JP2006214401A - シール構造を備えたガスタービン - Google Patents

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Abstract

【課題】溝部内でのシール板の相対移動を防止し、シール板の摩耗による破損の低減を図るとともに、シール板の現地交換が可能なシール構造の提供を目的とする。
【解決手段】複数のロータディスクの隣接する面にロータ軸を囲んで互いに対向するように環状の張出部が形成され、該張出部の対向面に周方向に沿って溝部が形成され、該溝部内に環状に配設されたシール構造を備えたガスタービンであって、前記張出部と、前記溝部と、互いに重ねて環状に形成された複数の板から構成されるシール板組品と、前記張出部に設けたディスク係合部と前記シール板組品に設けたシール板係合部を介して前記張出部と前記シール板組品を係止するように、着脱可能に設けられた廻り止め部材から構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガスタービンのロータディスク間における燃焼ガス又は冷却媒体の漏洩を防止するシール構造を備えたガスタービンに関する。
ガスタービンの一般的な構成を示す概念図を図8、ガスタービンのロータディスク廻りの構造図を図9に示す。
ガスタービンは、図8に示すように、圧縮機51で空気を圧縮後、圧縮空気を燃焼器52に導入し燃料を投入して燃焼ガスを発生させ、発生した燃焼ガスをタービン53に導入してタービンを回転させ、発電機54から電力を取り出す構成となっている。ガスタービンの効率向上のためには、より高温の燃焼ガスを発生させることが必要であり、そのため動静翼部の冷却を目的として、冷却用空気や冷却用蒸気等の冷却媒体が使用される。ここでは、圧縮機51からの圧縮空気の一部を冷却媒体として使用する場合を、一例として説明する。タービン53のロータは、図9に示すように、ロータ軸58廻りの複数のロータディスク60で構成されている。ロータ内部に導入された冷却空気57が、タービン53のガスパス55に流出するのを防止すると共に、ガスパス55を流れている燃焼器からの燃焼ガス56がロータ内部に流入するのを防ぐため、図10に示すように隣接するロータディスク60の対向する面に、ロータ軸58を囲んで互いに向き合うように環状の張出部3(ディスクランドとも呼ぶ)を形成し、張出部3の先端の対向面に周方向に沿って溝部4を設けている。 更に、その溝部4の周方向に沿って環状のシール板組品71を挿入し、回転により発生する遠心力によりシール板組品71を溝部4の半径方向外方へ押し付けて、溝部4の内面とシール板組品71の外面とを密着させ、冷却空気57をシールしている。
このようなシール板組品の公知例として、特開平11−247999号公報に具体的な構成が示されている。このシール板組品71は、図11、図12に示すように、2枚重ねのシール板(外側シール板74、内側シール板75)とバネ板72で構成され、シール板に溶接にて固着された固定ピン73を介して、これら部材間を固定して、部材間の周方向のずれ防止を図っている。また図11に示すように、かかるシール板組品71は周方向に複数に分割され、バネ板72を内側に配置して、全体として円環状のシール板組品71を構成している。このような構成のシール板組品71は、図10に示すように、張出部3の溝部4内に挿入し、一体としてロータディスク60に組み込まれている。
特開平11−247999号公報
しかし、上記公報に示されるシール板組品71の場合、図12に示すように固定ピン73でシール板やバネ板相互の相対的な移動は拘束されるが、シール板組品71が一体として、ロータディスクに対して固定されていないため、溝部内で相対的な移動が可能な状態である。ガスタービンの定常運転時には、定格回転数で運転されているため、遠心力によりシール板が溝部の半径方向外方に押し付けられ、ロータディスクに対して相対移動が生ずることはない。しかしながら、低速回転時においては、遠心力による押し付け力が小さいため、ロータ周方向及び軸方向に溝部内で相対移動(がたつき)が発生して、やがてシール板の摩耗、破損に繋がり、定期的に交換を要するという問題点がある。
更に、図12に示されるシール板組品71は、固定ピン73が外側シール板74に溶接で固着されているため、定検時にシール板を交換するためには、ガスタービン本体を工場に持ち帰り、タービンを開放した後でなければ、シール板が交換できない。そのため、定検費用が増加し、また装置の停止時間も長くなるため、メンテナンス費用が無視できないという問題点が存在する。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、シール板の交換頻度の低減を図り、且つ、シール板の現地交換が可能な装置を備えたガスタービンの提供を目的とするものである。
請求項1に係わる発明は、複数のロータディスクの隣接する面にロータ軸を囲んで互いに対向するように環状の張出部が形成され、該張出部の対向面に周方向に沿って溝部が形成され、該溝部内に環状に配設されたシール構造を備えたガスタービンであって、前記張出部と、前記溝部と、互いに重ねて環状に形成された複数の板から構成されるシール板組品と、前記張出部に設けたディスク係合部と前記シール板組品に設けたシール板係合部を介して前記張出部と前記シール板組品を係止するように、着脱可能に設けられた廻り止め部材と、から構成されることを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、前記ディスク係合部が前記張出部に前記廻り止め部材を収容可能に設けられ、前記シール板係合部が前記シール板組品に孔状に設けられたことを特徴とする。
請求項3に係わる発明は、前記シール板組品が前記廻り止め部材により一体に固着されたことを特徴とする。
請求項4に係わる発明は、前記廻り止め部材が、中間保持材を含むことを特徴とする。
請求項5に係わる発明は、前記ディスク係合部が前記張出部に孔状に設けられ、前記シール板係合部が前記シール板組品の側縁に円弧状に設けられたことを特徴とする。
請求項6に係わる発明は、前記廻り止め部材が前記張出部に保持されたことを特徴とする。
請求項7に係わる発明は、前記廻り止め部材が廻り止めピンと保持リングから構成されることを特徴とする。
請求項8に係わる発明は、前記廻り止めピンが、ピン係合部と前記保持リングとが互いに嵌合して係止するように、歯車状係止構造を有することを特徴とする。
請求項9に係わる発明は、前記廻り止めピンが鍔部を有することを特徴とする。
請求項10に係わる発明は、前記ディスク係合部の内面に段差部が設けられたことを特徴とする。
請求項1に係わる発明の構成によれば、廻り止め部材が、ディスク係合部を介してロータディスクに係止され、またシール板係合部を介してシール板に係止しているため、シール板がロータディスクに対して相対移動を生じない。従って、シール板の摩耗、破損が低減し、シール板の交換頻度が減少する。また本発明の構成によれば、前記廻り止め部材が着脱自在な構造であるため、現地でのシール板の交換が可能となり、メンテナンス費用の削減に有効である。
請求項2に係わる発明の構成によれば、廻り止め部材が着脱可能なため、現地で容易にシール板の交換が可能である。またディスク係合部の現地加工が容易なため、より一層現地でのシール板の交換がやり易くなる。
請求項3に係わる発明の構成によれば、廻り止め部材によりシール板組品が一体として固着されるので、これら部材間のずれが生じず、シール板の摩耗、破損が低減できる。
請求項4に係わる発明の構成によれば、中間保持材の挿入により、固定ネジのネジ部の破損を防止できるので、シール板の交換時に交換作業が容易である。
請求項5に係わる発明の構成によれば、請求項2に記載の発明と比較して、より構造が簡単であり、また部品数も少ないので、現地でのシール板の交換が一層容易である。
請求項6に係わる発明の構成によれば、廻り止め部材が張出部に保持されるので、シール板組品に廻り止め部材の遠心力が作用することがなく、運転時のシール板組品のがたつきが少ない。
請求項7に係わる発明の構成によれば、シール板がロータディスクに組み込まれた状態で、保持部材と廻り止めピンの分離が可能であるので、現地で容易にシール板の取り外しができる。
請求項8に係わる発明の構成によれば、廻り止めピンと保持部材とがネジ結合ではなく、歯車状係止構造を採用しているので、着脱が容易である。
請求項9に係わる発明の構成によれば、遠心力により鍔部がディスク係合部の孔周囲部に当接するので、廻り止め部材周辺からの燃焼ガス又は冷却媒体の漏洩が抑えられる。
請求項10に係わる発明の構成によれば、廻り止めピンが保持部材を介してディスク係合部内面の段差部で保持されるため、運転停止時であっても廻り止めピンがロータ内部に落下することがない。
本発明の実施の形態を、図面を参照して説明するが、これらは実施の形態の一例を示すにすぎず、これらの実施の形態に限定されるものではない。本発明に係わるシール構造は、ロータディスクに設けられた張出部、該張出部に設けられた溝部、該溝部に挿入されるシール板組品及び廻り止め部材から構成され、シール板組品は、外側シール板及び内側シール板から構成される。
まず本発明の第1の実施形態に係わるシール構造について、図1から図4に基づき以下に説明する。また、本発明のシール構造を適用するガスタービンの構成及びロータディスクの構造は、背景技術で説明した図8から図10を共通に使用できる。従って共通に使用する部品名は、同一符号を用い、また図8から図10の詳細説明は省略する。
まず、本願発明に係わるシール構造1は、図1に示すように、ロータディスク60の張出部3に設けられ、該張出部3と、該張出部3に設けたディスク係合部5、シール板組品2、該シール板組品が挿入される溝部4及び廻り止め部材6から構成される。張出部3の相対向する位置には、隣接するロータディスク60から同様な溝部4を有する張出部3が張り出しており、シール板組品2は、両側の張出部3の対向面に設けられた溝部4内に収容された状態で使用される。ロータディスク60の張出部3には、廻り止め部材6を収容可能なディスク係合部5が設けられている。ディスク係合部5は、張出部3に設けた溝部4をロータ径方向に貫通するように形成され、張出部3の端面からロータ軸方向に対して所定の長さに渡り、廻り止め部材6が納まる大きさで、溝状に形成されている。またディスク係合部5は、周方向に対して、対応するシール板組品2の廻り止め部材6に合わせた位置、数だけ配設される。尚、ディスク係合部5は、相対向する張出部3の両方に設けてもよく、一方のみに設けてもよい。
次に、シール板組品2は、図3に示すように、外側シール板11及び内側シール板12により構成され、廻り止め部材6により固着される。2枚のシール板は周方向の複数個所で廻り止め部材6により、一体に固着されている。また外側シール板11及び内側シール板12共に周方向に分割部13を有し、分割部13は熱伸縮を吸収するため、わずかに隙間を設けて組み立てられている。尚、外側シール板11及び内側シール板12ともに、通常周方向で2又は4分割されるが、これに限定されるものではない。また、外側シール板11及び内側シール板12のそれぞれの分割部13は、互いに周方向にある程度の位相差を設けて、ずらせて組み付けられている。そのため、仮に外側シール板11の熱伸縮により分割部の隙間が幾分大きくなっても、ロータディスク60の回転により発生する遠心力により、外側シール板11と内側シール板12が密着して回転するため、分割部13から洩れこんだ燃焼ガスは、このシール板の密着面でシールされ、燃焼ガスが更に内部に侵入するおそれがない。同様の理由により、ロータ内部の冷却媒体が、シール板の分割部13からガスパス側へ流出するおそれもない。また外側シール板11と内側シール板12の分割部13の相対的な位相差(ずれ量)には、特に制限はなく、シールが可能な限り、任意の位相差(ずれ量)を採用できる。尚、廻り止め部材6は、シール板の各分割単位毎に1箇所設けてもよいし、複数箇所設けてもよい。
また、図2(a)、図2(b)、図2(c)に示すように、廻り止め部材6は、外側シール板11と内側シール板12を一体に固着すると共に、廻り止め部材6がディスク係合部5に収容可能に組み付けられる。外側シール板11と内側シール板12は、重ねて廻り止め部材6で固着され、シール板組品2として一体に張出部3の溝部4内に挿入される。
また、図4(a)、図4(b)に示すように、廻り止め部材6は、把持部材15、中間保持材18及び固定ネジ19から構成される。外側シール板11及び内側シール板12には、固定ネジ19挿入用の孔状に開口されたシール板係合部7(図3参照)が穿設されている。把持部材15は、コの字形状に形成され、相対向する上下2枚の把持部16で2枚のシール板を挟み込む。上下の把持部16には固定ネジ19を受け入れ可能なネジ孔17が開口され、シール板のシール板係合部7に合わせて中間保持材18を嵌挿する。更にロータ内部側からネジ孔17を介して固定ネジ19を挿入して、シール板組品2が一体として固定される。また固定ネジ19は、ボルト全長の一部にネジ部を設けているため、固定ネジ19をまわすことにより、シール板の締め込みが可能となる。更に中間保持材18を介してシール板を固定するので、シール板が固定ネジ19に直接接触することがなく、シール板組品2のがたつきが発生しても、固定ネジ19のネジ部を傷めるおそれがない。またディスク係合部5は、張出部4の先端に設けられるので、機械精度を損なうことなくディスク係合部5の現地加工が可能である。従って、既設のタービンでディスク係合部5を備えていないタービンであっても、現地で追加工することにより、シール板の現地交換が更に容易になる。
上述の構成によれば、シール板組品2は、それぞれのシール板に設けられたシール板係合部7及び固定ネジ19を介して、廻り止め部材6により一体に固着され、更に該廻り止め部材6が、張出部3に設けられたディスク係合部5を介して、ロータディスク60の張出部3に係止されるので、シール板組品2がロータディスク60に対して固着される。そのため、ロータ低速回転時において、シール板のロータ軸方向及び周方向の移動(がたつき)が抑えられ、シール板の摩耗及び交換頻度が低減する。
また、図1から図3には示していないが、図12で示すようなバネ板72を、前記シール板組品2の内側シール板12の内側に更に設けてもよい。このような構成によれば、シール板がロータの径方向外方へバネ力を受けるので、外側シール板11と溝部4上面の間のシール効果が大きくなる。
シール板組品2を交換する場合には、ロータディスク60の張出部3の周方向に沿って配設されたディスク係合部5で係止された廻り止め部材6の固定ネジ19をはずすことにより、外側シール板11、内側シール板12を分解できる。また、図示していないが、張出部3に設けた溝部4を挟んだ環状の突出部8のうちロータ内部側の突出部8には、シール板を溝部に挿入可能なように、周方向に沿って一定長さに切欠いた挿入用開口部を複数箇所設けているので、タービンを開放することなく、対向する張出部3間の隙間と挿入用開口部を利用して、シール板の出し入れが可能となる。
また、シール板を取付ける場合には、まず外側シール板11と内側シール板12を前記挿入用開口部から個別に溝部4内に挿入する。次に孔状に開口されたシール板係合部7が合うように2枚のシール板を重ね、更に廻り止め部材6の中間保持材18をシール板係合部7に嵌め込む。次に廻り止め部材6の把持部材15をディスク係合部5に嵌め込んだ状態で、シール板を把持部材15の把持部16間に挿入し、ロータ内部から固定ネジ19を把持部材15に設けたネジ孔17よりねじ込む。前記ネジ孔17及びシール板係合部7を介して、固定ネジ19を貫通させ、固定ネジ19を締めこむことにより、把持部16を介して外側シール板11と内側シール板12が固定され、シール板組品2が一体としてロータディスク60の溝部4内に固定される。このようなシール構造の構成によれば、ロータディスクを分解せずに、シール板の現地交換が可能となり、ガスタービンのメンテナンス費用の低減効果がある。
次に、本発明に係わる第2の実施形態について図5から図7に基づき以下に説明する。 第2の実施形態に係わるシール構造21は、第1の実施形態と同様に、ロータディスク60に設けられた張出部3、該張出部3に設けられた溝部4、該溝部4に挿入されるシール板組品22及び廻り止め部材26から構成され、シール板組品22は、外側シール板31及び内側シール板32から構成される。
シール板組品22は、外側シール板31と内側シール板32とを重ねて、廻り止め部材26で一体に固定され、ロータディスク60の張出部3に設けた溝部4内に配設されている。また各シール板の分割数、外側シール板31と内側シール板32の分割部33に関する相互の位置関係等は、第1の実施形態と同じ考え方である。但し、第1の実施形態におけるシール板係合部7を構成する貫通孔に代わり、第2の実施形態では、シール板組品22の側縁に円弧状のシール板係合部27が設けられている。このシール板係合部27は、シール板の側縁の一方のみでもよく両側縁に設けてもよい。また第1の実施形態では、ディスク係合部5が張出部3の端面に溝状に設けられているが、第2の実施形態におけるディスク係合部25は、張出部3の径方向内方に向け、上面から下面に貫通する孔として配設されている。
具体的には、図5(a)、図5(b)に示すように、ロータディスク60の張出部3に設けたディスク係合部25は、廻り止め部材26を嵌挿可能な貫通孔として形成され、ロータ径方向で張出部3の上面から下面の全長に渡り、溝部4を挟んで穿設されている。また貫通孔として形成されたディスク係合部25は、張出部3の端面から、溝部4を形成する底面がほぼ貫通孔の中心となる位置に設けられる。シール板組品22を溝部4内に挿入し、更にロータ内部から廻り止め部材26をディスク係合部25に挿入して、廻り止め部材26がシール板組品22に設けた円弧状のシール板係合部27に当接するようにシール板組品22を組み付ける。このような構成により、シール板組品22は、ディスク係合部25、廻り止め部材26及びシール板係合部27を介して、ロータディスク60に対して固定され、溝部4内でロータ軸方向及び周方向の動きが拘束される。
シール板組品22を取付ける場合には、図5(a)に示すように、外側シール板31と内側シール板32を張出部3の溝部4内にシール板係合部27が合うように重ねて挿入し、その後上述のように廻り止め部材26を挿入して、シール板組品22をシール板係合部27に当接するように固定すればよい。
次に、廻り止め部材26の構成について、図6により説明する。廻り止め部材26は、廻り止めピン35と保持リング36から構成される。廻り止めピン35は、円柱状のピン本体部37に対して、両端部の一端にはピン本体部37より大径となる鍔部38が設けられ、他端には保持リング36に嵌合可能な歯車状構造を有するピン係合部39が設けられている。更に、ピン本体部37とピン係合部39の間には、ピン凹部40が配設され、保持リング36の突起部41を受け入れ可能なように、突起部41の高さよりピン凹部40の深さが大きくなるように選定されている。 保持リング36には、ピン係合部39に嵌合するように、内周面にピン係合部39と同じピッチで突起部41が設けられている。保持リング36の内周面に配置された突起部41先端の内径は、ピン係合部39の歯底直径より大きく設定され、突起部41の径方向の幅はピン係合部39の歯底溝幅より小さく選定されている。
貫通孔であるディスク係合部25は、図7に示すように、ロータ外部側に面する内径の方がロータ内部側の内径よりも大きくなるように、ディスク係合部25の内周面の軸方向ロータ外部側寄りに段差部42を設けている。段差部42を境として、ロータ外部側に位置するディスク係合部25の大径側の内周面は、保持リング36に内接し、ロータ内部側に位置する小径側の内周面は、ピン本体部37に内接している。
廻り止め部材26をディスク係合部25に取付ける場合、ロータ内部側から廻り止めピン35のピン係合部39を頭にして、張出部3のロータ内部側壁に穿設されたディスク係合部25から挿入される。挿入に際して、溝部4内に予め配設されているシール板組品22の位置を調整し、円弧状のシール板係合部27に廻り止め部材26が当接するように組み付ける。廻り止めピン35は、ディスク係合部25の縁に廻り止めピンの鍔部38が当接するまで挿入し、ロータ外部側からディスク係合部25に保持リング36を嵌挿する。その際、保持リング36の突起部41が、ピン係合部39の歯車構造の山に干渉しないよう、保持リング36を回転させ、保持リング36をピン係合部39の所定位置に嵌め込む。次に保持リング36を嵌め込んだ位置から更にロータ径方向内方に押し込んで、保持リング36の突起部41がピン凹部40の位置に達した位置で、ピン係合部39の歯幅が保持リング36の突起部41の上に重なるように、保持リング36を回転させる。即ち、ピン係合部39の歯幅と保持リング36の突起部41が重なることにより、ピン本体部37はピン係合部39と保持リング36を介して、ディスク係合部25の内周面に設けられた段差部42に保持される。
上記構成によれば、通常運転時は当該部材には遠心力が働いて、廻り止めピン35の鍔部38が張出部3に穿設されたディスク係合部25の縁に当接したまま保持される。一方、ロータ停止時は、上述のように、ディスク係合部25の内周面に設けた段差部42に保持リング36の下面が当接するので、廻り止め部材26がディスク係合部25内に保持されロータ内部に落下することを防止できる。
また、このようにして廻り止め部材26を組み付ければ、第1の実施形態と同様に、シール板組品22が廻り止め部材26を介してロータディスク60に固定されるので、相対移動が生じない。またロータの低速回転時においてもシール板組品22が溝部4内でがたつくことが少ない。更に、シール板を交換の際は、第1の実施形態と同様に、現地で容易に廻り止め部材をはずして、シール板組品を分解し、交換ができる。また、第2の実施形態においては、廻り止め部材26が、張出部3に穿設されたディスク係合部25に嵌合されて保持されるため、シール板組品22に廻り止め部材26の遠心力が作用することがない。そのため、廻り止め部材のがたつきをより小さく抑えることができ、溝部4及びディスク係合部25の内壁を傷めることもない。更に、第1の実施形態に係わるシール構造と比較して、構造が簡単であり、部品数も少ないので、現地での交換作業が一層容易である。
本発明の第1実施形態に係わるシール板組品を溝部内に取付ける取付図を示す。 本発明の第1実施形態に係わるシール板組品が溝部内に組み込まれた状態での、ロータ軸線を含む面で切った断面図(図1に示すA−A部、B−B部)を(b)、(c)に示す。また廻り止め部材廻りの平面図(C−C部)を(c)に示す。 本発明の第1実施形態に係わるシール板組品の斜視図を示す。 本発明の第1実施形態に係わる廻り止め部材の構成を(a)に示し、把持部材の詳細を(b)に示す。 本発明の第2実施形態に係わるシール板組品の取付図を(a)に示し、シール板組品の断面図を(b)に示す。また廻り止め部材廻りの断面図を(c)に示す。 本発明の第2実施形態に係わる廻り止め部材の構成を示す。 本発明の第2実施形態に係わる廻り止め部材の取付断面図を示す。 ガスタービンの一般的構成を示す概念図を示す。 ガスタービンのロータディスク廻りの構造図を示す。 従来のシール板組品廻りの構造図を示す。 従来のシール板組品の斜視図を示す。 従来のシール板組品の構成を示す。
符号の説明
1、21 シール構造
2、22、71 シール板組品
3 張出部
4 溝部
5、25 ディスク係合部
6、26 廻り止め部材
7、27 シール板係合部
8 突出部
11、31、74外側シール板
12、32、75内側シール板
13、33 分割部
15 把持部材
16 把持部
17 ネジ孔
18 中間保持材
19 固定ネジ
35 廻り止めピン
36 保持リング
37 ピン本体部
38 鍔部
39 ピン係合部
40 ピン凹部
41 突起部
42 段差部
51 圧縮機
52 燃焼器
53 タービン
54 発電機
55 ガスパス
56 燃焼ガス
57 冷却媒体
58 ロータ軸
60 ロータディスク
72 ばね板
73 固定ピン

Claims (10)

  1. 複数のロータディスクの隣接する面にロータ軸を囲んで互いに対向するように環状の張出部が形成され、該張出部の対向面に周方向に沿って溝部が形成され、該溝部内に環状に配設されたシール構造を備えたガスタービンであって、
    前記張出部と、
    前記溝部と、
    互いに重ねて環状に形成された複数の板から構成されるシール板組品と、
    前記張出部に設けたディスク係合部と前記シール板組品に設けたシール板係合部を介して前記張出部と前記シール板組品を係止するように着脱可能に設けられた廻り止め部材と、から構成されるシール構造を備えたガスタービン。
  2. 前記ディスク係合部が前記張出部に前記廻り止め部材を収容可能に設けられ、前記シール板係合部が前記シール板組品に孔状に設けられた請求項1に記載されたシール構造を備えたガスタービン。
  3. 前記シール板組品が前記廻り止め部材により一体に固着された請求項2に記載されたシール構造を備えたガスタービン。
  4. 前記廻り止め部材が、中間保持材を含む請求項3に記載されたシール構造を備えたガスタービン。
  5. 前記ディスク係合部が前記張出部に孔状に設けられ、前記シール板係合部が前記シール板組品の側縁に円弧状に設けられた請求項1に記載されたシール構造を備えたガスタービン。
  6. 前記廻り止め部材が前記張出部に保持された請求項5に記載されたシール構造を備えたガスタービン。
  7. 前記廻り止め部材が廻り止めピンと保持リングから構成される請求項5に記載されたシール構造を備えたガスタービン。
  8. 前記廻り止めピンが、ピン係合部と前記保持リングとが互いに嵌合して係止するように、歯車状係止構造を有する請求項7に記載されたシール構造を備えたガスタービン。
  9. 前記廻り止めピンが鍔部を有する請求項7に記載されたシール構造を備えたガスタービン。
  10. 前記ディスク係合部の内面に段差部が設けられた請求項7に記載されたシール構造を備えたガスタービン。
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