JPH08222070A - 感圧スイッチ - Google Patents

感圧スイッチ

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Publication number
JPH08222070A
JPH08222070A JP2815895A JP2815895A JPH08222070A JP H08222070 A JPH08222070 A JP H08222070A JP 2815895 A JP2815895 A JP 2815895A JP 2815895 A JP2815895 A JP 2815895A JP H08222070 A JPH08222070 A JP H08222070A
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JP
Japan
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pressure
elastic body
sensitive
sensitive conductive
conductive elastic
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Pending
Application number
JP2815895A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Yamamoto
保 山本
Hiroshi Matsui
博 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2815895A priority Critical patent/JPH08222070A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音響機器、映像機器、ゲーム機等の入力操作
部に用いられる感圧スイッチにおいて、感度の良い押圧
力検出を目的とする。 【構成】 4方向に配置した4個の独立した固定接点1
9〜22に対向する共通固定接点27a,27b,27
c,27dを下部フィルム29に設け、固定接点19〜
22との接触側に対向した押圧操作面側に、導電膜33
を形成した感圧導電弾性体30を固定接点19〜22の
上部に配置し、さらに、感圧導電弾性体30を押圧する
ための凸部が設けられた押圧板31と、力の加えられた
方向に押圧板31を押す操作レバー32を押圧板31の
上に配置して構成することにより、操作レバーの動きに
対して、感圧導電弾性体30の抵抗値変化を感度良くす
ることができる優れた感圧スイッチが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定接点上に、固定接
点との接触側に対向した押圧操作面側に導電材料を塗布
し導電膜を形成した感圧導電弾性体を配置した感圧スイ
ッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音響機器、映像機器、ゲーム機等
の入力操作部に用いられる感圧スイッチは、ポインティ
ングデバイスの感度を向上させるよう要望が高まってい
る。
【0003】以下に従来の感圧スイッチについて説明す
る。図6(a)〜(e)は従来の感圧スイッチの構成を
示すものである。同図において1〜4は4方向に配置し
た4個の独立した固定接点であり、5〜8は固定接点か
らの引き出し線であり、9a,9b,9c,9dは4個
の独立した固定接点1〜4にそれぞれに対向する共通固
定接点であり、10はその共通固定接点からの引き出し
線であり、これらは下部フィルム11に設けられてい
る。12は上部フィルムであり、可動接点14が設けら
れている。13は固定接点と可動接点間の厚み方向の圧
力によって抵抗値が変化する感圧導電ゴムであり、15
は4方向に配置された感圧導電ゴム13の位置を押すた
めの凸部が4方向に設けられた押圧板であり、16は押
圧板の上に配置され、力の加えられた方向に押圧板15
を押す操作レバーである。
【0004】また等価回路に示すように10の引き出し
線と5〜8の引き出し線との間の抵抗を測定する事によ
って個々の接点間の抵抗値変化を測定できる。つまり感
圧ゴムの各部の上下間の抵抗値を測定する事によって、
どの方向にどのような力で力が加えられたかという「方
向」と「力の大きさ」を知る事ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、感圧導電ゴム13の上に可動接点14を
設けた上部フィルム12を配置する必要があるため、ス
イッチを操作する際、押圧板15の凸部が上部フィルム
12を介して感圧導電ゴム13を押すことになり、上部
フィルム12の厚みと剛性の影響により感圧導電ゴム1
3の感度が鈍くなるという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、圧力検出感度が優れた感圧スイッチを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の感圧スイッチは、1つ、または少なくとも2
つの固定接点と、これら固定接点上に載置され、前記固
定接点との接触側に対向した押圧操作面側に導電材料を
塗布した感圧導電弾性体を配設した構成を有している。
【0008】
【作用】この構成によって、4方向に配置した4対の独
立した固定接点と、これらの固定接点からの引き出し線
を配線したフィルムと、前記固定接点との接触側に対向
した押圧操作面側に導電材料を塗布した感圧導電弾性体
を前記固定接点の上部に配置し、これら固定接点の上部
に配置された前記感圧導電弾性体を押圧するための凸部
が4方向に設けられた押圧板と、前記押圧板の上に配置
され力の加えられた方向に前記押圧板を押す操作レバー
とで構成することによって、前記操作レバーに加えられ
た力が前記押圧板の前記凸部を通じて4方向の前記感圧
導電弾性体に加えられる事により、前記感圧導電弾性体
の抵抗値変化を引き出し線から読み取ることができる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
【0010】図1(a)〜(d)において、19〜22
は4方向に配置した4個の独立した固定接点であり、2
3〜26は固定接点19〜22からの引き出し線であ
り、27a,27b,27c,27dは4個の独立した
固定接点19〜22にそれぞれに対向する共通固定接点
であり、28はその共通固定接点からの引き出し線であ
り、これらは下部フィルム29に設けられている。ま
た、固定接点19〜22との接触側に対向した押圧操作
面側に導電材料を塗布し導電膜33を形成した感圧導電
ゴムからなる感圧導電弾性体30の先端部30a,30
b,30c,30dを4対の独立した固定接点19〜2
2の上部に配置している。
【0011】さらに、4対の独立した固定接点19〜2
2の上部に配置された感圧導電弾性体30を押圧するた
めの凸部が4方向に設けられた押圧板31と、押圧板3
1の上に配置され力の加えられた方向に押圧板31を押
す操作レバー32とで構成されている。また等価回路に
示すように引き出し線28と引き出し線23〜26との
間の抵抗を測定する事によって個々の接点間の抵抗値変
化を測定できる。
【0012】以上のように構成された感圧スイッチにつ
いて、図2を用いてその動作を説明する。
【0013】操作レバー32を矢印A方向の力で押す
と、押圧板の4箇所の凸部には、押した位置に対応する
矢印B方向の力が働く。特に感圧導電弾性体30にはB
1,B2のように下向きに力が加わるので、感圧導電弾性
体の先端部の30a,30b,30c,30dの上下間
の抵抗値を測定する事によって、どの方向にどのような
力で力が加えられたかという「方向」と「力の大きさ」
を知る事ができる。つまり図5の等価回路出力特性図に
示すような特性に従って抵抗値が減少する。例えば、感
圧導電弾性体30の厚み方向の抵抗値が6KΩのときは
押し圧は200gであるというように感圧導電弾性体3
0の抵抗値を測定する事によって押し圧力を知る事がで
きる。
【0014】以上のように本実施例によれば、感圧導電
弾性体30の上面に薄い導電膜33が印刷等で形成され
ており、従来の上部フィルムが不要なことから、直接感
圧導電弾性体30を押すことになり、ポインティングデ
バイスの感度を向上することができる。
【0015】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0016】図3において、41a,42aは対向する
一対の固定接点であり、これらは出力端子41b,42
bとそれぞれ導通しておりスイッチケース43にインサ
ート成形されている。固定接点41a,42aの上部に
は、固定接点41a,42aとの接触側に対向した押圧
操作面側に導電材料を塗布し導電膜44aを形成した感
圧導電弾性体44が配置され、その上部には押し釦部4
5aと押圧部45bと外周支持部45cとを有するドー
ム状弾性体45が配置され、カバー46で保持されると
共に覆われている。
【0017】以上のように構成された感圧スイッチにつ
いて、図3を用いてその動作を説明する。
【0018】ドーム状弾性体45の押し釦部45aが下
向きに押圧されることにより、押圧部45bは感圧導電
弾性体44の中心付近に接触し、さらに押圧されること
により感圧導電弾性体44は、固定接点41a,42a
と押し釦部45aに挟まれる形となり、厚み方向に加圧
されることになる。この結果、感圧導電弾性体44の厚
み方向の抵抗値は図6の等価回路出力特性図に示すよう
に圧力と共に徐々に低下し、ついには出力端子41bと
42b間は導通状態となる。すなわち電流の経路として
は、42b〜42a〜44〜44a〜44〜41a〜4
1bとなる。
【0019】以上のように本実施例によれば、従来のプ
ッシュスイッチにおいて感圧導電弾性体44の替わりに
金属接点が配置されており、ON/OFFの状態検出し
かできなかったのに対して、押し釦部45aを押す圧力
に応じて出力抵抗値が変化するため、電圧比較器または
A/Dコンバータに接続することにより、多段階スイッ
チとして使用することができる。
【0020】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0021】図4において、51a,52aは一対の固
定接点であり、これらは出力端子51b,52bとそれ
ぞれ導通しておりスイッチケース53にインサート成形
されている。固定接点51a,52aの上部には、固定
接点51a,52aとの接触側に対向した押圧操作面側
に導電材料を塗布し導電膜54aを形成した感圧導電弾
性体54が配置され、その上部には押し釦部55aと押
圧部55bと外周支持部55cとを有するドーム状弾性
体55が配置され、カバー56で挟み込まれている。こ
のため外周支持部55cは、厚み方向に大きな荷重を受
けており、厚み方向の抵抗値は小さく導通状態となって
いる。
【0022】以上のように構成された感圧スイッチにつ
いて、図4を用いてその動作を説明する。ドーム状弾性
体55の押し釦部55aが下向きに押圧されることによ
り、押圧部55bは感圧導電弾性体54の中心付近に接
触し、さらに押圧されることにより感圧導電弾性体54
は、固定接点51aと押圧部55bに挟まれる形とな
り、厚み方向に加圧されることになる。この結果、感圧
導電弾性体54の厚み方向の抵抗値は図6の等価回路出
力特性図に示すように加圧と共に徐々に低下し、ついに
は出力端子51bと52b間は導通状態となる。すなわ
ち電流が流れる経路としては、51b〜51a〜54〜
54a〜54〜52a〜52bとなる。
【0023】以上のように本実施例によれば、固定接点
52a上部の感圧導電弾性体54がドーム状弾性体55
の外周支持部55cを介してカバー56に挟み込まれて
いるため、この部分での感圧導電弾性体54の抵抗値は
充分低下しており、固定接点51a上部1箇所だけでの
感圧導電弾性体54の抵抗値変化だけが、出力端子51
bと52b間から出力されることになり、より安定した
押圧力の検出が可能となり、電圧比較器またはA/Dコ
ンバータに接続することにより、多段階スイッチとして
使用することができる。
【0024】なお、感圧導電弾性体として、ゴム、樹
脂、絶縁フィルムの上に感圧導電材料を塗布し導電膜を
形成したものが用いられる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、固定接点との接
触側に対向した押圧操作面側に導電材料を塗布し導電膜
を形成した感圧導電弾性体を用いたので、押圧部により
直接前記感圧導電弾性体を加圧することとなり、従来の
上部フィルムを用いた構成に比べてより感度の良い圧力
検出が可能である。
【0026】また可動接点に、導電材料を塗布し導電膜
を形成した前記感圧導電弾性体を用いてプッシュスイッ
チを構成することにより、従来の構成では不可能であっ
た多段階スイッチとして使用することも可能となった。
さらに従来のプッシュスイッチの可動接点の替わりに前
記感圧導電弾性体を用いる構成であるため、従来のプッ
シュスイッチの自動組立機を用いて組み立てることがで
き、大幅な工数削減を可能とすることができる優れた感
圧スイッチを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例における感圧スイ
ッチの側面図 (b)同第1の実施例における感圧導電弾性体の平面図 (c)同第1の実施例における下部フィルムの平面図 (d)同第1の実施例における感圧スイッチの等価回路
【図2】同第1の実施例における感圧スイッチの動作説
明のための斜視図
【図3】本発明の第2の実施例における感圧スイッチの
断面図
【図4】本発明の第3の実施例における感圧スイッチの
断面図
【図5】本発明の第1,第2,第3の実施例における感
圧スイッチの等価回路出力特性図
【図6】(a)従来の感圧スイッチの側面図 (b)同上部フィルムの平面図 (c)同要部である感圧導電ゴムの底面図 (d)同下部フィルムの平面図 (e)同等価回路図
【符号の説明】
19 20,21,22,41a,42a,51a,5
2a 固定接点 30,44,54 感圧導電弾性体 33,44a,54a 導電膜 45,55 ドーム状弾性体 45a,55a 押し釦部 45b,55b 押圧部 45c,55c 外周支持部 46,56 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの固定接点と、これら固
    定接点上に載置され、固定接点との接触側に対向した押
    圧操作面側に導電材料を塗布し導電膜を形成した感圧導
    電弾性体とからなる感圧スイッチ。
  2. 【請求項2】 中央上部の押し釦部と中央下部の押圧部
    と外周支持部とを有するドーム状弾性体を、感圧導電弾
    性体の上部に載置した請求項1記載の感圧スイッチ。
  3. 【請求項3】 2つの固定接点上に、感圧導電弾性体を
    介して、ドーム状弾性体の押圧部を配置した請求項2記
    載の感圧スイッチ。
  4. 【請求項4】 中央の固定接点上に、感圧導電弾性体を
    介してドーム状弾性体の押圧部を配置し、外周の固定接
    点上に、感圧導電弾性体を介してドーム状弾性体の外周
    支持部を配置し、前記ドーム状弾性体の押し釦部が突出
    する孔を有するカバーにより、前記ドーム状弾性体の前
    記外周支持部を介して感圧導電弾性体を挟み込んだ請求
    項2記載の感圧スイッチ。
JP2815895A 1995-02-16 1995-02-16 感圧スイッチ Pending JPH08222070A (ja)

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JP2815895A JPH08222070A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 感圧スイッチ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8674932B2 (en) 1996-07-05 2014-03-18 Anascape, Ltd. Image controller
US9081426B2 (en) 1992-03-05 2015-07-14 Anascape, Ltd. Image controller

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9081426B2 (en) 1992-03-05 2015-07-14 Anascape, Ltd. Image controller
US8674932B2 (en) 1996-07-05 2014-03-18 Anascape, Ltd. Image controller

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Effective date: 20040413

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Effective date: 20040803