JP2006161465A - 作業機械の干渉防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業用アタッチメントの作業範囲を広げる。
【解決手段】作業機本体に回動可能に連結された第1の腕11と、この第1の腕11の先端部に回動可能に連結された第2の腕12と、第2の腕12の先端部に揺動可能に連結され、運転室3に接近および離間する作業用アタッチメント13とを有する作業装置10を備えた作業機械の干渉防止装置において、第2の腕12と作業用アタッチメント13の姿勢関係が一定条件のときに、作業用アタッチメント13が運転室3を含む作業機本体に接触することを防止する防止手段20,31を備える。
【選択図】図1
【解決手段】作業機本体に回動可能に連結された第1の腕11と、この第1の腕11の先端部に回動可能に連結された第2の腕12と、第2の腕12の先端部に揺動可能に連結され、運転室3に接近および離間する作業用アタッチメント13とを有する作業装置10を備えた作業機械の干渉防止装置において、第2の腕12と作業用アタッチメント13の姿勢関係が一定条件のときに、作業用アタッチメント13が運転室3を含む作業機本体に接触することを防止する防止手段20,31を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、作業用アタッチメントと運転室等との干渉を防止する作業機械の干渉防止装置に関する。
従来より作業機本体の前部に運転室を設け、この運転室の前方で回動操作される作業装置を有する建設機械にあっては、作業装置先端部の作業用アタッチメントと運転室との干渉を防止するために干渉防止装置を備えたものがある(特許文献1参照)。これによればブーム及びアームの回動角を検出し、アーム先端部のアタッチメントの回動支点を中心に、回動支点からアタッチメント先端までの長さを半径とした基準円を設定する。そして、この基準円が運転室の外側に設定した干渉防止領域に一定以上近づくとブーム、アームの動きを制限してアタッチメントの運転室への接近動作を制限する。
しかしながら上記公報記載の装置では、アタッチメントの回動姿勢に拘わらず、アタッチメントの回動支点を中心にした基準円に基づきアタッチメントの運転室への接近動作を制限するため、作業範囲が狭くなる。
本発明は、作業機本体に回動可能に連結された第1の腕と、この第1の腕の先端部に回動可能に連結された第2の腕と、第2の腕の先端部に揺動可能に連結され、運転室に接近および離間する作業用アタッチメントとを有する作業装置を備えた作業機械の干渉防止装置において、第2の腕と作業用アタッチメントの姿勢関係が一定条件のときに、作業用アタッチメントが運転室を含む作業機本体に接触することを防止する防止手段を備えることを特徴とする。
第2の腕と作業用アタッチメントの姿勢関係を検出する検出手段を有し、検出手段により検出された姿勢関係に基づき作業装置と作業用アタッチメントの動作を制限することもできる。
この場合、長さに相関する物理量を検出することによって姿勢関係を検出することが好ましい。
長さに相関する物理量として、第2の腕を作動させるシリンダと作業用アタッチメントを作動させるシリンダの伸縮長さとしてもよく、第2の腕の角度と作業用アタッチメントの角度としてもよい。また、第2の腕の角度と作業用アタッチメントを作動させるシリンダの長さ、または第2の腕を作動させるシリンダの長さと作業用アタッチメントの角度とすることもできる。
作業用アタッチメントに応じて検出手段による検出位置を変更可能とすることが好ましい。
作業用アタッチメントに応じて前記姿勢関係の検出結果を補正する補正手段を設け、補正手段の補正値に基づき作業装置と作業用アタッチメントの動作を制限するようにしてもよい。
第1の腕の回動姿勢に応じて作業装置と作業用アタッチメントの姿勢関係を制限することもできる。
運転室を可動式とし、運転室の位置に応じて作業装置と作業用アタッチメントの姿勢関係を制限することもできる。
検出手段を、2つのシリンダに沿って配索された一本のワイヤにより2つのシリンダの伸縮長さを検出するワイヤ式長さ計とすることもできる。
さらに本発明は、作業用アタッチメントが運転室を含む作業機本体に接触することを防止するため、第2の腕と作業用アタッチメントの姿勢関係を物理的に拘束する手段を備えることを特徴とする。
第2の腕と作業用アタッチメントの姿勢関係を検出する検出手段を有し、検出手段により検出された姿勢関係に基づき作業装置と作業用アタッチメントの動作を制限することもできる。
この場合、長さに相関する物理量を検出することによって姿勢関係を検出することが好ましい。
長さに相関する物理量として、第2の腕を作動させるシリンダと作業用アタッチメントを作動させるシリンダの伸縮長さとしてもよく、第2の腕の角度と作業用アタッチメントの角度としてもよい。また、第2の腕の角度と作業用アタッチメントを作動させるシリンダの長さ、または第2の腕を作動させるシリンダの長さと作業用アタッチメントの角度とすることもできる。
作業用アタッチメントに応じて検出手段による検出位置を変更可能とすることが好ましい。
作業用アタッチメントに応じて前記姿勢関係の検出結果を補正する補正手段を設け、補正手段の補正値に基づき作業装置と作業用アタッチメントの動作を制限するようにしてもよい。
第1の腕の回動姿勢に応じて作業装置と作業用アタッチメントの姿勢関係を制限することもできる。
運転室を可動式とし、運転室の位置に応じて作業装置と作業用アタッチメントの姿勢関係を制限することもできる。
検出手段を、2つのシリンダに沿って配索された一本のワイヤにより2つのシリンダの伸縮長さを検出するワイヤ式長さ計とすることもできる。
さらに本発明は、作業用アタッチメントが運転室を含む作業機本体に接触することを防止するため、第2の腕と作業用アタッチメントの姿勢関係を物理的に拘束する手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、回動可能な第2の腕とその先端部に揺動可能に連結された作業用アタッチメントとの姿勢関係に基づきアタッチメントの干渉防止を行うので、従来のものに比べ作業範囲が広くとれる。
―――第1の実施の形態―――
図1〜4を参照して本発明による干渉防止装置の第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る干渉防止装置を有する建設機械の側面図である。この建設機械は油圧ショベルをベースマシンとし、走行体1と、走行体1の上部に旋回可能に設けられた旋回体2と、旋回体2に回動可能に軸支された多関節型作業装置10とを有する。
図1〜4を参照して本発明による干渉防止装置の第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る干渉防止装置を有する建設機械の側面図である。この建設機械は油圧ショベルをベースマシンとし、走行体1と、走行体1の上部に旋回可能に設けられた旋回体2と、旋回体2に回動可能に軸支された多関節型作業装置10とを有する。
旋回体2の前部にはベッド8上に運転室3が設けられ、運転室3は可動装置5により昇降可能となっている。すなわち可動装置5は、ベッド8の後端部から上方に延設された鉛直部8aと旋回体2のフレームに立設されたタワー部6との間に一対のリンクを連結して平行リンク7を形成したものであり、油圧シリンダ9の伸縮により平行リンク7を介してベッド8とともに運転室3が昇降する。
作業装置10は、運転室3の側方に回動可能に軸支されたブーム11と、ブーム先端部に回動可能に軸支されたアーム12と、アーム12の先端部に回動可能に軸支されたフォークグラップル13(以下、単にグラップルと称する)とを有する。ブーム11はブームシリンダ11aの駆動によって俯仰し、アーム12はアームシリンダ12aにより俯仰する。グラップル13はシリンダ13aの駆動により前後方向(矢印SW方向)に揺動し、図示しないモーターで矢印RT方向に回転する。アーム先端部の作業用アタッチメントは種々のもの(例えばバケット等)に変更可能である。各シリンダ11a〜13aはそれぞれ図示しないブーム用操作レバー,アーム用操作レバー,グラップル用操作レバーの操作により伸縮駆動される。
このような建設機械では、作業装置10が運転室3の前方において鉛直面に沿って前後方向に回動するため、グラップル13が運転室3に干渉するおそれがある。これを防止するため本実施の形態では、運転室3の周囲に斜線で示すように、運転室3がどのような高さ位置にあってもグラップル13と干渉しないような領域を干渉領域Aとして予め設定し、グラップル13がその干渉領域Aに入りこむと作業装置10の接近動作を制限する。
アームシリンダ12aのシリンダチューブには、内部にワイヤ20aを収容したワイヤ式の長さ計20が設けられている。長さ計20はワイヤ20aの繰り出し量を検出するものであり、ワイヤ20aはアームシリンダ12aの先端部の滑車22を経由し、その先端はシリンダ13aのロッド先端部が連結されるリンク24の端部24aに張力がかかった状態で連結されている。これによりワイヤ20aはアームシリンダ12aおよびシリンダ13aに沿って配索され、長さ計20によってアームシリンダ12aの基端部からシリンダ13aの先端部までの長さ(図3のL1)を検出できる。ブーム先端部にはブーム11に対するアーム12の回動角θ1を検出する角度計25が設けられている。なお、長さ計20の出力値V1(電圧)はワイヤ20aの繰り出し量が多いほど大きく、角度計25の出力値R1(電圧)はアーム12の回動角が小さいほど大きい。
この場合、ワイヤ20aの繰り出し量が長いほど、あるいはアーム12の回動角が大きいほど、グラップル13が干渉領域Aに接近する。そこで、本実施の形態では、長さ計20と角度計25の出力値によりグラップル13が干渉領域Aに達したか否かを判定し、作業装置10の動作を制限する。これは以下のリレー回路により行う。
図2は、第1の実施の形態に係る干渉防止装置を構成するリレー回路を示す電気回路図である。電磁弁31aは、アーム用操作レバーの操作量に応じたパイロット圧を発生するアームシリンダ12aの伸長側のパイロット回路に介装され、電磁弁31bは、グラップル用操作レバーの操作量に応じたパイロット圧を発生するシリンダ13aの伸長側のパイロット回路に介装される。そして、非通電時にこれらパイロット圧を連通し、通電時にパイロット圧を遮断する。警報装置32は運転室に設けられ、作動時にブザー音などを発する。
比較器34は長さ計20の出力値V1と予め基準電圧源33に設定された設定値V0とを比較し、V1≧V0のとき、すなわち長さ計20により検出された長さL1が所定値L0以上となったとき、ハイレベル信号を出力する。ここで、設定値V0は、図3に示すようにグラップル13の端部が干渉領域Aの境界面に接したときの長さ計20の出力値V1に相当し、グラップル13の開閉動作の軌跡を考慮して設定される。すなわち開閉動作によりグラップル13の一部でも干渉領域Aの境界面に接すれば、そのときの長さ計20の出力値が設定値V0に設定される。
一方、比較器36は角度計25の出力値R1と予め基準電圧源35に設定された設定値R0とを比較し、R1≧R0のとき、すなわちアーム12の回動角θ1が所定値θ0以下となったとき、ハイレベル信号を出力する。ここで、設定値R0は、図3に示すようにブームシリンダ11aを最大に伸長した状態で、アーム12の先端部14が境界面上にあるときの角度計25の出力値R1に相当する。
比較器34,36の少なくとも一方からハイレベル信号が入力されると、オア回路37はトランジスタ38に信号を出力する。これによりトランジスタ38が導通してリレー39のコイルに電気が流れ、リレー39の接点が閉じる。その結果、電磁弁31a,31bが通電され、シリンダ12a,13aの伸長動作、すなわちグラップル13の運転室3への接近動作を阻止する。また、警報装置32が作動し、グラップル13が運転室3に一定以上接近した旨を作業員に報知する。
次に、第1の実施の形態に係る干渉防止装置の動作をより具体的に説明する。
図1に示すようにグラップル13が干渉領域Aの外側にあるときは、アームシリンダ12aの基端部からシリンダ13aの先端部までの長さL1は所定値L0より短く、アーム12の回動角θ1は所定値θ0より大きい。そのためオア回路37にハイレベル信号は出力されずリレー39の接点は開いたままであり、電磁弁31a,31bは非通電状態にある。この状態ではシリンダ11a〜13aの伸縮動作は制限されず、操作レバーの操作量に応じた作業装置10の動作が可能である。
図1に示すようにグラップル13が干渉領域Aの外側にあるときは、アームシリンダ12aの基端部からシリンダ13aの先端部までの長さL1は所定値L0より短く、アーム12の回動角θ1は所定値θ0より大きい。そのためオア回路37にハイレベル信号は出力されずリレー39の接点は開いたままであり、電磁弁31a,31bは非通電状態にある。この状態ではシリンダ11a〜13aの伸縮動作は制限されず、操作レバーの操作量に応じた作業装置10の動作が可能である。
この状態から操作レバーを操作し、例えば図3に示すようにアーム12の先端部14が干渉領域Aの境界線上に位置し、グラップル13の端部が境界面に接すると、長さ計20により検出された長さL1およびアーム12の回動角θ1がそれぞれ所定値L0,θ0となる。これによりリレー39の接点が閉じて電磁弁31a,31bが通電され、シリンダ12a,13aの伸長、すなわちグラップル13の運転室3への接近動作が阻止される。その結果、グラップル13が運転室3に干渉することを防止できる。また、同時に警報装置32が作動するので、作業員はグラップル13が干渉領域Aにあることを認識できる。
この状態ではシリンダ12a,13aの縮退のみが可能であり、アームシリンダ12aを縮退操作すると、グラップル13が干渉領域Aから離れ、ワイヤ20aの長さが短くなる。これにより電磁弁31a,31bが非通電状態となってシリンダ13aの伸長動作が可能となり、図4に示すようにグラップル13を運転室側に回動させることができる。
以上の第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏することがでえきる。
(1)長さ計20によりアーム12とグラップル13の姿勢関係を検出し、この姿勢関係が一定条件のときに作業装置10の動作を制限するので、グラップル13の回動支点を中心として基準円を設定する場合に比べ、作業範囲を広げることができる。
(2)単一のワイヤ式の長さ計20によりアームシリンダ12aの基端部からシリンダ13aの先端部までの長さを検出するので、部品点数を少なくすることができる。また、アーム12とグラップル13の姿勢関係を検出する際に各部の座標を演算する必要がなく、構成を簡素化できる。
(3)リレー回路により作業装置10の動作を制限するので、制御コントローラを用いる必要がなく、安価に構成できる。
(1)長さ計20によりアーム12とグラップル13の姿勢関係を検出し、この姿勢関係が一定条件のときに作業装置10の動作を制限するので、グラップル13の回動支点を中心として基準円を設定する場合に比べ、作業範囲を広げることができる。
(2)単一のワイヤ式の長さ計20によりアームシリンダ12aの基端部からシリンダ13aの先端部までの長さを検出するので、部品点数を少なくすることができる。また、アーム12とグラップル13の姿勢関係を検出する際に各部の座標を演算する必要がなく、構成を簡素化できる。
(3)リレー回路により作業装置10の動作を制限するので、制御コントローラを用いる必要がなく、安価に構成できる。
―――第2の実施の形態―――
図5〜図7を参照して本発明による干渉防止装置の第2の実施の形態について説明する。なお、以下では第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、相違点を主に説明する。
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、アーム12とグラップル13の姿勢関係の検出方法である。すなわち第1の実施の形態では単一の長さ計20によりアームシリンダ12aの基端部からシリンダ13aの先端部までのトータルの長さを検出したが、第2の実施の形態では長さ計を複数設ける。
図5〜図7を参照して本発明による干渉防止装置の第2の実施の形態について説明する。なお、以下では第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、相違点を主に説明する。
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、アーム12とグラップル13の姿勢関係の検出方法である。すなわち第1の実施の形態では単一の長さ計20によりアームシリンダ12aの基端部からシリンダ13aの先端部までのトータルの長さを検出したが、第2の実施の形態では長さ計を複数設ける。
図5は、第2の実施の形態に係る干渉防止装置を有する建設機械の要部側面図である。アームシリンダ12aのシリンダチューブおよびシリンダ13aのシリンダチューブにはそれぞれワイヤ式の長さ計50,51が設けられている。各長さ計50,51のワイヤ50a,51aの先端はそれぞれシリンダ12a,13のロッド連結部に連結され、長さ計50,51によりシリンダ12a,13aの長さをそれぞれ検出する。
図6は、第2の実施の形態に係る干渉防止装置の構成を示すブロック図である。コントローラ55には長さ計50,51と角度計25が接続されている。コントローラ55はこれらからの入力信号に基づき以下のような処理を実行し、電磁弁31a,31bおよび警報装置32に制御信号を出力する。
図7は、コントローラ55における処理を示す図である。演算部55aでは長さ計50の出力値V2と長さ計51の出力値V3を加算し、出力値の合計(V2+V3)が予め定めた設定値V4より大きいか否かを判定する。設定値V4は、グラップルAの端部が干渉領域Aの境界線上にあるときの出力値V2であり、第1の実施の形態のV0に相当する。演算部55bでは角度計25の出力値R1が予め定めた設定値R0より大きいか否かを判定する。そして、V2+V3がV4より大きい、あるいはR1がR0より大きいと、電磁弁31a,31bを通電するとともに警報装置32を作動する。これによりグラップル13の運転室3への接近動作が阻止され、グラップル13と運転室3との干渉を防止することができる。
このように第2の実施の形態では長さ計50,51によりアーム12とグラップル13の姿勢関係を検出し、この姿勢関係が一定条件のときに作業装置10の動作を制限するので、第1の実施の形態と同様、作業範囲を広げることができる。また、シリンダ12a,13aの長さをそれぞれ長さ計50,51で検出するので、ワイヤ50a,51aの配索が容易である。コントローラ55では長さ計50,51の出力値V2,V3の合計および設定値V4との比較と、角度計25の出力値R1と設定値R0との比較を行うだけなので、座標の演算等の複雑な処理の必要がなく、コントローラ55も簡素なものを使用できる。
―――変形例―――
上述の説明では、長さ計20,50,51によりシリンダ12a,13aの長さを検出したが、他の検出手段、例えば角度計25によりアームシリンダ12aの長さを検出してもよい。また、グラップル13の取付部に角度計を設け、この角度計によりシリンダ13aの長さを検出してもよく、これら長さ計20,50,51や角度計25を適宜組み合わせて用いてもよい。角度計25の代わりにリミットスイッチを用いてもよい。アーム12とグラップル13の姿勢関係を検出するのであれば、検出手段が長さに関する物理量を検出するものでなくてもよい。
上述の説明では、長さ計20,50,51によりシリンダ12a,13aの長さを検出したが、他の検出手段、例えば角度計25によりアームシリンダ12aの長さを検出してもよい。また、グラップル13の取付部に角度計を設け、この角度計によりシリンダ13aの長さを検出してもよく、これら長さ計20,50,51や角度計25を適宜組み合わせて用いてもよい。角度計25の代わりにリミットスイッチを用いてもよい。アーム12とグラップル13の姿勢関係を検出するのであれば、検出手段が長さに関する物理量を検出するものでなくてもよい。
上記実施の形態に係る干渉防止装置はグラップル13に適用したが、アーム先端部に揺動可能に軸支されて運転室3に接近および離間する他の作業用アタッチメントにも同様に適用できる。ここで、例えば図8に示すようなリフティングマグネットなどのアタッチメント60を用いる場合、シリンダ13aの伸縮量に対するアタッチメント60の運転室への接近の度合いがグラップル13とは異なる。そこで、アタッチメント60の形状に応じて長さ計20,51のワイヤ20a,51aの先端の接続位置、すなわち検出手段による検出位置を図示のように変更してもよい。
ワイヤ20a,51aの取付位置を予めリンク24に複数設定し、アタッチメントに応じていずれかの取付位置を選択することもできる。また、アタッチメント60の形状に応じて長さ計20,51を設ける位置やワイヤ20a,51aの配索を変更してもよい。補正手段としてコントローラ55で、長さ計51の出力値V2にアタッチメント60の形状に応じた任意の係数を乗じ、検出値を補正してもよい。
電磁弁31a,31bによりグラップル13の運転室3への接近動作を制限したが、グラップル13と運転室3との接触を防止する他の防止手段を用いてもよい。例えば電磁弁31a,31bの代わりに電磁比例弁を設け、グラップル13が運転室3に一定以上近づいたときに、運転室3への接近速度を徐々に減速させるようにしてもよい。すなわち本明細書において動作を制限するとは動作を停止するだけでなく減速することも含む。アーム12とグラップル13の姿勢関係が一定条件のときに、防止手段が作動するのであれば、その姿勢関係の条件は図3に示したものに限らない。
シリンダ12a,13aの油圧制御によりアーム12とグラップル13の姿勢関係を制限するのではなく、ワイヤなどで姿勢関係を物理的に拘束してもよい。すなわち所定長さのワイヤの両端部をそれぞれアームシリンダ12aの基端部とシリンダ13aの先端部とに連結して姿勢関係を物理的に拘束してもよい。
上記実施の形態では運転室3を可動式としたが、作業領域を一層拡大するため運転室3の位置に応じて干渉領域Aを変化させ、設定値V0,V4を変更するようにしてもよい。また、ブーム11の回動姿勢に応じて、設定値V0,V4を変更するようにしてもよい。運転室3と接触しないように干渉領域Aを設定したが、運転室3を含む作業機本体との接触を避けるように干渉領域Aを設定することが好ましい。
本発明は油圧ショベルに適用したが、回動可能なブーム11(第1の腕)およびアーム12(第2の腕)を有し、アーム先端部に揺動可能に軸支された作業用アタッチメントを有する他の作業機械にも同様に適用できる。すなわち本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の干渉防止装置に限定されない。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
3 運転室
10 作業装置
11 ブーム
12 アーム
12a アームシリンダ
13 グラップル
13 シリンダ
20,50,51 長さ計
20a,50a,51a ワイヤ
25 角度計
31a,31b 電磁弁
32 警報装置
55 コントローラ
60 アタッチメント
10 作業装置
11 ブーム
12 アーム
12a アームシリンダ
13 グラップル
13 シリンダ
20,50,51 長さ計
20a,50a,51a ワイヤ
25 角度計
31a,31b 電磁弁
32 警報装置
55 コントローラ
60 アタッチメント
Claims (12)
- 作業機本体に回動可能に連結された第1の腕と、この第1の腕の先端部に回動可能に連結された第2の腕と、第2の腕の先端部に揺動可能に連結され、運転室に接近および離間する作業用アタッチメントとを有する作業装置を備えた作業機械の干渉防止装置において、
前記第2の腕と前記作業用アタッチメントの姿勢関係が一定条件のときに、前記作業用アタッチメントが前記運転室を含む作業機本体に接触することを防止する防止手段を備えることを特徴とする作業機械の干渉防止装置。 - 請求項1に記載の作業機械の干渉防止装置において、
前記防止手段は、前記第2の腕と前記作業用アタッチメントの姿勢関係を検出する検出手段を有し、
前記検出手段により検出された姿勢関係に基づき、前記作業装置と前記作業用アタッチメントの動作を制限することを特徴とする作業機械の干渉防止装置。 - 請求項2に記載の作業機械の干渉防止装置において、
前記検出手段は、長さに相関する物理量を検出することによって前記姿勢関係を検出することを特徴とする作業機械の干渉防止装置。 - 請求項3に記載の作業機械の干渉防止装置において、
前記長さに相関する物理量は、前記第2の腕を作動させるシリンダと前記作業用アタッチメントを作動させるシリンダの伸縮長さであり、検出した2つのシリンダの伸縮長さにより前記姿勢関係を検出することを特徴とする作業機械の干渉防止装置。 - 請求項3に記載の作業機械の干渉防止装置において、
前記長さに相関する物理量は、前記第2の腕の角度と前記作業用アタッチメントの角度であり、検出した2つの角度により前記姿勢関係を検出することを特徴とする作業機械の干渉防止装置。 - 請求項3に記載の作業機械の干渉防止装置において、
前記長さに相関する物理量は、前記第2の腕の角度と前記作業用アタッチメントを作動させるシリンダの長さ、または前記第2の腕を作動させるシリンダの長さと前記作業用アタッチメントの角度であり、検出したいずれかのシリンダの長さと角度とにより前記姿勢関係を検出することを特徴とする作業機械の干渉防止装置。 - 請求項2〜6のいずれか1項に記載の作業機械の干渉防止装置において、
前記作業用アタッチメントに応じて前記検出手段による検出位置を変更可能としたことを特徴とする作業機械の干渉防止装置。 - 請求項2〜6のいずれか1項に記載の作業機械の干渉防止装置において、
前記作業用アタッチメントに応じて前記姿勢関係の検出結果を補正する補正手段を有し、
前記防止手段は前記補正手段の補正値に基づき前記作業装置と前記作業用アタッチメントの動作を制限することを特徴とする作業機械の干渉防止装置。 - 請求項2〜8のいずれか1項に記載の作業機械の干渉防止装置において、
前記防止手段は、前記第1の腕の回動姿勢に応じて前記作業装置と前記作業用アタッチメントの姿勢関係を制限することを特徴とする作業機械の干渉防止装置。 - 請求項2〜9のいずれか1項に記載の作業機械の干渉防止装置において、
前記運転室は可動式であり、
前記防止手段は、前記運転室の位置に応じて前記作業装置と前記作業用アタッチメントの姿勢関係を制限することを特徴とする作業機械の干渉防止装置。 - 請求項4に記載の作業機械の干渉防止装置において、
前記検出手段は、前記2つのシリンダに沿って配索された一本のワイヤにより前記2つのシリンダの伸縮長さを検出するワイヤ式長さ計であることを特徴とする作業機械の干渉防止装置。 - 作業機本体に回動可能に連結された第1の腕と、この第1の腕の先端部に回動可能に連結された第2の腕と、第2の腕の先端部に揺動可能に連結され、運転室に接近および離間する作業用アタッチメントとを有する作業装置を備えた作業機械の干渉防止装置において、
前記作業用アタッチメントが前記運転室を含む作業機本体に接触することを防止するため、前記第2の腕と前記作業用アタッチメントの姿勢関係を物理的に拘束する手段を備えることを特徴とする作業機械の干渉防止装置。
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