JP5164421B2 - 色分解合成光学系およびそれを用いた画像投影装置 - Google Patents

色分解合成光学系およびそれを用いた画像投影装置 Download PDF

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Description

本発明は色分解合成光学系に関する、特に液晶プロジェクタ等の画像投影装置に用いられる色分解合成光学系、及びその画像投影装置に関するものである。
従来、反射型液晶プロジェクタ等で用いられる色分解合成光学系は特許文献1のように、ダイクロイックミラーと3つの偏光ビームスプリッタ(PBS)とを、照明光学系と投影光学系の間の光路に配置していた。但し、この構成では部品点数が多く、更なる小型化が求められていた。
そこで、特許文献2のように、1つのPBSと1つのダイクロイックプリズムを用いて液晶プロジェクタを構成した例が提案され、液晶プロジェクタの小型化を達成している。
特開2001−154152号公報 特開2003−021807号公報
しかしながら、この特許文献2のような構成では、液晶パネルから反射した画像光がPBSで検光される前にダイクロイックプリズムを通る構成となっている。そのため、液晶パネルから反射した直後の偏光状態がダイクロイックプリズムを経ることによって変化してしまい、コントラストが低下してしまう。
そこで、本発明では、部品点数が少なくコントラストの高い画像光を出力することが可能な色分解合成光学系や画像投影装置を提供することを目的とする。
本発明の色分解合成光学系は、第1波長領域の光に対して偏光分離特性を持つ第1偏光分離面と、第2及び第3波長領域の光に対して偏光分離特性を持つ第2偏光分離面を備える色分解合成光学系であって、前記第1偏光分離面が、前記第1波長領域の照明光を第1液晶表示素子に導くと共に、前記第1液晶表示素子で反射された画像光を前記照明光とは異なる方向に導いており、前記第2偏光分離面が、前記第2波長領域の照明光と前記第3波長領域の照明光を分解しつつそれぞれを第2液晶表示素子と第3液晶表示素子に導くと共に、前記第2液晶表示素子で反射された画像光と前記第3液晶表示素子で反射された画像光とを合成して前記第1偏光分離面に導いており、前記第1偏光分離面は、前記第1液晶表示素子で反射された画像光と、前記第2偏光分離面で合成された画像光とを合成し、前記第2偏光分離面は、前記第2波長領域の光に対しては、S偏光光を透過しP偏光光を反射し、前記第3波長領域の光に対しては、S偏光光を反射しP偏光光を透過する特性を有し、前記第波長領域は、前記第2、第3波長領域の間の波長領域であるすることを特徴としている。
第1、第2および第3液晶表示素子と、前記第1、第2および第3液晶表示素子からの画像光を投影する投影光学系と、光源からの光を前記第1、第2、第3液晶表示素子に導くと共に、前記第1、第2および第3液晶表示素子からの画像光を前記投影光学系に導く色分解合成光学系とを備える画像投影装置であって、前記色分解合成光学系が、第1波長領域の光に対して偏光分離特性を持つ第1偏光分離面と、第2及び第3波長領域の光に対して偏光分離特性を持つ第2偏光分離面とを有しており、前記第1偏光分離面が、前記第1波長領域の照明光を第1液晶表示素子に導くと共に、前記第1液晶表示素子で反射された画像光を前記投影光学系に導いており、前記第2偏光分離面が、前記第2波長領域の照明光と前記第3波長領域の照明光を分解しつつそれぞれを第2液晶表示素子と第3液晶表示素子に導くと共に、前記第2液晶表示素子で反射された画像光と前記第3液晶表示素子で反射された画像光とを合成して前記第1偏光分離面に導いており、前記第1偏光分離面は、前記第1液晶表示素子で反射された画像光と、前記第2偏光分離面で合成された画像光とを合成して前記投影光学系に導き、前記第2偏光分離面は、前記第2波長領域の光に対しては、S偏光光を透過しP偏光光を反射し、前記第3波長領域の光に対しては、S偏光光を反射しP偏光光を透過する特性を有し、前記第波長領域は、前記第2、第3波長領域の間の波長領域であることを特徴としている。
本発明によれば、部品点数が少なくコントラストの高い画像光を出力することが可能な色分解合成光学系、及びそれを使ってコントラストの高い画像を投影することが可能な画像投影装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の色分解合成光学系及びそれを有する画像投影装置の実施例について詳細に説明する。以下の第1、2、3、4実施例においては、すべて画像投影装置全体について説明を行っているが、本発明はその画像投影装置の中の色分解合成光学系200の構成のうちの一部の構成で完成している。具体的には、後述する実施例4を見れば分かるように、その色分解合成光学系200のうち、第1〜3実施例に記載されているダイクロイックミラー6、26、46やミラー7、27、47等は特に構成要素として含まなくても本発明は完成している。
具体的には、本実施例の色分解合成光学系は、第1波長領域の光に対して偏光分離特性(偏光分離機能)を持つ第1偏光分離面と、第2波長領域の光及び第3波長領域の光に対して偏光分離特性(偏光分離機能)を持つ第2偏光分離面とを備えている。ここで、第1偏光分離面が、第1波長領域の照明光を第1液晶表示素子に導くと共に、第1液晶表示素子で反射された画像光を照明光とは異なる方向に導いている。次に、第2偏光分離面が、第2波長領域の照明光と第3波長領域の照明光を分解しつつそれぞれを第2液晶表示素子と第3液晶表示素子に導いている。更にこの第2偏光分離面は、第2液晶表示素子で反射された画像光と前記第3液晶表示素子で反射された画像光とを合成して前述の第1偏光分離面に導いている。最後に、第1偏光分離面によって、第1液晶表示素子で反射された画像光と、第2偏光分離面で合成された第2液晶表示素子及び第3液晶表示素子で反射された画像光とを合成している。
本実施例において、偏光分離特性(偏光分離機能)とは、偏光方向が互いに異なる光の一方を反射、他方を透過する特性(機能)のことである。反射(透過)とは、入射光を100%反射(透過)することが望ましいが、少なくとも50%より多い(好ましくは75%以上の)成分を反射(透過)することが望ましい。
以下の実施例においては、第1波長領域の光を緑色光、第2波長領域の光を青色光、第3波長領域の光を赤色光として説明を行うが、第1、2、3波長領域に関してはどの色光を当てはめても構わない。
このような構成とすることによって、部品点数が少なくコントラストの高い画像光を出力することが可能な色分解合成光学系、及びそれを使ってコントラストの高い画像を投影することが可能な画像投影装置を提供することが可能となる。
(第1実施例)
本発明の第1実施例について、図1、2を用いて説明する。
第1実施例について図1を参照して概要を説明する。この第1実施例においては、光源1からの白色光を照明光学系100を用いて反射型液晶表示素子(画像表示素子)10R、G、Bに導いている。そして、この反射型液晶表示素子10R、G、B(第1、2、3液晶表示素子)から出射する画像光を投影光学系(投射レンズ、但しレンズのみとは限らない)16を用いてスクリーン等の被投影面に投影する。ここで、照明光学系100と投影光学系16との間に、照明光学系を経た照明光を色分解して反射型液晶表示素子10R、G、B各々に導く色分解合成光学系200が配置されている。その色分解合成光学系200は、反射型液晶表示素子10R、G、B各々から出射した画像光を合成して投影光学系16に導く機能も有している。本実施例においては、特に色分解合成光学系200について以下に詳細に説明する。
まず、照明光学系100について図1を用いて説明する。この図1において、破線で囲んだ100は前述の通り照明光学系を、同じく破線で囲んだ200は色分解合成光学系を表している。また、図1中の一点鎖線は、3つの反射型液晶表示素子10R、G、Bの中心に入射し、その中心から出射してスクリーンに投影される光束の主光線の光路(3つの色光を光源からスクリーンに導く光学系の光軸)を示している。
白色光を出射する光源(ランプの発光部)1から全方向に射出した光束は放物面リフレクタ2によって略平行光となって射出される。この平行光束は、第1のレンズアレイ3によって複数の部分光束に分割され、その各々の部分光束が第1のレンズアレイ3によって第2のレンズアレイ4近傍に集光されて、その複数の部分光束各々が光源像(2次光源像)を形成する。第2のレンズアレイ4を射出した分割光束は、コンデンサーレンズ5によって集光され、反射型液晶パネル10R、G、Bを重畳的に照明する。尚、第1レンズアレイ3の光源側には不図示の赤外線カットフィルタ等を配置していても良い。
ここで、第2のレンズアレイ4の直後に(コンデンサーレンズ5よりも光源側)には、不図示の偏光変換素子が配置されており、その偏光変換素子は、前述の複数の部分光束各々を同じ偏光方向を持つ直線偏光光(ここではP偏光光)に変換する。この偏光変換素子は、複数の偏光変換素子が(照明光学系100の光軸を横切る方向に、又は第1、第2のレンズアレイ中の複数のレンズが配列されている方向に)アレイ状に配列されたものであり、無偏光光を直線偏光光(P偏光光)に変換する。従って、この不図示の偏光変換素子は、偏光変換素子アレイと称しても構わない。
このように構成された照明光学系100より出射した光束(照明光)が色分解合成光学系200に導かれる。
次に、主に色分解合成光学系200について図1及び図2を用いて説明する。
ダイクロイックミラー6は、光源からの白色光のうち青色光(第2波長領域の光、第2色光、B)と赤色光(第3波長領域の光、第3色光、R)の色光を反射し、緑色光(第1波長領域の光、第1色光、G)の色光を透過する特性を有する。青色光とは、約400nm以上500nm以下の波長領域の光で、緑色光とは、約500nm以上600nm以下の波長領域の光で、赤色光とは、約600nm以上700nm以下の波長領域の光を指している。すなわち各色光は互いに異なる波長領域の光を指していれば良い。
前述のダイクロイックミラー6を透過した緑色光の光路について説明する。
7は、ダイクロイックミラー6を透過してきた緑色光を反射するミラーである。8はP偏光(所望の偏光方向)の光のみを透過し、そのP偏光と直交するS偏光(所望の偏光方向と直交する偏光方向)の光を吸収或いは反射する入射側(光源側)偏光板(緑色光用入射側偏光板、第1入射側偏光板)である。9はP偏光光(第1直線偏光光)を透過し、それと偏光方向が直交するS偏光光(第2直線偏光光)を反射する偏光分離面(第1の偏光分離面)を有する第1の偏光ビームスプリッタである。尚、この偏光分離面とは、偏光分離膜が施された面、又は2つのプリズムが貼り合せられている面とも言える。
10Gは入射した光を反射するとともに画像変調する緑用(緑色光用)の反射型液晶表示素子であり、11Gは緑用の1/4波長板であり、70は光路長調整用の光路調整プリズムである。この光路長調整プリズム70は各色光の、反射型液晶表示素子からスクリーン(被投影面)までの光路長をほぼ同じ(最も短い光路長が最も長い光路長の90%以上、好ましくは97%以上)にするための光学素子である。前述の第1の偏光ビームスプリッタを透過したP偏光の緑色光(照明光)は、光路調整用プリズム70、1/4波長板11Gを経て緑色光用の反射型液晶表示素子に入射する。その反射型液晶表示素子に入射した緑色光は画像変調されて(例えば一部がS偏光に変調されて)反射されて再び光路調整用プリズム70及び1/4波長板11Gを経て第1偏光ビームスプリッタに入射する。第1偏光ビームスプリッタに入射した緑色光のうちS偏光光(画像光)が偏光分離面で反射され、投影光学系16に導かれる。このようにして緑色光の画像光が被投影面に投影される。ここで、後段の投影光学系に導かれて被投影面に投影される光、すなわち反射型液晶表示素子で偏光方向をP偏光からS偏光に(S偏光からP偏光に、でも可)変えられた光、を画像光と称する。後述する赤色光及び青色光に関しても同様に投影光学系に導かれる(偏光方向の)光を画像光と称することとする。
前述のダイクロイックミラー6で反射された青色光、赤色光の光路について説明する。
12は、赤色光及び青色光のうちP偏光光を透過し、S偏光光を吸収或いは反射する入射側(光源側)偏光板(赤色光及び青色光用入射側偏光板、或いは白色光用偏光板、第2入射側偏光板)である。この入射側偏光板12を経た赤色光、青色光はそれぞれP偏光光として、第2の偏光ビームスプリッタ13に入射する。
この第2の偏光ビームスプリッタ13は、図2のような波長特性(偏光分離特性、偏光分離機能)を持つ偏光ビームスプリッタである。すなわち、赤色光と青色光に対して偏光分離特性が逆になるような特性を持つ偏光分離面(偏光分離膜が施された面、又は2つのプリズムが向かい合っている面、第2の偏光分離面)を備えている。具体的には、青色光についてはS偏光を透過しP偏光を反射し、一方、赤色光についてはS偏光を反射しP偏光を透過する特性を持つ偏光分離面(第2の偏光分離面)を有する偏光ビームスプリッタである。
従って、第2の偏光ビームスプリッタに入射するP偏光光の青色光は、反射されて1/4波長板11Bを経て青用(青色光用)の反射型液晶表示素子10Bに入射する。この青用の反射型液晶表示素子10Bにおいて変調され反射された青色光が1/4波長板11Bを経て再び第2の偏光ビームスプリッタに入射する。その第2の偏光ビームスプリッタに入射した青色光のうち、液晶表示素子10BにおいてS偏光光に変調された青色光(画像光)が第2の偏光ビームスプリッタを透過して投影光学系の方向に導かれる。
また、第2の偏光ビームスプリッタに入射するP偏光光の赤色光は、透過されて1/4波長板11Rを経て赤用(赤色光用)の反射型液晶表示素子10Rに入射する。この赤用の反射型液晶表示素子10Rにおいて変調され反射された赤色光(画像光)が1/4波長板11Rを経て再び第2の偏光ビームスプリッタに入射する。その第2の偏光ビームスプリッタに入射した赤色光のうち、液晶表示素子10RにおいてS偏光光に変調された赤色光が第2の偏光ビームスプリッタで反射されて投影光学系16の方向に導かれる。
このようにして第2の偏光ビームスプリッタから投影光学系16の方向に導かれたS偏光の赤色光及び青色光は、S偏光光を透過しP偏光光を吸収或いは反射する出射側偏光板14に入射する。その出射側偏光板14から出射したS偏光光が1/2波長板15に入射してP偏光光に変換される。その1/2波長板15から出射したP偏光の赤色光及び青色光は、前述の第1の偏光ビームスプリッタを透過して投影光学系16に入射し、被投影面に投影される。
尚、黒表示の場合には、緑色光は、緑用反射型液晶表示素子から反射された光が全てP偏光光のまま再び第1の偏光ビームスプリッタに入射し、その第1の偏光ビームスプリッタを透過して光源方向に戻る。同様に、赤用反射型液晶表示素子から反射された赤色光はすべてP偏光光のまま再び第2の偏光ビームスプリッタを透過して光源方向に戻る。青用反射型液晶表示素子から反射された青色光はすべてP偏光光のまま再び第2の偏光ビームスプリッタで反射されて光源方向に戻される。勿論、画像光とならない光(液晶表示素子で変調されずに偏光方向が変わらない光)に関しては、この黒表示の場合の光と同様に光源方向に戻される。
この実施例1においては、第1の偏光ビームスプリッタ9と液晶表示素子10Gの間(第1偏光ビームスプリッタの第1液晶表示素子側)に光路調整用プリズム70を配置したがこの限りではない。例えば、図8に記載したように、光路調整用プリズム70を配置せず、第1の偏光ビームスプリッタと緑用の反射型液晶表示素子10Gとの間の間隔を開けても良い(第1実施例の第1変形例)。この場合は、少なくとも、第1の偏光ビームスプリッタと緑用の反射型液晶表示素子10Gとの間の間隔を、第2の偏光ビームスプリッタと青用或いは赤用の反射型液晶表示素子との間隔よりも大きくするのが好ましい。より好ましくは、投影光学系16(投影光学系16の複数の光学面(レンズ面等)のうち最も反射型液晶表素子側の光学面)と各反射型液晶表示素子10R、G、Bとの間隔(各色光の光路におけるバックフォーカス)を実質的に同じにすれば良い。このように、投影光学系16から各反射型液晶表示素子10R、G、Bまでの光路長が実質的に同じ(最も短い光路長が最も長い光路長の90%以上、より好ましくは97%以上)にすれば、1つの色光だけがボケたり、倍率が違ったりしなくなる。勿論、この図8のように光路調整用プリズム70をなくし、投影像の画質が悪化しない範囲で(悪化したとしても許される範囲内で)反射型液晶表示素子10Gと第1の偏光ビームスプリッタ11G(投影光学系16)との間隔を狭くしても構わない。
また、第1の偏光ビームスプリッタ9と液晶表示素子10R、10Bの間(第1の偏光ビームスプリッタの第2液晶表示素子側及び/又は第3液晶表示素子側)にレンズ等の光学素子を配置しても構わない。その際のレンズは、第1の偏光ビームスプリッタ9と第2の偏光ビームスプリッタ13との間に、赤色光光路及び青色光光路に共通のレンズを配置すれば良い。また、赤用反射型液晶表示素子10Rと第2の偏光ビームスプリッタ13との間、及び青用反射型液晶表示素子10Bと第2の偏光ビームスプリッタ13との間に、各々互いに異なるレンズを配置しても良い。
また、投影光学系に色収差を持たせて、色光の光路長差を補償するようにしても良い。その際、緑色光の光路だけが他の赤色光や青色光の光路に比べて短いことを考慮して、色収差を持たせることが望ましい。尚、ここで言うレンズとは勿論光学的パワー(焦点距離の逆数、屈折力)を有する光学素子のことであり、回折光学素子等であっても構わない。また、ここで言うレンズの代わりに、既存の光学素子に曲率を設け、或いは回折面を設けることによって、光学的パワー(屈折力)を持つ光学面を設けても構わない。
また、光源1(或いは2次光源像が形成される第2のレンズアレイ)から、反射型液晶表示素子10R、G、Bまでの距離(光路長)が異なると、3つの反射型液晶表示素子上での照度分布が同じにならない可能性がある。具体的には、本実施例1においては、光源1から赤用の反射型液晶表示素子10R、青用の反射型液晶表示素子10Bまでの距離は同じであるが、緑用の反射型液晶表示素子10Gまでの距離だけが長くなっている。このような場合、緑用の反射型液晶表示素子10Gの照度分布が、赤用及び青用の反射型液晶表示素子10R、10Bの照度分布と異なり、いずれかの反射型液晶表示素子上での照度分布は均一であっても他方の照度分布が不均一になる可能性がある。
そこで、3つの反射型液晶表示素子上の照度分布を同じにする(好ましくはすべて均一な照度分布にする)ために、ダイクロイックミラー6から第1の偏光ビームスプリッタ9までの光路上に光学素子を配置すると良い。その光学素子は、屈折レンズや回折光学素子等のように、光学素子のパワー(集光力、屈折力)を持つ光学素子であれり、そのような光学素子によって、3つの反射型液晶表示素子上の照度分布を同じにすることができる。具体的には、ダイクロイックミラー6から第1の偏光ビームスプリッタ9との間で、光源像(3次光源と称する)を形成し、その3次光源からの光束で緑用の反射型液晶表示素子を照明する(ケーラー照明)。その結果、追加する光学素子によって、光源に対する3つの反射型液晶表示素子の光学的な位置を同じ(ほぼ同じ)にすることができ、3つの反射型液晶表示素子すべてを同程度に均一に照明することが出来る。尚、追加する光学素子は、ダイクロイックミラー6とミラー7との間に配置された少なくとも1枚の正レンズ、ミラー7と入射側偏光板8との間に配置された少なくとも1枚の正レンズを含んでいることが望ましい。
また、上述の黒表示の際に、各色光が漏れて被投影面に投影されてしまうと黒表示を行っても被投影面上の画像は白く浮き上がって見えてしまう。そこで、1/4波長板11R、G、B各々を調整し、黒表示時に各色光の漏れ光(黒表示時に被投影面に投影されてしまう光)の光量を少なくするように調整しても良い。
また、本実施例においては、不図示の偏光変換素子(偏光変換素子アレイ)によって、光源からの無偏光光をP偏光光に変換したが、勿論S偏光光に変換しても構わない。
また、この実施例1においては、第2の偏光ビームスプリッタとして、図2のような偏光分離特性を有する偏光分離面を持つ偏光ビームスプリッタを用いたがこの限りでは無い。具体的には、赤色光に対する偏光分離特性と青色光に対する偏光分離特性とを逆転させた特性を有する偏光分離面を持つ偏光ビームスプリッタを用いても良い。その場合には、赤用反射型液晶表示素子と青用反射型液晶表示素子との位置を逆にすれば本実施例と同様の効果を奏することができる。
また、偏光分離面(素子)とは、一般的には可視光領域全域の光に対して、ほぼ同じ偏光分離特性(例えばS偏光光を反射しP偏光光を透過するような特性)を持つものが多い。本実施例の第1の偏光ビームスプリッタ9(が有する第1の偏光分離面)は、その一般的な偏光ビームスプリッタであって、可視光領域全域の光に対してS偏光光を反射してP偏光光を透過する偏光分離特性を持つ。
但し、本実施例の第2の偏光ビームスプリッタ24は上述の偏光ビームスプリッタ(第1の偏光ビームスプリッタ)とは若干異なる。この第2の偏光ビームスプリッタは、図2に示したように赤色光に対してはS偏光光を透過しP偏光光を反射し、青色光に対してはS偏光光を反射しP偏光光を透過している、つまり可視光領域内の波長(色)によって偏光分離特性が変化する。このように偏光分離特性が波長によって変化していても、可視光領域内において(特に赤色光、緑色光、青色光のいずれかに対して)偏光分離特性(S偏光光を反射しP偏光光を透過する、又はその逆)を持つ面(素子)を偏光分離面(素子)と称する。
実施例3で詳細に説明する図6に示すような偏光分離特性を持つものも偏光分離面(素子)と称する。すなわち、ある波長領域の光(図6では青色光)に対してはS偏光光を透過しP偏光光を反射し、別の波長領域の光(図6では赤色光)に対してはS偏光光もP偏光光も透過(或いは反射)するような偏光分離特性を持つ面も偏光分離面と称する。ここで、反射する、とは入射光のうち少なくとも50%(好ましくは75%)より多くの光を反射していれば良く、逆に、透過する、とは、入射光のうち少なくとも50%(好ましくは75%)より多くの光を透過していれば良い。
また、本実施例1及び後述する他の実施例において、色光は赤、緑、青の3色の色光を想定しているが、この限りでは無く、4色やそれ以上の色光としても良いし、波長領域の分け方も上述の分け方と異なっていても良い。
また、ここで記載した偏光板とは、所定の偏光方向の光を後段の光学系に導き、所定の偏光方向と直交する偏光方向の光を後段の光学系に対して遮光する(吸収する、或いは後段の光学系とは異なる方向に導く)光学素子のことである。本実施例1で用いた偏光板はすべて白色光、すなわち赤色光、緑色光、青色光全て、に対して偏光板として機能するものを記載したがその限りではない。当該偏光板に入射する色光に対応する波長領域の光に対して偏光板として機能すればそれで足りる。
このように画像投影装置を構成すると、赤色光及び青色光は、反射型液晶表示素子から出射した後、すぐに検光されるため、部品点数が少なくても赤色光及び青色光のコントラストが落ちることが無い。すなわち、部品点数が少なく且つコントラストの高い画像を投影することが可能な画像投影装置、又その画像投影装置を構成する色分解合成光学系を提供することができる。
本実施例1及び以下の実施例2、3に記載したように、白色光を、緑色光と赤及び青色光とに分解する光学素子(実施例1のダイクロイックミラー6)を持っていると、コントラスト好ましいが、その限りでは無い。本実施例1に記載した赤色光、緑色光、青色光の光路は入れ換えても構わない。
(第2実施例)
図3を用いて本発明の第2実施例について説明する。特に説明しない部分に関しては第1実施例と同じである。
光源1、リフレクタ2、及び照明光学系100、更には不図示の偏光変換素子(偏光変換素子アレイ)については実施例1と同様である。但し、本実施例においては、偏光変換素子によって、光源からの無偏光光をS偏光光に変換している。
色分解合成光学系300について図3を用いて説明する。
ダイクロイックミラー26は、光源からの白色光のうち青色光(B)と赤色光(R)の色光を反射し、緑色光(G)の色光を透過する特性を有する。
前述のダイクロイックミラー26を透過した緑色光の光路について説明する。
27は、ダイクロイックミラー26を透過してきた緑色光を反射するミラーである。28はS偏光(所望の偏光方向)の光のみを透過し、そのS偏光と直交するP偏光(所望の偏光方向と直交する偏光方向)の光を吸収或いは反射する入射側偏光板(緑色光用入射側偏光板、第1入射側偏光板)である。29はP偏光光を透過し、S偏光光を反射する偏光分離面(偏光分離膜が施された面、又は2つのプリズムが向かい合っている面)を有する第1の偏光ビームスプリッタである。
30Gは入射した光を反射するとともに画像変調する緑用(緑色光用)の反射型液晶表示素子であり、31Gは緑用の1/4波長板であり、70は第1実施例と同じく光路調整用プリズムである。前述の第1の偏光ビームスプリッタ29で反射されたS偏光の緑色光が1/4波長板31G、光路調整用プリズム70を経て緑色光用の反射型液晶表示素子30Gに入射する。その反射型液晶表示素子に入射した緑色光は画像変調されて(例えば一部がP偏光に変調されて)反射されて再び光路調整用プリズム70及び1/4波長板31Gを経て第1偏光ビームスプリッタ29に入射する。第1偏光ビームスプリッタに入射した緑色光のうちS偏光光が偏光分離面で反射され光源方向に導かれ、P偏光光(画像光)が偏光分離面を透過して投影光学系37に導かれる。このようにして緑色光の画像光が投影光学系37によって被投影面に投影される。
前述のダイクロイックミラー26で反射された青色光、赤色光の光路について説明する。
32は赤色光及び青色光を反射するミラー(S偏光のみを反射し、P偏光を透過する偏光分離面を持つ光学素子であっても構わない)である。このミラー32で反射された赤色光及び青色光は、赤色光及び青色光のうちS偏光光を透過し、P偏光光を吸収或いは反射する入射側偏光板(赤色光及び青色光用入射側偏光板、或いは白色光用偏光板、第2入射側偏光板)33に入射する。この入射側偏光板33を経た赤色光、青色光はそれぞれS偏光光として、第2の偏光ビームスプリッタ34に入射する。
この第2の偏光ビームスプリッタ34は、実施例1で示した第2の偏光ビームスプリッタ13と同様に、図2のような波長特性(偏光分離特性、偏光分離機能)を持つ、すなわち赤色光と青色光に対して偏光分離特性が逆になるような特性を持っている。
従って、第2の偏光ビームスプリッタ34に入射するS偏光光の青色光は、第2の偏光ビームスプリッタ(の偏光分離面)を透過して1/4波長板31Bを経て青用(青色光用)の反射型液晶表示素子30Bに入射する。この青用の反射型液晶表示素子30Bにおいて変調され反射された青色光が1/4波長板31Bを経て再び第2の偏光ビームスプリッタ34に入射する。その第2の偏光ビームスプリッタ34に入射した青色光のうち、液晶表示素子30BにおいてP偏光光に変調された青色光が第2の偏光ビームスプリッタで反射されて投影光学系37の方向に導かれる。
また、第2の偏光ビームスプリッタに入射するS偏光光の赤色光は、反射されて1/4波長板31Rを経て赤用(赤色光用)の反射型液晶表示素子30Rに入射する。この赤用の反射型液晶表示素子30Rにおいて変調され反射された赤色光が1/4波長板31Rを経て再び第2の偏光ビームスプリッタ34に入射する。その第2の偏光ビームスプリッタ34に入射した赤色光のうち、液晶表示素子30RにおいてP偏光光に変調された赤色光が第2の偏光ビームスプリッタを透過して投影光学系37の方向に導かれる。
このようにして第2の偏光ビームスプリッタから投影光学系37の方向に導かれたP偏光の赤色光及び青色光は、P偏光光を透過しS偏光光を吸収或いは反射する出射側偏光板35を透過する。その出射側偏光板35から出射したP偏光光は1/2波長板36によってS偏光光に変換されて、前述の第1の偏光ビームスプリッタ29に入射する。第1の偏光ビームスプリッタは、S偏光光を反射し、P偏光光を透過する特性を有しているため、S偏光の赤色光及び青色光は共に第1の偏光ビームスプリッタの偏光分離面で反射され、投影光学系37の方向に導かれる。このようにして、赤色光及び青色光は被投影面に投影される。
尚、黒表示の場合には、実施例1と同様に各色光が光源方向に戻される構成となっている。
この実施例2においても、第1の偏光ビームスプリッタと緑用反射型液晶表示素子30Gとの間にレンズを配置しても構わない。また、第1の偏光ビームスプリッタと第2の偏光ビームスプリッタとの間や、第2の偏光ビームスプリッタと赤用反射型液晶表示素子との間、第2の偏光ビームスプリッタと青用反射型液晶表示素子との間にレンズを配置しても良い。
また、この第2実施例では、S偏光の緑色光を第1の偏光ビームスプリッタに入射させており、緑用反射型液晶表示素子30GにS偏光の緑色光が入射するように構成している。黒表示の際には、緑色光は偏光方向が変わらないまま反射型液晶表示素子で反射される。すなわち、反射型液晶表示素子30Gで反射された後も緑色光はS偏光光のままであるため、再び第1の偏光ビームスプリッタ29の偏光分離面で反射され、入射側偏光板28を透過して光源側に戻される。一般的にP偏光に比べS偏光の方が検光性能が良いため、視感度の高い緑色光がP偏光で液晶表示素子に入射する構成を採用した実施例1に比べ、投影光学系37への緑色光の漏れ光が少なくなる。つまり、コントラストを高くしやすくなる、と言う特徴がある。
(第3実施例)
図4を用いて本発明の第3実施例について説明する。特に説明しない部分に関しては第1実施例と同じである。
光源1、リフレクタ2、及び照明光学系100、更には不図示の偏光変換素子(偏光変換素子アレイ)については実施例1と同様であり、光源からの無偏光光をP偏光光に変換している。
色分解合成光学系400について図4を用いて説明する。
ダイクロイックミラー46は、光源からの白色光のうち青色光(B)と赤色光(R)の色光を反射し、緑色光(G)の色光を透過する特性を有する。
前述のダイクロイックミラー46を透過した緑色光の光路について説明する。
47は、ダイクロイックミラー46を透過してきた緑色光を反射するミラーである。48はP偏光(所望の偏光方向)の光のみを透過し、そのP偏光と直交するS偏光の光(所望の偏光方向と直交する偏光方向を持つ光)を吸収或いは反射する入射側偏光板(緑色光用入射側偏光板、第1入射側偏光板)である。49は図5に示す偏光分離特性を持つ第1の偏光ビームスプリッタであり、青色光は偏光方向に関わらず透過し、緑色光と赤色光についてはP偏光光を透過しS偏光光を反射する面を有する第1偏光ビームスプリッタである。
50Gは入射した光を反射するとともに画像変調する緑用(緑色光用)の反射型液晶表示素子であり、51Gは緑用の1/4波長板であり、70は光路調整用プリズムである。前述の第1の偏光ビームスプリッタ49を透過したP偏光の緑色光が光路調整用プリズム70、1/4波長板51Gを経て緑色光用の反射型液晶表示素子50Gに入射する。その反射型液晶表示素子に入射した緑色光は画像変調されて(例えば一部がS偏光に変調されて)反射されて再び1/4波長板51G及び光路調整用プリズム70を経て第1偏光ビームスプリッタ49に入射する。第1偏光ビームスプリッタに入射した緑色光のうちP偏光光が偏光分離面を透過して光源方向に導かれ、S偏光光が偏光分離面で反射されて投影光学系56に導かれる。このようにして緑色光の画像光が投影光学系56によって被投影面に投影される。
前述のダイクロイックミラー26で反射された青色光、赤色光の光路について説明する。
赤色光及び青色光は、赤色光及び青色光のうちP偏光光を透過し、S偏光光を吸収或いは反射する入射側偏光板(赤色光及び青色光用入射側偏光板、或いは白色光用偏光板、第2入射側偏光板)52に入射する。この入射側偏光板52を経た赤色光、青色光はそれぞれP偏光光として、波長選択性位相差板53に入射する。この波長選択性位相差板(色選択性位相差板)53は、青色光の偏光方向を変化させずに赤色光の偏光方向だけを90度回転させる機能を持つ(赤色光に対して1/2波長板として機能する)。従って、この波長選択性位相差板53から出射した青色光はP偏光光のままであるが、赤色光はS偏光光に変換される。
54は、第2の偏光ビームスプリッタであり、赤色光及び青色光の両者に対して(赤、緑、青色光全ての色光に対して)P偏光を透過しS偏光を反射する特性を持つ偏光分離面を有する。従って、P偏光の青色光(照明光)は第2の偏光ビームスプリッタ54(の偏光分離面)を透過して、1/4波長板51Bを経て青用(青色光用)の反射型液晶表示素子50Bに入射する。この青用の反射型液晶表示素子50Bにおいて変調され反射された青色光が1/4波長板51Bを経て再び第2の偏光ビームスプリッタ54に入射する。その第2の偏光ビームスプリッタ54に入射した青色光のうち、液晶表示素子50BにおいてS偏光光に変調された青色光(画像光)が第2の偏光ビームスプリッタで反射されて投影光学系56の方向に導かれる。
また、第2の偏光ビームスプリッタ54に入射するS偏光光の赤色光(照明光)は、反射されて1/4波長板51Rを経て赤用(赤色光用)の反射型液晶表示素子50Rに入射する。この赤用の反射型液晶表示素子50Rにおいて変調され反射された赤色光が1/4波長板51Rを経て再び第2の偏光ビームスプリッタ54に入射する。その第2の偏光ビームスプリッタ54に入射した赤色光のうち、液晶表示素子50RにおいてP偏光光に変調された赤色光(画像光)が第2の偏光ビームスプリッタを透過して投影光学系56の方向に導かれる。
このようにして第2の偏光ビームスプリッタから投影光学系56の方向に導かれたP偏光の赤色光及びS偏光の青色光は、青色光専用偏光板(青専用出射側偏光板)55に入射する。この青色光専用偏光板(出射側偏光板)55は、図6に示す特性、すなわち青色光に対してはS偏光を透過しP偏光を反射又は吸収し、赤色光に対しては偏光方向に関わらず透過する特性を持つ。従って、P偏光の赤色光(画像光)及びS偏光の青色光(画像光)はこの青色光専用偏光板55を透過するが、もしP偏光の青色光(不要光)が混ざっていた場合には、この青色光専用偏光板55で反射又は吸収し、投影光学系に入射しないようにする。
次に、P偏光の赤色光(画像光)及びS偏光の青色光(画像光)は、第1偏光ビームスプリッタ49に入射する。第1偏光ビームスプリッタ49は、青色光に対しては偏光方向に関わらずすべて透過(反射でも良い)しており、赤色光に対してはS偏光を反射しP偏光を透過する偏光分離面を持つ。従って、もしS偏光の赤色光が混ざっていた場合にはこの第1の偏光ビームスプリッタで反射され、投影光学系とは異なる方向に導かれる。
その結果、P偏光の赤色光(画像光)及びS偏光の青色光(画像光)は前記第1の偏光ビームスプリッタを透過し、S偏光の緑色光(画像光)は第1の偏光ビームスプリッタで反射されることにより、赤、緑、青色光が合成され投影光学系56に導かれる。
尚、黒表示の場合には、実施例1と同様に各色光が光源方向に戻される構成となっている。
この実施例3においても、第1の偏光ビームスプリッタと緑用反射型液晶表示素子50Gとの間にレンズを配置しても構わない。また、第1の偏光ビームスプリッタと第2の偏光ビームスプリッタとの間や、第2の偏光ビームスプリッタと赤用反射型液晶表示素子との間、第2の偏光ビームスプリッタと青用反射型液晶表示素子との間にレンズを配置しても良い。
(第4実施例)
以上の第1、2、3実施例においては、1つの白色光源(白色光を発する光源、赤、緑、青色光すべてを発する光源)を用いているが、本発明はそれに限定されることは無く、複数の光源を用いても良い。各色光に対して一つずつ光源を備える構成であっても構わないが、この実施例4においては、緑色光(第1色光)用の光源と、青色光及び赤色光(第2、3色光)用の光源とを備える構成(つまり2つの光源を持つ構成)を例示する。この実施例4について図7を用いて説明する。
まず、図7中の61は、緑色光用(第1色光用、第1波長領域の光用)の光源(第1光源)であり、62は、青色光及び赤色光用(第2、3色光用、第2、3の波長領域の光用、第2、3の液晶表示素子用)の光源(第2光源)である。
緑色光用の光源(第1光源)61、青色光及び赤色光用の光源(第2光源)62は、それぞれ複数のLEDで構成されている。
緑色光用の光源61から発した緑色光は、実施例1と同様にP偏光を透過しS偏光を吸収又は反射する入射側偏光板8(第1入射側偏光板)を経て第1の偏光ビームスプリッタ9に入射する。従って、第1の偏光ビームスプリッタ9には実質的にP偏光の緑色光のみが入射する。
青色光及び青色光用の光源62からの青及び赤色光は、実施例1と同様にP偏光を透過しS偏光を吸収又は反射する入射側偏光板(第2入射側偏光板)12に入射し偏光度を高められる(所望の偏光成分の割合を向上させる)。その入射側偏光板を経た青色光及び赤色光が第2の偏光ビームスプリッタ13(図2のような偏光分離特性を持つ偏光ビームスプリッタ)に入射する。従って、第2の偏光ビームスプリッタ13には実質的にP偏光の青色光及びP偏光の赤色光のみが入射する。
第1偏光ビームスプリッタ、第2偏光ビームスプリッタに入射した後は、実施例1と同様の光学作用を持つため、説明は省略する。
この実施例4においては、複数のLEDからなる光源を使用しているが、これに限定されることはなく、レーザー光源等を用いても良い。また本実施例の光源の代わりに、白色光源(高圧水銀ランプ等)とカラーフィルターとの組み合せを用いても良い。
以上の第1、2、3、4実施例は任意に組み合わせても構わない。例えば、第2、3、4実施例に記載した光路調整用プリズム70は、図8、9に示したように配置しなくても構わないし、レンズ等と置き換えても構わない。また、第2実施例のような配置において、第3実施例のように波長選択性位相差板を用いても構わない。
第1実施例の概略図。 第1実施例の第2の偏光ビームスプリッタ13の偏光分離特性の説明図。 第2実施例の概略図。 第3実施例の概略図。 第3実施例における第1の偏光ビームスプリッタ49の偏光分離特性の説明図。 第3実施例における青色光専用偏光板55の特性の説明図。 第4実施例の概略図。 第1実施例の第1変形例の概略図。 第1実施例の第2変形例の概略図。
符号の説明
1 光源
2 リフレクタ
3 第1のレンズアレイ
4 第2のレンズアレイ
5 コンデンサーレンズ
6、26、46 ダイクロイックミラー
7、27、32、47 ミラー
8、12、28、33、48、52 入射側偏光板
9、29、49 第1の偏光ビームスプリッタ
10、30、50 反射型液晶表示素子
11、31、51 1/4波長板
13、34、54 第2の偏光ビームスプリッタ
14、35 出射側偏光板
15、36 1/2波長板
53 波長選択性位相差板
55 青色光専用偏光板
16、37、56 投影光学系(投射レンズ)
61 緑色光用の光源
62 青色光及び赤色光用の光源
100 照明光学系
200、300、400 色分解合成光学系

Claims (20)

  1. 第1波長領域の光に対して偏光分離特性を持つ第1偏光分離面と、
    第2及び第3波長領域の光に対して偏光分離特性を持つ第2偏光分離面を備える色分解合成光学系であって、
    前記第1偏光分離面が、前記第1波長領域の照明光を第1液晶表示素子に導くと共に、前記第1液晶表示素子で反射された画像光を前記照明光とは異なる方向に導いており、
    前記第2偏光分離面が、前記第2波長領域の照明光と前記第3波長領域の照明光を分解しつつそれぞれを第2液晶表示素子と第3液晶表示素子に導くと共に、前記第2液晶表示素子で反射された画像光と前記第3液晶表示素子で反射された画像光とを合成して前記第1偏光分離面に導いており、
    前記第1偏光分離面は、前記第1液晶表示素子で反射された画像光と、前記第2偏光分離面で合成された画像光とを合成し、
    前記第2偏光分離面は、前記第2波長領域の光に対しては、S偏光光を透過しP偏光光を反射し、前記第3波長領域の光に対しては、S偏光光を反射しP偏光光を透過する特性を有し、前記第1波長領域は、前記第2、第3波長領域の間の波長領域であることを特徴とする色分解合成光学系。
  2. 前記第1、第2、第3波長領域は、それぞれ、緑、青、赤の波長領域の光であることを特徴とする請求項1に記載の色分解合成光学系。
  3. 光源と前記第2偏光分離面との間に配置され、前記第1波長領域の光を前記第1偏光分離面に導き、前記第2、第3波長領域の光を前記第2偏光分離面に導く光路分離素子と、
    前記光路分離素子と前記第1偏光分離面との間に配置され、前記第1波長領域の光を前記第1偏光分離面に導く第1のミラーを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の色分解合成光学系。
  4. 前記光路分離素子は、前記第1波長領域の光を透過し、前記第2、第3波長領域の光を反射することを特徴とする請求項3に記載の色分解合成光学系。
  5. 前記第1偏光分離面と前記第1液晶表示素子との間に、前記第2および第3波長領域の光路長と第1波長領域の光路長とを揃える光学素子を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の色分解合成光学系。
  6. 前記光学素子は、複数のレンズであることを特徴とする請求項5に記載の色分解合成光学系。
  7. 前記第1偏光分離面を備える第1の偏光ビームスプリッタと、
    前記第2偏光分離面を備える第2の偏光ビームスプリッタを有し、
    前記第1の偏光ビームスプリッタと前記第1液晶表示素子との間の間隔を、第2の偏光ビームスプリッタと前記第2液晶表示素子或いは第3液晶表示素子との間隔よりも大きくすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の色分解合成光学系。
  8. 前記光路分離素子と前記第1のミラーとの間に配置された少なくとも1枚の正レンズと、
    前記第1のミラーと前記第1偏光分離面との間に配置された少なくとも1枚の正レンズを有することを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の色分解合成光学系。
  9. 前記第1偏光分離面を介して前記第1液晶表示素子に導かれる第1波長領域の照明光の偏光光は、P偏光光であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の色分解合成光学系。
  10. 前記第1偏光分離面は、前記第1波長領域の画像光を反射し、前記第2、第3波長領域の画像光を透過することにより、前記第1、第2、第3波長領域の画像光を合成することを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項に記載の色分解合成光学系。
  11. 前記光路分離素子を出射した前記第2、第3波長領域の光を反射して、前記第2偏光分離面へ導く第2のミラーを有し、
    前記第1偏光分離面は、前記第2、第3波長領域の画像光を反射し、前記第1波長領域の画像光を透過することにより、前記第1、第2、第3波長領域の画像光を合成することを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項に記載の色分解合成光学系。
  12. 前記第1偏光分離面に入射する前記第1波長領域の照明光の偏光光は、S偏光光であることを特徴とする請求項11に記載の色分解合成光学系。
  13. 前記第1偏光分離面よりも光源側に配置され、前記第1波長領域の光に対して偏光板として機能する第1入射側偏光板と、
    前記第2偏光分離面よりも光源側に配置され、前記第2波長領域の光及び前記第3波長領域の光に対して偏光板として機能する第2入射側偏光板とを備えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の色分解合成光学系。
  14. 前記第1偏光分離面と前記第2偏光分離面との間に、前記第2波長領域及び前記第3波長領域のうち少なくとも一方の波長領域の光に対して偏光板として機能する出射側偏光板を備えることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の色分解合成光学系。
  15. 前記第1偏光分離面が、前記第1、第2及び第3波長領域の全ての光に対して、P偏光光を透過し、S偏光光を反射する特性を有しており、
    前記第1偏光分離面と前記第2偏光分離面との間に1/2波長板を備えることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の色分解合成光学系。
  16. 前記第1偏光分離面に入射する前記第1波長領域の光の偏光方向と、前記第2偏光分離面に入射する前記第2波長領域の光の偏光方向と、前記第2偏光分離面に入射する前記第3波長領域の光の偏光方向とが同じであることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の色分解合成光学系。
  17. 前記第1偏光分離面と前記第2偏光分離面との間に、前記第2波長領域の光に対して偏光板として機能し、前記第3波長領域の光は全て透過する偏光板を備えており、前記第1偏光分離面が、前記第1波長領域の光と前記第3波長領域の光に対しては偏光分離機能を持ち、前記第2波長領域の光に対しては全て反射或いは全て透過する特性を有することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の色分解合成光学系。
  18. 第1、第2および第3液晶表示素子と、
    前記第1、第2および第3液晶表示素子からの画像光を投影する投影光学系と、
    光源からの光を前記第1、第2、第3液晶表示素子に導くと共に、前記第1、第2および第3液晶表示素子からの画像光を前記投影光学系に導く色分解合成光学系とを備える画像投影装置であって、
    前記色分解合成光学系が、
    第1波長領域の光に対して偏光分離特性を持つ第1偏光分離面と、
    第2及び第3波長領域の光に対して偏光分離特性を持つ第2偏光分離面を有しており、前記第1偏光分離面が、前記第1波長領域の照明光を第1液晶表示素子に導くと共に、前記第1液晶表示素子で反射された画像光を前記投影光学系に導いており、
    前記第2偏光分離面が、前記第2波長領域の照明光と前記第3波長領域の照明光を分解しつつそれぞれを第2液晶表示素子と第3液晶表示素子に導くと共に、前記第2液晶表示素子で反射された画像光と前記第3液晶表示素子で反射された画像光とを合成して前記第1偏光分離面に導いており、
    前記第1偏光分離面は、前記第1液晶表示素子で反射された画像光と、前記第2偏光分離面で合成された画像光とを合成して前記投影光学系に導き、
    前記第2偏光分離面は、前記第2波長領域の光に対しては、S偏光光を透過しP偏光光を反射し、前記第3波長領域の光に対しては、S偏光光を反射しP偏光光を透過する特性を有し、前記第波長領域は、前記第2、第3波長領域の間の波長領域であることを特徴とする画像投影装置。
  19. 前記第1波長領域の光を発する第1光源と、
    前記第2及び第3波長領域の光を発する第2光源とを備えており、
    前記第1光源からの照明光で前記第1液晶表示素子を照明し、
    前記第2光源からの照明光で前記第2、第3液晶表示素子を照明することを特徴とする請求項18記載の画像投影装置。
  20. 前記投光学系は、前記第1波長領域と前記第2、第3波長領域の光路長差を補償する色収差を有することを特徴とする請求項18又は19に記載の画像投影装置。
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