JP2006133935A - 電源装置、及び携帯機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力電流に応じて軽負荷モードと重負荷モードとを自動的に切り替えるとともに、軽負荷時の消費電流を低減させつつ過度応答性を向上させた電源装置及びその電源装置を含む携帯機器を提供すること。
【解決手段】重負荷時に必要な第1電流レベルを供給できる第1出力回路を制御する第1誤差増幅回路と、軽負荷時の小さな第2電流レベル(<第1電流レベル)を供給できる第2出力回路を制御する第2誤差増幅回路とを設ける。この第1,第2誤差増幅回路を、出力電流のレベルに基づいて形成されたモード制御信号に基づいて互いに逆の動作状態もしくは停止状態に制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電池などの直流電源からの電源電圧を所定の出力電圧に変換して出力する電源装置、及びその電源装置を組み込んだ携帯機器に関する。
直流電源からの電源電圧を所定の出力電圧に変換して出力する、シリーズレギュレータなどの電源装置では、負荷の変動や電源電圧の変動に対しても、負荷へ安定した出力電圧を供給することが必要である。したがって、出力電圧の制御の過度応答性を向上するために、消費電流の大きい電圧制御部を備えることが多い。
このような消費電流の大きい電圧制御部を備えた電源装置を、アクティブモード(重負荷状態)とスリープモード(軽負荷状態;待ち受け状態)を有する携帯電話機等の携帯機器に適用する場合に、スリープモード時には電圧制御部での消費電流の無駄が多くなる。
そこで、消費電流が大きいオペアンプを備えた高速電圧安定部と、消費電流が小さいオペアンプを備えた低速電圧安定部を設ける。これら両オペアンプの出力端子を、切替え手段を介して、大きな電流を流せる共通の出力トランジスタのゲート電極に接続する。そして、アクティブモードのときは高速電圧安定部をオンにし、負荷がスリープモードのときは低速電圧安定部をオンにする。また、モード切替えの際、高速電圧安定部及び低速電圧安定部が同時にオンする区間を設ける。このように電源装置を構成して、負荷の状態に応じて電圧安定部で消費する電流を制御することが、特許文献1に示されている。
しかし、特許文献1のものでは、モード切替のために外部からモード信号を得る必要があるが、電源装置の適用される携帯機器によってはモード信号が得られない場合もあり、この場合には適切な切替制御ができなくなる。また、電源装置の外部で、負荷状態を判断してモード信号を制御するための、制御装置が必要となる。
また、高速電圧安定部と低速電圧安定部とで共通の出力トランジスタを制御するから、低速電圧安定部による制御時の過度応答性が悪いという問題がある。
特開2001−117650号公報
そこで、本発明は、出力電流に応じて軽負荷モードと重負荷モードとを自動的に切り替えるとともに、軽負荷時の消費電流を低減させつつ過度応答性を向上させた電源装置、及びその電源装置を含む携帯機器を提供することを目的とする。
請求項1の電源装置は、第1電流レベルを供給する電流供給能力を持ち、電源電圧Vccを調整して所定の出力電圧Voutを出力するための第1出力回路10Fと、
前記第1電流レベルよりも小さい第2電流レベルの電流供給能力を持ち、前記電源電圧を調整して前記所定の出力電圧を出力するための第2出力回路10Sと、
モード制御信号MODに基づいて動作状態もしくは停止状態に制御されるとともに、前記出力電圧に応じた帰還電圧Vfbと基準電圧Vrefとを比較し、その比較結果に基づいて前記帰還電圧が前記基準電圧に等しくなるように前記第1出力回路10Fを制御するための第1誤差増幅回路20Fと、
前記モード制御信号MODに基づいて前記第1誤差増幅回路20Fとは逆の動作状態もしくは停止状態に制御されるとともに、前記第1誤差増幅回路20Fの消費電流よりも小さい消費電流を消費しつつ動作し、前記帰還電圧Vfbと前記基準電圧Vrefとを比較し、その比較結果に基づいて前記帰還電圧が前記基準電圧に等しくなるように前記第2出力回路10Sを制御するための第2誤差増幅回路20Sと、
前記第1出力回路10F及び前記第2出力回路10Sから出力される出力電流Ioに応じた検出信号を検出する電流検出回路と、
前記検出信号の所定レベルに応じて電流レベル比較信号COMPを形成し、該電流レベル比較信号COMPに応じて前記第1誤差増幅回路20Fと前記第2誤差増幅回路20Sの動作を切り替える前記モード制御信号MODを生成するモード制御信号生成回路44、45、46と、を備えることを特徴とする。
請求項2の電源装置は、第1電流レベルを供給する電流供給能力を持ち、電源電圧Vccを調整して所定の出力電圧Voutを出力するための第1出力回路10Fと、
前記第1電流レベルよりも小さい第2電流レベルの電流供給能力を持ち、前記電源電圧を調整して前記所定の出力電圧を出力するための第2出力回路10Sと、
モード制御信号MODに基づいて動作状態もしくは停止状態に制御されるとともに、前記出力電圧に応じた帰還電圧Vfbと基準電圧Vrefとを比較し、その比較結果に基づいて前記帰還電圧が前記基準電圧に等しくなるように前記第1出力回路10Fを制御するための第1誤差増幅回路20Fと、
前記第1誤差増幅回路20Fの消費電流よりも小さい消費電流を消費しつつ動作し、前記モード制御信号MODに基づいて、前記第1誤差増幅回路20Fが停止状態のときに、前記帰還電圧Vfbと前記基準電圧Vrefとを比較し、その比較結果に基づいて前記帰還電圧が前記基準電圧に等しくなるように前記第2出力回路10Sを制御する一方、前記第1誤差増幅回路20Fが動作状態のときに、前記所定出力電圧よりも所定電圧レベルだけ低い低出力電圧を出力するように前記第2出力回路10Sを制御するための第2誤差増幅回路20Sと、
前記第1出力回路10F及び前記第2出力回路10Sから出力される出力電流Ioに応じた検出信号を検出する電流検出回路と、
前記検出信号の所定レベルに応じて電流レベル比較信号COMPを形成し、該電流レベル比較信号COMPに応じて前記第1誤差増幅回路20Fと前記第2誤差増幅回路20Sの動作を切り替える前記モード制御信号MODを生成するモード制御信号生成回路44、45、46と、を備えることを特徴とする。
請求項3の電源装置は、請求項2に記載の電源装置において、前記第2誤差増幅回路20Sには、前記低出力電圧に対応するように、前記モード制御信号MODに応じて実質的に前記基準電圧Vrefを低くするオフセット電圧を持たせることを特徴とする。
請求項4の電源装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の電源装置において、前記モード制御信号生成回路は、前記電流レベル比較信号が、前記出力電流Ioの低レベルを示す状態から高レベルを示す状態に変化したときにその変化に応じて前記モード制御信号を直ちに変化させる一方、前記出力電流Ioの高レベルを示す状態から低レベルを示す状態に変化したときにその変化に応じて所定時間τだけ遅延させて前記モード制御信号を変化させる遅延回路46を有することを特徴とする。
請求項5の電源装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の電源装置において、前記モード制御信号生成回路は、前記検出信号の所定のレベルに応じてヒステリシス特性を持ち前記電流レベル比較信号COMPを発生する比較回路44を有することを特徴とする。
請求項6の電源装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の電源装置において、前記電流検出回路は、前記第1誤差増幅回路20Fから出力される第1制御信号により制御され、前記第1出力回路10Fから出力されている出力電流と第1所定比αの第1検出電流を流す第1検出電流用トランジスタ回路41Fと、前記第2誤差増幅回路20Sから出力される第2制御信号により制御され、前記第2出力回路10Sから出力されている出力電流と前記第1所定比αより小さい第2所定比βの第2検出電流を流す第2検出電流用トランジスタ回路41Sと、前記第1検出電流と前記第2検出電流を流し前記検出信号を出力する検出信号出力回路を有し、
前記モード制御信号生成回路は、前記検出信号に基づいて出力電流に関してヒステリシス特性を持つ前記電流レベル比較信号を生成することを特徴とする。
請求項7の電源装置は、請求項1乃至6のいずれかに記載の電源装置において、前記基準電圧を発生する基準電圧発生回路を有し、該基準電圧発生回路は外部からの動作指令信号の電圧を動作電圧とすることを特徴とする。
請求項8の携帯機器は、請求項1乃至7のいずれかに記載の電源装置と、前記電源電圧を発生する電池電源と、前記電源装置へ動作状態または停止状態を指令する動作指令信号を発生する制御装置と、前記出力電圧が供給される負荷装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、重負荷時に必要な第1電流レベルを供給できる第1出力回路10Fを制御する第1誤差増幅回路20Fと、軽負荷時の小さな第2電流レベル(<第1電流レベル)を供給できる第2出力回路10Sを制御する第2誤差増幅回路20Sとを設ける。この第1,第2誤差増幅回路20F、20Sを、出力電流Ioのレベルに基づいて形成されたモード制御信号MODに基づいて互いに逆の動作状態もしくは停止状態に制御する。
これにより、保持動作や間欠動作を行っている軽負荷時には、軽負荷モードにして、消費電流が大きい第1誤差増幅回路20Fは停止され、消費電流が小さい第2誤差増幅回路20Sのみが動作するから、電源装置の消費電流は少なくなる。また、重負荷時には、重負荷モードにして、第1誤差増幅回路20Fが動作して、第1出力回路10Fを高速に動作させる。
また、軽負荷時には、小さな電流レベル、即ちトランジスタサイズが小さい第2出力回路10Sを消費電流が小さい第2誤差増幅回路20Sで制御するから、消費電流を小さくして且つ電圧制御の過度応答性の低下を避けることができる。
また、重負荷モードと軽負荷モードの切替を、電源装置内部で出力電流レベルを検出して行うから、そのための外部からの制御信号が不要となる。したがって、電源装置の適用される携帯機器によってモード信号が得られない場合があっても、切替制御に支障は生じない。また、切替制御のための外部端子が削減できるから、電源装置がIC化されるものでは、外部端子数を少なくなることによって、ICを小型にできる。
また、本発明では、重負荷時に、第2誤差増幅回路20Sを停止するのではなく、第2出力回路10Sからの出力電圧を、第1出力回路10Fからの出力電圧よりも、所定電圧レベルだけ低い低出力電圧を出力するように制御する。その制御のためには、例えばモード制御信号MODに応じて実質的に基準電圧Vrefを低くするオフセット電圧を持たせるだけでよいから、簡単な構成によって実現できる。これにより、重負荷モードから軽負荷モードへの切替時に、第2出力回路10Sから所定出力電圧をより速やかに出力することができる。なお、重負荷時の第1誤差増幅回路20Fの消費電流が元々大きいから、重負荷時における第2誤差増幅回路20Sの消費電流の増加はそれほど問題とはならない。
また、電流レベル比較信号COMPが、出力電流Ioの低レベルを示す状態から高レベルを示す状態に変化したときにその変化に応じてモード制御信号MODを直ちに変化させる。一方、出力電流Ioの高レベルを示す状態から低レベルを示す状態に変化したときにその変化に応じて所定時間τだけ遅延させてモード制御信号を変化させる。これにより、第2出力回路の出力トランジスタのサイズを軽負荷時の電流レベルに対応させて小さくしていることと相俟って、切替時の高速な過度応答性と安定した切替動作(ばたつき防止)を得ることができる。
また、本発明では、モード制御信号生成回路に、出力電流に関してヒステリシス特性を持つ電流レベル比較信号を生成させる。このヒステリシス特性を持たせるために、第1方法は、検出信号の所定のレベルに応じてヒステリシス特性を持ち電流レベル比較信号COMPを発生する比較回路を設ける。また、第2方法は、第1誤差増幅回路20Fから出力される第1制御信号により制御され、且つ第1出力回路10Fから出力されている出力電流と第1所定比αの第1検出電流を流す第1検出電流用トランジスタ回路41Fと、第2誤差増幅回路20Sから出力される第2制御信号により制御され、且つ第2出力回路10Sから出力されている出力電流と前記第1所定比αより小さい第2所定比β(α>β)の第2検出電流を流す第2検出電流用トランジスタ回路41Sとを設ける。そして、流れる電流に応じた検出信号をレベル判定して、出力電流に関してヒステリシス特性を持つ電流レベル比較信号を生成する。
これにより、電流レベル比較信号を出力電流に関してヒステリシス特性を持たせることができる。特に、第2方法によれば、第1、第2電流検出用トランジスタ回路41F、41Sに所定のカレントミラー比を持たせること、即ち第1、第2出力回路10F、10Sの各出力トランジスタとのサイズ比を異ならせること、だけで、ヒステリシス特性を持たせるから、構成を簡単にできる。
以下、本発明の電源装置及び携帯機器の実施例について、図を参照して説明する。なお、本発明の電源装置は、LSIに作り込まれるので、半導体装置と言い換えてもよい。
図1は、本発明の第1実施例に係る電源装置及びそれを用いた携帯機器の構成を示す図である。
図1において、電池電源BATは、電源電圧Vccを発生する。この電源電圧Vccは、電池電源BATの充放電の状態に応じて電圧レベルが変わってくるし、また、負荷装置の負荷量の変化に応じたリップル成分を含む。
この電源電圧Vccが、電源装置100に電源電圧入力端子Pvccから入力される。出力回路として、第1出力回路10Fと第2出力回路10Sを有する。
第1出力回路10Fは、電源装置100に接続される負荷装置が要求する全負荷電流に見合った第1電流レベルを供給する電流供給能力を持ち、電源電圧Vccを調整して所定の出力電圧Voutを出力する。この第1出力回路10Fは、第1出力トランジスタ11Fを含むシリーズレギュレータ形式で構成されており、第1出力トランジスタ11Fは、P型MOSトランジスタでよい。
第2出力回路10Sは、電源装置100に接続される負荷装置が保持動作や間欠動作を行っている軽負荷時の負荷電流に見合った第2電流レベル(即ち、第2電流レベル<第1電流レベル)を供給する電流供給能力を持ち、電源電圧Vccを調整して所定の出力電圧Voutを出力する。この第2出力回路10Sは、第2出力トランジスタ11Sを含むシリーズレギュレータ形式で構成されており、第2出力トランジスタ11Sは、やはりP型MOSトランジスタでよいが、そのトランジスタサイズは、供給するべき負荷電流に見合って、第1出力トランジスタ11Fのサイズよりも格段に小さいサイズとされている。
これら第1、第2出力回路10F、第2出力回路10Sは、図1では、シリーズレギュレータとしているが、これに限らず、スイッチング型のトランジスタ出力回路でもよい。
出力電圧Voutは、電源装置100の出力端子Pvoutから、出力平滑用キャパシタ310、負荷装置320に供給される。Ioは、出力電流である。出力電圧Voutが分圧抵抗12、13で分圧されて帰還電圧Vfbとなる。
誤差増幅回路として、それぞれエラーアンプを含み、第1出力回路10Fを第1制御信号により制御する第1誤差増幅回路20Fと、第2出力回路10Sを第2制御信号により制御する第2誤差増幅回路20Sを備える。
第1誤差増幅回路20Fは、出力電圧Voutに応じた帰還電圧Vfbと基準電圧Vrefとを比較し、その比較結果に基づいて帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefに等しくなるように第1出力回路10Fを制御する。第1誤差増幅回路20Fは、電流供給能力が大きい第1出力回路10Fを過度応答性よく高速に制御することができるように比較的大きな電流で動作するから、大きな消費電流を消費する。
この第1誤差増幅回路20Fは、モード制御信号MODに基づいて、動作状態もしくは停止状態に制御される。この例では、モード制御信号MODが、高(H)レベルで動作状態になり、低(L)レベルで停止状態になる。
第2誤差増幅回路20Sは、出力電圧Voutに応じた帰還電圧Vfbと基準電圧Vrefとを比較し、その比較結果に基づいて帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefに等しくなるように第2出力回路10Sを制御する。第2誤差増幅回路20Sは、電流供給能力が小さい第2出力回路10Sを制御すればよいから、小さな電流で動作する。したがって、第2誤差増幅回路20Sは、第1誤差増幅回路20Fの消費電流に比してかなり小さい消費電流を消費するだけである。
さらに、本発明では、第2出力回路10Sの第2出力トランジスタ11Sのサイズをその電流供給能力に見合って小さくしているから、第2誤差増幅回路20Sと第2出力回路10Sによる制御は、かなりの程度によい過度応答性を持っている。したがって、やはり、電圧制御を高速に行うことができる。
この第2誤差増幅回路20Sは、モード制御信号MODに基づいて、停止状態もしくは動作状態に制御される。この例では、モード制御信号MODが、Lレベルで動作状態になり、Hレベルで停止状態になる。即ち、第2誤差増幅回路20Sは、第1誤差増幅回路20Fとは動作状態が逆になる。
基準電圧発生回路30は、動作指令信号STBのHレベルである動作指令電圧Vstbが入力され、この動作指令電圧Vstbから所定レベルの基準電圧Vrefを発生する。基準電圧発生回路30は、できるだけ安定した基準電圧Vrefを出力するように、例えばバンドギャップ型定電圧回路等により構成されることがよい。さらに、動作指令電圧Vstbは、制御装置200から供給されるから電圧レベルが安定しているので、例え電源電圧Vccにリップル成分が含まれている場合でも、リップル成分の少ない基準電圧Vrefを出力することができる。したがって、出力電圧制御は、安定する。
また、基準電圧発生回路30は、サーマルシャットダウン回路(TSD)31を有しており、電源装置100の内部の温度をモニタしており、保護するべき所定温度に達したときに、電源装置100の動作を停止する。この基準電圧発生回路30のモニタは、重負荷時にのみ行われれば過熱保護の役割を果たせるから、軽負荷時には基準電圧発生回路30のモニタを中止する。これにより、基準電圧発生回路30のモニタに要する消費電流を節約できる。
電流検出回路40は、第1出力回路10F及び第2出力回路10Sから出力される出力電流Ioに応じた検出信号Idetを検出する。電流検出回路40は、第1出力トランジスタ11Fと同じく第1制御信号がゲートに供給されるP型MOSトランジスタの第1電流検出用トランジスタ41Fと、第2出力トランジスタ11Sと同じく第2制御信号がゲートに供給されるP型MOSトランジスタの第2電流検出用トランジスタ41Sと、これら第1、第2電流検出用トランジスタ41F、41Sからの検出電流Iooを抵抗器42、43に流し、その検出電流Iooに応じた電圧レベルの検出信号Idetを発生する。
比較回路44は、検出信号Idetを基準レベルと比較して電流レベル比較信号COMPを発生する。電流レベル比較信号COMPのばたつき等を避けるために、比較回路44はヒステリシス特性を有することが望ましい。電流レベル比較信号COMPは、重負荷時にHレベルになり、軽負荷時にLレベルになるように比較基準値が設定される。
電流レベル比較信号COMPは、オア回路45を通って、遅延回路46に供給される。遅延回路46は、電流レベル比較信号COMPが、出力電流Ioの低レベルを示す状態(Lレベル)から高レベルを示す状態(Hレベル)に変化したときに、その変化に応じてモード制御信号MODを直ちに軽負荷モードから重負荷モードに変化させる。
また、遅延回路46は、出力電流Ioの高レベルを示す状態(Hレベル)から低レベルを示す状態(L)レベルに変化したときに、その変化に応じて所定時間τだけ遅延させてモード制御信号MODを重負荷モードから軽負荷モードに変化させる。
この遅延動作により、第2出力回路10Sの第2出力トランジスタ11Sのサイズを軽負荷時の電流レベルに対応させて小さくしていることと相俟って、切替時の高速な過度応答性と安定した切替動作(ばたつき防止)を得る。
電源装置100には、電源装置100を動作状態もしくは停止状態に制御するための動作指令信号(即ち、スタンバイ信号)STBが、動作指令信号用入力端子Pstbを介して、オン/オフ信号として入力される。動作指令信号STBは、スタンバイ信号と言い換えてもよい。この電源装置100の停止状態においては、電源装置100の出力電圧Vout、出力電流Ioは零であるとともに、電源装置100の内部での消費電流は零もしくは最小限度のきわめて小さい電流に低減される。
動作指令信号STBは、HレベルもしくはLレベルである。電源装置100は、動作指令信号STBがHレベルの時に動作状態になり、Lレベルの時に停止状態になるように設定されている。停止状態では、第1誤差増幅回路20F、第2誤差増幅回路20S、基準電圧発生回路30、比較回路44を含む各回路への動作電源がシャットダウンされる。
動作指令信号STBは、制御装置200から供給される。動作指令信号STBは、Hレベル時に動作指令電圧Vstb(例えば、1.5〜3V程度)であり、Lレベル時に例えばグランドレベルである。この動作指令電圧Vstbが、基準電圧発生回路30へ動作電圧として入力される。
制御装置200は、当該携帯機器の各装置の制御を司るコンピュータ220を含んでいる。また、制御装置200は、電圧調整回路(レギュレータ)210を含んでおり、このレギュレータ210は電源電圧Vccをコンピュータ220が必要とする電圧レベルに調整して、コンピュータ220へ供給する。電源電圧Vccにリップル成分が含まれている場合でも、コンピュータ220にはリップル成分が抑制された電圧が、安定して供給される。なお、コンピュータ220から動作制御信号SELを、電源装置100に動作制御端子Pselを介して入力するようにしてもよい。この動作制御信号SELと電流レベル比較信号COMPとがオア回路45に入力される。
本発明は、出力電流Ioのレベルを検出して、自動的に軽負荷モードと重負荷モードを切り替えるものであるが、必要に応じて動作制御信号SELによっても切り替えることができるようにしてもよい。
コンピュータ220は、その安定した電圧によって動作するから、動作指令信号STBの動作指令電圧Vstbもリップル成分が少なく安定した電圧である。
また、電源電圧Vccは、負荷装置330で代表されるように、当該携帯機器内の各種の負荷装置にも供給される。
この図1の電源装置及び携帯機器の動作を、図2のタイミングチャートをも参照して説明する。
図2において、時点t1以前では、動作指令信号STBはLレベルにあり、電源装置100は停止状態にある。この停止状態においては、第1誤差増幅回路20F、第2誤差増幅回路20S、基準電圧発生回路30、比較回路44等への電源供給は遮断されているので、電流レベル比較信号COMP、モード制御信号MODは不定である。
時点t1で、動作指令信号STBがHレベルになると、電源装置100は動作状態になり、第1誤差増幅回路20F、第2誤差増幅回路20S、基準電圧発生回路30、比較回路44等の各回路には電源電圧が供給される。また、基準電圧Vrefが発生される。
この例では、時点t1に至った後の出力電流Ioは小さい場合であり、軽負荷状態である。時点t1での電流レベル比較信号COMPはLレベルであり、遅延回路46の出力であるモード制御信号MODもLレベルにある。即ち、軽負荷モードにある。
この軽負荷状態では、モード制御信号MODはLレベルにあるから、第2誤差増幅回路20Sが動作状態になり、第2制御信号により第2出力回路10Sが動作する。第2出力回路10Sの第2出力トランジスタ11Sのサイズは、供給するべき出力電流に見合って小さいサイズとされているから、消費電流の小さい第2誤差増幅回路20Sからの第2制御信号によっても時間遅れ少なく、速やかに応答できる。この第2制御信号は第2電流検出用トランジスタ41Sのゲートにも供給されているから、第2出力回路10Sから出力される出力電流Ioに応じた検出電流Iooが流れる。
この軽負荷状態は時点t2まで継続するが、この軽負荷状態では電源装置100の消費電流は小さいので、低消費電流モードとも言える。
時点t2に至って、検出電流Iooが比較回路44のヒステリシス特性の上昇時の反転レベルに達すると、電流レベル比較信号COMPはHレベルになり、モード制御信号MODも遅延回路46の遅延を受けることなく直ちにHレベルになる。即ち、重負荷モードになる。
したがって、第2誤差増幅回路20Sは停止状態になり、代わって第1誤差増幅回路20Fが動作状態になり、第1制御信号により第1出力回路10Fが動作する。第1誤差増幅回路20Fは、電流供給能力が大きい第1出力回路10Fを過度応答性よく高速に制御することができるように比較的大きな電流で動作するから、重負荷に対しても遅滞なく制御が行われる。
この重負荷状態では、大きい負荷電流に対しても高速に応答するので、高速動作モードとも言える。
時点t3に至って、検出電流Iooが比較回路44のヒステリシス特性の降下時の反転レベルに達すると、電流レベル比較信号COMPはLレベルになる。電流レベル比較信号COMPが、HレベルからLレベルに変化するときには、遅延回路46がオンデレイのタイマーとして動作するので、モード制御信号MODは所定時間τだけ遅れてLレベルに変化する。
この所定時間τの間は、出力電流Ioは軽負荷状態に相当する電流レベルであるが、モード制御信号MODはHレベルにあるから、第1誤差増幅回路20Fが動作し、第1出力回路10Fから出力電流が出力されている。この所定時間τを設けることにより、負荷の増減が激しく変動する場合に、電流供給能力が大きい第1出力回路10Fから継続して出力電流が出力されるから、負荷へ、より安定した電圧を供給することができる。
時点t4に至って、モード制御信号MODがLレベルになると、電源装置100は時点t1−t2と同様に軽負荷状態になる。また、時点t5で、動作指令信号STBがLレベルになると、電源装置100は、t1以前と同様に、停止状態となる。
このように、保持動作や間欠動作を行っている軽負荷状態時には、消費電流が大きい第1誤差増幅回路20Fは停止され、消費電流が小さい第2誤差増幅回路20Sのみが動作するから、電源装置の消費電流は少なくなる。
また、軽負荷時には、トランジスタサイズが小さい第2出力回路10Sを消費電流が小さい第2誤差増幅回路20Sで制御するから、消費電流を小さくして且つ電圧制御の過度応答性の低下を避けることができる。
また、重負荷モードと軽負荷モードとの切替を、電源装置100の内部で出力電流Ioのレベルを検出して行うから、そのための外部からの制御信号が不要となる。したがって、電源装置の適用される携帯機器によってモード信号が得られない場合があっても、切替制御に支障は生じない。また、切替制御のための外部端子が削減できるから、電源装置がIC化されるものでは、外部端子数を少なくなることによって、ICを小型にできる。
また、電流レベル比較信号COMPが、出力電流Ioの低レベルを示す状態から高レベルを示す状態に変化したときにその変化に応じてモード制御信号MODを直ちに変化させる。一方、出力電流Ioの高レベルを示す状態から低レベルを示す状態に変化したときにその変化に応じて所定時間τだけ遅延させてモード制御信号を変化させる。これにより、第2出力回路10Sの第2出力トランジスタ11Sのサイズを軽負荷時の電流レベルに対応させて小さくしていることと相俟って、切替時の高速な過度応答性と安定した切替動作(ばたつき防止)を得ることができる。
また、基準電圧Vrefは、リップル成分が抑圧された動作指令電圧Vstbが入力される基準電圧発生回路30によって発生されているから、リップル成分はほとんど含まれていない。したがって、電源電圧Vccにリップル成分が含まれている場合でも、出力電圧Voutに含まれるリップル成分は著しく低減される。このように、電源装置100の基準電圧発生回路30への動作電圧として、制御装置200から供給される動作指令信号STBを用いるから、リップルリジェクション特性が向上する。
また、動作指令信号STBを、電源装置100の動作あるいは停止を指令する本来の用途に加えて、基準電圧発生回路30への動作電圧としても用いるから、IC化された電源装置の端子数を増加させることもない。
図3は、本発明の第2実施例に係る電源装置100の構成を示す図である。
図3の電源装置100において、図1のそれとは、電流レベル比較信号COMPへのヒステリシス特性の持たせ方が異なっている。
図3では、電流検出回路40の第1電流検出用トランジスタ41Fは、第1誤差増幅回路20Fから出力される第1制御信号により制御され、第1出力回路10Fから出力されている出力電流Ioと第1所定比αの第1検出電流Ioofを流す。
一方、第2電流検出用トランジスタ41Sは、第2誤差増幅回路20Sから出力される第2制御信号により制御され、第2出力回路10Sから出力されている出力電流Ioと第1所定比αより小さい第2所定比β(即ち、α>β)の第2検出電流Ioosを流す。
したがって、出力電流Ioが同じ値であっても、その出力電流Ioが、第1出力回路10Fから出力されているか、あるいは第2出力回路10Sから出力されているかによって、抵抗器42,43に流れる検出電流Iooは、第1検出電流Ioofと第2検出電流Ioosとに異なることになる。
比較回路44は、ヒステリシス特性を持たず、入力される検出信号Idetが所定の閾値Vthに達しないときにはLレベルの電流レベル比較信号COMPを出力し、所定の閾値Vthを超えるとHレベルの電流レベル比較信号COMPを出力する。
この状態が、出力電流Ioと検出信号Idetとの関係を示す図4、及び出力電流Ioと電流レベル比較信号COMPとの関係を示す図5に示されている。
図4及び図5を参照して、出力電流Ioが零から第2所定電流I2まで増加する間は、第2検出電流Ioosが流れる。この間の電流レベル比較信号COMPはLレベルにある。
出力電流Ioが第2所定電流I2まで増加すると、検出信号Idetが比較回路44の閾値Vthを超えるから、電流レベル比較信号COMPはHレベルになる。これにより、第2誤差増幅回路20Sが停止状態になり、第1誤差増幅回路20Fが動作状態になるから、第1検出電流Ioofが流れるようになる。この時、第1、第2所定比α、βの関係にしたがって、検出信号Idetは大きくなる。その後、出力電流Ioが増加すれば、所定の比率にしたがって検出信号Idetは増加する。
出力信号Ioが減少する場合には、第2所定電流I2より小さい第1所定電流I1まで出力電流Ioが減少した時に、検出信号Idetが比較回路44の閾値Vthを下回るから、電流レベル比較信号COMPはLレベルになる。これにより、第1誤差増幅回路20Fが停止状態になり、第2誤差増幅回路20Sが動作状態になるから、第2検出電流Ioosが流れるようになる。
このように、第1、第2電流検出用トランジスタ回路41F、41Sに所定のカレントミラー比を持たせること、即ち第1、第2出力回路10F、10Sの各出力トランジスタとのサイズ比を異ならせることだけで、電流レベル比較信号COMPにヒステリシス特性を持たせるから、構成を簡単にできる。
図6は、本発明の第3実施例に係る電源装置100の構成を示す図である。
図6の電源装置100において、図1のそれとは、モード制御信号MODに基づく第2誤差増幅回路20Sの制御状態が異なっている。この異なる点について説明する。
図6では、重負荷時に、第2誤差増幅回路20Sを停止するのではなく、第2出力回路10Sからは、第1出力回路10Fからの出力電圧よりも、所定電圧レベルだけ低い低出力電圧を出力するように制御する。
図6において、第2誤差増幅回路20Sは、第1誤差増幅回路20Fの消費電流よりも小さい消費電流を消費しつつ動作する。
第2誤差増幅回路20Sは、モード制御信号MODがLレベルで、第1誤差増幅回路20Fが停止状態のときに、帰還電圧Vfbと基準電圧Vrefとを比較し、その比較結果に基づいて帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefに等しくなるように第2出力回路10Sを制御し、所定出力電圧Voutを出力する。
また、第2誤差増幅回路20Sは、モード制御信号MODがHレベルで、第1誤差増幅回路20Fが動作状態のときに、所定出力電圧Voutよりも所定電圧レベルだけ低い低出力電圧を出力するように第2出力回路10Sを制御する。
これにより、電源装置100からは、所定出力電圧Voutが出力されることは図1の第1実施例と同じである。しかし、第2誤差増幅回路20S及び第2出力回路10Sが、所定出力電圧Voutより所定電圧レベルだけ低い低出力電圧を出力しているから、モード制御信号MODがLレベルに変化した時点で、第2出力回路10Sから所定出力電圧Voutを、より速やかに出力することができる。
そのために、第2誤差増幅回路20Sが低出力電圧に対応するように、モード制御信号MODがHレベルの時に第2誤差増幅回路20Sの基準電圧Vrefを実質的に小さくする極性のオフセット電圧Voffを持たせる。このオフセット電圧Voffは、モード制御信号MODがLレベルの時に除去されるように、スイッチ21により除去される。
図7は、オフセット電圧Voffを持たせる第2誤差増幅回路20Sの具体回路例の要部を示している。
図7のように、帰還電圧Vfbがゲートに印加されるP型MOSトランジスタ23と、ドレインとゲートが接続されたN型MOSトランジスタ25とが直列に接続された第1直列回路と、基準電圧Vrefがゲートに印加されるP型MOSトランジスタ24と、ゲートがN型MOSトランジスタ25のゲートに接続されたN型MOSトランジスタ26とが直列に接続された第2直列回路とが並列に接続され、この並列回路に定電流源回路22から電流が供給される。そして、P型MOSトランジスタ24とN型MOSトランジスタ26との接続点から第2制御信号が出力される。
さらに、基準電圧Vrefがゲートに印加されるP型MOSトランジスタ27と、ノット回路29で反転されたモード制御信号MODがゲートに印加されるP型MOSトランジスタ28との直列回路が、P型MOSトランジスタ24に並列に接続される。
この図7の回路により、モード制御信号MODがHレベルの重負荷モード時に、第2誤差増幅回路20Sの基準電圧Vrefを実質的に小さくする極性のオフセット電圧Voffを持たせる。
なお、重負荷時の第1誤差増幅回路20Fの消費電流が元々大きいから、重負荷時における第2誤差増幅回路20Sの消費電流の増加はそれほど問題とはならない。
本発明の第1実施例に係る電源装置及びそれを用いた携帯機器の構成を示す図 図1の動作を説明するタイミングチャート 本発明の第2実施例に係る電源装置の構成を示す図 出力電流Ioと検出信号Idetとの関係を示す図 出力電流Ioと電流レベル比較信号COMPとの関係を示す図 本発明の第3実施例に係る電源装置の構成を示す図 オフセット電圧を持たせる第2誤差増幅回路の具体回路例を示す図
符号の説明
BAT 電池電源
100 電源装置
10F 第1出力回路
10S 第2出力回路
11F 第1出力トランジスタ
11S 第2出力トランジスタ
20F 第1誤差増幅回路
20S 第2誤差増幅回路
30 基準電圧発生回路
31 TSD
40 電流検出回路
41F 第1電流検出用トランジスタ
41S 第2電流検出用トランジスタ
42、43 抵抗器
44 比較回路
45 オア回路
46 遅延回路
200 制御装置
210 レギュレータ
220 コンピュータ
310 出力平滑用キャパシタ
320、330 負荷装置
Vcc 電源電圧
Vout 出力電圧
Io 出力電流
Ioo 検出電流
Idet 検出信号
COMP 電流レベル比較信号
MOD モード制御信号
STB 動作指令信号
Vstb 動作指令電圧
Vref 基準電圧
Vfb 帰還電圧

Claims (8)

  1. 第1電流レベルを供給する電流供給能力を持ち、電源電圧を調整して所定の出力電圧を出力するための第1出力回路と、
    前記第1電流レベルよりも小さい第2電流レベルの電流供給能力を持ち、前記電源電圧を調整して前記所定の出力電圧を出力するための第2出力回路と、
    モード制御信号に基づいて動作状態もしくは停止状態に制御されるとともに、前記出力電圧に応じた帰還電圧と基準電圧とを比較し、その比較結果に基づいて前記帰還電圧が前記基準電圧に等しくなるように前記第1出力回路を制御するための第1誤差増幅回路と、
    前記モード制御信号に基づいて前記第1誤差増幅回路とは逆の動作状態もしくは停止状態に制御されるとともに、前記第1誤差増幅回路の消費電流よりも小さい消費電流を消費しつつ動作し、前記帰還電圧と前記基準電圧とを比較し、その比較結果に基づいて前記帰還電圧が前記基準電圧に等しくなるように前記第2出力回路を制御するための第2誤差増幅回路と、
    前記第1出力回路及び前記第2出力回路から出力される出力電流に応じた検出信号を検出する電流検出回路と、
    前記検出信号の所定レベルに応じて電流レベル比較信号を形成し、該電流レベル比較信号に応じて前記第1誤差増幅回路と前記第2誤差増幅回路の動作を切り替える前記モード制御信号を生成するモード制御信号生成回路と、を備えることを特徴とする、電源装置。
  2. 第1電流レベルを供給する電流供給能力を持ち、電源電圧を調整して所定の出力電圧を出力するための第1出力回路と、
    前記第1電流レベルよりも小さい第2電流レベルの電流供給能力を持ち、前記電源電圧を調整して前記所定の出力電圧を出力するための第2出力回路と、
    モード制御信号に基づいて動作状態もしくは停止状態に制御されるとともに、前記出力電圧に応じた帰還電圧と基準電圧とを比較し、その比較結果に基づいて前記帰還電圧が前記基準電圧に等しくなるように前記第1出力回路を制御するための第1誤差増幅回路と、
    前記第1誤差増幅回路の消費電流よりも小さい消費電流を消費しつつ動作し、前記モード制御信号に基づいて、前記第1誤差増幅回路が停止状態のときに、前記帰還電圧と前記基準電圧とを比較し、その比較結果に基づいて前記帰還電圧が前記基準電圧に等しくなるように前記第2出力回路を制御する一方、前記第1誤差増幅回路が動作状態のときに、前記所定出力電圧よりも所定電圧レベルだけ低い低出力電圧を出力するように前記第2出力回路を制御するための第2誤差増幅回路と、
    前記第1出力回路及び前記第2出力回路から出力される出力電流に応じた検出信号を検出する電流検出回路と、
    前記検出信号の所定レベルに応じて電流レベル比較信号を形成し、該電流レベル比較信号に応じて前記第1誤差増幅回路と前記第2誤差増幅回路の動作を切り替える前記モード制御信号を生成するモード制御信号生成回路と、を備えることを特徴とする、電源装置。
  3. 前記第2誤差増幅回路には、前記低出力電圧に対応するように、前記モード制御信号に応じて実質的に前記基準電圧を低くするオフセット電圧を持たせることを特徴とする、請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記モード制御信号生成回路は、前記電流レベル比較信号が、前記出力電流の低レベルを示す状態から高レベルを示す状態に変化したときにその変化に応じて前記モード制御信号を直ちに変化させる一方、前記出力電流の高レベルを示す状態から低レベルを示す状態に変化したときにその変化に応じて所定時間だけ遅延させて前記モード制御信号を変化させる遅延回路を有することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の電源装置。
  5. 前記モード制御信号生成回路は、前記検出信号の所定のレベルに応じてヒステリシス特性を持ち前記電流レベル比較信号を発生する比較回路を有することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の電源装置。
  6. 前記電流検出回路は、前記第1誤差増幅回路から出力される第1制御信号により制御され、前記第1出力回路から出力されている出力電流と第1所定比の第1検出電流を流す第1検出電流用トランジスタ回路と、前記第2誤差増幅回路から出力される第2制御信号により制御され、前記第2出力回路から出力されている出力電流と前記第1所定比より小さい第2所定比の第2検出電流を流す第2検出電流用トランジスタ回路と、前記第1検出電流と前記第2検出電流を流し前記検出信号を出力する検出信号出力回路を有し、
    前記モード制御信号生成回路は、前記検出信号に基づいて出力電流に関してヒステリシス特性を持つ前記電流レベル比較信号を生成することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の電源装置。
  7. 前記基準電圧を発生する基準電圧発生回路を有し、該基準電圧発生回路は外部からの動作指令信号の電圧を動作電圧とすることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の電源装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の電源装置と、前記電源電圧を発生する電池電源と、前記電源装置へ動作状態または停止状態を指令する動作指令信号を発生する制御装置と、前記出力電圧が供給される負荷装置と、を備えることを特徴とする、携帯機器。
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