JP2006208577A - 現像装置およびこれを備える画像形成装置 - Google Patents

現像装置およびこれを備える画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡便でしかも低コスト化な構成で、余剰現像剤の排出量を安定させることができ、現像容器内の現像剤量を精度よく所望の量に保つことができるような現像装置を提供すること。
【解決手段】トナーとキャリヤとからなる現像剤を収容する現像槽11と、現像槽11内の現像剤を攪拌、搬送する攪拌スクリュー13、14と、感光体2に近接もしくは接触して配置され、感光体2上の静電潜像を可視化する現像ローラ12とを備え、現像槽11外部からトナーとキャリヤとの補給を行うとともに、現像槽11内の余剰現像剤を現像剤排出口21から現像槽11外部へ排出する現像装置を次のように構成する。現像槽11内には、現像剤の流れを整流する整流部材22が現像剤排出口21と対向して設けられており、整流部材22は、現像槽11の底面に対し鉛直上向きに延設されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられ、像担持体上に形成された静電潜像を現像剤によって可視像化する現像装置、およびこれを備える画像形成装置に関する。詳細には、トナーとキャリヤとからなる2成分現像剤を用いる現像装置であって、トナーとキャリヤとの補給を行うとともに余剰現像剤を排出する、いわゆるトリクル方式を採用する現像装置、およびこれを備える画像形成装置に関する。
トナーとキャリヤとからなる2成分現像剤を収容する現像容器と、この現像容器内の現像剤を攪拌、搬送する攪拌搬送部材と、像担持体に近接もしくは接触して配置され、この像担持体上の静電潜像を可視化する現像剤担持体とを備える構成の現像装置が知られている。このような2成分現像方式を採用する現像装置における現像性能の劣化要因としては、キャリヤへのトナー付着(いわゆるスペント現象)や、キャリヤコート剥がれ等のキャリヤ性能の低下がある。
上述の問題を解決する手段として、例えば、特許文献1、2に開示されているような技術が提案されている。特許文献1、2には、いわゆるトリクル方式を採用する現像装置が示されている。具体的には、現像装置において、トナー補給時に少量のキャリヤを補給し、現像ユニット内で余剰になったキャリヤ(もしくは、キャリヤとトナーとの混合物である現像剤)を排出し、現像ユニット内のキャリヤ性能を略一定レベルにして、経時での現像性能の安定化を図ろうしている。
このようなトリクル方式を採用する現像装置における重要な動作として、現像容器内へ補給された現像剤量(キャリヤ量)に見合うだけの現像剤を現像容器外へ排出することによって、現像容器内の現像剤量を一定に保つことが挙げられる。ここで、上記特許文献1、2に記載されている現像装置における現像剤の排出方式は、溢れ出しによる自然排出方式(オーバーフロー方式)となっている。つまり、所望の状態では、現像容器に補給された量だけ現像剤の嵩が増加し、現像剤を排出する現像剤排出口の位置よりも高くなった現像剤が外部へ排出されるようになっている。そして、このような現像剤排出により、自然に現像容器内の現像剤量を一定に維持するようにしている。
しかしながら、単純なオーバーフロー方式を用いた現像装置では、画像形成装置本体の設置状態が傾いたり、外部から衝撃を受けたりというような外乱によって、さらには、現像容器内の現像剤の攪拌動作等によって、現像容器内の現像剤面の高さが変動しやすいという不具合がある。また、これにより、過剰な現像剤が排出され、現像容器内の現像剤量が安定せず、現像装置の現像性能、ひいては、画像形成装置の画像形成に悪影響を及ぼす可能性がある。
このような問題を解決するために、次のように様々な提案がなされている。
例えば、シャッター部材を現像容器の壁面に備え、所定の印字量や、現像容器内の現像剤量を検知し、この検知信号に基づきシャッター部材を開閉して余剰現像剤を排出する構成の現像装置が提案されている。
また、例えば、特許文献3に開示されているように、2本のスクリュータイプの攪拌部材を備え、その搬送方向下流側の下方に現像剤排出口を形成し、さらに、攪拌部材の現像剤排出口側に逆搬送力を付与する部材を設けることで、現像剤排出口近傍の現像剤面の高さを強制的に下げて、所定の排出口高さを超えたときに現像剤を排出する構成の現像装置が提案されている。この現像装置は、基本的にはオーバーフロー方式を用いた現像装置でありながら、上記逆搬送部材によって逆搬送力を与えることで、画像形成装置本体の傾きや外部からの衝撃に対して、現像剤排出口近傍の現像剤面の高さが大きく変動することを防ぐようにしている。そして、現像剤排出を安定して行えるようにしている。
特公平7−111598号公報 特公平2−21591号公報 特開2001−265098号公報
しかしながら、上述のような従来の現像装置には、次のような問題点がある。
トリクル方式を採用する現像装置における余剰現像剤はごく微量であるため、シャッター部材を開閉して余剰現像剤を排出する現像装置においては、シャッター部材の開閉によりごく微量の現像剤を精度よく排出することは非常に困難となる。したがって、上述のような方法では、現像容器内の現像剤を所望の量に高精度に維持することが非常に難しいという問題点がある。
上記特許文献3に開示されている現像装置においては、現像剤排出口が現像容器内の現像剤面より下方に設けられているため、現像装置の現像剤特性が変化すると、現像剤排出に対する影響が非常に大きいという問題点があった。すなわち、環境や経時変化によって現像容器内の現像剤の流動性や嵩密度が変化した場合には、逆搬送部材の動作によって現像剤流れが影響を受けやすく、これにより、現像剤排出口近傍の現像剤面の高さが変動して、所望の状態とは異なったレベルになる可能性がある。また、画像形成装置全体が現像装置の長手方向に傾いたりした場合には有効であるが、これと直交する方向、つまり、印字方向に傾いたりした場合には、逆搬送部材による上述したメリットを十分には得られず、現像剤排出口近傍の現像剤面の高さが不安定になる可能性がある。
本発明は、上述した従来技術の問題点を鑑みてなされたものであり、簡便でしかも低コスト化な構成で、余剰現像剤の排出量を安定させることができ、現像容器内の現像剤量を精度よく所望の量に保つことができるようなトリクル方式を採用する現像装置、およびこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。また、外乱によって生じる現像剤面の高さ変動を抑えることができ、過剰な現像剤排出を防止することができるようなトリクル方式を採用する現像装置、およびこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。すなわち、少なくともトナーとキャリヤとからなる現像剤を収容する現像容器と、該現像容器内の現像剤を攪拌、搬送する攪拌搬送部材と、像担持体に近接もしくは接触して配置され、該像担持体上の静電潜像を可視化する現像剤担持体とを備え、前記現像容器外部からトナーとキャリヤとの補給を行うとともに、現像容器内の余剰現像剤を現像剤排出口から現像容器外部へ排出する構成の現像装置において、前記現像容器内には、現像剤の流れを整流する整流部材が前記現像剤排出口と対向して設けられており、該整流部材は、現像容器の底面に対し鉛直上向きに延設されていることを特徴とする。
このような構成の現像装置によれば、現像剤排出口近傍での現像剤の流れが整流部材により整流されて滑らかになる。しかも、攪拌搬送部材の回転動作等によって生じる現像剤面の高さ変動を抑えることができ、これにより、現像剤排出口近傍において現像剤面の高さが安定し、余剰現像剤の排出量を安定させることができる。この結果、現像容器内の現像剤量を精度よく所望の量に保つことができる。
また、現像剤排出口側が下側になるように現像装置が傾いて現像容器内の現像剤に偏りが生じたとしても、整流部材により現像剤排出口向けて押し寄せる現像剤がブロックされる。これにより、現像剤排出口近傍における現像剤面の高さ変動を抑制することができ、過剰な現像剤排出を防止することができる。そして、現像容器内の現像剤が過剰に減少することがなくなり、上記構成の現像装置を備える画像形成装置の画像形成にも悪影響を及ぼすことがなくなる。
また、本発明の現像装置において、前記現像容器内の現像剤は、前記現像剤排出口から溢れ出すことにより排出されることを特徴とする。
シャッター部材を開閉して現像剤排出を行う場合では、シャッター部材の開閉機構や、現像容器内の現像剤量の検知手段、検知手段に基づきシャッターを駆動する制御手段等が必要となるが、上述のような構成の現像装置によれば、簡便でしかも低コストな現像剤排出機構を実現できる。
また、本発明の現像装置において、前記現像剤排出口は、前記現像容器内の基準となる現像剤面よりも高い位置に設けられていることを特徴とする。ここで、基準となる現像剤面とは、現像容器内に所望の現像剤量が収容されているときの現像剤面をいう。
現像剤排出口を現像容器の下部に配し、シャッター部材を開閉して現像剤排出を行う場合では、シャッター部材の開閉機構や、現像容器内の現像剤量の検知手段、検知手段に基づきシャッターを駆動する制御手段等が必要となるが、上述のような構成の現像装置によれば、簡便でしかも低コストな現像剤排出機構を実現できる。
また、本発明の現像装置において、前記現像剤排出口および整流部材は、前記攪拌搬送部材による現像剤搬送方向の下流側にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
このような構成の現像装置によれば、現像剤排出口側が上側になるように現像装置が傾いた場合でも、攪拌搬送部材の搬送力により、その傾き方向への現像剤偏りを抑えることができる。
また、本発明の現像装置において、前記現像剤排出口は、前記現像容器の側壁に設けられていることを特徴とする。
現像剤排出口の位置によっては、攪拌搬送部材の回転動作により現像剤面の高さ変動が大きくなり、安定した現像剤の排出が妨げられる場合がある。したがって、本発明では、上述のように、現像剤排出口を現像剤搬送方向の下流側で現像容器の側壁に設けるようにしている。
また、本発明の現像装置において、前記整流部材は、前記現像容器内に複数配置されていることを特徴とする。
このような構成の現像装置によれば、現像装置が傾いたり、外部から衝撃を受けたりというような外乱を受けた場合に、複数の整流部材により現像剤の偏りを低減し、現像剤排出口に最も近い整流部材と現像容器の側壁との間の現像剤面の高さ変動をより抑えることができ、好適である。また、通常時においても、現像剤排出口近傍での現像剤流れを整流する作用を向上させることができ、攪拌搬送部材の回転動作による一時的な現像剤面の高さ変動を効果的に抑えることができ、現像剤排出を効率よく行うことができる。
また、本発明の現像装置において、前記各整流部材の長さは、前記現像剤排出口の近くに配置されているものほど長いことを特徴とする。
このような構成の現像装置によれば、現像装置が傾いたりした場合には、その傾き方向へ偏ろうとする現像剤の流れが複数の整流部材により整流される。これにより、現像剤排出口に最も近い整流部材と現像容器の側壁との間に、現像剤が大量に流れ込むのを防いで現像剤面の高さ変動をより抑制することができ、過剰な現像剤排出を防止することができる。
また、本発明の現像装置において、前記整流部材は、前記現像剤排出口と逆側の面が上面視で現像剤排出口側に向けて凸となるように湾曲して形成されていることを特徴とする。
このような構成の現像装置によれば、整流部材の湾曲部により整流部材と現像容器の側壁との間に、現像剤が過剰に流れ込むのを防ぎ、現像剤面の高さ変動をより抑制することができ、過剰な現像剤排出を防止することができる。
また、本発明の現像装置において、前記攪拌搬送部材が少なくとも2つ備えられ、これら攪拌搬送部材による現像剤搬送経路が仕切り壁により一部分離されており、該仕切り壁の現像剤排出口側の端部の上部には、切欠き部が形成されていることを特徴とする。
このような構成の現像装置によれば、現像装置が傾いたりした場合等には、仕切り壁の切欠き部より現像剤の流れをショートカットさせて、整流部材と現像容器の側壁との間に、現像剤が過剰に流れ込むのを防ぎ、現像剤面の高さ変動をより抑制することができ、過剰な現像剤排出を防止することができる。
また、本発明の現像装置において、前記現像剤排出口は、前記仕切り壁により分離された現像剤搬送経路の連通部を臨む位置に設けられていることを特徴とする。
現像剤排出口の位置によっては、攪拌搬送部材の回転動作等により現像剤面の高さ変動が大きくなり、安定した現像剤の排出が妨げられる場合がある。ところが、現像剤搬送経路の連通部では、攪拌搬送部材からの搬送力を受ける度合いが減衰し、比較的現像剤面の高さが安定しやすい。したがって、本発明では、上述のように、現像剤排出口を現像剤搬送経路の連通部を臨む位置に設けるようにしている。
また、本発明の現像装置において、前記攪拌搬送部材には、前記連通部での現像剤搬送方向に搬送力を現像剤に与える部材が設けられていることを特徴とする。
このような構成の現像装置によれば、上記部材により整流部材と現像容器の側壁との間を流れる現像剤に、現像剤搬送方向への搬送力をより積極的に与えることができる。これにより、レスポンスのよい現像剤排出を行うことが可能となり、現像剤面の高さの安定化を向上させることが可能となる。
また、本発明の現像装置において、前記整流部材には、該整流部材と前記現像剤排出口が設けられている現像容器の側壁との間隔が現像剤搬送方向下流側に向かうにつれて徐々に狭くなる部分があることを特徴とする。
このような構成の現像装置によれば、整流部材の上記部分では、整流部材と現像容器の側壁との間で現像剤が流れにくくなっている。このため。整流部材と現像容器の側壁との間では、基準となる現像剤面の高さが現像容器の他の部分よりも高くなる。これにより、現像容器外部からトナーとキャリヤとの補給を行うと、現像容器内の現像剤量が増加するが、このとき、わずかの現像剤量変化に対しても、現像剤排出口近傍での現像剤面の高さ変動が大きく増幅され、この結果、レスポンスのよい現像剤排出が可能となる。
また、本発明の現像装置において、前記整流部材の現像剤排出口側の面が、該現像剤排出口側に突出しており、その突出度合いが上方に行くにしたがって小さくなることを特徴とする。
このような構成の現像装置によれば、整流部材と現像容器の側壁との間で、現像剤が流れにくくなり、基準となる現像剤面の高さが現像容器の他の部分よりも高くなる。これにより、現像容器内の現像剤量が増加した際に、現像剤排出口近傍での現像剤面の高さ変動が大きく増幅され、レスポンスのよい現像剤排出が可能となる。
また、本発明の現像装置において、前記現像剤排出口は、該現像剤排出口が設けられている現像容器の側壁と前記整流部材との間の現像剤搬送経路において、現像剤が最も流れにくくなる位置よりも上流側に形成されていることを特徴とする。
現像剤が流れにくくなる位置、すなわち、整流部材と現像容器の側壁との間隔が狭くなる位置では、現像剤を搬送方向に推し進める作用と、現像剤を上方に持ち上げる作用が微妙にバランスする状態であり、現像剤面の高さが不安定になりやすく、このような位置に現像剤排出口を設けると現像剤排出も不安定になりやすい。したがって、本発明では、上述のような位置に現像剤排出口を設けて、安定した現像剤排出を行うことができるようにしている。
また、本発明の画像形成装置は、以上のような構成の本発明の現像装置を備えている。すなわち、本発明は、現像装置に限定されるものではなく、本発明の現像装置を適用した画像形成装置(複写機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等)を包含する。このような本発明の画像形成装置によれば、上述した本発明の現像装置と同様の作用および効果を奏する。
本発明は、上述のような構成であるから、現像剤排出口近傍での現像剤の流れが整流部材により整流されて滑らかになる。しかも、攪拌搬送部材の回転動作等によって生じる現像剤面の高さ変動を抑えることができ、これにより、現像剤排出口近傍において現像剤面の高さが安定し、余剰現像剤の排出量を安定させることができる。この結果、現像容器内の現像剤量を精度よく所望の量に保つことができる。
また、現像剤排出口側が下側になるように現像装置が傾いて現像容器内の現像剤に偏りが生じたとしても、整流部材により現像剤排出口向けて押し寄せる現像剤がブロックされる。これにより、現像剤排出口近傍における現像剤面の高さ変動を抑制することができ、過剰な現像剤排出を防止することができる。そして、現像容器内の現像剤が過剰に減少することがなくなり、上記構成の現像装置を備える画像形成装置の画像形成にも悪影響を及ぼすことがなくなる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は、本発明の実施形態に係わる現像装置が適用される電子写真方式の画像形成装置の概略構成を示す模式図である。図1に示すように、画像形成装置1は、感光体2、帯電部材3、露光部材4、現像装置5、転写部材6、クリーニング部材7、除電部材8、および定着装置9を備えている。そして、感光体2を中心として、その周囲に、帯電部材3、露光部材4、現像装置5、転写部材6、クリーニング部材7、および除電部材8がこの順で配置されている。感光体2と転写部材6との間には、記録媒体としての用紙Pが搬送される用紙搬送路が形成されている。用紙搬送路の搬送方向における感光体2の下流側には、定着装置9が配置されている。
感光体2は円筒状の像担持体である。感光体2は、基材2a上に光導電層2bが形成されて構成されている。例えば、アルミニウム等で製作された金属ドラムを基材2aとして、その外周面に、アモルファスシリコン(a−Si)、セレン(Se)や有機光半導体(OPC)等の光導電層2bが薄膜状に形成されている。なお、感光体2の構成は、上述の構成に特に限定されない。
帯電部材3は、感光体2を均一に帯電させるものである。帯電部材3としては、例えば、タングステンワイヤ等の導電線、金属製のシールド板、グリッド板等からなるコロナ帯電器や、帯電ローラ、帯電ブラシ等を用いることができる。
露光部材4は、所望の画像情報を、例えば、レーザ光によって感光体2に静電潜像として書き込むものである。露光部材4としては、例えば、半導体レーザや発光ダイオード等を用いることができる。
現像装置5は、感光体2上の静電潜像に現像剤を付着させて現像を行うものである。現像装置5の詳細については後述する。
転写部材6は、感光体2上の現像剤像を用紙Pに転写するものである。転写部材6としては、例えば、コロナ転写器、転写ローラ、転写ブラシ等を用いることができる。
クリーニング部材7は、感光体上に残留している現像剤や紙粉をクリーニングして除去するものである。クリーニング部材7としては、クリーニングブレード等を用いることができる。
除電部材8は、感光体2の表面に残留している電位を除去するものである。除電部材8としては、除電ランプ等を用いることができる。
定着装置9は、用紙Pに現像剤像を定着させるものである。定着装置9は、一対の定着ローラ9a、9bを備えている。
画像形成装置1は、感光体2上に図示しない画像読取装置で読み取られた原稿像、あるいは図示しないホストコンピュータからのデータに対応する静電潜像を形成し、その静電潜像を現像装置5によって現像(可視化)し、用紙P上に転写して画像形成を行うものである。以下、画像形成装置1の電子写真プロセスについて詳しく説明する。
画像形成装置1において、感光体2は、帯電部材3から上記各部材4〜8の配置順にしたがって、図1に示すA方向に回転可能となっている。まず、感光体2の所定の領域が帯電部材3の位置まで到達すると、感光体2の表面は、帯電部材3により所定の電位となるように帯電される。次に、感光体2の回転によって、感光体2の帯電された領域は、露光部材4の位置まで到達する。露光部材4により感光体2表面に画像が書き込まれ、静電潜像が形成される。
そして、感光体2の回転によって、感光体2の静電潜像が形成された領域は、現像装置5の位置まで到達する。現像装置5の現像剤により感光体2上の静電潜像は現像され、現像剤像として可視化される。次に、感光体2の回転によって、現像剤により現像された領域は、転写部材6の位置まで到達する。転写部材6により感光体2上の現像剤像は用紙P上に転写される。感光体2から用紙P上に転写された現像剤像は、定着装置9の定着ローラ9a、9bによって用紙P上に定着される。
現像剤像の転写後の感光体2の領域は、感光体2の回転によって、クリーニング部材7の位置まで到達する。クリーニング部材7により感光体2上に残留している現像剤や紙粉等が除去される。次に、感光体2の回転によって、クリーニング後の感光体2の領域は、除電部材8の位置まで到達する。除電部材8により感光体2上に残留している電位が除去される。以上のような一連の動作によって一回の画像形成が終了する。なお、複数の用紙Pを連続印刷する際には、上述した動作を複数回繰り返すようする。
なお、以上では、単色での印字を行う画像形成装置1について説明したが、カラーでの印字を行う場合には、画層形成装置を、少なくとも3つ以上のトナー色の異なる現像装置と感光体とを有するタンデム型や、1つの感光体で多色のトナー像を重ねていく3ないし4回転型のものとして構成すればよい。
続いて、現像装置5について、図2、図3を用いて説明する。
現像装置5は、トナーとキャリヤとからなる現像剤(2成分現像剤)を用いる現像装置として構成されている。図2は、現像装置5の内部の構成を示す上面図であり、図3は、同じく横断面図である。図2、図3に示すように、現像装置5には、現像容器としての現像槽11、現像剤担持体としての現像ローラ12、攪拌搬送部材としての2つの攪拌スクリュー13、14、仕切り壁16等が備えられている。
現像槽11は、トナーとキャリヤとからなる現像剤(2成分現像剤)を収容するものであり、現像槽11内部の各部材を支持している。現像槽11内の現像剤のトナーの重量比は、通常、数パーセントに設定される。トナーとキャリヤとは、現像槽11内で混合、攪拌、帯電される。キャリヤには、例えば、磁性を有する粒子の表面に、帯電性を付与したりトナーの粘着を抑制するための樹脂コート層が設けられているものを用いることができる。また、樹脂粒子中に磁性体微粉末を分散させた樹脂キャリヤ等を用いることもできる。
現像ローラ12は、感光体2に近接もしくは接触して配置されている(図1参照)。現像ローラ12は、複数の磁石体を有するマグネットローラと、このマグネットローラを内包する円筒状の現像スリーブとにより構成されている。そして、現像槽11の両側壁にマグネットローラが回転不能に支持されており、このマグネットローラに対して、現像スリーブが回転可能に外嵌されている。
現像ローラ12は、感光体2にトナーを供給して、感光体2に形成された静電潜像を現像する。具体的には、現像槽11内のキャリヤが磁力によって現像ローラ12(現像スリーブ)に吸着され、いわゆる磁気ブラシが形成され、現像ローラ12の回転により搬送される。そして、キャリヤに付着したトナーが感光体2に供給され、感光体2の静電潜像に吸着されて、現像が行われる。このように、画像形成装置1の印字動作により現像剤中のトナーが消費される。そして、現像槽11内の現像剤中のトナー濃度は次第に低下していく。したがって、後述するように、現像装置5にキャリヤ現像剤補給ユニット(現像剤補給部)27を設けて、トナーを現像槽11に補給するようにしている。なお、磁気ブラシの穂立ちの高さ、つまり、現像剤の層厚を規制するために、ドクタ15が設けられている。
攪拌スクリュー13、14は、現像槽11内の現像剤を攪拌し、搬送するものである。攪拌スクリュー13、14は、現像槽11の両側壁に軸受け(図示せず)を介してそれぞれ回転可能に支持されている。攪拌スクリュー13、14の回転によりトナーとキャリヤとが摩擦し、トナーが帯電する。なお、攪拌搬送部材としては、スクリュー状の部材に限定されず、パドル状の部材等を用いてもよい。
2つの攪拌スクリュー13、14の間には、仕切り壁16が設けられている。そして、仕切り壁16により、攪拌スクリュー13、14による現像剤搬送経路が一部分離されている。この仕切り壁16によって現像槽11の現像剤収容部が、一方の攪拌スクリュー13が配置されている第1収容部17と、他方の攪拌スクリュー14が配置されている第2収容部18とに分けられている。両収容部17、18は、現像槽11の両側部に形成される連通部19、20を介して互いに連通されている。仕切り壁16は、現像槽11の底面に略垂直に固定されており、その上端位置は、少なくとも現像槽11内の現像剤面の高さよりも高い位置となっている。仕切り板16の両側端と現像槽11の両側壁との間にはそれぞれ間隙があり、連通部19、20が形成されている。そして、攪拌スクリュー13、14の回転により、現像剤は、図2中の太い矢印で示すように、2つの収容部17、18間を循環するように搬送される。このとき、連通部19、20を通って、一方の収容部から他方の収容部へ現像剤が搬送される。
現像槽11の左右一側の側壁(図2では、連通部19側の側壁)には、現像剤排出用の現像剤排出口21が形成されている。これら現像剤排出口21の外側には、現像剤を図示しない現像剤回収容器に排出するための排出筒23が設けられている。そして、現像槽11内でオーバーフローした(溢れ出た)現像剤が現像剤排出口21から排出され、排出筒23を通って現像剤回収容器に回収されるようになっている。なお、現像装置5における現像剤の排出については後述する。
現像槽11の上壁には、現像剤補給用の補給用開口26が形成されている。この補給用開口26を介して、現像槽11と、現像槽11の上方に設けられるキャリヤ現像剤補給ユニット27と連通されている。キャリヤ現像剤補給ユニット27には、キャリヤとトナーとが所定比率で混合された現像剤(以下、「キャリヤ現像剤」と言う。)が収容されている。キャリヤ現像剤のトナーの重量比は、70〜95パーセント程度に設定されている。このキャリヤ現像剤が、補給用開口26を通って、現像槽11(第2収容部18)に供給可能となっている。
キャリヤ現像剤補給ユニット27の下部には、図示しない制御装置により回転駆動されるキャリヤ現像剤補給ローラ28が設けられている。キャリヤ現像剤補給ローラ28が回転駆動されることによって、キャリヤ現像剤がキャリヤ現像剤補給ローラ28の駆動時間に応じた量だけ流下して補給用開口26を通り、現像槽11に供給される。ここで、現像槽11には、現像槽11内の現像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度センサ29が設けられている。そして、トナー濃度センサ29の検出信号が制御装置に出力されると、この検出信号に基づいてキャリヤ現像剤補給ユニット27のキャリヤ現像剤補給ローラ28が回転駆動され、上述のように、キャリヤ現像剤が現像槽11に供給される。
このようにして、現像槽11にトナーと極少量のキャリヤとが供給される。キャリヤ現像剤補給ユニット27から供給されたキャリヤ現像剤は、攪拌スクリュー13、14の回転により、現像槽11内に既にある現像剤と混合され、攪拌される。なお、トナー濃度センサ29は、透磁率センサからなり、現像槽11内を搬送される現像剤に接触して、その透磁率を検出するものである。そして、検出された透磁率からキャリヤに対するトナー比率が求められる。このトナー比率は、トナー濃度センサ29に接触する現像剤中のキャリヤ量が少ない場合には高くなり、逆に、キャリヤ量が多い場合には低くなる。
次に、現像装置5における現像剤の排出について、図4、図5を用いて詳しく説明する。図4は、現像装置5における現像剤の排出を示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
上述したように、現像装置5は、いわゆるトリクル方式を採用する現像装置として構成されている。この現像装置5において、現像剤の攪拌搬送部材としてスクリュータイプの攪拌スクリュー13、14が2つ用いられ、攪拌スクリュー13、14間に仕切り壁16が設けられて、それぞれの攪拌領域が形成されている。現像装置5では、攪拌スクリュー13、14の回転により、現像槽11内で、現像剤が混合、攪拌、搬送、帯電される。そして、画像形成装置1の印字動作によって現像剤中のトナーが消費され、現像槽11内の現像剤中のトナー濃度が低下すると、キャリヤ現像剤補給ユニット27よりキャリヤ現像剤が現像槽11に補給されるようにしている。
また、図4に示すように、攪拌スクリュー13、14の現像槽11における現像剤搬送方向(図4(a)中の太い矢印で示す方向)下流側には、逆ピッチの羽根部材13a、14aがそれぞれ取り付けられている。これら羽根部材13a、14aによって、攪拌スクリュー13、14の現像剤搬送方向下流側に搬送されてきた現像剤が、攪拌スクリュー13、14を支持する現像槽11の側壁の軸受け部に押し込まれることを抑制している。これにより、攪拌スクリュー13、14の軸受け部の動作状態が悪化することを防ぎ、攪拌スクリュー13、14の円滑な回転動作を保つようにしている。
そして、現像ローラ12に近いほうの攪拌スクリュー13の現像剤搬送方向下流側の現像槽11の側壁には、余剰現像剤を排出するための現像剤排出口21が形成されている。現像剤排出口21は、連通部19を臨む位置に設けられている。現像剤排出口21は、その下端位置が現像槽11内の基準となる現像剤面(所望の現像剤量が収容されているときの現像剤面)の高さと比べて略等しい位置かもしくは若干高い位置となるように配設されている。上述したように、キャリヤ現像剤補給ユニット27よりキャリヤ現像剤が現像槽11に補給されると、現像槽11内の現像剤量が増加し、現像剤面が高くなる。このとき、現像剤面が基準となる現像剤面の高さよりも高くなると、現像剤が現像剤排出口21から溢れ出すことにより排出され、排出筒23を通り、図示しない現像剤回収容器に回収される。つまり、現像槽11内の現像剤面の高さが現像剤排出口21の下端の高さ位置を超えると、その超えた分に相当する量の余剰現像剤がオーバーフローして現像剤排出口21から排出される。こうして、現像剤面の高さが一定に保たれるようにしている。言い換えれば、現像槽11内の現像剤が所望の量に保たれるようにしている。なお、排出筒23内での現像剤の排出手段については、スクリュータイプの部材により強制的に外部へ搬送排出するものや、底面を外側下方に向けて傾斜させて自然に現像剤を排出するもの等を用いることができる。
現像槽11の現像剤排出口21の手前側には、現像剤排出口21近傍の現像剤の流れを整流する整流部材(整流板)22が現像剤排出口21と対向して設けられている。具体的には、仕切り壁16と現像槽11の側壁との間の連通部19に設けられている。整流部材22は、現像槽11の底面から鉛直上向きに延びる立壁状の部材であり、現像槽11の側壁と略平行に設けられている。整流部材22の上端位置は、現像剤排出口21の上端位置よりも高くなっている。整流部材22の現像槽11の側壁に沿う方向の長さは、攪拌スクリュー13、14と干渉しない範囲でできるだけ長くなっている。
画像形成装置1の通常の印字動作時には、現像槽11内の現像剤が攪拌スクリュー13、14により攪拌搬送される。このとき、連通部19を搬送される現像剤の大部分は仕切り壁16と整流部材22との間を流れ、残りの一部は整流部材22と現像槽11の側壁との間を流れていく。また、キャリヤ現像剤補給ユニット27からのキャリヤ現像剤補給時には、現像槽11内の現像剤量が増加して、整流部材22と現像槽11の側壁との間の現像剤面も高くなり、現像剤が現像剤排出口21から排出される。このとき、整流部材22により連通部19(現像剤排出口21近傍)における現像剤の流れが整流されて滑らかになる。しかも、攪拌スクリュー13、14の回転動作等によって生じる現像剤面の高さ変動を抑えることができ、これにより、整流部材22と現像槽11の側壁との間において現像剤面の高さが安定し、余剰現像剤の排出量を安定させることができる。この結果、現像槽11内の現像剤を精度よく所望の量に保つことができる。
一方、通常時以外の場合、例えば、画像形成装置1全体が傾いたり、外部から衝撃を受けたりというような外乱を受けた場合においても、次のようなメリットがある。図5は、現像装置の傾斜時の現像剤の排出を示す図であり、(a)は上述の整流部材22を設けた場合、(c)は設けない場合を示し、(b)、(d)はそれぞれの場合の要部を示す。
現像装置5´に整流部材を設けない場合には、現像装置5´が、図5(c)、(d)に示すように、現像剤排出口21´側が下側となるように傾くことによって、現像槽11´内の現像剤に偏りが生じ、現像剤排出口21´側の現像剤面が高くなってしまう。これにより、所望の現像剤量の現像剤が現像槽11´内に収容されている場合でも、不必要な現像剤排出が行われ、この結果、現像槽11´内の現像剤が減少し、画像形成装置の画像形成に悪影響を及ぼしてしまう。
これに対して、上述したように、現像装置5に整流部材22を設けた場合には、現像装置5が、図5(a)、(b)に示すように、現像剤排出口21側が下側になるように傾き、現像槽11内の現像剤に偏りが生じたとしても、整流部材22により現像剤排出口21向けて押し寄せる現像剤がブロックされる。これにより、整流部材22と現像槽11の側壁との間の現像剤面の高さ変動を抑制することができ、過剰な現像剤排出を防止することができる。そして、現像槽11内の現像剤が過剰に減少することがなくなり、画像形成装置1の画像形成にも悪影響を及ぼすことがなくなる。同様に、画像形成装置1が外部から衝撃を受けた場合においても、整流部材22と現像槽11の側壁との間の現像剤面の高さ変動を抑制することができ、過剰な現像剤排出を防止することができる。
例えば、画像形成装置1が横送りのA4用紙を印字可能なものであるとすると、現像装置5の現像ローラ12の長手方向長さは、少なくとも300mmは必要であり、現像槽11の長手方向長さはそれ以上の長さとなる。ここで、整流部材22と現像槽11の側壁との間隔を約2mmとすると、現像槽11が傾いた場合、整流部材22の外側(整流部材22と現像槽11の側壁との間)の現像剤面の高さ変動を、整流部材22の内側(整流部材22と仕切り壁16との間)の現像剤面の高さ変動と比べて、数分の1ないし数10分の1に抑えることができる。
この例では、現像剤排出口21を現像ローラ12に近いほうの攪拌スクリュー13の現像剤搬送方向下流側の現像槽11の側壁に設け、整流部材22をその近傍の連通部19に設けている。これにより、現像剤の攪拌が十分に行われた状態で現像剤の排出が行われるため、所望のトナー濃度の現像剤の排出を行うことができ、好適である。なお、現像剤排出口21を現像ローラ12に遠いほうの攪拌スクリュー14の現像剤搬送方向下流側の現像槽11の側壁に設け、整流部材22をその近傍の連通部20に設けてもよく、この場合にも、同様の作用効果を奏する。また、現像槽11の後壁(現像ローラ12から遠い方の壁)に現像剤排出口を配置し、その近傍に整流部材を配置してもよい。ただし、この場合には、攪拌搬送部材の形状、攪拌方法にもよるが、攪拌搬送部材の回転動作により整流部材と現像槽の後壁との間の現像剤面の高さ変動が大きくなったり、キャリヤ現像剤の補給後に十分攪拌されない状態の現像剤が現像剤排出口に到達して所望のトナー濃度の現像剤が排出されない場合がある。
また、現像剤排出口21を現像剤搬送方向下流側の現像槽11の側壁に設けることによって、現像装置5が、図5(a)に示す場合とは逆に方向に傾いた場合、つまり、現像剤排出口21側が上側になるように傾いた場合には、攪拌スクリュー13の搬送力により、逆方向への現像剤偏りを抑えることができる。このように、この例の現像装置5は、外乱に対して強い現像剤排出機構を備えており、現像剤排出口21側に傾いた場合でもその逆側に傾いた場合でも対応することができる。
また、現像剤排出口の位置によっては、上述のように、攪拌搬送部材の回転動作等により現像剤面の高さ変動が大きくなり、安定した現像剤の排出が妨げられる場合があるが、この例では、現像剤排出口21が現像槽11の側壁の連通部19を臨む位置に設けられている。連通部19、20では、攪拌スクリュー13、14からの搬送力を受ける度合いが減衰し、比較的現像剤面の高さが安定しやすい。このため、現像剤排出口21近傍での現像剤面の高さも安定し、これにより、余剰現像剤の排出を安定して行うことができる。
また、この例では、現像剤排出口21の位置を基準となる現像剤面と比べて略等しい位置かもしくは若干高い位置として、現像剤の排出をオーバーフロー方式により行うこととしている。これにより、簡便でしかも低コストな現像剤排出機構でありながら、現像槽11内の現像剤を精度よく所望の量に保つことができる。なお、オーバーフロー方式に限定されるものではなく、例えば、現像剤排出口を基準となる現像剤面よりも下方に配置し、シャッター部材を開閉して現像剤排出を行うようにしてもよい。この場合にも、シャッター部材の開閉機構や、現像槽内の現像剤量の検知手段、検知手段に基づきシャッターを駆動する制御手段等が必要となるが、整流部材を設けることにより現像剤排出口にかかる現像剤の圧力を軽減できるため、シャッター部材の開閉により微量の現像剤でも精度よく排出でき、現像槽内の現像剤を精度よく所望の量に保つことができる。
次に、現像装置の変形例について説明する。なお、図6〜図17では、上述した例(図4、図5参照)と同じ構成による部分については同じ符号を付している。そして、上述した例と同じ構成による部分については、説明を省略し、異なる構成による部分について詳しく説明する。
上述した例では、図4に示すように、現像装置5に整流部材22を1つだけ設ける構成としているが、図6に示すように、現像装置30に複数(図6では3つ)の整流部材31、31・・・を設ける構成とすることもできる。
図6は、現像装置の他の例を示す図であり、(a)は内部の構成を示す上面図、(b)は現像剤の排出を示す要部正面図である。図6に示すように、現像装置30には、現像槽11の現像剤排出口21の手前側の連通部19に、略同じ大きさの3つの整流部材31、31、31が互いに平行に設けられている。各整流部材31は、現像槽11の底面から鉛直上向きに延びる立壁状の部材であり、現像槽11の側壁と略平行に設けられている。各整流部材31の上端位置は、現像剤排出口21の上端位置よりも高くなっている。そして、各整流部材31の現像槽11の側壁に沿う方向の長さは、攪拌スクリュー13、14と干渉しない範囲でできるだけ長くなっている。
このように、現像装置30に複数の整流部材31、31・・・を設けることによって、画像形成装置全体が傾いたり、外部から衝撃を受けたりというような外乱を受けた場合に、図6(b)に示すように、複数の整流部材31、31・・・により現像剤の偏りを低減し、現像剤排出口21に最も近い整流部材31と現像槽11の側壁との間の現像剤面の高さ変動をより抑えることができ、好適である。また、通常時においても、連通部19での現像剤流れを整流する作用を向上させることができ、攪拌スクリュー13の回転動作による一時的な現像剤面の高さ変動を効果的に抑えることができ、現像剤排出を効率よく行うことができる。
この図6に示す例では、略同じ大きさの整流部材31、31・・・を現像槽11に配置する構成としているが、図7、図8に示すように、異なる大きさの整流部材を配置する構成としてもよい。図7、図8は、現像装置の他の例を示す図であり、それぞれ(a)は内部の構成を示す上面図、(b)は現像剤の排出を示す要部上面図である。
図7に示す現像装置40では、現像槽11の現像剤排出口21の手前側の連通部19に、異なる大きさの3つの整流部材41、41、41が互いに平行に設けられている。各整流部材41の現像槽11の側壁に沿う方向の長さは、現像剤排出口21の近くに配置されているものほど長くなっている。そして、各整流部材41は、上面より見たときに連通部19の現像剤搬送方向下流側で段々状になるように配置されている。図8に示す現像装置50では、各整流部材51の現像槽11の側壁に沿う方向の長さは、現像剤排出口21の近くに配置されているものほど長くなっている。そして、各整流部材51は、上面より見たときにピラミッド状になるように配置されている。
図7に示す複数の整流部材41、41・・・を用いると、画像形成装置全体が傾いたりした場合等には、図7(b)に示すように、図中太い矢印で示す方向に現像剤が偏ろうとするのに対して、複数の整流部材41、41・・・により、図中細い矢印で示す方向に現像剤が整流される。これにより、現像剤排出口21に最も近い整流部材41と現像槽11の側壁との間に、現像剤が大量に流れ込むのを防いで現像剤面の高さ変動をより抑制することができ、過剰な現像剤排出を防止することができる。図8に示す複数の整流部材51、51・・・を用いた場合にも、図7に示す整流部材41、41・・・の場合と同様の作用効果が得られる。
また、図9、図10に示すような形状の整流部材を現像槽11に配置する構成とすることもできる。図9、図10は、現像装置の他の例を示す図であり、それぞれ(a)は内部の構成を示す上面図、(b)は現像剤の排出を示す要部上面図である。
図9に示す現像装置60では、現像槽11の現像剤排出口21の手前側の連通部19に、整流部材61が設けられている。整流部材61は、現像剤排出口21と逆側の面が、上面視で、現像剤排出口21側に向けて凸となるように湾曲した形状となっている。図10に示す現像装置70では、整流部材71は、上面視で円弧状の形状となっている。
図9に示す形状の整流部材61を用いると、画像形成装置全体が傾いたりした場合等には、図9(b)に示すように、図中太い矢印で示す方向に現像剤が偏ろうとするのに対して、整流部材61の両端部の湾曲部により図中細い矢印で示す方向に現像剤が流れていく。これにより、整流部材61と現像槽11の側壁との間に、現像剤が過剰に流れ込むのを防ぎ、現像剤面の高さ変動をより抑制することができ、過剰な現像剤排出を防止することができる。図10に示す形状の整流部材71を用いた場合にも、図9に示す整流部材61の場合と同様の作用効果が得られる。
また、図11に示すような切欠き部が設けられた仕切り壁を現像槽11に配置する構成とすることもできる。図11は、現像装置の他の例を示す図であり、(a)は内部の構成を示す上面図、(b)は同じく正面図、(c)は切欠き部での現像剤の流れを示す図である。
図11に示す現像装置80では、現像槽11に上述した図4に示す例と同様の整流部材22が設けられている。図4に示す例と異なるのは、仕切り壁81に切欠き部82が設けられている点である。図11(b)に示すように、仕切り壁81の連通部19側、つまり、現像剤排出口21側の端部の上部には、矩形の切欠き部82が形成されている。
このような切欠き部82を設けることによって、画像形成装置全体が傾いたりした場合等には、図11(c)に示すように、切欠き部82より現像剤の流れをショートカットさせ、現像剤を第1収容部17から連通部19を経ずに第2収容部18へ搬送することが可能となる。これにより、整流部材22と現像槽11の側壁との間に、現像剤が過剰に流れ込むのを防ぎ、現像剤面の高さ変動をより抑制することができ、過剰な現像剤排出を防止することができる。
さらに、図12に示すように、整流部材を現像槽11の側壁と平行ではなく、斜めに傾けて配置する構成とすることもできる。
図12は、現像装置の他の例を示す図であり、(a)は内部の構成を示す上面図、(b)は現像剤の排出を示す要部上面図、(c)は整流部材と現像槽の側壁との間の現像剤面の高さ変動を示す要部側断面図である。図12に示す現像装置90では、現像槽11の現像剤排出口21の手前側の連通部19に、平坦な形状の整流部材91が設けられている。整流部材91は、現像槽11の側壁と平行ではなく、整流部材91と現像槽11の側壁との間隔が現像剤搬送方向下流側に向かうにつれて徐々に狭くなるように、斜めに傾けて配置されている。また、現像剤排出口21の下端位置が現像槽11内の基準となる現像剤面の高さ位置よりも若干上方に配設されている。
図12に示す整流部材91を用いると、整流部材91と現像槽11の側壁との間では、現像剤搬送方向下流側に向かうにつれて、現像剤が流れにくくなっている。そして、整流部材91と現像槽11の側壁との間では、基準となる現像剤面の高さが現像槽11の他の部分よりも高くなる。このときの基準となる現像剤面の高さ変動は、図12(c)の破線で示すようになる。図12(c)に示すように、整流部材91と現像槽11の側壁との間隔が狭くなるにつれて現像剤が進みにくくなり、現像剤への圧力が上昇する。これにより、現像剤が自身の嵩密度を維持するために現像剤面を徐々に上昇させながら進んでいく。ところが、現像剤面がある程度の高さまで達すると、それ以上現像剤面を上げるための圧力と、現像剤の本来の搬送方向に進めるための圧力が同等になると、現像剤面の上昇が収まり、略一定の現像剤面高さで流れていくようになる。そして、現像剤排出口21を、その下端位置を現像剤面の上昇が収まる高さ位置とし、その現像剤搬送方向の位置を現像剤面の上昇が収まる位置もしくはその位置より下流側の位置とするように配設しておくことで、所望の現像剤量を超えて余剰現像剤が生じた際には、その余剰現像剤が現像剤排出口21より排出される。
キャリヤ現像剤補給ユニット27からのキャリヤ現像剤補給時には、現像槽11内の現像剤量が増加するが、このときの現像剤面の高さ変動は、図12(c)の一点鎖線で示すようになる。図12(c)に示すように、整流部材91と現像槽11の側壁との間の入り口部分、つまり、現像剤搬送方向の最上流側の部分、および、整流部材91と現像槽11の側壁との間以外の現像槽11の他の部分では、現像剤面の高さ変動は微小である。しかし、上述したように、整流部材91と現像槽11の側壁との間では、現像剤が現像剤面を徐々に上昇させながら進んでいくため、その際の上昇度合いが、上述した入り口部分および現像槽11の他の部分と比べて大きくなる。これにより、わずかの現像剤量変化に対しても、現像剤排出口21近傍での現像剤面の高さ変動が大きく増幅され、この結果、レスポンスのよい現像剤排出が可能となる。
ここで、現像剤排出口21を、整流部材91と現像槽11の側壁との間の現像剤搬送経路において、現像剤が最も流れにくくなる位置よりも上流側に設けることが望ましい。その理由は、現像剤が流れにくくなる領域、すなわち、整流部材91と現像槽11の側壁との間隔が狭くなる領域では、現像剤を搬送方向に推し進める作用と、現像剤を上方に持ち上げる作用が微妙にバランスする状態であり、現像剤面の高さが不安定になりやすく、このような位置に現像剤排出口21を設けると現像剤排出も不安定になりやすいからである。したがって、整流部材91と現像槽11の側壁との間で最も現像剤が流れにくくなる位置よりも上流側の比較的現像剤面が高い位置に安定して保たれるような位置に現像剤排出口21を設けることで、安定した現像剤排出を行うことができる。
この例では、平坦な形状の整流部材91を現像槽11の側壁に対して傾けて配置する構成としているが、図13に示すように、平坦ではない形状の整流部材101を配置する構成としてもよい。すなわち、図13に示す現像装置100では、整流部材101の現像剤搬送方向下流側の部分が湾曲されており、整流部材101と現像槽11の側壁との間隔が現像剤搬送方向下流側に向かうにつれて徐々に狭くなるようになっている。この図13に示す形状の整流部材101を用いた場合にも、上述の図12に示す整流部材91の場合と同様の作用効果が得られる。
またさらに、図14、図15に示すような形状の整流部材を現像槽11に配置する構成とすることもできる。図14は、現像装置の他の例を示す図であり、(a)は内部の構成を示す上面図、(b)は現像剤の排出を示す要部上面図、(c)は整流部材と現像槽の側壁との間の現像剤面の高さ変動を示す要部側断面図、(d)は同じく要部正面図である。図15は、整流部材を示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
図14に示す現像装置110では、現像槽11の現像剤排出口21の手前側の連通部19に、整流部材111が設けられている。整流部材111は、図15に示すように、現像剤排出口21側の面が底部から上下中途部にかけて、現像剤排出口21側に円弧状に突出して盛り上がっており、その盛り上がり方(突出度合い)が上方にいくにつれてなだらかに減少するような形状となっている。
このような形状の整流部材111を用いた場合にも、上述の図12に示す整流部材91の場合と同様の作用効果が得られる。すなわち、図14、図15に示す整流部材111を用いると、整流部材111と現像槽11の側壁との間で、現像剤が流れにくくなり、図14(c)、(d)の破線で示すように、基準となる現像剤面の高さが現像槽11の他の部分よりも高くなる。そして、現像槽11内の現像剤量が増加した際に、現像剤面の高さ変動は、図14(c)、(d)の一点鎖線で示すようになり、現像剤排出口21近傍での現像剤面の高さ変動が大きく増幅され、レスポンスのよい現像剤排出が可能となる。
この例の場合にも、図14に示すように、現像剤排出口21を現像剤が最も流れにくくなる位置よりも上流側に設けることによって、安定した現像剤排出を行うことができる。この場合、さらに、整流部材111の盛り上がりが高い位置ほど小さくなっており、現像剤面の高さが上昇した際、現像剤が搬送方向へ流れやすくなるように整流部材111が形成されている。よって、現像剤の流れにくさが同等となる領域が広くなるように整流部材111が形成されており、現像剤面が高くなった状態を安定して保つ尤度が大きくなっている。このため、現像剤排出をより安定して行うことができる。
また、現像剤面を持ち上げて現像剤排出レスポンスを上げる構成として、図16、図17に示すような構成とすることもできる。図16、図17は、現像装置の他の例を示す図であり、それぞれ(a)は内部の構成を示す上面図、(b)は同じく側面図である。
図16に示す現像装置120では、攪拌スクリュー13の現像剤搬送方向の下流側端部に、図4に示す現像装置5における逆ピッチの羽根部材13aに替えて、パドル状部材121が取り付けられている。このパドル状部材121が回転することにより、連通部19において現像剤搬送方向への搬送力が現像剤に与えられる。そして、パドル状部材121の下流側に整流部材22および現像剤排出口21が配置されている。
上述の図12等に示す例のように、現像剤排出口21近傍での現像剤面の高さ変動を増幅させることによって排出レスポンスを高める場合には、整流部材および現像剤排出口21近傍を流れる現像剤に、現像剤搬送方向成分の搬送力を十分にかつ安定して与えることが重要である。この例では、上述したようなパドル状部材121を設けることによって、このパドル状部材121の回転動作により、整流部材22と現像槽11の側壁との間を流れる現像剤に、現像剤搬送方向への搬送力をより積極的に与えることができる。これにより、レスポンスのよい現像剤排出を行うことが可能となり、現像剤面の高さの安定化を向上させることが可能となる。図17に示す現像装置130は、攪拌スクリュー13にパドル状部材を設ける構成ではなく、攪拌スクリュー13の現像ローラ12側にパドル状の攪拌部材131を設ける構成となっている。このようなパドル状の攪拌部材131を用いた場合にも、図16に示すパドル状部材121の場合と同様の作用効果が得られる。
なお、以上の例を適宜組み合わせて用いることも可能である。その組み合わせの一例を挙げれば、図14に示す整流部材111は現像槽11の側壁と平行に配置することができるため、上述した図6〜図11に示すような構成と併用することができる。この場合には、画像形成装置全体が傾いたとき等の現像剤面の高さ変動の抑制と、現像剤排出のレスポンス性の向上とをより高次で両立でき、一層好適となる。
本発明の実施形態に係わる現像装置が適用される画像形成装置の概略構成を示す模式図である。 現像装置の内部の構成を示す上面図である。 同じく横断面図である。 現像装置における現像剤の排出を示す図である。 現像装置の傾斜時の現像剤の排出を示す図である。 現像装置の他の例を示す図である。 現像装置の他の例を示す図である。 現像装置の他の例を示す図である。 現像装置の他の例を示す図である。 現像装置の他の例を示す図である。 現像装置の他の例を示す図である。 現像装置の他の例を示す図である。 現像装置の他の例を示す図である。 現像装置の他の例を示す図である。 図14の現像装置における整流部材を示す図である。 現像装置の他の例を示す図である。 現像装置の他の例を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 感光体
5 現像装置
11 現像槽
12 現像ローラ
13、14 攪拌スクリュー
16 仕切り壁
19、20 連通部
21 現像剤排出口
22 整流部材
27 キャリヤ現像剤補給ユニット

Claims (15)

  1. 少なくともトナーとキャリヤとからなる現像剤を収容する現像容器と、該現像容器内の現像剤を攪拌、搬送する攪拌搬送部材と、像担持体に近接もしくは接触して配置され、該像担持体上の静電潜像を可視化する現像剤担持体とを備え、前記現像容器外部からトナーとキャリヤとの補給を行うとともに、現像容器内の余剰現像剤を現像剤排出口から現像容器外部へ排出する構成の現像装置において、
    前記現像容器内には、現像剤の流れを整流する整流部材が前記現像剤排出口と対向して設けられており、該整流部材は、現像容器の底面に対し鉛直上向きに延設されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像容器内の現像剤は、前記現像剤排出口から溢れ出すことにより排出されることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像剤排出口は、前記現像容器内の基準となる現像剤面よりも高い位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記現像剤排出口および整流部材は、前記攪拌搬送部材による現像剤搬送方向の下流側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記現像剤排出口は、前記現像容器の側壁に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記整流部材は、前記現像容器内に複数配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 前記各整流部材の長さは、前記現像剤排出口の近くに配置されているものほど長いことを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記整流部材は、前記現像剤排出口と逆側の面が上面視で現像剤排出口側に向けて凸となるように湾曲して形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 前記攪拌搬送部材が少なくとも2つ備えられ、これら攪拌搬送部材による現像剤搬送経路が仕切り壁により一部分離されており、該仕切り壁の現像剤排出口側の端部の上部には、切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の現像装置。
  10. 前記現像剤排出口は、前記仕切り壁により分離された現像剤搬送経路の連通部を臨む位置に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の現像装置。
  11. 前記攪拌搬送部材には、前記連通部での現像剤搬送方向に搬送力を現像剤に与える部材が設けられていることを特徴とする請求項10に記載の現像装置。
  12. 前記整流部材には、該整流部材と前記現像剤排出口が設けられている現像容器の側壁との間隔が現像剤搬送方向下流側に向かうにつれて徐々に狭くなる部分があることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の現像装置。
  13. 前記整流部材の現像剤排出口側の面が、該現像剤排出口側に突出しており、その突出度合いが上方に行くにしたがって小さくなることを特徴とする請求項12に記載の現像装置。
  14. 前記現像剤排出口は、該現像剤排出口が設けられている現像容器の側壁と前記整流部材との間の現像剤搬送経路において、現像剤が最も流れにくくなる位置よりも上流側に形成されていることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の現像装置。
  15. 請求項1ないし請求項14のいずれかに記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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