JP2001242988A - キースイッチ装置 - Google Patents

キースイッチ装置

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JP2001242988A
JP2001242988A JP2000057329A JP2000057329A JP2001242988A JP 2001242988 A JP2001242988 A JP 2001242988A JP 2000057329 A JP2000057329 A JP 2000057329A JP 2000057329 A JP2000057329 A JP 2000057329A JP 2001242988 A JP2001242988 A JP 2001242988A
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JP2000057329A
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Noriaki Suzuki
則明 鈴木
So Goto
創 後藤
Takahiro Yamano
孝寛 山野
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者によるキートップの操作を適切に検知
することが可能なキースイッチ装置を提供すること。 【解決手段】 平面視で押圧部12aを挟んでその両
側、すなわち押圧部12aと可動部33a,33dとは
平面視で略45度ずれた位置に設けられている。可動部
33aの下面には、押圧部12aに対応する可動接点3
2aが形成されている。可動部33dの下面には、押圧
部12aに対応する可動接点32hが形成されている。
回路基板21の可動部33aの下面と対向する部分(可
動部33aの下方に位置する部分)には、可動接点32
aと当接可能な固定接点22aが夫々の可動接点32a
と対峙して形成されている。回路基板21の可動部33
dの下面と対向する部分(可動部33dの下方に位置す
る部分)には、可動接点32hと当接可能な固定接点2
2hが可動接点32hと対峙して形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4つの押圧部が所
定の円周上に配置された操作面を有するキートップを備
えたキースイッチ装置、いわゆる十字キースイッチ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、4つの押圧部が所定の円周上
に配置された操作面を有するキートップを備えたキース
イッチ装置、いわゆる十字キースイッチ装置として、た
とえば図9〜図11に示されたようなものが知られてい
る。
【0003】このキースイッチ装置101は、図9に示
されるように、平面視で円形の操作面112を有するキ
ートップ111と、固定接点122が形成される回路基
板121と、この回路基板121上に載置され、可動接
点132が形成されるラバーシート131と、を備えて
いる。操作面112は、図10に示されるように、開口
部142からケース本体141の外側に露出している。
また、操作面112には、4つの押圧部112a〜11
2dが所定の円周C上に等間隔に配置されている。
【0004】ラバーシート131は、平面視で夫々の押
圧部112a〜112dの下方に配置される4つの可動
部133a〜133dと、夫々の可動部133a〜13
3dの外周部から下方に向けてテーパ管状に拡開したス
カート部134と、夫々のスカート部134につながる
ベース部135と、を有している。可動接点132は、
夫々の可動部133a〜133dの下面に形成されてい
る。また、回路基板121の可動部133a〜133d
(可動接点132)に対応した位置には、可動接点13
2と対をなす固定接点122が可動接点132と対峙し
て形成されている。
【0005】キートップ111は、上述した操作面11
2を構成する頂部113と、この頂部113の外周部か
ら連続して形成される胴部114とを有している。可動
部133a〜133dに当接している胴部114の下端
部には、ケース本体141に形成された開口部142の
下縁143に当接する鍔部115が形成されている。
【0006】上述したように構成されたキースイッチ装
置101においては、たとえば押圧部112aが使用者
により押下された場合、鍔部115の押圧部112aと
は操作面112(所定の円周C)の中心Aを挟んで反対
側に位置する部分と開口部142の下縁143とが当接
することにより揺動支点Fが形成され、キートップ11
1は、図11に示されるように、揺動支点Fを中心とし
て図11中時計回り方向に揺動する。このキートップ1
11の揺動により、押圧部112a下方に位置する可動
部133aがキートップ111の下端部により押下され
て下方に移動し、可動部133aに形成された可動接点
132とこの可動接点132と対峙する固定接点122
とが当接することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
が誤って、操作面の隣接する2つの押圧部の間の部分
(押圧部の位置から略45度ずれた位置)を押下した、
たとえば図9において、操作面112の押圧部112a
と押圧部112bとの間の部分を押下した場合に、キー
トップ111の下端部により、押圧部112aの下方に
位置する可動部133aと押圧部112bの下方に位置
する可動部133bが押下されて、この2つの可動部1
33a,133bが下方に移動することになる。このよ
うに、2つの可動部133a,133bが下方に移動し
た場合に、可動部133aに対応する可動接点132と
固定接点122、及び、可動部133bに対応する可動
接点132と固定接点122、の両者、あるいは、両者
のうちのいずれか一方が当接するという現象が発生し
て、使用者によるキートップ111の操作を適切に検知
することができなくなる惧れがある。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、使用者によるキートップの操作を適切に検知するこ
とが可能なキースイッチ装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ケース本体に形成された開口部からケース本体の外
側に露出している操作面を有したキートップを備え、操
作面には4つの押圧部が所定の円周上に略等間隔で配置
され、1つの押圧部が押下されることによりキートップ
が所定の一方向に揺動して、キートップの揺動方向に対
応する固定接点と可動接点とが当接するキースイッチ装
置であって、固定接点と可動接点とで構成される接点ユ
ニット部が、平面視で1つの押圧部を挟んで両側に夫々
配置され、1つの押圧部の両側に配置された夫々の接点
ユニット部において、固定接点と可動接点とが当接した
ときに、1つの押圧部の押下を検知することを特徴とし
ている。
【0010】請求項1に記載のキースイッチ装置によれ
ば、固定接点と可動接点とで構成される接点ユニット部
が、平面視で1つの押圧部を挟んで両側に夫々配置さ
れ、1つの押圧部の両側に配置された夫々の接点ユニッ
ト部において、固定接点と可動接点とが当接したとき
に、1つの押圧部の押下を検知するので、夫々の接点ユ
ニット部は、平面視で隣接する押圧部の間に位置する、
すなわち操作面の隣接する押圧部の間の部分の下方に位
置することになる。使用者により操作面の隣接する押圧
部の間の部分が押下された場合に、キートップが揺動し
て、操作面の隣接する押圧部の間の部分の下方に位置す
る接点ユニット部において、固定接点と可動接点とが当
接するものの、残りの接点ユニット部においては、固定
接点と可動接点とが当接しない。したがって、1つの押
圧部の一方側に配置された接点ユニット部において、固
定接点と可動接点とが当接することはないので、キース
イッチ装置は押圧部の押下を検知することはない。この
結果、使用者が操作面の隣接する押圧部の間の部分を押
下した状態を、押圧部が押下されたと判断するための状
態から排除することができ、使用者によるキートップの
操作を適切に検知することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、接点ユニット部は、所定の円周におい
て、1つの押圧部から略45度ずれた位置に配置されて
いることを特徴としている。このように、接点ユニット
部が、所定の円周において、1つの押圧部から略45度
ずれた位置に配置されることにより、使用者が操作面の
隣接する押圧部の間の部分を押下した状態を、押圧部が
押下されたと判断するための状態から確実に排除するこ
とができ、使用者によるキートップの操作をより一層適
切に検知することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、固定接点が形成される回
路基板を更に備え、回路基板には、1つの押圧部の両側
に配置された夫々の接点ユニット部において、固定接点
と可動接点とが当接したときに、導通可能となる回路が
形成されていることを特徴としている。このように、固
定接点が形成される回路基板を更に備え、回路基板に、
1つの押圧部の両側に配置された夫々の接点ユニット部
において、固定接点と可動接点とが当接したときに、導
通可能となる回路が形成されることにより、使用者が操
作面の隣接する押圧部の間の部分を押下した状態を、押
圧部が押下されたと判断するための状態から確実に排除
することができる回路基板の具体構造を簡易且つ低コス
トで実現することが可能となる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のいずれか1項に記載の発明において、回路基板上
に載置されるラバーシートを更に備え、ラバーシート
は、キートップに当接する可動部と、可動部の外周部か
ら下方に向けてテーパ管状に拡開したスカート部と、ス
カート部の下端部から外周方向へ平面状に広がるベース
部と、を有しており、可動部の下面には、1つの押圧部
に対応する可動接点と、1つの押圧部に隣接する1つの
押圧部に対応する可動接点と、が形成されていることを
特徴としている。このように、回路基板上に載置される
ラバーシートを更に備え、ラバーシートは、キートップ
に当接する可動部と、可動部の外周部から下方に向けて
テーパ管状に拡開したスカート部と、スカート部の下端
部から外周方向へ平面状に広がるベース部と、を有し、
可動部の下面に、1つの押圧部に対応する可動接点と、
1つの押圧部に隣接する1つの押圧部に対応する可動接
点とが形成されることにより、ラバーシートにおいて、
可動接点をコンパクトに配置することができ、キースイ
ッチ装置の小型化が可能となる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、回路基板の可動部の下面に対向する部
分には、1つの押圧部に対応する可動接点と当接可能な
固定接点と、1つの押圧部に隣接する1つの押圧部に対
応する可動接点に当接可能な固定接点と、が隣接して形
成されていることを特徴としている。このように、回路
基板の可動部の下面に対向する部分に、1つの押圧部に
対応する可動接点と当接可能な固定接点と、1つの押圧
部に隣接する1つの押圧部に対応する可動接点に当接可
能な固定接点と、が隣接して形成されることにより、回
路基板において、固定接点をコンパクトに配置すること
ができ、キースイッチ装置の小型化が可能となる。
【0015】請求項6に記載の発明は、ケース本体に形
成された開口部からケース本体の外側に露出している操
作面を有したキートップを備え、操作面には4つの押圧
部が所定の円周上に略等間隔で配置され、1つの押圧部
が押下されることによりキートップが所定の一方向に揺
動して、キートップの揺動方向に対応する固定接点と可
動接点とが当接するキースイッチ装置であって、固定接
点が形成される回路基板と、回路基板上に載置され、可
動接点が形成されるラバーシートと、を備え、ラバーシ
ートは、所定の円周上に略等間隔で配置される4つの可
動部と、夫々の可動部の外周部から下方に向けてテーパ
管状に拡開したスカート部と、夫々のスカート部につな
がるベース部と、を有し、可動部は、平面視で、押圧部
と略45度ずれた位置に配置されており、可動部の下面
には、1つの押圧部に対応する可動接点と、1つの押圧
部に隣接する1つの押圧部に対応する可動接点と、が形
成され、回路基板の可動部の下面に対向する部分には、
1つの押圧部に対応する可動接点と当接可能な固定接点
と、1つの押圧部に隣接する1つの押圧部に対応する可
動接点に当接可能な固定接点と、が形成されており、1
つの押圧部の両側に位置する1つの押圧部に対応した可
動接点の夫々が固定接点に当接して、回路基板上に電気
的に閉じた回路が形成されたときに、1つの押圧部の押
下を検知することを特徴としている。
【0016】請求項6に記載のキースイッチ装置によれ
ば、特に、可動部は、平面視で押圧部と略45度ずれた
位置に配置されており、可動部の下面には、1つの押圧
部に対応する可動接点と、1つの押圧部に隣接する1つ
の押圧部に対応する可動接点と、が形成され、また、回
路基板の可動部の下面に対向する部分には、1つの押圧
部に対応する可動接点と当接可能な固定接点と、1つの
押圧部に隣接する1つの押圧部に対応する可動接点に当
接可能な固定接点と、が形成され、1つの押圧部の両側
に位置する1つの押圧部に対応した可動接点の夫々が固
定接点に当接して、回路基板上に電気的に閉じた回路が
形成されたときに、1つの押圧部の押下を検知するの
で、1つの押圧部の押下を検知するための固定接点と可
動接点とが、平面視で押圧部の両側、すなわち操作面の
隣接する押圧部の間の部分の下方に位置することにな
る。使用者により操作面の隣接する押圧部の間の部分が
押下された場合に、キートップが揺動して、操作面の隣
接する押圧部の間の部分の下方に位置する固定接点と可
動接点とが当接するものの、残りの固定接点と可動接点
とが当接しない。したがって、1つの押圧部の一方側に
配置された固定接点と可動接点とが当接することはない
ので、キースイッチ装置は使用者による押圧部の押下を
検知することはない。この結果、使用者が操作面の隣接
する押圧部の間の部分を押下した状態を、押圧部が押下
されたと判断するための状態から排除することができ、
使用者によるキートップの操作を適切に検知することが
できる。
【0017】また、可動接点及び固定接点(可動部)
が、平面視で押圧部と略45度ずれた位置に配置される
ことにより、使用者が操作面の隣接する押圧部の間の部
分を押下した状態を、押圧部が押下されたと判断するた
めの状態から確実に排除することができ、使用者による
キートップの操作をより一層適切に検知することができ
る。
【0018】また、1つの可動部に対して、1つの押圧
部に対応する可動接点及び固定接点と、1つの押圧部に
隣接する1つの押圧部に対応する可動接点及び固定接点
とが配置されるので、ラバーシートにおいて可動接点を
コンパクトに配置することができると共に、回路基板に
おいて固定接点をコンパクトに配置することができ、キ
ースイッチ装置の小型化が可能となる。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項5又は請
求項6に記載の発明において、固定接点又は可動接点
は、可動接点が固定接点に当接したときに互いに電気的
に導通する、第1の接点部分と第1の接点部分よりも外
側に位置する第2の接点部分とに分割されており、第2
の接点部分の面積は、第1の接点部分の面積よりも小さ
く設定されていることを特徴としている。このように、
固定接点又は可動接点が、第1の接点部分と第2の接点
部分とに分割され、第2の接点部分の面積を第1の接点
部分の面積よりも小さく設定することにより、使用者に
よる押圧部の押下が不十分で、キートップのストローク
量が小さい場合においても、固定接点と可動接点とが当
接して第1の接点部分と第2の接点部分とが電気的に導
通した状態となる。このため、キートップのストローク
量(揺動幅)が小さい場合においても、押圧部の押下を
確実に検知することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
によるキースイッチ装置の好適な実施形態について詳細
に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には
同一の符号を付しており、重複する説明は省略する。
【0021】図1は、本発明の実施形態に係るキースイ
ッチ装置の構成を示す平面図であり、図2は、図1にお
けるII−II線に沿った断面図であり、図3は、同じくキ
ースイッチ装置の構成を示す分解斜視図である。キース
イッチ装置1は、図1及び図2に示されるように、平面
視で略真円形の操作面12を有するキートップ11と、
複数の固定接点22a〜22hが形成される回路基板2
1と、この回路基板21上に載置され、複数の可動接点
32a〜32hが形成されるラバーシート31と、を備
えている。
【0022】キートップ11は、上述した操作面12を
構成する頂部13と、この頂部13の外周部から連続し
て形成される胴部14とを有している。操作面12(頂
部13)は、図2に示されるように、使用者が押下可能
なように、ケース本体41に形成された開口部42から
ケース本体41の外側に露出している。操作面12に
は、4つの押圧部12a〜12dが所定の円周C1上に
等間隔(略90度間隔)で配置されている。また、操作
面12の押圧部12a〜12dが配置された位置には、
平面視で3角形状を有した凹部16が夫々形成されてお
り、使用者に押圧部の位置を知らせるように構成されて
いる。胴部14の下端部には、開口部42からキートッ
プ11が抜けるのを防ぐための鍔部15が胴部14と一
体的に設けられている。頂部13の裏面の中央部には、
回路基板21に向けて下方に延びる支え部17が設けら
れている。支え部17は、使用者により操作面12(押
圧部12a〜12d)が押下されたときに、キートップ
11の所定以上の揺動(ストローク)を規制するための
ものであり、この支え部17がキートップ11のストロ
ークを規制することにより、キースイッチ装置1の破損
等を防止することができる。
【0023】胴部14の外周部には、開口部42の下縁
43と当接する4つの突起部18a〜18dが、胴部1
4及び鍔部15と一体的に設けられている。突起部18
a〜18dは、図1に示されるように、平面視で隣接す
る2つの押圧部12a,12b、同じく2つの押圧部1
2b,12c、同じく2つの押圧部12c,12d、同
じく2つの押圧部12d,12aの中間となる位置、す
なわち押圧部12a〜12dとは略45度ずれた位置に
設けられている。
【0024】ラバーシート31は、図4及び図5にも示
されるように、4つの可動部33a〜33dと、夫々の
可動部33a〜33dの外周部から下方に向けてテーパ
管状に拡開したスカート部34と、夫々のスカート部3
4につながるベース部35と、を有している。可動部3
3a〜33dは、図1にも示されるように、平面視で1
つの押圧部12a〜12dを挟んでその両側、すなわち
押圧部12a〜12dと可動部33a〜33dとは平面
視で略45度ずれた位置に設けられている。したがっ
て、突起部18a〜18dが押圧部12d,12aとは
略45度ずれた位置に設けられているので、突起部18
a〜18dと可動部33a〜33dとは平面視で略同じ
位置、すなわち可動部33a〜33dが突起部18a〜
18dの下方に位置することになる。可動部33a〜3
3dの上面はキートップ11の下端部に当接しており、
可動部33a〜33dは、夫々のスカート部34の弾性
力によりキートップ11に対して上方向の付勢力を与え
ている。
【0025】可動部33aの下面には、図5及び図7
(a)に示されるように、押圧部12aに対応する可動
接点32aと、押圧部12bに対応する可動接点32b
と、が形成されている。可動接点32aと可動接点32
bとは、平面視で、略半円形状を有しており、夫々の弦
の部分を対向させた状態に配置される。
【0026】可動部33bの下面には、押圧部12bに
対応する可動接点32cと、押圧部12cに対応する可
動接点32dと、が形成されている。可動接点32cと
可動接点32dとは、平面視で、略半円形状を有してお
り、夫々の弦の部分を対向させた状態に配置される。
【0027】可動部33cの下面には、押圧部12cに
対応する可動接点32eと、押圧部12dに対応する可
動接点32fと、が形成されている。可動接点32eと
可動接点32fとは、平面視で、略半円形状を有してお
り、夫々の弦の部分を対向させた状態に配置される。
【0028】可動部33dの下面には、押圧部12dに
対応する可動接点32gと、押圧部12aに対応する可
動接点32hと、が形成されている。可動接点32gと
可動接点32hとは、平面視で、略半円形状を有してお
り、夫々の弦の部分を対向させた状態に配置される。
【0029】回路基板21の可動部33aの下面と対向
する部分(可動部33aの下方に位置する部分)には、
図6及び図7(b)に示されるように、可動接点32a
と当接可能な固定接点22aと、可動接点32bと当接
可能な固定接点22bと、が夫々の可動接点32a,3
2bと対峙して形成されている。固定接点22aと固定
接点22bとは、平面視で、略半円形状を有しており、
夫々の弦の部分を対向させた状態に配置される。
【0030】回路基板21の可動部33bの下面と対向
する部分(可動部33bの下方に位置する部分)には、
可動接点32cと当接可能な固定接点22cと、可動接
点32dと当接可能な固定接点22dと、が夫々の可動
接点32c,32dと対峙して形成されている。固定接
点22cと固定接点22dとは、平面視で、略半円形状
を有しており、夫々の弦の部分を対向させた状態に配置
される。
【0031】回路基板21の可動部33cの下面と対向
する部分(可動部33cの下方に位置する部分)には、
可動接点32eと当接可能な固定接点22eと、可動接
点32fと当接可能な固定接点22fと、が夫々の可動
接点32e,32fと対峙して形成されている。固定接
点22eと固定接点22fとは、平面視で、略半円形状
を有しており、夫々の弦の部分を対向させた状態に配置
される。
【0032】回路基板21の可動部33dの下面と対向
する部分(可動部33dの下方に位置する部分)には、
可動接点32gと当接可能な固定接点22gと、可動接
点32hと当接可能な固定接点22hと、が夫々の可動
接点32g,32hと対峙して形成されている。固定接
点22gと固定接点22hとは、平面視で、略半円形状
を有しており、夫々の弦の部分を対向させた状態に配置
される。
【0033】ここで、可動接点32a〜32h及び固定
接点22a〜22hは、各請求項における接点ユニット
部を構成している。
【0034】更に、夫々の固定接点22a〜22hは、
第1の接点部分23a〜23hと、第1の接点部分23
a〜23hよりも外側に位置する第2の接点部分24a
〜24hとに分割されている。第1の接点部分23a〜
23hと第2の接点部分24a〜24hとは、電気的に
絶縁された状態で回路基板21上に形成されており、可
動接点32a〜32hが当接したときに互いに電気的に
導通されることになる。第1の接点部分23a〜23h
は、平面視で略扇形状を有している。第2の接点部分2
4a〜24hは、第1の接点部分23a〜23hと同様
に平面視で略扇形状を有しているが、第2の接点部分2
4a〜24hの扇角は第1の接点部分23a〜23hの
扇角よりも小さく設定されており、第2の接点部分24
a〜24hの面積は第1の接点部分23a〜23hの面
積よりも小さい。
【0035】第1の接点部分23aと第1の接点部分2
3hとは、回路基板21に形成された第1の導電部25
aを介して電気的に導通している。第1の接点部分23
bと第1の接点部分23cとは、同様に、第1の導電部
25bを介して電気的に導通している。第1の接点部分
23dと第1の接点部分23eとは、同様に、第1の導
電部25cを介して電気的に導通している。第1の接点
部分23fと第1の接点部分23gとは、同様に、第1
の導電部25dを介して電気的に導通している。
【0036】第2の接点部分24aは、図6に示される
ように、回路基板21に形成された第2の導電部26a
を介して出力端子27aに電気的に導通している。同様
に、夫々の第2の接点部分24b〜24hの夫々は、第
2の導電部26b〜26hを介して対応する出力端子2
7b〜27hに電気的に導通している。出力端子27a
には、キートップ11の押圧部12a〜12dのうちの
いずれが押下されたかを判断するための判断回路(図示
せず)にその一端が接続された信号線28a〜28hが
接続される。
【0037】キートップ11の押圧部12aが押下され
ると、図7(c)に示されるように、平面視で押圧部1
2aの両側に位置する、第1の接点部分23aと第2の
接点部分24a、及び、第1の接点部分23hと第2の
接点部分24h、が可動接点32a、及び、可動接点3
2h、を介して電気的に導通する。これにより、出力端
子27aと出力端子27hとの間に、第2の導電部26
h、第1の導電部25a、及び、第2の導電部26aを
含む電気的に閉じた回路が形成される。キースイッチ装
置1(判断回路)は、出力端子27aと出力端子27h
との間に電気的に閉じた回路が形成されたことを検知す
ることにより、押圧部12aが押下された状態にあると
判断する。
【0038】キートップ11の押圧部12bが押下され
ると、図7(c)に示されるように、平面視で押圧部1
2bの両側に位置する、第1の接点部分23bと第2の
接点部分24b、及び、第1の接点部分23cと第2の
接点部分24c、が可動接点32b、及び、可動接点3
2c、を介して電気的に導通する。これにより、出力端
子27bと出力端子27cとの間に、第2の導電部26
b、第1の導電部25b、及び、第2の導電部26cを
含む電気的に閉じた回路が形成される。キースイッチ装
置1(判断回路)は、出力端子27bと出力端子27c
との間に電気的に閉じた回路が形成されたことを検知す
ることにより、押圧部12bが押下された状態にあると
判断する。
【0039】キートップ11の押圧部12cが押下され
ると、図7(c)に示されるように、平面視で押圧部1
2cの両側に位置する、第1の接点部分23dと第2の
接点部分24d、及び、第1の接点部分23eと第2の
接点部分24e、が可動接点32d、及び、可動接点3
2e、を介して電気的に導通する。これにより、出力端
子27dと出力端子27eとの間に、第2の導電部26
d、第1の導電部25c、及び、第2の導電部26eを
含む電気的に閉じた回路が形成される。キースイッチ装
置1(判断回路)は、出力端子27dと出力端子27e
との間に電気的に閉じた回路が形成されたことを検知す
ることにより、押圧部12cが押下された状態にあると
判断する。
【0040】キートップ11の押圧部12dが押下され
ると、図7(c)に示されるように、平面視で押圧部1
2dの両側に位置する、第1の接点部分23fと第2の
接点部分24f、及び、第1の接点部分23gと第2の
接点部分24g、が可動接点32f、及び、可動接点3
2g、を介して電気的に導通する。これにより、出力端
子27fと出力端子27gとの間に、第2の導電部26
f、第1の導電部25d、及び、第2の導電部26gを
含む電気的に閉じた回路が形成される。キースイッチ装
置1(判断回路)は、出力端子27fと出力端子27g
との間に電気的に閉じた回路が形成されたことを検知す
ることにより、押圧部12dが押下された状態にあると
判断する。
【0041】また、キースイッチ装置1は、使用者によ
るキートップ11の押下が解放されたときに、スカート
部34の弾性力により可動接点32a〜32hと固定接
点22a〜22hとが解離して、キートップ11が元の
平衡状態へ復帰するように構成されている。
【0042】次に、使用者により押圧部12a〜12d
のうちのいずれか1つが押下された状態について、図8
に基づいて説明する。図8は、キースイッチ装置のキー
トップ11が揺動した状態における断面図である。
【0043】使用者により、たとえば押圧部12aが押
下された場合に、押下された押圧部12aとは操作面1
2(所定の円周C1)の中心A1を挟んで反対側に位置
する押圧部12cと、押下された押圧部12aの両側に
隣接する2つの押圧部12b,12dとの中間に位置す
る2つの突起部18b,18cが開口部42の下縁43
に当接して、2つの突起部18b,18cと下縁43と
が当接した位置にキートップ11の揺動支点F1が形成
される。したがって、上述したように揺動支点F1が形
成されるので、図8に示されるように、キートップ11
は揺動支点F1を中心として、キートップ11の押下さ
れた押圧部12a側となる部分が下方向に移動すると共
に、キートップ11の押下された押圧部12aとは操作
面12(所定の円周C1)の中心A1を挟んで反対側に
位置する押圧部12c側となる部分が上方向に移動する
ように、図8中時計回り方向揺動する。キートップ11
の押下された押圧部12a側となる部分が下方向に移動
すると、キートップ11の下端部により、平面視で押下
された押圧部12aの両側に位置した2つの可動部33
a,33dが押下されて下方向に移動することになる。
【0044】押下された押圧部12aの両側に位置した
2つの可動部33a,33dが押下されて下方向に移動
すると、上述したように、第1の接点部分23aと第2
の接点部分24a、及び、第1の接点部分23hと第2
の接点部分24h、が可動接点32a、及び、可動接点
32h、を介して電気的に導通して、出力端子27aと
出力端子27hとの間に電気的に閉じた回路が形成さ
れ、キースイッチ装置1(判断回路)は、押圧部12a
が押下された状態にあると判断する。
【0045】一方、キートップ11の押圧部12a〜1
2bの間の部分、たとえば、キートップ11の押圧部1
2aと押圧部12bとの間の部分が押下された場合に
は、キートップ11が揺動して、キートップ11の下端
部により、キートップ11の押下された部分の下方に位
置した可動部33aが押下されて下方向に移動すること
になる。
【0046】可動部33aが押下されて下方向に移動す
ると、上述したように、第1の接点部分23aと第2の
接点部分24a、及び、第1の接点部分23bと第2の
接点部分24b、が可動接点32a、及び、可動接点3
2b、を介して電気的に導通されることになる。しかし
ながら、第1の接点部分23aと第1の接点部分23b
とは電気的に絶縁状態にあり、また、第2の接点部分2
4aと第2の接点部分24bとも電気的に絶縁状態にあ
るので、回路基板21上において電気的に閉じた回路が
形成されることはなく、キースイッチ装置1(判断回
路)は、4つの押圧部12a〜12dのいずれもが押下
されていない状態にあると判断する。
【0047】上述されたように構成されたキースイッチ
装置1によれば、使用者により押圧部12a〜12dの
うちのいずれか1つが押下されたときには、回路基板2
1上において電気的に閉じた回路が形成され、キースイ
ッチ装置1(判断回路)は、押圧部12aが押下された
状態にあると判断する。一方、キートップ11の押圧部
12a〜12bの間の部分が押下されたときには、回路
基板21上において電気的に閉じた回路が形成されるこ
とはなく、キースイッチ装置1(判断回路)は、4つの
押圧部12a〜12dのいずれもが押下されていない状
態にあると判断する。この結果、使用者がキートップ1
1(操作面12)の隣接する押圧部12a〜12dの間
の部分を押下した状態を、押圧部12a〜12dが押下
されたと判断するための状態から排除することができ、
キースイッチ装置1は、使用者によるキートップ11の
操作を適切に検知することができる。
【0048】また、使用者により押圧部12a〜12d
のうちのいずれか1つが押下されたときには、第1の導
電部25a〜25d及び第2の導電部26a〜26hを
介して、出力端子27a,27hの間、出力端子27
b,27cの間、出力端子27d,27eの間、あある
いは、出力端子27f,27gの間のいずれか1つにお
いて、電気的に閉じた回路が1つ形成されるので、キー
スイッチ装置1の判断回路として、押圧部12a〜12
dの下方に可動接点及び固定接点(可動部)が配置され
た従来のキースイッチ装置の判断回路を用いることが可
能となり、押圧部12a〜12dの押下を検知するため
の判断回路の複雑化、コストアップを抑制することがで
きる。また、使用者がキートップ11(操作面12)の
隣接する押圧部12a〜12dの間の部分を押下した状
態を、押圧部12a〜12dが押下されたと判断するた
めの状態から確実に排除することができる回路基板21
の具体構造を簡易且つ低コストで実現することが可能と
なる。
【0049】また、可動接点32a〜32h、固定接点
22a〜22h(第1の接点部分23a〜23hと第2
の接点部分24a〜24h)、及び、可動部33a〜3
3dが、平面視で押圧部12a〜12dと略45度ずれ
た位置に配置されることにより、使用者が操作面12の
隣接する押圧部12a〜12dの間の部分を押下した状
態を、押圧部12a〜12dが押下されたと判断するた
めの状態から確実に排除することができ、使用者による
キートップ11の操作をより一層適切に検知することが
できる。
【0050】また、1つの可動部33a〜33dに対し
て、1つの押圧部12a〜12dに対応する可動接点3
2a〜32h及び固定接点22a〜22h(第1の接点
部分23a〜23hと第2の接点部分24a〜24h)
と、1つの押圧部12a〜12dに隣接する1つの押圧
部12a〜12dに対応する可動接点32a〜32h及
び固定接点22a〜22h(第1の接点部分23a〜2
3hと第2の接点部分24a〜24h)とが配置される
ので、ラバーシート31において可動接点32a〜33
dをコンパクトに配置することができると共に、回路基
板21において固定接点22a〜22h(第1の接点部
分23a〜23hと第2の接点部分24a〜24h)を
コンパクトに配置することができ、キースイッチ装置1
の小型化が可能となる。
【0051】また、固定接点22a〜22hが、第1の
接点部分23a〜23hと第2の接点部分24a〜24
hとに分割され、第2の接点部分24a〜24hの面積
を第1の接点部分23a〜23hの面積よりも小さく設
定することにより、使用者による押圧部12a〜12d
の押下が不十分で、キートップ11のストローク量が小
さい場合においても、可動接点32a〜32hが第1の
接点部分23a〜23h及び第2の接点部分24a〜2
4hの両者に当接し易くなる。このため、キートップ1
1のストローク量(揺動幅)が小さい場合においても、
押圧部12a〜12dの押下を確実に検知することがで
きる。
【0052】また、キートップ11が揺動支点F1を中
心として図8中時計回り方向揺動するときにおいて、揺
動支点F1の位置が、キートップ11の押下された押圧
部12aとは操作面12(所定の円周C1)の中心A1
を挟んで反対側となる端部よりも押下された押圧部12
aに近づくことになるため、押下された押圧部12aと
は操作面12(所定の円周C1)の中心A1を挟んで反
対側に位置する押圧部12cの両側に位置する残り2つ
の可動部33b,33cは、揺動支点F1を形成する突
起部18b,18cの下方に位置することになり、殆ど
下方向に移動することはない。このため、押下された押
圧部12aとは操作面12(所定の円周C1)の中心A
1を挟んで反対側に位置する押圧部12cの両側に位置
する残り2つの可動部33b,33cの夫々の可動接点
32c〜32fと、夫々の可動接点32c〜32fに対
峙する夫々の固定接点22c〜22f(第1の接点部分
23c〜23f及び第2の接点部分24c〜24f)と
が当接するという現象の発生を防ぐことができ、キース
イッチ装置1は使用者によるキートップ11の操作を適
切に検知することができる。
【0053】なお、本実施形態においては、回路基板2
1において、平面視で押下された押圧部12a〜12d
の両側に位置する可動接点32a〜32h及び固定接点
22a〜22hを含む電気的に閉じた1つの回路、たと
えば、第2の導電部26h、第2の接点部分24h、可
動接点32h、第1の接点部分23h、第1の導電部2
5a、第1の接点部分23a、可動接点32a、第2の
接点部分24a、及び、第2の導電部26aとで構成さ
れる1つの回路が形成されたことに基づいて、押圧部1
2a〜12dが押下された状態であることを判断するよ
うに構成しているが、これに限られるものではなく、平
面視で押下された押圧部12a〜12dの両側の夫々
に、可動接点及び固定接点からなる接点ユニット部を配
置して、隣接する接点ユニット部が導通した状態である
ことを検知できるものであればよい。
【0054】また、本実施形態においては、キートップ
11が平面視で略真円形の操作面12を有しているが、
キートップ11の形状はこれに限られることなく、平面
視で、楕円形、十字形、多角形等の操作面を有するキー
トップを備えたキースイッチ装置においても、本発明を
適用することができる。
【0055】また、本発明に係るキースイッチ装置は、
電話機又はゲーム機等の電子機器の操作部として広く応
用することができる。
【0056】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、使用者によるキートップの操作を適切に検知す
ることが可能なキースイッチ装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るキースイッチ装置の構
成を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るキースイッチ装置の構
成を示す、図1におけるII−II線に沿った断面図であ
る。
【図3】本発明の実施形態に係るキースイッチ装置の構
成を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係るキースイッチ装置に含
まれる、ラバーシートの構成を示す平面図である。
【図5】本発明の実施形態に係るキースイッチ装置に含
まれる、ラバーシートの構成を示す背面図である。
【図6】本発明の実施形態に係るキースイッチ装置に含
まれる、回路基板の構成を示す平面図である。
【図7】本発明の実施形態に係るキースイッチ装置に含
まれる、可動接点と固定接点との位置関係を説明するた
めの図であり、(a)は可動接点の位置関係を示す図、
(b)は固定接点の位置関係を示す図、(c)は可動接
点と固定接点との位置関係を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係るキースイッチ装置の構
成を示す、キートップが揺動した状態における断面図で
ある。
【図9】従来のキースイッチ装置の構成を示す平面図で
ある。
【図10】従来のキースイッチ装置の構成を示す、図9
におけるX−X線に沿った断面図である。
【図11】従来のキースイッチ装置の構成を示す、キー
トップが揺動した状態における断面図である。
【符号の説明】
1,101…キースイッチ装置、11,111…キート
ップ、12,112…操作面、12a〜12d,112
a〜112d…押圧部、13,113…頂部、14,1
14…胴部、15,115…鍔部、18a〜18d…突
起部、21,121…回路基板、22a〜22h,12
2…固定接点、23a〜23h…第1の接点部分、24
a〜24h…第2の接点部分、25a〜25d…第1の
導電部、26a〜26h…第2の導電部、27a〜27
h…出力端子、28a〜28h…信号線、31,131
…ラバーシート、32a〜32h,132…可動接点、
33a〜33d,133a〜133d…可動部、34,
134…スカート部、35,135…ベース部、41,
141…ケース本体、42,142…開口部、43,1
43…下縁、133a〜133d…可動部、A,A1…
操作面(所定の円周)の中心、C,C1…所定の円周、
F,F1…揺動支点。
フロントページの続き (72)発明者 山野 孝寛 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号 株式 会社田村電機製作所内 Fターム(参考) 5B020 DD02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体に形成された開口部から前記
    ケース本体の外側に露出している操作面を有したキート
    ップを備え、前記操作面には4つの押圧部が所定の円周
    上に略等間隔で配置され、1つの押圧部が押下されるこ
    とにより前記キートップが所定の一方向に揺動して、前
    記キートップの揺動方向に対応する固定接点と可動接点
    とが当接するキースイッチ装置であって、 前記固定接点と前記可動接点とで構成される接点ユニッ
    ト部が、平面視で前記1つの押圧部を挟んで両側に夫々
    配置され、 前記1つの押圧部の両側に配置された夫々の前記接点ユ
    ニット部において、前記固定接点と前記可動接点とが当
    接したときに、前記1つの押圧部の押下を検知すること
    を特徴とするキースイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記接点ユニット部は、前記所定の円周
    において、前記1つの押圧部から略45度ずれた位置に
    配置されていることを特徴とする請求項1に記載のキー
    スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記固定接点が形成される回路基板を更
    に備え、 前記回路基板には、前記1つの押圧部の両側に配置され
    た夫々の前記接点ユニット部において、前記固定接点と
    前記可動接点とが当接したときに、導通可能となる回路
    が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載のキースイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記回路基板上に載置されるラバーシー
    トを更に備え、 前記ラバーシートは、前記キートップに当接する可動部
    と、可動部の外周部から下方に向けてテーパ管状に拡開
    したスカート部と、スカート部の下端部から外周方向へ
    平面状に広がるベース部と、を有しており、 前記可動部の下面には、前記1つの押圧部に対応する可
    動接点と、前記1つの押圧部に隣接する1つの押圧部に
    対応する可動接点と、が形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のキースイ
    ッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記回路基板の前記可動部の前記下面に
    対向する部分には、前記1つの押圧部に対応する前記可
    動接点と当接可能な固定接点と、前記1つの押圧部に隣
    接する1つの押圧部に対応する前記可動接点に当接可能
    な固定接点と、が隣接して形成されていることを特徴と
    する請求項4に記載のキースイッチ装置。
  6. 【請求項6】 ケース本体に形成された開口部から前記
    ケース本体の外側に露出している操作面を有したキート
    ップを備え、前記操作面には4つの押圧部が所定の円周
    上に略等間隔で配置され、1つの押圧部が押下されるこ
    とにより前記キートップが所定の一方向に揺動して、前
    記キートップの揺動方向に対応する固定接点と可動接点
    とが当接するキースイッチ装置であって、 前記固定接点が形成される回路基板と、 前記回路基板上に載置され、前記可動接点が形成される
    ラバーシートと、を備え、 前記ラバーシートは、所定の円周上に略等間隔で配置さ
    れる4つの可動部と、夫々の可動部の外周部から下方に
    向けてテーパ管状に拡開したスカート部と、夫々のスカ
    ート部につながるベース部と、を有し、 前記可動部は、平面視で、前記押圧部と略45度ずれた
    位置に配置されており、 前記可動部の下面には、前記1つの押圧部に対応する可
    動接点と、前記1つの押圧部に隣接する1つの押圧部に
    対応する可動接点と、が形成され、 前記回路基板の前記可動部の前記下面に対向する部分に
    は、前記1つの押圧部に対応する前記可動接点と当接可
    能な固定接点と、前記1つの押圧部に隣接する1つの押
    圧部に対応する前記可動接点に当接可能な固定接点と、
    が形成されており、 前記1つの押圧部の両側に位置する前記1つの押圧部に
    対応した前記可動接点の夫々が前記固定接点に当接し
    て、前記回路基板上に電気的に閉じた回路が形成された
    ときに、前記1つの押圧部の押下を検知することを特徴
    とするキースイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記固定接点又は前記可動接点は、前記
    可動接点が前記固定接点に当接したときに互いに電気的
    に導通する、第1の接点部分と前記第1の接点部分より
    も外側に位置する第2の接点部分とに分割されており、 前記第2の接点部分の面積は、前記第1の接点部分の面
    積よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項
    5又は請求項6に記載のキースイッチ装置。
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