JPH11502006A - ガスタービンエンジンの耐摩耗性エアシールアッセンブリ - Google Patents

ガスタービンエンジンの耐摩耗性エアシールアッセンブリ

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JPH11502006A JP8527799A JP52779996A JPH11502006A JP H11502006 A JPH11502006 A JP H11502006A JP 8527799 A JP8527799 A JP 8527799A JP 52779996 A JP52779996 A JP 52779996A JP H11502006 A JPH11502006 A JP H11502006A
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Abstract

(57)【要約】 ガスタービンエンジン10のためのエアシールアッセンブリ54は、前方レール68とリングレール58とを有するエアシール本体部分62を含む。両方のレールは、エアシール本体部分62から径方向外向きに伸びており、複数のスペーサ60によって互いより空間的に離間している。前方レール68とリングレール58とを互いから分離することができるように、エアシールアッセンブリ54は、少なくとも二つの部分にセグメント化されている。各レール68,58は、前方レール68及びリングレール58の摩耗を減少させるために、エアシールの組み立て前に耐摩耗性被膜を溶射することのできる接触面70,80を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 ガスタービンエンジンの耐摩耗性エアシールアッセンブリ 技術分野 本発明は、ガスタービンエンジンに関し、特にガスタービンエンジン用のエア シールアッセンブリに関する。 従来の技術 ガスタービンエンジンは一般に、圧縮機、燃焼機及びタービンを備える。ガス タービンエンジンの各セクションは、長手軸に沿って順にエンジンケーシング内 に配置されている。空気は、エンジンを軸方向に流れる。周知の通り、圧縮機で 圧縮されたガスは、燃料と混ざり、燃焼機で点火及び燃焼される。燃焼機より発 生する高温生成物は、タービンで膨張し、それにより、タービンが回転して、圧 縮機が駆動される。 圧縮機及びタービンは、両方とも回転エアフォイル及び固定エアフォイルが交 互に配置された列を有する。これらのエアフォイルは、一般的に、それぞれブレ ード及びベーンと呼ばれる。各エアフォイルは、外径部分及び内径部分がフラン ジ部となっているエアフォイル部を含む。ブレードは、回転ディスク内に固定さ れる。ベーンは、一般的にエンジンケーシングから突出した片持ち翼になってい る。各ベーンの外径部分は、前方接続部及び後方接続部でエンジンケーシングに 固定されている。各ベーンの内径部分は、エアシールにゆ るくはまっている。 エアシールは、高圧の空気が低圧領域に漏れるのを防ぐ。ガスタービンエンジ ンに現在使用されているエアシールは、金属合金によって製造されており、一体 型の設計となっている。現在のエアシールは、環状のエアシール本体部分と、一 体型に加工されている前方及び後方のレールと、を含む。これらのレールは、空 間的に離間しており、上記エアシール本体部分より径方向外向きに伸びる。ベー ンの内径部分に設けられたフランジ部は、前方及び後方のレールの間の間隙には まる。組み立てのために、後方レールは、前方レールよりも短い。 現在使用されているのエアシールは、単純で比較的低価格であるが、比較的早 く摩耗する。エアシールにおける広範囲の摩耗の一つの要因は、一般的なエンジ ン振動にガスタービンがさらされることである。エンジン振動によって、ベーン の内径部分にゆるくはまったフランジ部と、エンジンの前方及び後方のレール接 触面と、の間に相対運動が起こる。ベーンフランジが前方及び後方のレールの接 触面とこすれ合うので、レールの接触面は摩耗する。ガスタービンエンジン内へ ベーンを取り付ける方法によって、特に後方レールが摩耗しやすい。 金属部材の摩耗を減少させる方法の一つには、接触面に耐摩耗性の被膜層を施 すことがある。被膜は、高耐久性、耐高温、及び耐摩耗性の金属であり、フレー ム溶射又はプラズマ溶射によって表面に溶射される必要がある。表面に被膜を溶 射するためには、サイトライン(line of site)や溶射ラインとも呼ばれる、表面 へのアクセス が必要である。現在使用されているエアシールでは、後方レールが前方レールよ りも短いので、前方レールの接触面は被膜を施すためにアクセス可能である。し かし、後方レールに関しては、前方レールによって溶射ラインが遮られるので、 耐摩耗性被膜層を溶射するためにアクセスすることができない。従って、現在の 設計における後方レールは、保護されていない状態である。 更に、後方レールが前方レールよりも短いために、後方レールの摩耗率は、前 方レールよりも大きい。摩耗率が接触面の関数であることは、周知である。後部 レールは、ベーンフランジとの接触領域が比較的小さいので、前方レールよりも 速く摩耗する。ベーンは、後部レールの広範な摩耗によって回転ブレード列の方 向に傾いてしまう。後方レールが完全に摩耗してしまうと、ベーンは、そのベー ン列に隣接したタービンブレードの列に衝突してしまう。ベーンと回転ブレード との間でのこのような接触は、エンジンの性能を損ない、エンジンの故障につな がるおそれがある。 後方レールの摩耗を減少させる他の試みには、ベーンと後方レールとの接触領 域を増加させるものがある。しかし、比較的長い後方レールを設けると、現在用 いられている組み立て手順を使用することは不可能になり、また、前方レールに 耐摩耗性被膜を溶射するための溶射ラインが遮られてしまうので前方レールに被 膜を施すことができなくなってしまう。 後部レールの摩耗を減少させるまた他の方法には、エアシール全体をより耐摩 耗性が高い金属によって製造することが挙げられる。このような金属の一つとし ては、コバルトがある。しかし、エアシ ール全体をコバルト又は同様の耐摩耗性の金属で製造すると費用が大変高額にな るので、この方法を用いることはできない。 本産業において現在実施されているのは、ガスタービンエンジンのオーバホー ルや修理時にエアシール全体を交換することである。この方法は、大変コストが 高いので、本産業において、より耐摩耗性が高いエアシールが求められている。 発明の開示 本発明の目的は、ガスタービンエンジンエアシールアッセンブリにおける摩耗 を減少させることである。 本発明によると、ガスタービンエンジンのためのエアシールアッセンブリは、 エアシール本体部分を有する環状の第一エアシールを含む。エアシールの本体部 分は、そこから径方向外向きに伸びる前方レールと、第一エアシールに取り付け られたリングレールと、を有する。前方レールと、リングレールと、の間にガス タービンエンジンベーンのベーンフランジをはめ込むために設けられた複数のス ペーサによって、リングレールと、前方レールとは、空間的に離間している。本 発明によって、組み立て前に前方レール及びリングレールにそれぞれ耐摩耗性被 膜を溶射することができる。耐摩耗性被膜は、各レールとベーンフランジとの間 での相対運動によって引き起こされる摩耗から前方レール及びリングレールを保 護し、それらの運用寿命を延長する。 本発明の一つの形態では、ベーンフランジと接触するリングレールの接触面は 、リングレールの径方向外側端部に向かって部分的に 先細り状即ちテーパ状となっている。金属部材間の接触領域を増加させることに よって、部材間の摩耗速度を減少させることができるということは周知である。 リングレールの初期接触面が摩耗し始めるに従って、テーパ面によって、ベーン フランジとリングレールとの間の接触領域が増加する。従って、摩耗が進むにつ れて、本発明のテーパ面によって摩耗速度を減少させることができる。 本発明の主要な利点の一つには、径方向に長くなるようにリングレールを製造 することができることが挙げられる。リングレールの長さを延長することによっ て、避けることのできない摩耗が起った時にリングレールとベーンフランジとの 間の接触領域を増加させ、それにより、リングレールの摩耗速度を減少させるこ とができる。前方レールには、組み立て前に耐摩耗性被膜を溶射することができ るので、リングレールの長さを延長することで前方レールへの耐摩耗性被膜の溶 射が妨げられることはない。更に、テーパ面によって前方及び後方レールの間に ベーンをはめ込むことができる十分な間隙が提供されるので、リングレールの長 さを延長することによって組み立て工程が妨げられることもない。 本発明の他の主要な利点は、リングレールをコバルト又は他の同様の耐摩耗性 材料より製造することができる点である。リングレールの大きさは比較的小さい ので、エアシールの製造に使用される従来の材料よりもかなり高価な金属でリン グレールを製造することがコスト的に可能となる。 本発明のまた他の利点は、リングレールが次第に摩耗しても、エアシール全体 ではなく、リングレールのみを交換すればよい点であ る。リングレールにかかる負荷は、前方レールにかかる負荷よりも大きいので、 リングレールは、前方レールよりも頻繁に修理及び交換することが必要である。 このため、上記利点によって、ガスタービンエンジンの運用寿命の間、かなりの コストを削減することができる。 本発明に係る上記のまたその他の利点は、以下の実施形態の詳細な説明及び付 随する図面によってより明らかになる。 図面の簡単な説明 図1は、ガスタービンエンジンの簡略化された部分切欠き図である。 図2は、ガスタービンエンジンケーシングに固定されてエアシールアッセンブ リにはめ込まれた状態のベーンの拡大及び簡略化された部分説明図である。 図3は、図2のエアシールアッセンブリの断面図である。 図4は、ベーンクラスタがはめ込まれている図3のエアシールアッセンブリの 分解説明図である。 図5は、ベーンクラスタがはめ込まれている図4のエアシールアッセンブリの 部分切欠き側面図である。 図6は、本発明に係るテーパ面を有するリングレールを含む図5のエアシール アッセンブリの拡大部分切欠き図である。 図7は、摩耗した図6のエアシールアッセンブリの部分切欠き図である。 図8は、エアシールアッセンブリの他の形態の断面図である。 発明の最良の実施形態 図1を参照すると、ガスタービンエンジン10は、圧縮機12と、燃焼機14 と、タービン16と、をそれぞれ有する。ガスタービンエンジン10の上記セク ション12、14、及び16は、長手軸18に沿って順にガスタービンエンジン ケーシング20内に設けられている。空気22は、ガスタービンエンジン10の 各セクション12、14及び16を通って軸方向に流れる。圧縮機12及びター ビン16は、回転ブレード24及び固定ベーン26が交互に配置された列を備え る。回転ブレード24は、回転ディスク28上に固定されている。固定ベーン2 6は、エンジンケーシング20から突出した片持ち翼になっている。 図2を参照すると、ベーン26は、外径バットレス32と、内径バットレス3 4と、がフランジ部となっているエアフォイル部30を含む。外径バットレス3 2は、前方フック36及び後方フック38を備える。前方フック36及び後方フ ック38は、それぞれ前方接続部40及び後方接続部42でエンジンケーシング 20に固定されている。内径バットレス34は、そこより突出するベーンフラン ジ46を有する。図4及び図5に最もよく示されているように、フランジ部46 は、スロット48を備える。図4及び図5は、ベーンクラスタ50内に配置され たベーン26を示しており、各クラスタ50にはそれぞれ三本のベーンが配置さ れている。各ベーンクラスタ50は、一つの内径バットレスと、一つの外径バッ トレスを共有する。内径バットレス34のベーンフランジ46は、エアシールア ッセンブリ54内にはめ込まれる。 図2−4を参照すると、エアシールアッセンブリ54は、第一環状エアシール 56と、リングレール58と、複数のスペーサ60と、をそれぞれ有する。第一 エアシール56は、上流端64と、下流端66と、上流端64より径方向外向き に伸びる前方レール68と、を備えるエアシール本体部分62を有する。前方レ ール68は、ベーンフランジ46と接触する前方レール接触面70を備える。前 方レール68の内部には、複数の前方レール開口部72が形成されている。 リングレール58は、内径端部74と、外径端部76と、それらの端部の間の リングレール接触面80と、を有する。上記リングレール接触面80は、ベーン フランジ46と接触し、前方レール接触面70に対向する。リングレール58は 、前方レール開口部72と整合するように配置された複数のリングレール開口部 82を備える。 各スペーサ60は、ベーンクラスタ50のスロット48にはまる大きさとなっ ている。各スペーサ60の内部には、スペーサ開口部84が設けられている。 前方レール接触面70及びリングレール接触面80には、エアシールアッセン ブリ54の組み立ての前に耐摩耗性被膜が溶射される。エアシールアッセンブリ 54を組み立てる時には、まず、リングレール開口部82は、前方レール開口部 72と整合するように配置され、リングレール58と前方レール68との間には 、上記複数のスペーサ60によって間隙が設けられる。次に、上記アッセンブリ は、 ボルト86、ピン、又はその他の固定手段によって一体となるよう固定される。 この固定手段86は、リングレール開口部82と、スペーサ開口部84と、前方 レール開口部72を通る。図5で最もよく示されているように、エアシールアッ センブリ54の組み立てが完了した状態では、それぞれのベーンクラスタ50の 各ベーンフランジ46は、スペーサ60がスロット48内にはまった状態でエア シールアッセンブリ54内にはめ込まれている。それぞれのスペーサ60は、エ アシールアッセンブリ54の回転を防止する回転防止装置として機能する。最後 に、図2で示されるように、各ベーン26の前方フック36及び後方フック38 がそれぞれ前方接続部40及び後方接続部42でエンジンケーシング20内には まるように、エアシール及びベーンサブアッセンブリは、エンジンケーシング2 0内に配置される。 本発明によって、エアシールアッセンブリ54の後方レール58の摩耗をかな り減少させることができる。リングレール接触面80に耐摩耗性被膜を施すこと によって、リングレール58の摩耗速度は減少するので、エアシールアッセンブ リ54の運用寿命を実質的に延長することができるのである。 図6は、本発明の他の形態を示している。リングレール58は、リングレール 接触面80と交差する、即ち、接触面80につながってリングレール58の外径 端部76に向かって先細即ちテーパ状となるように伸びるテーパ面88を含む。 テーパ面88は、リングレール58の摩耗速度を減少させる。リングレール初 期接触面80は、図6に示すように、予め定義された 径方向長さ90を有する。耐摩耗性被膜によって摩耗の速度をかなり減少させる ことができるが、リングレール初期接触面80は、必然的に摩耗する。図7に示 すように、テーパ面88が設けられていることによって、リングレール初期接触 面80が摩耗するに従って摩耗に伴って形成されるリングレール接触面180の 径方向長さ190は、増加する。摩耗に伴う接触面180におけるこのような増 加によって、リングレール58の摩耗速度は減少する。従って、リングレール接 触面80にアクセスして被膜を溶射することができ、また、テーパ面88によっ てベーンフランジ46とリングレール58との間で摩耗に伴う接触領域が増加す るので、本発明に係るエアシールアッセンブリ54の耐摩耗性は高くなる。 更に、本発明によって、他の機能を損なわずにリングレール58の径方向長さ を延長することができ、それにより、ベーンフランジ46とリングレール接触面 80との接触領域を拡大することができる。また、ベーンフランジ46を前方レ ール68と、リングレール58と、の間にはめ込むのに十分な間隙がテーパ面8 8によって提供されるので、組み立て工程を変える必要がない。更に、前方レー ル68は、組み立ての前に溶射されるので、リングレール58の長さを延長する ことによって耐摩耗性被膜を溶射する際に前方レール68へアクセスしにくくな るおそれはない。 エアシールの製造には、どのような金属合金を用いてもよいが、本発明によっ て、リングレール58をコバルトのようにより高価でより耐摩耗性の高い材料で 製造することが経済的に可能となる。リングレール58は、エアシールアッセン ブリ54全体に比べて比較 的小さいので、そのように小さな部位をコバルト又は耐摩耗特性を有する同様の 材料で製造することは費用的に可能だからである。 本発明の他の利点は、リングレール58が次第に摩耗しても、エアシール54 全体ではなく、リングレール58のみを交換すればよい点である。リングレール 58にかかる負荷は、前方レールにかかる負荷よりも大きいので、リングレール は、前方レールよりも速く摩耗し、前方レールよりも頻繁な修理や交換が必要と なる。従って、上記利点によって、ガスタービンエンジン10の運用寿命の間か なりのコストを削減することができる。 図8を参照すると、エアシールアッセンブリ254の他の形態は、エアシール 本体部分262を備える第一エアシール256を含む。エアシール本体部分26 2は、そこから径方向外向きに伸びる前方レール268と、エアシール本体部分 262に取り付けれらたL字型のリングレール258と、を有する。リングレー ル258は、図8に示すように、リベット286を使用してエアシール本体部分 262に取り付けることができ、また、エアシール本体部分262上に溶接する こともできる。複数のスペーサ260は、第一エアシール256の前方レール2 68と一体に示されている。しかし、スペーサ260は、リングレール258と 一体に設けることもできる。 スペーサ60は、四角い形状として示されているが、前方レール68とリング レール58とが空間的に離間しており、エアシールアッセンブリ54の回転が防 止されている限り、スペーサはどのような形状であっても本発明の範囲内である 。更に、本発明の新規性は、 組み立て前に各レール68,58のそれぞれの接触面70,80に耐摩耗性被膜 を溶射することができるように、エアシールが少なくとも二つの部分にセグメン ト化されている点にある。従って、前方レール及びリングレールが異なるセグメ ントに配置されており、エアシールの組み立て前に各レールの接触面に耐摩耗性 の被膜を溶射することができる限り、本発明の実施に当たってエアシールアッセ ンブリをどの部分でセグメント化してもよい。更に、示されているエアシールア ッセンブリは、第二段タービンベーン用のものであるが、本発明は、圧縮機又は タービンベーンのどの段であっても使用することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年2月14日 【補正内容】 るくはまっている。 エアシールは、高圧の空気が低圧領域に漏れるのを防ぐ。ガスタービンエンジ ンに現在使用されているエアシールは、金属合金によって製造されており、一体 型の設計となっている。現在のエアシールは、環状のエアシール本体部分と、一 体型に加工されている前方及び後方のレールと、を含む。これらのレールは、空 間的に離間しており、上記エアシール本体部分より径方向外向きに伸びる。ベー ンの内径部分に設けられたフランジ部は、前方及び後方のレールの間の間隙には まる。組み立てのために、後方レールは、前方レールよりも短い。 フランス特許公開(旧法)第2086275号は、環状の本体部分と、本体部 分より径方向外向きに伸びる環状の前方レールと、を備える第一エアシールを有 するエアシールアッセンブリを開示している。リングレールは、上記前方レール と間に複数の空隙を有するように分離されている。複数の固定装置が上記レール と上記空隙を通り、リングレールをエアシール上に固定する。 現在使用されているのエアシールは、単純で比較的低価格であるが、比較的早 く摩耗する。エアシールにおける広範囲の摩耗の一つの要因は、一般的なエンジ ン振動にガスタービンがさらされることである。エンジン振動によって、ベーン の内径部分にゆるくはまったフランジ部と、エンジンの前方及び後方のレール接 触面と、の間に相対運動が起こる。ベーンフランジが前方及び後方のレールの接 触面とこすれ合うので、レールの接触面は摩耗する。ガスタービンエンジン内へ ベーンを取り付ける方法によって、特に後方レールが 摩耗しやすい。 金属部材の摩耗を減少させる方法の一つには、接触面に耐摩耗性の被膜層を施 すことがある。被膜は、高耐久性、耐高温、及び耐摩耗性の金属であり、フレー ム溶射又はプラズマ溶射によって表面に溶射される必要がある。表面に被膜を溶 射するためには、サイトライン(line of site)や溶射ラインとも呼ばれる、表面 へのアクセス 請求の範囲 1.ガスタービンエンジン10用のエアシールアッセンブリ54であって、前記 ガスタービンエンジンは、ロータブレード24と固定ベーン26とが交互に配置 されている列を有し、前記ブレードは、ロータディスク28に固定されており、 前記固定ベーンは、内径部分34と、外径部分32と、を有し、前記ベーンの前 記外径部分は、エンジンケーシングから突出した片持ち翼になっており、前記ベ ーンの前記内径部分34は、前記エアシールアッセンブリ54にはめ込まれてお り、 第一エアシール56を有し、前記第一エアシールは、環状の本体部分と、前記 本体部分より径方向外向きに伸びる環状の前方レール68と、を含み、前記前方 レールは、複数の前方レール開口部72を備えており、 リングレール58を有し、前記リングレールは、前記前方レールと空間的に離 間されており、前記リングレールは、その内部に複数のリングレール開口部82 を備えており、 複数のスペーサ60を有し、前記スペーサは、前記前方レールと、前記リング レールと、を空間的に離間してそれらの間にはまり、前記各スペーサは、ぞれぞ れ内部にスペーサ開口部84を備えており、 複数の固定装置86を有し、前記各固定装置は、前記リングレール開口部と、 前記スペーサ開口部と、前記前方レール開口部と、の間を通って前記スペーサを 間に挟んだ状態で前記リングレールを前 記エアシール上に固定し、それにより、前記ベーンの内径部分は、前記前方レー ルと、前記リングレールとの間に配置されるエアシールアッセンブリにおいて、 前記リングレール58は、前記前方レールと対抗して前記リングレールの径方 向内側端より径方向外向きに伸びるリングレール接触面80と、前記リングレー ル接触面と交差して該リングレール接触面の径方向外向きに配置されたテーパ面 88と、を有することを特徴とするエアシールアッセンブリ。 2.前記前方レール68接触面70には、耐摩耗性皮膜が施されていることを特 徴とする請求項1記載のエアシールアッセンブリ。 3.前記リングレール接触面80には、耐摩耗性皮膜が施されていることを特徴 とする請求項1又は2に記載のエアシールアッセンブリ。 4.前記固定手段は、ボルトであることを特徴とする請求項1又は2又は3に記 載のエアシールアッセンブリ。 5.前記複数のスペーサは、前記前方レールと一体に取り付けられていることを 特徴とする請求項1、2、3、4のいずれかに記載のエアシールアッセンブリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ガスタービンエンジン用のエアシールアッセンブリであって、前記ガスター ビンエンジンは、ロータブレードと固定ベーンとが交互に配置されている列を有 し、前記ブレードは、ロータディスクに固定されており、前記固定ベーンは、内 径部分と、外径部分と、を有し、前記ベーンの前記外径部分は、エンジンケーシ ングから突出した片持ち翼になっており、前記ベーンの前記内径部分は、前記エ アシールアッセンブリにはめ込まれているエアシールアッセンブリにおいて、 第一エアシールを有し、前記第一エアシールは、環状の本体部分と、前記本体 部分より径方向外向きに伸びる環状の前方レールと、を含み、前記前方レールは 、複数の前方レール開口部を備えており、 リングレールを有し、前記リングレールは、前記前方レールと空間的に離間さ れており、前記リングレールは、その内部に複数のリングレール開口部を備えて おり、 複数のスペーサを有し、前記スペーサは、前記前方レールと、前記リングレー ルと、を空間的に離間してそれらの間にはまり、前記各スペーサは、ぞれぞれ内 部にスペーサ開口部を備えており、 複数の固定装置を有し、前記各固定装置は、前記リングレール開口部と、前記 スペーサ開口部と、前記前方レール開口部と、の間を通って前記スペーサを間に 挟んだ状態で前記リングレールを前記第一エアシール上に固定し、それにより、 前記ベーンの内径部分は、 前記前方レールと、前記リングレールとの間に配置されることを特徴とするエア シールアッセンブリ。 2.前記第一エアシールの前記前方レールは、前記リングレールに対向する前方 レール接触面を備え、前記前方レール接触面には、耐摩耗性皮膜が施されている ことを特徴とする請求項1記載のエアシールアッセンブリ。 3.前記リングレールは、前記前方レールに対向するリングレール接触面を備え 、前記リングレール接触面には、耐摩耗性皮膜が施されていることを特徴とする 請求項1記載のエアシールアッセンブリ。 4.リングレール接触面を有し、前記リングレール接触面は、前記前方レールに 対向するように前記後部レール上に配置されており、前記リングレールの径方向 内側端部より径方向外向きに伸びており、 テーパ面を有し、前記テーパ面は、前記リングレール接触面と交差しており、 前記リングレール接触面の径方向外側に配置されていることを特徴とする請求項 1記載のエアシールアッセンブリ。 5.前記固定手段は、ボルトであることを特徴とする請求項1記載のエアシール アッセンブリ。 6.ガスタービンエンジン用のエアシールアッセンブリであって、 第一エアシールを有し、前記第一エアシールは、上流端及び下流端を備える環 状の本体部分と、前記本体部分の前記上流端より伸びる環状の前方レールと、を 含み、前記前方レールは、前方レール接触面を備え、該接触面と一体となるよう に取り付けられた複数のスペーサを有し、前記複数のスペーサ及び前記前方レー ルには、複数の前方レール開口部が設けられており、 リングレールを有し、前記リングレールは、前記前方レールの下流に配置され ており、前記複数のスペーサによって前記前方レールと空間的に離間されており 、前記リングレールは、複数のリングレール開口部と、前記前方レール接触面に 対向するリングレール接触面と、を備えており、 複数の固定手段を有し、前記各固定手段は、前記複数のリングレール開口部と 、前記複数の前方レール開口部と、を通って前記リングレールを前記第一エアシ ールに固定することを特徴とするエアシールアッセンブリ。 7.前記前方レール接触面及び前記リングレール接触面には、組み立ての前に耐 摩耗性皮膜が施されることを特徴とする請求項6記載のエアシールアッセンブリ 。 8.前記リングレール接触面と交差するテーパ面を有し、前記テーパ面は、前記 リングレール接触面の径方向外側に配置されていることを特徴とする請求項6記 載のエアシールアッセンブリ。 9.ガスタービンエンジン用のエアシールアッセンブリであって、 第一エアシールを有し、前記第一エアシールは、環状の本体部分と、前記本体 部分より径方向外向きに伸びる環状の前方レールと、を含み、前記前方レールは 、前方レール接触面を備えており、 リングレールを有し、前記リングレールは、前記前方レールと空間的に離間さ れており、前記リングレールは、前記前方レール接触面に対向するリングレール 接触面を備えており、前記リングレールは、前記第一エアシールに取り付けられ ていることを特徴とするエアシールアッセンブリ。 10.前記リングレールは、L字型であることを特徴とする請求項9記載のエア シールアッセンブリ。 11.ガスタービンエンジン用のエアシールアッセンブリであって、 第一エアシールを有し、前記第一エアシールは、上流端及び下流端を備える環 状の本体部分と、前記本体部分の前記上流端より伸びる環状の前方レールと、を 含み、前記前方レールは、前方レール接触面と、その内部に設けられた複数の前 方レール開口部と、を備え、 リングレールを有し、前記リングレールは、前記前方レールの下流に配置され ており、前記前方レールと空間的に離間されており、 前記リングレールは、前記前方レール接触面に対向するリングレール接触面と、 該リングレールと一体となるように取り付けられている複数のスペーサと、を備 え、前記複数のスペーサと前記リングレールとは、複数のリングレール開口部を 備えており、 複数の固定手段を有し、前記各固定手段は、前記複数のリングレール開口部と 、前記複数の前方レール開口部と、を通って前記リングレールを前記第一エアシ ールに固定することを特徴とするエアシールアッセンブリ。 12.ガスタービンエンジン用のエアシールアッセンブリであって、 環状のエアシールを有し、前記エアシールは、該エアシールから径方向外向き に伸びる環状の前方レールと、前記エアシールから径方向外向きに伸びて前記前 方レールと空間的に離間されているリングレールと、を含み、前記前方レールは 、前記リングレールに対向する前方レール接触面を備え、前記リングレールは、 前記前方レール接触面に対向するリングレール接触面を備え、 前記エアシールは、少なくとも二つの部分にセグメント化されており、前記エ アシールの組み立て前に前記前方レール接触面及び前記リングレール接触面に耐 摩耗性の皮膜を溶射することができるように前記前方レールと、前記リングレー ルとは、異なるセグメント上に配置されていることを特徴とするエアシールアッ センブリ。
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