JPS59164243A - 車輛用脱落式ミラ−の取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、運転席の斜め上方に取付けられる車輌用脱落
式ミラーの取付装置に関するものである。

この種の脱落式ミラーは、急停止や衝突などの際にドラ
イバーや同乗者の頭や顔が当たると脱落し、怪我を防ぐ
ような構造となって゛いる。しかしながら、通常の振動
やミラー調整時の外力など番こよっては、脱落あるいは
車体に対する取付角度の変化などが生じないようにある
程度強固１こ取付けられている必要があるため、取付部
の構造が複雑になりやすいものである。例えば、実開昭
５６−９６４０２号に開示されているものでは、２個の
板ばねのほか、ベースやブラケットなどの部品が必要で
あり、まだ板ばねのベースへの固定、ベースの車体への
固定、ブラケットとミラーステーとの固定など、固定作
業を必要とする箇所も多くなり、構造が複雑で部品点数
が多く、組付は作業ｌこ手間がかかるような構造となっ
ている。

本発明はこの点に着目し、構造が簡単で部品点数が少な
く、組付は性のよい車輛用脱落式ミラーの取付装置を提
供することを目的としでなされたものであり、ミラース
テーの車体への取付部ｌこ板ばね組付□け穴を貫通して
設け、板ばね組付は穴の対向する２つの壁面に係止突部
をそれぞれ形成し、各係止突部Ｉこ対応する１対の傾斜
ばね片と、これｌこ直交する方向（こ１対の支持突片と
を形成しだ板ばねを車体１こ接しない側から板ばね組付
は穴Ｉこ押し込み、傾斜ばね片を係止突部Ｉこ弾接させ
るとともに支持突片を板ばね組付は穴の壁面に係止させ
てミラーステーに板ばねを仮固定し、この板ばねを車体
に固定することによりミラーステーを車体ｌこ取付ける
よう（こしたことを特徴としている。すなわち、１個の
板ばねをミラーステーの板ばね組付は穴ｌこ押し込み、
板ばねを車体に取付けるという作聚１こよって組付けを
完了できるのであって、前述した従来例と比較して構造
は極めて簡略化され、組付は作業を容易に行なうことが
ＯＪ能となるのである。

以下、図示の一実施例（こより本発明を具体的に説明す
る。

図（こおいて、（１）はルームミラー（図示せず）を先
端１こ支持したミラーステー、（２）は車体内板、（３
）はミラース？−ｔ１）の車体への取付部、（４）は板
ばね組付は穴である。板ばね組付は穴（４）は取付部（
３）を貫通して設けられたもので、ミラースｆ−１１］
の長手方向に長いほぼ長方形の断面形状となっており、
長手方向の対向する２つの壁面ｔ６１　＋６１に係止突
部（７）（７）をそれぞれ形成し、もう一方の２つの壁
面＋８１　＋８＋（こ支持段部（９１＋９）をそれぞれ
形成しである。各係止突部（７）には車体側１こ近づく
につれて相互の間隔が小さくなる方向の云−パ面００）
を設けてあり、また支持段部（９）は壁面（８）１こ設
けた溝状切欠部Ｕυの車体側１こ形成しである。

・１３１は板ばね組付は穴（４）ｌこ対応する形状の板
ばねであって、長手方向の両端に同一面側に傾斜した１
対の傾斜ばね片ｕａ　ｔｉ４１を形成し、更番こ側縁か
ら長手方向に対して直角ｌこｌ対の支持突片ｔ１５１　
＋１５１を傾斜ばね外囲０４）と同方向ｌこ傾斜させて
突設してあり、各傾斜ばね片ａ４）ｈこは係止突部（７
）の云−パ面（１０１ｉこ対応するテーバ面（Ｉ６）を
それぞれ設けである。この板ばね１１３１は金属あるい
は合成樹脂の弾性ｌこ富む材料で一体１こ形成されてお
り、中央部にはビス穴Ｕηが設けである。

（１８）は取付部（３）に装請されるカバー、Ｕω（至
）は取付用のビス及びナツト、ｕｌｌハ位置決め用の突
起である。

組付けは次のように行なわれる。すなわち、まず、板ば
ね通（３）を板ばね組付は穴（４）に車体番こ、接しな
い側から傾斜ばね片（１４）の升−パ面１１６）が係止
突部（７）の分−パ面１０）　ｉこ弾接する位置まで押
し込む。これで支持突片（１５）は溝状切欠部（１１）
内を変形しなから通過して元の形状１こ復し、支持段部
（９）ｌこ係止して板ばね１１３）は板ばね組付は穴（
４）内（こ仮固定される。次いで、車体内板（２）の所
定の位置１こ突起ｄｉ＋を利用してセットし、ビス（１
９）によるねし止めを行ない、カバｕ８１を取付部（３
）１こ装着するのである。ミラースｆ−−ｔｌ）は、係
止突部（７）が傾斜ばね片０４）Ｉこよって弾力をもっ
て押さえられているので、遊びのない状態で車体内板（
２）ｉこ確実に収付けられる。支持突片Ｕωには板ばね
１１３）の仮固定の強度を高めるほか、ミラース？−ｔ
ｌ）の長手方向を軸とする回転力Ｉこ対するミラーステ
−（１）の取付強度を高める作用がある。

一方、何らかの理由で大きな外力がミラーステ−（１）
に加わると、車体内板（２）に接する取付部ｔ３）の端
縁が支点となって、係止突部（７）が傾斜ばね外囲の弾
接力に抗して持ち上げられ、板ばね０滲が板ばね組付は
穴（４）から抜けてミラース？−（ｌｌが脱落し、所期
の機能が発揮されるのである。

なお、支持段部（９）を設けないで支持突片σ９の先端
を若干湾曲させ、溝状切欠部ｕｎｉこ一定の摩擦力で弾
接するようにしてもよく、また板ばね１ｔ３）の形状を
適切１こ選定すれば溝状切欠部（１１）は必ずしも必要
ではなくなる。また、傾斜ばね片ｕ滲の云−パ面（１６
）は、ミラースｆ−４１１）こ脱落するほどでない外力
が加わって若干係止突部（７）が持ち上った場合］こ、
正規の位置ｌこ自動的ｌこ復帰させる作用も有しており
、係止突部（７）は六−バ面でなく段部であってもよい
。

以上述べたようｌこ、本発明はミラースを−の取付部１
こ設けた板ばね組付は穴に１個の板ばねを押し込んで仮
固定し、この板ばねを車体ｌこ固定することｌこよって
ミラーステーを車体に取付けるようｌこしたものであり
、構造が簡単で部品点数が少なく、製作が容易であると
ともｌこ簡単Ｉこ組付けを行なうことができる利点があ
る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すものであり、第１図は取付
は状態１こおける断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断
面図、第３図は要部の分解斜視図である。 （１）・・・ミラース？−１（２）・・・車体内板、（
３）・・取付部、（４）・・板ばね組付は穴、（６）・
・・壁面、（７）・・係止突部、（８）・・・壁面、（
９）・・・支持段部、１１３）・・・板ばね、（１４）
−・・傾斜げね片、ｔ１５）・・・支持突片。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ミラーステーの車体への取付部に板ばね組付
   は穴を貫通して設け、板ばね組付は穴の対向する２つの
   壁面（こ係止突部をそれぞれ形成し、各係止突部に対応
   する１対の傾斜ばね片と、これに直交する方向（こ１対
   の支持突片とを形成した板ばねを車体に接しない側から
   板ばね組付は八番こ押し込み、傾斜ばね片を係止突部番
   こ弾接させるとともに支持突片を板ばね組付は穴の壁面
   に係止させてミラーステー１こ板ｉｒｆ、ねを仮固定し
   、この板ばねを車体に固定することによりミラーステー
   を車体番こ収付けるようにしたことを特徴とする車輌用
   脱落式ミラーの取付装置。