JP2006222858A - 画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法 - Google Patents

画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 投写画像の歪み補正処理を行う場合の環境影響軽減処理をより適切に実行することが可能な画像処理システム等を提供すること。
【解決手段】 画像歪みセンシング情報を生成する画像歪みセンシング部180と、環境影響センシング情報を生成する環境影響センシング部182と、投写領域情報を生成する投写対象領域情報生成部101と、投写画像の歪みを補正するとともに当該補正の度合いを示す補正情報を生成する画像歪み補正部103と、投写領域情報と、補正情報に基づき、投写画像の歪み補正後の表示領域を示す表示領域情報を生成する表示領域情報生成部104と、環境影響を軽減する処理を実行する環境影響軽減部105と、投写画像を投写する投写部190と、差分画像を生成する差分画像生成部106とを含んでプロジェクタを構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、投写画像の歪み補正処理と環境影響を軽減する処理を実行する画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法に関する。
近年、センサーを有するプロジェクタを用いてスクリーンに画像を投写し、投写された投写画像をセンサーでセンシングして画像処理を実行することにより、投写画像の歪み補正や環境影響(外光影響、スクリーンの色の影響等)を軽減するプロジェクタが提案されている。
従来のプロジェクタは、投写画像の歪み補正用の処理と、環境影響軽減用の処理を別々に実行していた。このため、従来のプロジェクタは、投写画像の歪み補正処理や環境影響軽減処理に時間がかかっていた。
このようなキャリブレーション処理にかかる時間を短縮するため、例えば、特許文献1では、プロジェクタが、視環境下推定データを生成することにより、必要となるキャリブレーション画像の投写回数を減らし、環境影響軽減処理にかかる時間を短縮することが記載されている。
しかし、投写画像の歪み補正が行われた場合、元々投写画像が表示されていた部分が歪み補正によって表示されなくなる場合がある。このような場合、当該部分のセンシング情報を用いて環境影響軽減処理を実行しても、歪み補正後の投写画像が、環境影響が適切に軽減された画像とならない場合も考えられる。
例えば、特許文献2では、障害物のない領域に投写するため、プロジェクタが、選択された投写領域に該当する部分のセンシング情報に基づき、当該投写領域の視環境を把握して画像補正を行うことが記載されている。
特開2003−339056号公報 特開2004−48694号公報
しかし、特許文献2のプロジェクタは、投写画像の歪み補正が行われる場合、歪み補正後の投写画像の位置や形状を考慮していないため、環境影響を適切に軽減できない場合も考えられる。
また、ズーム機能によって投写画像の位置や形状が変化する場合も考えられ、このような場合であっても、プロジェクタは、より適切に環境影響軽減処理を実行する必要がある。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、投写画像の歪み補正処理を行う場合の環境影響軽減処理をより適切に実行することが可能な画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理システムは、投写対象領域に投写された投写画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによって画像歪みセンシング情報を生成する画像歪みセンシング手段と、
前記投写画像をセンシングすることによって所定領域における明るさ指標値を示す環境影響センシング情報を生成する環境影響センシング手段と、
前記投写画像の歪みを補正する画像歪み補正手段と、
前記投写領域情報と、前記補正情報とに基づき、前記センシング画像における前記投写画像の歪み補正後の表示領域を示す表示領域情報を生成する表示領域情報生成手段と、
理想環境と実際の使用環境の相違によって生じる環境影響を軽減する処理を実行する環境影響軽減手段と、
前記投写画像として、赤色の単色画像と、緑色の単色画像と、青色の単色画像と、黒色の単色画像とを異なる時点において投写する投写手段と、
を含み、
前記環境影響センシング手段は、前記所定領域として、常に画像歪み補正後の画像内に含まれる前記投写画像の領域をセンシングすることにより、前記赤色の単色画像、前記緑色の単色画像、前記青色の単色画像および前記黒色の単色画像のそれぞれの前記環境影響センシング情報を生成し、
前記環境影響軽減手段は、各環境影響センシング情報に基づき、前記環境影響を軽減する処理を実行することを特徴とする。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記画像処理システムを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像処理システム等は、環境影響センシング手段が常に画像歪み補正後の画像内に含まれる投写画像の所定領域をセンシングすることにより、投写画像の歪み補正処理を行う場合の環境影響軽減処理をより適切に実行することができる。
また、本発明に係る画像処理システムは、投写対象領域に投写された投写画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによって画像歪みセンシング情報を生成する画像歪みセンシング手段と、
前記投写画像の中央付近の所定領域をセンシングすることによって前記所定領域における明るさ指標値を示す環境影響センシング情報を生成する環境影響センシング手段と、
前記画像歪みセンシング情報に基づき、前記画像歪みセンシング手段のセンシング画像における前記投写画像の位置に関する情報を示す投写領域情報を生成する投写領域情報生成手段と、
前記投写画像の歪みを補正するとともに当該補正の度合いを示す補正情報を生成する画像歪み補正手段と、
前記投写領域情報と、前記補正情報とに基づき、前記センシング画像における前記投写画像の歪み補正後の表示領域を示す表示領域情報を生成する表示領域情報生成手段と、
理想環境と実際の使用環境の相違によって生じる環境影響を軽減する処理を実行する環境影響軽減手段と、
前記投写画像として、赤色の単色画像と、緑色の単色画像と、青色の単色画像と、黒色の単色画像と、赤色、緑色、青色のいずれかの単色と黒色とを含む複数色画像とを異なる時点において投写する投写手段と、
所定の差分画像を生成する差分画像生成手段と、
を含み、
前記複数色画像は、当該複数色画像の中央付近に位置する中央画像と、当該中央画像の周辺に位置する周辺画像と、前記中央画像および前記周辺画像以外の背景画像とから構成され、
前記中央画像および前記周辺画像が黒色で前記背景画像が黒色以外の単色であり、あるいは、前記中央画像および前記周辺画像が黒色以外の単色で前記背景画像が黒色であって、
前記画像歪みセンシング手段は、前記複数色画像および赤色、緑色、青色、黒色のいずれかの単色画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによってそれぞれの前記画像歪みセンシング情報を生成し、
前記環境影響センシング手段は、前記赤色の単色画像、前記緑色の単色画像、前記青色の単色画像および前記黒色の単色画像の前記所定領域をセンシングすることによってそれぞれの前記環境影響センシング情報を生成し、
前記差分画像生成手段は、前記複数色画像の画像歪みセンシング情報と、前記いずれかの単色画像の画像歪みセンシング情報とに基づくパターン差分画像を生成し、
前記投写領域情報生成手段は、前記パターン差分画像に基づき、前記センシング画像における前記中央画像の位置に関する中央領域情報と、前記センシング画像における前記周辺画像の位置に関する周辺領域情報とを生成するとともに、前記中央領域情報および前記周辺領域情報に基づき、前記投写領域情報を生成し、
前記環境影響軽減手段は、各環境影響センシング情報と、前記表示領域情報とに基づき、前記環境影響を軽減する処理を実行することを特徴とする。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記画像処理システムを有することを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、画像歪みセンシング手段と、環境影響センシング手段と、投写手段とを有するコンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
コンピュータを、
前記画像歪みセンシング手段に、投写対象領域に投写された投写画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングさせることによって画像歪みセンシング情報を生成させる手段と、
前記環境影響センシング手段に、前記投写画像の中央付近の所定領域をセンシングさせることによって環境影響センシング情報を生成させる手段と、
前記画像歪みセンシング情報に基づき、前記画像歪みセンシング手段のセンシング画像における前記投写画像の位置に関する情報を示す投写領域情報を生成する投写領域情報生成手段と、
前記投写画像の歪みを補正するとともに当該補正の度合いを示す補正情報を生成する画像歪み補正手段と、
前記投写領域情報と、前記補正情報とに基づき、前記センシング画像における前記投写画像の歪み補正後の表示領域を示す表示領域情報を生成する表示領域情報生成手段と、
理想環境と実際の使用環境の相違によって生じる環境影響を軽減する処理を実行する環境影響軽減手段と、
前記投写手段に、前記投写画像として、赤色の単色画像と、緑色の単色画像と、青色の単色画像と、黒色の単色画像と、赤色、緑色、青色のいずれかの単色と黒色とを含む複数色画像とを異なる時点において投写させる手段と、
所定の差分画像を生成する差分画像生成手段として機能させ、
前記複数色画像は、当該複数色画像の中央付近に位置する中央画像と、当該中央画像の周辺に位置する周辺画像と、前記中央画像および前記周辺画像以外の背景画像とから構成され、
前記中央画像および前記周辺画像が黒色で前記背景画像が黒色以外の単色であり、あるいは、前記中央画像および前記周辺画像が黒色以外の単色で前記背景画像が黒色であって、
前記画像歪みセンシング手段は、前記複数色画像および赤色、緑色、青色、黒色のいずれかの単色画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによってそれぞれの前記画像歪みセンシング情報を生成し、
前記環境影響センシング手段は、前記赤色の単色画像、前記緑色の単色画像、前記青色の単色画像および前記黒色の単色画像の前記所定領域をセンシングすることによってそれぞれの前記環境影響センシング情報を生成し、
前記差分画像生成手段は、前記複数色画像の画像歪みセンシング情報と、前記いずれかの単色画像の画像歪みセンシング情報とに基づくパターン差分画像を生成し、
前記投写領域情報生成手段は、前記パターン差分画像に基づき、前記センシング画像における前記中央画像の位置に関する中央領域情報と、前記センシング画像における前記周辺画像の位置に関する周辺領域情報とを生成するとともに、前記中央領域情報および前記周辺領域情報に基づき、前記投写領域情報を生成し、
前記環境影響軽減手段は、各環境影響センシング情報と、前記表示領域情報とに基づき、前記環境影響を軽減する処理を実行することを特徴とする。
また、本発明に係る情報記憶媒体は、上記プログラムを記憶したことを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理方法は、画像歪みセンシング手段と、環境影響センシング手段と、処理手段と、投写手段とを有するコンピュータによる画像処理方法であって、
前記投写手段は、赤色の単色画像と、緑色の単色画像と、青色の単色画像と、黒色の単色画像と、赤色、緑色、青色のいずれかの単色と黒色とを含む画像であって、かつ、当該画像の中央付近に位置する中央画像と、当該中央画像の周辺に位置する周辺画像と、前記中央画像および前記周辺画像以外の背景画像とから構成される画像である複数色画像とを異なる時点において投写し、
前記画像歪みセンシング手段は、
投写対象領域に投写された赤色、緑色、青色、黒色のいずれかの単色画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによって第1の画像歪みセンシング情報を生成し、
前記投写対象領域に投写された前記複数色画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによって第2の画像歪みセンシング情報を生成し
前記環境影響センシング手段は、
前記投写対象領域に投写された緑色の単色画像の前記中央付近の所定領域をセンシングすることによって第1の環境影響センシング情報を生成し、
前記投写対象領域に投写された赤色の単色画像の前記所定領域をセンシングすることによって第2の環境影響センシング情報を生成し、
前記投写対象領域に投写された青色の単色画像の前記所定領域をセンシングすることによって第3の環境影響センシング情報を生成し、
前記投写対象領域に投写された黒色の単色画像の前記所定領域をセンシングすることによって第4の環境影響センシング情報を生成し、
前記処理手段は、
前記第1および第2の画像歪みセンシング情報に基づくパターン差分画像を生成し、
前記パターン差分画像に基づき、前記画像歪みセンシング手段のセンシング画像における前記中央画像の位置に関する中央領域情報と、前記センシング画像における前記周辺画像の位置に関する周辺領域情報とを生成し、
前記中央領域情報および前記周辺領域情報に基づき、前記センシング画像における前記投写画像の位置に関する情報を示す投写領域情報を生成し、
前記投写領域情報に基づき、前記投写画像の歪みを補正する度合いを示す補正情報を生成し、
前記投写領域情報と、前記補正情報とに基づき、前記センシング画像における前記投写画像の歪み補正後の表示領域を示す表示領域情報を生成し、
前記補正情報に基づき、画像の歪みが補正されるように画像情報を補正し、
前記第1〜第4の環境影響センシング情報と、前記表示領域情報とに基づき、理想環境と実際の使用環境の相違によって生じる環境影響が軽減されるように、前記画像情報を補正することを特徴とする。
本発明によれば、画像処理システム等は、歪み補正後の表示領域内のセンシング情報を用いて環境影響軽減処理を実行することにより、投写画像の歪み補正処理を行う場合の環境影響軽減処理をより適切に実行することができる。
また、本発明によれば、画像処理システム等は、5種類の画像の投写とセンシングを行うことによって投写画像の歪み補正処理と環境影響軽減処理を実行できるため、より効率的に画像処理を実行できる。
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラム、前記情報記憶媒体および前記画像処理方法は、前記表示領域情報に基づき、前記投写対象領域内の前記表示領域に相当する領域に最適な大きさで前記投写画像が投写されるように、前記投写画像の大きさを調整するズーム部を制御するとともに当該調整の度合いを示す調整情報を生成する制御手段を含み、
前記環境影響軽減手段は、
前記調整情報に基づき、前記調整による前記投写画像の明るさの変化を判別し、当該明るさの変化に応じて各環境影響センシング情報に含まれる前記表示領域内の情報を補正することによってそれぞれの補正センシング情報を生成するセンシング情報補正手段と、
各補正センシング情報に基づき、前記投写画像の色および明るさが理想的な状態となるように画像情報を補正する画像情報補正手段と、
を含んでもよい。
これによれば、画像処理システム等は、大きさ調整後の表示領域内のセンシング情報を用いて環境影響軽減処理を実行することにより、投写画像の大きさを調整する場合の環境影響軽減処理をより適切に実行することができる。
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラム、前記情報記憶媒体および前記画像処理方法において、前記画像情報補正手段は、
理想的な色を示す理想的色情報と、前記補正センシング情報とに基づき、前記理想的な色で前記投写画像が投写されるように画像情報を補正する色補正手段と、
理想的な明るさを示す理想的明るさ情報と、前記補正センシング情報とに基づき、前記理想的な明るさで前記投写画像が投写されるように前記色補正手段によって補正された画像情報を補正する明るさ補正手段と、
を含んでもよい。
また、前記画像処理システムおよび前記プロジェクタにおいて、前記環境影響補正手段は、画像情報補正手段を含み、
前記画像情報補正手段は、
理想的な色を示す理想的色情報と、各環境影響センシング情報とに基づき、前記理想的な色で前記投写画像が投写されるように画像情報を補正する色補正手段と、
理想的な明るさを示す理想的明るさ情報と、各環境影響センシング情報とに基づき、前記理想的な明るさで前記投写画像が投写されるように前記色補正手段によって補正された画像情報を補正する明るさ補正手段と、
を含んでもよい。
これによれば、画像処理システム等は、色と明るさが調整された適切な画像を生成することができる。
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラム、前記情報記憶媒体および前記画像処理方法において、前記明るさ補正手段は、赤色、緑色および青色の各単色画像の補正センシング情報に基づき、白色の単色画像の補正センシング情報を生成するとともに、当該白色の単色画像の補正センシング情報と、黒色の単色画像の補正センシング情報とに基づき、前記色補正手段によって補正された画像情報を補正してもよい。
また、前記画像処理システムおよび前記プロジェクタにおいて、
前記明るさ補正手段は、赤色、緑色および青色の各単色画像の環境影響センシング情報に基づき、白色の単色画像の環境影響センシング情報を生成するとともに、当該白色の単色画像の環境影響センシング情報と、黒色の単色画像の環境影響センシング情報とに基づき、前記色補正手段によって補正された画像情報を補正してもよい。
これによれば、画像処理システム等は、赤色、緑色および青色の各単色画像の補正センシング情報に基づき、白色の単色画像の補正センシング情報を生成することにより、5種類の画像の投写とセンシングを行うことによって投写画像の歪み補正処理と環境影響軽減処理を実行できるため、より効率的に画像処理を実行できる。
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラム、前記情報記憶媒体および前記画像処理方法は、前記センシング画像における前記投写対象領域の位置に関する投写対象領域情報を生成する投写対象領域情報生成手段を含み、
前記画像歪みセンシング手段は、前記黒色の単色画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによって黒色の単色画像の画像歪みセンシング情報を生成し、
前記差分画像生成手段は、前記黒色の単色画像の画像歪みセンシング情報と、前記いずれかの単色の単色画像の画像歪みセンシング情報とに基づき、明るさ差分画像を生成し、
前記投写対象領域情報生成手段は、前記明るさ差分画像と、前記投写領域情報とに基づき、前記投写対象領域情報を生成し、
前記画像歪み補正手段は、前記投写対象領域情報と、前記投写領域情報とに基づき、前記投写画像の歪みを補正してもよい。
これによれば、画像処理システム等は、例えば、投写対象領域と投写領域の形状の相違から投写画像の歪みを判別することにより、投写画像の歪みを補正することができる。
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラム、前記情報記憶媒体および前記画像処理方法において、前記投写手段は、前記投写画像の投写前に前記所定領域に相当する領域が前記投写対象領域に投写されているかユーザーに確認させるための位置確認画像を投写してもよい。
これによれば、画像処理システム等は、位置確認画像を用いて中央領域に相当する領域が投写対象領域に入っているかユーザーに確認させることにより、中央領域がセンシング情報に確実に含まれる状態でセンシングすることができる。これにより、画像処理システム等は、適切なセンシング情報を用いて画像処理を実行することができる。
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラム、前記情報記憶媒体および前記画像処理方法において、前記画像歪み補正手段は、前記画像歪みセンシング情報に基づき、明るさ指標値(例えば、輝度値、照度値等)のピーク位置を検出し、当該ピーク位置に基づき、投写画像の歪みを補正してもよい。
以下、本発明を、画像処理システムを有するプロジェクタに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(第1の実施例)
図1は、第1の実施例における画像投写状況を示す概略図である。
プロジェクタ20は、投写対象領域を有するスクリーン10へ向け画像を投写する。これにより、スクリーン10には、投写画像12が表示される。
なお、本実施例では、図1に示すように、スクリーン10の一部が外光80による影響(環境影響)を受ける状態となっている。また、プロジェクタ20がスクリーン10に対して斜めの位置から投写しているため、投写画像12は歪んだ状態となっており、いわゆる台形歪みが発生している。さらに、図1に示すように、投写画像12の一部はスクリーン10からはみ出した状態となっている。
本実施例では、プロジェクタ20に投写画像12の歪みを補正するための画像歪みセンサー60と、環境影響を軽減するための環境影響センサー62を設けている。画像歪みセンサー60は、スクリーン10に投写された投写画像12を含む(投写画像12の一部でもよい。)画像歪みセンシング領域14をセンシングして画像歪みセンシング情報を生成する。また、環境影響センサー62は、投写画像12の中央付近の環境影響センシング領域15(所定領域)をセンシングして環境影響センシング情報を生成する。
プロジェクタ20は、画像歪みセンシング情報および環境影響センシング情報に基づく画像処理を実行することにより、投写画像12の歪み補正と環境影響軽減処理をほぼ同時に実行する。
次に、このような機能を実装するためのプロジェクタ20の機能ブロックについて説明する。
図2は、第1の実施例におけるプロジェクタ20の機能ブロック図である。
プロジェクタ20は、スクリーン10に投写画像12が投写された状態で画像歪みセンシング領域14をセンシングすることによって画像歪みセンシング情報を生成する画像歪みセンシング部180と、スクリーン10に投写画像12が投写された状態で環境影響センシング領域15をセンシングすることによって環境影響センシング情報を生成する環境影響センシング部182と、各センシング情報を記憶する記憶部160と、各センシング情報に基づいて画像処理を実行する処理部100と、処理部100からの画像情報に基づいて画像を投写する投写部190とを含んで構成されている。なお、画像歪みセンシング部180は、画像歪みセンサー60を含み、環境影響センシング部182は、環境影響センサー62を含む。
また、処理部100は、画像歪みセンシング部180のセンシング画像におけるスクリーン10の位置に関する情報を示す投写対象領域情報を生成する投写対象領域情報生成部101と、センシング画像における投写画像12の位置に関する情報を示す投写領域情報を生成する投写領域情報生成部102と、投写画像12の歪みを補正するとともに当該補正の度合いを示す補正情報を生成する画像歪み補正部103と、センシング画像における投写画像12の歪み補正後の表示領域を示す表示領域情報を生成する表示領域情報生成部104と、理想環境と実際の使用環境の相違によって生じる環境影響を軽減する処理を実行する環境影響軽減部105とを含んで構成されている。
また、処理部100は、PC等からの画像情報(デジタルRGB信号等)を入力して環境影響軽減部105に出力するとともに画像歪み補正部103を有する画像情報入力部110と、環境影響軽減部105からの画像情報を入力して投写部190に出力する画像情報出力部140と、キャリブレーション用の投写画像12を投写するためのキャリブレーション情報を生成するキャリブレーション情報生成部150と、記憶部160に記憶された各センシング情報に基づいて差分画像を生成する差分画像生成部106とを含んで構成されている。
また、プロジェクタ20は、投写画像12の大きさを調整するためのズーム機能を有している。このため、投写部190は、空間光変調器192、レンズ196に加え、投写画像12の大きさを調整するためのズーム部194を有している。また、処理部100は、ズーム部194を制御するとともに当該調整の度合いを示す調整情報を生成する制御部107を有している。
また、環境影響軽減部105は、制御部107からの調整情報に基づき、調整による投写画像12の明るさの変化を判別し、当該明るさの変化に応じて各環境影響センシング情報に含まれる表示領域内の情報を補正することによって補正センシング情報を生成するセンシング情報補正部130と、補正センシング情報に基づき、投写画像12の色および明るさが理想的な状態となるように画像情報を補正する画像情報補正部120とを含んで構成されている。
また、画像情報補正部120は、理想的な色を示す理想的色情報および補正センシング情報に基づき、理想的な色で投写画像12が投写されるように画像情報を補正する色補正部122と、理想的な明るさを示す理想的明るさ情報および補正センシング情報に基づき、理想的な明るさで投写画像12が投写されるように色補正部122によって補正された画像情報を補正する明るさ補正部124を含む。なお、明るさ補正部124の明るさ補正には環境影響を受ける状態において理想的な階調で投写画像12が投写されるように画像情報を補正する階調補正が含まれる。
また、上述したプロジェクタ20の各部の機能を実装するためのハードウェアとしては、例えば、以下のものを適用できる。
図3は、第1の実施例におけるプロジェクタ20のハードウェアブロック図である。
例えば、画像情報入力部110としては、例えば、A/Dコンバーター930、画像処理回路970等、記憶部160としては、例えば、RAM950等、投写対象領域情報生成部101、投写領域情報生成部102、差分画像生成部106としては、例えば、画像処理回路970等、画像歪み補正部103、表示領域情報生成部104、制御部107、センシング情報補正部130としては、例えばCPU910等、キャリブレーション情報生成部150としては、例えば、画像処理回路970、RAM950等、画像情報出力部140としては、例えば、D/Aコンバーター940等、空間光変調器192としては、例えば、液晶パネル920等、色補正部122としては、理想的色情報を記憶するROM960、色補正用の3次元ルックアップテーブル(3D−LUT)を記憶するRAM950、3D−LUTを補正する画像処理回路970等、明るさ補正部124としては、理想的明るさ情報を記憶するROM960、明るさ補正用の1次元ルックアップテーブル(1D−LUT)を記憶するRAM950、1D−LUTを補正する画像処理回路970等を用いて実装できる。
また、画像歪みセンシング部180としては、例えば、CCDカメラ、CMOSカメラ等のエリアセンサー、ラインセンサー、位相差センサー等を用いて実装できる。画像歪みセンシング部180は、画像歪みセンシング情報としてとして、例えば、センシング画像における画素ごとの画像信号値(例えば、RGB値、XYZ値、輝度値、照度値等)を出力する。
また、環境影響センシング部182としては、例えば、カラーフィルターを有するシリコンフォトダイオード、RGBセンサー等と、センシング範囲を環境影響センシング領域15の範囲内に収める遮光筒光学系等を用いて実装できる。環境影響センシング部182は、環境影響センシング情報として、例えば、R、G、Bそれぞれのカラーフィルターを介してR、G、Bそれぞれの明るさ指標値(例えば、電圧値、輝度値、照度値等)を出力する。
なお、これらの各部はシステムバス980を介して相互に情報をやりとりすることが可能である。
また、これらの各部は回路のようにハードウェア的に実装してもよいし、ドライバのようにソフトウェア的に実装してもよい。
さらに、画像歪み補正部103等としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記憶した情報記憶媒体900からプログラムを読み取って画像歪み補正部103等の機能をコンピュータに実装してもよい。
このような情報記憶媒体900としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ROM、RAM、HDD等を適用でき、そのプログラムの読み取り方式は接触方式であっても、非接触方式であってもよい。
また、情報記憶媒体900に代えて、上述した各機能を実装するためのプログラム等を、伝送路を介してホスト装置等からダウンロードすることによって上述した各機能を実装することも可能である。
以下、これらの各部を用いた画像処理について説明する。
図4は、第1の実施例における前処理から投写対象領域情報生成までの画像処理の流れを示すフローチャートである。
まず、プロジェクタ20は、前処理を実行する(ステップS1)。具体的には例えば、ユーザーがプロジェクタ20を起動した場合、制御部107は、ズーム部194をズーム状態が初期状態になるように制御する。そして、キャリブレーション情報生成部150は、位置確認画像用のキャリブレーション情報を生成し、投写部190は、環境影響軽減部105、画像情報出力部140を介して入力された当該キャリブレーション情報に基づき、位置確認画像を投写する。なお、位置確認画像としては、例えば、画像全体を9等分した場合の中央の領域を有する画像、後述するチェッカーパターン画像等が該当する。プロジェクタ20は、位置確認画像の中央の領域がスクリーン10に投写されているかユーザーに確認させ、投写されていない場合はプロジェクタ20の位置等をユーザーに調整させることにより、中央の領域がスクリーン10に確実に投写される状態とすることができる。
前処理終了後、ユーザーがプロジェクタ20の補正ボタンを押下した場合、プロジェクタ20は投写画像12の歪み補正処理と環境影響軽減処理を実行する。
まず、キャリブレーション情報生成部150は、画像全体が緑色の単色画像(G画像)を投写するためのキャリブレーション情報を生成する。投写部190は、当該キャリブレーション情報に基づき、G画像を投写する。
画像歪みセンシング部180は、G画像がスクリーン10に投写された状態の画像歪みセンシング領域14を自動露出でセンシングし、第1の画像歪みセンシング情報を生成する(ステップS2)。記憶部160は、第1の画像歪みセンシング情報を記憶する。
また、環境影響センシング部182は、G画像がスクリーン10に投写された状態の環境影響センシング領域15をセンシングし、第1の環境影響センシング情報を生成する(ステップS3)。記憶部160は、第1の環境影響センシング情報を記憶する。
次に、キャリブレーション情報生成部150は、画像全体が緑色と黒色のチェッカーパターンで構成される複数色画像(チェッカーパターン画像)を投写するためのキャリブレーション情報を生成する。
図5は、第1の実施例におけるチェッカーパターン画像16を示す図である。
チェッカーパターン画像16は、画像全体を9等分した9つの領域のうち、中央画像と4隅の4つの周辺画像が黒色であり、それ以外の4つの背景画像が緑色である。
投写部190は、チェッカーパターン画像16用のキャリブレーション情報に基づき、チェッカーパターン画像16を投写する。
画像歪みセンシング部180は、チェッカーパターン画像16が投写されたスクリーン10上の画像歪みセンシング領域14を、G画像センシング時の露出でセンシングし、第2の画像歪みセンシング情報を生成する(ステップS4)。記憶部160は、第2の画像歪みセンシング情報を記憶する。
次に、キャリブレーション情報生成部150は、画像全体が赤色の単色画像(R画像)を投写するためのキャリブレーション情報を生成する。投写部190は、当該キャリブレーション情報に基づき、R画像を投写する。
環境影響センシング部182は、R画像がスクリーン10に投写された状態の環境影響センシング領域15をセンシングし、第2の環境影響センシング情報を生成する(ステップS5)。記憶部160は、第2の環境影響センシング情報を記憶する。
次に、キャリブレーション情報生成部150は、画像全体が青色の単色画像(B画像)を投写するためのキャリブレーション情報を生成する。投写部190は、当該キャリブレーション情報に基づき、B画像を投写する。
環境影響センシング部182は、B画像がスクリーン10に投写された状態の環境影響センシング領域15をセンシングし、第3の環境影響センシング情報を生成する(ステップS6)。記憶部160は、第3の環境影響センシング情報を記憶する。
次に、キャリブレーション情報生成部150は、画像全体が黒色の単色画像(K画像)を投写するためのキャリブレーション情報を生成する。投写部190は、当該キャリブレーション情報に基づき、K画像を投写する。
画像歪みセンシング部180は、K画像がスクリーン10に投写された状態の画像歪みセンシング領域14を、G画像センシング時の露出でセンシングし、第3の画像歪みセンシング情報を生成する(ステップS7)。記憶部160は、第3の画像歪みセンシング情報を記憶する。
また、環境影響センシング部182は、K画像がスクリーン10に投写された状態の環境影響センシング領域15をセンシングし、第4の環境影響センシング情報を生成する(ステップS8)。記憶部160は、第4の環境影響センシング情報を記憶する。
差分画像生成部106は、第1の画像歪みセンシング情報で表されるG画像のセンシング画像と、第3の画像歪みセンシング情報で表されるK画像のセンシング画像との差分画像(GK差分画像)を生成する(ステップS9)。記憶部160は、GK差分画像の情報を記憶する。
また、差分画像生成部106は、第1の画像歪みセンシング情報で表されるG画像のセンシング画像と、第2の画像歪みセンシング情報で表されるチェッカーパターン画像16のセンシング画像との差分画像(チェッカー差分画像)を生成する(ステップS10)。記憶部160は、チェッカー差分画像の情報を記憶する。
投写領域情報生成部102は、チェッカー差分画像の情報に基づき、画像歪みセンシング部180のセンシング画像における中央画像の領域(中央領域)の位置に関する中央領域情報と、センシング画像における周辺画像の領域(周辺領域)の位置に関する周辺領域情報を生成するとともに、中央領域情報および周辺領域情報に基づき、センシング画像における投写画像12(投写領域)の位置に関する投写領域情報を生成する(ステップS11)。
具体的には例えば、投写領域情報生成部102は、チェッカー差分画像の各画素の値(差分値)が変化する点を判別することにより、中央領域の複数の中央基準位置と、チェッカー差分画像に含まれる周辺領域の周辺基準位置を検出する。そして、投写領域情報生成部102は、これらの基準位置に基づいて中央領域の4隅の位置を決定し、当該位置に基づいて投写領域の4隅の位置を決定する。なお、投写領域情報としては、例えば、センシング画像における投写領域の4隅の位置を示す情報等が該当する。
また、投写対象領域情報生成部101は、GK差分画像の情報と、投写領域情報に基づき、センシング画像におけるスクリーン10の位置に関する投写対象領域情報を生成する(ステップS12)。
具体的には例えば、投写対象領域情報生成部101は、投写領域情報に基づく中央領域の4隅の位置から外側に向かってGK差分画像内のエッジ検出を行って境界線を決定することにより投写対象領域情報を生成する。なお、投写対象領域情報としては、例えば、センシング画像におけるスクリーン10の4隅の位置を示す情報等が該当する。
図6は、第1の実施例における補正情報生成から画像投写までの画像処理の流れを示すフローチャートである。
画像歪み補正部103は、投写領域情報と、投写対象領域情報に基づき、投写画像12の歪みを補正する度合いを示す補正情報を生成する(ステップS13)。
より具体的には、画像歪み補正部103は、投写領域情報と、投写対象領域情報に基づき、各領域の形状の相違を判別し、当該相違に応じて投写画像12の歪みが補正され、投写画像12が所望のアスペクト比(縦横比)になるように補正情報を生成する。
なお、投写対象領域情報生成部101、投写領域情報生成部102、画像歪み補正部103のより具体的な処理手順は、例えば、特願2004−156273号に記載された手法を採用可能であるため、本実施例では説明を省略する。
また、表示領域情報生成部104は、補正情報と、投写領域情報に基づき、センシング画像における歪みが補正された投写画像12の表示領域を示す表示領域情報を生成する(ステップS14)。
制御部107は、表示領域情報に基づき、歪み補正後の最適なズーム状態を判別し、最適ズーム状態となるようにズーム部194を制御する(ステップS15)。
センシング情報補正部130は、制御部107からの初期ズーム状態を示す情報および最適ズーム状態を示す情報、第1〜第4の環境影響センシング情報に基づき、最適ズーム状態における表示領域におけるRGB値の種別ごとの平均値を示す補正センシング情報を生成する(ステップS16)。
また、色補正部122は、理想的な色を示す理想的色情報と、補正センシング情報に基づき、理想的な色で投写画像12が投写されるように3D−LUTを生成する(ステップS17)。
また、明るさ補正部124は、R画像の補正センシング情報、G画像の補正センシング情報およびB画像の補正センシング情報の和を演算することにより、白色画像(W画像)の補正センシング情報を生成する(ステップS18)。より具体的には例えば、明るさ補正部124は、R画像の補正センシング情報、G画像の補正センシング情報およびB画像の補正センシング情報の和からK画像の補正センシング情報を2回減算した値をW画像の補正センシング情報として生成する。なお、K画像の補正センシング情報を2回減算するのは、3つの値を加算することによって3重になった外光成分から2つ分の外光成分を除去するためである。
そして、明るさ補正部124は、センシング情報補正部130からの補正センシング情報と、W画像の補正センシング情報と、理想的な明るさを示す理想的明るさ情報に基づき、理想的な明るさで投写画像12が投写されるように1D−LUTを生成する(ステップS19)。
プロジェクタ20は、以上の手順により画像情報の補正準備が完了した状態となる。
そして、PCから画像情報が入力された場合、画像歪み補正部103は、投写画像12の歪みを補正するため、補正情報に基づいて画像情報を補正する(ステップS20)。
また、色補正部122は、投写画像12の色を補正するため、画像歪み補正部103によって補正された画像情報を、3D−LUTを用いて補正する(ステップS21)。
また、明るさ補正部124は、投写画像12の明るさを補正するため、色補正部122によって補正された画像情報を、1D−LUTを用いて補正する(ステップS22)。
画像情報出力部140は、画像歪み補正処理と環境影響軽減処理が行われた画像情報を投写部190に出力する。投写部190は、当該画像情報に基づき、画像を投写する(ステップS23)。
以上のように、本実施例によれば、プロジェクタ20は、歪み補正後の表示領域内のセンシング情報を用いて環境影響軽減処理を実行することにより、投写画像12の歪み補正処理を行う場合の環境影響軽減処理をより適切に実行することができる。
また、プロジェクタ20は、ズーム部194による大きさ調整後の表示領域内のセンシング情報を用いて環境影響軽減処理を実行することにより、投写画像12の大きさを調整する場合の環境影響軽減処理をより適切に実行することができる。
また、本実施例によれば、プロジェクタ20は、画像歪み補正用のキャリブレーション画像と、色や明るさを補正するためのキャリブレーション画像を共通化して5種類のキャリブレーション画像を投写、センシングすることにより、画像処理を効率よく実行できる。すなわち、本実施例によれば、プロジェクタ20は、画像歪み補正と、外光80やスクリーン10の色の影響を考慮した色と明るさの補正をほぼ同時に行うことができる。これにより、プロジェクタ20は、キャリブレーション処理に必要となる時間を減らし、ユーザーに高い満足感を与えることができる。
また、本実施例によれば、プロジェクタ20は、位置確認画像を用いて中央画像に相当する領域がスクリーン10に入っているかユーザーに確認させることにより、チェッカーパターン画像16の中央画像が確実に環境影響センシング情報に含まれる状態でセンシングすることができる。これにより、プロジェクタ20は、適切なセンシング情報を用いて画像処理を実行することができる。
また、本実施例によれば、プロジェクタ20は、一旦自動露出設定で最も輝度値の高いG画像をセンシングすることにより、適用環境に適合した露出で第1の画像歪みセンシング情報を生成することができる。また、プロジェクタ20は、G画像のセンシング時の露出で第2および第3の画像歪みセンシング情報を生成することにより、差分画像の生成に適した露出で第2および第3の画像歪みセンシング情報を生成することができる。
また、本実施例によれば、画像歪みセンシング部180と、環境影響センシング部182を設けることにより、目的に応じた必要最低限の機能を有するセンサーを用いることができる。
また、本実施例によれば、プロジェクタ20は、環境影響センシング部182のセンシング範囲を環境影響センシング領域15に収める光学系を用いることにより、画像歪み補正後の表示領域内の環境影響センシング情報を常に用いることができるため、画像歪み補正処理を実行する場合であっても適切に環境影響軽減処理を実行することができる。
(第2の実施例)
また、画像歪みセンシング部180として、例えば、ラインセンサーや位相差センサー等を用いた場合、あるいは、画像歪み補正部103が、例えば、画像歪みセンシング情報に含まれる明るさ指標値(例えば、輝度値、照度値等)のピーク位置を検出し、当該ピーク位置に基づき、投写画像12の歪みを補正する手法を採用した場合、プロジェクタ20は、投写対象領域情報および投写領域情報を不要とすることもできる。さらに、制御部107によりズーム部194を制御しない場合には、プロジェクタ20は、表示領域情報も不要とすることもできる。
次に、プロジェクタ20が、投写対象領域情報、投写領域情報および表示領域情報を用いないで環境影響軽減処理と画像歪み補正処理を実行する第2の実施例について説明する。
図7は、第2の実施例における補正情報生成から画像投写までの画像処理の流れを示すフローチャートである。
第2の実施例のプロジェクタ20は、図2に示す投写対象領域情報生成部101、投写領域情報生成部102、表示領域情報生成部104、差分画像生成部106、制御部107、センシング情報補正部130、ズーム部194を有していない。
また、第2の実施例では、環境影響センシング部182は、カラーフィルターを有するシリコンフォトダイオードと、環境影響センシング領域15として、常に画像歪み補正後の画像内に含まれる投写画像12の所定領域をセンシングするための遮光筒光学系を含んで構成されている。また、第2の実施例では、画像歪みセンシング部180として、例えば、ラインセンサー等を用いている。
画像歪み補正部103は、画像歪みセンシング情報に基づき、投写画像12の歪みを補正する度合いを示す補正情報を生成する(ステップS31)。
より具体的には、画像歪み補正部103は、上述したピーク位置に基づき、投写画像12の歪みを判別し、当該判別結果に応じて投写画像12の歪みが補正され、投写画像12が所望のアスペクト比(縦横比)になるように補正情報を生成する。
また、色補正部122は、理想的な色を示す理想的色情報と、第1〜第4の環境影響センシング情報に基づき、理想的な色で投写画像12が投写されるように3D−LUTを生成する(ステップS32)。
また、明るさ補正部124は、第1〜第3の環境影響センシング情報に基づき、白色画像(W画像)の環境影響センシング情報を生成する(ステップS33)。なお、具体的な手法はステップS18の手法と同様である。
そして、明るさ補正部124は、第1〜第4およびW画像の環境影響センシング情報と、理想的な明るさを示す理想的明るさ情報に基づき、理想的な明るさで投写画像12が投写されるように1D−LUTを生成する(ステップS34)。
ステップS20以降の処理は第1の実施例と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、プロジェクタ20は、投写対象領域情報、投写領域情報および表示領域情報を用いないで環境影響軽減処理と画像歪み補正処理を実行することも可能である。
また、第2の実施例によれば、プロジェクタ20は、投写対象領域情報が不要となるため、スクリーン10等の4隅を検出できない場合にも画像の歪みを補正することができる。
もちろん、第2の実施例においても、プロジェクタ20は、ズーム制御を行ってもよい。
この場合にも、環境影響センシング部182は、ズームの制御状態に関わらず、常に画像歪み補正後の画像内に含まれる投写画像12の所定領域をセンシングすることができるため、プロジェクタ20は、当該所定領域における環境影響を的確に把握でき、投写画像12の歪み補正処理を実行する場合の環境影響軽減処理をより適切に実行することができる。
(変形例)
以上、本発明を適用した好適な実施の形態について説明してきたが、本発明の適用は上述した実施例に限定されない。
例えば、上述した実施例では、プロジェクタ20は、緑色と黒色のチェッカーパターン画像16を用いたが、例えば、緑色以外の単色(赤色または青色)と黒色のチェッカーパターン画像を用いてもよい。また、チェッカーパターン画像16を構成する色のパターンを逆にしてもよい。
また、上述した実施例では、プロジェクタ20は、白色の単色画像を用いていないが、上述した単色画像に加えて白色の単色画像を用い、チェッカーパターン画像16に代えて白色と黒色のチェッカーパターン画像を用いてもよい。
これによれば、プロジェクタ20は、新たに白色の単色画像を投写してセンシングする処理が必要となるが、白色の補正センシング情報を生成する処理を不要とすることができる。
また、例えば、処理部100に外光影響除去手段を設け、外光影響除去手段が、K画像の画像歪みセンシング情報に所定値以上の輝度値を有する画素領域がある場合、GK差分画像における当該画素領域の輝度値を、GK差分画像における当該画素領域近傍の輝度値に置換し、置換後の情報をK画像の画像歪みセンシング情報として記憶部160に記憶してもよい。
これによれば、プロジェクタ20は、部分的な外光80の影響を除外し、適切な画像処理を実行することができる。
また、図4に示す前処理(ステップS1)は必須ではなく、プロジェクタ20は、起動直後にステップS2以降の処理を実行してもよい。
また、投写部190がズーム機能を有していない場合、画像情報補正部120は、補正センシング情報を用いる代わりに表示領域内の環境影響センシング情報を用いて3D−LUTおよび1D−LUTを生成してもよい。
また、上述した実施例では、プロジェクタ20は、K画像を投写してセンシングしたが、変形例として、非投写時のスクリーン10をセンシングして各センシング情報を生成してもよい。
また、投写画像12とスクリーン10の位置関係は図1に示す例に限定されない。例えば、投写画像12の外枠全部がスクリーン10の外枠より外側にあってもよいし、内側にあってもよい。
また、チェッカーパターン画像16は、上述した実施例に限定されない。例えば、中央領域や周辺領域の形状は矩形に限定されず、円形、三角形等であってもよい。
また、スクリーン10以外の黒板、白板等における投写対象領域に画像を投写する場合であっても本発明は有効である。
また、例えば、上述した実施例では、画像処理システムをプロジェクタ20に実装した例について説明したが、プロジェクタ20以外にもCRT(Cathode Ray Tube)等のプロジェクタ20以外の画像処理システムに実装してもよい。また、プロジェクタ20としては、液晶プロジェクタ以外にも、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)を用いたプロジェクタ等を用いてもよい。なお、DMDは米国テキサスインスツルメンツ社の商標である。
また、上述したプロジェクタ20の機能は、例えば、プロジェクタ単体で実装してもよいし、複数の処理装置で分散して(例えば、プロジェクタとPCとで分散処理)実装してもよい。
さらに、上述した実施例では、画像歪み画像歪みセンサー60および環境影響センサー62をプロジェクタ20に内蔵した構成であったが、画像歪み画像歪みセンサー60および環境影響センサー62を、プロジェクタ20とは別の独立した装置として構成してもよい。
第1の実施例における画像投写状況を示す概略図である。 第1の実施例におけるプロジェクタの機能ブロック図である。 第1の実施例におけるプロジェクタのハードウェアブロック図である。 第1の実施例における前処理から投写対象領域情報生成までの画像処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施例におけるチェッカーパターン画像を示す図である。 第1の実施例における補正情報生成から画像投写までの画像処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施例における補正情報生成から画像投写までの画像処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
20 プロジェクタ(画像処理システム)、60 画像歪みセンサー、62 環境影響センサー、80 外光、100 処理部、101 投写対象領域情報生成部、102 投写領域情報生成部、103 画像歪み補正部、104 表示領域情報生成部、105 環境影響軽減部、106 差分画像生成部、107 制御部、120 画像情報補正部、122 色補正部、124 明るさ補正部、130 センシング情報補正部、180 画像歪みセンシング部、182 環境影響センシング部、190 投写部、900 情報記憶媒体

Claims (13)

  1. 投写対象領域に投写された投写画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによって画像歪みセンシング情報を生成する画像歪みセンシング手段と、
    前記投写画像の所定領域をセンシングすることによって前記所定領域における明るさ指標値を示す環境影響センシング情報を生成する環境影響センシング手段と、
    前記投写画像の歪みを補正する画像歪み補正手段と、
    理想環境と実際の使用環境の相違によって生じる環境影響を軽減する処理を実行する環境影響軽減手段と、
    前記投写画像として、赤色の単色画像と、緑色の単色画像と、青色の単色画像と、黒色の単色画像とを異なる時点において投写する投写手段と、
    を含み、
    前記環境影響センシング手段は、前記所定領域として、常に画像歪み補正後の画像内に含まれる前記投写画像の領域をセンシングすることにより、前記赤色の単色画像、前記緑色の単色画像、前記青色の単色画像および前記黒色の単色画像のそれぞれの前記環境影響センシング情報を生成し、
    前記環境影響軽減手段は、各環境影響センシング情報に基づき、前記環境影響を軽減する処理を実行することを特徴とする画像処理システム。
  2. 投写対象領域に投写された投写画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによって画像歪みセンシング情報を生成する画像歪みセンシング手段と、
    前記投写画像の中央付近の所定領域をセンシングすることによって前記所定領域における明るさ指標値を示す環境影響センシング情報を生成する環境影響センシング手段と、
    前記画像歪みセンシング情報に基づき、前記画像歪みセンシング手段のセンシング画像における前記投写画像の位置に関する情報を示す投写領域情報を生成する投写領域情報生成手段と、
    前記投写画像の歪みを補正するとともに当該補正の度合いを示す補正情報を生成する画像歪み補正手段と、
    前記投写領域情報と、前記補正情報とに基づき、前記センシング画像における前記投写画像の歪み補正後の表示領域を示す表示領域情報を生成する表示領域情報生成手段と、
    理想環境と実際の使用環境の相違によって生じる環境影響を軽減する処理を実行する環境影響軽減手段と、
    前記投写画像として、赤色の単色画像と、緑色の単色画像と、青色の単色画像と、黒色の単色画像と、赤色、緑色、青色のいずれかの単色と黒色とを含む複数色画像とを異なる時点において投写する投写手段と、
    所定の差分画像を生成する差分画像生成手段と、
    を含み、
    前記複数色画像は、当該複数色画像の中央付近に位置する中央画像と、当該中央画像の周辺に位置する周辺画像と、前記中央画像および前記周辺画像以外の背景画像とから構成され、
    前記中央画像および前記周辺画像が黒色で前記背景画像が黒色以外の単色であり、あるいは、前記中央画像および前記周辺画像が黒色以外の単色で前記背景画像が黒色であって、
    前記画像歪みセンシング手段は、前記複数色画像および赤色、緑色、青色、黒色のいずれかの単色画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによってそれぞれの前記画像歪みセンシング情報を生成し、
    前記環境影響センシング手段は、前記赤色の単色画像、前記緑色の単色画像、前記青色の単色画像および前記黒色の単色画像の前記所定領域をセンシングすることによってそれぞれの前記環境影響センシング情報を生成し、
    前記差分画像生成手段は、前記複数色画像の画像歪みセンシング情報と、前記いずれかの単色画像の画像歪みセンシング情報とに基づくパターン差分画像を生成し、
    前記投写領域情報生成手段は、前記パターン差分画像に基づき、前記センシング画像における前記中央画像の位置に関する中央領域情報と、前記センシング画像における前記周辺画像の位置に関する周辺領域情報とを生成するとともに、前記中央領域情報および前記周辺領域情報に基づき、前記投写領域情報を生成し、
    前記環境影響軽減手段は、各環境影響センシング情報と、前記表示領域情報とに基づき、前記環境影響を軽減する処理を実行することを特徴とする画像処理システム。
  3. 請求項2において、
    前記表示領域情報に基づき、前記投写対象領域内の前記表示領域に相当する領域に最適な大きさで前記投写画像が投写されるように、前記投写画像の大きさを調整するズーム部を制御するとともに当該調整の度合いを示す調整情報を生成する制御手段を含み、
    前記環境影響軽減手段は、
    前記調整情報に基づき、前記調整による前記投写画像の明るさの変化を判別し、当該明るさの変化に応じて各環境影響センシング情報に含まれる前記表示領域内の情報を補正することによってそれぞれの補正センシング情報を生成するセンシング情報補正手段と、
    各補正センシング情報に基づき、前記投写画像の色および明るさが理想的な状態となるように画像情報を補正する画像情報補正手段と、
    を含むことを特徴とする画像処理システム。
  4. 請求項3において、
    前記画像情報補正手段は、
    理想的な色を示す理想的色情報と、前記補正センシング情報とに基づき、前記理想的な色で前記投写画像が投写されるように画像情報を補正する色補正手段と、
    理想的な明るさを示す理想的明るさ情報と、前記補正センシング情報とに基づき、前記理想的な明るさで前記投写画像が投写されるように前記色補正手段によって補正された画像情報を補正する明るさ補正手段と、
    を含むことを特徴とする画像処理システム。
  5. 請求項4において、
    前記明るさ補正手段は、赤色、緑色および青色の各単色画像の補正センシング情報に基づき、白色の単色画像の補正センシング情報を生成するとともに、当該白色の単色画像の補正センシング情報と、黒色の単色画像の補正センシング情報とに基づき、前記色補正手段によって補正された画像情報を補正することを特徴とする画像処理システム。
  6. 請求項1において、
    前記環境影響補正手段は、画像情報補正手段を含み、
    前記画像情報補正手段は、
    理想的な色を示す理想的色情報と、各環境影響センシング情報とに基づき、前記理想的な色で前記投写画像が投写されるように画像情報を補正する色補正手段と、
    理想的な明るさを示す理想的明るさ情報と、各環境影響センシング情報とに基づき、前記理想的な明るさで前記投写画像が投写されるように前記色補正手段によって補正された画像情報を補正する明るさ補正手段と、
    を含むことを特徴とする画像処理システム。
  7. 請求項6において、
    前記明るさ補正手段は、赤色、緑色および青色の各単色画像の環境影響センシング情報に基づき、白色の単色画像の環境影響センシング情報を生成するとともに、当該白色の単色画像の環境影響センシング情報と、黒色の単色画像の環境影響センシング情報とに基づき、前記色補正手段によって補正された画像情報を補正することを特徴とする画像処理システム。
  8. 請求項2〜5のいずれかにおいて、
    前記センシング画像における前記投写対象領域の位置に関する投写対象領域情報を生成する投写対象領域情報生成手段を含み、
    前記画像歪みセンシング手段は、前記黒色の単色画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによって黒色の単色画像の画像歪みセンシング情報を生成し、
    前記差分画像生成手段は、前記黒色の単色画像の画像歪みセンシング情報と、前記いずれかの単色の単色画像の画像歪みセンシング情報とに基づき、明るさ差分画像を生成し、
    前記投写対象領域情報生成手段は、前記明るさ差分画像と、前記投写領域情報とに基づき、前記投写対象領域情報を生成し、
    前記画像歪み補正手段は、前記投写対象領域情報と、前記投写領域情報とに基づき、前記投写画像の歪みを補正することを特徴とする画像処理システム。
  9. 請求項1〜8のいずれかにおいて、
    前記投写手段は、前記投写画像の投写前に前記所定領域に相当する領域が前記投写対象領域に投写されているかユーザーに確認させるための位置確認画像を投写することを特徴とする画像処理システム。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の画像処理システムを有することを特徴とするプロジェクタ。
  11. 画像歪みセンシング手段と、環境影響センシング手段と、投写手段とを有するコンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記画像歪みセンシング手段に、投写対象領域に投写された投写画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングさせることによって画像歪みセンシング情報を生成させる手段と、
    前記環境影響センシング手段に、前記投写画像の中央付近の所定領域をセンシングさせることによって環境影響センシング情報を生成させる手段と、
    前記画像歪みセンシング情報に基づき、前記画像歪みセンシング手段のセンシング画像における前記投写画像の位置に関する情報を示す投写領域情報を生成する投写領域情報生成手段と、
    前記投写画像の歪みを補正するとともに当該補正の度合いを示す補正情報を生成する画像歪み補正手段と、
    前記投写領域情報と、前記補正情報とに基づき、前記センシング画像における前記投写画像の歪み補正後の表示領域を示す表示領域情報を生成する表示領域情報生成手段と、
    理想環境と実際の使用環境の相違によって生じる環境影響を軽減する処理を実行する環境影響軽減手段と、
    前記投写手段に、前記投写画像として、赤色の単色画像と、緑色の単色画像と、青色の単色画像と、黒色の単色画像と、赤色、緑色、青色のいずれかの単色と黒色とを含む複数色画像とを異なる時点において投写させる手段と、
    所定の差分画像を生成する差分画像生成手段として機能させ、
    前記複数色画像は、当該複数色画像の中央付近に位置する中央画像と、当該中央画像の周辺に位置する周辺画像と、前記中央画像および前記周辺画像以外の背景画像とから構成され、
    前記中央画像および前記周辺画像が黒色で前記背景画像が黒色以外の単色であり、あるいは、前記中央画像および前記周辺画像が黒色以外の単色で前記背景画像が黒色であって、
    前記画像歪みセンシング手段は、前記複数色画像および赤色、緑色、青色、黒色のいずれかの単色画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによってそれぞれの前記画像歪みセンシング情報を生成し、
    前記環境影響センシング手段は、前記赤色の単色画像、前記緑色の単色画像、前記青色の単色画像および前記黒色の単色画像の前記所定領域をセンシングすることによってそれぞれの前記環境影響センシング情報を生成し、
    前記差分画像生成手段は、前記複数色画像の画像歪みセンシング情報と、前記いずれかの単色画像の画像歪みセンシング情報とに基づくパターン差分画像を生成し、
    前記投写領域情報生成手段は、前記パターン差分画像に基づき、前記センシング画像における前記中央画像の位置に関する中央領域情報と、前記センシング画像における前記周辺画像の位置に関する周辺領域情報とを生成するとともに、前記中央領域情報および前記周辺領域情報に基づき、前記投写領域情報を生成し、
    前記環境影響軽減手段は、各環境影響センシング情報と、前記表示領域情報とに基づき、前記環境影響を軽減する処理を実行することを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする情報記憶媒体。
  13. 画像歪みセンシング手段と、環境影響センシング手段と、処理手段と、投写手段とを有するコンピュータによる画像処理方法であって、
    前記投写手段は、赤色の単色画像と、緑色の単色画像と、青色の単色画像と、黒色の単色画像と、赤色、緑色、青色のいずれかの単色と黒色とを含む画像であって、かつ、当該画像の中央付近に位置する中央画像と、当該中央画像の周辺に位置する周辺画像と、前記中央画像および前記周辺画像以外の背景画像とから構成される画像である複数色画像とを異なる時点において投写し、
    前記画像歪みセンシング手段は、
    投写対象領域に投写された赤色、緑色、青色、黒色のいずれかの単色画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによって第1の画像歪みセンシング情報を生成し、
    前記投写対象領域に投写された前記複数色画像の少なくとも一部を含む領域をセンシングすることによって第2の画像歪みセンシング情報を生成し
    前記環境影響センシング手段は、
    前記投写対象領域に投写された緑色の単色画像の前記中央付近の所定領域をセンシングすることによって第1の環境影響センシング情報を生成し、
    前記投写対象領域に投写された赤色の単色画像の前記所定領域をセンシングすることによって第2の環境影響センシング情報を生成し、
    前記投写対象領域に投写された青色の単色画像の前記所定領域をセンシングすることによって第3の環境影響センシング情報を生成し、
    前記投写対象領域に投写された黒色の単色画像の前記所定領域をセンシングすることによって第4の環境影響センシング情報を生成し、
    前記処理手段は、
    前記第1および第2の画像歪みセンシング情報に基づくパターン差分画像を生成し、
    前記パターン差分画像に基づき、前記画像歪みセンシング手段のセンシング画像における前記中央画像の位置に関する中央領域情報と、前記センシング画像における前記周辺画像の位置に関する周辺領域情報とを生成し、
    前記中央領域情報および前記周辺領域情報に基づき、前記センシング画像における前記投写画像の位置に関する情報を示す投写領域情報を生成し、
    前記投写領域情報に基づき、前記投写画像の歪みを補正する度合いを示す補正情報を生成し、
    前記投写領域情報と、前記補正情報とに基づき、前記センシング画像における前記投写画像の歪み補正後の表示領域を示す表示領域情報を生成し、
    前記補正情報に基づき、画像の歪みが補正されるように画像情報を補正し、
    前記第1〜第4の環境影響センシング情報と、前記表示領域情報とに基づき、理想環境と実際の使用環境の相違によって生じる環境影響が軽減されるように、前記画像情報を補正することを特徴とする画像処理方法。
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