JP2006213270A - 後輪用アクスルモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】
分解・組立作業性を向上させると共に、軽量・コンパクト化を図った後輪用アクスルモジュールを提供する。
【解決手段】
ハブ輪1を介して後輪を回転自在に支承する車輪用軸受と、これに連結された外側継手部材14を有するアウトボード側の等速自在継手3と、これに一端部が連結されたドライブシャフトD/Sと、この他端部が連結されたインボード側の等速自在継手24とからなる後輪用アクスルモジュールにおいて、一対の等速自在継手が摺動型の等速自在継手からなり、これらに弾性部材からなるブーツ21、27がそれぞれ装着され、このうちインボード側のブーツ27が合成樹脂で形成され、その自然長よりも小さく、予め圧縮した状態で組み立てられると共に、アウトボード側の外側継手部材14に支持キャップ22が装着され、ドライブシャフトD/Sのアウトボード側の移動を規制し、屈曲自在に支持した。
【選択図】図1

Description

本発明は、一対の等速自在継手と、これら等速自在継手に連結されたドライブシャフトと、一対の等速自在継手のうちアウトボード側の等速自在継手と車輪用軸受とがユニット化された車輪用軸受アッセンブリー(以下、アクスルモジュールと言う)、特に、車両への組立作業性を向上させると共に、軽量・コンパクト化を図った後輪用アクスルモジュールに関する。
自動車等の車両のエンジン動力を車輪に伝達する動力伝達装置は、エンジンから車輪へ動力を伝達すると共に、悪路走行時における車両のバウンドや車両の旋回時に生じる車輪からの径方向や軸方向変位、およびモーメント変位を許容する必要があるため、例えば、図4に示すように、エンジン側と駆動車輪側との間に介装されるドライブシャフト100の一端を、摺動型等速自在継手101を介してディファレンシャル102に連結し、他端を、固定型等速自在継手103を含む車輪用軸受装置104を介して車輪105に連結している。
このような車輪用軸受装置104は、第3世代と呼称される車輪用軸受106と、この車輪用軸受106に着脱自在に連結された固定型等速自在継手103とからなる。近年、この車輪用軸受装置104は、さらに軽量・コンパクト化を狙って、車輪用軸受106と固定型等速自在継手103とをユニット化する、所謂第4世代の構造に移行する傾向にある。
図5は、このような第4世代の車輪用軸受装置の代表的な一例である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウトボード側(図面左側)、中央寄り側をインボード側(図面右側)という。
この車輪用軸受装置は、ハブ輪51と複列の転がり軸受52と等速自在継手53とをユニット化して構成している。ハブ輪51は、アウトボード側の端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ54を一体に有し、その円周等配位置にハブボルト56が植設されている。また、ハブ輪51の内周面には凹凸部55が形成され、熱処理によって表面硬さを54〜64HRCの範囲に硬化層が形成されている。
複列の転がり軸受52は、外方部材57と内方部材58と複列のボール59、59とを備えている。外方部材57は、外周に懸架装置(図示せず)に取り付けるための車体取付フランジ57bを一体に有し、内周には複列の外側転走面57a、57aが形成されている。一方、内方部材58は、ハブ輪51と、このハブ輪51の小径段部51bに突合せ状態に内嵌された外側継手部材63とからなり、この外側継手部材63の外周にインボード側の内側転走面63aが形成されている。複列のボール59、59がこれら転走面57a、51aと57a、63a間にそれぞれ収容され、保持器60、60で転動自在に保持されている。また、複列の転がり軸受52の端部にはシール61、62が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部からの雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。
等速自在継手53は、外側継手部材63と継手内輪64とケージ65およびトルク伝達ボール66とを備えている。そして、外側継手部材63は、カップ状のマウス部67と、このマウス部67の底部をなす肩部68と、この肩部68から軸方向に延びる中空の軸部69を有している。この軸部69の外周には、前記ハブ輪51の小径段部51bに内嵌されるインロウ部69aと、このインロウ部69aからさらに軸方向に延びる嵌合部69bが形成されている。そして、外側継手部材63の軸部69をハブ輪51に内嵌すると共に、軸部69の内径にマンドレル等の拡径治具を押し込んで嵌合部69bを拡径し、嵌合部69bをハブ輪51の凹凸部55に食い込ませて加締め、ハブ輪51と外側継手部材63とが一体に塑性結合されている。これによりアクスル部のモジュール化を達成することができる。
しかし、市場ニーズとして、軸受部と等速自在継手とが分離可能、すなわち、軸受部が予めサブユニット化され、組立工程で等速自在継手とワンタッチでユニット化できると共に、市場における補修点検時に、ユニット交換ではなく不具合のある一部の部品を交換することができる車輪用軸受装置も求められている。
こうした市場ニーズに対応したものとして、本出願人は図6に示すような車輪用軸受装置を既に提案している。この車輪用軸受装置は、ハブ輪51と、複列の転がり軸受70と、等速自在継手71とをユニット化して構成され、内方部材と外側継手部材が分離自在に構成された、所謂第3世代構造をなしている。すなわち、複列の転がり軸受70は、外方部材57と内方部材72およびこれら両部材間に収容された複列のボール59とを備え、内方部材72は、円筒状のハブ輪51と内輪部材73とからなる。なお、前述した第4世代構造(図5)と同一部品同一部位、あるいは同一機能を有する部位には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
内輪部材73は、外周に内側転走面63aと、この内側転走面63aのアウトボード側に中空状の軸部69が一体に形成されている。また、インボード側には連結部74が突設されている。この連結部74の外周には雄スプライン(セレーション)74aが形成され、この雄スプライン74aの軸方向中央部に1乃至3個の凹所74bが形成されている。
一方、等速自在継手71は中空状の外側継手部材75を備え、この外側継手部材75はカップ状のマウス部68と、このマウス部68よりも小径に形成された肩部76とからなる。肩部76の内周には雌スプライン(セレーション)76aが形成され、この軸方向中央部には径方向に貫通する雌ねじ76bが形成されている。そして、この雌ねじ76bに止めねじ77を螺合し、この止めねじ77の先端を、連結部74の雄スプライン74aに形成された凹所74bに係合させ、内輪部材73と外側継手部材75とが軸方向に分離可能に一体固定されている。
こうした構成により、組立工程で軸受部と等速自在継手とをワンタッチでユニット化できると共に、市場における補修点検時に、ユニット交換ではなく不具合のある一部の部品のみを交換することができる。
特開2003−104004号公報
こうした従来の車輪用軸受装置は、補修点検時に部品に不具合があった場合でもユニット交換をせずともその部品のみを交換することができ、補修コストが削減できるという特徴を備えているが、軸受部と等速自在継手間に分離自在の連結手段が設けられているため、軸方向寸法が嵩み、軽量・コンパクト化の障害となっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、分解・組立作業性を向上させると共に、軽量・コンパクト化を図った後輪用アクスルモジュールを提供することを目的としている。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、外周に車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、一端部に車輪取付フランジを有し、この車輪取付フランジから軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも1つの内輪とからなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材と前記外方部材間に転動自在に収容された複列の転動体とを備えた車輪用軸受と、この車輪用軸受にトルク伝達可能に連結された外側継手部材を有するアウトボード側の等速自在継手と、この等速自在継手の継手内輪に一端がセレーションを介して連結されたドライブシャフトと、このドライブシャフトの他端にセレーションを介して連結された継手内輪を有するインボード側の等速自在継手とで構成された後輪用アクスルモジュールにおいて、前記一対の等速自在継手が摺動型の等速自在継手からなり、前記ドライブシャフトをアウトボード側に所定の軸力で付勢する付勢手段が設けられると共に、前記アウトボード側の等速自在継手における外側継手部材に、前記ドライブシャフトのアウトボード側の移動を規制し、当該ドライブシャフトを屈曲自在に支持する規制手段が設けられている構成を採用した。
このように、後輪を回転自在に支承する車輪用軸受と、この車輪用軸受にトルク伝達可能に連結された外側継手部材を有するアウトボード側の等速自在継手と、この等速自在継手の継手内輪に一端がセレーションを介して連結されたドライブシャフトと、このドライブシャフトの他端にセレーションを介して連結された継手内輪を有するインボード側の等速自在継手とからなる後輪用アクスルモジュールにおいて、一対の等速自在継手が摺動型の等速自在継手からなり、インボード側の等速自在継手に、ドライブシャフトをアウトボード側に所定の軸力で付勢する付勢手段が設けられると共に、アウトボード側の等速自在継手における外側継手部材に、ドライブシャフトのアウトボード側の移動を規制し、当該ドライブシャフトを屈曲自在に支持する規制手段が設けられているので、従来の固定型の等速自在継手と同様、アウトボード側の等速自在継手の屈曲を許容することができると共に、車輪用軸受装置の軸方向寸法を短縮することができる。したがって、こうした後輪用アクスルモジュールの軽量・コンパクト化により、ばね下重量を格段に低減することができ、車両の操安性を向上させることができる。また、補修時等、車輪用軸受装置が懸架装置に固定された状態においても、インボード側の等速自在継手のスライド量で、容易にアウトボード側の車輪用軸受装置とインボード側のその他の部分を分離することができるため、車輪用軸受装置、トリポードキット、あるいはインボード側の等速自在継手のみの交換ができ、分解・組立性を向上させることができ、補修コストを削減することができる。
また、請求項2に記載の発明のように、前記一対の等速自在継手における外側継手部材の開口部と前記ドライブシャフト間に弾性部材からなるブーツがそれぞれ装着され、これらブーツのうち少なくともインボード側の等速自在継手におけるブーツが合成樹脂で形成され、その自然長よりも小さく、予め圧縮した状態で組み立てられていれば、特別な機構を付加することなく、ブーツの復元力によりドライブシャフトへの付勢力が容易に得られる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記アウトボード側の等速自在継手における外側継手部材の内部に支持キャップが装着され、この支持キャップと、この支持キャップの底部に当接する前記ドライブシャフトの先端部とが球面接触していれば、ドライブシャフトがアウトボード側に移動するのを規制し、かつ屈曲自在に支持することができる。
好ましくは、請求項4に記載の発明のように、前記支持キャップが、インボード側に突出する底部を有するハット状に形成され、この底部が凹球面に形成されると共に、前記ドライブシャフトの先端部が、前記凹球面に係合する凸球面に形成されていれば、この支持キャップによりドライブシャフトがアウトボード側に移動するのを規制し、スムーズな屈曲動作を許容することができると共に、接触面圧を軽減して摩耗を防止し、耐久性を向上させることができる。
また、請求項5に記載の発明は、前記内方部材が、一端に車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、内周に硬化した凹凸部がそれぞれ形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に内嵌され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる中空状の軸部が形成された外側継手部材からなり、前記軸部を拡径させて前記凹凸部に食い込ませることにより、前記ハブ輪と外側継手部材とが一体に塑性結合されているので、トルク伝達手段と固定手段とをこの塑性結合部で併せ持つことができ、軽量・コンパクト化を達成することができると共に、車両への分解・組立性を一層簡便にすることができる。
本発明に係る後輪用アクスルモジュールは、外周に車体取付フランジを有し、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、一端部に車輪取付フランジを有し、この車輪取付フランジから軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも1つの内輪とからなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材と前記外方部材間に転動自在に収容された複列の転動体とを備えた車輪用軸受と、この車輪用軸受にトルク伝達可能に連結された外側継手部材を有するアウトボード側の等速自在継手と、この等速自在継手の継手内輪に一端がセレーションを介して連結されたドライブシャフトと、このドライブシャフトの他端にセレーションを介して連結された継手内輪を有するインボード側の等速自在継手とで構成された後輪用アクスルモジュールにおいて、前記一対の等速自在継手が摺動型の等速自在継手からなり、前記ドライブシャフトをアウトボード側に所定の軸力で付勢する付勢手段が設けられると共に、前記アウトボード側の等速自在継手における外側継手部材に、前記ドライブシャフトのアウトボード側の移動を規制し、当該ドライブシャフトを屈曲自在に支持する規制手段が設けられているので、従来の固定型の等速自在継手と同様、アウトボード側の等速自在継手の屈曲を許容することができると共に、車輪用軸受装置の軸方向寸法を短縮することができる。したがって、こうした後輪用アクスルモジュールの軽量・コンパクト化により、ばね下重量を格段に低減することができ、車両の操安性を向上させることができる。また、補修時等、車輪用軸受装置が懸架装置に固定された状態においても、インボード側の等速自在継手のスライド量で、容易にアウトボード側の車輪用軸受装置とインボード側のその他の部分を分離することができるため、車輪用軸受装置、トリポードキット、あるいはインボード側の等速自在継手のみの交換ができ、分解・組立性を向上させることができ、補修コストを削減することができる。
外周に車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、一端部に車輪取付フランジを有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる円筒状の小径段部と、内周に硬化した凹凸部がそれぞれ形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に内嵌され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる中空状の軸部が形成された外側継手部材からなり、前記軸部を拡径させて前記凹凸部に食い込ませることにより、前記ハブ輪と外側継手部材とが一体に塑性結合された内方部材と、この内方部材と前記外方部材間に転動自在に収容された複列の転動体とを備えた車輪用軸受と、前記外側継手部材を有するアウトボード側の等速自在継手と、この等速自在継手の継手内輪に一端がセレーションを介して連結されたドライブシャフトと、このドライブシャフトの他端にセレーションを介して連結された継手内輪を有するインボード側の等速自在継手とで構成された後輪用アクスルモジュールにおいて、前記一対の等速自在継手が摺動型の等速自在継手からなり、これら等速自在継手における外側継手部材の開口部と前記ドライブシャフト間に弾性部材からなるブーツがそれぞれ装着され、これらブーツのうち少なくともインボード側の等速自在継手におけるブーツが合成樹脂で形成され、その自然長よりも小さく、予め圧縮した状態で組み立てられると共に、前記アウトボード側の等速自在継手における外側継手部材の内部に支持キャップが装着され、この支持キャップにより前記ドライブシャフトのアウトボード側の移動を規制し、当該ドライブシャフトを屈曲自在に支持した。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る後輪用アクスルモジュールの一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1の要部拡大図である。
この後輪用アクスルモジュールは、エンジンから後輪へ動力を伝達すると共に、自動車の後輪を懸架装置に対して回転自在に支承するものである。なお、この後輪用アクスルモジュールの基本構成は、ハブ輪1と複列の転がり軸受2とからなる車輪用軸受と、この車輪用軸受と一体に結合された等速自在継手3およびこの等速自在継手3とドライブシャフトD/Sを介して連結された等速自在継手24とからなる。
ハブ輪1は、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、アウトボード側の端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ4を一体に有し、その円周等配位置にハブボルト6が植設されている。ハブ輪1の内周面には凹凸部5が形成され、熱処理によって表面硬さを54〜64HRCの範囲に硬化層が形成されている。熱処理としては、局部加熱ができ、硬化層深さの設定が比較的容易にできる高周波誘導加熱による焼入れが好適である。
なお、凹凸部5はアヤメローレット状に形成され、旋削等により独立して形成された複数の環状溝と、ブローチ加工等により形成された複数の軸方向溝とを略直交させて構成した交叉溝、あるいは、互いに傾斜した螺旋溝で構成した交叉溝からなる。また、凹凸部5の凸部は良好な食い込み性を確保するために、その先端部が三角形状等の尖塔形状に形成されている。
複列の転がり軸受2は、図2に拡大して示すように、外方部材7と内方部材8と複列の転動体(ボール)9、9とを備えている。外方部材7は、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼からなり、外周に懸架装置(図示せず)に取り付けるための車体取付フランジ7bを一体に有し、内周に複列の外側転走面7a、7aが形成されている。
一方、内方部材8は、ハブ輪1と、このハブ輪1の小径段部1bに突合せ状態に内嵌された後述する外側継手部材14とからなり、外方部材7の外側転走面7a、7aに対向するアウトボード側の内側転走面1aがハブ輪1の外周に、また、インボード側の内側転走面14aが外側継手部材14の外周にそれぞれ一体に形成されている。複列の転動体9、9がこれら転走面7a、1aと7a、14a間にそれぞれ収容され、保持器10、10で転動自在に保持されている。また、複列の転がり軸受2の端部にはシール11、12が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部からの雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。
等速自在継手3は、外側継手部材14と、外周部に径方向外方に延びる3本の脚軸15aが等配に突設されたトリポード部材15と、これらの脚軸15aに針状ころ16を介して回転自在に外挿されたローラ17とを備え、トリポード型の等速自在継手3を構成している。外側継手部材14は、円筒状の外筒部18と、この外筒部18の底部をなす肩部19と、この肩部19から軸方向に延びる中空の軸部20を有している。この軸部20の外周には、前記小径段部1bに内嵌されるインロウ部20aと、このインロウ部20aからさらに軸方向に延びる嵌合部20bが形成されている。
外筒部18の内周には軸方向に延びる直線状の3本のトラック溝18aが形成され、このトラック溝18a上をローラ17が転動する。また、外筒部18の開口側には合成ゴム等からなるブーツ21が装着され、外筒部18内に封入されたグリースの漏洩と、外部から雨水やダスト等が継手内に侵入するのを防止している。なお、ここでは、等速自在継手3にトリポード型を例示したが、これに限らず、摺動型の等速自在継手なら良く、他の構造のトリポード型をはじめ、例えば、ボールを使用したダブルオフセット型の等速自在継手(DOJ)であっても良い。また、外筒部18は円筒状に限らず、例えば、外周がトラック溝18aに対応した花弁形状に形成されたものであっても良い。
ここで、外側継手部材14の軸部20をハブ輪1に内嵌すると共に、中空の軸部20にマンドレル等の拡径治具を押し込んで嵌合部20bを拡径し、この嵌合部20bをハブ輪1の凹凸部5に食い込ませて加締め、ハブ輪1と外側継手部材14とが一体に塑性結合されている。これにより、従来のようにナット等で強固に緊締して予圧量を管理する必要がないため、軽量・コンパクト化を達成することができると共に、ハブ輪1の強度・耐久性を向上させ、かつ長期間その予圧量を維持することができる。さらに、トルク伝達手段と固定手段とをこの塑性結合部で併せ持つことができ、車両への分解・組立性を一層簡便にすることができる。
外側継手部材14はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、トラック溝18aの表面および肩部19と内側転走面14aから軸部20の表面に高周波焼入れ等によって所定の硬化層が形成されている。なお、嵌合部20bは、鍛造後の素材表面硬さ24HRC以下の未焼入れ部とし、前記ハブ輪1の凹凸部5の表面硬さ54〜64HRCとの硬度差を30HRC以上に設定されている。これにより、嵌合部20bが凹凸部5に容易にかつ深く食い込み、凹凸部5の先端が潰れることなく強固に両者を塑性結合することができる。
本実施形態では、ハブ輪1の開口部にエンドキャップ(図示せず)が装着され、外部から塑性結合部に雨水やダスト等が侵入して発錆するのを防止している。また、外側継手部材14における軸部20のインボード側の開口部に支持キャップ22が装着されている。この支持キャップ22は鋼板をプレス加工によってインボード側に突出した底部22aを有するハット状に形成され、外筒部18に封入されたグリースが軸部20側に漏洩するのを防止すると共に、底部22aが凹球面に形成されている。また、ドライブシャフトD/Sのアウトボード側の先端部23が凸球面に形成され、支持キャップ22の底部22aに球面接触している。
こうした構成により、ドライブシャフトD/Sがアウトボード側に移動するのを規制し、スムーズな屈曲動作を許容することができると共に、接触面圧を軽減して摩耗を防止し、耐久性を向上させることができる。ここでは、支持キャップ22の底部22aが凹球面に形成されると共に、この底部22aに当接するドライブシャフトD/Sの先端部23が凸球面に形成された構成を例示したが、これに限らず、支持キャップ22の底部22aとドライブシャフトD/Sの先端部23とが球面接触する構成なら良く、例えば、図示はしないが、支持キャップの底部が凸球面に形成されると共に、ドライブシャフトの先端部がフラット形状に形成されていても良い。
図1に示すように、ドライブシャフトD/Sの一端は、この等速自在継手3のトリポード部材15にセレーション15bを介して内嵌され、他端はディファレンシャル(図示せず)に固定されるトリポード型の等速自在継手24に連結されている。このインボード側の等速自在継手24は、外側継手部材25と、トリポード部材15と、この脚軸15aに針状ころ16を介して回転自在に外挿されたローラ17とを備えている。
外側継手部材25は、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成された円筒状の外筒部18と、この外筒部18の底部から軸方向に延びる中空の軸部26を一体に有している。軸部26の内周にはディファレンシャル(図示せず)に固定するためのセレーション(またはスプライン)26aが形成されている。なお、軸部26に限らず、ディファレンシャルに固定するための取付フランジが一体に形成されていても良い。
外筒部18の開口側には樹脂製のブーツ27が装着され、外筒部27内に封入されたグリースの漏洩と、外部から雨水やダスト等が継手内に侵入するのを防止している。なお、ここでは、インボード側の等速自在継手24にトリポード型を例示したが、これに限らず、摺動型の等速自在継手なら良く、他の構造のトリポード型をはじめ、例えば、ボールを使用したダブルオフセット型の等速自在継手(DOJ)であっても良い。
本実施形態に係る後輪用アクスルモジュールは、アウトボード側の等速自在継手3と、この等速自在継手3を構成する外側継手部材14が一体に結合された車輪用軸受と、およびドライブシャフトD/Sを介して連結された摺動型の等速自在継手24とを備えているが、例えば、FR(フロントエンジン、リアドライブ)車の後輪側のように、操舵を伴わない後輪用アクスルモジュールにおいては、アウトボード側の等速自在継手3の作動角は、4WS(4輪操舵)車であっても、操舵側(前輪)の46〜50°に対し、精々23°と小さくて良い。したがって、従来のように許容作動角が大きなゼッパー型等の固定型の等速自在継手を使用しなくても、トリポード型等の摺動型の等速自在継手で充分適用が可能である。
ここで、一対の等速自在継手に摺動型の等速自在継手3、24を使用した場合、所謂フローティング構造となるため、ドライブシャフトD/Sが軸方向に振動し、軸方向位置が定まらず不安定となる。また、ドライブシャフトD/Sが外側継手部材14、25の底部に衝突した場合、異音発生等の不具合が生じる恐れがあって好ましくない。本実施形態では、一対の等速自在継手のうち少なくともインボード側の等速自在継手24のブーツ27に剛性の高い樹脂製を使用し、ドライブシャフトD/Sに所定の軸力からなる付勢力(軸方向の予圧)が付与されている。
図3(a)は、本実施形態に係る後輪用アクスルモジュールの組立工程を示す説明図であるが、インボード側の等速自在継手24の組立に際し、ブーツ27は、図3(b)に示す自然長L0よりも小さく、予め圧縮した状態(L1)で、なおかつトリポード部材15がトラック溝18aの軸方向略中央部に来る位置で外筒部18に固定されている。この状態で、アウトボード側の等速自在継手3が組み立てられている。
こうした構成を採用することにより、特別な機構を付加することなく、インボード側の等速自在継手24におけるブーツ27の復元力によりドライブシャフトD/Sへの付勢力が容易に得られる。なお、ドライブシャフトD/Sに所定の軸力を付勢する手段としては、例示したインボード側のブーツ27に限らず、アウトボード側のブーツ21に付勢力を付与しても良く、また、図示はしないが、外側継手部材26の底部とドライブシャフトD/Sのインボード側端部との間に、皿ばね等からなる弾性部材を介装させ、この弾性部材の復元力によってドライブシャフトD/Sに軸力を付与するようにしても良い。
一方、アウトボード側の等速自在継手3における外側継手部材14には、支持キャップ22が装着されている。そして、ドライブシャフトD/Sのアウトボード側の先端部23がこの支持キャップ22の底部22aに当接してアウトボード側の移動が規制されると共に、屈曲自在に支持されている。すなわち、アウトボード側の等速自在継手3は摺動型でありながら、従来の固定型の等速自在継手と同様、屈曲のみを許容する構成となっている。したがって、アウトボード側に固定型の等速自在継手、インボード側に摺動型の等速自在継手を使用した従来のアクスルモジュール、あるいは、アウトボード側に摺動型の等速自在継手、インボード側に固定型の等速自在継手を使用したアクスルモジュールと比較して、アウトボード側の車輪用軸受装置の軸方向寸法を短縮することができる。
このように、本実施形態では、後輪用アクスルモジュールの軽量・コンパクト化により、ばね下重量を格段に低減することができ、車両の操安性を向上させることができる。また、補修時等、アウトボード側のブーツ21の大径側を取外すことにより、車輪用軸受装置が懸架装置に固定された状態においても、インボード側の等速自在継手24のスライド量で、容易にアウトボード側の車輪用軸受装置(外側継手部材14を含む)とインボード側のその他の部分を分離することができるため、車輪用軸受装置、トリポードキット、あるいはインボード側の等速自在継手24のみの交換ができ、分解・組立性を向上させることができると共に、補修コストを削減することができる。
なお、車輪用軸受装置として、ハブ輪1と複列の転がり軸受2と等速自在継手3をユニット化して構成した第4世代構造を例示したが、本発明に係る後輪用アクスルモジュールは足回りのモジュール化を実現するものであるから、車輪用軸受装置の構造に拘わらず、例えば、等速自在継手がセレーション等を介して着脱可能に連結されるような第2あるいは第3世代構造の車輪用軸受装置であっても良い。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る後輪用アクスルモジュールは、自動車等の動力伝達装置を構成するドライブシャフト、およびこれに連結された等速自在継手を備え、等速自在継手およびこの等速自在継手に連結される車輪用軸受の構造・仕様に拘わらず、あらゆる動力伝達装置における後輪用アクスルモジュールに適用することができる。
本発明に係る後輪用アクスルモジュールの一実施形態を示す縦断面図である。 図1の要部拡大図である。 (a)は、本発明に係る後輪用アクスルモジュールの組立工程を示す説明図である。 (b)は、同上、インボード側の等速自在継手における組立前のブーツを示す縦断面図である。 車輪用軸受装置を組込んだ動力伝達装置の一例を示す縦断面図である。 従来の4世代構造の車輪用軸受装置を示す縦断面図である。 従来の3世代構造の車輪用軸受装置を示す縦断面図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・・・・・ハブ輪
1a、14a・・・・・・・・・・・内側転走面
1b・・・・・・・・・・・・・・・小径段部
2・・・・・・・・・・・・・・・・複列の転がり軸受
3、24・・・・・・・・・・・・・等速自在継手
4・・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
5・・・・・・・・・・・・・・・・凹凸部
6・・・・・・・・・・・・・・・・ハブボルト
7・・・・・・・・・・・・・・・・外方部材
7a・・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
7b・・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
8・・・・・・・・・・・・・・・・内方部材
9・・・・・・・・・・・・・・・・転動体
10・・・・・・・・・・・・・・・保持器
11、12・・・・・・・・・・・・シール
14、25・・・・・・・・・・・・外側継手部材
15・・・・・・・・・・・・・・・トリポード部材
15a・・・・・・・・・・・・・・脚軸
15b、26a・・・・・・・・・・セレーション
16・・・・・・・・・・・・・・・針状ころ
17・・・・・・・・・・・・・・・ローラ
18・・・・・・・・・・・・・・・外筒部
18a・・・・・・・・・・・・・・トラック溝
19・・・・・・・・・・・・・・・肩部
20、26・・・・・・・・・・・・軸部
20a・・・・・・・・・・・・・・インロウ部
20b・・・・・・・・・・・・・・嵌合部
21、27・・・・・・・・・・・・ブーツ
22・・・・・・・・・・・・・・・支持キャップ
22a・・・・・・・・・・・・・・底部
23・・・・・・・・・・・・・・・先端部
51・・・・・・・・・・・・・・・ハブ輪
51a、63a・・・・・・・・・・内側転走面
51b・・・・・・・・・・・・・・小径段部
52、70・・・・・・・・・・・・複列の転がり軸受
53、71・・・・・・・・・・・・等速自在継手
54・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
55・・・・・・・・・・・・・・・凹凸部
56・・・・・・・・・・・・・・・ハブボルト
57・・・・・・・・・・・・・・・外方部材
57a・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
57b・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
58、72・・・・・・・・・・・・内方部材
59・・・・・・・・・・・・・・・ボール
60・・・・・・・・・・・・・・・保持器
61、62・・・・・・・・・・・・シール
63、75・・・・・・・・・・・・外側継手部材
64・・・・・・・・・・・・・・・継手内輪
65・・・・・・・・・・・・・・・ケージ
66・・・・・・・・・・・・・・・トルク伝達ボール
67・・・・・・・・・・・・・・・マウス部
68、76・・・・・・・・・・・・肩部
69・・・・・・・・・・・・・・・軸部
69a・・・・・・・・・・・・・・インロウ部
69b・・・・・・・・・・・・・・嵌合部
73・・・・・・・・・・・・・・・内輪部材
74・・・・・・・・・・・・・・・連結部
74a、76a・・・・・・・・・・セレーション
74b・・・・・・・・・・・・・・凹所
76b・・・・・・・・・・・・・・雌ねじ
77・・・・・・・・・・・・・・・止めねじ
100・・・・・・・・・・・・・・ドライブシャフト
101・・・・・・・・・・・・・・摺動型等速自在継手
102・・・・・・・・・・・・・・ディファレンシャル
103・・・・・・・・・・・・・・固定型等速自在継手
104・・・・・・・・・・・・・・車輪用軸受装置
105・・・・・・・・・・・・・・車輪
106・・・・・・・・・・・・・・車輪用軸受
D/S・・・・・・・・・・・・・・ドライブシャフト
L0、L1・・・・・・・・・・・・ブーツの幅寸法

Claims (5)

  1. 外周に車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、
    一端部に車輪取付フランジを有し、この車輪取付フランジから軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも1つの内輪とからなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、
    この内方部材と前記外方部材間に転動自在に収容された複列の転動体とを備えた車輪用軸受と、
    この車輪用軸受にトルク伝達可能に連結された外側継手部材を有するアウトボード側の等速自在継手と、
    この等速自在継手の継手内輪に一端がセレーションを介して連結されたドライブシャフトと、
    このドライブシャフトの他端にセレーションを介して連結された継手内輪を有するインボード側の等速自在継手とで構成された後輪用アクスルモジュールにおいて、
    前記一対の等速自在継手が摺動型の等速自在継手からなり、前記ドライブシャフトをアウトボード側に所定の軸力で付勢する付勢手段が設けられると共に、前記アウトボード側の等速自在継手における外側継手部材に、前記ドライブシャフトのアウトボード側の移動を規制し、当該ドライブシャフトを屈曲自在に支持する規制手段が設けられたことを特徴とする後輪用アクスルモジュール。
  2. 前記一対の等速自在継手における外側継手部材の開口部と前記ドライブシャフト間に弾性部材からなるブーツがそれぞれ装着され、これらブーツのうち少なくともインボード側の等速自在継手におけるブーツが合成樹脂で形成され、その自然長よりも小さく、予め圧縮した状態で組み立てられている請求項1に記載の後輪用アクスルモジュール。
  3. 前記アウトボード側の等速自在継手における外側継手部材の内部に支持キャップが装着され、この支持キャップと、この支持キャップの底部に当接する前記ドライブシャフトの先端部とが球面接触している請求項1または2に記載の後輪用アクスルモジュール。
  4. 前記支持キャップが、インボード側に突出する底部を有するハット状に形成され、この底部が凹球面に形成されると共に、前記ドライブシャフトの先端部が、前記凹球面に係合する凸球面に形成されている請求項3に記載の後輪用アクスルモジュール。
  5. 前記内方部材が、一端に車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、内周に硬化した凹凸部がそれぞれ形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に内嵌され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる中空状の軸部が形成された外側継手部材からなり、前記軸部を拡径させて前記凹凸部に食い込ませることにより、前記ハブ輪と外側継手部材とが一体に塑性結合されている請求項1乃至4いずれかに記載の後輪用アクスルモジュール。
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