JPH09215077A - 部品保持構造 - Google Patents

部品保持構造

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JPH09215077A
JPH09215077A JP2017796A JP2017796A JPH09215077A JP H09215077 A JPH09215077 A JP H09215077A JP 2017796 A JP2017796 A JP 2017796A JP 2017796 A JP2017796 A JP 2017796A JP H09215077 A JPH09215077 A JP H09215077A
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JP
Japan
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elastic piece
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speaker
holding structure
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Withdrawn
Application number
JP2017796A
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English (en)
Inventor
Masao Yamaguchi
将雄 山口
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09215077A publication Critical patent/JPH09215077A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 修理時の部品の取り外しが可能な、簡単で低
コストの部品保持構造を提供する。 【解決手段】 底面部2aの周縁から側壁部2bを立設
するアッパ本体2の所定位置にスピーカ8を取り付ける
部品保持構造1において、上記底面部2aに立設された
スピーカ8を所定位置に規制するための短円筒状をなす
部品取付部4と、この部品取付部4の内側となる底面部
2aに複数穿設された放音孔5と、上記部品取付部4の
近傍にアッパ本体2と一体に立設され、先端に係合部6
aが、基端側に薄肉の曲折部6bが形成された弾性片6
と、上記側壁部2bに形成された上記係合部6aが嵌入
する係止穴7とを備え、上記弾性片6は撓んで弾性力を
発生することによりスピーカ8をアッパ本体2側に押圧
した状態で保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品保持構造、よ
り詳しくは、スピーカ等の部品を本体に保持する部品保
持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスピーカ等の部品をハウジング等
の本体に固定する部品保持構造は、従来より種々のもの
が提案されている。
【0003】このような従来の部品保持構造の一例につ
いて、図4を参照して説明する。
【0004】スピーカ8は、アッパ本体2上に載置され
た後に、金属により別体で形成された細長の板状をなす
保持部材51を上側から配設し、該保持部材51の端部
をビス52を螺合してアッパ本体2に固定することによ
り、取り付けられていた。
【0005】また、従来の部品保持構造の他の例につい
て、図5を参照して説明する。
【0006】このアッパ本体2上には、上方へ突設した
後に側方に曲折されてなる係合部55が形成されてい
る。スピーカ8は、そのフレームをこの係合部55に嵌
合するようにしてアッパ本体2上に載置された後に、他
端側を、アッパ本体2に螺合された複数のビス56を用
いて挟み込むことにより、取り付けられている。
【0007】さらに他の部品保持構造としては、スピー
カ8をアッパ本体2に直接接着して固定するものも知ら
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
4に示したような部品保持構造では、保持部材51を別
体で形成しているために金型代が必要になるとともに、
スピーカ8を固定するための保持部材51と2つのビス
52が必要であるために、部材の点数も多く取付工程も
増えてコストが高くなってしまっていた。
【0009】また、上記図5に示した部品保持構造で
も、同様にして、本体に固定するための複数のビスが必
要であり、コストが高くなっていた。
【0010】また、上記スピーカを接着して固定する手
段では、1回接着してしまうとその後は取り外すことが
事実上困難となるために、修理を行う際には接着された
部材の組を一体として交換しなければならず、修理費用
が高くなっていた。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、修理時の部品の取り外しが可能な、簡単で低コス
トの部品保持構造を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による部品保持構造は、合成樹脂によ
り本体と一体に成型されていて折曲するための薄肉部を
有する弾性片と、この弾性片の端部を係止して保持する
ために本体に設けられた保持部とを備え、上記弾性片の
端部が上記保持部に係止されたときに当該弾性片が部品
を本体側に押圧して保持するものである。
【0013】また、第2の発明による部品保持構造は、
上記本体が、上記弾性片による本体側への押圧方向と交
差する方向の部品の移動を規制する規制部を備えた第1
の発明によるものである。
【0014】さらに、第3の発明による部品保持構造
は、上記部品がスピーカであり、上記本体は、このスピ
ーカが取り付けられる部分に放音孔を穿設してなる第1
の発明または第2の発明によるものである。
【0015】従って、第1の発明による部品保持構造
は、合成樹脂により本体と一体に成型された弾性片を薄
肉部において折曲し、この弾性片の端部を本体に設けら
れた保持部に係止して保持し、このときに当該弾性片が
部品を本体側に押圧して保持する。
【0016】また、第2の発明による部品保持構造は、
上記本体の規制部が、上記弾性片による本体側への押圧
方向と交差する方向の部品の移動を規制する。
【0017】さらに、第3の発明による部品保持構造
は、上記部品がスピーカであり、このスピーカが取り付
けられる上記本体の部分に穿設された放音孔が、スピー
カから発せられた音を本体の外部に放出する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図3は本発明の一実施形
態を示したものであり、図1はスピーカを保持する場合
の部品保持構造を示す斜視図、図2は部品保持構造の断
面図、図3は部品保持構造の係止部分の(A)一例,
(B)他の例をそれぞれ示す拡大断面図である。
【0019】この実施形態における部品保持構造1は、
小型のテープレコーダに部品たるスピーカ8を取り付け
る場合に適用したものである。
【0020】すなわち、この部品保持構造1は、アッパ
本体2の所定位置にスピーカ8を取り付けて、ロワー本
体3を上記アッパ本体2に嵌合してなり、これらアッパ
本体2やロワー本体3は合成樹脂により成型されてい
る。
【0021】上記アッパ本体2は、底面部2aの周縁部
から側壁部2bを立設してなり、底面部2aにはスピー
カ8を所定位置に規制するための短円筒状をなす規制部
たる部品取付部4が立設されている。
【0022】この部品取付部4の内側となる底面部2a
には、スピーカ8から発した音を外部に有効に放出する
ための放音孔5が複数穿設されている。
【0023】また、上記部品取付部4の外側近傍となる
底面部2aには、やや細長の板状をなす弾性片6が、上
記アッパ本体2と一体に立設されていて、先端側に傾斜
部を有する係合部6aが形成されるとともに、基端側の
所定位置に薄肉に形成した曲折部6bが設けられてい
る。この弾性片6も上記アッパ本体2と同様に合成樹脂
で成型されていて、この合成樹脂は、撓ませることによ
り弾性力を発生する材質でなる。
【0024】上記側壁部2bには、上記弾性片6の係合
部6aが嵌入する保持部たる係止穴7が形成されてい
る。
【0025】次に、このような部品保持構造における組
み立て手順を説明する。
【0026】上記部品取付部4内にスピーカ8を嵌合さ
せて、該スピーカ8が底面部2aに平行な方向に移動す
ることがないように規制する。
【0027】その後、弾性片6を曲折部6bから図2に
示すように折り曲げて、係合部6aを係止穴7に嵌合し
て固定する。このとき、係合部6aには傾斜部が設けら
れているために、係止穴7への係合を容易に行うことが
できるようになっている。
【0028】こうして係合部6aが係止穴7に嵌合した
際には、弾性片6は適度な湾曲をなすように構成されて
おり、つまり、スピーカ8は、該弾性片6により図2の
矢印Aに示すようなアッパ本体2に向かう付勢力を受け
ながら固定されている。
【0029】その後、ロワー本体3をアッパ本体2に嵌
合して組み立てる。
【0030】なお、上述では、図3(A)に示すように
係合部6aを係止穴7に嵌合させることにより取り付け
たが、保持部の構造としてはこれに限るものではなく、
例えば図3(B)に示すように、側壁部2bから係止凸
部7aを突設して、この係止凸部7aに係合部6aを係
止させるようにしても良い。このときには、係合部6a
には係止凸部7aに向かう付勢力が作用するために、係
合が外れたり弛んだりすることはなく、必要な固定を行
うことができる。
【0031】このような実施形態によれば、ビスや取付
用の保持部材などが不要となるために、修理時の部品の
取り外しが可能な簡単で低コストの部品保持構造とな
る。
【0032】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0033】(1) 合成樹脂により本体と一体に成型
されていて、折曲するための薄肉部を有する弾性片と、
この弾性片の端部を係止して保持するために本体に設け
られた保持部と、を具備し、上記弾性片の端部が上記保
持部に係止されたときに、当該弾性片が部品を本体側に
押圧して保持することを特徴とする部品保持構造。
【0034】(2) 上記本体は、上記弾性片による部
品の本体側への押圧方向と交差する方向の移動を規制す
る規制部を具備したことを特徴とする(1)に記載の部
品保持構造。
【0035】(3) 上記部品はスピーカであり、上記
本体は、このスピーカが取り付けられる部分に放音孔を
穿設してなることを特徴とする(1)または(2)に記
載の部品保持構造。
【0036】(4) 上記保持部は、上記弾性片の端部
が嵌合する係止穴でなることを特徴とする(1)から
(3)の1項に記載の部品保持構造。
【0037】(5) 上記保持部は、上記弾性片の端部
が自身の弾性力により係止される係止凸部でなることを
特徴とする(1)から(3)の1項に記載の部品保持構
造。
【0038】上記(1)に記載の発明によれば、ビスや
取付用の保持部材などが不要となるために、修理時の部
品の取り外しが可能な、簡単で低コストの部品保持構造
となる。
【0039】上記(2)に記載の発明によれば、(1)
に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、部品が弾
性片による本体側への押圧方向と交差する方向に移動す
ることはなく、より確実に固定される。
【0040】上記(3)に記載の発明によれば、(1)
または(2)に記載の発明と同様の効果を奏するととも
に、スピーカにより発せられた音が、本体の外部に効率
良く放出される。
【0041】上記(4)に記載の発明によれば、(1)
から(3)の1項に記載の発明と同様の効果を奏すると
ともに、弾性片の端部を係止するのが容易である。
【0042】上記(5)に記載の発明によれば、(1)
から(3)の1項に記載の発明と同様の効果を奏すると
ともに、弾性片の端部を係止するのが容易である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の本
発明によれば、ビスや取付用の保持部材などが不要とな
るために、修理時の部品の取り外しが可能な、簡単で低
コストの部品保持構造となる。
【0044】また、請求項2に記載の本発明によれば、
請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、
部品が弾性片による本体側への押圧方向と交差する方向
に移動することはなく、より確実に固定される。
【0045】さらに、請求項3に記載の本発明によれ
ば、請求項1または請求項2に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、スピーカにより発せられた音が、本
体の外部に効率良く放出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における、スピーカを保持
する場合の部品保持構造を示す斜視図。
【図2】上記実施形態の部品保持構造の断面図。
【図3】上記実施形態の部品保持構造における係止部分
の(A)一例,(B)他の例を示す拡大断面図。
【図4】従来におけるスピーカの保持構造の一例を示す
断面図。
【図5】従来におけるスピーカの保持構造の他の例を示
す断面図。
【符号の説明】
1…部品保持構造 4…部品取付部 5…放音孔 6…弾性片 7…係止穴 7a…係止凸部 8…スピーカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂により本体と一体に成型されて
    いて、折曲するための薄肉部を有する弾性片と、 この弾性片の端部を係止して保持するために本体に設け
    られた保持部と、 を具備し、上記弾性片の端部が上記保持部に係止された
    ときに、当該弾性片が部品を本体側に押圧して保持する
    ことを特徴とする部品保持構造。
  2. 【請求項2】 上記本体は、上記弾性片による本体側へ
    の押圧方向と交差する方向の部品の移動を規制する規制
    部を具備したことを特徴とする請求項1に記載の部品保
    持構造。
  3. 【請求項3】 上記部品はスピーカであり、上記本体
    は、このスピーカが取り付けられる部分に放音孔を穿設
    してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の部品保持構造。
JP2017796A 1996-02-06 1996-02-06 部品保持構造 Withdrawn JPH09215077A (ja)

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JP2017796A JPH09215077A (ja) 1996-02-06 1996-02-06 部品保持構造

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JP2017796A JPH09215077A (ja) 1996-02-06 1996-02-06 部品保持構造

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JP2017796A Withdrawn JPH09215077A (ja) 1996-02-06 1996-02-06 部品保持構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008258753A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Funai Electric Co Ltd パネル型テレビジョン及びスピーカ部の取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008258753A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Funai Electric Co Ltd パネル型テレビジョン及びスピーカ部の取付構造

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030506