JP2006176580A - 接着用ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 亜鉛メッキスチールコードとゴムとを、良好な初期接着性で、かつ高湿度条件下において長期間優れた耐水接着性で接着することができる亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物、該組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコード及び該亜鉛メッキスチールコードを用いてなるコンベアベルトを提供する。
【解決手段】 (A)硫黄加硫可能なゴム成分100質量部に、(B)無水マレイン酸又はカルボキシル基により末端変性されたポリマー0.5〜15質量部、及び(C)ジメタクリル酸亜鉛及び/又はジアクリル酸亜鉛0.5〜10質量部を含む亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、初期接着性及び耐水接着性に優れた亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物、該組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコード及び該組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコードを用いてなるコンベアベルトに関するものである。
ゴム組成物の補強材料として使用されている亜鉛メッキスチールコードは、防錆性に優れていることから、多湿環境下で用いられるスチールコードコンベアベルトの補強材料として利用されており、このため湿度の高い条件下で長時間使用しても接着力低下やベルト寿命が短くなることなく、亜鉛メッキスチールコードがゴムと接着されていることが望ましい。
従来、スチールコードとゴムの接着に関しては、ゴム成分に、接着材料として有機酸コバルト、1,3,5−トリアジン−2,4,6−トリチオールを併用したゴム組成物が、しんちゅうと良好に接着することが記載されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、このゴム組成物は、亜鉛メッキスチールコードに対する耐水接着性が満足し得るものではなく、特に湿度の高い条件下で長時間使用すると、接着力が低下し、ベルト寿命が短くなるという問題があった。
ゴムに、無水マレイン酸で末端が変性されたブタジエンゴム、ヘキサメチロールメラミンペンタメチルエーテルの部分縮合物、メタクレゾール樹脂及びイオウを配合したゴム組成物としんちゅうメッキスチールコードとを接着することにより、しんちゅうメッキスチールコードとゴム組成物とを良好に接着できることが提案されている(例えば、特許文献2)が、亜鉛メッキスチールコードでは、十分な耐水接着性があるとは言い難い。
また、硫黄加硫可能なゴムに、ロジン又はロジン誘導体、有機酸コバルト、有機塩素化合物を配合したゴム組成物と亜鉛メッキスチールコードとを接着することにより、亜鉛メッキスチールコードとゴム組成物とを良好な耐水接着性、初期接着性で接着できることも提案されている(例えば、特許文献3)が、この方法においても、十分な耐水接着性があるとは言い難い。
更に、ゴム−スチールコード複合体としては、ゴム成分と1,6−ヘキサメチレンジアミン−ジチオ硫酸ナトリウム二水和物、ジメルカプトチアジアゾールの一置換体などとを配合したゴム組成物と、特定のスチールコードとを用いることにより、耐熱接着性の高い複合体となることが記載されている(例えば、特許文献4)が、この方法によっても亜鉛メッキスチールコードとゴム組成物とを満足な耐水接着性で接着させることは困難であった。
従って、亜鉛メッキスチールコードとゴムとをより耐水接着性良く、かつ良好な初期接着性で接着する技術の開発が望まれている。
特開昭57−70138号公報 特開平7−102121号公報 特開平11−21389号公報 特開2002−13084号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、亜鉛メッキスチールコードとゴムとを、良好な初期接着性で、かつ高湿度条件下において長期間優れた耐水接着性で接着することができる亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物、該組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコード及び該組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコードを用いてなるコンベアベルトを提供することを目的とするものである。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意努力検討を重ねた結果、亜鉛メッキスチールコードにゴムを接着させるにあたって、硫黄加硫可能なゴム成分に、無水マレイン酸又はカルボキシル基により末端変性されたポリマー、及びジメタクリル酸亜鉛及び/又はジアクリル酸亜鉛を含む組成物を、亜鉛メッキスチールコードに密着させ、加硫することにより、亜鉛メッキスチールコードとゴムとが良好な初期接着性で接着し、しかも長期間高湿度の環境下に放置しても基材とゴムとが強固に接着し、高湿度下で優れた耐水接着性を発揮し、得られた亜鉛メッキスチールコードとゴムとの複合体は高湿度下での長時間の使用に十分耐え得るものであり、該組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコードはコンベアベルトの芯体として好適に使用することができるものであり、又、該組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコードを用いてなるコンベアベルトは、ベルト寿命が長く、接着性の信頼性確保のための点検、補修などのメンテナンスのコストや手間も省け、信頼性が高く、工業的に非常に有用であることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
1.(A)硫黄加硫可能なゴム成分100質量部に、(B)無水マレイン酸又はカルボキシル基により末端変性されたポリマーを0.5〜15質量部、及び(C)ジメタクリル酸亜鉛及び/又はジアクリル酸亜鉛を0.5〜10質量部含むことを特徴とする亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物、
2.(D)成分として、フェノール樹脂を0.5〜15質量部含む上記1に記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物、
3.(E)成分として、硬化剤を1〜10質量部含む上記1又は2に記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物、
4.(F)成分として、有機コバルト塩を金属コバルト換算で0.1〜2質量部含む上記1〜3のいずれかに記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物、
5.(G)成分として、レゾルシン及び/又はβ−ナフトールを0.5〜10質量部含む上記1〜4のいずれかに記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物、
6.(A)成分が、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレンブタジエン共重合ゴムから選ばれる1種又は2種以上である上記1〜5のいずれかに記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物、
7.スチレンブタジエン共重合ゴムが、溶液重合法で調製されたものである請求項6に記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物、
8.(E)成分の硬化剤が、ヘキサメトキシメチル化メラミン及び/又はヘキサメチレンテトラミンである上記3〜7のいずれかに記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物、
9.(D)成分のフェノール樹脂が、内部添加された(E)成分の硬化剤を含むものである上記3〜8のいずれかに記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物、
10.上記1〜9のいずれかに記載の接着用ゴム組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコード、
11.上記10に記載の接着用ゴム組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコードを用いてなるコンベアベルト
に関するものである。
本発明の接着用ゴム組成物を用いることにより、亜鉛メッキスチールコードとゴムとを良好な初期接着性で接着でき、しかも、高湿度の環境下に放置しても強固に接着し得ると共に、高湿度下での長期間の使用に耐え得る亜鉛メッキスチールコードとゴムとの複合体を得ることができる。
また、該組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコードはコンベアベルトの芯体として好適に使用することができ、該組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコードを用いてなるコンベアベルトは、ベルト寿命が長く、接着性の信頼性確保のための点検、補修などのメンテナンスのコストや手間も省け、工業的に幅広く利用することができる。
以下、本発明について更に詳細に説明する。
本発明の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物において、(A)成分の硫黄加硫可能なゴム成分としては、硫黄加硫可能なゴムであれば、特に制限されず、天然ゴム、合成ゴム又はこれらの混合物を使用することができ、例えば、天然ゴム(NR)、構造式中に炭素−炭素二重結合を有する合成ゴムから選ばれるゴム成分を1種又は2種以上ブレンドして使用することができる。
合成ゴムとしては、イソプレン、ブタジエン、クロロプレンなどの共役ジエン化合物の単独重合体であるポリイソプレンゴム(IR)、ポリブタジエンゴム(BR)、ポリクロロプレンゴム(CR)など、上記共役ジエン化合物とスチレン、アクリロニトリル、ビニルピリジン、アクリル酸、メタクリル酸、アルキルアクリレート類、アルキルメタクリレート類などのビニル化合物との共重合体であるスチレンブタジエン共重合ゴム(SBR)、ビニルピリジンブタジエンスチレン共重合ゴム、アクリロニトリルブタジエン共重合ゴム、アクリル酸ブタジエン共重合ゴム、メタクリル酸ブタジエン共重合ゴム、メチルアクリレートブタジエン共重合ゴム、メチルメタクリレートブタジエン共重合ゴムなど、エチレン、プロピレン、イソブチレンなどのオレフィン類とジエン化合物との共重合体〔例えば、イソブチレンイソプレン共重合ゴム(IIR)〕、オレフィン類と非共役ジエンとの共重合体(EPDM)〔例えば、エチレン−プロピレン−シクロペンタジエン三元共重合体、エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン三元共重合体、エチレン−プロピレン−1,4−ヘキサジエン三元共重合体〕、シクロオレフィンを開環重合させて得られるポリアルケナマー〔例えば、ポリペンテナマー〕、オキシラン環の開環重合によって得られるゴム〔例えば、硫黄加硫が可能なポリエピクロヒドリンゴム〕、ポリプロピレンオキシドゴムなどが含まれる。
また、上記各種ゴムのハロゲン化物、例えば、塩素化イソブチレンイソプレン共重合ゴム(CI−IIR)、臭素化イソブチレンイソプレン共重合ゴム(Br−IIR)なども含まれる。
更に、ノルボルネンの開環重合体も用いることができる。
また、上記のゴムに、エピクロロヒドリンゴム、ポリプロピレンオキシドゴム、クロロスルフォン化ポリエチレンなどの飽和弾性体をブレンドして用いることもできる。
中でも、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレンブタジエン共重合ゴムから選ばれる1種又は2種以上が好ましく、天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴムとスチレンブタジエン共重合ゴムがより好ましい。
スチレンブタジエン共重合ゴムとしては、溶液重合法で調製されたものが好ましい。
本発明の接着用ゴム組成物において、ゴム成分として、天然ゴムと合成ゴムとのブレンドの割合については特に制限はないが、天然ゴムを10〜100質量%、好ましくは10〜70質量%、合成ゴムを0〜90質量%、好ましくは30〜90質量%の割合で配合したものを用いることが好ましい。
本発明の接着用ゴム組成物には、(B)成分として、無水マレイン酸又はカルボキシル基により末端変性されたポリマーを配合することができる。
本発明の末端が変性されたポリマーは、ジエン系重合体末端を無水マレイン酸又はカルボキシル基で変性したものである。
ジエン系重合体の製造方法については、特に制限はなく、溶液重合法、気相重合法、バルク重合法のいずれも用いることができる。
溶液重合法においては、例えば、有機アルカリ金属化合物を重合開始剤とし、共役ジエン化合物をアニオン重合させることにより、目的の重合体を製造することができる。
上記共役ジエン化合物としては、例えば、ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエン、2,3−ジメチルブタジエン、2−フェニル−1,3−ブタジエン、1,3−ヘキサジエンなどが挙げられる。
無水マレイン酸又はカルボキシル基により末端変性されたポリマーとしては、無水マレイン酸変性ポリブタジエン、無水マレイン酸変性ポリイソプレン、カルボキシル化ポリブタジエン、カルボキシル化ポリイソプレンから選ばれる1種又は2種以上が好ましく、特に無水マレイン酸変性ポリブタジエン及びカルボキシル化ポリイソプレンが好ましい。
この(B)成分の末端が変性されたポリマーは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
その配合量は、硫黄加硫可能なゴム成分100質量部に対して、通常0.5〜15質量部、好ましくは0.5〜10質量部、更に好ましくは1〜5質量部である。
配合量が、0.5質量部未満であると初期接着性、耐水接着性に対する十分な効果が期待できない場合があり、15質量部を超えるとゴム物性の低下をきたしたり、経済的に好ましくない場合がある。
本発明の接着用ゴム組成物には、(C)成分として、ジメタクリル酸亜鉛及び/又はジアクリル酸亜鉛を配合することができる。
特に、ジメタクリル酸亜鉛が好適に使用される。
その配合量は、硫黄加硫可能なゴム成分100質量部に対して、通常0.5〜10質量部、好ましくは0.7〜5質量部、更に好ましくは1〜5質量部である。
配合量が、0.5質量部未満であると初期接着性、耐水接着性に対する十分な効果が期待できない場合があり、10質量部を超えるとゴム物性の低下をきたしたり、経済的に好ましくない場合がある。
本発明の接着用ゴム組成物には、(D)成分として、フェノール樹脂を配合することができる。
フェノール樹脂は、フェノール類とアルデヒド、特に、ホルムアルデヒドを用いて縮
合することにより得られたものである。
フェノール類としてはフェノール、クレゾール、キシレノール及びtert−ブチルフェノールなどの低級アルキルフェノール、ノニルフェノールなどの高級フェノール、レゾルシン、カテコールなどの二価のフェノールなどが使用される。
アルデヒド類は、ホルムアルデヒドが主に使用される。
フェノール樹脂としては、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、レゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂、クレゾール−ホルムアルデヒド樹脂などが好ましく、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂が特に好ましい。
フェノール樹脂は、100%フェノール樹脂の他、天然樹脂変性フェノール樹脂、油変性フェノール樹脂などを用いることもできる。
尚、フェノール樹脂としては、後述する(E)成分の硬化剤が内部添加されたフェノール樹脂を用いることが好ましい。
この(D)成分のフェノール樹脂は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
フェノール樹脂の配合量は、硫黄加硫可能なゴム成分100質量部に対して、通常0.5〜15質量部、好ましくは1〜10質量部、更に好ましくは2〜5質量部である。
配合量が、0.5質量部未満であると初期接着性、耐水接着性に対する十分な効果が期待できない場合があり、15質量部を超えるとゴム物性の低下をきたしたり、経済的に好ましくない場合がある。
本発明の接着用ゴム組成物には、(E)成分として、硬化剤を配合することができる。
硬化剤としては、メチレン供与体が挙げられ、ヘキサメチレンテトラミン及びメチロール化メラミン誘導体を使用することができる。
メチロール化メラミン誘導体としては、例えば、ヘキサメチロール化メラミン、ヘキサメトキシメチル化メラミン、ヘキサエトキシメチル化メラミン、N,N’,N”−トリメチル−N,N’,N”−トリメチロール化メラミン、N,N’,N”−トリメチロール化メラミン、N−メチロール化メラミン、N,N’−ジ(メトキシメチル)化メラミン、N,N’,N”−トリブチル−N,N’,N”−トリメチロール化メラミンなどが挙げられる。
中でも、ヘキサメトキシメチル化メラミン及び/又はヘキサメチレンテトラミンが好ましい。
上記のように、硬化剤が内部添加されたフェノール樹脂を用いと、接着力が更に向上し好ましい。
硬化剤の配合量は、硫黄加硫可能なゴム成分100質量部に対して、通常1〜10質量部、好ましくは1〜7質量部、更に好ましくは3〜6質量部である。
配合量が、1質量部未満であると初期接着性、耐水接着性に対する十分な効果が期待できない場合があり、10質量部を超えるとゴム物性の低下をきたしたり、経済的に好ましくない場合がある。
本発明の接着用ゴム組成物には、(F)成分として、有機コバルト塩を配合することができる。
有機コバルト塩としては、例えば、ネオデカン酸コバルト、ネオデカン酸コバルトホウ素化物、ナフテン酸コバルト、ステアリン酸コバルト、オクチル酸コバルト、トール油酸コバルトなどが挙げられ、中でもネオデカン酸コバルト、ネオデカン酸コバルトホウ素化物、ナフテン酸コバルト、ステアリン酸コバルトから選ばれる1種又は2種以上が好ましく、特にネオデカン酸コバルトがより好適である。
有機コバルト塩の配合量は、硫黄加硫可能なゴム成分100質量部に対して、金属コバルト換算で、通常0.1〜2質量部、好ましくは0.1〜1質量部、更に好ましくは0.3〜0.7質量部である。
配合量が、0.1質量部未満であると初期接着性、耐水接着性に対する十分な効果が期待できない場合があり、2質量部を超えるとゴム物性の低下をきたしたり、経済的に好ましくない場合がある。
本発明の接着用ゴム組成物には、(G)成分として、レゾルシンのような水酸基を含有する単環系の芳香族化合物かβ−ナフトールのような水酸基を含有する多環系の芳香族化合物を配合することができ、特に、β−ナフトールが好適に使用される。
(G)成分を配合すると、接着力が更に向上する。
その配合量は、硫黄加硫可能なゴム成分100質量部に対して、通常0.5〜10質量部、好ましくは0.5〜5質量部、更に好ましくは1〜3質量部である。
配合量が、0.5質量部未満であると初期接着性、耐水接着性に対する十分な効果が期待できない場合があり、10質量部を超えるとゴム物性の低下をきたしたり、経済的に好ましくない場合がある。
本発明の接着用ゴム組成物には、硫黄、有機硫黄化合物、その他の加硫剤を、硫黄加硫可能なゴム成分100質量部に対して、0.01〜10質量部を配合することが好ましく、より好ましくは0.05〜8質量部、更に好ましくは0.1〜6質量部配合するのがよい。
また、亜鉛華、ステアリン酸などの加硫促進助剤を、硫黄加硫可能なゴム成分100質量部に対して、0.01〜10質量部を配合することが好ましく、より好ましくは0.0
5〜8質量部、更に好ましくは0.1〜5質量部配合するのがよい。
また、本発明の接着用ゴム組成物には、例えば、パラフィン系、ナフテン系、芳香族系プロセスオイル、エチレン−α−オレフィンのコオリゴマー、パラフィンワックス、流動パラフィンなどの鉱物油、ひまし油、綿実油、あまに油、なたね油、大豆油、パーム油、やし油、落花生油などの植物油等のオイルも配合することもでき、芳香族系プロセスオイル(アロマオイル)が好ましい。
この配合量は、硫黄加硫可能なゴム成分100質量部に対して、通常3〜50質量部、好ましくは3〜20質量部、更に好ましくは4〜10質量部である。
更に、本発明の接着用ゴム組成物には、常法に従い、目的、用途などに応じてカーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、クレイ、マイカなどの充填剤を添加してゴム組成物を調製することもでき、カーボンブラックが好ましい。
本発明の接着用ゴム組成物には、本発明の目的が損なわれない範囲で、所望により、通常ゴム工業界で用いられる各種薬品、例えば、スルフェンアミド系などの加硫促進剤、老化防止剤、ワックス類、酸化防止剤、発泡剤、可塑剤、滑剤、粘着付与剤、紫外線吸収剤などを適宜含有させることができる。
本発明の接着用ゴム組成物は、基材となる亜鉛メッキスチールコード上に該ゴム組成物を密着させ、加硫することにより亜鉛メッキスチールコードとゴム組成物とを接着することができ、例えば、亜鉛メッキスチールコードを該ゴム組成物のシートでサンドイッチし、ゴム組成物を加熱圧着して加硫接着することにより、亜鉛メッキスチールコードにゴム組成物を接着及び被覆することができる。
この場合、加硫法は硫黄加硫の他、ジチオモルフォリン、チウラム加硫などの有機硫黄化合物による有機硫黄加硫などが採用され、常法に従って加硫することができるが、硫黄加硫による方法が好ましい。
加硫条件は適宜選定され、特に制限されないが、140〜180℃で30分程度とすることができる。
本発明の接着用ゴム組成物は、亜鉛メッキスチールコードがゴム層で被覆されたコンベアベルトにおける、亜鉛メッキスチールコードとゴム層との接着に有効に利用することができる。
ここで、コンベアベルトとしては、カバーゴム層間に、本発明の接着用ゴム組成物(コートゴム層)で被覆された亜鉛メッキスチールコードが芯体として配設されたコンベアベルトが好適に使用される。
尚、本発明の接着用組成物を接着させる基材である亜鉛メッキスチールコードの形状、サイズなどは目的に応じて適宜選定することができる。
次に、本発明を実施例により更に詳しく説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
尚、以下の実施例及び比較例において、配合量はいずれも質量部である。
〔実施例、比較例〕
表1に示す化合物を表に示す量で配合し、バンバリーミキサーを用いて混練し、接着用組成物を得た。
得られた接着用組成物と、亜鉛メッキスチールコード(興国鋼線製、0.4φ)とを以下の方法で加硫接着し、試験片を作製し、下記の方法で、初期接着性と耐水接着性を測定評価した。
結果を表1に示す。
試験方法
(1)試験片の作製
直径0.39mmの亜鉛メッキスチールコードを、表1に示す配合により得られた接着用組成物の1mmシートでサンドイッチし、155℃で30分間加圧加硫を行い、試験片を作製した。
(2)初期接着力試験
(1)で作製した試験片から亜鉛メッキスチールコードを引き抜き、引き抜き力とゴム被覆率を測定した。
尚、引き抜き試験は、DIN22131に準拠して行った。
ゴム被覆率は、亜鉛メッキスチールコードの表面積に対する引き抜き後のスチールコード表面に残存するゴムの被覆面積の割合(%)として算出した。
数値が大きいほど接着力が大きく、良好なことを示す。
(3)耐水接着力試験
(1)で作製した試験片を70℃で相対湿度95%の環境下で4日間放置し、その後、各試験片から亜鉛メッキスチールコードを引き抜き、(2)と同様な方法で評価を行った。
Figure 2006176580
*;表1に示す組成の各成分は以下の通りである。
天然ゴム(NR);RSS3号(天然ゴム各種等級品の国際品質包装基準による分類)
スチレンブタジエン共重合ゴム−1;SBR1500(乳化重合法SBR、JSR社製)
スチレンブタジエン共重合ゴム−2;SL556(乳化重合法SBR、JSR社製)
充填剤;HAFカーボンブラック
老化防止剤;ノンフレックスOD−3(精工化学社製)
アロマオイル;ダイアナプロセスオイルAH−58(出光興産社製)
加硫剤;硫黄(鶴見化学社製)
加硫促進剤;ノクセラーNS(大内新興化学社製)
加硫促進助剤;亜鉛華(東邦亜鉛社製)
無水マレイン酸変性ポリブタジエン−1:NISSO PB BN−1015(日本曹達社製)
無水マレイン酸変性ポリブタジエン−2:日石ポリブタジエンM−2000−20(新日本石油化学社製)
無水マレイン酸変性ポリブタジエン−3:RICOBOND1031(サートマー社製)
カルボキシル化ポリイソプレン;クラプレンLIR−410(クラレ社製)
ジメタクリル酸亜鉛;アクターZMA(川口化学工業社製)
フェノール樹脂−1;スミライトレジンPR−12687(ヘキサメチレンテトラミン内部添加型、添加量8質量%、住友ベークライト社製)
フェノール樹脂−2;スミライトレジンPR−50235(住友ベークライト社製)
ヘキサメトキシメチル化メラミン;三井シアナミド社製
有機コバルト塩;ネオデカン酸コバルト(コバルト金属含有量14質量%、大日本インキ社製)
β−ナフトール;三井化学社製
本発明の接着用組成物を用いると、亜鉛メッキスチールコードとゴムとが良好な初期接着性で接着でき、しかも、長期間高湿度の環境下に放置しても基材とゴムとが強固に接着するもので、このため本発明の接着用組成物は、金属などの基材とゴムとの接合強度を必要とするタイヤ、動伝達ベルト、コンベアベルト、ホースなどの繊維状金属を芯材に用いたゴム系複合材や防振ゴム、免振材、ゴムローラ、ラバースクリーン、ゴムロールなどの各種ゴム製品や部品類の製造に広く用いることができ、とりわけ亜鉛メッキメッキスチールコードがゴム層で被覆されたコンベアベルトに好適に用いることができる。

Claims (11)

  1. (A)硫黄加硫可能なゴム成分100質量部に、(B)無水マレイン酸又はカルボキシル基により末端変性されたポリマーを0.5〜15質量部、及び(C)ジメタクリル酸亜鉛及び/又はジアクリル酸亜鉛を0.5〜10質量部含むことを特徴とする亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物。
  2. (D)成分として、フェノール樹脂を0.5〜15質量部含む請求項1に記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物。
  3. (E)成分として、硬化剤を1〜10質量部含む請求項1又は2に記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物。
  4. (F)成分として、有機コバルト塩を金属コバルト換算で0.1〜2質量部含む請求項1〜3のいずれかに記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物。
  5. (G)成分として、レゾルシン及び/又はβ−ナフトールを0.5〜10質量部含む請求項1〜4のいずれかに記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物。
  6. (A)成分が、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレンブタジエン共重合ゴムから選ばれる1種又は2種以上である請求項1〜5のいずれかに記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物。
  7. スチレンブタジエン共重合ゴムが、溶液重合法で調製されたものである請求項6に記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物。
  8. (E)成分の硬化剤が、ヘキサメトキシメチル化メラミン及び/又はヘキサメチレンテトラミンである請求項3〜7のいずれかに記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物。
  9. (D)成分のフェノール樹脂が、内部添加された(E)成分の硬化剤を含むものである請求項3〜8のいずれかに記載の亜鉛メッキスチールコード接着用ゴム組成物。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の接着用ゴム組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコード。
  11. 請求項10に記載の接着用ゴム組成物で被覆された亜鉛メッキスチールコードを用いてなるコンベアベルト。

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