JP2006224920A - ウエビング巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロックプレートを大型化等することなくロックプレートで巻取軸のウエビング引出方向への回転を阻止できるウエビング巻取装置を得る。
【解決手段】 ロックプレート46を製造する際には、金属プレート122にプレス打抜き加工及びプレス曲げ加工を施す。ここで、切欠き126、128の形成された金属プレート122のうちプレス曲げ加工が施される位置で折れ曲り線が切断面49Aと平行となるように、この金属プレート122にプレス曲げ加工が施される。これにより、つなぎ部114Aに対してロック部48Aを適切な角度で立ち上げることができる。このように、ロックプレート46を、ダイカスト成型で製造しなくても、金属プレート122にプレス打抜き加工及びプレス曲げ加工を施すことで製造できる。このため、ロックプレート46を大型化等しなくても巻取軸の上記回転を阻止できる強度を維持できる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両急減速等の所定条件が満たされた場合に乗員拘束用ウエビングベルトを層状に巻き取る巻取軸のウエビング引出方向回転を阻止するロック機構を備えたウエビング巻取装置に関する。
車両に取り付けられたウエビング巻取装置の中には、車両の緊急時においてウエビングベルトを層状に巻き取る巻取軸のウエビング引出方向回転を阻止するロック機構を備えているものがあり、その一例が下記特許文献1に開示されている。ロック機構は、例えば巻取軸と同軸的に回転するロックギヤを有しており、その外周面にはラチェット歯が形成されている。そしてさらに、ロック機構は、ロックギヤに対応したロックプレートも有しており、ロックギヤのラチェット歯に係合可能とされている。この他、ロック機構は、ロックギヤを備えずに、ロックプレートが直接に巻取軸に係合可能とされたものもある。
このようなロック機構を備えたウエビング巻取装置は、車両の急減速状態を検知する加速度センサを備えている。加速度センサは、車両の加速度(減速度)を検知し、車両の加速度(減速度)が一定以上である場合に、ロック機構を作動させる。加速度センサによって車両の加速度(減速度)が一定以上であることが検知されると、ロック機構が作動してロックプレートが巻取軸に直接又は間接的に(ロックギヤを介して)係合し、ロックプレートが巻取軸のウエビング引出方向への回転力(荷重)を受け止めて、巻取軸のウエビング引出方向への回転を阻止する構成である。
ところで、このようなウエビング巻取装置のロックプレートは、例えば、ダイカストによって製造される。ウエビング巻取装置のロックプレートは、前述の如く巻取軸のウエビング引出方向への回転力を受け止めるため、この回転力を受け止めることができる強度が高ければ高いほど好ましい。
しかしながら、ダイカスト品は、プレス成型品と同等の強度を得ようとすると、大型化したり、重くしたりしなければならない。このため、ロックプレートを大型化等せずにその強度(巻取軸のウエビング引出方向への回転力を受け止めることができる強度)を現状よりも高めることが望まれていた。
特表平10−500648号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、ロックプレートを大型化等することなくロックプレートで巻取軸のウエビング引出方向への回転を阻止できるウエビング巻取装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係るウエビング巻取装置は、乗員拘束用のウエビングベルトを巻き取る巻取軸と、前記巻取軸の両端側で前記巻取軸を軸支するための金属製のフレームと、前記巻取軸に直接又は間接的に係合することで前記巻取軸のウエビング引出方向回転を阻止するロックプレートを含んで構成されたロック手段と、を備えたウエビング巻取装置において、金属プレートにプレス打抜き加工及びプレス曲げ加工を施すことで、前記巻取軸の一端側で前記巻取軸と係合するロック部、並びに前記フレームの前記一端側から前記他端側に架け渡されると共に前記一端側の端部が前記ロック部に連続して形成されて前記ロック部を支持するつなぎ部を、前記ロックプレートに形成し、かつ、前記ロック部は、前記つなぎ部の前記架渡し方向及び板厚方向とは直交する幅方向に沿って前記つなぎ部の前記幅方向寸法よりも長く形成され、しかも前記つなぎ部の表面のうち前記板厚方向の表面と、前記ロック部の表面のうち前記つなぎ部側の切断面と、が平行とされた、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明に係るウエビング巻取装置では、所定の条件下(例えば、車両急減速時等)になると、ロックプレートのつなぎ部によって支持されたロックプレートのロック部が乗員拘束用のウエビングベルトを巻き取る巻取軸に直接又は間接的に係合する。この結果、ロックプレートによって、巻取軸のウエビング引出方向への回転力(荷重)が受け止められる。従って、巻取軸のウエビング引出方向への回転が阻止される。
ところで、ウエビング巻取装置のロックプレートを製造する際には、例えば、まず金属プレートにプレス打抜き加工が施され、次いでこの金属プレートにプレス曲げ加工が施される等の工程を経ることで、ロック部及びつなぎ部が形成されて、ロックプレートが形成される。
ここで、ロック部は、つなぎ部の架渡し方向(巻取軸の一端側から他端側にフレームに架け渡される方向)及び板厚方向に直交する幅方向に沿ってつなぎ部の幅方向寸法よりも長く形成される。しかも、ロック部の表面のうちつなぎ部側の切断面と、つなぎ部の表面のうち板厚方向の表面とが平行とされる。ロックプレートは上記のような形状とされ、プレス打抜き加工の施された金属プレートのうちプレス曲げ加工が施される位置で折れ曲り線が上記切断面とされる基準部分に平行となるように、上記プレス打抜き加工の施された金属プレートにプレス曲げ加工が施される。これにより、つなぎ部に対してロック部を適切な角度で立ち上げることができる。
このように、ロックプレートを、ダイカスト成型で製造しなくても、金属プレートにプレス打抜き加工及びプレス曲げ加工を施すことで製造できる。このため、本ウエビング巻取装置は、ロックプレートを大型化等することなくロックプレートで巻取軸のウエビング引出方向への回転を阻止できる。
請求項2に記載の発明に係るウエビング巻取装置は、請求項1記載の発明において、前記フレームには、前記ロック部を内部で回動可能に配置するための切欠きが形成され、前記フレームに取り付けられた軸支部材によって前記ロック部が前記切欠き内で回動可能に前記ロックプレートが回動自在に軸支されると共に、前記ロックプレートが回動した場合に、前記ロック部が前記切欠きの縁部に当接する、ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係るウエビング巻取装置では、フレームに取り付けられた軸支部材によって、ロックプレートが回動自在に軸支され、ロック部がフレームに形成された切欠きの内部で回動可能とされる。そして、ロック部が回動した場合には、ロック部がフレームの切欠きの縁部に当接する。
ここで、例えば、ロックプレートのロック部が回動して巻取軸に係合した場合には、ロック部がフレームの切欠きの縁部に当接し、これにより、巻取軸のウエビング引出方向に生じた荷重(ウエビング引出方向への回転力)がロック部を介してフレームに受け止められる。ここで、フレームは金属製であることから、この荷重を受け止めるための特別な部材(補強部材)を別途設けなくても、上記荷重を受けたロック部をフレームだけで十分にサポートできる。
またこのように、巻取軸のウエビング引出方向に生じた荷重を受け止めるための特別な部材が不要となるので、装置の部品点数を削減できる。
請求項3に記載の発明に係るウエビング巻取装置は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記ロックプレートは、フレームに対向して前記つなぎ部に連続して形成され前記架渡し方向において前記フレームに当接して前記ロックプレートを前記フレームから抜け止めする仮保持部を有する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係るウエビング巻取装置によれば、本ウエビング巻取装置を組み立てる際には、ロックプレートをその架渡し方向に沿ってフレームに組み付けると、フレームに対向してつなぎ部に連続して形成された仮保持部がフレームに当接するので、ロックプレートがフレームから抜け落ちてしまうことを防止できる。
また、本ウエビング巻取装置では、ロックプレートが何らかの原因で架渡し方向に動こうとすると、ロックプレートの仮保持部が架渡し方向においてフレームに当接する。この結果、この架渡し方向に動こうとしたロックプレートがフレームに受け止められる。ここで、フレームは金属製であることから、この架渡し方向に動こうとしたロックプレートを受け止めるための特別な部材(補強部材)を別途設けたり、あるいはロックプレートが軸支部材によって軸支される場合には軸支部材の強度を高めたりしなくても(さほど強度を有しない軸支部材を使用しても)、架渡し方向に動こうとしたロックプレートをフレームだけで十分に受け止めることができる。
またこのように、本ウエビング巻取装置は、架渡し方向に動こうとしたロックプレートを受け止めるための特別な部材を不要にできるので、この特別な部材が必要とされていた従来のウエビング巻取装置と比べて、装置の部品点数を削減できる。
以上説明した如く本発明に係るウエビング巻取装置は、ロックプレートを大型化等することなくロックプレートで巻取軸のウエビング引出方向への回転を阻止できる。
図1には、本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置10の主要部が斜め上方一側から見た分解斜視図にて示されている。
本実施の形態に係るウエビング巻取装置10は、上面視コ字形板状の金属製のフレーム12を備えており、フレーム12は、車室内に固定されている。フレーム12の一側壁12Aには、後述のロックプレート46のロック部48を内部で回動可能に配置するための切欠き13Aが形成されている。そして、フレーム12の他側壁12Bには、後述のロックプレート46の軸受部116を内部で回動可能に配置するための切欠き13Bが形成されている。また、フレーム12の一側壁12A上端と他側壁12B上端との間には連結片14が架け渡されており、連結片14は、車室内に固定されると共に、挿通孔16が形成されている。
フレーム12の一側壁12Aと他側壁12Bとの間には、巻取軸としてのスプール18が回転自在に支持されている。スプール18には長尺帯状の乗員拘束用のウエビングベルト20が巻き取られており、ウエビングベルト20は、基端に設けられた円柱状のシャフト22がスプール18に係止されると共に基端近傍がスプール18に挿通されて、スプール18に係止されている。また、ウエビングベルト20は、スプール18に巻き取られた部分の近傍において、上記挿通孔16に挿通されており、ウエビングベルト20は車両の乗員に装着されている。スプール18は、巻取方向へ回転されることでウエビングベルト20が巻き取られる一方、引出方向(ウエビング引出方向)へ回転されることでウエビングベルト20が引き出される。
スプール18の中心軸部分には、ロック手段を構成するトーションシャフト24が配置されており、トーションシャフト24は、所定荷重以上の捩れ荷重が付与されることで捩れ変形可能とされている。トーションシャフト24の他側端はスプール18の他側端に係止されており、トーションシャフト24はスプール18と一体に回転する。また、トーションシャフト24の他側端には、ネジ部材26が螺合されている。
スプール18の一側には、ロック手段をトーションシャフト24と共に構成するロックギヤ28が設けられている。ロックギヤ28はトーションシャフト24の一側端近傍に係止されており、トーションシャフト24が捩れ変形された際以外には、ロックギヤ28はトーションシャフト24及びスプール18と一体に回転する。ロックギヤ28の外周には、ラチェット歯30が形成されている。さらに、ロックギヤ28の中心側には略円柱状のローレット孔32が形成されており、ローレット孔32は一側へ開放されると共に、ローレット孔32の外周全体にはローレット加工が施されてローレット面34が形成されている。
フレーム12の他側には、付勢機構36が設けられている。付勢機構36はスプリングシート38を有しており、スプリングシート38はフレーム12の他側壁12B外側に取り付けられている。スプリングシート38は、ネジ部材26を他側へ突出させた状態で、スプール18の他側面を被覆している。スプリングシート38の他側は軸支部材としてのスプリングカバー40に被覆されており、スプリングカバー40はフレーム12の他側壁12B外側に取り付けられている。スプリングカバー40には略円柱状の凹部42が形成されており、凹部42は一側へ開口している。
スプリングカバー40の凹部42内には、渦巻きスプリング44が設けられており、渦巻きスプリング44の外側端は凹部42の内周面に固定されている。渦巻きスプリング44の内側端はネジ部材26に固定されており、渦巻きスプリング44は、ネジ部材26を介して、トーションシャフト24、スプール18及びロックギヤ28を巻取方向へ付勢している。
また、スプリングカバー40の下部には一側に向けて突出した略円柱状の支持軸41が形成されており、支持軸41は、ロックプレート46に対応している。
ロックプレート46は、ロック手段をトーションシャフト24及びロックギヤ28と共に構成している。このロックプレート46は、フレーム12の一側壁12Aと他側壁12Bとの間に架け渡されて配置されている。ロックプレート46は、後述の如く金属プレート122(図5参照)にプレス打抜き加工及びプレス曲げ加工を施すことで形成されている。
図2に示されるように、ロックプレート46はフレーム12の切欠き13Bに対応した軸受部116を備えている。軸受部116は、略L字状に形成された板状体とされており、その一端部には、軸受孔117が、板厚方向に沿って形成されている。軸受部116の軸受孔117には、スプリングカバー40の支持軸41が挿通されており、支持軸41によって、ロックプレート46が回動自在に軸支され、軸受部116が切欠き13B内部で回動可能とされている。また、この軸受部116の表面のうち下記つなぎ部114側の面は金属プレート122にプレス加工(プレス打抜き加工及びプレス曲げ加工)を施すことで形成された切断面119とされており、切断面119は、つなぎ部114の表面のうちつなぎ部114の板厚方向一方側の表面115と平行とされている。
この軸受部116の他端側(反軸受孔117側)には、つなぎ部114が連続して形成されている。つなぎ部114は、ロックプレート46の架渡し方向に長手とされた板状体とされている。つなぎ部114の他側端部では、軸受部116が板厚方向をつなぎ部114の板厚方向に対して直角にして立設されている。
つなぎ部114の軸受部116付近には、仮保持部118が連続して形成されている。仮保持部118は、その板厚方向をつなぎ部114の板厚方向と同一方向とした板状体とされている。仮保持部118は、つなぎ部114の長手方向及び板厚方向とは直交する幅方向(さらに言えば、この幅方向のうち他端側)に幾分延びてさらに他側壁12B側に屈曲して形成されており、略L字状とされている。
この仮保持部118の先端部はロックプレート46の架渡し方向において軸受部116のつなぎ部114側表面付近(一側表面付近)まで延びており、仮保持部118の先端部は、軸受部116が切欠き13B内部に配置された状態では、他側壁12Bの内側近傍に位置するようになっている。この仮保持部118の先端部は他側壁12Bの内側と対向しており、ロックプレート46の軸受部116が切欠き13B内部で支持軸41の軸周りに回動しても、仮保持部118の先端部は、支持軸41の軸方向において、他側壁12Bの内側のうち切欠き13Bの縁部近傍の領域P(説明の便宜上、網線で示された部分)内の所定の位置と対向する。従って、仮保持部118が他側壁12B(領域P内の所定の位置)に当接することで支持軸41の軸方向でのロックプレート46の移動が規制される。また、ロックプレート46を支持軸41の軸方向(上記架渡し方向)に沿ってフレーム12に組み付ける際には、仮保持部118は、その先端部が他側壁12Bに当接することでロックプレート46をフレーム12から抜け止めする。
つなぎ部114の反軸受部116側の端部(一側壁12A側の端部)には、ロック部48が連続して形成されている。このロック部48は、略T字状の板状体とされている。ロック部48は、その板厚方向をつなぎ部114の板厚方向に対して直角にしてつなぎ部114の一側端部に立設されている。図3に示されるように、ロック部48は、つなぎ部114の一側端部からつなぎ部114の板厚方向一方(つなぎ部114の板厚方向のうち軸受部116が立設されている側)に延びており、さらにその先端部では上記幅方向の寸法がつなぎ部114の幅方向寸法よりも長く形成されている。このロック部48の表面のうちつなぎ部114側の面は金属プレート122にプレス加工(プレス打抜き加工及びプレス曲げ加工)を施すことで形成された切断面49とされており、切断面49は、つなぎ部114の表面のうちつなぎ部114の板厚方向一方側の表面115と平行とされている(想像線L1、L2参照)。
このようなロック部48には、一側へ向けて突出した軸部124が一体に設けられている。軸部124は略円柱状に形成されており、軸部124は、その軸位置を下記支持軸120の軸位置から幅方向他端側に平行にずらしてロック部48の一端側に設けられている。
支持軸120はロック部48に一体に設けられており、支持軸120は、ロック部48から一側へ向けて突出している。支持軸120は略円柱状に形成されており、支持軸120は、その軸位置を軸受部116の軸受孔117の軸位置と同一にしてロック部48の一端側に設けられている。
このようなロック部48の支持軸120は軸支部材としての下記ギヤケース52の下部に形成された軸支孔55に挿通されており、ギヤケース52によって、ロックプレート46が回動自在に軸支され、ロックプレート46のロック部48が切欠き13A内部で回動可能とされている。この状態では、ロック部48は、図1に示されるように、ロックギヤ28の斜め下方に配置されている。ロック部48の他端にはロック歯50が形成されており、ロック部48は、反ロックギヤ28側に配置されて、ロック歯50がロックギヤ28のラチェット歯30に噛合できない状態にされている。そして、ロックプレート46が回動(例えば、引出方向に回動)してロック部48のロック歯50がロックギヤ28のラチェット歯30に噛み合った場合には、ロック部48は、一側壁12Aの切欠き13Aの縁部121に当接する。
図1に示されるように、ギヤケース52は、フレーム12の一側壁12A外側に取り付けられており、ギヤケース52は、ロックギヤ28の一側を被覆している。ギヤケース52の中央には円状の貫通孔54が形成されており、貫通孔54は、ロックギヤ28のローレット孔32を露出させると共に、トーションシャフト24が貫通されている。
また、貫通孔54の斜め下方には、貫通孔54よりも小径とされた円状の軸支孔55が形成されている。軸支孔55はロックプレート46の支持軸120に対応しており、軸支孔55には、ロックプレート46の支持軸120が挿通されている。これにより、ギヤケース52は、前述の如くロックプレート46を回動自在に軸支し、ロックプレート46のロック部48をフレーム12の切欠き13A内部で回動可能にしている(図1及び図4参照)。このように、ギヤケース52は、スプリングカバー40と協働してロックプレート46を回動自在に軸支しており、ロックプレート46のつなぎ部114をフレーム12の一側壁12Aと他側壁12Bとの間に架け渡している。
フレーム12の一側壁12A外側には、プリテンショナ機構56が設けられている。プリテンショナ機構56は、ピニオン58を有しており、ピニオン58は、ギヤケース52の一側に配置されると共に、トーションシャフト24に回転自在に支持されている。ピニオン58の一側部分には、ピニオン歯60が形成されている。一方、ピニオン58の他側部分にはカム62が形成されており、カム62の外周には凹凸が交互に形成されている。カム62は、ギヤケース52の貫通孔54を介してローレット孔32内に挿入されると共に、ローレット面34に接触しておらず、ロックギヤ28はピニオン58と独立して回転可能とされている。
プリテンショナ機構56は、クラッチプレート64を有しており、クラッチプレート64はギヤケース52とピニオン58との間に配置されている。クラッチプレート64の中心側には複数の噛合爪66が形成されており、各噛合爪66はクラッチプレート64から他側へ突出している。各噛合爪66はカム62の各凹部に嵌合されており、これにより、クラッチプレート64がピニオン58に取り付けられている。各噛合爪66は、カム62と共にギヤケース52の貫通孔54を介してローレット孔32内に挿入されると共に、ローレット面34に接触しておらず、ロックギヤ28はクラッチプレート64と独立して回転可能とされている。
プリテンショナ機構56は、略L字形円筒状のシリンダ68を有しており、シリンダ68はピニオン58の下方においてフレーム12の一側壁12A外側に固定されている。シリンダ68の下側端には、ガス発生器70が設けられると共に、有底円筒状のジェネレータキャップ72が固定されており、ガス発生器70は、ジェネレータキャップ72が被せられた状態でシリンダ68の下側端を閉塞している。
プリテンショナ機構56は、ピストン74を有しており、ピストン74は、シリンダ68の上端から内部に挿入されている。ピストン74の下端にはOリング76が設けられており、Oリング76はピストン74の下端とシリンダ68との間をシールしている。さらに、ピストン74の下端以外の部位には、ラック78が形成されている。
プリテンショナ機構56は、略三角柱容器状のカバープレート80を有しており、カバープレート80はフレーム12の一側壁12A外側に固定されている。カバープレート80は、下部においてトーションシャフト24が挿通されて、トーションシャフト24を回転自在に支持している。カバープレート80の他側面及び下面は開口されており、カバープレート80は、内部にピニオン58、クラッチプレート64、及び、ピストン74の上部を収容すると共に、フレーム12の一側壁12Aとの間で、ギヤケース52を狭持している。
プリテンショナ機構56の一側には、ロック手段をトーションシャフト24、ロックギヤ28、及びロックプレート46と共に構成するセンサ機構82が設けられている。センサ機構82は、他側が開口された箱状のセンサホルダ84を有しており、センサホルダ84は、上部にトーションシャフト24が挿通された状態で、フレーム12の一側壁12Aに固定されている。センサホルダ84の一側は、他側が開口された箱状のセンサカバー86に被覆されており、センサカバー86は、センサホルダ84及びフレーム12の一側壁12Aに固定されている。
センサホルダ84の下部には加速度センサ88が保持されており、加速度センサ88はセンサホルダ84とセンサカバー86との間の隙間内に配置されている。加速度センサ88は、載置部90を有している。載置部90の上面には略逆円錐状の凹部が形成されており、載置部90の凹部には球体92が載置されている。球体92の上方には可動爪94が回動自在に支持されており、可動爪94は球体92上に載置されている。
センサホルダ84とセンサカバー86との間の隙間内には、Vギヤ96が設けられており、Vギヤ96は、トーションシャフト24の一側端が係止されて、トーションシャフト24と一体に回転する。また、Vギヤ96の外周にはラチェット歯98が形成されている。
Vギヤ96にはWパウル100が回動可能に支持されており、Wパウル100にはWマス102が固定されている。Vギヤ96とWパウル100との間にはセンサスプリング104が架け渡されており、センサスプリング104はWパウル100に対してVギヤ96を巻取方向へ付勢している。
センサホルダ84とセンサカバー86との間の隙間内には、Vギヤ96の一側において、略円盤状のギヤセンサ106が設けられており、ギヤセンサ106は、トーションシャフト24の一側端縁に回転可能に支持されている。ギヤセンサ106には、センサカバー86の内面との間でコイルスプリング108が架け渡されており、コイルスプリング108はギヤセンサ106を巻取方向へ付勢している。
ギヤセンサ106の下部には、一側において係合爪110が回転可能に支持されており、係合爪110は、回転中心軸がトーションシャフト24の軸方向に平行にされると共に、Vギヤ96のラチェット歯98に噛合可能とされている。さらに、ギヤセンサ106の下部には、他側において押圧片112が形成された構成である。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のウエビング巻取装置10では、付勢機構36の渦巻きスプリング44が、ネジ部材26を介して、トーションシャフト24、スプール18及びロックギヤ28を巻取方向へ付勢することで、ウエビングベルト20がスプール18へ巻き取られる方向へ付勢されている。
センサ機構82の加速度センサ88は、車両の加速度(スプール18の移動加速度)が所定加速度以上であることを検出する。すなわち、車両の加速度が所定加速度以上である際(例えば車両の急減速時)には、加速度センサ88の球体92が載置部90の凹部を反加速度方向側へ移動して上昇し可動爪94を押し上げる。これにより、可動爪94がギヤセンサ106の係合爪110を回転させてVギヤ96のラチェット歯98に噛合させることで、ギヤセンサ106がVギヤ96と連結された状態となる。
センサ機構82のWパウル100、Wマス102及びセンサスプリング104は、ウエビングベルト20の引出加速度(スプール18の引出方向への回転加速度)が特定加速度以上であることを検出する。すなわち、ウエビングベルト20の引出加速度が特定加速度以上である際には、スプール18及びトーションシャフト24を介して引出方向へ回転されるVギヤ96に対してWパウル100及びWマス102が慣性により引出方向への回転を抑制されることで、Wパウル100及びWマス102がVギヤ96に対して回動される。これにより、Wパウル100がギヤセンサ106の係合爪110を回転させてVギヤ96のラチェット歯98に噛合させることで、ギヤセンサ106がVギヤ96と連結された状態となる。
以上の如くギヤセンサ106がVギヤ96と連結された状態となった際には、乗員からウエビングベルト20への引出荷重によって、スプール18及びトーションシャフト24を介してVギヤ96及びギヤセンサ106が引出方向へ幾分回転する。なお、この場合、Wパウル100及びWマス102の慣性により増加したセンサスプリング104の付勢力によってVギヤ96及びギヤセンサ106の回転力が低減される。
このようにギヤセンサ106が引出方向へ幾分回転されることで、ギヤセンサ106の押圧片112がロックプレート46のロック部48をロックギヤ28側へ回動させる。これにより、乗員からウエビングベルト20へ引出荷重が付与されて、スプール18、トーションシャフト24及びロックギヤ28に引出方向へ回転力が付与されることで、ロック部48のロック歯50がロックギヤ28のラチェット歯30に噛合して、ロックギヤ28の引出方向への回転が阻止され、ウエビングベルト20の引き出しが阻止される。
この場合において、ロック部48は、フレーム12の切欠き13Aの縁部121に当接する。これにより、スプール18の引出方向に生じた荷重(引出方向への回転力)が、トーションシャフト24、ロックギヤ28、ロック部48を介してフレーム12の一側壁12Aに受け止められる。ここで、フレーム12は金属製であるので、この荷重を受け止めるための特別な部材(補強部材)を別途設けなくても、上記荷重を受けたロック部48をフレーム12だけで十分にサポートできる。
またこのように、スプール18の引出方向に生じた荷重を受け止めるための特別な部材が不要となるので、装置の部品点数を削減できる。
また、以上説明したようなウエビング巻取装置10を組み立てる際には、ロックプレート46をその架渡し方向(スプリングカバー40の支持軸41の軸方向)に沿って移動してロックプレート46の軸受孔117にフレーム12の他側壁12B外側に取り付けられたスプリングカバー40の支持軸41を挿通させることで、上記ロックプレート46がフレーム12に組み付けられる。ここで、ロックプレート46の仮保持部118がフレーム12の他側壁12Bに対向し、その後、仮保持部118がフレーム12の他側壁12B(さらに言えば、領域P内の所定位置)に当接する。このため、ロックプレート46がフレーム12から抜け落ちてしまうことを防止できる。
また、本ウエビング巻取装置10では、ロックプレート46が何らかの原因で上記架渡し方向他側壁12B側に動こうとすると、ロックプレート46の仮保持部118が上記架渡し方向においてフレーム12の他側壁12B(さらに言えば、領域P内の所定位置)に当接する。この結果、この架渡し方向他側壁12B側に動こうとしたロックプレート46がフレーム12の他側壁12Bに受け止められる。ここで、フレーム12は金属製であるので、この架渡し方向他側壁12B側に動こうとしたロックプレート46を受け止めるための特別な部材(補強部材)を別途設けたり、あるいはロックプレート46を他側壁12B側で軸支するスプリングカバー40の強度を高めたりしなくても(例えば樹脂材から成るスプリングカバー40のように、さほど強度を有しないスプリングカバー40を使用しても)、架渡し方向他側壁12B側に動こうとしたロックプレート46をフレーム12だけで十分に受け止めることができる。
またこのように、本ウエビング巻取装置10は、架渡し方向他側壁12B側に動こうとしたロックプレート46を受け止めるための特別な部材を不要にできるので、この特別な部材が必要とされていた従来のウエビング巻取装置と比べて、装置の部品点数を削減できる。
以上説明したように、本ウエビング巻取装置10のロックプレート46では、例えばつなぎ部114の長手方向両端部にスプール18及びロックギヤ28の何れか一方に係合する一対のロック部を設けることが全く不要となり、片側のロック部48だけで十分な強度(スプール18の巻取方向への回転を阻止するための強度)が得られる。
ところで、以上説明したようなウエビング巻取装置10のロックプレート46を製造する際には、まず、金属プレート122(図5(A)参照)にプレス加工を施し、その厚さ方向一方(図5(A)においては、下方)側に略円柱状の支持軸120及び軸部124(図5においては図示省略。図1乃至図4参照)が突出形成される。ここで、プレス加工による支持軸120及び軸部124の突出形成は、広い意味でプレス打抜き加工に含まれる。
次いで、この金属プレート122にプレス打抜き加工を施すことで、金属プレート122に切欠き126、128を形成する。ここで、切欠き126によってロック部48Aが形成されると共に、切欠き128によって軸受部116A及び仮保持部118Aが形成される。そして、これらの切欠き126と切欠き128との双方によってつなぎ部114Aが形成される(図5(B)参照)。
切欠き126、128が形成された金属プレート122では、ロック部48Aはロック部48と同一形状とされ、つなぎ部114Aはつなぎ部114と同一形状とされ、仮保持部118Aは仮保持部118と同一形状とされる。そして、つなぎ部114Aは、ロック部48Aと軸受部116Aとの双方に連続した形状とされるが、前述のつなぎ部114(図2参照)の長手方向(架渡し方向)中央部で前述の幅方向両端に駄肉が付いた形状と同一とされる。
切欠き126、128が形成された金属プレート122は、ロック部48の切断面49とされるロック部48Aの切断面49Aがつなぎ部114Aの板厚方向及び長手方向(ここでは、ロック部48Aと軸受部116Aとを直線的に結ぶ方向をいい、つなぎ部114の長手方向に相当する)の双方に直交した幅方向に沿って形成されると共に、軸受部116の切断面119とされる軸受部116Aの切断面119Aが上記幅方向に沿って形成される。
次いで、切欠き126、128が形成された金属プレート122にプレス曲げ加工を施すが、この金属プレート122のうちプレス曲げ加工が施されるロック部48Aとつなぎ部114Aとの境界位置(金属プレート122のうち想像線L2上の部分)で折れ曲り線がロック部48Aの切断面49Aに平行となるように(切断面49Aに含まれる幅方向に平行な想像線L1に平行となるように)、金属プレート122にプレス曲げ加工が施される。これと共に、この金属プレート122のうちプレス曲げ加工が施されるつなぎ部114Aと軸受部116Aとの境界位置(金属プレート122のうち想像線L3上の部分)で折れ曲り線が軸受部116Aの切断面119Aに平行となるように(切断面119Aに含まれる幅方向に平行な想像線L4に平行となるように)、金属プレート122にプレス曲げ加工が施される。これにより、図5(C)に示されるように、つなぎ部114A(前述の駄肉部分を除いてつなぎ部114に相当する)に対してロック部48A(ロック部48に相当する)を適切な角度(ここでは、互いの板厚方向のなす角度が90度)で立ち上げることができると共に、つなぎ部114Aに対して軸受部116A(軸受部116に相当する)を適切な角度(ここでは、互いの板厚方向のなす角度が90度)で立ち上げることができる。
次いで、つなぎ部114Aの形状がロックプレート46のつなぎ部114と同一形状となるように金属プレート122にプレス打抜き加工を施してつなぎ部114Aの駄肉を切り落とすことで上記つなぎ部114が形成され、ロックプレート46が完成する。
このように、ロックプレート46の製造方法では、ダイカストで製造しなくても、金属プレート122にプレス打抜き加工及びプレス曲げ加工を施すことで、ロックプレート46を製造できる。このため、本ウエビング巻取装置10は、ロックプレート46を大型化等することなくロックプレート46でスプール18の引出方向への回転を阻止できる。
なお、本実施の形態では、ロックプレート46は、ロック部48に支持軸120を設けた構成としたが、ロックプレート46は、これに限らない。例えば、ギヤケース52に軸支孔55を形成する代わりに、貫通孔54の斜め下方に他側に向けて突出した略円柱形状の支持軸を形成し、この支持軸をロック部48の板厚方向に挿通し、この支持軸によってロックプレート46が回動自在に軸支され、ロック部48が一側壁12Aの切欠き13A内部で回動可能とされる構成としてもよい。この場合、貫通孔54の斜め下方の上記支持軸は、例えばインサート成形等により形成されればよい。
また、本実施の形態のウエビング巻取装置10は、ロックプレート46のロック部48がロックギヤ28及びトーションシャフト24を介してスプール18に係合(間接的に係合)する構成としたが、本発明はこれに限らない。ウエビング巻取装置10は、ロックギヤを一体に有するスプールにロック部48が直接に係合する構成であってもよい。
本発明の実施の形態に係るウエビング巻取装置を示す斜め上方一側から見た分解斜視図である。 フレームの他側壁付近における図1に対応した分解斜視図である。 ロックプレートを一側から見た側面図である。 ロック機構作動時におけるロックプレートとフレームとの位置関係を示す一側から見た側面図である。 ロックプレートをプレス打抜き加工及びプレス曲げ加工にて製造する際の工程図であり、(A)は初期工程、(B)は中期工程、(C)は後期工程を示す図である。
符号の説明
10 ウエビング巻取装置
12 フレーム
13A 切欠き
18 スプール(巻取軸)
20 ウエビングベルト
24 トーションシャフト(ロック手段)
40 スプリングカバー(軸支部材)
41 支持軸
46 ロックプレート(ロック手段)
48 ロック部
49 切断面
52 ギヤケース(軸支部材)
55 軸支孔
70 ロックギヤ(ロック手段)
76 ラチェット歯
82 センサ機構(ロック手段)
114 つなぎ部
115 表面(ロック部側の表面)
118 仮保持部
122 金属プレート

Claims (3)

  1. 乗員拘束用のウエビングベルトを巻き取る巻取軸と、
    前記巻取軸の両端側で前記巻取軸を軸支するための金属製のフレームと、
    前記巻取軸に直接又は間接的に係合することで前記巻取軸のウエビング引出方向回転を阻止するロックプレートを含んで構成されたロック手段と、
    を備えたウエビング巻取装置において、
    金属プレートにプレス打抜き加工及びプレス曲げ加工を施すことで、前記巻取軸の一端側で前記巻取軸と係合するロック部、並びに前記フレームの前記一端側から前記他端側に架け渡されると共に前記一端側の端部が前記ロック部に連続して形成されて前記ロック部を支持するつなぎ部を、前記ロックプレートに形成し、かつ、前記ロック部は、前記つなぎ部の前記架渡し方向及び板厚方向とは直交する幅方向に沿って前記つなぎ部の前記幅方向寸法よりも長く形成され、しかも前記つなぎ部の表面のうち前記板厚方向の表面と、前記ロック部の表面のうち前記つなぎ部側の切断面と、が平行とされた、
    ことを特徴とするウエビング巻取装置。
  2. 前記フレームには、前記ロック部を内部で回動可能に配置するための切欠きが形成され、
    前記フレームに取り付けられた軸支部材によって前記ロック部が前記切欠き内で回動可能に前記ロックプレートが回動自在に軸支されると共に、前記ロックプレートが回動した場合に、前記ロック部が前記切欠きの縁部に当接する、
    ことを特徴とする請求項1記載のウエビング巻取装置。
  3. 前記ロックプレートは、フレームに対向して前記つなぎ部に連続して形成され前記架渡し方向において前記フレームに当接して前記ロックプレートを前記フレームから抜け止めする仮保持部を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のウエビング巻取装置。
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