JP4525745B2 - プロジェクタ、プロジェクションシステム及びプロジェクタにおける画素値生成方法 - Google Patents

プロジェクタ、プロジェクションシステム及びプロジェクタにおける画素値生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、プロジェクタ、プロジェクションシステム及びプロジェクタにおける画素値生成方法に関する。
従来、2つのプロジェクタを用いて同一画像を1つのスクリーン(投写面)にスタック投写する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような方法によれば、スタック投写された画像光は輝度がほぼ2倍となり、高輝度の投写画像を実現することが可能となる。また、2つのプロジェクタからの画像光を半画素分ずらすようにして投写することにより、高精細な投写画像を実現することが可能となる。
しかしながら、上記のようにスタック投写する場合、2つのプロジェクタからの画像光をスクリーン上で正しく重畳させることは容易ではない。2つのプロジェクタからの画像光が正しく重畳されないと、投写画像の画像品質が低下する。
このような問題を解決することが可能な従来のプロジェクタとして、照明手段からの光を第1偏光成分を有する光と第2偏光成分を有する光とに分離して2つの画像形成手段に向けて射出する偏光分離光学系と、2つの画像形成手段からの画像光を合成する偏光合成光学系とを備えるプロジェクタが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
従来のプロジェクタによれば、照明手段からの光を第1偏光成分を有する光と第2偏光成分を有する光とに分離して、各画像形成手段で画像光を形成した後、2つの画像光を偏光合成光学系で合成して当該合成光を1つの投写光学系でスクリーンに投写することとしているため、2つの画像形成手段を出荷前に正しく位置合わせしておけば、2つの画像形成手段からの画像光をスクリーン上で正しく重畳させることが可能となる。その結果、投写画像の画像品質の低下を抑制することが可能となる。
特開平5−107639号公報 特開平1−126678号公報
しかしながら、近年、極めて高精細な超高画素プロジェクタ(例えば、2K×4K(2000画素×4000画素)、4K×8K(4000画素×8000画素)の超高画素のプロジェクタ)が要望されており、このような超高画素プロジェクタを実現しようとすると、各光学要素における若干の精度不足(光変調素子(例えば、液晶パネル。)や周辺光学要素(例えば、偏光板、視野角補償板など。)における若干の面内不均一性、投写光学系における若干の光学歪や色収差、投写光学系に対する光変調素子の位置・姿勢に関する若干の精度不足など。)に起因して、画像形成手段から射出される光が投写面に正しく投写されない場合(例えば、どのように位置調整しても2つの画像形成手段からの画像光が投写面上で完全には重畳しない場合、投写面上で特定領域の画素のみが位置ずれを起こす場合など。)があるという問題があることが判明した。このような問題があると、プロジェクタの画像品質が低下する。なお、このような問題は超高画素のプロジェクタのみならず通常の高画素のプロジェクタ(例えば、1080画素×1920画素、720画素×1280画素などのプロジェクタ。)においても生じ得る問題である。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、高画素のプロジェクタにおいても画像品質の低下を抑制することが可能なプロジェクタを提供することを目的とする。また、高画素のプロジェクタを用いた場合においても画像品質の低下を抑制することが可能なプロジェクションシステムを提供することを目的とする。さらにまた、そのようなプロジェクタを実現するための、プロジェクタにおける画素値生成方法を提供することを目的とする。
本発明のプロジェクタは、照明手段と、前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第1光学ユニットを有し、前記第1光学ユニットを用いて第1画像光を射出する第1画像形成手段と、前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第2光学ユニットを有し、前記第2光学ユニットを用いて第2画像光を射出する第2画像形成手段と、前記第1画像形成手段から射出される第1画像光と、前記第2画像形成手段から射出される第2画像光とを合成する偏光合成光学系と、前記偏光合成光学系で合成された画像光を投写する投写光学系と、投写面における前記光変調素子の投写位置を光学的に調整する投写位置調整手段と、前記投写位置調整手段で投写位置が調整された前記光変調素子が有する各画素からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段とを備えることを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクタによれば、投写面における光変調素子の投写位置を光学的に調整するための投写位置調整手段を備えるため、第1画像形成手段からの第1画像光と第2画像形成手段からの第2画像光とを投写面上でほぼ正しく重畳することが可能となる。さらには、投写位置調整手段で投写位置が調整された光変調素子が有する各画素からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段を備えるため、各光学要素における若干の精度不足が存在することに起因して各画素からの光の投写位置に位置ずれが発生したとしても、位置ずれを起こした各画素からの光の投写位置に応じて各画素毎に画素値を生成することが可能となる。その結果、本発明のプロジェクタは、高画素プロジェクタにおいても画像品質の低下を抑制することが可能なプロジェクタとなる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記画素値生成手段は、投写面において複数の仮想画素を含む仮想画面を定義したときに、前記光変調素子が有する各画素からの光が前記複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの割合で投写されるかに関する画素投写位置情報に基づいて、前記各画素における画素値を生成することが好ましい。
ところで、本発明のプロジェクタにおいては、各光変調素子における各画素からの光は、投写面における複数の仮想画素のうち1の仮想画素(の領域内)に丁度収まるように投写されるとは限られず、複数の仮想画素のうち2以上の仮想画素にわたって投写されることもあると考えられる。
しかしながら、上記のように構成することにより、そのような場合であっても、各光変調素子における各画素について適切な画素値を生成することが可能となる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記プロジェクタは、投写面において複数の仮想画素を含む仮想画面を定義したときに、前記光変調素子が有する各画素からの光が前記複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの割合で投写されるかに関する画素投写位置情報を生成する画素投写位置情報生成機能と、前記画素投写位置情報生成機能によって生成された画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成するパラメータ生成機能とを備えることが好ましい。
このように構成することにより、プロジェクタの上記機能によって画素値生成パラメータを生成した後は、画素値生成手段は、当該画素値生成パラメータを用いて各画素における画素値を生成することが可能となる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記画素投写位置情報に基づいて生成された画素値生成パラメータを記憶するパラメータ記憶部をさらに備え、前記画素値生成手段は、前記パラメータ記憶部が記憶する画素値生成パラメータを用いて、前記各画素における画素値を生成することが好ましい。
このように構成することにより、一旦、画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成した後は、画素値生成手段は、パラメータ記憶部が記憶する画素値生成パラメータを用いて、各画素における画素値を生成することが可能となる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記割合は、面積割合であることが好ましい。
このように構成することにより、各光変調素子における各画素について適切な画素値を生成することが可能となる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記割合は、光量割合であることが好ましい。
このように構成することによっても、各光変調素子における各画素について適切な画素値を生成することが可能となる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記第1画像形成手段における前記光変調素子及び前記第2画像形成手段における前記光変調素子のそれぞれについて、各画素からの光の投写位置を撮影する撮像素子をさらに備えることが好ましい。
このように構成することにより、画素値生成手段は、撮像素子による撮影結果に基づいて、各画素における画素値を生成することが可能となる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記第1画像形成手段は、前記照明手段からの光を3つの色光に分離する色分離光学系と、前記色分離光学系で分離された3つの色光をそれぞれ変調する前記光変調素子としての3つの光変調素子及び前記3つの光変調素子で変調される色光を合成する色合成光学系からなる前記第1光学ユニットとを有し、前記第2画像形成手段は、前記照明手段からの光を3つの色光に分離する色分離光学系と、前記色分離光学系で分離された3つの色光をそれぞれ変調する前記光変調素子としての3つの光変調素子及び前記3つの光変調素子で変調される色光を合成する色合成光学系からなる前記第2光学ユニットとを有することが好ましい。
このように構成することにより、第1画像形成手段及び第2画像形成手段がともに3板式の画像形成手段である場合にも、高画素プロジェクタにおいても画像品質の低下を抑制することが可能なプロジェクタとなる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記投写位置調整手段は、前記第1画像形成手段における前記3つの光変調素子及び前記第2画像形成手段における前記3つの光変調素子のそれぞれを独立して6軸で位置調整する位置調整装置であることが好ましい。
このように構成することにより、第1画像形成手段からの第1画像光と第2画像形成手段からの第2画像光とを投写面上でほぼ正しく重畳することが可能となる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記投写位置調整手段は、前記第1光学ユニット及び前記第2光学ユニットのそれぞれを独立して6軸で位置調整する位置調整装置であることが好ましい。
このように構成することによっても、第1画像形成手段からの第1画像光と第2画像形成手段からの第2画像光とを投写面上でほぼ正しく重畳することが可能となる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記投写位置調整手段は、前記第1光学ユニットと前記偏光合成光学系との間及び前記第2光学ユニットと前記偏光合成光学系との間のうち少なくともいずれかに配置される1又は2の光シフト素子であることが好ましい。
このように構成することによっても、第1画像形成手段からの第1画像光と第2画像形成手段からの第2画像光とを投写面上でほぼ正しく重畳することが可能となる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記照明手段からの光を第1偏光成分を含む光と第2偏光成分を含む光とに分離する偏光分離光学系、前記偏光分離光学系で分離された第1偏光成分を含む光を前記第1画像形成手段に導光する第1導光光学系及び前記偏光分離光学系で分離された第2偏光成分を含む光を前記第2画像形成手段に導光する第2導光光学系を有する偏光分離・導光光学系をさらに備えることが好ましい。
このように構成することにより、同一の照明手段からの光を用いて第1画像光と第2画像光とを生成することが可能となるため、光利用効率の高いプロジェクタとなる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記照明手段として、第1画像形成手段に向けて光を射出する第1照明手段及び第2画像形成手段に向けて光を射出する第2照明手段を備えることを備えることが好ましい。
このように構成することにより、第1照明手段からの光を用いて第1画像光を生成し、第2照明手段からの光を用いて第2画像光を生成することが可能となるため、より高輝度のプロジェクタとなる。
本発明のプロジェクションシステムは、照明手段と、前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第1光学ユニットを有し、前記第1光学ユニットを用いて第1画像光を射出する第1画像形成手段と、前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第2光学ユニットを有し、前記第2光学ユニットを用いて第2画像光を射出する第2画像形成手段と、前記第1画像形成手段から射出される第1画像光と、前記第2画像形成手段から射出される第2画像光とを合成する偏光合成光学系と、前記偏光合成光学系で合成された画像光を投写する投写光学系と、投写面における前記光変調素子の投写位置を光学的に調整する投写位置調整手段と、前記投写位置調整手段で投写位置が調整された前記光変調素子が有する各画素からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段とを備えるプロジェクタと、前記第1画像形成手段における前記光変調素子及び前記第2画像形成手段における前記光変調素子のそれぞれについて、各画素からの光の投写位置を撮影する撮像素子と、前記撮像素子による撮影結果に基づいて、投写面において複数の仮想画素を含む仮想画面を定義したときに、前記光変調素子が有する各画素からの光が前記複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの割合で投写されるかに関する画素投写位置情報を生成する画素投写位置情報生成機能と、前記画素投写位置情報生成機能によって生成された画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成するパラメータ生成機能とを備える電子計算機とを備え、前記画素値生成手段は、前記電子計算機によって生成された前記画素値生成パラメータを用いて、前記各画素における画素値を生成することを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクションシステムによれば、上記の投写位置調整手段及び画素値生成手段を備えるプロジェクタと、各光変調素子における各画素の投写位置を撮影する撮像素子と、撮像素子による撮影結果に基づいて画素投写位置情報を生成する画素投写位置情報生成機能及び当該画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成するパラメータ生成機能を備える電子計算機とを備えるため、プロジェクタ内に配置された各光学要素における若干の精度不足が存在することに起因して各画素からの光の投写位置に位置ずれが発生したとしても、位置ずれを起こした各画素からの光の投写位置に応じて各画素毎に画素値を生成することが可能となる。その結果、本発明のプロジェクションシステムは、高画素プロジェクタを用いた場合においても画像品質の低下を抑制することが可能なプロジェクションシステムとなる。
本発明のプロジェクションシステムにおいては、前記プロジェクタは、前記電子計算機によって生成された画素値生成パラメータを記憶するパラメータ記憶部をさらに備え、前記画素値生成手段は、前記パラメータ記憶部が記憶する画素値生成パラメータを用いて、前記各画素における画素値を生成することが好ましい。
このように構成することにより、一旦、画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成した後は、画素値生成手段は、パラメータ記憶部が記憶する画素値生成パラメータを用いて、各画素における画素値を生成することが可能となる。
本発明のプロジェクタにおける画素値生成方法は、照明手段と、前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第1光学ユニットを有し、前記第1光学ユニットを用いて変調された第1画像光を射出する第1画像形成手段と、前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第2光学ユニットを有し、前記第2光学ユニットを用いて変調された第2画像光を射出する第2画像形成手段と、前記第1画像形成手段から射出される第1画像光と、前記第2画像形成手段から射出される第2画像光とを合成する偏光合成光学系と、前記偏光合成光学系で合成された画像光を投写する投写光学系と、投写面における前記光変調素子の投写位置を光学的に調整する投写位置調整手段と、前記投写位置調整手段で投写位置が調整された前記光変調素子が有する各画素からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段とを備えるプロジェクタにおける画素値生成方法であって、撮像素子を用いて、前記第1画像形成手段における前記光変調素子及び前記第2画像形成手段における前記光変調素子のそれぞれについて、各画素からの光の投写位置を撮影する第1ステップと、前記撮像素子による撮影結果に基づいて、前記画素値生成手段が各画素における画素値を生成する第2ステップとをこの順序で含むことを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクタにおける画素値生成方法によれば、投写位置調整手段を用いて、第1画像形成手段からの第1画像光と第2画像形成手段からの第2画像光とが投写面上でほぼ正しく重畳された状態で、撮像素子を用いて各光変調素子における各画素の投写位置を撮影することにより第1ステップを実行し、さらには、そのようにして撮影された各光変調素子における各画素からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成することにより第2ステップを実行することとしているため、各光学要素における若干の精度不足が存在することに起因して各画素からの光の投写位置に位置ずれが発生したとしても、位置ずれを起こした各画素からの光の投写位置に応じて各画素毎に画素値を生成することが可能となる。その結果、本発明のプロジェクタにおける画素値生成方法は、高画素プロジェクタにおいても画像品質の低下を抑制することが可能な、プロジェクタにおける画素値生成方法となる。
本発明のプロジェクタにおける画素値生成方法においては、前記第2ステップにおいては、前記画素値生成手段は、投写面において複数の仮想画素を含む仮想画面を定義したときに、前記光変調素子が有する各画素からの光が前記複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの割合で投写されるかに関する画素投写位置情報に基づいて、前記各画素における画素値を生成することが好ましい。
このような方法とすることにより、各光変調素子における各画素について適切な画素値を生成することが可能となる。
本発明のプロジェクタにおける画素値生成方法においては、前記第2ステップは、前記撮像素子による撮影結果に基づいて、投写面において複数の仮想画素を含む仮想画面を定義したときに、前記光変調素子が有する各画素からの光が前記複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの割合で投写されるかに関する画素投写位置情報を生成する画素投写位置情報生成ステップと、前記画素投写位置情報生成ステップを行うことによって生成された前記画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成するパラメータ生成ステップとを含むことが好ましい。
このような方法とすることにより、画素値生成手段は、上記した画素投写位置情報生成ステップ及びパラメータ生成ステップを実行することによって得られる画素値生成パラメータを用いて、各画素における画素値を生成することが可能となる。
以下、本発明のプロジェクタ、プロジェクションシステム及びプロジェクタにおける画素値生成方法について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1及び図2は、実施形態1に係るプロジェクションシステム1及びプロジェクタ10を説明するために示す図である。
実施形態1に係るプロジェクションシステム1は、図1及び図2に示すように、プロジェクタ10と、撮像素子500と、電子計算機としてのPC600とを備える、いわゆるリア投写型のプロジェクションシステムである。
1.プロジェクタ10の基本構成
実施形態1に係るプロジェクタ10は、例えば、2K×4K(2000行×4000列)のリア型の超高画素プロジェクタであり、図1に示すように、照明手段100と、照明手段100からの光を変調して第1画像光として射出する第1画像形成手段1100と、照明手段100からの光を変調して第2画像光として射出する第2画像形成手段2100と、第1画像形成手段1100から射出される第1画像光と、第2画像形成手段2100から射出される第2画像光とを合成する偏光合成光学系としての偏光合成プリズム300と、偏光合成プリズム300で合成された画像光を投写する投写光学系400とを備える。
照明手段100は、被照明領域側に照明光束を射出する光源装置110と、光源装置110から射出される照明光束を複数の部分光束に分割するための第1小レンズを有する第1レンズアレイ120と、第1レンズアレイ120の複数の第1小レンズに対応する複数の第2小レンズを有する第2レンズアレイ130と、第2レンズアレイ130から射出される各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズ150とを有する。
光源装置110は、楕円面リフレクタ114と、楕円面リフレクタ114の第1焦点近傍に発光中心を有する発光管112と、発光管112から被照明領域側に向けて射出される光を発光管112に向けて反射する副鏡116と、楕円面リフレクタ114からの集束光を略平行光として射出する凹レンズ118とを有する。
照明手段100の後段には、照明手段100からの光を第1偏光成分を含む光(例えばp偏光)と第2偏光成分を含む光(例えばs偏光)とに分離する偏光分離光学系としての偏光分離ミラー200、偏光分離ミラー200で分離された第1偏光成分を含む光を第1画像形成手段1100に導光する第1導光光学系及び偏光分離ミラー200で分離された第2偏光成分を含む光を第2画像形成手段2100に導光する第2導光光学系を有する偏光分離・導光光学系が配設されている。
第1画像形成手段1100は、照明手段100からの光(第1偏光成分を含む光)を3つの色光に分離する色分離光学系1200と、色分離光学系1200で分離された3つの色光をそれぞれ変調する3つの光変調素子としての液晶パネル1300R,1300G,1300B及び当該3つの液晶パネル1300R,1300G,1300Bで変調される色光を合成する色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム1400からなる第1光学ユニット1500(図示せず。)とを有する。
色分離光学系1200は、ダイクロイックミラー1210,1220と、両面反射ミラー1230とを有する。色分離光学系1200は、重畳レンズ150から射出される照明光束を、赤色光、緑色光及び青色光の3つの色光に分離して、赤色光及び緑色光については液晶パネル1300R,1300Gに、青色光についてはリレー光学系1240に導く機能を有する。
ダイクロイックミラー1210で反射された赤色光成分の光は、両面反射ミラー1230により曲折され、赤色光用の液晶パネル1300Rの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー1210を通過した緑色光成分及び青色光成分の光のうち緑色光成分の光は、ダイクロイックミラー1220で反射され、緑色光用の液晶パネル1300Gの画像形成領域に入射する。一方、青色光成分の光は、ダイクロイックミラー1220を透過してリレー光学系1240に入射する。
リレー光学系1240は、入射側レンズ1270と、入射側の反射ミラー1250と、リレーレンズ1280と、射出側の反射ミラー1260とを有し、ダイクロイックミラー1220を透過した青色光成分の光を液晶パネル1300Bまで導く機能を有する。リレー光学系1240に入射した青色光成分の光は、入射側レンズ1270を通過して反射ミラー1250で曲折され、リレーレンズ1280によりリレーされた後、反射ミラー1260で曲折されて、青色光用の液晶パネル1300Bの画像形成領域に入射する。
第2画像形成手段2100は、照明手段100からの光(第2偏光成分を含む光)を3つの色光に分離する色分離光学系2200と、色分離光学系2200で分離された3つの色光をそれぞれ変調する3つの光変調素子としての液晶パネル2300R,2300G,2300B及び当該3つの液晶パネル2300R,2300G,2300Bで変調される色光を合成する色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム2400からなる第2光学ユニット2500(図示せず。)とを有する。
色分離光学系2200及びリレー光学系2240の詳細については、第1画像形成手段2100の場合と同様であるため、説明を省略する。
2.投写位置調整手段
実施形態1に係るプロジェクタ10は、投写面としてのスクリーンSCRにおける液晶パネル1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300Bの投写位置を光学的に調整する投写位置調整手段として、第1画像形成手段1100における3つの液晶パネル1300R,1300G,1300B及び第2画像形成手段2100における3つの液晶パネル2300R,2300G,2300Bのそれぞれを独立して6軸で位置調整する6つの位置調整装置(図示せず。)をさらに備える。
図3は、位置調整装置を説明するために示す図である。図3(a)〜図3(i)においては、位置調整装置が液晶パネル1300Rについて位置調整する場合を示している。その他の液晶パネル1300G,1300B,2300R,2300G,2300Bについて位置調整する場合も同様である。
当該位置調整装置は、液晶パネル1300Rの位置及び姿勢を6軸で位置調整する機能を有する。具体的には、図3に示すように、光軸Laxに垂直でかつ互いに垂直な2軸に沿って液晶パネル1300Rを微動させることが可能であり(図3(a)及び図3(b)参照。)、光軸Laxに沿って液晶パネル1300Rを微動させることが可能であり(図3(c)参照。)、光軸Laxに垂直でかつ互いに垂直な2軸の周りに液晶パネル1300Rを微小回転させることが可能であり(図3(d)及び図3(e)参照。)、光軸Laxの周りに液晶パネル1300Rを微小回転させることが可能である(図3(f)参照。)。
なお、当該位置調整装置が液晶パネル1300Rの姿勢を位置調整する際には、光軸Laxに垂直でかつ互いに垂直ではあるが光軸Laxとは交わらない2軸の周りに液晶パネル1300Rを微小回転させてもよいし(図3(g)及び図3(h)参照。)、光軸Laxと平行ではあるが光軸Laxには一致しない軸の周りに液晶パネル1300Rを微小回転させてもよい(図3(i)参照。)。
3.画素値生成手段
図4は、スクリーンSCRにおける仮想画素を説明するために示す図である。図4(a)はスクリーンSCRにおける仮想画面Iwを説明するために示す図であり、図4(b)は図4(a)の符号Aで示す部分の拡大図である。
実施形態1に係るプロジェクタ10は、各液晶パネル(液晶パネル1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300B)が有する各画素からの光の各画素の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段としての表示情報処理部710をさらに備える。
表示情報処理部710は、後述するPC600における画素投写位置情報生成機能及びパラメータ生成機能によって生成された画素値生成パラメータを用いて、各画素における画素値を生成する機能を有する。
撮像素子500は、第1画像形成手段1100における3つの液晶パネル1300R,1300G,1300B及び第2画像形成手段2100における3つの液晶パネル2300R,2300G,2300Bのそれぞれについて、各画素からの光の投写位置を撮影する。
PC600は、撮像素子500による撮影結果に基づいて、スクリーンSCRにおいて複数の仮想画素を含む仮想画面Iw(図4参照。)を定義したときに、各液晶パネル(液晶パネル1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300B)が有する各画素からの光が、複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの面積割合で投写されるかに関する画素投写位置情報を生成する画素投写位置情報生成機能と、当該画素投写位置情報生成機能によって生成された画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成するパラメータ生成機能とを少なくとも備える。
実施形態1に係るプロジェクタにおける画素値生成方法は、上述のプロジェクタ10における画素値生成方法であって、次に示す第1ステップと第2ステップとが順次実施される。以下、これら各ステップを順次説明する。
(第1ステップ)
第1ステップは、撮像素子500を用いて、第1画像形成手段1100における3つの液晶パネル1300R,1300G,1300B及び第2画像形成手段2100における液晶パネル2300R,2300G,2300Bのそれぞれについて、各画素からの光の投写位置を撮影するステップである。
具体的に説明すると、プロジェクタ10からテストパターン(例えば、各色毎の縞模様、格子模様、ドット模様など。)をスクリーンSCRに向けて投写し、スクリーンSCRに投写されたテストパターンを撮像素子500で撮影する。
(第2ステップ)
第2ステップは、撮像素子500による撮影結果に基づいて、画素値生成手段としての表示情報処理部710が各画素における画素値を生成するステップである。また、第2ステップは、次に示す画素投写位置情報生成ステップと、パラメータ生成ステップとを含んでいる。
(画素投写位置情報生成ステップ)
画素投写位置情報生成ステップは、撮像素子500による撮影結果に基づいて、各液晶パネル(液晶パネル1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300B)が有する各画素からの光が、複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの面積割合で投写されるかに関する画素投写位置情報を生成するステップである。実施形態1においては、PC600が、撮像素子500による撮影結果に基づいて画素投写位置情報を生成する。
(パラメータ生成ステップ)
パラメータ生成ステップは、画素投写位置情報生成ステップを行うことによって生成された画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成するステップである。実施形態1においては、PC600が、画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成する。
PC600によって生成された画素値生成パラメータは、プロジェクタ10に送られ、図2に示す表示情報入力部700及び表示情報処理部710を介して、パラメータ記憶部730に格納される。
実施形態1に係るプロジェクタ10を用いて画像表示を行うときには、表示させたい画像信号が表示情報入力部700に入力されると、当該画像信号を、表示情報処理部710を介してデータ記憶部720に画像データとして一旦バッファする。その後、表示情報処理部710は、パラメータ記憶部730が記憶している画素値生成パラメータを用いて、各画素における画素値を生成する。
第2ステップの後、生成された画素値に基づいて、データ記憶部720にバッファされている画像データにおける画素値の書き換えを行って補正済み画像データとして、補正済み画像データを各表示駆動部1310R,1310G,1310B,2310R,2310G,2310Bに出力する。各液晶パネル1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300Bにおいては、これらの補正済み画像データに応じて変調が行われる。
実施形態1に係るプロジェクタ10からの投写画像(投写光学系400からの画像光)はスクリーンSCRに投写される。スクリーンSCRには、図4に示すように、仮想画面Iwが定義されており、仮想画面Iwには、各仮想画素HPがマトリクス状(2000行×4000列)に配置されている(図4においては、400行目かつ800列目の仮想画素HP400,800のみ図示する。)。
従って、例えば、各液晶パネル1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300Bにおける所定の画素(例えば、上から400行目かつ左から800列目の画素(画素PR(1)400,800、画素PG(1)400,800、画素PB(1)400,800、画素PR(2)400,800、画素PG(2)400,800、画素PB(2)400,800))は、仮想画面Iwにおける仮想画素HP400,800の位置に投写されることが望ましい。しかしながら、実施形態1に係るプロジェクタ10においては、各光学要素における若干の精度不足に起因して、これらの画素は、仮想画面Iwにおける仮想画素HP400,800以外の仮想画素の位置に投写されることもある。
しかしながら、実施形態1に係るプロジェクタ10においては、そのような場合でも、各液晶パネル1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300Bが有する各画素からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成することとしている。
図5及び図6は、各画素における画素値を生成する手順を説明するために示す図である。
図5(a)は液晶パネル1300Rの画素P400,800からの光が投写される領域PR(1)400,800と、仮想画面Iwにおける各仮想画素との関係を示す図であり、図5(b)は液晶パネル1300Gの画素P400,800からの光が投写される領域PG(1)400,800と、仮想画面Iwにおける各仮想画素との関係を示す図であり、図5(c)は液晶パネル1300Bの画素P400,800からの光が投写される領域PB(1)400,800と、仮想画面Iwにおける各仮想画素との関係を示す図である。
図6(a)は液晶パネル2300Rの画素P400,800からの投写画素PR(2)400,800と、仮想画面Iwにおける各仮想画素との関係を示す図であり、図6(b)は液晶パネル2300Gの画素P400,800からの投写画素PG(2)400,800と、仮想画面Iwにおける各仮想画素との関係を示す図であり、図6(c)は液晶パネル2300Bの画素P400,800からの投写画素PB(2)400,800と、仮想画面Iwにおける各仮想画素との関係を示す図である。
表示情報処理部710は、図5(a)に示すように、液晶パネル1300Rが有する画素P400,800の画素値については、DR1×SR1(1)+DR2×SR2(1)+DR3×SR3(1)+DR4×SR4(1)の計算式に従って画素値Dを生成する。
なお、DR1、DR2、DR3、DR4はそれぞれ、仮想画素HP399,800、仮想画素HP400,800、仮想画素HP400,801、仮想画素HP399,801における赤の画素値であり、SR1(1)、SR2(1)、SR3(1)、SR4(1)はそれぞれ、液晶パネル1300Rが有する画素P400,800からの光が仮想画素HP399,800の位置、仮想画素HP400,800の位置、仮想画素HP400,801の位置、仮想画素HP399,801の位置に投写される面積割合である。
また、表示情報処理部710は、図5(b)に示すように、液晶パネル1300Gが有する画素P400,800の画素値については、DG1×SG1(1)+DG2×SG2(1)+DG3×SG3(1)+DG4×SG4(1)の計算式に従って画素値Dを生成する。
なお、DG1、DG2、DG3、DG4はそれぞれ、仮想画素HP399,800、仮想画素HP400,800、仮想画素HP400,801、仮想画素HP399,801における緑の画素値であり、SG1(1)、SG2(1)、SG3(1)、SG4(1)はそれぞれ、液晶パネル1300Gが有する画素P400,800からの光が仮想画素HP399,800の位置、仮想画素HP400,800の位置、仮想画素HP400,801の位置、仮想画素HP399,801の位置に投写される面積割合である。
また、表示情報処理部710は、図5(c)に示すように、液晶パネル1300Bが有する画素P400,800の画素値については、DB1×SB1(1)+DB2×SB2(1)+DB3×SB3(1)+DB4×SB4(1)の計算式に従って画素値Dを生成する。
なお、DB1、DB2、DB3、DB4はそれぞれ、仮想画素HP399,800、仮想画素HP400,800、仮想画素HP400,801、仮想画素HP399,801における青の画素値であり、SB1(1)、SB2(1)、SB3(1)、SB4(1)はそれぞれ、液晶パネル1300Bが有する画素P400,800からの光が仮想画素HP399,800の位置、仮想画素HP400,800の位置、仮想画素HP400,801の位置、仮想画素HP399,801の位置に投写される面積割合である。
また、表示情報処理部710は、図6(a)に示すように、液晶パネル2300Rが有する画素P400,800の画素値については、DR1×SR1(2)(=DR1)の計算式に従って画素値Dを生成する。
なお、DR1は、仮想画素HP400,800における赤の画素値であり、SR1(2)は、液晶パネル2300Rが有する画素P400,800からの光が仮想画素HP400,800の位置に投写される面積割合である。
また、表示情報処理部710は、図6(b)に示すように、液晶パネル2300Gが有する画素P400,800の画素値については、DG1×SG1(2)(=DG1)の計算式に従って画素値Dを生成する。
なお、DG1は、仮想画素HP400,800における緑の画素値であり、SG1(2)は、液晶パネル2300Gが有する画素P400,800からの光が仮想画素HP400,800の位置に投写される面積割合である。
また、表示情報処理部710は、図6(c)に示すように、液晶パネル2300Bが有する画素P400,800の画素値については、DB1×SB1(2)+DB2×SB2(2)+DB3×SB3(2)+DB4×SB4(2)の計算式に従って画素値Dを生成する。
なお、DB1、DB2、DB3、DB4はそれぞれ、仮想画素HP400,800、仮想画素HP401,800、仮想画素HP401,801、仮想画素HP400,801における青の画素値であり、SB1(2)、SB2(2)、SB3(2)、SB4(2)はそれぞれ、液晶パネル2300Bが有する画素P400,800からの光が仮想画素HP400,800の位置、仮想画素HP401,800の位置、仮想画素HP401,801の位置、仮想画素HP400,801の位置に投写される面積割合である。
以上のように構成された実施形態1に係るプロジェクタ10によれば、スクリーンSCRにおける各液晶パネル1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300Bの投写位置を光学的に調整するための投写位置調整手段としての6つの位置調整装置を備えるため、第1画像形成手段1100からの第1画像光と第2画像形成手段2100からの第2画像光とをスクリーンSCR上でほぼ正しく重畳することが可能となる。さらには、位置調整装置で投写位置が調整された各液晶パネルが有する各画素からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段としての表示情報処理部710を備えるため、プロジェクタ10の各光学要素における若干の精度不足が存在することに起因して各画素からの光の投写位置に位置ずれが発生したとしても、位置ずれを起こした各画素からの光の投写位置に応じて各画素毎に画素値を生成することが可能となる。その結果、実施形態1に係るプロジェクタ10は、高画素プロジェクタにおいても画像品質の低下を抑制することが可能なプロジェクタとなる。
また、実施形態1に係るプロジェクタ10によれば、表示情報処理部710は、スクリーンSCRにおいて複数の仮想画素を含む仮想画面Iwを定義したときに、各液晶パネルが有する各画素からの光が複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの面積割合で投写されるかに関する画素投写位置情報に基づいて、各画素における画素値を生成することとしているため、各液晶パネルにおける各画素について常に適切な画素値を生成することが可能となる。
また、実施形態1に係るプロジェクタ10によれば、画素値生成パラメータを記憶するパラメータ記憶部730をさらに備え、表示情報処理部710は、パラメータ記憶部730が記憶する画素値生成パラメータを用いて、各画素における画素値を生成することとしているため、一旦画素値生成パラメータを生成した後は、パラメータ記憶部730が記憶する画素値生成パラメータを用いて各画素における画素値を生成することが可能となる。
実施形態1に係るプロジェクタ10においては、第1画像形成手段1100における3つの液晶パネル1300R,1300G,1300B及び第2画像形成手段2100における3つの液晶パネル2300R,2300G,2300Bのそれぞれを独立して6軸で位置調整する6つの位置調整装置を備えているため、第1画像形成手段1100からの第1画像光と第2画像形成手段2100からの第2画像光とをスクリーンSCR上でほぼ正しく重畳することが可能となる。
また、実施形態1に係るプロジェクタ10によれば、上記した偏光分離・導光光学系をさらに備えるため、同一の照明手段からの光を用いて第1画像光と第2画像光とを生成することが可能となり、光利用効率の高いプロジェクタとなる。
実施形態1に係るプロジェクションシステム1によれば、上記した6つの位置調整装置及び表示情報処理部710を備えるプロジェクタ10と、各液晶パネルにおける各画素の投写位置を撮影する撮像素子500と、撮像素子500による撮影結果に基づいて画素投写位置情報を生成する画素投写位置情報生成機能及び当該画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成するパラメータ生成機能を備えるPC600とを備えるため、プロジェクタ10内に配置された各光学要素における若干の精度不足が存在することに起因して各画素からの光の投写位置に位置ずれが発生したとしても、位置ずれを起こした各画素からの光の投写位置に応じて各画素毎に画素値を生成することが可能となる。その結果、実施形態1に係るプロジェクションシステムは、高画素プロジェクタを用いた場合においても画像品質の低下を抑制することが可能なプロジェクションシステムとなる。
実施形態1に係るプロジェクションシステム1においては、プロジェクタ10は、PC600によって生成された画素値生成パラメータを記憶するパラメータ記憶部730をさらに備え、表示情報処理部710は、パラメータ記憶部730が記憶する画素値生成パラメータを用いて、各画素における画素値を生成することとしている。これにより、一旦、画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成した後は、表示情報処理部710は、パラメータ記憶部730が記憶する画素値生成パラメータを用いて、各画素における画素値を生成することが可能となる。
実施形態1に係るプロジェクタにおける画素値生成方法によれば、投写位置調整手段としての6つの位置調整装置を用いて、第1画像形成手段1100からの第1画像光と第2画像形成手段2100からの第2画像光とがスクリーンSCR上でほぼ正しく重畳された状態で、撮像素子500を用いて各液晶パネルにおける各画素の投写位置を撮影することにより第1ステップを実行し、さらには、そのようにして撮影された各液晶パネルにおける各画素からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成することにより第2ステップを実行することとしているため、各光学要素における若干の精度不足が存在することに起因して各画素からの光の投写位置に位置ずれが発生したとしても、位置ずれを起こした各画素からの光の投写位置に応じて各画素毎に画素値を生成することが可能となる。その結果、実施形態1に係るプロジェクタにおける画素値生成方法は、高画素プロジェクタにおいても画像品質の低下を抑制することが可能な、プロジェクタにおける画素値生成方法となる。
実施形態1に係るプロジェクタにおける画素値生成方法において、第2ステップにおいては、表示情報処理部710は、スクリーンSCRにおいて複数の仮想画素を含む仮想画面Iwを定義したときに、液晶パネルが有する各画素からの光が複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの面積割合で投写されるかに関する画素投写位置情報に基づいて、各画素における画素値を生成することとしている。このため、各液晶パネルにおける各画素について適切な画素値を生成することが可能となる。
実施形態1に係るプロジェクタにおける画素値生成方法においては、第2ステップは、撮像素子500による撮影結果に基づいて画素投写位置情報を生成する画素投写位置情報生成ステップと、生成された画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成するパラメータ生成ステップとを含むため、表示情報処理部710は、画素投写位置情報生成ステップ及びパラメータ生成ステップを実行することによって得られる画素値生成パラメータを用いて、各画素における画素値を生成することが可能となる。
[実施形態2]
図7は、実施形態2に係るプロジェクタ12を説明するために示す図である。なお、図7において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態2に係るプロジェクタ12は、基本的には実施形態1に係るプロジェクタ10とよく似た構成を有するが、投写位置調整手段の構成が、実施形態1に係るプロジェクタ10の場合とは異なる。
すなわち、実施形態2に係るプロジェクタ12においては、図7に示すように、投写位置調整手段として、第1画像形成手段1100における第1光学ユニット1500及び第2画像形成手段2100における第2光学ユニット2500のそれぞれを独立して6軸で位置調整する2つの位置調整装置を備える。
2つの位置調整装置のそれぞれは、各光学ユニット1500,2500の位置及び姿勢を6軸で位置調整する機能を有する。具体的には、各クロスダイクロイックプリズム1400,2400から射出される光の光軸に垂直でかつ互いに垂直な2軸に沿って各光学ユニット1500,2500を微動させることが可能であり、当該光軸に沿って各光学ユニット1500,2500を微動させることが可能であり、当該光軸に垂直でかつ互いに垂直な2軸の周りに各光学ユニット1500,2500を微小回転させることが可能であり、当該光軸の周りに各光学ユニット1500,2500を微小回転させることが可能である。
このように、実施形態2に係るプロジェクタ12は、投写位置調整手段の構成が実施形態1に係るプロジェクタ10の場合とは異なるが、実施形態1に係るプロジェクタ10の場合と同様に、2つの位置調整装置で投写位置が調整された各液晶パネル1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300Bが有する各画素からの光の投写位置に基づいて当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段としての表示情報処理部710(図示せず。)をさらに備えるため、プロジェクタ12における各光学要素における若干の精度不足が存在することに起因して各画素からの光の投写位置に位置ずれが発生したとしても、位置ずれを起こした各画素からの光の投写位置に応じて各画素毎に画素値を生成することが可能となる。その結果、実施形態2に係るプロジェクタ12は、実施形態1に係るプロジェクタ10と同様に、高画素プロジェクタにおいても画像品質の低下を抑制することが可能なプロジェクタとなる。
なお、実施形態2に係るプロジェクタ12は、投写位置調整手段の構成が異なる点以外の点では、実施形態1に係るプロジェクタ10と同様の構成を有するため、実施形態1に係るプロジェクタ10が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
[実施形態3]
図8は、実施形態3に係るプロジェクタ14を説明するために示す図である。なお、図8において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態3に係るプロジェクタ14は、基本的には実施形態1に係るプロジェクタ10とよく似た構成を有するが、投写位置調整手段の構成が、実施形態1に係るプロジェクタ10の場合とは異なる。
すなわち、実施形態3に係るプロジェクタ14においては、図8に示すように、投写位置調整手段として、第1画像形成手段1100における第1光学ユニット1500と偏光合成プリズム300との間及び第2画像形成手段2100における第2光学ユニット2500と偏光合成プリズム300との間に配置される2つの光シフト素子1600,2600を備える。
図9は、光シフト素子を説明するために示す図である。図9においては、光シフト素子1600を示している。光シフト素子2600の場合も同様である。
光シフト素子1600は、光シフト素子1600を光軸に対して所定角度傾けることにより、光シフト素子1600を通過する光束(及び光軸)を任意の量だけ平行にシフトさせる機能を有する。具体的には、光シフト素子1600を光軸に対して垂直に配置した場合には、図9(a)に示すように、光シフト素子1600を通過する光束(及び光軸)はシフトしないのであるが、光シフト素子1600を光軸に対して所定角度だけ傾けて配置した場合には、図9(b)及び図9(c)に示すように、光シフト素子1600を通過する光束(及び光軸)を所定量だけ平行にシフトさせることができる。
このように、実施形態3に係るプロジェクタ14は、投写位置調整手段の構成が実施形態1に係るプロジェクタ10の場合とは異なるが、実施形態1に係るプロジェクタ10の場合と同様に、2つの光シフト素子1600,2600で投写位置が調整された各液晶パネル1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300Bが有する各画素からの光の投写位置に基づいて当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段としての表示情報処理部710(図示せず。)をさらに備えるため、プロジェクタ14における各光学要素における若干の精度不足が存在することに起因して各画素からの光の投写位置に位置ずれが発生したとしても、位置ずれを起こした各画素からの光の投写位置に応じて各画素毎に画素値を生成することが可能となる。その結果、実施形態3に係るプロジェクタ14は、実施形態1に係るプロジェクタ10と同様に、高画素プロジェクタにおいても画像品質の低下を抑制することが可能なプロジェクタとなる。
なお、実施形態3に係るプロジェクタ14は、投写位置調整手段の構成が異なる点以外の点では、実施形態1に係るプロジェクタ10と同様の構成を有するため、実施形態1に係るプロジェクタ10が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
[実施形態4]
図10は、実施形態4に係るプロジェクタ16を説明するために示す図である。なお、図10において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態4に係るプロジェクタ16は、基本的には実施形態1に係るプロジェクタ10とよく似た構成を有するが、照明手段の構成が、実施形態1に係るプロジェクタ10の場合とは異なる。
すなわち、実施形態4に係るプロジェクタ16においては、図10に示すように、照明手段として、第1画像形成手段1100に向けて光を射出する第1照明手段102及び第2画像形成手段2100に向けて光を射出する第2照明手段104を備える。
第1照明手段102及び第2照明手段104は、実施形態1で説明した照明手段100とよく似た構成を有するが、偏光変換素子をさらに備える点で、実施形態1で説明した照明手段100とは異なる。
すなわち、第1照明手段102は、被照明領域側に照明光束を射出する光源装置110と、光源装置110から射出される照明光束を複数の部分光束に分割するための第1小レンズを有する第1レンズアレイ1120と、第1レンズアレイ1120の複数の第1小レンズに対応する複数の第2小レンズを有する第2レンズアレイ1130と、第2レンズアレイ1130から射出される各部分光束を第1偏光成分を含む光に変換して射出する偏光変換素子1140と、偏光変換素子1140から射出される各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズ1150とを有する。これにより、第1照明手段102からは、第1偏光成分を含む光が射出される。
第2照明手段104は、被照明領域側に照明光束を射出する光源装置110と、光源装置110から射出される照明光束を複数の部分光束に分割するための第1小レンズを有する第1レンズアレイ2120と、第1レンズアレイ2120の複数の第1小レンズに対応する複数の第2小レンズを有する第2レンズアレイ2130と、第2レンズアレイ2130から射出される各部分光束を第2偏光成分を含む光に変換して射出する偏光変換素子2140と、偏光変換素子2140から射出される各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズ2150とを有する。これにより、第2照明手段104からは、第2偏光成分を含む光が射出される。
第1照明手段102における光源装置110、第1レンズアレイ1120、第2レンズアレイ1130及び重畳レンズ1150並びに第2照明手段104における光源装置110、第1レンズアレイ2120、第2レンズアレイ2130及び重畳レンズ2150については、実施形態1で説明したものと同様であるため、詳細な説明は省略する。
このように、実施形態4に係るプロジェクタ16は、照明手段の構成が実施形態1に係るプロジェクタ10の場合とは異なるが、実施形態1に係るプロジェクタ10の場合と同様に、6つの位置調整装置で投写位置が調整された各液晶パネル1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300Bが有する各画素からの光の投写位置に基づいて当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段としての表示情報処理部710(図示せず。)をさらに備えるため、プロジェクタ16における各光学要素における若干の精度不足が存在することに起因して各画素からの光の投写位置に位置ずれが発生したとしても、位置ずれを起こした各画素からの光の投写位置に応じて各画素毎に画素値を生成することが可能となる。その結果、実施形態4に係るプロジェクタ16は、実施形態1に係るプロジェクタ10と同様に、高画素プロジェクタにおいても画像品質の低下を抑制することが可能なプロジェクタとなる。
また、実施形態4に係るプロジェクタ16によれば、照明手段として、第1画像形成手段1100に向けて光を射出する第1照明手段102及び第2画像形成手段2100に向けて光を射出する第2照明手段104を備えるため、第1照明手段102からの光を用いて第1画像光を生成し、第2照明手段104からの光を用いて第2画像光を生成することが可能となり、より高輝度のプロジェクタとなる。
なお、実施形態4に係るプロジェクタ16は、照明手段の構成が異なる点以外の点では、実施形態1に係るプロジェクタ10と同様の構成を有するため、実施形態1に係るプロジェクタ10が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
[実施形態5]
図11は、実施形態5に係るプロジェクタ18を説明するために示す図である。なお、図11において、図2と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態5に係るプロジェクタ18は、基本的には実施形態1に係るプロジェクタ10とよく似た構成を有するが、画素値生成手段の構成及び撮像素子がプロジェクタに配設されている点で、実施形態1に係るプロジェクタ10の場合とは異なる。
すなわち、実施形態5に係るプロジェクタ18においては、図11に示すように、画素値生成手段としての表示情報処理部712は、スクリーンSCRにおいて複数の仮想画素を含む仮想画面Iw(図4参照。)を定義したときに、各液晶パネルが有する各画素からの光が複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの面積割合で投写されるかに関する画素投写位置情報を生成する画素投写位置情報生成機能と、画素投写位置情報生成機能によって生成された画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成するパラメータ生成機能とを備えている。
また、実施形態5に係るプロジェクタ18においては、第1画像形成手段1100における3つの液晶パネル1300R,1300G,1300B及び第2画像形成手段2100における3つの液晶パネル2300R,2300G,2300Bのそれぞれについて、各画素からの光の投写位置を撮影する撮像素子510をさらに備える。
実施形態5では、表示情報処理部712が画素投写位置情報生成機能及びパラメータ生成機能を備えているため、実施形態1で説明した画素投写位置情報生成ステップ及びパラメータ生成ステップは、プロジェクタ18における表示情報処理部712が実行する。つまり、実施形態5に係るプロジェクタ18においては、プロジェクタ18からテストパターンをスクリーンSCRに向けて投写し、スクリーンSCRに投写されたテストパターンを撮像素子510で撮影する。そして、表示情報処理部712は、撮像素子510による撮影結果に基づいて画素投写位置情報を生成し、さらに画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成する。
実施形態5に係るプロジェクタ18を用いて画像表示を行うときには、表示させたい画像信号が表示情報入力部700に入力されると、当該画像信号を、表示情報処理部712を介してデータ記憶部720に画像データとして一旦バッファする。その後、表示情報処理部712は、パラメータ記憶部730が記憶している画素値生成パラメータを用いて、各画素における画素値を生成する。
このように、実施形態5に係るプロジェクタ18は、画素値生成手段の構成及び撮像素子がプロジェクタに配設されている点で実施形態1に係るプロジェクタ10の場合とは異なるが、実施形態1に係るプロジェクタ10の場合と同様に、6つの位置調整装置で投写位置が調整された各液晶パネル1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300Bが有する各画素からの光の投写位置に基づいて当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段としての表示情報処理部712をさらに備えるため、プロジェクタ18における各光学要素における若干の精度不足が存在することに起因して各画素からの光の投写位置に位置ずれが発生したとしても、位置ずれを起こした各画素からの光の投写位置に応じて各画素毎に画素値を生成することが可能となる。その結果、実施形態5に係るプロジェクタ18は、実施形態1に係るプロジェクタ10と同様に、高画素プロジェクタにおいても画像品質の低下を抑制することが可能なプロジェクタとなる。
なお、実施形態5に係るプロジェクタ18は、画素値生成手段の構成が異なる点及び撮像素子がプロジェクタに配設されている点以外の点では、実施形態1に係るプロジェクタ10と同様の構成を有するため、実施形態1に係るプロジェクタ10が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
以上、本発明のプロジェクタ、プロジェクションシステム及びプロジェクタにおける画素値生成方法を、上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記各実施形態においては、画素値生成手段は、各液晶パネルが有する各画素からの光が複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの面積割合で投写されるかに関する画素投写位置情報に基づいて、各画素における画素値を生成することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画素値生成手段は、各液晶パネルが有する各画素からの光が複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの光量割合で投写されるかに関する画素投写位置情報に基づいて、各画素における画素値を生成することとしてもよい。
上記各実施形態においては、各液晶パネルが有する画素の数と仮想画面Iwが有する仮想画素の数とが同じである場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、各液晶パネルが有する画素の数が仮想画面Iwが有する仮想画素の数よりも多くてもよいし、各液晶パネルが有する画素の数が仮想画面Iwが有する仮想画素の数よりも少なくてもよい。
上記実施形態1〜4においては、電子計算機としてのPC600が画素投写位置情報生成機能及びパラメータ生成機能を備える場合を例示して説明し、実施形態5においては、画素値生成手段としての表示情報処理部712が画素投写位置情報生成機能及びパラメータ生成機能を備える場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施形態1〜4の構成において、PCが画素投写位置情報生成機能を備え、表示情報処理部がパラメータ生成機能を備えていてもよい。また、上記実施形態5においては、画素値生成手段としての表示情報処理部712が画素投写位置情報生成機能及びパラメータ生成機能を備える場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、これらの機能を備える他の手段をプロジェクタ内に配設してもよい。
上記各実施形態においては、偏光合成光学系として、プリズムタイプの偏光合成プリズムを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、プレートタイプの偏光合成光学系をも好ましく用いることができる。プレートタイプの偏光合成光学系としては、透光性の基板に偏光分離膜を設けた構成のものなどを適宜採用することができる。
上記各実施形態においては、照明手段として、発光管を有する照明手段を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、照明手段として、LED(発光ダイオード)、LD(半導体レーザ)その他の固体光源を用いることもできる。
上記各実施形態においては、光変調素子として、透過型の光変調素子(透過型の液晶パネル)を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。反射型の光変調素子を用いることもできる。
上記各実施形態においては、光変調素子として液晶パネルを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。マイクロミラー型光変調装置を用いることもできる。
上記各実施形態においては、超高画素のプロジェクタ(2K×4K(2000画素×4000画素))を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、高画素のプロジェクタ(例えば、1080画素×1920画素、720画素×1280画素などのプロジェクタ。)にも適用可能である。
上記各実施形態においては、リア型プロジェクタを例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、フロント型プロジェクタにも適用可能である。
実施形態1に係るプロジェクションシステム1及びプロジェクタ10を説明するために示す図。 実施形態1に係るプロジェクションシステム1及びプロジェクタ10を説明するために示す図。 位置調整装置を説明するために示す図。 スクリーンSCRにおける仮想画素を説明するために示す図。 各画素における画素値を生成する手順を説明するために示す図。 各画素における画素値を生成する手順を説明するために示す図。 実施形態2に係るプロジェクタ12を説明するために示す図。 実施形態3に係るプロジェクタ14を説明するために示す図。 光シフト素子を説明するために示す図。 実施形態4に係るプロジェクタ16を説明するために示す図。 実施形態5に係るプロジェクタ18を説明するために示す図。
符号の説明
10,12,14,16,18…プロジェクタ、100…照明手段、102…第1照明手段、104…第2照明手段、110…光源装置、112…発光管、114…楕円面リフレクタ、116…副鏡、118…凹レンズ、120,1120,2120…第1レンズアレイ、130,1130,2130…第2レンズアレイ、1140,2140…偏光変換素子、150,1150,2150…重畳レンズ、200…偏光分離ミラー、210,1230…両面反射ミラー、220,230,1250,1260,2220,2230…反射ミラー、300…偏光合成プリズム、400…投写光学系、500,510…撮像素子、600…PC、700…表示情報入力部、710,712…表示情報処理部、720…データ記憶部、730…パラメータ記憶部、1100…第1画像形成手段、1200,2200…色分離光学系、1210,1220,2210,2220…ダイクロイックミラー、1240,2240…リレー光学系、1270,2270…入射側レンズ、1280,2280…リレーレンズ、1300R,1300G,1300B,2300R,2300G,2300B…液晶パネル、1310R,1310G,1310B,2310R,2310G,2310B…表示駆動部、1400,2400…クロスダイクロイックプリズム、1500…第1光学ユニット、1600,2600…光シフト素子、2100…第2画像形成手段、2500…第2光学ユニット、C797〜C802…列、HP400,800…仮想画素、Iw…仮想画面、L398〜L401…行、Lax…光軸、PR(1)400,800,PG(1)400,800,PB(1)400,800,PR(2)400,800,PG(2)400,800,PB(2)400,800…画素(投写画素)、SCR…スクリーン

Claims (16)

  1. 照明手段と、
    前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第1光学ユニットを有し、前記第1光学ユニットを用いて第1画像光を射出する第1画像形成手段と、
    前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第2光学ユニットを有し、前記第2光学ユニットを用いて第2画像光を射出する第2画像形成手段と、
    前記第1画像形成手段から射出される第1画像光と、前記第2画像形成手段から射出される第2画像光とを合成する偏光合成光学系と、
    前記偏光合成光学系で合成された画像光を投写する投写光学系と、
    投写面における前記光変調素子の投写位置を光学的に調整する投写位置調整手段と、
    前記投写位置調整手段で投写位置が調整された前記光変調素子が有する各画素からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段とを備え、
    前記画素値生成手段は、投写面において複数の仮想画素を含む仮想画面を定義したときに、前記光変調素子が有する各画素からの光が前記複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの割合で投写されるかに関する画素投写位置情報に基づいて、前記各画素における画素値を生成することを特徴とするプロジェクタ。
  2. 照明手段と、
    前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第1光学ユニットを有し、前記第1光学ユニットを用いて第1画像光を射出する第1画像形成手段と、
    前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第2光学ユニットを有し、前記第2光学ユニットを用いて第2画像光を射出する第2画像形成手段と、
    前記第1画像形成手段から射出される第1画像光と、前記第2画像形成手段から射出される第2画像光とを合成する偏光合成光学系と、
    前記偏光合成光学系で合成された画像光を投写する投写光学系と、
    投写面における前記光変調素子の投写位置を光学的に調整する投写位置調整手段と、
    前記投写位置調整手段で投写位置が調整された前記光変調素子が有する各画素からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段とを備え、
    前記画素値生成手段は、
    投写面において複数の仮想画素を含む仮想画面を定義したときに、前記光変調素子が有する各画素からの光が前記複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの割合で投写されるかに関する画素投写位置情報を生成する画素投写位置情報生成機能と、
    前記画素投写位置情報生成機能によって生成された画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成するパラメータ生成機能とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項2に記載のプロジェクタにおいて、
    前記画素投写位置情報に基づいて生成された画素値生成パラメータを記憶するパラメータ記憶部をさらに備え、
    前記画素値生成手段は、前記パラメータ記憶部が記憶する画素値生成パラメータを用いて、前記各画素における画素値を生成することを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記割合は、面積割合であることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記割合は、光量割合であることを特徴とするプロジェクタ。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記第1画像形成手段における前記光変調素子及び前記第2画像形成手段における前記光変調素子のそれぞれについて、各画素からの光の投写位置を撮影する 撮像素子をさらに備えることを特徴とするプロジェクタ。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記第1画像形成手段は、
    前記照明手段からの光を3つの色光に分離する色分離光学系と、
    前記色分離光学系で分離された3つの色光をそれぞれ変調する、前記光変調素子としての3つの光変調素子及び前記3つの光変調素子で変調される色光を合成する色合成光学系からなる前記第1光学ユニットとを有し、
    前記第2画像形成手段は、
    前記照明手段からの光を3つの色光に分離する色分離光学系と、
    前記色分離光学系で分離された3つの色光をそれぞれ変調する、前記光変調素子としての3つの光変調素子及び前記3つの光変調素子で変調される色光を合成する色合成光学系からなる前記第2光学ユニットとを有することを特徴とするプロジェクタ。
  8. 請求項7に記載のプロジェクタにおいて、
    前記投写位置調整手段は、前記第1画像形成手段における前記3つの光変調素子及び前記第2画像形成手段における前記3つの光変調素子のそれぞれを独立して6軸で位置調整する位置調整装置であることを特徴とするプロジェクタ。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記投写位置調整手段は、前記第1光学ユニット及び前記第2光学ユニットのそれぞれを独立して6軸で位置調整する位置調整装置であることを特徴とするプロジェクタ。
  10. 請求項1〜7のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記投写位置調整手段は、前記第1光学ユニットと前記偏光合成光学系との間及び前記第2光学ユニットと前記偏光合成光学系との間のうち少なくともいずれかに配置される1又は2の光シフト素子であることを特徴とするプロジェクタ。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記照明手段からの光を第1偏光成分を含む光と第2偏光成分を含む光とに分離する偏光分離光学系、前記偏光分離光学系で分離された第1偏光成分を含む光を前記第1画像形成手段に導光する第1導光光学系及び前記偏光分離光学系で分離された第2偏光成分を含む光を前記第2画像形成手段に導光する第2導光光学系を有する偏光分離・導光光学系をさらに備えることを特徴とするプロジェクタ。
  12. 請求項1〜10のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記照明手段として、第1画像形成手段に向けて光を射出する第1照明手段及び第2画像形成手段に向けて光を射出する第2照明手段を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  13. 照明手段と、前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第1光学ユニットを有し、前記第1光学ユニットを用いて第1画像光を射出する第1画像形成手段と、前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第2光学ユニットを有し、前記第2光学ユニットを用いて第2画像光を射出する第2画像形成手段と、前記第1画像形成手段から射出される第1画像光と、前記第2画像形成手段から射出される第2画像光とを合成する偏光合成光学系と、前記偏光合成光学系で合成された画像光を投写する投写光学系と、投写面における前記光変調素子の投写位置を光学的に調整する投写位置調整手段と、前記投写位置調整手段で投写位置が調整された前記光変調素子が有する各画素からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段とを備えるプロジェクタと、
    前記第1画像形成手段における前記光変調素子及び前記第2画像形成手段における前記光変調素子のそれぞれについて、各画素からの光の投写位置を撮影する撮像素子と、
    前記撮像素子による撮影結果に基づいて、投写面において複数の仮想画素を含 む仮想画面を定義したときに、前記光変調素子が有する各画素からの光が前記複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの割合で投写されるかに関する画素投写位置情報を生成する画素投写位置情報生成機能と、前記画素投写位置情報生成機能によって生成された画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成するパラメータ生成機能とを備える電子計算機とを備え、
    前記画素値生成手段は、前記電子計算機によって生成された前記画素値生成パラメータを用いて、前記各画素における画素値を生成することを特徴とするプロジェクションシステム。
  14. 請求項13に記載のプロジェクションシステムにおいて、
    前記プロジェクタは、前記電子計算機によって生成された画素値生成パラメータを記憶するパラメータ記憶部をさらに備え、
    前記画素値生成手段は、前記パラメータ記憶部が記憶する画素値生成パラメータを用いて、前記各画素における画素値を生成することを特徴とするプロジェクションシステム。
  15. 照明手段と、
    前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第1光学ユニットを有し、前記第1光学ユニットを用いて変調された第1画像光を射出する第1画像形成手段と、
    前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第2光学ユニットを有し、前記第2光学ユニットを用いて変調された第2画像光を射出する第2画像形成手段と、
    前記第1画像形成手段から射出される第1画像光と、前記第2画像形成手段から射出される第2画像光とを合成する偏光合成光学系と、
    前記偏光合成光学系で合成された画像光を投写する投写光学系と、
    投写面における前記光変調素子の投写位置を光学的に調整する投写位置調整手段と、
    前記投写位置調整手段で投写位置が調整された前記光変調素子が有する各画素 からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段とを備えるプロジェクタにおける画素値生成方法であって、
    撮像素子を用いて、前記第1画像形成手段における前記光変調素子及び前記第2画像形成手段における前記光変調素子のそれぞれについて、各画素からの光の投写位置を撮影する第1ステップと、
    前記撮像素子による撮影結果に基づいて、前記画素値生成手段が各画素における画素値を生成する第2ステップとをこの順序で含み、
    前記第2ステップにおいては、前記画素値生成手段は、投写面において複数の仮想画素を含む仮想画面を定義したときに、前記光変調素子が有する各画素からの光が前記複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの割合で投写されるかに関する画素投写位置情報に基づいて、前記各画素における画素値を生成することを特徴とするプロジェクタにおける画素値生成方法。
  16. 照明手段と、
    前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第1光学ユニットを有し、前記第1光学ユニットを用いて変調された第1画像光を射出する第1画像形成手段と、
    前記照明手段からの光を変調する光変調素子を有する第2光学ユニットを有し、前記第2光学ユニットを用いて変調された第2画像光を射出する第2画像形成手段と、
    前記第1画像形成手段から射出される第1画像光と、前記第2画像形成手段から射出される第2画像光とを合成する偏光合成光学系と、
    前記偏光合成光学系で合成された画像光を投写する投写光学系と、
    投写面における前記光変調素子の投写位置を光学的に調整する投写位置調整手段と、
    前記投写位置調整手段で投写位置が調整された前記光変調素子が有する各画素からの光の投写位置に基づいて、当該各画素における画素値を生成する画素値生成手段とを備えるプロジェクタにおける画素値生成方法であって、
    撮像素子を用いて、前記第1画像形成手段における前記光変調素子及び前記第 2画像形成手段における前記光変調素子のそれぞれについて、各画素からの光の投写位置を撮影する第1ステップと、
    前記撮像素子による撮影結果に基づいて、前記画素値生成手段が各画素における画素値を生成する第2ステップとをこの順序で含み、
    前記第2ステップは、
    前記撮像素子による撮影結果に基づいて、投写面において複数の仮想画素を含む仮想画面を定義したときに、前記光変調素子が有する各画素からの光が前記複数の仮想画素のうちどの仮想画素にどのくらいの割合で投写されるかに関する画素投写位置情報を生成する画素投写位置情報生成ステップと、
    前記画素投写位置情報生成ステップを行うことによって生成された前記画素投写位置情報に基づいて画素値生成パラメータを生成するパラメータ生成ステップとを含むことを特徴とするプロジェクタにおける画素値生成方法。
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