JP2004301495A - クロスフィンチューブ式熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 充分な熱伝達性能を確保しつつ、内面溝付伝熱管同士を接続するUベント管のろう付け接合部のろう付け不良を効果的に抑制し、かかるろう付け接合部から伝熱管内部に封入されているR−32系冷媒が漏洩する恐れのないクロスフィンチューブ式熱交換器を提供すること。
【解決手段】 積層フィン12に挿通された伝熱管10同士を、Uベント管18を用いて接合して、クロスフィンチューブ式熱交換器を形成するに際し、伝熱管10を、管軸に対して垂直な断面における内面溝20の1個あたりの断面積が0.004mm2 以上0.022mm2 以下であると共に、溝深さが0.11mm以上0.20mm以下であり、また更に、溝深さと内面フィン22のフィン頂角との積が1.2以上2.9以下となるように構成して、それら伝熱管10,10の開口部内にUベント管18の両端部をそれぞれ嵌入せしめ、ろう付け固定することにより、クロスフィンチューブ式熱交換器を形成した。
【選択図】 図 2

Description

本発明は、クロスフィンチューブ式熱交換器に係り、特に、積層フィンに挿通された伝熱管同士を、それらの開口部内にUベント管の両端部をそれぞれ嵌入せしめて、ろう付け固定することにより、接続せしめるようにした構造を有し、R−32系冷媒が該伝熱管内を流通せしめられるクロスフィンチューブ式熱交換器に関するものである。
従来から、家庭用エアコン、自動車用エアコン、パッケージエアコン等の空調用機器や冷蔵庫等には、蒸発器又は凝縮器として作動する熱交換器が用いられており、その中で、家庭用室内エアコンや業務用パッケージエアコンにおいては、クロスフィンチューブ式熱交換器が、最も一般的に用いられている。そして、そのようなクロスフィンチューブ式熱交換器を構成するクロスフィンチューブは、通常、空気側のアルミニウム製プレートフィンと冷媒側の伝熱管(銅管)とが一体的に組み付けられて、構成されている。
また、この種のクロスフィンチューブ式熱交換器に使用される冷媒としては、従来より、CFC(クロロフルオロカーボン)系冷媒やHFCF(ハイドロクロロフルオロカーボン)系冷媒等の、フロン系の冷媒が選択されてきたが、これらの冷媒は、オゾン層破壊の原因物質である塩素を含んでいるため、近年における地球環境問題の深刻化に鑑み、オゾン層破壊防止の見地から全廃が進められ、そのような原因物質である塩素を含まないHFC(ハイドロフルオロカーボン)系冷媒への置換が進んでいる。例えば、特開2002−243384号公報(特許文献1)や特開2001−343194号公報(特許文献2)においては、内面溝付伝熱管を用いた熱交換器用の冷媒として、R−32やR−125、R−407C、R−410A等のHFC系冷媒を用いることが明らかにされており、このようなHFC系冷媒の中でも、特に、最も高効率化が可能な冷媒として、R−32やR−32を含む混合冷媒の如きR−32系冷媒が注目されている。
しかしながら、このようなR−32等の塩素を含まない冷媒を用いた場合にあっても、確かに塩素を含まないことによってオゾン層は破壊しないものの、地球温暖化の見地においては、これらHFC系冷媒は、炭酸ガス(CO2 )等と比べて温暖化係数が高いため、近年においては、これらの冷媒も排出規制対象となってきており、熱交換器の伝熱性能の向上と平行して、それら冷媒の排出量削減、つまり熱交換器からそれらの冷媒の漏洩を防止することが、重大な開発課題となっているのである。
一方、このようなクロスフィンチューブ式熱交換器は、よく知られているように、先ず、プレス加工等により、フィン表面に所定の取付孔が複数形成せしめられたアルミニウムプレートフィンを形成し、そして、この得られたアルミニウムプレートフィンの複数を、前記複数の取付孔の位置がそれぞれ一致するように積層せしめた後、かかる取付孔の内部に、別途作製した伝熱管をそれぞれ挿通せしめ、次いで、よく知られている機械拡管法等を用いて、伝熱管とアルミニウムプレートフィンとを固着し、更にその後、かかるアルミニウムプレートフィンに固着された複数の伝熱管の開口端部同士を、Uベント管を用いて接続して、伝熱媒体の目的とする通路が形成せしめられるようにすることによって、製造されるようになっている。
そして、そのようなUベント管による伝熱管同士の従来からの接続方法としては、一般に、特許文献2の図4に示されるように、積層フィンに固着された伝熱管の端部を、Uベント管の端部が挿入され得る大きさまで拡管し、その拡管された伝熱管の端部におけるそれぞれの開口部内に、Uベント管の端部をそれぞれ挿入した後、ろう付け接合することにより、それらUベント管と伝熱管とを接続せしめる手法が、採用されてきている。
ここで、かくの如きろう付け接合して得られるクロスフィンチューブ式熱交換器において、その伝熱管内を流通せしめられる冷媒の冷媒漏れが最も惹起され易い部位は、冷媒経路中のろう付け接合部となるのであるが、また、特許文献2にも指摘されているように、伝熱管として内面溝付管を適用した場合には、溝の存在、そのものが理想的なろう付け継手を形成する上での障害となり、ろう付け不良及びろう付け接合部の劣化促進の要因ともなり得るのである。また、ろう付け接合部及びその周辺は、ろう付け工程において、通常550℃以上の高温にさらされることとなるために、素材強度的にも最も弱い部分であると言うことが出来る。
なお、特開平11−190597号公報(特許文献3)には、かかる伝熱管同士のUベント管による接続に際し、Uベント管の両端を上向きにすると共に、その両端の開口部を拡管したり、或いは伝熱管の外形よりもよりも内径の大きなUベント管を用い、そのようなUベント管に伝熱管を挿入せしめて、ろう付け接合を行う手法も、提案されてはいるが、そのようなろう付け手法にあっては、Uベント管と伝熱管との接合部と積層フィンとの距離が、従来のようにUベント管の両端を伝熱管の端部の開口部に挿入した場合よりも短くなってしまうところから、ろう付け接合の際にろう材を溶かすトーチが積層フィンと衝突したり、そのようなトーチからの熱が積層フィンに対して影響を及ぼし、積層フィンが変形や変色を起こしてしまう恐れがある。更に、従来とは逆向きの、Uベント管が積層フィンの下方に配置された状態で、ろう付け加工が行われるようになっているところから、ろう付け加工の際に、伝熱管からUベント管が抜け落ちないように固定する必要がある上に、ろう付け加工に用いられた熱が、Uベント管の上に配置された積層フィンへ伝わり易く、一層、積層フィンの変形や変色といった問題を起こす恐れを内在している。
ところで、かかるクロスフィンチューブ式熱交換器に用いられる伝熱管としては、管内熱伝達率を向上せしめて、充分な熱伝達性能を発揮させるべく、その内面に、多数の溝、例えば管軸に対して所定のリード角をもって延びるように螺旋状の溝を多数形成して、それらの溝間に、所定高さの内面フィンが形成されるようにした、所謂内面溝付管(伝熱管)が好適に用いられているが、近年、上記した熱交換器の高性能化の目的から、このような内面溝付伝熱管において、その内面溝の深溝化や、内面フィンの細フィン化が図られ、また溝深さ、溝深さ/内径、フィン頂角、リード角および溝部断面積/溝深さ等の最適化により、更なる高性能化を追求したものが、種々提案されている(例えば、特許文献3,4等参照)。
しかしながら、クロスフィンチューブ式熱交換器の高性能化のために、そのような内面溝付伝熱管の伝熱性能を向上させる一般的手法である、管内面に形成される溝の溝深さを深くしたり、或いは溝の条数を増大した場合において、その内面溝付伝熱管を前述の如きろう付け接合手法にてUベント管に接合せしめるに際しては、挿入されるUベント管の外周面と内面溝付伝熱管の内周面との間の隙間に加えて、そのような溝によって、隙間が増大してしまうこととなるため、ろう付け接合の際に、そのような隙間を埋めるために、ろう材がより多く必要となるのであり、その結果、ろう付け接合が困難になったり、そのような隙間へのろう材の流れ込みが充分でないために、ろう付け接合の不良が発生するといった問題を惹起させることとなる。
要するに、伝熱管とUベント管とのろう付け接合部の横断面(軸直角方向断面)形態を考慮すれば自ら明らかな如く、伝熱管の高性能化のために適用された内面溝付管は、ろう付け継手を形成するためには相応しくない構造を有しているのであって、ろう付け継手を設計する上での一般的な注意事項を充分に満足させてはいない。例えば、均一な加熱や応力分布の平均化のためにろう付け接合部の肉厚を揃える必要があるが、内面溝付管の場合には、溝の存在により、そのような肉厚を揃えることは不可能であり、また溝の存在にて継手間隔が均一でないために継手間隔とろう材の体積を調和させることが難しく、そのため、ろう材の凝固収縮による不完全ろう付け部の発生が避けられないのである。特に、高性能化技術として一般的な高フィン化や細フィン化は、ろう付け継手に内面溝付管を用いる場合の不具合を助長することとなるのである。つまり、高フィン化により、肉厚及び継手間隔の不均一さが助長され、更に細フィン化により、溝断面積が過大となって、ろう材体積の不足を招き易くなるのであり、それらの結果、ろう付け接合部に接合不良が発生することとなる。
そして、このようなろう付け不良の発生したクロスフィンチューブ式熱交換器においては、かかる伝熱管内を流通せしめられる冷媒の冷媒漏れが懸念されるところから、熱交換器の組み立て後にリークテスト等の検査を行うことによって、ろう付け不良の発生した製品の流出を防止すると共に、そのような不良品の手直し等に、多大な工数を必要としていた。
特開2002−243384号公報 特開2001−343194号公報 特開平11−190597号公報 特開平7−12483号公報
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、R−32系冷媒を用いるクロスフィンチューブ式熱交換器において、充分な熱伝達性能を確保しつつ、内面溝付伝熱管同士を接続するUベント管のろう付け接合部のろう付け不良を効果的に抑制可能なクロスフィンチューブ式熱交換器を提供することにある。
そして、本発明者等は、そのような課題を解決するために種々の検討を重ねた結果、従来の内面溝付伝熱管にて構成された冷凍空調機器のクロスフィンチューブ式熱交換器において、ろう付け接合部のろう付け不良を効果的に抑制するためには、Uベント管と内面溝付伝熱管とのろう付け部にろう材を均一に分布させる必要があり、そのためには、ろう付け接合が行われる内面溝付伝熱管とUベント管との隙間をより均一にする必要があるが、そのような隙間を不均一にする大きな要因である溝部、つまり、ろう付け継手の外管を構成する内面溝付伝熱管の溝構成の見直しを行うことにより、管内熱伝達率を向上せしめて、充分な熱伝達性能を確保しつつ、ろう付け接合の安定性を向上させ得ることが出来ることを見出した。
つまり、ろう付け部にろう材を均一に分布させるために、内面溝付伝熱管とUベント管との間(継手間)に形成される隙間を、より均一にする必要があるのであるが、従来から用いられている、高性能化のために、溝深さや溝断面積を大きくした内面溝付管を使用した場合、そのような溝部の存在自体が継手間の隙間を不均一にする大きな要因であるのである。そこで、そのような隙間を、より均一にするためには、溝1個あたりの断面積(以下、単に溝断面積という)を極力小さくすることが有効となる。更に、そのような溝断面積を極力小さく抑えることによって、ろう付け部の肉厚がより平均化されることとなり、ろう付け工程において、ろう付け部へのより均一な加熱が可能となる。
また、そのようなろう付け接合の不良の要因は、ろう付け条件のばらつきや、製造工程における不具合等の不確定な要素も多いため、実験によってその信頼性の向上効果を実証することは困難であるが、少なくとも、継手素材側の溝深さや溝断面積及び溝条数等の構造的な条件を、ろう付け継手に好適な条件に近づけることによって、ろう付け接合の不良を低減するためには、充分な効果が得られることが、判明したのである。
すなわち、本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものであって、その特徴とするところは、冷媒としてR−32系冷媒を用いるクロスフィンチューブ式熱交換器であって、積層フィンに挿通された伝熱管同士を、それらの開口部内にUベント管の両端部をそれぞれ嵌入せしめて、ろう付け固定することにより、接続せしめるようにした構造のものにおいて、該伝熱管として、管内面に多数の溝が形成される一方、管軸に対して垂直な断面における溝1個あたりの断面積が0.004mm2 以上0.022mm2 以下であると共に、溝深さが0.11mm以上0.20mm以下である内面溝付管を用いたことにある。
また、本発明に従うクロスフィンチューブ式熱交換器の望ましい態様の一つによれば、前記した伝熱管における内面溝の溝深さ(mm)と該内面溝間に形成される内面フィンのフィン頂角(°)との積が、1.2以上2.9以下となる内面溝付伝熱管を用いて、クロスフィンチューブ式熱交換器が構成されることとなる。
このように、本発明に従うクロスフィンチューブ式熱交換器にあっては、そのような熱交換器を形成する伝熱管として、内面に形成された多数の溝により充分な伝熱面積を確保し得る内面溝付伝熱管を採用しているところから、R−32系冷媒を用いた熱交換操作において、管内熱伝達率を有利に向上せしめて、以て伝熱性能が効果的に高め得られつつ、内面溝付伝熱管の管内面に形成された多数の溝の、管軸に対して垂直な断面における溝1個あたりの断面積が、伝熱面積を確保し得る溝条数において充分に小さくされているところから、ろう付け部の肉厚および伝熱管とUベント管との隙間を均一化することが出来ることとなり、そのため、ろう付け部をより均一に加熱することが可能となると共に、ろう材と隙間とのバランスがとり易くなるために、ろう付け部分にろう材がより均一に分布されることとなり、その結果、ろう付け不良の発生を有利に抑制することが可能となるのである。
また、かかる本発明に従うクロスフィンチューブ式熱交換器にあっては、管内面に形成された溝の溝深さが、0.11mm以上0.20mm以下とされているところから、溝断面積をより効果的に低減することが可能となり、以て、良好なろう付け接合を行い得ることとなる。
さらに、本発明に従うクロスフィンチューブ式熱交換器の望ましい態様にあっては、内面溝の溝深さ(mm)と該内面溝間に形成される内面フィンのフィン頂角(°)との積が、1.2以上2.9以下となるようにされているところから、内面溝による伝熱性能の向上が有利に発揮されつつ、溝断面積を有利に減少せしめて、ろう付け接合部におけるろう付け不良発生の恐れを、効果的に解消せしめることが可能となる。
このように、本発明に従うクロスフィンチューブ式熱交換器によれば、内面溝付伝熱管によって熱交換器の熱伝達効率が効果的に向上されると共に、クロスフィンチューブ式熱交換器を組み立てる際に惹起される、内面溝付伝熱管とUベント管とのろう付け継手部分におけるろう付け不良を効果的に抑制することにより、かかる伝熱管内に封入せしめられた冷媒が漏洩する恐れが効果的に解消せしめられているのである。加えて、かかる冷媒に、従来から用いられてきたフロン系の冷媒に代えて、オゾン破壊係数が0、つまりオゾン層を破壊する恐れのない冷媒であるR−32やそれを含む混合冷媒が用いられているところから、冷媒の漏洩によって惹起される、オゾン層の破壊や地球温暖化といった問題の防止に、有利に貢献し得ることとなるのである。なお、ここで、R−32系冷媒とは、ジフルオロメタン(R−32)を主として対象としているが、この他、ジフルオロメタンを含む混合冷媒、例えばR−407CやR−410A等をも対象としていることが理解されるべきである。
以下、本発明の構成をより具体的に明らかにするために、本発明に従うクロスフィンチューブ式熱交換器について、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
先ず、図1には、本発明に従うクロスフィンチューブ式熱交換器の一例が、その断面図において概略的に示されている。即ち、図1において、伝熱管10は、要求される伝熱性能等に応じて、銅や銅合金等の中から適宜に選択された、所定の金属材質にて構成される内面溝付伝熱管であって、ここでは、そのような伝熱管10は、U字形状において用いられている。一方、板状の放熱フィンであるプレートフィン12は、従来と同様に、アルミニウム若しくはその合金等の所定の金属材料にて形成されていると共に、図2にも示されるように、複数の取付孔14が、その周りにフィンカラー16を一体的に立設せしめてなる構造において、形成されている。そして、そのようなプレートフィン12の複数を、それぞれの取付孔14を一致させた状態下において(図において、左右方向に貫通する孔となるように)重ね合わせ、その一致した取付孔14内に、伝熱管10を挿入せしめた後、従来と同様にして、伝熱管10の拡管加工を行い、かかる伝熱管10とプレートフィン12とが固着せしめられてなるクロスフィンチューブが形成されるのである。
また、そのようなプレートフィン12に固着せしめられた伝熱管10同士を接続して、クロスフィンチューブ式熱交換器を組み立てるに際しては、U字形状とされたUベント管18を用いた接続方式が採用されるのであるが、ここでは、そのようなUベント管18は、その外径が伝熱管10の端部の開口部内に挿入可能な大きさとなるように、構成されている。そして、そのようなUベント管18の両端部を、隣接する伝熱管10,10を接続するように、それら伝熱管10,10の近接した端部の開口部内にそれぞれ嵌入せしめた後、かかる伝熱管10の内周面と挿入されたUベント管18の外周面との間に形成される隙間にろう材を流し込むことによって、それら伝熱管10,10とUベント管18のろう付け接合を行い、以て、積層されたプレートフィン12に固着された伝熱管10内を伝熱冷媒が流通せしめられるようにしたクロスフィンチューブ式熱交換器が、製造されることとなる。
ここにおいて、かかるクロスフィンチューブ式熱交換器に用いられる伝熱管10としては、該伝熱管10を管軸方向に垂直な面で切断した端面の一部を拡大した図3にも例示される如く、管内面に、多数の内面溝20が管周方向に又は管軸に対して所定のリード角をもって延びるように形成されていると共に、それら内面溝20,20間に位置するように、内面フィン22が多数形成された、内面溝付伝熱管が採用されるのであるが、そのような内面溝付伝熱管(10)は、例えば、特開2002−5588号公報等において明らかにされているように、公知の転造加工法や圧延加工法等を用いて製造されることとなる。
因みに、かかる公報の図4に示されている如き転造加工装置を用いた場合にあっては、連続する1本の素管が転造加工装置を通過させられる際に、該素管の内孔内に挿入せしめられた溝付きプラグと、外周部に配置された円形ダイスとの間で、該素管を押圧することによって、縮径と同時に、管内周面に、所定の溝が連続的に形成されるようになっている。一方、圧延加工法を利用して内面溝付伝熱管を製造する場合にあっては、かかる公報の図7に示される如き構造の加工装置を用いて、連続する1枚の帯板状素材を長さ方向に移動せしめつつ、該帯板状素材に対して所定の圧延加工による溝付け加工や造管加工を施すことによって、目的とする内面溝付伝熱管が製造されるのである。
ところで、そのような内面溝付伝熱管(10)において、溝断面積を削減するために溝深さを低減した場合にあっては、溝条数の増加、且つ溝深さに応じた適度な溝条数の選択により、溝深さの低減による伝熱面積の削減分を補い、管内熱伝達率を向上する手法が好適に採用されることとなるが、溝深さに対して溝条数が少なすぎる場合(溝断面積が大きすぎる場合)には、伝熱面積の不足により、充分な熱伝達率が得られないと共に、溝断面積が大きいために、ろう付け不良が発生し易くなってしまうのである。また逆に、溝深さに対して溝条数が多い場合(溝断面積が小さすぎる場合)には、溝断面積が小さくなるために、ろう付け不良の発生の恐れは低くなると共に、伝熱面積は充分に確保されることとなるのであるが、溝部が液冷媒で埋没し易くなるため、溝の効果が充分に発揮され得なくなり、伝熱性能は向上しない。
一方、溝深さを、従来の内面溝付伝熱管よりも大きく設定した場合にあっても、溝条数を増加することにより溝断面積を削減することは可能であるが、溝条数が多過ぎた場合には、ろう付け不良発生の可能性は低減できるものの、溝断面積の減少により、溝部が液冷媒で埋没しやすくなるため、溝の効果が充分発揮され得なくなり、伝熱性能が低下してしまうこととなる。逆に、溝条数が少なすぎた場合には、溝断面積が従来の内面溝付伝熱管よりも大きくなるため、ろう付け不良発生の恐れが高まってしまう。
そこで、本発明にあっては、そのようなクロスフィンチューブ式熱交換器における内面溝付伝熱管10の管径や、内面溝12や内面フィン14の形状、及びその深さは、管外径:4mm〜10mm、溝1個あたりの溝断面積:0.004mm2 〜0.022mm2 、溝深さ(d):0.11mm〜0.20mm、溝形成部位における底肉厚(t):0.20mm〜0.30mmの範囲において、好適に採用されることとなる。また、そのような内面溝付伝熱管10に形成されている内面溝12としては、管軸に対する内面溝12のリード角:10°〜50°、内面フィンの頂角(α):0°〜50°の範囲内のものが、有効な伝熱性能の確保や転造による溝形成の容易性等から有利に採用され、そして、そのような範囲とされた溝深さとフィン頂角の各値は、それらを積算した値(溝深さ×フィン頂角)が、1.2以上2.9以下となるように、決定されることとなる。更に、管内面に形成される内面溝12の条数としては、一般に、30〜150条/管周程度、好ましくは50〜130条/管周程度の範囲内の数において、伝熱面積等を考慮して、適宜に決定されることとなる。
このように、内面溝付伝熱管10に形成される内面溝12の溝1個あたりの溝断面積が0.004mm2 〜0.022mm2 とされているところから、ろう付け部の肉厚及び隙間をより均一化することが出来るため、ろう付け部をより均一に加熱することが可能となると共に、ろう材と隙間とのバランスがとり易くなり、ろう材をより均一に分布可能となる。その結果、ろう付け接合の安定性が向上し、以て、ろう付け不良発生の恐れが有利に低減されることとなるのである。即ち、溝断面積が0.004mm2 より小さい場合にあっては、溝断面積の減少により、ろう付け不良発生の恐れは大幅に低減できるが、そのような溝断面積を与える溝深さを0.10mm程度に最適化した場合にあっても、蒸発及び凝縮性能の何れもが、従来の内面溝付伝熱管よりも低下し、管内熱伝達率が下回ってしまうのである。このように、熱伝達率が低下してしまう主な要因は、溝断面積が小さすぎるために、液冷媒により溝が埋没し易くなり、溝による伝熱面積増大効果が得られにくいためである。また、溝断面積が0.022mm2 よりも大きくなった場合にあっては、溝深さを0.30mm程度に最適化した場合には管内熱伝達率が向上するものの、溝断面積が、従来の内面溝付伝熱管と同等若しくはそれ以上となるため、ろう付け不良が発生し易くなることとなる。
さらに、本発明にあっては、内面溝12の溝深さが0.11mm〜0.20mmとされているところから、ろう付け不良の原因となる溝断面積が有利に削減され得ることとなり、以て、ろう付け接合の安定性が向上し、ろう付け不良発生の恐れが、効果的に解消され得ることとなる。なお、溝深さが0.11mmより小さくなると、溝条数が従来の内面溝付伝熱管と同じ場合には、明らかに溝断面積が削減され得るため、ろう付け不良発生の問題を有利に回避することが可能となるのであるが、伝熱面積が不足してしまうために、充分な伝熱性能を得ることが出来なくなってしまう。また、溝条数を現状の製造技術の限界である130条/周まで増加した場合にあっては、伝熱面積は確保されるものの、溝断面積が小さすぎるために溝が液冷媒に埋もれ易くなり、溝の効果が充分に得られず、その結果、従来の内面溝付伝熱管に比べて高い熱伝達率を得ることが出来ないのである。
逆に、溝深さが0.20mmより大きくなると、溝条数を一定として考えた場合には、溝断面積が増大し、ろう付け不良発生の危険性が増大してしまうのである。また、溝条数を、この溝深さでの加工限界である65条/周まで増加し、溝断面積を、従来の内面溝付伝熱管の90%程度まで削減した場合にあっても、溝断面積を削減して溝深さを増大しているために、溝断面積に対する溝深さが過大となるため、そのような溝間を流れる液冷媒に対して、ガス冷媒のせん断力が作用し難くなっていることが影響して、従来の内面溝付伝熱管に比べて、熱伝達率が低下する結果となる。
更にまた、本発明にあっては、内面溝付伝熱管10の内面溝12の溝深さが0.11mm〜0.22mmとされていると共に、溝深さとフィン頂角との積が、1.2以上2.9以下とされているところから、溝断面積を有利に削減しつつ、溝が液冷媒に埋もれることなく、内面溝の効果を充分に発揮することが可能となり、より一層、ろう付け不良発生の恐れの低減と、管内熱伝達率の向上とが、効果的に実現され得ることとなる。
なお、かかる溝深さとフィン頂角との積算値が2.9より大きくなると、フィン頂角が従来の内面溝付伝熱管と同程度の角度とされた場合には、溝深さが同程度或いはそれ以上の深さとなってしまい、溝断面積が増加し、ろう付け接合部におけるろう付け不良発生の可能性が高くなってしまう。また、溝深さが従来の内面溝付伝熱管と同程度の深さとすると、フィン頂角が同等乃至はそれ以上の角度となってしまうため、溝断面積が減少せしめられて、ろう付け接合部におけるろう付け不良発生の問題を有利に回避することが可能となるが、溝断面積の減少により、溝が液冷媒に埋もれ易くなってしまい、溝の効果が充分に得られず、その結果、従来の内面溝付伝熱管に比べて、高い熱伝達率を得ることが出来ないのである。
一方、そのような溝深さとフィン頂角との積算値が1.2より小さくなると、フィン頂角が従来の内面溝付伝熱管と同程度とされた場合には、溝深さは浅くなり、溝断面積が削減されるため、ろう付け接合部におけるろう付け不良発生の問題を有利に回避することが出来るが、溝断面積の減少により、溝が液冷媒に埋もれ易くなり、溝の効果が充分に得られず、その結果、従来の内面溝付伝熱管に比べて、高い熱伝達率を得ることが出来ない。更に、溝深さが従来の内面溝付伝熱管と同程度とされた場合には、フィン頂角は小さくなるため、ろう付け不良発生の可能性が高くなってしまうのである。
また、特に、本発明においては、溝深さ(y)は、溝条数(x)との関係において、下式を満足するように設定されることが望ましい。
y≦−0.0026x+0.424
そして、かくの如き構成の内面溝付伝熱管と、冷媒に代替フロンであるR−32やそれを含む混合冷媒を用いて製作された本発明に従うクロスフィンチューブ式熱交換器にあっては、伝熱管の内面溝による充分に高い管内熱伝達率を確保しつつ、そのような内面溝付伝熱管の端部にUベント管を嵌入せしめて、ろう付け固定しても、それら伝熱管とUベンド管との間のろう付け不良発生の恐れを低減し、そのようなろう付け接合部からの冷媒の漏洩の問題が可及的に回避され得ることとなり、かかる冷媒の漏洩による地球温暖化やオゾン層の破壊といった問題が、悉く解消され得るのである。
以下に、本発明の代表的な実施例の幾つかを示し、本発明の特徴を更に明確にすることとするが、本発明が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるものでないことは、言うまでもないところである。
先ず、供試伝熱管として、管内面に、本発明に従う溝断面積および溝深さを備えた多数の内面溝が、管軸または管周方向に対して所定の溝傾斜角(リード角)をもって延びるように形成されていると共に、それら内面溝が、下記表1に示される如き、溝傾斜角や溝条数等がそれぞれ異なる諸元をもつ、実施例1〜12の内面溝付伝熱管を準備した。また、比較例として、現状において実用化されている高性能内面溝付管の一般的な仕様のもの(比較例1)と、そのような一般的なものに対して、溝深さを削減しつつ、溝条数を現状製造技術における加工限界まで増大したもの(比較例2)、溝深さを削減しつつ、溝条数を65条/管周とした、先に示した特許文献1に記載の実施例に相当するもの(比較例3)、底肉厚とフィン頂角を低減しつつ、溝傾斜角を増大したもの(比較例4)、溝深さは同じであるが、溝条数を増大した、先に示した特許文献2に記載の特許請求の範囲に含まれるもの(比較例5)、溝条数は同じであるが、溝深さを増大させたもの(比較例6)、溝深さを増大すると共に、溝条数を極限まで増大させたもの(比較例7)を、それぞれ準備し、それらの諸元を下記表1に併せ示した。なお、かかる表1において、溝断面積比は、比較例1の場合の溝断面積を基準とし、その溝断面積に対する比率を表している。
Figure 2004301495
次いで、それら準備された供試伝熱管について、管内熱伝達率を調査するための単管性能評価試験を行った。かかる単管性能評価試験は、従来より公知の伝熱性能試験装置の試験セクションに対して各供試伝熱管を単管で組み付け、図4に示されるような冷媒の流通下において、下記表2に示される如き試験条件にてそれぞれ性能試験を行い、その結果を、下記表3に示した。なお、冷媒には、HFC系冷媒であるR−32を使用し、実際の空調機器の運転条件とほぼ一致する、200〜300kg/(m2 ・s)の冷媒質量速度領域で試験を実施した。また、かかる表3において、管内熱伝達率比は、比較例1の場合の管内熱伝達率を基準とした場合の熱伝達率比を、それぞれ示している。
Figure 2004301495
Figure 2004301495
かかる表3の結果からも明らかなように、本発明の範囲内である溝断面積及び溝深さをもつ実施例1〜12の伝熱管にあっては、そのほぼ全てにおいて蒸発及び凝縮の管内熱伝達率の何れもが向上しているが、溝深さに対して溝条数が過大である120条/周まで増加した実施例4の伝熱管の場合には、蒸発熱伝達率のみが向上し、溝深さとフィン頂角との積が本発明の範囲の上限に近い実施例10の場合には、蒸発熱伝達率は向上するものの、凝縮熱伝達率が比較例1と同程度となっていることが認められる。
次いで、それら表1に示される伝熱管を用いてろう付け接合を行った際の、ろう付け部からの冷媒漏れの危険性低減効果を調査するために、前記した表1に示される実施例1〜12及び比較例1〜7の伝熱管を用いて、図5に示されるようなろう付け継手を試作した後、かかる継手を、図中に示されるような矢印方向に引張る引張試験を行って、その引張強度を測定し、かかる測定結果を、図6に示した。なお、かかる図6において、引張強度比は、比較例1の伝熱管の場合の引張強度を1とした場合の、それぞれの引張強度比を示している。
さらに、そのようなろう付け部からの冷媒漏れ危険性の低減効果を検証するために、それら供試伝熱管を用いて、図1の概略形状に示されるようなクロスフィンチューブ式熱交換器を、熱交換器幅:470mm、熱交換器高さ:200mm、熱交換器厚さ:21mm、伝熱管数:16、伝熱管列数:2、フィンピッチ:1.0mmの諸元で試作し、その試作した熱交換器の伝熱管内に加圧水を導入する、繰り返し加圧試験(加速試験)を実施し、更に、かかる加圧試験後にヘリウムリーク試験を実施して、加圧試験後の伝熱管内からヘリウムの漏洩があるか、どうかを検査し、その結果を、下記表4に示した。なお、繰り返し加圧試験は、最大圧力:1600kPa、最小圧力:400kPa、加圧サイクル:1Hz、総繰り返し数:105 回の条件下で行い、ヘリウムリーク試験においては、ヘリウムの10-5torr・l/s以上の漏れがあるか、どうかを調べた。
Figure 2004301495
かかる図6の結果からも明らかなように、溝断面積を削減するほど、ろう付け継手の引張強度が向上する傾向が認められる。即ち、比較例1の伝熱管よりも溝断面積を削減した実施例1〜12の伝熱管を用いたろう付け継手の引張強度比は、その全てにおいて、比較例1の伝熱管よりも高く、継手強度が向上していることがわかる。
さらに、かかる図6及び表4の結果から明らかなように、溝断面積が本発明に従う範囲内の実施例1〜12の何れの伝熱管においてもヘリウムの漏洩は確認されず、そのような継手強度が比較例1の伝熱管よりも小さい比較例4,6,7の伝熱管の場合のみ、伝熱管からのヘリウムの漏洩が確認されている。要するに、継手強度が向上することにより、ろう付け接合部に発生する欠損は少なくなり、かかるろう付け接合部からの冷媒漏洩の危険性が回避せしめられることが解るのである。
本発明に従うクロスフィンチューブ式熱交換器の一例を概略的に示す断面説明図である。 図1におけるUベント管による内面溝付伝熱管同士の接合部を拡大した説明図である。 本発明に従うクロスフィンチューブ式熱交換器に用いられる内面溝付伝熱管の一例を示す断面部分拡大説明図である。 実施例における内面溝付伝熱管の単管性能を測定するために用いられる試験装置において、(a)は蒸発試験を、(b)は凝縮試験をそれぞれ行った際の冷媒の流通状態を示す説明図である。 実施例におけるろう付け継手の引張強度試験に用いられるろう付け継手の形状を示す説明図である。 実施例において得られた各伝熱管を用いたろう付け継手の引張強度の、比較例1を基準とした強度比を示すグラフである。
符号の説明
10 伝熱管
12 プレートフィン
14 取付孔
16 フィンカラー
18 Uベント管
20 内面溝
22 内面フィン

Claims (2)

  1. R−32系冷媒を用いるクロスフィンチューブ式熱交換器にして、積層フィンに挿通された伝熱管同士を、それらの開口部内にUベント管の両端部をそれぞれ嵌入せしめて、ろう付け固定することにより、接続せしめるようにした構造のものにおいて、
    該伝熱管として、管内面に多数の溝が形成される一方、管軸に対して垂直な断面における溝1個あたりの断面積が0.004mm2 以上0.022mm2 以下であると共に、溝深さが0.11mm以上0.20mm以下である内面溝付管を用いたことを特徴とするクロスフィンチューブ式熱交換器。
  2. 前記伝熱管における内面溝の溝深さ(mm)と該内面溝間に形成される内面フィンのフィン頂角(°)との積が、1.2以上2.9以下である請求項1に記載のクロスフィンチューブ式熱交換器。
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