JP2015128242A - 画像投影装置及びそのキャリブレーション方法 - Google Patents

画像投影装置及びそのキャリブレーション方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カメラ・キャリブレーション部による結果を利用しないで、プロジェクターのパラメーターを高精度に推定する。【解決手段】投影部101がチェッカーボード1201に構造光1202を投影した画像を、カメラ部104で撮影する。これにより、チェッカーボード1201上の格子点を、どの光線が照射しているのかを追跡して、チェッカーの格子点とプロジェクター座標の対応関係が分かる。次いで、歪み推定、歪み補正、パラメーター推定という手順により、カメラのキャリブレーション結果を利用しないで、画素単位でのプロジェクターのキャリブレーション処理を行なう。【選択図】 図12

Description

本明細書で開示する技術は、投影画像をカメラで撮影して3次元計測を行なうことができる画像投影装置及びそのキャリブレーション方法に関する。
プロジェクターとカメラを組み合わせた3次元計測装置が知られている。この種の装置は、プロジェクターが既知のパターン画像を対象物に投影し、パターン画像を投影した状態の対象物をカメラで撮影し、その撮影画像を画像処理して対象物の3次元情報を取得することができる。
プロジェクターとカメラを組み合わせた装置は、プロジェクターとカメラ双方についてパラメーターのキャリブレーションを行なう必要がある。高精度にパラメーターを推定するには調整工数が多いという問題がある。
例えば、平面鏡に貼付されたキャリブレーション用マーカー、スクリーン並びに投影装置によってキャリブレーション用パターンを投影する手段は、キャリブレーション用の基準物体をシステム内部に埋め込み、不変量である平面鏡の長さなどを利用して自動的に世界座標を算出することにより、キャリブレーション時に特別なマーカーを配置する必要なく、3次元計測装置の内部構造のみを利用してプロジェクター・パラメーターとカメラ・パラメーターのキャリブレーションを行なう3次元形状計測装置について提案がなされている(例えば、特許文献1を参照のこと)。
また、プロジェクター・キャリブレーションにおいては、プロジェクター・キャリブレーションに用いる画像座標として、水平スリット・パターンと垂直スリット・パターンとの交点座標群を用い、その中にカメラ・キャリブレーション時に使用した画像座標範囲外のものが含まれないようにして、プロジェクター・パラメーターが不正確になることを防止する3次元形状測定装置について提案がなされている(例えば、特許文献2を参照のこと)。
本明細書で開示する技術の目的は、投影画像をカメラで撮影して3次元計測を行なうとともに、少ない調整工数で高精度にパラメーターのキャリブレーションを行なうことができる、優れた画像投影装置及びそのキャリブレーション方法を提供することにある。
本願は、上記課題を参酌してなされたものであり、請求項1に記載の技術は、
カメラと、
画像を投影するプロジェクターと、
前記カメラのキャリブレーションを行なうカメラ・キャリブレーション部と、
前記プロジェクターのキャリブレーションを行なうプロジェクター・キャリブレーション部と、
前記キャリブレーションの結果に基づいて前記プロジェクターから投影する画像を補正する画像補正部と、
を具備し、
前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記プロジェクターで構造光を投影した既知のチェッカーパターンを光線追跡して、前記チェッカーパターンの格子点とプロジェクター座標の対応関係を取得して、パラメーターを推定する、
画像投影装置である。
本願の請求項2に記載の技術によれば、請求項1に記載の画像投影装置の前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記カメラ・キャリブレーション部によるキャリブレーション結果を利用せず、又は、前記プロジェクターのレンズ歪みを考慮して、キャリブレーションを行なうように構成されている。
本願の請求項3に記載の技術によれば、請求項2に記載の画像投影装置の前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記プロジェクター座標上で直線に並ぶべき格子点群に基づいて歪み量を評価して歪みパラメーターを推定し、歪み補正した後の画像上の格子点とワールド座標との対応関係に基づいて、前記プロジェクターのパラメーターを推定するように構成されている。
本願の請求項4に記載の技術によれば、請求項3に記載の画像投影装置の前記プロジェクター・キャリブレーション部は、直線に並ぶべき格子点群の直線の2候補間の傾き差を歪み評価量として、LM(Levenberg−Marquardt)法により前記プロジェクターの歪みパラメーターを推定するように構成されている。
本願の請求項5に記載の技術によれば、請求項3に記載の画像投影装置の前記プロジェクター・キャリブレーション部は、歪み補正した後の画像上の格子点とワールド座標との対応関係に基づいて、前記プロジェクターの内部パラメーターと外部パラメーターを含む透視投影行列を非線形最適化により推定するように構成されている。
本願の請求項6に記載の技術によれば、請求項5に記載の画像投影装置の前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記カメラの検出画像座標と再投影画像座標との再投影誤差をLM法で非線形最適化して、前記透視投影行列を推定するように構成されている。
本願の請求項7に記載の技術によれば、請求項3に記載の画像投影装置の前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記チェッカーパターンの格子点とプロジェクター座標の対応関係をサブピクセル精度で求めるように構成されている。
本願の請求項8に記載の技術によれば、請求項3に記載の画像投影装置の前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記格子点の周辺に限定したプロジェクター画素のキャリブレーションのLocalHomographyを求めるように構成されている。
本願の請求項9に記載の技術によれば、請求項8に記載の画像投影装置の前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記プロジェクターのレンズ歪みの影響を無視できる程度の格子点の周辺領域に限定して、プロジェクター画素のLocalHomographyを求めるように構成されている。
本願の請求項10に記載の技術によれば、請求項9に記載の画像投影装置の前記プロジェクター・キャリブレーション部は、構造光の復号エラーを考慮してロバスト推定を行なって、プロジェクター画素のLocalHomographyを求めように構成されている。
本願の請求項11に記載の技術によれば、請求項1に記載の画像投影装置の前記カメラ・キャリブレーション部は、前記カメラで既知のチェッカーパターンを撮影した画像から格子点を検出し、直線に並ぶべき格子点群に基づいて歪み量を評価して歪みパラメーターを推定し、歪み補正した後の画像上の格子点とワールド座標との対応関係に基づいて、前記カメラのパラメーターを推定するように構成されている。
本願の請求項12に記載の技術によれば、請求項11に記載の画像投影装置の前記カメラ・キャリブレーション部は、直線に並ぶべき格子点群の直線の2候補間の傾き差を歪み評価量として、LM法により前記カメラの歪みパラメーターを推定するように構成されている。
本願の請求項13に記載の技術によれば、請求項11に記載の画像投影装置の前記カメラ・キャリブレーション部は、歪み補正した後の画像上の格子点とワールド座標との対応関係に基づいて、前記カメラの内部パラメーターと外部パラメーターを含む透視投影行列を非線形最適化により推定するように構成されている。
本願の請求項14に記載の技術によれば、請求項13に記載の画像投影装置の前記カメラ・キャリブレーション部は、前記カメラの検出画像座標と再投影画像座標との再投影誤差をLM法で非線形最適化して、前記透視投影行列を推定するように構成されている。
本願の請求項15に記載の技術によれば、請求項1に記載の画像投影装置は、プロジェクター座標上の画素がレンズ歪みを受けた光線により投影されるワールド座標を追跡する光線追跡を定式化する光線追跡定式化部をさらに備えている。
本願の請求項16に記載の技術によれば、請求項1に記載の画像投影装置は、ワールド座標を投影するための光線を照射するプロジェクター座標上の画素をレンズ歪みの影響を考慮して追跡する逆光線追跡を定式化する逆光線追跡定式化部をさらに備えている。
本願の請求項17に記載の技術によれば、請求項16に記載の画像投影装置の前記逆光線追跡定式化部は、ワールド座標が既知なチェッカーパターンに前記プロジェクターから投影したグレイコードを光線追跡して、プロジェクター歪みのある状態でワールド座標とプロジェクター座標の対応点を計算し、さらに歪み補正関数を推定して、ワールド座標と歪みのないプロジェクター座標の対応関係を得て、逆光線追跡を定式化するように構成されている。
本願の請求項18に記載の技術によれば、請求項17に記載の画像投影装置の前記光線歪み定式化部は、歪みのないプロジェクター座標を歪みのあるプロジェクター座標に補正する逆歪み補正関数D´を推定して、プロジェクター画素が投影するワールド座標を追跡する光線追跡を定式化するように構成されている。
本願の請求項19に記載の技術によれば、請求項1に記載の画像投影装置は、前記カメラからチェッカーボードまでの既知の奥行き情報を使うことで、前記カメラ・キャリブレーション部又は前記プロジェクター・キャリブレーション部の少なくとも一方は、少ない撮影画像で高精度にパラメーターを推定するように構成されている。
また、本願の請求項20に記載の技術は、
プロジェクターで構造光を投影した既知のチェッカーパターンを光線追跡する光線追跡ステップと、
前記チェッカーパターンの格子点とプロジェクター座標の対応関係を取得して、パラメーターを推定するパラメーター推定ステップと、
を有する、カメラとプロジェクターを備えた画像投影装置のキャリブレーション方法である。
本明細書で開示する技術によれば、投影画像をカメラで撮影して3次元計測を行なうとともに、少ない調整工数で高精度にパラメーターのキャリブレーションを行なうことができる、優れた画像投影装置及びそのキャリブレーション方法を提供することができる。
本明細書で開示する技術を適用した画像投影装置は、カメラ・キャリブレーション部による結果を利用しないでプロジェクターのキャリブレーションを実行して、プロジェクターのパラメーターを高精度に推定することができる。
また、本明細書で開示する技術を適用した画像投影装置は、プロジェクターのレンズ歪みを考慮して高精度にパラメーターを推定することができ、また、ワールド座標とプロジェクター画素との対応関係をサブピクセル精度で求めることができる。
また、本明細書で開示する技術を適用した画像投影装置は、プロジェクター歪みを考慮して光線追跡及び逆光線追跡を定式化することができる。
また、本明細書で開示する技術を適用した画像投影装置は、既知の奥行き情報を使って、少ない撮影画像で高精度にパラメーターを推定することができる。
なお、本明細書に記載された効果は、あくまでも例示であり、本発明の効果はこれに限定されるものではない。また、本発明が、上記の効果以外に、さらに付加的な効果を奏する場合もある。
本明細書で開示する技術のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
図1は、本明細書で開示する技術の一実施形態に係る投影型画像表示装置100の構成を模式的に示した図である。 図2は、投影部101の内部構成例を示した図である。 図3は、画像処理部102の内部構成例を示した図である。 図4は、キャリブレーションの基本的な考え方を説明するための図である。 図5は、キャリブレーションの基本的な考え方を説明するための図である。 図6は、キャリブレーションの基本的な考え方を説明するための図である。 図7は、カメラのキャリブレーション処理フローを示した図である 図8は、プロジェクターのキャリブレーション処理フローを示した図である。 図9は、グレイコードを用いたプロジェクター座標の計算方法を説明するための図である。 図10は、グレイコードを用いたプロジェクター座標の計算方法を説明するための図である。 図11は、グレイコードを用いたプロジェクター座標の計算方法を説明するための図である。 図12は、投影部101が構造光1202を投影したチェッカーボード1201をカメラ部104で撮影する様子を示した図である。 図13は、投影部101の投影した構造光1202を光線追跡してチェッカーパターンの格子点とプロジェクター座標との対応関係を得る様子を示した図である。 図14は、チェッカーパターンの格子点(カメラのサブピクセル精度)におけるプロジェクター座標をサブピクセル精度で求める方法を説明するための図である。 図15は、プロジェクター歪みを考慮した光線追跡の方法を模式的に示した図である。 図16は、プロジェクター歪みを考慮した逆光線追跡の方法を模式的に示した図である。 図17は、投影部101のプロジェクター歪みを考慮した光線追跡及び逆光線追跡を行なう方法を説明するための図である。 図18は、既知の奥行き情報を使ってチェッカーボードを撮影する様子を示した図である。
以下、図面を参照しながら本明細書で開示する技術の実施形態について詳細に説明する。
図1には、本明細書で開示する技術の一実施形態に係る投影型画像表示装置100の構成を模式的に示している。投影型画像表示装置100の1つの用途は画面の拡大投影であり、他の用途は3次元計測である。図示の投影型画像表示装置100は、投影部101と、画像処理部102と、画像入力部103と、カメラ部104と、補正量検出部105を備えている。以下、各部について説明する。
画像入力部103は、パーソナル・コンピューターやTV受像機、ブルーレイ・ディスク再生装置、ゲーム機(いずれも図示しない)などの投影画像の供給源から画像信号を入力する。
画像処理部102は、投影部101から投影出力する画像の処理を行なう。画像処理部102から出力される画像は、画像入力部103から供給される外部画像と、画像処理部102内で生成するテスト・パターンである。画像処理部102内では、パラメーター計算部105から供給されるパラメーターに基づいて、画像入力部103からの入力画像の補正も行なう。
投影部101は、画像処理部102から出力される画像を、投影レンズ101Aを介して、被投射体に投影する。被投射体は、例えばスクリーンなどの拡大画像を表示する対象物や、3次元計測の対象物である。
カメラ部104は、投影部101の照射位置と異なる位置に配設され、撮像範囲が投影部101の照射範囲を極力包含するように光軸が設定され、集光レンズ104Aで集光した像を撮影する。本実施形態では、カメラ部104は、スクリーンや測定対象物を、テスト・パターンなどの画像が投影部101で投影された状態で撮影する。カメラ部104の撮像素子は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などであり、以下では、画素を「カメラ画素」とも呼ぶ。また、カメラ画素の座標系を「カメラ座標」とも呼ぶ。
パラメーター計算部105は、カメラ104で撮影した投影画像を用いて、パラメーターを計算して、画像処理部102に出力する。パラメーター計算部105が計算するパラメーターには、レンズ歪みを補正する歪み補正関数に含まれるパラメーターやの投影部101並びにカメラ部104の内部パラメーター、投影部101並びにカメラ部104の外部パラメーターが挙げられる。本明細書で開示する技術は、パラメーター計算部105が少ない調整工数で高精度にパラメーターを計算する点に特徴があるが、その詳細は後述に譲る。
図2には、投影部101の内部構成例を示している。図示の投影部101は、液晶パネル201と、照明光学部202と、液晶パネル駆動部204と、投影光学部203を備えている。
液晶パネル駆動部204は、画像処理部102から入力される画像信号に基づいて液晶パネル201を駆動して、その表示画面に提示画像やテスト・パターンを描画する。液晶パネル201の画素を、以下では、「プロジェクター画素」とも呼ぶ。また、液晶パネル201の座標系を「プロジェクター座標」とも呼ぶ。
照明光学部202は、液晶パネル201を背面から照射する。投影型画像表示装置100がピコ・プロジェクターの場合、照明光学部202の光源には例えばLED(Light Emitting Diode)やレーザーが用いられる。投影レンズ101Aは、1枚又は2枚以上の光学レンズからなり、液晶パネル201を透過した光を被投射体(図示しない)に拡大投影する。
投影部101からは、画像入力部103への入力画像、又は、投影型画像表示装置100内で発生したテスト・パターンが投影される。本実施形態では、テスト・パターンとして垂直パターンや水平パターンからなるグレイコードが投影部101から投影し、カメラ部104で撮影するが、その詳細については後述に譲る。
図3には、画像処理部102の内部構成例を示している。図示の画像処理部102は、画像書き込み読み出し制御部301と、フレーム・メモリー302と、画像補正部303と、画質調整部304と、テスト・パターン発生部305と、出力画像切り替え部305を備えている。
フレーム・メモリー302には、画像入力部103から供給される画像を記憶する。画像書き込み読み出し制御部301は、フレーム・メモリー302への画像フレームの書き込み及び読み出しを制御する。
画像補正部303は、パラメーター計算部105から受け取ったパラメーターに基づいて、フレーム・メモリー302から読み出した画像を、投影部101からスクリーンに投影した際に生じる歪みが解消するよう、補正を行なう。
画質調整部304は、歪み補正を行なった後の投影画像が所望の表示状態となるよう輝度、コントラスト、同期、トラッキング、色の濃さ、色合いなどの画質調整を行なう。
テスト・パターン発生部305は、補正量検出部105で射影変換パラメーターを計算する際に用いるテスト・パターンを発生する。本実施形態では、テスト・パターンとして垂直パターンと水平パターンからなるグレイコードをテスト・パターンに用いる。
出力画像切り替え部306は、投影部101に出力する画像の切り替えを行なう。例えば、パーソナル・コンピューターやTV受像機、メディア再生装置、ゲーム機(いずれも図示しない)などの画像供給源からの入力画像をスクリーンに投影してプレゼンテーションなどを行なうときには、出力画像切り替え部306は、画質補正部304からの出力画像を投影部101に出力する。また、投影部101やカメラ部104のパラメーターを計算するときには、出力画像切り替え部306は、テスト・パターン発生部305で発生したテスト・パターンを投影部101に出力する。
図1に示した投影型画像表示装置100のようにプロジェクター(投影部101)とカメラ(カメラ部104)を利用して3次元計測を行なう場合、プロジェクターとカメラの内部パラメーター、プロジェクターとカメラの外部パラメーターのキャリブレーションを行なう必要がある。本明細書で開示する技術は、少ない調整工数で、高精度にパラメーターを計算することを目的とする。
ここで、カメラの内部パラメーターは、画像中心(主点)(ox,oy)、焦点距離f、画素の有効サイズ(画素当たりのサイズ)(kx,ky)からなる。また、カメラの外部パラメーターは、ワールド座標系内のカメラ座標系の位置Tと姿勢Rによって決定される。位置Tは平行移動であり、3×1ベクトルで表される。姿勢Rは回転であり、3×3行列で表される。
キャリブレーションの基本的な考え方について、図4〜図6を参照しながら説明する。
まず、図4に示すように、ワールド座標(X,Y,Z)が既知なオブジェクト401を投影型画像表示装置100のカメラ部104で撮影する。図5に示すように、カメラ部104による撮影画像501の画像座標(x´,y´)には歪みがある。歪みのある画像座標(x´,y´)に歪み補正を行なうと、図6に示すように、歪みのない画像座標(x,y)となる。
また、ワールド座標(X,Y,Z)が既知なオブジェクト401を投影型画像表示装置100の投影部101で投影する。図5に示すように、投影部101による投影画像501の撮像面観測座標(x´,y´)には歪みがある。歪みのある画像座標(x´,y´)に歪み補正を行なうと、図6に示すように、歪みのない画像座標(x,y)の画像601が提示される。
カメラ、プロジェクターのモデル式は、歪みのない画像座標(x,y)と撮影面画像座標(x´,y´)とワールド座標(X,Y,Z)との関係式として、下式(1)に示す通りとなる。
上式(1)中、Dは歪み補正関数である。
歪み中心座標を(dcx,dcy)とおくと、歪み中心からの距離rは下式(2)のように表わされる。また、歪み係数をk1〜k3とおくと、半径歪みΔrは下式(3)のように表わされる。また、接線歪み係数をp1、p2とおくと、接線歪みΔtx、Δtyはそれぞれ下式(4)、(5)のように表わされる。歪み中心からの距離r、半径歪みΔr、接線歪みΔtx、Δtyを用いて、撮像面観測座標(x´,y´)を下式(6)のように表わすことができる。
また、上式(1)中、Kは内部パラメーター、[R|T]は外部パラメーターである。K[R|T]は透視投影行列であり、下式(7)のように表わされる。
但し、内部パラメーター中のf=(fx,fy)は焦点距離、c=(cx,cy)は主点である。また、外部パラメーター中のRは回転成分、Tは並進成分である。
上式(1)において、ワールド座標(X,Y,Z)と画像座標(x´,y´)の対応点から透視投影行列を推定することは最適化問題である。この最適化問題を解くことで、上記の内部パラメーター及び外部パラメーターを推定することができる。
カメラ部104で撮影して検出した画像座標を(x,y)とし、投影部101で再投影した画像座標を(x´,y´)とすると、再投影誤差は下式(8)のように表わされる。幾何学的に意味のある再投影誤差をLM(Levenberg−Marquardt)法で非線形最適化すると、透視投影行列を推定することができる。
図7を参照しながら、カメラのキャリブレーション処理フローについて説明する。
ワールド座標が既知なオブジェクトとして、格子状のパターンが形成されたチェッカーボード701を、複数の距離Z1及びZ2からカメラ部104で撮影する(F701)。距離Z1及びZ2の奥行き情報は既知とする。
パラメーター計算部105内では、まず、チェッカーボード701の撮影画像からチェッカーパターンの格子点を検出する(F702)。
次いで、直線に並ぶべき格子点群を抽出し、格子点群が並ぶべき2直線702、703の傾きの差を歪み評価量として、例えばLM法などの非線形最適化により、歪みパラメーターを推定する(F703)。上述したように、歪みパラメーターには、歪み中心座標(dcx,dcy)、歪み係数k1〜k3、接線歪み係数をp1、p2が含まれる(前述)。
次いで、推定した歪みパラメーターを用いて、撮影画像座標(x´,y´)を、歪みのない画像座標(x,y)に補正する(F704)。
ワールド座標(X,Y,Z)と画像座標(x,y)の対応点の関係は、透視投影行列K[R|T]を用いて下式(9)のように表わされる。ワールド座標(X,Y,Z)と画像座標(x,y)の対応点から、LM法などの非線形最適化により、透視投影行列を推定する(F705)。Kは内部パラメーター、R、Tはそれぞれ外部パラメーターのうちチェッカー701に対する回転成分、並進成分である。
続いて、図8を参照しながら、プロジェクターのキャリブレーション処理フローについて説明する。
まず、ワールド座標が既知なオブジェクトとして、格子状のパターンが形成されたチェッカーボード801を、キャリブレーション用カメラで距離Z1から撮影する(F801)。キャリブレーション用カメラはカメラ部104でもよい。距離Z1の奥行き情報は既知とする。
次いで、投影部101は、垂直な直線の組み合わせの24パターン802並びに水平な直線の組み合わせの20パターン803からなるグレイコードをチェッカーボード801上に交互に投影し、その都度キャリブレーション用カメラで撮影する(F802)。
また、チェッカーボード801からキャリブレーション用カメラまでの距離をZ2に変えて、キャリブレーション用カメラによるチェッカーボード801の撮影並びにグレイコードの投影並びに撮影を繰り返し実行する(F803)。距離Z1の奥行き情報は既知とする。
ここで、投影部101でグレイコードの投影とキャリブレーション用カメラによる撮影を行なうのは、投影部101のどの光線(どの画素からの光線)が格子点上に投影されているか、すなわちプロジェクター座標を求めるためである。投影部101は、カメラのように画像(自分が投影した画像)を撮影することができない。そこで、本実施形態では、グレイコード・パターン投影法を使ってプロジェクター座標を取得するようにしている。
グレイコードを用いたプロジェクター座標の計算方法について、図9〜図11を参照しながら説明しておく。まず、図9に示すように、キャリブレーション用カメラでチェッカーボード901を撮影して、チェッカー撮影画像902を得る。次いで、図10に示すように、垂直な直線の24通りの2進パターン並びに水平な直線の24通りの2進パターンからなるグレイコードを、時系列にパターンを切り替えて投影部101から投影しながら、キャリブレーション用カメラでその都度撮影を行なう。グレイコードの2進パターンを順に投影することで、空間をグレイコードで表現された領域に分割することができる。そして、図11に示すように、チェッカー撮影画像902内の注目点毎に、時系列のコードを取得してグレイコード復号して、プロジェクター座標すなわち対応する画素位置を取得する。注目点は、例えばチェッカーの格子点である。時系列にグレイコードの投影及び撮影を行なった結果、注目する格子点で例えば「…0 0 0 1 1 0 0 0…」(但し、1は明、0は暗)という符号が得られたならば、該当する画素位置を取得することができる。
再び8を参照しながら、プロジェクターのキャリブレーション処理フローについて説明を続ける。グレイコード投影法により、投影部101のどの光線(どの画素からの光線)が格子点上に投影されているか、すなわちプロジェクター座標(x´,y´)を計算する(F804)。
次いで、格子点群が並ぶべき2直線804、805の傾きの差を歪み評価量として、例えばLM法などの非線形最適化により、歪みパラメーターを推定する(F805)。上述したように、歪みパラメーターには、歪み中心座標(dcx,dcy)、歪み係数k1〜k3、接線歪み係数をp1、p2が含まれる(前述)。
次いで、推定した歪みパラメーターを用いて、プロジェクター座標(x´,y´)を、歪みのないプロジェクター座標(x,y)に補正する(F806)。
ワールド座標(X,Y,Z)とプロジェクター座標(x,y)の対応点の関係は、透視投影行列K[R|T]を用いて上式(9)のように表わされる。ワールド座標(X,Y,Z)と画像座標(x,y)の対応点から、LM法などの非線形最適化により、透視投影行列を推定する(F807)。Kは内部パラメーター、R、Tはそれぞれ外部パラメーターのうちチェッカー701に対する回転成分、並進成分である。
従来、プロジェクターとカメラを備えたシステムでは、カメラのキャリブレーション結果を利用してプロジェクターのキャリブレーションを行なうのが一般的である。例えば、大きさ及び形状が既知のチェッカーパターンをカメラで撮影してカメラのキャリブレーションを行なった後、プロジェクターでチェッカーパターンを投影し、これをカメラで撮影してチェッカーパターンの大きさや位置関係を求めて、プロジェクターのキャリブレーションを行なう。しかしながら、カメラのキャリブレーション結果を利用してプロジェクターのキャリブレーションを行なうと、プロジェクターのキャリブレーションがカメラ誤差の影響を受けるという問題がある。
これに対し、本実施形態に係る投影型画像表示装置100は、構造光を投影部101から投影して、光線を追跡するようにしている。
構造光の一例は、グレイコードである。グレイコードの2進パターンを順に投影することで、空間がグレイコードで表現された領域に分割される。
投影部101がチェッカーボード1201に構造光1202を投影した画像を、カメラ部104で撮影する(図12を参照のこと)。これにより、チェッカーボード1201上の格子点を、どの光線(どの画素からの光線)が照射しているのかを追跡して(図13を参照のこと)、チェッカーの格子点とプロジェクター座標の対応関係が分かる。構造光の光線追跡によりチェッカーの格子点とプロジェクター座標の対応関係を得ることは、チェッカーパターンをプロジェクターで撮影した関係が得られるのと同義であり、対応関係を得る際にカメラ部104のキャリブレーションの結果を利用しない。
チェッカーパターンの各格子点とプロジェクター座標の対応関係が分かると、歪み推定(F805)、歪み補正(F806)、パラメーター推定(F807)というカメラのキャリブレーション処理と同様の手順により(図8を参照のこと)、カメラのキャリブレーション結果を利用しないで、画素単位でのプロジェクターのキャリブレーション処理を行なうことができる。
また、カメラのキャリブレーションは、大きさや形状が既知のチェッカーパターンをカメラで撮影した画像と元のチェッカーパターンとのHomographyすなわち射影変換行列を求めることにより行なわれる。プロジェクターが投影するチェッカーパターンをカメラで撮影して、カメラのキャリブレーションのHomographyでチェッカーパターンの大きさや位置関係を求めて、プロジェクターのキャリブレーション処理を行なう従来の方法では(例えば、特許文献1を参照のこと)、プロジェクターのレンズ歪みを考慮していないので、プロジェクターのパラメーターを高精度に推定することができないという問題がある。
これに対し、本実施形態に係る投影型画像表示装置100は、投影部101からチェッカーボード1201に構造光1202を投影して、光線を追跡して(図12を参照のこと)、チェッカーの格子点とプロジェクター座標の対応関係を取得するので、カメラのキャリブレーション処理においてレンズ歪みを考慮するのと同様に、投影部101のレンズ101Aの歪みを考慮したキャリブレーション処理を行なうようにしている(図13を参照のこと)。
また、本実施形態では、投影部101からチェッカーボード1201に投影した構造光1202を光線追跡して、チェッカーパターンの格子点とプロジェクター座標の対応関係を、投影部101の画素のサブピクセル精度で求め、サブピクセル単位でのプロジェクターのキャリブレーション処理を行なうようにしている。
まず、レンズ歪みを考慮してプロジェクターのキャリブレーション処理を行なう方法について説明する。
投影部101がチェッカーボード1201に構造光1202を投影した画像を、カメラ部104で撮影する(図12を参照のこと)。これにより、チェッカーボード1201上の格子点を、どの光線(どの画素からの光線)が照射しているのかを追跡して(図13を参照のこと)、チェッカーパターンの格子点とプロジェクター座標の対応関係が分かる。チェッカーパターンをプロジェクターで撮影した関係が得られるのと同義である。また、カメラのキャリブレーション処理時と同様に、投影部101のレンズ101Aの歪みを考慮することになり、高精度にプロジェクターのパラメーターを推定することができる。
さらに、チェッカーパターンの格子点(カメラのサブピクセル精度)におけるプロジェクター座標をサブピクセル精度で求める方法について説明する。
図14には、投影部101から構造光1402を投影したチェッカーパターン1401をカメラ部104で撮影した画像1403、並びに、撮影画像1403の中で着目した格子点1404の周辺の様子を示している。図14中の格子点1404周辺の図には、投影部101のプロジェクター画素1405と、カメラ部104のカメラ画素1406を併せて図示している。光線追跡によりピクセル精度で得たプロジェクター画素1403を示している。カメラ部104のカメラ画素1404と投影部101のプロジェクター画素1403との対応関係は既知である。また、カメラ部104のカメラ画素1406の画素サイズは、投影部101のプロジェクター画素1405の画素サイズよりも小さい。
まず、カメラ部104のカメラ画素1406と投影部101のプロジェクター画素1405との対応関係が既知であることを利用して、格子点1404の周辺のカメラ部104のキャリブレーション結果の情報から、格子点1404の周辺に限定したプロジェクター画素1405のキャリブレーションのLocalHomographyを求める。
ここでは、投影部101のレンズ101Aの歪みの影響を無視できる程度の格子点1404の周辺領域に限定して、プロジェクター画素1405のLocalHomographyを求める。また、構造光1402の復号エラーを考慮してロバスト推定を行なって、プロジェクター画素1405のLocalHomographyを求める。したがって、投影部101のプロジェクター画素1403のサブピクセル精度で、プロジェクター座標を求めることができる。
また、本実施形態に係る投影型画像表示装置100は、投影部101のプロジェクター歪みを考慮した光線追跡及び逆光線追跡をともに定式化している。
図15には、プロジェクター歪みを考慮した光線追跡の方法を模式的に示している。プロジェクター歪みを考慮した光線追跡とは、プロジェクター座標上の画素(u,v)[pix]がレンズ101Aの歪みを受けた光線1501により投影されるワールド座標上の位置(X,Y,Z)[mm]を追跡することである。プロジェクター画素(u,v)からワールド座標(X,Y,Z)を追跡する光線追跡の定式は、投影型画像表示装置100で3次元計測を行なう際に利用することができる。
図16には、プロジェクター歪みを考慮した逆光線追跡の方法を模式的に示している。プロジェクター歪みを考慮した逆光線追跡とは、ワールド座標上の位置(X,Y,Z)[mm]を投影するための光線1601を照射するプロジェクター座標上の画素(u,v)[pix]をレンズ101Aの歪みの影響を考慮して追跡することである。ワールド座標(X,Y,Z)からプロジェクター画素(u,v)を追跡する逆光線追跡の定式は、投影型画像表示装置100で投影画像制御を行なう際に利用することができる。
投影部101のプロジェクター歪みを考慮した光線追跡及び逆光線追跡を行なう方法を、図17を参照しながら説明する。
まず、ワールド座標が既知なオブジェクトとして、格子状のパターンが形成されたチェッカーボード1701を、投影部101からグレイコードを投影し、これをカメラ部104で撮影して光線追跡して(F1707)、投影部101のどの光線(どの画素からの光線)が格子点上に投影されているか、すなわち、プロジェクター歪みのある状態で、ワールド座標上の格子点(X,Y,X)とプロジェクター座標(x´,y´)の対応点1701を計算する。
次いで、格子点群が並ぶべき直線をレンズ・モデルでフィッティングして、例えばLM法などの非線形最適化により、歪みパラメーターを推定する(F1702)。上述したように、歪みパラメーターには、歪み中心座標(dcx,dcy)、歪み係数k1〜k3、接線歪み係数をp1、p2が含まれる(前述)。歪み推定(F1702)を実行した結果、下式(10)に示す、歪みのあるプロジェクター座標(x´,y´)と、歪みのないプロジェクター座標(x,y)の対応関係を得ることができる。
また、歪み推定(F1702)を実行した結果により、ワールド座標上の格子点(X,Y,Z)と歪みのないプロジェクター座標(x,y)の対応点1702を計算することができる。したがって、歪み推定(F1702)により、ワールド座標(X,Y,Z)を投影するプロジェクター画素(u,v)を追跡する逆光線追跡が可能になる。すなわち、歪みのあるプロジェクター座標(x´,y´)を歪みのないプロジェクター座標(x,y)に補正する歪み補正関数Dを推定することは、歪みを考慮した逆光線追跡1703を定式化することと同義である。
ワールド座標(X,Y,Z)とプロジェクター座標(x,y)の対応点の関係は、透視投影行列K[R|T]を用いて上式(9)のように表わされる。ワールド座標(X,Y,Z)と画像座標(x,y)の対応点から、LM法などの非線形最適化により、透視投影行列を推定する(F1703)。Kは内部パラメーター、R、Tはそれぞれ外部パラメーターのうちチェッカーパターンに対する回転成分、並進成分である。
一方、下式(11)に示すような、歪みのないプロジェクター座標(x,y)を歪みのあるプロジェクター座標(x´,y´)に補正する逆歪み補正関数D´を推定すると、プロジェクター画素(u,v)が投影するワールド座標(X,Y,Z)を、プロジェクター歪みを考慮して追跡する光線追跡が可能になる。すなわち、歪みのないプロジェクター座標(x,y)を歪みのあるプロジェクター座標(x´,y´)に補正する逆歪み補正関数D´を推定することは、歪みを考慮した光線追跡1704を定式化することと同義である。
なお、既知の特徴点が形成されたチェッカーボードをカメラ部104で撮影した画像を用いてキャリブレーションを行なう場合(例えば、図7を参照のこと)、高精度なキャリブレーションを行なうには、視点を変えながらチェッカーボードを複数枚撮影する必要がある。視点数が少ない場合や視点位置に偏りがあると、高精度にパラメーターを推定することができないという問題がある。
そこで、本実施形態では、カメラ部104からチェッカーボードまでの既知の奥行き情報を使うことで、少ない撮影画像で高精度にパラメーターを推定するようにしている。図18に示すように、まず、カメラ部104からチェッカーボード1801までの距離をZ1に設定して、チェッカーボード1801を撮影する。次いで、チェッカーボード1801に対するカメラ部104の姿勢角は同じままにして、距離をZ2(但し、Z1>Z2とする)に変えて、チェッカーボード1801を撮影する。
このような2つの異なる奥行き情報でカメラ部104を拘束して、高精度且つ少ない調整工数でパラメーターを推定することができる。勿論、カメラ部104の姿勢角を同じにしながら、3以上の距離でチェッカーボード1801を撮影しても、高精度でパラメーターを推定することができる。
特開2013−214206号公報 特開2007−309660号公報
以上、特定の実施形態を参照しながら、本明細書で開示する技術について詳細に説明してきた。しかしながら、本明細書で開示する技術の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書では、カメラ一体型の投影型画像表示装置に関する実施形態について説明してきたが、カメラが投影型画像表示装置本体と分離可能若しくは本体に外付け接続されるように構成される場合、あるいは、カメラの代わりに投影部とスクリーンとの3次元的な位置関係などに基づいて投影画像の位置や大きさを測定できる方法を用いる場合であっても、同様に本明細書で開示する技術を適用することができる。
要するに、例示という形態により本明細書で開示する技術について説明してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本明細書で開示する技術の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
なお、本明細書の開示の技術は、以下のような構成をとることも可能である。
(1)カメラと、
画像を投影するプロジェクターと、
前記カメラのキャリブレーションを行なうカメラ・キャリブレーション部と、
前記プロジェクターのキャリブレーションを行なうプロジェクター・キャリブレーション部と、
前記キャリブレーションの結果に基づいて前記プロジェクターから投影する画像を補正する画像補正部と、
を具備し、
前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記プロジェクターで構造光を投影した既知のチェッカーパターンを光線追跡して、前記チェッカーパターンの格子点とプロジェクター座標の対応関係を取得して、パラメーターを推定する、
画像投影装置。
(2)前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記カメラ・キャリブレーション部によるキャリブレーション結果を利用せず、又は、前記プロジェクターのレンズ歪みを考慮して、キャリブレーションを行なう、
上記(1)に記載の画像投影装置。
(3)前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記プロジェクター座標上で直線に並ぶべき格子点群に基づいて歪み量を評価して歪みパラメーターを推定し、歪み補正した後の画像上の格子点とワールド座標との対応関係に基づいて、前記プロジェクターのパラメーターを推定する、
上記(2)に記載の画像投影装置。
(4)前記プロジェクター・キャリブレーション部は、直線に並ぶべき格子点群の直線の2候補間の傾き差を歪み評価量として、LM(Levenberg−Marquardt)法により前記プロジェクターの歪みパラメーターを推定する、
上記(3)に記載の画像投影装置。
(5)前記プロジェクター・キャリブレーション部は、歪み補正した後の画像上の格子点とワールド座標との対応関係に基づいて、前記プロジェクターの内部パラメーターと外部パラメーターを含む透視投影行列を非線形最適化により推定する、
上記(3)又は(4)のいずれかに記載の画像投影装置。
(6)前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記カメラの検出画像座標と再投影画像座標との再投影誤差をLM法で非線形最適化して、前記透視投影行列を推定する、
上記(5)に記載の画像投影装置。
(7)前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記チェッカーパターンの格子点とプロジェクター座標の対応関係をサブピクセル精度で求める、
上記(3)に記載の画像投影装置。
(8)前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記格子点の周辺に限定したプロジェクター画素のキャリブレーションのLocalHomographyを求める、
上記(3)に記載の画像投影装置。
(9)前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記プロジェクターのレンズ歪みの影響を無視できる程度の格子点の周辺領域に限定して、プロジェクター画素のLocalHomographyを求める、
上記(8)に記載の画像投影装置。
(10)前記プロジェクター・キャリブレーション部は、構造光の復号エラーを考慮してロバスト推定を行なって、プロジェクター画素のLocalHomographyを求める、
上記(9)に記載の画像投影装置。
(11)前記カメラ・キャリブレーション部は、前記カメラで既知のチェッカーパターンを撮影した画像から格子点を検出し、直線に並ぶべき格子点群に基づいて歪み量を評価して歪みパラメーターを推定し、歪み補正した後の画像上の格子点とワールド座標との対応関係に基づいて、前記カメラのパラメーターを推定する、
上記(1)乃至(10)のいずれかに記載の画像投影装置。
(12)前記カメラ・キャリブレーション部は、直線に並ぶべき格子点群の直線の2候補間の傾き差を歪み評価量として、LM法により前記カメラの歪みパラメーターを推定する、
上記(11)に記載の画像投影装置。
(13)前記カメラ・キャリブレーション部は、歪み補正した後の画像上の格子点とワールド座標との対応関係に基づいて、前記カメラの内部パラメーターと外部パラメーターを含む透視投影行列を非線形最適化により推定する、
上記(11)に記載の画像投影装置。
(14)前記カメラ・キャリブレーション部は、前記カメラの検出画像座標と再投影画像座標との再投影誤差をLM法で非線形最適化して、前記透視投影行列を推定する、
上記(13)に記載の画像投影装置。
(15)プロジェクター座標上の画素がレンズ歪みを受けた光線により投影されるワールド座標を追跡する光線追跡を定式化する光線追跡定式化部をさらに備える、
上記(1)乃至(14)のいずれかに記載の画像投影装置。
(16)ワールド座標を投影するための光線を照射するプロジェクター座標上の画素をレンズ歪みの影響を考慮して追跡する逆光線追跡を定式化する逆光線追跡定式化部をさらに備える、
上記(1)乃至(15)のいずれかに記載の画像投影装置。
(17)前記逆光線追跡定式化部は、ワールド座標が既知なチェッカーパターンに前記プロジェクターから投影したグレイコードを光線追跡して、プロジェクター歪みのある状態でワールド座標とプロジェクター座標の対応点を計算し、さらに歪み補正関数を推定して、ワールド座標と歪みのないプロジェクター座標の対応関係を得て、逆光線追跡を定式化する、
上記(16)に記載の画像投影装置。
(18)前記光線歪み定式化部は、歪みのないプロジェクター座標を歪みのあるプロジェクター座標に補正する逆歪み補正関数D´を推定して、プロジェクター画素が投影するワールド座標を追跡する光線追跡を定式化する、
上記(17)に記載の画像投影装置。
(19)前記カメラからチェッカーボードまでの既知の奥行き情報を使うことで、前記カメラ・キャリブレーション部又は前記プロジェクター・キャリブレーション部の少なくとも一方は、少ない撮影画像で高精度にパラメーターを推定する、
上記(1)乃至(18)のいずれかに記載の画像投影装置。
(20)プロジェクターで構造光を投影した既知のチェッカーパターンを光線追跡する光線追跡ステップと、
前記チェッカーパターンの格子点とプロジェクター座標の対応関係を取得して、パラメーターを推定するパラメーター推定ステップと、
を有する、カメラとプロジェクターを備えた画像投影装置のキャリブレーション方法。
100…投影型画像表示装置
101…投影部
102…画像処理部
103…画像入力部
104…カメラ部
105…パラメーター計算部
201…照明光学部、202…液晶パネル、203…投影光学部
301…画像書き込み読み出し制御部、302…フレーム・メモリー
303…画像補正部、304…画質調整部
305…テスト・パターン発生部、305…出力画像切り替え部

Claims (20)

  1. カメラと、
    画像を投影するプロジェクターと、
    前記カメラのキャリブレーションを行なうカメラ・キャリブレーション部と、
    前記プロジェクターのキャリブレーションを行なうプロジェクター・キャリブレーション部と、
    前記キャリブレーションの結果に基づいて前記プロジェクターから投影する画像を補正する画像補正部と、
    を具備し、
    前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記プロジェクターで構造光を投影した既知のチェッカーパターンを光線追跡して、前記チェッカーパターンの格子点とプロジェクター座標の対応関係を取得して、パラメーターを推定する、
    画像投影装置。
  2. 前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記カメラ・キャリブレーション部によるキャリブレーション結果を利用せず、又は、前記プロジェクターのレンズ歪みを考慮して、キャリブレーションを行なう、
    請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記プロジェクター座標上で直線に並ぶべき格子点群に基づいて歪み量を評価して歪みパラメーターを推定し、歪み補正した後の画像上の格子点とワールド座標との対応関係に基づいて、前記プロジェクターのパラメーターを推定する、
    請求項2に記載の画像投影装置。
  4. 前記プロジェクター・キャリブレーション部は、直線に並ぶべき格子点群の直線の2候補間の傾き差を歪み評価量として、LM(Levenberg−Marquardt)法により前記プロジェクターの歪みパラメーターを推定する、
    請求項3に記載の画像投影装置。
  5. 前記プロジェクター・キャリブレーション部は、歪み補正した後の画像上の格子点とワールド座標との対応関係に基づいて、前記プロジェクターの内部パラメーターと外部パラメーターを含む透視投影行列を非線形最適化により推定する、
    請求項3に記載の画像投影装置。
  6. 前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記カメラの検出画像座標と再投影画像座標との再投影誤差をLM法で非線形最適化して、前記透視投影行列を推定する、
    請求項5に記載の画像投影装置。
  7. 前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記チェッカーパターンの格子点とプロジェクター座標の対応関係をサブピクセル精度で求める、
    請求項3に記載の画像投影装置。
  8. 前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記格子点の周辺に限定したプロジェクター画素のキャリブレーションのLocalHomographyを求める、
    請求項3に記載の画像投影装置。
  9. 前記プロジェクター・キャリブレーション部は、前記プロジェクターのレンズ歪みの影響を無視できる程度の格子点の周辺領域に限定して、プロジェクター画素のLocalHomographyを求める、
    請求項8に記載の画像投影装置。
  10. 前記プロジェクター・キャリブレーション部は、構造光の復号エラーを考慮してロバスト推定を行なって、プロジェクター画素のLocalHomographyを求める、
    請求項9に記載の画像投影装置。
  11. 前記カメラ・キャリブレーション部は、前記カメラで既知のチェッカーパターンを撮影した画像から格子点を検出し、直線に並ぶべき格子点群に基づいて歪み量を評価して歪みパラメーターを推定し、歪み補正した後の画像上の格子点とワールド座標との対応関係に基づいて、前記カメラのパラメーターを推定する、
    請求項1に記載の画像投影装置。
  12. 前記カメラ・キャリブレーション部は、直線に並ぶべき格子点群の直線の2候補間の傾き差を歪み評価量として、LM法により前記カメラの歪みパラメーターを推定する、
    請求項11に記載の画像投影装置。
  13. 前記カメラ・キャリブレーション部は、歪み補正した後の画像上の格子点とワールド座標との対応関係に基づいて、前記カメラの内部パラメーターと外部パラメーターを含む透視投影行列を非線形最適化により推定する、
    請求項11に記載の画像投影装置。
  14. 前記カメラ・キャリブレーション部は、前記カメラの検出画像座標と再投影画像座標との再投影誤差をLM法で非線形最適化して、前記透視投影行列を推定する、
    請求項13に記載の画像投影装置。
  15. プロジェクター座標上の画素がレンズ歪みを受けた光線により投影されるワールド座標を追跡する光線追跡を定式化する光線追跡定式化部をさらに備える、
    請求項1乃至14のいずれかに記載の画像投影装置。
  16. ワールド座標を投影するための光線を照射するプロジェクター座標上の画素をレンズ歪みの影響を考慮して追跡する逆光線追跡を定式化する逆光線追跡定式化部をさらに備える、
    請求項1に記載の画像投影装置。
  17. 前記逆光線追跡定式化部は、ワールド座標が既知なチェッカーパターンに前記プロジェクターから投影したグレイコードを光線追跡して、プロジェクター歪みのある状態でワールド座標とプロジェクター座標の対応点を計算し、さらに歪み補正関数を推定して、ワールド座標と歪みのないプロジェクター座標の対応関係を得て、逆光線追跡を定式化する、
    請求項16に記載の画像投影装置。
  18. 前記光線歪み定式化部は、歪みのないプロジェクター座標を歪みのあるプロジェクター座標に補正する逆歪み補正関数D´を推定して、プロジェクター画素が投影するワールド座標を追跡する光線追跡を定式化する、
    請求項17に記載の画像投影装置。
  19. 前記カメラからチェッカーボードまでの既知の奥行き情報を使うことで、前記カメラ・キャリブレーション部又は前記プロジェクター・キャリブレーション部の少なくとも一方は、少ない撮影画像で高精度にパラメーターを推定する、
    請求項1に記載の画像投影装置。
  20. プロジェクターで構造光を投影した既知のチェッカーパターンを光線追跡する光線追跡ステップと、
    前記チェッカーパターンの格子点とプロジェクター座標の対応関係を取得して、パラメーターを推定するパラメーター推定ステップと、
    を有する、カメラとプロジェクターを備えた画像投影装置のキャリブレーション方法。
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