JP2009030235A - ショベル - Google Patents

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    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2025Particular purposes of control systems not otherwise provided for
    • E02F9/2033Limiting the movement of frames or implements, e.g. to avoid collision between implements and the cabin

Abstract

【課題】干渉領域を前方に広く設定した場合に、バケットとキャビンの干渉を極力防止しながら足元作業を十分に確保する。
【解決手段】干渉領域Bの前限となる領域前面B1と、干渉領域Bの下限となる領域下面B2とで形成される領域前方下側の角部に、領域前面Bを垂直辺、領域下面B2を底辺とする側面視直角三角形でかつ一定の条件下で例外領域Cを設定し、アームトップピン8がこの例外領域C内にあるときは干渉防止機能を解除し、ブーム上げ、アーム引き、左オフセットの各動作を減速状態で許容するように構成した。また、同時に警報器24を作動させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明はバケットとキャビンの干渉を防止する機能を備えたショベルに関するものである。
図5〜図7によって背景技術を説明する。ここでは、キャビンと作業アタッチメントの干渉がとくに起こり易いオフセットタイプ型の油圧ショベルを例にとっている。
油圧ショベルは、クローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が搭載され、この上部旋回体2の前部に作業アタッチメント3が装着されて構成される。
作業アタッチメント3は、ブームフットピン4を中心として起伏自在なブーム5と、このブーム5の先端にブームトップピン6まわりに上下回動可能に取付けられたアーム7と、このアーム7の先端にアームトップピン8まわりに上下回動可能に取付けられたバケット9とを備え、この作業アタッチメント3の起伏及び屈折動作により掘削、荷積み等の各種作業が行われる。
ブーム5は、リアブーム5aとフロントブーム(オフセットブームともいう)5bとから成り、リアブーム5aに対するフロントブーム5bの左右回動運動によりアーム7及びバケット9が左右に平行に移動(オフセット)して側溝掘り作業等が行われる。図6は左側にオフセットさせた状態を示し、αはそのオフセット角度である。
また、図5,6中、10はブーム5を起伏作動させるブーム起伏シリンダ、11はアーム7を上下回動させるアームシリンダ、12はバケット9を上下回動させるバケットシリンダ、13はフロントブーム5aを左右回動させるオフセットシリンダである。
上部旋回体2には、前部左右一側(通常は図示のように前部左側。以下、この例で説明する)にキャビン14が設置され、このキャビン4内で各種操作が行われる。
また、下部走行体1の前部にドーザ15(図6では図示省略)が設けられ、このドーザ15によって整地作業や、バケット9を併用した塵取り作業が行われる。
このような油圧ショベルでは、作業アタッチメント3がキャビン14側に向かって屈折動作するため、バケット9とキャビン14の干渉が起こり得る。とくに、例示したオフセット型のショベルでは、図6に示すように左オフセット状態でバケット9がキャビン14の直前方に位置するため、干渉の危険性が高くなる。
そこで従来からこのバケット9とキャビン14の干渉を防止する手段が講じられている。
従来の方法を図7によって説明する。
図7はショベル全体を模式的に示したもので、キャビン14の前方に、アームトップピン8が侵入するとバケット9とキャビン14の干渉が起こり得る領域としての干渉領域Aが設定され、アームトップピン8がこの干渉領域Aに入ると、アタッチメント動作(通常はブーム上げ、アーム引き、左オフセットの各動作)を停止させる構成がとられている。
以上の構成は特許文献1に示されている。
特開平3−156037号公報
上記干渉領域Aは、バケット9のサイズが標準で、かつ、バケット9がアーム先端に直接取付けられる一般的なアタッチメント構成では、図7中の二点鎖線で示すようにキャビン14の近くに設定される。
一方、バケットサイズが標準のものよりも大きい場合や、バケット9がアーム先端に対してクイックヒッチ等と称される着脱作業を簡便化するための特殊なバケット取付装置を介して取付けられる場合(以下、このようなアタッチメントを総称して特殊アタッチメントという)には、アームトップピン8からバケット歯先までの距離が標準アタッチメントの場合よりも長くなる。
このため、この特殊アタッチメント付きのショベルでは、図7中の破線で示すように、標準干渉領域Aよりも前方に広い特殊干渉領域Bを設定し、アームトップピン8がこの特殊干渉領域Bに侵入するとアタッチメント動作を停止させる構成をとっている。
ところが、この結果、図7に示すようにバケット9が接地した状態でのバケット前限位置(干渉防止機能によってバケットが停止する位置)が前方にずれるため、下部走行体1の前端近くで掘削や土砂すくい等を行う足元作業が制限されてしまうという問題が発生していた。
また、図示のようにバケット9の歯先がドーザ15まで到達しないため、足元作業の一種である、土砂等をドーザ15側に引き寄せてバケット9ですくい取る所謂塵取り作業もできなくなっていた。図7中のβはバケット歯先からドーザ前面までの距離を示す。
なお、オフセットしないショベルでも、バケットの幅寸法が大きくてバケット左側がキャビン14と干渉するおそれのある特殊アタッチメントを装着した場合には同様の問題が発生する。
そこで本発明は、上記特殊干渉領域を設定した場合に、バケットとキャビンの干渉を極力回避しながら、足元作業を十分に確保することができる建設機械を提供するものである。
請求項1の発明は、キャビンを備えた上部旋回体が下部走行体上に搭載されるとともに、この上部旋回体の前部に、起伏自在なブームと、このブームの先端にブームトップピンまわりに回動可能に取付けられたアームと、このアームの先端にアームトップピンまわりに回動可能に取付けられたバケットとを備えた作業アタッチメントが装着され、かつ、上記アームトップピンの位置を検出する位置検出手段を備え、アームトップピンが、キャビン前方に予め設定された干渉領域に侵入したときに、アタッチメント動作を制限する干渉防止機能を実行するように構成されたショベルにおいて、上記干渉領域の前限となる領域前面と、干渉領域の下限となる領域下面とで形成される角部に、上記領域前面を垂直辺、領域下面を底辺とする側面視直角三角形で、かつ、下記の条件下で例外領域が設定され、アームトップピンがこの例外領域内にあるときは上記干渉防止機能を解除するように構成されたものである。
条件
例外領域が無いとした場合においてバケットを接地させて後方に水平に移動させたときに干渉防止機能によってアームトップピンが停止するX座標位置を第1ポイントとし、アームトップピンが上記第1ポイントで停止したときのY座標位置に、バケットサイズ等に応じてアームトップピンの対接地面距離が増加する分の最大値を足したY座標位置を第2ポイントとし、上記第1ポイントでアームトップピンが停止したときのX座標位置に、バケット歯先から第1ポイントよりも後方に設定された目標点までの距離を足したX座標位置を第3ポイントとし、これら各ポイントを結ぶ直角三角形領域であること。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、作業アタッチメントがキャビン側に向かってオフセット作動可能に構成されたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、下部走行体の前部にドーザが設けられ、このドーザの前面を目標点として、上記第1ポイントでアームトップピンが停止したときのX座標位置にバケット歯先から上記ドーザまでの距離を足したX座標位置を第3ポイントとして例外領域が設定されたものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの構成において、アームトップピンが例外領域内にあるときは作業アタッチメントの動作を減速させるように構成されたものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの構成において、アームトップピンが例外領域内にあるときに警報器を作動させるように構成されたものである。
本発明によると、干渉領域の前限となる領域前面と、干渉領域の下限となる領域下面とで形成される角部(領域の前方下側角部)に、領域前面を垂直辺、領域下面を底辺とする側面視直角三角形で、かつ、一定の条件下で例外領域を設定し、アームトップピンがこの例外領域内にあるときは干渉防止機能を解除するように構成したから、バケット接地状態でのアームトップピンの前限位置を後方(機械側)にずらすことが可能となる。
従って、バケットを下部走行体に接近させる(請求項3ではドーザまで到達させる)ことができるため、足元作業(ショベルの場合は塵取り作業を含む)を十分確保することができる。
しかも、例外領域を、干渉領域の前方下側角部という、キャビンから最も遠い位置で、かつ、作業具が接地する状況となる領域に設定するため、バケットとキャビンの干渉が発生する可能性はきわめて低い。
また、例外領域を側面視で直角三角形に設定しているため、足元作業を確保しながら、四角形に設定した場合と比較して干渉の可能性が益々低くなる。
こうして、バケットとキャビンの干渉を極力防止しながら足元作業の作業範囲を拡充することができる。
また、請求項4の発明によると、アームトップピンが例外領域にあるときは作業アタッチメントの動作を減速させるため、万が一、作業具とキャビンの干渉が起こりそうなときは危険動作を速やかに停止させ、干渉を回避することができる。
請求項5の発明によると、アームトップピンが例外領域にあることをオペレータに警報で認識させ、態勢を取らせることで安全性を高めることができる。
本発明の実施形態を図1〜図4によって説明する。実施形態では、特殊アタッチメントが装着されたオフセット型のショベルを適用対象として例にとっている。
図1は実施形態に係るショベルとその干渉領域を模式的に示す。
ショベルそのものの構成は従来と同じであるため、図7と同一部分に同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
アームトップピン8が侵入するとバケット9とキャビン14の干渉が生じ得る領域として、キャビン前方に特殊干渉領域(以下、単に干渉領域という)Bが設定され、原則としてこの干渉領域Bで干渉を防止するための機能が実行されてアタッチメント動作が制限される。具体的には、前記のようにアタッチメントのブーム上げアーム引き及び左オフセット各動作が停止する。
このショベルにおいては、干渉領域Bの前限となる領域前面B1と、干渉領域Bの下限となる領域下面B2とで形成される角部(前方下側角部)に、領域前面B1を垂直辺、領域下面B2を底辺とする側面視直角三角形の例外領域Cが干渉領域Bの全幅に亘って設定され、アームトップピン8がこの例外領域Cにあるときは干渉防止機能を解除する(後述するようにアタッチメント動作を許容する)ように構成されている。
この例外領域Cについて図2を参照して詳述する。
同領域Cの前限かつ下限である第1ポイントP1は、例外領域Cが無いとした場合においてバケット9を接地させて水平引きした(後方に水平移動させた)ときに、干渉防止機能によってアームトップピン8が停止するX座標位置(前後方向位置)である。
また、領域Cの前限かつ上限で、第1ポイントP1の上方に位置する第2ポイントP2は、アームトップピン8が第1ポイントP1で停止したときのY座標位置に、バケットサイズが大きいこと、またはクイックヒッチと称される特殊な取付装置が用いられていることによってアームトップピン8の接地面からのY座標位置が増加する分(想定される最大値)Vを足したY座標位置である。
そして第3ポイントP3は、第1ポイントP1でアームトップピン8が停止したときのX座標位置に、バケット歯先から第1ポイントP1よりも後方に設定された目標点(この実施形態ではドーザ15の前面)までの距離Wを足したX座標位置である。
上記距離Wは、図7中に示すバケット歯先からドーザ15の前面までの距離βと同じであり、第3ポイントP3はこの距離βを0とするために設定される。
なお、第3ポイントP3を決める目標点は、第1ポイントP1よりも後方の任意の点として設定され、ドーザ前面よりも少し前方でもよいし、ドーザ15が無い場合にはドーザ位置よりも後方(下部走行体の前端よりは前方)に設定してもよい。
また、第2、第3両ポイントP2、P3に、機械の製作誤差や組立誤差による誤差分を加えるのが望ましい。
これら第1〜第3各ポイントP1、P2、P3を結ぶ直角三角形の領域が例外領域Cとなる。
このショベルにおいては、図3に示す制御手段により、第2、第3両ポイントP2、P3の座標から直線Lを算出し、現在のアームトップピン8の位置を検出してこれが直線Lよりも上側(干渉領域B内で例外領域C外)にあるか下側(例外領域C内)にあるかを判別し、下側にある場合に限ってアタッチメント動作を許容する。
制御手段は、演算・指令信号の出力を行うコントローラ16と、アームトップピン8の位置を検出する位置検出手段としてのブーム角度、アーム角度、オフセット角度各センサ17,18,19と、オペレータの操作によって干渉防止機能をキャンセルする解除スイッチ20と、コントローラ16からの指令信号に基づいてブーム上げ、アーム引き、左オフセットの各動作を停止または減速させるための各停止比例弁21,22,23と、アームトップピン8が例外領域C内にあるときにオペレータに向けて警報を発して注意を促す警報器(ブザー、ランプ等)24とから成っている。
この制御手段の作用を図4のフローチャートによって説明する。
制御開始とともに各角度センサ17〜19によって検出された各検出値からアームトップピン8の位置(X、Y両座標位置)を算出し(ステップS1)、この算出されたアームトップピン位置が干渉領域B内にあるか否かが判別される(ステップS2)。
ここでYESとなると、ステップS3でアームトップピン8のX座標位置が図2の第1、第3両ポイントP1、P3間に入っているか否かが判別され、NOの場合、つまり例外領域C外で干渉領域B内にある場合は、本来の干渉防止機能としてブーム上げ、アーム引き、左オフセット各停止比例弁21〜23に停止信号を出力し、これらの各動作を停止させる(ステップS4)。
一方、ステップS3でYESのときは、アームトップピン8のX座標位置が両ポイントP1、P3間に入っている(例外領域C内にある)として、今度はステップS5で、アームトップピン8のX座標位置を予め求めた直線式に代入して、アームトップピン8のX座標位置に対応する直線L上のY座標点を算出する。
そして、続くステップS6で、アームトップピン8のY座標位置が、上記算出された直線L上のY座標点よりも大きい(上にある)か否かが判別され、NO(下側にある=例外領域C内にある)となったときに、アタッチメント動作を許容すべきとして、ステップS7でブーム上げ、アーム引き、左オフセット各動作を許容する指令信号を各比例弁21〜23に出力する。
この場合、実施形態では、上記各動作を完全に自由にするとバケット9とキャビン14の干渉が起こる危険性が高まるため、各動作を減速させる指令信号が出力される。
そして、ステップS8で警報器24に対する作動指令信号が出力され、オペレータに向けて警報が出されてステップS1に戻る。
なお、ステップS6でYES(アームトップピン8が直線Lよりも上側にある)となると、ステップS4でアタッチメント動作を停止させる。また、ステップS2でNO(アームトップピン8が干渉領域B外にある)となるとステップS1に戻る。
このように、アームトップピン8が例外領域C内にあるときは干渉防止機能を解除する構成としたから、バケット接地状態でのアームトップピン8の前限位置を後方(機械側)にずらすことが可能となる。
従って、バケット9を接地状態で下部走行体1に接近させ、この実施形態ではバケット歯先をドーザ15まで到達させることが可能となるため、塵取り作業を含めた足元作業を十分確保することができる。いいかえれば、このような状況が得られるように例外領域Cが設定される。
しかも、例外領域Cを、干渉領域Bの前方下側角部という、バケット9がキャビン14から最も遠い位置で接地することとなる領域として設定しているため、バケット9とキャビン14の干渉が起こる可能性はきわめて低いものとなる。
また、例外領域を側面視で直角三角形に設定しているため、足元作業を確保しながら、四角形に設定した場合と比較して干渉の可能性が益々低くなる。
以上の点により、バケット9とキャビン14の干渉を極力防止しながら足元作業の作業範囲を拡充することができる。
また、アームトップピン8が例外領域Cにあるときはアタッチメント動作を減速させるため、万が一、バケット9とキャビン14の干渉が起こりそうなときは危険動作を速やかに停止させ、干渉を回避することができる。
さらに、アームトップピン8が例外領域C内にあることをオペレータに警報で認識させて注意を促し、警戒態勢を取らせることで安全性を高めることができる。
ところで、本発明は、通常、実施形態で挙げたオフセット型のショベルに適用されるが、作業アタッチメント3がオフセットしないショベルでも、バケット9が幅広の特殊アタッチメントを装着した場合にはキャビン14との干渉が起こり得るため、本発明はこのようなショベルにも適用することができる。
本発明の実施形態にかかるショベルとその干渉領域を模式的に示す側面図である。 図1中の例外領域を拡大して示す図である。 制御手段のブロック構成図である。 作用を説明するためのフローチャートである。 油圧ショベルの概略構成を示す側面図である。 同平面図である。 従来の油圧ショベルにおける干渉領域を模式的に示す側面図である。
符号の説明
1 下部走行体
2 上部旋回体
3 作業アタッチメント
4 ブームフットピン(ブーム起伏支点)
5 オフセット式のブーム
5a ブームを構成するリアブーム
5b 同フロントブーム
6 ブームトップピン
7 アーム
8 アームトップピン
9 バケット
14 キャビン
15 ドーザ
16 制御用のコントローラ
17〜19 位置検出手段としてのブーム、アーム、オフセット各角度センサ
21〜23 ブーム上げ、アーム引き、左オフセットの各動作を停止、減速させる比例弁
24 警報器
B 干渉領域
B1 干渉領域の前面
B2 干渉領域の下面
C 例外領域

Claims (5)

  1. キャビンを備えた上部旋回体が下部走行体上に搭載されるとともに、この上部旋回体の前部に、起伏自在なブームと、このブームの先端にブームトップピンまわりに回動可能に取付けられたアームと、このアームの先端にアームトップピンまわりに回動可能に取付けられたバケットとを備えた作業アタッチメントが装着され、かつ、上記アームトップピンの位置を検出する位置検出手段を備え、アームトップピンが、キャビン前方に予め設定された干渉領域に侵入したときに、アタッチメント動作を制限する干渉防止機能を実行するように構成されたショベルにおいて、上記干渉領域の前限となる領域前面と、干渉領域の下限となる領域下面とで形成される角部に、上記領域前面を垂直辺、領域下面を底辺とする側面視直角三角形で、かつ、下記の条件下で例外領域が設定され、アームトップピンがこの例外領域内にあるときは上記干渉防止機能を解除するように構成されたことを特徴とするショベル。
    条件
    例外領域が無いとした場合においてバケットを接地させて後方に水平に移動させたときに干渉防止機能によってアームトップピンが停止するX座標位置を第1ポイントとし、アームトップピンが上記第1ポイントで停止したときのY座標位置に、バケットサイズ等に応じてアームトップピンの対接地面距離が増加する分の最大値を足したY座標位置を第2ポイントとし、上記第1ポイントでアームトップピンが停止したときのX座標位置に、バケット歯先から第1ポイントよりも後方に設定された目標点までの距離を足したX座標位置を第3ポイントとし、これら各ポイントを結ぶ直角三角形領域であること。
  2. 作業アタッチメントがキャビン側に向かってオフセット作動可能に構成されたことを特徴とする請求項1記載のショベル。
  3. 下部走行体の前部にドーザが設けられ、このドーザの前面を目標点として、上記第1ポイントでアームトップピンが停止したときのX座標位置にバケット歯先から上記ドーザまでの距離を足したX座標位置を第3ポイントとして例外領域が設定されたことを特徴とする請求項1または2記載のショベル。
  4. アームトップピンが例外領域内にあるときは作業アタッチメントの動作を減速させるように構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のショベル。
  5. アームトップピンが例外領域内にあるときに警報器を作動させるように構成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のショベル。
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