JPH0925916A - ワイヤーハーネス用クリップ - Google Patents

ワイヤーハーネス用クリップ

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JPH0925916A
JPH0925916A JP7173564A JP17356495A JPH0925916A JP H0925916 A JPH0925916 A JP H0925916A JP 7173564 A JP7173564 A JP 7173564A JP 17356495 A JP17356495 A JP 17356495A JP H0925916 A JPH0925916 A JP H0925916A
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JP7173564A
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Keiji Ushiyama
圭司 牛山
Toshiro Mochizuki
利朗 望月
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Yazaki Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリップ本体をパネルに密接させた状態で取
り付けできるようにし、クリップ本体とパネルとの衝突
による異音の発生を防止する。 【解決手段】 板状のクリップ本体33に薄肉のヒンジ
部37を介して折り返し自在な小板部41を連設する。
この小板部41に垂直に起立する係止部43を突設す
る。この係止部43が突設された小板部41の面に可撓
性を有する付勢片45を、係止部43と対向させて突設
する。ヒンジ部37を介して小板部41が折り返された
際、係止部43を貫通させる穴35をクリップ本体33
に穿設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両などのパネル
にワイヤーハーネスを固定するワイヤーハーネス用クリ
ップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両パネルへのワイヤーハーネスの固定
には、パネルに穿設された穴を利用して係止を行うワイ
ヤーハーネス用クリップ(以下、「クリップ」という)
がしばしば用いられる。図6は従来のクリップを示す斜
視図、図7はパネルに取り付けられたクリップの要部断
面図、図8はパネルにワイヤーハーネスを固定したクリ
ップの側面図である。クリップ1は、ワイヤーハーネス
3が接着テープなどで取り付けられる板状の本体5と、
この本体5から垂直に起立した係止部7と、本体5から
突出する付勢片9とからなる。係止部7は、本体5から
起立した軸部11と、この軸部11の先端から本体5方
向に垂設された爪部13を有する。また、付勢片9は、
爪部13に対向して本体5から傾斜状態で突出され、可
撓性を有したものとなっている。
【0003】このように構成されたクリップ1を用い
て、ワイヤーハーネス3をパネル15に固定するには、
先ず、本体5にワイヤーハーネス3を、例えば接着テー
プ2を巻回して取り付ける。次いで、係止部7をパネル
15の穴17に挿入する。係止部7は、穴17に挿入さ
れることにより、爪部13が弾性変位して縮径した後、
爪部13先端の段部13aが、パネル裏面の穴縁部に係
止する。これと同時に、付勢片9は、パネル表面を押圧
し、爪部13とによってパネル15を挟持する。これに
より、係止部7は、パネル15に保持される。また、付
勢片9は、可撓性を有するため、パネル厚のバラツキを
吸収する働きも有している。このようにして、爪部13
がパネル15に保持されることにより、ワイヤーハーネ
ス3はクリップ1を介してパネル15に固定された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クリップ1では、爪部13に対向する付勢片9を本体5
に設け、爪部13とこの付勢片9によりパネル15を挟
持してクリップ1を保持していたので、図9に示すよう
に、本体5とパネル15との間に付勢片9が介在する隙
間19が生じることとなった。このため、パネル15或
いはワイヤーハーネス3に振動が生じると、本体5がパ
ネル15に対して接近離反動方向に振動し、振幅が大き
くなると、本体5とパネル15が接触し、異音を発生さ
せる問題があった。また、従来のクリップ1では、本体
5とパネル15との間に付勢片9が介在するため、ハー
ネス通路が狭くワイヤーハーネス3をパネル15に近接
して配索したい場合には、無駄な隙間19が生じ不都合
となる場合があった。本発明は上記状況に鑑みてなされ
たもので、クリップ本体をパネルに密接させた状態で取
り付けが行えるクリップを提供し、異音の防止、ワイヤ
ーハーネス固定高さの低減を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るクリップは、板状のクリップ本体に薄肉
のヒンジ部を介して折り返し自在な小板部を連設し、該
小板部に垂直に起立する係止部を突設し、該係止部が突
設された前記小板部の面に可撓性を有する付勢片を該係
止部と対向させて突設し、前記ヒンジ部を介して前記小
板部が折り返された際前記係止部を貫通させる穴を前記
クリップ本体に穿設したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】係止部を有する小板部がヒンジ部を介して本体
に折り返し可能に連設され、小板部が折り返されると、
付勢片が本体と小板部の間に挟まれ、係止部が本体に穿
設された穴を貫通して本体の裏面側から直接突出した状
態となる。この状態で、係止部がパネルの穴に挿入係止
されると、パネルと本体との間に付勢片が介在せず、パ
ネルと本体とが密接した状態で、クリップがパネルに保
持される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るクリップの好
適な実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発
明によるクリップの斜視図、図2は折返部を折り返した
状態のクリップの斜視図である。クリップ31の本体3
3は、帯板部33aの中央部に凸板部33bが分岐形成
された例えばT字板状に形成されている。凸板部33b
の先端側には穴35が穿設され、穴35には後述する係
止部が挿入される。凸板部33bの先端には薄肉のヒン
ジ部37を介して折返部39が連設されている。折返部
39は、ヒンジ部37と連設する小板部41と、この小
板部41から垂直に起立した係止部43と、小板部41
から突出する付勢片45とからなる。
【0008】係止部43は、小板部41から起立した軸
部47と、この軸部47の先端から小板部41方向に垂
設された爪部49を有する。また、付勢片45は、爪部
49に対向して小板部41から傾斜状態で突出され、可
撓性を有したものとなっている。係止部43、付勢片4
5が設けられた折返部39の小板部41は、ヒンジ部3
7を境に折り返されることによって、凸板部33bに重
ねられる。この際、小板部41から突出した係止部43
は、図2に示すように、穴35に挿入され、凸板部33
bの裏面側に突出するようになっている。
【0009】このように構成されたクリップ31の作用
を図3〜図5によって説明する。図3はワイヤーハーネ
スが取付けられたクリップの斜視図、図4はワイヤーハ
ーネスをパネルに固定したクリップの側面図、図5はワ
イヤーハーネスをパネルに固定したクリップの要部断面
図である。クリップ31を用いて、ワイヤーハーネス5
1をパネル53に固定するには、先ず、折返部39をヒ
ンジ部37を介して凸板部33b側に折り返し、係止部
43を穴35に挿入する。折返部39は、係止部43が
穴35に挿入されて折り返されることで、付勢片45が
凸板部33bと小板部41との間で挟まれた状態とな
る。また、この状態で、係止部43は、穴35を貫通
し、爪部49が凸板部33bの裏面側から突出した状態
となる。
【0010】このようにして折返部39が折り返された
クリップ本体33の帯板部33aに、ワイヤーハーネス
51を接着テープ52で巻回して取り付ける。次いで、
凸板部33bの裏面側から突出した係止部43をパネル
53の穴55に挿入する。クリップ31は、係止部43
が穴55に挿入されることで、本体33がパネル53の
面と密接状態となる。従って、パネル53と本体33と
の間には、隙間が生じなくなる。係止部43は、穴55
に挿入されることにより、爪部49が弾性変位して縮径
した後、爪部49先端の段部49aが、パネル裏面の穴
縁部に係止する。
【0011】これと同時に、付勢片45は、凸板部33
bを介してパネル53の表面を押圧する。つまり、爪部
49と付勢片45とは、密接したパネル53と本体33
を一括して挟持するのである。これにより、係止部43
は、パネル53に保持されることとなる。また、付勢片
45は、可撓性を有するため、従来と同様に、パネル厚
のバラツキを吸収する働きも有している。このようにし
て、係止部43がパネル53に保持されることにより、
ワイヤーハーネス51はクリップ31を介してパネル5
3に固定される。
【0012】上述したクリップ31によれば、折返部3
9をヒンジ部37により折り返し可能に連設し、且つ折
り返された状態で本体33の裏面側に係止部43を貫通
させる穴35を設けたので、パネル53と本体33との
間には付勢片45が介在しなくなって本体33の裏面か
ら直接係止部43が突出する構造となり、パネル53と
本体33とを密接させた状態で係止部43をパネル53
の穴55に保持させることが可能となる。これにより、
パネル53と本体33との間には隙間が生じず、振動に
より本体33とパネル53とが衝突しなくなるので、異
音の発生を防止することができる。また、本体33はパ
ネル53に密着するので、ワイヤーハーネス51のパネ
ル53への固定高さを低くすることができる。
【0013】なお、上述の発明の実施の形態では、本体
33がT字板状に形成される場合を例に説明したが、本
体33は、この形状に限定されるものではない。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るクリップによれば、係止部を小板部に突設し、この小
板部をヒンジ部を介して本体に折り返し可能に連設し、
小板部が折り返された状態で本体の裏面側に係止部を貫
通させる穴を設けたので、パネルと本体との間には付勢
片が介在せず、本体の裏面から直接係止部が突出する構
造となり、パネルと本体とを密接させた状態で係止部を
パネルの穴に保持させることができる。この結果、パネ
ルと本体との間には隙間が生じず、本体とパネルとの衝
突による異音の発生を防止することができる。また、本
体はパネルに密着するので、ワイヤーハーネスの固定高
さを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクリップの斜視図である。
【図2】折返部を折り返した状態のクリップの斜視図で
ある。
【図3】ワイヤーハーネスが取付けられたクリップの斜
視図である。
【図4】ワイヤーハーネスをパネルに固定したクリップ
の側面図である。
【図5】ワイヤーハーネスをパネルに固定したクリップ
の要部断面図である。
【図6】従来のクリップを示す斜視図である。
【図7】パネルに取り付けられたクリップの要部断面図
である。
【図8】パネルにワイヤーハーネスを固定したクリップ
の側面図である。
【図9】パネルとクリップ本体との間に生じる隙間を説
明する図である。
【符号の説明】
31 クリップ(ワイヤーハーネス用クリップ) 33 クリップ本体 35 穴 37 ヒンジ部 41 小板部 43 係止部 45 付勢片 47 軸部 49 爪部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状のクリップ本体に薄肉のヒンジ部を
    介して折り返し自在な小板部を連設し、該小板部に垂直
    に起立する係止部を突設し、該係止部が突設された前記
    小板部の面に可撓性を有する付勢片を該係止部と対向さ
    せて突設し、前記ヒンジ部を介して前記小板部が折り返
    された際前記係止部を貫通させる穴を前記クリップ本体
    に穿設したことを特徴とするワイヤーハーネス用クリッ
    プ。
  2. 【請求項2】 前記係止部は、小板部から起立した軸部
    と、この軸部の先端から小板部方向に垂設された爪部と
    を有して構成されることを特徴とする請求項1記載のワ
    イヤーハーネス用クリップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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