JP2001241881A - 積層型熱交換器 - Google Patents
積層型熱交換器Info
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0246—Arrangements for connecting header boxes with flow lines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/03—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
- F28D1/0308—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other
- F28D1/0325—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another
- F28D1/0333—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another the plates having integrated connecting members
- F28D1/0341—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another the plates having integrated connecting members with U-flow or serpentine-flow inside the conduits
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Abstract
について、パイプ取付用プレートの流体導入パイプ差込
み部および流体排出パイプ差込み部同士の中間部分にお
けるろう付け性を向上する。ろう付け不良による流体導
入側流路および流体排出側流路間のショートカット(短
絡)流路の発生を確実に防止する。 【解決手段】 積層型熱交換器1 のパイプ取付用プレー
ト10の前後両パイプ差込み部11,12 同士の中間に切欠き
13が設けられ、該切欠き13は同プレート10の下端におい
て下方に開放するか、または同プレート10の上端におい
て上方に開放し、治具により組み合わせられた状態で、
真空ブレージング法やフラックスブレージング法等の炉
中ろう付け法による一括ろう付けのために加熱された際
に、パイプ取付用プレート10の切欠き13内の空隙部の空
気が、同切欠き13の下端または上端の開放端部13c から
外部に逃げ出し、ろう付け性が向上する。
Description
用エバポレータ等に用いられる積層型熱交換器に関す
る。
レータに用いられるアルミニウム製の積層型熱交換器に
おいては、冷媒流路内を流れる冷媒と冷媒流路の外部を
流れる空気とを熱交換させる熱交換部を有し、この熱交
換部が、積層された所要数のアルミニウム製中間プレー
トと中間プレートの積層方向の左右端部に位置するエン
ドプレートとによって構成されているが、従来は、熱交
換部の一端部のエンドプレートの外面上部に、パイプ取
付用プレートがろう付けされ、該パイプ取付用プレート
には前後に並んだ2つのパイプ差込み部が設けられ、こ
れらの差込み部に冷媒導入パイプと冷媒排出パイプがそ
れぞれ差し込まれて接続されていた。
両エンドプレートと、パイプ取付用プレートとは、真空
ブレージング法やフラックスブレージング法等の炉中ろ
う付け法によりろう付けされていた。
の場合、窒素ガス雰囲気でろう付けするため、空気との
置換が行なわれないと、ろう付け不良(接合不良)が発
生した。そして、上記のような前後2つのパイプ差込み
部が設けられているパイプ取付用プレートを、炉中ろう
付け法によりエンドプレートにろう付けした場合には、
2つのパイプ差込み部同士の中間部分において、パイプ
取付用プレートとエンドプレートとにろう付け不良が生
じやすく、このようなろう付け不良が生じると、該ろう
付け不良部分を介して冷媒導入側流路と冷媒排出側流路
とが互いに連通してしまい、いわゆるショートカット
(短絡)流路が中間に形成されて、冷媒の内部洩れが生
じるという問題があった。
に、従来、例えば図5に示すように、パイプ取付用プレ
ート(32)側の冷媒導入パイプ差込み部(33)および冷媒排
出パイプ差込み部(34)同士の中間位置に、長孔(35)を貫
通状に設けることが提案された(例えば特開平9−17
0892号公報参照)。そして、この先提案の積層型熱
交換器によれば、熱交換部の一括ろう付けによる製造の
際に、エンドプレート(31)とパイプ取付用プレート(32)
とが互いにろう付けされ、万一、パイプ取付用プレート
(32)側の前後2つのパイプ差込み部(33)(34)の中間部分
においてエンドプレート(31)およびパイプ取付用プレー
ト(32)同士の間にろう付け不良が生じて、ショートカッ
ト流路が形成されるようなことがあっても、上記の長孔
(35)の存在により、ショートカット流路は該長孔(35)の
部分で外部に開放されることになる。これにより、熱交
換器組付け後の流体洩れ検査において、ショートカット
流路を通る流体は必ず長孔(35)を通って外部に洩れ出す
ため、流体の内部洩れを的確に検知でき、内部洩れによ
る性能不良の製品の出荷を未然に防止できるというもの
であった。
ようにパイプ取付用プレート(32)の前後2つのパイプ差
込み部(33)(34)の中間に長孔(35)を設けた場合、長孔(3
5)の下側部分(36)(同図鎖線部分)においていわゆるろ
う材切れが生じやすく、ろう材切れが生じた場合には、
ショートカット流路が生じる可能性があった。また長孔
(35)の周縁部分においてはエンドプレート(31)とパイプ
取付用プレート(32)とのろう付けが不完全になりやす
く、やはりショートカット流路が形成される可能性が高
いという問題が新たに生じた。
を重ねた結果、パイプ取付用プレート(32)の長孔(35)の
周縁部分においてろう付け不良が生じる原因は、真空ブ
レージング法やフラックスブレージング法等の炉中ろう
付け法により熱交換部を製造する時に、所要数の中間プ
レート(図示略)と左右エンドプレート(31)とパイプ取
付用プレート(32)とが積層状に組み合わせられ、これら
の構成部材が左右両外側より例えば特開平4−2257
1号公報に記載されたような治具により押えられ、これ
らの構成部材が炉中ろう付け法による一括ろう付けの際
に、エンドプレート(31)の上端部外面と同側の治具との
間に挟まれているパイプ取付用プレート(32)の長孔(35)
内の空隙部の空気が、ろう付け工程中に脱気されずに残
っており、該空気中に含まれる酸素の酸化作用によっ
て、ろう付けが不完全となり、長孔(35)周縁部において
エンドプレート(31)とパイプ取付用プレート(32)のろう
付け不良が生じることを見い出した。
は、熱交換部構成部材が治具により組み付けられて、こ
れらの構成部材が炉中ろう付け法による一括ろう付けの
ために加熱された際に、エンドプレート(31)の上端部外
面と同側の治具との間に挟まれているパイプ取付用プレ
ート(32)の長孔(35)内の空隙部の空気が外部に排出され
るようにして、ろう付け工程中に脱気がなされるように
すれば良いことを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
を解決し、パイプ取付用プレートの流体導入パイプ差込
み部および流体排出パイプ差込み部同士の中間部分にお
けるろう付け性を向上して、ろう付け不良による流体導
入側流路および流体排出側流路間のショートカット(短
絡)流路の発生を確実に防止することができる、積層型
熱交換器を提供しようとすることにある。
めに、この発明は、左右両側のうちのいずれか一側のエ
ンドプレートの上端部外面に、前後に並んだ流体導入パ
イプ差込み部および流体排出パイプ差込み部を有するパ
イプ取付用プレートが被せられて、パイプ取付用プレー
トがエンドプレートにろう付けされている積層型熱交換
器において、パイプ取付用プレートに、流体導入パイプ
差込み部および流体排出パイプ差込み部同士の中間に位
置する切欠きが設けられ、該切欠きは、その下端が同プ
レートの下端において下方に開放するものであるか、ま
たはその上端が同プレートの上端において上方に開放す
るものであることを特徴としている。
プ差込み部の上端および流体排出パイプ差込み部の上端
を上方に越えるレベルまで伸びているとともにその下端
が同プレートの下端において下方に開放するものである
か、またはその上端が同プレートの上端において上方に
開放するとともにその下端が流体導入パイプ差込み部の
下端および流体排出パイプ差込み部の下端を下方に越え
るレベルまで伸びているものであるのが、望ましい。
図面に基づいて説明する。
上下は図3を基準とし、左とは図3の左側、右とは同右
側をいゝ、また前とは同図図面紙葉の表側、後とは同裏
側をいゝ、上とは同図上側、下とは同下側をいうものと
する。
の積層型エバポレータに適用した場合を示すものであ
る。
を参照すると、積層型エバポレータ(1) は、アルミニウ
ム(アルミニウム合金を含む)製であって、並列状に配
置された多数の中間プレート(2) と、中間プレート(2)
の積層方向の左右両端部に位置するエンドプレート(3)
とを備えている。
に、内側にタンク形成用凹部を有しかつ底部に冷媒通過
孔(22)(24)があけられた前後一対のカップ状凸部(21)(2
3)がそれぞれ設けられるとともに、同プレート(2) の高
さの中間部分に浅い冷媒流路形成用凹部を内側に有する
膨出状凸部が設けられている。
プレート(3) の上下両端部の外面に、内側に冷媒流路用
凹部を有しかつ底部に冷媒通過孔(26)(28)があけられた
前後一対のカップ状凸部(25)(27)がそれぞれ設けられて
いる。
り合うもの同士相互に凹部を対向させた状態に層状に重
ね合わせられるとともに、これらの中間プレート(2) の
積層方向の左右両端部に左右エンドプレート(3) が重ね
合わせられて、並列状の偏平管部(4) と各偏平管部(4)
の上下両端部に連なるタンク部(5)(6)とが形成されてい
る。また隣り合う偏平管部(4)(4)同士の間、および左右
エンドプレート(3) とこれらに隣り合う同側の偏平管部
(4) との間には、コルゲートフィン(7) がそれぞれ介在
されている。
面に、バーリング加工により形成されかつ前後に並んだ
冷媒排出パイプ差込み部(11)および冷媒導入パイプ差込
み部(12)を有するパイプ取付用プレート(10)が被せられ
ている。
用プレート(10)に、冷媒導入パイプ差込み部(11)および
冷媒排出パイプ差込み部(12)同士の中間に位置する切欠
き(13)が設けられ、該切欠き(13)は、その上端部(13a)
が冷媒導入パイプ差込み部(11)の上端および冷媒排出パ
イプ差込み部(12)の上端を上方に越えるレベルまで伸び
ているとともに、その下端が同プレート(10)の下端にお
いて下方に開放して、開放端部(13c) が形成されてい
る。
付用プレート(10)の冷媒導入側のパイプ差込み部(11)の
直径よりも、冷媒排出側のパイプ差込み部(12)の直径の
方が大きいものとなされているので、従って、上記切欠
き(13)は、詳しくは、その上端(13a) が冷媒排出パイプ
差込み部(12)の上端を上方に越えるレベルまで伸びてい
るものである。また、左側エンドプレート(3) のパイプ
取付用プレート(10)の取付部分より下側に、並列状の補
強リブ(29)が設けられている。
その構成部材のうち、中間プレート(2) 、左右エンドプ
レート(3)(3)がそれぞれアルミニウム・ブレージング・
シートによりつくられており、インナーフィン(図示
略)、コルゲートフィン(7) 、およびパイプ取付用プレ
ート(10)がそれぞれアルミニウム製である。
交換部の製造時には、所要数の中間プレートと左右両エ
ンドプレート(3) とが積層状に組み合わせられるととも
に、左側エンドプレート(3) の上端部外面にパイプ取付
用プレート(10)が重ね合わせられ、これらすべての構成
部材が左右両外側より治具により押えられた状態で、真
空ブレージング法やフラックスブレージング法等の炉中
ろう付け法により一括してろう付けされる。
(1) の熱交換部の構成部材が、真空ブレージング法やフ
ラックスブレージング法等の炉中ろう付け法による一括
ろう付けのために加熱された際に、エンドプレート(3)
の上端部外面とこれに同側の治具との間に挟まれている
パイプ取付用プレート(10)の切欠き(13)内の空隙部の空
気が、同切欠き(13)下端の開放端部(13c) から外部に逃
げ出すようになされている。これによって、脱気を確実
に果たすことができ、真空ブレージング法やフラックス
ブレージング法等の炉中ろう付けを確実に行なうことが
でき、切欠き(13)の縁部においても良好なフィレット(1
4)が形成されて、エンドプレート(3) とパイプ取付用プ
レート(10)とのろう付けを確実に行ない得るものであ
り、ろう付け性が大幅に向上する。従って、ろう付け不
良による冷媒導入側流路および冷媒排出側流路間のショ
ートカット流路(短絡流路)の発生を、より一層確実に
防止することができるものである。
冷媒導入パイプ差込み部(11)の上端および冷媒排出パイ
プ差込み部(12)の上端を上方に越えるレベルまで伸びて
いるから、両パイプ差込み部(11)(12)同士の間にショー
トカット流路(短絡流路)が発生するおそれが無くなる
ものである。
プ取付用プレート(10)同士の間にろう付け不良が生じ
て、ショートカット流路が形成されるようなことがあっ
ても、エバポレータ(1) 組付け後の流体洩れ検査におい
て、パイプ取付用プレート(10)側の切り欠き(13)の存在
により液洩れが外部に現れて見えるので、ろう付け不良
が生じていることを外部から容易に判別することがで
き、流体の内部洩れを的確に検知することができて、内
部洩れによる性能不良の製品の出荷を未然に防止できる
ものである。
ては、パイプ取付用プレート(10)の前側の冷媒排出パイ
プ差込み部(11)に冷媒排出パイプ(16)が差し込まれて、
ろう材(17)を用いて接合されるとともに、同パイプ取付
用プレート(10)の後側の冷媒導入パイプ差込み部(12)に
冷媒導入パイプ(15)が差し込まれて、ろう材(17)を用い
て接合されている。
ては、冷媒導入パイプ(15)から熱交換部の上部タンク
(5) の左端後部内に冷媒が流入され、ついで冷媒は、熱
交換部内側の冷媒流路を全体として蛇行状に流れて、最
後に上部タンク部(5) の左端前部の冷媒排出パイプ(6)
から外部に排出されるものである。
(1) の熱交換部に対して前方から後方に向かって流さ
れ、熱交換部の隣り合う偏平管部(4)(4)同士の間あるい
は偏平管部(4) とエンドプレート(3) との間のコルゲー
トフィン(7) の存在する間隙を通過し、中間プレート
(2) の壁面およびコルゲートフィン(7) を介して冷媒と
空気とが効率よく熱交換せられるものである。
示すものである。ここで、上記第1実施形態の場合と異
なる点は、パイプ取付用プレート(10)の冷媒導入パイプ
差込み部(11)および冷媒排出パイプ差込み部(12)同士の
中間に位置するように設けられた切欠き(13)の上端が、
同プレート(10)の上端において上方に開放して、開放端
部(13c) が形成されているとともに、その下端部(13b)
が、冷媒導入パイプ差込み部(11)の下端および冷媒排出
パイプ差込み部(12)の下端を下方に越えるレベルまで伸
びている点にある。
ポレータ(1) の熱交換部の製造時には、熱交換部構成部
材が真空ブレージング法やフラックスブレージング法等
の炉中ろう付け法による一括ろう付けのために加熱され
ると、エンドプレート(3) の上端部外面とこれに同側の
治具との間に挟まれているパイプ取付用プレート(10)の
切欠き(13)内の空隙部の空気が、同切欠き(13)上端の開
放端部(13c) から外部に逃げ出すようになされている。
が、冷媒導入パイプ差込み部(11)の下端および冷媒排出
パイプ差込み部(12)の下端を下方に越えるレベルまで伸
びているから、両パイプ差込み部(11)(12)同士の間にシ
ョートカット流路(短絡流路)が発生するおそれが無く
なるものである。
ト(10)の切欠き(13)上端の開放端部(13c) の幅が比較的
狭いものとなされているが、同図に二点鎖線で示すよう
に、上記第1実施形態の場合と同様に、切欠き(13)上端
の開放端部(13c) の幅が広いものとなされていても良
い。
実施形態の場合と同様であるので、図面において同一の
ものには同一の符号を付した。
カー・クーラ用エバポレータだけでなく、その他オイル
クーラー、アフタークーラー、ラジエータ等の用途にも
同様に使用せられるものである。
(1) の左側エンドプレート(3) の上端部外面に、切欠き
(13)を有するパイプ取付用プレート(10)が被せられてろ
う付けされているが、これとは逆に、右側エンドプレー
ト(3) の上端部外面にパイプ取付用プレート(10)が被せ
られてろう付けされる場合もある。
状中間プレート(2) の上下両側にタンク部(5)(6)が設け
られた両タンク式であるが、この発明による積層型熱交
換器(1) は、積層状中間プレート(2) の上下両側うちの
いずれか片側にタンク部が設けられた片タンク式の場合
にも、同様に適用可能である。
器は、上述のように、左右両側のうちのいずれか一側の
エンドプレートの上端部外面に、前後に並んだ流体導入
パイプ差込み部および流体排出パイプ差込み部を有する
パイプ取付用プレートが被せられて、パイプ取付用プレ
ートがエンドプレートにろう付けされている積層型熱交
換器において、パイプ取付用プレートに、流体導入パイ
プ差込み部および流体排出パイプ差込み部同士の中間に
位置する切欠きが設けられ、該切欠きは、その下端が同
プレートの下端において下方に開放するものであるか、
またはその上端が同プレートの上端において上方に開放
するもので、この発明によれば、積層型熱交換器の製造
時に、所要数の中間プレートと左右両エンドプレートと
が積層状に組み合わせられるとともに、一側エンドプレ
ートの上端部外面にパイプ取付用プレートが重ね合わせ
られ、これらすべての構成部材が左右両外側より治具に
より押えられた状態で、真空ブレージング法やフラック
スブレージング法等の炉中ろう付け法による一括ろう付
けのために加熱された際に、エンドプレートの上端部外
面とこれに同側の治具との間に挟まれているパイプ取付
用プレートの切欠き内の空隙部の空気が、同切欠きの下
端または上端の開放端部から外部に逃げ出すようになさ
れているから、これによって脱気を確実に果たすことが
でき、ろう付けを確実に行なうことができ、切欠きの縁
部においても良好なフィレットが形成されて、エンドプ
レートとパイプ取付用プレートとのろう付けを確実に行
ない得るものであり、ろう付け性が大幅に向上する。従
って、ろう付け不良による冷媒導入側流路および冷媒排
出側流路間のショートカット流路(短絡流路)の発生
を、より一層確実に防止することができる。
交換器は、上述のように、切欠きは、その上端が流体導
入パイプ差込み部の上端および流体排出パイプ差込み部
の上端を上方に越えるレベルまで伸びているとともにそ
の下端が同プレートの下端において下方に開放するもの
であるか、またはその上端が同プレートの上端において
上方に開放するとともにその下端が流体導入パイプ差込
み部の下端および流体排出パイプ差込み部の下端を下方
に越えるレベルまで伸びているものであるから、両パイ
プ差込み部同士の間にショートカット流路(短絡流路)
が発生するおそれが無くなるものである。
付用プレート同士の間にろう付け不良が生じて、ショー
トカット流路が形成されるようなことがあっても、積層
型熱交換器組付け後の流体洩れ検査において、パイプ取
付用プレート側の切り欠きの存在により液洩れが外部に
現れて見えるので、ろう付け不良が生じていることを外
部から容易に判別することができ、流体の内部洩れを的
確に検知することができて、内部洩れによる性能不良の
製品の出荷を未然に防止できるという効果を奏する。
ータの熱交換部の部分側面図である。
大正面図である。
ータの熱交換部の部分側面図である。
説明するための熱交換部の部分側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 左右両側のうちのいずれか一側のエンド
プレートの上端部外面に、前後に並んだ流体導入パイプ
差込み部および流体排出パイプ差込み部を有するパイプ
取付用プレートが被せられて、パイプ取付用プレートが
エンドプレートにろう付けされている積層型熱交換器に
おいて、パイプ取付用プレートに、流体導入パイプ差込
み部および流体排出パイプ差込み部同士の中間に位置す
る切欠きが設けられ、該切欠きは、その下端が同プレー
トの下端において下方に開放するものであるか、または
その上端が同プレートの上端において上方に開放するも
のである、積層型熱交換器。 - 【請求項2】 切欠きは、その上端が流体導入パイプ差
込み部の上端および流体排出パイプ差込み部の上端を上
方に越えるレベルまで伸びているとともにその下端が同
プレートの下端において下方に開放するものであるか、
またはその上端が同プレートの上端において上方に開放
するとともにその下端が流体導入パイプ差込み部の下端
および流体排出パイプ差込み部の下端を下方に越えるレ
ベルまで伸びているものである、請求項1記載の積層型
熱交換器。
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