JP2006162100A - 高圧冷媒用内面溝付伝熱管 - Google Patents

高圧冷媒用内面溝付伝熱管 Download PDF

Info

Publication number
JP2006162100A
JP2006162100A JP2004350357A JP2004350357A JP2006162100A JP 2006162100 A JP2006162100 A JP 2006162100A JP 2004350357 A JP2004350357 A JP 2004350357A JP 2004350357 A JP2004350357 A JP 2004350357A JP 2006162100 A JP2006162100 A JP 2006162100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
heat transfer
groove
grooves
transfer tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004350357A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4651366B2 (ja
Inventor
Naoe Sasaki
直栄 佐々木
Takashi Kondo
隆司 近藤
Shiro Kakiyama
史郎 柿山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority to JP2004350357A priority Critical patent/JP4651366B2/ja
Priority to PCT/JP2005/021672 priority patent/WO2006059544A1/ja
Priority to CNB200580039981XA priority patent/CN100523703C/zh
Priority to EP05809632A priority patent/EP1818641A4/en
Priority to KR1020077015016A priority patent/KR100918216B1/ko
Publication of JP2006162100A publication Critical patent/JP2006162100A/ja
Priority to US11/736,311 priority patent/US7490658B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4651366B2 publication Critical patent/JP4651366B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/40Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only inside the tubular element
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00Evaporators; Condensers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/06Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
    • F25B2309/061Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide with cycle highest pressure above the supercritical pressure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)

Abstract

【課題】 炭酸ガスに代表される高圧冷媒を用いる冷凍空調給湯機器のクロスフィンチューブ式熱交換器を構成する内面溝付伝熱管において、充分な耐圧強度を保ちながら、管内熱伝達率を向上せしめた内面溝付伝熱管を提供すること。
【解決手段】 内面溝12,12間に、所定高さの内面フィン14が形成されてなる銅又は銅合金製の伝熱管10において、管外径をD[mm]、前記溝の形成部位における管壁厚となる底肉厚をt[mm]、前記溝の溝深さをd[mm]、管軸に対して垂直な断面における溝1個あたりの断面積をA[mm2 ]としたときに、t/Dが0.041以上0.146以下であり、且つd2 /Aが0.75以上1.5以下であると共に、Nを前記溝の溝条数、Diを前記溝の溝底をつないで形成される管内径に相当する最大内径としたときに、N/Diが8以上24以下となるように構成した。
【選択図】 図 1

Description

本発明は、各種の冷凍空調給湯機器に用いられる熱交換器を構成する内面溝付伝熱管に係り、特に、炭酸ガスに代表される高圧冷媒を用いるクロスフィンチューブ式熱交換器を構成する内面溝付伝熱管に関するものである。
従来から、家庭用エアコン、自動車用エアコン、パッケージエアコン等の空調用機器や冷蔵庫等には、蒸発器又は凝縮器として作動する熱交換器が用いられており、その中で、家庭用室内エアコンや業務用パッケージエアコンにおいては、通常、空気側のアルミニウム製のプレートフィンと冷媒側の伝熱管(銅管)とが一体的に組み付けられてなる構成のクロスフィンチューブ式熱交換器が、最も一般的に用いられている。また、そのようなクロスフィンチューブ式熱交換器を構成する伝熱管としては、管内面に、管軸に対して所定のリード角をもって延びるように螺旋状の溝を多数形成して、それらの溝間に、所定高さの内面フィンが形成されるようにした、所謂、内面溝付伝熱管がよく知られている。
そして、そのような内面溝付伝熱管においては、かかる熱交換器の高性能化のために、その内面溝の深溝化や、溝間に形成された内面フィンの細フィン化が図られ、また溝深さやフィン頂角、リード角及び溝部断面積等の最適化により、更なる高性能化を追求したものが、多数提案されている。
ところで、この種のクロスフィンチューブ式熱交換器に使用される冷媒としては、従来より、漏洩時の爆発や火災等の危険性や熱交換器の効率性を考慮して、R−12,R−22等のフルオロカーボン系冷媒(フロン系冷媒)が用いられてきた。しかしながら、近年の地球環境問題の深刻化に伴い、オゾン層破壊防止の見地から、塩素を含むCFC系やHCFC系の冷媒から、HFC系冷媒への置換が進められ、さらに、地球温暖化防止等の見地から、それらHFC系冷媒のうち、地球温暖化係数が比較的高いR−407CやR−410Aから、温暖化係数の低いR−32といったHFC系冷媒や、炭酸ガス、プロパン、イソブタン等の自然冷媒への切替が、積極的に推進されてきている。特に、炭酸ガス冷媒は、プロパン等の自然冷媒と違い、人体に有害な毒性も無いことに加えて、不燃性であるところから、冷媒漏れによる火災等の危険性が少なく、空調や冷凍機能をも兼ね備えた空調冷凍給湯システムに用いられる冷媒として、注目されてきているのである。
しかしながら、かかる炭酸ガス(CO2 )を冷凍空調給湯機器用冷媒として用いた場合にあっては、通常のHFC系冷媒等を用いた熱交換器の冷凍サイクルとは異なり、臨界点以上の圧力領域を高圧側に利用する超臨界サイクルが適用されることとなる。この高圧側圧力は、その用途(冷凍、空調、給湯)によって異なっており、その最大運転圧力を考えるには、給湯システム用圧縮機の信頼性評価条件が参考になる。例えば、給湯システム用圧縮機の信頼性評価の長時間信頼性試験においては、15MPa程度の試験条件が適用されており、そのような給湯機器のシステムCOP(成績係数)は、12MPa前後で最大値を示すというデータもあるが、突発的な運転条件の変動を考慮すると、最大15MPa程度の使用圧力を考慮した耐圧設計が、好ましい。つまり、従来の冷媒を使用した場合においては、1〜4MPa程度の圧力で熱交換器が運転されていたのであるが、炭酸ガス冷媒を用いた場合にあっては、5〜15MPaという、従来の約5倍もの高圧力で使用されることとなるのである。
このように、炭酸ガス冷媒を用いたクロスフィンチューブ式熱交換器にあっては、冷媒が流通せしめられる伝熱管(内面溝付伝熱管)に非常に高い圧力がかかるため、その耐圧強度を向上せしめる必要があり、そのために、伝熱管の細径化、材質変更、底肉厚の増大等の各種の手法が採用されることとなる。例えば、伝熱管の細径化及び材質変更の例として、特開2002−31488号公報(特許文献1)においては、細径の銅管やステンレス管を用いた例が明らかにされており、また、特開2001−153571号公報(特許文献2)においては、アルミニウム製の扁平な長円形状で多穴管形状のチューブを用いて熱交換器を構成した例が、明らかにされている。しかしながら、伝熱管の材質をステンレスやアルミニウムに変更すると、伝熱管の加工性や接合性が悪化するといった問題が惹起されてしまうため、それらの観点から、伝熱管の材質としては、銅や銅合金製が望ましいのである。また、特許文献1においては、細径化した銅製の伝熱管の場合も明らかにされているが、これは内面が平滑な伝熱管であるため、内面溝付伝熱管と比して伝熱性能が充分でなく、それ故に、伝熱性能向上の観点から、耐圧強度の高い銅または銅合金製の内面溝付伝熱管が望まれている。
そこで、銅製の内面溝付伝熱管においても、その耐圧強度を上げるために、管外径の細径化や、管内面に形成された溝の形成部位における管壁の厚さとなる底肉厚の増大等の手法が採用されることとなるが、細径化に関しては、従来から一般的に使われている7mmφ程度の太さを、4mmφ程度まで細径化することは可能であるが、空冷式熱交換器の場合にあっては、伝熱管を放熱フィンに対して取り付ける際に、伝熱管内部に拡管プラグを挿通することにより、伝熱管を拡管し、放熱フィンに設けられた取付孔に対して密着、固定する手法である機械拡管によって行われることが多いため、6mmφ以下の細径の伝熱管を機械拡管によって放熱フィンに装着することは、技術的に非常に困難なのである。一方、底肉厚を増大して、耐圧強度を向上せしめた場合にあっては、機械拡管を行う際に、管内面に拡管プラグを挿通して、底肉厚が増大された管壁を押し広げるためには、より大きな力が必要となるところから、比較的大径の伝熱管を用いないと、機械拡管は困難となってしまうのである。また、その他の拡管方法として、密封した伝熱管内部に液体を封入して、該封入された液体に圧力を作用せしめて拡管を行う液圧拡管法といった手法もあるが、この液圧拡管法は、煩雑な段取りが必要となるところから、量産性に劣るといった問題を内在している。
さらに、現状の内面溝付伝熱管の製造技術では、底肉厚を増大するほど、溝深さが減少してしまう傾向にあるため、従来から一般的に用いられてきた、高フィン化や細フィン化といった高性能化技術を適用して、内面溝付伝熱管の伝熱性能を向上せしめることは困難なのである。加えて、底肉厚を増大せしめた場合にあっては、機械拡管に際して大きな力が作用せしめられるところから、管内面の溝と溝の間に形成されるフィン高さを高くしたり、フィン厚さを薄くすると、機械拡管の際の圧力でフィンが潰れてしまうといった問題も惹起されるものであった。
これらのことから、従来よりも高圧の冷媒を用いる冷凍空調給湯機器用熱交換器に用いられる内面溝付伝熱管としては、従来の、高フィン化や細フィン化を施した高性能な内面溝付伝熱管をそのまま適用することは、耐圧設計上、好ましくないのであり、また耐圧強度を向上させるために、伝熱管の材質を変更することや、管外径の細径化を図ることは、加工性の低下を招くことからも望ましくないのである。更に、単純に底肉厚を増大して、耐圧強度を増加せしめた場合には、現状においては加工に限界があるため、溝深さを削減しなければならず、それ故に、従来のものよりも溝深さが削減されることを前提として、高い熱伝達性能を発揮し得る溝構成の開発が必要不可欠となるのである。
特開2002−31488号公報 特開2001−153571号公報
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、炭酸ガスに代表される高圧冷媒を用いる冷凍空調給湯機器のクロスフィンチューブ式熱交換器を構成する内面溝付伝熱管において、充分な耐圧強度を保ちながら、管内熱伝達率を向上せしめた内面溝付伝熱管を提供することにある。
そこで、本発明者等は、そのような課題を解決するために種々の検討を重ねた結果、クロスフィンチューブ式熱交換器を構成する、管内面に多数の溝が管周方向に又は管軸に対して所定のリード角をもって延びるように形成されていると共に、それら溝間には、所定高さの内面フィンが形成されてなる銅又は銅合金製の内面溝付伝熱管において、その溝構成の見直しを行い、管外径と底肉厚との関係に加えて、溝深さと溝断面積との関係を規制すると共に、溝条数と管最大内径との間にも、所定の関係を維持することにより、高圧の炭酸ガス冷媒を用いることが可能な耐圧強度を確保しつつ、充分な熱伝達性能を得ることが出来ることを見出したのである。
すなわち、本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものであって、その要旨とするところは、高圧冷媒を用いるクロスフィンチューブ式熱交換器を構成する伝熱管にして、管内面に多数の溝が管周方向に又は管軸に対して所定のリード角をもって延びるように形成されていると共に、それら溝間には、所定高さの内面フィンが形成されてなる銅又は銅合金製の内面溝付伝熱管において、管外径をD[mm]、前記溝の形成部位における管壁厚となる底肉厚をt[mm]、前記溝の溝深さをd[mm]、管軸に対して垂直な断面における溝1個あたりの断面積をA[mm2 ]としたときに、t/Dが0.041以上0.146以下であり、且つd2 /Aが0.75以上1.5以下であると共に、Nを前記溝の溝条数、Diを前記溝の溝底をつないで形成される管内径に相当する最大内径としたときに、N/Diが8以上24以下となるように構成したことを特徴とする高圧冷媒用内面溝付伝熱管にある。
従って、このような本発明に従う高圧冷媒用内面溝付伝熱管によれば、耐圧強度の向上と伝熱性能の向上とが同時に達成され得、以て、かかる内面溝付伝熱管を用いて形成したクロスフィンチューブ式熱交換器において、炭酸ガスに代表される高圧冷媒が、有利に使用され得ることとなる。
以下、本発明の構成をより具体的に明らかにするために、本発明に従う高圧冷媒用内面溝付伝熱管について、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
先ず、図1には、本発明に従う高圧冷媒用内面溝付伝熱管の一例が、その管軸方向に垂直な面にて切断した断面図において、示されている。即ち、図1からも明らかなように、伝熱管10は、要求される伝熱性能や該伝熱管内に流通せしめられる伝熱媒体の種類等に応じて、銅又は銅合金等の中から適宜に選択された、所定の金属材質にて構成される内面溝付伝熱管であって、管内面に、多数の内面溝12が管周方向に又は管軸に対して所定のリード角をもって延びるように形成されていると共に、それら内面溝12,12間に位置するように、内面フィン14が、多数形成されている。
より詳細には、管軸方向に垂直な面にて切断した端面の一部を拡大した図2にも示されるように、管内面に形成されている内面溝12は、溝深さ:dにおいて形成され、その溝底部に向かうに従って次第に幅狭となる、略台形形状とされている。また、内面溝12の底底部と管外周面との間の管壁厚さが、底肉厚:tとされている。そして、そのような内面溝12と隣り合う内面溝12との間に位置するように、内面フィン14が形成されているのである。なお、かかる図において、内面フィン14は、その頭部が円弧形状とされた略台形形状とされているが、頭部を扁平にした略台形形状や、或いは三角形形状とされていても、何等差支えない。
ところで、そのような伝熱管10は、例えば、特開2002−5588号公報等において明らかにされているように、公知の転造加工法や圧延加工法等を用いて製造されることとなる。即ち、かかる公報の図4に示されている如き転造加工装置を用いた場合にあっては、連続する1本の素管が転造加工装置を通過させられる際に、該素管の内孔内に挿入せしめられた溝付きプラグと、外周部に配置された円形ダイスとの間で、該素管を押圧することによって、縮径すると同時に、管内周面に所定の溝が連続的に形成されるようになっている。一方、圧延加工法を利用して内面溝付伝熱管を製造する場合にあっては、かかる公報の図7に示される如き構造の加工装置を用いて、連続する1枚の帯板状素材を長さ方向に移動せしめつつ、該帯板状素材に対して所定の圧延加工による溝付け加工や造管加工を施すことによって、目的とする内面溝付伝熱管(10)が製造されるのである。
そして、かかる伝熱管10においては、管外径、内面溝12や内面フィン14の形状、及びその深さは、管外径(D):1mm〜12mm、望ましくは3mm〜10mm程度、溝1個あたりの溝断面積(A):0.004mm2 〜0.038mm2 、溝深さ(d):0.08mm〜0.17mm、溝形成部位における底肉厚(t):0.29mm〜1.02mmの範囲内で選定されていると共に、本発明に従って、t/Dが0.041以上0.146以下であり、且つd2 /Aが0.75以上1.5以下となるように、構成されることとなる。また、そのような伝熱管10に形成されている内面溝12としては、管軸に対する内面溝12のリード角:10°〜50°、内面フィンの頂角(α):0°〜50°の範囲内のものが、有効な伝熱性能の確保や転造による溝形成の容易性等から有利に採用されている。更に、管内面に形成される内面溝12の条数(N)としては、30〜150条/管周程度、好ましくは50〜110条/管周程度の範囲内の条数において、選定されており、そして本発明に従って、溝の溝底をつないで形成される管内径に相当する最大内径、換言すれば、管外径(D)から、底肉厚(t)を2倍したものを引いた値(D−2t)をDiとしたときに、N/Diが8以上24以下となるように構成されているのである。
要するに、現状の内面溝付伝熱管の製造技術においては、底肉厚を増大せしめた場合にあっては、溝深さは低減する傾向にあるため、溝深さを増加せしめて熱伝達率を向上させることは困難なのである。そこで、本発明では、溝深さの低減による伝熱面積削減分を、溝条数を増大せしめることにより補い、且つそのような溝深さに応じた適度な溝条数を選択することにより、管内熱伝達率を向上せしめるようにしたのである。
つまり、溝深さに対して溝条数が少な過ぎる場合には、伝熱面積が不足してしまうことにより、従来よりも高い熱伝達率が得られなくなると共に、溝を形成する加工時に、工具にかかる力が増大してしまい、工具が破壊しやすいといった問題も内在している。一方、溝深さに対して溝条数が多すぎる場合には、そのような溝加工時の工具の破壊の恐れは回避され得るものの、溝部が液冷媒で埋没しやすくなるため、溝の効果が充分に発揮されなくなり、高い熱伝達率が得られないのである。
そこで、前述せる如き本発明に従う内面溝付伝熱管によれば、伝熱管の諸元を、上記したような関係式を満たす値としたことによって、内面溝付伝熱管の底肉厚を従来よりも増大して、耐圧強度を向上せしめた場合にあっても、管内熱伝達率の向上を達成し得たのである。つまり、底肉厚を従来よりも増大することにより、内面溝付伝熱管の耐圧強度を向上せしめることが可能であることは明らかであり、一定の耐圧強度を得るために必要な底肉厚は、管外径の増大と共に増加するところから、管外径をD[mm]、底肉厚をt[mm]としたときに、t/Dが0.041以上0.146以下となるようにしたのである。
ここで、t/Dが0.041よりも小さい場合にあっては、従来の内面溝付伝熱管と比べて耐圧強度の向上は図れない。これは、従来から一般的に用いられている内面溝付伝熱管の一つとして、例えば、管外径:D=7mm、底肉厚:t=0.25mmのものにおいて、その底肉厚の加工時の寸法公差である±0.03mmを考えると、底肉厚が寸法公差の上限値である0.28mmとなった場合には、t/D=0.04となってしまうからである。また、t/Dが0.146より大きくなってしまうと、管外径に対して底肉厚が厚くなりすぎてしまうため、現状の加工技術においては、そのような内面溝付伝熱管は製造出来ないのである。
また、管外径:Dと溝断面積:Aの関係にあっては、D2 /Aが0.75よりも小さくなってしまうと、伝熱面積の増大効果が殆ど無いことに加えて、液冷媒によって溝が液没し易くなるため、内面溝の効果が現れにくく、従来の内面溝付伝熱管と比しても、高い管内熱伝達率は得られない。一方、D2 /Aが1.5よりも大きくなった場合には、管外径に対して溝断面積が小さくなり過ぎる、つまり、管外径に対して溝条数が多くなり過ぎるために、現状の加工技術ではそのような過剰な溝条数の内面溝付伝熱管は製造不可能である共に、溝深さが過大となってしまうため、管内熱伝達率のこれ以上の向上は望めないのである。その要因としては、液冷媒により溝が液没しにくくなる反面、液膜厚さが過大となり、メニスカスが形成されにくいため、溝の効果が現れにくいためである。
さらに、溝条数:Nと伝熱管の最大内径:Diの関係においては、N/Diが8より小さくなると、内径に対して溝条数が少なくなり過ぎるため、充分な管内熱伝達率が得られない。また、N/Diが24よりも大きくなると、内径に対して溝条数が多すぎることになり、そのような内面溝付伝熱管を形成する際の溝の加工が非常に困難となり、加工性や量産性が低下するといった問題を惹起することとなる。
このように、伝熱管10の管外径や溝深さ等の諸元を、上記したような関係式を満たす値としたことによって、底肉厚を従来のものよりも増大せしめて、内面溝付伝熱管の耐圧強度を向上せしめた場合にあっても、管内熱伝達率の向上を達成し得たのである。
ところで、このような伝熱管10を用いて形成される、冷凍空調給湯機器に一般的に用いられるクロスフィンチューブ式熱交換器は、例えば、以下のようにして製作されることとなる。先ず、アルミニウム若しくはその合金等の所定の金属材料を用いて、プレス加工等により、所定形状の板材の表面に、所定の組付孔が複数形成せしめられたプレートフィンを成形し、次いで、この得られたプレートフィンの複数を、前記組付孔が一致するようにして積層した後に、前記組付孔の内部に、別途作製した伝熱管10をそれぞれ挿通せしめて、更にその後、それら伝熱管10をプレートフィンに対して機械拡管等の手法を用いて拡管・固着することによって、空気側のプレートフィンと冷媒側の伝熱管とが一体的に組み付けられてなるクロスフィンチューブを形成する。そして、そのようにして得られたクロスフィンチューブに対して、伝熱管同士を連結するUベンド管やヘッダー等の公知の各種部品が取り付けられて、従来と同様な構造において組み立てられることにより、クロスフィンチューブ式熱交換器として組み立てられるのである。
そして、かかる伝熱管10を用いて形成されたクロスフィンチューブ式熱交換器においては、従来、1〜4MPa程度の比較的低圧にて運転されていた熱交換器の運転圧力を、伝熱管10の耐圧強度を向上せしめ得たことにより、5〜15MPaといった高い圧力とすることが可能となり、従来から熱交換器で用いられてきた冷媒の中でも、比較的高圧で用いられるR−32等のHFC系冷媒や、特に高い圧力で用いられる炭酸ガス冷媒等の各種の高圧冷媒が好適に使用可能となったのである。
以下に、本発明の実施例を示し、本発明の特徴を更に明確にすることとするが、本発明が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるものでないことは、言うまでもないところである。
先ず、供試伝熱管として、管内面に、多数の内面溝が、管軸に対して所定の溝傾斜角(リード角)をもって延びる螺旋溝として形成されていると共に、管外径や底肉厚、それら内面溝の溝深さや溝断面積、溝条数が、本発明に示す関係式を満たしている、下記表1に示される如き、それぞれ異なる諸元とされた実施例1〜6の内面溝付伝熱管を準備した。また、比較例として、現状において実用化されている高性能内面溝付管の一般的な仕様のものである比較例1と、管外径と底肉厚の関係は本発明に従う関係式を満たすものの、管外径と溝断面積との関係、或いは溝条数と最大内径との関係が、前記した関係式を満たしていないものを、比較例2〜5として、それぞれ準備し、それらの諸元を、下記表1に併せ示した。なお、これら実施例1〜6及び比較例1〜5において、内面溝のフィン頂角及び溝傾斜角(リード角)は、その全ての供試管において、フィン頂角:40°、溝傾斜角:18°とした。
Figure 2006162100
次いで、それら準備された供試伝熱管について、耐圧強度を測定するために、表1に示した各供試伝熱管を300mmの長さに切断したサンプルを、それぞれ5本づつ準備して、一方の開口部を閉塞しつつ、他方の開口部から管内部に封入した水に対して、水圧発生装置にて、徐々に圧力を上昇させて行き、供試伝熱管に破断が起きた時点での圧力を測定する、水圧破壊試験を行い、各5本づつ用意したサンプルの破壊圧力をそれぞれ測定し、その平均値を、測定結果として、下記表2に示した。
Figure 2006162100
かかる表2の結果から明らかなように、比較例1の破壊圧力は、高圧ガス冷媒の使用時に望まれる圧力である15MPaを明らかに下回っている。一方、実施例1〜6の破壊圧力は、その全てにおいて、15MPaを上回っており、従来の一般的な伝熱管である比較例1の場合に比べて、耐圧強度が向上していることが認められる。また、底肉厚の増加に伴って破壊圧力が増加すること、つまり、伝熱管の耐圧強度が向上していることも理解することが出来る。
次に、それら準備された供試伝熱管について、管内熱伝達率を調査するための単管性能評価試験を行った。かかる単管性能評価試験は、従来より公知の伝熱性能試験装置の試験セクションに対して各供試伝熱管を単管で組み付け、図3に示されるような冷媒の流通下において、下記表3に示される如き試験条件にてそれぞれ性能試験を行い、その結果を、下記表4に示した。なお、冷媒には、従来の冷媒よりも高圧で用いられる冷媒の一つであるR−32を使用し、実際の空調機器の運転条件とほぼ一致する200〜300kg/(m2 ・s)の冷媒質量速度領域で試験を実施した。また、かかる表4において、実施例1〜6の管内熱伝達率比は、比較例1の管内熱伝達率を基準とした場合の熱伝達率比を、それぞれ示している。
Figure 2006162100
Figure 2006162100
かかる表4の結果からも明らかなように、管外径や底肉厚、溝断面積及び溝深さが本発明に示す関係式を満たしている実施例1〜6の伝熱管にあっては、その全てにおいて、蒸発及び凝縮の管内熱伝達率の何れもが向上していることが認められるのである。例えば、実施例1の伝熱管においては、溝深さを比較例1よりも0.01mm低減したにもかかわらず、溝条数を5条増加することによって、蒸発・凝縮共に管内熱伝達率を増加していることが認められる。また、かかる実施例1においては、底肉厚を0.04mm増大したことにより、耐圧強度が約15%向上していることもわかる。
そして、実施例2の伝熱管においては、比較例1に比べて底肉厚を0.17mm増大したことにより、耐圧強度が約75%向上すると共に、溝深さを0.02mm低減したにもかかわらず、溝条数を20条増大することによって、管内熱伝達率は、蒸発・凝縮ともに比較例1の場合よりも向上していることが認められる。また、実施例3の伝熱管においては、比較例1に比べて底肉厚を0.31mm増大したことにより、耐圧強度が約136%向上すると共に、溝深さを0.04mm低減したにもかかわらず、溝条数を25条増大することによって、管内熱伝達率は、蒸発・凝縮ともに比較例1の場合よりも向上していることが認められる。更に、実施例4,5,6の場合においても、比較例1に比べて底肉厚を0.45mm〜0.77mm増大したことにより、204%〜365%の耐圧強度の向上を達成すると共に、溝深さを0.06mm〜0.10mm低減したにもかかわらず、溝条数を30〜50条増大することによって、蒸発・凝縮のどちらにおいても、管内熱伝達率が向上していることが認められるのである。
一方、管外径及び底肉厚の関係は本発明に従う関係式を満たすものの、管外径と溝断面積、或いは溝条数と最大内径の関係式を満たしていない比較例2〜5の場合にあっては、底肉厚の増大により、耐圧強度の向上は達成されるものの、蒸発・凝縮のどちらの管内熱伝達率もが、比較例1よりも減少してしまっていることがわかる。
本発明に従うクロスフィンチューブ式熱交換器に用いられる内面溝付伝熱管の一例を示す断面説明図である。 図1に示す内面溝付伝熱管の一部を拡大して示す断面部分拡大説明図である。 実施例における内面溝付伝熱管の単管性能を測定するために用いられる試験装置において、(a)は蒸発試験を、(b)は凝縮試験をそれぞれ行った際の冷媒の流通状態を示す説明図である。
符号の説明
10 伝熱管
12 内面溝
14 内面フィン

Claims (1)

  1. 高圧冷媒を用いるクロスフィンチューブ式熱交換器を構成する伝熱管にして、管内面に多数の溝が管周方向に又は管軸に対して所定のリード角をもって延びるように形成されていると共に、それら溝間には、所定高さの内面フィンが形成されてなる銅又は銅合金製の内面溝付伝熱管において、
    管外径をD[mm]、前記溝の形成部位における管壁厚となる底肉厚をt[mm]、前記溝の溝深さをd[mm]、管軸に対して垂直な断面における溝1個あたりの断面積をA[mm2 ]としたときに、t/Dが0.041以上0.146以下であり、且つd2 /Aが0.75以上1.5以下であると共に、Nを前記溝の溝条数、Diを前記溝の溝底をつないで形成される管内径に相当する最大内径としたときに、N/Diが8以上24以下となるように構成したことを特徴とする高圧冷媒用内面溝付伝熱管。

JP2004350357A 2004-12-02 2004-12-02 高圧冷媒用内面溝付伝熱管 Active JP4651366B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004350357A JP4651366B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 高圧冷媒用内面溝付伝熱管
PCT/JP2005/021672 WO2006059544A1 (ja) 2004-12-02 2005-11-25 高圧冷媒用内面溝付伝熱管
CNB200580039981XA CN100523703C (zh) 2004-12-02 2005-11-25 高压制冷剂用的内表面带槽的传热管
EP05809632A EP1818641A4 (en) 2004-12-02 2005-11-25 HEAT TRANSFER TUBE WITH GROOVED INTERNAL SURFACE, USED FOR A HIGH-PRESSURE REFRIGERANT PRODUCT
KR1020077015016A KR100918216B1 (ko) 2004-12-02 2005-11-25 고압 냉매용 내부 홈구비 전열관
US11/736,311 US7490658B2 (en) 2004-12-02 2007-04-17 Internally grooved heat transfer tube for high-pressure refrigerant

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004350357A JP4651366B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 高圧冷媒用内面溝付伝熱管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006162100A true JP2006162100A (ja) 2006-06-22
JP4651366B2 JP4651366B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=36564978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004350357A Active JP4651366B2 (ja) 2004-12-02 2004-12-02 高圧冷媒用内面溝付伝熱管

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7490658B2 (ja)
EP (1) EP1818641A4 (ja)
JP (1) JP4651366B2 (ja)
KR (1) KR100918216B1 (ja)
CN (1) CN100523703C (ja)
WO (1) WO2006059544A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008249294A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Kobelco & Materials Copper Tube Inc 二酸化炭素冷媒を使用したガスクーラー用内面溝付伝熱管
WO2009028901A3 (en) * 2007-08-31 2009-05-14 Lg Electronics Inc Heat exchanger and air conditioner having the same and manufacturing process of the same
JP2009228929A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Kobelco & Materials Copper Tube Inc 蒸発器用内面溝付伝熱管
JP2010139233A (ja) * 2008-11-13 2010-06-24 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 蒸発器用のクロスフィンチューブ型熱交換器
JP2010281543A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Kobe Steel Ltd 熱交換用の金属プレート及び熱交換用の金属プレートの製造方法
KR20160068782A (ko) * 2013-10-11 2016-06-15 스코츠만 아이스 에스.알.엘. 제빙장치

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4738401B2 (ja) 2007-11-28 2011-08-03 三菱電機株式会社 空気調和機
JP2009162395A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Showa Denko Kk 二重管式熱交換器
US20090294112A1 (en) * 2008-06-03 2009-12-03 Nordyne, Inc. Internally finned tube having enhanced nucleation centers, heat exchangers, and methods of manufacture
JP2010038502A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器用の伝熱管、熱交換器、冷凍サイクル装置及び空気調和装置
CN104053966A (zh) * 2012-01-18 2014-09-17 三菱电机株式会社 车用空调装置的热交换器及车用空调装置
WO2014130281A1 (en) * 2013-02-21 2014-08-28 Carrier Corporation Tube structures for heat exchanger
US10514210B2 (en) 2014-12-31 2019-12-24 Ingersoll-Rand Company Fin-tube heat exchanger
CN106610242A (zh) * 2015-10-22 2017-05-03 青岛海尔新能源电器有限公司 内螺纹铜管及具有该内螺纹铜管的换热设备
US10584923B2 (en) 2017-12-07 2020-03-10 General Electric Company Systems and methods for heat exchanger tubes having internal flow features
KR20220102140A (ko) * 2019-11-29 2022-07-19 엠에이 알루미늄 가부시키가이샤 전열성이 우수한 내면 나선 홈이 형성된 관과 열교환기
CN112908121B (zh) * 2021-02-07 2022-03-01 中国科学技术大学 一种用于反应堆热工实验教学的超临界二氧化碳装置

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04260792A (ja) * 1991-02-13 1992-09-16 Furukawa Electric Co Ltd:The 細径伝熱管
JPH0712483A (ja) * 1993-06-24 1995-01-17 Kobe Steel Ltd 内面溝付伝熱管
JPH085278A (ja) * 1994-06-20 1996-01-12 Mitsubishi Shindoh Co Ltd 内面溝付伝熱管
JPH0849992A (ja) * 1994-08-04 1996-02-20 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 内面溝付伝熱管
JPH08327272A (ja) * 1995-05-31 1996-12-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 伝熱管及びその製造方法
JPH10206062A (ja) * 1997-01-27 1998-08-07 Kobe Steel Ltd 内面溝付伝熱管
JPH10260000A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Kobe Steel Ltd 内面溝付伝熱管
JP2001133182A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 内面溝付伝熱管
JP2001248990A (ja) * 2000-03-02 2001-09-14 Kobe Steel Ltd 過冷却熱交換器用内面溝付管及び熱交換器
JP2002090086A (ja) * 2000-09-20 2002-03-27 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 内面溝付伝熱管及びそれを用いた熱交換器の製作方法
JP2003269822A (ja) * 2002-03-12 2003-09-25 Hitachi Ltd 熱交換器および冷凍サイクル
JP2004301495A (ja) * 2003-03-18 2004-10-28 Sumitomo Light Metal Ind Ltd クロスフィンチューブ式熱交換器

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3273599A (en) * 1966-09-20 Internally finned condenser tube
DE3334964A1 (de) * 1983-09-27 1985-04-18 Wolf Klimatechnik GmbH, 8302 Mainburg Innenrippenrohr fuer gas- oder oelbeheizte heizkessel
MY110330A (en) * 1991-02-13 1998-04-30 Furukawa Electric Co Ltd Heat-transfer small size tube and method of manufacturing the same
US5275234A (en) * 1991-05-20 1994-01-04 Heatcraft Inc. Split resistant tubular heat transfer member
JPH051891A (ja) * 1991-11-22 1993-01-08 Hitachi Cable Ltd 内面溝付伝熱管
FR2706197B1 (fr) * 1993-06-07 1995-07-28 Trefimetaux Tubes rainurés pour échangeurs thermiques d'appareils de conditionnement d'air et de réfrigération, et échangeurs correspondants.
US6067712A (en) * 1993-12-15 2000-05-30 Olin Corporation Heat exchange tube with embossed enhancement
JPH08174044A (ja) * 1994-12-28 1996-07-09 Kobe Steel Ltd 細径内面溝付き伝熱管の製造方法
DE19612470A1 (de) * 1996-03-28 1997-10-02 Km Europa Metal Ag Austauscherrohr
JP2002031488A (ja) 2000-07-14 2002-01-31 Denso Corp 熱交換器およびその製造方法
JP3597436B2 (ja) 1999-09-16 2004-12-08 株式会社デンソー 熱交換器
DE10038624C2 (de) * 2000-08-03 2002-11-21 Broekelmann Aluminium F W Wärmeübertragungsrohr mit gedrallten Innenrippen
FR2837270B1 (fr) * 2002-03-12 2004-10-01 Trefimetaux Tubes rainures a utilisation reversible pour echangeurs thermiques
JP2003343942A (ja) 2002-05-23 2003-12-03 Denso Corp 蒸発器
JP2004279025A (ja) 2003-02-28 2004-10-07 Sumitomo Light Metal Ind Ltd クロスフィンチューブ式熱交換器
JP2005188789A (ja) 2003-12-24 2005-07-14 Mitsubishi Materials Corp 二酸化炭素用伝熱管及びその製造方法
JP4386813B2 (ja) 2004-08-27 2009-12-16 株式会社コベルコ マテリアル銅管 蒸発器用内面溝付伝熱管
JP2006105525A (ja) 2004-10-07 2006-04-20 Denso Corp 超臨界式冷凍サイクルの高圧側冷媒放熱器

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04260792A (ja) * 1991-02-13 1992-09-16 Furukawa Electric Co Ltd:The 細径伝熱管
JPH0712483A (ja) * 1993-06-24 1995-01-17 Kobe Steel Ltd 内面溝付伝熱管
JPH085278A (ja) * 1994-06-20 1996-01-12 Mitsubishi Shindoh Co Ltd 内面溝付伝熱管
JPH0849992A (ja) * 1994-08-04 1996-02-20 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 内面溝付伝熱管
JPH08327272A (ja) * 1995-05-31 1996-12-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 伝熱管及びその製造方法
JPH10206062A (ja) * 1997-01-27 1998-08-07 Kobe Steel Ltd 内面溝付伝熱管
JPH10260000A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Kobe Steel Ltd 内面溝付伝熱管
JP2001133182A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 内面溝付伝熱管
JP2001248990A (ja) * 2000-03-02 2001-09-14 Kobe Steel Ltd 過冷却熱交換器用内面溝付管及び熱交換器
JP2002090086A (ja) * 2000-09-20 2002-03-27 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 内面溝付伝熱管及びそれを用いた熱交換器の製作方法
JP2003269822A (ja) * 2002-03-12 2003-09-25 Hitachi Ltd 熱交換器および冷凍サイクル
JP2004301495A (ja) * 2003-03-18 2004-10-28 Sumitomo Light Metal Ind Ltd クロスフィンチューブ式熱交換器

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008249294A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Kobelco & Materials Copper Tube Inc 二酸化炭素冷媒を使用したガスクーラー用内面溝付伝熱管
WO2009028901A3 (en) * 2007-08-31 2009-05-14 Lg Electronics Inc Heat exchanger and air conditioner having the same and manufacturing process of the same
JP2009228929A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Kobelco & Materials Copper Tube Inc 蒸発器用内面溝付伝熱管
JP2010139233A (ja) * 2008-11-13 2010-06-24 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 蒸発器用のクロスフィンチューブ型熱交換器
JP2010281543A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Kobe Steel Ltd 熱交換用の金属プレート及び熱交換用の金属プレートの製造方法
WO2010143564A1 (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 株式会社神戸製鋼所 熱交換用の金属プレート及び熱交換用の金属プレートの製造方法
JP4638951B2 (ja) * 2009-06-08 2011-02-23 株式会社神戸製鋼所 熱交換用の金属プレート及び熱交換用の金属プレートの製造方法
CN102460057A (zh) * 2009-06-08 2012-05-16 株式会社神户制钢所 换热用的金属板及换热用的金属板的制造方法
KR101369578B1 (ko) * 2009-06-08 2014-03-04 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 열교환용 금속 플레이트 및 열교환용 금속 플레이트의 제조 방법
US8753752B2 (en) 2009-06-08 2014-06-17 Kobe Steel, Ltd. Metal plate for heat exchange and method for manufacturing metal plate for heat exchange
KR20160068782A (ko) * 2013-10-11 2016-06-15 스코츠만 아이스 에스.알.엘. 제빙장치
KR102230581B1 (ko) * 2013-10-11 2021-03-22 스코츠만 아이스 에스.알.엘. 제빙장치의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20070199684A1 (en) 2007-08-30
JP4651366B2 (ja) 2011-03-16
KR20070086837A (ko) 2007-08-27
US7490658B2 (en) 2009-02-17
KR100918216B1 (ko) 2009-09-21
EP1818641A1 (en) 2007-08-15
CN101061361A (zh) 2007-10-24
EP1818641A4 (en) 2010-08-04
WO2006059544A1 (ja) 2006-06-08
CN100523703C (zh) 2009-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4651366B2 (ja) 高圧冷媒用内面溝付伝熱管
EP2213953B1 (en) Air conditioning apparatus
CN102016482B (zh) 热交换器以及使用该热交换器的空调机
AU2003231750C1 (en) Heat transfer tubes, including methods of fabrication and use thereof
JP2007032949A (ja) 熱交換器
JP5649715B2 (ja) 熱交換器及びこの熱交換器を備えた冷蔵庫、空気調和機
JP2006071270A (ja) 熱交換器、中間熱交換器及び冷凍サイクル
JP2005288502A (ja) 拡管用工具およびそれを使用した拡管方法
JP2008164245A (ja) 熱交換器
JP4597475B2 (ja) 熱交換器用クロスフィンチューブの製造方法及びクロスフィン型熱交換器
JP2006322661A (ja) 放熱用伝熱管および放熱器
JP4550451B2 (ja) 内面溝付伝熱管及び内面溝付伝熱管を用いた熱交換器
JP2008267791A (ja) 漏洩検知管およびそれを用いた熱交換器
EP2959251B1 (en) Tube structures for heat exchanger
JP2008190858A (ja) 漏洩検知管
JP2011075122A (ja) アルミニウム製内面溝付伝熱管
JP2009041798A (ja) 熱交換器
EP2796822B1 (en) Air conditioner
JP2011021844A (ja) 内面溝付伝熱管及び蒸発器用のクロスフィンチューブ型熱交換器
JP5595343B2 (ja) 熱交換器、これを用いた冷凍サイクル回路及びこの冷凍サイクル回路を用いた冷蔵庫、空気調和機
JP4339665B2 (ja) 熱交換器の製作方法
JPH04260793A (ja) 内面溝付伝熱管
JP2010019489A (ja) 蒸発器用の内面溝付伝熱管
JP5255249B2 (ja) 内面フィン付伝熱管
JP4948136B2 (ja) 放熱用伝熱管および放熱器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4651366

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S801 Written request for registration of abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311801

ABAN Cancellation due to abandonment
R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350