JP2008203467A - 光学素子、照明装置及び投写型映像表示装置 - Google Patents
光学素子、照明装置及び投写型映像表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008203467A JP2008203467A JP2007038651A JP2007038651A JP2008203467A JP 2008203467 A JP2008203467 A JP 2008203467A JP 2007038651 A JP2007038651 A JP 2007038651A JP 2007038651 A JP2007038651 A JP 2007038651A JP 2008203467 A JP2008203467 A JP 2008203467A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component light
- color component
- light
- incident
- combined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】 底面6、上面5、側面11、側面21及び側面31とを有する三角柱状の三角プリズム1は、底面6及び上面5の各頂点と底面6及び上面5の中心とによって定められる合成面41、合成面42及び合成面43を備え、合成面41、合成面42及び合成面43の少なくともいずれかの合成面は、一の偏光方向を有する色成分光を透過して、他の偏光方向を有する色成分光を反射するPBS面である。
【選択図】 図2
Description
(光学素子の概略)
以下において、第1実施形態に係る光学素子の概略について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る三角プリズム1(光学素子)の概略を示す図である。
以下において、第1実施形態に係る光学素子の構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係る三角プリズム1を上面5側から見た図である。
以下において、第1実施形態に係る各色成分光の波長について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る各色成分光の波長を説明するための図である。
第1実施形態に係る三角プリズム1によれば、合成面41、合成面42及び合成面43のうち、合成面43は、P偏光の色成分光を透過して、S偏光の色成分光を反射するPBS面である。従って、3種類のダイクロイック面を用いる場合に比べて、ダイクロイック面の数を削減でき、ダイクロイック面のカットオフ波長の近傍波長において、各色成分光の利用効率が低下することを抑制して、各色成分光の利用効率の向上を図ることができる。
以下において、第2実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。
以下において、第2実施形態に係る光学素子の構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、第2実施形態に係る三角プリズム1を上面5側から見た図である。なお、図4では、上述した図2と同様の構成については同様の符号を付していることに留意すべきである。
第2実施形態に係る三角プリズム1によれば、合成面41(ダイクロイック面)で合成される色成分光(青色成分光B及び黄色成分光Ye)のピーク波長が隣接していないため、合成面41のカットオフ波長の近傍において、青色成分光B及び黄色成分光Yeの利用効率が低下することを効果的に抑制することができる。
以下において、第3実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。
以下において、第3実施形態に係る光学素子の構成について、図面を参照しながら説明する。図5は、第3実施形態に係る三角プリズム1を上面5側から見た図である。なお、図5では、上述した図2と同様の構成については同様の符号を付していることに留意すべきである。
第3実施形態に係る三角プリズム1によれば、合成面141及び合成面142の双方がPBS面であるため、第1実施形態と同様に、合成面のカットオフ波長の近傍波長において、各色成分光の利用効率が低下することを抑制して、各色成分光の利用効率の向上を図ることができる。
以下において、第4実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第4実施形態との相違点について主として説明する。
以下において、第4実施形態に係る光学素子の構成について、図面を参照しながら説明する。図6は、第4実施形態に係る三角プリズム1を上面5側から見た図である。なお、図6では、上述した図2と同様の構成については同様の符号を付していることに留意すべきである。
第4実施形態に係る三角プリズム1によれば、合成面241〜合成面243の全てがPBS面であり、ダイクロイック面が用いられていないため、各色成分光の利用効率をさらに向上することができる。
以下において、第5実施形態について図面を参照しながら説明する。第5実施形態では、上述した第1実施形態に係る三角プリズム1を色合成手段として投写型映像表示装置に適用する場合について説明する。
以下において、第5実施形態に係る投写型映像表示装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図7は、第5実施形態に係る投写型映像表示装置100の構成を示す図である。
以下において、第6実施形態について図面を参照しながら説明する。第5実施形態では、上述した第1実施形態に係る三角プリズム1を光源として投写型映像表示装置に適用する場合について説明する。
以下において、第6実施形態に係る投写型映像表示装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図8は、第6実施形態に係る投写型映像表示装置100の構成を示す図である。
投写レンズユニット60は、三角プリズム1によって合成された映像光をスクリーン(不図示)上に投写する。
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
Claims (8)
- 三角形の底面と、三角形の上面と、三つの側面とを有する三角柱状の光学素子であって、
前記底面及び前記上面の各頂点と前記底面及び前記上面の中心とによって定められる三つの合成面を備え、
前記三つの側面のうち、第1側面は、第1の色成分光が入射する第1入射領域を有しており、
前記三つの側面のうち、第2側面は、第2の色成分光が入射する第2入射領域と、第3の色成分光が入射する第3入射領域とを有しており、
前記三つの側面のうち、第3側面は、第4の色成分光が入射する第4入射領域を有しており、
前記三つの合成面のうち、第1合成面は、前記第1入射領域から入射した前記第1の色成分光と、前記第2入射領域から入射した前記第2の色成分光とを合成し、
前記三つの合成面のうち、第2合成面は、前記第3入射領域から入射した前記第3の色成分光と、前記第4入射領域から入射した前記第4の色成分光とを合成し、
前記三つの合成面のうち、第3合成面は、前記第1合成面で合成された合成光と、前記第2合成面で合成された合成光とを合成し、
前記第1側面又は前記第3側面は、前記第3合成面で合成された合成光が出射する出射領域を有しており、
前記第1合成面、前記第2合成面及び前記第3合成面の少なくともいずれかの合成面は、一の偏光方向を有する色成分光を透過して、他の偏光方向を有する色成分光を反射するPBS面であることを特徴とする光学素子。 - 前記第1の色成分光のピーク波長は、前記第2の色成分光のピーク波長と隣接しておらず、
前記第3の色成分光のピーク波長は、前記第4の色成分光のピーク波長と隣接していないことを特徴とする請求項1に記載の光学素子。 - 前記第3合成面は、前記PBS面であり、
前記第1合成面及び前記第2合成面は、色成分光を透過する波長帯と色成分光を反射する波長帯とが異なるダイクロイック面であることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。 - 前記第1合成面及び前記第2合成面は、前記PBS面であり、
前記第3合成面は、色成分光を透過する波長帯と色成分光を反射する波長帯とが異なるダイクロイック面であることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。 - 前記第1合成面、前記第2合成面及び前記第3合成面は、前記PBS面であり、
前記第1合成面と前記第3合成面との間には、前記第1の色成分光及び前記第2の色成分光のいずれかの偏光方向を回転する第1偏光調整面が設けられており、
前記第2合成面と前記第3合成面との間には、前記第3の色成分光及び前記第4の色成分光のいずれかの偏光方向を回転する第2偏光調整面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光学素子を備えることを特徴とする照明装置。
- 前記第1の色成分光、前記第2の色成分光、前記第3の色成分光及び前記第4の色成分光をそれぞれ出射する複数の光源と、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光学素子とを備え、
前記光学素子は、前記複数の光源からそれぞれ出射された色成分光を合成する色合成手段であることを特徴とする投写型映像表示装置。 - 前記第1の色成分光、前記第2の色成分光、前記第3の色成分光及び前記第4の色成分光をそれぞれ変調する複数の光変調素子と、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光学素子とを備え、
前記光学素子は、前記複数の光変調素子からそれぞれ出射された色成分光を合成する色合成手段であることを特徴とする投写型映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007038651A JP2008203467A (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 光学素子、照明装置及び投写型映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007038651A JP2008203467A (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 光学素子、照明装置及び投写型映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008203467A true JP2008203467A (ja) | 2008-09-04 |
Family
ID=39781055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007038651A Pending JP2008203467A (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 光学素子、照明装置及び投写型映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008203467A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012027228A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Panasonic Corp | カラー撮像光学系 |
JP2017194686A (ja) * | 2016-04-19 | 2017-10-26 | リモ パテントフェルヴァルトゥング ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲーLIMO Patentverwaltung GmbH & Co.KG | レーザ装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020003609A1 (en) * | 2000-07-05 | 2002-01-10 | Postech Corp. | Optical projector using reflective liquid crystal panels |
JP2006048044A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Samsung Electronics Co Ltd | 照明ユニット及びそれを採用した画像投射装置 |
-
2007
- 2007-02-19 JP JP2007038651A patent/JP2008203467A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020003609A1 (en) * | 2000-07-05 | 2002-01-10 | Postech Corp. | Optical projector using reflective liquid crystal panels |
JP2006048044A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Samsung Electronics Co Ltd | 照明ユニット及びそれを採用した画像投射装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012027228A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Panasonic Corp | カラー撮像光学系 |
JP2017194686A (ja) * | 2016-04-19 | 2017-10-26 | リモ パテントフェルヴァルトゥング ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲーLIMO Patentverwaltung GmbH & Co.KG | レーザ装置 |
US10254552B2 (en) | 2016-04-19 | 2019-04-09 | LIMO GmbH | Laser array |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5164421B2 (ja) | 色分解合成光学系およびそれを用いた画像投影装置 | |
JP4514440B2 (ja) | 投写型映像表示装置 | |
WO2020137749A1 (ja) | 光源装置および投写型映像表示装置 | |
JP6819135B2 (ja) | 照明装置及びプロジェクター | |
JP6512919B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP2009053370A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2007065412A (ja) | 照明装置及び投写型映像表示装置 | |
JP2010256494A (ja) | 照明装置及び投写型映像表示装置 | |
JP6278489B2 (ja) | 投写型表示装置 | |
JP3944648B2 (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2008185992A (ja) | 投写型映像表示装置及び照明装置 | |
JP2010097003A (ja) | 2板式投影装置用照明光学系 | |
JP2005250059A (ja) | 光源装置及びそれを用いた投射型映像表示装置 | |
JP2011123318A (ja) | 照明光学系及び投影装置 | |
US9860497B2 (en) | Illumination device and projector | |
JP2008203467A (ja) | 光学素子、照明装置及び投写型映像表示装置 | |
JP6436514B2 (ja) | 投写型表示装置 | |
JP6422141B2 (ja) | 投写型表示装置および画像表示方法 | |
JP2010097002A (ja) | 2板式投影装置用照明光学系 | |
JP2009086057A (ja) | 投写型表示装置 | |
JP2005284307A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2007127795A (ja) | 投写光学装置及び複数色光照明装置及び投写型映像表示装置 | |
JP2006337428A (ja) | 照明光学系、光学エンジン及び投射型映像表示装置 | |
JP2005258469A (ja) | 照明装置 | |
JP2005165137A (ja) | 照明光学系および画像表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120307 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120508 |