JP2006225937A - シートシャッターのシートガイド構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 シートの両側に形成される側辺部を支柱内に深く挿入した状態で複数の心材支持具によって張り支持し、シートと支柱間の気密性を高めると共に、シートの開閉作動をスムーズに行うことができるシートシャッターのシートガイド構造を提供する。
【解決手段】 左右方向の通直性を保持する心材7を上下方向に複数段配置したシート2を、シャッター取付口を形成する支柱3,3のガイド溝14に案内させながら進退移動させて開閉作動を行うシートシャッター1において、前記シート2に心材7をシート巾内に設け、該心材7の両側端に支柱3のガイド溝14内に挿入される支持部35を有した心材支持具7aを着脱可能に取付けると共に、シート2の両側端に形成される側辺部2bを支持部35の外側端をガイド溝14に挿入することにより、シート2を支柱3,3に沿って案内させる。
【選択図】 図4
【解決手段】 左右方向の通直性を保持する心材7を上下方向に複数段配置したシート2を、シャッター取付口を形成する支柱3,3のガイド溝14に案内させながら進退移動させて開閉作動を行うシートシャッター1において、前記シート2に心材7をシート巾内に設け、該心材7の両側端に支柱3のガイド溝14内に挿入される支持部35を有した心材支持具7aを着脱可能に取付けると共に、シート2の両側端に形成される側辺部2bを支持部35の外側端をガイド溝14に挿入することにより、シート2を支柱3,3に沿って案内させる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、工場や倉庫等建物の出入口や間仕切り部分に設置されるシートシャッターに用いることができるシートシャッターのシートガイド構造に関する。
従来、工場や倉庫等建物の出入口や間仕切り部分に立設される左右の支柱に、シャッター用のシートを昇降移動させて開閉作動させるシートシャッターは、特許文献1で示されるように、間口巾方向の通直性を保持する複数の心材をシート繰り出し方向(長さ方向)に配置したシートを、駆動モータによって正逆回転される円筒状の巻取ドラムに巻き付けた状態で巻取繰出可能に設けられる。
このシートは、心材をシート繰り出し方向に所定の心材配置間隔(ピッチ)を有して設けた袋状の心材取付部内にパイプ状の心材を挿入し、心材及びシートの両側を支柱のガイド溝内に挿入し昇降移動させて開閉作動させる構成となっている。
特開2001−115755公報
然し、上記特許文献1で示されるシートシャッターは、心材を心材配置間隔を有する袋状の心材取付部内に挿入した状態で支柱のガイド溝内に挿入し昇降移動させるので、各心材の通直性によって強風でもシートが大きく撓まない利点がある。然し心材取付部の袋部が心材によってガイド溝内で側壁に強く押圧されたまま摺動するため、心材取付部やシート等が損耗し易い欠点がある。また一定の通直性を有する太い心材を心材取付部と共にガイド溝内を移動させるから、シートの両側がガイド溝との間で大きな隙間を生ずることになり、支柱とシートとの気密性が損なわれる等の欠点がある。
またシートや心材取付部の損耗を防止するため、ガイド溝の側壁に滑動性を有するテープ等の滑動部材を設置することが試みられるが、この場合には滑動部材を接着する等の作業が煩雑であると共に、長期間の使用によって滑動部材が剥がれやすく、また柱構造も大きくなって複雑化しコストの高いものになる等の問題がある。
さらに、シートにトラック等の移動体(接当物)が接当し心材が接当負荷によって変形するような場合に、支柱のガイド溝が心材を介し接当負荷によって損傷し易く、また変形した心材は心材取付部から外し難く交換や修理等のメンテナンス作業が煩雑になる等の問題がある。
さらに、シートにトラック等の移動体(接当物)が接当し心材が接当負荷によって変形するような場合に、支柱のガイド溝が心材を介し接当負荷によって損傷し易く、また変形した心材は心材取付部から外し難く交換や修理等のメンテナンス作業が煩雑になる等の問題がある。
上記課題を解決するためのシートシャッターのシートガイド構造は、第1に、左右方向の通直性を保持する心材7を上下方向に複数段配置したシート2を、シャッター取付口を形成する支柱3,3のガイド溝14に案内させながら進退移動させて開閉作動を行うシートシャッター1において、前記シート2に心材7をシート巾内に設け、該心材7の両側端に支柱3のガイド溝14内に挿入される支持部35を有した心材支持具7aを着脱可能に取付けると共に、シート2の両側端に形成される側辺部2bを支持部35の外側端をガイド溝14に挿入することにより、シート2を支柱3,3に沿って案内させることを特徴としている。
第2に、シート2の側辺部2bの外端を支持部35の外端より外側に突出させることを特徴としている。
第3に、心材支持具7aをその軸心に沿って分割される心材支持部材30,30によって構成すると共に、各心材支持部材30,30に心材7の端部に挿入して支持される取付部33と、シート2の側辺部2bを挟持固定させる支持部35とを形成したことを特徴としている。
第4に、シート2の左右巾内に形成される袋状の心材取付部2a内に心材7を挿入支持し、該心材取付部2aの心材挿入端位置に、心材支持具7aの取付部33を挿入するスリット2cを形成し、該スリット2cから取付部33を挿入し心材支持具7aを心材7に取付けると共に、支持部35によってシート2の側辺部2bを挟持固定させることを特徴としている。
第5に、心材支持具7aの支持部35の前後方向の厚みを、心材7の厚みより薄く形成したことを特徴としている。
第6に、支柱3の内側壁面にガイドレール12を挿入する開口部11と前後の壁面に凹入する縦溝状の取付溝19を形成し、開口部11に挿入固定したガイドレール12のガイド溝14に、シート2の側辺部2bと心材支持具7aを挿入しシート2を案内させながら開閉作動させることを特徴としている。
本発明は、以上のように構成したことにより次のような効果を奏する。支柱の間口巾内に設けた心材の両端に取付けられる心材支持具の支持部によって、シートの側辺部を支持するので、支持部と側辺部を支柱内に挿入し張り支持した状態でシートの開閉作動をスムーズに行うことができる。
また側辺部は複数の心材支持具によって支柱内に深く挿入した状態で張り支持することができ、シートと支柱間の気密性を高めることができる。
また側辺部は複数の心材支持具によって支柱内に深く挿入した状態で張り支持することができ、シートと支柱間の気密性を高めることができる。
シートの側辺部を支持部の外端より外側に突出させることにより、心材支持具に支持されない側辺部の自由端を支柱内に形成しシートの側辺部の巾を広げ気密性を高めることができる。またシートが巾方向に揺れるとき、支持部の外端と支柱内に形成されるガイド溝の内壁との直接的な接当を防止したシートの開閉作動を行うことができる。
心材支持具を分割される心材支持部材によって構成すると共に、心材支持部材に心材の端部に挿入して支持される取付部と、シートの側辺部を挟持固定させる支持部とを形成したことにより、心材に取付部を支持した心材支持部材の支持部によって側辺部を安定よく挟持した状態で張り支持することができる。
またシートが開閉作動するとき、ガイド溝内で側辺部を挟持する支持部を摺動させるので、側辺部とガイド溝を形成する側壁との直接的な接触を防止することができる。また心材支持具は心材支持部材を分解することによりシートの挟持を簡単に解除できるから、心材支持具或いはシートや心材等のメンテナンス作業を行い易くすることができる。
またシートが開閉作動するとき、ガイド溝内で側辺部を挟持する支持部を摺動させるので、側辺部とガイド溝を形成する側壁との直接的な接触を防止することができる。また心材支持具は心材支持部材を分解することによりシートの挟持を簡単に解除できるから、心材支持具或いはシートや心材等のメンテナンス作業を行い易くすることができる。
シートの巾方向に形成される袋状の心材取付部内に心材を挿入支持し、該心材取付部の心材挿入端位置に、心材支持具の取付部を挿入するスリットを形成し、該スリットから取付部を挿入し心材支持具を心材に取付けると共に、支持部によって側辺部を挟持固定させることにより、取付部を側辺部の外側からスリットを介し心材取付部内の心材に簡単に取付けることができ、また側辺部を支持部によって挟持固定することができる。
ガイド溝内に心材の厚さより小さく形成した支持部を挿入することにより、支柱を太くすることなく廉価な構造にすることができると共に、心材の強度を維持しシートを安定よく張り支持することができる。
またシートが接当物に接当した接当負荷によって心材が変形しようとするとき、心材支持具が接当負荷を受けることにより心材を保護することができる。
またシートが接当物に接当した接当負荷によって心材が変形しようとするとき、心材支持具が接当負荷を受けることにより心材を保護することができる。
支柱の内側壁面にガイドレールを挿入する開口部と前後の壁面に縦溝状に凹入する取付溝を一体的に形成し、開口部に挿入固定したガイドレールのガイド溝に、側辺部と心材支持具を挿入しシートを開閉作動させることにより、支柱を従来のもののように分割した組み合わせ構造にすることなく、取り扱い易い一体型で剛性の高いものにすることができ、また開口部に挿入され支柱を補強するガイドレール内に、側辺部と心材支持具を挿入するので、シートの開閉作動をスムーズに行うことができる。
以下図示する本発明の一実施形態について説明する。図1,図2において符号1は本発明に係わるシートガイド構造を備えたシートシャッターであり、建物等の出入口に立設するシャッターフレームにシート(シャッター)2を進退移動させることにより出入口を開閉することができる。
このシートシャッター1のシャッターフレームは、出入口を形成する建物の支柱又は壁面に沿って立設固定されて間口(シート開閉間隔)を形成する左右の支柱(サイドフレーム)3,3と、該支柱3,3の上部を連結して取付支持される中空箱体状のシートケース4とによってゲート状フレームに構成される。上記シートケース4は内部に、シート2を巻取繰出回転可能とする中空筒状の巻取ドラム5が設置される。支柱3,3は内部にシート2を後述するシートガイド構造を以て昇降動作可能に構成される。
以下各部の構成について説明する。先ずシートケース4は従来のものと同様な構成によって、中空状のカバー枠体の両端に端板4a,4aが着脱可能に嵌め込まれ、カバー枠体の下側辺にシート2の通路(昇降路)4bを開口したボックス型形状としている。
右方の端板4aには、巻取ドラム5の端部内に収容される円柱状の駆動モータ6が取付ネジによって着脱可能に取付固定される。
右方の端板4aには、巻取ドラム5の端部内に収容される円柱状の駆動モータ6が取付ネジによって着脱可能に取付固定される。
駆動モータ6は巻取ドラム5の右方端部内に挿入された状態で、巻取ドラム5の右方をモーター軸に設けた駆動板6aによって係合支持している。また巻取ドラム5の左方は左方の端板4aに軸支した軸支板6bによって支持される。尚、巻取ドラム5は図12で示す構成により剛性の高い軽量化構造となっている。
シート2は透光性及び可撓性を有する長方形の合成樹脂性幕体からなり、その上端(基部側)を巻取ドラム5の軸芯方向に沿って取付固定し、巻取ドラム5の正逆回転(巻取繰出回転)により繰り出し下降及び巻き上げ上昇が行われて開閉作動される。
またシート2は、幕体の長手方向(繰り出し方向)の略全長にわたり、複数の袋状の心材取付部2aが所定の心材配置間隔(ピッチ)Hを有して設けられ、各心材取付部2a内に一定の剛性を有するパイプ状の心材7,重錘心材7b等が挿入される。これによりシート2は巾方向の通直性を保持して、開閉作動時の撓み及び風による撓みが防止される。
またシート2は、幕体の長手方向(繰り出し方向)の略全長にわたり、複数の袋状の心材取付部2aが所定の心材配置間隔(ピッチ)Hを有して設けられ、各心材取付部2a内に一定の剛性を有するパイプ状の心材7,重錘心材7b等が挿入される。これによりシート2は巾方向の通直性を保持して、開閉作動時の撓み及び風による撓みが防止される。
図示例のシート2は、図2,図4〜図8に示されるように、相隣る心材7と心材7の間隔毎に形成されるシート片2s,2sを上下方向に重ね、各重接端が溶着又は接着等の手段によって接合されて心材取付部2aを形成し所定の長さに製作される。
この心材取付部2aは袋部の一側を拡開して心材7が挿入され、心材7の全長を心材取付部2aに収容した状態で融通可能に支持することができる。
この心材取付部2aは袋部の一側を拡開して心材7が挿入され、心材7の全長を心材取付部2aに収容した状態で融通可能に支持することができる。
上記心材7の長さは間口巾より短くし且つ間口巾と略同じ長さ程度に形成されており、シート2の左右端から等距離位置で心材7の左右端に至る巾を側辺部2bにしていると共に、心材7の左右端に対応する心材取付部2aの両側の前後面位置に、後述する心材支持具7aの取付部33を挿入可能とするスリット2cを縦方向に切欠形成している。
尚、シート2は上記の製作手段に限定することなく、図11,図12で後述するように例えば、一枚状のシート2の表面の心材配置位置に、任意なシート部材によって袋状に形成した心材取付部2aを複数設けた構成にすることもできる。
尚、シート2は上記の製作手段に限定することなく、図11,図12で後述するように例えば、一枚状のシート2の表面の心材配置位置に、任意なシート部材によって袋状に形成した心材取付部2aを複数設けた構成にすることもできる。
またシート2の最下端には、剛性の高い心材7を収容しないで巾方向の通直性を保持し且つ十分な可撓性を有して接地すると共に、シート2が下降するとき接当物や床面との接当を検知する接当センサ機能を有する接地部8が構成される。
図2,図3で示すように接地部8は、シート2の下端を折り返して袋状に形成される収容部9a内に、一定の通直性及び弾力性を有する緩衝心材9が挿入され、収容部9aは可撓性を有する接地カバー10をチューブ状断面をなすように折り曲げて下方から着脱可能に被覆される。
図2,図3で示すように接地部8は、シート2の下端を折り返して袋状に形成される収容部9a内に、一定の通直性及び弾力性を有する緩衝心材9が挿入され、収容部9aは可撓性を有する接地カバー10をチューブ状断面をなすように折り曲げて下方から着脱可能に被覆される。
これにより、シート2の下降に伴い接地部8が床面に接当したとき、可撓性を有する接地カバー10は床面に倣って変形した状態で収容部9aと緩衝心材9の重量で押圧され、気密を確保した接地を行うことができる。
また接地部8の上方には接当緩衝間隔Lを有して心材取付部2aが設けられ、該心材取付部2a内にシート2の下降移動を重量によって付勢する重錘心材7bが収容される。
この重錘心材7bはパイプ状をなす軽量な心材7より重量の大きい丸棒状であることが好ましく、その両側には心材支持具7aが後述する手段によって取付支持される。
また接地部8の上方には接当緩衝間隔Lを有して心材取付部2aが設けられ、該心材取付部2a内にシート2の下降移動を重量によって付勢する重錘心材7bが収容される。
この重錘心材7bはパイプ状をなす軽量な心材7より重量の大きい丸棒状であることが好ましく、その両側には心材支持具7aが後述する手段によって取付支持される。
上記接当緩衝間隔Lは心材7と心材7及び重錘心材7bが配置される心材配置間隔Hより狭くしている。これによればシート2が巻取ドラム5によって巻き上げられた最上昇位置において、重錘心材7bを図2の点線で示すように巻取ドラム5の下半部に位置させた待機状態で、重錘心材7bから接当緩衝間隔Lを設けて配置される接地部8は、シートケース4の通路4bを下方から塞ぐように待機させることができる。そして、巻取ドラム5が逆転されるとき、巻取ドラム5の下半部に位置する重錘心材7bと接地部8は、その重量によってシート2の繰り出し下降移動を付勢し速やかな閉鎖作動を行なわせる。
次に支柱3について説明する。この実施形態における支柱3は、従来のもののように2分割状に加工された複数の支柱部材を取付ネジによって接合させた組み合わせ型支柱にすることなく、図4で示されるように周壁に凹凸面を有した略正方形状断面からなる一体型支柱となしている。この支柱3は1枚状の鉄板をロール成形加工するか、或いはアルミ合金材等を押し出し又は引き抜き加工によって成形加工する等の手段によって製作することができる。
即ち、支柱3,3は内向きに対向する内側壁の上下方向に、シート2の両側を支持し上下方向に移動案内するガイド溝となる開口部11が形成される。そして、開口部11内にシート2の端部及び心材7,重錘心材7b並びに接地部8等を心材支持具7aを介し挿入し昇降案内させるガイドレール12が着脱可能に取付固定される。
図7,図8で示すように支柱3は、建物等のゲート部材Wに組み付けられた状態で、図4で示すようにガイドレール12内にシート2の側辺部2b及び各心材支持具7a等が挿入されて、シート2の両側を支持して昇降案内をすることができる。
図7,図8で示すように支柱3は、建物等のゲート部材Wに組み付けられた状態で、図4で示すようにガイドレール12内にシート2の側辺部2b及び各心材支持具7a等が挿入されて、シート2の両側を支持して昇降案内をすることができる。
この支柱3は、ガイドレール12の前後側に位置する前壁13と後壁15の中央位置に、上下方向の取付溝19を一体的に凹入形成する。これにより取付溝19は内部に、ゲート部材Wに対する取付座16や電気配線用のハーネス類17や各種のボルトナット等の取付具18並びに取付け備品類等を収容設置することができる。
また取付溝19はその底壁19aの所定位置又は任意箇所に対し、各種形状の取付孔20を穿設することが容易であり、この取付孔20を介して取付具18を取付けたり緊緩操作することができる。この取付溝19はその開口を必要により溝カバー21によって着脱可能に覆うことができ、この場合に溝カバー21は内部を水密状に閉鎖し柱表面を平坦形状にすることができる。
また図7,図4で示すように建物に対する支柱3の取付固定は、先ずゲート部材Wの所定位置に取付けられる複数の取付座16に対し支柱3に穿設した各取付孔20を位置決めし、該取付孔20に取付具18を挿入し取付座16に緊締することにより、支柱3をゲート部材Wに安定よく簡単に立設し固定することができる。
上記ガイドレール12は、前後の側壁12a,12aと内壁12bが平面視コ字状に一体的に形成され開口部11に挿入固定される。これによりガイドレール12は、支柱3内にシート2を昇降案内するガイド溝14を形成する。
上記ガイドレール12は、前後の側壁12a,12aと内壁12bが平面視コ字状に一体的に形成され開口部11に挿入固定される。これによりガイドレール12は、支柱3内にシート2を昇降案内するガイド溝14を形成する。
またガイドレール12は、側壁12a,12aの端部から外側に向け鍔部12cを一体的に形成し、鍔部12cを支柱3の側壁に重ね取付ネジ22によって締着固定される。
このようにして支柱3に挿入固定されるガイドレール12は、支柱3の剛性を高めることができ、心材支持具7a及び側辺部2bをガイドレール12のガイド溝14内に挿入し、シート2をスムーズに昇降案内することができる。
このようにして支柱3に挿入固定されるガイドレール12は、支柱3の剛性を高めることができ、心材支持具7a及び側辺部2bをガイドレール12のガイド溝14内に挿入し、シート2をスムーズに昇降案内することができる。
次にシート2の進退作動構造について説明する。この実施形態で駆動モータ6は正逆回転可能なブレーキ付のモータを採用しており、駆動モータ6のモター軸はエンコーダー又はセンサ等の検出装置(不図示)を備え、検出した駆動モータ6の回転数(信号)を制御ボックス25で読みとり判断し、シート2の作動及び停止を所望に行うことができる。
またシートシャッター1は、制御ボックス25に設けたリモコンスイッチ或いは設定スイッチ等の操作スイッチ類26によって、シート2の開閉動作並びに開閉パターン等のモード設定を自在に行い、シート2の進退移動を適正に行わせることができる。
またシートシャッター1は、制御ボックス25に設けたリモコンスイッチ或いは設定スイッチ等の操作スイッチ類26によって、シート2の開閉動作並びに開閉パターン等のモード設定を自在に行い、シート2の進退移動を適正に行わせることができる。
支柱3,3の適所には、赤外線センサ等からなる開動センサ(起動センサ)27が正面側中央を向くように設置され、開動センサ27がシート2の前方に人や運搬車等の通過体を検出した際に、開動センサ27の検出信号によって制御ボックス25を介して駆動モータ6を作動し、閉鎖中のシート2を自動的に開くことができる。
尚、開動センサ27は図10で後述するような取付構造によって、支柱3の側面又は正面或いはシートケース4の表面に対し簡単に設置される。
尚、開動センサ27は図10で後述するような取付構造によって、支柱3の側面又は正面或いはシートケース4の表面に対し簡単に設置される。
さらに、支柱3の下側には、シート2が開かれた状態で該シート2の下方に障害物(接当物)があるとき、駆動モータ6によるシート2の下降を規制させる障害物検知用の赤外線或いは光電管等からなる下降規制センサ28が設けられる。そして、前記接地部8に後述する構成によって設置される下降停止センサ29の検知信号によっても、駆動モータ6を停止せしめ接当物とシート2を含むシートシャッター1の損傷や接当トラブルの発生を防止することができる。
次に図2〜図8を参照しシートガイド構造について説明する。このシートガイド構造は、各心材7,重錘心材7b,緩衝心材9等を左右の支柱3,3間で形成される間口巾と略等しいか又はやや短い長さとなし、各心材7,重錘心材7b等の両端にガイドレール12内にスライド可能に挿入されるガイド長を有する心材支持具7aが設けられる。
またシート2は両端から前記心材取付部2aのスリット2cまでの間を、ガイドレール12内に挿入させる側辺部2bとして形成し、該側辺部2bに心材支持具7aを取付支持する構成となっている。
またシート2は両端から前記心材取付部2aのスリット2cまでの間を、ガイドレール12内に挿入させる側辺部2bとして形成し、該側辺部2bに心材支持具7aを取付支持する構成となっている。
図示例の心材支持具7aは、対称形状に2分割された心材支持部材30,30からなり、各心材支持部材30,30は合わせ面を対向させて側辺部2bを両側から挟持した状態で、複数のボルト31及びナット32によって三者を一体的に締着することにより、シート2に設けられる。
即ち、心材支持部材30,30は、一側に心材7のパイプ内に所定長さに挿入し支持される取付部33と、他側にガイドレール12のガイド溝14内に所定の深さでスライド移動可能に挿入支持される支持部35と、両者を接続する径大な接続部36が一体的に形成される。また各心材支持部材30,30の取付部33と接続部36には、前記ボルト31とナット32を埋め込み状態で挿入する取付孔37が形成される。
これにより心材支持部材30,30は取付部33,33を側辺部2bの両外側から、心材取付部2aに穿設したスリット2c内に差し込み心材7に挿入することができる。
また取付部33,33を心材7に挿入支持した状態で、先端側の支持部35,35によって心材7が挿入されない心材取付部2aの側辺部2bを両側から挟んだ状態で挟持固定することができる。このとき、心材支持具7aは心材7に対する挿入量の調整が自在であるため、心材7の加工誤差や間口巾等に誤差があっても、心材支持具7aを支柱3に対し精度よく案内支持することができる。尚、図6で示すように心材取付部2aで形成される側辺部2bは、支持部35,35で挟持されることにより上下にやや弛みを伴うが、機能的な影響はないものである。
また取付部33,33を心材7に挿入支持した状態で、先端側の支持部35,35によって心材7が挿入されない心材取付部2aの側辺部2bを両側から挟んだ状態で挟持固定することができる。このとき、心材支持具7aは心材7に対する挿入量の調整が自在であるため、心材7の加工誤差や間口巾等に誤差があっても、心材支持具7aを支柱3に対し精度よく案内支持することができる。尚、図6で示すように心材取付部2aで形成される側辺部2bは、支持部35,35で挟持されることにより上下にやや弛みを伴うが、機能的な影響はないものである。
また心材支持部材30,30は、耐磨耗性と一定の靱性を有するプラスチック材によって、心材7の曲げ強度等より低い剛性となして形成される。またプラスチック材による滑動性を有する支持部35をガイドレール12にスライド移動させるので、ガイドレール12のガイド溝14内に滑動用テープ等の滑動部材の貼付けを省略することができる。
さらに、心材支持具7aは摩損したり接当物との接当により変形や破損をした際に、その修理や交換等のメンテナンス作業を長大な心材7の交換を要することなく簡単に行うことができる。
さらに、心材支持具7aは摩損したり接当物との接当により変形や破損をした際に、その修理や交換等のメンテナンス作業を長大な心材7の交換を要することなく簡単に行うことができる。
また支持部35は、パイプ状の心材7内に挿入される取付部33の厚さ(外径)或いは心材7の外径に対し、所定のスライド支持強度を有して小さな厚さ又は外径となるように形成している。これにより支柱3に形成されるガイド溝14も支持部35を挿入する程度の狭巾に形成することができる。従って、心材7はその径を変えることなく在来のものと同様の強度を維持してシート2を張り支持することができる。また心材支持具7aの支持強度を維持し小径の支持部35をガイドレール12に挿入するので、支柱3を太くすることなく軽量化と製造コストの低減を図ることができる。
また接当物が例えばシート2に前後方向から接当した際に、心材7が受ける接当負荷を心材7より剛性の低い心材支持具7aが弾力的に受けるので、接当負荷を緩衝し心材7の変形や破損等を防止し保護することができる。さらに、心材支持部材30が変形又は破損した場合に、組み立てと逆順の作業によってボルト31による挟持固定を解除すると、心材支持具7aを分解し心材7から簡単に引き抜いて取り外すことができる。
従って、心材支持具7aの交換等のメンテナンス作業が容易で、また新たな心材支持部材30の取付けも簡単にでき、シート2の復帰作動を速やかに行うことができる。
尚、心材取付部2aの前後表面に設けるスリット2c,2cは、左右方向にずらして形成することができる。また心材支持具7aを取付けたのちのスリット2cは、シール部材を貼着又は塗布する等の塞ぎ手段を施すことにより、心材取付部2a内への空気の侵入を防止し気密性をより確実にすることができる。
尚、心材取付部2aの前後表面に設けるスリット2c,2cは、左右方向にずらして形成することができる。また心材支持具7aを取付けたのちのスリット2cは、シール部材を貼着又は塗布する等の塞ぎ手段を施すことにより、心材取付部2a内への空気の侵入を防止し気密性をより確実にすることができる。
次に図2,図3で示すように重錘心材7bのガイド構造は、心材取付部2a内に収容した重錘心材7bの両側にパイプ状断面をなす接続部材40を設け、該接続部材40に対して心材支持部材30,30の取付部33,33をスリット2cから挿入し支持する構成としている。これにより心材支持具7aは心材7と重錘心材7bに共用可能としている。
尚、図示例の接続部材40は取付部33と重錘心材7bの両方を共に内嵌させるパイプ部材によって形成したが、重錘心材7bの端部にパイプ状断面をなす接続部材40を一体的に形成することもできる。
尚、図示例の接続部材40は取付部33と重錘心材7bの両方を共に内嵌させるパイプ部材によって形成したが、重錘心材7bの端部にパイプ状断面をなす接続部材40を一体的に形成することもできる。
さらに、同図で示すように接地部8に設けられる緩衝心材9のガイド構造は、緩衝心材9の内部又は外部に嵌挿し支持された状態の上記のものと同様なパイプ状の接続部材40に対し、取付部33をスリット2cを介して挿入して支持する構成とされる。
また図示例の緩衝心材9は、プラスチック材又はゴム材により可撓性を有する厚肉なパイプ状に形成され、パイプ内の両端を止め栓等の閉鎖部材41によって閉鎖する等の手段により、気密状態で閉鎖される中空室状のセンサ室42として形成される。
また図示例の緩衝心材9は、プラスチック材又はゴム材により可撓性を有する厚肉なパイプ状に形成され、パイプ内の両端を止め栓等の閉鎖部材41によって閉鎖する等の手段により、気密状態で閉鎖される中空室状のセンサ室42として形成される。
そして、緩衝心材9の表面上側の適所には前記下降停止センサ29を構成するエア作動型の接地センサ43を設けると共に、該接地センサ43とセンサ室42を連通する連通孔45を緩衝心材9に形成している。
これにより、接地部8が接当物に接当して上方又は前後方向等の全方向に撓むとき緩衝心材9も変形し、該緩衝心材9のセンサ室42の容積の変化に基づく連通孔45から排出されるエアによって、接地センサ43が作動されシート2のそれ以上の下降を停止させる停止信号を発生することができる。
これにより、接地部8が接当物に接当して上方又は前後方向等の全方向に撓むとき緩衝心材9も変形し、該緩衝心材9のセンサ室42の容積の変化に基づく連通孔45から排出されるエアによって、接地センサ43が作動されシート2のそれ以上の下降を停止させる停止信号を発生することができる。
この停止信号は接地センサ43と接続する図示しない発信機器又は配線部材を介して制御ボックス25に送られる。これにより駆動モータ6を停止させるか、又は制御ボックス25に設定された制御プログラムによって逆転させることにより、接当時にシート2の下降を即時停止又は上昇退避作動させることができる。
また可撓性を有する厚肉なパイプ材で気密中空状のセンサ室42を形成する緩衝心材9は、シート2の最下部において金属パイプ等の硬質な心材を省略した状態で、例えばスポンジ材からなる取り扱い易いパイプにすることもでき、緩衝心材9から接当緩衝間隔Lを有して配置される重錘心材7bの通直性も付与させながら、自身の通直性を有して接地部8の全体的な通直性を保持することができる。
さらに、シート2は接地部8の直上方に接当緩衝間隔Lを設けて重錘心材7bを配置した構成としているので、接当物に接当した接地部8が上方に撓むとき接当緩衝間隔Lを撓み代として、接地部8の撓みを十分に許容して大きな撓み抵抗を掛けることなく接当衝撃を緩和し、接当物の損傷を防止することができる。また硬質で重量のある重錘心材7bは接地部8から接当緩衝間隔Lを有して設けるので、接地部8を介して接当物や人体との直接的な接当が回避され、重錘心材7bと接当物との接当トラブルも防止される。
また接地部8はシート2の上昇に伴い接当が解除されると、緩衝心材9自身の復元力により速やかに通直状態を回復する。
また接地部8はシート2の上昇に伴い接当が解除されると、緩衝心材9自身の復元力により速やかに通直状態を回復する。
以上のように構成されるシートシャッター1は、巻取ドラム5の正逆回転によってシート2の巻取繰出動作による開閉作動をスムーズに行うことができると共に、シート2の閉鎖時の気密性を向上させることができる。
またシート2を通直性を保持する心材としてパイプ状の心材7及び重錘心材7b並びに緩衝心材9に各心材支持具7aを設けて昇降案内するので、シート2及び心材取付部2a等の摺動を避け損傷を防止した巻取繰出の高速化を図ることができる。またシートシャッター1の建物への設置コストやメンテナンス作業コスト等を低減することができる。
またシート2を通直性を保持する心材としてパイプ状の心材7及び重錘心材7b並びに緩衝心材9に各心材支持具7aを設けて昇降案内するので、シート2及び心材取付部2a等の摺動を避け損傷を防止した巻取繰出の高速化を図ることができる。またシートシャッター1の建物への設置コストやメンテナンス作業コスト等を低減することができる。
次に図9〜図13を参照しシートガイド構造の別実施形態について説明する。尚、前記実施形態のものと同様の構成及び作用については説明を省略する。
先ず図9,図10に示すシートガイド構造に係わるシート2は、前記実施形態のシート2に形成されるスリット2c,2cの巾と略同巾に形成される複数のシート片2sと、該シート片2sとラップするラップ代と側辺部2bを形成する巾及びシート長さを有する帯状の左右の側辺部シート2dとからなる。
先ず図9,図10に示すシートガイド構造に係わるシート2は、前記実施形態のシート2に形成されるスリット2c,2cの巾と略同巾に形成される複数のシート片2sと、該シート片2sとラップするラップ代と側辺部2bを形成する巾及びシート長さを有する帯状の左右の側辺部シート2dとからなる。
そしてシート2は、各シート片2sの両側を左右の側辺部シート2dのラップ部に対し、心材取付部2aの袋部を形成するように上下方向に互いにラップさせて接合することにより1枚状に形成される。これにより側辺部シート2dのラップ部を、上下のシート片2sで挟んだ状態となり袋状の心材取付部2aを形成することができ、心材取付部2a内に心材7,重錘心材7b等を挿入し収容することができる。
また各心材7,接続部材40等の端部には、心材取付部2a内で側辺部シート2dのラップ部が挿入する挿入溝7cを上下に切欠形成している。
この構成により心材支持部材30,30を側辺部シート2dの前後の両表面側から心材取付部2a内に挿入すると、側辺部シート2dを両側から挟持した状態で取付部33を心材7又は接続部材40等に挿入支持し、且つ支持部35によって側辺部2bを挟持固定することができる。
この構成により心材支持部材30,30を側辺部シート2dの前後の両表面側から心材取付部2a内に挿入すると、側辺部シート2dを両側から挟持した状態で取付部33を心材7又は接続部材40等に挿入支持し、且つ支持部35によって側辺部2bを挟持固定することができる。
また心材取付部2aの開口端は、その中間が側辺部シート2dによって上下方向に遮られ、この部における前後方向の空気の流通が防止しされ気密性を高めることができる。
また心材支持具7aの径大な接続部36は、図示例のように支柱3側に近接させて設けることができるので、シート2が横揺れした場合に接続部36の段部はガイド溝14の開口端に接当し、左右方向の大きな移動を規制することができる等の利点がある。
また心材支持具7aの径大な接続部36は、図示例のように支柱3側に近接させて設けることができるので、シート2が横揺れした場合に接続部36の段部はガイド溝14の開口端に接当し、左右方向の大きな移動を規制することができる等の利点がある。
次に図11,図12に示すシートガイド構造の別実施形態について説明する。図示例のシート2は一枚状のシート部材で形成され、その一側表面の心材配置位置に対し、帯状のシート部材50を折り曲げた上端を溶着又は接着する等の取付手段によって接合することにより、袋状の心材取付部2aが構成される。そして、各対応する心材取付部2a内に心材7と重錘心材7b等が収容される。
次いで心材支持具7aを構成する一方の心材支持部材30が側辺部2bの一側から各心材7と重錘心材7b側に挿入され、他方の心材支持部材30は側辺部2bの他側からシート2の所定位置に穿設したスリット2cに差し込んで心材7等に挿入支持させる。
次いで側辺部2bを心材支持部材30,30によって挟持した状態でボルト31を挿入し締着固定することにより、シート2に対する心材支持具7aの取付けが完了される。
次いで側辺部2bを心材支持部材30,30によって挟持した状態でボルト31を挿入し締着固定することにより、シート2に対する心材支持具7aの取付けが完了される。
次に図13で示すシートガイド構造の別実施形態について説明する。このシート2は上記実施形態のものと同様なシート部材50からなる各心材取付部2aに心材7或いは重錘心材7bを収容支持している。また心材支持具7aは支持部35のみを2分割状に形成し丸棒状の取付部33を各心材7と重錘心材7bに挿入支持させる構成としている。
この場合には、シート2にスリット2cを形成することなく、心材7等に支持された心材支持具7aの支持部35に対し側辺部2bを合わせ、該側辺部2bを別の支持部35で挟持した状態でボルト31による締着固定を簡単に行うことができる。
尚、この心材支持具7aの支持部35,35は敢えて2分割することなく、図13の点線で示すように取付部33を有する側の支持部35の先端をU字状に屈曲形成することにより、形成される溝内に側辺部2bを差し込み状態で挟持固定することもできる。
尚、この心材支持具7aの支持部35,35は敢えて2分割することなく、図13の点線で示すように取付部33を有する側の支持部35の先端をU字状に屈曲形成することにより、形成される溝内に側辺部2bを差し込み状態で挟持固定することもできる。
次に図14を参照し前記巻取ドラム5の構成について説明する。この巻取ドラム5はドラム周に軸心方向に沿う9条の凹溝51を等間隔に形成した形状とし、ドラム周を側面視で同形状に3分割状に形成した肉薄のドラム板52を互いに連結することにより、軽量且つ剛性の高い構造としている。
即ち、各ドラム板52は肉薄板の中途に2条の角溝状をなす凹溝51と両端に鉤状の段部をなす凹溝片53が湾曲面に一体的に形成され、各ドラム板52の凹溝片53を互いに接合することにより、相隣るドラム板52の凹溝片53,53によって凹溝51を組合せ形成し、所定数の凹溝51を有する円筒状の巻取ドラム5を構成している。
即ち、各ドラム板52は肉薄板の中途に2条の角溝状をなす凹溝51と両端に鉤状の段部をなす凹溝片53が湾曲面に一体的に形成され、各ドラム板52の凹溝片53を互いに接合することにより、相隣るドラム板52の凹溝片53,53によって凹溝51を組合せ形成し、所定数の凹溝51を有する円筒状の巻取ドラム5を構成している。
従って、上記構成による巻取ドラム5は、従来のもののようにコストのアルミ材による高い引き抜き或いは押し出し等の成形加工を必要とせず、分割された肉薄鉄板をプレス又はブレーキ加工等の加工手段によって簡単且つ廉価に製作することができる。また各ドラム板52は凹溝片53を接合することにより、接合構造によって凹溝51を形成しながら巻取ドラム5の剛性を高めることができる。
次に図15を参照し前記開動センサ27の取付構造について説明する。この取付具60は開動センサ27をネジ部等を介し着脱可能に取付ける取付部61と球状をなす受部62を有し且つ内部に配線用の通し孔を形成した支持アーム63と、上記受部62を受ける受座65を有し基部側に支柱3に取付け可能な取付ブラケット66を備えた筒状の取付部67と、該取付部67の外周に形成されたネジ部に螺装され上記受座65との間で受部62を挟持するホルダー68及び該ホルダー68の回り止めを行うロックナット69等から構成される。
以上のように構成される取付具60は、取付部67の受座65に受部62を接当しホルダー68を締めると支持アーム63を所望角度に固定することができ、ロックナット69を位置決め固定することにより開動センサ27を所定のセンサ角度に支持することができる。このとき支柱3内を通して配線される電線は取付部67内から支持アーム63の中心部に形成される通し孔内を通して開動センサ27に接続されるので、支持アーム63が全方位に回動されても電線を傷めることなく、また内部を水密構造にすることができるので雨水や洗浄水の侵入を防止することができる等の特徴がある。
1 シートシャッター
2 シート
2a 心材取付部
2b 側辺部
2c スリット
3 支柱
4 シートケース
5 巻取ドラム
6 駆動モータ
7 心材
7a 心材支持具
7b 重錘心材
8 接地部
9 緩衝心材
10 接地カバー
12 ガイドレール
14 ガイド溝
19 取付溝
30 心材支持部材
31 ボルト
33 取付部
35 支持部
2 シート
2a 心材取付部
2b 側辺部
2c スリット
3 支柱
4 シートケース
5 巻取ドラム
6 駆動モータ
7 心材
7a 心材支持具
7b 重錘心材
8 接地部
9 緩衝心材
10 接地カバー
12 ガイドレール
14 ガイド溝
19 取付溝
30 心材支持部材
31 ボルト
33 取付部
35 支持部
Claims (6)
- 左右方向の通直性を保持する心材(7)を上下方向に複数段配置したシート(2)を、シャッター取付口を形成する支柱(3),(3)のガイド溝(14)に案内させながら進退移動させて開閉作動を行うシートシャッター(1)において、前記シート(2)に心材(7)をシート巾内に設け、該心材(7)の両側端に支柱(3)のガイド溝(14)内に挿入される支持部(35)を有した心材支持具(7a)を着脱可能に取付けると共に、シート(2)の両側端に形成される側辺部(2b)を支持部(35)の外側端をガイド溝(14)に挿入することにより、シート(2)を支柱(3),(3)に沿って案内させるシートシャッターのシートガイド構造。
- シート(2)の側辺部(2b)の外端を支持部(35)の外端より外側に突出させる請求項1のシートシャッターのシートガイド構造。
- 心材支持具(7a)をその軸心に沿って分割される心材支持部材(30),(30)によって構成すると共に、各心材支持部材(30),(30)に心材(7)の端部に挿入して支持される取付部(33)と、シート(2)の側辺部(2b)を挟持固定させる支持部(35)とを形成した請求項1又は2のシートシャッターのシートガイド構造。
- シート(2)の左右巾内に形成される袋状の心材取付部(2a)内に心材(7)を挿入支持し、該心材取付部(2a)の心材挿入端位置に、心材支持具(7a)の取付部(33)を挿入するスリット(2c)を形成し、該スリット(2c)から取付部(33)を挿入し心材支持具(7a)を心材(7)に取付けると共に、支持部(35)によってシート(2)の側辺部(2b)を挟持固定させる請求項1又は2又は3のシートシャッターのシートガイド構造。
- 心材支持具(7a)の支持部(35)の前後方向の厚みを、心材(7)の厚みより薄く形成した請求項1又は2又は3又は4のシートシャッターのシートガイド構造。
- 支柱(3)の内側壁面にガイドレール(12)を挿入する開口部(11)と前後の壁面に凹入する縦溝状の取付溝(19)を形成し、開口部(11)に挿入固定したガイドレール(12)のガイド溝(14)に、シート(2)の側辺部(2b)と心材支持具(7a)を挿入しシート(2)を案内させながら開閉作動させる請求項1又は2又は3又は4又は5のシートシャッターのシートガイド構造。
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JP2005039822A JP2006225937A (ja) | 2005-02-16 | 2005-02-16 | シートシャッターのシートガイド構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008190255A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Komatsu Denki Sangyo Kk | シートシャッタ |
JP2008196140A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Hachinohe Kanzume Kk | 水滴落下防止構造およびそれを備えたシートシャッター |
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JP2008308908A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置 |
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EP2351896B1 (en) * | 2009-12-09 | 2016-07-27 | Renson Sunprotection-Screens NV | Column system and screen device comprising one or more such column systems |
-
2005
- 2005-02-16 JP JP2005039822A patent/JP2006225937A/ja active Pending
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