JP7125922B2 - 静電容量型入力装置 - Google Patents
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操作釦は、基板に支持されて第一の電極に接離可能に対向する弾性クリック体と、この弾性クリック体に取り付けられて保護材から一部露出する押圧操作用のキートップとを含み、このキートップの周縁部を対向する第二の電極に接離可能に押し付け、
静電容量検出判定手段は、検出した静電容量に基づき、操作釦のキートップに導電操作体が触れていない非接触状態、操作釦のキートップに導電操作体が触れた接触状態、操作釦のキートップが導電操作体に押圧され、第二の電極からキートップの周縁部が離隔した中途操作状態、及び操作釦のキートップが導電操作体に強く押圧され、第二の電極からキートップの周縁部が離隔するとともに、第一の電極に操作釦の弾性クリック体が接触した最終操作状態のいずれかを検出可能であることを特徴としている。
また、保護材に、操作釦のキートップを露出させる貫通口を設け、保護材の基板に対向する対向部に、貫通口を包囲する第二の電極を形成し、この第二の電極に、キートップから張り出したフランジを圧接して面接触させることができる。
請求項3記載の発明によれば、保護材により、基板、第一の電極、第二の電極を被覆して保護することができる。また、第二の電極に、操作釦のキートップのフランジを圧接して面接触させるので、第二の電極と操作釦のキートップとの導通範囲が拡大し、第二の電極と操作釦のキートップとの導通不良を防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、操作釦のキートップに導電操作体が触れていない非接触状態、キートップが導電操作体に押圧され、第二の電極からキートップの周縁部が離隔した中途操作状態を明瞭に判定し、区別することが可能となる。
検出値Aの下限=検出値Aの平均値-3×検出値Aの標準偏差
検出値Bの上限=検出値Bの平均値+3×検出値Bの標準偏差
検出値Bの下限=検出値Bの平均値-3×検出値Bの標準偏差
検出値Cの上限=検出値Cの平均値+3×検出値Cの標準偏差
検出値Cの下限=検出値Cの平均値-3×検出値Cの標準偏差
検出値Dの上限=検出値Dの平均値+3×検出値Dの標準偏差
検出値Dの下限=検出値Dの平均値-3×検出値Dの標準偏差
検出値Eの上限=検出値Eの平均値+3×検出値Eの標準偏差
検出値Eの下限=検出値Eの平均値-3×検出値Eの標準偏差
なお、第一、第二の電極10・40でそれぞれ検出される検出値と、図2に示す操作釦20の非接触状態、図3に示す操作釦20の接触状態、図4に示す操作釦20の中途操作状態、図5に示す操作釦20の最終操作状態との関係は、表1に示す通りである。
10 第一の電極
20 操作釦
21 弾性クリック体
22 本体部
23 凸部
24 スカート部
25 脚部
26 空気溝
27 キートップ
28 フランジ(周縁部)
29 表面
30 保護パネル(保護材)
31 貫通口
40 第二の電極
41 配線ライン
50 静電容量検出判定手段
60 指(導電操作体)
A 検出値(第一検出値)
B 検出値(第二検出値)
C 検出値(第三検出値)
D 検出値(第四検出値)
E 検出値(第五検出値)
Claims (6)
- 基板に形成される静電容量検出用の第一の電極と、この第一の電極に導電操作体の操作で接触可能な操作釦と、この操作釦の少なくとも一部を露出させる保護材と、この保護材に形成されて操作釦に接触可能な静電容量検出用の第二の電極と、第一、第二の電極に接続される静電容量検出判定手段とを備えた静電容量型入力装置であって、
操作釦は、基板に支持されて第一の電極に接離可能に対向する弾性クリック体と、この弾性クリック体に取り付けられて保護材から一部露出する押圧操作用のキートップとを含み、このキートップの周縁部を対向する第二の電極に接離可能に押し付け、
静電容量検出判定手段は、検出した静電容量に基づき、操作釦のキートップに導電操作体が触れていない非接触状態、操作釦のキートップに導電操作体が触れた接触状態、操作釦のキートップが導電操作体に押圧され、第二の電極からキートップの周縁部が離隔した中途操作状態、及び操作釦のキートップが導電操作体に強く押圧され、第二の電極からキートップの周縁部が離隔するとともに、第一の電極に操作釦の弾性クリック体が接触した最終操作状態のいずれかを検出可能であることを特徴とする静電容量型入力装置。 - 操作釦のキートップの周縁部の第二の電極に対する接触面と、キートップの操作用の表面の少なくとも一部にそれぞれ導電膜を形成し、これらの導電膜を接続して導電層を形成した請求項1記載の静電容量型入力装置。
- 保護材に、操作釦のキートップを露出させる貫通口を設け、保護材の基板に対向する対向部に、貫通口を包囲する第二の電極を形成し、この第二の電極に、キートップから張り出したフランジを圧接して面接触させるようにした請求項1又は2記載の静電容量型入力装置。
- 静電容量検出判定手段は、第一、第二の電極が検出した検出値を取り込む機能と、第二の電極の検出した検出値が第一検出値の上限と下限の範囲内か否かを判定する機能と、第二の電極の検出した検出値が第一検出値の上限と下限の範囲内であると判定された場合には、第一の電極の検出した検出値が第五検出値の上限と下限の範囲内か否かを判定する機能と、第一の電極の検出した検出値が第五検出値の上限と下限の範囲内であると判定された場合には、操作釦のキートップに導電操作体が触れた接触状態であると判定する機能と、第一の電極の検出した検出値が第五検出値の上限と下限の範囲外であると判定された場合には、操作釦のキートップに導電操作体が触れていない非接触状態であると判定する機能とを実現する請求項1、2、又は3記載の静電容量型入力装置。
- 静電容量検出判定手段は、第二の電極の検出した検出値が第一検出値の上限と下限の範囲外であると判定された場合には、第二の電極の検出した検出値が第三検出値の上限と下限の範囲内か否かを判定する機能と、第二の電極の検出した検出値が第三検出値の上限と下限の範囲内であると判定された場合には、第一の電極の検出した検出値が第五検出値の上限と下限の範囲内か否かを判定する機能と、第一の電極の検出した検出値が第五検出値の上限と下限の範囲内であると判定された場合には、操作釦のキートップが導電操作体に押圧され、第二の電極からキートップの周縁部が離隔した中途操作状態であると判定する機能と、第二の電極の検出した検出値が第三検出値の上限と下限の範囲外であると判定された場合には、操作釦のキートップに導電操作体が触れていない非接触状態であると判定する機能とを実現する請求項4記載の静電容量型入力装置。
- 静電容量検出判定手段は、第一の電極の検出した検出値が第五検出値の上限と下限の範囲外であると判定された場合には、第一の電極の検出した検出値が第四検出値の上限と下限の範囲内か否かを判定する機能と、第一の電極の検出した検出値が第四検出値の上限と下限の範囲内であると判定された場合には、操作釦のキートップが導電操作体に強く押圧され、第二の電極からキートップの周縁部が離隔するとともに、第一の電極に操作釦の弾性クリック体が接触した最終操作状態であると判定する機能と、第一の電極の検出した検出値が第四検出値の上限と下限の範囲外であると判定された場合には、操作釦のキートップに導電操作体が触れていない非接触状態であると判定する機能とを実現する請求項5記載の静電容量型入力装置。
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JP2019133717A JP7125922B2 (ja) | 2019-07-19 | 2019-07-19 | 静電容量型入力装置 |
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JP2019133717A JP7125922B2 (ja) | 2019-07-19 | 2019-07-19 | 静電容量型入力装置 |
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JP2021018917A JP2021018917A (ja) | 2021-02-15 |
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ID=74566103
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---|---|---|---|---|
JP2009016207A (ja) | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Kojima Press Co Ltd | スイッチ装置および車両 |
JP2016149352A (ja) | 2015-02-06 | 2016-08-18 | 信越ポリマー株式会社 | 静電容量型入力装置 |
JP2018060766A (ja) | 2016-09-30 | 2018-04-12 | カシオ計算機株式会社 | 入力装置及び電子機器 |
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2019
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