JP2020079895A - プロジェクタ、投影システム、プロジェクタの制御方法、投影方法、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】スタック投影時に操作対象のプロジェクタのメニューと投影画面の対応を識別可能にすること。【解決手段】第1投影画像と他のプロジェクタが投影する第2投影画像とがスタック投影されるように、第1投影画像を投影可能なプロジェクタは、第1投影画像を投影する投影部と、投影部を制御する制御部と、ユーザの操作を受け付ける受付部と、を有する。制御部は、第1投影画像を調整するための操作を受付部が受け付ける場合に、他のプロジェクタが投影する第2パターン500と特徴が異なる第1パターン501と、第1パターン501と特徴が等しい又は似ているメニュー502と、を投影部に投影させる。【選択図】図6
Description
本発明は、プロジェクタ、投影システム、プロジェクタの制御方法、投影方法、及び、プログラムに関し、特に、スタック投影可能なプロジェクタに関する。
プロジェクタの投影方法として、複数のプロジェクタの投影画面で一つの投影画面を形成するマルチ投影がある。マルチ投影の中に、すべてのプロジェクタで、同じ映像を同じ位置に投影するスタック投影という方法がある。スタック投影を行うことによって、投影画像の輝度を上げることができ、さまざまな分野で使用されている。
スタック投影を行う際には、スタック投影を構成するプロジェクタの投影画面の位置や大きさ、形状が等しくなるよう調整する必要がある。その際、ユーザは光学ズームやレンズシフト、幾何学補正といった機能を用いて調整する。
スタック投影においては、プロジェクタの筐体の位置や向きなどの調整後、すなわち光学ズームやレンズシフト、幾何学補正といった機能を用いた調整を行う前の状態で、複数のプロジェクタの投影画面がほぼ同じ位置にある状況になりうる。そのため、それらの機能の操作時に、複数のプロジェクタのメニューが重なってしまい見づらく、操作性が下がってしまう。そこで、複数のプロジェクタの相対位置を幾何変形パラメータから計算して、その相対位置に対応した位置に複数のプロジェクタのメニューを配置することが提案されている(特許文献1)。
しかし、特許文献1のようにメニューの配置を工夫しても、複数のプロジェクタの投影画面がほぼ同じ位置にあるために、1台のプロジェクタのメニューを操作する際に、そのメニューに対応する投影画面が分からず、操作性が下がるという課題がある。その課題について図11を参照して具体的に説明する。図11(a)は課題が発生する機器構成を示す図である。プロジェクタ10a、10bがスクリーン(投影面)30に投影画像を投影している。プロジェクタ10aの投影画面が40a、プロジェクタ10bの投影画面が40bである。投影画面40a、40bは、ほぼ同じ位置にあるが、まだ同じ位置にない。そのため、ユーザは、前述の光学ズーム等の機能を用いて、投影画面40a、40bの位置を更に調整する必要がある。図11(b)は本発明の課題を説明する図である。ユーザが調整を行おうとプロジェクタ10aの不図示のリモコンを用いてメニューの表示を指示すると、図11(b)のように、メニュー50が投影表示される。しかし、メニュー50が、投影画面40aに対応するメニューなのか、投影画面40bに対応するメニューなのかが識別できない。これが識別できないことにより、メニュー50上で投影画面を上下左右どの向きに動かすよう選択すればよいのか、ユーザには判断できない。
そこで本発明では、このような課題を解決するため、スタック投影時に操作対象のプロジェクタのメニューと投影画面の対応を識別可能にすることを目的とする。
その目的を達成するために、本発明の一側面としてのプロジェクタは、第1投影画像と他のプロジェクタが投影する第2投影画像とがスタック投影されるように、前記第1投影画像を投影可能なプロジェクタであって、前記第1投影画像を投影する投影部と、前記投影部を制御する制御部と、ユーザの操作を受け付ける受付部と、を有し、前記制御部は、前記第1投影画像を調整するための操作を前記受付部が受け付ける場合に、前記他のプロジェクタが投影する第2パターンと特徴が異なる第1パターンと、前記第1パターンと前記特徴が等しい又は似ているメニューと、を前記投影部に投影させることを特徴とする。
本発明のその他の側面については、以下で説明する実施の形態で明らかにする。
以上のように、本発明により、スタック投影時に操作対象のプロジェクタのメニューと投影画面の対応が識別可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定するものではない。
本実施例では、プロジェクタ(PJ)の一例として、透過型液晶パネルを用いたプロジェクタについて説明する。しかし、本発明は、DLP、LCOS(反射型液晶)パネルを用いたプロジェクタであっても適用可能である。また、プロジェクタには、単板式、3板式などが一般に知られているが、どちらの方式であっても本発明を適用可能である。
本実施例のプロジェクタは、表示するべき画像に応じて、液晶素子の光の透過率を制御して、液晶素子を透過した光源からの光をスクリーンに投影することで、画像をユーザに提示する。
以下、このようなプロジェクタについて説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本実施例のプロジェクタの全体構成を説明する。
まず、図1を用いて、本実施例のプロジェクタの全体構成を説明する。
図1は、本実施例のプロジェクタ100の全体の構成を示す図である。
本実施例のプロジェクタ100は、CPU110、ROM111、RAM112、操作部113、画像入力部130、画像処理部140を有する。また、プロジェクタ100は、さらに、液晶制御部150、液晶パネル151R、151G、151B、光源制御部160、光源161、色分離部162、色合成部163、光学系制御部170、投影光学系171を有する。また、プロジェクタ100は、さらに、記録再生部191、記録媒体192、通信部193、撮像部194、表示制御部195、表示部196、撮像画像解析部197を有していてもよい。本実施例のプロジェクタ100は、複数の投影画像がスタック投影されるように、投影画像を投影可能なプロジェクタである。
CPU110は、プロジェクタ100の各動作ブロックを制御するものである。ROM111は、CUP110の処理手順を記述した制御プログラムを記憶するためのものである。RAM112は、ワークメモリとして一時的に制御プログラムやデータを格納するものである。また、CPU110は、記録再生部191により記録媒体192から再生された静止画データや動画データを一時的に記憶し、ROM111に記憶されたプログラムを用いて、それぞれの画像や映像を再生したりすることもできる。また、CPU110は、通信部193より受信した静止画データや動画データを一時的に記憶し、ROM111に記憶されたプログラムを用いて、それぞれの画像や映像を再生したりすることもできる。また、撮像部194により得られた画像や映像を一時的にRAM112に記憶し、ROM111に記憶されたプログラムを用いて、静止画データや動画データに変換して記録媒体192に記録させることもできる。
また、操作部113は、ユーザの指示を受け付ける受付部である。操作部113は、CPU110に指示信号を送信するものであり、例えば、スイッチやダイヤル、表示部196上に設けられたタッチパネルなどからなる。また、操作部113は、例えば、リモコンからの信号を受信する信号受信部(赤外線受信部など)で、受信した信号に基づいて所定の指示信号をCPU110に送信するものであってもよい。また、CPU110は、操作部113や、通信部193から入力された制御信号を受信して、プロジェクタ100の各動作ブロックを制御する。
画像入力部130は、外部装置から映像信号を受信するものであり、例えば、コンポジット端子、S映像端子、D端子、コンポーネント端子、アナログRGB端子、DVI−I端子、DVI−D端子、HDMI(登録商標)端子等を含む。また、アナログ映像信号を受信した場合には、受信したアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換する。そして、受信した映像信号を、画像処理部140に送信する。ここで、外部装置は、映像信号を出力できるものであれば、パーソナルコンピュータ、カメラ、携帯電話、スマートフォン、ハードディスクレコーダ、ゲーム機など、どのようなものであってもよい。
画像処理部140は、映像入力部130から受信した映像信号にフレーム数、画素数、画像形状などの変更処理を施して、液晶制御部150に送信するものであり、例えば画像処理用のマイクロプロセッサからなる。また、画像処理部140は、専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が画像処理部140と同様の処理を実行しても良い。画像処理部140は、フレーム間引き処理、フレーム補間処理、解像度変換処理、歪み補正処理(キーストン補正処理)といった機能を実行することが可能である。また、画像処理部140は、映像入力部130から受信した映像信号以外にも、CPU110によって再生された画像や映像に対して前述の変更処理を施すこともできる。画像処理部140は画像入力部130から受信した画像や、CPU110によって再生された画像に、ユーザ用のメニュー(メニュー画像)をOSDとして重畳することもできる。また、位置や形状や大きさを調整するための調整パターン(調整パターン画像)を生成することもできる。メニューや調整パターンの生成時には、RAM112から取得した表示パラメータに基づき生成を行うことができる。表示パラメータについては、後述する。
液晶制御部150は、画像処理部140で処理の施された映像信号に基づいて、液晶パネル151R、151G、151Bの画素の液晶に印可する電圧を制御して、液晶パネル151R、151G、151Bの透過率を調整する。液晶制御部150は、制御用のマイクロプロセッサからなる。また、液晶制御部150は、専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が液晶制御部150と同様の処理を実行しても良い。たとえば、画像処理部140に映像信号が入力されている場合、液晶制御部150は、画像処理部140から1フレームの画像を受信する度に、画像に対応する透過率となるように、液晶パネル151R、151G、151Bを制御する。液晶パネル151Rは、赤色に対応する液晶パネルであって、光源161から出力された光のうち、色分離部162で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光のうち、赤色の光の透過率を調整するためのものである。液晶パネル151Gは、緑色に対応する液晶パネルであって、光源161から出力された光のうち、色分離部162で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光のうち、緑色の光の透過率を調整するためのものである。液晶パネル151Bは、青色に対応する液晶パネルであって、光源161から出力された光のうち、色分離部162で赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離された光のうち、青色の光の透過率を調整するためのものである。
この液晶制御部150による液晶パネル151R、151G、151Bの具体的な制御動作や液晶パネル151R、151G、151Bの構成については、後述する。
光源制御部160は、光源161のオン/オフを制御や光量の制御をするものであり、制御用のマイクロプロセッサからなる。また、光源制御部160は、専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が光源制御部160と同様の処理を実行しても良い。また、光源161は、不図示のスクリーンに画像を投影するための光を出力するものであり、例えば、ハロゲンランプ、キセノンランプ、高圧水銀ランプなどであっても良い。また、色分離部162は、光源161から出力された光を、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に分離するものであり、例えば、ダイクロイックミラーやプリズムなどからなる。なお、光源161として、各色に対応するLED等を使用する場合には、色分離部162は不要である。また、色合成部163は、液晶パネル151R、151G、151Bを透過した赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光を合成するものであり、例えば、ダイクロイックミラーやプリズムなどからなる。そして、色合成部163により赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の成分を合成した光は、投影光学系171に送られる。このとき、液晶パネル151R、151G、151Bは、画像処理部140から入力された画像に対応する光の透過率となるように、液晶制御部150により制御されている。そのため、色合成部163により合成された光は、投影光学系171によりスクリーンに投影されると、画像処理部140により入力された画像に対応する画像がスクリーン上に表示されることになる。
光学系制御部170は、投影光学系171を制御するものであり、制御用のマイクロプロセッサからなる。また、光学系制御部170は、専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が光学系制御部170と同様の処理を実行しても良い。また、投影光学系171は、色合成部163から出力された合成光をスクリーンに投影する投影手段(投影部)である。投影光学系171は、複数のレンズ、レンズ駆動用のアクチュエータからなり、レンズをアクチュエータにより駆動することで、投影画面の拡大、縮小、焦点調整などを行うことができる。
記録再生部191は、記録媒体192から静止画データや動画データを再生したり、また、撮像部194により得られた画像や映像の静止画データや動画データをCPU110から受信して記録媒体192に記録したりするものである。また、通信部193より受信した静止画データや動画データを記録媒体192に記録しても良い。記録再生部191は、例えば、記録媒体192と電気的に接続するインタフェースや記録媒体192と通信するためのマイクロプロセッサからなる。また、記録再生部191には、専用のマイクロプロセッサを含む必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が記録再生部191と同様の処理を実行しても良い。また、記録媒体192は、静止画データや動画データ、その他、本実施例のプロジェクタに必要な制御データなどを記録することができる。記録媒体192は、磁気ディスク、光学式ディスク、半導体メモリなどのあらゆる方式の記録媒体であってよく、着脱可能な記録媒体であっても、内蔵型の記録媒体であってもよい。
通信部193は、外部機器からの制御信号や静止画データ、動画データなどを受信するためのものであり、例えば、無線LAN、有線LAN、USB、Bluetooth(登録商標)などであってよく、通信方式を特に限定するものではない。また、画像入力部130の端子が、例えばHDMI(登録商標)端子であれば、その端子を介してCEC通信を行うものであっても良い。ここで、外部装置は、プロジェクタ100と通信を行うことができるものであれば、パーソナルコンピュータ、カメラ、携帯電話、スマートフォン、ハードディスクレコーダ、ゲーム機、リモコンなど、どのようなものであってもよい。
撮像部194は、本実施例のプロジェクタ100の周辺を撮像して画像信号を取得するものであり、投影光学系171を介して投影された画像を撮影(スクリーン方向を撮影)することができる。撮像部194は、得られた画像や映像をCPU110に送信し、CPU110は、その画像や映像を一時的にRAM112に記憶し、ROM111に記憶されたプログラムに基づいて、静止画データや動画データに変換する。撮像部194は、被写体の光学像を取得するレンズ、レンズを介して取得した光学像を画像信号に変換する撮像素子、撮像素子により得られた画像信号をデジタル信号に変換するAD変換部などからなる。また、撮像部194は、スクリーン方向を撮影するものに限られず、例えば、スクリーンと逆方向の視聴者側を撮影しても良い。
撮像画像解析部197は、撮像部194が撮像した撮像画像を解析するものであり、RAM112に記憶された撮像画像を読み出し、解析する。例えば、プロジェクタ100の投影画像の検出や、他のプロジェクタの投影画像の検出、それらの投影画像の特徴点の抽出などを行い、その結果をRAM112に記憶する。なお、CPU110に撮像画像解析部197と同様の処理を実行する機能を持たせることにより、撮像画像解析部197を省略しても良い。
表示制御部195は、プロジェクタ100に備えられた表示部196にプロジェクタ100を操作するための操作画面やスイッチアイコン等の画像を表示させるための制御をするものであり、表示制御を行うマイクロプロセッサなどからなる。また、表示制御部195専用のマイクロプロセッサである必要はなく、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が表示制御部195と同様の処理を実行しても良い。また、表示部196は、プロジェクタ100を操作するための操作画面やスイッチアイコンを表示するものである。表示部196は、画像を表示できればどのようなものであっても良い。例えば、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイであって良い。また、特定のボタンをユーザに認識可能に掲示するために、各ボタンに対応するLED等を発光させるものであってもよい。
なお、本実施例の画像処理部140、液晶制御部150、光源制御部160、光学系制御部170、記録再生部191、表示制御部195は、これらの各ブロックと同様の処理を行うことのできる単数または複数のマイクロプロセッサあっても良い。または、例えば、ROM111に記憶されたプログラムによって、CPU110が各ブロックと同様の処理を実行しても良い。
<基本動作>
次に、図1、図2を用いて、本実施例のプロジェクタ100の基本動作を説明する。
次に、図1、図2を用いて、本実施例のプロジェクタ100の基本動作を説明する。
図2は、本実施例のプロジェクタ100の基本動作の制御を説明するためのフロー図である。図2の動作は、基本的にCPU110が、ROM111に記憶されたプログラムに基づいて、各機能ブロックを制御することにより実行されるものである。図2のフロー図は、操作部113や不図示のリモコンによりユーザがプロジェクタ100の電源のオンを指示した時点をスタートとしている。
操作部113や不図示のリモコンによりユーザがプロジェクタ100の電源のオンを指示すると、CPU110は、不図示の電源部からプロジェクタ100の各部に不図示の電源回路から電源を供給するとともに、投影開始処理を実行する(S201)。具体的には、光源制御部160に指示して光源161の点灯制御、液晶制御部150に指示して液晶パネル151R、151G、151Bの駆動制御、画像処理部140の動作設定などである。CPU110は、RAM112に、後述する調整パターンおよびメニューの表示用の表示パラメータとして、デフォルト表示パラメータを設定する。
次に、画像入力部130から入力信号変化があったか否かを判定する(S202)。入力信号変化が無かった場合にはS204に進み、入力信号変化があった場合は、入力切替処理を実行する(S203)。具体的には、入力信号の解像度、フレームレートなどを検知して、それに適したタイミングで入力画像をサンプリングし、必要な画像処理を実施した上で投影する。
次に、ユーザ操作があったか否かを判定する(S204)。ユーザによる操作部113やリモコンの操作が無かった場合にはS208に進み、ユーザ操作が行われた場合は、終了操作か否かを判定する(S205)。終了操作であった場合は、投影終了処理を実行し、終了する(S206)。具体的には、光源制御部160に指示して光源161の消灯制御、液晶制御部150に指示して液晶パネル151R、151G、151Bの駆動停止制御、必要な設定のROM111への保存などである。
ユーザ操作が終了操作でなかった場合には、ユーザ操作の内容に対応したユーザ処理を実行する(S207)。例えば、設置設定の変更、入力信号の変更、画像処理の変更、情報の表示などである。
次に、通信部193からコマンド受信があったか否かを判定する(S208)。コマンド受信が無かった場合には、S202に戻る。コマンド受信があった場合には、終了操作か否かを判定する(S209)。終了操作であった場合は、S206に進む。終了操作ではなかった場合には、受信したコマンドの内容に対応したコマンド処理を実行する(S210)。例えば、設置設定、入力信号設定、画像処理設定、状態取得などである。
本実施例のプロジェクタ100では、画像入力部130より入力された映像のほか、記録再生部191により記録媒体192から読み出された静止画データや動画データの画像や映像を表示することもできる。また、通信部193から受信した静止画データや動画データの画像や映像を表示することもできる。
次に本実施例の特徴的な構成について詳しく説明する。
図3に、本実施例のマルチ投影システムの斜視図を示す。プロジェクタ100a、bはスクリーン300に対して投影を行う。プロジェクタ100a、bはケーブル200を介して接続されている。プロジェクタ100aの投影画面400aとプロジェクタ100bの投影画面400bはスクリーン(投影面)300上に重畳されている。ユーザは、投影画面400aと投影画面400bの位置や大きさや形状が合致するよう、調整パターンを表示しながら、調整を行う。
図4を参照して、プロジェクタ100の位置調整操作時の処理を説明する。図4はプロジェクタ100のCPU110が行う処理のフローチャートであり、プロジェクタ100の操作部113に対するユーザの操作や、通信部193への不図示の他機器からの指示を受け付けた際に、開始される。まずステップS301において、CPU110は受け付けた操作や指示が、位置調整操作であるか否かを判定し、結果に応じて処理を分岐させる。位置調整操作とは、光学ズームやレンズシフト、台形歪み補正などの機能に関する操作を指す。投影画面の位置や形状を変化させる操作であれば、これらの機能に限定されない。操作が位置調整操作である場合は、ステップS302に遷移する。操作が位置調整操作でない場合は、処理を終了する。ステップS302において、CPU110は、通信部193を介して、他のプロジェクタと通信し、他のプロジェクタの表示パラメータを取得する。表示パラメータとは、後述するステップS304における表示を行うための、投影画面の調整パターンおよびメニューの表示に関する特徴である。その表示に関する特徴は、色、輝度、形状、模様の少なくとも一つを含み、それらを経時的に変化させるための、時間間隔でもよい。CPU110は取得した他のプロジェクタの表示パラメータ値(特徴情報)をRAM112に記録し、ステップS303へ遷移する。ステップS303において、CPU110はRAM112に記録した他のプロジェクタの表示パラメータ値を読み出し、自身の表示パラメータ値を決定する。CPU110は、図2のステップS201の説明で述べた、RAM112に記憶されているデフォルトの表示パラメータ値を、S303における処理で決定した自身の表示パラメータ値によって更新する。自身の表示パラメータ値の決定方法の一例を、図5を参照して説明する。図5(a)は表示パラメータが色の種類であった場合を説明する表である。表示パラメータが色の種類であった場合、他のプロジェクタの色と異なるように、自プロジェクタの色を決定する。たとえば、他のプロジェクタの色が緑であった場合、自プロジェクタの色は赤にする。色の種類の組み合わせはこれに限定するものではなく、マルチ投影を構成するプロジェクタ同士が異なる色で表示を行うようにすればよい。図5(b)は表示パラメータが線の種類であった場合を説明する表である。表示パラメータが線の種類であった場合、他のプロジェクタの線と異なるように、自プロジェクタの線を決定する。たとえば、他のプロジェクタが実線であった場合、自プロジェクタは破線にする。表示パラメータの決定方法は、図5のような色の種類や線の種類の対応表をROM111にあらかじめ記録しておいて、CPU110がその対応表に基づいて選択してもよい。もしくは、複数の色(線)をROM111にあらかじめ記憶しておき、他のプロジェクタと異なる色(線)をCPU110がランダムに選択してもよい。なお、所定の操作を受け付ける(例えば、ユーザがリモコンの所定のボタンを押すことによる信号を受信する)たびに、CPU110が色(線)の種類を変更するように構成し、そのユーザに色(線)の種類を選ばせるようにしてもよい。また、表示パラメータが色の種類である場合は、他のプロジェクタの色に基づいて、色相が反対になるような色をCPU110が選択することにしてもよい。表示パラメータが色の種類以外であった場合も、他のプロジェクタと識別可能であるように、自プロジェクタの表示パラメータ値を決定してよい。なお、これらの複数の表示パラメータを組み合わせて使用しても良い。なお、他のプロジェクタが2台以上存在する場合は、その2台以上の他のプロジェクタの表示パラメータ値を取得し、それらの値と重複しない表示パラメータ値を自プロジェクタに設定する。
CPU110は決定した表示パラメータ値をRAM112に記録し、ステップS304に遷移する。ステップS304において、CPU110はRAM112から表示パラメータ値を読み出す。そして、CPU110は、画像処理部140に指示して、表示パラメータ値に応じて、本フローチャートの開始トリガとなった操作に対応するメニューと調整パターンを表示する。表示パラメータが線の種類だった場合の、表示の一例を図6に示す。図6(a)は、S302で取得する他のプロジェクタの表示パラメータ値が実線だった場合の、他のプロジェクタの調整パターン(第2パターン)500である。図6(b)は、ズーム調整のユーザ操作により図4のフローチャートが開始され、表示パラメータが線の種類であり、自プロジェクタの表示パラメータ値が破線に決定された場合の表示である。調整パターン(第1パターン)501と、ズーム調整用のメニュー502(第1メニュー)の一部は破線で描画されている。図6(c)は他のプロジェクタ(図6(a))と自プロジェクタの投影画面(図6(b))が重複した場合のスクリーンの様子である。調整パターンである格子パターン501と、ズーム調整用のメニュー502の一部が破線で描画されていることから、メニュー502が調整パターン500ではなく調整パターン501に対応していることを容易に認識できる。なお、調整パターンやメニューは図6のような画像に限らない。例えば、調整パターンの格子間隔は図6より狭くても広くても構わないし、格子ピッチも等しくても等しくなくてもよい。またゆがみを認識しやすいよう、破線の円を追加で描画しても良い。メニューに関しても、メニューの大きさや位置は図6と異なっていても構わない。ステップS304の処理が完了した後、処理を終了する。本実施例の処理により、ユーザが位置調整操作を行う際に、操作対象のプロジェクタの投影画面を識別することが可能になる。
ユーザは、操作部113、リモコン、又は他機器(例えば、位置調整アプリを実行しているPC等)へ指示を入力することにより、調整パターン501の位置、大きさ又は形状を調整する。その調整により、調整パターン500と調整パターン501とを正確に重畳させることができる。その結果、投影画面400a及び400bの大きさと形状を一致させ、投影画面400a及び400bを同じ位置に配置でき、プロジェクタ100a及び100bの投影画像(第1投影画像及び第2投影画像)をスタック投影させることができる。
なお、本実施例において、調整パターン501の特徴とメニュー502の特徴が等しくなるように設定した。しかし、調整パターン501の特徴とメニュー502の特徴とは、完全に等しくなくても互いに似ていれば良い。具体的には、メニュー502が調整パターン500ではなく調整パターン501に対応していることをユーザが認識できる程度に、調整パターン501の特徴とメニュー502の特徴とが似ていれば良い。
本実施例では、実施例1と同様に、複数のプロジェクタを有するシステムについて説明する。なお、本実施例のプロジェクタの<全体構成><基本動作>については、実施例1と同様であるため説明を割愛する。以下、本実施例に特有な部分について説明する。
本実施例のプロジェクタは、プロジェクタIDを設定可能である。プロジェクタIDとは各プロジェクタを識別可能にするIDであり、あらかじめRAM112に記録しておいてもよいし、操作部113や不図示のリモコンや通信部193を介したユーザ操作によって設定し、RAM112に記録しても構わない。なお、プロジェクタIDとは別に、不図示のリモコンにもIDが設定可能であり、リモコンからはIDが一致するプロジェクタのみを操作可能にしても構わない。
図7を参照して、プロジェクタ100の位置調整操作時の処理を説明する。図7はプロジェクタ100のCPU110が行う処理のフローチャートであり、プロジェクタ100の操作部113へのユーザの入力や、通信部193への不図示の他機器からの指示を受け付けた際に、開始される。
まずステップS311において、CPU110は受け付けた操作や指示が、位置調整操作であるか否かを判定し、結果に応じて処理を分岐させる。位置調整操作とは、光学ズームやレンズシフト、台形歪み補正機能への操作を指す。投影画面の位置や形状を変化させる操作であれば、これらの機能に限定されない。操作が位置調整操作である場合は、ステップS312に遷移する。操作が位置調整操作でない場合は、処理を終了する。ステップS312において、CPU110は、通信部193を介して、他のプロジェクタと通信し、他のプロジェクタのプロジェクタIDに関するID情報を取得する。CPU110は取得した他のプロジェクタのID情報をRAM112に記録し、ステップS313へ遷移する。ステップS313において、CPU110は、RAM112からS312で記録した他のプロジェクタのIDと、自プロジェクタのIDを読み出し、比較し、処理を分岐する。他のプロジェクタのIDと異なっていれば、ステップS314に遷移する。他のプロジェクタのIDと同じであれば、ステップS315に遷移する。ステップS315における処理は後述する。ステップS314において、CPU110は自プロジェクタの表示パラメータ値を決定し、RAM112に記録する。CPU110は、図2のステップS201の説明で述べた、RAM112に記憶されているデフォルト表示パラメータ値を、S303における処理で決定した自身の表示パラメータ値によって更新する。図8に自プロジェクタの表示パラメータの決定方法の一例を示す。図8は表示パラメータが色だった場合の、プロジェクタIDと表示パラメータ値の対応表である。例えば、S313でRAM112から読み出した自プロジェクタのIDが1ならば、表示パラメータ値は赤となる。もちろん、IDの数やそれぞれのIDに対応する表示パラメータ値は図8の様態に限らない。
図7のフローチャートの説明に戻る。ステップS314でCPU110が表示パラメータを決定したあと、ステップS315に遷移する。ステップS315では、CPU110は、表示パラメータ値をRAM112から読み出す。そして、CPU110は、読み出した表示パラメータ値に基づき、画像処理部140に指示して、表示パラメータ値に応じて、本フローチャートの開始トリガとなった操作に対応するメニューと調整パターンとを表示する。表示パラメータ値は、ステップS313で自プロジェクタのIDと他のプロジェクタのIDが同じとなった場合にはステップS314で更新されていない。そのため、その場合には、図2のステップS201で述べた、あらかじめデフォルト表示パラメータとしてRAM112に記録されている表示パラメータが使用される。自プロジェクタのIDと他のプロジェクタのIDが同じである場合には、ユーザが自プロジェクタを含む複数のプロジェクタを一括で制御したい意図があると考えられる。そのため、他のプロジェクタの表示パラメータと異なる表示パラメータで表示を行う意義がないため、デフォルト表示パラメータで表示を行う。
実施例1と、本実施例の違いは、他のプロジェクタから読み出す情報が、表示パラメータ値であるか、プロジェクタIDであるかが異なる。また、IDが異なる場合のみ、IDに応じた表示パラメータ値を決定することで、他のプロジェクタと特徴が異なる位置調整パターンおよびメニュー表示を行うことができるという点が実施例1と異なる。
本実施例の処理により、ユーザが位置調整操作を行った際に、操作対象のプロジェクタの投影画面を識別することが可能になる。
本実施例でも、実施例1と同様に、複数のプロジェクタを有する投影システムについて説明する。なお、本実施例のプロジェクタの全体構成の実施例1の<全体構成>との差分は、撮像部194、撮像画像解析部197の有無である。<基本動作>については、実施例1と同様であるため説明を割愛する。以下、本実施例に特有な部分について説明する。
本実施例のプロジェクタはCPU110が撮像部194に指示して、投影画面および、その周囲の所定の領域を撮像することが可能である。撮像部194はズーム機能やパンチルト機構を有していて、撮像範囲を適切に制御することを可能にしてもよい。撮撮像部194の撮像した映像はRAM112に保存することができる。
図9を参照して、プロジェクタ100の位置調整操作時の処理を説明する。図9はプロジェクタ100のCPU110が行う処理のフローチャートであり、プロジェクタ100の操作部113へのユーザの入力や、通信部193への不図示の他機器からの指示を受け付けた際に、開始される。
まずステップS321において、CPU110は受け付けた操作や指示が、位置調整操作であるか否かを判定し、結果に応じて処理を分岐させる。位置調整操作とは、光学ズームやレンズシフト、台形歪み補正機能への操作を指す。投影画面の位置や形状を変化させる操作であれば、これらの機能に限定されない。操作が位置調整操作である場合は、ステップS322に遷移する。操作が位置調整操作でない場合は、処理を終了する。ステップS322においては、CPU110が撮像部194に指示して他のプロジェクタの投影画像を撮像し、その撮像画像をRAM112に保存し、ステップS323に遷移する。ステップS322においては、他のプロジェクタの位置調整パターンおよびメニュー表示画面を、プロジェクタ100のCPU110が撮像部194に撮像を指示し、撮像データをRAM112に記憶する。ステップS322については、詳細を後述する。ステップS323においては、CPU110はRAM112に保存されている撮像画像を読み出し、撮像画像解析部197に指示して、撮像画像を解析することで、他のプロジェクタの表示パラメータ値を判定する。例えば、表示パラメータが色の種類である場合は、撮像画像解析部197は、撮影画像から、二値化処理などにより、他のプロジェクタの位置調整パターンおよびメニューを抽出する。さらに、抽出した領域のH(色相)L(明るさ)S(鮮やかさ)ヒストグラムやR(赤)G(緑)B(青)ヒストグラム分布から、他のプロジェクタの表示パラメータ値、すなわち色を判定する。なお、判定の方法はこれに限らない。また、例えば表示パラメータが線の種類である場合は、撮像画像解析部は、二値化処理などにより、他のプロジェクタの位置調整パターンおよびメニューを抽出する。さらに抽出した領域から直線を検出し、検出した直線の幅や、直線に沿った輝度値の分布によって線の種類(実線、破線、一点鎖線、二点鎖線など)を判定する。なお、判定の方法はこれに限らない。直線検出手法としてはHough変換などの公知技術を用いても良い。表示パラメータとして、実施例1と同様に、色や線の種類以外を使用することもできる。判定した他のプロジェクタの表示パラメータ値はRAM112に記録し、ステップS324に遷移する。ステップS324においては、RAM112に記録されている他のプロジェクタの表示パラメータ値を読み出し、その読み出した表示パラメータ値に基づいて自プロジェクタの表示パラメータ値を決定し、ステップS325に遷移する。表示パラメータの決定方法は、実施例1のS303の処理と同様である。ステップS325の処理は、実施例1のステップS304の処理と同様である。
次に、図10を参照して、ステップS322の処理の詳細を述べる。図10はステップS322の処理を説明するためのフローチャートであり、図9のステップS321の処理が終了した際に、スタートする。ステップS331においては、CPU110は、液晶制御部150に指示して、全面黒などの映像を投射する。もしくは光源制御部160に指示して光源の出力をゼロにする、という処理にしてもよい。本処理の目的は、他のプロジェクタの投影画像を撮像する際に、自プロジェクタの投影画像を干渉させないためである。そのため、自プロジェクタの映像が干渉しなければ、全面黒の映像出力や、光源の出力をゼロにすることに限らない。ステップS332において、CPU110は、通信部193を介して他のプロジェクタに調整パターンを表示するように指示する。ステップS332の処理の代わりに、ユーザに調整パターンを他のプロジェクタのリモコンや操作部を介して表示するよう指示する画像を、画像処理部140にCPU110が指示して表示するようにしても構わない。ステップS333において、CPU110は撮像部194に指示して、投影画像を撮像する。ステップS333の時点で、自プロジェクタの投影画面には、黒画像が表示されている、もしくは消灯していて画像が表示されておらず、かつ他のプロジェクタの投影画面には、調整パターンが表示されている。そのため、撮像部194の撮像する画像には、他のプロジェクタの調整パターンのみが撮像される。CPU110は撮像部194が撮像した画像をRAM112に保存して処理を終了する。
実施例1との差分は、他のプロジェクタの表示パラメータの判定を、撮像部194の撮像した画像に基づいて判定する部分である。
本実施例の処理により、ユーザが位置調整操作を行った際に、操作対象のプロジェクタの投影画面を識別することが可能になる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。例えば、実施例3の内容を実施例2に適用してもよい。また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 プロジェクタ
110 CPU(制御部)
113 操作部(受付部)
171 投影光学系(投影部)
193 通信部
110 CPU(制御部)
113 操作部(受付部)
171 投影光学系(投影部)
193 通信部
Claims (12)
- 第1投影画像と他のプロジェクタが投影する第2投影画像とがスタック投影されるように、前記第1投影画像を投影可能なプロジェクタであって、
前記第1投影画像を投影する投影部と、
前記投影部を制御する制御部と、
ユーザの操作を受け付ける受付部と、を有し、
前記制御部は、前記第1投影画像を調整するための操作を前記受付部が受け付ける場合に、前記他のプロジェクタが投影する第2パターンと特徴が異なる第1パターンと、前記第1パターンと前記特徴が等しい又は似ているメニューと、を前記投影部に投影させる
ことを特徴とするプロジェクタ。 - 前記他のプロジェクタと通信する通信部を有し、
前記通信部は、前記第2パターンの前記特徴に関する特徴情報を受信し、
前記制御部は、前記特徴情報に基づいて、前記第1パターンの前記特徴を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記他のプロジェクタと通信する通信部を有し、
前記制御部は、前記第1パターンの前記特徴を決定し、
前記通信部は、前記第1パターンの前記特徴に関する特徴情報を送信する
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記受付部は、リモコンからID情報を受け付け、
前記制御部は、前記ID情報に基づいて、前記第1パターンの前記特徴を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記制御部は、前記第2パターンを撮影して取得した撮影画像に基づいて、前記第1パターンの前記特徴を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記制御部は、前記受付部が所定の操作を受け付けるたびに、前記第1パターンの前記特徴を変更する
ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記特徴は、色、輝度、形状、模様、及び、それらの変化の時間間隔の少なくとも1つである
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプロジェクタ。 - 前記メニューは、前記第2パターンではなく前記第1パターンを調整する操作を前記受付部が受け付けることをユーザが認識できる程度に、前記第1パターンと前記特徴が似ている
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプロジェクタ。 - 第1投影画像と第2投影画像とをスタック投影する投影システムであって、
前記第1投影画像を投影する第1プロジェクタと、
前記第2投影画像を投影する第2プロジェクタと、
前記第1プロジェクタと前記第2プロジェクタとを制御する制御部と、
ユーザの操作を受け付ける受付部と、を有し、
前記制御部は、
前記第1投影画像を調整するための操作を前記受付部が受け付ける場合に、第1パターンを前記第1プロジェクタに投影させ、前記第1パターンと特徴が異なる第2パターンを前記第2プロジェクタに投影させ、第1メニューを前記第1プロジェクタ又は前記第2プロジェクタに投影させ、
前記第2投影画像を調整するための操作を前記受付部が受け付ける場合に、前記第1パターンを前記第1プロジェクタに投影させ、前記第2パターンを前記第2プロジェクタに投影させ、前記第1メニューと前記特徴が異なる第2メニューを前記第1プロジェクタ又は前記第2プロジェクタに投影させる
ことを特徴とする投影システム。 - 第1投影画像と他のプロジェクタが投影する第2投影画像とがスタック投影されるように、前記第1投影画像を投影可能なプロジェクタの制御方法であって、
前記第1投影画像を調整するための操作を受け付ける際に、前記他のプロジェクタが投影する第2パターンと特徴が異なる第1パターンと、前記第1パターンと前記特徴が等しい又は似ているメニューと、を投影させる
ことを特徴とするプロジェクタの制御方法。 - 第1プロジェクタが投影する第1投影画像と第2プロジェクタが投影する第2投影画像とをスタック投影する投影方法であって、
前記第1投影画像を調整するための操作を受け付ける場合に、第1パターンを前記第1プロジェクタに投影させ、前記第1パターンと特徴が異なる第2パターンを前記第2プロジェクタに投影させ、第1メニューを前記第1プロジェクタ又は前記第2プロジェクタに投影させ、
前記第2投影画像を調整するための操作を受け付ける場合に、前記第1パターンを前記第1プロジェクタに投影させ、前記第2パターンを前記第2プロジェクタに投影させ、前記第1メニューと前記特徴が異なる第2メニューを前記第1プロジェクタ又は前記第2プロジェクタに投影させる
ことを特徴とする投影方法。 - 請求項10又は11に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018213731A JP2020079895A (ja) | 2018-11-14 | 2018-11-14 | プロジェクタ、投影システム、プロジェクタの制御方法、投影方法、及び、プログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112995626A (zh) * | 2020-09-27 | 2021-06-18 | 深圳市当智科技有限公司 | 投影机光机控制方法和投影机 |
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2018
- 2018-11-14 JP JP2018213731A patent/JP2020079895A/ja active Pending
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