JP7281606B2 - 調整支援装置、調整支援方法、調整支援プログラム、及び投影システム - Google Patents

調整支援装置、調整支援方法、調整支援プログラム、及び投影システム Download PDF

Info

Publication number
JP7281606B2
JP7281606B2 JP2022545284A JP2022545284A JP7281606B2 JP 7281606 B2 JP7281606 B2 JP 7281606B2 JP 2022545284 A JP2022545284 A JP 2022545284A JP 2022545284 A JP2022545284 A JP 2022545284A JP 7281606 B2 JP7281606 B2 JP 7281606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
projection
tilt
adjustment
information
adjustment support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022545284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022044385A5 (ja
JPWO2022044385A1 (ja
Inventor
和紀 井上
智紀 増田
晶啓 石塚
一樹 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Publication of JPWO2022044385A1 publication Critical patent/JPWO2022044385A1/ja
Publication of JPWO2022044385A5 publication Critical patent/JPWO2022044385A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7281606B2 publication Critical patent/JP7281606B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/145Housing details, e.g. position adjustments thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/142Adjusting of projection optics
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/147Optical correction of image distortions, e.g. keystone
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor

Description

本発明は、調整支援装置、調整支援方法、調整支援プログラム、及び投影システムに関する。
特許文献1には、傾き調整モードにおいてプロジェクタ本体が左右方向に傾いていないか否かを判別し、プロジェクタ本体が現在どのような傾きになっているかを示す模式図を投影させる構成が記載されている。
日本国特開2005-43465号公報
本開示の技術に係る1つの実施形態は、投影装置の傾き調整を容易化することができる調整支援装置、調整支援方法、調整支援プログラム、及び投影システムを提供する。
本開示の技術に係る1つの実施形態の調整支援装置は、投影装置の基準面に対する傾きを示す傾き情報に基づいて、上記傾きを調整するための調整機構の操作方法を示す案内情報を生成し、生成した上記案内情報を出力する制御を行うプロセッサを備えるものである。
本開示の技術に係る1つの実施形態の調整支援方法は、プロセッサが、投影装置の基準面に対する傾きを示す傾き情報に基づいて、上記傾きを調整するための調整機構の操作方法を示す案内情報を生成し、生成した上記案内情報を出力する制御を行うものである。
本開示の技術に係る1つの実施形態の調整支援プログラムは、投影装置の基準面に対する傾きを示す傾き情報に基づいて、上記傾きを調整するための調整機構の操作方法を示す案内情報を生成し、生成した上記案内情報を出力する制御を行う、処理をプロセッサに実行させるためのものである。
本開示の技術に係る1つの実施形態の投影システムは、投影装置と、上記投影装置の基準面に対する傾きを示す傾き情報に基づいて、上記傾きを調整するための調整機構の操作方法を示す案内情報を生成し、生成した上記案内情報を出力する調整支援装置と、を含むものである。
本発明によれば、投影装置の傾き調整を容易化することのできる調整支援装置、調整支援方法、調整支援プログラム、及び投影システムを提供することができる。
実施の形態の調整支援装置を適用した投影装置10の概略構成を示す模式図である。 図1に示す投影部1の内部構成の一例を示す模式図である。 投影装置10の外観構成を示す模式図である。 図3に示す投影装置10の光学ユニット106の断面模式図である。 投影装置10の調整機構及び投影装置10が出力する案内情報の一例を示す図(その1)である。 投影装置10の調整機構及び投影装置10が出力する案内情報の一例を示す図(その2)である。 調整脚51~54の構造の一例を示す図である。 投影装置間の投影領域の位置を合わせるための情報を含む案内情報50の一例を示す図(その1)である。 投影装置間の投影領域の位置を合わせるための情報を含む案内情報50の一例を示す図(その2)である。 投影装置間の投影領域の位置を合わせるための情報を含む案内情報50の一例を示す図(その3)である。 制御装置4の端点固定モードの一例を示す図(その1)である。 制御装置4の端点固定モードの一例を示す図(その2)である。 投影領域11A,11Bのシフト限界を示す情報を含む案内情報50の一例を示す図である。 投影画像の処理により調整される前の投影装置10の投影領域の状態を示す情報の一例を示す図である。 制御装置4による処理の一例を示すフローチャートである。 投影装置10の傾きを調整する調整機構の変形例を示す図である。 傾き状態情報の変形例を示す図(その1)である。 傾き状態情報の変形例を示す図(その2)である。
以下、本発明の実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
<実施の形態の調整支援装置を適用した投影装置10の概略構成>
図1は、実施の形態の調整支援装置を適用した投影装置10の概略構成を示す模式図である。
実施の形態の調整支援装置は、例えば投影装置10に適用することができる。投影装置10は、投影部1と、制御装置4と、操作受付部2と、を備える。投影部1は、例えば液晶プロジェクタ又はLCOS(Liquid Crystal On Silicon)を用いたプロジェクタ等によって構成される。以下では、投影部1が液晶プロジェクタであるものとして説明する。
制御装置4は、投影装置10による投影の制御を行う制御装置である。制御装置4は、各種のプロセッサにより構成される制御部と、各部と通信するための通信インタフェース(図示省略)と、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、又はROM(Read Only Memory)等の記憶媒体4aと、水平センサ4bと、を含む装置であり、投影部1を統括制御する。
制御装置4の制御部の各種のプロセッサとしては、プログラムを実行して各種処理を行う汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
これら各種のプロセッサの構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。制御装置4の制御部は、各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせ又はCPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。
操作受付部2は、利用者からの各種の操作を受け付けることにより、利用者からの指示を検出する。操作受付部2は、制御装置4に設けられたボタン、キー、ジョイスティック等であってもよいし、制御装置4の遠隔操作を行うリモートコントローラからの信号を受け付ける受信部等であってもよい。
被投影物6は、投影部1によって投影画像が表示される投影面を有するスクリーンなどの物体である。図1に示す例では、被投影物6は、被投影物6の投影面は矩形の平面である。図1における被投影物6の上下左右が、実際の被投影物6の上下左右であるとする。
一点鎖線で図示する投影領域11は、被投影物6のうち、投影部1により投影光が照射される領域である。図1に示す例では、投影領域11は矩形である。投影領域11は、投影部1により投影が可能な投影可能範囲の一部又は全部である。
水平センサ4bは、投影装置10の基準面に対する傾きを検出する傾きセンサである。基準面は、水平センサ4bの傾きの基準となる面であり、例えば水平面である。水平センサ4bは、例えば、傾斜によるチャンバ内の液面の変化を検出する傾斜センサにより実現することができる。ただし、水平センサ4bは、これに限らず各種の方式のセンサにより実現することができる。水平センサ4bによる検出結果は、投影装置10の傾きを示す傾き情報の一例である。
なお、投影部1、制御装置4、及び操作受付部2は、例えば一個の装置により実現される(例えば図3,図4参照)。又は、投影部1、制御装置4、及び操作受付部2は、互いに通信を行うことにより連携する、それぞれ別の装置であってもよい。
<図1に示す投影部1の内部構成>
図2は、図1に示す投影部1の内部構成の一例を示す模式図である。
図2に示すように、投影部1は、光源21と、光変調部22と、投影光学系23と、制御回路24と、を備える。
光源21は、レーザ又はLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を含み、例えば白色光を出射する。
光変調部22は、光源21から出射されて図示省略の色分離機構によって赤、青、緑の3色に分離された各色光を、画像情報に基づいて変調して各色画像を出射する3つの液晶パネルによって構成される。この3つの液晶パネルにそれぞれ赤、青、緑のフィルタを搭載し、光源21から出射された白色光を、各液晶パネルにて変調して各色画像を出射させてもよい。
投影光学系23は、光源21及び光変調部22からの光が入射されるものであり、少なくとも1つのレンズを含む、例えばリレー光学系によって構成されている。投影光学系23を通過した光は被投影物6に投影される。
被投影物6のうち、光変調部22の全範囲を透過する光が照射される領域が、投影部1により投影が可能な投影可能範囲となる。この投影可能範囲のうち、光変調部22から実際に透過する光が照射される領域が投影領域11となる。例えば、光変調部22のうち光が透過する領域の大きさ、位置、及び形状を制御することにより、投影可能範囲において、投影領域11の大きさ、位置、及び形状が変化する。
制御回路24は、制御装置4から入力される表示用データに基づいて、光源21、光変調部22、及び投影光学系23を制御することにより、被投影物6にこの表示用データに基づく画像を投影させる。制御回路24に入力される表示用データは、赤表示用データと、青表示用データと、緑表示用データとの3つによって構成される。
また、制御回路24は、制御装置4から入力される命令に基づいて、投影光学系23を変化させることにより、投影部1の投影領域11(図1参照)の拡大や縮小を行う。また、制御装置4は、操作受付部2によって受け付けられた利用者からの操作に基づいて投影光学系23を変化させることにより、投影部1の投影領域11の移動を行ってもよい。
また、投影装置10は、投影光学系23のイメージサークルを維持しつつ、投影領域11を機械的又は光学的に移動させるシフト機構を備える。投影光学系23のイメージサークルは、投影光学系23に入射した投影光が、光量落ち、色分離、周辺湾曲などの点から適正に投影光学系23を通過する領域である。
シフト機構は、光学系シフトを行う光学系シフト機構と、電子シフトを行う電子シフト機構と、の少なくともいずれかにより実現される。
光学系シフト機構は、例えば、投影光学系23を光軸に垂直な方向に移動させる機構(例えば図3,図4参照)、又は、投影光学系23を移動させる代わりに光変調部22を光軸に垂直な方向に移動させる機構である。また、光学系シフト機構は、投影光学系23の移動と光変調部22の移動とを組み合わせて行うものであってもよい。
電子シフト機構は、光変調部22において光を透過させる範囲を変化させることによる疑似的な投影領域11のシフトを行う機構である。
また、投影装置10は、投影光学系23のイメージサークルとともに投影領域11を移動させる投影方向変更機構を備えてもよい。投影方向変更機構は、機械的な回転で投影部1の向きを変更することにより、投影部1の投影方向を変化させる機構である(例えば図3,図4参照)。
<投影装置10の機械的構成>
図3は、投影装置10の外観構成を示す模式図である。図4は、図3に示す投影装置10の光学ユニット106の断面模式図である。図4は、図3に示す本体部101から出射される光の光路に沿った面での断面を示している。
図3に示すように、投影装置10は、本体部101と、本体部101から突出して設けられた光学ユニット106と、を備える。図3に示す構成において、操作受付部2と、制御装置4と、投影部1における光源21、光変調部22、及び制御回路24と、は本体部101に設けられる。投影部1における投影光学系23は光学ユニット106に設けられる。
光学ユニット106は、本体部101に支持される第一部材102と、第一部材102に支持された第二部材103と、を備える。
なお、第一部材102と第二部材103は一体化された部材であってもよい。光学ユニット106は、本体部101に着脱自在に構成(換言すると交換可能に構成)されていてもよい。
本体部101は、光学ユニット106と連結される部分に光を通すための開口15a(図4参照)が形成された筐体15(図4参照)を有する。
本体部101の筐体15の内部には、図3に示すように、光源21と、光源21から出射される光を入力画像データに基づいて空間変調して画像を生成する光変調部22(図2参照)を含む光変調ユニット12と、が設けられている。
光源21から出射された光は、光変調ユニット12の光変調部22に入射され、光変調部22によって空間変調されて出射される。
図4に示すように、光変調ユニット12によって空間変調された光によって形成される画像は、筐体15の開口15aを通過して光学ユニット106に入射され、投影対象物としての被投影物6に投影されて、画像G1が観察者から視認可能となる。
図4に示すように、光学ユニット106は、本体部101の内部と繋がる中空部2Aを有する第一部材102と、中空部2Aと繋がる中空部3Aを有する第二部材103と、中空部2Aに配置された第一光学系121及び反射部材122と、中空部3Aに配置された第二光学系31、反射部材32、第三光学系33、及びレンズ34と、シフト機構105と、投影方向変更機構104と、を備える。
第一部材102は、断面外形が一例として矩形の部材であり、開口2aと開口2bが互いに垂直な面に形成されている。第一部材102は、本体部101の開口15aと対面する位置に開口2aが配置される状態にて、本体部101によって支持されている。本体部101の光変調ユニット12の光変調部22から射出された光は、開口15a及び開口2aを通って第一部材102の中空部2Aに入射される。
本体部101から中空部2Aに入射される光の入射方向を方向X1と記載し、方向X1の逆方向を方向X2と記載し、方向X1と方向X2を総称して方向Xと記載する。また、図4において、紙面手前から奥に向かう方向とその逆方向を方向Zと記載する。方向Zのうち、紙面手前から奥に向かう方向を方向Z1と記載し、紙面奥から手前に向かう方向を方向Z2と記載する。
また、方向X及び方向Zに垂直な方向を方向Yと記載し、方向Yのうち、図4において上に向かう方向を方向Y1と記載し、図4において下に向かう方向を方向Y2と記載する。図4の例では方向Y2が鉛直方向となるように投影装置10が配置されている。
図2に示した投影光学系23は、第一光学系121、反射部材122、第二光学系31、反射部材32、第三光学系33、及びレンズ34により構成される。図4には、この投影光学系23の光軸Kが示されている。第一光学系121、反射部材122、第二光学系31、反射部材32、第三光学系33、及びレンズ34は、光変調部22側からこの順に光軸Kに沿って配置されている。
第一光学系121は、少なくとも1つのレンズを含み、本体部101から第一部材102に入射された方向X1に進む光を反射部材122に導く。
反射部材122は、第一光学系121から入射された光を方向Y1に反射させる。反射部材122は、例えばミラー等によって構成される。第一部材102には、反射部材122にて反射した光の光路上に開口2bが形成されており、この反射した光は開口2bを通過して第二部材103の中空部3Aへと進む。
第二部材103は、断面外形が略T字状の部材であり、第一部材102の開口2bと対面する位置に開口3aが形成されている。第一部材102の開口2bを通過した本体部101からの光は、この開口3aを通って第二部材103の中空部3Aに入射される。なお、第一部材102や第二部材103の断面外形は任意であり、上記のものには限定されない。
第二光学系31は、少なくとも1つのレンズを含み、第一部材102から入射された光を、反射部材32に導く。
反射部材32は、第二光学系31から入射される光を方向X2に反射させて第三光学系33に導く。反射部材32は、例えばミラー等によって構成される。
第三光学系33は、少なくとも1つのレンズを含み、反射部材32にて反射された光をレンズ34に導く。
レンズ34は、第二部材103の方向X2側の端部に形成された開口3cを塞ぐ形でこの端部に配置されている。レンズ34は、第三光学系33から入射された光を被投影物6に投影する。
投影方向変更機構104は、第一部材102に対して第二部材103を回転自在に連結する回転機構である。この投影方向変更機構104によって、第二部材103は、方向Yに延びる回転軸(具体的には光軸K)の回りに回転自在に構成されている。なお、投影方向変更機構104は、光学系を回転させることができればよく、図4に示した配置位置に限定されない。また、回転機構の数も1つに限らず、複数設けられていてもよい。
シフト機構105は、投影光学系の光軸K(換言すると光学ユニット106)をその光軸Kに垂直な方向(図4の方向Y)に移動させるための機構である。具体的には、シフト機構105は、第一部材102の本体部101に対する方向Yの位置を変更することができるように構成されている。シフト機構105は、手動にて第一部材102を移動させるものの他、電動にて第一部材102を移動させるものであってもよい。
図4は、シフト機構105によって第一部材102が方向Y1側に最大限移動された状態を示している。この図4に示す状態から、シフト機構105によって第一部材102が方向Y2に移動することで、光変調部22によって形成される画像の中心(換言すると表示面の中心)と光軸Kとの相対位置が変化して、被投影物6に投影されている画像G1を方向Y2にシフト(平行移動)させることができる。
なお、シフト機構105は、光学ユニット106を方向Yに移動させる代わりに、光変調部22を方向Yに移動させる機構であってもよい。この場合でも、被投影物6に投影されている画像G1を方向Y2に移動させることができる。
<投影装置10の調整機構及び投影装置10が出力する案内情報>
図5及び図6は、投影装置10の調整機構及び投影装置10が出力する案内情報の一例を示す図である。図5,図6において、基準面(例えば水平面)における被投影物6と平行な方向をx方向とする。基準面におけるx方向と直交する方向をy方向とする。図5は投影装置10が傾いていない状態を示し、図6は投影装置10が傾いている状態を示している。
図5に示す投影装置10の調整脚51~54は、投影装置10の底面における四隅に設けられた、投影装置10の傾きを調整するための調整機構の一例である。具体的には、調整脚51~54のそれぞれは、投影装置10の底面に設けられたネジ孔に挿入可能なネジ部を有する。
そして、調整脚51~54のそれぞれは、x方向及びy方向と直交する方向の軸を中心に、投影装置10の底面に対して回転させることにより、ネジ孔に対する挿入深さが変化し、投影装置10の底面から露出している部分の高さが変化する。したがって、調整脚51~54の少なくともいずれかを回転させることにより、投影装置10の傾きを調整することができる。調整脚51~54の構造については後述する(例えば図7参照)。
制御装置4は、例えば、水平センサ4bによる検出結果に基づいて、案内情報50を含む画像を投影部1から投影領域11に投影する。案内情報50は、傾き状態情報55,56と、操作方法情報57と、を含む。
傾き状態情報55は、水平センサ4bによる、x方向における投影装置10の傾きの検出結果を示す画像である。例えば、傾き状態情報55は、投影画像内の横方向の基準線(実線)と、x方向における投影装置10の傾きの検出結果をその基準線に対する角度によって示す直線(点線)と、を含む。
傾き状態情報56は、水平センサ4bによる、y方向における投影装置10の傾きの検出結果を示す画像である。例えば、傾き状態情報56は、投影画像内の横方向の基準線(実線)と、y方向における投影装置10の傾きの検出結果をその基準線に対する角度によって示す直線(点線)と、を含む。
操作方法情報57は、傾き状態情報55,56が示す傾きを調整(例えば解消)するための調整脚51~54(調整機構)の操作方法を示す。図5,図6に示す例では、操作方法情報57は、投影装置10を上からみた様子を示すイメージ図である。また、図5,図6に示す例では、案内情報50に、操作方法情報57のイメージ図におけるx方向及びy方向を示すx軸及びy軸も含まれている。
例えば図6に示す例では、操作方法情報57は、投影装置10の傾きを調整するために、調整脚52を上から見て右回転で2回回し、調整脚54を上から見て右回転で1回回すべきことを示している。すなわち、制御装置4は、投影装置10の傾きを調整するための操作方法として、調整脚51~54の少なくともいずれかの回転方法を示す操作方法情報57を含む案内情報50を投影部1により投影する。この回転方法には、調整脚51~54のうちの回転対象の調整脚と、回転対象の調整脚の回転方法及び回転量とが含まれる。
例えば、制御装置4は、調整脚51~54の操作と投影装置10の傾きの変化との関係を示す対応情報を記憶しており、この対応情報と水平センサ4bによる検出結果とに基づいて、投影装置10の傾きを調整するための調整脚51~54の操作方法を示す案内情報50を生成する。
このように、投影装置10は、投影装置10の基準面に対する傾きを示す、水平センサ4bの検出結果(傾き情報)に基づいて、投影装置10の傾きを調整するための調整脚51~54(調整機構)の操作方法を示す案内情報50を生成し、生成した案内情報50を、投影装置10の投影により、利用者に対して出力する。
これにより、例えば傾き状態情報55,56のみを出力する場合と比べて、利用者は、投影装置10の傾きを調整するための調整脚51~54(調整機構)の操作方法を直接的に理解することができる。このため、投影装置10の傾き調整を容易化することができる。例えば、利用者は、傾き状態情報55,56の読み取り方が分からなかったり、調整脚51~54の操作と投影装置10の傾きの変化との関係を把握していなかったりしても、投影装置10の傾きを容易に調整することができる。
また、制御装置4は、例えば図6に示した例において、案内情報50を投影部1から投影させた後に、投影装置10の傾きの変化に応じて案内情報50を更新し、更新した案内情報50を投影部1から投影させてもよい。
例えば、図6に示した状態から利用者が調整脚52を右回転で1回回すと、制御装置4は、水平センサ4bに基づく検出結果の変化に基づいて、投影装置10の傾きを調整するための調整脚51~54の操作方法を再度導出し、導出した操作方法を示す新たな案内情報50を投影部1から投影させてもよい。新たな案内情報50における操作方法情報57は、例えば、投影装置10の傾きを調整するために、調整脚52を上から見て右回転で1回回し、調整脚54を上から見て右回転で1回回すべきことを示す。これにより、利用者による調整脚51~54の操作に応じて案内情報50を更新し、必要な残りの操作を、利用者が容易に把握することができる。
また、制御装置4は、水平センサ4bによる検出結果に基づいて、投影装置10の傾きが十分に小さくなると、投影装置10が水平になったことを利用者に通知してもよい。この通知には、被投影物6への投影、スピーカを用いた音声出力、ディスプレイを用いた画面出力など各種の通知方法を用いることができる。
水平センサ4bに基づく検出結果の変化は、利用者による調整脚51~54の操作や他の要因による投影装置10の振動などによって細かく変化する場合があり、このような細かい変化は案内情報50に反映させない方が適切である場合もある。
そこで、制御装置4は、投影装置10の傾きの時間あたりの変化量が予め定められた変化量以上である場合に案内情報50を更新し、投影装置10の傾きの時間あたりの変化量が予め定められた変化量未満である場合は案内情報50を更新しないようにしてもよい。これにより、投影装置10の振動などによる、案内情報50の更新のばたつきを抑制することができる。
また、投影装置10は、調整脚51~54(調整機構)による投影装置10の傾きの調整後に、投影部1から投影するための投影画像の処理により、投影領域11の傾きを調整してもよい。
例えば、制御装置4は、調整脚51~54(調整機構)による投影装置10の傾きの調整後に、水平センサ4bによる検出結果に基づいて、投影装置10のわずかな傾きがある場合、光変調部22における投影画像をわずかに傾けることにより、投影領域11の傾きを調整する。これにより、利用者による調整脚51~54の操作では調整しきれない投影領域11のわずかな傾きも調整することができる。また、この場合、制御装置4は、投影画像の処理により調整される前の投影領域11の状態を示す情報を投影部1から被投影物6に投影してもよい(例えば図14参照)。
<調整脚51~54の構造>
図7は、調整脚51~54の構造の一例を示す図である。調整脚51の構造について説明するが、調整脚52~54の構造についても同様である。図7に示すように、投影装置10の底面にはネジ孔51bが設けられており、調整脚51はネジ孔51bに挿入可能なネジ部51cを有する。
例えば、投影装置10の底面に向かって調整脚51を右回転(すなわち投影装置10の上から見て左回転)させると、ネジ部51cがネジ孔51bの奥に進入する。したがって、調整脚51のうち投影装置10の底面から露出している部分の高さが短くなり、投影装置10のうちネジ部51cが設けられた部分が低くなる。
また、投影装置10の底面に向かって調整脚51を左回転(すなわち投影装置10の上から見て右回転)させると、ネジ部51cがネジ孔51bの奥から引き出される。したがって、調整脚51のうち投影装置10の底面から露出している部分の高さが長くなり、投影装置10のうちネジ部51cが設けられた部分が高くなる。
図7に示すように、ネジ孔51bには光学センサ71~73が設けられていてもよい。光学センサ71~73は、ネジ孔51bのうち、高さ方向においてそれぞれ異なる位置に設けられている。
光学センサ71は、ネジ孔51bのうち光学センサ71が設けられた高さに調整脚51が存在するか否かを検知する。例えば、光学センサ71は、ネジ孔51b内に向けて赤外線等を出射し、その反射光を検知することにより、調整脚51が存在するか否かを検知する。光学センサ72,73も光学センサ71と同様に、それぞれネジ孔51bのうちそれぞれ光学センサ72,73が設けられた高さに調整脚51が存在するか否かを検知する。
制御装置4は、光学センサ71~73による検知結果に基づいて、ネジ孔51bに対する調整脚51の挿入深さを示す情報を取得してもよい。調整脚51に対応するネジ孔51bに限らず、調整脚52~54に対応する各ネジ孔にも、光学センサ71~73と同様のセンサが設けられる。この場合、制御装置4は、取得した情報に基づいて、投影装置10の傾きを調整するための調整脚51~54の操作方法を導出し、導出した操作方法を示す案内情報50を生成する。
具体的には、制御装置4は、光学センサ71~73による検知結果に基づく調整脚51~54の状態と、調整脚51~54の操作の限界と、に基づいて調整脚51~54の操作方法を示す案内情報50を生成する。
例えば、調整脚51は、右回転の限界と、左回転の限界と、を有する。調整脚51の右回転の限界は、調整脚51がネジ孔51bの最も奥まで挿入された状態であり、それ以上の調整脚51の右回転が不可な状態である。調整脚51の左回転の限界は、調整脚51の先端のみがネジ孔51bに挿入された状態であり、調整脚51をそれ以上左回転させると調整脚51がネジ孔51bから抜ける状態である。調整脚52~54も調整脚51と同様に、右回転の限界及び左回転の限界を有する。
制御装置4は、光学センサ71~73による検知結果と、調整脚51の右回転の限界及び左回転の限界と、に基づいて、調整脚51の回転可能な範囲を導出する。また、制御装置4は、調整脚52~54についても調整脚51と同様に、回転可能な範囲を導出する。そして、制御装置4は、水平センサ4bによる検出結果に基づいて、導出した調整脚51~54の回転可能な範囲内で、投影装置10の傾きを調整するための調整脚51~54の操作方法を導出する。
このように、制御装置4は、調整脚51~54(調整機構)の状態を示す情報(例えば光学センサ71~73による検知結果)に基づいて案内情報50を生成するようにしてもよい。また、制御装置4は、調整脚51~54(調整機構)の操作の限界を示す情報に基づいて案内情報50を生成するようにしてもよい。
図7において、ネジ孔51bに3つの光学センサ(光学センサ71~73)を設ける構成について説明したが、光学センサの数は任意に設定することができる。また、調整脚51~54(調整機構)の状態を示す情報を得るために光学センサ71~73を設ける構成について説明したが、調整脚51~54(調整機構)の状態を示す情報を得るためのセンサはこれに限らず、各種の方式のセンサとすることができる。
<投影装置間の位置を合わせるための情報を含む案内情報>
図8~図10は、投影装置間の投影領域の位置を合わせるための情報を含む案内情報50の一例を示す図である。図8~図10に示す投影装置10A,10Bは、それぞれ投影装置10と同様の装置である。投影領域11A,11Bは、それぞれ投影装置10A,10Bの投影領域である。案内情報50A,50Bは、それぞれ投影装置10A,10Bの案内情報である。
図8に示すように、投影装置10A,10Bは、それぞれ投影領域11A,11Bに案内情報50A,50Bを投影し、利用者に対して傾きの調整を促す。図8に示す例では、投影装置10Aは基準面に対して傾きがない状態(図5と同様の状態)であり、投影装置10Bは基準面に対して傾きがある状態(図6と同様の状態)である。
これに対して、利用者は、案内情報50A,50Bに従って、投影装置10A,10Bの傾きを調整する。投影装置10A,10Bの傾きの調整方法は、上記の投影装置10の傾きの調整方法と同様である。図8の例では、利用者は、傾いている投影装置10Bのみの傾きを調整する。
投影装置10Aは、投影装置10Aの傾きがなくなると、図9に示すように位置基準線91Aを含む案内情報50Aを投影領域11Aに投影する。同様に、投影装置10Bは、投影装置10Bの傾きがなくなると、図9に示すように位置基準線91Bを含む案内情報50Bを投影領域11Bに投影する。投影装置10A,10Bのそれぞれは、傾きがなくなったことを、例えば水平センサの検出結果や、利用者からの操作に応じて検知する。
基準線91A,91Bは、投影装置10Aの投影領域11Aの位置(高さ)と、投影装置10Bの投影領域11Bの位置(高さ)と、を合わせるための情報である。図8に示す例では、基準線91A,91Bは、それぞれ投影領域11A,11Bにおける高さ方向の基準位置(例えば中央)を示す横線である。
また、図9に示す状態において、制御装置4は、「高さをシフトで合わせ下さい」等の投影領域11A,11Bの高さを合わせることを促すメッセージを、案内情報50A,50Bに含めたり、音声により出力したりしてもよい。
これに対して、利用者は、基準線91A,91Bに従って、投影領域11A,11Bの相対的な高さを調整する。投影領域11Aの高さの調整は、例えば、上記の方向Yの光学系シフト機構又は電子シフト機構を用いて行うことができる。又は、投影領域11Aの高さの調整は、投影装置10Aが備える調整脚51~54のすべてを同じ方向かつ同じ量だけ回転させることにより行われてもよいし、調整脚51~54とは異なる高さの調整機構を用いて行われてもよい。投影領域11Bの高さの調整についても投影領域11Aの高さの調整と同様である。
例えば、利用者は、図10に示すように、基準線91A,91Bの高さが一致するように、投影領域11Bを高くする操作を行うことにより、投影領域11Aの高さと投影領域11Bの高さとを合わせる。これにより、投影領域11A,11Bのそれぞれの傾きが調整され、かつ投影領域11Aの高さが合った状態にすることができる。
横に並んだ投影領域11A,11Bの高さを合わせる場合について説明したが、例えば投影領域11A,11Bが縦に並んでいる場合、投影領域11A,11Bの横方向の位置を合わせるようにしてもよい。この場合、基準線91A,91Bは、それぞれ投影領域11A,11Bにおける横方向(水平方向)の基準位置(例えば中央)を示す縦線とする。
<制御装置4の端点固定モード>
図11及び図12は、制御装置4の端点固定モードの一例を示す図である。制御装置4には、例えば利用者からの操作に応じて、端点固定モードが設定可能であってもよい。例えば、図11に示すように、投影領域11Bの左端の高さが投影領域11Aと一致している場合、利用者は、投影装置10Bの制御装置4を操作して、投影領域11Bの左端を固定する端点固定モードに設定する。
この場合、投影装置10Bの制御装置4は、投影装置10Bの左端の高さを変えない範囲で、投影装置10Bの傾きを調整するための投影装置10Bの調整脚51~54の操作方法を導出する。具体的には、投影装置10Bの制御装置4は、投影装置10Bの傾きを調整するための、左側の調整脚51,53を回転させず、右側の調整脚52,54の少なくともいずれかを回転させる回転方法を導出する。
そして、投影装置10Bの制御装置4は、導出した回転方法を示す操作方法情報57を含む案内情報50Bを投影装置10Bの投影部1から投影させる。これに対して、利用者は、案内情報50Bに従って調整脚52,54の少なくともいずれかを調整することで、投影装置10Bの傾きを調整することができる。
この場合、図12に示すように、投影装置10Bの傾きが調整された時点で投影領域11A,11Bの高さも一致する。このため、投影装置10Bの制御装置4は、図9,10に示したような基準線91Bを投影装置10Bの投影部1から投影させなくてもよい。
<投影領域11A,11Bのシフト限界を示す情報を含む案内情報50>
図13は、投影領域11A,11Bのシフト限界を示す情報を含む案内情報50の一例を示す図である。図9に示した状態において、投影装置10A,10Bは、図13に示すように、それぞれシフト限界線131A,131Bを含む案内情報50A,50Bを投影してもよい。
シフト限界線131Aは、上記の方向Yの光学系シフト機構又は電子シフト機構を用いて行うことができる、投影領域11Aの上方向へのシフトの限界を示す情報である。すなわち、投影装置10Aは、投影領域11Aの下辺がシフト限界線131Aの位置に来るまで、投影領域11Aの上方向へのシフトが可能である。被投影物6におけるシフト限界線131Aの位置は、投影領域11Aをシフトさせても移動しない。これは、投影領域11Aのシフトに応じて投影装置10Aの制御装置4が投影画像中のシフト限界線131Aの位置を変化させることにより実現することができる。
シフト限界線131Bは、上記の方向Yの光学系シフト機構又は電子シフト機構を用いて行うことができる、投影領域11Bの上方向へのシフトの限界を示す情報である。すなわち、投影装置10Bは、投影領域11Bの下辺がシフト限界線131Bの位置に来るまで、投影領域11Bの上方向へのシフトが可能である。被投影物6におけるシフト限界線131Bの位置は、投影領域11Aをシフトさせても移動しない。これは、投影領域11Aのシフトに応じて投影装置10Bの制御装置4が投影画像中のシフト限界線131Aの位置を変化させることにより実現することができる。
このように、投影装置10A,10Bのそれぞれは、投影領域11A,11Bのシフトが可能であり、案内情報50A,50Bにはこのシフトの限界を示す情報を含めてもよい。これにより、利用者は、このシフトの限界を示す情報に基づいて、投影領域11A,11Bの少なくともいずれかをシフトさせて、投影領域11A,11Bの位置を合わせることができる。
図13においては投影領域11A,11Bの上方向へのシフトの限界を示すシフト限界線131A,131Bについて説明したが、これに限らず、例えば投影領域11A,11Bの下方向へのシフトの限界を示すシフト限界線を案内情報50A,50Bに含めるようにしてもよい。
<投影画像の処理により調整される前の投影装置10の投影領域の状態>
図14は、投影画像の処理により調整される前の投影装置10の投影領域の状態を示す情報の一例を示す図である。調整脚51~54による投影装置10の傾きの調整後に、投影部1から投影するための投影画像の処理により投影領域11の傾きを調整した場合に、投影装置10は、投影画像の処理により調整される前の投影領域11の状態を示す情報を被投影物6に投影してもよい。
例えば、制御装置4は、投影部1から投影する投影画像の処理により投影領域11の傾きを調整した後に、図14に示すように、枠線141を被投影物6に投影してもよい。枠線141は、調整脚51~54(調整機構)による投影装置10の傾きの調整の後、投影画像の処理による投影領域11の傾きの調整の前における投影領域11を示している。
これにより、利用者は、投影部1から投影する投影画像の処理により、投影領域11の傾きがどのように調整されたかを把握することができる。また、利用者は、投影部1から投影する投影画像の処理により投影領域11の傾きが調整された場合でも、投影装置10の実際の傾きを把握することができる。
<制御装置4による処理>
図15は、制御装置4による処理の一例を示すフローチャートである。制御装置4は、例えば図15に示す処理を実行する。例えば、制御装置4には、利用者からの操作により、端点固定モード、変位最小モード、回転箇所最小演算モードのいずれかが設定されているものとする。
端点固定モードは、図11,図12において説明したモードである。変位最小モードは、調整脚51~54の合計の回転量が最小となるように、投影装置10の傾きを調整するための調整脚51~54の操作方法(回転方法)を導出するモードである。回転箇所最小演算モードは、調整脚51~54のうち回転対象の調整脚の数が最小となるように、投影装置10の傾きを調整するための調整脚51~54の操作方法を導出するモードである。
まず、制御装置4は、水平センサ4bの検出結果を取得する(ステップS1)。次に、制御装置4は、端点固定モード(図11,図12参照)が設定されているか否かを判断する(ステップS2)。端点固定モードが設定されている場合(ステップS2:Yes)は、制御装置4は、ステップS1により取得した水平センサ4bの検出結果に基づく端点固定演算により、調整脚51~54の操作方法を導出し(ステップS3)、ステップS7へ移行する。例えば、制御装置4は、投影領域11の左端を固定する端点固定モードである場合、投影装置10の傾きを調整するための投影装置10の右側の調整脚52,54の操作方法を導出する。
ステップS2において、端点固定モードが設定されていない場合(ステップS2:No)は、制御装置4は、変位最小モードが設定されているか否かを判断する(ステップS4)。変位最小モードが設定されている場合(ステップS4:Yes)は、制御装置4は、ステップS1により取得した水平センサ4bの検出結果に基づく変位最小演算により、調整脚51~54の操作方法を導出し(ステップS5)、ステップS7へ移行する。例えば、制御装置4は、投影装置10の傾きを調整するための調整脚51~54の操作方法のうち、調整脚51~54の合計の回転量が最小となる操作方法を導出する。
ステップS4において、変位最小モードが設定されていない場合(ステップS4:No)、すなわち回転箇所最小演算モードが設定されている場合、制御装置4は、ステップS1により取得した水平センサ4bの検出結果に基づく回転箇所最小演算により、調整脚51~54の操作方法を導出し(ステップS6)、ステップS7へ移行する。例えば、制御装置4は、投影装置10の傾きを調整するための調整脚51~54の操作方法のうち、回転対象の調整脚の数が最小となる操作方法を導出する。
次に、制御装置4は、調整脚51~54の操作限界に基づいて、ステップS3,S5,S6のいずれかによって導出した操作方法を補正する(ステップS7)。調整脚51~54の操作限界は、例えば図7において説明した右回転の限界及び左回転の限界である。例えば、制御装置4は、図7において説明したように、調整脚51~54のそれぞれの挿入深さを判定し、調整脚51~54のそれぞれの回転可能な方向及び量を特定する。そして、制御装置4は、特定した回転可能な方向及び量に基づいて操作方法を補正する。
一例として、制御装置4は、ステップS3,S5,S6のいずれかによって調整脚51のみを右回転で1回回す操作方法を導出したが、調整脚51が右回転の限界によりこれ以上は右回転できない場合、操作方法を、調整脚52~54をそれぞれ左方向に1回ずつ回す操作方法に補正する。なお、制御装置4は、ステップS3,S5,S6のいずれかによって導出した操作方法が操作限界を超えない場合は、導出した操作方法を維持する。
ステップS3,S5,S6によって導出し、ステップS7により補正又は維持した操作方法を今回の操作方法と称する。次に、制御装置4は、ステップS7後の今回の操作方法と、前回の操作方法との差分を算出する(ステップS8)。前回の操作方法は、前回表示した投影方法であって、後述のステップS10によって制御装置4のメモリに記憶されている。初回においては、前回の操作方法が存在しないため、ステップS8の差分はゼロとする。今回の操作方法と前回の操作方法との差分は、例えば、調整脚51~54のそれぞれについて、今回の操作方法における回転量と前回の操作方法における回転量との差分を算出し、算出した差分を合計(又は平均)したものである。
次に、制御装置4は、ステップS8によって今回の操作方法と前回の操作方法との算出した差分が、予め定められた閾値未満であるか否かを判断する(ステップS9)。差分が閾値未満でない場合(ステップS9:No)は、制御装置4は、今回の操作方法を、後の処理における過去の操作方法として制御装置4のメモリに記憶し(ステップS10)、ステップS12へ移行する。
ステップS9において、差分が閾値未満である場合(ステップS9:Yes)は、制御装置4は、制御装置4のメモリに記憶された過去の操作方法を今回の操作方法として設定し(ステップS11)、ステップS12へ移行する。これにより、今回の操作方法と前回の操作方法との差が小さい場合、すなわち投影装置10の傾きの時間あたりの変化量が閾値(予め定められた変化量)未満である場合は、案内情報50を更新しないようにすることができる。
次に、制御装置4は、今回の操作方法を利用者に対して表示する(ステップS12)。例えば、制御装置4は、今回の操作方法を示す操作方法情報57を含む案内情報50を、投影部1から被投影物6に投影させる。
次に、制御装置4は、今回の操作方法の操作量が、予め定められた閾値以下であるか否かを判断する(ステップS13)。今回の操作方法の操作量は、例えば、調整脚51~54のそれぞれの今回の操作方法における回転量を合計したものである。操作量が閾値以下でない場合(ステップS13:No)は、投影装置10の傾きがまだ大きいと判断できるため、制御装置4は、ステップS1へ戻る。
ステップS13において、操作量が閾値以下である場合(ステップS13:Yes)は、投影装置10の傾きが十分に小さくなったと判断できるため、制御装置4は、一連の処理を終了する。この際、制御装置4は、上記のように、投影部1から投影するための投影画像の処理により、投影領域11の傾きをさらに調整してもよい。
<変形例1>
図16は、投影装置10の傾きを調整する調整機構の変形例を示す図である。投影装置10の傾きを調整する調整機構として、投影装置10に設けられた調整脚51~54について説明したが、調整機構は投影装置10に設けられていなくてもよい。
例えば、図16に示すように、投影装置10が調整台160の上に設置されており、調整台160の底面に調整機構として調整脚161~164が設けられていてもよい。調整脚161~164は、調整脚51~54と同様の構成である。これにより、調整台160の底面に設けられた調整脚161~164の少なくともいずれかを回転させることで、調整台160の上に設置された投影装置10の傾きを調整することが可能である。
このような構成では、制御装置4において、調整脚161~164のそれぞれをどのように回転させると投影装置10の傾きがどのように変化するか、すなわち調整脚161~164の操作と投影装置10の傾きの変化との関係が未知である。したがって、制御装置4は、この関係を特定するためのキャリブレーションを行ってもよい。
例えば、図16に示す状態において、制御装置4は、利用者に対して調整脚161~164の特定の操作を促し、その後、水平センサ4bによる検出結果が示す投影装置10の傾きの変化を測定する。特定の操作を促す方法としては、投影部1による投影、スピーカを用いた音声出力や、ディスプレイを用いた画面出力など各種の方法を用いることができる。
一例としては、制御装置4は、調整脚161を右回転で1回回すことを利用者に促し、その後、水平センサ4bによる検出結果が示す投影装置10の傾きの変化を測定する。これにより、調整脚161を右回転で1回回した場合の投影装置10の傾きの変化を測定することができる。
このような処理を、回転対象の調整脚、回転量、回転方向などを変えながら繰り返すことにより、調整脚161~164の操作と投影装置10の傾きの変化との関係を特定することができる。その後、制御装置4は、特定した関係と、水平センサ4bによる検出結果と、に基づいて、投影装置10の傾きを調整するための調整脚161~164の操作方法を導出し、導出した操作方法を示す案内情報50を生成して投影部1から投影させる。
このように、制御装置4は、利用者に対して調整脚161~164の特定の操作を促し、水平センサ4bによる検出結果が示す投影装置10の傾きの変化を測定することにより、水平センサ4bによる検出結果の操作と投影装置10の傾きの変化との関係を特定することができる。そして、制御装置4は、特定した関係と、水平センサ4bによる検出結果とに基づいて案内情報50を生成することができる。
<変形例2>
図17及び図18は、傾き状態情報の変形例を示す図である。水平センサ4bによる検出結果を利用者に通知するための情報として、傾き状態情報55,56を説明したが、傾き状態情報は傾き状態情報55,56に限らない。
例えば、図17に示すように、制御装置4は、水平センサ4bによる検出結果を利用者に通知するための情報として、傾き状態情報170を含む案内情報50を投影部1から投影させてもよい。傾き状態情報170は、円形の枠内において、投影装置10が傾いている方向(下がっている方向)及び傾き度合いを楕円により示している。
又は、図18に示すように、制御装置4は、水平センサ4bによる検出結果を利用者に通知するための情報として、傾き状態情報180を含む案内情報50を投影部1から投影させてもよい。傾き状態情報180は、投影装置10が傾いている方向及び傾き度合いをイラストにより示している。
<変形例3>
投影装置10の傾きを調整するための操作方法を示す案内情報を投影により出力する構成について説明したが、このような構成に限らない。例えば、制御装置4は、案内情報50を、スピーカを用いた音声出力や、ディスプレイを用いた画面出力などを用いて出力してもよい。
<変形例4>
案内情報50が傾き状態情報55,56を含む構成について説明したが、案内情報50は傾き状態情報55,56を含まなくてもよい。
<変形例5>
投影装置10が備える水平センサ4bによって制御装置4が投影装置10の傾き情報を取得する構成について説明したが、このような構成に限らない。例えば、制御装置4は、投影装置10による被投影物6における投影像、又は投影装置10を撮像装置により撮像した画像に基づいて、投影装置10の傾きを示す傾き情報を取得してもよい。
この撮像装置は、例えば傾きが一定となるように固定された撮像装置であり、このような撮像装置によって投影装置10の投影像又は投影装置10を撮像して得られた画像により、投影装置10の傾きを検出することができる。
また、この撮像装置は、水平センサを備える撮像装置であってもよい。この場合、この撮像装置の水平センサによる撮像装置の傾きの検出結果と、この撮像装置によって投影装置10の投影像又は投影装置10を撮像して得られた画像と、に基づいて、投影装置10の傾きを検出することができる。
撮像装置により得られた画像に基づく投影装置10の傾きの検出は、撮像装置において行われてもよいし、制御装置4において行われてもよい。
<変形例6>
実施の形態の調整支援装置を投影装置10に適用する場合について説明したが、このような構成に限らない。例えば、実施の形態の調整支援装置は、投影装置10と直接又は間接的に通信可能な他の装置であってもよい。例えば、実施の形態の調整支援装置は、投影装置10と通信可能なパーソナルコンピュータなどであってもよい。この場合に、実施の形態の調整支援装置は、投影装置10と通信を行うことにより、上記の調整支援の処理を実行する。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。
(1)
投影装置の基準面に対する傾きを示す傾き情報に基づいて、上記傾きを調整するための調整機構の操作方法を示す案内情報を生成し、
生成した上記案内情報を出力する制御を行う、
プロセッサを備える調整支援装置。
(2)
(1)記載の調整支援装置であって、
上記プロセッサは、上記投影装置の投影により上記案内情報を出力する制御を行う、
調整支援装置。
(3)
(1)又は(2)記載の調整支援装置であって、
上記調整機構は、回転により高さが変化する調整脚を含み、
上記案内情報は、上記投影装置の傾きを調整するための上記調整脚の回転方法を示す、
調整支援装置。
(4)
(3)記載の調整支援装置であって、
上記調整脚の回転方法は、上記調整脚の回転方向及び上記調整脚の回転量の少なくともいずれかを含む、
調整支援装置。
(5)
(3)又は(4)記載の調整支援装置であって、
上記調整機構は、回転により高さが変化する複数の調整脚を含み、
上記案内情報は、上記投影装置の傾きを調整するための、上記複数の調整脚のうちの回転対象の調整脚を示す、
調整支援装置。
(6)
(1)から(5)のいずれか1つに記載の調整支援装置であって、
上記プロセッサは、上記調整機構の状態を示す情報に基づいて上記案内情報を生成する制御を行う、
調整支援装置。
(7)
(1)から(6)のいずれか1つに記載の調整支援装置であって、
上記プロセッサは、上記調整機構の操作の限界を示す情報に基づいて上記案内情報を生成する制御を行う、
調整支援装置。
(8)
(1)から(7)のいずれか1つに記載の調整支援装置であって、
上記プロセッサは、上記投影装置の傾きの変化に応じて上記案内情報を更新し、更新した上記案内情報を出力する制御を行う、
調整支援装置。
(9)
(8)記載の調整支援装置であって、
上記プロセッサは、上記投影装置の傾きの変化量が予め定められた変化量以上である場合に上記案内情報を更新する制御を行う、
調整支援装置。
(10)
(1)から(9)のいずれか1つに記載の調整支援装置であって、
上記プロセッサは、利用者に対して上記調整機構の特定の操作を促し、上記傾き情報が示す上記投影装置の傾きの変化を測定することにより、上記調整機構の操作と上記投影装置の傾きの変化との関係を特定し、特定した上記関係と上記傾き情報とに基づいて上記案内情報を生成する制御を行う、
調整支援装置。
(11)
(1)から(10)のいずれか1つに記載の調整支援装置であって、
上記案内情報は、上記傾き情報が示す上記投影装置の傾きの情報を含む、
調整支援装置。
(12)
(1)から(11)のいずれか1つに記載の調整支援装置であって、
上記案内情報は、上記投影装置の投影領域の位置と、上記投影装置とは異なる投影装置の投影領域の位置と、を合わせるための情報を含む、
調整支援装置。
(13)
(1)から(12)のいずれか1つに記載の調整支援装置であって、
上記投影装置は、上記投影装置の投影領域のシフトが可能であり、
上記案内情報は、上記シフトの限界を示す情報を含む、
調整支援装置。
(14)
(1)から(13)のいずれか1つに記載の調整支援装置であって、
上記傾き情報は、上記投影装置が備える傾きセンサにより得られた情報である、
調整支援装置。
(15)
(1)から(13)のいずれか1つに記載の調整支援装置であって、
上記傾き情報は、上記投影装置の投影像又は上記投影装置を撮像装置により撮像して得られた情報である、
調整支援装置。
(16)
(1)から(15)のいずれか1つに記載の調整支援装置であって、
上記調整機構により傾きが調整された状態で、上記投影装置に対して、投影画像の処理により上記投影装置の投影領域の傾きを調整させる制御部、
を備える調整支援装置。
(17)
(16)記載の調整支援装置であって、
上記プロセッサは、上記投影画像の処理により上記投影装置の投影領域の傾きが調整された状態で、上記投影画像の処理により調整される前の上記投影装置の投影領域の状態を示す情報を出力する制御を行う、
調整支援装置。
(18)
プロセッサが、
投影装置の基準面に対する傾きを示す傾き情報に基づいて、上記傾きを調整するための調整機構の操作方法を示す案内情報を生成し、
生成した上記案内情報を出力する制御を行う、
調整支援方法。
(19)
(18)記載の調整支援方法であって、
上記プロセッサは、上記投影装置の投影により上記案内情報を出力する制御を行う、
調整支援方法。
(20)
(18)又は(19)記載の調整支援方法であって、
上記調整機構は、回転により高さが変化する調整脚を含み、
上記案内情報は、上記投影装置の傾きを調整するための上記調整脚の回転方法を示す、
調整支援方法。
(21)
(20)記載の調整支援方法であって、
上記調整脚の回転方法は、上記調整脚の回転方向及び上記調整脚の回転量の少なくともいずれかを含む、
調整支援方法。
(22)
(20)又は(21)記載の調整支援方法であって、
上記調整機構は、回転により高さが変化する複数の調整脚を含み、
上記案内情報は、上記投影装置の傾きを調整するための、上記複数の調整脚のうちの回転対象の調整脚を示す、
調整支援方法。
(23)
(18)から(22)のいずれか1つに記載の調整支援方法であって、
上記プロセッサは、上記調整機構の状態を示す情報に基づいて上記案内情報を生成する制御を行う、
調整支援方法。
(24)
(18)から(23)のいずれか1つに記載の調整支援方法であって、
上記プロセッサは、上記調整機構の操作の限界を示す情報に基づいて上記案内情報を生成する制御を行う、
調整支援方法。
(25)
(18)から(24)のいずれか1つに記載の調整支援方法であって、
上記プロセッサは、上記投影装置の傾きの変化に応じて上記案内情報を更新し、更新した上記案内情報を出力する制御を行う、
調整支援方法。
(26)
(25)記載の調整支援方法であって、
上記プロセッサは、上記投影装置の傾きの変化量が予め定められた変化量以上である場合に上記案内情報を更新する制御を行う、
調整支援方法。
(27)
(18)から(26)のいずれか1つに記載の調整支援方法であって、
上記プロセッサは、利用者に対して上記調整機構の特定の操作を促し、上記傾き情報が示す上記投影装置の傾きの変化を測定することにより、上記調整機構の操作と上記投影装置の傾きの変化との関係を特定し、特定した上記関係と上記傾き情報とに基づいて上記案内情報を生成する制御を行う、
調整支援方法。
(28)
(18)から(27)のいずれか1つに記載の調整支援方法であって、
上記案内情報は、上記傾き情報が示す上記投影装置の傾きの情報を含む、
調整支援方法。
(29)
(18)から(28)のいずれか1つに記載の調整支援方法であって、
上記案内情報は、上記投影装置の投影領域の位置と、上記投影装置とは異なる投影装置の投影領域の位置と、を合わせるための情報を含む、
調整支援方法。
(30)
(18)から(29)のいずれか1つに記載の調整支援方法であって、
上記投影装置は、上記投影装置の投影領域のシフトが可能であり、
上記案内情報は、上記シフトの限界を示す情報を含む、
調整支援方法。
(31)
(18)から(30)のいずれか1つに記載の調整支援方法であって、
上記傾き情報は、上記投影装置が備える傾きセンサにより得られた情報である、
調整支援方法。
(32)
(18)から(30)のいずれか1つに記載の調整支援方法であって、
上記傾き情報は、上記投影装置の投影像又は上記投影装置を撮像装置により撮像して得られた情報である、
調整支援方法。
(33)
(18)から(32)のいずれか1つに記載の調整支援方法であって、
上記調整機構により傾きが調整された状態で、上記投影装置に対して、投影画像の処理により上記投影装置の投影領域の傾きを調整させる制御部、
を含む調整支援方法。
(34)
(33)記載の調整支援方法であって、
上記プロセッサは、上記投影画像の処理により上記投影装置の投影領域の傾きが調整された状態で、上記投影画像の処理により調整される前の上記投影装置の投影領域の状態を示す情報を出力する制御を行う、
調整支援方法。
(35)
投影装置の基準面に対する傾きを示す傾き情報に基づいて、上記傾きを調整するための調整機構の操作方法を示す案内情報を生成し、
生成した上記案内情報を出力する、
処理をプロセッサに実行させるための調整支援プログラム。
(36)
投影装置と、
上記投影装置の基準面に対する傾きを示す傾き情報に基づいて、上記傾きを調整するための調整機構の操作方法を示す案内情報を生成し、生成した上記案内情報を出力する調整支援装置と、
を含む投影システム。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
なお、本出願は、2020年8月28日出願の日本特許出願(特願2020-144976)に基づくものであり、その内容は本出願の中に参照として援用される。
1 投影部
2 操作受付部
2A,3A 中空部
2a,2b,3a,3c,15a 開口
4 制御装置
4a 記憶媒体
4b 水平センサ
6 被投影物
10,10A,10B 投影装置
10B 投影装置10A
11,11A,11B 投影領域
11B 投影領域11A
12 光変調ユニット
15 筐体
21 光源
22 光変調部
23 投影光学系
24 制御回路
31 第二光学系
32,122 反射部材
33 第三光学系
34 レンズ
50,50A,50B 案内情報
51~54,161~164 調整脚
51b ネジ孔
51c ネジ部
55,56,170,180 傾き状態情報
57 操作方法情報
71~73 光学センサ
91A,91B 位置基準線
91B 基準線
101 本体部
102 第一部材
103 第二部材
104 投影方向変更機構
105 シフト機構
106 光学ユニット
121 第一光学系
131A,131B シフト限界線
131B シフト限界線131A
141 枠線
160 調整台
G1 画像

Claims (32)

  1. 投影装置の基準面に対する傾きを示す傾き情報に基づいて、前記傾きを調整するための調整機構の操作方法を示す案内情報を生成し、
    生成した前記案内情報を出力する制御を行い、
    前記調整機構は、回転により高さが変化する調整脚を含み、
    前記案内情報は、前記投影装置の傾きを調整するための、前記調整脚の回転方向及び前記調整脚の回転量の少なくともいずれかを示す、
    プロセッサを備える調整支援装置。
  2. 請求項1記載の調整支援装置であって、
    前記プロセッサは、前記投影装置の投影により前記案内情報を出力する制御を行う、
    調整支援装置。
  3. 請求項1又は2記載の調整支援装置であって、
    前記調整機構は、回転により高さが変化する複数の調整脚を含み、
    前記案内情報は、前記投影装置の傾きを調整するための、前記複数の調整脚のうちの回転対象の調整脚を示す、
    調整支援装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の調整支援装置であって、
    前記プロセッサは、前記調整機構の状態を示す情報に基づいて前記案内情報を生成する制御を行う、
    調整支援装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載の調整支援装置であって、
    前記プロセッサは、前記調整機構の操作の限界を示す情報に基づいて前記案内情報を生成する制御を行う、
    調整支援装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載の調整支援装置であって、
    前記プロセッサは、前記投影装置の傾きの変化に応じて前記案内情報を更新し、更新した前記案内情報を出力する制御を行う、
    調整支援装置。
  7. 請求項6記載の調整支援装置であって、
    前記プロセッサは、前記投影装置の傾きの変化量が予め定められた変化量以上である場合に前記案内情報を更新する制御を行う、
    調整支援装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項記載の調整支援装置であって、
    前記プロセッサは、利用者に対して前記調整機構の特定の操作を促し、前記傾き情報が示す前記投影装置の傾きの変化を測定することにより、前記調整機構の操作と前記投影装置の傾きの変化との関係を特定し、特定した前記関係と前記傾き情報とに基づいて前記案内情報を生成する制御を行う、
    調整支援装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項記載の調整支援装置であって、
    前記案内情報は、前記傾き情報が示す前記投影装置の傾きの情報を含む、
    調整支援装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項記載の調整支援装置であって、
    前記案内情報は、前記投影装置の投影領域の位置と、前記投影装置とは異なる投影装置の投影領域の位置と、を合わせるための情報を含む、
    調整支援装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項記載の調整支援装置であって、
    前記投影装置は、前記投影装置の投影領域のシフトが可能であり、
    前記案内情報は、前記シフトの限界を示す情報を含む、
    調整支援装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項記載の調整支援装置であって、
    前記傾き情報は、前記投影装置が備える傾きセンサにより得られた情報である、
    調整支援装置。
  13. 請求項1から11のいずれか1項記載の調整支援装置であって、
    前記傾き情報は、前記投影装置の投影像又は前記投影装置を撮像装置により撮像して得られた情報である、
    調整支援装置。
  14. 請求項1から13のいずれか1項記載の調整支援装置であって、
    前記調整機構により傾きが調整された状態で、前記投影装置に対して、投影画像の処理により前記投影装置の投影領域の傾きを調整させる制御部、
    を備える調整支援装置。
  15. 請求項14記載の調整支援装置であって、
    前記プロセッサは、前記投影画像の処理により前記投影装置の投影領域の傾きが調整された状態で、前記投影画像の処理により調整される前の前記投影装置の投影領域の状態を示す情報を出力する制御を行う、
    調整支援装置。
  16. プロセッサが、
    投影装置の基準面に対する傾きを示す傾き情報に基づいて、前記傾きを調整するための調整機構の操作方法を示す案内情報を生成し、
    生成した前記案内情報を出力する制御を行い、
    前記調整機構は、回転により高さが変化する調整脚を含み、
    前記案内情報は、前記投影装置の傾きを調整するための、前記調整脚の回転方向及び前記調整脚の回転量の少なくともいずれかを示す、
    調整支援方法。
  17. 請求項16記載の調整支援方法であって、
    前記プロセッサは、前記投影装置の投影により前記案内情報を出力する制御を行う、
    調整支援方法。
  18. 請求項16又は17記載の調整支援方法であって、
    前記調整機構は、回転により高さが変化する複数の調整脚を含み、
    前記案内情報は、前記投影装置の傾きを調整するための、前記複数の調整脚のうちの回転対象の調整脚を示す、
    調整支援方法。
  19. 請求項16から18のいずれか1項記載の調整支援方法であって、
    前記プロセッサは、前記調整機構の状態を示す情報に基づいて前記案内情報を生成する制御を行う、
    調整支援方法。
  20. 請求項16から19のいずれか1項記載の調整支援方法であって、
    前記プロセッサは、前記調整機構の操作の限界を示す情報に基づいて前記案内情報を生成する制御を行う、
    調整支援方法。
  21. 請求項16から20のいずれか1項記載の調整支援方法であって、
    前記プロセッサは、前記投影装置の傾きの変化に応じて前記案内情報を更新し、更新した前記案内情報を出力する制御を行う、
    調整支援方法。
  22. 請求項21記載の調整支援方法であって、
    前記プロセッサは、前記投影装置の傾きの変化量が予め定められた変化量以上である場合に前記案内情報を更新する制御を行う、
    調整支援方法。
  23. 請求項16から22のいずれか1項記載の調整支援方法であって、
    前記プロセッサは、利用者に対して前記調整機構の特定の操作を促し、前記傾き情報が示す前記投影装置の傾きの変化を測定することにより、前記調整機構の操作と前記投影装置の傾きの変化との関係を特定し、特定した前記関係と前記傾き情報とに基づいて前記案内情報を生成する制御を行う、
    調整支援方法。
  24. 請求項16から23のいずれか1項記載の調整支援方法であって、
    前記案内情報は、前記傾き情報が示す前記投影装置の傾きの情報を含む、
    調整支援方法。
  25. 請求項16から24のいずれか1項記載の調整支援方法であって、
    前記案内情報は、前記投影装置の投影領域の位置と、前記投影装置とは異なる投影装置の投影領域の位置と、を合わせるための情報を含む、
    調整支援方法。
  26. 請求項16から25のいずれか1項記載の調整支援方法であって、
    前記投影装置は、前記投影装置の投影領域のシフトが可能であり、
    前記案内情報は、前記シフトの限界を示す情報を含む、
    調整支援方法。
  27. 請求項16から26のいずれか1項記載の調整支援方法であって、
    前記傾き情報は、前記投影装置が備える傾きセンサにより得られた情報である、
    調整支援方法。
  28. 請求項16から26のいずれか1項記載の調整支援方法であって、
    前記傾き情報は、前記投影装置の投影像又は前記投影装置を撮像装置により撮像して得られた情報である、
    調整支援方法。
  29. 請求項16から28のいずれか1項記載の調整支援方法であって、
    前記調整機構により傾きが調整された状態で、前記投影装置に対して、投影画像の処理により前記投影装置の投影領域の傾きを調整させる、
    調整支援方法。
  30. 請求項29記載の調整支援方法であって、
    前記プロセッサは、前記投影画像の処理により前記投影装置の投影領域の傾きが調整された状態で、前記投影画像の処理により調整される前の前記投影装置の投影領域の状態を示す情報を出力する制御を行う、
    調整支援方法。
  31. 投影装置の基準面に対する傾きを示す傾き情報に基づいて、前記傾きを調整するための調整機構の操作方法を示す案内情報を生成し、
    生成した前記案内情報を出力する制御を行う、
    処理をプロセッサに実行させるための調整支援プログラムであって、
    前記調整機構は、回転により高さが変化する調整脚を含み、
    前記案内情報は、前記投影装置の傾きを調整するための、前記調整脚の回転方向及び前記調整脚の回転量の少なくともいずれかを示す、
    調整支援プログラム。
  32. 投影装置と、
    前記投影装置の基準面に対する傾きを示す傾き情報に基づいて、前記傾きを調整するための調整機構の操作方法を示す案内情報を生成し、生成した前記案内情報を出力する調整支援装置と、を含み、
    前記調整機構は、回転により高さが変化する調整脚を含み、
    前記案内情報は、前記投影装置の傾きを調整するための、前記調整脚の回転方向及び前記調整脚の回転量の少なくともいずれかを示す、
    投影システム。
JP2022545284A 2020-08-28 2021-03-03 調整支援装置、調整支援方法、調整支援プログラム、及び投影システム Active JP7281606B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020144976 2020-08-28
JP2020144976 2020-08-28
PCT/JP2021/008308 WO2022044385A1 (ja) 2020-08-28 2021-03-03 調整支援装置、調整支援方法、調整支援プログラム、及び投影システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2022044385A1 JPWO2022044385A1 (ja) 2022-03-03
JPWO2022044385A5 JPWO2022044385A5 (ja) 2023-05-02
JP7281606B2 true JP7281606B2 (ja) 2023-05-25

Family

ID=80354886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022545284A Active JP7281606B2 (ja) 2020-08-28 2021-03-03 調整支援装置、調整支援方法、調整支援プログラム、及び投影システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20230194967A1 (ja)
JP (1) JP7281606B2 (ja)
WO (1) WO2022044385A1 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005024668A (ja) 2003-06-30 2005-01-27 Sharp Corp 投映型表示装置及び該投映型表示装置の設置調整方法
JP2008209472A (ja) 2007-02-23 2008-09-11 Seiko Epson Corp プロジェクタおよびプロジェクションシステム
JP2009237021A (ja) 2008-03-26 2009-10-15 Seiko Epson Corp プロジェクタ
US20140085192A1 (en) 2011-02-03 2014-03-27 Videa, Llc Image projection and control apparatus and methods
JP2018078657A (ja) 2018-02-06 2018-05-17 カシオ計算機株式会社 投影装置、投影方法及び投影プログラム
JP2019161397A (ja) 2018-03-12 2019-09-19 キヤノン株式会社 制御装置、プログラム、及び制御方法
JP2020030296A (ja) 2018-08-22 2020-02-27 キヤノン株式会社 画像投射装置、画像投射装置の制御方法、および、プログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9667932B2 (en) * 2011-02-03 2017-05-30 Videa, Llc Automatic correction of keystone distortion and other unwanted artifacts in projected images

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005024668A (ja) 2003-06-30 2005-01-27 Sharp Corp 投映型表示装置及び該投映型表示装置の設置調整方法
JP2008209472A (ja) 2007-02-23 2008-09-11 Seiko Epson Corp プロジェクタおよびプロジェクションシステム
JP2009237021A (ja) 2008-03-26 2009-10-15 Seiko Epson Corp プロジェクタ
US20140085192A1 (en) 2011-02-03 2014-03-27 Videa, Llc Image projection and control apparatus and methods
JP2018078657A (ja) 2018-02-06 2018-05-17 カシオ計算機株式会社 投影装置、投影方法及び投影プログラム
JP2019161397A (ja) 2018-03-12 2019-09-19 キヤノン株式会社 制御装置、プログラム、及び制御方法
JP2020030296A (ja) 2018-08-22 2020-02-27 キヤノン株式会社 画像投射装置、画像投射装置の制御方法、および、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2022044385A1 (ja) 2022-03-03
US20230194967A1 (en) 2023-06-22
JPWO2022044385A1 (ja) 2022-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6111877B2 (ja) プロジェクタおよび台形歪み補正方法
US9753192B2 (en) Reflector, adjustment method, and position detection apparatus
JP2009229563A (ja) プロジェクタ、および反射装置
JP2005051577A (ja) プロジェクタ及びプロジェクタの投影像補正方法
JP2013098837A (ja) プロジェクタ
TW201723633A (zh) 投影設備、投影系統及其調校方法
US20230127139A1 (en) Control method, projection apparatus, and control program
JP2014206634A (ja) 電子機器
JP2014170136A (ja) プロジェクタおよびプロジェクタ機能を有する電子機器
JP7281606B2 (ja) 調整支援装置、調整支援方法、調整支援プログラム、及び投影システム
JP2007006093A (ja) 投影装置、投影制御方法及びプログラム
JP2017129767A (ja) 反射体、光出射装置の調整方法、及び検出システム
US20150029405A1 (en) Electronic device
US11550431B2 (en) Display method and display device
KR20150116617A (ko) 영상 왜곡 보정 방법 및 장치
WO2021131646A1 (ja) 投影装置、投影方法、及び制御プログラム
JP2013083985A (ja) 投影装置、投影方法及びプログラム
JP2005227700A (ja) 表示装置
JP5630799B2 (ja) 投影装置、投影方法及びプログラム
JP2005159426A (ja) 自動台形歪補正手段を備えたプロジェクタ
JP2007272068A (ja) 投影装置、投影方法及びプログラム
JP2016114991A (ja) 位置検出装置、画像投写装置及び画像操作システム
JP3709406B2 (ja) 自動台形歪補正手段を有するプロジェクタ
WO2022163207A1 (ja) 合焦支援装置、合焦支援方法、及び合焦支援プログラム
WO2023162688A1 (ja) 制御装置、制御方法、及び制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211

Effective date: 20230213

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230213

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20230213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7281606

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150