JP2019161397A - 制御装置、プログラム、及び制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 マルチ投影やスタック投影する場合にも、マーカー画像を所定の分解能以上で撮影でき、複数台投影の位置合わせを精度よく行うことができる制御装置を提供すること。【解決手段】 制御装置500は、複数の投影装置510と撮影装置520を制御する。制御装置500は、マーカー画像を複数の投影装置510へ出力する画像出力手段604と撮影装置520を制御する撮影制御手段603と撮影画像を処理する画像処理手段609を有する。撮影制御手段603は、複数の投影装置510のうちの少なくとも1つの投影装置によって投影されているマーカー画像の少なくとも一部を撮影装置520で撮影する。画像処理手段609は、撮影画像に含まれているマーカー画像の少なくとも一部を検出する。撮影制御手段603は、マーカー画像の検出結果に基づいて、撮影装置510を制御する。【選択図】 図6
Description
本発明は、複数の投影装置と撮影装置とを制御する制御装置、プログラム、及び制御方法に関する。
投影面の高解像度化や大画面化、高輝度化のために、投影装置を複数台用いたマルチ投影やスタック投影という投影方法が知られている。マルチ投影とは、複数台の投影装置が投写する投影画面を繋ぎ合わせて、投影面上に一つの画像を表示する方法である。また、スタック投影とは、複数台の投影装置が同じ画像を同一箇所に重ね合わせるように投影することで、高輝度化を図る方法である。
特許文献1では、ユーザ操作によってマルチ投影における位置合わせを行う投影装置について提案されている。
また、マルチ投影やスタック投影の位置合わせは煩雑であるため、投影装置がスクリーン上に位置合わせ用のマーカー画像を投影し、撮影装置によるマーカー画像の撮影結果に基づいて自動で位置合わせを行うシステムが存在する。
このとき、マーカー画像を撮影するために、撮影装置のズーム倍率や姿勢を適切に設定する必要がある。特許文献2では、撮影装置の最大撮影有効範囲と投影装置の投影有効範囲に基づいて、撮影装置と投影装置の相対的な位置関係を求め、撮影装置の調整を支援するシステムが提案されている。
マーカー画像の検出精度が低いと補正精度が低下するため、マーカー画像を所定の分解能以上で撮影することが望ましい。また、複数台投影の位置合わせにおいては、複数の投影装置が投影するマーカー画像を撮影することで、複数の投影面の関係を同一平面上に変換する必要がある。
しかしながら、特許文献2では、複数台の投影装置が投影するマーカー画像を撮影する場合に撮影装置を調整することについては開示されておらず、マルチ投影やスタック投影に対応できない。
そこで本発明は、マルチ投影やスタック投影する場合にも、マーカー画像を所定の分解能以上で撮影でき、複数台投影の位置合わせを精度よく行うことができる制御装置を提供することを目的とする。
その目的を達成するために、本発明の一側面としての制御装置は、投影画像を投影する複数の投影装置と、前記投影画像を撮影して撮影画像を取得する撮影装置と、を制御する制御装置であって、マーカー画像を前記複数の投影装置へ出力する画像出力手段と、前記撮影装置を制御する撮影制御手段と、前記撮影画像を処理する画像処理手段と、を有し、前記撮影制御手段は、前記複数の投影装置のうちの少なくとも1つの投影装置によって投影されている前記マーカー画像を前記撮影装置で撮影し、前記画像処理手段は、前記撮影画像に含まれている前記マーカー画像の少なくとも一部を検出し、前記撮影制御手段は、前記マーカー画像の検出結果に基づいて、前記撮影装置を制御することを特徴とする。
本発明の一側面としての制御装置によれば、マルチ投影やスタック投影する場合にも、マーカー画像を所定の分解能以上で撮影でき、複数台投影の位置合わせを精度よく行うことができる。
本発明のその他の側面については、以下で説明する実施の形態で明らかにする。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
本実施例では、投影型表示装置の一例として、透過型液晶パネルを用いたプロジェクタについて説明する。しかし、本発明は、表示デバイスとして透過型液晶パネルを用いたプロジェクタに限らず、DLP、LCOS(反射型液晶)パネルなどの表示デバイスを用いたどのようなものであっても適用可能である。また、液晶プロジェクタには、単板式、3板式などが一般に知られているが、どちらの方式であっても良い。
本実施例の液晶プロジェクタは、表示するべき画像に応じて、液晶素子の光の透過率を制御して、液晶素子を透過した光源からの光をスクリーンに投影することで、画像をユーザに提示する。
以下、このような液晶プロジェクタについて説明する。
<液晶プロジェクタの構成>
まず、図1を用いて、本実施例の液晶プロジェクタの全体構成を説明する。
まず、図1を用いて、本実施例の液晶プロジェクタの全体構成を説明する。
図1は、本実施例の液晶プロジェクタ100の全体の構成を示す図である。
本実施例の液晶プロジェクタ100は、CPU110、ROM111、RAM112、操作部113、画像入力部130、画像処理部140を有する。また、液晶プロジェクタ100は、さらに、液晶制御部150、液晶パネル151R、151G、151B、光源制御部160、光源161、色分離部162、色合成部163、光学系制御部170、投影光学系171を有する。また、液晶プロジェクタ100は、さらに、記録再生部191、記録媒体接続部192、通信部193を有する。さらに、撮像部194、表示制御部195、表示部196を有していてもよい。
CPU110は、液晶プロジェクタ100の各動作ブロックを制御するものある。ROM111は、CPU110の処理手順を記述した制御プログラムを記憶するためのものであり、RAM112は、ワークメモリとして一時的に制御プログラムやデータを格納するものである。記録再生部191は、記録媒体接続部192に接続されたUSBメモリ等の記録媒体から、静止画データや動画データを再生する。CPU110は、その再生された静止画データや動画データを一時的に記憶し、ROM111に記憶されたプログラムを用いて、それぞれの画像や映像を再生したりすることもできる。また、CPU110は、通信部193より受信した静止画データや動画データを一時的に記憶し、ROM111に記憶されたプログラムを用いて、それぞれの画像や映像を再生したりすることもできる。また、撮像部194により得られた画像や映像を一時的にRAM112に記憶し、ROM111に記憶されたプログラムを用いて、静止画データや動画データに変換して記録媒体接続部192に接続されたUSBメモリ等の記録媒体に記録させることもできる。
また、操作部113は、ユーザの指示を受け付け、CPU110に指示信号を送信するものであり、例えば、スイッチやダイヤル、表示部196上に設けられたタッチパネルなどからなる。また、操作部113は、例えば、リモコンからの信号を受信する信号受信部(赤外線受信部など)で、受信した信号に基づいて所定の指示信号をCPU110に送信するものであってもよい。また、CPU110は、操作部113や、通信部193から入力された制御信号を受信して、液晶プロジェクタ100の各動作ブロックを制御する。
画像入力部130は、外部装置から映像信号を受信するものであり、例えば、コンポジット端子、S映像端子、D端子、コンポーネント端子、アナログRGB端子、DVI−I端子、DVI−D端子、HDMI(登録商標)端子等を含む。また、アナログ映像信号を受信した場合には、受信したアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換する。そして、受信した映像信号を、画像処理部140に送信する。ここで、外部装置は、映像信号を出力できるものであれば、パーソナルコンピュータ、カメラ、携帯電話、スマートフォン、ハードディスクレコーダ、ゲーム機など、どのようなものであってもよい。
画像処理部140は、映像入力部130から受信した映像信号にフレーム数、画素数、画像形状などの変更処理を施して、液晶制御部150に送信するものであり、例えば画像処理用のマイクロプロセッサからなる。また、画像処理部140は、専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が画像処理部140と同様の処理を実行しても良い。画像処理部140は、フレーム間引き処理、フレーム補間処理、解像度変換処理、メニュー等のOSD重畳処理、歪み補正処理(キーストン補正処理)、エッジブレンディングといった機能を実行することが可能である。また、画像処理部140は、映像入力部130から受信した映像信号以外にも、CPU110によって再生された画像や映像に対して前述の変更処理を施すこともできる。
液晶制御部150は、画像処理部140で処理された映像信号に基づいて、液晶パネル151R、151G、151Bの画素の液晶に印可する電圧を制御して、液晶パネル151R、151G、151Bの透過率を調整する。液晶制御部150は、制御用のマイクロプロセッサからなる。また、液晶制御部150は、専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が液晶制御部150と同様の処理を実行しても良い。たとえば、画像処理部140に映像信号が入力されている場合、液晶制御部150は、画像処理部140から1フレームの画像を受信する度に、画像に対応する透過率となるように、液晶パネル151R、151G、151Bを制御する。液晶パネル151Rは、赤色に対応する液晶パネルであって、光源161から出力された光のうち、色分離部162で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光のうち、赤色の光の透過率を調整するためのものである。液晶パネル151Gは、緑色に対応する液晶パネルであって、光源161から出力された光のうち、色分離部162で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光のうち、緑色の光の透過率を調整するためのものである。液晶パネル151Bは、青色に対応する液晶パネルであって、光源161から出力された光のうち、色分離部162で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光のうち、青色の光の透過率を調整するためのものである。
この液晶制御部150による液晶パネル151R、151G、151Bの具体的な制御動作や液晶パネル151R、151G、151Bの構成については、後述する。
光源制御部160は、光源161のオン/オフを制御や光量の制御をするものであり、制御用のマイクロプロセッサからなる。また、光源制御部160は、専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が光源制御部160と同様の処理を実行しても良い。また、光源161は、不図示のスクリーンに画像を投影するための光を出力するものであり、例えば、ハロゲンランプ、キセノンランプ、高圧水銀ランプなどであっても良い。また、色分離部162は、光源161から出力された光を、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離するものであり、例えば、ダイクロイックミラーやプリズムなどからなる。なお、光源161として、各色に対応するLED等を使用する場合には、色分離部162は不要である。また、色合成部163は、液晶パネル151R、151G、151Bを透過した赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光を合成するものであり、例えば、ダイクロイックミラーやプリズムなどからなる。そして、色合成部163により赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の成分を合成した光は、投影光学系171に送られる。このとき、液晶パネル151R、151G、151Bは、画像処理部140から入力された画像に対応する光の透過率となるように、液晶制御部150により制御されている。そのため、色合成部163により合成された光は、投影光学系171によりスクリーンに投影されると、画像処理部140により入力された画像に対応する画像がスクリーン上に表示されることになる。
光学系制御部170は、投影光学系171を制御するものであり、制御用のマイクロプロセッサからなる。また、光学系制御部170は、専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が光学系制御部170と同様の処理を実行しても良い。また、投影光学系171は、色合成部163から出力された合成光をスクリーンに投影するためのものである。投影光学系171は、複数のレンズ、レンズ駆動用のアクチュエータからなり、レンズをアクチュエータにより駆動することで、投影画像の拡大、縮小、焦点調整などを行うことができる。
記録再生部191は、記録媒体接続部192に接続されたUSBメモリ等の記録媒体から静止画データや動画データを再生するものである。また、記録再生部191は、撮像部194により得られた画像や映像の静止画データや動画データをCPU110から受信して記録媒体に記録する。また、通信部193より受信した静止画データや動画データを記録媒体に記録しても良い。記録媒体接続部192は、記録媒体と電気的に接続するインタフェースであって、記録再生部191は、記録媒体接続部192を介して記録媒体と通信するためのマイクロプロセッサもしくは専用回路からなる。また、記録再生部191には、専用のマイクロプロセッサを含む必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が記録再生部191と同様の処理を実行しても良い。
通信部193は、外部機器からの制御信号や静止画データ、動画データなどを受信するためのものであり、例えば、無線LAN、有線LAN、USB、Bluetooth(登録商標)などであってよく、通信方式を特に限定するものではない。また、画像入力部130の端子が、例えばHDMI(登録商標)端子であれば、その端子を介してCEC通信を行うものであっても良い。ここで、外部装置は、液晶プロジェクタ100と通信を行うことができるものであれば、パーソナルコンピュータ、カメラ、携帯電話、スマートフォン、ハードディスクレコーダ、ゲーム機、リモコンなど、どのようなものであってもよい。
撮像部194は、本実施例の液晶プロジェクタ100の周辺を撮像して画像信号を取得するものであり、投影光学系171を介して投影された画像を撮影(スクリーン方向を撮影)することができる。撮像部194は、得られた画像や映像をCPU110に送信し、CPU110は、その画像や映像を一時的にRAM112に記憶し、ROM111に記憶されたプログラムに基づいて、静止画データや動画データに変換する。撮像部194は、被写体の光学像を取得するレンズ、レンズを駆動するアクチュエータ、アクチュエータを制御するマイクロプロセッサ、レンズを介して取得した光学像を画像信号に変換する撮像素子などからなる。また、撮像部194は、スクリーン方向を撮影するものに限られず、例えば、スクリーンと逆方向の視聴者側を撮影しても良い。
表示制御部195は、液晶プロジェクタ100に備えられた表示部196に液晶プロジェクタ100を操作するための操作画面やスイッチアイコン等の画像を表示させるための制御をするものであり、表示制御を行うマイクロプロセッサなどからなる。また、表示制御部195専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が表示制御部195と同様の処理を実行しても良い。また、表示部196は、液晶プロジェクタ100を操作するための操作画面やスイッチアイコンを表示するものである。表示部196は、画像を表示できればどのようなものであっても良い。例えば、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイであって良い。また、特定のボタンをユーザに認識可能に掲示するために、各ボタンに対応するLED等を発光させるものであってもよい。
なお、本実施例の画像処理部140、液晶制御部150、光源制御部160、光学系制御部170、記録再生部191、表示制御部195は、これらの各ブロックと同様の処理を行うことのできる単数または複数のマイクロプロセッサあっても良い。または、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が各ブロックと同様の処理を実行しても良い。
<プロジェクタの基本動作>
次に、図1、図2を用いて、本実施例の液晶プロジェクタ100の基本動作を説明する。
次に、図1、図2を用いて、本実施例の液晶プロジェクタ100の基本動作を説明する。
図2は、本実施例の液晶プロジェクタ100の基本動作の制御を説明するためのフローチャートである。図2の動作は、基本的にCPU110が、ROM111に記憶されたプログラムに基づいて、各機能ブロックを制御することにより実行されるものである。図2のフローチャートは、操作部113や不図示のリモコンによりユーザが液晶プロジェクタ100の電源のオンを指示した時点をスタートとしている。
操作部113や不図示のリモコンによりユーザが液晶プロジェクタ100の電源のオンを指示すると、CPU110は、不図示の電源部からプロジェクタ100の各部に不図示の電源回路から電源を供給するとともに、投影開始処理を実行する(S201)。具体的には、光源制御部160に指示して光源161の点灯制御、液晶制御部150に指示して液晶パネル151R、151G、151Bの駆動制御、画像処理部の動作設定などである。
次に、画像入力部130から入力信号変化があったか否かを判定する(S202)。入力信号変化が無かった場合にはS204に進み、入力信号変化があった場合は、入力切替処理を実行する(S203)。具体的には、入力信号の解像度、フレームレートなどを検知して、それに適したタイミングで入力画像をサンプリングし、必要な画像処理を実施した上で投影する。
次に、ユーザ操作があったか否かを判定する(S204)。ユーザによる操作部113やリモコンの操作が無かった場合にはS208に進み、ユーザ操作が行われた場合は、終了操作か否かを判定する(S205)。終了操作であった場合は、投影終了処理を実行し、終了する(S206)。具体的には、光源制御部160に指示して光源161の消灯制御、液晶制御部150に指示して液晶パネル151R、151G、151Bの駆動停止制御、必要な設定のROM111への保存などである。
ユーザ操作が終了操作でなかった場合には、ユーザ操作の内容に対応したユーザ処理を実行する(S207)。例えば、設置設定の変更、入力信号の変更、画像処理の変更、情報の表示などである。
次に、通信部193からコマンド受信があったか否かを判定する(S208)。コマンド受信が無かった場合には、S202に戻る。コマンド受信があった場合には、終了操作か否かを判定する(S209)。終了操作であった場合は、S206に進む。終了操作ではなかった場合には、受信したコマンドの内容に対応したコマンド処理を実行する(S210)。例えば、設置設定、入力信号設定、画像処理設定、状態取得などである。
本実施例のプロジェクタ100では、画像入力部130より入力された映像のほか、記録再生部191により記録媒体192から読み出された静止画データや動画データの画像や映像をRAM112に展開して表示することもできる。また、通信部193から受信した静止画データや動画データの画像や映像をRAM112に展開して表示することもできる。
<プロジェクタの画像処理部>
図3は、図1の画像処理部140の内部構成を詳しく説明するためのブロック図である。
図3は、図1の画像処理部140の内部構成を詳しく説明するためのブロック図である。
画像処理部140は、各種画像処理部310、OSD重畳部320、減光処理部330、変形処理部340を含む。
元画像信号sig301は、前述のように、表示モードに応じて画像入力部130、記録再生部191、通信部193などから入力される。また、タイミング信号sig302は、元画像信号sig301に同期した垂直同期信号、水平同期信号、クロックなどのタイミング信号であって、元画像sig301の供給元から供給される。画像処理部140内の各ブロックは、タイミング信号sig302に基づいて動作するが、画像処理部140の内部でタイミング信号を作り直して使用してもよい。
各種画像処理部310は、CPU110と連携して、元画像信号sig301を入力し、各種画像処理を施したりして生成した画像処理信号sig303をOSD重畳部320に対して出力する。各種画像処理とは、画像信号のヒストグラムやAPLをはじめとする統計情報を取得や、IP変換、フレームレート変換、解像度変換、γ変換、色域変換、色補正、エッジ強調などである。
また、これらの画像処理の詳細については公知であるので説明を割愛する。
OSD重畳部320は、CPU110の指示により、ユーザ用のメニューや操作のためのガイド情報をOSD画像として画像処理信号sig303に重畳し、生成したOSD重畳信号sig304を減光処理部330に対して出力する。
減光処理部330は、CPU110の指示により、OSD重畳部320から受信したOSD重畳信号sig304に対し、エッジブレンドの減光処理を行ない、生成した重畳部減光信号sig305を変形処理部340に対して出力する。減光処理としては、マルチ投影の重畳領域において、非重畳領域との境界から端部に向かって徐々に減光するようなゲインをかける。
変形処理部340は、変形の式に基づいて、重畳部減光信号sig305に変形処理を施し、変形後画像信号sig306を出力する。キーストーン補正は射影変換で実現できるため、CPU110から射影変換のためのパラメータを入力する。元画像の座標を(xs、ys)とすると、変形後画像の座標(xd、yd)は式Aで表わされる。
ここで、Mは3×3行列で、CPU110から入力される元画像から変形後画像への射影変換行列である。xso、ysoは、図4に実線で示す元画像の1つの頂点の座標であり、xdo、ydoは、図4に一点鎖線で示す変形後画像の、元画像の頂点(xso、yso)に対応する頂点の座標値である。
CPU110から、式Aの行列Mの逆行列M−1とオフセット(xso,yso)、(xdo,ydo)が入力され、式Bに従って変形後の座標値(xd、yd)に対応する元画像の座標(xs、ys)を求める。
式Bに基づいて求められた元画像の座標が整数になれば、元画像座標(xs、ys)が持つ画素値をそのまま変換後座標(xd、yd)の持つ画素値としてもよい。しかし、式Bに基づいて求められた元画像の座標は整数になるとは限らないので、周辺画素の値を用いて補間することで、変形後座標(xd、yd)の持つ画素値を求める。補間の方法は、バイリニア、バイキュービック、その他の任意の補間方法を用いればよい。また、式Bに基づいて求められた元画像の座標が、元画像領域の範囲外である場合には、その画素値は黒またはユーザが設定した背景色とする。
このようにして、変換後座標の全てについて画素値を求め、変換後画像を作成する。
上記説明では、CPU110から画像処理部140には、行列Mとその逆行列M−1が入力されるとした。しかし、画像処理部140に逆行列M−1のみを入力して画像処理部140の内部で行列Mを求めてもよいし、画像処理部140に行列Mのみを入力して画像処理部140の内部で逆行列M−1を求めてもよい。
<表示システムの構成>
次に図5を用いて本実施例の特徴的な構成について説明する。
次に図5を用いて本実施例の特徴的な構成について説明する。
図5はマルチ投影における表示システムの概略図を示したものである。図5に示す表示システムは、プロジェクタ510a、プロジェクタ510b、撮影装置520、情報処理装置500から構成される。本実施例では、プロジェクタ2台と撮影装置1台を横並びに設置しているが、各装置の数や配置はこれに限らない。例えば、3台以上のプロジェクタを用いても良い。
情報処理装置500は、プロジェクタ2台と撮影装置1台を制御する制御装置であり、スイッチングハブ540を介して、プロジェクタ510a、プロジェクタ510b、撮影装置520と接続されており、相互に通信可能である。なお、各装置が相互に通信できるならば、ネットワーク通信に限らず、例えばシリアル通信など、どのような通信形態を用いても構わない。
また、情報処理装置500は映像ケーブル550a、550bを介してプロジェクタ510a、プロジェクタ510bにそれぞれ画像信号を供給する。
この表示システムは、分割された画像をプロジェクタ510a、プロジェクタ510bにそれぞれ供給し、各プロジェクタはスクリーン530上に重畳領域560が形成されるように投影する。このとき、各プロジェクタの減光処理部330は、投影する画像の重畳領域560に対して減光処理を施す。
<情報処理装置の構成>
次に、図6を用いて本実施例の表示システムにおける情報処理装置500について説明する。図6は、本実施例の表示システムのシステム構成及び情報処理装置500の機能ブロックの説明図である。
次に、図6を用いて本実施例の表示システムにおける情報処理装置500について説明する。図6は、本実施例の表示システムのシステム構成及び情報処理装置500の機能ブロックの説明図である。
情報処理装置500は補正パラメータ出力部601、画像受信部602、撮影制御部603、画像出力部604、画像処理部609、保存部610、操作部611、表示部612を有する。
さらに、画像処理部609は補正量算出部605、マーカー検出部606、制御量算出部607、マーカー生成部608から構成される。
情報処理装置500として、デスクトップPC、ノートPC、タブレットPC等、映像信号を送信できる装置を用いることができる。
情報処理装置500は不図示のCPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備えている。
CPUは情報処理装置500の各部を制御するものであり、ROMはCPUの処理手順を記述した制御プログラムを記憶するためのものであり、RAMは一時的に作業中のデータを格納するためのものである。情報処理装置500の各部の機能は、CPUがROMに格納されたプログラムコードを順次読み出し実行することで実現される。
<情報処理装置の機能ブロック>
補正パラメータ出力部601は、各プロジェクタの位置調整を行うためのコマンドをプロジェクタ510a、プロジェクタ510bにそれぞれ送信する。
補正パラメータ出力部601は、各プロジェクタの位置調整を行うためのコマンドをプロジェクタ510a、プロジェクタ510bにそれぞれ送信する。
画像受信部602には、撮影装置520が撮影した画像データが入力される。
撮影制御部603は、撮影装置120に対して撮影やズーム等の指示をする。
画像出力部604は、マーカー生成部608で生成されたマーカー画像をプロジェクタ510a、プロジェクタ510bにそれぞれ送信する。
補正量算出部605は、プロジェクタ510a、プロジェクタ510bがそれぞれ投影面530上において所定のアスペクト比の長方形となるような補正を行うために必要なパラメータを算出する。
マーカー検出部606は、画像受信部602によって受信された画像データからマーカーを検出し、前記マーカーに含まれる各特徴点の座標を取得する。また、マーカーが撮影装置の画角からはみ出しているか否かを検出する。
制御量算出部607は、マーカー検出部606によって検出されたマーカーの座標に応じて前記撮影装置520の制御量を算出する。制御量算出部607の処理の詳細は後述する。
マーカー生成部608は、各プロジェクタが投影し、自動補正に用いるマーカー形状を決定し、投影画像に対してマーカーを重畳することでマーカー画像を生成する。
保存部610はマーカー検出部606によって検出されたマーカーに含まれる特徴点の座標を保存する手段であり、データを保存する対象としてRAMやROM、HDD等があげられる。
操作部611はユーザからの操作指示を受け付ける。入力手段として、情報処理装置500に備えられているボタンやダイヤル、表示部612上に設けられたタッチパネルを用いても良い。また、その他の入力手段として、マウスやキーボード等の外部入力装置を用いても良い。操作部611がユーザからの操作指示を受け取ると、情報処理装置のCPUは操作指示を画像処理部609に通知をし、画像処理部609は操作指示に対して該当する処理を行う。
表示部612は情報処理装置を操作するための操作画面を表示するためのものである。表示部612は画像を表示できればどのようなものであっても良い。例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、LEDディスプレイであって良い。
<マルチ投影面の補正>
次に本実施例での特徴的な構成であるマルチ投影の位置合わせにおける補正フローについて説明する。本実施例では特許文献1に示された位置合わせのための手法を用いて、マルチ投影面の自動補正を行う場合について説明する。なお、位置合わせのための手法はこれに限らず、他の手法に対して、本実施例の手法を適用しても良い。
次に本実施例での特徴的な構成であるマルチ投影の位置合わせにおける補正フローについて説明する。本実施例では特許文献1に示された位置合わせのための手法を用いて、マルチ投影面の自動補正を行う場合について説明する。なお、位置合わせのための手法はこれに限らず、他の手法に対して、本実施例の手法を適用しても良い。
特許文献1では変形を行う前の投影画像における重畳領域の位置と、変形を行った後の投影画像における重畳領域の位置との関係に基づいて投影画像の変形処理を行う手法について述べられている。以後、この変形処理を重畳領域の4点補正と呼ぶ。
重畳領域の4点補正について、図7を用いて説明する。図7(a)の701はプロジェクタ510aの投影画像を、702はプロジェクタ510bの投影画像をそれぞれ表す。補正済みであるプロジェクタ510aの投影画像701に対して、プロジェクタ510bの投影画像702を合わせることで、マルチ投影の位置合わせを行う。
具体的には、プロジェクタ510bの重畳領域の左上頂点703、右上頂点704、右下頂点705、左下頂点706を調整点とし、各調整点をプロジェクタ510aの重畳領域の頂点に合わせるように調整することで位置合わせを行う。
図7(b)に調整後の状態を示す。図7(b)において、プロジェクタ510bの重畳領域の左上頂点703’、右上頂点704’、右下頂点705’、左下頂点706’はそれぞれ各調整点をプロジェクタ510aの重畳領域の各頂点と重なりあっている。このとき、各調整点の移動に合わせて、投影画像702の右上頂点707、左上頂点708の位置も移動する。
各調整点は個別に移動させることができる。しかし、移動させる調整点の順によっては、投影画像がプロジェクタのパネル外に出てしまい、補正ができない場合がある。図7(c)に調整点703のみを内側に移動させた場合の様子を示す。調整点703のみを内側に移動させる際、投影画像702の右上頂点707及び左上頂点708の位置が外側に移動するため、投影画像がプロジェクタのパネルからはみ出してしまう場合がある。
そこで、本実施例では、調整点703、調整点704、調整点705、調整点706の移動量をそれぞれ個別に求め、最後にそれらの調整点を同時に移動させる処理を行うことで、投影画像がプロジェクタのパネル外に出てしまうことを防止する。
この調整手法を用いることで、複数台のプロジェクタの位置合わせを行うことができる。
次に、本実施例におけるマーカー画像をプロジェクタ510a及びプロジェクタ510bが投影面510上に投影した様子を図8に示す。
プロジェクタ510aは重畳領域の左上部にマーカー801aを、重畳領域の右上部にマーカー802aを、重畳領域の右下部にマーカー803aを、重畳領域の左下部にマーカー804aをそれぞれ投影する。
同様に、プロジェクタ510bは重畳領域の左上部にマーカー801bを、重畳領域の右上部にマーカー802bを、重畳領域の右下部にマーカー803bを、重畳領域の左下部にマーカー804bをそれぞれ投影する。
ここで、後のマーカー検出処理のために各マーカーに特定の色情報や輝度情報を持たせる。例えば、情報処理装置500のCPUはマーカー生成部608によってプロジェクタ510aに対して赤色のマーカー画像を、プロジェクタ510bに対して緑色のマーカー画像をそれぞれ生成する。
次に、情報処理装置500のCPUは画像出力部604によってプロジェクタ510a及びプロジェクタ510bにマーカー画像を供給する。プロジェクタ510a及びプロジェクタ510bはマーカー画像を受信すると、マーカー画像を投影面530上にそれぞれ投影する。
次に、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影装置に投影面530の撮影を指示し、撮影装置によって撮影された撮影画像を画像受信部602によって受信する。
受信した撮影画像は情報処理装置500のCPUによってマーカー検出部に送られ、撮影画像におけるマーカーがどのプロジェクタから投影されたものなのかを色情報に基づいて判定する。なお、このときに用いる色については、赤や緑に限定されず、どのような色を用いても良いし、色ではなく輝度値を用いても良い。また、プロジェクタごとに、色を異ならせる代わりに、形状を異ならせてもよい。
情報処理装置500のCPUは、マーカー検出部606によって、撮影画像に含まれるマーカーに基づいてプロジェクタ510a及びプロジェクタ510bの重畳領域の頂点座標を公知のコーナー検出等の手法により検出する。
そして、情報処理装置500のCPUは補正算出部605に指示をして、検出された頂点座標から、プロジェクタ510bの変形量を算出する。
<補正フロー>
次に、図9を用いてマルチ投影の位置合わせの制御フローを説明する。本実施例では、重畳領域の4点補正を用いてプロジェクタ510aに対してプロジェクタ510bの重畳領域を合わせることで位置合わせを行う場合について説明する。
次に、図9を用いてマルチ投影の位置合わせの制御フローを説明する。本実施例では、重畳領域の4点補正を用いてプロジェクタ510aに対してプロジェクタ510bの重畳領域を合わせることで位置合わせを行う場合について説明する。
ユーザが情報処理装置500の操作部611を介して不図示のメニュー操作によって位置合わせの開始を指示することによって、情報処理装置のCPUは図9に示すマルチ投影の位置合わせの制御フローを開始する。
まず、情報処理装置500のCPUが指示をして、マーカー生成部608がマルチ投影の位置合わせのために用いるマーカーを生成する(S901)。
後の撮影装置のズーム制御によって所定の分解能以上で撮影するために、以下に示す方法でマーカーの大きさを設定する。
<マーカーの大きさの決め方>
まず、位置合わせに用いる各プロジェクタの補正機能における補正点の最小移動量を算出する。本実施例で用いる重畳領域の4点補正における補正点の最小移動量は以下の式で求められる。
dp=xw/px (1)
まず、位置合わせに用いる各プロジェクタの補正機能における補正点の最小移動量を算出する。本実施例で用いる重畳領域の4点補正における補正点の最小移動量は以下の式で求められる。
dp=xw/px (1)
ここで、xwは重畳領域の横幅を、pxは投影画像の横方向の画素数を、dpは補正点の最小移動量をそれぞれ表す。
次に、図10を用いてマーカーの大きさの算出方法について説明する。
図10(a)に各プロジェクタによってマーカー画像が投影された投影面530を示す。図10(a)の1005はプロジェクタ510aの投影画像を、1006はプロジェクタ510bの投影画像をそれぞれ表す。
図10(b)にマーカー画像を投影中のプロジェクタ510aのパネル平面を示す。図10(b)のPxは投影画像におけるマーカーのx軸方向の画素数を、Pyは投影画像におけるマーカーのy軸方向の画素数をそれぞれ表す。
図10(c)に図10(a)の1001に示した領域を撮影した撮影画像を示す。図10(c)のCxは撮影画像におけるマーカーのx軸方向の画素数を、Cyは撮影画像におけるマーカーのy軸方向の画素数をそれぞれ表す。また、Xは撮影画像のx軸方向の画素数を、Yはy軸方向の画素数をそれぞれ表す。
撮影画像1画素にプロジェクタの画素が何画素含まれているかを表す標本化間隔はx軸方向がPx/Cx、y軸方向がPy/Cyである。
また、投影画像におけるマーカーをdp画素の細かさで撮影するときの最大周波数は1/dpである。標本化定理より、最大周波数1/dpを表現するためには2/dp以上の周波数で撮影する必要があり、以下に示す式が成り立つ。
式(2)はx軸方向において、所定の分解能で撮影するためのPx、Cx、dpの条件を表す。式(3)はy軸方向において、所定の分解能で撮影するためのPy、Cy、dpの条件を表す。
図10(c)においてCxの画素数をλ・X、Cyの画素数をλ・Yとすると、さらに以下の式が成り立つ。ここで、λは撮影画像の画素数と撮影画像のマーカーの画素数の比を表す。例えば、撮影画像の90%の大きさでマーカーを撮影する場合は、λ=0.9である。
X、Y、dpの値は既知であるため、式(4)、式(5)より、各プロジェクタが投影するマーカーの画素数Px、Pyを決定することができる。また、このときのλの値は情報処理装置500の不図示のROMに格納された既定値であり、マーカー生成部608はこの既定値に基づいて、Px、Pyの値を決定する。
なお、λの値は、情報処理装置500の操作部611を介してユーザが入力してもよい。
マーカーの生成が完了すると、情報処理装置500は画像出力部604によって、マーカー画像をプロジェクタ510a及びプロジェクタ510bに供給する。各プロジェクタのCPUは、画像入力部130を介してマーカー画像を受信すると、投影面530上にマーカー画像を投影する(S902)。
次に、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603に指示をしてマーカー画像を所定の分解能で撮影するために撮影装置520のズーム制御を行う。
<ズーム制御>
図11を用いて、情報処理装置500の撮影制御部603による撮影装置520のズーム制御の詳細を説明する。なお、以下の制御は撮影装置の画角にマーカーが収まっている状態であるとする。
図11を用いて、情報処理装置500の撮影制御部603による撮影装置520のズーム制御の詳細を説明する。なお、以下の制御は撮影装置の画角にマーカーが収まっている状態であるとする。
まず、情報処理装置500のCPUは、撮影制御部603によって撮影装置520に指示をして投影面530上のマーカーを撮影し、画像受信部602によって撮影画像を受信する(S1101)。
次に、情報処理装置500のCPUはマーカー検出部606によって撮影画像からマーカー領域を検出する(S1102)。マーカー領域の検出は、例えば、マーカーに特定の色情報や輝度情報を持たせ、マーカー検出部606が撮影画像全体を走査し、該色情報や輝度情報を有する画素を検出することで実現できる。
さらに、情報処理装置500のCPUはマーカー検出部606によって撮影画像においてマーカーが撮影画角からはみ出しているか否かを判定する(S1103)。
図12を用いて画角からはみ出ているか否かの判定方法について説明する。図12は撮影装置520によって撮影された撮影画像であって、マーカー1202及びマーカー1203が撮影画像の画角1201からはみ出している状態を表す。なお、マーカー1202及びマーカー1203はそれぞれ異なるプロジェクタが投影している。
マーカー1202は撮影画像の下部で、マーカー1203は撮影画像の左部でそれぞれはみ出している。各マーカーがはみ出しているか否かを検出するためには以下に示す方法を用いればよい。なお、ここでは撮影画像の画素数が1920x1080であるものとして説明する。
(上部のはみ出し判定)
撮影画像中のy=0である画素を走査し、該色情報や輝度情報を有する画素が存在するか否かを判定する。
撮影画像中のy=0である画素を走査し、該色情報や輝度情報を有する画素が存在するか否かを判定する。
(下部のはみ出し判定)
撮影画像中のy=1079である画素を走査し、該色情報や輝度情報を有する画素が存在するか否かを判定する。
撮影画像中のy=1079である画素を走査し、該色情報や輝度情報を有する画素が存在するか否かを判定する。
(左部のはみ出し判定)
撮影画像中のx=0である画素を走査し、該色情報や輝度情報を有する画素が存在するか否かを判定する。
撮影画像中のx=0である画素を走査し、該色情報や輝度情報を有する画素が存在するか否かを判定する。
(右部のはみ出し判定)
撮影画像中のx=1919である画素を走査し、該色情報や輝度情報を有する画素が存在するか否かを判定する。
撮影画像中のx=1919である画素を走査し、該色情報や輝度情報を有する画素が存在するか否かを判定する。
以上の判定は情報処理装置500のマーカー検出部606によって行われ、マーカーがどの方向にはみ出しているかを判定する。
S1103において、マーカーがはみ出していると判断された場合は、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって、撮影装置がこれ以上ズームアウトできるか否かを判定する(S1107)。
ズームアウトできるか否かの判定のためにまず、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影装置520から最小ズーム量、最大ズーム量及びズームのステップ数を取得し、情報処理装置500のRAMやROMに格納する。なお、既に撮影装置520の最小ズーム量、最大ズーム量及びズームのステップ数が情報処理装置500のRAMやROMに格納されている場合はこの処理は行わなくても構わない。
次に、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603を介して、現在のズーム量を取得する。最後に、情報処理装置500のCPUが撮影制御部603によって情報処理装置500のRAMやROMに保存された撮影装置の最小ズーム量と現在のズーム量を比較することで、ズームアウトできるか否かを判定する。
これ以上ズームアウトできないと判断された場合は、情報処理装置500のCPUは表示部612を介して撮影画角にマーカーが収まらないことをユーザに通知し(S1110)、処理を終了する。
ズームアウトが可能である場合は、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影装置520に指示をして、ズームアウトを行う(S1108)。
情報処理装置500のCPUはRAM或いはROMに格納された現在のズーム量とズームのステップ数に基づいて、撮影制御部603に指示をして現在のズーム量から1ステップ広角に撮影できる方向に撮影装置520のズーム量を制御する。
S1103において、マーカーがはみ出していないと判断された場合は、情報処理装置500のCPUは制御量算出部607によって現在のズーム倍率が適切か否かを判定する(S1104)。ズーム倍率が適切か否かの判定方法について、図10に戻り説明する。
ズーム倍率が適切か否かの判定は投影画像におけるマーカーの画素数Px、Py及び、撮影画像におけるマーカーの画素数Cx、Cyを用いる。x軸方向の標本化間隔Px/Cxとy軸方向のPy/Cyをそれぞれ求め、画素数Cx、Cyが所定値よりも小さいために標本化間隔Px/Cx、Py/Cyが閾値を超えているかを判定することで、ズーム倍率が適切か否かを判定できる。閾値は例えば、dp/2とすればよい。ここで、dpは補正点の最小移動量を表す。
Cx、Cyの算出には、マーカー検出部606の検出結果を用いればよく、具体的には、マーカーの頂点座標をコーナー検出等の既知の手法によって検出し、頂点同士の距離を求めればよい。なお、マーカーとしてx軸方向用マーカーとy軸方向用マーカーを用いる場合等には、それぞれPx/Cx又はPy/Cyだけを判定に用いれば良い。
撮影装置の画角に複数のマーカーを収めたい場合は、該当するプロジェクタ全てが適切なズーム倍率である必要があるため、上記の判定を全てのプロジェクタについて行う。このとき、図10(c)に示すように複数のマーカーが重なり合っている場合は、情報処理装置500のCPUはマーカー検出部606によって、マーカーの色や輝度に基づいてマーカーをプロジェクタ毎に分離する。
例えば、プロジェクタ510aが赤色のマーカーを、プロジェクタ510bが緑色のマーカーをそれぞれ投影している場合、情報処理装置500のマーカー検出部606は投影画像のRGB値より、マーカーがどのプロジェクタから投影されたかを判定する。
S1104において、現在のズーム倍率が適切であると判断された場合は、ズーム調整処理を終了する。
S1104において、現在のズーム倍率が適切ではないと判断された場合は、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって、撮影装置がこれ以上ズームインできるか否かを判定する(S1105)。
ズームインできるか否かの判定のためにまず、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影装置520から最小ズーム量及び最大ズーム量及びズームのステップ数を取得し、情報処理装置500のRAMやROMに格納する。
なお、既に撮影装置520の最小ズーム量、最大ズーム量及びズームのステップ数が情報処理装置500のRAMやROMに格納されている場合はこの処理は行わなくても構わない。
次に、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603を介して現在のズーム量を取得する。最後に、情報処理装置500のCPUが撮影制御部603によって情報処理装置500のRAMやROMに保存された撮影装置の最大ズーム量と現在のズーム量を比較することで、ズームインできるか否かを判定する。
判定の結果、これ以上ズームインできないと判断された場合は、情報処理装置500のCPUは表示部612を介してズーム倍率が不足していることをユーザに通知し(S1109)、処理を終了する。
ズームインが可能である場合は、情報処理装置500の撮影制御部603が撮影装置520に指示をして、ズームインを行う(S1106)。
情報処理装置500のCPUはRAM或いはROMに格納された現在のズーム量とズームのステップ数に基づいて、撮影制御部603に指示をして現在のズーム量から1ステップ望遠に撮影できる方向に撮影装置520のズーム量を望遠制御する。
撮影装置520のズームイン(S1106)もしくはズームアウト(S1108)を終えた後は、S1101へ戻る。
図9に戻り、マルチ投影の位置合わせの制御フローについて説明する。
撮影装置のズーム調整(S903)を終えると、情報処理装置500の撮影制御部603が撮影装置520に指示をして、投影面530上のマーカーを撮影し、画像受信部602によって撮影画像を受信する(S904)。
次に、情報処理装置500のCPUはマーカー検出部606によって撮影画像におけるマーカー画像の特徴点の座標を検出し、検出した特徴点座標を情報処理装置500の保存部610を介して格納する。図8に示すマーカー形状の場合、特徴点としてマーカー801a、マーカー801bの頂点を用いる。
S903において、撮影装置520のズーム倍率が不足していると判定された場合、S904及びS905において、情報処理装置500のマーカー生成部608によってマーカー形状を変更しても良い。
図19(a)に変更前のマーカー形状を、図19(b)に変更後のマーカー形状を示す。撮影画像1901においてマーカー1902はプロジェクタ510aから投影されたマーカーを、マーカー1903はプロジェクタ510bから投影されたマーカーをそれぞれ表す。
プロジェクタ510aから投影される形状変更後のマーカー1904は、形状変更前のマーカー1902と同一の領域に配置され、取得できる特徴点の数が増えるような形状に変更される。
同様に、プロジェクタ510bから投影される形状変更後のマーカー1905は、形状変更前のマーカー1905と同一の領域に配置され、取得できる特徴点の数が増えるような形状に変更される。
図19においては、一つの四角形から構成されたマーカーから四つの四角形から構成されたマーカーへと変更することで、検出できる特徴点の数を増やすことができる。なお、形状変更後のマーカーの形状はこれに限らず、その他の形状を用いても良いし、形状ではなく模様を変更することにより特徴点の数を増やしても良い。
特徴点の数を増やすことで、後の射影変換において、既知の最小二乗法等の手法が適用できるので、さらに精度を向上することができる。
情報処理装置500によってマーカーの特徴点座標が保存された後、撮影されていない撮影領域が残っているか否かを判定する(S906)。撮影されていない撮影領域が残っているか否かは、S905においてマーカー画像の特徴点が検出される度に情報処理装置のCPUが撮影装置520の撮影領域と撮影順の対応表を確認することで、判定される。情報処理装置のCPUは、その対応表をRAMやROMに予め格納しておく。
撮影領域と撮影順の対応表を作成するために、ユーザが情報処理装置500の操作部611を介して不図示のメニュー操作を用いて各プロジェクタの投影領域と、撮影装置の撮影領域及び撮影順を指定する。
各プロジェクタの投影領域の指定について、図5に戻り説明する。ユーザは投影面530を確認しながら、情報処理装置500の操作部611を介して不図示のメニュー操作を用いて、各プロジェクタが投影面530のどの位置に投影しているかを情報処理装置500に通知する。図5の場合、ユーザは情報処理装置500に対して、プロジェクタ510aが投影領域Aに、プロジェクタ510bが投影領域Bに投影していることを通知する。
撮影装置520の撮影領域と撮影順の対応表について、図21を用いて説明する。情報処理装置のCPUは各プロジェクタが投影面530のどの位置に投影しているかの情報に基づいて、図21に示すメニュー画面を表示部612に表示する。図21の左側に示す表は、左側の列が撮影順を、右側の列が撮影領域を表す。
ユーザは情報処理装置500の操作部611を介して図21に示すメニュー画面を用いて、投影領域と撮影順の対を入力する。例えば、図10において撮影領域1001、撮影領域1002、撮影領域1003、撮影領域1004の順で撮影を行う場合は、ユーザは図21の左側に示す表の左側の列に撮影領域1、撮影領域2、撮影領域3、撮影領域4の順に入力する。
このユーザの入力に基づいて、情報処理装置のCPUは撮影領域と撮影順の対応表を生成し、RAM或いはROMに格納する。
撮影領域が残っている場合は、ユーザによって撮影領域を切り替えるために撮影装置510の姿勢を調整する。その際、情報処理装置500はユーザによって撮影装置510の姿勢の調整が完了するまで待つ(S909)。
撮影装置510の姿勢の調整が完了後、ユーザが情報処理装置500の操作部611を介して不図示のメニュー操作によって撮影領域の切替え完了を通知する。情報処理装置のCPUが撮影領域の切替え完了通知を受け取ると、S901に戻る。
図10(a)における撮影領域1001のマーカーの特徴点の検出を終えると、次に撮影領域1002、撮影領域1003、撮影領域1004の順でマーカーの特徴点の検出を行う。なお、撮影領域の順はこれに限らず、その他の順で撮影しても良い。
それらの撮影領域を撮影する撮影装置は、全ての撮影領域に等しい撮影装置を用いても良いし、撮影領域ごとに異なる撮影装置を用いても良い。
複数の撮影装置を用いる場合は、情報処理装置500のCPUによって撮影装置と撮影領域の対応表を予めRAMに格納しておき、対応表に基づいて撮影装置を切り替えた後にS901に戻る。
また、撮影領域数は図10に示すように4か所でなくても構わない。例えば、図13に示すようにマーカー幅を重畳領域の幅と一致させ、撮影領域を撮影領域1303及び撮影領域1304の2か所としてもよい。ここで、図13の1301aはプロジェクタ510aが投影する重畳領域の上部に位置するマーカーを、1302aはプロジェクタ510aが投影する重畳領域の下部に位置するマーカーをそれぞれ表す。
また、図13の1301bはプロジェクタ510bが投影する重畳領域の上部に位置するマーカーを、1302bはプロジェクタ510bが投影する重畳領域の下部に位置するマーカーをそれぞれ表す。
全ての領域のマーカーの撮影を終えると、S907において投影画像の補正を行う。情報処理装置500の補正量算出部605は、保存部610に格納された各マーカーの特徴点座標を基に補正量を算出する。
図14を用いて、本実施例における補正量の算出方法を説明する。図14(a)にプロジェクタ510aのマーカーとプロジェクタ510bのマーカーを含むように撮影したときの撮影画像平面を示す。図14(b)はプロジェクタ510bのパネル平面を示す。
図14(a)における、プロジェクタ510bが投影するマーカー1401の左上頂点1402、右上頂点1403、右下頂点1404、左下頂点1405はそれぞれS005において検出済みである。
また、図14(b)における、プロジェクタ510bが投影するマーカーの左上頂点1402’、右上頂点1403’、右下頂点1404’、左下頂点1405’は既知の座標である。
まず、これらの頂点座標に基づいて、既知の手法により撮影画像平面からプロジェクタのパネル平面への射影変換行列を算出する。
<射影変換行列について>
射影変換行列は以下の手法によって算出する。
射影変換行列は以下の手法によって算出する。
撮影画像平面上の座標を(xi,yi)、プロジェクタのパネル平面上の座標を(Xi,Yi)とすると(iは自然数を表す)、射影変換式は式6、式7で表される。このとき、iが等しい変数はそれぞれ対応していることを表す。
また、式6、式7の分母を払い、一次多項式に展開すると式8、式9のように表される。
xi=aXi+bYi+c−gxiXi−hxiYi (式8)
yi=dXi+eYi+f−gyiXi−hyiYi (式9)
xi=aXi+bYi+c−gxiXi−hxiYi (式8)
yi=dXi+eYi+f−gyiXi−hyiYi (式9)
式8、式9に対応する4組の点(x1、y1、X1、Y1)、(x2、y2、X2、Y2)、(x3、y3、X3、Y3)、(x4、y4、X4、Y4)をそれぞれ代入し、連立方程式を解くことによって、射影変換行列Mを算出できる。式10に式8、式9を行列で表現した式を示す。なお、式10のtは正規化のための変数である。
次に、図14(a)におけるプロジェクタ510aが投影するマーカー1406の左上頂点1407に対して上記射影変換を適用することによって、プロジェクタ平面へ左上頂点1407を射影することができる。
図14(b)の1407’は射影変換後のプロジェクタ510aが投影するマーカーの左上頂点を表す。
最後に、図14(b)が示すプロジェクタ510bのパネル平面において、プロジェクタ520bが投影するマーカーの頂点と、対応するプロジェクタ520aが投影するマーカーの頂点との差分を求めることで、補正量を算出する。例えば、プロジェクタ520bの重畳領域の左上座標の補正量は、頂点1402’と頂点1407’の差分より算出できる。
以上の手順を重畳領域の各頂点に対して行うことで、重畳領域の4頂点の補正量を求めることができる。
全ての頂点において補正量の算出を終えると、情報処理装置500の補正パラメータ出力部601はプロジェクタ520bに対して、補正コマンドを送信する。
補正コマンドはプロジェクタ520bに対する補正指示及び各頂点の補正量から構成される。
プロジェクタ520bのCPU110は通信部193によって補正コマンドを受信すると、変形処理部340に指示をして、受信した補正量に基づいて投影画像の幾何学変形を行う。
補正コマンドの送信を終えると、情報処理装置500のCPUが画像出力部に指示をしてマーカー画像の供給を止めることで、各プロジェクタはマーカー画像の投影を終了させる(S908)。
以上より、本実施例によれば、位置合わせ用マーカーを所定の分解能以上で撮影することができ、複数台投影の位置合わせを精度よく行うことができる。
実施例2では、ズーム制御に加えてパン・チルト制御が可能な撮影装置を用いる場合について説明する。実施形態は図5に示したものと同様である。なお、本実施例においても、各装置の台数や配置について図5と異なる形態を用いてもよい。
基本的な処理フローは実施例1と同等である。実施例1との差異は図9に示すフローチャート中の撮影装置のズーム調整(S903)の処理である。
図15を用いて、実施例2における情報処理装置500による撮影装置520のズーム制御の詳細を説明する。
情報処理装置500のCPUが撮影制御部603によって撮影装置520に指示をして、撮影装置520の画角が広角端となるようにズーム制御を行う(S1501)。
図20の撮影領域2007は投影画像2005及び投影画像2006を広角端で撮影する際の撮影範囲を表す。このとき、撮影装置520の画角内に、プロジェクタ520a及びプロジェクタ520bの重畳領域が収まっているものとする。
撮影領域2001を撮影する場合は、情報処理装置500のCPUはマーカー生成部608によって重畳領域の左上に位置するマーカー2008a及び2008bのみをマーカー画像として生成する。情報処理装置500のCPUは画像出力部604を介して生成されたマーカー画像を各プロジェクタに供給し、各プロジェクタはマーカー画像を投影面530上に投影する。この状態で以下に説明する手法を用いることで撮影領域2001に画角を合わせることができる。
まず、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影装置520に指示をして、投影面530上のマーカーを撮影し、画像受信部602によって撮影画像を受信する(S1502)。
次に、情報処理装置500のCPUはマーカー検出部606に指示をして撮影画像からマーカー領域を検出する(S1503)。
次に、情報処理装置500のマーカー検出部606は撮影画像においてマーカーが撮影画角からはみ出しているか否かを判定する(S1504)。この判定は実施例1のS1103と同じ手法を用いれば良い。
S1504において、マーカーがはみ出していないと判定された場合は、現在のズーム倍率が適切かどうかを判定する(S1505)。この判定も実施例1のS1104と同じ手法を用いればよい。
S1505において、ズーム倍率が適切であると判定された場合は、ズーム調整処理(S903)を終了する。
S1505において、ズーム倍率が適切ではないと判定された場合は、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって、撮影装置がこれ以上ズームインできるか否かを判定する(S1506)。
判定の結果、これ以上ズームインできないと判断された場合は、情報処理装置500のCPUは表示部612を介してズーム倍率が不足していることをユーザに通知し(S1109)、処理を終了する。
ズームインが可能である場合は、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影装置520に指示をして、ズームインを行う(S1507)。ズームインの処理は実施例1のS1106と同等である。
このときの投影画像におけるマーカーの状態を図16(a)に示す。図16の1601は撮影画像を、1602はプロジェクタ510aが投影するマーカーを、1603はプロジェクタ510bが投影するマーカーをそれぞれ表す。また、図16(a)の左図はズームイン前の状態を、図16(a)の右図はズームイン後の状態を表す。
S1504において、マーカーがはみ出していると判定された場合は、マーカー検出部606によって検出されたマーカーが撮影画角のどの方向にはみ出しているかの情報に基づいて、はみ出している方向が1方向か否かを判定する(S1509)。マーカーが撮影画角において、ある1方向に対してはみ出しているときの状態の例を図16(b)の左図に示す。
はみ出している方向が1方向である場合、情報処理装置500の撮影制御部603が撮影装置520に指示をして、はみ出している方向に応じたパン・チルト制御を行う(S1510)。
パン・チルト制御のために情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影装置520からパン・チルトのステップ数を取得し、情報処理装置500のRAMやROMに格納する。なお、既に撮影装置520のパン・チルトのステップ数が情報処理装置500のRAMやROMに格納されている場合はこの処理は行わなくても構わない。
情報処理装置500のCPUはRAM或いはROMに格納された現在のステップ数に基づいて、撮影制御部603に指示をして現在のステップ数から1ステップだけ撮影装置520のパン・チルトを制御する。
図16(b)の左図では撮影画像において、上方向にマーカーがはみ出している。この場合、情報処理装置500の撮影制御部603が撮影装置520に指示をして、撮影装置520を投影面に対して上向きに傾けるように制御する。姿勢制御後の状態を図16の右図に示す。
はみ出している方向が1方向でない場合、図16(c)の左図に示すように、撮影画像の対辺においてマーカーが共にはみ出しているか否かを判定する(S1501)。
撮影画像の対辺においてマーカーが共にはみ出している場合は、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって、撮影装置がこれ以上ズームアウトできるか否かを判定する(S1512)。
これ以上ズームアウトできないと判断された場合は、情報処理装置500のCPUは表示部612を介して撮影画角にマーカーが収まらないことをユーザに通知し(S1515)、処理を終了する。
ズームアウトが可能である場合は、情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影装置520に指示をして、ズームアウトを行う(S1513)。ズームアウト後の状態を図16(c)の右図に示す。ズームアウト処理については実施例1のS1108と同等である。
撮影画像の対辺においてマーカーが共にはみ出していない場合を図16(d)の左図に示す。このような場合は、情報処理装置500の撮影制御部603が撮影装置520に指示をして、はみ出している方向に応じたパン・チルト制御を行う(S1514)。
パン・チルト制御のために情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影装置520からパン・チルトのステップ数を取得し、情報処理装置500のRAMやROMに格納する。なお、既に撮影装置520のパン・チルトのステップ数が情報処理装置500のRAMやROMに格納されている場合はこの処理は行わなくても構わない。
情報処理装置500のCPUはRAM或いはROMに格納された現在のステップ数に基づいて、撮影制御部603に指示をして現在のステップ数から1ステップだけ撮影装置520のパン・チルトを制御する。
図16(d)の左図では撮影画像において、下方向及び左方向にマーカーがはみ出している。この場合、情報処理装置500の撮影制御部603が撮影装置520に指示をして、撮影装置520を投影面530に対して下向き或いは左向きに傾けるように制御する。姿勢制御後の状態を図16の右図に示す。
撮影装置520の各制御(ズームイン、ズームアウト、パン・チルト制御)を終えた後は、S1502に戻る。
本実施例によれば、パン・チルト制御を用いることで、マーカーが画角からはみ出している場合であっても、より高い分解能でマーカー画像を撮影することができる。
次に本発明の第3の実施例について説明する。なお、基本的な構成は第1、第2の実施例と同等であり、以下の説明では第2の実施例と異なる点について説明する。
図17に本実施例における表示システムの概略図を示したものである。表示システムの構成は第1、第2の実施例と同等であるため説明を省略する。第1、第2の実施例との差異は、プロジェクタ510a及びプロジェクタ510bが同じ画像を同一の投影面1701に重ね合わせるようにスタック投影する点である。なお、本実施例では、プロジェクタ2台をスタック投影しているが、3台以上のプロジェクタをスタック投影しても良い。
本実施例では、投影面1701におけるプロジェクタ510a及びプロジェクタ510bの投影画像のずれを自動で補正する方法について説明する。
図9を用いて、本実施例の処理フローについて説明する。各プロジェクタがS901において生成されたマーカー画像を投影面1701に投影したときの様子を図18に示す。S901において、情報処理装置500のマーカー生成部608はマーカーの位置が投影画像の各頂点に配置されるようにマーカー画像を生成する。なお、このときのマーカーの大きさのついては第1、第2の実施例と同様に決定すれば良い。
プロジェクタ510aが投影する投影画像1800aは左上にマーカー1801a、右上にマーカー1802a、右下にマーカー1803a、左下にマーカー1804aを有する。
同様に、プロジェクタ510bが投影する投影画像1800bは左上にマーカー1801b、右上にマーカー1802b、右下にマーカー1803b、左下にマーカー1804bを有する。
本実施例では、投影画像1800aに対して投影画像1800bを重ね合わせるために、投影画像の頂点を調整点として歪み補正を行う4点補正を用いる。4点補正については公知であるため、説明を省略する。投影画像1800bの各頂点を投影画像1800aの各頂点に重ね合わせるための調整量を、撮影画像から算出すれば良い。
S901からS906は第1、第2の実施例と同等であるため説明を省略する。具体的には以下の手順でマーカーの頂点座標を検出する。
(左上のマーカー検出)
情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影領域1805のマーカー1801a及び1801bを撮影し、マーカー検出部608によってマーカー1801a及び1801bの各頂点座標を検出する。
情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影領域1805のマーカー1801a及び1801bを撮影し、マーカー検出部608によってマーカー1801a及び1801bの各頂点座標を検出する。
(右上のマーカー検出)
情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影領域1806のマーカー1802a及び18012を撮影し、マーカー検出部608によってマーカー1802a及び1802bの各頂点座標を検出する。
情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影領域1806のマーカー1802a及び18012を撮影し、マーカー検出部608によってマーカー1802a及び1802bの各頂点座標を検出する。
(右下のマーカー検出)
情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影領域1807のマーカー1803a及び1803bを撮影し、マーカー検出部608によってマーカー1803a及び1803bの各頂点座標を検出する。
情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影領域1807のマーカー1803a及び1803bを撮影し、マーカー検出部608によってマーカー1803a及び1803bの各頂点座標を検出する。
(左下のマーカー検出)
情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影領域1808のマーカー1804a及び1804bを撮影し、マーカー検出部608によってマーカー1804a及び1804bの各頂点座標を検出する。
情報処理装置500のCPUは撮影制御部603によって撮影領域1808のマーカー1804a及び1804bを撮影し、マーカー検出部608によってマーカー1804a及び1804bの各頂点座標を検出する。
S901からS906によって、全てのマーカーの頂点座標が取得されると、情報処理装置500のCPUは補正量算出部によってプロジェクタ510bの補正量を算出する(S907)。補正量の算出は第1の実施例と同様に、撮影画像平面からプロジェクタのパネル平面への射影変換を用いることで算出できる。
全ての頂点において補正量の算出を終えると、情報処理装置500のCPUは補正パラメータ出力部601に指示をしてプロジェクタ520bに対して、補正コマンドを送信する。
プロジェクタ520bのCPU110は通信部193によって補正コマンドを受信すると、変形処理部340に指示をして、受信した補正量に基づいて投影画像の幾何学変形を行う。
補正コマンドの送信を終えると、情報処理装置500のCPUが画像出力部に指示をしてマーカー画像の供給を止めることで、各プロジェクタはマーカー画像の投影を終了させる(S908)。
以上、本実施形態によれば、複数台の投影装置が同じ画像を同一箇所に重ね合わせるように投影するスタック投影においても、位置合わせ用マーカーを所定の分解能以上で撮影することができ、位置合わせを精度よく行うことができる。
[その他の実施例]
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、装置に供給することによっても、達成されることは言うまでもない。このとき、供給された装置の制御部を含むコンピュータ(またはCPUやMPU)は、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、装置に供給することによっても、達成されることは言うまでもない。このとき、供給された装置の制御部を含むコンピュータ(またはCPUやMPU)は、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、上述のプログラムコードの指示に基づき、装置上で稼動しているOS(基本システムやオペレーティングシステム)などが処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、装置に挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれ、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。このとき、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行う。
500 情報処理装置(制御装置)
510a,510b プロジェクタ(投影装置)
520 撮影装置
603 撮影制御部(撮影制御手段)
604 画像出力部(画像出力手段)
608 マーカー生成部(マーカー生成手段)
609 画像処理部(画像処理手段)
510a,510b プロジェクタ(投影装置)
520 撮影装置
603 撮影制御部(撮影制御手段)
604 画像出力部(画像出力手段)
608 マーカー生成部(マーカー生成手段)
609 画像処理部(画像処理手段)
Claims (11)
- 投影画像を投影する複数の投影装置と、前記投影画像を撮影して撮影画像を取得する撮影装置と、を制御する制御装置であって、
マーカー画像を前記複数の投影装置へ出力する画像出力手段と、
前記撮影装置を制御する撮影制御手段と、
前記撮影画像を処理する画像処理手段と、を有し、
前記撮影制御手段は、前記複数の投影装置のうちの少なくとも1つの投影装置によって投影されている前記マーカー画像の少なくとも一部を前記撮影装置で撮影し、
前記画像処理手段は、前記撮影画像に含まれている前記マーカー画像の少なくとも一部を検出し、
前記撮影制御手段は、前記マーカー画像の検出結果に基づいて、前記撮影装置を制御する
ことを特徴とする制御装置。 - 前記画像処理手段は、前記撮影画像における前記マーカー画像の大きさを検出し、
前記撮影制御手段は、前記マーカー画像の大きさに基づいて、前記撮影装置のズーム制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記画像処理手段は、前記撮影画像における前記マーカー画像の画素数を検出する
ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。 - 前記撮影制御手段は、前記マーカー画像の大きさが所定値よりも小さい場合に、前記撮影装置の望遠制御を行う
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の制御装置。 - 前記撮影制御手段は、前記マーカー画像の検出結果に基づいて、前記撮影装置の姿勢制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記撮影制御手段は、前記複数の投影装置によって投影されている複数のマーカー画像を前記撮影装置で撮影し、前記複数のマーカー画像が前記撮影画像からはみ出している場合に、前記撮影装置の姿勢制御を行う
ことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。 - 前記複数の投影装置は、マルチ投影又はスタック投影することで、前記投影画像を投影し、
前記マーカー画像は、前記投影画像の重畳領域の位置合わせに使用される
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の制御装置。 - 前記マーカー画像を生成するマーカー生成手段を有し、
前記マーカー生成手段は、前記検出に使用される第1のマーカー画像と、前記第1のマーカー画像と特徴点の数が異なり且つ前記位置合わせに使用される第2のマーカー画像と、を生成する
ことを特徴とする請求項7に記載の制御装置。 - 前記マーカー画像を生成するマーカー生成手段を有し、
前記マーカー生成手段は、前記マーカー画像の検出結果に基づいて、前記マーカー画像を第1のマーカー画像から前記第1のマーカー画像と特徴点の数が異なる第2のマーカー画像に変更する
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の制御装置。 - 投影画像を投影する複数の投影装置と、前記投影画像を撮影して撮影画像を取得する撮影装置と、を制御するプログラムであって、
マーカー画像を前記複数の投影装置へ出力する画像出力工程と、
前記撮影装置を制御する撮影制御工程と、
前記撮影画像を処理する画像処理工程と、をコンピュータに実行させ、
前記撮影制御工程では、前記複数の投影装置のうちの少なくとも1つの投影装置によって投影されている前記マーカー画像の少なくとも一部を前記撮影装置で撮影し、
前記画像処理工程では、前記コンピュータに、前記撮影画像に含まれている前記マーカー画像の少なくとも一部を検出させ、
前記撮影制御工程では、前記コンピュータに、前記マーカー画像の検出結果に基づいて前記撮影装置を制御させる
ことを特徴とするプログラム。 - 複数の投影装置と撮影装置とを制御する制御方法であって、
前記複数の投影装置のそれぞれでマーカー画像を投影する工程と、
前記複数の投影装置のうちの少なくとも1つの投影装置によって投影されている前記マーカー画像の少なくとも一部を前記撮影装置で撮影することにより、撮影画像を取得する工程と、
前記撮影画像に含まれている前記マーカー画像の少なくとも一部を検出する工程と、
前記マーカー画像の検出結果に基づいて前記撮影装置を制御する工程と、を有する
ことを特徴とする制御方法。
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