媒であるプロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、メチルエチルカーボネートなどの炭酸エステルと正極活物質とが反応して、CO2 などのガスが発生し、それによって電池が膨れ、使用機器を損傷させたり、電極材料と集電部分との接触が不充分になって電池特性が低下し、信頼性を損なうという問題があった。
特に、正極活物質として二酸化マンガンなどのマンガン含有酸化物を用いる場合に、正極活物質の触媒作用により、上記ガス発生の問題が顕著となり、100℃を超える温度領域ではさらに問題となっている。更に、約50%以上の放電を行った電池を高温雰囲気中で使用したり、長期にわたって貯蔵すると、前記溶媒と正極活物質との反応のみならず、溶媒と負極リチウムとの反応によると推定される水素やメタンなどの炭化水素系のガスが急激に発生し、電池に膨れを生じさせることも判明した。
また、通常のコイン形一次電池の場合、電池の封口にあたって、主として、ポリプロピレン製のパッキング(このパッキングは「ガスケット」と表現される場合も多い)が用いられている。このポリプロピレンは、一般的な用途では充分に信頼性のあるパッキング材であり、しかも安価であるという利点を有するものの、100℃を超える温度領域では、その融点に近づくため、軟化して充分な強度が得られず、高温対応電池のパッキング材としては適していなかった。
そこで、高温対応電池のパッキング材として、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルコキシエチレン共重合体やポリフェニレンサルファイドやポリエーテルエーテルケトンなどの融点が240℃以上の耐熱樹脂が検討されており、100℃以上の高温雰囲気でも強度の低下がないものが最適と言われている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、ポリプロピレン製のパッキングのように、従来から使用されているオレフィン系のパッキングであれば、電池内部で発生したガスが徐々にパッキングを透過して電池外部に逸散していき、電池内部の圧力増加が緩和されるが、上記のような耐熱樹脂で形成されたパッキングは、ガスの透過性が非常に小さいため、電池内部にガスが蓄積され、圧力の増加により電池に膨れが生じるという問題があった。当然、この耐熱用パッキングによる封口よりさらに密閉性が高いガラスハーメチックシールを採用した場合には、その膨れがより顕著になる。
上記のように、電池に膨れが生じると、使用機器に歪みを与えたり、電池内部で電極材料と集電部分との接触が不充分になって、電池特性が充分に発揮されなくなるという問題があった。
そのため、非水電解液電池の電池内部でのガス発生を抑制するなどの目的で、1,3−プロパンスルトンなどの環状スルトン誘導体を電解液に添加することが行われている(例えば、特許文献2〜5)。また、電解液に酸無水物を添加して電解液中の水分量を低減させ、高温における電池の貯蔵特性などを向上させることも行われている(例えば、特許文献6〜7)。これらの添加剤は、それぞれ、60〜80℃程度の温度での電池のガス発生抑制や貯蔵特性の向上には比較的有効なものである。
さらに、本発明者らも、例えば、二酸化マンガンを正極に用いた電池が100℃を超えるような温度雰囲気下に置かれる場合に、環状スルトン誘導体および酸無水物を含有する電解液を用いることで、電池のガス発生抑制や貯蔵特性向上を高度に達成できることを見出し、特許出願を済ませている(特許文献8)。
特開平8-153500号公報 特開平11−162511号公報(第1頁) 特開2000−3724号公報(第1頁) 特開2000−123868号公報(第1頁) 特開2000−323171号公報(第1頁) 特許第2697365号公報(第1頁) 特開平7−122297号公報(第1頁) 特開2004−47413号公報
本発明では、上記特許文献8に開示の技術を更に改良して、より確実に内部でのガスの発生を減少させて膨れを抑制でき、高温雰囲気での使用や貯蔵に適した非水電解液電池と、その製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決し得た本発明の製造方法は、二酸化マンガンを活物質に含有する正極を備えた非水電解液電池の製造方法であって、上記電池の組み立て工程の前に、カールフィッシャー法で測定される水分率が100ppm以下の上記正極について、その表面を、R−SO (Rは炭化水素残基を意味する)または該イオンを有する化合物で被覆する工程を有することを特徴とする。
すなわち、本発明の製造方法では、二酸化マンガンを活物質に有する正極の表面を、上記特定のイオンまたは該イオンを有する化合物を予め被覆することで、非水電解液電池内における正極表面と電解液溶媒との接触をより確実に防止できるため、ガス発生の要因である正極と電解液との反応を抑え、電池の膨れを高度に抑制することができる。
また、本発明には、二酸化マンガンを活物質に含有する正極を備えた非水電解液電池であって、上記正極表面が、R−SO (Rは炭化水素残基を意味する)または該イオンを有する化合物で被覆されており、R−SO が、二酸化マンガン100質量部に対して、0.1〜1質量部であることを特徴とする非水電解液電池も含まれる。
更に、本発明には、二酸化マンガンを活物質に含有する正極を備えた非水電解液電池であって、上記正極表面が、R−SO (Rは炭化水素残基を意味する)または該イオンを有する化合物で被覆されており、上記正極表面をX線光電子分光分析(XPS分析)した際に検出されるMnの2p軌道に由来のピーク強度とSの2p軌道に由来のピーク強度との比「S2p/Mn2p」が、0.1〜1であることを特徴とする非水電解液電池も包含される。
本発明によれば、非水電解液電池の膨れの原因となるガス発生が高度に抑制されるため、例えば、外装体である正極缶と負極缶との封止に使用されるパッキングとして、ガス透過性の低い耐熱性樹脂製のものを使用しても、膨れが発生し難い。そのため、本発明に係る非水電解液電池は、高温雰囲気下での使用や貯蔵に適した構成とすることができる。
本発明に係る正極としては、例えば、正極活物質である二酸化マンガンに、導電助剤およびバインダーを含む正極合剤の成形体や、集電体を芯材とし、その表面に上記正極合剤の層を有するものなどが挙げられる。正極活物質である二酸化マンガンは後記する電解液との反応性が高く、電池内でガスが発生しやすいが、本発明を適用することにより、ガス発生およびこれに起因する電池膨れが高度に抑制される。
上記導電助剤としては、例えば、カーボンブラック、燐片状黒鉛、ケッチェンブラック、アセチレンブラック、繊維状炭素などが用いられる。また、バインダーとしては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン、カルボキシメチルセルロース、スチレンブラジエンラバーなどが使用できる。
このような正極は、二酸化マンガン、導電助剤およびバインダーを混合して調製した正極合剤を加圧成形などしてペレット状やシート状の成形体とするか、該正極合剤を水や有機溶剤に分散させた正極合剤含有ペーストを調製し、これを金属箔、エキスパンドメタル、平織り金網などで構成される集電体に塗布し、乾燥した後、加圧成形することによって該集電体表面に正極合剤層を形成することなどにより作製することができる。ただし、正極の作製方法は、上記例示の方法に限定される訳ではなく、他の方法で作製しても構わない。
上記正極の表面は、R−SO (Rは炭化水素残基を意味する)または該イオンを有する化合物(以下、該イオンと該化合物を纏めて「被覆物」と称する場合がある)で被覆する。この被覆は、上記正極の表面を、例えば、アルキルスルホン酸や環状スルトンで処理することにより行うことができる。なお、R−SO のRとしては、例えば、炭素数が2〜6であり且つエーテル結合を0〜2個有する炭化水素残基が好ましい。具体的には、CSO 、CSO (CH=CH−CH−SO など)、COSO (CH=CH−O−CH−SO など)、C13SO [CH−CH(OH)−CH−O−CH−CH−CH−SO など]などが挙げられる。また、R−SO を有する化合物としては、このR−SO の対イオンとして、正極活物質に係るMnイオンや負極活物質に係るLiイオンなどのイオンが結合した化合物が挙げられる。
正極表面の被覆に用い得るアルキルスルホン酸としては、例えば、エチレンスルホン酸、エタンスルホン酸などが挙げられる。また、環状スルトンとしては、例えば、1,3−プロパンスルトン、1,4−ブタンスルトン、3,4−ブタンスルトンなどが例示できる。正極表面の処理は、例えば、アルキルスルホン酸または環状スルトンを正極表面に塗布し、これを密閉容器に入れて、80〜120℃で15〜24時間加熱することにより、これらの材料を正極表面で直接反応させる方法などが採用できる。また、アルキルスルホン酸または環状スルトンを塗布した正極を、密閉容器内でジメトキシエタン、ジエトキシエタン、メチルジグライム、エチルジグライムなどに浸漬し、これを上記条件で加熱して処理してもよい。
なお、上記被覆後の正極においては、R−SO が、二酸化マンガン100質量部に対して、0.1質量部以上、より好ましくは0.1質量部以上であって、1質量部以下、より好ましくは0.5質量部以下であることが望ましい。正極表面の被覆物量がこのような値の場合には、電池内でのガス発生を高度に抑制できる。すなわち、被覆物量(R−SO の量)が少なすぎると、正極表面の被覆が不十分となって、ガス発生抑制効果が小さくなることがあり、他方、多すぎると、正極の活性点を覆うため、負荷特性の低下を招くことがある。なお、正極表面の被覆物量は、正極表面の被覆の際に塗布するアルキルスルホン酸または環状スルトンの量と実質的に同じとなるため、これらの塗布量から見積もることができる。
また、上記被覆後の正極においては、上記正極表面をXPS分析した際に検出されるMnの2p軌道に由来のピーク強度とSの2p軌道に由来のピーク強度との比「S2p/Mn2p」が、0.1以上、より好ましくは0.12以上であって、1以下、より好ましくは0.5以下であることが望ましい。「S2p/Mn2p」がこのような値である場合には、電池内でのガス発生を高度に抑制できる。すなわち、「S2p/Mn2p」が小さすぎると、正極表面の被覆物量が少ないため、ガス発生を抑制する効果が小さくなり、他方、大きすぎると、正極の活性が低下するため、負荷特性の低下を招くことがある。なお、本発明でいう正極表面のXPS分析による「S2p/Mn2p」は、装置にPHIの「ESCA5500MC」を用い、X線源にAlKα:400W、MgKα:400Wを使用して分析することにより得られた値である。
なお、正極表面の被覆物量を上記所定値に制御したり、「S2p/Mn2p」を上記所定値に制御するには、例えば、正極表面の被覆時に、正極表面に塗布する材料の量を調節することで達成できる。
本発明に係る負極の活物質としては、特に限定されず、リチウム一次電池やリチウムイオン二次電池の負極活物質として用いられているものを使用することができる。例えば、金属リチウム;リチウム−アルミニウム、リチウム−鉛、リチウム−ビスマス、リチウム−インジウム、リチウム−ガリウム、リチウム−インジウム−ガリウムなどのリチウム合金;炭素質材料;リチウムチタン酸化物などの金属酸化物;などが挙げられる。負極は、これらの負極活物質単独で構成してもよく、正極と同様にして負極合剤を作製し、これを正極で例示したのと同じ集電体に塗布、乾燥した後、加圧成形するなどして、集電体表面に負極合剤層を設けることで構成してもよく、また、金属リチウムやリチウム合金などの場合には、金属箔や金属網などの集電体に圧着して構成してもよい。
本発明において、正極と負極の間に介在させるセパレータには、従来公知の微孔性フィルム、樹脂不織布のいずれも用いることができる。その材質としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルペンテン(三井化学社製「TPX」)などのポリオレフィンの他、耐熱用途として、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルコキシエチレン共重合体(PFA)などのフッ素樹脂;ポリフェニレンサルファイド(PPS);ポリエーテルエーテルケトン(PEEK);ポリブチレンテレフタレート(PBT);などが挙げられる。また、上記例示の材質で構成される微孔性フィルムと不織布とを複数積層するか、または微孔性フィルム同士若しくは不織布同士を複数積層することで構成される積層構造のセパレータを用いてもよく、これにより非水電解液電池の高温環境下での信頼性をより高めることができる。
本発明に係る電解液(非水電解液)の溶媒としては、環状炭酸エステル(エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ビニレンカーボネートなど)、鎖状炭酸エステル(ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、メチルエチルカーボネート)などの炭酸エステル;1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、ジグライム(ジエチレングリコールジメチルエーテル)、トリグライム(トリエチレングリコールジメチルエーテル)、テトラグライム(テトラエチレングリコールジメチルエーテル)、メトキシエトキシエタン、テトラヒドロフランなどのエーテル;などが挙げられ、これらを1種単独で、または2種以上を同時に用いることができる。特に炭酸エステルとしては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネートなどの沸点が120℃以上の環状炭酸エステルが好ましく、また、エーテルとしては、ジエトキシエタン、ジグライムなどの沸点が120℃以上のものが好ましい。
なお、エーテルについては、その分子量が大きくなると凝固点が上昇し、粘性も増加するため、電池の低温特性を考慮すると、ジメトキシエタンのように粘度が低く液体状態の温度範囲が広い溶媒が好適であるが、このようなエーテルは沸点が低いため、100℃を超える環境下では電池内の圧力を高める原因となる。その結果、例えば、コイン形電池の場合、正極缶と負極缶(負極端子板)との間に介在させるパッキングとして汎用のポリオレフィン系のものを用いた場合には、該パッキングを介して散逸する溶媒量が多くなり、他方、パッキングにガス透過性の低い耐熱樹脂を用いた場合には、電池内部に溶媒の揮発によるガスが蓄積され、電池の内圧が増大して膨れが生じやすくなる。
これに対して、ジエトキシエタンやジグライムのような高沸点のエーテルでは、低温特性が低下する傾向があるものの、電池の内圧上昇を抑制でき、高温での貯蔵の際の電池の膨れを防止できるため、貯蔵特性を向上させることができる。
また、例えば、上記の炭酸エステルとエーテルとを混合して用いる場合、その混合比としては、体積比で、炭酸エステル:エーテル=30:70〜70:30とすることが好ましい。また、炭酸エステルとしては、上記の環状炭酸エステルと鎖状炭酸エステルとを混合して用いてもよい。
電解液に用いる電解質塩としては、例えば、LiBF、LiPF、LiAsF、LiSbF、LiClO、LiCFSOまたはLiCSOなどのLiC2n+1SO(n≧1)、LiN(CFSO、LiN(CSO、LiC(CFSO、LiCFCO、LiB10Cl10、低級脂肪酸カルボン酸リチウム、LiAlCl、LiCl、LiBr、LiI、クロロボランリチウム、四フェニルホウ酸リチウムなどのリチウム塩が例示され、これらを1種単独で、または2種以上を同時に使用することができる。なお、正極活物質が二酸化マンガンであることを考慮すると、その共存性から、LiClO、LiCFSOまたはLiCSOなどのLiC2n+1SO(n≧1)や、LiN(CFSO、LiN(CSOなどのリチウムイミド塩などが好ましく用いられる。
電解液中の電解質塩の濃度は、特に限定されないが、例えば、0.2mol/l以上、より好ましくは0.3mol/l以上であって、2mol/l以下、より好ましくは1.5mol/l以下とすることが望ましい。また、電解液は、通常液状で用いるが、例えば、上記電解液にポリマーを添加し、ゲル状電解質として用いてもよい。
本発明に係る非水電解液電池の形態は、特に制限はなく、筒形(角筒形、円筒形など)、扁平形(所謂コイン形やボタン形など)などが挙げられる。筒形の場合の外装缶や蓋板、扁平形の場合の正極缶、負極缶(負極端子板)の素材としては、ステンレス鋼、鉄(好ましくは、表面にNiメッキなどを施したもの)などが使用できる。また、本発明に係る非水電解液電池は、金属を蒸着したラミネートフィルムを外装体としたソフトパッケージ電池とすることも可能である。なお、扁平形電池のように、電池容器の封口を、パッキングを用いて行う場合、該パッキングの材質としては、例えば、PFAなどのフッ素樹脂;ポリフェニレンエーテル(PPE);ポリスルフォン(PSF);ポリアリレート(PAR);ポリエーテルスルフォン(PES);PPS;PEEK;などの融点が240℃を超える耐熱樹脂が好ましく用いられる。また、ガラスハーメチックシールを採用しても構わない。このような耐熱型のパッキングは、ガス透過性が低いため、上述したように、電池内でガス発生した場合に、該パッキングを介して電池外に散逸するガス量が極めて少なく、電池内圧が上昇して膨れが発生しやすいが、本発明に係る非水電解液電池では、こうした耐熱型のパッキングを使用した電池においても、膨れの発生を高度に抑制できる。よって、本発明に係る非水電解液電池は、耐熱性に優れ、高温雰囲気での用途や貯蔵に好適な構成とすることができる。
非水電解液電池の製造に当たっては、上記被覆工程を経て表面が被覆された正極を、上記負極、上記セパレータ、および上記電解液といった発電要素と共に電池組み立て工程に供し、該電池組み立て工程では、これらの発電要素を電池外装体内に装填し、該外装体の開口部を封口して、非水電解液電池とする。
なお、表面の被覆工程に供される正極は、カールフィッシャー法により測定される水分率が100ppm以下である。この水分は電池が高温環境下に置かれた際に気化し、電池膨れの要因となるが、正極中の水分率が多すぎると、喩え正極表面を上記の如く被覆し、正極と電解液との反応を抑制してガス発生を抑えたとしても、上記水分の気化によるガス量が多くなり、十分に電池の膨れが防止できないことがあるからである。なお、ここでいう正極の水分量は、固体用水分気化装置を有するカールフィッシャー水分計を用い、気化装置の設定温度を150℃として測定した値である。
上記被覆に供する正極の水分率を上記上限値以下に調整するには、例えば、110〜250℃といった比較的高温で、6〜24時間程度脱水処理することが挙げられる。このような脱水処理により、例えば、正極合剤中に吸着などしている水分の他、二酸化マンガンの結晶水も除去できるため、正極全体の水分率を容易に上記上限値以下に制御することができる。
図1に、本発明に係る非水電解液電池の内部構造の一例を示す。図1の非水電解液電池は所謂コイン形電池であり、正極1およびセパレータ3を内填した正極缶4の開口部に、負極2を内填した負極缶(負極端子板)5が、断面L字状の環状パッキング6を介して嵌合しており、正極缶4の開口端部が内方に締め付けられ、これにより環状パッキング6が負極缶5に当接することで、正極缶4の開口部が封口されて電池内部が密閉構造となっている。すなわち、図1の非水電解液電池では、正極缶4、負極缶5および環状パッキング6により形成される空間(密閉空間)に、正極1、負極2およびセパレータ3、更には電解液(図示しない)を含む発電要素が装填されている。なお、上記の通り、図1に示す構造は、本発明に係る非水電解液電池の一例に過ぎず、本発明に係る非水電解液電池の構造は、これに限定される訳ではない。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に述べる。ただし、下記実施例は本発明を制限するものではなく、前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施をすることは、全て本発明の技術的範囲に包含される。
実施例1
正極活物質である二酸化マンガンと、導電助剤であるカーボンブラックと、バインダーであるPTFEを、90:5:5の質量比で混合して正極合剤を調製し、この正極合剤を加圧成形して、直径:7mm、厚み:1.46μmのペレット状正極を作製した。この正極を、250℃で7時間脱水処理した後、その表面にエチレンスルホン酸を、二酸化マンガン100質量部に対して0.5質量部となるように塗布し、密閉容器に入れて120℃で24時間加熱することにより、正極表面の被覆を行った。なお、上記と同様に作製した表面被覆前の正極について、カールフィッシャー法で測定した水分率は18ppmであった。表面被覆後の正極について、上記測定法によってXPS分析を行い、S2p/Mn2pを求めると共に、飛行時間型二次イオン質量分析(TOF−SIMS)測定を行い、正極表面に形成された被覆物の組成を分析した。なお、TOF−SIMS測定は、ULVACの「TRIFT2」を用いて行った。これらの結果を表1に示す。なお、TOF−SIMS測定結果については、検出されたイオン種で示す。
また、負極には、厚みが380μm金属リチウム箔を直径:7.34mmの円形に打ち抜いたものを用いた。セパレータには、微孔性PPフィルム(厚み:25μm)とPP製不織布(厚み:0.18mm)との積層体を、直径:9.5mmの円形に打ち抜いたものを用いた。また、電解液には、プロピレンカーボネートと1,2−ジメトキシエタンとの1:1(体積比)の混合溶媒に、過塩素酸リチウムを0.5mol/lの濃度で溶解させた溶液を、37mg用いた。これらを用いて、図1に示す構造で、厚み:2.5mm、直径:10mmのコイン形非水電解液電池を作製した。
すなわち、ステンレス鋼製の正極缶4内に表面被覆後の上記正極1とセパレータ3を収容し、電解液を0.5ml注入した。なお、セパレータ3は、微孔性フィルム側を正極1側とした。この正極缶4の開口部に、内面に負極2を圧着したステンレス鋼製の負極缶5を、PPS製で断面L字の環状パッキング6を介して嵌合した。そして、正極缶4の開口端部を内側に締め付けて、負極缶5の周縁部に配設しているパッキング6を押圧し、負極缶5の周縁部と正極缶4の開口端部の内周面に圧接させて開口部を封口した。
実施例2
正極表面の被覆に、エチレンスルホン酸に代えて、1,3−プロパンスルトンを二酸化マンガン100質量部に対して0.5質量部となるように塗布した他は、実施例1と同様にしてコイン形非水電解液電池を得た。なお、上記と同様に作製した表面被覆前の正極について、カールフィッシャー法で測定した水分率は15ppmであった。また、表面被覆後、電池組み立て前の正極について、実施例1と同様にしてXPS分析およびTOF−SIMS測定を行った。結果を表1に示す。
実施例3
正極表面の被覆に際し、1,3−プロパンスルトンを二酸化マンガン100質量部に対して0.5質量部となるように塗布し、これを密閉容器内でジメトキシエタンに浸漬した状態で、120℃で24時間加熱した他は、実施例2と同様にしてコイン形非水電解液電池を得た。なお、上記と同様に作製した表面被覆前の正極について、カールフィッシャー法で測定した水分率は20ppmであった。また、表面被覆後、電池組み立て前の正極について、実施例1と同様にしてXPS分析およびTOF−SIMS測定を行った。結果を表1に示す。
比較例1
正極表面の被覆工程を省略した他は、実施例1と同様にしてコイン形非水電解液電池を得た。なお、電池組み立て前の正極について、実施例1と同様にしてXPS分析およびTOF−SIMS測定を行った。結果を表1に示す。
比較例2
脱水処理と被覆工程の順序を入れ替え、正極の表面被覆を行った後に脱水処理を実施した他は、実施例1と同様にしてコイン形非水電解液電池を得た。なお、上記と同様に作製した表面被覆前の正極(脱水処理を実施する前の正極)について、カールフィッシャー法で測定した水分率は400ppmであった。また、表面被覆および脱水処理後、電池組み立て前の正極について、実施例1と同様にしてXPS分析およびTOF−SIMS測定を行った。結果を表1に示す。
実施例1〜3および比較例1〜2の非水電解液電池について、下記の貯蔵特性評価を行った。各電池を120℃の環境下で350時間貯蔵し、ついで20℃まで放冷させてから電池の厚みを測定し、予め貯蔵前に測定しておいた電池の厚みを差し引いた値を電池の膨れとし、この電池の膨れの度合いで電池の高温貯蔵特性を評価した。結果を表1に併記する。すなわち、電池膨れが小さいほど、高温貯蔵特性が優れていることを意味している。
Figure 2006228439
表1から分かるように、実施例1〜3の非水電解液電池では、電池の膨れが小さく、高温貯蔵特性が良好であるが、比較例1〜2の非水電解液電池は、実施例1〜3のものに比べると、電池の膨れが非常に大きく、高温貯蔵特性が劣っている。実施例1〜3の非水電解液電池に用いた正極は、R−SO または該イオンを有する化合物で被覆されており、これにより正極と電解液との反応が抑制されて、電池の膨れの要因となるガス発生が抑えられているために電池の膨れが防止されている。これに対し、比較例1〜2の非水電解液電池に用いた正極では、このような被覆物が存在しておらず、正極と電解液との反応によるガス発生が抑制できていないため、電池に膨れが生じている。このように、正極表面を特定の被覆物で被覆した実施例1〜3の非水電解液電池では、高温環境下での安定性に優れており、該環境下での使用にも適している。
本発明に係る非水電解液電池の一例を示す断面模式図である。
符号の説明
1 正極
2 負極
3 セパレータ
4 正極缶
5 負極缶
6 パッキング

Claims (8)

  1. 二酸化マンガンを活物質に含有する正極を備えた非水電解液電池の製造方法であって、
    上記電池の組み立て工程の前に、カールフィッシャー法で測定される水分率が100ppm以下の上記正極について、その表面を、R−SO (Rは炭化水素残基を意味する)または該イオンを有する化合物で被覆する工程を有することを特徴とする非水電解液電池の製造方法。
  2. 上記R−SO のRが、炭素数が2〜6であり且つエーテル結合を0〜2個有する炭化水素残基である請求項1に記載の製造方法。
  3. 上記被覆工程では、上記正極表面をアルキルスルホン酸または環状スルトンで処理する請求項1または2に記載の製造方法。
  4. リチウムまたはリチウム合金を活物質に含有する負極を使用する請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 二酸化マンガンを活物質に含有する正極を備えた非水電解液電池であって、
    上記正極表面が、R−SO (Rは炭化水素残基を意味する)または該イオンを有する化合物で被覆されており、R−SO が、二酸化マンガン100質量部に対して、0.1〜1質量部であることを特徴とする非水電解液電池。
  6. 二酸化マンガンを活物質に含有する正極を備えた非水電解液電池であって、
    上記正極表面が、R−SO (Rは炭化水素残基を意味する)または該イオンを有する化合物で被覆されており、上記正極表面をX線光電子分光分析した際に検出されるMnの2p軌道に由来のピーク強度とSの2p軌道に由来のピーク強度との比「S2p/Mn2p」が、0.1〜1であることを特徴とする非水電解液電池。
  7. 上記R−SO のRが、炭素数が2〜6であり且つエーテル結合を0〜2個有する炭化水素残基である請求項5または6に記載の非水電解液電池。
  8. リチウムまたはリチウム合金を活物質として含有する負極を有する請求項5〜7のいずれかに記載の非水電解液電池。
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