JP2006215930A - 自動販売機の変更内容確認装置 - Google Patents

自動販売機の変更内容確認装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 変更した設定内容を、多くの手間や時間をかけることなく確認することができ、しかも、確認の際に誤った設定を行うことのない自動販売機の変更内容確認装置を提供する。
【解決手段】 外扉の開閉を検知する外扉開閉検知センサ5と、自動販売機の設定内容を記憶する記憶部6と、外扉が開けられる前の設定内容と外扉が閉じられた際の設定内容とを比較し、変更された内容を、外扉に設けられた投入金額表示部9に表示させる制御部3とを備えた。この構成により、自動販売機の管理者や係員が外扉を開けて、自動販売機の設定内容を変更した場合には、変更された内容が、投入金額表示部9に表示される。これにより、手間のかかる入力操作を再度行わなくても、変更内容を良好に確認できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は自動販売機に関し、特に、自動販売機における各種の変更内容を確認することができる変更内容確認装置に関する。
一般に、自動販売機は複数種類の商品を販売するため、その商品の収納箇所(いわゆる収納コラム)と商品の選択押ボタンと各商品の値段との各対応関係など、各種の設定項目内容を予め設定しておかなければならない。また、販売状態等の管理を行うなどのために、正確な時刻データなども設定されている。このような設定を行ったり、設定の変更を行ったりするために、特許文献1等にも開示されているように、例えば、図11に示すように、各種の設定を行う設定入力装置51が、外扉52の裏面などに設けられている。
この種の設定入力装置51は、例えば、複数のキーからなる入力部53と液晶画面などの表示部54とを有するリモコン形状(特許文献1等にも開示されているように入力部53と表示部54とが、別部品で構成されている場合もある。)のもので構成されている。
そして、各種の設定内容、例えば、現在の日時を変更する場合には、自動販売機のオペレータやサービスマンなどが外扉52をあけて設定入力装置51を見ながら、この日時変更モードになるように、指定の入力部53を操作して入力し、その日時変更モードを表示させた状態で、例えば、時刻データや月日データ、年データなどを、入力部53を押して入力することにより変更している。
また、自動販売機のオペレータやサービスマンなどが、所定の商品の収納コラムと選択ボタンとの対応関係を変更する場合には、外扉52をあけて設定入力装置51を見ながら、前記対応関係を表示するモードになるように、指定の入力部53を操作して入力し、その設定モードを表示させた状態で、例えば、収納コラムの識別番号の入力部53を押して、その収納コラム番号と、この収納コラムに対応する現在の選択ボタンの番号とを表示部54に表示させ、前記選択ボタンの番号表示箇所までカーソル移動用の入力部53を押して入力用カーソルを移動させた後、変更する選択ボタンの番号を入力して変更している。
このように各種の設定内容を変更する場合には、上記のような入力操作を、各変更項目の各設定番号毎に繰り返して行っており、変更動作を終えた後には、変更内容が間違いないかどうかを確認するために、再度、同様な操作を行っている。
特開2002−117444号公報
しかしながら、上記従来構成の自動販売機によれば、自動販売機の各種の設定項目の変更内容を確認するために極めて多くの操作が必要となって多くの手間や時間がかかり、作業能率が悪かった。また、変更内容を確認する際に誤操作して誤った内容に設定変更するおそれもあった。
また、前記変更動作を終わって、外扉52を閉じた後に、行うべき全ての変更を行ったかどうかがわからなくなって心配となり、再度、外扉52を開けて、変更内容の確認を行うこともあった。
本発明は上記課題を解決するもので、変更した設定内容を、多くの手間や時間をかけることなく、容易に確認することができ、しかも、確認の際に誤った設定を行うことのない自動販売機の変更内容確認装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明の自動販売機の変更内容確認装置は、外扉の開閉を検知する外扉開閉検知手段と、自動販売機の設定内容を記憶する記憶手段と、外扉が開けられる前の設定内容と外扉が閉じられた際の設定内容とを比較し、変更された内容を、外扉に設けられた表示部に表示させる制御手段とを備えたものである。
この構成により、自動販売機の管理者や係員が外扉を開けて、自動販売機の設定内容を変更した場合には、変更された内容が、外扉に設けられた表示部に表示される。これにより、自動販売機の管理者や係員は、従来のような手間のかかる入力操作を再度行わなくても、変更内容を良好に確認できる。また、従来のように、変更内容を確認する際に誤操作して誤った内容に設定変更することも防止される。
また、本発明は、表示部が外扉に設けられた投入金額表示部であるものであり、これにより、変更内容を表示させるための表示部を設けなくても済む。
また、本発明の制御部は、外扉が閉じられた所定時間後に変更内容の表示を開始させるものであり、これにより、外扉が閉じられると、何ら管理者や係員が指示操作しなくても、所定時間たつと変更内容の表示が開始される。
また、本発明は、変更内容表示動作の開始を指示する釣銭返却レバーなどの表示開始指示操作手段を備えたものであり、これにより、管理者や係員が表示開始指示操作手段を操作すると、変更内容の表示が開始される。
本発明の自動販売機の変更内容確認装置によれば、制御部により、外扉が開けられる前の設定内容と外扉が閉じられた際の設定内容とを比較し、変更された内容を、外扉に設けられた表示部に表示させることにより、自動販売機の管理者や係員は、従来のような手間のかかる入力操作を再度行わなくても、変更内容を良好に確認でき、作業能率が極めて良好となる。また、従来のように、変更内容を確認する際に誤操作して誤った内容に設定変更することも防止されるので、信頼性も向上する。
また、外扉が閉じられた所定時間後に変更内容の表示を開始させることにより、外扉が閉じられると、何ら管理者や係員が指示操作しなくても、所定時間たつと変更内容の表示が開始され、利便性が向上する。
また、釣銭返却レバーなどの表示開始指示操作手段により、変更内容表示動作の開始を指示することで、釣銭返却レバーなどの表示開始指示操作手段を備えたものであり、これにより、変更内容の表示が開始されるタイミングを管理者や係員が自由に選択できる。
以下、本発明の実施の形態にかかる自動販売機の変更内容確認装置を図面に基づき説明する。なお、従来の自動販売機と同機能のものには同符号を付す。
図1に示すように、自動販売機本体1に開閉自在に取り付けられた外扉2には、複数の商品見本12が見本棚13上に並べられて展示されているとともに、この商品見本12に対応するように、商品を選択する選択押ボタン10も並設されている。また、図示しないが、商品見本11は、見本棚12に内蔵された蛍光灯などの照明器具により、1日における予め設定された所定の時間帯に照らされるようになっている。さらに、外扉2には、利用者が投入したコインなどの金額を表示する投入金額表示部9や、釣銭や投入金を返却させるための返却レバー11、商品が払い出される商品取出口14などが設けられている。
図1〜図4に示すように、この自動販売機においては、自動販売機本体1に開閉自在に取り付けられた外扉2の裏面に、自動販売機の各部を制御する制御部3、自動販売機の各種の設定を行うリモコン形状の設定入力装置4などに加えて、外扉2の開閉を検知する外扉開閉検知センサ5が設けられている。また、図3に示すように、制御部3には、自動販売機の設定内容を含む各種のデータを記憶する記憶部6が接続されている。なお、この実施の形態では、設定入力装置4には、複数の入力キーからなる入力部7と、点灯、消灯可能なモニターランプ8とが設けられているが、液晶画面などの表示部は設けられておらず、設定入力装置4の入力部7を用いて入力する際には、この設定入力装置4を前側に引き出して、外扉2に設けられた投入金額表示部9を見ながら入力するように構成されている。すなわち、この実施の形態では、投入金額表示部9が設定入力の際の表示部としても兼用されて、製造コストの低減が図られている。
図5に示すように、自動販売機本体1には商品が収納される複数の商品収納通路(以下、収納コラムと称す)15が設けられているとともに、各収納コラム15の下端部には払出装置16が設けられ、制御部3から払出の指示があると前記払出装置16が駆動されて、収納コラム15の下端の商品が払い出され、この商品は、払出装置16の下方に配設されたシュート17に案内されて商品取出口14に払い出されるように構成されている。また、予め、選択押ボタン10と、選択押ボタン10で押された際に商品が払い出される収納コラム15とが互いに対応するように設定される。また、所定(1つまたは複数)の選択押ボタン10に、同じ種類の商品が収納されている複数の収納コラム15を対応付けて設定し、これらの複数の収納コラム15に対して順番に払い出して、収納数が偏ることを防止する交互販売の設定も行えるようになっており、この交互販売の設定を複数のグループについて行えるようになっている。
このような各種の設定項目を良好に設定できるようにすべく、前記入力部7には、図4に示すように、選択押ボタン10と収納コラム15との設定を行う際に押すコラム設定用の入力部7g、販売価格の設定を行う際に押す価格設定用の入力部7h、交互販売の設定を行う際に押す交互販売用の入力部7e、その他の設定の際に、各種の設定用のモードに変更するための設定モード選択用(選択用モードにしたり、選択用モードを解除したりする)の入力部7a、各種の番号や値を増加させたり、減少させたりするための入力部7b、7d、設定した値を記憶部6に設定記憶させるための書込み用入力部7c、設定動作が終了したことを制御部3に通知するための終了通知用入力部7fなどの、各種の入力部7が設けられている。
また特に、この自動販売機の制御部3は、図6のフローチャートにおけるステップS6に示すように、前回に外扉2が閉じられた際に、自動販売機の各設定内容を記憶部6内の設定内容記憶部以外の別途記憶領域に一時的に記憶させるようになっている。さらに制御部3は、この後、自動販売機のオペレータやサービスマンなどにより、外扉2が開けられて(ステップS1)、再度閉じられた(ステップS2)際に、自動販売機の各設定内容を、前記別途記憶領域に記憶された前回の各設定内容と比較し(ステップS3)、変更された内容がある場合には、ステップS4からステップS5に進み、この変更内容を、投入金額表示部8に表示させる(ステップS6)ように構成されている。
例えば、自動販売機のオペレータやサービスマンなどにより、自動販売機における基準となる時刻(現在時刻、現在月日、現在年)の設定を変更し、さらに、交互販売の設定を変更する場合には、前記オペレータやサービスマンは、以下の動作を行う。なお、この実施の形態では、自動販売機の交互販売の設定動作を選択押ボタン10を利用して設定できるようになっている。また、この実施の形態では、投入金額表示部8として、8セグメントLEDタイプのものが4桁設けられている。
まず、図2に示すように外扉2を開けて、設定入力装置4を外扉2の前方の、投入金額表示部8が見える位置まで持ち出し、設定入力装置4の各入力部7を用いながら入力する。
ここで、この自動販売機においては、自動販売機の各種の設定項目を大まかに分けた上位分類項目として、収納コラムと選択押ボタンとの対応関係に関するもの、選択押ボタンと商品の販売価格との関係に関するもの、売上個数、売上額に関するもの、テスト販売に関するもの、故障自己診断機能に関するものなどがあるが、例えば、この上位分類の設定項目種別番号として、時刻に関する設定項目種別番号を「3」番に割り当てて設定している。また、この種別番号「3」における、さらに設定項目内容を細かく分けた下位分類の種別番号として、例えば、自動販売機の照明装置(例えば蛍光灯)の節電時間帯を設定する下位分類の設定項目種別番号を「01」番に割り当てて設定し、自動販売機全体の基準となる現在時刻を設定する下位分類の設定項目種別番号を「02」番に割り当てて設定し、自動販売機全体の基準となる現在月日を設定する下位分類の設定項目種別番号を「03」番に割り当てて設定し、自動販売機全体の基準となる現在年を設定する下位分類の設定項目種別番号を「04」番に割り当てて設定している。
したがって、これに対応すべく、自動販売機における基準となる時刻(現在時刻、現在月日、現在年)の設定を変更する場合には、まず、自動販売機の設定項目を設定するための設定項目(モード)選択用の入力部7aを押して、設定項目種別番号の入力待ちの状態にする。なお、この時には、図7(b)に示すように、投入金額表示部9には「1−01」と表示され、左端の表示桁だけが点滅する。次に、番号アップ用の入力部7bを2回押して、上位分類の設定項目種別番号を「3」にして(この際、図7(c)に示すように、投入金額表示部8には「3−01」と表示される)、書き込み用の入力部7cを押す。これにより、上位分類の設定項目種別番号が「3」、すなわち、時刻に関する設定項目を変更することが決定されるとともに、この情報が記憶部6に出力されて書き込まれ、図7(d)に示すように、投入金額表示部9における右側2つの表示桁が点滅して、下位分類の種別番号の項目番号入力待ち状態となる。これに対応して、自動販売機全体の基準となる現在時刻を設定する場合には、番号アップ用の入力部7bを1回押して、図7(e)に示すように、現在時刻設定項目である「3−02」と表示させ、さらに書き込み用の入力部7cを押す。これにより、図7(f)に示すように、現在設定されている「時」と「分」のデータが表示されるとともに、「時」に対応する投入金額表示部9における左側2つの表示桁が点滅して、「時」のデータの入力待ち状態となるので、さらに、番号アップ用の入力部7bや番号ダウンの入力部7dを用いて、図7(g)に示すように、現在時刻の「時」に対応するデータに合うように変更し、さらに書き込み用の入力部7cを押す。これにより、図7(h)に示すように、現在設定されている「分」に対応する投入金額表示部9における右側2つの表示桁が点滅して、「分」のデータの入力待ち状態となるので、さらに、番号アップ用の入力部7bや番号ダウンの入力部7dを用いて、図7(i)に示すように、現在時刻の「分」に対応するデータに合うように変更し、さらに書き込み用の入力部7cを押す。このようにして、現在時刻、例えば「1525」(15時25分)を入力して記憶させ、これにより、自動販売機における基準となる現在時刻の設定変更を終える。
この後、同様にして、自動販売機における基準となる現在月日の設定変更を行う。すなわち、設定項目種別番号の入力待ちの状態にした状態で、番号アップ用の入力部7b、番号ダウンの入力部7d、書き込み用の入力部7cを用いて、上位分類の設定項目種別番号として、時刻に関する設定項目種別番号である「3」番に設定するとともに、下位分類の設定項目種別番号として、自動販売機全体の基準となる現在月日を設定する設定項目種別番号である「03」番に設定する。そして、前記「日時」データの場合と同様な操作を行って、基準となる現在の月日データを、例えば、「0312」(3月12日)に設定変更して記憶部6に記憶させる。
さらに、同様にして、自動販売機における基準となる現在年の設定変更を行う。すなわち、同様な操作を行って、上位分類の設定項目種別番号を「3」番に設定するとともに、下位分類の設定項目種別番号として、自動販売機全体の基準となる現在年を設定する設定項目種別番号である「04」番に設定した後、前記「日時」データの場合と同様な操作を行って、現在の年データ例えば、その設定年を「2005」(2005年)に設定変更して記憶部6に記憶させる。
このようにして、自動販売機における基準となる現在時刻と現在月日と現在年との各設定変更を終える。
次に、例えば、同じ種類の商品が収納された収納コラム15に対応付けられた複数の選択押ボタン10に対して交互販売の設定変更を行う場合について説明する。ここで、この自動販売機においては、交互販売用の入力部7eを押すことで、交互販売の設定変更を行えるようになっているとともに、交互販売を行う複数のグループを選択押ボタン10を用いながら指定できるようになっている。
交互販売モード用の入力部7eを押すと、交互販売の設定変更待ちの状態となり、交互販売に設定したグループの番号が表示される。すなわち、図8(a)、(b)に示すように、グループ番号が「1」である「Gr 1」と表示され、グループ番号の「1」(右端の表示桁)だけが点滅し、グループ番号を変更可能であることが示される。
例えば、グループ番号が「1」である場合には、グループ番号の変更がないため、そのまま、書き込み用の入力部7cを押す(グループ番号の変更がある場合には、番号アップ用の入力部7bや番号ダウンの入力部7dを適宜押して変更した後に書き込み用の入力部7cを押す)。これにより、図8(c)に示すように、投入金額表示部8に、「Gr 1」と表示されると同時に、グループ番号1の交互販売に設定している選択押ボタン10の販売ランプが点灯するため、グループ番号1の交互販売として設定しなおす選択押ボタン10の販売ランプだけが点灯するように、適宜必要な選択押ボタン10を押しなおし、設定したい選択押ボタン10だけが選択された状態で、書き込み用の入力部7cを押す。これにより、グループ番号1の交互販売の設定を終了する。この後、同様な操作を行って、例えば、グループ番号2、グループ番号10の交互販売の設定を変更し、終了用の入力部7fを押して設定変更操作を終了する。また、設定変更操作が全て終了した場合には、終了用の入力部7fを押して、設定変更を終了する。
このようにして自動販売機の各種の設定変更を行った後に、変更内容が間違いないかどうかを確認しようとするに際し、従来構成の自動販売機によれば、再度、同様な操作を行わなければならず、極めて多くの操作が必要となって多くの手間や時間がかかり、作業能率が悪い欠点がある。さらに、変更内容を確認する際に誤操作して誤った内容に設定変更するおそれもあった。
しかしながら、本発明によれば、このような操作を行わなくてもよい。すなわち、本発明の自動販売機においては、自動販売機のオペレータやサービスマンなどにより外扉2が閉じられて、この外扉2の閉鎖を外扉開閉検知センサ5により検知すると、制御部3は、現在の自動販売機の各設定内容を、前記別途記憶領域に記憶された前回の各設定内容と比較し、変更された内容がある場合には、この変更内容を、投入金額表示部8に表示させる。
例えば、上記のように自動販売機の設定内容が変更された場合には、図9に示すように、投入金額表示部8に、まず、「3−05」と表示され、上位分類の設定項目種別番号(図9ならびに以下においては「モード」と称している)が「3」、下位分類の種別番号の項目番号(図9ならびに以下においては単に「項目」と称している)が「05」、すなわち、基準となる現在時刻(現在の時と分)の設定項目が変更されたことが示される。次いで、その設定時刻が「1525」(15時25分)に変更されたことが表示される。この後、「....」と表示され、表示項目が切り換えられたことが示される。続いて、「3−06」と表示され、モードが「03」、項目が「6」、すなわち、基準となる現在の月日の設定項目が変更されたことを示した後、その設定月日が「0312」(3月12日)に変更されたことが表示される。さらに、「....」と表示され、表示項目が切り換えられたことが示された後、「3−07」と表示され、年の設定項目が変更されたことを示した後、その設定月日が「2005」(2005年)に変更されたことが表示される。このような表示内容が、例えば、それぞれ所定時間(例えば1秒)おきに順に表示される。
これにより、自動販売機のオペレータやサービスマンなどは、外扉2を閉じるだけで、手間をかけることなく、自動販売機の基準となる設定時刻が15時25分に変更されたこと、基準となる月日の設定項目が3月12日に変更されたこと、基準となる年の設定項目が2005年に変更されたことを、順に目で見て確認することができる。
また、この後、引き続き自動販売機の投入金額表示部8には、「....」と表示されて項目の切り替えが通知された後に、図10に示すように、「Gr 1」と表示され、交互販売のグループ番号1に関する設定が変更されたことを示し、その後、交互販売グループ番号1に設定されている選択押ボタン10の販売ランプだけが点灯される。また、これに続いて、「....」と表示された後に、「Gr 2」と表示され、交互販売のグループ番号2に関する設定が変更されたことを示し、その後、交互販売グループ番号2に設定されている選択押ボタン10の販売ランプが点灯される。また、これに続いて、「....」と表示された後に、「Gr10」と表示され、交互販売のグループ番号10に関する設定が変更されたことを表示し、その後、交互販売グループ番号10に設定されている選択押ボタン10の販売ランプが点灯される。なお、修正された設定項目を全て表示し終わると、「−−−−」と表示して、設定変更内容の表示が一通り終了したことが知らされる。
これにより、自動販売機のオペレータやサービスマンなどは、手間をかけることなく、自動販売機の交互販売のグループ番号1に設定変更された選択押ボタン10を確認することができるとともに、引き続いて、設定変更された交互販売のグループ番号2とグループ番号10の交互販売の選択押ボタン10を確認することができる。
ここで、設定変更したデータの自動販売機の投入金額表示部8への表示タイミングとしては、外扉2を閉じてから所定時間後(例えば、3秒後)に表示させたり、また、外扉2を閉じて所定時間以内(例えば、30秒以内)に、外扉2設けられた釣銭返却レバー11(表示開始指示操作手段の1例)を操作した際に表示させたりすればよい。所定時間後(例えば、3秒後)に表示させる場合には、釣銭返却レバー11などの操作が不要であるので手間を省くことができる利点がある。一方、釣銭返却レバー11を用いる場合には、変更内容の表示が開始されるタイミングを管理者や係員が自由に選択できる利点がある。
また、表示終了タイミングとしては、外扉2を閉じてから所定時間、例えば5分間表示させたり、次回の販売動作が行われるまで行わせたり、あるいは、釣銭返却レバー11が再度操作された際に表示を終了させたりすればよい。
このように、本発明の自動販売機によれば、設定変更を行った管理者や係員は、従来のような手間のかかる入力操作を再度行わなくても、変更内容を良好に確認でき、作業能率が極めて良好となる。また、修正内容を確認するために、従来行っていたような入力部7の操作を行わなくてよいので、変更内容を確認する際に誤操作して誤った内容に設定変更することも防止され、信頼性も向上する。
また、上記構成においては、変更内容を外扉2に設けられた投入金額表示部9に表示させるようにしたので、変更内容を表示させるための表示部を別途に設けなくても済んで、製造コストの増加を防止できる利点がある。しかし、これに限るものではなく、別途に表示部を設けてもよい。
なお、上記実施の形態では、基準となる時刻(時分)、月日、年の設定変更や、交互販売の設定変更の場合を述べたが、他の項目の設定変更などの場合も、同様である。また、上記の実施の形態では、表示部としての投入金額表示部9が8セグメントLEDタイプのものである場合を述べ、この場合には項目番号を表示させた場合を述べたが、これに限るものではなく、例えば、漢字等を表示できる液晶表示器などを用いた場合には、項目名(例えば、「基準時分変更」、「基準月日変更」、「基準年変更」、「交互販売」)を直接表示させてもよく、この場合には、さらに、項目名の表示がじかに行われるため、さらに利便性が向上する。
また、上記実施の形態では、外扉2に外扉開閉検知センサ5を設けた場合を述べたが、この外扉開閉検知センサ5を自動販売機本体1側に取り付けてもよい。また、上記実施の形態では、自動販売機の各設定内容を外扉2が閉じられた際に、記憶部6内の設定内容記憶部以外の別途記憶領域に一時的に記憶させる場合を述べたが、これに代えて、外扉2が開けられた直後に記憶させてもよい。
本発明の実施の形態にかかる自動販売機の全体斜視図である。 同自動販売機の、外扉を開けた状態の斜視図である。 同自動販売機の要部を示すブロック図である。 同自動販売機の設定入力装置の正面図である。 同自動販売機の縦断面図である。 同自動販売機の変更内容確認方法を示すフローチャートである。 それぞれ、同自動販売機の基準時刻(時分)変更の際の入力手順ならびに投入金額表示部の表示内容を示す図である。 それぞれ、同自動販売機の交互販売設定変更の際の入力手順ならびに投入金額表示部などの表示内容を示す図である。 同自動販売機の基準時刻(時分)などの変更の際の変更内容表示状態を示す図である。 同自動販売機の交互販売設定変更の際の変更内容表示状態を示す図である。 従来の自動販売機の、外扉を開けた状態の斜視図である。
符号の説明
1 自動販売機本体
2 外扉
3 制御部
4 設定入力装置
5 外扉開閉検知センサ
6 記憶部
7 入力部
8 モニターランプ
9 投入金額表示部
10 選択押ボタン
11 釣銭返却レバー

Claims (5)

  1. 外扉の開閉を検知する外扉開閉検知手段と、自動販売機の設定内容を記憶する記憶手段と、外扉が開けられる前の設定内容と外扉が閉じられた際の設定内容とを比較し、変更された内容を、外扉に設けられた表示部に表示させる制御手段とを備えた自動販売機の変更内容確認装置。
  2. 表示部が外扉に設けられた投入金額表示部である請求項1記載の自動販売機の変更内容確認装置。
  3. 制御部は、外扉が閉じられた所定時間後に変更内容の表示を開始させる請求項1または2に記載の自動販売機の変更内容確認装置。
  4. 変更内容表示動作の開始を指示する表示開始指示操作手段を備えた請求項1または2に記載の自動販売機の変更内容確認装置。
  5. 表示開始指示操作手段が釣銭返却レバーである請求項4記載の自動販売機の変更内容確認装置。
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JP2020121770A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 株式会社メイワ 飲料供給装置

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