JP2006197713A - ステッピングモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステータに対するマグネットの磁気性能を犠牲にすることなく、所望の駆動トルクが得られるとともに、マグネット材料の使用量を減らして、ロータの慣性質量を低減させることができ、よって制御応答性を含む駆動性能の向上を図ることが可能になるステッピングモータを提供する。
【解決手段】 モータ軸31の軸線方向に、コイル21が巻回された複数のステータ20A,20Bが配設されるとともに、これらステータ20A,20Bの内周側に、間隔をおいてロータ30が回転自在に設けられ、ロータ30の中心にモータ軸31が配されてなり、かつロータ30が、モータ軸の外周に配されたロータ本体33と、このロータ本体の外周に一体的に設けられ、周方向に多極着磁された円筒状のマグネット32とを備えたステッピングモータにおいて、円筒状のマグネット32を、各々のコイル21の上記軸線方向中央部に対応する部分が他の部分より厚肉となるように、少なくともその内周面を径方向内方に膨出させてなることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、モータ軸の軸線方向に複数のステータを有し、これらステータの内方にマグネットを備えたロータが回転自在に設けられたPM型のステッピングモータに関するものである。
ステッピングモータの1タイプとして、PM型(Permanent Magnet Type)のステッピングモータが広く知られている。このPM型のステッピングモータは、ロータの外周に周方向に磁極を配したマグネット(永久磁石)を配し、その周りに駆動用コイルを備えたステータを配置したもので、一般的にステータはモータ軸方向に並べて2相配置されている。
図3は、下記特許文献1に見られる従来のこの種のPM型ステッピングモータを示すものである。
このステッピングモータは、中心にモータ軸51が一体的に設けられた円筒形のロータ52と、ロータ52の外周に所定のギャップを介して配されたステータユニット53と、軸受54、55を介してモータ軸51及びロータ52を回転自在に支持するとともにロータ52及びステータユニット53を内部に収容するモータケース56とから概略構成されている。
ここで、ロータ52は、外周部に周方向に着磁された多極マグネットを備えている。また、ステータユニット53は、A相とB相の2相のステータ53A、53Bを備えており、各ステータ53A、53Bは、マグネットの磁極数に応じたポール数を持つ一対のヨーク61と、制御された電流が流れるコイル62A、62Bと、樹脂製のボビン63とから構成されている。そして、各相のコイル62A、62Bに流す電流の方向を切り替えることにより、ポールの極性を変化させ、マグネットを備えたロータ52を同期回転させるようになっている。
ところで、この種のステッピングモータにおいては、一般に図4に示すようなロータ70が用いられている。このロータ70は、モータ軸75の外周に合成樹脂からなるロータ本体71を一体成形し、次いでこのロータ本体71の外周にマグネット72となる部分を一体成形した後に、所定の着磁を施すことによりマグネット72としてものであり、このマグネット72は、全体に均等な肉厚を有した円筒状に形成されている。このような構造を採用する主な理由は、比重が大きく、かつ高価なマグネット材料の使用を少なくして、ロータ70の全体重量の軽減化と製品コストの低減化を図るためである。
特開平9−289752号公報
しかしながら、上記従来のステッピングモータにあっては、上述したようにマグネット72の全体を同じ肉厚で構成すると、肉厚を小さくすると軽量化は図れるものの、磁力が小さくなって、所望の駆動トルクが得られなくなるという問題があり、逆に肉厚を大きくすると、マグネット72の重量が大きくなり、この結果ロータ70の慣性質量の増加により、駆動応答性が悪くなるという問題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、ステータに対するマグネットの磁気性能を犠牲にすることなく、所望の駆動トルクが得られるとともに、マグネット材料の使用量を減らして、ロータの慣性質量を低減させることができ、よって制御応答性を含む駆動性能の向上を図ることが可能になるステッピングモータを提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の本発明に係るステッピングモータは、モータ軸の軸線方向に、コイルが巻回された複数のステータが配設されるとともに、これらステータの内周側に、間隔をおいてロータが回転自在に設けられ、当該ロータの中心に上記モータ軸が配されてなり、かつ上記ロータが、上記モータ軸の外周に配されたロータ本体と、このロータ本体の外周に一体的に設けられ、周方向に多極着磁された円筒状のマグネットとを備えたステッピングモータにおいて、上記円筒状のマグネットは、各々の上記コイルの上記軸線方向中央部に対応する部分が他の部分より厚肉となるように、少なくともその内周面を径方向内方に膨出させてなることを特徴とするものである。
ここで、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のマグネットの外周面が一定径の円筒面で構成されるとともに、内周面に上記軸線方向に沿った凹凸が設けられることにより、上記軸線方向における肉厚分布が付与されていることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記マグネットが上記ロータ本体の外周に一体成形されるとともに、当該ロータ本体の大径部分の外周には、複数の凸部が周方向に間隔をおいて複数の突起が形成されていることを特徴とするものである。
さらに、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、上記ロータは、上記モータ軸の外周に上記ロータ本体が一体成形され、かつ当該ロータ本体の外周に上記マグネットが一体成形されてなり、かつ上記ロータ本体および/または上記マグネットの上記軸線方向の端面の内周部には、上記軸線方向に凹んだ空所が形成されていることを特徴とするものである。
請求項1〜4のいずれかに記載の発明によれば、各ステータのコイルの中央部に対応する位置において、マグネットの肉厚を大きくしているので、磁気特性上、最も効果的な上記コイルの中央部においてマグネットの強い磁力が得られる。この結果、所望の駆動トルクを確保することができる。また、その両側の肉厚を上記中央部に対向する部分よりも小さくしているので、ロータの慣性質量を低減化して、高い応答性を発揮することができる。加えて、ロータの慣性質量の低減により、軸受部の摩耗の低減が可能となることで、耐久性ならびに信頼性の向上も図れる。
また、少なくとも内周面に、上記コイルの上記軸線方向中央部に対応する部分が他の部分より厚肉となるような、径方向内方への膨出部を形成しているので、当該膨出部間にロータ本体の大径部が挟まれる結果、ロータ本体とマグネットの一体性(特にモータ軸方向の外力に対する一体性)を高めることができる。
このように、マグネットの肉厚をコイルの中央部に対応する部分において他の部分より厚くするには、当該コイルの内周面および外周面を、共にコイルの中央部に対応する部分において径方向の内方および外方に膨出させる形態を採用するか、あるいは請求項2に記載の発明のように、当該マグネットの外周面を一定径に形成し、内周面側のみに上記軸線方向に沿った凹凸を設けることにより、上記軸線方向における肉厚分布を付与する形態を採用することができる。
そして、特に請求項2に記載の発明によれば、マグネットの外周面は一定径の円筒面としてあるので、マグネットに肉厚分布を持たせてはいるものの、ステータとの間のギャップの維持については、従来同様に正確に行うことができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、ロータ本体の外周に形成した突起によって、上記マグネットの周方向への空転を確実に防止することができる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、成形体で構成したマグネットの両端内周部および/または同じく成形体で構成したロータ本体の両端内周部に、それぞれ空所を設けたので、成形時にロータ本体との境界やモータ軸との境界にバリが発生した場合であっても、そのバリが、マグネットやロータ本体の端面よりも外側に出ることがない。よって、ロータ本体やモータ軸の外周に軸受を嵌合させる場合にも、バリの影響を考慮することなく、組み付け作業を容易に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は実施形態のPM型ステッピングモータの全体構成を示す断面図、図2は同ステッピングモータのロータを取り出して示す構成図であって、(a)は上半分を断面で示す側面図、(b)は(a)のIIb−IIb矢視断面図である。
一般にステッピングモータは、電気パルス信号を機械的断続のステップ動作に変換するデバイスであり、ここで示すPM型のステッピングモータは、ステータコイルに流す電流を切り換えることによって、周方向に多極着磁したロータマグネットを同期回転させるように構成されている。
このステッピングモータは、磁性金属(例えば鉄)よりなるモータケース10と、それぞれコイル21、ボビン22、一対のヨーク(ステータコアとも呼ばれる)23、24よりなるA相とB相の2相のステータ20A、20Bを備えたステータユニット20と、ロータ30及びその中心に配したモータ軸31と、内部にロータ30の後端を支持する軸受部42を備える樹脂製の蓋体40と、組立工程の最後にモールド成形されることで、防水コネクタ51のハウジングを一体に構成するモールド樹脂部50とからなる。
ステータユニット20と蓋体40は、モータケース10に組み付ける前に一体化させてある。ここでは、ボビン22と蓋体40を一体の樹脂で構成し、ヨーク23、24を金型内にインサートした状態でボビン22と蓋体40を同時に成形(インサート成形)する。その上で、ボビン22にコイル21を巻き付けることで、蓋体40と一体のステータユニット20を構成している。
モータケース10は、閉塞した先端壁11を有する円筒カップ状をなし、先端壁11の中央には軸孔14が設けられ、軸孔14には軸受ブッシュ15が嵌合固定され、軸受ブッシュ15のケース内側の端面には、モータ軸方向に直交するスラスト軸受面17が形成されている。ロータ30は、モータケース10の後端開口部からモータケース10内部に挿入されており、ロータ30の中心に固定されたモータ軸31の先端が、リング状の軸受ブッシュ15に摺動回転可能に貫通している。また、ステータユニット20は、ロータ30の外周に位置させてモータケース10の内周に挿入されている。
このPM型ステッピングモータは、クローポール型のもので、2相のステータ20A、20Bをモータ軸方向に隣接配置している。各相のステータ20A、20Bは、リング状のコイル21が巻回されたボビン22のモータ軸方向の両端面に、対をなすヨーク23、24を配置することで、円筒状に構成されている。対をなす各ヨーク23、24には、ボビン22の内周面に位置する極歯が一体的に形成されている。各極歯は円周方向に等間隔で設けられており、対をなすヨーク23、24の極歯は、交互に噛み合う形で円周方向に並んでいる。このように構成された各相のステータ20A、20Bは、背中合わせに組み合わせられた状態でステータユニット20として一体化され、その上でモータケース10内に挿入されている。
また、この場合のロータ30は、樹脂材料でモータ軸31上に成形加工されたロータ本体33と、先に成形されたロータ本体33の外周上に成形されて後から周方向に多極着磁が施された円筒形のマグネット32とで構成されている。
図2にロータ30の構成を拡大して示すように、このロータ30の円筒形のマグネット32には、2相の各ステータ20A、20Bに応じたモータ軸の軸線方向に肉厚分布が与えられている。即ち、各ステータ20A、20Bにおけるコイル21の軸線方向の中心SA、SBに対応する位置の肉厚が大とされ、その両側の肉厚がそれよりも小とされている。具体的には、マグネット32の外周面は一定径の円筒面で構成されているので、マグネット32の内周面にモータ軸方向に沿った凹凸を設けることによって肉厚分布が作られている。そして、肉厚の大となった部分のマグネット32の内周面には環状凸部(膨出部)32aが形成され、環状凸部32aの両側の内周面は、環状凸部32aから離れるに従い径大となるテーパ面32bで構成されている。
このようにマグネット32の内周面に凹凸を形成する関係上、先に成形するロータ本体33の外周面に予め、モータ軸31上に成形加工する段階で、モータ軸方向に沿った凹凸が形成されている。この場合、マグネット32の内周面の2つの環状凸部32aの間は凹所となるので、ロータ本体33の外周面には、その凹所を形成するための大径部33aが形成されている。その上でロータ本体33の外周にマグネット32の素材が成形されることにより、2つの環状凸部32aの間にロータ本体33の大径部33aが挟まれた形になっている。このため、ロータ本体33とマグネット32の一体性(特にモータ軸方向の外力に対する一体性)が強められている。
また、各環状凸部32aの外側のマグネット32の両端内周部には、マグネット32の端面32cの位置よりも内側に凹んだ空所32eが設けられている。これは、成形時にロータ本体33との境界にバリが発生した場合であっても、そのバリが、マグネット32の端面32cより外側に出ないようにするためである。こうすることによって、ロータ本体33の外周に軸受等を嵌合させる場合であっても、バリの影響を考慮することなく、組み付け作業を容易に行うことができるようになる。同じ理由で、ロータ本体33の両端内周部にも、ロータ本体33の端面33cの位置よりも内側に凹んだ空所33eが設けられている。
なお、モータ軸31の外周には、モータ軸31上に成形されたロータ本体33との回り止めを果たすDカット部31dが設けられ、ロータ本体33の外周には、ロータ本体33上に成形されたマグネット32との回り止めを果たす複数(図では4)の突起33dが、周方向に等間隔をおいて設けられている。
また、図1に示すように、ロータ本体33の後端部の外周には、モータ軸方向に平行な円筒面よりなる第1摺動面33sが形成されている。また、ロータ本体33の先端面には、モータ軸方向と直交する第2摺動面33tが形成されている。この第2摺動面33tは、軸受ブッシュ15のスラスト軸受面17に摺動可能に対面している。
上記蓋体40は、モータケース10の後端開口部に嵌合されており、内面側の中心に凹部41を有している。この凹部41の内周面には、モータ軸方向に平行な円筒面よりなる軸受部42が形成されており、ロータ30をモータケース10に組み付けた後にこの蓋体40をモータケース10の後端開口部に嵌合することにより、ロータ本体33の第1摺動面33sが蓋体40の軸受部42に摺動自在に嵌合され、それにより、ロータ30の後端部が蓋体40により回転自在に支持されている。
また、蓋体40の凹部41の底面には小穴43が設けられ、その小穴43の内部に、モータ軸31の後端面を鋼球44を介して先端方向へ押すことで、ロータ本体33の先端の第2摺動面33tを、軸受ブッシュ15のスラスト軸受面17に押圧させる押圧バネ45が収容されている。
このステッピングモータでは、各ステータ20A、20Bのコイル21の軸線方向における中心SA、SBに対向する位置のロータ30側のマグネット32の肉厚を大とし、その両側の肉厚を小としたので、磁気特性上、最も効果的なコイル21の中央部において、マグネット32の強い磁力を得ることができ、よって所望の駆動トルクを確保することができる。また、その両側の肉厚を上記中央部に対向する部分よりも漸次小さくしているので、ロータ30全体の慣性質量を低減化して、高い応答性を発揮することができる。加えて、ロータ30の慣性質量の低減により、軸受部の摩耗の低減が可能となることで、耐久性ならびに信頼性の向上も図ることができる。
特に、本実施形態のステッピングモータでは、各ステータ20A、20Bの中心SA、SBにマグネット32の内周面の環状凸部32a、つまり、マグネット32の肉厚の極大部分が位置することになるので、ステータ20A、20Bとロータ30間の磁気的な効率を最大限に引き出すことができ、高応答性を実現できる。また、環状凸部32aの両側にテーパ面32bを形成したことにより、各ステータ20A、20Bの中心SA、SBに対応する位置のマグネット32の肉厚を極大にした上で、その両側のマグネット32の肉厚を徐々に滑らかに薄くなる方向に変化させることができるので、各ステータ20A、20Bの中心SA、SBに対応する位置を頂点とする顕著な体積分布をマグネット32に与えることができて、ステッピングモータの特性向上に大きく貢献することができる。
本発明の実施形態のPM型ステッピングモータの全体構成を示す断面図である。 同ステッピングモータのロータを取り出して示す構成図であって、(a)は上半分を断面で示す側面図、(b)は(a)のIIb−IIb矢視断面図である。 従来のステッピングモータの一例を示す断面図である。 従来のステッピングモータに使用されるロータの断面図である。
符号の説明
31 モータ軸
20 ステータユニット
20A,20B ステータ
21 コイル
30 ロータ
32 マグネット
32a 環状凸部(膨出部)
32b テーパ面
32c 端面
32e 空所
33 ロータ本体
33a 大径部
33c 端面
33d 突起
33e 空所

Claims (4)

  1. モータ軸の軸線方向に、コイルが巻回された複数のステータが配設されるとともに、これらステータの内周側に、間隔をおいてロータが回転自在に設けられ、当該ロータの中心に上記モータ軸が配されてなり、かつ上記ロータが、上記モータ軸の外周に配されたロータ本体と、このロータ本体の外周に一体的に設けられ、周方向に多極着磁された円筒状のマグネットとを備えたステッピングモータにおいて、
    上記円筒状のマグネットは、各々の上記コイルの上記軸線方向中央部に対応する部分が他の部分より厚肉となるように、少なくともその内周面を径方向内方に膨出させてなることを特徴とするステッピングモータ。
  2. 上記マグネットは、その外周面が一定径の円筒面で構成されるとともに、内周面に上記軸線方向に沿った凹凸が設けられることにより、上記軸線方向における肉厚分布が付与されていることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
  3. 上記マグネットは、上記ロータ本体の外周に一体成形されるとともに、当該ロータ本体の大径部分の外周には、複数の凸部が周方向に間隔をおいて複数の突起が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のステッピングモータ。
  4. 上記ロータは、上記モータ軸の外周に上記ロータ本体が一体成形され、かつ当該ロータ本体の外周に上記マグネットが一体成形されてなり、かつ上記ロータ本体および/または上記マグネットの上記軸線方向の端面の内周部には、上記軸線方向に凹んだ空所が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のステッピングモータ。
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