JP2010250736A - Dc/dcコンバータ及び電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷回路の消費電力が小さい時に、消費電力を小さくできるDC/DCコンバータ及び電源システムを提供する。
【解決手段】DC/DCコンバータは、第1の参照電位が入力され、出力電位を前記第1の参照電位と等しくなるように制御する、第1のレギュレータと、前記第1の参照電位より低い第2の参照電位が入力され、出力端子が前記第1のレギュレータの出力端子と接続され、前記出力電位を前記第2の参照電位と等しくなるように制御する、第2のレギュレータと、前記第1の参照電位と前記第2の参照電位との中間電位である第3の参照電位と、前記出力電位と、の大きさを比較し、前記出力電位が前記第3の参照電位より低い時、前記第2のレギュレータを動作状態にして、前記出力電位が前記第3の参照電位より高い時、前記第2のレギュレータを停止状態にする、第1のコンパレータと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、DC/DCコンバータ及び電源システムに関する。
ピーク電流が大きい負荷回路(例えばDRAMなど)に、レギュレータとしてDC/DCコンバータで定電位を供給する場合、電位変動を抑えるために大きな出力コンデンサを必要とする。ここで、面積削減のために出力コンデンサを小さくする場合、電位変動を抑えるためにはレギュレータの応答を速くしなければならない。そのために、レギュレータ内のコンパレータのバイアス電流と、コンパレータの出力信号を入力してレギュレータ内の出力トランジスタを駆動するバッファの消費電流とを大きくする必要がある。しかし、この場合、レギュレータの消費電力が増大する。特に、駆動する負荷回路がスタンドバイ(待機)状態にあり、その消費電力が小さい場合においては、上記レギュレータ内のコンパレータのバイアス電流値は必要以上に大きい。
なお、DC/DCコンバータは、例えば、特許文献1に記載される回路が知られている。
特開2006−59440号公報
本発明の目的は、負荷回路の消費電力が小さい時に、消費電力を小さくできるDC/DCコンバータ及び電源システムを提供することにある。
本願発明の一態様によれば、第1の参照電位が入力され、出力電位を前記第1の参照電位と等しくなるように制御する、第1のレギュレータと、前記第1の参照電位より低い第2の参照電位が入力され、出力端子が前記第1のレギュレータの出力端子と接続され、前記出力電位を前記第2の参照電位と等しくなるように制御する、第2のレギュレータと、前記第1の参照電位と前記第2の参照電位との中間電位である第3の参照電位と、前記出力電位と、の大きさを比較し、前記出力電位が前記第3の参照電位より低い時、前記第2のレギュレータを動作状態にして、前記出力電位が前記第3の参照電位より高い時、前記第2のレギュレータを停止状態にする、第1のコンパレータと、を備えることを特徴とする、DC/DCコンバータが提供される。
また、本願発明の他の一態様によれば、第1から第n(nは2以上の整数)のレギュレータを備え、前記第1のレギュレータは、第1の参照電位が入力され、出力電位を前記第1の参照電位と等しくなるように制御し、前記第k(2≦k≦n)のレギュレータは、前記第(k−1)の参照電位より低い第kの参照電位が入力され、出力端子が前記第(k−1)のレギュレータの出力端子と接続され、前記出力電位を前記第kの参照電位と等しくなるように制御し、前記第m(1≦m≦n−1)のレギュレータは、前記出力電位が前記第mの参照電位より低い時、前記第(m+1)のレギュレータを動作状態にして、前記出力電位が前記第mの参照電位より高い時、前記第(m+1)のレギュレータを停止状態にすることを特徴とする、DC/DCコンバータが提供される。
本発明によれば、負荷回路の消費電力が小さい時に、消費電力を小さくできる。
本発明の第1の実施形態に係る電源システムのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る参照電位を生成する回路の回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る電源システムの回路図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンパレータ32の回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る電源システムの出力電位VOUTと消費電流を示す波形図である。 本発明の第2の実施形態に係る電源システムのブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るレギュレータ10の回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る電源システムの回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る電源システムの出力電位VOUTと消費電流を示す波形図である。 本発明の第3の実施形態に係る電源システムの回路図である。 比較例の電源システムの回路図である。
本発明の実施形態についての説明に先立ち、図11を参照して、発明者が知得する比較例の電源システムについて説明する。
図11に示す比較例の電源システムでは、DC/DCコンバータ110からの出力電位VOUTがコンデンサ2と負荷回路3とに出力される。DC/DCコンバータ110は、コンパレータ111と、PMOSトランジスタ112とを備える。コンパレータ111は、反転入力端子に参照電位Refが入力され、非反転入力端子に出力電位VOUTが入力される。PMOSトランジスタ112は、コンパレータ111の比較信号がゲートに入力され、ドレインから出力電位VOUTを出力する。参照電位Refは、外部電源電位VDDと接地電位VSS間に直列接続された抵抗113,114間の接続ノードに生成される。出力電位VOUTは参照電位Refと等しくなるように制御される。コンパレータ111は、負荷回路3がスタンドバイ状態であっても一定のバイアス電流を流している。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。これらの実施形態は、本発明を限定するものではない。なお、以下の説明において、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
(第1の実施形態)
図1〜図5を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態は、目標電位と出力電流とが異なる2つのレギュレータを並列接続して負荷回路に電力を供給し、目標電位が低く出力電流が大きいレギュレータを出力電位に応じて動作状態又は停止状態に制御することを特徴の1つとする。
本実施形態では、まず電源システムの概略についてブロックレベルの回路で説明し、次により具体的な素子レベルの回路構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電源システムのブロック図である。この電源システムは、DC/DCコンバータ1と、コンデンサ2と、負荷回路3とを備える。DC/DCコンバータ1は出力端子T1から出力電位VOUTを出力する。出力端子T1は、コンデンサ2の一端と、電力が供給される負荷回路3の一端とに接続される。コンデンサ2の他端と負荷回路3の他端とは接地電位VSSに接続される。負荷回路3は、例えば半導体記憶装置又は携帯機器などの電子機器である。負荷回路3の消費電流は、例えばスタンドバイ時に数10μAであり、動作時に数10mAである。
DC/DCコンバータ1は、レギュレータ10(第1のレギュレータ)と、レギュレータ11(第2のレギュレータ)と、コンパレータ12(第1のコンパレータ)とを備える。レギュレータ10の出力端子は、レギュレータ11の出力端子と、レギュレータ10,11の比較電位入力端子と、コンパレータ12の非反転入力端子と、DC/DCコンバータ1の出力端子T1とに接続される。
レギュレータ10の参照電位入力端子には、目標電位として参照電位Ref.1(第1の参照電位)が入力される。レギュレータ11の参照電位入力端子には、目標電位として参照電位Ref.2(第2の参照電位)が入力される。コンパレータ12の反転入力端子には、参照電位Ref.3(第3の参照電位)が入力される。
参照電位Ref.1は参照電位Ref.2より高い。参照電位Ref.3は参照電位Ref.1と参照電位Ref.2の中間電位である。例えば、参照電位Ref.1は参照電位Ref.3より約50mV高く、参照電位Ref.2は参照電位Ref.3より約50mV低い。
レギュレータ10は、応答速度が遅く、出力電流が小さく(例えば100μA)、消費電力が小さい。レギュレータ11は、レギュレータ10よりも、応答速度が早く、出力電流が大きく(例えば数10mA)、その分消費電力が大きい。
レギュレータ10は、出力電位VOUTを参照電位Ref.1とほぼ等しくなるように制御する。レギュレータ11は、出力電位VOUTを参照電位Ref.2とほぼ等しくなるように制御する。
レギュレータ11のON/OFF制御端子には、コンパレータ12からの比較信号Aが入力されている。コンパレータ12は、出力電位VOUTが参照電位Ref.3より低い時、レギュレータ11を動作状態にして、出力電位VOUTが参照電位Ref.3より高い時、レギュレータ11を停止状態にする。
図1の電源システムの動作を説明する。出力電位VOUTは、負荷回路3の消費電力に応じて、参照電位Ref.1,Ref.2の何れかとほぼ等しくなるように制御される。
負荷回路3の消費電力が大きい時、出力電位VOUTは参照電位Ref.2とほぼ等しくなり、レギュレータ10,11により負荷回路3に電力が供給される。
一方、負荷回路3がスタンドバイ状態などにあり、その消費電力が小さい時、レギュレータ10によって出力電位VOUTは上昇するように制御される。これにより、出力電位VOUTはレギュレータ11の目標電位(参照電位Ref.2)より高くなり、参照電位Ref.1とほぼ等しくなる。従って、出力電位VOUTが参照電位Ref.3より高くなるため、レギュレータ11はコンパレータ12によって停止状態に制御され、その分、消費電力が小さくなる。
次に、図1の電源システムにおける具体的な素子レベルの回路構成の一例について説明する。
図2は、本実施形態に係る参照電位Ref.1〜Ref.3を生成する回路の回路図である。抵抗20〜23は、外部電源電位VDDと接地電位VSSとの間に直列接続されている。抵抗20,21間の接続ノードから参照電位Ref.1が出力され、抵抗21,22間の接続ノードから参照電位Ref.3が出力され、抵抗22,23間の接続ノードから参照電位Ref.2が出力される。
図3は、本実施形態に係る電源システムの回路図である。レギュレータ10は、コンパレータ30と、PMOSトランジスタ31(出力トランジスタ)とを備える。PMOSトランジスタ31は、ゲートにコンパレータ30の比較信号が入力され、ソースに外部電源電位VDDが入力され、ドレインから出力電位VOUTを出力する。レギュレータ11は、コンパレータ32と、PMOSトランジスタ33と、バッファ34とを備える。コンパレータ32の比較信号は、バッファ34を介してPMOSトランジスタ33のゲートに入力されている。PMOSトランジスタ33は、PMOSトランジスタ31よりも寸法が大きく、大きい電流を出力できる。バッファ34は、PMOSトランジスタ33を駆動するために設けられている。コンパレータ32のON/OFF制御端子には、コンパレータ12からの比較信号Aが入力されている。参照電位Ref.1〜Ref.3は、図2の回路により供給される。他の構成は図1のブロック図と同一である。
図4は、本実施形態に係るコンパレータ32の回路図である。NMOSトランジスタ43のゲートは非反転入力端子40−1に接続される。NMOSトランジスタ44のゲートは反転入力端子40−2に接続される。NMOSトランジスタ43,44のソースは、共通接続され、NMOSトランジスタ45を介して接地電位VSSに接続される。NMOSトランジスタ43のドレインは、PMOSトランジスタ41を介してPMOSトランジスタ40のドレインに接続される。NMOSトランジスタ44のドレインは、PMOSトランジスタ42を介してPMOSトランジスタ40のドレインに接続される。PMOSトランジスタ41,42のゲートは、NMOSトランジスタ43のドレインに接続される。PMOSトランジスタ40のソースには外部電源電位VDDが入力される。
PMOSトランジスタ42とNMOSトランジスタ44の接続ノードは、PMOSトランジスタ47のゲートに接続される。PMOSトランジスタ47のソースには外部電源電位VDDが入力され、ドレインはNMOSトランジスタ48を介してNMOSトランジスタ49のドレインに接続される。NMOSトランジスタ49のソースは接地電位VSSに接続される。
PMOSトランジスタ47のドレインは、バッファ52を介して出力端子40−5に接続される。PMOSトランジスタ47のゲートと接地電位VSSとの間には、NMOSトランジスタ46が接続される。PMOSトランジスタ47のドレインと外部電源電位VDDとの間には、PMOSトランジスタ50が接続される。ON/OFF制御端子40−4は、NMOSトランジスタ46のゲートと、PMOSトランジスタ40のゲートとに接続される。また、ON/OFF制御端子40−4は、インバータ51を介して、NMOSトランジスタ48のゲートとPMOSトランジスタ50のゲートとに接続される。
NMOSトランジスタ45,49のゲートはバイアス入力端子40−3に接続されている。バイアス入力端子40−3には所定のバイアス電位が入力される。なお、図3においては、コンパレータ31のバイアス入力端子は図示を省略している。
ON/OFF制御端子40−4にハイレベルの信号が入力されると、PMOSトランジスタ40とNMOSトランジスタ48がオフし、NMOSトランジスタ46とPMOSトランジスタ50がオンする。よって、コンパレータ32の消費電流はほぼ0になり、その比較信号はハイレベルに固定される。
ON/OFF制御端子40−4にローレベルの信号が入力されると、コンパレータ32は動作状態になる。入力される信号に対してコンパレータ32が高速に応答できるように、NMOSトランジスタ45,49は大きなバイアス電流を流す。
図3のコンパレータ12,30も図4と同じ回路構成を有するが、コンパレータ32よりもバイアス電流が小さい。なお、図3においては、コンパレータ12,30のバイアス入力端子とON/OFF制御端子は図示を省略している。
次に、図5を参照して、図3の電源システムの素子レベルの動作を説明する。図5は、図3の電源システムの出力電位VOUTと消費電流を示す波形図である。同図の横軸は時間を表し、縦軸は出力電位VOUTと消費電流とを表す。消費電流は各期間における積分値であり、対数軸で表す。同図は、出力電位VOUTが目標電位の付近で変動している様子を概略的に示す。
前述の様に、負荷回路3がスタンドバイ状態にあり、その消費電力が小さい時、レギュレータ10により、出力電位VOUTは参照電位Ref.1とほぼ等しくなるように制御される(期間(i)(ii))。このとき、コンパレータ12からの比較信号Aはハイレベルであり、コンパレータ32は停止状態になっている。これと共に、PMOSトランジスタ33はゲートがハイレベルであり、オフしている。つまり、レギュレータ11が停止状態になっている。よって、負荷回路3が動作状態にある時よりも、レギュレータ11の消費電力の分、DC/DCコンバータ1の消費電力は小さくなっている。
期間(i)においては、出力電位VOUTが参照電位Ref.1よりも低いので、PMOSトランジスタ31はオンする。よって、消費電流は、コンパレータ30の電流と、PMOSトランジスタ31の電流と、コンパレータ12の電流との和である。
期間(ii)においては、出力電位VOUTが参照電位Ref.1よりも高いので、PMOSトランジスタ31はオフする。よって、消費電流はコンパレータ12,30の電流の和である。
次に、負荷回路3が動作状態になり、その消費電力が大きくなると、出力電位VOUTは低下する。出力電位VOUTが参照電位Ref.3よりも低くなると、コンパレータ12の比較信号Aがハイレベルからローレベルに変化して、コンパレータ32が動作状態になる(時刻t1)。すると、出力電位VOUTは参照電位Ref.2よりも高いので、コンパレータ32の比較信号によってPMOSトランジスタ33がオンする。これにより、レギュレータ10,11によって負荷回路3に電力が供給される。その電力のほとんどは、出力電流が大きいレギュレータ11によって供給される。出力電位VOUTは参照電位Ref.2とほぼ等しくなるように制御される。
期間(iii)においては、消費電流は、コンパレータ12,30,32の電流と、PMOSトランジスタ31,33の電流と、バッファ34の電流との和である。
期間(iv)においては、出力電位VOUTはRef.2よりも低いので、PMOSトランジスタ33はオフする。よって、消費電流は、コンパレータ12,30,32の電流と、PMOSトランジスタ31の電流と、バッファ34の電流との和である。
以上で述べた様に、本実施形態によれば、目標電位が高いレギュレータ10と目標電位が低いレギュレータ11とを並列接続して負荷回路3に電力を供給するようにしたので、出力電位VOUTは、負荷回路3の消費電力が大きい時、低い目標電位に制御され、その消費電力が小さい時、高い目標電位に制御される。これにより、負荷回路3の消費電力が小さい時に、出力電位VOUTに基づいてレギュレータ11を停止状態にして、DC/DCコンバータ1及び電源システムの消費電力を小さくできる。また、負荷回路3の消費電力が大きい時に、出力電位VOUTに基づいてレギュレータ11を動作状態にして、DC/DCコンバータ1及び電源システムの応答を速くでき、出力電位VOUTの電位変動を抑えられる。
なお、本実施形態によれば、スタンドバイ時の消費電力を小さくできるので、レギュレータ11の消費電力を大きくしても、DC/DCコンバータ1の消費電力の平均値を従来と同等にできる。この場合、レギュレータ11の応答をより速くできるので、コンデンサ2をより小さくできる。
また、レギュレータ10,11は、出力電流と応答速度が同じであっても良い。この場合においても、負荷回路3の消費電力が小さい時には目標電位が低いレギュレータ11を停止状態にできるので、消費電力を小さくできる。
また、目標電位が異なる複数のレギュレータを並列接続して、複数のコンパレータでそれらの動作を制御しても良い。
(第2の実施形態)
次に、図6〜図9を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、第1の実施形態におけるコンパレータ12を、出力電位VOUTに応じて動作状態又は停止状態に制御することを特徴の1つとする。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る電源システムのブロック図である。この電源システムでは、DC/DCコンバータ60において、レギュレータ10からの比較信号Bがコンパレータ12のON/OFF制御端子に入力される。他の構成は図1の第1の実施形態と同一である。
図7は、本実施形態に係るレギュレータ10の回路図である。コンパレータ30から比較信号Bが出力され、PMOSトランジスタ31のゲートに入力される。
次に、図6の電源システムの具体的な回路構成の一例について説明する。図8は、本実施形態に係る電源システムの回路図である。前述の様に、レギュレータ10におけるコンパレータ30からの比較信号Bがコンパレータ12のON/OFF制御端子に入力される。
次に、図8の電源システムの動作を説明する。図9は、図8の電源システムの出力電位VOUTと消費電流を示す波形図である。
コンパレータ12は、レギュレータ10のコンパレータ30からの比較信号Bで、動作状態又は停止状態に制御される。
期間(i)においては、DC/DCコンバータ60の出力電位VOUTが参照電位Ref.1より低いので、コンパレータ30の比較信号Bはローレベルになり、コンパレータ12は動作状態になる。つまり、第1の実施形態と同様に動作する。
期間(ii)においては、出力電位VOUTが参照電位Ref.1より高いので、コンパレータ30の比較信号Bはハイレベルになり、コンパレータ12は停止状態になる。よって、期間(ii)において、消費電流が第1の実施形態よりも更に小さくなる。
期間(iii)と(iv)においては、第1の実施形態と同様に動作する。
以上で述べた様に、本実施形態によれば、出力電位VOUTに応じてコンパレータ12も動作状態又は停止状態に制御するようにしたので、負荷回路3の消費電力が小さく、且つ、出力電位VOUTが参照電位Ref.1より高い時、第1の実施形態より、更にコンパレータ12の消費電力の分、DC/DCコンバータ60及び電源システムの消費電力を小さくできる。
(第3の実施形態)
次に、図10を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、互いに目標電位が異なる複数のレギュレータを並列接続して、出力電位に応じて各レギュレータを動作状態又は停止状態に制御する様にした点が、第1の実施形態と異なる。
図10は、本発明の第3の実施形態に係る電源システムの回路図である。DC/DCコンバータ100は、n個(nは2以上の整数)のレギュレータ101−1〜101−nから構成されている。レギュレータ101−1(第1のレギュレータ)は、PMOSトランジスタ102−1と、コンパレータ103−1(第1のコンパレータ)とを備える。同様に、レギュレータ101−n(第nのレギュレータ)は、PMOSトランジスタ102−nと、コンパレータ103−n(第nのコンパレータ)とを備える。各レギュレータ101−1〜101−nの出力端子は共通接続されて、出力端子T1と、各コンパレータ103−1〜103−nの非反転入力端子とに接続されている。第m(1≦m≦n−1)のコンパレータ103−mの出力端子は、第(m+1)のコンパレータ103−(m+1)のON/OFF制御端子に接続されている。
また、抵抗104−1〜104−(n+1)が外部電源電位VDDと接地電位VSSとの間に直列接続されている。各参照電位Ref.1(第1の参照電位)〜Ref.n(第nの参照電位)は抵抗の各接続ノードに生成される。コンパレータ103−1〜103−nの反転入力端子には、参照電位Ref.1〜Ref.nが各々入力されている。
また、第mのレギュレータ101−mは、第(m+1)のレギュレータ101−(m+1)より応答速度が遅く、出力電流が小さく、消費電力が小さい。
第1のレギュレータ101−1は、目標電位として第1の参照電位Ref.1が入力され、出力電位VOUTを第1の参照電位Ref.1とほぼ等しくなるように制御する。第k(2≦k≦n)のレギュレータ101−kは、目標電位として第(k−1)の参照電位Ref.(k−1)より低い第kの参照電位Ref.kが入力され、出力端子が第(k−1)のレギュレータ101−(k−1)の出力端子と接続され、出力電位VOUTを第kの参照電位Ref.kとほぼ等しくなるように制御する。
この回路構成により、出力電位VOUTは、負荷回路3の消費電力に応じて、参照電位Ref.1〜Ref.nの何れかとほぼ等しくなるように制御される。例えば、出力電位VOUTが参照電位Ref.2とほぼ等しくなるように制御されている場合について説明する。この状態において、出力電位VOUTが変動して参照電位Ref.2より高く、参照電位Ref.1より低くなっている時、コンパレータ103−2〜103−nの比較信号がハイレベルになる。そのため、コンパレータ103−3〜103−nが停止状態になり、PMOSトランジスタ102−3〜102−nもオフとなる。従って、レギュレータ101−3〜101−nが停止状態になり、消費電力を小さくできる。
つまり、第mのレギュレータ101−mは、出力電位VOUTが第mの参照電位Ref.mより低い時、第(m+1)のレギュレータ101−(m+1)を動作状態にして、出力電位VOUTが第mの参照電位Ref.mより高い時、第(m+1)のレギュレータ101−(m+1)を停止状態にする。
以上で述べた様に、本実施形態によれば、互いに目標電位が異なる複数のレギュレータ101−1〜101−nを並列接続して、出力電位VOUTに応じてそれらを順番に動作状態又は停止状態に制御するようにしたので、負荷回路3の消費電力にあわせて、DC/DCコンバータ100の消費電力を第1の実施形態よりも細かく調整できる。これにより、消費電力が小さいDC/DCコンバータ100及び電源システムを実現できる。
なお、レギュレータ101−1〜101−nは、出力電流と応答速度が同じであっても良い。この場合においても、負荷回路3の消費電力にあわせてDC/DCコンバータ100の消費電力を調整できる。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施することができる。
1,60,100 DC/DCコンバータ
2 コンデンサ
3 負荷回路
10,11,101−1〜101−n レギュレータ
12,30,32,103−1〜103−n コンパレータ
20〜23,104−1〜104−(n+1) 抵抗
31,33,102−1〜102−n PMOSトランジスタ
34 バッファ

Claims (5)

  1. 第1の参照電位が入力され、出力電位を前記第1の参照電位と等しくなるように制御する、第1のレギュレータと、
    前記第1の参照電位より低い第2の参照電位が入力され、出力端子が前記第1のレギュレータの出力端子と接続され、前記出力電位を前記第2の参照電位と等しくなるように制御する、第2のレギュレータと、
    前記第1の参照電位と前記第2の参照電位との中間電位である第3の参照電位と、前記出力電位と、の大きさを比較し、前記出力電位が前記第3の参照電位より低い時、前記第2のレギュレータを動作状態にして、前記出力電位が前記第3の参照電位より高い時、前記第2のレギュレータを停止状態にする、第1のコンパレータと、
    を備えることを特徴とする、DC/DCコンバータ。
  2. 前記第2のレギュレータは、前記第1のレギュレータよりも、出力電流が大きく、且つ、応答速度が速いことを特徴とする、請求項1に記載のDC/DCコンバータ。
  3. 前記第1のレギュレータは、
    一端に電源電位が入力され、他端から前記出力電位を出力する、出力トランジスタと、
    前記第1の参照電位と前記出力電位との大きさを比較し、比較結果に基づいて前記出力トランジスタを制御し、且つ、前記出力電位が前記第1の参照電位より低い時、前記第1のコンパレータを動作状態にして、前記出力電位が前記第1の参照電位より高い時、前記第1のコンパレータを停止状態にする、第2のコンパレータと、
    を備えることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のDC/DCコンバータ。
  4. 第1から第n(nは2以上の整数)のレギュレータを備え、
    前記第1のレギュレータは、第1の参照電位が入力され、出力電位を前記第1の参照電位と等しくなるように制御し、
    前記第k(2≦k≦n)のレギュレータは、
    前記第(k−1)の参照電位より低い第kの参照電位が入力され、出力端子が前記第(k−1)のレギュレータの出力端子と接続され、前記出力電位を前記第kの参照電位と等しくなるように制御し、
    前記第m(1≦m≦n−1)のレギュレータは、
    前記出力電位が前記第mの参照電位より低い時、前記第(m+1)のレギュレータを動作状態にして、前記出力電位が前記第mの参照電位より高い時、前記第(m+1)のレギュレータを停止状態にすることを特徴とする、DC/DCコンバータ。
  5. 請求項1から請求項4の何れかに記載のDC/DCコンバータと、
    一端に前記出力電位が入力され、他端が接地される、コンデンサと、
    を備えることを特徴とする、電源システム。
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