JP2005256938A - ユニットカバー・継手アッセンブリーおよびこれを備えた駆動車輪用軸受装置総アッセンブリー - Google Patents

ユニットカバー・継手アッセンブリーおよびこれを備えた駆動車輪用軸受装置総アッセンブリー Download PDF

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Abstract

【課題】
車両への組立作業性を向上させ、品質を安定させるため、ユニットカバーが装着された継手アッセンブリーおよびこれを備えた駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーを提供する。
【解決手段】
外周に車体取付フランジ7bとナックルNの嵌合面7cとが一体に形成され、内周に複列の外側転走面7aが形成された外方部材7と、これに複数の転動体9を介して支承され、外周に車輪取付フランジ6と複列の内側転走面1a、14aが形成された内方部材8で構成された駆動車輪用軸受、およびこれに連結された継手アッセンブリーJAを備え、嵌合面7cの外径Daが等速自在継手3の最大外径Dbよりも大径に形成されると共に、継手アッセンブリーJAの外周部を覆うように円筒状に形成され、両端部に縮径部30a、30bを有するエラストマー製のユニットカバー30が装着された駆動車輪用軸受装置総アッセンブリー。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユニットカバーが装着された等速自在継手と、この等速自在継手に連結されたドライブシャフトからなるユニットカバー・継手アッセンブリーおよびこれを備えた駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーに関する。
自動車等の車両のエンジン動力を車輪に伝達する動力伝達装置は、エンジンから車輪へ動力を伝達すると共に、悪路走行時における車両のバウンドや車両の旋回時に生じる車輪からの径方向や軸方向変位、およびモーメント変位を許容する必要があるため、例えば、図7に示すように、エンジン側と駆動車輪側との間に介装されるドライブシャフト100の一端を、摺動型等速自在継手101を介してディファレンシャル102に連結し、他端を、固定型等速自在継手103を含む駆動車輪用軸受装置104を介して車輪105に連結している。
このような駆動車輪用軸受装置104は、第3世代と呼称される車輪用軸受106と、この車輪用軸受106に着脱自在に連結された固定型等速自在継手103とからなる。近年、この駆動車輪用軸受装置104は、さらに軽量・コンパクト化を狙って、車輪用軸受106と固定型等速自在継手103とをユニット化する、所謂第4世代の構造に移行する傾向にある。
このような駆動車輪用軸受装置の代表的な一例を、本発明の第1の実施形態を示す図2によって説明する。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウトボード側(図面左側)、中央寄り側をインボード側(図面右側)という。
この駆動車輪用軸受装置は、ハブ輪1と複列の転がり軸受2と等速自在継手3とをユニット化して構成している。ハブ輪1は、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、アウトボード側の端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ4を一体に有し、その円周等配位置にハブボルト6が植設されている。ハブ輪1の内周面には凹凸部5が形成され、熱処理によって表面硬さを54〜64HRCの範囲に硬化層が形成されている。熱処理としては、局部加熱ができ、硬化層深さの設定が比較的容易にできる高周波誘導加熱による焼入れが好適である。
なお、凹凸部5はアヤメローレット状に形成され、旋削等により独立して形成された複数の環状溝と、ブローチ加工等により形成された複数の軸方向溝とを略直交させて構成した交叉溝、あるいは、互いに傾斜した螺旋溝で構成した交叉溝からなる。また、凹凸部5の凸部は良好な食い込み性を確保するために、その先端部が三角形状等の尖塔形状に形成されている。
複列の転がり軸受2は、外方部材7と内方部材8と複列の転動体(ボール)9、9とを備えている。外方部材7は、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、外周に懸架装置を構成するナックルNに取り付けるための車体取付フランジ7bを一体に有し、内周には複列の外側転走面7a、7aが形成されている。一方、内方部材8は、ハブ輪1と、このハブ輪1のインロウ部13に突合せ状態に内嵌された後述する外側継手部材14とを指し、外方部材7の外側転走面7a、7aに対向するアウトボード側の内側転走面1aがハブ輪1の外周に、またインボード側の内側転走面14aが外側継手部材14の外周にそれぞれ形成されている。複列の転動体9、9がこれら転走面7a、1aと7a、14a間にそれぞれ収容され、保持器10、10で転動自在に保持されている。複列の転がり軸受2の端部にはシール11、12が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部からの雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。
等速自在継手3は、外側継手部材14と継手内輪15とケージ16およびトルク伝達ボール17とを備えている。そして、外側継手部材14は、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、カップ状のマウス部18と、このマウス部18の底部をなす肩部19と、この肩部19から軸方向に延びる中空の軸部20を有している。この軸部20の外周には、前記インロウ部13に内嵌される小径段部20aと、この小径段部20aから軸方向に延びる嵌合部20bが形成されている。
また、マウス部18の内周には軸方向に延びる曲線状の8本のトラック溝18aが形成されると共に、このトラック溝18aに対向する8本のトラック溝15aが継手内輪15の外周に形成されている。そして、これら両トラック溝18a、15a間にトルク伝達ボール17が収容されている。外側継手部材14において、トラック溝18aと、肩部19および軸部20の表面に高周波焼入れ等によって所定の硬化層が形成されている。
そして、外側継手部材14の軸部20をハブ輪1に内嵌すると共に、軸部20にマンドレル等の拡径治具を押し込んで嵌合部20bを拡径し、嵌合部20bをハブ輪1の凹凸部5に食い込ませて加締め、ハブ輪1と外側継手部材14とが一体に塑性結合される。これにより、従来のようにナット等で強固に緊締して予圧量を管理する必要がないため、軽量・コンパクト化を図ることができると共に、ハブ輪1の強度・耐久性を向上させ、かつ長期間その予圧量を維持することができる。さらに、車両への組込性を簡便にすることができるという特徴を有している。
ハブ輪1の外周において、アウトボード側のシール11のシールリップが摺接するシールランド部、内側転走面1a、およびインロウ部13の表面には高周波焼入れによって硬化層が形成されている。また、拡径される嵌合部20bは、鍛造後の素材表面硬さ24HRC以下の未焼入れ部とし、前記したハブ輪1の凹凸部5の表面硬さ54〜64HRCとの硬度差を30HRC以上に設定するのが好ましい。これにより、嵌合部20bが凹凸部5に容易に、かつ深く食い込み、凹凸部5の先端が潰れることなく強固に両者を塑性結合することができる。
ここで、ナックルNの内径に嵌合される外方部材7の嵌合面7cの外径をDaとし、等速自在継手3の最大外径、ここでは、マウス部18の外周に装着されたブーツ21の外径をDbとしたとき、Da≧Dbに設定されている。これにより、複列の転がり軸受2と等速自在継手3とを予め組み立ててからナックルNに組み付けることが可能となり、車両への組立の作業性が一段と改善され、また、点検・補修等の作業性も向上する。
特開2001−171308号公報
しかしながら、こうした従来の駆動車輪用軸受装置において、外方部材7の嵌合面7cの外径Daを等速自在継手3の最大外径Dbよりも大きくすることによって、複列の転がり軸受2と等速自在継手3とが一体となった駆動車輪用軸受装置がナックルN内を通過することができるものの、その作業性を向上させるために、外方部材7の嵌合面7cの外径Daと等速自在継手3の最大外径Dbとの間隙を大きくした場合、外方部材7だけでなくナックルNの重量増加を招き、軽量・コンパクト化された装置としての効果を半減させることになり好ましくない。一方、その間隙が小さいと外側継手部材14あるいはブーツ21に傷が付く恐れがあり、品質面から慎重な組立作業が余儀なくされる。これでは、組立作業に熟練を要するだけでなく組立作業に時間がかかりコスト高騰を招くことになってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、車両への組立作業性を向上させると共に、品質を安定させたユニットカバー・継手アッセンブリーおよびこれを備えた駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーを提供することを目的としている。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、内周に曲線部を有する複数の軸方向に延びるトラック溝が形成された外側継手部材と、外周に前記トラック溝に対向するトラック溝が形成された継手内輪と、前記両トラック溝によって形成されるボールトラックにそれぞれ収容されたトルク伝達ボールと、このトルク伝達ボールを転動自在に保持するケージと、前記継手内輪に一端が連結されたドライブシャフトと、このドライブシャフトと前記外側継手部材の開口側外周部に装着されたブーツとで構成された固定型の等速自在継手、および、前記ドライブシャフトと外側継手部材の開口側外周部に装着されたブーツとで構成された摺動型の等速自在継手とを備えた継手アッセンブリー、およびこの継手アッセンブリーのうち、少なくともアウトボード側の等速自在継手の外周部を覆うように円筒状に形成され、両端部に縮径部を有するエラストマー製のユニットカバーが前記継手アッセンブリーに弾性的に装着された構成を採用した。
このように、継手アッセンブリーの外周部をユニットカバーで覆うことにより、継手アッセンブリーを保護すると共に、運搬等の取扱いが一段と楽になる。また、ユニットカバーの端部に縮径部が形成されているので、等速自在継手の外側継手部材にワンタッチで弾性的に装着することができ、ユニットカバーの脱落を防止することができる。したがって、車両への組立作業性を向上させると共に、装置の品質を安定させるユニットカバー・継手アッセンブリーを提供することができる。
また、請求項2に記載の発明は、前記縮径部のうち少なくともインボード側の縮径部がテーパ状に形成されているので、等速自在継手あるいはドライブシャフトの垂れ下がりを防止することができ、運搬等の取扱いが容易になる。また、懸架装置を構成するナックルが通し易くなり、このユニットカバー・継手アッセンブリーを容易に組み立てることができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記ユニットカバーが円筒形状に一体成形されていても良いし、請求項4に記載の発明のように、前記ユニットカバーが湾曲して成形された一枚のシート状の合成樹脂からなり、その長手方向に沿った端部を重合させて円筒状に形成されていても良い。
また、請求項5に記載の発明は、前記縮径部のうちアウトボード側の縮径部に周方向に複数のスリットが形成されているので、等速自在継手に弾性装着される際、ユニットカバーの拡径・縮径時に、この縮径部に生じる圧縮・引張応力を緩和させて縮径部の耐久性を向上させることができる。
また、本発明のうち請求項6に記載の発明は、外周に車体取付フランジと懸架装置を構成するナックルの嵌合面とが一体に形成され、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、この外方部材に複数の転動体を介して回転自在に支承され、外周に車輪取付フランジと前記複列の外側転走面に対向する内側転走面とが形成された内方部材とで構成された駆動車輪用軸受、およびこの駆動車輪用軸受に連結された前記請求項1乃至5いずれかに記載の継手アッセンブリーとを備え、前記外方部材の嵌合面の外径が前記継手アッセンブリーの最大外径よりも大径に形成されている構成を採用した。
このように、駆動車輪用軸受と、この駆動車輪用軸受に連結された継手アッセンブリーとを備え、外方部材の嵌合面の外径が継手アッセンブリーの最大外径よりも大径に形成され、継手アッセンブリーの外周部を覆うように円筒状に形成され、両端部に縮径部を有するエラストマー製のユニットカバーが装着されているので、継手アッセンブリーに傷を付けることなく容易にナックルを外挿することができ、簡便に継手アッセンブリーをナックルに組み立てることができる。また、駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーのコンタミ付着や傷付きを防止することができると共に、そのまま足回りのコーナーモジュールや車両組立まで装着しておくこともでき、運搬等の取扱いだけでなく組立作業性を一層向上させることができる。
また、請求項7に記載の発明は、前記駆動車輪用軸受装置が、一端に車輪取付フランジを一体に有するハブ輪と、等速自在継手および複列の転がり軸受がユニット化された駆動車輪用軸受装置であって、前記複列の転がり軸受の一方の内側転走面が前記ハブ輪の外周に、他方の内側転走面が前記等速自在継手を構成する外側継手部材の外周にそれぞれ形成され、前記ハブ輪に前記外側継手部材に形成された中空状の軸部を内嵌すると共に、前記ハブ輪の内径に硬化した凹凸部が形成され、前記軸部に形成された嵌合部を拡径させて前記凹凸部に食い込ませることにより、前記ハブ輪と外側継手部材とが一体に塑性結合されているので、従来のようにナット等で強固に緊締して予圧量を管理する必要がないため、軽量・コンパクト化を図ることができると共に、ハブ輪の強度・耐久性を向上させ、かつ長期間その予圧量を維持することができる。さらに、車両への組込性を簡便にすることができる。
本発明に係るユニットカバー・継手アッセンブリーは、内周に曲線部を有する複数の軸方向に延びるトラック溝が形成された外側継手部材と、外周に前記トラック溝に対向するトラック溝が形成された継手内輪と、前記両トラック溝によって形成されるボールトラックにそれぞれ収容されたトルク伝達ボールと、このトルク伝達ボールを転動自在に保持するケージと、前記継手内輪に一端が連結されたドライブシャフトと、このドライブシャフトと前記外側継手部材の開口側外周部に装着されたブーツとで構成された固定型の等速自在継手、および、前記ドライブシャフトと外側継手部材の開口側外周部に装着されたブーツとで構成された摺動型の等速自在継手とを備えた継手アッセンブリー、およびこの継手アッセンブリーのうち、少なくともアウトボード側の等速自在継手の外周部を覆うように円筒状に形成され、両端部に縮径部を有するエラストマー製のユニットカバーが前記継手アッセンブリーに弾性的に装着されているので、継手アッセンブリーを保護すると共に、運搬等の取扱いが一段と楽になる。また、ユニットカバーの端部に縮径部が形成されているので、等速自在継手の外側継手部材にワンタッチで弾性的に装着することができ、ユニットカバーの脱落を防止することができる。したがって、車両への組立作業性を向上させると共に、装置の品質を安定させるユニットカバー・継手アッセンブリーを提供することができる。
また、本発明に係るユニットカバーが装着された駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーは、外周に車体取付フランジと懸架装置を構成するナックルの嵌合面とが一体に形成され、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、この外方部材に複数の転動体を介して回転自在に支承され、外周に車輪取付フランジと前記複列の外側転走面に対向する内側転走面とが形成された内方部材とで構成された駆動車輪用軸受、およびこの駆動車輪用軸受に連結された前記請求項1乃至5いずれかに記載の前記継手アッセンブリーとを備え、前記外方部材の嵌合面の外径が前記継手アッセンブリーの最大外径よりも大径に形成されているので、継手アッセンブリーに傷を付けることなく容易にナックルを外挿することができ、簡便に継手アッセンブリーをナックルに組み立てることができる。また、駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーのコンタミ付着や傷付きを防止することができると共に、そのまま足回りのコーナーモジュールや車両組立まで装着しておくこともでき、運搬等の取扱いだけでなく組立作業性を一層向上させることができる。
外周に車体取付フランジと懸架装置を構成するナックルの嵌合面とが一体に形成され、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、この外方部材に複数の転動体を介して回転自在に支承され、外周に車輪取付フランジと前記複列の外側転走面に対向する内側転走面とが形成された内方部材とで構成された駆動車輪用軸受、およびこの駆動車輪用軸受に連結された継手アッセンブリーとを備え、前記外方部材の嵌合面の外径が前記継手アッセンブリーの最大外径よりも大径に形成されると共に、前記継手アッセンブリーの外周部を覆うように円筒状に形成され、両端部に縮径部を有するエラストマー製のユニットカバーが前記継手アッセンブリーに弾性的に装着された駆動車輪用軸受装置総アッセンブリー。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るユニットカバーが装着された駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーの第1の実施形態を示す縦断面図、図2は、図1の要部拡大図である。
この駆動車輪用軸受装置は、エンジンから車輪へ動力を伝達すると共に、自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支承するものである。なお、この駆動車輪用軸受装置の基本構成は、前述の従来の駆動車輪用軸受装置の1例としてこの図2を用いて説明したので、詳細な説明を省略し、本発明の特徴部分を主体に説明する。この駆動車輪用軸受装置は、ハブ輪1と複列の転がり軸受2と等速自在継手3をユニット化した、所謂第4世代と呼称される構成を備えている。
固定型となるアウトボード側の等速自在継手3の外側継手部材14は、カップ状のマウス部18と、このマウス部18の底部をなす肩部19と、この肩部19から軸方向に延びる中空の軸部20を有している。マウス部18の内周には軸方向に延びる曲線状の8本のトラック溝18aが形成されると共に、このトラック溝18aに対向する8本のトラック溝15aが継手内輪15の外周に形成されている。そして、これら両トラック溝18a、15a間にトルク伝達ボール17が収容されている。マウス部18の開口側の外周には樹脂製のブーツ21が装着され、マウス部18内に封入されたグリースの漏洩と、外部から雨水やダスト等が継手内に侵入するのを防止している。
なお、ここでは、8個ボールを有するコンパクトタイプの等速自在継手3を例示したが、これに限らず、等速自在継手3の最大外径、本実施形態ではブーツ21の外径Dbが、外方部材7の嵌合面7cの外径Da以下に設定されていれば良く、一般的な6個ボールからなる等速自在継手であっても良い。さらに、等速自在継手は固定型であれば良く、トラック溝が曲線状のものに限らず、直線部を有するトラック溝、所謂アンダーカットフリータイプのような等速自在継手であっても良い。
図1に示すように、ドライブシャフト100の一端は、この等速自在継手3の内輪15にセレーション15bを介して内嵌され、他端はディファレンシャル(図示せず)に連結された後述する摺動型となる等速自在継手22のトリポード部材24にセレーション24bを介して内嵌されている。
この摺動型となるインボード側の等速自在継手22は、外側継手部材23と、外周部に3本の脚軸24aが等配に突設されたトリポード部材24と、これらの脚軸24aに針状ころ軸受25を介して回転自在に外挿されたローラ26とを備えている。外側継手部材23は、S53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中炭素鋼で形成され、外周が花形に形成された円筒状の外筒部27と、この外筒部27の底部から軸方向に延びる軸部28を有している。この軸部28の端部には、ディファレンシャルに内嵌されるセレーション28aが形成されている。
また、外筒部27の内周には軸方向に延びる直線状の3本のトラック溝27aが形成され、このトラック溝27a上を前記ローラ26が転動する。外側継手部材23において、トラック溝27aと軸部28の表面に高周波焼入れ等によって所定の硬化層が形成されている。外筒部27の開口側の外周には合成ゴム等からなるブーツ29が装着され、外筒部27内に封入されたグリースの漏洩と、外部から雨水やダスト等が継手内に侵入するのを防止している。
等速自在継手3、22のそれぞれの外側継手部材14、23には、等速自在継手3、22およびドライブシャフト100(以下、継手アッセンブリーJAと呼ぶ)の外周部を覆う円筒状のユニットカバー30が装着されている。このユニットカバー30は、PA66等のエラストマーを射出成形して形成され、両端部に外側継手部材14およびブーツ29にそれぞれ弾性的に嵌合する縮径部30a、30bを有している。また、縮径部30aには弾性変形が容易なようにスリット(図示せず)が形成されている。縮径部30bは、外側継手部材23全体を覆うようになだらかなテーパ状に形成されている。なお、ユニットカバー30は合成樹脂製に限らず、装着性の面から弾性変形する材料であれば良く、所定の剛性を有する合成ゴム等の弾性部材で形成されていれば良い。
このユニットカバー30は、継手アッセンブリーJAへの取り付けが容易なように、また、取扱い時に破損しないように所定の厚さに形成されている。本実施形態では、運搬時の耐久性あるいは再使用をも考慮して0.5〜3.0mmの範囲に設定されている。なお、本実施形態では、インボード側の等速自在継手22にトリポード型を例示したが、これに限らず、摺動型の等速自在継手なら良く、他の構造のトリポード型をはじめ、例えば、ボールを使用したダブルオフセット型の等速自在継手(DOJ)であっても良い。
次に、継手アッセンブリーJAを含む駆動車輪用軸受装置(以下、駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーと呼ぶ)を車両の懸架装置を構成するナックルNに組み立てる手順について説明する。
1.ユニットカバー30の縮径部30aを弾性変形させてインボード側の等速自在継手22のブーツ29を通過させ、継手アッセンブリーJAの外周部を覆った状態でアウトボード側の等速自在継手3の外側継手部材14に装着させる。
2.このユニットカバー30が継手アッセンブリーJAの外周部に覆われた状態で、ユニットカバー30の縮径部30b側から順次ユニットカバー30の外周面に沿ってナックルNが外方部材7の車体取付フランジ7bに当接するまで外挿される。
3.その後、図示しないナックルボルトで外方部材7とナックルNとが締結される。
本実施形態では、継手アッセンブリーJAの外周部をユニットカバー30で覆い、少なくともインボード側の縮径部30bがテーパ状に形成されていることにより、一対の等速自在継手3、22の一方が屈曲して垂れ下がるのを防止することができ、継手アッセンブリーJAを保護すると共に、運搬等の取扱いが一段と楽になる。また、ユニットカバー30に縮径部30aが形成されているので、外側継手部材14にワンタッチで弾性的に装着することができ、またユニットカバー30の脱落を防止することができる。
また、外方部材7の嵌合面7cの外径Daが等速自在継手3の最大外径Dbよりも大径に形成され、かつ、ユニットカバー30の縮径部30bがなだらかなテーパ状に形成されているので、継手アッセンブリーJAに傷を付けることなく容易にナックルNを外挿することができ、簡便に駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーをナックルNに組み立てることができる。したがって、駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーのコンタミ付着や傷付きを防止することができると共に、そのまま足回りのコーナーモジュールや車両組立まで装着しておくこともでき、運搬等の取扱いだけでなく組立作業性を一層向上させることができる。
本実施形態では、駆動車輪用軸受装置が、ハブ輪1と複列の転がり軸受2と等速自在継手3をユニット化して構成した第4世代構造を例示したが、本発明に係るユニットカバー30は、継手アッセンブリーJAの保護と、取扱い性を向上させるものであるから、駆動車輪用軸受が、例えば、等速自在継手がセレーション等を介して着脱可能に連結されるような第3世代構造の駆動車輪用軸受であっても良い。
図3は本発明に係るユニットカバーが装着された駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーの第2の実施形態を示す縦断面図、図4は、図3のIV−IV線に沿った要部の横断面図、図5は、図3のV−V線に沿った要部矢視図である。なお、前述した実施形態と同一部位、同一部品、あるいは同一の機能を有する部位には同じ符号を付けてその詳細な説明を省略する。
この駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーは、ハブ輪1と複列の転がり軸受2と等速自在継手3とをユニット化した構成を備えている。一方、継手アッセンブリーJAは、固定型となるアウトボード側の等速自在継手3と、ディファレンシャルに内嵌される摺動型となるインボード側の等速自在継手22と、これら一対の等速自在継手3、22に連結されたドライブシャフト100とを備えている。
本実施形態に係るユニットカバー31は、湾曲して成形された一枚のシート状の合成樹脂からなり、図4に示すように、その長手方向に沿った端部32を重合させて円筒状に形成されている。このユニットカバー31の両端部には、前述した実施形態と同様、外側継手部材14およびブーツ29にそれぞれ弾性的に嵌合する縮径部31a、31bを有している。そして、インボード側の縮径部31bは、外側継手部材23全体を覆うようになだらかなテーパ状に形成されている。
一方、アウトボード側の縮径部31aは、図5に示すように、内径側に略直角に折曲され、その端面には周方向に複数のスリット33が形成されている。シート状のカバー構造により拡径・縮径が容易となるだけでなく、この縮径部31aによりユニットカバー31の剛性を高め、拡径・縮径時に、この縮径部31aに生じる圧縮・引張応力を緩和させて縮径部31aの耐久性の向上を図ることができる。
なお、図示はしないが、一枚のシートを継手アッセンブリーJAの外周部を包むように巻き付けてユニットカバーとしても良い。この場合、ユニットカバーが脱落しないように弾性リングを外周に装着するか、あるいは、シートの端部を何らかの手段で接合する必要がある。
図6は本発明に係るユニットカバーが装着された駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーの第3の実施形態を示す縦断面図である。なお、前述した実施形態と同一部位、同一部品、あるいは同一の機能を有する部位には同じ符号を付けてその詳細な説明を省略する。
本実施形態に係るユニットカバーは、アウトボード側の等速自在継手3の外周部を覆う第1のユニットカバー34と、インボード側の等速自在継手22の外周部を覆う第2のユニットカバー35からなり、PA66等の合成樹脂を射出成形してそれぞれ円筒状に形成されている。
第1のユニットカバー34は、両端部に外側継手部材14に弾性的に嵌合する縮径部34aおよびブーツ21に沿ってテーパ状に形成された縮径部34bを有している。一方、第2のユニットカバー35は、両端部にブーツ29および外側継手部材23に沿ってテーパ状に形成された縮径部35a、35bを有している。
これら一対のユニットカバー34、35によって、前述した実施形態と同様、継手アッセンブリーJAを保護すると共に、運搬等の取扱いが一段と楽になる。また、第2のユニットカバー35の縮径部35bがなだらかなテーパ状に形成されているので、外側継手部材23の垂れ下がりを防止すると共に、継手アッセンブリーJAに傷を付けることなく容易にナックルNを外挿することができ、簡便に駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーをナックルNに組み立てることができる。
また、ユニットカバーがそれぞれの等速自在継手3、22に装着される別体に形成されているので、装着性が向上すると共に、取扱いが容易となって作業性が向上する。さらに、等速自在継手の仕様に応じて標準化ができ、ドライブシャフト100が長尺なものであっても対応することができユニットカバーのコスト低減ができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係るユニットカバーは、自動車等の動力伝達装置を構成するドライブシャフト、およびこれに連結された等速自在継手に装着され、等速自在継手の保護と取扱い性を向上させるものであって、等速自在継手およびこの等速自在継手に連結される駆動車輪用軸受の構造・仕様に係らず、あらゆる動力伝達装置のユニットに適用することができる。
本発明に係るユニットカバーが装着された駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーの第1の実施形態を示す縦断面図である。 図1の要部拡大図である。 本発明に係るユニットカバーが装着された駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーの第2の実施形態を示す縦断面図である。 図3のIV−IV線に沿った要部の横断面図である。 図3のV−V線に沿った要部矢視図である。 本発明に係るユニットカバーが装着された駆動車輪用軸受装置総アッセンブリーの第3の実施形態を示す縦断面図である。 駆動車輪用軸受装置を組込んだ動力伝達装置の一例を示す縦断面図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・・・・・ハブ輪
1a、16・・・・・・・・・・・・内側転走面
2・・・・・・・・・・・・・・・・複列の転がり軸受
3、22・・・・・・・・・・・・・等速自在継手
4・・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
5・・・・・・・・・・・・・・・・凹凸部
6・・・・・・・・・・・・・・・・ハブボルト
7・・・・・・・・・・・・・・・・外方部材
7a・・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
7b・・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
7c・・・・・・・・・・・・・・・嵌合面
8・・・・・・・・・・・・・・・・内方部材
9・・・・・・・・・・・・・・・・転動体
10・・・・・・・・・・・・・・・保持器
11、12・・・・・・・・・・・・シール
13・・・・・・・・・・・・・・・インロウ部
14、23・・・・・・・・・・・・外側継手部材
15・・・・・・・・・・・・・・・継手内輪
15a、18a・・・・・・・・・・トラック溝
15b、24b、28a・・・・・・セレーション
16・・・・・・・・・・・・・・・ケージ
17・・・・・・・・・・・・・・・トルク伝達ボール
18・・・・・・・・・・・・・・・マウス部
19・・・・・・・・・・・・・・・肩部
20、28・・・・・・・・・・・・軸部
20a・・・・・・・・・・・・・・小径段部
20b・・・・・・・・・・・・・・嵌合部
21、29・・・・・・・・・・・・ブーツ
24・・・・・・・・・・・・・・・トリポード部材
24a・・・・・・・・・・・・・・脚軸
25・・・・・・・・・・・・・・・針状ころ軸受
26・・・・・・・・・・・・・・・ローラ
27・・・・・・・・・・・・・・・外筒部
30、31・・・・・・・・・・・・ユニットカバー
30a、30b、31a、31b・・縮径部
32・・・・・・・・・・・・・・・端部
33・・・・・・・・・・・・・・・スリット
34・・・・・・・・・・・・・・・第1のユニットカバー
34a、34b・・・・・・・・・・縮径部
35・・・・・・・・・・・・・・・第2のユニットカバー
35a、35b・・・・・・・・・・縮径部
100・・・・・・・・・・・・・・ドライブシャフト
101・・・・・・・・・・・・・・摺動型等速自在継手
102・・・・・・・・・・・・・・ディファレンシャル
103・・・・・・・・・・・・・・固定型等速自在継手
104・・・・・・・・・・・・・・駆動車輪用軸受装置
105・・・・・・・・・・・・・・車輪
106・・・・・・・・・・・・・・車輪用軸受
Da・・・・・・・・・・・・・・・外方部材の嵌合面の外径
Db・・・・・・・・・・・・・・・等速自在継手の最大外径
JA・・・・・・・・・・・・・・・継手アッセンブリー

Claims (7)

  1. 内周に曲線部を有する複数の軸方向に延びる曲線状のトラック溝が形成された外側継手部材と、外周に前記トラック溝に対向するトラック溝が形成された継手内輪と、前記両トラック溝によって形成されるボールトラックにそれぞれ収容されたトルク伝達ボールと、このトルク伝達ボールを転動自在に保持するケージと、前記継手内輪に一端が連結されたドライブシャフトと、このドライブシャフトと前記外側継手部材の開口側外周部に装着されたブーツとで構成された固定型の等速自在継手、
    および、前記ドライブシャフトと外側継手部材の開口側外周部に装着されたブーツとで構成された摺動型の等速自在継手とを備えた継手アッセンブリー、
    およびこの継手アッセンブリーのうち、少なくともアウトボード側の等速自在継手の外周部を覆うように円筒状に形成され、両端部に縮径部を有するエラストマー製のユニットカバーが前記継手アッセンブリーに弾性的に装着されていることを特徴とするユニットカバー・継手アッセンブリー。
  2. 前記縮径部のうち少なくともインボード側の縮径部がテーパ状に形成されている請求項1に記載のユニットカバー・継手アッセンブリー。
  3. 前記ユニットカバーが円筒形状に一体成形されている請求項1または2に記載のユニットカバー・継手アッセンブリー。
  4. 前記ユニットカバーが湾曲して成形された一枚のシート状の合成樹脂からなり、その長手方向に沿った端部を重合させて円筒状に形成されている請求項1または2に記載のユニットカバー・継手アッセンブリー。
  5. 前記縮径部のうちアウトボード側の縮径部に周方向に複数のスリットが形成されている請求項1乃至4いずれかに記載のユニットカバー・継手アッセンブリー。
  6. 外周に車体取付フランジと懸架装置を構成するナックルの嵌合面とが一体に形成され、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、この外方部材に複数の転動体を介して回転自在に支承され、外周に車輪取付フランジと前記複列の外側転走面に対向する内側転走面とが形成された内方部材とで構成された駆動車輪用軸受、
    およびこの駆動車輪用軸受に連結された前記請求項1乃至5いずれかに記載の継手アッセンブリーとを備え、前記外方部材の嵌合面の外径が前記継手アッセンブリーの最大外径よりも大径に形成されていることを特徴とする駆動車輪用軸受装置総アッセンブリー。
  7. 前記駆動車輪用軸受装置が、一端に車輪取付フランジを一体に有するハブ輪と、等速自在継手および複列の転がり軸受がユニット化された駆動車輪用軸受装置であって、前記複列の転がり軸受の一方の内側転走面が前記ハブ輪の外周に、他方の内側転走面が前記等速自在継手を構成する外側継手部材の外周にそれぞれ形成され、前記ハブ輪に前記外側継手部材に形成された中空状の軸部を内嵌すると共に、前記ハブ輪の内径に硬化した凹凸部が形成され、前記軸部に形成された嵌合部を拡径させて前記凹凸部に食い込ませることにより、前記ハブ輪と外側継手部材とが一体に塑性結合されている請求項6に記載の駆動車輪用軸受装置総アッセンブリー。
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