JP2006170384A - 燃料輸送用の樹脂チューブ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】直管状に成形された樹脂チューブを車体への組付けの際に曲り形状に可撓変形させた上、固定クランプにて車体に組付固定するに際し、任意の位置で樹脂チューブをクランプした場合においても樹脂チューブに傷が付かないようにする。
【解決手段】直管状に成形されて、車体への組付けの際に曲り形状に可撓変形させられた上、固定クランプ48にて車体に組付固定される燃料輸送用の樹脂チューブ14を、外径6mm以下の細径チューブをなす樹脂チューブ本体14Aと、その外周面に実質的に全長に亘って被覆形成された所定肉厚を有する弾性の被クランプ層14Bとで構成する。
【選択図】 図1

Description

この発明はエンジンと燃料タンクとの間に配管されて燃料を輸送する樹脂チューブに関する。
従来、燃料輸送用として、例えば燃料タンク内の燃料をエンジン側に輸送するためのものとして樹脂チューブが用いられている。
この樹脂チューブは、車体側の相手パイプに接続されて燃料輸送用の配管系を構成する。
従来、この樹脂チューブと相手パイプとの接続用としてワンタッチで接続が行えるコネクタ(クイックコネクタ)が用いられている。
例えば下記特許文献1にこの種のコネクタが開示されている。図9,図10はこのコネクタの具体的な構成例を示している。
これらの図において200は樹脂チューブであり、202はその樹脂チューブ200を接続すべき相手パイプである。
相手パイプ202には、その外周面に環状に突出する係合凸部(パイプ側係合部)204が形成されている。
206はコネクタで、コネクタ本体(ここでは全体が樹脂製)208と、リテーナ210及びシール部材としてのOリング212,ブッシュ214とを有している。
コネクタ本体208は、軸方向の一方の側にリテーナ保持部216を有しており、また他方の側に圧入部となるニップル部218を有している。
ニップル部218は、樹脂チューブ200の内部に軸方向に圧入される部分であって、その外周面に且つ軸方向の異なった複数箇所に、断面が鋸歯状の先端が鋭角をなす環状突起220が形成されている。
コネクタ本体208は、このニップル部218を樹脂チューブ200の内部に圧入することによって、かかる樹脂チューブ200と接続される。
このとき、ニップル部218の外周面に形成された環状突起220が、圧入により膨出変形した樹脂チューブ200の端部内面に食い込んで樹脂チューブ200を抜止めする。
尚、ニップル部218には環状溝が形成されていて、そこにOリング222が保持されており、このOリング222によってニップル部218と樹脂チューブ200との間が気密にシールされる。
上記リテーナ保持部216は、リテーナ210を内部に収容状態で保持する部分で、コネクタ本体208はこのリテーナ210を介して相手パイプ202と接続される。
このリテーナ保持部216には、その前端(図中左端)にリテーナ210との掛止用の掛止部(本体側掛止部)224が設けられている。
一方リテーナ210は、全体として略環状をなす樹脂製の部材であって径方向に弾性変形可能となしてある。
このリテーナ210には、相手パイプ202の係合凸部204を径方向内方から係合させる係合凹部(リテーナ側係合部)225と、コネクタ本体208側の上記掛止部224に対し、同じく径方向内方から嵌り合って軸方向に掛止する掛止溝(リテーナ側掛止部)226とが設けられている。
リテーナ210は、この掛止溝226をリテーナ保持部216の掛止部224に掛止させることで、かかるリテーナ保持部216により軸方向に固定状態に保持される。
このリテーナ210にはまた、内周面と外周面とにテーパ形状の内周カム面228と外周カム面230とが形成されている。
内周カム面228は、相手パイプ202をリテーナ210内部に軸方向に挿入したとき、係合凸部204と当接してその移動案内をなすとともに、係合凸部204の移動に伴ってリテーナ210をカム作用で全体的に且つ弾性的に拡開運動させ、係合凸部204の通過を許容する。
そして係合凸部204が係合凹部225の位置に到ったところでリテーナ210が全体的に元の形状に復形し、これと同時に係合凸部204が係合凹部225に嵌り合って、それらが軸方向に互いに固定状態となる。
他方外周カム面230は、リテーナ210をコネクタ本体208のリテーナ保持部216に軸方向に挿入する際、掛止部224との当接によってリテーナ210を全体的に且つ弾性的に縮径運動させ、その縮径運動を伴って掛止溝226を掛止部224に対し掛止させる。
尚リテーナ210の先端部(図中左端部)には操作つまみ231が設けられており、この操作つまみ231に力を加えることによって、リテーナ210を縮径運動させることもできる。
このコネクタ206では、リテーナ210をコネクタ本体208のリテーナ保持部216に保持させておき、その状態で相手パイプ202をリテーナ210内部に軸方向に挿入する。
このとき、リテーナ210は相手パイプ202の係合凸部204によって拡開方向に弾性的に押し拡げられ、そして係合凸部204が係合凹部225に到ったところで縮径運動するとともに、係合凸部204が係合凹部225に係合した状態となる。
尚、リテーナ210を予め相手パイプ202に装着しておいて、その状態で相手パイプ202をリテーナ210ごとコネクタ本体208に挿入するようにしても良い。
このとき、リテーナ210は一旦縮径運動した後、掛止溝226が掛止部224の位置に到ったところで拡開運動し、掛止溝226が掛止部224に掛止した状態となる。
上記シール部材としてのOリング212及びブッシュ214は、リテーナ保持部216よりも奥側(図中右側)においてコネクタ本体208内部に装着保持されており、コネクタ本体208内に相手パイプ202が挿入された時点で、これらOリング212及びブッシュ214が相手パイプ202の挿入端部232、即ち係合凸部204よりも先端側の挿入端部232の外周面に気密に接触して、かかる相手パイプ202とコネクタ本体208との間を気密にシールする。
尚、図9(A)ではOリング212を2つ用いているが、(B)に示しているようにコンパクト化のためにOリング212を1つだけ用いる場合もある。
以上から分るように、このようなコネクタ206を用いた接続では、樹脂チューブ200をワンタッチで簡単に相手パイプ202に接続することができる。
上記のような従来の樹脂チューブ200は、例えば内径が6mm、外径が8mm程度の太さのものが用いられて、図11に示しているような配管系統で使用されている。
この配管系統では、燃料タンク234内の燃料を燃料ポンプ236により一定圧力の下で供給路238を通じて供給し、これをインジェクタ240からエンジンのシリンダ242に向けて噴射し、そして余剰の燃料を返送路244を通じて燃料タンク234へと返送する。
ところで燃料輸送用の樹脂チューブを車体に配管し組み付けるに際して、その配管のレイアウトは予め定められており、そこで従来にあっては樹脂チューブ全体を成形段階で予め所要の曲り形状に成形しておき、これを組付けの現場に持ち来して車体への組付けを行っていた。
しかしながら成形形状が曲り形状をなす樹脂チューブは、下記特許文献2に示すように直管状の樹脂チューブを拘束型に嵌め込んで形状拘束した上、樹脂チューブ全体を加熱オーブン中に入れて、例えば150〜160℃で20〜30分間加熱して曲げ形状を付与し、しかる後これらをオーブンから取り出して冷却した上、樹脂チューブを拘束型から外すといった手順で製造するなど、工程数が多くなってコスト高となり、また車種が異なるごとに、厳密には配管レイアウトが異なるごとに別種の専用の樹脂チューブが必要となって、これもまたコストを高める要因となっていた。
これに対して近年、燃料タンク234から余剰の燃料を供給せずに必要な量だけ即ち消費分だけをエンジン側に供給し、図11の配管系統(いわゆるフューエルリターンシステム)のように余剰の燃料を燃料タンク234に戻すといったことを行わない配管系統、いわゆるフューエルリターンレスシステムが用いられるようになって来ている。
このフューエルリターンレスシステムでは必要な量の燃料のみを供給するので、図11で示す配管系統と同じ径の樹脂チューブを用いると燃料が滞留し易く、エンジンルーム内の雰囲気により滞留状態の燃料が配管内で気化し、エンジン回転数が不安定になり易くなる。
この場合の樹脂チューブとしては、例えば外径6mm以下の細径樹脂チューブを用い、燃料の滞留を起さないようにすることが好ましい。
特に排気量の小さい軽自動車や自動二輪車,自動三輪車,ATV(All Terrain Vehicle)等のいわゆる小型車両において、燃料輸送用の樹脂チューブとしてこのような細径樹脂チューブの使用が検討されている。
ところでこのような細径の樹脂チューブは、大径の樹脂チューブに比べて可撓性が高く、そこで本発明者等は樹脂チューブを予め曲り形状に成形しておかないで直管形状に成形しておき、車体への組付けの際にこれを曲り形状に可撓変形させた上、固定クランプにて車体に組付固定する組付構造を案出した。
このようにすれば、樹脂チューブに要するコストを低減でき、また共通の樹脂チューブを様々な車種や配管レイアウトに対して汎用的に使用することが可能となる。
ところで、上記において直管状に成形した樹脂チューブを車体への組付けの際に曲り形状に可撓変形させて、固定クランプにて車体に組付固定する際、樹脂チューブが固定クランプによるクランプ箇所で傷付いてしまう恐れが生ずる。
而して樹脂チューブに傷が付くとそこからの劣化が促進されてしまうといった恐れが生ずる。
従って固定クランプによる樹脂チューブのクランプに際し、そのような傷が付かないようにすることが求められる。
また直管状に成形した樹脂チューブを車体への組付けに際して様々な曲り形状とする場合、その曲り形状に応じて固定クランプによる樹脂チューブのクランプの位置も様々に変化することとなり、従って何れの箇所で樹脂チューブを固定クランプにてクランプするに際しても樹脂チューブに傷が付かないようにすることが求められる。
特開平11−201355号公報 特開平6−190913号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、直管状に成形された樹脂チューブを車体への組付けの際に曲り形状に可撓変形させた上、固定クランプにて車体に組付固定するに際し、任意の位置で樹脂チューブを固定クランプにてクランプした場合においても樹脂チューブに傷が付かないようにし、樹脂チューブを良好な状態で車体に組付け得るようにすることを目的とする。
この目的の下に案出された本発明の燃料輸送用の樹脂チューブは、直管状に成形されて、車体への組付けの際に曲り形状に可撓変形させられた上、固定クランプにて該車体に組付固定され、エンジンと燃料タンクとの間に配管されて燃料を輸送する樹脂チューブであって、樹脂チューブ本体が外径6mm以下の細径チューブをなし、その外周面に可撓変形が可能な有効チューブ長全長に亘って前記固定クランプにてクランプされる、所定肉厚を有する弾性の被クランプ層が該樹脂チューブ本体を被覆する状態に積層形成されていることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記被クランプ層が0.7〜1.3mmの肉厚で形成されていることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項1,2の何れかにおいて、前記樹脂チューブが、外周面にOリング等の環状のシール部材が嵌装された、該樹脂チューブへの圧入部となる筒状のニップル部を備えたコネクタを介して相手パイプに接続されるものであって、前記被クランプ層が前記樹脂チューブ本体の両端より所定長さに亘り除去されて、該樹脂チューブ本体の両端部が露出せしめられていることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項3において、前記被クランプ層が前記両端より2〜8mmの長さに亘り除去されていることを特徴とする。
請求項5は請求項3,4の樹脂チューブの製造方法に関するもので、前記樹脂チューブ本体の一端から他端に到る全長に亘り該樹脂チューブ本体を被覆する状態に前記被クランプ層を形成した後、それら樹脂チューブ本体と被クランプ層との間に、筒状をなす切断ガードを長手方向両端から挿入し、該切断ガードにて該樹脂チューブ本体を保護しつつ、該被クランプ層の外周面に切断刃を当ててそれら切断刃と被クランプ層との相対回転により該被クランプ層を環状に切断し該樹脂チューブ本体から除去することを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は主として小型車両、特に自動二輪車用に好適に用いられる外径6mm以下の可撓性の高い樹脂チューブを直管状に成形しておいて、これを車体への組付けの際に曲り形状に可撓変形し、固定クランプにて車体に組付固定する場合において、樹脂チューブの外周面詳しくは樹脂チューブ本体の外周面に可撓変形が可能な有効チューブ長全長に亘って固定クランプにてクランプされる、所定肉厚を有する弾性の被クランプ層を積層形成したもので、本発明によれば、固定クランプにて樹脂チューブをクランプする際、外周面に積層形成された被クランプ層によって樹脂チューブ本体に傷が付くのを有効に防止することができる。
また本発明では、被クランプ層を樹脂チューブ本体の実質全長に亘って形成しているため、任意の位置で固定クランプにより樹脂チューブをクランプした場合においても、樹脂チューブ本体の傷付きを有効に防止することができる。
即ち本発明によれば、樹脂チューブの長手方向の任意の位置を樹脂チューブ本体に傷を付けることなく固定クランプにてクランプすることができ、これにより樹脂チューブを所望の様々な曲り形状に形状付与して、配管組付をなすことができる。
尚、四輪の普通自動車においては、従来より樹脂チューブの外周面をゴム製のプロテクタにて被覆することも行われている。
但しこの場合のプロテクタは飛び石からの樹脂チューブの保護、火災時などにおいて樹脂チューブが溶融するのを防ぎ或いは遅らせるなどの目的で設けられているものである。
然るに外径が6mm以下の細径チューブが用いられる小型車両、特に自動二輪車用の燃料輸送用の樹脂チューブについては、そのようなことは特に要求されてはいない。
本発明の被クランプ層は、飛び石からの樹脂チューブの保護や火災等からの保護を目的としたものではなく、あくまで固定クランプによるクランプのためのもので、従ってかかる被クランプ層はその厚みがその目的の下に決定される。
この目的のため、本発明において被クランプ層の肉厚は0.7〜1.3mmの肉厚となしておくことが望ましい(請求項2)。
肉厚が0.7mm未満であると、樹脂チューブを固定クランプにてクランプしたときに樹脂チューブ本体に対する傷付きを十分に防止することが難しくなる。
樹脂チューブ本体に対する傷付き防止の観点からはその肉厚は最大で1.3mmまであれば十分であり、逆にこれよりも肉厚が厚くなると、樹脂チューブを車体に組み付けるに際してこれを曲り形状に可撓変形させたりクランプによる固定作業等に支障が出る恐れが生ずる。
ところでこのような被クランプ層が樹脂チューブ全長に亘って、詳しくは樹脂チューブ本体の一端から他端に到るまで全長に亘って被覆形成されていると次のような問題が生ずる。
即ち、外周面にOリング等の環状のシール部材が嵌装された、樹脂チューブへの圧入部となる筒状のニップル部を備えたコネクタを介して樹脂チューブを相手パイプに接続する場合、車体への組付けに先立って予め樹脂チューブとコネクタとを圧入により連結しておくことが行われる。
その際ニップル部の圧入のために、樹脂チューブ本体の端部をフレア状に拡開加工(フレア加工)することが行われるが、このときに予め末端まで樹脂チューブ本体を被覆した被クランプ層が、フレア加工後にフレア部の端面に覆い被さった状態となってしまい、コネクタのニップル部を樹脂チューブの内部に圧入したときに、フレア部の端面に被った被クランプ層がニップル部の外周面に嵌装してあるOリング等のシール部材を傷付けてしまったり、或いはまたニップル部を樹脂チューブ内部に圧入したときに、フレア部の端面に被った被クランプ層をシール部材が噛み込むような形でニップル部が樹脂チューブ内部に圧入されてしまい、コネクタにおけるニップル部と樹脂チューブとの間のシール性が低下してしまう恐れを生ずる。
ここにおいて請求項3は、被クランプ層を樹脂チューブ本体の両端より所定長さに亘り除去して、樹脂チューブ本体の両端部を露出せしめたもので、この請求項3によれば、樹脂チューブ本体の末端部をフレア加工したときに、被クランプ層がフレア部の端面に覆い被った状態となって、そのことによりコネクタにおけるニップル部を樹脂チューブ内部に圧入したときに、ニップル部の外周面に嵌装したOリング等のシール部材が損傷したり、或いはまた圧入時にシール部材が被クランプ層の末端を噛み込んでしまってシール性が低下するといった問題を解決することができる。
この場合においてその被クランプ層の除去の長さは、両端より2〜8mmの長さとなしておくのが好適である(請求項4)。
次に請求項5は、請求項3,4の樹脂チューブの製造方法に関するもので、この製造方法は、一旦樹脂チューブ本体の一端から他端に到る全長に亘り被クランプ層を形成した後、筒状をなす切断ガードを長手方向両端から、それら樹脂チューブ本体と被クランプ層との間に挿入し、その切断ガードにて樹脂チューブ本体を保護しつつ、被クランプ層を切断刃にて環状に切断し除去するもので、この製造方法によれば、樹脂チューブ本体を傷付けることなく良好に被クランプ層の両端部を、所定長さに亘り樹脂チューブ本体の外周面から除去することができる。
次に本発明を自動二輪車のエンジンと燃料タンクとの間に配管されて燃料輸送する樹脂チューブに適用した場合の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図2及び図3において、10は車体に固定されたエンジンや燃料タンク等の機器に一体に形成された相手パイプで、外周面に環状に突出する係合凸部(パイプ側係合部)12が形成されている。
図4は、エンジンと燃料タンクとの間に配管されて燃料輸送用に用いられるコネクタ付きの樹脂チューブを車体への組付前の状態で表したもので、図中14は樹脂チューブを、16はその両端部に装着されたコネクタ(クイックコネクタ)を示している。
ここで樹脂チューブ14は組付前の状態で直管形状を成している。即ち樹脂チューブ14は直管形状に成形されている。
このコネクタ16付きの樹脂チューブ14は、余剰のガソリンを燃料タンクに戻すシステム(フューエルリターンシステム)であっても用い得るが、特に燃料を燃料タンクに戻さないフューエルリターンレスシステムに好適に用い得る。
図4(B)において、14Aは樹脂チューブ14における樹脂チューブ本体で、この樹脂チューブ本体14AはETFEから成る内層14A-1と、PA12から成る外層14A-2との積層構造を成している。
この樹脂チューブ本体14Aの外周面には、ゴム(ここではEPDM)から成る被クランプ層14Bが、可撓変形が可能な有効チューブ長L全長に亘って、詳しくは両端の一部を除いた全長に亘って樹脂チューブ本体14Aを被覆する状態に積層形成されている。
但しこの実施形態では、コネクタ16における後述のニップル部28の圧入されている部分、即ちニップル部28に対して外嵌されている部分にも被クランプ層14Bが積層形成されている。
具体的には、樹脂チューブ本体14Aの両端から距離δの部分を除き、樹脂チューブ本体14Aが被クランプ層14Bにて全体的に被覆されている。この実施形態ではδ=2〜8mmである。
ここで被クランプ層14Bは、後述する固定クランプ48によるクランプ用として設けられているものである。
本実施形態において、樹脂チューブ本体14Aは内径dがφ2.5mm,外径dがφ4mmの細径のものである。
ここで内層14A-1は肉厚が0.2mmであり、また外層14A-2は肉厚が0.55mm、更に被クランプ層14Bは肉厚が1.0mmである。
また樹脂チューブ14は、有効チューブ長Lが200〜1500mmとされている。
但しこれらの積層構造,材質,肉厚や長さ等の寸法はあくまで一例であって、それらを様々に変更することができることは言うまでもない。
図2,図3に示しているように、コネクタ16は、全体として筒状を成すコネクタ本体(ここでは全体が樹脂製)18と、リテーナ20及びシール部材としてのOリング22,ブッシュ24とを有している。
本実施形態において、コネクタ16(シール部材を除く)はポリアミドにて構成されている。
但しその材質は耐熱性,耐燃料透過性,耐ガソリン性(ガソリンに接しても膨潤し難い)やコストの点から適宜選択可能である。
具体的にはポリアミド系(PA11,PA12,P6,PA66,PPA等)やPPS等は耐熱性が優れ、ポリエステル系(PBT,PET,PEN等)は耐燃料透過性,耐ガソリン性に優れる。
またPOMは耐熱性と耐燃料透過性,耐ガソリン性を確保しながら、比較的安価である。
また上記材料に強度向上のためガラス繊維を配合したり、耐燃料透過性向上のためクレー等のナノコンポジット材を配合して用いることもできる。
これらの材料は樹脂チューブ本体14Aの材料としても好適なものであり、また樹脂チューブ本体14Aの材料としてはそれらの樹脂材料にエラストマーをアロイ化したものを用いることもでき、この場合樹脂そのものが有する耐熱性,耐燃料透過性に加え、樹脂チューブ本体14Aに可撓性を付加することができる。
上記コネクタ本体18は、図2に示しているように軸方向の一方の側にソケット状のリテーナ保持部26を有しており、また他方の側に樹脂チューブ14との接続部としてのニップル部28を有している。
リテーナ保持部26は、リテーナ20を内部に収容状態で保持する部分で、コネクタ本体18はこのリテーナ20を介して相手パイプ10と接続される。
このリテーナ保持部26には、開口窓30とリテーナ20との掛止用の前端(図中左端)の掛止部(本体側掛止部)32とが設けられている。
一方リテーナ20は、全体として略環状(ここでは断面C字状)をなす樹脂製の部材であって、径方向に弾性変形可能となしてある。
このリテーナ20には、相手パイプ10の係合凸部12を径方向内方から係合させてこれを軸方向に固定する係合凹部(リテーナ側係合部)34と、コネクタ本体18側の上記掛止部32に対し、同じく径方向内方から嵌り合って軸方向に掛止する掛止溝(リテーナ側掛止部)36とが設けられている。
リテーナ20は、この掛止溝36をリテーナ保持部26の掛止部32に掛止させることで、かかるリテーナ保持部26により軸方向に固定状態に保持される。
このリテーナ20にはまた、内周面と外周面とにテーパ形状の内周カム面38と外周カム面40とが形成されている。
内周カム面38は、相手パイプ10をリテーナ20内部に軸方向に挿入したとき、係合凸部12と当接してその移動案内をなすとともに、係合凸部12の移動に伴ってリテーナ20をカム作用で全体的に且つ弾性的に拡開運動させ、係合凸部12の通過を許容する。
そして係合凸部12が係合凹部34の位置に到ったところでリテーナ20が全体的に元の形状に復形し、これと同時に係合凸部12が係合凹部34に嵌り合って、それらが軸方向に互いに固定状態となる。
他方外周カム面40は、リテーナ20をコネクタ本体18のリテーナ保持部26に軸方向に挿入する際、掛止部32との当接によってリテーナ20を全体的に且つ弾性的に縮径運動させ、その縮径運動を伴って掛止溝36を掛止部32に対し掛止させる。
尚リテーナ20の先端部(図中左端部)には操作つまみ42が設けられており、この操作つまみ42に力を加えることによってリテーナ20を縮径運動させることもできる。
このコネクタ16では、リテーナ20をコネクタ本体18のリテーナ保持部26に保持させておき、その状態で相手パイプ10をリテーナ20内部に軸方向に挿入する。
このとき、リテーナ20は相手パイプ10の係合凸部12によって拡開方向に弾性的に押し拡げられ、そして係合凸部12が係合凹部34に到ったところで縮径運動するとともに、係合凸部12が係合凹部34に係合した状態となる。
尚、リテーナ20を予め相手パイプ10に装着しておいて、その状態で相手パイプ10をリテーナ20ごとコネクタ本体18に挿入するようにしても良い。
このとき、リテーナ20は一旦縮径運動した後、掛止溝36が掛止部32の位置に到ったところで拡開運動し、掛止溝36が掛止部32に掛止した状態となる。
上記シール部材としてのOリング22及びブッシュ24は、リテーナ保持部26よりも奥側(図中右側)においてコネクタ本体18内部に装着保持されており、コネクタ本体18内に相手パイプ10が挿入された時点で、これらOリング22及びブッシュ24が、相手パイプ10の挿入端部44、即ち係合凸部12よりも先端側の挿入端部44の外周面に気密に接触して、かかる相手パイプ10とコネクタ本体18との間を気密にシールする。
上記ニップル部28は、樹脂チューブ14の内部に軸方向に圧入される部分であって、その外周面に且つ軸方向の異なった複数箇所に、断面が鋸歯状の先端が鋭角をなす環状突起46が形成されている。
コネクタ本体18は、このニップル部28を樹脂チューブ14の一端からその内部に圧入することによって、かかる樹脂チューブ14に抜止状態に接続される。
図1は上記コネクタ16付きの樹脂チューブ14の車体への組付状態を示している。
図示のようにここでは樹脂チューブ14が、その可撓性に基づいて長手方向の複数箇所(ここでは3箇所)で円弧形状に曲げられており、そしてそれら複数箇所の曲げ部50-1,50-2,50-3のそれぞれの両側の部位が、固定クランプ48にて保持され、車体に留め付けられている。
これによりコネクタ16付きの樹脂チューブ14全体に予定された曲り形状が付与され、その状態で樹脂チューブ14がコネクタ16において相手パイプ10と接続状態に車体に組み付けられている。
即ち直管形状に成形された樹脂チューブ14が、固定クランプ48による保持拘束作用によって、所望の曲り形状で車体に配管され、組み付けられている。
図5及び図6に固定クランプ48の好適な一例が示してある。ここで図5は固定前の状態を、図6は固定後の状態をそれぞれ表している。
図5において、固定クランプ48は弾性を有する樹脂製のもので、全体として環状を成し、周方向所定個所に開口52を有する略C字状を成す保持部54と、固定部56とを有している。
また固定部56は、車体側のパネルの固定孔57への挿入部59と、パネルを内外両側から挟持する一対の挟持部61A,61Bを有している。
この固定クランプ48では、図6に示しているように保持部54を弾性拡開させながら樹脂チューブ14を開口部52を通じて保持部54内に軸直角方向に挿入して保持部54により保持させる。
また固定クランプ48を固定孔57において車体に留め付けることで、樹脂チューブ14を車体に固定状態とする。
前述したように、図4は樹脂チューブ14を車体への組付前の状態で示したもので、図示のように樹脂チューブ14は、この状態において直管形状をなしている。即ち樹脂チューブ14は押出成形等によって直管形状に成形されている。
そして車体への組付前においてその両端部にコネクタ16が装着され、そのコネクタ16付きの状態で車体への組付けがなされる。
このコネクタ16の装着に際し、樹脂チューブ14は予めその端部がフレア状に拡開加工(フレア加工)される。
このフレア加工は、コネクタ16におけるニップル部28を樹脂チューブ14、詳しくは樹脂チューブ本体14A内に圧入する際、その圧入性を良好とするためである。
このとき、図8の比較例図に示しているように樹脂チューブ本体14Aの末端に到るまで被クランプ層14Bが被覆形成されていると((I)参照)、(II)に示しているように加工治具66を樹脂チューブ本体14Aの内部に挿入してフレア加工すると、フレア部68の軸方向の加圧による収縮等を伴なって被クランプ層14Bの端部が、(III)の部分拡大図に示しているようにフレア部68の端面に被った状態となり(被り部70が形成されてしまう)、場合によってその被り部70の先端がフレア部68の末端の内面よりも軸心側に突き出した状態となる。
従ってこの状態で(III)に示しているようにコネクタ16のニップル部28を樹脂チューブ本体14A内に圧入したとき、その被り部70によってニップル部28の外周面に嵌装されたOリング72を傷付けてしまったり、或いはニップル部28の圧入の際に被り部70が噛み込まれてしまってOリング72によるシール性が低下する恐れが生ずる。
そこで本実施形態では、樹脂チューブ14に対してコネクタ16を圧入して装着するに先立ち、図7(I)に示しているように一旦樹脂チューブ本体14Aの一端から他端に到る全長に亘って被クランプ層14Bを被覆形成した後、(II)に示しているように被クランプ層14Bの末端部を所定長さに亘って切断除去しておく。
具体的には、ここでは尖端部74を有する円筒形状の切断ガード76を、軸端から樹脂チューブ本体14Aと被クランプ層14Bとの間に軸方向所定深さに到るまで挿入し、そしてその切断ガード76にて樹脂チューブ本体14Aを保護(ガード)しつつ、被クランプ層14Bの外周面に切断刃78を当てて樹脂チューブ14と切断刃78とを相対回転させ、被クランプ層14Bを切断刃78によって環状に切断し、樹脂チューブ本体14Aから除去する。
尚、相対回転させるためには樹脂チューブ14と切断刃78の何れかを回転させても良い。長い樹脂チューブ14を回転させる取り回しを考慮すると切断刃78を回転させた方が、どのような樹脂チューブの長さでも対応できるのでより好ましい。
これにより、(III)に示しているように樹脂チューブ本体14Aを、その端部において所定長さδに亘り露出させておく。
そしてその後、(IV)に示しているように加工治具66によって樹脂チューブ本体14Aの端部をフレア加工し、拡開変形させる。
この状態で(V)に示しているようにコネクタ16のニップル部28を樹脂チューブ本体14Aに圧入し、樹脂チューブ14の端部にコネクタ16を装着する。
このとき、被クランプ層14Bの端部がフレア部68の端面に被った状態となっていないため、即ち図8(III)に示すような被り部70が形成されていないため、ニップル部28の圧入時にOリング72が傷付くといったことがなく、また被り部70をOリング72等が噛み込んでしまってシール性が低下するといった問題も生じない。
かかる本実施形態によれば、固定クランプ48にて樹脂チューブ14をクランプする際、外周面に積層形成された被クランプ層14Bによって樹脂チューブ本体14Aに傷が付くのを有効に防止することができ、ひいては樹脂チューブ14を固定クランプ48にてクランプし、車体への組付固定を行うに際して良好にこれを行うことができる。
また本実施形態ではその被クランプ層14Bが樹脂チューブ本体14Aの実質全長に亘って形成されているため、何れの箇所において固定クランプ48により樹脂チューブ14をクランプした場合においても、樹脂チューブ本体14Aの傷付きを有効に防止することができる。
即ち本実施形態によれば、長手方向の任意の位置で固定クランプ48にて樹脂チューブ14を、樹脂チューブ本体14Aに傷を付けることなくクランプすることができ、これにより樹脂チューブ14を所望の様々な曲り形状に形状付与して、配管組付をなすことができる。
また本実施形態では、被クランプ層14Bを樹脂チューブ本体14Aの両端より所定長さδだけ除去して、樹脂チューブ本体14Aの両端部を露出せしめていることから、樹脂チューブ本体14Aの末端部をフレア加工したときに被クランプ層14Bの被り部70を形成してしまって、そのことによりコネクタ16のニップル部28を樹脂チューブ本体14A内部に圧入したときに、ニップル部28の外周面に嵌装したOリング72が損傷したり、或いはまた圧入時に被り部70をOリング72等が噛み込んでしまってシール性を低下させるといった問題を解決することができる。
また本実施形態の樹脂チューブ14の製造方法は、一旦樹脂チューブ本体14Aの一端から他端に到る全長に亘り被クランプ層14Bを形成した後、筒状をなす切断ガード76を長手方向両端から樹脂チューブ本体14Aと被クランプ層14Bとの間に挿入し、その切断ガード76にて樹脂チューブ本体14Aを保護しつつ、被クランプ層14Bを切断刃78にて環状に切断し除去することから、樹脂チューブ本体14Aを傷付けることなく良好に被クランプ層14Bの両端部を所定長さδに亘り樹脂チューブ本体14Aの外周面から除去することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態,態様で構成,実施可能である。
本発明の一実施形態である樹脂チューブを組付状態で示す図である。 (A)同実施形態におけるコネクタを一部分解した状態で示す断面図である。(B)同コネクタを介して相手パイプと樹脂チューブとを接続した状態を示す断面図である。 同コネクタを一部分解した状態で相手パイプ及び樹脂チューブとともに示す斜視図である。 同実施形態の樹脂チューブを組付前の状態で示す断面図である。 同実施形態における固定クランプを固定前の状態で示す断面図である。 同固定クランプを固定状態で示す図である。 同実施形態の樹脂チューブの製造工程の要部を示す図である。 図7の製造方法に対する比較例図である。 従来のコネクタの一例を示す図である。 図9のコネクタの要部を樹脂チューブとともに示す図である。 フューエルリターンシステムの概念図である。
符号の説明
10 相手パイプ
14 樹脂チューブ
14A 樹脂チューブ本体
14B 被クランプ層
16 コネクタ
28 ニップル部
48 固定クランプ
72 Oリング
76 切断ガード
78 切断刃

Claims (5)

  1. 直管状に成形されて、車体への組付けの際に曲り形状に可撓変形させられた上、固定クランプにて該車体に組付固定され、エンジンと燃料タンクとの間に配管されて燃料を輸送する樹脂チューブであって
    樹脂チューブ本体が外径6mm以下の細径チューブをなし、その外周面に可撓変形が可能な有効チューブ長全長に亘って前記固定クランプにてクランプされる、所定肉厚を有する弾性の被クランプ層が該樹脂チューブ本体を被覆する状態に積層形成されていることを特徴とする燃料輸送用の樹脂チューブ。
  2. 請求項1において、前記被クランプ層が0.7〜1.3mmの肉厚で形成されていることを特徴とする燃料輸送用の樹脂チューブ。
  3. 請求項1,2の何れかにおいて、前記樹脂チューブが、外周面にOリング等の環状のシール部材が嵌装された、該樹脂チューブへの圧入部となる筒状のニップル部を備えたコネクタを介して相手パイプに接続されるものであって、前記被クランプ層が前記樹脂チューブ本体の両端より所定長さに亘り除去されて、該樹脂チューブ本体の両端部が露出せしめられていることを特徴とする燃料輸送用の樹脂チューブ。
  4. 請求項3において、前記被クランプ層が前記両端より2〜8mmの長さに亘り除去されていることを特徴とする燃料輸送用の樹脂チューブ。
  5. 請求項3,4の何れかの樹脂チューブの製造方法であって、前記樹脂チューブ本体の一端から他端に到る全長に亘り該樹脂チューブ本体を被覆する状態に前記被クランプ層を形成した後、それら樹脂チューブ本体と被クランプ層との間に、筒状をなす切断ガードを長手方向両端から挿入し、該切断ガードにて該樹脂チューブ本体を保護しつつ、該被クランプ層の外周面に切断刃を当ててそれら切断刃と被クランプ層との相対回転により該被クランプ層を環状に切断し該樹脂チューブ本体から除去することを特徴とする燃料輸送用の樹脂チューブの製造方法。
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