JP2006202537A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型、かつ正確なスイッチ検出が可能なスイッチを具備する電子機器を提供する。
【解決手段】複数の検出接点とGNDであるコモン接点からなる固定接点と、接触/非接触の状態に進退可能な可動接点とよりなるスイッチ接点を具備し、該可動接点の接触により、固定接点内の接点が同時にすべて導通されたときに発生する信号を検出し、該信号に応じた動作をおこなう制御手段を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ユーザが検出接点とコモン接点を導通させることによってスイッチ信号を発生する電子機器に関する。
従来用いられている一般的なタクトスイッチのスイッチ検出パターンを図9を用いて説明する。同図において、91はコモン(GND)接点(ライン又はパターン)、92は検出接点(ライン又はパターン)である。このように一つのコモン接点と一つの検出接点が対になり固定接点、すなわちスイッチ導通部を形成している。この固定接点に対して、スイッチ操作部材の可動接点が操作されることによりコモン接点と検出接点が電気的に接続され、導通状態となりスイッチ操作が検出される。固定接点の端面は金属やカーボンなど、電気的導通性のあるもが施されている(例えば、特許文献1参照)。
最近の一眼レフカメラやデジタルスチルカメラでは、このようなタクトスイッチを上下方向と左右方向の4方向に配列させて方向選択スイッチを構成し、ファインダー画面内の測距位置の選択や、モニター画面上の情報選択に用いている。
さらに、選択する情報が多くなってくると、上下方向と左右方向の4方向の選択のみでは不十分になってくるため、選択可能な方向を増やす必要性が生ずる。図10は上述の方向選択スイッチを環状に配列し、方向選択スイッチとしたものを示している。外周に8個、中央に一個のスイッチが配列されている。外周のスイッチは中央のスイッチを中心とし、角度にして45度刻みに配置され、それぞれの角度方向や位置を選択するためのスイッチとして設定されている。
このスイッチでは、回路上に1本のコモン接点と9本の検出接点が必要とされる。同図において、nn、ne、ee、se、ss、sw、ww、nw、ccは方向選択スイッチの検出位置を示しておりそれぞれ順番に、上(北)、右上(北東)、右(東)、右下(南東)、下(南)、左下(南西)、左(西)、左上(北西)、中央に配置されている。101〜108は方向選択スイッチの外周の検出位置に配置された検出接点(ライン又はパターン)である。109は中央に配置された検出接点である。100は、それぞれの検出位置に配置されて互いに接続されいるコモン接点(GND信号)である。
図11は、上述の図10に示すスイッチ検出パターンを用いた方向選択装置の構造を示す断面図である。111は方向選択部材、112はプリント回路基板、113は台座である。プリント回路基板112は台座113上に固定され、更にその上にスイッチ操作部材111が配置されている。111a、111b、111cはそれぞれ可動接点であり、押圧操作に対して互いに独立して上下動する。112a、112b、112cは、プリント回路基板上に設けられた固定接点であり、それぞれ可動接点111a、111b、111cと接触する。これら固定接点は、上述の図10に示す導通パターンで形成されている。
このような構造のスイッチ検出装置は、小型で構造も簡単なことから多くの小型携帯電子機器で使用されている。しかし、選択する対象が増えてくるとスイッチの数と方向などが増え、スイッチ検出信号が増加してしまい、信号処理回路での処理が複雑になる。その対策として信号数を減らすための一般的な方法として、図12に示すように、接点の数を1個おきに間引いて、間引いた箇所に隣接する両側の2箇所のスイッチの投入を検出して、該2箇所の中間位置、即ち接点を間引いた箇所に対するスイッチの投入をソフトウエア的に検出する方法が知られている。
図12における番号と記号は、図10と共通である。この図12において、右上(北東)、右下(南東)、左下(南西)、左上(北西)、の4箇所には固定接点のパターンを配置していない。これら省略された部位の信号検出は、隣接する両側位置の信号の導通により判断することになる。例えば、右上(北東)を選択する場合は、上(北)と右(東)の両方の導通を検知した場合に押圧されたと判断することになる。
また、位置選択や方向選択の装置(マウス等の選択装置)に、操作により接点の抵抗値がアナログ的に変化するポインティングデバイスなどを用い、より細かく位置と方向を検出する技術も提案されている(例えば、特許文献2)。
特開平09−214084号公報(段落0010、図1等) 特開2003−162946号公報(段落0020、図4等)
しかしながら上述の検出方法では、正確な方向選択が出来ない場合が生じたり、誤操作を誘発したりする場合がある。例えば、中間位置や中間方向を直接選択したい場合には、2箇所のスイッチを同時に操作することが必要とされるが、実際は2箇所スイッチの同時操作は困難であるため、必ずどちらか一方のスイッチが先に操作され、次に他方のスイッチが操作されることになり、操作に時間差や順番が生ずることになる。従って、中間位置の操作に際して、意図した方向を一度で選択できない問題がある。
図13に示すファインダー画面を参照してより具体的に説明する。a1からg1はそれぞれファインダー画面に対応する測距点の指標を示している。当初の測距点の設定位置をb2とし、隣接する測距点c1に変更しようとする場合、測距点c1は測距点b2に対して右斜め上方に位置するので、上と右のスイッチの両方を操作する。
しかし、時間差なく同時に両方を操作することはできないため、上または右のスイッチのどちらかが先に検出される。上のスイッチが先に検出された場合、検出の順番は測距点b1→測距点c1の順番になる。また、右のスイッチが先に検出された場合、測距点b2に対して右側には測距点c1と測距点c2の両方が存在するため、変更位置が確定できないという問題が生じてくる。従ってこのようなスイッチの構成では、斜め方向を選択する場合に問題が生じてしまうことになる。
また、操作により接点の抵抗値がアナログ的に変化するポインティングデバイスなどを用いた場合、高価で回路処理が複雑なAD変換装置を搭載しなければならず、大きさ、コスト面から小型携帯電子機器に用いることは難しい問題がある。
そこで上記問題点に鑑み、本発明の目的とするところは、小型かつ正確であって、多数のスイッチ検出が可能な電子機器を提供することである。
本発明の1つの観点としての電子機器は、互いに非接触状態に配置された複数の検出接点、およびコモン接点から構成される固定接点と、ユーザの操作により複数の検出接点とコモン接点の全てを同時に導通させる可動接点と、固定接点と可動接点から構成さるスイッチ接点からのスイッチ信号に応じた動作を行う制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、高価で複雑な信号処理回路を使用しなくても、検出可能なスイッチ信号の数を増やすことができるとともに、小型且つ安価でありながら誤操作が少なく正確な信号検出ができ、このスイッチ信号のそれぞれに応じた電子機器の制御を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例1に係る電子機器の一例としてのカメラの概観図である。
11はカメラ本体、12はファインダー画面を確認するための接眼部、13は電源スイッチである。14は情報入力ダイヤルであり、シャッター速度、絞り値、露出補正値などを設定することができる。15は方向選択装置であり、ファインダー画面上に表示された測距点を選択したり、モニター17に表示されたサムネイル画像を選択したり、情報表示を設定したりすることができる。この方向選択装置15は、中央に一個、周囲に等間隔で8個の押圧部が配設されている。この方向選択装置の構成については後に詳述する。
16は情報ダイヤル14と方向選択装置15の信号の全体を有効にするか、無効にするかを切り替えるための切替スイッチである。17はモニターであり、撮影直後の画像や撮影済みでカメラ内のメモリーに記録された画像を表示する。18は画像情報表示部であり、モニター17に表示された画像に関する撮影関連情報を表示する。19aは測光や焦点検出に関するモードを設定・変更する操作ボタン群B1であり、例えば測光モードを変更したり、測距点を変更したりする。19bは画像に関する操作ボタン群B2であり、撮影された画像の再生/消去、画像メニューの表示、拡大/縮小、画面移動などの操作を行う。
図2は方向選択装置15の内部構造の拡大斜視図である。21は中央に1個、周囲に等間隔に8個の計9個の独立可動押圧部を備え、それぞれの押圧部が独立して可動する方向選択部材である。方向選択部材21は弾性材料で一体成型され、押圧後自己復帰する操作部材である。NN、NE、EE、SE、SS、SW、WW、NW、はそれぞれ順番(時計回り)に、上(北)、右上(北東)、右(東)、右下(南東)、下(南)、左下(南西)、左(西)、左上(北西)、の方向に配置されており、それぞれの方向を選択するための操作部である。CCは中央に配置された操作部であり、選択された方向を決定するための決定ボタンである。
22はフレキシブルプリント回路基板であり、方向選択部材21の9個の独立可動押圧部のそれぞれの裏面に配設された導通部材である可動接点に対向した位置に信号検出パターンが形成されている。この信号検出パターンについては後に詳述する。22aはこれら信号線の引出部である。23は方向選択部材21とフレキシブルプリント回路基板22を位置決め固定する台座である。台座23は2箇所の固定部23a、23bを介し、カメラ本体1の内部のシャーシ(不図示)に固定されている。
200は、制御手段である制御回路であり、後述する導通によって発生する信号を検出し、該信号に応じた動作制御を行う。
図3は、本実施例におけるスイッチ接点の構造を表す模式図である。同図では、特にスイッチ接点が2つある場合を表している。
301および311は導通部材である可動接点であり、上述の可動押圧部のそれぞれに対応するものである。これらはユーザの押圧操作に応じて矢印300の方向に、それぞれ独立に中心線302、312に沿って上下動する。以下、可動接点301が属するスイッチ接点を左接点、可動接点311が属するスイッチ接点を右接点とする。
303は左接点に属するコモン接点部であり、313は右接点に属するコモン接点部である。コモン接点部は互いに接続され、同電位(GND)としてコモン接点321を形成する。さらにコモン接点321は、321aにより制御回路200に接続される。
304は左接点に属する検出接点部であり、314は右接点に属する検出接点部である。これらの検出接点部304、314は、コモン接点321とは非接触に配置されている。また、これらの検出接点部304、314は互いに接続され、ひとつの信号線として検出接点324を形成する。つまり、隣り合うスイッチ接点の検出接点が共有されたものであるといえる。言い換えると、検出接点324は、左接点と右接点の両方に属すると言える。さらに検出接点324は、324aにより制御回路200に接続される。
305は左接点に属する検出接点部であり、コモン接点321および検出接点324とは非接触に配置されている。また、検出接点部305は、不図示の他の検出接点部と互いに接続されるか、もしくは単独で検出接点325を形成する。さらに検出接点325は、325aにより制御回路200に接続される。
316は右接点に属する検出接点部であり、コモン接点321および検出接点324とは非接触に配置されている。また、検出接点部316は、不図示の他の検出接点部と互いに接続されるか、もしくは単独で検出接点326を形成する。さらに検出接点326は、326aにより制御回路200に接続される。
307は、左接点に属する固定接点を示すものであり、具体的にはコモン接点部303(コモン接点321)、検出接点部304(検出接点324)および検出接点部305(検出接点325)によって構成されていることを示す。従って固定接点307は、2つの検出接点と1つのコモン接点から構成されているといえる。
317は、右接点に属する固定接点を示すものであり、具体的にはコモン接点部313(コモン接点321)、検出接点部314(検出接点324)および検出接点部316(検出接点326)によって構成されていることを示す。従って固定接点317は、固定接点307と同様に、2つの検出接点と1つのコモン接点から構成されているといえる。
以上のように構成されたスイッチ接点は、ユーザの操作により可動接点301が押し下げられたときには、固定接点307に属するコモン接点321、検出接点324および検出接点325が導通され、押し下げがなされないときには、これらの接点は非導通となる。また、同様に、ユーザの操作により可動接点311が押し下げられたときには、固定接点317に属するコモン接点321、検出接点324および検出接点326が導通され、押し下げがなされないときには、これらの接点は非導通となる。
図4は、本実施例のカメラに適用されるフレキシブルプリント回路基板22上に形成された信号検出パターンを説明する図である。
nn、ne、ee、se、ss、sw、ww、nw、ccは、方向選択部材21の可動接点に対応した9個の固定接点を示しており、それぞれ順番(時計回り)に、上(北)、右上(北東)、右(東)、右下(南東)、下(南)、左下(南西)、左(西)、左上(北西)、中央、になっている。31〜36は、それぞれ独立した検出接点(信号ライン)である。図3では固定接点に属する検出接点部が明確にわかるように図示したが、図4に示すように、必ずしも明確にわからないようなパターンで接続されていても、機能的には何ら問題はない。また、同一符号の検出接点が複数存在するように図示されているが、実際には同一符号の検出接点は、例えばフレキシブルプリント回路基板22の裏面を介するなどして互いに接続されている。具体的には、検出接点31は、固定接点nn、nw、seおよびssの4つに属する共通の検出接点であり、検出接点33は、固定接点ee、se、swおよびwwの4つに属する共通の検出接点である。
37はコモン接点(GNDライン)である。コモン接点は、上述の9個の固定接点にそれぞれ属するコモン接点部が互いに接続されて形成されている。
更に、検出接点31〜36とコモン接点37は制御回路200へと接続されている。
また、これらの固定接点に対して、配設される検出接点は、nnから順番(時計回り)に、nn(31、36)、ne(36、35)、ee(35、33)、se(33、31)、ss(31、34)、sw(34、33)、ww(33、32)、nw(32、31)、及びcc(34、36)と、1箇所の固定接点につき2つずつの組み合わせとして配設されている。
さらに、それぞれの固定接点に配設された検出接点の組み合わせは、隣接する固定接点に配置された検出接点の組み合わせに対し、必ず1つの検出接点を共有するよう配置されている。例えば、固定接点位置nnはneに対してスイッチ検出信号31が異なっている。同様にneはeeに対しスイッチ検出信号36が異なっており、他の固定接点位置についても同様の関係になっている。このように配置することにより、配線パターンの配置構成が複雑にならず、効率的に配線できる。
図5は方向選択装置15の断面図である。21はスイッチ操作部材である。22はプリント回路基板、23は台座である。プリント回路基板22は台座23上に固定され、更にその上にスイッチ操作部材21が配置されている。
21a、21b、21cはそれぞれ可動接点であり、押圧操作に対して互いに独立して動き、導通位置(接触位置)と退避位置(非接触位置)を進退しるとともに、これら可動接点のうち隣り合う2つの可動接点は、少なくとも1つの同一の検出接点に接触するように配設されている。
22a、22b、22cは、プリント回路基板上に設けられた固定接点であり、一つのコモン接点と二つの検出接点が配置されている。固定接点は、それぞれ可動接点21a、21b、21cと接触し電気的に導通する。これら固定接点は、図4に示す導通パターンで形成されている。
図6は、方向選択部材21を可動接点側(裏側)から見た図である。可動接点は中央部にccと、その外周に上から時計回りに、nn、nw、ww、sw、ss、se、ee、ne、が配設されている。それぞれの可動接点の表面はカーボンなどの電気伝導性のある物質が塗布されている。
次に、制御回路200による信号検出処理について説明する。ユーザが操作部材NNを押し下げ、対応する可動接点が固定接点nnに接触した場合、検出接点31、36およびコモン接点37が導通されるので、これらの接点は同電位(GND)になり、制御回路200はこれを検出して操作部材NNが操作されたと判断する。
同様に、NEが押し下げられた場合は、検出接点36、35およびコモン接点37が、EEが押し下げられた場合は、検出接点35、33およびコモン接点37が、SEが押し下げられた場合は、検出接点33、31およびコモン接点37が、SSが押し下げられた場合は、検出接点31、34およびコモン接点37が、SWが押し下げられた場合は、検出接点34、33およびコモン接点37が、WWが押し下げられた場合は、検出接点33、32およびコモン接点37が、NWが押し下げられた場合は、検出接点32、31およびコモン接点37が、CCが押し下げられた場合は、検出接点36、34およびコモン接点37がそれぞれ導通されるので、制御回路200はそれぞれ導通(同電位)を検出してそれぞれの操作部材が操作されたことを判断する。
また、本実施例においては2つの検出接点が同時にGNDになった場合に、操作部材が操作されたと判断しているが、逆に、操作部材の不適切な押し下げのように1つの検出接点のみがGNDになった場合には、エラーと判断して、何らの操作部材も押されていないものと処理することも可能である。さらに、2つの操作部材を同時に押し下げるような、4つ若しくはそれ以上の検出接点が同時にGNDになった場合にも、エラーと判断してエラー処理を行うことも可能である。このような処理を行うことにより、電子機器としては誤作動を防ぐことができる。
次に本実施例のスイッチ検出信号の設定の理論について説明する。検出接点の総数をn個、1つの固定接点に属する検出接点の数をr個(ただし、いずれの固定接点においても属する検出接点の数はr個であって、互いに異ならせない)とすると、スイッチ接点の最大設定可能数Tは、n個の中からr個取り出す組み合わせの数になるため、以下の数式1で表される。
Figure 2006202537
なお、制御回路200は、一つの固定接点に属するr個すべての検出接点がコモン接点と導通されて同時にGNDになったときに、その対応するスイッチ接点がユーザにより操作されたと判断するものである。
図4を用いて具体的に説明すると、本実施例の検出接点は検出接点31から検出接点36までなので、検出接点の総数はn=6である。また、一つの固定接点に属する検出接点は、2つであるので、r=2である。従って、スイッチ接点の最大設定可能数Tは、数式1より
Figure 2006202537
と求めることができる。このように本実施例では、検出接点の総数6に対して、スイッチ接点の最大設定可能数は15となる。
したがって、上記従来の方法ではスイッチ接点の設定数分だけ検出接点が必要となるため、本実施例のように15個のスイッチ接点を用いる場合には、検出接点が15個必要であったが、本実施例では検出接点が6個となる。このため、より少ない検出接点の数で信号検出が可能となっている。
また、本実施例では方向選択のためのスイッチ接点として、9個の設定にしているが、理論的には更に6個のスイッチが設定できることになるため、図1に示すスイッチ群19b等、その他のスイッチに割り当てることも可能である。もちろん、6個の余裕分は利用することなく余らせておいても良く、この場合であっても、従来の方法であれば9個の検出接点が必要であったところを6個で済むものであるので、設計上好ましいと言える。
なお、本実施例では、一つの固定接点に属する検出接点はr=2としているが、接点構造上対応可能ならば、r=3としてもよく、rの設定範囲が、2≦r≦n−1の自然数であればよい。
次に図7を用いて、配設するスイッチ接点の個数に対して、最小数の検出接点を設ける場合の例について説明する。図7はフレキシブルプリント回路基板上に形成された信号検出パターンを示す図である。
まず、必要な操作部材として上、右上、右下、下、左下、左上の6方向スイッチを想定する。つまり、スイッチ接点T=6とする。そして、各々のスイッチ接点に対応して、固定接点uu、ur、dr、dd、dl、ulを設け、1つの固定接点に属する検出接点の数をr=2とする。
そして、T=6、r=2と数式1からn=4が導かれるので、必要な最小検出接点の数nは4であることがわかる。この結果をもとに、4つの検出接点およびコモン接点を配線すると、一例として図7のような配線が得られることになる。
検出接点は71から74の4個であり、検出接点71は、ur、dr、ddの3個の固定接点に属し、検出接点72は、ul、uu、urの3個の固定接点に属し、検出接点73は、uu、dr、dlの3個の固定接点に属し、検出接点74は、dd、dl、ulの3個の固定接点に属する。なお、配線にはフレキシブルプリント回路基板の裏面も利用しており、破線で表される80の部分は裏面に配線されている。81は表面の配線と裏面の配線を接続するスルーホールであり、コモン接点(GND)75は、すべての固定接点に属するように配線されている。
このような配線により、不図示の制御回路は、検出接点73,72およびコモン接点が導通したときには上(uu)方向が操作されたと判断し、検出接点72,71およびコモン接点が導通したときには右上(ur)方向が操作されたと判断し、検出接点73,71およびコモン接点が導通したときには右下(dr)方向が操作されたと判断し、検出接点71,74およびコモン接点が導通したときには下(dd)方向が操作されたと判断し、検出接点73,74およびコモン接点が導通したときには左下(dl)方向が操作されたと判断し、検出接点74,72およびコモン接点が導通したときには左上(ul)方向が操作されたと判断する。
この例によれば、T、rに対してnが自然数で求めることができたので、無駄な検出接点を設けることなく配線できたが、本実施例のように8方向および中央の9個のスイッチ接点(T=9)、1つの固定接点に属する検出接点の数を2個(r=2)としたときには、数式1によりnは自然数で求めることができない。この場合は、
Figure 2006202537
を満たす最小のnを設定すると、もっとも無駄なく配線することが可能である。本実施例のようにT=9、r=2と決めれば、n=5と求められることになる。=10であるから、最大の設定可能なスイッチ接点数に対して、1つ分は余らせることになる。
次に、本実施例における方向選択装置15を用いたカメラ機能例を説明する。
図8は、カメラのモニター17に表示されたインデックス画像と、画像情報表示部18に表示された画像情報を表した図である。同図において、画面座標位置1A〜3Cは、インデックス画像表示位置を表している。画面座標位置1A〜3Cには9コマの画像がサムネイル画像にてインデックス表示されている。9コマの中で枠が太く表示されているサムネイル画像1Cは、選択対象になっているコマである。画像情報表示部18には選択されているサムネイル画像1Cに関する画像データの情報が表示されている。
太枠で表示されたサムネイル画像1Cの画像から、例えばサムネイル画像2Bの画像を選択しようとする場合には、ユーザがSW(南西)を押し下げると、カメラの制御回路部200がユーザの操作を検出して、太枠を2Bに移動させて、対象画像が2Bに移ったことを示すと同時に、画像情報表示部18にはサムネイル画像2Bに関する画像データの情報を表示する。
このように、画像再生時において、モニター17に表示されるサムネイル画像の選択に方向選択装置15を用いることもできるし、撮影時において、図13を用いて説明したような測距点の視標を選択する場合にも、直接的に選択を行うために用いることも可能である。
本実施例においては、方向選択装置をカメラに適用した場合について説明したが、他の電子機器に適用するものであっても、同様の効果を奏するものである。また、スイッチ接点を環状に配置した方向選択装置を用いて説明したが、特にこれに限定されるものではなく、例えばマトリックス状に配置された複数のスイッチ接点に対しても適用されうるものである。
本発明の実施例1におけるカメラを背面図。 本発明の実施例1における方向選択装置の斜視図。 本発明の実施例1におけるスイッチ接点の構造を表す模式図。 本発明の実施例1におけるフレキシブルプリント回路基板を示す図。 本発明の実施例1における方向選択装置の断面図。 本発明の実施例1における方向選択部材を可動接点側から見た図。 本発明の実施例1における最小数の検出接点を設ける場合の例についての説明図。 本発明の実施例1におけるカメラのモニター表示内容と、画像情報表示部の表示内容を示す図。 従来のスイッチの検出パターンを示す図。 従来の選択スイッチ装置の検出パターンを示す図。 従来の選択スイッチ装置の断面図。 従来の選択スイッチ装置に検出パターンを示す図。 従来のファインダー画面を示す図。
符号の説明
31、32、33、34、35、36 検出接点
37、 コモン接点
200 制御回路

Claims (9)

  1. 互いに非接触状態に配置された複数の検出接点、およびコモン接点から構成される固定接点と、
    ユーザの操作により前記複数の検出接点と前記コモン接点の全てを同時に導通させる可動接点と、
    前記固定接点と前記可動接点から構成さるスイッチ接点からのスイッチ信号に応じた動作を行う制御手段とを有する電子機器。
  2. 前記スイッチ接点は複数配置されており、任意のスイッチ接点は、隣接するスイッチ接点のうち少なくとも1つのスイッチ接点と、検出接点を共有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記スイッチ接点は複数配置されており、前記複数の検出接点のうち少なくともひとつは、2以上のスイッチ接点に属することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記コモン接点は、前記複数のスイッチ接点の全てに共有されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記複数の検出接点は前記コモン接点を挟んで対向して配置されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記複数のスイッチ接点は、環状に配置されたことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1つに記載の電子機器。
  7. 前記検出接点の総数は3以上の自然数nであって、各々のスイッチ接点に属する検出接点は2以上であってnより小さい自然数rであり、前記スイッチ接点を
    nCr
    で表される数だけ配置し、前記制御手段は、各々のスイッチ接点からの独立したスイッチ信号に応じた動作を行うことを特徴とする請求項2から6のいずれか1つに記載の電子機器。
  8. 配置を要する前記スイッチ接点の数をTとし、各々のスイッチ接点に属する検出接点は2以上であって自然数nより小さい自然数rとするとき、
    T≦
    を満たす最小のnを検出接点の数とし、前記制御手段は、各々のスイッチ接点からの独立したスイッチ信号に応じた動作を行うことを特徴とする請求項2から6のいずれか1つに記載の電子機器。
  9. 前記複数の検出接点の複数とは所定の数であって、前記制御手段は、前記所定の数の検出接点の導通以外の数の導通による前記スイッチ信号によっては動作しないことを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載の電子機器。
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